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人口1万7000人弱の町での オープンデータを利用した 取組紹介2015/11/28 第2回”まち”をもっと良くするアプリアイデアワークショップ 山形巧哉北海道森町 総務課情報管理係 [email protected]
もりまちの 紹介
地理院地図及びOSM北海道森町はこんな所です私が住んでいる街
•駅弁でも有名な「いかめし」 •今年からは「森らいす」 •かぼちゃ •温泉トマト •ホタテ などなど
食べ物がとにかくわやうまい
でも、これが「うまい!」 というものが無く いつも紹介困ります。
うまい!!なにせ全部が
大まかに以上の2点
本日は北海道森町でのオープンデータを利用した
•なぜオープンデータなのか •役場・民間団体の取組
取組事例
の話です
なぜ オープンデータ なのか
まずは、森町の人口分布について
53%47%
男 女
46%
17%
13%
14%10%
20-29 30-39 40-4950-59 60歳以上
人口1万7000人弱の町北海道森町の人口割合と分布
平成24年度森町統計書平成24年度森町統計書男女比 年齢分布
5割強が20~59歳であり、この内
※1※2「平成27年版 情報通信白書」の概要(総務省)より http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/summary/summary01.pdf 総務省の情報と合わせるため、森町の比率も20歳以上としている
46% 54%
20-59 60歳以上
・9割がインターネットを利用 ・8割がスマートフォンを保有
今後の町の担い手世代は
情報を持ち歩いているポケットの中に
※1
※2
高齢化は進みますが
すでに、ICTを活用できる年代の方々が
高齢化していく
モバイルファースト デジタルファースト
これは、町の情報を周知するには
概念を町が積極的に 取り入れていかなければならない ということ
の
手段のひとつとしての『オープンデータ』
モバイルファースト デジタルファースト の
http://www.slideshare.net/yamatech/ss-54596195
オープンデータについて
詳しくはSlideShareをご覧いただきたいので簡単に
行政オープンデータを簡単にいうと町の情報はみんなのものということ
行政が保持する情報は公共的資源であり、広く公開し活用してもらうことが行政にとって有益であるという考え
オープンガバメント情報を即座に公開していく
この公開する情報を汎用的な
電子データとすることで
様々な便利なもの形を変えたり
分析を行うことができます
行政データはモバイル機器と相性がいいものも多い
以上の概念から 森町ではオープンデータを推進し これから先の情報の公開・利活用 オープンガバメントを 目指しています
地方こそ情報をオープンに
役場 民間団体の 取組
平成26年10月から 一般公開開始 採用ライセンス CC-BY
データを作成する際の原則
• LODに対応したRDF • 原則共通語彙基盤を使用 • GeoNames.jpを住所URIに • 緯度経度=地理院地図 • LinkDataを利用し手間を低減
森町オープンデータポータルを参照してください http://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/docs/2014101000027/
ただし 行政オープンデータは
すでに公表済み以外の情報をオープンにするには 住民に不利益・被害が無いよう
整理(個人情報が含まれないかなど)が必要となります
で、あれば
ただし画像は除く
ウェブサイト全体をオープンデータ化すべての情報のオープン化をすぐに行うのが難しならば少なくとも「WEB公表=公開可能情報」であることから、WEBコンテンツは原則オープンに
なので
安心して森町の画像を
ウィキメディアコモンズで画像のオープンデータ化始めました
使ってもらえるよう
※1 https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Mori,_Hokkaido
※1
森町の写真をどんどん使ってください
28
29
現在森町で活動をしている ICTボランティア団体
Code for Moriまたの名を
現在メンバー7人
役場職員としてだけではなく森を愛するいち森人としてICTで町の暮らしをどう 便利にできるかを考えたかった =シビックテック
もりまち ミスターもりまち
主な活動ウィキペディアタウンもりまちの開催
OpenStreetMapのマッピングボランティア 5374の森町ローカライズ
ゴミナゲ(分別大辞典)の作成(Original by ゴミチェッカー) 学校給食献立アプリ OGARU の開発
平成27年1月21日 北海道新聞道南版 朝刊
特に、 ウィキペディアタウンもりまち では、 地域の歴史情報 に着目し
住民主導のデジタル自治体史
自治体史のオープンデータ化×
を進めています
まとめ
35
町の規模は小さいが インターネットやスマートフォンの普及は同じく進むため デジタル&モバイルファーストの概念は どんどん取り入れなければならない。
そのひとつの手段としてのオープンデータ
36
町役場だけでは無い 民間からもオープン化したデータを活用するような 土壌作りを目指している 「田舎にシビックテックは焼き鳥(豚)とビール」 そのくらい合うと考えている
そのひとつの手段としてのオープンデータ
いずれにしても、これが自治体として原則
オープン バイ デフォルト
Open by default
言い忘れたことが ひとつありました
森町へのふるさと納税で
「全部がうまい」森町の食べ物が届きます!!
この情報をどんどん使ってください!!