Oracle Data Integrator R12.2.1.1 Agentセットアップガイド

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Oracle Data Integrator 12c Agent のインストール for ODI 12.2.1.1.0

Ver1.0

2016年10月日本オラクル株式会社クラウド＆テクノロジー事業統括


Program Agenda

2

1

2

3

4

はじめに (全体に係る事前知識)

Standalone Agentの構成

Standalone Colocated Agentの構成

JEE Agentの構成


1. はじめに

3


Oracle Data Integration リアルタイムからバッチ処理まで使い分け／組合わせで最適なソリューションを提供

4

Oracle GoldenGate

Oracle Data Integrator

ODI

Transform

高速なバルクロード

低負荷・高速なログベースのリアルタイムレプリケーション

Apps Database

BigData Cloud

ログ

DBを最大活用した高速変換


Oracle Data Integration リアルタイムからバッチ処理まで使い分け／組合わせで最適なソリューションを提供

5

•低負荷、高速、高柔軟性、高信頼性を特徴とするログベースのDatabaseレプリケーションツール

•幅広い用途に利用可能 (リアルタイム参照系DB構築、データ切出し、負荷分散、データ保護、移行/バージョンアップ、システム統合)

•Databaseをエンジンとする高速ETLツール (DBアプライアンスに最適なソリューション)

•高速なE-LTアーキテクチャと、異機種DBに最適化された開発テンプレートを特徴とし、大規模データウェアハウス向けデータ連携に最適

+

連携元

Database

GoldenGate

Database

GoldenGate

データ複製

連携先

更新情報の高速転送

SQL ログ

Load Extract Transform E L T Apps Database

BigData Cloud

Oracle GoldenGate (リアルタイム) Oracle Data Integrator (バッチ)


Oracle Data Integrator のE-LTアーキテクチャ DBMSをエンジンとし「高速」「シンプル」「高い生産性」を実現するE-LT

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Staging Area (データ変換領域) ODI Agent

Flat File/XML

Database

リポジトリスキーマ

ODI Studio (開発ツール)

メタデータ管理ツール

ODI Agent

ジョブ管理ツール連携 (sh/bat, Webサービス)

Excel

DBs DBs

Target Tablel JDBCやDBLINK等を内部利用

BigData

Cloud

Apps ODI Agent

– ETL処理自体は主にDB内で行い、Agentは指揮者的役割。リスナー(外部(OSコマンドや Webサービス)からシナリオを起動する際にリクエストを受け付ける)兼スケジューラー

– 軽量なStandaloneのJavaプロセス。 Weblogic Serverへデプロイする構成も可能

ODIリポジトリスキーマ – 接続先システム情報、開発資産、ログ等を格納

Staging Area – データ変換領域(ODIが自動生成) – デフォルトではターゲットに配置


ODIのコンポーネント

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ODI Studio

ODIの開発ツール

ジョブの開発の他、実行結果のモニタリングも可能

ODIの設定情報やログ情報を納める格納庫(リポジトリ)

・マスターリポジトリ：ユーザ情報や接続先システムの環境情報を管理・作業リポジトリ：開発資産やログ情報を格納

※ソース/ターゲットDB内に同居することも多い。

ODIが一時表をCreate/Dropする作業領域 (データ変換処理やエラーチェックを行う)

※ターゲットDB内に同居するデフォルトの構成が性能面等で優位性が高い。中間DB構成も可能。

ODI Agent

ソース ODIリポジトリターゲットステージング領域

リスナー/スケジューラとして動作するJavaプロセス

※通常ターゲットまたはソースに配置することが多い。 Weblogic Server(WLS)上への配置も可能。


システム要件(最小構成)

1. OS：64bit (OSの種類、バージョンの組合せはCertification Matrixを参照ください)

2. メモリ：1つのAgentあたり3GB, ODI Studio(≒JDeveloper)として4GB

– WLSを伴わないタイプでは、DOMAIN_HOME/bin/setODIDomainEnv.[sh|bat] のODI_MAX_HEAPに設定

– WLSを伴うタイプでは、 DOMAIN_HOME/bin/setDomainEnv.[sh|bat] のWLS_MEM_ARGS_64BITに設定

3. CPU： Pentium IV 2 GHz 以上

4. ディスク：Standalone Installation 1GB、Enterprise Installation 2.5GB

5. Database Space：Masterリポジトリ200MB、Workリポジトリ400MB

• 参考：

– Oracle Fusion Middleware System Requirements and Specifications 12c (12.2.1.1)

• http://docs.oracle.com/html/E73100_01/toc.htm#GUID-80D05C59-19C9-4855-B3F7-FB4F2E1717F8

– Certification Matrix

• http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

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http://docs.oracle.com/html/E73100_01/toc.htm











http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html






ソフトウェアの準備

1. JDK 8ダウンロード (1.8.0_77以上、64bit) – http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

2. Fusion Middleware Infrastructure 12.2.1.1 のダウンロード(JEE/Standalone Colocated Agent場合のみ)

– Oracle Software Delivery Cloud（OSDC）からダウンロード

– http://edelivery.oracle.com/

– Oracle Fusion Middleware Infrastructure(fmw_12.2.1.1.0_infrastructure_Disk1_1of1.zip)をダウンロード

3. ODIダウンロード (Oracle Data Integrator 12c (12.2.1.1.0)) – Oracle Software Delivery Cloud（OSDC）からダウンロード


4. 参考ドキュメント‐Installing and Configuring Oracle Data Integrator – http://docs.oracle.com/middleware/12211/lcm/ODING/toc.htm

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http://docs.oracle.com/middleware/12211/lcm/ODING/toc.htm


ODIエージェントの 3つのタイプ • Weblogic Management Framework

– ODI12cでは、FM製品統一の管理フレームワークであるWeblogic Management Framework を利用して、起動停止やコンフィグレーションなど基本的な管理作業を行えます。このフレームワークはWLS DomainとStandalone Domainの両方を管理します。

• Configuration Wizardを利用したドメイン設定

• Weblogic Scripting Tool (WLST) のサポート

• Node ManagerによるAgent監視/再起動 (ODI11gのOPMNに代替) など

• ODI12cの3つのエージェント・タイプ

1. Standalone Agent • AgentはStandaloneとして動作(Jetty上で動作)

• Node Managerで起動/再起動または agent.shで起動

2. Standalone Colocated Agent • AgentはStandaloneとして動作 (Jetty上で動作)

• Weblogic管理サーバ及びNode Managerにより管理

3. JEE Agent • WLS上にAgentがデプロイされ、Connection Pooling などWeblogicのリソースを利用できる

• 可用性や、他のFM製品との連携性が高い

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Standalone Agent

Standalone Colocated Agent

Java EE Agent


ODI の 2つのインストール・タイプスタンドアロン・インストールとエンタープライズ・インストール

• スタンドアロン・インストール

– ODI Studio、Standalone Agentが含まれる

• エンタープライズ・インストール

– ODI Studio、Standalone Colocated Agent、 JEE Agentが含まれる

– Fusion Middleware Infrastructureを事前にインストールする必要がある


ODIエージェントを構成する前に Repository Creation Utility (RCU) を利用して、STBスキーマ等を作成します

• ODI12cでは、FM構成ウィザード(config.sh)を用いてODIエージェントを構成する前に、 FM12c製品で共通的に利用される幾つかの管理スキーマを、RCUを利用して作成する必要があります。

– Service Table (Common Infrastructure Services)スキーマ (すべてのタイプのODI Agentで必要)

• STBスキーマ (スキーマの接頭辞やパスワード、ホスト名、DBサービス名、ポート等の基本的なリポジトリスキーマ構成情報を格納します。これにより、ドメイン作成/更新時にSTBスキーマにアクセスして資格情報を取得することができ、入力の手間を省きセキュリティを担保します(資格情報を手元に保存しておく必要がなくなります))

– OPSSスキーマ及びIAUスキーマ (Standalone Colocated Agent ／JEE Agentで必要)

• OPSSスキーマ (Oracle Platform Security Services)

• IAUスキーマ (OPSSの監査に利用するAudit Service)

• IAU APPENDスキーマ (Audit Service Append)

• IAU VIEWERスキーマ (Audit Service Viewer)

• 上記スキーマはドメインをまたいで共有できません。タイプの異なる複数のODI Agentを(別ドメインとして)インストールする場合には、ドメイン毎にRCUを実行して新規に上記スキーマを作成します。


各ドメインのディレクトリ構造 Weblogic Server Domain Standalone Domain


各ドメインのディレクトリ構造 Directory Name Variables 説明 Directory Path

Oracle home ORACLE_HOME 全てのOracle FM製品が含まれる。Oracle Common directoryや各FM製品毎のdirectory等を配下に含む。

/install_location/Oracle_Home

Oracle Common home ORACLE_COMMON FM製品が共通利用するバイナリやライブラリを含む。また共通ツール(EM FM Control、WLST、Configuration Wizard、Upgrade tools、RCU etc.)を含む。

/install_location/Oracle_Home/oracle_common

Product directory PROD_DIR 各FM製品の名前でdirectoryが作成される。ODI12cではodiというdirectoryが作成される (ODI11gまでのoraclediと異なる)。

/install_location/Oracle_Home/Prod_Dir

Oracle Weblogic Server home

WL_HOME Weblogic Serverのバイナリを含む。 /install_location/Oracle_Home/wlserver

Fusion Middleware Control EM_DIR FM Control のバイナリおよびライブラリを含む。 /install_location/Oracle_Home/em

Domain home DOMAIN_HOME ドメインの情報を含む。 /install_location/user_projects/domains/base_domain

Application home APPLICATION_HOME 作成したドメインに関連するアプリケーションを含む (ODi12cではJEE Agentが含まれる)。パッチ適用等の影響を避けるため、Oracle homeの外に作成することを推奨する。

install_location/user_projects/applications


2. Standalone Agentの構成

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Standalone Agentの構成手順概略

• ODI12cにて (Pure) Standalone Agent を利用する場合、以下の手順が必要です。

1. ODIメディアからスタンドアロン・インストール・タイプにてODIをインストール

2. RCUを利用してリポジトリスキーマを作成(ODIスキーマおよびSTBスキーマ)

3. Fusion Middleware構成ウィザードを利用して、Agentを構成

4. Topology(ODI Studio)の設定で、Agentを登録

※本資料では、1. 及び 2.の手順は省略します。 (別紙「ODI12.2.1.1 Studioインストール及びRepository作成」を参照下さい)

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OSファイルシステム領域リポジトリ・データベース

Standalone Domain ODIリポジトリスキーマ：DEV_ODI_REPO

FM共通スキーマ -STBスキーマ：DEV_STB

System Component (OracleDIAgent1)

Standalone Agentの構成例

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ODI Studio, rcu, config.sh


(0) ODIのスタンドアロン・インストール

(1) ODIのスタンドアロンインストール

(2) RCUでリポジトリ作成

(3) 構成ウィザードでAgentを構成(ドメイン作成)

(4) TopologyにてAgentを登録

※本例では、1つのサーバに全てのコンポーネントを配置していますが、リポジトリとStandalone Agentを別々に配置可能です。













Fusion Middleware構成ウィザード 1/12 config.sh を実行し、ドメイン構成ウィザードを起動、新規ドメインを作成します

• ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin から構成ウィザード(config.sh)を起動します。

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新規ドメインの作成を選択する

ドメインの場所指定例： /u01/app/Middleware/OracleHome/user_projects/domains/base_domain


Fusion Middleware構成ウィザード 2/12 製品テンプレートを選択してドメインを作成します

• 以下のテンプレートを追加します。

Oracle Data Integrator – Standalone Agent – 12.2.1.1.0 [odi]

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以下のテンプレートを追加します。 Oracle Data Integrator – Standalone Agent – 12.2.1.1.0 [odi]


Fusion Middleware構成ウィザード 3-4/12 JDKを選択し、RCUデータを使用してDB接続を確認します

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以下の情報を入力し、「RCU構成の取得」をクリックします。 --入力例-- ベンダー： Oracle (デフォルト) ドライバ： Oracle’s Driver (Thin) for Service ～ (デフォルト) DBMS/サービス： orcl ホスト名： <hostname> ポート： 1521 スキーマ所有者： DEV_STB (デフォルト) スキーマ・パスワード例： welcome1

「RCUデータ」を選択

正常実行を確認


Fusion Middleware構成ウィザード 5-6/12 コンポーネントスキーマへの接続を確認します

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必要な情報を補って入力します



Fusion Middleware構成ウィザード 7-8/12 システムコンポーネントとODIサーバーの設定を行います

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以下の設定値になっていることを確認します。システム・コンポーネント： OracleDIAgent1 コンポーネント・タイプ： ODI

システム・コンポーネント： OracleDIAgent1 サーバー・リスニング・アドレス： <hostname> サーバー・リスニング・ポート： 20910 (デフォルト) スーパーバイザ・ユーザー名： SUPERVISOR (デフォルト) スーパーバイザ・パスワード例： welcome1 Preferred Datasource： odiMasterRepository (デフォルト)

「ODI-1424: ....エージェント・ホストまたはポートに到達できません。…. 」のようなエラーが発生した場合には、My Oracle SupportサイトよりDoc ID 1591723.1を参照の上、HOSTNAMEやPORTに誤りがないか、ご確認下さい。特に、ExadataやRACでSCANを使っている場合には、Agentの設定ではscan-ipではなくAgentをインストールしたマシンのhostnameやVIPを使う必要があります。 (SCANはDB接続でのみ利用するため)


Fusion Middleware構成ウィザード 9-10/12 ノードマネージャを設定し、構成サマリーを確認します

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ユーザ名： ODI_ADMIN パスワード： welcome1

※このユーザ名とパスワードはNode Managerとクライアント(AgentやWeblogic Admin Server等)の認証だけに利用され、任意に設定可能です。ユーザ名は<Domain_Home>/config/config.xml に保存されます。


Fusion Middleware構成ウィザード 11-12/12 ドメインの作成が完了したら、画面を閉じます

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エージェントの作成 ODI Studioを起動し、物理エージェントを作成します

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トポロジの物理アーキテクチャにて新規エージェントを作成

前ステップの定義内容にあわせます。名前： OracleDIAgent1 ホスト： <hostname> ポート： 20910

入力した内容を保存


エージェントの作成作成した物理エージェントを起動します(※Node Managerを利用したAgentの起動は後述)

cd /u01/app/Middleware/OracleHome/user_projects/domains/base_domain/bin

./agent.sh -NAME=OracleDIAgent1

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FM構成ウィザード及びトポロジの物理エージェントにて設定した情報を利用・物理エージェント名： OracleDIAgent1


エージェントの作成作成した物理エージェントへの接続確認を行います

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エージェントの作成論理エージェントの作成し、設定を保存します

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論理エージェントを定義します。 (物理エージェントにひも付けます。) 論理エージェント名： Standalone Agent (任意) コンテキスト： Global (デフォルト) 物理エージェント： OracleDIAgent1

入力した内容を保存


参考：構成ウィザードの設定情報の格納先と修正方法物理エージェントの設定がうまくいかない場合のTIPS

• /u01/app/Middleware/OracleHome/user_projects/domains/base_domain/config/jdbc 配下の以下のファイルに、Agentがマスタリポジトリにログインするために最低限必要な情報(マスタリポジトリ名やJDBC URL、エンコードされたパスワード等)が格納されます。 (ODI11gまではodiparams.shに格納されていました) – jdbc_odiMasterRepository-jdbc.xml

– LocalSvcTblDataSource-jdbc.xml

• agent.sh を実行してもうまくAgentが起動しない場合、どこかに設定/入力ミスがある可能性が高いため、再度、構成ウィザードを利用して、「既存ドメインを更新」することが有効な場合があります。 – 上記設定ファイルに含まれるパスワードは、ODIのエンコーディングではなく、Weblogicのエンコーディングが利用されています。そのため、ODI11gまでのようにencode.batを利用するのではなく、FM構成ウィザードを利用して再度既存ドメインを更新することで新パスワードを設定ください。(自動的にエンコードされます)

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参考：Node Managerを利用したエージェントの起動 Node Managerの起動

• エージェントの起動は、agent.sh を利用する方法(前述) と NodeManager から起動する方法の2種類があります。ここでは後者の例をご紹介します。


nohup ./startNodeManager.sh > nm.out&

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参考：Node Managerを利用したエージェントの起動 Node Managerからのエージェントの起動

• NodeManager起動後、以下のコマンドでエージェントを起動します。


./startComponent.sh OracleDIAgent1

• トポロジ画面からエージェントのテストを行います。または、ブラウザで下記URLにアクセスしてテストします。

http://<hostname>:20910/oraclediagent

• このようにNode ManagerからAgentを起動すると Agentがダウンした際にNode Managerが自動で Agentの再起動を行います。

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参考：Node Managerを利用したエージェントの起動 nodemanager.propertiesの変更

• nodemanager.propertiesのCrashRecoveryEnabled(デフォルトはfalse)をtrueに設定変更すると、Node Managerの再起動(リカバリ)時にnodemanager.domains ファイルで指定された各管理対象ドメインをチェックして、異常停止しているStandalone Agentがあれば自動的に再起動しようとします。 (startComponent.sh… を実行しなくてもNode Manager の再起動と同時に異常終了したAgentが再起動されます)

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DOMAIN_HOME/nodemanager/ nodemanager.properties


参考：Node Managerを利用したエージェントの起動 Node Managerのポートをデフォルト(5556)から変更する場合

• How to Change the Node Manager Port When an Oracle Fusion Middleware Component is Installed with a Domain (Doc ID 1579149.1)

– McAfee 等のセキュリティ・ソフトウェア等とポートが競合する場合、nodemanager.properties 内のNode Managerのポート(5556がデフォルト)を変更します。

• /u01/app/Middleware/OracleHome/user_projects/domains/base_domain/nodemanager/nodemanager.properties

– ListenPort=5557

– 未使用ポートを確認して空きポートを利用します。(netstat -ano)

– Domainのconfig.xmlを編集し、listen-portの1行を追加します。

– Component (ODI Agent)を起動します。

• ./startComponent.sh OracleDIAgent1

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＜config.xml 編集前＞

＜config.xml 編集後＞


参考：Node ManagerのWindowsサービス化 nodemanager.propertiesの変更

• DOMAIN_HOME¥bin ディレクトリにてinstallNodeMgrSvc.cmdを実行します。

• ポート(デフォルトは5556)やホストは必要に応じてinstallNodeMgrSvc.cmdを編集します。

• 参考情報： http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/NODEM/starting_nodemgr.htm

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<2014/01/21 14時33分00秒 JST> <SEVERE> <Fatal error in NodeManager server> weblogic.nodemanager.common.ConfigException: Identity key store file not found: C:¥oracle¥FMW12c¥odi_agent¥user_projects¥domains¥base_domain¥nodemanager¥security¥DemoIdentity.jks

nodemanager.log

出典：NodeManager as a Service Fails to Start with errors "Identity key store file not found" (Doc ID 1600022.1)

参考：Node Manager(Windows Service)が開始せず、下記のようなエラーが発生した場合、Note: 1600022.1を参考にして、 <domain_home>¥security¥DemoIdentity.jks を <domain_home>¥nodemanager¥security¥DemoIdentity.jks にコピーの上、サービスを再開してください。


3. Standalone Colocated Agentの構成

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Standalone Colocated Agentの構成手順概略

• ODI12cにて Standalone Colocated Agent を利用する場合、以下の手順が必要です。

1. Fusion Middleware Infrastructureをインストール

2. ODIメディアからエンタープライズ・インストール・タイプにてODIをインストール

3. RCUを利用してリポジトリスキーマを作成 • ODIスキーマ (既に作成済みの場合は省略)

• FM共通スキーマ(STB、OPSS、IAU、IAU_APPEND、IAU_VIEWERスキーマを作成)



• また本セクションの後半では、FM Control/ODI Consoleを利用するための追加設定について扱います。

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OSファイルシステム領域リポジトリ・データベース

ODIリポジトリスキーマ：DEV1_ODI_REPO

FM共通スキーマ -STBスキーマ：DEV1_STB -OPSSスキーマ：DEV1_OPSS -IAUスキーマ：DEV1_IAU -IAU_APPENDスキーマ：DEV1_IAU_APPEND -IAU_VIEWERスキーマ：DEV1_IAU_VIEWER

Weblogic Domain

Admin Server

Machine (ODI_machine1)

WLS Admin Console (+FM Control/ODI Console)

System Component (OracleDIAgent2)

Standalone Colocated Agentの構成例

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ODI Studio, rcu, config.sh (1) Fusion Middleware Infrastructureのインストール (2) ODIのスタンドアロンインストール



※本例では、1つのサーバに全てのコンポーネントを配置していますが、リポジトリ / Standalone Colocated Agent /Weblogic管理サーバの各々を別々に配置可能です。


FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール Oracle Software Delivery Cloudからメディアをダウンロードします

• Oracle Software Delivery Cloudからメディアをダウンロードします。


– Oracle Data Integrator Enterprise Edition (FMW)を選択

• インストール手順： Installing and Configuring the Oracle Fusion Middleware Infrastructure

http://docs.oracle.com/middleware/12211/lcm/INFIN/GUID-943F11B4-DD9E-4631-8F5F-80B3ADC06F26.htm#INFIN125

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http://edelivery.oracle.com/

http://docs.oracle.com/middleware/12211/lcm/INFIN/GUID-943F11B4-DD9E-4631-8F5F-80B3ADC06F26.htm












FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール 1/9 メディアを解凍し、Installation Programを起動します

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• Installation Programを起動します

java -jar fmw_12.2.1.1.0_infrastructure.jar


FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール 2-3/9 Oracleホームを設定し、インストールタイプを選択します

41

/u01/app/Middleware/OracleHome2

※本資料では、standalone agentをインストール済みの環境に、追加インストールをしているため、Oracleホームを変更しています。


FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール 4-5/9 インストールタイプを選択し、前提条件のチェックを進めます

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FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール 6-7/9 セキュリティ更新およびインストールサマリーを確認し、インストールを進めます

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FMW Infrastructure 12.2.1.1.0のインストール 8-9/9 インストールサマリーを完了します

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ODI 12.2.1.1.0のエンタープライズ・インストール 1/8 メディアを解凍し、Installation Programを起動します

45

• Installation Programを起動します

java -jar fmw_12.2.1.1.0_odi.jar


ODI 12.2.1.1.0のエンタープライズ・インストール 2-3/8 自動更新をスキップを選択して、Oracleホームを設定します

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/u01/app/Middleware/OracleHome2 ※FMW Infrastructureをインストール済みのOracle_Homeを指定します


ODI 12.2.1.1.0のエンタープライズ・インストール 4-5/8 「エンタープライズ・インストール」タイプを選択し、前提条件をチェックする

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エンタープライズ・インストールを選択します


ODI 12.2.1.1.0のエンタープライズ・インストール 6-7/8 インストールサマリーを確認し、インストールを進めます

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ODI 12.2.1.1.0のエンタープライズ・インストール 8/8 インストールが正常に完了したことを確認します

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リポジトリ作成の注意点 RCU(Repository Creation Utility)を利用して、ODIリポジトリを作成します

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• リポジトリ・スキーマ： ODIの各種メタデータ(ユーザ情報、設定情報、ログ等)を納める格納庫です。

• リポジトリ作成の方法として以下の2種類がありますが、ODI 12cではRCU(Repository Creation Utility)の利用を推奨します。

1. RCUを利用してリポジトリを作成する方法

2. ODI Studioからリポジトリを作成する方法

• これはODI12cのAgentの構成で必要となる下記のFM共通スキーマがRCUで作成されるためです。

– Services Tableスキーマ(STBスキーマ：すべてのタイプのODI Agentで必要)

– セキュリティ/監査スキーマ(OPSS, IAU, IAU_APPEND, IAU_VIEWERスキーマ：JEE Agent及びStandalone Colocated Agentで必要)

• RCUを実行すると、ODIリポジトリ用のDBスキーマ作成と、メタデータ(開発資産やログ等)を管理するための一連の管理テーブルが作成されます。













リポジトリ作成 (RCU実行) RCU(Repository Creation Utility)を利用して、ODIリポジトリを作成します

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• Repository Creation Utility(RCU) のシステム要件を確認します。

http://docs.oracle.com/html/E73100_01/toc.htm#GUID-A5BAA99B-E383-4063-9EF7-BA963CF472A1

• Database Version： 11.2.0.4+ ; 12.1.0.1+

• Character set : AL32UTF8 (AL32UTF8 でない場合、下記エラーが発生しますが無視可能です)

– The database you are connecting is with non-AL32UTF8 character set. Oracle strongly recommends using AL32UTF8 as the database character set.

• 環境変数を設定して、RCUを実行します。(未設定の場合)

– JAVA_HOMEを設定 (ORACLE_HOMEはODIのOracle_Homeを指定するかUnsetします)

• export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.8.0_77

• export ORACLE_HOME=

– RCUユーティリティを実行し、リポジトリ作成ウィザードを起動します。

• /u01/app/Middleware/OracleHome2/oracle_common/bin/rcu


リポジトリ作成 (RCU実行) 1-2/9 新規にリポジトリを作成します

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リポジトリ作成 (RCU実行) 3/9 リポジトリデータベース接続に必要な情報を入力します

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以下の設定とします。データベース・タイプ： Oracle Database ホスト名： <hostname> (ODIインストールサーバ名) ポート： 1521 (リスナーポート番号) サービス名： orcl ユーザー名： sys パスワード： welcome1 ロール： SYSDBA


リポジトリ作成 (RCU実行) 4/9 Oracle Data Integratorにチェックを入れて作業を進めます

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・接頭辞： DEV3 ・チェックを入れるコンポーネント -以下はデフォルトでチェックが入っていることを確認・監査サービス (DEV3_IAU) ・Audit Services Append (DEV3_IAU_APPEND) ・Audit Services Viewer (DEV1_IAU_VIEWER) ・Oracle Platform Security Services (DEV1_OPSS) ・Common Infrastructure Services (DEV1_STB) -以下は明示的にチェックを入れること・Oracle Data Ingegrator (DEV3_ODI_REPO)


リポジトリ作成 (RCU実行) 5-6/9 作成するスキーマやODI管理ユーザーのパスワードを設定します

56

本資料では、すべてのスキーマに同じパスワードを使用します。マスター、ワークリポジトリ接続用スキーマのパスワードとなります。パスワード例： welcome1

以下の設定とします。・スーパーバイザ・パスワード例： welcome1 ・Work Repository Type： D ・作業リポジトリ名例： WORKREP2 ・作業リポジトリ・パスワード例： welcome1 ・暗号化アルゴリズム例： AES-128


リポジトリ作成 (RCU実行) 7/9 表領域を作成します

57

RCUを利用した場合、マスターおよび作業リポジトリは同一の DBスキーマに作成されます。 (ここではDEV1_ODI_REPO)


リポジトリ作成 (RCU実行) 8-9/9 スキーマ、表領域の作成が正常に終わることを確認し画面を閉じます

58




59

新規ドメインの作成

ドメインの場所指定例： /u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain



• 以下の赤字のテンプレートを追加します。それにより依存関係のために青字の 2つのテンプレートも自動選択されます。

– Oracle Data Integrator – Standalone Colocated Agent – 12.2.1.1.0 [odi]

• Oracle JRF – 12.2.1.1.0 [oracle_common]

• Weblogic Coherence Cluster Extention - 12.2.1.1.0 [wlserver]

60

以下のテンプレートを追加します。 Oracle Data Integrator – Standalone Colocated Agent – 12.2.1.10 [odi]


Fusion Middleware構成ウィザード 3-4/17 管理ユーザーのパスワードを設定し、ドメインモードを選択します

61

WebLogicServerの管理者パスワードを設定します。名前： weblogic (デフォルト) パスワード： welcome1


Fusion Middleware構成ウィザード 5-6/17 RCUデータでリポジトリに接続し、コンポーネントスキーマへの接続設定を行います

62

DBMS/サービス： orcl ホスト名： <hostname> ポート：1521 スキーマ所有者： DEV3_STB スキーマ・パスワード： welcome1


Fusion Middleware構成ウィザード 7-8/17 拡張設定を行います

63



Fusion Middleware構成ウィザード 9-10/17 管理サーバーとノードマネージャの設定を行います

64

・サーバ名： AdminServer (デフォルト) ・リスニング・アドレス： <hostname> (Admin Serverが配置されているサーバのIPを指定します。“All Local Addresses”は利用しません) ・リスニング・ポート： 7001 (デフォルト) ・サーバー・グループ：未設定 (デフォルト)

ユーザ名： ODI_ADMIN パスワード： welcome1



Fusion Middleware構成ウィザード 11-12/17 システムコンポーネントとODIサーバーの設定を行います

65

以下の設定値になっていることを確認します。システム・コンポーネント： OracleDIAgent2 コンポーネント・タイプ： ODI

システム・コンポーネント： OracleDIAgent2 サーバー・リスニング・アドレス： <hostname> サーバー・リスニング・ポート： 20910 (デフォルト) スーパーバイザ・ユーザー名： SUPERVISOR (デフォルト) スーパーバイザ・パスワード例： welcome1 Preferred Datasource： odiMasterRepository (デフォルト)


Fusion Middleware構成ウィザード 13-14/17 サーバーマシンとコンポーネントの設定を行います

66

以下の情報を入力し、マシン構成を設定します。名前： LocalODIMachine (デフォルト) ノード・マネージャ・リスニング・アドレス：<hostname> ノード・マネージャ・リスニング・ポート： 5556 (デフォルト)

システム・コンポーネント「OracleDIAgent2」がマシン「LocalODIMachine」に紐づいていることを確認します。


Fusion Middleware構成ウィザード 15-16/17 構成のサマリーを確認し、ドメインの作成を開始します

67


Fusion Middleware構成ウィザード 17/17 構成を終了します

68

ドメインの場所：

/u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain 管理サーバのURL： http://<hostname>:7001/console


エージェントの作成 ODI Studioを起動し、リポジトリへのログインを作成します

69

新規作成

ログイン名：LOGIN2 ユーザー：SUPERVISOR パスワード：welcome1

ユーザー：DEV3_ODI_REPO パスワード： welcome1

WORKREP


エージェントの作成トポロジの物理アーキテクチャにて物理エージェントを作成します

70

トポロジの物理アーキテクチャにて新規エージェントを作成

前ステップの定義内容にあわせます。名前： OracleDIAgent2 ホスト： <hostname> ポート： 20910

保存


エージェントの作成作成した物理エージェントを起動します(※Node Managerを利用したAgentの起動は後述)

cd /u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain/bin

./agent.sh -NAME=OracleDIAgent2

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FM構成ウィザード及びトポロジの物理エージェントにて設定した情報を利用・物理エージェント名： OracleDIAgent2



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論理エージェントを定義します。 (物理エージェントにひも付けます。) 論理エージェント名： Standalone Colocated Agent (任意) コンテキスト： Global (デフォルト) 物理エージェント： OracleDIAgent2

保存


参考：Node Managerを利用したエージェントの起動 Node Managerの起動と Agentの起動

• エージェントの起動は、agent.sh を利用する方法(前述) と NodeManager から起動する方法の2種類があります。ここでは後者の例をご紹介します。

– Node Managerの起動

cd <ORACLE_HOME>/user_projects/domains/base_domain/bin

(Windows) startNodeManager.cmd (Unix) nohup ./startNodeManager.sh > nm.out&

– Component (ODI Agent)を起動します。

./startComponent.sh OracleDIAgent2

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参考：Weblogic管理サーバの起動 startWebLogic.cmdを利用して管理サーバを起動します

• DOMAIN_HOME/bin ディレクトリから管理サーバを起動します。

cd <ORACLE_HOME>/user_projects/domains/base_domain/bin

(Windows) startWeblogic.cmd (Unix) ./startWebLogic.sh

• 以下のURLでWeblogic Server Administration Console にログインします。

http://<hostname>:7001/console

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ユーザー名： weblogic パスワード： welcome1

http://dis01.oraclesc.com:7001/console


Standalone Colocated Agentの構成手順概略

• ODI12cにて Standalone Colocated Agent を利用する場合、以下の手順が必要です。

1. Fusion Middleware Infrastructureをインストール

2. ODIメディアからエンタープライズ・インストール・タイプにてODIをインストール



– Fusion Middleware構成ウィザードを利用して、Agentを構成

– Topology(ODI Studio)の設定で、Agentを登録

• また本セクションの後半では、FM Control/ODI Consoleを利用するための追加設定について扱います。

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参考：既存のドメインの更新構成ウィザード(config.sh)を利用してテンプレートを追加します

• ODI Console等の管理コンソールを利用するためにいくつかのテンプレートを追加します。


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既存ドメインの更新

ドメインの場所指定例： /u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain


参考：既存のドメインの更新製品テンプレートを選択してドメインを更新します

• 以下のテンプレートを追加します。

Oracle Enterprise Manager Plugin for ODI - 12.2.1.1.0 [em]

Oracle Data Integrator - Console - 12.2.1.1.0 [odi]

また上記を選択すると依存関係のために以下2つのテンプレートも自動選択されます。

Oracle Enterprise Manager - 12.2.1.1.0 [em]

Oracle Data Integrator SDK Shared Library Template - 12.2.1.1.0 [odi]

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※ Oracle Enterprise Manager Plugin for ODI - 12.2.1.1.0 [em] はFM Controlを利用するためのPluginです。


参考：既存のドメインの更新アプリケーションの場所を指定し、リポジトリに接続します

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参考：既存のドメインの更新コンポーネントスキーマへの接続情報や資格証明のチェックを進めます

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1. 既存のキー(SUPERVISOR)に情報を追加します。・キー名：SUPERVISOR ・ユーザ名：SUPERVISOR ・パスワード：welcome1 2. 2つ目の資格証明を追加します。・キー名：base_domain (※ドメイン名をキー名とします) ・ユーザ名：weblogic ・パスワード：welcome1


参考：既存のドメインの更新拡張設定を行い、管理対象サーバーを削除します

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ODI Console等のアプリケーションはデフォルトでは管理対象サーバー(ODI_server1)に配置されます。今回はテスト構成のため、管理対象サーバーは削除して、管理サーバーに全てのアプリケーションをデプロイするように変更を行います。


参考：既存のドメインの更新クラスタ等の設定を進めます

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参考：既存のドメインの更新マシンと仮想ターゲットの設定を進めます

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参考：既存のドメインの更新構成のサマリーを確認します

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全てのアプリケーションがAdminServerにデプロイされます


参考：既存のドメインの更新既存ドメインを更新し、正常終了を確認します

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/u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain 管理サーバのURL： http://<hostname>:7001/console


参考：Node Manager／Agent／WLS管理サーバの起動

• Node Managerの起動 cd <ORACLE_HOME>/user_projects/domains/base_domain/bin


• Component (ODI Agent)の起動 ./startComponent.sh OracleDIAgent2

• WLS管理サーバの起動 ./startWebLogic.sh

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参考：Fusion Middleware Controlへのログイン

• 以下のURLでFusion Middleware Control にログインします。

http://hostname:7001/em

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ODIのコンポーネントのモニタリングや起動／停止等の管理を行えます


参考：ODI Consoleへのログイン


http://<hostname>:7001/odiconsole

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ユーザー名： SUPERVISOR パスワード： welcome1

メタデータの検索やジョブ実行状況／結果のモニタリング、影響分析等を行えます


4. JEE Agentの構成

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JEE Agentの構成手順概略

• ODI12cにて JEE Agent を利用する場合、以下の手順が必要です。

1. (Fusion Middleware Infrastructureをインストール)

2. (ODIメディアからエンタープライズ・インストール・タイプにてODIをインストール)





※1、2及び3のODIスキーマ作成までのステップはStandalone Colocated Agent(前セクション)と共通のため本資料では省略し、3のその他スキーマの作成から実施します。

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JEE Agentの構成例

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リポジトリ・データベース

ODIリポジトリスキーマ：DEV3_ODI_REPO

FM共通スキーマ -STBスキーマ：DEV4_STB -OPSSスキーマ：DEV4_OPSS -IAUスキーマ：DEV4_IAU -IAU_APPENDスキーマ：DEV4_IAU_APPEND -IAU_VIEWERスキーマ：DEV4_IAU_VIEWER

OSファイルシステム領域

Weblogic Domain

Admin Server WLS Admin Console/ FM Control/ODI Console)

Cluster (ODI_cluster1)

Machine (ODI_machine1) Managed Server (ODI_server1)

Infrastructure

JEE Agent (OracleDIAgent)

本資料ではODIリポジトリスキーマは前セクションと共通利用

JEE Agent用にRCUで作成




ODI Studio, rcu, config.sh (1) Fusion Middleware Infrastructureのインストール (2) ODIのエンタープライズインストール



※本例では、1つのサーバに全てのコンポーネントを配置していますが、リポジトリとWeblogicサーバ(JEE Agent含む)を別々に配置可能です。













リポジトリ作成 (RCU実行) 新規にリポジトリ(FM共通スキーマ)を作成します

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リポジトリ作成 (RCU実行) リポジトリデータベース接続に必要な情報を入力します

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以下の設定とします。データベース・タイプ： Oracle Database ホスト名： <hostname > (ODIインストールサーバ名) ポート： 1521 (リスナーポート番号) サービス名： orcl ユーザー名： sys パスワード： welcome1 ロール： SYSDBA


リポジトリ作成 (RCU実行) STB/OPSS/IAUスキーマにチェックを入れます

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前セクションの接頭辞(DEV1)と異なる接頭辞(DEV2)を設定します。・接頭辞： DEV4 ・チェックを入れるコンポーネント・監査サービス (DEV4_IAU) ・Audit Services Append (DEV4_APPEND) ・Audit Services Viewer (DEV4_IAU_VIEWER) ・Oracle Platform Security Services (DEV4_OPSS) ・Common Infrastructure Services (DEV4_STB)

本資料では、ODIリポジトリスキーマについては、前セクションでStandalone Colocated Agent向けに作成したものを再利用する想定のため、選択しません。 (今回はFM共通スキーマのみ作成します) ODIリポジトリスキーマが未作成の場合は、選択してください。


リポジトリ作成 (RCU実行) パスワードを設定し、作成する表領域を確認します

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本資料では、すべてのスキーマに同じパスワードを使用します。マスター、ワークリポジトリ接続用スキーマのパスワードとなります。パスワード例： welcome1


リポジトリ作成 (RCU実行) スキーマ、表領域の作成が正常に終わることを確認し画面を閉じます

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新規ドメインの作成

ドメインの場所指定例： /u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain2



• 以下の赤字のテンプレートを選択します。青字のテンプレートは依存関係のため自動的に選択されます。

– Oracle Enterprise Manager Plugin ODI – 12.2.1.1.0 [em] • Oracle Enterprise Manager – 12.1.3.0 [em]

• Oracle JRF – 12.1.3.0 [oracle_common]

• Weblogic Coherence Cluster Extention - 12.1.3.0 [wlserver]

– Oracle Data Integrator – Console – 12.2.1.1.0 [odi]

– Oracle Data Integrator – Agent – 12.2.1.1.0 [odi]

• Oracle Data Integrator – Agent Libraries – 12.2.1.1.0 [odi]

• Oracle Data Integrator SDK Shared Library Template – 12.2.1.1.0 [odi]

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以下のテンプレートを追加します。 Oracle Enterprise Manager Plugin for ODI – 12.2.1.1.0 [em] Oracle Data Integartor – Console – 12.2.1.1.0 [odi] Oracle Data Integrator – Agent – 12.2.1.1.0 [odi]

※ Oracle Enterprise Manager Plugin for ODI - 12.2.1.1.0 [em] はFM Controlを利用するためのPluginです。


Fusion Middleware構成ウィザード 3-4/25 アプリケーションの場所を確認し、管理者アカウントを設定します

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/u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/applications/base_domain2 本資料では、複数のタイプのAgentをインストールしているため添字を2としていますが、ご自身の環境に合わせて適宜設定下さい。

名前： weblogic パスワード： welcome1


Fusion Middleware構成ウィザード 5-6/25 ドメインモードを設定し、データベース構成タイプを設定します

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DEV4_STB ※RCUで今回作成したものを指定


Fusion Middleware構成ウィザード 7-8/25 JDBCの設定を行い、接続テストの成功を確認します

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本資料では、前セクション(Standalone Colocated Agent)で作成したODIリポジトリスキーマ(DEV3_ODI_REPO：接頭辞がDEV3)を共通利用しています。一方、FM共通スキーマは新たにRCUで作成した接頭辞DEV4のものを指定します。


Fusion Middleware構成ウィザード 9-10/25 資格証明を設定し、拡張構成を選択します

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1. 既存のキー(SUPERVISOR)に情報を追加します。・キー名：SUPERVISOR ・ユーザ名：SUPERVISOR ・パスワード：welcome1 2. 2つ目の資格証明を追加します。・キー名：base_domain2 (※ドメイン名をキー名とします) ・ユーザ名：weblogic ・パスワード：welcome1

以下を選択します。・管理サーバー →主に管理サーバーのポート設定・ノード・マネージャ →主にノード・マネージャの設定・トポロジ →主に管理対象サーバの設定


Fusion Middleware構成ウィザード 11-12/25 管理サーバーとノードマネージャの設定を行います

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ノード・マネージャ・タイプ：ドメインごとのデフォルトの場所ノード・マネージャ資格証明・ユーザ名：ODI_ADMIN ・パスワード：welcome1


サーバー名： AdminServer (デフォルトはAdminServer) リスニング・アドレス： hostname (ホストIPを設定、All Local Addressは選択しないこと) リスニング・ポート： 7001 (デフォルト) サーバー・グループ：未指定


Fusion Middleware構成ウィザード 13-14/25 管理対象サーバーの設定を行います

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サーバー名：ODI_server1 (デフォルト) リスニング・アドレス： hostname (ホストIPを設定、All Local Addressは選択しないこと) リスニング・ポート：15101(デフォルト) サーバー・グループ：JRF-MAN-SVR

追加ボタンを押下し、以下を設定します。クラスタ名：ODI_cluster1 クラスタ・アドレス：空欄のまま


Fusion Middleware構成ウィザード 15-16/25 サーバをクラスタに割り当てます

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「ODI_cluster1」に「ODI_server1」が紐づいてたことを確認します。


Fusion Middleware構成ウィザード 17-18/25 Coherenceクラスタとマシンを設定します

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デフォルトのまま「次へ」

・名前： ODI_machine1 ・ノード・マネージャ・リスニング・アドレス： dis01.oraclesc.com (ホストIPを設定、All Local Addressは選択しないこと) ・ノード・マネージャ・リスニング・ポート：5558 (デフォルトは5556)


Fusion Middleware構成ウィザード 19-20/25 サーバーをマシンに割り当てます

108

「ODI_machine1」に「AdminServer_JEE」と「ODI_server1」が紐づいたことを確認します。


Fusion Middleware構成ウィザード 21-22/25 仮想ターゲットとパーティションをデフォルトで設定します

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Fusion Middleware構成ウィザード 23-24/25 設定内容を確認し、ドメインの作成を開始します

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Fusion Middleware構成ウィザード 25/25 構成を終了します

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/u01/app/Middleware/OracleHome2/user_projects/domains/base_domain2 管理サーバのURL： http://<hostname>:7001/console


エージェントの作成物理エージェントを作成します

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Node Manager／WLS管理サーバ／JEE Agentの起動

• Node Managerの起動 cd <ORACLE_HOME>/user_projects/domains/base_domain2/bin


• WLS管理サーバの起動 ./startWebLogic.sh

• WLS管理対象サーバ(JEE Agent含む)の起動 ./startManagedWebLogic.sh ODI_server1

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JEE Agentを起動します

Topologyにて先に物理Agentを登録しておかないと正常に起動しません。


Fusion Middleware Controlへのログイン


http://<hostname>:7001/em

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JEE Agentが起動したことを確認します

Fusion Middleware ControlからJEE Agentが正常に起動していることを確認します。



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JEE Agentが正常に起動したら接続テストを行います



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論理エージェントを定義します。 (物理エージェントにひも付けます。) 論理エージェント名： JEE Agent (任意) コンテキスト： Global (デフォルト) 物理エージェント： OracleDIAgent

保存


参考：Weblogic管理サーバの起動 startWebLogic.cmdを利用して管理サーバを起動します

• DOMAIN_HOME/bin ディレクトリから管理サーバを起動します。

cd <ORACLE_HOME>/user_projects/domains/base_domain2/bin

(Windows) startWeblogic.cmd (Unix) ./startWebLogic.sh

• 以下のURLでWeblogic Server Administration Console にログインします。

http://<hostname>:7001/console

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http://hostname:7001/console




参考：ODI Consoleへのログイン


http://<hostname>:15101/odiconsole

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ユーザー名： SUPERVISOR パスワード： welcome1

メタデータの検索やジョブ実行状況／結果のモニタリング、影響分析等を行えます


Document Control Author

日本オラクル株式会社

Oracle Asia Research & Development Center • 黄明

• 楊帆

Reviewer

日本オラクル株式会社 • 谷川信朗

• 後藤陽介

• 舟橋直美

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変更履歴

Date Version

2016/10 1.0 Created.


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Technology

Oracle Data Integrator R12.2.1.1 Agentセットアップガイド