湯本崇 神保裕美 田辺太一 福田佑希 諸橋彩香 TA 小森美咲

エ ちまネ エネルギーまちづくり in 土浦

導 入　土浦で感じたこと、見たもの　

盛んな農業

歴史あるまちなみ

豊かな自然

現 　　土浦市の分析導 入

4.42

4.43

4.44

4.45

4.46

4.47

4.48

4.49

4.5

4.51

土浦市民が重要視していること　ベスト３

（ポイント）

1位

2位

3位

災害対策

自然環境の改善

防災機能　の整備

H23年度　土浦市満足度調査結果より

防災・環境への意識の高さ

現 　　土浦市の分析

少子高齢化の進行

土浦市の行政区別住民基本台帳人口の推移　 H11年 4月〜 H25年 4月までのデータ

導 入

土浦市　 2030年までの人口推計

現 　　まちづくりの傾向

国土交通省　都市の低炭素化の促進に関する法律概要より

導 入

コンパクトシティ化や低炭素社会づくりがキー

今後のまちづくり　全国的な傾向

全 体構想

計画の目的

震災への対応 少子高齢化への対応

循環型社会への転換 市民参加型社会の形成

まちづくりのコンセプト

各世代にとって快適で、安心・安全な生活空間を形成する

地域資源（ヒト、モノ）が関わりあって、新たなものをつくりだす

諸機能を近接させ、都市の持続性を向上させる

全 体構想

計画の目的

震災への対応 少子高齢化への対応

循環型社会への転換 市民参加型社会の形成

まちづくりのコンセプト

各世代にとって快適で、安心・安全な生活空間を形成する

地域資源（ヒト、モノ）が関わりあって、新たなものをつくりだす

諸機能を近接させ、都市の持続性を向上させる

ま ちづくりのコンセプト

地域資源（ヒト、モノ）が関わりあって、新たなものをつくりだす

　エ ちまネエネルギーまちづく

り

地域資源を関わらせエネルギーを生み出す過程で

地域コミュニティ、環境意識の向上も生み出すまちづくりを行うこと

エ ちまネ とは・・

地 域資源 ( ヒト、モノ ) が関わりあって、新たなものをつくりだす

地域資源（ヒト、モノ）の発掘

発掘した資源を関わらせる

新たなもの（エネルギー＋α ）　をつくりだす

地域資源（ヒト、モノ）の発掘現状の把握

エ ネルギーに活用できる地域資源の発掘

廃食品・油耕作放棄地 農産物の余り

小学生若手農家 民間企業

行政（市）NPO法人 専門家

全農地の

1/4 約5430t約2570t

地 域資源 ( ヒト、モノ ) の発掘 耕作放棄−地

1985年 2000年 2005年 2010年0

500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500

農家数の推移（人）

■　農家数

1985年 2005年 2010年0%

10%20%30%40%50%60%70%80%90%

100%耕作地と耕作放棄地の割合

■耕作地　■耕作放棄地

1％ 17％

23％

農家数　　　耕作放棄地の割合

全国平均の 3倍

土浦市耕作放棄地解消計画 H22年度調査より

地 域資源 ( ヒト、モノ ) の発掘 廃食品・廃−油廃食品・廃油　

食品廃棄物の利用率 16.3%　→神立のバイオプラント（民間）で

　　　バイオガスとして利用

市内 19 町内会で廃油回収　　→ BDFとして利用（公用車・バス）

■　利用状況

こみ処理機などの購入者を支援

生こみ収集モデル地区設置

事業系廃油の民間による回収の誘導

■　市の取り組み

※　 BDF ・・バイオ ディーゼル 燃料

土浦市バイオマスタウン構想 H22年より

発掘した地域資源の活用法

〜小規模なモデル地区での取り組みを提案〜

耕作放棄地

NPO法人

農業に興味がある人

整備・管理

小学校

土地所有者

農業体験

土地の貸借

耕 作放棄地の活用

学校農園として利用体験・管理

教育費

教育指導

小学校の暖房に使う災害 時のためにペレットを貯蓄作物を育てるさいの肥料に使う

エネルギー作物を育てる

エネルギーを使う

エネルギーに変える

エネルギー作物を育てる

非可食部分とエリアンサスをエネルギー化する

たい肥ペレット

小麦 ソバエリアンサス

環境教育

作る楽しみ、食べる楽しみ

耕 作放棄地の活用

モ デル地の設定

徒歩 10分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

約 6 反=6000m²

全校生徒　 289名

学年あたり約 50名

都和南小学校

主体

×

NPO法人　よかっぺいばらき

学校の 1km 圏内での耕作放棄地を活用

費 用・便益の計算

南幌町稲わら・籾殻・麦わらの有効利用の具体化検討調査 H20年度より

6 反に　小麦 2 反・ソバ 2 反、エリアンサス 2 反　を植える　→　 2.4t/年のエネルギー作物を収穫できる

この量のペレットは小学校が一年間に使用する暖房エネルギー量をカバーできる

かかるコストと生産できるバイオマスエネルギー

還元される便益

生産される量

→　ペレット化し、灯油 5430 Ｌ分のエネルギーが生産可能

初期投資額（機器購入費）　　 200 万のみ

※学校が１年間に使用する灯油量　：　 5091 Ｌ　

約 3年で回収可能

耕 作放棄地の活用

この取り組みのメリット

緊急時の暖房燃料としても活用可能

安定的なエネルギーの使い道の確保

参入障壁が低くリスクが小さい

教育費として資金を確保

経済的に持続可能なモデルを実現

廃油

業者

利用

家庭

廃棄

廃油買取

廃 棄物の活用

回収・委託

BDF

公共交通

買取

製造

運営

土浦市

廃油

業者

利用

家庭

廃棄

廃油買取

廃 棄物の活用

回収・委託

BDF

公共交通

買取

製造

運営

土浦市

モ デル地の設定

・ニュータウンのため、まとまった量が回収可能・今後世帯数の増加が見込まれる・新規移住者が多いため、普及が比較的容易・共同病院新設による公共交通需要の増加

うしくグリーンファーム株式会社

おおつ野ヒルズ世帯数： 560目標世帯数： 1500（ JFE 商事へのヒアリングより）

主体

土浦市

協力

200　m

北

1000フィート

具 体案

月一回の頻度でこみ収集場にて市が回収

回収した後、市が業者に委託

回収方法

・回収単位ことの回収量の計測、　住民への開示・新規移住者への事前説明・交通という地域への　恩恵による意識向上

普及・啓発

費 用・便益の計算

南幌町稲わら・籾殻・麦わらの有効利用の具体化検討調査 H20年度より

還元される便益

おおつ野ヒルズで回収できる廃油量現在（ 560世帯）　　→ 986 L

今後（ 1500世帯）　→ 2640 L

かかるコストと生産できるバイオマスエネルギー現在　→ 1Lの BDFをつくるのに 123 円 /L　→ 887L

できる今後　→ 　 80 円 /L　→ 2376Lできる　　　　　　　（牛久 GFでの製造量： 55,000L→180,000 L）

土浦駅－おおつ野ヒルズ間のワゴン型交通の燃料の一部に BDFをつかう

費 用・便益の計算

還元される便益

土浦駅－おおつ野ヒルズ間のワゴン型交通の燃料の一部に BDFをつかう

距離：片道約 8115m本数：片道 10本 / 日年間約 5900ℓの燃料を使用現在（ 560世帯）　　→15％今後（ 1500世帯）　→ 41％

土浦駅 おおつ野ヒルズ

地 域資源の関わらせ方まとめ

小規模なモデル地区での取り組みを提案

メリット

経済的な予測が比較的簡単に行える

モデル地区として、他の地域に普及できるかの判断材料になる

環境に 配慮したモデル地区という魅力を認識させ

環境意識を向上させる

エ ネまちのまとめ

地域資源（ヒト、モノ）の発掘

発掘した資源を関わらせる

　 NPO法人　小学生　行政（市）　若手農家　耕作放棄地　廃食品・油　農作物の余り　　

学校教育への取り入れ公共交通への還元

　

新たにうまれるもの

再生可能エネルギー

地域コミュニティ 環境意識の向上

エ ちまネ

エ ネまち時間軸ごとのビジョン

小規模での実験的な実施

活動普及外部へのアピー

ル

環境都市エネルギータウン土浦の実現

短期的 中期的 長期的

エ　

ネまちビジョン

エネまち、拡がる

エ ネまちが土浦に与えるメリット　

防災ペレットを貯蔵しておくこ

とで災害 時の燃料に！エネルギーづくりで築い

たコミュニティで安心！

交通地域バスの燃料をバイオディーゼル燃料

に！

教育農業体験ができる！

環境 教育が受けられる！

農業耕作放棄地を有効活用！

農業に携わる機会の増加！

教育農業

防災 交通

医療

商業

福祉

工業地域資源（ヒト、モノ）が関わりあって、新たなものをつくりだす

諸機能を近接させ、都市の持続性を向上させる

各世代にとって

快適で、安心・安全な生活空間を形成する

エ ネまちが土浦に与えるメリット　

お わり

エネルギーまちづくりの先駆け　土浦

つちうらから世界へ

茨城県土浦市は日本ではじめてエネルギータウンを実現した市町村である。バイオマスエネルギーをつくるために、小学校や市、 NPO法人が共

ENERGY TOWN

TSUCHIURA