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将来のためにしていること
菅野 弘治 (すがの こおじ)
自己紹介
菅野 弘治 (すがの こおじ)
株式会社エクシードワン 代表取締役
【主なキャリア】
ルート配送ドライバー
システム運用 SE
小規模アプリケーション開発 SE
運用アウトソーシング プロジェクトマネージャー、チームマネージャー、チームリーダー
会社経営(現職)
はじめに : 本日の内容
技術的な話はありません。
本セミナーの主題でもある、『将来も食べていけるエンジニア』として、私が心がけているお話になります。
自分が将来への準備が必要だと思ったきっかけ
将来に対し明確な目標をもつことなく日々の業務を行っていたが、 27歳のときに出会った人に目を覚まされる。
→今のまま能力を活用せず生きていると、何の特徴もなく年を取り、将来仕事も なくなってしまう
→現状に流されるのではなく、夢や目標をもって日々の仕事を行うことが重要
これを契機に、それまで漠然と思っていたことを整理し「意識」して行動するようになった。
~自分自身の成長、および商品価値を高めて行くには?~
人間力 : 人として社会人として魅力ある人間であること。
能力・技術力 : 専門性のある、お金を稼げる力。
自分なりの将来への備え方
人間力
ビジネス力プログラム
力 運用設計力
『人間力』を土台として、その上にお金を稼げる『能力・技術力』を育てていく。
心がけていること)ある“柱”が倒れても、他の“柱”で食べていけるように、自分が現在もっている“力”を育てつつ、新たな“柱”も作っていく。
→
人間力
ビジネス力
プログラム力
運用設計力
マネージ力 リーダー力
これはよろしくない、と思っています。
人間力
ビジネス力プログラム
力 運用設計力
人間力
ビジネス力
プログラム力
人間力
× :技術偏重○:誰にも負けないほど 突き抜ければ OK
× :どれも半端○:悟りをひらくなら・・・
作り育てるうえで意識していること
● 先々何が食べていけるか、何で食べていくか、そのために何をするか、を常に考える。
目標、目的が無ければ何を準備すればよいかも分からない。
● 今行っていることから何が学べるか、何が身につくかを考える。
面白くなかったり、面倒くさかったり、嫌な仕事からでも、何か得られるものを見つける。
● 今まで身に付けた(付けたい)ものと相乗効果はあるかを考える。
「相続診断士」+「フィナンシャルプランナー」は意味がありそう。
「宅地建物取引主任者」+「保育士」は生かし方が難しそう。
我々 IT業界なら
一般的なキャリアパス : エンジニア → リーダー → マネージャー
しかし必要な能力は異なる。
【エンジニア】 技術者、技師。世に言う「手に職」の人。
【リーダー】 先導者、指導者。目標を設定し、関係者を巻き込んでそこに向かっていく人。
【マネージャー】 支配人、管理者。円滑に物事を進められるように環境を整える人。
※一般的に言わる肩書の役割と、本来が意味する役割は異なる。
典型的な“道”を歩むにしても、意識的な自己開発が必要。
自分の場合
1)アプリケーション開発を生業としたく、この業界にはいる。 しかし、自分には開発の「センス」がないことを悟る。
2)運用業務に携わるようになり、自分は物事を整理し標準化することに向いている ことを知る。 各種標準化業務をやりつつ、 ITILなどを学び、どこでも通じる運用SEを目指す。
3)しかし標準化作業は1人ではできず、仲間を巻き込んで進めていく必要があるが、 独りよがりなやり方になってしまい、うまく推進できなかった。 関係者へ「なぜこれをするのか」を説明・納得させ(リーダー業務)、それを円滑に 進むよう全体を俯瞰しつつ、細かなところにも目を配り管理すること(マネージャー 業務)の必要性を学ぶ。
4)「リーダー」「マネージャー」という経験が、現在の「会社運営」に生きている。 しかし経営はまた違った能力が必要となる役割。 他の会社でも通用できるよう普遍的な経営能力を身に着けるよう日々勉強中。
このタイミングで転職。
『エンジニア○○歳限界説』を 打ち破るのはいまでしょ?
年を重ねたからこそ得られる能力と経験が
「ほしい!」「必要だ!」と
いわれるエンジニアを目指していきましょう!