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Ⅰ 組織の基本理論. 1.組織の定義と成立条件. 組織=複数のメンバーによる、調整 された行為のシステム ○組織の成立条件 ① ( 共通 ) 目的 ②貢献意欲 ③コミュニケーション. 組織の経営. 2.組織均衡. 個人の目的≠組織の目的(例外あり) →「誘因」と「貢献」のバランス (=組織均衡). 組織均衡 維持. 経営資源 調達. 協働の 有効性確保. 3.組織均衡と組織目的. (1) 安定性の追求 (2) 能率性の追求 能率性=誘因/貢献の比率 ≒経営資源の有効活用度 - PowerPoint PPT Presentation
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Ⅰ 組織の基本理論
1.組織の定義と成立条件
• 組織=複数のメンバーによる、調整 された行為のシステム
○ 組織の成立条件 ① ( 共通 ) 目的 ②貢献意欲 ③コミュニケーション
2.組織均衡• 個人の目的≠組織の目的(例外あり) →「誘因」と「貢献」のバランス (=組織均衡)
組織均衡維持
経営資源調達
協働の有効性確保
組織の経営
3.組織均衡と組織目的
(1) 安定性の追求
(2) 能率性の追求• 能率性=誘因/貢献の比率 ≒経営資源の有効活用度
• ステークホルダーごとの誘因の違い →矛盾(コンフリクト)の可能性 →成長の追求
Ⅱ モチベーションの理論
1.モチベーションとは• モチベーション=人を何かに向けて動か
そうとするプロセスや力
○ モチベーションの構成要素 動因:人のウチにある欲求 誘因:人のソトにあって、欲求を満たせる
もの
動因から考える→欲求理論(内容理論) 誘因から考える→過程理論
2.欲求理論
○ 欲求階層説
生 理 的 欲 求安 全 ・ 安 定 欲 求
社会的欲求尊敬・尊厳欲求
自己実現欲求
3.過程理論
(a) 公平理論
(b) 予想理論(期待理論)• モチベーション(誘因としての力) =報酬の魅力 × 手に入る見込み
(c) 目標設定理論
4.実践への示唆
○ 職務特性モデル(ジョブデザイン)
• MPS =( 多様性+完結性+有意味性 )
× 自律性 × フィードバック
Ⅲ リーダーシップ論
1.リーダーシップの定義
• 集団や組織がその目標を達成できるように、 ある個人が他者に影響を及ぼすこと(プロセス)
リーダー フォロワー 組織目標
非強制的影響力
達 成
2.リーダーシップ研究の流れ
○ リーダー行動への注目
• 「配慮」 (Consideration) のリーダー行動• 「構造づくり」 (Structuring) のリーダー行動
○ 状況との適合性
(a) (リーダーにとっての)状況好意性(b) 部下の成熟度(c) 経路-目標モデル(タスク特性への注目)
3.カリスマ的リーダーシップと フォロワー
○ カリスマ的リーダーシップの特徴• フォロワーを鼓舞する変革的ビジョンの提示• ビジョン実現への強い確信• 個人的なリスクを伴う型破りな行動• フォロワーとの感情的絆
○ カリスマの権威の源泉としてのフォロワーの (自発的)承認
Ⅳ 組織構造とコミュニケーション
1.コミュニケーションと意思決定
• 組織の根拠:個人の能力的制約 →仕事を分担(分業)
• 分業→意思決定者の分散 →調整の必要性 →コミュニケーション
2.コミュニケーションのモデルとパターン
○SMMR+F モデル S:送信者( Sender/Source)
M:メッセージ( Message)
M:メディア (Media/Channel)
R:受信者( Receiver)
F:フィードバック (Feedback)
3.組織構造とその基本原則
よりよい意思決定を導くためのコミュニケーションの基礎となるもの
○ 基本原則(a)専門化(水平的分業)(b) 階層化(垂直的分業)(c) 階層の分化→権限委譲(d) スタッフの分化
=
4.組織の機械化-有機化
(1) 組織の機械化 ( 合理的組織構造)• 規則に基づいた権限• 階層的職位• 職務の専門化
(2) 組織の有機化• 全体目的との関係を意識• 水平的コミュニケーション活用
• 知識の重視
5.組織形態(グルーピングの形態)
(1) 職能別組織 =職能(機能)毎にグルーピングした組
織
(2)事業部制組織 =製品・地域・顧客などでグルーピング
し、 それぞれの部門が自己充足的な単位
として成立している組織
5.組織形態(グルーピングの形態)
(continued)○事業部制組織の長所:分権化(権限委譲)
→現場の近くでの迅速な意思決定 →トップは全社的意思決定に専念
○事業部制組織の短所:事業部の壁 →事業部横断的取り組みが困難
6.見えない組織構造:組織文化
組織文化=組織メンバーに共有されているとみなされる行動パターン・価値観・基本的仮定
○機能• コミュニケーションの円滑化• 自律的な意思決定• コンフリクト(葛藤/対立)の縮小• 組織メンバーの結束・一体感
6.見えない組織構造:組織文化 (continued)
○逆機能• ものの見方の固定化• 意思決定の均質化 →文化が革新創出の障害
○ 組織文化の変革の原動力:トップの変革 的リーダーシップ
Ⅴ.組織の環境適応
1.組織学習
• 環境適応:環境の→組織の意思決定・ 変動 行動パターンの変化
• 組織ルーティン:組織の中で継承される 活動パターン及びその基礎となるもの
• 組織学習:組織ルーティンの獲得・更新・ 蓄積
1.組織学習 (continued)
個人の行動
組織の行動
個人の信念
環境の反応
○ 組織学習サイクル
○ 組織学習のレベル(低次学習/高次学習)
2.組織と戦略
• 経営戦略=不確実な環境の中での、将来のあるべき姿と、それに向けた資源展開の長期的な基本設計図
• 「組織は戦略に従う」(←計画的戦略)• 「戦略は組織に従う」(←創発的戦略)
2.組織と戦略 (continued)
経営組織 経営資源
経営戦略
• 組織・資源・戦略の相互浸透 →資源ベース戦略へ