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が魅せる 文化 仙台白百合女子大学 健康栄養学科4年A611109 一ノ瀬 麻衣 報告会参加が不可能の為 自動再生にて発表をご覧いただければ幸いです

「水が魅せる京文化」みやぎインターカレッジコープ 体験旅行企画「自分で創るテーマのある旅」体験報告

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が魅せる 文化

仙台白百合女子大学 健康栄養学科4年A組 611109 一ノ瀬 麻衣

報告会参加が不可能の為 自動再生にて発表をご覧いただければ幸いです

旅先を京都へ決めた理由

ですが・・・

江戸時代に”天下の台所”

そう言われていた大阪が隣県にありながら

京料理が日本料理の代表の1つとして何故発展したか?

その歴史的・文化的背景に興味を持ちました

日本を代表する芸術家 北大路魯山人は

「京都は長らく天皇の皇居があったが、

京料理の繊細で芸術的な発展は

その土地柄によるものでした

四周を山に囲まれ、 料理の材料

とすべき海産資源に乏しかった。

こうした状況下においても、

京の料理

人は貴族、名門の口を潤す必要性があった。」

京料理を支える背景には・・・

その量なんと

この地下に眠る水を

の存在がありました

211億トン

といいます (以上を関西大学が発表)

の恩恵を受けた 都では…

京友禅 清らかな水で発色する 友禅の美しさを可能に

食文化 良質な水で育まれた 伝統食材

京に住まうということ

水の恩恵を最大限に活かし 時には猛威を振るう水と 向き合いながら 人々はこの地に住んできた

衣食住を通し、 を語らずして 都は語れない

料理という観点から始まった

私の興味の終着点は

「水によって育まれたこの地に触れたい」

以上が旅先を京都へ決めた理由です

それではここからは・・・

が魅せる 文化 の旅をご覧ください・・・

旅の同行人は、幼馴染の友人

伏見はかつて ”伏水”とも書かれて

いたほどに、質の高い水が豊富な地。

その水質は酒づくりに適したもので、伏見にはいたるところに酒造がありました。

←恩師にお土産で購入。

渡月橋のかかる桂川は 京都水盆を形成する

河川の一つで

豪雨にみまわれると 氾濫する川。

この日は穏やかで 水量もさほど

ありませんでした

それはそれは、 食べては歩き 歩きは食べ・・・ 堪能し・・・

京都のどこを見渡しても

の流れがありました。

この はどこから来たのだろう?

この はいつの時代の だろう?

を背景とした京都の文化に

悠久の奥深さを感じた旅でした。

最後に・・・ この度は大学生協みやぎインターカレッジコープの皆様のお陰で このような素晴らしい旅をすることができました。 本当にありがとうございました。 本日は報告会に参加できず、このような形での発表をお許し下さい。 この企画のお陰で私は、あらかじめその土地の文化や歴史を調べてから旅に出ました。 もし、こういった企画がなかったら、単純に 「京都に行きたい!」だけの思いでただの観光になっていたと思います。 「これがあれか!」と、自分で作ったテーマに沿って旅をすることが より有意義な時間をつくることを学びました。 また、遠く離れたこの地を見て 客観的に観光客のマナー、観光地に住む人々の在り方を考える機会にもなりました。 旅をしに行く人、それを迎える人。 それらの関係について、7月に予定されている本学での報告会にて内容を深めてお話したいと思います。 この度は、本当にありがとうございました。 2014.05.17 仙台白百合女子大学 健康栄養学科4年 一ノ瀬 麻衣

ご静聴に感謝…