24
Bacula.jp主催 Baculaハンズオンセミナー 2016/06/27

Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Bacula.jp主催

Baculaハンズオンセミナー

2016/06/27

Page 2: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

自己紹介

2

氏名: 澤田 健 (sawada ken)

所属: 株式会社サードウェア

経歴: 2013.04 ~ 現職

Twitter: @ksawada1979

「DRBD、Bacula関連の情報を発信中!」

Facebook: ken.sawada.14

@ITにて「DRBDの仕組みを学ぶ」を連載中

http://www.atmarkit.co.jp/ait/series/2185/index.html

Page 3: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Bacula.jpとは?

3

Bacula.jpではBaculaの日本での普及を目的としたコミュニティです。

現在の主な活動としてBaculaのインストール手順、構築手順、 Baculaの公式ドキュメントの日本語への翻訳などを公開しています。今後は定期的なハンズオン開催、オープンソースカンファレンスへの参加を計画しています。

Bacula.jp公式ページ https://www.bacula.jp/

Bacula.jp公式ハッシュタグ #baculajp

Page 4: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Bacula.jpの歴史

4

年月日 内容

2008年10月01日 Bacula.jp結成

2008年10月31日 ウェブサイト制作

2008年11月08日 日経Linux2008年12月号に記事が掲載

2009年01月15日 オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Springに参加

2009年02月14日 オープンソースカンファレンスプレ勉強会を開催

2012年2月頃を境にウェブサイトが消える(archive.org上の記録から)

2013年10月頃 再結成

2014年6月 ウェブサイトBacula.jp復活

2016年6月 初のハンズオン開催

Page 5: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaバージョンについて

5

年月日 バージョン

2000年1月 プロジェクト開始

2002年4月 First Release ver1.16

2006年6月 Release 1.38.11

2007年1月 Release 2.0.0

2007年8月 Release 2.2.0

2008年6月 Release 2.4.0

2009年4月 Release 3.0.0

2010年8月 Release 5.0.3

2013年2月 Release 5.2.13

2016年1月 Release 7.4.0

2016年6月 Release 7.4.1

Page 6: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaバージョンについて

6

Baculaは「Bacula Community版」と「Bacula Enterprise版」があります。Bacula.jpでは「Bacula Community版」を前提としてます。

「Bacula Enterprise版」は、有償サポートが受けられるバージョンになります。

Community版のバージョンは奇数

Enterprise版のバージョンは偶数

といったようにバージョン番号が明確にわかれています。

よってCommunity版の現在最新バージョン7系の前のバージョンは5系となります。Enterprise版の現在最新バージョン8系の前のバージョンは6系となります。

Page 7: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaバージョンについて

7

Baculaとはオープンソースによるネットワークバックアップソリューションです。

スイスにあるBacula Systems社が開発しています。

世界で一番ダウンロードされているバックアップソフトです。

2016年6月現在236万ダウンロードを超えています。

210万という数は2位のソフトの2倍以上です。

http://sourceforge.net/projects/bacula/files/stats/timeline?dates=2002-04-01+to+2016-06-27

Page 8: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Bacula採用企業

8

ハンズオン会場のみで・・・・

Page 9: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

9

Bacula構成図

Directorデーモン(bacula全体管理)

+DB(カタログ)

Fileデーモン(バックアップ対象機)

Storageデーモン(バックアップデータ管理)

Console操作(Bconsole,Bat,Bweb)

※最小で1台で構築できる

ユーザー

Page 10: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

10

今日のハンズオンでは

・Directorデーモン (パッケージ名:bacula-director)

・Storageデーモン (パッケージ名:bacula-storage)

・Fileデーモン (パッケージ名:bacula-client)

・Bconsole (パッケージ名:bacula-console)

を1台にインストールします。

あとバックアップ対象になるサーバにFileデーモンだけをインストールします。

Fileデーモンはchef、zabbixなどのエージェントと同じイメージです。

bacula-director

Page 11: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

11

Bacula全体を管理する指令塔

SQLデータベースと連携して、すべてのクライアントに関するバックアップとリストアの設定を管理し、ジョブの実行を制御します。

SQLデータベースをカタログと呼びます。

今回の構築ではMYSQLを使用します。

Directorデーモン(bacula全体管理)

+DB(カタログ)

Fileデーモン(バックアップ対象機)

Storageデーモン(バックアップデータ管理)

Console(ユーザ操作)

Directorデーモン (デーモン名:bacula-dir)

Page 12: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

12

多様なプラットフォームをサポート様々なLinuxディストリビューションWindows

Mac OSX

FreeBSD

Solaris

AIX

HP-UXなど

Fileデーモン (デーモン名:bacula-fd)

Directorデーモン(bacula全体管理)

+DB(カタログ)

Fileデーモン(バックアップ対象機)

Storageデーモン(バックアップデータ管理)

Console(ユーザ操作)

Page 13: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

13

バックアップしたデータを管理します。

ハードディスク、テープ、オートチェンジャーなど多様なストレージを扱えます。

Storageデーモン (デーモン名:bacula-dir)

Directorデーモン(bacula全体管理)

+DB(カタログ)

Fileデーモン(バックアップ対象機)

Storageデーモン(バックアップデータ管理)

Console(ユーザ操作)

Page 14: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaの基本

14

Directorを操作するためのコンソールです。

bconsole CUIベースのツール

bat GUIベースのツール(アプリ)

baculum Webベースのツール

bweb Webベースのツール(エンタープライズ版のみ) ※設定変更が可能

Console

Directorデーモン(bacula全体管理)

+DB(カタログ)

Fileデーモン(バックアップ対象機)

Storageデーモン(バックアップデータ管理)

Console(ユーザ操作)

Page 15: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

15

ハンズオン資料

Page 16: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

ハンズオンの構成図

16

bacula-director

Baculaサーバ バックアップ対象サーバ

バックアップ取得

IP 192.168.0.2xx

ホスト名 bacula-server

IP 192.168.0.2xx

ホスト名 bacula-client

IPアドレスは各自割り振られているIPアドレスを使用してください。

Page 17: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaインストール関連手順

17

bacula-director

Virtualbox上に以下の2台のサーバを構築します。(講師用マシン環境)

対象 バージョン 備考

OS CentOS 7.2.1511 最小限のインストール

DB mariaDB 5.5.47-1

Bacula 7.0.5

対象 バージョン 備考

OS CentOS 7.2.1511 最小限のインストール

Bacula 7.0.5 クライアントのみ

バックアップ対象サーバ

Baculaサーバ

Page 18: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaインストール関連手順

18

Baculaサーバインストール手順

https://www.bacula.jp/install-server/

Baculaクライアントインストール手順

https://www.bacula.jp/install-client/

bacula-director

Page 19: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Bacula設定関連手順

19

Baculaサーバ設定手順

https://www.bacula.jp/server-setting/

Baculaクライアント設定

https://www.bacula.jp/bacula-client-setting/

bacula-director

Page 20: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaサーバ起動・停止関連手順

20

Baculaサーバ起動・停止

https://www.bacula.jp/start-stop/

bacula-director

Page 21: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaバックアップ・リストア関連手順

21

Baculaサーバインストール手順

https://www.bacula.jp/backup/

Baculaクライアントインストール手順

https://www.bacula.jp/restore/

bacula-director

Page 22: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

Baculaコンフィグファイルサンプル

22

bacula-dir.conf

https://www.bacula.jp/archives/910

bacula-sd.conf

https://www.bacula.jp/archives/915

bconsole.conf

https://www.bacula.jp/archives/922

bacula-fd.conf

https://www.bacula.jp/archives/919

bacula-director

Page 23: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

ご参考

23

Baculumインストール手順

https://www.bacula.jp/baculum-install/

BalulumはWebベースツールです。

JOBの結果の確認、JOB実行、リストアなどが可能です。

bacula-director

Page 24: Baculaハンズオンセミナー資料 #1

24

ご清聴ありがとうございました