65
平平 平平 平平平平平平平平平平 20 平平 平平 平平平平平平平平平平 20 平平平平平平平平 平平平平平平平平平平平平平 平平平平平平平平 平平平平平平平平平平平平平 平平 平平 平平 平 平平 平平 20910() 平平 平平 平平 平 平平 平平 20910() 平平平平平平平平平平平平平平平 平平平 平平平平平平平平平平平平平平平 平平平 平平平 平平平平平平平 平平平 平平平平平平平 平平 平 平平 平

平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

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平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会. 科学研究費補助金制度と公募のポイント. 平成20年9月10日(水) 山形大学研究プロジェクト戦略室       マネージング・プロフェッサー 山﨑 淳一郎. 山崎プロフィール (1/2). 大阪大学 1980 . 4~1985 . 5 〔 5年2月 〕  工事経理/物品調達業務       文部省初等中等教育局職業教育課 1985 . 6~1987 . 2 〔 1年9月 〕 学習指導要領改訂 - PowerPoint PPT Presentation

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平成20年度 学校法人青森田中学園平成20年度 学校法人青森田中学園

青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

平成20年9月10日(水)平成20年9月10日(水)

山形大学研究プロジェクト戦略室   山形大学研究プロジェクト戦略室       マネージング・プロフェッサー    マネージング・プロフェッサー

山﨑 淳一郎山﨑 淳一郎

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山崎プロフィール山崎プロフィール (1/2)(1/2)     

• 大阪大学大阪大学  19801980 .. 4~19854~1985 .. 5〔5年2月〕5〔5年2月〕 工事経理/物品調 工事経理/物品調達業務       達業務      

• 文部省初等中等教育局職業教育課文部省初等中等教育局職業教育課    19851985 .. 6~19876~1987 .. 22〔1年9月〕〔1年9月〕                                                学習指導要領改訂学習指導要領改訂

• 文部省初等中等教育局職業教育課文部省初等中等教育局職業教育課    19871987 .. 2~19912~1991 .. 33〔4年1月〕〔4年1月〕                                                6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校海外留学制度海外留学制度

• 放送大学学園放送大学学園  19911991 .. 4~19934~1993 .. 12〔2年8月〕      12〔2年8月〕                    学生募集/入学手続/カリキュラム改革学生募集/入学手続/カリキュラム改革

• 文部省大臣官房総務課文部省大臣官房総務課  19931993 .. 12~199512~1995 .. 9〔1年10月〕9〔1年10月〕          国会連絡調整/広報・広聴国会連絡調整/広報・広聴

• 文部省高等教育局医学教育課文部省高等教育局医学教育課  19951995 .. 10~200010~2000 .. 3〔4年3〔4年6月〕  6月〕  公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置/保公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置/保健師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定健師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定                                                                                                      

• 大阪大学大阪大学  19801980 .. 4~19854~1985 .. 5〔5年2月〕5〔5年2月〕 工事経理/物品調 工事経理/物品調達業務       達業務      

• 文部省初等中等教育局職業教育課文部省初等中等教育局職業教育課    19851985 .. 6~19876~1987 .. 22〔1年9月〕〔1年9月〕                                                学習指導要領改訂学習指導要領改訂

• 文部省初等中等教育局職業教育課文部省初等中等教育局職業教育課    19871987 .. 2~19912~1991 .. 33〔4年1月〕〔4年1月〕                                                6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校海外留学制度海外留学制度

• 放送大学学園放送大学学園  19911991 .. 4~19934~1993 .. 12〔2年8月〕      12〔2年8月〕                    学生募集/入学手続/カリキュラム改革学生募集/入学手続/カリキュラム改革

• 文部省大臣官房総務課文部省大臣官房総務課  19931993 .. 12~199512~1995 .. 9〔1年10月〕9〔1年10月〕          国会連絡調整/広報・広聴国会連絡調整/広報・広聴

• 文部省高等教育局医学教育課文部省高等教育局医学教育課  19951995 .. 10~200010~2000 .. 3〔4年3〔4年6月〕  6月〕  公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置/保公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置/保健師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定健師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定                                                                                                      

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山崎プロフィール山崎プロフィール (2/2)(2/2)

• 山形大学総務課長山形大学総務課長 20002000 ..4~20024~2002 .. 3〔2年〕 3〔2年〕            工           工学部入試合否判定過誤問題/法人化対策学部入試合否判定過誤問題/法人化対策

• 東京大学学務課長東京大学学務課長       20020022 .. 4~20044~2004 .. 3〔2年〕3〔2年〕                                  大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当        大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当          [[ 特命特命 ]] 国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問題題

• 文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官                          20042004 .. 4~20064~2006 .. 3〔2年〕    3〔2年〕                                    科研費の審査、不正対策、繰越し、科研費の審査、不正対策、繰越し、機関指定/学会法人・研究助成法人指導監督機関指定/学会法人・研究助成法人指導監督

• 山形大学教授山形大学教授    20062006 ..4~現在〔2年5月〕4~現在〔2年5月〕               科研費               科研費等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究マネジメントの企画立案等 担当                マネジメントの企画立案等 担当                山形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争山形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争的資金申請書ライター的資金申請書ライター etc.etc.       

• 山形大学総務課長山形大学総務課長 20002000 ..4~20024~2002 .. 3〔2年〕 3〔2年〕            工           工学部入試合否判定過誤問題/法人化対策学部入試合否判定過誤問題/法人化対策

• 東京大学学務課長東京大学学務課長       20020022 .. 4~20044~2004 .. 3〔2年〕3〔2年〕                                  大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当        大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当          [[ 特命特命 ]] 国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問題題

• 文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官                          20042004 .. 4~20064~2006 .. 3〔2年〕    3〔2年〕                                    科研費の審査、不正対策、繰越し、科研費の審査、不正対策、繰越し、機関指定/学会法人・研究助成法人指導監督機関指定/学会法人・研究助成法人指導監督

• 山形大学教授山形大学教授    20062006 ..4~現在〔2年5月〕4~現在〔2年5月〕               科研費               科研費等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究マネジメントの企画立案等 担当                マネジメントの企画立案等 担当                山形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争山形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争的資金申請書ライター的資金申請書ライター etc.etc.       

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目   目   次次

ⅠⅠ .競争的資金とは.競争的資金とはⅡⅡ .科学研究費補助金(科研費)制度.科学研究費補助金(科研費)制度ⅢⅢ .科研費応募のポイント.科研費応募のポイントⅣⅣ .山形大学の研究推進マネジメント.山形大学の研究推進マネジメント

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ⅠⅠ .競争的資金とは.競争的資金とは

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競争的資金とは競争的資金とは   資源配分主体が広く 資源配分主体が広く研究課題等を募り研究課題等を募り、提案された課題の中、提案された課題の中から、から、専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中心とした評価心とした評価に基づいて実施すべき課題を採択し、に基づいて実施すべき課題を採択し、研究者に配研究者に配分する研究開発資金分する研究開発資金                 (平成18年3月「第三期科学技術基本計画」より)                 (平成18年3月「第三期科学技術基本計画」より)

 資源配分主体が広く 資源配分主体が広く研究課題等を募り研究課題等を募り、提案された課題の中、提案された課題の中から、から、専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中心とした評価心とした評価に基づいて実施すべき課題を採択し、に基づいて実施すべき課題を採択し、研究者に配研究者に配分する研究開発資金分する研究開発資金                 (平成18年3月「第三期科学技術基本計画」より)                 (平成18年3月「第三期科学技術基本計画」より)

□□  資源配分機関が国、独立行政法人となっている競争的資金は、 資源配分機関が国、独立行政法人となっている競争的資金は、 8省庁7独立行政法人1公益法人に及ぶ。 8省庁7独立行政法人1公益法人に及ぶ。□□  競争的資金の総額は約4,700億円。政府の科学技術関係経 競争的資金の総額は約4,700億円。政府の科学技術関係経 費の約 費の約 1313%を占める。%を占める。□□  第2期科学技術基本計画において、競争的資金の倍増が主要 第2期科学技術基本計画において、競争的資金の倍増が主要 施策になったこともあり、計画期間中(平成 施策になったこともあり、計画期間中(平成 13~1713~17 年度)では年度)では 7%7%かか ら ら 13%13% に大幅増。に大幅増。

□□  資源配分機関が国、独立行政法人となっている競争的資金は、 資源配分機関が国、独立行政法人となっている競争的資金は、 8省庁7独立行政法人1公益法人に及ぶ。 8省庁7独立行政法人1公益法人に及ぶ。□□  競争的資金の総額は約4,700億円。政府の科学技術関係経 競争的資金の総額は約4,700億円。政府の科学技術関係経 費の約 費の約 1313%を占める。%を占める。□□  第2期科学技術基本計画において、競争的資金の倍増が主要 第2期科学技術基本計画において、競争的資金の倍増が主要 施策になったこともあり、計画期間中(平成 施策になったこともあり、計画期間中(平成 13~1713~17 年度)では年度)では 7%7%かか ら ら 13%13% に大幅増。に大幅増。

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(上記研究開発等事業費のほか、各府省が実施する制度事業費(産学官連携推進、知的基盤整備、科学技術理解増進等)等)

科学技術関係予算:約 35,800 億円

研究開発等事業費: 約 32,900 億円

             基礎研究                         応用研究             開発研究         実用化/事業化

トッ

プダウ

ン型

ボト

ムアッ

プ型

宇宙航空研究開発機構: 約 1,800 億円

海洋研究開発機構: 約 380 億円

理化学研究所: 約 750 億円産業技術総合研究所: 約 730 億円

科学技術振興調整費: 約 400 億円産業技術研究助成事業 (NEDO) : 約 90 億円 等

独立行政法人(競争的資金を除く): 約 10,500 億円

競争的資金:約 4,700 億円

日本原子力研究開発機構: 約 1,900 億円

情報通信研究機構(競争的研究資金を除く): 約 380 億円

国立環境研究所: 約 100 億円

科学技術振興機構(競争的研究資金を除く): 約 280 億円新エネルギー・産業技術総合開発機構(競争的研究資金を除く): 約 1,700 億円

農業・生物系特定産業技術研究機構(競争的研究資金を除く): 約 400 億円

国立試験研究機関:約 2,100 億円

防衛庁技術研究本部: 約 1,400 億円国土地理院: 約 110 億円

国立感染症研究所: 約 70 億円

科学研究費補助金: 約 1,880 億円21 世紀 COE : 約 380 億円 等

厚生労働科学研究費補助金: 約 380 億円戦略的創造研究推進事業 (JST) : 約 480 億円 等

情報収集衛星:約 600 億円各府省直轄事業:約 3,400 億円

国立大学・私立大学(科学技術関係):約 11,200億円

国立大学法人:約 9,400 億円

大学共同利用機関法人 約 1,000 億円

その他: 約 2,900 億円

我が国の科学技術投資にかかる資源配分の俯瞰図我が国の科学技術投資にかかる資源配分の俯瞰図(平成17年度科学技術関係予算)(平成17年度科学技術関係予算)

 我が国の科学技術関係予算は、基礎研究、応用研究、実用化・事業化の各段階に配分。  研究実施の観点からは、大学等のように研究者の自由な発想に基づく研究(ボトムアップ型)から、独立行政法人事業、

各府省直轄事業のように、組織の使命に沿った研究(トップダウン型)まで様々な性格のものがある。   ※下図中、各楕円の大きさは、概ね、予算額の規模を示している

(出典: 内閣府作成(平成 17年度)

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科学研究費補助金科学研究費補助金

による研究の推進による研究の推進各省がそれぞれ定める目的のための公募型研究の実施

公的研究資金の分類公的研究資金の分類  

イ   ニ   シ   ア   テ   ィ   ブ

政府による主導【 mission-oriented research 】

研究者の自由な発想【学術研究 (curiosity-driven research) 】

政府主導の国家プロ ジェクトの実施

大学共同利用機関、大学附置研究所などにおける特定目的の研究の推進

あらかじ

め設定

研究者

の自由

基盤的経費による研究の推進

(矢印は、研究が拡大・発展していく一般的なプロセスを(矢印は、研究が拡大・発展していく一般的なプロセスを示す。)示す。)

(約2兆円)(約2兆円)

公募・審査

【競争的研究資金】

等資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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9

324 343 365 377 386

395 398368 338

347 404 427 447 463

476 480486 5031,419 1,580 1,703 1,765 1,830

1,880 1,8951,913 1,932

3,7883,584

3,6893,609

2,8252,7142,656

2,5592,403

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20

○科学研究費補助金  ◆戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発事業(公募型)を含む)○科学技術振興調整費○グローバルCOEプログラム○21世紀COEプログラム○世界トップレベル研究拠点プログラム○キーテクノロジー研究開発の推進○地球観測システム構築推進プラン    ○原子力システム研究開発事業◆先端計測分析技術・機器開発事業◆革新技術開発研究事業◆独創的シーズ展開事業◆産学共同シーズイノベーション化事業◆重点地域研究開発推進プログラム◆地域結集型研究開発プログラム等

【新規】◆科学技術発展基盤整備事業○政策や社会の要請に対応した人文・社会科学研究推進事業○人文学及び社会科学における共同研究拠点の整備の推進 事業○海洋資源の利用促進に向けた基盤ツール開発プログラム○原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ  

文部科学省の競争的資金の一覧文部科学省の競争的資金の一覧

平成 20年度   平成 19年度   予算案     予算額

1,932     ( 1,913 )   503   ( 486) 15( 内 ) (  12 )内 338   ( 368) 340   ( 158) 39     (  220 )  71    ( 35) 193 ( 160)  4 ( 6) 59   ( 52)  55   ( 48) 8 ( 17) 81   ( 90) 22 ( 18)  94   (   83 ) 29  (  35 )      

   5    (  ー)  1 ( ー ) 4 ( ー )

  4 ( ー ) 5 ( ー )

文部科学省の競争的資金の推移文部科学省の競争的資金の推移

(億円)

 ※運営費交付金中の推計額を含む

その他

科学研究費

補助金

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発事業(公募型)を

含む)

科学技術振興調整費

平成 20年度予算額   379,249百万円平成 19年度予算額   369,040百万円 

文部科学省の競争的資金

競争的資金の拡充等による研究開発の推進

◆「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」(平成 19 年 2月 15 日大臣決定)などを踏まえて、研究費の管理・監査体制の整備を進める。◆ 研究費の効果的・効率的配分に向けて、「府省共通研究開発管理システム」を運用。

◆「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」(平成 19 年 2月 15 日大臣決定)などを踏まえて、研究費の管理・監査体制の整備を進める。◆ 研究費の効果的・効率的配分に向けて、「府省共通研究開発管理システム」を運用。

 研究者の研究費の選択の幅と自由度を拡大し、競争的な研究開発環境の形成に貢献するとともに、イノベーションの種となる多様な基礎研究を推進する科学研究費補助金等の競争的資金の拡充を図り、研究開発の推進とイノベーションの創出を図る。

 研究者の研究費の選択の幅と自由度を拡大し、競争的な研究開発環境の形成に貢献するとともに、イノベーションの種となる多様な基礎研究を推進する科学研究費補助金等の競争的資金の拡充を図り、研究開発の推進とイノベーションの創出を図る。

(億円 )

○は文部科学省、 ◆は JST の運営費交付金

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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10

文科省以外の競争的資金文科省以外の競争的資金内閣府(内閣府( 11 )) 11 .食品健康影響評価技術研究               .食品健康影響評価技術研究               

22 .戦略的情報通信研究開発推進制度.戦略的情報通信研究開発推進制度                            33 .先進技術型研究開発助成金制度.先進技術型研究開発助成金制度                                

55 .消防防災科学技術研究推進制度.消防防災科学技術研究推進制度

内閣府内閣府

総務省総務省

66 .厚生労働科学研究費補助金.厚生労働科学研究費補助金                  77 .保健医療分野における基礎研究推進事業.保健医療分野における基礎研究推進事業

(独)情報通信研究機構(独)情報通信研究機構

資源配分機関資源配分機関

総務省(総務省( 44 ))

44 .民間基盤技術研究促進制度          .民間基盤技術研究促進制度          消防庁消防庁

厚生労働省(厚生労働省( 22 )) 厚生労働省厚生労働省(独)医薬基盤研究所(独)医薬基盤研究所

農林水産省(農林水産省( 22 )) 88 .イノベーション創出基礎的研究推進事業    .イノベーション創出基礎的研究推進事業    99 .新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業.新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業    

(独)農業・食品産業技術総合研究機構((独)農業・食品産業技術総合研究機構( NARONARO ))

農林水産省農林水産省

1010 .産業技術研究助成事業            .産業技術研究助成事業            1111 .大学発事業創出実用化研究開発事業.大学発事業創出実用化研究開発事業            

1414 .石油・天然ガス開発・利用促進型事業.石油・天然ガス開発・利用促進型事業      1515 .革新的実用原子力技術開発事業       .革新的実用原子力技術開発事業       1616 .地域資源活用型研究開発事業   .地域資源活用型研究開発事業   

(独)新エネルギー・産業技術(独)新エネルギー・産業技術総合研究機構(総合研究機構( NEDONEDO ))

(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構((独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構( JOGMECJOGMEC ))

経済産業省経済産業省1717 .地域イノベーション創出研究開発事業    .地域イノベーション創出研究開発事業    

1212 .エネルギー使用合理化技術戦略的開発 .エネルギー使用合理化技術戦略的開発           1313 .エコイノベーション推進・革新的温暖化対策技術発掘プログラム.エコイノベーション推進・革新的温暖化対策技術発掘プログラム

経済産業省(経済産業省( 88 ))

1818 .運輸分野における基礎的研究推進制度  .運輸分野における基礎的研究推進制度  1919 .建設技術研究開発助成制度          .建設技術研究開発助成制度           国土交通省国土交通省

国土交通省(国土交通省( 22 )) 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設・運輸施設整備支援機構

2020 .環境技術開発等推進費                    .環境技術開発等推進費                    2121 .廃棄物処理等科学研究費補助金            .廃棄物処理等科学研究費補助金            2222 .地球環境研究総合推進費.地球環境研究総合推進費                                2323 .地球温暖化対策技術開発事業             .地球温暖化対策技術開発事業             

環境省(環境省( 44 ))

環境省環境省

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11

ⅡⅡ .科学研究費補助金(科研費)制度.科学研究費補助金(科研費)制度

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12

          科 学 研 究 費 補 助 金 の 意 義 ①科 学 研 究 費 補 助 金 の 意 義 ①

◇◇   「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を対象とする競争を対象とする競争的資金。的資金。

◇◇  人文・社会科学から自然科学まで 人文・社会科学から自然科学まですべての研究分野すべての研究分野をカバー。をカバー。

◇◇  審査は、延べ6,000人に及ぶ研究者が実施 審査は、延べ6,000人に及ぶ研究者が実施(ピア・レビュー)(ピア・レビュー)。。        →科学研究費補助金の支援対象となる研究活動は、ピア・レビュー→科学研究費補助金の支援対象となる研究活動は、ピア・レビュー  によって、研究者個人(またはグループ)の自由な発想に基づく  によって、研究者個人(またはグループ)の自由な発想に基づく  課題設定・計画が  課題設定・計画が独創性・先駆性を有する独創性・先駆性を有すると認められたものと認められたもの

   1)研究者の基本的、根源的な活動を支援。計画調書の作成等を   1)研究者の基本的、根源的な活動を支援。計画調書の作成等を   通じて   通じて若手研究者の育成若手研究者の育成にも寄与。にも寄与。       2)科学研究費補助金は、「学術研究」と「ピア・レビュー」への   2)科学研究費補助金は、「学術研究」と「ピア・レビュー」への国民の国民の   信頼の上   信頼の上に成立。 に成立。 ※国民の貴重な税金が原資。※国民の貴重な税金が原資。                           資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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13

          科 学 研 究 費 補 助 金 の 意 義 ②科 学 研 究 費 補 助 金 の 意 義 ②

◇◇  予算規模は 予算規模は1,932億円(平成20年度)1,932億円(平成20年度)

    政府全体の科学技術関係経費(3.5兆円)の約5%     政府全体の科学技術関係経費(3.5兆円)の約5% 

    政府の競争的資金(4,770億円)の約40%    政府の競争的資金(4,770億円)の約40%

◇◇  新規応募10万件に対し、採択は2.4万件( 新規応募10万件に対し、採択は2.4万件(採択率24%採択率24%))

◇◇   年5万件年5万件を越える研究に補助金を交付を越える研究に補助金を交付

→→科研費は「知識基盤社会」において大きな存在!    科研費は「知識基盤社会」において大きな存在!                                              

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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野依良治 (名古屋大学名誉教授)

研究成果・受賞歴研究成果・受賞歴

有機金属化合物の触媒で鏡像体の作り分けに成功

「遷移金属錯体を用いる新規合成反応」                            

       (昭和47年度~ 一般研究、特別推進研究 他)

「“超高エネルギー μ 中間子束”現象の研究」                   

(昭和43年度~ 一般研究、海外学術調査 他)小柴昌俊 (東京大学名誉教授)

ポリアセチレンの薄膜化で導電性ポリマーを開発

研 究 課 題研 究 課 題

世界的科学者を育む科研費世界的科学者を育む科研費

ノーベル化学賞(2000年)   

「ポリアセチレンフィルムの半導体としての研究」                   

(昭和 44 年度~ 試験研究、基盤研究 他)白川英樹 (筑波大学名誉教授)

ノーベル化学賞(2001年)             

ウルフ賞(2001年)             

超新星爆発で放出されたニュートリノを観測

ノーベル物理学賞(2002年)             

ベンジャミンフランクリンメダル(2003年)             ウルフ賞(2000

年)             

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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研究成果、経済効果・社会的インパクト研究成果、経済効果・社会的インパクト

「農林水畜産食品の微量香味成分に関する化学的研究」                    (昭和 44 年度~ 一般研究( A ))

藤巻正生 (東京大学・お茶の水女子大学名誉教授)

生活習慣病や老人病などの病態に対応した機能を有する食品(成分: β‐カロチン、 γ‐ アミノ酪酸( GABA ) など)食品の成分間反応で生成される香気物質等を解明

「励起状態の電極反応に関する研究」(昭和 48 年度~ 奨励研究( A )) 

藤嶋昭 (東京大学名誉教授)

「有機化合物の光電解の研究」 (昭和 41 年度~ 各個研究) 

本多健一 (東京大学名誉教授) 電気分解に光をあてることによる新しい反応の創出

半導体酸化チタンへの光照射効果の解明

水の光分解電極反応の発見と環境浄化としての光触媒への展開

・セルフクリーニング機能をもつガラス・タイル・病院の抗菌タイル などに実用化

研 究 課 題研 究 課 題

市場規模: 2000 年 約 2,300 億円

青色 LED の試作に成功1997~ 2005 年までの                           経済波及効果(付加価値ベース): 約 3,500 億円                約 3.2万人程度の雇用を新規創出

(出典:科学技術白書(平成 19 年版) )

青色 LED の実用化「高性能 GaN 系青色 LED の試作研究」 (昭和 62 年度~ 試験研究)

赤崎勇 (名古屋大学特別教授)

未来の技術革新の芽を育む科研費未来の技術革新の芽を育む科研費

市場拡大予測: 2010 年 2,000 億円以上             

「機能性食品」という新しい分野の創出

省エネ効果: 2010 年 原油換算 42万kl / 年(出典:科学技術白書(平成 18 年

版))

(出典:拡大する特定保健用食品(㈱東京商工リサーチ作成))

(最近の例) 筑波大学 山海教授「ロボットスーツ HAL 」、京都大学 山中教授「 iPS 細胞」 等 資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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16

 第2章 科学技術の戦略的重点化第2章 科学技術の戦略的重点化

   1.基礎研究の推進    基礎研究には、人文・社会科学を含め、研究者の自由な発想に基づく研究と、政策に基づき将来  

   の応用を目指す基礎研究があり、それぞれ、意義を踏まえて推進する。すなわち、前者については、 

   新しい知を生み続ける重厚な知的蓄積(多様性の苗床)を形成することを目指し、萌芽段階からの

   多様な研究や時流に流されない普遍的な知の探求を長期的視点の下で推進する。一方、後者につい      

   ては、… 知識の創出を目指して進める。

    なお、… 例えば科学研究費補助金で行われるような研究者の自由な発想に基づく研究について 

   は、政策課題対応型研究開発とは独立して推進されることを明確化し、理解の徹底を図る。

 

 第3章 科学技術システム改革第3章 科学技術システム改革

   2.科学の発展と絶えざるイノベーションの創出

    (1)競争的環境の醸成

     ①競争的資金及び間接経費の拡充       研究者の研究費の選択の幅と自由度を拡大し、競争的な研究開発環境の形成に貢献する科学

      研究費補助金等の競争的資金は、引き続き拡充を目指す。

 第2章 科学技術の戦略的重点化第2章 科学技術の戦略的重点化

   1.基礎研究の推進    基礎研究には、人文・社会科学を含め、研究者の自由な発想に基づく研究と、政策に基づき将来  

   の応用を目指す基礎研究があり、それぞれ、意義を踏まえて推進する。すなわち、前者については、 

   新しい知を生み続ける重厚な知的蓄積(多様性の苗床)を形成することを目指し、萌芽段階からの

   多様な研究や時流に流されない普遍的な知の探求を長期的視点の下で推進する。一方、後者につい      

   ては、… 知識の創出を目指して進める。

    なお、… 例えば科学研究費補助金で行われるような研究者の自由な発想に基づく研究について 

   は、政策課題対応型研究開発とは独立して推進されることを明確化し、理解の徹底を図る。

 

 第3章 科学技術システム改革第3章 科学技術システム改革

   2.科学の発展と絶えざるイノベーションの創出

    (1)競争的環境の醸成

     ①競争的資金及び間接経費の拡充       研究者の研究費の選択の幅と自由度を拡大し、競争的な研究開発環境の形成に貢献する科学

      研究費補助金等の競争的資金は、引き続き拡充を目指す。

第3期科学技術基本計画と科学研究費補助金第3期科学技術基本計画と科学研究費補助金

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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17

15, 727

3, 143

1, 580321

130

15, 425

3, 198182

1, 703346

173

15, 189

3, 218

3341, 765352

201

12, 338

741

3, 263

4501, 830

363227

12, 078

786

3, 293

5291, 880

373233

11, 926

801

3, 313

5581, 895

376234

11, 702

845

3, 281

6151, 913370

23135

0

5, 000

10, 000

15, 000

20, 000

25, 000

13平成 年度 14平成 年度 15平成 年度 16平成 年度 17平成 年度 18平成 年度 19平成 年度

【凡例】 ※グラフ上の□内の数字は総計。 ■ 世界トップレベル国際研究 拠点形成プログラム事業■科学技術振興調整費 (大学への配分実績)■戦略的創造研究推進 事業 (大学への配分実績)■科学研究費補助金■国公私を通じた大学教育  改革支援 ( 21世紀 COE,特色GP等)■私立大学等経常費補助金■運営費交付金のうち 特別教育研究経費■国立学校特別会計又は 運営費交付金(施設費   を含む)

(億円)

(年度)0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

平成 13年度

平成 14年度

平成 15年度

平成 16年度

平成 17年度

平成 18年度

平成 19年度

20,901 21,027 21,059 19,212 19,172 19,103 18,992

大学における主要な財政支援の経年変化(学生支援経費を除く)大学における主要な財政支援の経年変化(学生支援経費を除く)

注1:国立学校特別会計における一般会計より受入額 (平成 15年度以前)は,国立高等専門学校,国立学校財務センター,大学評価・学位授与機   構等も対象機関となっており,平成 16年度以降の運営費交付金等の額との単純な比較はできない。注2:平成19年度の「科学技術振興調整費」及び「戦略的創造研究推進事業」の額については,前年度配分実績に基づく推計額。 

資料:文部科学省作資料:文部科学省作成成

Page 18: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

18

科学研究費補助金の予算額の推移科学研究費補助金の予算額の推移

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

S40 S42 S44 S46 S48 S50 S52 S54 S56 S58 S60 S62 H元 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19

億円平成20年度1,932億円

(対前年度19億円増)

平成8年度1,018億円

(1,000億円突破)

平成元年度526億円

(500億円突破)

昭和47年度100億円

(100億円突破)

H20

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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19

応募件数と採択件数の推移応募件数と採択件数の推移平成19年9月

131,600

109,100

98,700

69,600

57,400

99,400

85,200

85,300

62,90052,200

56,40044,900

36,500

23,20017,200

24,200

21,00023,10016,50012,0000

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

S62 H4 H9 H14 H19

応募件数(新規+継続) 応募件数(新規)

採択件数(新規+継続) 採択件数(新規)

件数

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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20年度

27.0

26.1

23.8

22.2

21.821.6

21.121.4

21.6 21.5

22.2

27.6

22.722.5

20.0

21.0

22.0

23.0

24.0

25.0

26.0

27.0

28.0

6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

採択率

「科学研究費」の新規採択率の推移(H6~H1「科学研究費」の新規採択率の推移(H6~H19)9)

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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21

○研究費の有効活用 ・補助金の不正使用の防止 ・研究活動の不正行為の防止 ・研究費配分における無駄の排除

○科研費の弾力的使用

○科学技術基本計画  (閣議決定)         “競争的資金の拡充” “間接経費30%の早期実現”    “若手研究者支援”○経済財政改革の基本方針2008(閣議決定) “革新的技術を持続的に生み出す環境の整備”   “革新的技術のシーズを生み育てる研究資金供給”          “挑戦的かつ高い目標設定の基礎研究 への投資”○教育振興基本計画(閣議決定) “科学研究費補助金等の競争的資金の拡充”  “科学研究費補助金の間接経費30%の早期実現” 

○長期戦略指針イノベーション25 (閣議決定)  “若手研究者の自立支援” “ハイリスク研究の推進” “競争的資金の拡充” “間接経費 30%の早期実現”      

○平成21年度の科学技術に関する予算等の  資源配分の方針(総合科学技術会議) “多様な基礎研究を推進する競争的資金の拡充”       “一定比率の「大挑戦研究枠」を新規に設定 ”

◎革新的な学術研究の推進 (+94億円) ・挑戦的研究の支援を強化する「萌芽研究」の見直し・拡充                               (+41億円) ・新たな領域を開拓する「新学術領域研究」の拡充(+53億円) 

◎ 審査・評価体制の充実(+1億円)◎ 審査・交付業務の日本学術振興会への更なる移管

革 ◎ 年度間繰越の活用促進

◎ 不正使用防止策の推進 ・経理管理・監査実施状況報告書の応募要件化 ・機関管理の体制強化 ・ルールの周知徹底    等 ◎ 電子システム化の推進

◎ 若手研究者の自立及び研究の多様性確保                         (+61億円) ・若手研究( S )の学年進行(+7億円) ・若手研究( B ・スタートアップ)の採択率の向上 (+8億円) ・多様な学術研究を支える基盤研究( C )の充実(+46億円)

◎ 間接経費30%措置の実現(+97億円) ・未措置の研究種目への間接経費 30%の措置  (うち13億円は再掲:「萌芽研究」分)

科学研究費補助金の拡充と改革科学研究費補助金の拡充と改革革新的な学術研究を支援する科学研究費補助金の拡充革新的な学術研究を支援する科学研究費補助金の拡充

 平成 21 年度要求額  : 217,176百万円 (平成 20 年度予算額  : 193,200百万円)     対前年度240億円増対前年度240億円増

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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22

①①  目標設定の高い挑戦的な研究への支援を強化。 -「萌芽研究」の見直し・拡充 目標設定の高い挑戦的な研究への支援を強化。 -「萌芽研究」の見直し・拡充(41億円増)(41億円増)

   ・評価方法を抜本的に見直し(研究計画の斬新性・チャレンジ性を特に重視)  1010 月初めに改正評価ルール公表月初めに改正評価ルール公表   ・間接経費30%の新規措置(13億円)及び採択率向上(28億円) (約7%→約15%) 倍増倍増

○ 未措置の研究種目(残り4種目)に間接経費を新たに計上し、間接経費30%措置を実現。○ 間接経費は、研究環境の向上及び不正防止のための資金管理体制強化に重要。○ 基盤的経費(国立大学運営費交付金、私学助成)が抑制される中、メリハリの効いた大学支援とし て、間接経費の措置が機能。  

〔平成21年度概算要求のポイント〕〔平成21年度概算要求のポイント〕-多様で革新的な学術研究の推進--多様で革新的な学術研究の推進-

【挑戦的研究の強化や新たな領域の開拓による革新的な学術研究の推進】 (大挑戦研究枠) 994億円増4億円増

○成長力強化には、その源泉となる革新的な学術研究を支援する科学研究費補助金の拡充が不可欠

②②  異分野連携などにより新たな領域の開拓を促進し、学術研究にブレークスルーをもたらす。 異分野連携などにより新たな領域の開拓を促進し、学術研究にブレークスルーをもたらす。   -「新学術領域研究」(平成20年度に既存種目からの転換により新設)の拡充   -「新学術領域研究」(平成20年度に既存種目からの転換により新設)の拡充(53億円増)(53億円増)

   ・新規採択件数の増(研究領域提案型:15領域→30領域、研究課題提案型:80件→160件)倍増倍増   ・年次進行分(5-2)については、全額振替   

【間接経費30%措置の早期実現】 未措置分97億円増97億円増(うち13億円は「萌芽研究」分で再掲)

  研究種目 研究費規模 未措置の間接経費

× 萌芽研究 500万円以下 13億円

× 特定領域研究 約 500~ 1,000万円

69億円

× 特別研究促進費 約 500~ 1,000万円

1億円

× 特別研究員奨励費 年間 150万円以下

14億円

*間接経費が未措置の研究種目

97億円

*新学術領域研究  ・既存種目(「特定領域研究」+「学術創成研究費」)→転換・統合              ・研究領域提案型(新領域の形成支援)と研究課題提案型(新領域の挑戦的課題を支援)を設置

資料:文部科学省作成資料をもとに加筆資料:文部科学省作成資料をもとに加筆

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23

1.研究種目の移管1.研究種目の移管 「特別推進研究」:日本学術振興会に移管    2.研究種目名変更2.研究種目名変更 「萌芽研究」→「挑戦的萌芽研究」     独創的な発想に基づく、挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究を対象                               3.3.応募受付の電子化の推進応募受付の電子化の推進                              「基「基盤研究C」、「若手研究A・B」の応募受付を電子化、盤研究C」、「若手研究A・B」の応募受付を電子化、完全電子化4.制度改善方策への対応4.制度改善方策への対応①① 英語版公募要領の作成 英語版公募要領の作成 9月中旬予定9月中旬予定②② 特別推進研究の審査の国際化への対応               特別推進研究の審査の国際化への対応                 審査意見作成者に海外の研究者を参画させる。③③ 「若手研究A・B」年齢制限緩和「若手研究A・B」年齢制限緩和 37歳以下→39歳④継続研究課題の研究期間短縮による新規応募の取扱い                                                           研究が予想以上に進展し、継続研究課題の当初の到達目標を既に達成し、研究種目を変えて更なる研究発展を目指す場合、新しい研究課題の応募は可。     ⑤研究進捗評価結果を次の審査に生かす仕組みの導入                                                                    研究計画調書に「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」を記載する欄を新設      

1.研究種目の移管1.研究種目の移管 「特別推進研究」:日本学術振興会に移管    2.研究種目名変更2.研究種目名変更 「萌芽研究」→「挑戦的萌芽研究」     独創的な発想に基づく、挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究を対象                               3.3.応募受付の電子化の推進応募受付の電子化の推進                              「基「基盤研究C」、「若手研究A・B」の応募受付を電子化、盤研究C」、「若手研究A・B」の応募受付を電子化、完全電子化4.制度改善方策への対応4.制度改善方策への対応①① 英語版公募要領の作成 英語版公募要領の作成 9月中旬予定9月中旬予定②② 特別推進研究の審査の国際化への対応               特別推進研究の審査の国際化への対応                 審査意見作成者に海外の研究者を参画させる。③③ 「若手研究A・B」年齢制限緩和「若手研究A・B」年齢制限緩和 37歳以下→39歳④継続研究課題の研究期間短縮による新規応募の取扱い                                                           研究が予想以上に進展し、継続研究課題の当初の到達目標を既に達成し、研究種目を変えて更なる研究発展を目指す場合、新しい研究課題の応募は可。     ⑤研究進捗評価結果を次の審査に生かす仕組みの導入                                                                    研究計画調書に「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」を記載する欄を新設      

平成21年度公募要領改正のポイント平成21年度公募要領改正のポイント

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24

研 究 種 目 等 研 究 種 目 の 目 的 ・ 内 容

科学研究費

特別推進研究 ※ 国際的に高い評価を得ている研究であって、格段に優れた研究成果をもたらす可能性のある研究

(期間3~5年、1課題5億円程度を目安とするが、制限は設けない)

特定領域研究 我が国の学術研究分野の水準向上・強化につながる研究領域、地球規模での取り組みが必要な研究領域、社会

的要請の特に強い研究領域を特定して機動的かつ効果的に研究の推進を図る

(期間3~6年、単年度当たりの目安1領域 2千万円~6億円程度)

新学術領域研究 (研究領域提案型)

研究者又は研究者グループにより提案された、我が国の学術水準の向上・強化につながる新たな研究領域につ

いて、共同研究や研究人材の育成等の取組を通じて発展させる

(期間5年、単年度当たりの目安1領域 1千万円~3億円程度)

(研究課題提案型)

確実な研究成果が見込めるとは限らないものの、当該研究課題が進展することにより、学術研究のブレークス

ルーをもたらす可能性のある、革新的・挑戦的な研究(期間3年、単年度当たり1千万円程度)

基盤研究 ※ (S) 1人又は比較的少人数の研究者が行う独創的・先駆的な研究

5,000(期間5年、1課題 万円以上2億円程度まで)

(A)(B)(C) 1人又は複数の研究者が共同で行う独創的・先駆的な研究(期間3~5年)

(A) 2,000 5,000万円以上 万円以下

(B) 500 2,000(応募総額によりA・B・Cに区分) 万円以上 万円以下

(C) 500万円以下

萌芽研究 ※ 独創的な発想に基づく 芽生え期の研究挑戦的 、挑戦的で高い目標設定を掲げた

500(期間1~3年、1課題 万円以下)

3,000若手研究 ※ (S)42歳以下の研究者が一人で行う研究(期間5年、概ね 万円以上1億円程度まで)

(A)(B) 歳以下の研究者が一人で行う研究3 9

(A)500 3,000(期間2~4年、応募総額によりA・Bに区分) 万円以上 万円以下

(B) 500万円以下

150(スタートアップ)研究機関に採用されたばかりの研究者が一人で行う研究(期間2年、年間 万円以下)

奨励研究 ※ 教育・研究機関の職員、企業の職員又はこれら以外の者で科学研究を行っている者が1人で行う研究

100(期間1年、1課題 万円以下)

特別研究促進費 緊急かつ重要な研究課題の助成、研究助成に関する実験的試行

研究成果公開促進費

学術図書 ※ 個人又は研究者グループ等が、学術研究の成果を公開するために刊行する学術図書の助成

データベース ※ 個人又は研究者グループ等が作成するデータベースで、学術情報システム等を通じ、公開利用を目的とするも

のの助成

特別研究員奨励費 ※ 日本学術振興会の特別研究員(外国人特別研究員を含む。)が行う研究の助成 (期間3年以内)

学術創成研究費 ※ 科学研究費補助金等による研究のうち特に優れた研究分野に着目し、当該分野の研究を推進する上で特に重要

な研究課題を選定し、創造性豊かな学術研究の一 層 の推進を図る

(推 薦 制 期間5年)

※ 印 の研究種目の 審 査 は、日本学術振興会が行っています。

( )注 )この ほ か、 「 研究成果公開促進費 」 の 中 に研究成果公開発 表 B・C や学術定期刊行 物 の応募区分があります。

  科学研究費補助金 研究種目一覧 科学研究費補助金 研究種目一覧 (平成(平成 2121 年度公募)年度公募)

Page 25: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

                    研 究 種 目 の 趣 旨                    研 究 種 目 の 趣 旨

    基盤研究(S)原則5年     5,000万~2億円程度

*独創的・先駆的研究の格段の発展

 基盤研究(A)・(B)・(C)3~5年  (A)  2,000~5,000万円

       (B)    500~2,000万円

       (C)       ~ 500万円

*研究者個人の独創的・先駆的研究

研究者の自由な発想に基づく研究の多様性の確保

 若手研究者の自立支援

  若手研究(A)2~4年     500~3,000万円

  若手研究(B)2~4年       ~500万円

  若手研究(S)      5年   概ね 3,000万円          ~1億円程度

若手研究(スタートアップ)  2年     年間150万円以内 特別研究員奨励費   3年以内  年間150万円以内

    特別推進研究3~5年   制限なし ( 5 億円程度)

*国際的に高い評価を得ている研究

  挑戦的萌芽研究  1~3年      ~500万円

*挑戦的で高い目標設定を 掲げた芽生え期の研究

新領域の形成、挑戦的研究

新学術領域研究※異分野連携等による新領域形成や挑戦的研究などの推進

〔研究領域提案型〕 5年

年間 1,000万~ 3 億円程度

共同研究等による新領域形成や領域の格段の進展

〔研究課題提案型〕 3年(評価により 2 年延長)

年間 1,000万円程度

従来の分科・細目区分を超える新興・融合分野の研究

      研研究究費費のの規規模模  //  研研究究のの発発展展  

国際的に評価の高い研究の推進

特別研究促進費※ *実験的試行、緊急研究

注1:※印を付した研究種目の審査   は文部科学省が担当。注2:青字の研究種目には間接経費   が未措置。注3:赤字の研究種目には間接経費   を平成 20 年度より措置。

科学研究費補助金の研究種目科学研究費補助金の研究種目(平成21年度) (平成21年度)  

特定領域研究※〔領域〕 3~6年  年間 2,000万~6 億円 【新規募集停止】

〔公募〕 1~2年  400万円程度

学術創成研究費【新規募集停止】5年 年間 7,000万円程度

資料:文部科学省作資料:文部科学省作成成

Page 26: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

26

科学研究費補助金に関するルール科学研究費補助金に関するルール

①① 応募ルール応募ルール科研費のルールには、科研費のルールには、「応募ルール」「応募ルール」、、「評価ルール」「評価ルール」、、「使用ルール」「使用ルール」の3の3つがある。つがある。

応募資格応募資格<研究者要件><研究者要件>①①研究機関に、研究機関に、研究活動を職務に含む者研究活動を職務に含む者として所属する者として所属する者②②研究機関の研究機関の研究活動に実際に従事研究活動に実際に従事<研究機関要件><研究機関要件>  補助金が交付された場合、補助金が交付された場合、①①研究活動を研究活動を当該研究機関の活動として行わせる当該研究機関の活動として行わせること。こと。②②機関として機関として補助金の管理を行う補助金の管理を行うこと。こと。

科研費への科研費への応募・申請応募・申請に関するルール。に関するルール。「公募要領」の内容「公募要領」の内容。。

②②評価ルール評価ルール 事前評価(審査)、中間評価、事後評価に関するルール◇◇ピア・レビューの具体的方法について定めたルールピア・レビューの具体的方法について定めたルール

◇◇「科学研究費補助金における審査及び評価に関する規程」等の内「科学研究費補助金における審査及び評価に関する規程」等の内容容◇◇研究期間が長期の課題→「研究進捗評価」、「事後評価」も研究期間が長期の課題→「研究進捗評価」、「事後評価」も③③ 使用ルール使用ルール 交付された科研費の使用に関するルール交付された科研費の使用に関するルール<研究者使用ルール><研究者使用ルール>交付決定時の交付決定時の「補助条件」の内容「補助条件」の内容◇◇研究者による科研費の使い方に関するルール。研究者による科研費の使い方に関するルール。<研究機関使用ルール><研究機関使用ルール>◇◇交付内定時の交付内定時の「科学研究費補助金の使用について各研究機関が行うべき事務等」の内「科学研究費補助金の使用について各研究機関が行うべき事務等」の内容容◇◇研究機関が科研費の管理等を行うことに関するルール。 研究機関が科研費の管理等を行うことに関するルール。 

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基盤研究、若手研究等

第2段審査(合議審査 )第2段審査

(合議審査 )

●12~ 22 人程度の第2段 審査 委員で構成する専門 分野委員会( 35委員会) において合議審査 (約 900 人)●第1段審査 委員の付した 評点等を基に採択課題を 調整・決定●PO が司会進行

●284 の専門分野に第    1段審査 委員を配置 (約 4,100 人)●1研究課題について、 6人又は3人の第1段 審査 委員が個別に書 面審査●「第1段審査 の基準」 に基づき5段階評価 → 評点及びコメント    を記入

ピア・レビュー       ※

第1段審査(書面審査 )第1段審査

(書面審査 )審査 委員の選任審査 委員の選任

●日本学術振興会 学術システム研究 センターのPO等が 中心に作業を行い、 審査 委員候補者を 各分科細目毎に選 出し、科学研究費 審査 委員選考会で 決定

○評価ルール(「科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価 に関する規程」)に基づく審査

交付内定、決定交付内定、決定

科学研究費補助金の審査方法科学研究費補助金の審査方法

※ピア・レビュー : 専門分野の近い研究者による審査資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

Page 28: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

その他13,857件 11.4%

私立大学31,421件 25.9%

公立大学8,573件 7.1%

国立大学67,368件 55.6%

公立大学3,401件 6.9%

私立大学10,865件

22.0%

その他5,415件 11.0%

国立大学29,744件 60.2%

121,219件

49,425件

応募件数

採択件数

平成19年度科学研究費補助金 配分状況①(研究機関種別)平成19年度科学研究費補助金 配分状況①(研究機関種別)

研究機関種別の応募件数・採択件数 研究機関種別の応募額・配分額 ( 直接経費)

その他612億円

12.2%

私立大学946億円

18.9%

公立大学271億円

5.4%

国立大学3,181億円

63.5%

応募件数合計

採択件数合計

国立大学1,052億円

68.9%

公立大学71億円 4.6%

私立大学217億円

14.2%

その他188億円

12.3%

  

応募額合計

配分額合計5,011 億円

1,528 億円

応募額

配分額

 平成 19 年度科学研究費補助金(新規採択+継続分)のうち、「奨励研究」、「研究成果公開促進費」、「特別研究員奨励費」を除く研究種目について分類したものである。

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

Page 29: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

29

平成平成 1919 年度科学研究費補助金の応募状況(研究機関種別)年度科学研究費補助金の応募状況(研究機関種別)

【新規分+継続分】

研究機関種別 大学教員数(①) 応募件数(②) 応募率  (②/①)

国立大学 60,995 ( 36.4% ) 67,368 ( 55.6

% ) 110.4%

私立大学 94,867 ( 56.6% ) 31,421 ( 25.9

% ) 33.1%

公立大学 11,786 ( 7.0% ) 8,573 ( 7.1% ) 72.7%

その他 - ( - ) 13,857 ( 11.4% ) -

合 計 167,648 (100.

0%

)121,21

9 (

100.0%

) 72.3%

注1)「大学教員数」は、「平成19年度学校基本調査(速報)」による。

注2)「その他」は、短期大学、高等専門学校、大学共同利用機関、独立行政法人、企業等の研究所等である。

   

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

Page 30: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

平成19年度科学研究費補助金 配分状況②(研究分野別)平成19年度科学研究費補助金 配分状況②(研究分野別)

研究分野別の配分額(直接経費)

研究分野別の採択件数

平成19年度科学研究費補助金(新規採択+継続分)のうち、「奨励研究」、「研究成果公開促進費」及び「特別研究員奨励費」を除く研究種目について分類したものである。 なお、科学研究費補助金の配分については、分野ごとの応募件数・応募金額に応じて、採択件数・配分額を算出する方式をとっている。

人文科学系   4.7%  72 億円

社会科学系   7.0%  106 億円

数物科学系   5.6%  86 億円

環境・自然災害・エネルギー科学系3.8%   58 億円

地球・宇宙科学系     5.0%    76 億円

物質・材料科学系     14.0%    214 億円

情報・電気電子工学系   6.9%  105 億円

構造・機能工学系     5.8%   89 億円

がん・エイズ等難治疾患関係   7.8%   120 億円

成人病・感染症・その他疾患関係     12.6%    192 億円

脳・神経科学系 4.3% 66 億円

薬学系 1.7%26 億円

生物科学系 16.7% 255 億円

その他 1.6%24 億円

人文・社会系   11.6%  178 億円

その他 1.6%24 億円

理工系 41.1%628 億円

生物系45.7%698 億円

配分額合計 1,528 億円

歯科疾患関係   2.6% 40 億円

採択件数合計49,425件

人文科学系   7.8%  3,831件 社会科学系

  11.9%  5,903件

数物科学系 5.0% 2,448件

環境・自然災害・エネルギー科学系3.1% 1,544件

地球・宇宙科学系     3.3%   1,608件

物質・材料科学系      9.8%    4,827件

情報・電気電子工学系   6.4%    3,167件

構造・機能工学系     6.5%    3,223件

がん・エイズ等難治疾患関係   7.3%   3,601件

成人病・感染症・その他疾患関係     16.4%    8,100件

歯科疾患関係   3.9% 1, 928件

脳・神経科学系   3.6% 1,773件

薬学系 2.0% 990件

生物科学系 11.0% 5,420件

その他 2.1%1,062件

人文・社会系   19.7%  9,734件

その他 2.1%1,062件

理工系 34.0%16,817件

生物系 44.1%21,812件

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

Page 31: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

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            これまでの主な制度・運用上の改これまでの主な制度・運用上の改善点善点

年度 事          項11 ■日本学術振興会へ基盤研究等の種目を移管。

13 ■一部種目に「間接経費」を導入。■指定する研究機関の大幅拡大(国の設置する研究機関その他を 対象とする)■直接経費による研究支援者の雇用を可能に。

14 ■基盤研究等について、不採択の場合の審査 結果の開示内容を充実。■境界領域の研究の推進等に適切に対応するため「分科細目表」を抜本改正。

15 ■文部科学省において学術調査官を大幅増員。日本学術振興会において「学術システム研究センター」を  設置し、プロ グラムオフィサーを配置。■応募対象者を企業研究者にも拡大。■年度を越えて使用可能に(繰越明許費として登録)。■育児休業により研究を中断した場合には、研究を廃止せず再開を可能に。■不正に使用した研究者及び共同研究者について、一定期間の資格停止措置を導入。

16 ■科研費のルールを明確化するとともに、研究機関との契約によりその責任を明確化。■研究費目を大括り化し、経費執行を弾力化。■平成17年度公募分より、応募資格を「常勤の研究者」から抜本改正。■「特別推進研究」「学術創成研究費」の応募を電子化。■基盤研究等の審査 に電子システムを導入。

17 ■日本学術振興会へ「学術創成研究費」を移管。■基盤研究等の応募についても一部電子化。

18 ■科研費の繰越しについて、幅広い適用が図られるよう取扱を明確化。■「若手研究(スタートアップ)」を新設。■特別研究促進費により年複数回応募を試行。■日本学術振興会へ「特別研究員奨励費」を移管。■年度末までの円滑な研究遂行を可能とするため、実績報告書の提出期限を5月31日まで延伸。

19 ■「若手研究(S)」を新設。■「基盤研究(B)・(C)」に間接経費を導入。■日本学術振興会へ「萌芽研究」を移管。

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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      ~間接経費の導入~~間接経費の導入~

研究の遂行・成果のとりまとめに必要な経費

(直接経費)

研究環境の整備のために必要な経費        (間接経費)

 ■研究に協力する者の雇用(研究機関が雇   用する場合)

 ■研究実施場所の借上げ費用(借料 敷金・ ・  礼金など )

 ■海外・国内での研究・会議参加費用

 ■シンポジウムなどを開催するときの食事費用  (ビール、ワインなどのアルコール類は除く) ■研究成果発表のための学会誌投稿、 HP開

  設経費                    など

■研究費の機関管理に必要な専門の事務スタッフ の配置費用

■研究棟などの施設整備のための費用(大型 計算 機棟、図書館、学内共通設備の整備・ 維持・管理 費用)

■大学主催の研究成果発表・シンポジウムの開催 経費(科研費の成果を含む)

■その他(特許関連経費、雑役務費、通信運搬費、 光熱水費)                           

科研費などの競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善や研究機関全体 の機能向上に活用するため、研究機関に交付される経費 研究機関の長が当該研究課題の遂行に関連して間接的に必要と判断した場合、研究機関の長の裁量により執行することができる。

 間 接 経 費 と は  資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

Page 33: 平成20年度 学校法人青森田中学園 青森中央短期大学・青森中央学院大学教員研修会

33

科研費の繰越科研費の繰越財務省協議件数は財務省協議件数は 1,2971,297 件、様式の簡略化などに向けて取組充実件、様式の簡略化などに向けて取組充実

1.1. 繰越件数、機関数の推移繰越件数、機関数の推移

2.繰越承認申請に至らなかった主な事例2.繰越承認申請に至らなかった主な事例①① 自己都合   ◇教育活動等本来業務が多忙自己都合   ◇教育活動等本来業務が多忙②② 予め予見可能 ◇改正された法律等の施行による状況の変化予め予見可能 ◇改正された法律等の施行による状況の変化        ◇災害等前年度の出来事        ◇災害等前年度の出来事③③ 当初より、当初より、 1919 年度中に終了しないことが明らか年度中に終了しないことが明らか        ◇複数年にわたる事象を対象としているもの        ◇複数年にわたる事象を対象としているもの

3.今後の取組3.今後の取組 「科研費の繰越に係る留意点等について」の改訂を進め、協議時の内容に 「科研費の繰越に係る留意点等について」の改訂を進め、協議時の内容に関する事実確認の件数減少により、事由ごとのグループ化、様式の簡素化へ 関する事実確認の件数減少により、事由ごとのグループ化、様式の簡素化へ 

繰越機関数繰越機関数

繰越件数繰越件数 55件

45 機関

H17 H18 H19

641件 1,297件

117 機関159機関

0件 2件 1件山形大学山形大学

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不正使用・不正受給対策不正使用・不正受給対策  ◆公正な利用の確保◆  ◆公正な利用の確保◆

◆◆不正使用、不正受給の例 不正使用、不正受給の例 ・ いわゆる「預け金」、「カラ出張」、「カラ謝金」・ 「無資格応募」・ 会計年度を越えた使用・ 他の研究のための立替・ 他の資金を混ぜた使用・ 研究室内での一括管理・再配分  等

◆◆不正に対する措置不正に対する措置・ 不正にかかる補助金の返還・ 不正を行った者に対する学内処分・ 不正を行った研究者に対する受給資格停  止処分

◆◆不正使用、不正受給不正使用、不正受給 の防止対策 の防止対策

・ 「使用ルール」の・ 「使用ルール」の周知周知

・ 教員のモラル、コ・ 教員のモラル、コンプンプ ライアンス意識の向 ライアンス意識の向上上

・ 事務局の管理・チ・ 事務局の管理・チェッェッ ク体制の強化 ク体制の強化

資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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科研費不正使用防止のための取り組み科研費不正使用防止のための取り組み【これまでの取組み状況】【これまでの取組み状況】① ① 応募資格を一定期間停止する措置の導入応募資格を一定期間停止する措置の導入 (平成15年度~) (平成15年度~) ○ 不正使用を行った研究者及び共謀者:2~5年 ○ 不正使用を行った研究者及び共謀者:2~5年 ○ 上記の共同研究者           :1 ○ 上記の共同研究者           :1年年 ○ 不正受給を行った研究者       :5年 ○ 不正受給を行った研究者       :5年

② ② 機関管理の義務化(平成16年度~)機関管理の義務化(平成16年度~) ○ 研究機関による科研費の管理について、雇用契 ○ 研究機関による科研費の管理について、雇用契  約、就業規則、個別契約等で規定  約、就業規則、個別契約等で規定 ○ 研究機関による研究者・事務職員を対象とした ○ 研究機関による研究者・事務職員を対象とした  研修会、説明会の開催  研修会、説明会の開催 ○ 研究機関における交付件数に対する一定割合 ○ 研究機関における交付件数に対する一定割合  (概ね10%)以上の内部監査の実施  (概ね10%)以上の内部監査の実施

③ ③ 不正使用防止ルールの周知不正使用防止ルールの周知 ○ ハンドブック(研究者用、研究機関用)の作成、 ○ ハンドブック(研究者用、研究機関用)の作成、配配 布および文部科学省HPへの掲載布および文部科学省HPへの掲載 ○ 不正防止のための通知の発出(平成 ○ 不正防止のための通知の発出(平成 1717 年年 11月月2424 日)日) ○ 説明会の開催( ○ 説明会の開催( 1818 年度実績:全国で年度実績:全国で 9191回)回)

【新しい措置(平成18年度~)】【新しい措置(平成18年度~)】① ① 不正使用防止に向けた新たな対策を取りま不正使用防止に向けた新たな対策を取りま とめた通知の発出 (平成 とめた通知の発出 (平成 1818 年年 1111 月月 2828日)日) ○ 不正行為を防止するための研究機関の自主的 ○ 不正行為を防止するための研究機関の自主的  な経理管理・監査体制の整備を義務化  な経理管理・監査体制の整備を義務化 ○ 執行管理を強化・徹底 ○ 執行管理を強化・徹底 ○ 補助金の経費管理責任者の登録を義務化 ○ 補助金の経費管理責任者の登録を義務化 ○ 全ての採択者に対し、「不正を行わない」旨の ○ 全ての採択者に対し、「不正を行わない」旨の誓誓  約を確認  約を確認 ○ 補助金応募手続時に、機関管理状況報告を組 ○ 補助金応募手続時に、機関管理状況報告を組  入れ、審査  入れ、審査 ○ 文部科学省及び日本学術振興会による実地検 ○ 文部科学省及び日本学術振興会による実地検  査の実施  査の実施 ○ 研究機関に対するペナルティ(間接経費の減額 ○ 研究機関に対するペナルティ(間接経費の減額  査定等)の導入  査定等)の導入

② ② 大学等の関係機関を対象に説明会を実施大学等の関係機関を対象に説明会を実施 (平成 (平成 1818 年年 1212 月月 55 日開催・日開催・ 842842 機関出機関出席)席)

③ ③ 日本学術振興会に対して、経理管理業務等日本学術振興会に対して、経理管理業務等 の詳細な実施状況についての報告を義務化 の詳細な実施状況についての報告を義務化 (平成 (平成 1919 年年 44 月)月)資料:文部科学省作成資料:文部科学省作成

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ⅢⅢ .科研費応募のポイント.科研費応募のポイント

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1.1. 応募する研究課題は、応募する研究課題は、これまでの研究の延長これまでの研究の延長線上線上にある研究であること。にある研究であること。

2.2. 応募書類は、応募書類は、プレゼンの一環プレゼンの一環として捉える。として捉える。3.3. 研究計画は、研究計画は、審査員の目線審査員の目線に立って作成する。に立って作成する。

  4.4. 応募ルール(公募要領)を熟読するほか、応募ルール(公募要領)を熟読するほか、評評価ルールを理解価ルールを理解し、し、審査の観点審査の観点に沿って研究に沿って研究計画調書を作成する。計画調書を作成する。

5.5. 審査員は審査員は半分以上は専門分野外半分以上は専門分野外であることにであることに留意する。留意する。

1.1. 応募する研究課題は、応募する研究課題は、これまでの研究の延長これまでの研究の延長線上線上にある研究であること。にある研究であること。

2.2. 応募書類は、応募書類は、プレゼンの一環プレゼンの一環として捉える。として捉える。3.3. 研究計画は、研究計画は、審査員の目線審査員の目線に立って作成する。に立って作成する。

  4.4. 応募ルール(公募要領)を熟読するほか、応募ルール(公募要領)を熟読するほか、評評価ルールを理解価ルールを理解し、し、審査の観点審査の観点に沿って研究に沿って研究計画調書を作成する。計画調書を作成する。

5.5. 審査員は審査員は半分以上は専門分野外半分以上は専門分野外であることにであることに留意する。留意する。

応募に当たって留意すること応募に当たって留意すること

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評価ルールは、公表されている評価ルールは、公表されている

日本学術振興会の場合(第2・3種科研費)日本学術振興会の場合(第2・3種科研費)〔特別推進研究・基盤研究・若手研究・萌芽研究・奨励研究等〕〔特別推進研究・基盤研究・若手研究・萌芽研究・奨励研究等〕

日本学術振興会の場合(第2・3種科研費)日本学術振興会の場合(第2・3種科研費)〔特別推進研究・基盤研究・若手研究・萌芽研究・奨励研究等〕〔特別推進研究・基盤研究・若手研究・萌芽研究・奨励研究等〕

【審査規程】【審査規程】○○ (独)日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え(独)日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方方 ( ( 2007.11.202007.11.20 最終改正)最終改正)○○ 科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程程 ( ( 2007.12.172007.12.17 最終改正)最終改正)○○第1段審査の手引第1段審査の手引○○第2段審査の手引第2段審査の手引

【審査委員名簿】【審査委員名簿】○○ 科学研究費委員会委員名簿科学研究費委員会委員名簿○○第1段審査委員名簿<「系・分野・分科・細目表」の「分野」別>第1段審査委員名簿<「系・分野・分科・細目表」の「分野」別>○○第2段審査委員名簿<研究種目・部会・小委員会別>第2段審査委員名簿<研究種目・部会・小委員会別>

【審査規程】【審査規程】○○ (独)日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え(独)日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方方 ( ( 2007.11.202007.11.20 最終改正)最終改正)○○ 科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程程 ( ( 2007.12.172007.12.17 最終改正)最終改正)○○第1段審査の手引第1段審査の手引○○第2段審査の手引第2段審査の手引

【審査委員名簿】【審査委員名簿】○○ 科学研究費委員会委員名簿科学研究費委員会委員名簿○○第1段審査委員名簿<「系・分野・分科・細目表」の「分野」別>第1段審査委員名簿<「系・分野・分科・細目表」の「分野」別>○○第2段審査委員名簿<研究種目・部会・小委員会別>第2段審査委員名簿<研究種目・部会・小委員会別>

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審査の実施体制審査の実施体制

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配分審査の考え方(配分審査の考え方( 1/21/2 ))研究種目共通

1 各研究種目の目的、性格に即し、1 各研究種目の目的、性格に即し、我が国の学術研究の動我が国の学術研究の動向に向に 即して特に重要なもの 即して特に重要なものを選定を選定2 研究2 研究目的の明確さ目的の明確さ、研究の、研究の独創性独創性、当該学問分野及び関、当該学問分野及び関連連 学問分野への 学問分野への貢献度貢献度等を考慮等を考慮3 当該研究者の3 当該研究者の従来の研究成果従来の研究成果を厳正に評価し、を厳正に評価し、研究成果研究成果がが 期待できる 期待できるものを選定ものを選定4 4 新しい学問分野新しい学問分野の開拓及び進展についても十分配慮の開拓及び進展についても十分配慮5 研究5 研究組織の構成組織の構成が適切で、各々の研究が適切で、各々の研究分担者の果たす役分担者の果たす役割割 が明確であるもの選定 が明確であるもの選定6 研究期間最終年度公募6 研究期間最終年度公募【特別推進研究・基盤研究:研究期間4年【特別推進研究・基盤研究:研究期間4年以上】以上】 研究成果を適切に評価し、他の新規応募課題と同等に取り 研究成果を適切に評価し、他の新規応募課題と同等に取り扱う。扱う。

1 各研究種目の目的、性格に即し、1 各研究種目の目的、性格に即し、我が国の学術研究の動我が国の学術研究の動向に向に 即して特に重要なもの 即して特に重要なものを選定を選定2 研究2 研究目的の明確さ目的の明確さ、研究の、研究の独創性独創性、当該学問分野及び関、当該学問分野及び関連連 学問分野への 学問分野への貢献度貢献度等を考慮等を考慮3 当該研究者の3 当該研究者の従来の研究成果従来の研究成果を厳正に評価し、を厳正に評価し、研究成果研究成果がが 期待できる 期待できるものを選定ものを選定4 4 新しい学問分野新しい学問分野の開拓及び進展についても十分配慮の開拓及び進展についても十分配慮5 研究5 研究組織の構成組織の構成が適切で、各々の研究が適切で、各々の研究分担者の果たす役分担者の果たす役割割 が明確であるもの選定 が明確であるもの選定6 研究期間最終年度公募6 研究期間最終年度公募【特別推進研究・基盤研究:研究期間4年【特別推進研究・基盤研究:研究期間4年以上】以上】 研究成果を適切に評価し、他の新規応募課題と同等に取り 研究成果を適切に評価し、他の新規応募課題と同等に取り扱う。扱う。

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配分審査の考え方(配分審査の考え方( 2/22/2 ))基盤研究・萌芽研究・若手研究

1 二段審査制1 二段審査制【基盤研究A・B・C<除「海外学術調査>、萌芽研究、若手研究A・【基盤研究A・B・C<除「海外学術調査>、萌芽研究、若手研究A・B】B】 ①第1段審査  ①第1段審査 専門的見地から行う専門的見地から行う  ②第2段審査 ②第2段審査 第1段審査の審査結果を基にして広い立場から総合的に第1段審査の審査結果を基にして広い立場から総合的に必要必要  な調整を主眼に、合議により行う  な調整を主眼に、合議により行う2 各専門分野への配分方法2 各専門分野への配分方法 ①人文・社会科学、自然科学の各分野にわたって調和を図る。 ①人文・社会科学、自然科学の各分野にわたって調和を図る。 ② ②専門分野別の配分枠専門分野別の配分枠を設ける。を設ける。3 配分額の調整3 配分額の調整 ① ①人文・社会科学研究人文・社会科学研究の振興のための調整の振興のための調整  ②②私立大学等に所属する研究者私立大学等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調に対する研究助成の充実を図るための調整整  ③高専等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調整③高専等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調整4 他の研究課題の受入・応募等の状況、エフォートの取扱い4 他の研究課題の受入・応募等の状況、エフォートの取扱い 研究資金の不合理な重複・過度の集中にならず、研究課題が十分遂行し 研究資金の不合理な重複・過度の集中にならず、研究課題が十分遂行し得る得る かどうかを判断する際の かどうかを判断する際の参考参考とする。とする。

1 二段審査制1 二段審査制【基盤研究A・B・C<除「海外学術調査>、萌芽研究、若手研究A・【基盤研究A・B・C<除「海外学術調査>、萌芽研究、若手研究A・B】B】 ①第1段審査  ①第1段審査 専門的見地から行う専門的見地から行う  ②第2段審査 ②第2段審査 第1段審査の審査結果を基にして広い立場から総合的に第1段審査の審査結果を基にして広い立場から総合的に必要必要  な調整を主眼に、合議により行う  な調整を主眼に、合議により行う2 各専門分野への配分方法2 各専門分野への配分方法 ①人文・社会科学、自然科学の各分野にわたって調和を図る。 ①人文・社会科学、自然科学の各分野にわたって調和を図る。 ② ②専門分野別の配分枠専門分野別の配分枠を設ける。を設ける。3 配分額の調整3 配分額の調整 ① ①人文・社会科学研究人文・社会科学研究の振興のための調整の振興のための調整  ②②私立大学等に所属する研究者私立大学等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調に対する研究助成の充実を図るための調整整  ③高専等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調整③高専等に所属する研究者に対する研究助成の充実を図るための調整4 他の研究課題の受入・応募等の状況、エフォートの取扱い4 他の研究課題の受入・応募等の状況、エフォートの取扱い 研究資金の不合理な重複・過度の集中にならず、研究課題が十分遂行し 研究資金の不合理な重複・過度の集中にならず、研究課題が十分遂行し得る得る かどうかを判断する際の かどうかを判断する際の参考参考とする。とする。

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二段審査制二段審査制

第1段審査個々の研究課題の研究計画調書について専門的見地から審査 ■「評定要素」ごとに4段階評価〔絶対評価〕 ■「総合評点」は5段階評価〔相対的評価〕

個々の研究課題の研究計画調書について専門的見地から審査 ■「評定要素」ごとに4段階評価〔絶対評価〕 ■「総合評点」は5段階評価〔相対的評価〕第2段審査第2段審査第1段審査の審査結果を基に、広い立場から総第1段審査の審査結果を基に、広い立場から総合的に必要な調整を行うことを主眼とした合的に必要な調整を行うことを主眼とした合議合議審査審査

第1段審査の審査結果を基に、広い立場から総第1段審査の審査結果を基に、広い立場から総合的に必要な調整を行うことを主眼とした合的に必要な調整を行うことを主眼とした合議合議審査審査

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科研費の配分方式科研費の配分方式

○○各専門分野毎の研究費の配分枠各専門分野毎の研究費の配分枠

当該研究当該研究種目の本種目の本年度新規年度新規配分予定配分予定額額

当該専門当該専門分野の本分野の本年度新規年度新規応募研究応募研究費のシェ費のシェアア

当該専門当該専門分野の本分野の本年度新規年度新規応募課題応募課題数のシェ数のシェアア

++

22××--

当該研究当該研究種目の継種目の継続課題の続課題の本年度内本年度内約額約額

(( ))

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評価基準評価基準

総合評価総合評価

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】  4        優れている  4        優れている  3        良好である  3        良好である  2        やや劣っている  2        やや劣っている  1        劣っている  1        劣っている

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】  4        優れている  4        優れている  3        良好である  3        良好である  2        やや劣っている  2        やや劣っている  1        劣っている  1        劣っている

評定要素ごと評定要素ごと

【評点区分】【評点区分】                        【評 定 基 準】【評 定 基 準】                            【評点分布の目安】【評点分布の目安】         5  非常に優れた研究課題であり、   5  非常に優れた研究課題であり、最優先で採択すべき最優先で採択すべき                      1010%         %            4  優れた研究課題であり、   4  優れた研究課題であり、積極的に採択すべき積極的に採択すべき                                2020%         %            3  優れた研究課題であり、   3  優れた研究課題であり、採択してもよい       採択してもよい                     4040%%   2  採択するには研究内容等に不十分な点があり、   2  採択するには研究内容等に不十分な点があり、採択を見送るべき  採択を見送るべき  2020%             %                1  研究内容等に問題があり、   1  研究内容等に問題があり、採択に値しない           採択に値しない                        1010%         %         

【評点区分】【評点区分】                        【評 定 基 準】【評 定 基 準】                            【評点分布の目安】【評点分布の目安】         5  非常に優れた研究課題であり、   5  非常に優れた研究課題であり、最優先で採択すべき最優先で採択すべき                      1010%         %            4  優れた研究課題であり、   4  優れた研究課題であり、積極的に採択すべき積極的に採択すべき                                2020%         %            3  優れた研究課題であり、   3  優れた研究課題であり、採択してもよい       採択してもよい                     4040%%   2  採択するには研究内容等に不十分な点があり、   2  採択するには研究内容等に不十分な点があり、採択を見送るべき  採択を見送るべき  2020%             %                1  研究内容等に問題があり、   1  研究内容等に問題があり、採択に値しない           採択に値しない                        1010%         %         

各「評定要素」(5項目)は4段階の絶対評価、各「評定要素」(5項目)は4段階の絶対評価、「総合評価」は相対評価により行われる。「総合評価」は相対評価により行われる。各「評定要素」(5項目)は4段階の絶対評価、各「評定要素」(5項目)は4段階の絶対評価、「総合評価」は相対評価により行われる。「総合評価」は相対評価により行われる。

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その他の評価基準その他の評価基準

研究経費の妥当性研究経費の妥当性

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】 (空白)      問題ない (空白)      問題ない      ××         法令遵守等の手続き、対策に疑問な点がある        法令遵守等の手続き、対策に疑問な点がある

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】 (空白)      問題ない (空白)      問題ない      ××         法令遵守等の手続き、対策に疑問な点がある        法令遵守等の手続き、対策に疑問な点がある

人権の保護及び法令等の遵守を必要とする研究課題の適切性人権の保護及び法令等の遵守を必要とする研究課題の適切性

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】 (空白)      平均的な充足率であれば当該研究の遂行が可能である。 (空白)      平均的な充足率であれば当該研究の遂行が可能である。   ○        他の研究課題より更に充足率を高めるべきである   ○        他の研究課題より更に充足率を高めるべきである   △        他の研究課題より更に減額が可能である又は減額すべきで   △        他の研究課題より更に減額が可能である又は減額すべきであるある            (充足率を低くすることが望まれる)            (充足率を低くすることが望まれる)      ××         研究計画と研究経費との整合性を欠く        研究計画と研究経費との整合性を欠く

【評点区分】   【評定基準】【評定基準】 (空白)      平均的な充足率であれば当該研究の遂行が可能である。 (空白)      平均的な充足率であれば当該研究の遂行が可能である。   ○        他の研究課題より更に充足率を高めるべきである   ○        他の研究課題より更に充足率を高めるべきである   △        他の研究課題より更に減額が可能である又は減額すべきで   △        他の研究課題より更に減額が可能である又は減額すべきであるある            (充足率を低くすることが望まれる)            (充足率を低くすることが望まれる)      ××         研究計画と研究経費との整合性を欠く        研究計画と研究経費との整合性を欠く

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「評定要素」と記載欄の関連「評定要素」と記載欄の関連

1.研究課題の学術的重要性・妥当性1.研究課題の学術的重要性・妥当性    「研究経費」、「研究目的」欄「研究経費」、「研究目的」欄ななどど2.研究計画・方法の妥当性2.研究計画・方法の妥当性                      「研究計画・方法」、「研究経費の妥当性・必要「研究計画・方法」、「研究経費の妥当性・必要性」欄性」欄などなど3.研究課題の独創性及び革新性3.研究課題の独創性及び革新性      「研究目的」、「研究計画・方法」「研究目的」、「研究計画・方法」欄欄4.研究課題の波及効果及び普遍性4.研究課題の波及効果及び普遍性    「研究目的」、「研究計画・方法」「研究目的」、「研究計画・方法」欄欄  5.研究遂行能力及び研究環境の適切性5.研究遂行能力及び研究環境の適切性  「研究組織」、「研究計画・方法」、「研究業績」、「研究組織」、「研究計画・方法」、「研究業績」、  「これまでに受けた研究費とその成果等」、「これまでに受けた研究費とその成果等」、  「今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況」欄「今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況」欄などなど

1.研究課題の学術的重要性・妥当性1.研究課題の学術的重要性・妥当性    「研究経費」、「研究目的」欄「研究経費」、「研究目的」欄ななどど2.研究計画・方法の妥当性2.研究計画・方法の妥当性                      「研究計画・方法」、「研究経費の妥当性・必要「研究計画・方法」、「研究経費の妥当性・必要性」欄性」欄などなど3.研究課題の独創性及び革新性3.研究課題の独創性及び革新性      「研究目的」、「研究計画・方法」「研究目的」、「研究計画・方法」欄欄4.研究課題の波及効果及び普遍性4.研究課題の波及効果及び普遍性    「研究目的」、「研究計画・方法」「研究目的」、「研究計画・方法」欄欄  5.研究遂行能力及び研究環境の適切性5.研究遂行能力及び研究環境の適切性  「研究組織」、「研究計画・方法」、「研究業績」、「研究組織」、「研究計画・方法」、「研究業績」、  「これまでに受けた研究費とその成果等」、「これまでに受けた研究費とその成果等」、  「今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況」欄「今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況」欄などなど

基盤研究A・B・C、若手研究A・Bの場合

「評定要素」と記載欄は整合しているので、それぞれの評定要素「評定要素」と記載欄は整合しているので、それぞれの評定要素(評価基準)を意識しながら書くことが採択の近道になる(評価基準)を意識しながら書くことが採択の近道になる「評定要素」と記載欄は整合しているので、それぞれの評定要素「評定要素」と記載欄は整合しているので、それぞれの評定要素(評価基準)を意識しながら書くことが採択の近道になる(評価基準)を意識しながら書くことが採択の近道になる

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□□ 学術的に学術的に見て、見て、推進すべき研究課題推進すべき研究課題であるか。であるか。□□ 研究構想や研究目的が研究構想や研究目的が具体的かつ明確具体的かつ明確に示されているか。に示されているか。□□ 応募額の規模に見合った研究上の意義応募額の規模に見合った研究上の意義が認められるか。が認められるか。

□□ 学術的に学術的に見て、見て、推進すべき研究課題推進すべき研究課題であるか。であるか。□□ 研究構想や研究目的が研究構想や研究目的が具体的かつ明確具体的かつ明確に示されているか。に示されているか。□□ 応募額の規模に見合った研究上の意義応募額の規模に見合った研究上の意義が認められるか。が認められるか。

1.研究課題の学術的1.研究課題の学術的                      重要性・妥当性           重要性・妥当性           

2.研究計画・方法の2.研究計画・方法の妥当性                 妥当性                 

□□研究目的を達成するため、研究目的を達成するため、研究計画は十分練られたも研究計画は十分練られたもののにに なっているか。   なっているか。  □□研究計画を遂行する上で、研究計画を遂行する上で、当初計画通りに進まないと当初計画通りに進まないときのきの 対応 対応など、多方面からの検討状況は考慮されているか。など、多方面からの検討状況は考慮されているか。                                              □□研究期間や経費配分は妥当なものか。       研究期間や経費配分は妥当なものか。       □□研究代表者が研究代表者が職務として行う研究職務として行う研究、または、または別に行う研別に行う研究があ究があ る場合 る場合には、そのには、その研究内容との関連性及び相違点研究内容との関連性及び相違点が示さが示されれ ているか。 ているか。□□公募対象としていない公募対象としていない以下のような以下のような研究計画に該当研究計画に該当ししないか。ないか。 ①単に ①単に既製の研究機器の購入を目的既製の研究機器の購入を目的とした研究計画とした研究計画 ②他の経費で措置されるのがふさわしい ②他の経費で措置されるのがふさわしい大型研究装置等大型研究装置等のの  製作を目的  製作を目的とする研究計画とする研究計画 ③ ③商品・役務の開発・販売等を直接の目的商品・役務の開発・販売等を直接の目的とする研究計とする研究計画画  (商品・役務の開発・販売等に係る市場動向調査を含  (商品・役務の開発・販売等に係る市場動向調査を含む)                        む)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         ④ ④業として行う受託研究業として行う受託研究

□□研究目的を達成するため、研究目的を達成するため、研究計画は十分練られたも研究計画は十分練られたもののにに なっているか。   なっているか。  □□研究計画を遂行する上で、研究計画を遂行する上で、当初計画通りに進まないと当初計画通りに進まないときのきの 対応 対応など、多方面からの検討状況は考慮されているか。など、多方面からの検討状況は考慮されているか。                                              □□研究期間や経費配分は妥当なものか。       研究期間や経費配分は妥当なものか。       □□研究代表者が研究代表者が職務として行う研究職務として行う研究、または、または別に行う研別に行う研究があ究があ る場合 る場合には、そのには、その研究内容との関連性及び相違点研究内容との関連性及び相違点が示さが示されれ ているか。 ているか。□□公募対象としていない公募対象としていない以下のような以下のような研究計画に該当研究計画に該当ししないか。ないか。 ①単に ①単に既製の研究機器の購入を目的既製の研究機器の購入を目的とした研究計画とした研究計画 ②他の経費で措置されるのがふさわしい ②他の経費で措置されるのがふさわしい大型研究装置等大型研究装置等のの  製作を目的  製作を目的とする研究計画とする研究計画 ③ ③商品・役務の開発・販売等を直接の目的商品・役務の開発・販売等を直接の目的とする研究計とする研究計画画  (商品・役務の開発・販売等に係る市場動向調査を含  (商品・役務の開発・販売等に係る市場動向調査を含む)                        む)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         ④ ④業として行う受託研究業として行う受託研究

「評価の観点」(「評価の観点」( 1/31/3 ))

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□ □ 研究対象、研究手法研究対象、研究手法やもたらされるやもたらされる研究成果等研究成果等についについて、て、 独創性や革新性が認められるか。 独創性や革新性が認められるか。

□ □ 研究対象、研究手法研究対象、研究手法やもたらされるやもたらされる研究成果等研究成果等についについて、て、 独創性や革新性が認められるか。 独創性や革新性が認められるか。

□□ 当該研究分野もしくは関連研究分野の進展当該研究分野もしくは関連研究分野の進展に対するに対する大き大きなな 貢献 貢献、、新しい学問分野の開拓新しい学問分野の開拓等、学術的な波及効果が期等、学術的な波及効果が期待待 できるか。 できるか。□□ 科学技術、産業、文化など、科学技術、産業、文化など、幅広い意味で社会に与える幅広い意味で社会に与えるインイン パクト・貢献 パクト・貢献が期待できるか。が期待できるか。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

□□ 当該研究分野もしくは関連研究分野の進展当該研究分野もしくは関連研究分野の進展に対するに対する大き大きなな 貢献 貢献、、新しい学問分野の開拓新しい学問分野の開拓等、学術的な波及効果が期等、学術的な波及効果が期待待 できるか。 できるか。□□ 科学技術、産業、文化など、科学技術、産業、文化など、幅広い意味で社会に与える幅広い意味で社会に与えるインイン パクト・貢献 パクト・貢献が期待できるか。が期待できるか。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

□□これまでにこれまでに受けた研究費とその研究成果を評価受けた研究費とその研究成果を評価するととするとともに、これまでの研究業績等からもに、これまでの研究業績等から  見て、  見て、研究課題に対する高い遂行能力を有して研究課題に対する高い遂行能力を有していると判いると判断できるか。断できるか。□□複数の研究者で研究組織を構成する研究課題にあっては、複数の研究者で研究組織を構成する研究課題にあっては、組織全体としての研究遂行組織全体としての研究遂行  能力は十分に高い  能力は十分に高いか、またか、また各研究分担者は十分大きな役各研究分担者は十分大きな役割を果たす割を果たすと期待されるか。と期待されるか。□□ 研究課題の遂行に研究課題の遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等、必要な研究施設・設備・研究資料等、研究環境研究環境は整っているか。は整っているか。□□ 研究課題の成果を社会・国民に発信する方法等研究課題の成果を社会・国民に発信する方法等は考慮さは考慮されているか。れているか。

□□これまでにこれまでに受けた研究費とその研究成果を評価受けた研究費とその研究成果を評価するととするとともに、これまでの研究業績等からもに、これまでの研究業績等から  見て、  見て、研究課題に対する高い遂行能力を有して研究課題に対する高い遂行能力を有していると判いると判断できるか。断できるか。□□複数の研究者で研究組織を構成する研究課題にあっては、複数の研究者で研究組織を構成する研究課題にあっては、組織全体としての研究遂行組織全体としての研究遂行  能力は十分に高い  能力は十分に高いか、またか、また各研究分担者は十分大きな役各研究分担者は十分大きな役割を果たす割を果たすと期待されるか。と期待されるか。□□ 研究課題の遂行に研究課題の遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等、必要な研究施設・設備・研究資料等、研究環境研究環境は整っているか。は整っているか。□□ 研究課題の成果を社会・国民に発信する方法等研究課題の成果を社会・国民に発信する方法等は考慮さは考慮されているか。れているか。

3.研究課題の独創性3.研究課題の独創性              及び革新性           及び革新性           

4.研究課題の波及効4.研究課題の波及効                  果及び普遍性           果及び普遍性           

5.研究遂行能力及び5.研究遂行能力及び          研究環境の適切性        研究環境の適切性                

「評価の観点」(「評価の観点」( 2/32/3 ))

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1.人権の保護及び1.人権の保護及び  法令等の遵守を法令等の遵守を  必要とする研究必要とする研究  課題の適切性課題の適切性

□□相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究究 計画、個人情報の取扱いに配慮する必要がある研究計画又 計画、個人情報の取扱いに配慮する必要がある研究計画又はは 法令等に基づく手続きが必要な研究計画については、所要 法令等に基づく手続きが必要な研究計画については、所要のの 手続き、対策が講じられているか。 手続き、対策が講じられているか。□□ヒト遺伝子解析研究等の研究課題にあっては、法令等に従ヒト遺伝子解析研究等の研究課題にあっては、法令等に従い、い、 所定の手続き・対策が講じられているか。 所定の手続き・対策が講じられているか。

□□相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究究 計画、個人情報の取扱いに配慮する必要がある研究計画又 計画、個人情報の取扱いに配慮する必要がある研究計画又はは 法令等に基づく手続きが必要な研究計画については、所要 法令等に基づく手続きが必要な研究計画については、所要のの 手続き、対策が講じられているか。 手続き、対策が講じられているか。□□ヒト遺伝子解析研究等の研究課題にあっては、法令等に従ヒト遺伝子解析研究等の研究課題にあっては、法令等に従い、い、 所定の手続き・対策が講じられているか。 所定の手続き・対策が講じられているか。2.研究経費の2.研究経費の

  妥当性  妥当性□□ 研究経費の内容は妥当であり、有効に使用されることが見研究経費の内容は妥当であり、有効に使用されることが見込まれるか。込まれるか。□□購入を計画している設備備品等は研究計画上真に必要なも購入を計画している設備備品等は研究計画上真に必要なものであるか。のであるか。□□ 研究設備の購入経費、旅費又は謝金等のいずれかの経費が研究設備の購入経費、旅費又は謝金等のいずれかの経費が90%を超えて計上されている場合には、研究計画遂行上有90%を超えて計上されている場合には、研究計画遂行上有効に使用されることが見込まれるか。効に使用されることが見込まれるか。□□ 単に既製の研究機器の購入を目的とする研究や、他の経費単に既製の研究機器の購入を目的とする研究や、他の経費で措置されるのがふさわしい大型研究装置等の製作ではないで措置されるのがふさわしい大型研究装置等の製作ではないか。か。

□□ 研究経費の内容は妥当であり、有効に使用されることが見研究経費の内容は妥当であり、有効に使用されることが見込まれるか。込まれるか。□□購入を計画している設備備品等は研究計画上真に必要なも購入を計画している設備備品等は研究計画上真に必要なものであるか。のであるか。□□ 研究設備の購入経費、旅費又は謝金等のいずれかの経費が研究設備の購入経費、旅費又は謝金等のいずれかの経費が90%を超えて計上されている場合には、研究計画遂行上有90%を超えて計上されている場合には、研究計画遂行上有効に使用されることが見込まれるか。効に使用されることが見込まれるか。□□ 単に既製の研究機器の購入を目的とする研究や、他の経費単に既製の研究機器の購入を目的とする研究や、他の経費で措置されるのがふさわしい大型研究装置等の製作ではないで措置されるのがふさわしい大型研究装置等の製作ではないか。か。

「評価の観点」(「評価の観点」( 3/33/3 )<その他>)<その他>

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1.「研究費の応募・1.「研究費の応募・  受入等の状況・受入等の状況・  エフォート」欄のエフォート」欄の  取扱い取扱い

□第1段審査は考慮しない。□第2段審査で、「研究資金の不合理な重複や過度の集中に  ならず、研究課題が十分遂行し得るかどうか」を判断する際の 参考とする。

□第1段審査は考慮しない。□第2段審査で、「研究資金の不合理な重複や過度の集中に  ならず、研究課題が十分遂行し得るかどうか」を判断する際の 参考とする。

「その他の留意事項」「その他の留意事項」

2.「エフォート」欄の2.「エフォート」欄の  取扱い取扱い

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1.1. 価値のある研究価値のある研究とは?           とは?                               **学術的に重要な意味学術的に重要な意味があるがあるか?                     *か?                     *社会的な要請社会的な要請がある、重要なテーマか?      がある、重要なテーマか?                *他の研究との          *他の研究との差別化差別化は十分か?は十分か?

2.2. 専門外の審査員も理解できるように、専門外の審査員も理解できるように、統計デー統計データや先行論文を引用タや先行論文を引用などして、説得力ある提案などして、説得力ある提案にする。にする。

3.3. まず、まず、研究の意義をわかってもらう研究の意義をわかってもらうことが何よことが何よりも重要。りも重要。

1.1. 価値のある研究価値のある研究とは?           とは?                               **学術的に重要な意味学術的に重要な意味があるがあるか?                     *か?                     *社会的な要請社会的な要請がある、重要なテーマか?      がある、重要なテーマか?                *他の研究との          *他の研究との差別化差別化は十分か?は十分か?

2.2. 専門外の審査員も理解できるように、専門外の審査員も理解できるように、統計デー統計データや先行論文を引用タや先行論文を引用などして、説得力ある提案などして、説得力ある提案にする。にする。

3.3. まず、まず、研究の意義をわかってもらう研究の意義をわかってもらうことが何よことが何よりも重要。りも重要。

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (1/6)(1/6)①①国民の税金を投入する価値のある研究提案をする国民の税金を投入する価値のある研究提案をする

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審査員の評価方法を知っていれば、高い評価審査員の評価方法を知っていれば、高い評価を得られる!              を得られる!                                                    ○日○日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方  本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方               ○科学研究費補助金(基盤研究等)             ○科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程 等 における審査及び評価に関する規程 等 

主に、P主に、P 47-4847-48 の各評価項目に答えるストーの各評価項目に答えるストーリーを描いて応募書類を作成しよう!リーを描いて応募書類を作成しよう!

審査員の評価方法を知っていれば、高い評価審査員の評価方法を知っていれば、高い評価を得られる!              を得られる!                                                    ○日○日本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方  本学術振興会が行う科学研究費補助金の審査の基本的考え方               ○科学研究費補助金(基盤研究等)             ○科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程 等 における審査及び評価に関する規程 等 

主に、P主に、P 47-4847-48 の各評価項目に答えるストーの各評価項目に答えるストーリーを描いて応募書類を作成しよう!リーを描いて応募書類を作成しよう!

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (2/6)(2/6)②②評価ルールに合わせて応募書類を作る評価ルールに合わせて応募書類を作る

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第1段審査の評価でほぼ採択が決まる!     第1段審査の評価でほぼ採択が決まる!                                                               

第1段審査は、「基盤C」・「若手B」は3人、第1段審査は、「基盤C」・「若手B」は3人、「基盤S・A・B」は6人で評価する。「基盤S・A・B」は6人で評価する。

応募内容に関し、自分以上に専門的な専門家(審査応募内容に関し、自分以上に専門的な専門家(審査員)はいないと心得よ!員)はいないと心得よ!

異分野の人でもわかるよう、内容をわかりやすく説異分野の人でもわかるよう、内容をわかりやすく説明すること!明すること!

過去の審査員名簿は細目ごとに公表されている。学過去の審査員名簿は細目ごとに公表されている。学会発表などでアピールしておくことも重要。会発表などでアピールしておくことも重要。

第1段審査の評価でほぼ採択が決まる!     第1段審査の評価でほぼ採択が決まる!                                                               

第1段審査は、「基盤C」・「若手B」は3人、第1段審査は、「基盤C」・「若手B」は3人、「基盤S・A・B」は6人で評価する。「基盤S・A・B」は6人で評価する。

応募内容に関し、自分以上に専門的な専門家(審査応募内容に関し、自分以上に専門的な専門家(審査員)はいないと心得よ!員)はいないと心得よ!

異分野の人でもわかるよう、内容をわかりやすく説異分野の人でもわかるよう、内容をわかりやすく説明すること!明すること!

過去の審査員名簿は細目ごとに公表されている。学過去の審査員名簿は細目ごとに公表されている。学会発表などでアピールしておくことも重要。会発表などでアピールしておくことも重要。

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (3/6)(3/6)③③審査員は「準専門家」と考えて応募書類を書く審査員は「準専門家」と考えて応募書類を書く

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審査員一人当たりの審査員一人当たりの審査件数は100件審査件数は100件を超える    を超える      平成15年度の基盤研究、萌芽研究、若手研究の新規申請件数は、 平成15年度の基盤研究、萌芽研究、若手研究の新規申請件数は、 72,191件、審査員約3,800人              72,191件、審査員約3,800人                     ◇生物系=108件◇理工系=102件◇人文社会系7       ◇生物系=108件◇理工系=102件◇人文社会系76件      ◇総合・新領域=97件6件      ◇総合・新領域=97件                                                                    

大学の忙しい時期(大学の忙しい時期(12月末~1月中旬12月末~1月中旬)に審査する)に審査する 各項目で各項目で一目見てコレ!とわかる図・絵一目見てコレ!とわかる図・絵を入れるを入れる 各項目のキーポイントは各項目のキーポイントはハイライト(太字)ハイライト(太字)する    する    

      ここを読んだら研究のポイントがわかるようにここを読んだら研究のポイントがわかるように 第三者に見てもらい第三者に見てもらい、単純なミスや不明確な表現をなくす、単純なミスや不明確な表現をなくす誤誤

字・脱字が一つあっても審査員の印象は悪くなる字・脱字が一つあっても審査員の印象は悪くなる

審査員一人当たりの審査員一人当たりの審査件数は100件審査件数は100件を超える    を超える      平成15年度の基盤研究、萌芽研究、若手研究の新規申請件数は、 平成15年度の基盤研究、萌芽研究、若手研究の新規申請件数は、 72,191件、審査員約3,800人              72,191件、審査員約3,800人                     ◇生物系=108件◇理工系=102件◇人文社会系7       ◇生物系=108件◇理工系=102件◇人文社会系76件      ◇総合・新領域=97件6件      ◇総合・新領域=97件                                                                    

大学の忙しい時期(大学の忙しい時期(12月末~1月中旬12月末~1月中旬)に審査する)に審査する 各項目で各項目で一目見てコレ!とわかる図・絵一目見てコレ!とわかる図・絵を入れるを入れる 各項目のキーポイントは各項目のキーポイントはハイライト(太字)ハイライト(太字)する    する    

      ここを読んだら研究のポイントがわかるようにここを読んだら研究のポイントがわかるように 第三者に見てもらい第三者に見てもらい、単純なミスや不明確な表現をなくす、単純なミスや不明確な表現をなくす誤誤

字・脱字が一つあっても審査員の印象は悪くなる字・脱字が一つあっても審査員の印象は悪くなる

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (4/6)(4/6)④④書類は2~3分しか読んでもらえないものと心得よ!書類は2~3分しか読んでもらえないものと心得よ!

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審査員は審査員は論文のタイトルよりも発表したジャーナル名論文のタイトルよりも発表したジャーナル名をを見ている    見ている                                                                

ハイライト(太字ハイライト(太字 oror赤字)して一目で発表したジャー赤字)して一目で発表したジャーナルがわかるようにするナルがわかるようにする

普段から普段から国際的に認められているジャーナルへ論文を発国際的に認められているジャーナルへ論文を発表表しておくしておく

審査員は、論文がどの雑誌に掲載されているかで応募者審査員は、論文がどの雑誌に掲載されているかで応募者の実力を見るの実力を見る

審査員は審査員は論文のタイトルよりも発表したジャーナル名論文のタイトルよりも発表したジャーナル名をを見ている    見ている                                                                

ハイライト(太字ハイライト(太字 oror赤字)して一目で発表したジャー赤字)して一目で発表したジャーナルがわかるようにするナルがわかるようにする

普段から普段から国際的に認められているジャーナルへ論文を発国際的に認められているジャーナルへ論文を発表表しておくしておく

審査員は、論文がどの雑誌に掲載されているかで応募者審査員は、論文がどの雑誌に掲載されているかで応募者の実力を見るの実力を見る

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (5/6)(5/6)⑤⑤自分の名前とジャーナル名をアピールせよ!自分の名前とジャーナル名をアピールせよ!

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やればできると思わせる計画やればできると思わせる計画を書く    を書く                                                                

研究のゴールを研究のゴールを実現可能な小さなタスク実現可能な小さなタスクにブレークダウンすにブレークダウンするる

研究の構造をわかりやすく説明するために、ゴール(重要課研究の構造をわかりやすく説明するために、ゴール(重要課題)ー課題ー解決法を題)ー課題ー解決法をツリー構造(概念図)ツリー構造(概念図)にして示しておにして示しておくく

計画が計画がうまく行かなかったときの対策うまく行かなかったときの対策も書く       も書く                         書いていない計画が多く、これは減点要因となる書いていない計画が多く、これは減点要因となる

分担者の担当を明確に分担者の担当を明確にする。各タスクごとに「○○を△△すする。各タスクごとに「○○を△△する(担当□□)」と明示する。る(担当□□)」と明示する。

自然科学系の場合                   自然科学系の場合                             予備的な実験データ予備的な実験データを入れておく。見通しがあることをアを入れておく。見通しがあることをアピールする。ピールする。

やればできると思わせる計画やればできると思わせる計画を書く    を書く                                                                

研究のゴールを研究のゴールを実現可能な小さなタスク実現可能な小さなタスクにブレークダウンすにブレークダウンするる

研究の構造をわかりやすく説明するために、ゴール(重要課研究の構造をわかりやすく説明するために、ゴール(重要課題)ー課題ー解決法を題)ー課題ー解決法をツリー構造(概念図)ツリー構造(概念図)にして示しておにして示しておくく

計画が計画がうまく行かなかったときの対策うまく行かなかったときの対策も書く       も書く                         書いていない計画が多く、これは減点要因となる書いていない計画が多く、これは減点要因となる

分担者の担当を明確に分担者の担当を明確にする。各タスクごとに「○○を△△すする。各タスクごとに「○○を△△する(担当□□)」と明示する。る(担当□□)」と明示する。

自然科学系の場合                   自然科学系の場合                             予備的な実験データ予備的な実験データを入れておく。見通しがあることをアを入れておく。見通しがあることをアピールする。ピールする。

採択されやすい計画調書の書き方採択されやすい計画調書の書き方 (6/6)(6/6)⑥⑥研究計画に説得力を持たせる研究計画に説得力を持たせる

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ⅣⅣ .山形大学の研究推進マネジメン.山形大学の研究推進マネジメントト

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研究プロジェクト戦略室研究プロジェクト戦略室科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等

室長   :河田 純男(研究担当理事)室長   :河田 純男(研究担当理事)専任教授:山﨑淳一郎・小嶋 典夫専任教授:山﨑淳一郎・小嶋 典夫                                                  ◇◇設置設置  平成18年4月  平成18年4月◇◇目的目的  本学の研究の活性化を図り,科学研究費補助金等の各  本学の研究の活性化を図り,科学研究費補助金等の各種 研究費助成金,受託研究費,共同研究費等の種 研究費助成金,受託研究費,共同研究費等の外部資金外部資金獲得額の拡充獲得額の拡充を図るため,本学のを図るため,本学の研究プロジェクトの調整研究プロジェクトの調整及び及び国内外機関との共同研究国内外機関との共同研究を戦略的に推進することを戦略的に推進すること◇◇業務内容業務内容  研究プロジェクトの全学的な調整,研究費助成金等の  研究プロジェクトの全学的な調整,研究費助成金等の情報収集・応募への支援等情報収集・応募への支援等

室長   :河田 純男(研究担当理事)室長   :河田 純男(研究担当理事)専任教授:山﨑淳一郎・小嶋 典夫専任教授:山﨑淳一郎・小嶋 典夫                                                  ◇◇設置設置  平成18年4月  平成18年4月◇◇目的目的  本学の研究の活性化を図り,科学研究費補助金等の各  本学の研究の活性化を図り,科学研究費補助金等の各種 研究費助成金,受託研究費,共同研究費等の種 研究費助成金,受託研究費,共同研究費等の外部資金外部資金獲得額の拡充獲得額の拡充を図るため,本学のを図るため,本学の研究プロジェクトの調整研究プロジェクトの調整及び及び国内外機関との共同研究国内外機関との共同研究を戦略的に推進することを戦略的に推進すること◇◇業務内容業務内容  研究プロジェクトの全学的な調整,研究費助成金等の  研究プロジェクトの全学的な調整,研究費助成金等の情報収集・応募への支援等情報収集・応募への支援等

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研究プロジェクト戦略室の活動研究プロジェクト戦略室の活動 (1/2)(1/2)科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等

ⅠⅠ  研究者に対する情報提供・周知 研究者に対する情報提供・周知                                          ◇◇ 科学研究費補助金説明会  科学研究費補助金説明会  年2回年2回、学部ごと、学部ごと ① ① 5~85~8 月月 使用ルール、補助条件等に関する説明会 使用ルール、補助条件等に関する説明会   *会計検査院実地検査受検対策(経験を踏まえて)   *会計検査院実地検査受検対策(経験を踏まえて)   *使用ルールの趣旨徹底   *使用ルールの趣旨徹底 ② ② 9~109~10 月 月 公募要領の説明、獲得に向けての対策公募要領の説明、獲得に向けての対策   *学術調査官OB、審査員OB等による審査員が注目   *学術調査官OB、審査員OB等による審査員が注目      する申請書の書き方    する申請書の書き方   *「計画調書作成のポイント」配付   *「計画調書作成のポイント」配付◇◇ 科学技術振興調整費説明会科学技術振興調整費説明会◇◇JST、農水省等の競争的資金、プロジェクト研究公募にJST、農水省等の競争的資金、プロジェクト研究公募に 関する説明会関する説明会

ⅠⅠ  研究者に対する情報提供・周知 研究者に対する情報提供・周知                                          ◇◇ 科学研究費補助金説明会  科学研究費補助金説明会  年2回年2回、学部ごと、学部ごと ① ① 5~85~8 月月 使用ルール、補助条件等に関する説明会 使用ルール、補助条件等に関する説明会   *会計検査院実地検査受検対策(経験を踏まえて)   *会計検査院実地検査受検対策(経験を踏まえて)   *使用ルールの趣旨徹底   *使用ルールの趣旨徹底 ② ② 9~109~10 月 月 公募要領の説明、獲得に向けての対策公募要領の説明、獲得に向けての対策   *学術調査官OB、審査員OB等による審査員が注目   *学術調査官OB、審査員OB等による審査員が注目      する申請書の書き方    する申請書の書き方   *「計画調書作成のポイント」配付   *「計画調書作成のポイント」配付◇◇ 科学技術振興調整費説明会科学技術振興調整費説明会◇◇JST、農水省等の競争的資金、プロジェクト研究公募にJST、農水省等の競争的資金、プロジェクト研究公募に 関する説明会関する説明会

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研究プロジェクト戦略室の活動研究プロジェクト戦略室の活動 (2/2)(2/2)科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部科学研究費補助金等競争的資金獲得のための説明会の開催、学部間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等間共同研究のリエゾン、研究戦略の策定等

  Ⅱ 研究マネジメントⅡ 研究マネジメント                                          ◇◇ 研究活動における不正行為防止に係る関係規定の整備研究活動における不正行為防止に係る関係規定の整備◇◇ 研究費等の不正使用防止ガイドライン策定の学内検討参画研究費等の不正使用防止ガイドライン策定の学内検討参画◇◇ グローイングアッププログラム制度の策定[山形大学版 グローイングアッププログラム制度の策定[山形大学版  若手教員在外研修制度] 若手教員在外研修制度]◇◇ 学部間共同研究に関するリエゾン業務 学部間共同研究に関するリエゾン業務 ◇◇ 研究関係情報の収集、学内への情報発信研究関係情報の収集、学内への情報発信 →個別相談により研究者の業績とマッチングした競争的 →個別相談により研究者の業績とマッチングした競争的  資金申請の誘導・支援  資金申請の誘導・支援

  Ⅱ 研究マネジメントⅡ 研究マネジメント                                          ◇◇ 研究活動における不正行為防止に係る関係規定の整備研究活動における不正行為防止に係る関係規定の整備◇◇ 研究費等の不正使用防止ガイドライン策定の学内検討参画研究費等の不正使用防止ガイドライン策定の学内検討参画◇◇ グローイングアッププログラム制度の策定[山形大学版 グローイングアッププログラム制度の策定[山形大学版  若手教員在外研修制度] 若手教員在外研修制度]◇◇ 学部間共同研究に関するリエゾン業務 学部間共同研究に関するリエゾン業務 ◇◇ 研究関係情報の収集、学内への情報発信研究関係情報の収集、学内への情報発信 →個別相談により研究者の業績とマッチングした競争的 →個別相談により研究者の業績とマッチングした競争的  資金申請の誘導・支援  資金申請の誘導・支援

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      研究を高度化させる。      研究を高度化させる。      研究を高度化させる。      研究を高度化させる。

      ①何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをする。      ①何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをする。      ②教育、特に教養教育を充実させる。      ②教育、特に教養教育を充実させる。      ①何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをする。      ①何よりも学生を大切にして、学生が主役となる大学創りをする。      ②教育、特に教養教育を充実させる。      ②教育、特に教養教育を充実させる。

結城プラン結城プラン 20082008 (( 1/21/2 ))結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン

            ●●山形大学の研究を質と量の両面でレベルアップし、学生が誇りを持てるようにする。山形大学の研究を質と量の両面でレベルアップし、学生が誇りを持てるようにする。            ●●これまでの実績をベースに、「グローバルCOEプログラム」の採択をめざす。これまでの実績をベースに、「グローバルCOEプログラム」の採択をめざす。            ●●科学研究費補助金の申請件数を科学研究費補助金の申請件数を 1,0001,000 件以上に引き上げる。件以上に引き上げる。            ●● 4242歳以下の若手教員を対象に、研究費の支援(歳以下の若手教員を対象に、研究費の支援( 2020~~ 3030 件、件、 11 件件 5050 万程度)を行う。万程度)を行う。

            ●●山形大学の研究を質と量の両面でレベルアップし、学生が誇りを持てるようにする。山形大学の研究を質と量の両面でレベルアップし、学生が誇りを持てるようにする。            ●●これまでの実績をベースに、「グローバルCOEプログラム」の採択をめざす。これまでの実績をベースに、「グローバルCOEプログラム」の採択をめざす。            ●●科学研究費補助金の申請件数を科学研究費補助金の申請件数を 1,0001,000 件以上に引き上げる。件以上に引き上げる。            ●● 4242歳以下の若手教員を対象に、研究費の支援(歳以下の若手教員を対象に、研究費の支援( 2020~~ 3030 件、件、 11 件件 5050 万程度)を行う。万程度)を行う。

基本方針基本方針基本方針基本方針

行動計画行動計画行動計画行動計画

重点事項重点事項【研究】【研究】重点事項重点事項【研究】【研究】

      ①      ① 20082008 年の年末に、このプランの達成状況を検証する。年の年末に、このプランの達成状況を検証する。      ②      ② 20092009 年の年頭に、新しく「結城プラン年の年頭に、新しく「結城プラン 20092009 」を作成する。」を作成する。      ①      ① 20082008 年の年末に、このプランの達成状況を検証する。年の年末に、このプランの達成状況を検証する。      ②      ② 20092009 年の年頭に、新しく「結城プラン年の年頭に、新しく「結城プラン 20092009 」を作成する。」を作成する。見直し見直し見直し見直し

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結城プラン結城プラン 2008(2/2)2008(2/2) =研究==研究=結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン結城学長体制初年度のビジョン及びアクションプラン

■■女性教員を対象とし、国内外で開催される国際学会女性教員を対象とし、国内外で開催される国際学会 への旅費を支援します。 への旅費を支援します。■■新任教員を対象とし、スタートアップに係る研究支援新任教員を対象とし、スタートアップに係る研究支援 を行います( を行います( 44件程度、件程度、 11件件 100100万円程度)。万円程度)。■■競争的資金に応募し惜しくも不採択となった中から、競争的資金に応募し惜しくも不採択となった中から、 特に今後の進展が期待できる課題を選考し、1学部・ 特に今後の進展が期待できる課題を選考し、1学部・ 1プロジェクトとして研究資金を支援します。  1プロジェクトとして研究資金を支援します。 

■■ 本学独自の本学独自の YU-COEYU-COE (山形大学先進的研究拠点)(山形大学先進的研究拠点) の形成を図るために、人・モノ・資金の支援体制の の形成を図るために、人・モノ・資金の支援体制の 検討を進めます。 検討を進めます。■■ 本学において基礎研究を着実に推進するため、こ本学において基礎研究を着実に推進するため、こ れに携わる全ての研究者を対象とし、長期的視点 れに携わる全ての研究者を対象とし、長期的視点 に立った支援制度の検討を進めます。 に立った支援制度の検討を進めます。■■テニュア・トラック制度の導入の検討を進めます。 テニュア・トラック制度の導入の検討を進めます。 ■■ 研究 を養成し、研究のレベルアップ アドミニストレーター研究 を養成し、研究のレベルアップ アドミニストレーター を図り、競争的研究資金の倍増をめざします。 を図り、競争的研究資金の倍増をめざします。

女性教員・若手教員育成のための基盤整備女性教員・若手教員育成のための基盤整備

研究マネジメントの構築研究マネジメントの構築■■ 科学研究費補助金の科学研究費補助金の 20092009 年度申請件数年度申請件数 1,0001,000 件を件を 目指します( 目指します( 20082008 年度年度 734734 件)。件)。■■ 科研費不採択となった科研費不採択となった 4242歳以下の若手教員を対象歳以下の若手教員を対象 とし、次年度以降の採択に向け研究経費の支援を行 とし、次年度以降の採択に向け研究経費の支援を行 います( います( 2020 ~~ 3030 件、件、 11 件件 5050万円程度)。万円程度)。■■ 科研費新規応募に係る不採択件数は、毎年科研費新規応募に係る不採択件数は、毎年 400400 ~~   500500 件ありますが、これらへの対策として、アドバイザ件ありますが、これらへの対策として、アドバイザ ー制度を構築し、経験的立場からのアドバイスを行う ー制度を構築し、経験的立場からのアドバイスを行う ことにより、採択率のアップをめざします。 ことにより、採択率のアップをめざします。

科学研究費補助金に対する取組科学研究費補助金に対する取組

■■2121 世紀世紀 COECOE の「地域特性を生かした分子疫学研究」の「地域特性を生かした分子疫学研究」 の成果を踏まえ、グローバル の成果を踏まえ、グローバル COECOE プログラムの採択を目指プログラムの採択を目指 します。 します。■■先進的研究プロジェクトに対する任期付教員の配置先進的研究プロジェクトに対する任期付教員の配置 を継続して支援します。 を継続して支援します。■■医学、栄養学、スポーツ生理学、農学、工学など学問分医学、栄養学、スポーツ生理学、農学、工学など学問分 野を超えた研究グループを組織し、メタボリック・シンドローム共 野を超えた研究グループを組織し、メタボリック・シンドローム共 同研究プロジェクトを立ち上げるなど、学部間研究プロジェ 同研究プロジェクトを立ち上げるなど、学部間研究プロジェ クトの推進を図ります。 クトの推進を図ります。

YU-COEYU-COE の形成に向けた基盤整の形成に向けた基盤整備備

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 科研費に応募・不採択となった研究者に対して、科研費研 科研費に応募・不採択となった研究者に対して、科研費研 究計画書の「書き方」を中心にアドバイスを行い、次年度 究計画書の「書き方」を中心にアドバイスを行い、次年度 科研費の応募を支援。   科研費の応募を支援。    部局ごとに  部局ごとに 1~21~2名名「アドバイザー」配置/「アドバイザー」配置/ 22 万円万円支給支給

 科研費に応募・不採択となった研究者に対して、科研費研 科研費に応募・不採択となった研究者に対して、科研費研 究計画書の「書き方」を中心にアドバイスを行い、次年度 究計画書の「書き方」を中心にアドバイスを行い、次年度 科研費の応募を支援。   科研費の応募を支援。    部局ごとに  部局ごとに 1~21~2名名「アドバイザー」配置/「アドバイザー」配置/ 22 万円万円支給支給

 自由な発想に基づき、先進的で独創性のある研究を進める 自由な発想に基づき、先進的で独創性のある研究を進める 若手教員で、科研費に応募したが不採択になったものに対 若手教員で、科研費に応募したが不採択になったものに対 して、次年度以降の採択に向け、研究費の一部を支援。 して、次年度以降の採択に向け、研究費の一部を支援。     20~3020~30 件件程度/1件程度/1件 5050 万円  万円  

 自由な発想に基づき、先進的で独創性のある研究を進める 自由な発想に基づき、先進的で独創性のある研究を進める 若手教員で、科研費に応募したが不採択になったものに対 若手教員で、科研費に応募したが不採択になったものに対 して、次年度以降の採択に向け、研究費の一部を支援。 して、次年度以降の採択に向け、研究費の一部を支援。     20~3020~30 件件程度/1件程度/1件 5050 万円  万円  

結城プラン結城プラン 20082008 公募プロジェクト公募プロジェクト競争的資金を獲得し、研究活動の活性化を図るために競争的資金を獲得し、研究活動の活性化を図るために

科学研究費補助金に関する若手科学研究費補助金に関する若手教員研究助成教員研究助成

科学研究費補助金計画書に関する科学研究費補助金計画書に関するアドバイザー制度アドバイザー制度

 女性教員育成のための基盤づくりとして、女性教員が国際 女性教員育成のための基盤づくりとして、女性教員が国際 的にも活躍できる環境を整備。 的にも活躍できる環境を整備。     66人人程度/1件程度/1件 3030 万円万円上限   上限  

 女性教員育成のための基盤づくりとして、女性教員が国際 女性教員育成のための基盤づくりとして、女性教員が国際 的にも活躍できる環境を整備。 的にも活躍できる環境を整備。     66人人程度/1件程度/1件 3030 万円万円上限   上限  

女性教員の国際学会への旅費支援女性教員の国際学会への旅費支援

 若手教員育成のための基盤づくりとして、新任教員に対し 若手教員育成のための基盤づくりとして、新任教員に対し 研究開始時の環境整備など、スタートアップに係る研究を 研究開始時の環境整備など、スタートアップに係る研究を 支援。 支援。     44 件件程度/1件程度/1件 100100 万円    万円    

 若手教員育成のための基盤づくりとして、新任教員に対し 若手教員育成のための基盤づくりとして、新任教員に対し 研究開始時の環境整備など、スタートアップに係る研究を 研究開始時の環境整備など、スタートアップに係る研究を 支援。 支援。     44 件件程度/1件程度/1件 100100 万円    万円    

新任教員のスタートアップ支援新任教員のスタートアップ支援

 国の大型競争的資金(応募総額 国の大型競争的資金(応募総額 2,0002,000 万円以上)に応募、万円以上)に応募、 不採択となった研究課題に対して、研究資金を支援。 不採択となった研究課題に対して、研究資金を支援。     66 件件程度/1件程度/1件 100100 万円    万円    

 国の大型競争的資金(応募総額 国の大型競争的資金(応募総額 2,0002,000 万円以上)に応募、万円以上)に応募、 不採択となった研究課題に対して、研究資金を支援。 不採択となった研究課題に対して、研究資金を支援。     66 件件程度/1件程度/1件 100100 万円    万円    

大型の競争的外部資金獲得のため大型の競争的外部資金獲得のための支援制度の支援制度

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研究マネジメントの今後の課題研究マネジメントの今後の課題研究活動の活性化を通じて、研究活動の活性化を通じて、 Visionary-UniversityVisionary-University をめざすをめざす

1.1. 中長期的な学術研究戦略の策定中長期的な学術研究戦略の策定2.2. 科学研究費補助金の採択件数・配分額の拡充科学研究費補助金の採択件数・配分額の拡充3.3. YU-COEYU-COE (山形大学先進的研究拠点)の形成(山形大学先進的研究拠点)の形成4.4. テニュア・トラック制度など人事制度の改革テニュア・トラック制度など人事制度の改革5.5. 研究アドミニストレーターの養成強化研究アドミニストレーターの養成強化6.6. 研究マネジメントにおけるPDCAサイクル確立研究マネジメントにおけるPDCAサイクル確立7.7. 学部間共同研究、大学間共同研究の推進 学部間共同研究、大学間共同研究の推進

( ( ex.ex. )最上川学、低炭素社会)最上川学、低炭素社会

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ご静聴お疲れ様でした。ご静聴お疲れ様でした。山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎   TEL.023-628-4838TEL.023-628-4838 FAX.023-628-4849FAX.023-628-4849   E-mail:[email protected]:[email protected]  「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法山形大学山形大学 HP→HP→ 「研究案内」→「研究助成金情報」→「研究案内」→「研究助成金情報」→「研究プロジェクト戦略室」「研究プロジェクト戦略室」この中に研修会資料などが検索できます。この中に研修会資料などが検索できます。(トップページからアクセスできます。)(トップページからアクセスできます。)http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.htmlhttp://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.html

ご静聴お疲れ様でした。ご静聴お疲れ様でした。山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎   TEL.023-628-4838TEL.023-628-4838 FAX.023-628-4849FAX.023-628-4849   E-mail:[email protected]:[email protected]  「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法山形大学山形大学 HP→HP→ 「研究案内」→「研究助成金情報」→「研究案内」→「研究助成金情報」→「研究プロジェクト戦略室」「研究プロジェクト戦略室」この中に研修会資料などが検索できます。この中に研修会資料などが検索できます。(トップページからアクセスできます。)(トップページからアクセスできます。)http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.htmlhttp://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.html