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JTools JWW 互換
簡易操作ガイド
目 次
◆JTools JWW 互換のセットアップ(インストール) ....................................................... 1
◆JTools JWW 互換機能を使用する ......................................................................... 5
◇各種ツール詳細 .................................................................................................. 6
◆JTools JWW 互換機能を初期化 ........................................................................... 7
◇新規図面(DWG図面ファイル)の場合 ............................................................... 7
◇既存図面(JWW図面ファイル)の場合 ............................................................... 8
◆作図と修正(コマンド実行方法) ............................................................................ 9
◆JTools JWW 互換の環境設定 ............................................................................. 10
◇JWW ツール 環境設定 ..................................................................................... 10
◇JWW ファイル 入力設定 ................................................................................... 11
◇文字スタイル設定 .............................................................................................. 12
・SHX フォントと TrueType フォント ........................................................................ 13
◇書き込み文字種変更 ダイアログ ......................................................................... 14
◇線属性 ダイアログ ............................................................................................. 15
◇レイヤー名とレイヤーグループ名 ............................................................................ 16
◆保存 ................................................................................................................... 18
◇DWG形式/DXF 形式ファイルに保存 ................................................................ 18
◇JWW ファイル 出力設定 ................................................................................... 19
◆印刷 ................................................................................................................... 20
◆お問い合わせについて ............................................................................................ 22
2017/03
株式会社 グレバートジャパン
(ARES2017用)
~ 1 ~
◆JTools JWW互換のセットアップ(インストール)
JTools JWW互換 セットアップには
ARES本体の事前インストールが必要です。
起動中の ARESは閉じてください。
ARES サイト(以下 URL)からダウンロードとインストールができます。
https://www.graebert.jp/trial_dn/
(参照)インストールメディアをお手元にお持ちの際は、「ARES インストールガイド」P.3~P.4
の[インストールメディアに含まれるファイル]項目をご確認下さい。(インストールメディアは有償
でのご用意となります)
起動した ARES サイトの[ダウンロード]ページ内
[ JTools JWW互換 ]ボタンをクリックすると同時に、ダウンロードを開始します。
ダウンロード終了後、ファイルを解凍します。
注)セットアップを開始する前に
事前に ARES 本体がインストールされていない場合、
JTools JWW互換のセットアップが行えません。
~ 2 ~
前頁でダウンロードした JTools JWW 互換
JTools JWW互換のセットアップには
起動中の ARES 2017は閉じてください。
1. セットアッププログラムを起動します。
32bit版:ARES_S_JWW_17. *.*.****_x86.exe を実行(ダブルクリック)します。
64bit版:ARES_S_JWW_17. *.*.****_x64.exe を実行(ダブルクリック)します。
※上記 * はバージョンによって数値が異なります。
◆インストールメディアからインストールする場合
「2 JTools」フォルダ>「2-2 JWW互換」フォルダを開きます。
32bit版:ARES_S_JWW_17. *.*.****_x86.exe を実行(ダブルクリック)します。
64bit版:ARES_S_JWW_17. *.*.****_x64.exe を実行(ダブルクリック)します。
2. 次へ ボタンをクリックします。
~ 3 ~
3. 使用許諾契約書 をすべてお読みいただき、ご同意いただくと、
次へ ボタンが有効になります。
4. 次へ ボタンをクリックします。
~ 4 ~
5. インストール ボタンをクリックします。
6. 完了 ボタンをクリックします。
7. ARES 2017 を起動して、ワークスペースに「JWW Tools」「JWW Tools Icons」が追加された
ことを確認します。
~ 5 ~
◆JTools JWW互換機能を使用する
JTools(JWW互換)のワークスペースを選択すると、次の画面になります。
<参考>JTools JWW互換のワークスペース
『JWW Tools Icons』・・・コマンド表示は“アイコン”となっています。
『JWW Tools』・・・コマンド表示を“文字”に切り替えることができます。
~ 6 ~
◇各種ツール詳細
<作図 2>
<編集 1>
<その他(1)>
<作図 2>
<作図 1>
<編集2>
<ユーザー1>
<メイン>
<設定>
~ 7 ~
◆JTools JWW互換機能を初期化
JTools JWW互換は JWW図面ファイルを読み込んだ時点で JWW互換機能が有効化する仕様と
なっています。JTools JWW互換を起動した際、新規 DWG図面が開く為、JWW図面ファイルを認
識せず、JWW プロパティ上部[画層/グループ コントロール]が“グレイアウト”していて各設定を行うこ
とができません。
以降のいずれかの方法で、JTools JWW互換機能を初期化します。
◇新規図面(DWG 図面ファイル)の場合
DWG図面ファイルを一旦 JWW図面へ仮想変換し 、JTools JWW互換機能を初期化します。
1. [グループ コントロール]下部の[作成]ボタンをクリックします。
2. 表示された“用紙サイズ・縮尺設定”ダイアログで、用紙サイズ、縮尺などを
設定し(参照:P18)、[OK]ボタンを押します。
~ 8 ~
◇既存図面(JWW図面ファイル)の場合
JWW図面ファイルを直接開き JTools JWW互換機能を初期化します。
1. <メイン>ツールの[JWW]コマンドを実行(クリック)します。
2. 該当の JWW図面ファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。
前記いずれかの方法で JWW図面を認識し、JTools JWW互換が初期化されると、JWW プロパティ
の[画層/グループ コントロール]ボタンが有効になります。
~ 9 ~
◆作図と修正(コマンド実行方法)
JTools JWW互換コマンドは、メニュー[JWW ツール]、<ツールバー>、<クイックメニュー>および、
<コマンド名入力>(※ARES全コマンド名も入力可)で実行します。
<JWW ツール>メニュー <ツールバー> <クイックメニュー>
<コマンド名入力>:JTools JWW互換コマンド
<コマンド名入力>:ARES コマンド
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 10 ~
◆JTools JWW互換の環境設定
◇JWW ツール 環境設定
メニュー[JWW ツール][JWW ツール 環境設定]または、<メイン>ツール:[基設]を実行
(クリック)し、[JWW ツール 環境設定]ダイアログを表示します。
コマンド名:JWOPTIONS
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 11 ~
◇JWW ファイル 入力設定
メニュー[JWWツール][JWWファイル入力設定]を実行(クリック)し、[JWW入力設定]ダイ
アログを表示します。
コマンド名:JWCONFIG
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 12 ~
◇文字スタイル設定
JTools JWW互換で[文字]コマンド(コマンド名:JWTEXT)を実行した際に
表示される、文字入力ダイアログの“フォントリストボックス”には、図面に登録済みのフォントのみが
表示されます。
新たにフォントを図面登録するには、[文字入力]ダイアログ右の 文字スタイルボタンを
クリックします。
ARES の[オプション]ダイアログ:[作図スタイル]内にある[文字スタイル]設定が表示され、ここ
でフォントを図面に新規登録できます。
※この設定は ARES本体の機能です(JTools JWW互換の機能ではありません)。
1. [新規] ボタンを押して、文字スタイル名を入力します。
2. フォント:リストボックスから使用するフォントを選択します。
3. [適用] >[OK]とボタンを押して、文字スタイルの登録を完了します。
文字スタイルを図面に登録すると、文字入力ダイアログの“フォントリストボックス”に
新たなフォントが追加されます。
~ 13 ~
・SHX フォントと TrueType フォント
ARES (JTools JWW互換)では、
SHX フォントと、Windows の TrueType フォントの2種類のフォントが使用できます。
SHX フォントは半角英数字にのみ対応するフォントのため、日本語(漢字・ひらがな・カタカナの全角文
字)を使用するには“SHX フォント”と“ビッグフォント”の2つのフォントを組み合わせて文字スタイルに設
定する必要があります。
SHX フォント設定例
1. SHX フォントを選択します(アイコン が付いたフォント)。
2. SHX フォントを選択すると、ビッグフォントのチェックボックスが有効になります。日本語を使用するには、
□ビッグフォントをチェックします。
3. ビッグフォントフォント選択ボックスが表示されるので、日本語用のビッグフォントを選択します。
(ARExtfont.shx , ARExtfont2.shxなど)
~ 14 ~
◇書き込み文字種変更 ダイアログ
文字種を切り替えたり、既存の文字種の設定を変更します。
メニュー[JWW ツール]>[その他]>[書込み文字種変更]または、
<メイン>ツール:[文種]を実行(クリック)し、[書込み文字種変更]ダイアログを表示します。
コマンド名:JWCTTYPE
これから作成する文字に使用するフォントを選択します。
ここで選択したフォントが JWTEXT[文字入力]ダイアログの「フォント」に反映されます。
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 15 ~
◇線属性 ダイアログ
線種や線色を切り替えたり、JW線種や SXF 線種の設定をします。
メニュー[JWW ツール]>[設定]>[線属性]または、
<メイン>ツール:[線属性]を実行(クリック)し、[線属性]ダイアログを表示します。
コマンド名:JWCHLTYPE
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 16 ~
◇レイヤー名とレイヤーグループ名
JWW ファイルや JWF ファイルに、レイヤー名/レイヤーグループ名が定義されているとき、
その名称が DWG図面ファイルに取り込まれ、画層マネージャー(ARES機能)に表示されます。
レイヤー名の書式は、本書 P11の JWW ファイル入力設定 ダイアログの“画層生成”の設定で決まりま
す。
[番号と名前]⇒[画層マネージャー]
名前:グループ番号-レイヤー番号 レイヤー名
説明:レイヤー名(グループ名)
[番号のみ] ⇒ [画層マネージャー]
名前:グループ番号-レイヤー番号
説明:レイヤー名(グループ名)
※JWW ファイルや JWF ファイルにレイヤー名が定義されていないときや、
レイヤー名に DWG のレイヤー名に使用できない文字が含まれていた場合は、
上記いずれかに設定しても“名前:グループ番号-レイヤー番号”のみとなります。
~ 17 ~
新規 DWG図面ファイルにて JTools JWW互換を初期化する際に(参照:P8)、
□環境設定の画層名を使用 がチェックされているときは、環境設定ファイルから
レイヤー名とレイヤーグループ名が取り込まれます。
~ 18 ~
◆保存
◇DWG形式/DXF形式ファイルに保存
JWW ファイルは、[保存]コマンドを実行した場合には、DWG形式または DXF 形式ファイルに
変換されて保存されます。
メニュー[ファイル]>[名前をつけて保存]または、
<メイン>ツール:[保存]を実行(クリック)します。
コマンド名:SAVEAS
ファイル名を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
~ 19 ~
◇JWW ファイル 出力設定
JWW ファイルから DWG(DXF)へ変換されたファイルについては、JWW ファイルへ書き出すことが可
能です。
既存の DWG(DXF)ファイルを JWW ファイルへ変換する場合は、諸処設定が必要となります。
メニュー[JWWツール][JWWファイル出力設定]を実行(クリック)し、[JWW入出設定]ダイ
アログを表示します。
コマンド名:JWEXPORTCONFIG
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 20 ~
◆印刷
印刷は 『JTools JWW互換』と『ARES』どちらの印刷設定も使用できます。
メニュー[JWW ツール]>[印刷]または、<メイン>ツール:[印刷]を実行(クリック)すると
[プリンタを選択] ダイアログを表示されます。(※初回印刷時のみ表示)
コマンド名:JWPRINT
1. 使用するプリンタを選択します。
2. 用紙サイズと用紙の向きを選択します。
3. [ OK ]ボタンを押すと、JWW[印刷]コマンドバーが表示されます。
※2回目の印刷からこのコマンドバーが直に表示されます。
[印刷]・・・図面を現在の設定で印刷します。
[範囲変更]・・・印刷範囲を変更します。
[基準点]・・・印刷範囲の基準点を選択します。
ボタンをクリックするごとに、左下/中下/右下/左中/中中/右中/
左上/中上/右上/に切り替わります。
[印刷倍率]・・・印刷倍率をリストから選択します。
対応用紙サイズは A0 ~ A4 の標準サイズです。それ以外のサイズ
の用紙を使うには、[JDraf 印刷](PRINT)を実行してください。
[回転]・・・印刷範囲の回転角度を選択します。
クリックするごとに、90°/180°/-90°/0°に切り替わります。
[プリンタの設定]・・・プリンタの選択や用紙の変更を行います。
[印刷スタイルテーブル]・・・印刷スタイルテーブルをリストから選択します。
[枠選択]・・・[用紙枠を選択]ダイアログで、用紙枠をリストから選択します。
用紙枠とは、印刷範囲を示す矩形の枠線です。
[枠書込]・・・[枠書き込み]ダイアログで、用紙枠に名前を付けて図面に保存します。
[JDraf印刷]・・・ARES の PRINT(印刷)コマンドを実行します。
~ 21 ~
4. 作業画面(領域)には設定した印刷範囲(枠線)が表示されます。
設定が完了したら、[印刷]ボタンをクリックします。
詳細は JTools JWW互換機能 ヘルプをご覧ください。
~ 22 ~
◆お問い合わせについて
ARES JTools JWW互換についてのお問い合わせは、以下の URL よりご連絡ください。
URL:https://www.graebert.jp/contact/
またはライセンス証書に記載されているお問い合わせ先までご連絡ください。
~ 23 ~
ARES 2017 JTools JWW 互換
2017年 03月
株式会社グレバートジャパン
〒160-0004
東京都新宿区四ツ谷一丁目 4番地
四谷駅前ビル 3F
MAIL:support@graebert.co.jp
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