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2017年春読むべき野球本はこれだ!
株式会社ビープラウド佐藤治夫
2017/3/25
Baseball Play Study 2017 春
〜WBCとマネジメントと野球子育て論
自己紹介
• 名前佐藤治夫(Sato Haruo)
• BPStudy主催(2007年〜)
• 株式会社ビープラウド代表取締役社長• 中日ドラゴンズ優勝年に生まれる• 中日ドラゴンズ優勝年に会社設立• 今日のユニフォームは1974〜1986年のホームモデル
野球本を読む楽しみ
• 知識があることで、野球を一歩、深く見ることができる
例えばWBC準決勝 日本対アメリカの4回名手菊池が、正面のセカンドゴロをエラーした場面
何も知らなかったら「あー、名手菊池でも、正面のゴロをエラーすることあるんだな。」
とだけ考えて終わる
「二塁手革命」を読んでいると第一章なぜ、ヒットをアウトにできるのか?「正面のゴロが一番難しい」の節
※2ページにわたって正面のゴロが難しい理由が語られている
・捕球体制に早く入れてもいつどこでイレギュラーに跳ねるか分からない・ランナーが走れば足跡ができ、ボールが跳ねやすくなる・天然芝は、人工芝や土の球場とは全然違う転がり方をする・グランドの状況次第でボールの距離感が変わる etc..
「二塁手革命」を読んでいると
「日頃一番難しいと思っている正面のゴロが来て、慎重に行き過ぎてしまったのかな」などと、根拠をもって選手の内面まで想像することができる
野球本を読む楽しみ
• 知識があることで、野球を一歩、深く見ることができる
• いろいろな場面で、読んだことが役に立つ
ケースその1
人に仕事を任せる立場になった
メンバーが気持ちよく仕事をできるようにするにはどのようにしたらよいか?
ケースその1人に仕事を任せる立場になった
「責任は俺が持つ」の決め台詞を言えるか
ケースその1人に仕事を任せる立場になった
V.S
「責任は俺が持つ」の決め台詞を言えるか「俺が責任を取る」という人は信用するな
2017年1月27日出版 2017年3月13日出版
ケースその1人に仕事を任せる立場になった
野球本からの学び→言葉の解釈・受け取り方は人によって異なるから、言葉に気を配ろう
V.S
「責任は俺が持つ」の決め台詞を言えるか 「俺が責任を取る」という人は信用するな
ケースその2
自分の子供が野球をはじめた
(考えごと・悩みごと)どのようなチームに入れればよいか?自分の子供は選手として活躍できるか?どこの高校が良い?あわよくば、甲子園に→ 運任せで良い?
ケースその2自分の子供が野球をはじめた
・自主的に野球に取り組む・野球が好きになり、夢中でプレーする・努力を継続させる親としてのサポート
チチローメソッド
ケースその2自分の子供が野球をはじめた
・都内の高校野球部の練習ぶりを片っ端から見て回る
・甲子園に出場しているような強豪校に入れるつもりはない
・弱いチームとともに汗と涙にまみれて這い上がって欲しいしかし、飛雄馬の球を捕れる捕手が弱い学校には居ない→伴宙太を見つけ、青雲高校を受けさせる
自らの足で、学校を周り、子供の成長に適したチームをみつける
星一徹メソッド
私なら、星一徹メソッドをこのように応用する
私の野球哲学学生野球は指導者が9割
↓
子供の才能を引き出し、成長させてくれる指導者を探す
※ポイント:探すのは「学校」ではなく「指導者」良い指導者が来ただけで、子供・学生野球のチームは急に強くなる
私なら、星一徹メソッドをこのように応用する
0歳 3歳 6歳 12歳 15歳 18歳
データ収集
少年野球
少年野球チームを周る・監督の指導方針・チームの成績・子どもたちの雰囲気
中学野球 高校野球一緒に野球で遊ぶ(チチロー式)
指導者DB・ノート 指導者DB・ノート
データ収集
中学チームを周る高校チームを周る
データ収集
※中学野球の指導者が高校野球の指導者になることもあるので、中学と高校のDBは同じでOK
少年野球デビューと同時に即レギュラーとして活躍できる程度にはしておく
判断 判断 判断
このようなガイドだけで決めない!(リスト化の役には立つ)↓
足で周って(星一徹メソッド)、ある程度の期間に渡り、指導者のデータを集め、判断する
名門校だから、文武両道だから。。。で決めない↓
指導者で学校を決める
どのような指導者を選んだら良いのか?
心の調和「バランス」
指導者を選ぶ視点その1
「野球道」の再定義
練習・食事・休息野球・勉強・遊び自立(律)と協力
スポーツマンシップ
社会で活躍できる人材の育成
武士道精神
強い兵隊の養成
(指導の目的)(指導の目的)
練習の質の重視「サイエンス」
尊重「リスペクト」
「誤解された野球道」の指導理念
精神の鍛錬
絶対服従練習量の重視
→ 桑田真澄氏の「野球道」を体現しているかどうか
このような指導が慣習化され、残っているのが実情
指導者を選ぶ視点その2
→「野球ノート」に取り組み、運用されている
野球ノート・練習の記録、自分の課題、めざすものなどをノートに書く
↓
監督やコーチがコメントする
↓
・人間的成長・野球の実力アップ
指導者を選ぶ視点その3
子供のやる気を引きだすメンタル強化に取り組んでいる
↑超絶オススメ本
1小松大谷 5 0 1 1 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0 0 0 9
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
8
9
2014年7月27日石川県決勝戦
星稜
5年間、甲子園から遠ざかっていた名門星稜高校→2013年、メンタル強化に取り組み半年で、6年ぶり甲子園→2014年、8点差を最終回にひっくり返し、2年連続甲子園
2014年秋季大会決勝県立金沢商業が、星稜高校を破り、26年ぶり優勝→ 県立金沢商業も、飯山氏がメンタル強化の指導をしていた
強豪校 or 普通の高校?
全国から選手が集まるような東京の強豪校がどれくらい練習しているかを、疑似体験することができる
ダイヤのA
Q. 野球を一生懸命やっていて、大丈夫なの?
A. 大丈夫です!
心の調和「バランス」
「野球道」
練習・食事・休息野球・勉強・遊び自立(律)と協力
スポーツマンシップ
社会で活躍できる人材の育成
(指導の目的)
練習の質の重視「サイエンス」
尊重「リスペクト」
指導者を選べば、野球を通じて社会で生きていく力が磨かれる・野球で鍛えた強い体・野球ノートで身に付けた自分の内面をみつめ、改善していく力・チームで協力し成果を出すことの素晴らしさを体験
今日、紹介した野球本
どのような学校があるか?チチロー&星一徹メソッド
どのような指導者が良いか?
野球を深く観戦する
仕事を任せる立場になったら
子供が野球をやるようになったら