女性のライフスタイル1万人調査 20151208

女性のライフスタイル1万人調査Version.1.1

2015年12月8日現在

（株）藤村総合研究所

2015/12/8 All rights reserved by Shinya Fujimura 1

本調査の概要

項目内容

主題女性の幸せ感とライフコースやライフスタイル・価値観の関係を探ること

調査内容 • ライフコース• キャリア設計（特に産休・育休について）• 幸せ感• ライフスタイル・価値観など

調査対象 • 日本国内在住の日本人女性1万人• 20歳～59歳

調査手法インターネット調査全38問

調査期間 2015年7月24日～7月29日

調査主体株式会社藤村総合研究所


幸福感日本人女性1万人のうち、81.1%が「とても幸せ」「ある程度幸せ」と回答した。


Q20.いま、自分は幸せだと思いますか。一番あてはまるものをお選びください。

n %

全体 10000 100.0

とても幸せだ 2018 20.2

ある程度幸せだ 6086 60.9

あまり幸せでない 1413 14.1

まったく幸せでない 483 4.8

20.2 60.9 14.1 4.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

とても幸せだある程度幸せだ

あまり幸せでないまったく幸せでない

注: nは本設問の回答サンプル数です。出所: 「女性の幸せ1万人調査」藤村総合研究所

価値観人生において重視しているのは「健康」「お金」「自分」「家族」という人が多い


Q21.人生において重視していることは何ですか。最も重視しているを「5」、ほとんど重視していないことを「1」として、それぞれの度合いをお答えください。（矢印方向にそれぞれひとつだけ）

5

36.5

33.2

18.1

12.9

45.4

48.8

15.1

9.8

11.6

5.4

31.6

47.5

24.9

36.7

55.0

9.1

16.3

4

22.7

32.2

24.3

16.1

14.9

29.3

34.3

22.3

26.5

12.5

23.4

28.0

37.0

40.8

29.1

23.8

10.1

3

18.1

23.1

31.3

22.7

12.0

17.1

36.5

39.1

33.8

29.0

17.1

17.0

28.8

19.1

12.5

41.8

30.0

2

5.4

5.6

11.4

7.2

3.9

2.5

9.0

14.4

8.6

8.6

3.9

3.0

6.0

2.0

14.5

3.0

1

17.4

5.9

14.9

41.1

23.7

2.3

5.1

14.4

19.5

44.4

23.9

4.5

3.4

10.9

40.6

1.配偶者(n=10000)

2.親(n=10000)

3.兄弟(n=10000)

4.恋人(n=10000)

5.子ども(n=10000)

6.自分(n=10000)

7.友人(n=10000)

8.自分の仕事・キャリア(n=10000)

9.配偶者の仕事・キャリア(n=10000)

10.恋人の仕事・キャリア(n=10000)

11.子どもの教育・子どもの将来(n=10000)

12.家族との時間・家族の幸せ(n=10000)

13.自分の趣味・娯楽(n=10000)

14.お金(n=10000)

15.健康(n=10000)

16.故郷・地域(n=10000)

17.その他（任意）：(n=4193)


満足度現在満足しているのは「親」「家族」「友人」が多い


Q22.現在の満足度についてお聞きします。大変満足しているを「5」、満足していないを「1」として、それぞれお答えください。（矢印方向にそれぞれひとつだけ）

5

21.7

27.4

20.2

9.9

24.8

14.2

16.5

7.5

11.3

6.1

10.6

20.4

13.8

8.9

14.4

8.9

13.0

4

21.7

28.9

24.5

9.7

19.2

29.2

31.7

19.2

20.6

8.4

19.9

33.4

31.9

22.5

30.7

20.6

12.6

3

22.4

27.3

31.5

26.3

22.1

36.1

36.8

39.7

33.5

30.6

33.5

32.0

37.0

36.7

36.8

48.4

34.8

2

6.3

7.7

8.4

5.3

3.7

11.7

8.4

16.2

7.8

5.7

5.5

6.8

11.0

19.1

11.4

11.1

6.9

1

27.9

8.7

15.4

48.9

30.3

8.8

6.7

17.4

26.9

49.2

30.5

7.4

6.4

12.9

6.7

11.1

32.8

1.配偶者(n=10000)

2.親(n=10000)

3.兄弟(n=10000)

4.恋人(n=10000)

5.子ども(n=10000)

6.自分(n=10000)

7.友人(n=10000)

8.自分の仕事・キャリア(n=10000)

9.配偶者の仕事・キャリア(n=10000)

10.恋人の仕事・キャリア(n=10000)

11.子どもの教育・子どもの将来(n=10000)

12.家族との時間・家族の幸せ(n=10000)

13.自分の趣味・娯楽(n=10000)

14.お金(n=10000)

15.健康(n=10000)

16.故郷・地域(n=10000)

17.その他（任意）：(n=2404)


ライフスタイル①ライフスタイルに関する設問（53の選択肢）で3分の1以上が「そう思う」と答えた項目は下記。


Q23.以下について、「そう思う」ものにチェックしてください。（いくつでも）

n %

全体 10,000 100

運動不足気味である 6,702 67.0

休日は友たちと遊ぶより、自宅にいることが多い 6,036 60.4

力を抜いて生きるのも悪くないと思う 5,981 59.8

詰め替え用商品を積極的に買うようにする 5,384 53.8

価格が品質に見合っているかどうかをよく検討してから買う 5,163 51.6

たとえ変化がなくても、穏やかで静かな生活を送りたい 4,780 47.8

夫婦で家事分担をすべきだ 4,410 44.1

友達付き合いに時間をとられるより、自分の時間を優先したい 3,926 39.3

結婚しても必ずしも子供を持つ必要はない 3,703 37.0

仕事よりも家庭が大切だと思う 3,370 33.7

周囲に併せて柔軟な対応をする方だ 3,349 33.5


ライフスタイル②ライフスタイルに関する設問（53の選択肢）で「そう思う」と答えた人が1割を切った項目は下記。



n %

全体 10,000 100

夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである 964 9.6

新しいファッションから食べ物、話題の場所や遊びまで色々なトレンドに敏感である 947 9.5

バッグやファッションは、いつも決まったブランドの中で選んでいる 926 9.3

省エネルギーのためなら、割高な商品でも買ってもよい 876 8.8

何かあるときは先頭に立つほうだ 800 8.0

人に雇われるより、自分で起業したいほうだ 790 7.9

自分から積極的に情報を発信するほうだ 725 7.3

国内のブランドより海外ブランドが好きだ 518 5.2

流行を追うのが好きで、新製品は真っ先に買うほうだ 353 3.5


世代別の特徴①：健康と消費20代は健康・食事に気を配らず、安いものを買う傾向。50代はその逆




健康食事消費

食べ物は製法・素材にこだわるほうだ

健康には人一倍、気をつけている

サプリメント等を常に摂取している

毎日体を動かすようにしている

食事をする際にはカロリーを気にす

る（カロリーをとり過ぎない）

食事は不規則になりがちである

運動不足気味である

休みの日はほとんど何もしない

多くの人が使っている物のほうが安心

する

とにかく安くて経済的なものを買う

価格が品質に見合っているかどうかを

よく検討してから買う

使いやすい（着やすい）かどうかよりも、

色やデザインを重視して商品を買う

多少値段が高くても、利便性の高い

ものを買う

多少値段が高くても、製法や材料が

より自然なものを買う

友たちの間で話題のもの、人気のもの

はひとまず試してみる

新しいファッションから食べ物、話題の

場所や遊びまで色々なトレンドに敏

感である

デートの時は、事前にプランを立てた

り、レストランを予約することが多い

23.9 18.8 23.6 22.4 30.9 26.2 67.0 19.9 12.4 29.0 51.6 11.4 27.5 16.7 10.3 9.5 12.020-24歳 16.3 12.6 12.7 16.3 27.2 44.1 66.8 27.3 19.5 38.4 44.4 17.8 23.8 10.6 16.4 17.4 17.525-29歳 17.9 15.2 17.7 20.6 30.0 33.0 67.0 21.0 22.7 36.6 48.0 14.9 26.6 12.8 14.2 13.6 16.730-34歳 21.9 15.4 18.2 17.9 27.9 29.4 69.2 19.4 17.1 32.9 54.2 12.2 27.1 15.1 12.2 12.8 14.235-39歳 22.9 17.6 22.3 18.5 29.4 25.7 68.7 19.8 11.8 27.3 52.3 11.6 27.4 16.7 11.3 9.4 11.340-44歳 24.6 18.1 25.2 19.9 27.2 24.2 69.5 19.6 7.3 26.6 51.8 9.9 25.4 15.3 6.6 6.8 10.345-49歳 26.8 19.5 28.9 22.7 30.5 23.6 69.7 22.2 8.6 27.7 53.5 9.2 26.5 17.5 8.1 6.0 10.150-54歳 27.5 23.7 29.7 29.0 37.0 20.4 63.9 18.1 9.4 24.2 53.1 8.3 29.8 21.0 8.9 6.9 10.555-59歳 30.2 26.4 29.7 33.4 38.1 15.3 60.3 13.7 8.4 22.2 53.4 9.3 32.9 22.6 7.8 6.5 7.9

世代別の特徴②：ライフスタイル、仕事、友達、家族、エコこちらも20代と50代は大きく異なる。30～40代では家族観の特徴がやや目立つ




スタイル仕事友達家族エコ

人とは違った個性的な生き方をした

いと思う

人から指摘されるよりは自分で判断

して行動するほうだ

無我夢中に一生懸命頑張ることが好

きだ

できれば一つの会社で長く働きたい

自分の目標を実現するためには、転

職を繰り返してもいいと思う

たとえ変化がなくても、穏やかで静か

な生活を送りたい

友人が多いほうが幸せな生活を送れ

ると思う

年上やまわりの人とは積極的にコミュ

ニケーションしている

休日は友たちと遊ぶより、自宅にい

ることが多い

女性はもっと社会進出すべきだ

仕事よりも家庭が大切だと思う

夫婦で家事分担をすべきだ

結婚しても必ずしも子供を持つ必要

はない

環境のために少しずつでも自分にで

きることから取り組みたい

詰め替え用商品を積極的に買うよう

にする

暑いとついエアコンをガンガンかけるほ

うだ

ごみの分別やリサイクルは面倒だ

15.8 30.4 19.8 30.9 21.2 47.8 28.8 28.5 60.4 18.3 33.7 44.1 37.0 26.7 53.8 15.8 17.320-24歳 29.1 24.7 26.8 37.7 27.9 41.3 38.2 40.1 56.4 25.8 34.8 46.3 33.3 22.1 45.5 21.2 20.725-29歳 19.2 23.6 25.1 37.4 25.9 41.8 35.2 34.3 54.8 21.2 40.6 48.9 38.9 23.3 50.9 19.0 23.230-34歳 17.5 28.3 21.0 35.9 24.2 46.3 29.1 30.0 57.9 18.6 40.4 49.9 43.5 23.1 54.8 18.7 24.235-39歳 14.4 26.9 19.9 31.8 22.5 45.6 28.2 27.8 61.0 18.0 36.0 47.3 40.6 25.3 53.0 16.5 18.240-44歳 14.2 29.5 15.9 30.1 20.1 47.9 25.3 24.9 61.1 15.6 34.3 40.8 40.0 25.8 53.0 13.7 16.445-49歳 13.2 31.8 16.1 28.1 18.9 50.3 24.4 26.0 63.9 16.8 28.1 38.9 37.7 28.4 55.3 15.3 14.750-54歳 13.3 37.8 17.8 26.2 19.7 50.7 26.5 25.8 63.0 17.0 28.6 41.6 34.2 32.2 57.8 12.9 12.255-59歳 10.0 39.0 19.6 23.5 13.3 56.1 27.8 23.7 62.3 16.3 28.6 41.6 26.6 32.2 58.2 11.5 11.4

20～29歳の特徴


Q23.以下について、「そう思う」ものにチェックしてください。（いくつでも）下記は、20～24歳もしくは25歳～29歳で「そう思う」と答えた人の割合が、全世代平均に比べて多い、もしくは少ない項目


健康・食事消費ライフスタイル仕事友達家族エコ

• 食べ物の製法・素材はこだわらない

• 健康にあまり気を付けていない

• サプリメントは摂らない

• 食事は不規則

• 休みの日はほとんど何もしない

• 多くの人が使っている物の方が安心

• とにかく安くて経済的なものを買う

• 使いやすい（着やすい）かどうかよりも、色やデザインを重視して商品を買う

• 友たちの間で話題のもの、人気のものはひとまず試してみる

• 新しいファッションから食べ物、話題の場所や遊びまで色々なトレンドに敏感である

• デートの時は、事前にプランを立てたり、レストランを予約することが多い

• 価格が品質に見合っているか、あまり検討しない

• 値段が高ければ、製法や材料がより自然なものでも買わない

• 人とは違った個性的な生き方をしたいと思う

• 無我夢中に一生懸命頑張ることが好きだ

• 人から指摘されるよりは自分で判断して行動するほうではない

• できれば一つの会社で長く働きたい

• 自分の目標を実現するためには、転職を繰り返してもいいと思う

• 穏やかな生活より変化のある生活が良い

• 友人が多いほうが幸せな生活を送れると思う

• 年上やまわりの人とは積極的にコミュニケーションしている

• 休日は自宅にいるより、友達と遊ぶことが多い

• 女性はもっと社会進出すべきだ

• 仕事よりも家庭が大切

• 暑いとついエアコンをガンガンかけるほうだ

• ごみの分別やリサイクルは面倒

• 詰め替え用商品は積極的に買わない

50～59歳の特徴


Q23.以下について、「そう思う」ものにチェックしてください。（いくつでも）下記は、50～54歳もしくは55歳～59歳で「そう思う」と答えた人の割合が、全世代平均に比べて多い、もしくは少ない項目


健康・食事消費ライフスタイル仕事友達家族エコ

• 毎日体を動かすようにしている

• 食べ物は製法・素材にこだわるほうだ

• 健康には人一倍、気をつけている

• サプリメント等を常に摂取している

• 食事をする際にはカロリーを気にする（カロリーをとり過ぎない）

• 運動不足気味ではない

• 休みの日は何かする

• 多少値段が高くても、利便性の高いものを買う

• 多少値段が高くても、製法や材料がより自然なものを買う

• とにかく安くて経済的なものを買うわけではない

• 人から指摘されるよりは自分で判断して行動するほうだ

• 人と違った個性的な生き方をしたいとは思わない

• 自分の目標を実現するために転職を繰り返してもいいとは思わない

• たとえ変化がなくても、穏やかで静かな生活を送りたい

• 「できれば一つの会社で長く働きたい」とも思わない

• 仕事は家庭より大切

• 結婚したら子供を持つべき

• 環境のために少しずつでも自分にできることから取り組みたい

• ごみの分別やリサイクルも面倒ではない

各世代の特徴各種文献をもとに世代ごとの傾向を把握したうえで、

各世代ごとにいくつかの特徴を見出し、世代名称を付けた


注:クラスター分析は、非階層型 - k-means法を用いています出所: 「女性の幸せ1万人調査」藤村総合研究所、文献調査

世代年齢層特徴の表現

アクティブさとり世代 20～25歳 • ゆとり教育で競争嫌いな人と、個性的でアクティブな人に二極化• 食事は不規則になりがち。健康のことは、まだあまり気にしていない• 流行に敏感で周りに流されやすい人もいれば、とにかく安いものを買う人も

ピース世代 26～32歳 • 穏やかに周りの空気を読む。あまり自分で判断して行動しない• 多くの人が使っているものを買うのが安心する• 休日は友達と遊ぶよりも、自宅にいることが多い

ソーシャル世代 33～37歳 • 仕事より家庭が大事、夫婦で家事分担、子供不要の価値観が進んだ世代• 「社会起業」の下、新しい社会課題に取り組み始めた最初の世代

フリーター世代 38～45歳 • 職業の自由選択と就職氷河期を経験し格差が広がった世代• 多くの人が使っているものはイヤ

バブル“後”世代 46～50歳 • 「バブル引きずり浪費派」と「賢実消費派」の2層に分かれている• 夫婦は家事を分担しなくても良い

プレ均等法世代 51～59歳 • 若いころはともかく、いまは多少値段が高くても良いものを買う。エコ意識も高い• 健康に気を遣い、体をよく動かしている• 仕事や家族に関する価値観は保守的。結婚したら子供を持つべきと考える

クラスター分析の例：「38～45歳」のクラスター3つのクラスターに分けた場合、運動・活動、消費行動の面で差がみられる



注:クラスター分析は、非階層型 - k-means法を用いています出所: 「女性の幸せ1万人調査」藤村総合研究所、文献調査

4. 休日は友たちと遊ぶより、自宅にいることが多い11. 運動不足気味である

21.価格が品質に見合っているかどうかをよく検討してから買う26.多少値段が高くても、利便性の高いものを買う

第1子出産時の退職子どもがいる人のうち、第1子出産とともに仕事を辞めた人は46.6%


Q24.あなたは子供ができたときに仕事を辞めましたか。（いくつでも該当するものにチェックしてください。）

46.6

3.8

0.8

0.2

32.9

18.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1

2

3

4

5

6

n %

全体 4779 100.0

1第1子ができたときに辞めた 2225 46.6



4第4子以降の子供ができたときに辞めた 8 0.2

5子供ができたこと以外の理由で辞めた 1573 32.9

6仕事は辞めなかった 867 18.1


育休取得率子どもがいる人のうち、育児休業を取得したことのある人は17.4%



Q25.あなたは育児休業を取得したことがありますか。

n %全体 4779 100.01ある 831 17.42ない 3948 82.6

17.4 82.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

あるない

今後出産した時に仕事を辞める人の割合仕事をしている人のうち、いま出産するとしたら仕事を辞めるかどうかについて

「どちらとも言えない」人が54.7%



Q30.いま出産するとしたら、仕事を辞めないと思いますか。

n %

全体 6543 100.0

1辞める 1583 24.2

2どちらとも言えない 3579 54.7

3どんな条件でも辞めない 1381 21.1

24.2 54.7 21.1

0% 20% 40% 60% 80% 100% 辞める

どちらとも言えない

どんな条件でも辞めな

い

最後に

今回は第2回発表ということで、

集計の一部のみ公開しています。

今後、引き続き詳細を発表していく予定です。

このプレゼンテーションの知的財産権は、

すべて株式会社藤村総合研究所に帰属します。

このプレゼンテーションの内容について、

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