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2 モーダルシフトの推進 荷減(CO2排出の削減)や⼒不等への対応に向けて、トラックから道 や舶、台⾞や⾃転⾞などの荷が少ない⼿に転換する「モーダルシフト」を的 に進している。 (1)事例1 スーパーレールカーゴ 川急便は、2004年より⽇本貨物道と共同開発した電⾞特急コンテナ列⾞「スー パーレールカーゴ」による便を実施。東京ー⼤間で毎⽇夜に上下各1便運⾏ しており、東京ー⼤間の全の約10%を担っている。 上下各1便の合計載は、10トントラック56台分に相当、CO2排出削減など環境 負荷低減やトラックドライバーや深夜労働の改善 等に⼤きな果を発揮している。 (2)事例2 サービスセンターの展開 川急便は、トラックなどを使⽤せず台⾞や⾃転⾞などで集を⾏う「サービスセン ター(SC)を全国に325ヵ所設置している。1ヵ所当たり3〜5台の⾞両使⽤を抑制で き、全センター合計では⾞両1,500台分の CO2や大気汚染物質の排出削減をしている。 サービスセンターを地開することで、⼥性の就業機会の拡大(⼥性の活躍推進)や 地域コミュニケーション強化、地域活性化 にも貢献している。 ※実績(2016年度) 10トントラックで92,549台の削減効果、 CO2を129,742トン削減 3.サービスセンター開による対策 全国の駅や空港等に展開中 職域の拡大に貢献

2 モーダルシフトの推進 挳挌拆荷拯減(CO 2排出 … モーダルシフトの推進 挳挌拆荷拯減(CO 2排出挪の削減)や排掴 不拒等への対応に向けて、トラックから捹道

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Page 1: 2 モーダルシフトの推進 挳挌拆荷拯減(CO 2排出 … モーダルシフトの推進 挳挌拆荷拯減(CO 2排出挪の削減)や排掴 不拒等への対応に向けて、トラックから捹道

2 モーダルシフトの推進環境負荷低減(CO2排出量の削減)や労働⼒不⾜等への対応に向けて、トラックから鉄道

や船舶、台⾞や⾃転⾞などの環境負荷が少ない⼿段に転換する「モーダルシフト」を積極的に推進している。

(1)事例1 スーパーレールカーゴ佐川急便は、2004年より⽇本貨物鉄道と共同開発した電⾞型特急コンテナ列⾞「スー

パーレールカーゴ」による宅配便輸送を実施。東京ー⼤阪間で毎⽇深夜に上下各1便運⾏しており、東京ー⼤阪間の全輸送量の約10%を担っている。上下各1便の合計積載量は、10トントラック56台分に相当、CO2排出削減など環境

負荷低減やトラックドライバーや深夜労働の改善等に⼤きな効果を発揮している。

(2)事例2 サービスセンターの展開佐川急便は、トラックなどを使⽤せず台⾞や⾃転⾞などで集配を⾏う「サービスセン

ター(SC)を全国に325ヵ所設置している。1ヵ所当たり3〜5台の⾞両使⽤を抑制でき、全センター合計では⾞両1,500台分の CO2や大気汚染物質の排出削減をしている。サービスセンターを地域展開することで、⼥性の就業機会の拡大(⼥性の活躍推進)や

地域コミュニケーション強化、地域活性化にも貢献している。

※実績(2016年度)10トントラックで92,549台の削減効果、CO2を129,742トン削減

図3.サービスセンター展開による環境対策

※全国の駅や空港等に展開中

※職域の拡大に貢献