アジア太平洋における安全保障

と経済政策のリンケージの研究

日本財団国際フェローシップ・フェロー

松田 洋平

○個人的な背景・満州傷痍軍人、平和主義ＶＳ日本浪漫派

・空白の近現代史、「栄光」と「破綻」

・戦争／国家／個人

○行政官（経済産業省）・国際競争下で国を富ます仕組み

・成長戦略、イノベーション・産学連携、地域経済、消費者保護・資源エネルギー・環境政策・東シナ海問題担当（資源探査等）・長期経済停滞、有効な政策？

自己紹介と問題意識

◇国への危機感

◇骨太・全体最適のための政策＆実行

◇国家の基本としての安全保障と経済・エネルギー政策の連関の理解（日米安保と通商摩擦、地球温暖化対策、原子力／エネルギーなど）

Prof Chris Hughes, Head of DepartmentHow will the region accommodate the rise of a more economically and militarily assertive China?

Is the US declining as a superpower in the region, or will it reassert its hegemony post-9/11 and against China?

Does Japan still have designs upon regional economic leadership, and will it come to play a bigger military role in the region?

Warwick University (UK)

International Politics of Asia Pacific

・歴史的アプローチ

・多層的アプローチ（軍事・経済）

・「大東亜共栄圏構想」

・「台湾統治」と「韓国統治」

・善悪→パワーの変遷とその要因

プラザ合意の謎

・中国の友人の問 「なぜ日本は簡単に妥協したのか？」

・戦後米国のアジア政策の転換

・安全保障の依存と「過度」な妥協

・全体最適のなさ：総理官邸・党、大蔵省、外務省、通産省

中国の対日外交の謎

・なぜ、今、急速に攻撃的になったのか？

・国力の優位性の変化／米中関係と日中関係

・「公定ナショナリズム」としての反日／教科書・記念館

・中国国内の外交政策の意思決定の分散化・複雑化

Professor Michael Cox(Programme Director)

Gordon BarrassPractitioner

LSE（ＵＫ）Executive MSc International Strategy and Diplomacy

The aim of this Executive Programme is to enhance decision makers' confidence in their strategic vision on how to address global challenges of the 21st century.

Tsinghua University

実務家

・元外務次官、ＥＵ・イラン交渉トップ、陸軍情報機関トップ、元ＣＩＡ長官、元官房副長官 など

クラスメート

・貴族院議員、陸軍中将（アフガニスタン派遣作戦）、外交官、軍人、市民活動家、大統領補佐官、金融ビジネス など

今後の日本の大きな戦略を描くための究極的な問-中国の脅威と日本の対応（経済・安保）-

・あえての究極の問（中国の脅威／核、北朝鮮、領土問題など）。

・「準主権国家」による「戦後秩序」の破壊／非合理的判断？

・中国の脅威、脅威認識の日米間の差異

・米国の対中政策、中国の対米政策、日米安保の位置づけ

・複数シナリオ

・インド、（ロシア）というゲームチェンジャー

今 後

○アジア太平洋における平和と繁栄を維持・増進させるためには？

・パワーの変遷と要因

・日本の立ち位置 （米中の狭間、大国ＯＲ小国？／経済第３位）

・「スーパーパワーたる」中国とどうつきあうのか？（経済・安保）勝てないが負けない？

○国の外交・経済・安保政策の全体最適と戦略／制約の認識

・複数の政策の連関を踏まえた、俯瞰的な政策パッケージ

－経済・通商・エネルギー政策と安全保障

－国内の分捕り合いから、国際関係を踏まえた新たな価値創出

サポートをいただいた日本財団・

国際フェローシップに感謝！