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放射性同位体の β 崩壊で誤っているのはどれか。1 つ選べ。 a β 崩壊では質量数は同じである。 b β 崩壊では原子番号 1 が増加する。 c 軌道電子捕獲は β 崩壊に含まれる。 d β 崩壊では核内の陽子が中性子になる。 e β 線のエネルギーは連続スペクトルである。 放射線の吸収線量を表す単位はどれか。2 つ選べ。 a C! kg b Gy c Sv d J! kg e R 中性子を遮蔽するために適当な物質はどれか。2 つ選べ。 a b c d アルミ板 e パラフィン ―1―

1 放射性同位体の β 崩壊で誤っているのはどれか。1つ選べ。1 放射性同位体のβ 崩壊で誤っているのはどれか。 1つ選べ。a β+崩壊では質量数は同じである。

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  • 1 放射性同位体の β崩壊で誤っているのはどれか。1つ選べ。

    a β+崩壊では質量数は同じである。

    b β-崩壊では原子番号 1が増加する。

    c 軌道電子捕獲は β崩壊に含まれる。

    d β-崩壊では核内の陽子が中性子になる。

    e β線のエネルギーは連続スペクトルである。

    2 放射線の吸収線量を表す単位はどれか。2つ選べ。

    a C�kg

    b Gy

    c Sv

    d J�kg

    e R

    3 中性子を遮蔽するために適当な物質はどれか。2つ選べ。

    a 紙

    b 鉛

    c 水

    d アルミ板

    e パラフィン

    ― 1―

  • 4 患者識別情報の整合性の保持(患者識別間違いの防止)のため,システム設計に際し重要性が比較的低いのはどれか。1つ選べ。

    a 二重登録

    b 身元不明

    c 旧姓・改姓

    d 登録時の人為的誤入力

    e 健康保険証の記号・番号

    5 保険医療情報分野の厚生労働省標準規格に含まれているのはどれか。2つ選べ。

    a DICOM

    b 死亡診断書

    c MEDIS 標準病名

    d IHE施設間文書共有(XDS)

    e IHE放射線予定業務流れ(SWF)

    ― 2―

  • 膝関節部X線写真(側面像)

    6 10 歳の男児。右下肢痛を主訴に来院した。膝関節部のX線写真側面像を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a 骨肉腫

    b 類骨骨腫

    c Ewing 肉腫

    d ストレス骨折

    e 軟骨芽細胞腫

    ― 3―

  • 脂肪抑制プロトン密度強調冠状断像 脂肪抑制プロトン密度強調横断像

    7 30 歳代の男性。3カ月前から左膝痛を自覚し,増悪してきたため来院した。左膝関節部MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a Hoffa 病

    b 腸脛靱帯炎

    c 半月板囊胞

    d 鵞足滑液包炎

    e 膝蓋骨脱臼整復後

    ― 4―

  • 骨盤部単純X線写真

    骨盤部単純CT 骨シンチグラム

    8 60 歳代の男性。前立腺癌の転移検索のために施行した骨シンチグラムで異常を指摘された。骨盤部単純X線写真,CTとともに示す。

    最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 骨転移

    b 骨肉腫

    c Paget 病

    d 慢性骨髄炎

    e SAPHO症候群

    ― 5―

  • 腰椎単純X線写真(正面像) 腰椎単純X線写真(側面像)

    T1強調矢状断像 T2強調矢状断像 脂肪抑制T2強調矢状断像

    9 80 歳代の女性。2カ月前から腰痛と下肢筋力低下が出現してきた。腰椎単純X線写真とMRI を示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 椎体内膿瘍を伴う細菌性脊椎炎

    b 椎体内膿瘍を伴う結核性脊椎炎

    c 骨転移を伴う椎体骨折

    d 骨壊死を伴う椎体骨折

    e 感染を伴う椎体骨折

    ― 6―

  • 単純X線写真

    プロトン密度強調像

    10 40 歳代の女性。スキーで受傷した。来院時に撮影した母指の単純X線写真とMRI のプロトン密度強調像を示す。

    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 基節骨骨挫傷

    b 母指屈筋腱断裂

    c 末節骨破裂骨折

    d 基節骨はく離骨折

    e MCP関節の尺側側副靭帯損傷

    ― 7―

  • T1 強調矢状断像 T2強調矢状断像

    造影T1強調矢状断像 造影T1強調冠状断像

    11 80 歳代の女性。背部痛を主訴に来院した。胸椎MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a 骨転移

    b 悪性リンパ腫

    c 多発性骨髄腫

    d 細菌性脊椎炎

    e 結核性脊椎炎

    ― 8―

  • T2 強調矢状断像 造影T1強調矢状断像

    12 50 歳代の男性。2年前から両上肢の痺れと痛みがあり,最近増悪してきた。頚椎MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a 上衣腫

    b 脊髄空洞症

    c 海綿状血管腫

    d 血管芽細胞腫

    e サルコイドーシス

    ― 9―

  • 脂肪抑制T2強調像 T2強調矢状断像

    13 50 歳代の女性。数日前から右目の見えにくさと両下肢の痺れを認めるようになり来院した。頭部および脊髄MRI を示す。

    可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a SLE(systemic lupus erythematosus)

    b 視神経脊髄炎

    c 多発性硬化症

    d 神経線維腫症 I型

    e 多発硬膜動静脈瘻

    ― 10 ―

  • T1 強調矢状断像 T2強調矢状断像

    14 15 歳の女子。3日前から頭痛を認めるようになり来院した。神経学的・内分泌学的に異常はない。頭部MRI を示す。

    可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a Rathke 囊胞

    b 下垂体腺腫

    c 下垂体卒中

    d 頭蓋咽頭腫

    e リンパ球性下垂体炎

    ― 11 ―

  • 15 3 歳の男児。3日前から反応が鈍くなり,右半身の間代性痙攣が出現したため搬送された。頭部CTとMRI を示す。

    可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a 類皮腫

    b 胚細胞腫

    c くも膜囊胞

    d 頭蓋咽頭腫

    e 視神経膠腫

    単純CT

    造影T1強調矢状断像

    ― 12 ―

  • FLAIR 像 造影後T1強調像

    造影後T1強調冠状断像

    16 50 歳代の女性。起立時の頭痛を主訴に来院した。頭部MRI を示す。この疾患で一般的に見られないのはどれか。1つ選べ。

    a 脳幹腫大

    b 硬膜肥厚

    c 下垂体腫大

    d 硬膜下腔拡大

    e 小脳扁桃下垂

    ― 13 ―

  • T2 強調像

    17 30 歳代の男性。3年前から手指振戦が出現し,書字困難になったたため来院した。頭部MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a Wilson 病

    b Parkinson 病

    c 神経 Beçhet 病

    d 多系統萎縮症

    e 進行性核上性麻痺

    ― 14 ―

  • FLAIR 横断像

    FLAIR 冠状断像

    18 70 歳代の男性。物忘れや異常行動があるため,家族に伴われて来院した。頭部MRI を示す。可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a Alzheimer 病

    b Parkinson 病

    c ヘルペス脳炎

    d 脳血管性認知症

    e 前頭側頭葉型認知症

    ― 15 ―