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Road of Load.
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AWSより安いサーバはいくつかあるがそれでも僕がAWSを使う理由
都市伝説掃討隊への入隊希望者より
私エンジニアだけど彼氏が使わないラージインスタンスを常時30台も借りてた死にたい。。
∧_∧( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□ l丶l丶/ ( ) やめて!
(ノ ̄と、 iしーJ
Road of Load
重厚長大なシステム開発の幕開け
システム耐用年数 10年
想定利用者数 100万人
「よろしい、ならばピーク設計だ」
システム規模 10年先を見越した→スタート
今 10年後
だからいきなり全力投資
構築費 ン億円お客様 1人
ユーザ数に見合わないインフラと、ピーク設計。
スモールスタートは
そんなピーク設計を
大いに笑った
システム規模
システム規模
システム規模
システム規模
システム規模
成長に見合うコストを払おうよ
数々のサクセスストーリー
スケールアウト重要
Web2.0のムーブメントが育てたのはサービスと言うより、インフラ技術ではないか。
そうこうしている内に、IAサーバはどんどん安くなっていった
「誰でも安く空母が作れる時代♪」(大規模インフラ)
でも最近何だか様子がおかしい
Facebookなど、コミュニティサイトの相次ぐオープン化。
サードパーティの参入を許し、圧倒的ユーザベースを提供。
オープン初日から大量のトラフィックがやってくる…!
初日のユーザを逃せない使命!
「大丈夫だ!僕らには空母がある!」
「よろしい、ならばピーク設計だ」Refrain:
システム規模
利用者数
想定との乖離
予言は難しい
ユーザ数に見合わないインフラと、ピーク設計。
Refrain:
今こそ僕らには「スケールアウトの逆」が必要だ。
システム規模
利用者数
システム規模
利用者数
Before After
スケールアウトの逆はコストを適正にする
真のIaaS型クラウドには、サーバ1台の価格では決められない安さがそこにはある。
$ ec2-terminate-instances ...
まとめ
• これまではユーザベースを育てる時代だった– そこでスケールアウトの手法は十分試されてきた
– 主流のスモールスタートはユーザベースの成長に合わせる前提だった
• 最近はユーザベースが用意された状態から開始しなければならない– 成長した大規模サイト(SNS)のオープン化がきっかけ
– スモールスタートは崩壊した• 気づけばピーク時を乗り切れるサーバ数を常時保有…
• これからは減らす時代– AWSはそこを支援し、インフラのコストを適正化する
– 「安さ」とは「サーバの値付け」のことではない
ご清聴ありがとうございました
分散テクノロジグループ山崎泰宏(@sparklegate)
藤原勝弘(@unakatsuo)
吉田将士(@hansode)
三上悟 (@saicologic)
岩野恒久(@i_tune)