108
20 20 年度

20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

2 0 2 0 年 度

Page 2: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤
Page 3: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6

助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力

助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力

助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力

助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力

グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力

本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

助産学概論 1 前 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

助産哲学・倫理Ⅰ 1 後 〇 ◎

助産哲学・倫理Ⅱ 2 後 〇 ◎

出産の文化 1 前 〇

女性のフィジカルイグザミネーション 1 前 ◎

助産薬理学Ⅰ 1 前 ◎

助産薬理学Ⅱ 2 前 ◎

妊産褥婦乳幼児の栄養 1 前 ◎

助産女性学 1 前 ◎

助産カウンセリング 1 後 ◎

健康教育論Ⅰ 1 前 ◎ 〇 〇

健康教育論Ⅱ 2 前 ◎ ◎ ◎ 〇

助産研究法 1 後 ◎ ◎

助産管理論Ⅰ 1 後 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

助産管理論Ⅱ 2 前 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

助産師教育論 2 前 ◎

助産師教育方法論 2 後 ◎ ◎

母子保健行政・財政論 1 後 ◎ ◎ ◎ ◎

母子保健活動論(疫学・統計を含む) 2 前 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケアⅠ 1 通年 ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケアⅡ 1 通年 ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケアⅢ 1 通年 ◎ ◎

ハイリスク助産学Ⅰ 1 後 ◎ ◎

ハイリスク助産学Ⅱ 1 後 ◎ ◎

ハイリスク助産演習 2 前 ◎ ◎ ◎

独立助産実践概論 2 前 ◎ ◎ ◎

独立助産演習 2 前 ◎ ◎ ◎ ○ ◎

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅰ 1 前 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅱ 1 前 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅲ 1 前 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅰ 1 後 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル独立助産実習 2 前 ◎ ◎ ◎ ◎

マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅱ 2 後 ◎ ◎ ◎ 〇 ◎

子育て支援論Ⅰ 1 後 ◎ 〇 〇

子育て支援論Ⅱ 2 後 〇 〇

子育て支援論演習 2 後 ◎ ◎

性教育Ⅰ 2 前 ◎ 〇 〇 〇

性教育Ⅱ 2 後 〇 〇 〇

性教育実習 2 後 ◎ ◎ 〇

ウィメンズヘルスⅠ 1 後 ◎ 〇 〇

ウィメンズヘルスⅡ 2 後 〇 〇

ウィメンズヘルス演習 2 後 ◎ ◎

国際助産学Ⅰ 2 前 ◎ 〇 〇

国際助産学Ⅱ 2 前 〇 〇

国際助産学実習 2 後 ◎ ◎ ◎

特別統合課題研究 2 通年 ◎ ◎

ディプロマポリシーと授業科目の関連表(カリキュラムマップ)【助産基礎分野】 「授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)」

授  業  科 目 学年 学期

Page 4: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

2020年度 開講科目一覧表

【助産基礎分野】

助産学概論 1 前 本宿 美砂子、近藤 潤子 1

助産哲学・倫理Ⅰ 1 後 近藤 潤子、堀井 泰明 2

助産哲学・倫理Ⅱ 2 後 近藤 潤子 3

出産の文化 1 前 津田 万寿美、幅崎 麻紀子 4

女性のフィジカルイグザミネーション 1 前 今崎 裕子、進藤 正信、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 5

助産薬理学Ⅰ 1 前 今崎 裕子、山本 詩子、佐野 敬夫、八重樫 稔 7

助産薬理学Ⅱ 2 前 菅原 正樹、八重樫 稔 9

妊産褥婦乳幼児の栄養 1 前 勝山 千勢、山口 敦子 10

助産女性学 1 前 今崎 裕子、幅崎 麻紀子 12

助産カウンセリング 1 後 津田 万寿美、藤森 久美子、山田 崇弘 13

健康教育論Ⅰ 1 前 今崎 裕子、高室 典子、三浦 恵津子 14

健康教育論Ⅱ 2 前 三浦 恵津子 16

助産研究法 1 後 今崎 裕子、近藤 潤子 18

助産管理論Ⅰ 1 後 三浦 恵津子、津田 万寿美 19

助産管理論Ⅱ 2 前 山本 詩子 20

助産師教育論 2 前 本宿 美砂子、近藤 潤子、細川 敏幸 21

助産師教育方法論 2 後 本宿 美砂子 22

母子保健行政・財政論 1 後 津田 万寿美 23

母子保健活動論(疫学・統計を含む) 2 前 鈴村 滋生 24

マタニティサイクル助産ケアⅠ 1 通年 津田 万寿美、本宿 美砂子、中田 かおり、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美、山田 崇弘 25

マタニティサイクル助産ケアⅡ 1 通年 今崎 裕子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美、惣万 令江 27

マタニティサイクル助産ケアⅢ 1 通年 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤 利江子、瀬川 雅史 29

ハイリスク助産学Ⅰ 1 後 今崎 裕子、野村 靖宏、村田 淑恵 32

ハイリスク助産学Ⅱ 1 後 三浦 恵津子、池田 知世子、高橋 伸浩、樽見 あずさ 34

ハイリスク助産演習 2 前 三浦 恵津子、今崎 裕子、津田 万寿美、長田 雅子、杉田 樹美、長 和俊 35

独立助産実践概論 2 前 高室 典子、岡野 眞規代 36

独立助産演習 2 前 高室 典子 37

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅰ 1 前 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 38

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅱ 1 前 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 39

マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅲ 1 前 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 40

マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅰ 1 後 本宿 美砂子、今崎 裕子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 41

マタニティサイクル独立助産実習 2 前 本宿 美砂子、三浦 恵津子、宮下 美代子、山本 詩子 42

マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅱ 2 後 本宿 美砂子、今崎 裕子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 43

子育て支援論Ⅰ 1 後 今崎 裕子、本宿 美砂子 44

子育て支援論Ⅱ 2 後 今崎 裕子、齋藤 早香枝 45

子育て支援論演習 2 後 今崎 裕子 46

性教育Ⅰ 2 前 津田 万寿美、長田 雅子 47

性教育Ⅱ 2 後 津田 万寿美、長田 雅子、長野 喜美子 48

性教育実習 2 後 津田 万寿美、長田 雅子 50

ウィメンズヘルスⅠ 1 後 三浦 恵津子、浅野 明恵、川瀬 亜矢子、藤田 博正 51

ウィメンズヘルスⅡ 2 後 三浦 恵津子、越後 恵美、小友 由美、川瀬 亜矢子、藤森 久美子 52

ウィメンズヘルス演習 2 後 三浦 恵津子 53

国際助産学Ⅰ 2 前 津田 万寿美、近藤 潤子 54

国際助産学Ⅱ 2 前 津田 万寿美、近藤 潤子、勝山 千勢、橋本 麻由美 55

国際助産学実習 2 後 高室 典子、津田 万寿美、勝山 千勢 57

特別統合課題研究 2 通年 本宿 美砂子、今崎 裕子、津田 万寿美、三浦 恵津子 58

担当教員 ページ授  業  科 目 学年 学期

Page 5: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

1

授業コード 2F11100100

科 目 名 助産学概論【必修】

英 語 名 Introduction to Midwifery

講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 助産学は助産師の実践の科学である。助産師活動の基本となる生物生理学的・心理社会的諸側面の統合的存在として、女性・子ども・家族のケアの構成概念を理解する。  日米助産師の職業の成立および変遷の過程を分析し、現在の助産師に期待される役割と現状を考察する。

到 達 目 標

1.助産学とは何か。助産に用いられる理論を考察する 2.助産学(リプロダクティブヘルス)の構成要素とそれらの関係をホールネス(全人的)の観点から考察する 3.我が国の助産師の職業としての成立過程を調べ、米国と比較検討して、我が国の特徴を考察する 4.助産師に関する内外の声明(statements)を検討し、現代の助産師に期待されている役割を考察する

1 助産学の構造・構成概念I(近藤)教科書を読んでくる。 教科書で確認する。

90分 90分

2 助産学の構造・構成概念II(近藤) 同上 同上

3 助産師制度の歴史と変遷(本宿) 同上 同上

4 助産師に関する声明(理念・定義・倫理・役割・責務の範囲)(近藤) 同上 同上

同上

5 専門職としての助産師・助産専門職団体とその活動(本宿)同上 ホームページ確認

同上

6 ICM(国際助産師連盟)の組織、目的及び活動概要(近藤) 同上 同上

参考文献 学習資料 授業で提示、授業で配布

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート (80%)  2.授業への参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

レポートにコメントを返します。

教  科  書

1.ICM(国際助産師連盟)基本文書「助産ケアの理念とモデル」   「基本的助産実践に必須なコンペテンシー2010年、改訂2019年」 2.助産師の声明/コアコンピテンシー(第4版)日本助産師会(2010) 3.ICM(国際助産師連盟)助産師教育に関する資料.全国助産師教育協議会   Philosophy and Model of Midwifery Care 2014

7 アメリカの助産師教育の歴史とアメリカの助産師形成の過程(本宿)教科書を読んでくる。 教科書で確認する。

同上

8 現代アメリカの助産師の役割と助産専門職団体(近藤) 同上

Page 6: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

2

授業コード 2F11100200

科 目 名 助産哲学・倫理 I【必修】

英 語 名 Philosophy, Ethics and Values in

講義

担 当 者 近藤 潤子、堀井 泰明

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 ◯ DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要助産専門職には高い倫理性が求められる。 倫理の諸理論、価値観、道徳性の発達の理解を図り、倫理問題解決のプロセスを学習する。 助産師の理念、倫理綱領、責務について考察する。

到 達 目 標

1.助産師に必要な助産倫理をキリスト教の立場について説明できる。 2.ヘルスケアに応用される倫理的諸理論について説明できる。 3.助産師の専門的実践の倫理綱領について説明できる。 4.倫理的発達と道徳的推論の過程を説明できる。 5.倫理的意思決定の過程とその展開 について説明できる。

1道徳・倫理とは、倫理的発達(コールバーグ)、専門職の概念、助産師の倫理綱領(ICM,JMA)(近藤)

1.「助産ケアの理念とモデル」,「助産師の倫理綱領」(ICM,国際助産師連盟)  2.「助産師の声明/コアコンピテンシー」(日本助産師会)を読んでおくこと。

予復習180分

2 倫理学の諸タイプ(堀井)予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 歴史・文化・社会的圧力と倫理(堀井) 同上 同上4 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅰ(近藤) 同上 同上

同上

5 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅱ(近藤)同上 ホームページ確認

同上

6 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅲ(近藤) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.社団法人日本助産師会(2010)助産師の声明/コアコンピテンシー 日本助産師会出版 2.カトリック司教協議会(2003)キリスト者の倫理,カトリック教会の教え カトリック中央協議会  3.教皇庁正義と平和評議会(2009)、教会の教説綱要、第Ⅱ部第5章.   家庭−社会の生きた細胞. pp181〜215、カトリック中央協議会  4.教皇庁 教理省(1996)生命のはじまりに関する教書.カトリック中央協議会 5.浜口吉隆(2005)キリスト教からみた生命と死の医療倫理.東信堂  6.日本カトリック司教団(2017)、いのちへのまなざし、カトリック中央協議会  7.ハステッド&ハステッド、藤村&樽井監訳(2009)臨床実践のための看護倫理、医学書院  8.S.T.フライ、M.J.ジョンストン、片田・山本訳(2006)看護実践の倫理、日本看護協会出版会 9.永野重史(1985)道徳性の発達と教育コールバーグ理論の展開.新曜社 10.トム・ビーチャム&ジェイムス・チルドレス(1997)生命医学倫理.成文堂 11.J・トンプソン,H・トンプソン(2004)看護倫理のための意思決定10のステップ.日本看護協会出版会 その他、講義ごとに提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.課題レポート(60%)  2.グループワークへの参加度(40%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 別途提示する。

7 意志決定プロセス、トンプソンモデルⅠ(近藤) 同上 同上8 意志決定プロセス、トンプソンモデルⅡ(近藤) 同上

Page 7: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

3

授業コード 2F11100300

科 目 名 助産哲学・倫理 II【選択】

英 語 名 Philosophy, Ethics and Values

講義

担 当 者 近藤 潤子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 ◯ DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 日々の助産実践の中で起こる事柄について倫理的意思決定のプロセスを学ぶ。 助産実践における生命倫理に関連する問題に対して、助産師に必要な生命哲学・倫理を学び、文化・宗教などを含め多角的に検討する。  助産師の理念、生命倫理に関する課題を探求し、助産師として自己哲学を形成する。

到 達 目 標

1.生命倫理に関連する問題について、助産師として自己哲学を探求し、   意思決定のプロセスを説明できる。 2.助産実践における生命倫理に関連する問題に対して、助産師としての思考、   行動について、トンプソン&トンプソンの意思決定モデルを適用できる。 3.カトリックの立場での命の理解と、生命倫理分野での問題について、   宗教や文化の差異によって生じるジレンマについて学習し検討する。

1 助産専門職および助産ケアと倫理

1.助産師の倫理綱領(ICM,国際助産師連盟) 2.助産師の声明/コアコンピテンシー(日本助産師会)の2点について読んでおく。

予復習180分

2 生命倫理的意思決定予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 事例検討 I 同上 同上

4 事例検討 II 同上 同上

同上

5 キリスト教的視点からの生命倫理 I 性と生殖 同上 同上

6 キリスト教的視点からの生命倫理 II 性生活 同上 同上

参考文献 学習資料

1.日本カトリック司教団.(2001).いのちのまなざし.東京:カトリック中央協議会  2.浜口吉隆.(2001).キリスト教からみた生命と死の医療倫理.東京:東信堂 3.カリタスジャパンHIV/AIDSデスク,(2005),資料No.1「HIV/AIDSと性教育」,東京:日本カトリック中央協議会 4.J・トンプソン,H・トンプソン(2004)看護倫理のための意思決定10のステップ.日本看護協会出版会 講義ごとに提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート(40%)  2.プレゼンテーション(30%)  3.クラスへの参加度(30%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 別途提示する。

7 キリスト教的視点からの生命倫理 III 生殖医療 同上 同上

8 院生各自の助産哲学・助産倫理を述べる 同上

Page 8: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

4

授業コード 2F11100400

科 目 名 出産の文化【必修】

英 語 名 Culture of Childbirth

講義

担 当 者 津田 万寿美、幅崎 麻紀子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◯ DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 実践科学において歴史を学ぶことの意義を理解する。  国内外の社会で営まれてきた出産の歴史と、その文化的背景に焦点をあてて概観する。  世界とわが国における戦前・戦後の母子保健、および社会の変化の中での助産師の位置づけについて医療史との関連から広く検討する。  また、現代日本の出産のあるべき姿と将来の助産師の役割について考察する。

到 達 目 標

1.日本の出産と誕生したいのちをめぐる歴史、文化的変遷について概要を説明できる。 2.日本における戦前および戦後の助産師の役割・活動について説明できる。 3.海外の国や地域における出産の文化について調べることができる。 4.日本の今後の「出産の文化」と「助産師の役割」について自分の考えを述べることができる。

1 世界の出産をめぐる歴史と文化(津田) シラバスを確認する予習30分 復習150分

2 日本の産育習俗にみる出産・子育ての歴史と文化(津田)教科書の指定した範囲を読み概要をまとめること

予習90分 復習90分

3 文化としての出産Ⅰ 出産の営みの多様性(幅崎)「出産の営みの多様性」についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

4 文化としての出産Ⅱ 出産を支える人々(幅崎)「出産を支える人々」についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

予習60分 復習120分

5 日本の近代・現代における母子保健・出産の変遷(津田)資料を読み、プレゼンテーションの準備をする

予習90分 復習90分

6 世界の母子保健・出産の現状(津田)資料を読み、プレゼンテーションの準備をする

予習90分 復習90分

参考文献 学習資料

1.小浜正子・松岡悦子編(2014).アジアの出産と家族計画 「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治.勉誠出版 2.安井眞奈美編(2014).出産の民俗学・文化人類学・勉誠出版. 3.ブリジット・ジョーダン.宮崎清孝他訳(2001)助産の文化人類学.日本看護協会出版会.  4.藤田真一(1988).お産革命. 朝日文庫.  5.松岡悦子(1991).出産の文化人類学[増補改訂版]. 海鳴社.  6.新村拓(1997).出産と生殖観の歴史. 法政大学出版局.  7.鎌田久子他(1990).日本人の子産み・子育て. 勁草書房 8.大林道子(2002).助産師の戦後. 勁草書房 9.大林道子(2001).出産と助産師の展望−男性助産婦問題の提言−.メディカ出版 10.マーゴッと・エドワーズ/メアリー・ウォルドルフ.河合蘭訳(1997)   出産革命のヒロインたち−アメリカのお産が変わったとき−・メディカ出版 11.レズリー・ページ編.青野敏博監訳(1996).生まれかわる助産婦たち.医学書院 12.シーラ・キッチンガー編著.高見安規子監訳(1990).助産師の挑戦.日本看護協会出版会

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法津田70%(レポート:40%、グループワーク、プレゼンテーション等参加度:30%)  幅崎30%(レポート:30%)

課題に対するフィードバックの方法

・提出物の評価やコメントは、返却時に各院生に伝える。 ・グループワークやプレゼンテーションには適宜コメント、必要時には解説を行う。

教  科  書 1.松岡悦子・小浜正子編.(2013)世界の出産 儀礼から先端医療まで. 勉誠出版

7 出産をめぐる文化と助産師の役割(津田)グループ(4~5人)発表の準備

予習60分 復習120分

8 まとめ(津田)グループ発表準備。 課題レポートの作成。

Page 9: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

5

授業コード 2F11200100

科 目 名 女性のフィジカルイグザミネーション【必修】

英 語 名 Physical Examination of Women

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 今崎 裕子、進藤 正信、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 IntroductiontoPhysicalExamination,問診(今崎)

予習:フィジカルアセスメント完全ガイドに目を通し、看護で学習した形態機能学を想起しておく。 復習:授業で学習したことの確認(理解できたこととできなかったこと)

予習 45分 復習 45分

2 女性生殖器の解剖(進藤) 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 Physical Examinationとは身体の情報を収集する診察技術である。身体の解剖と生理学の理解を基盤にして、問診、視診、触診、聴診、打診などの技術で構成される。  Physical Examinationは非妊娠期の女性を対象に発達した技術であるが、このcourseではそれを周産期に生かし、その全身の変化が正常範囲にあるかを診断し、応用できることを目的とする。(レオポルド触診法を除く)

到 達 目 標

1.女性の身体の解剖を説明できる。 2.非妊娠時の女性の内分泌の機能と生理を説明できる。 3.女性の身体の診察に必要な基本的技術を行うことができる。 4.女性の出産期における産道(骨産道・軟産道)の変化を知り、診察(内診含む)ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 全身の診察(顔、口腔、甲状腺、鼻腔)(今崎)

予習 1回目の授業と同様 復習 1回目の授業と同様

同上

3 女性生殖器の機能(進藤)

予習 前回の授業内容を確認しておくこと 復習 今回の授業で、理解できたことできなかったことの確認

同上

4思春期から更年期の女性の内分泌の変化と身体的変化(生殖器の疾病を含む)(進藤)

同上 同上

9 同上 同上 同上

10 全身の診察(循環、呼吸、皮膚、体温)(今崎) 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 全身の診察(腹部、腎臓、四肢)(今崎) 同上 同上

11 非妊女性の乳房の解剖と診察(今崎・三浦) 同上 同上

Page 10: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

6

課題に対するフィードバックの方法

演習中と後に実際の方法・手技について個々にフィードバックします。

教  科  書1.我部山キヨ子・大石時子:助産師のためのフィジィカルイグザミネーション‐第2版‐.医学書院.2018  2.坂井建雄・河原克雄(2012):人体の正常構造と機能 VI 生殖器 日本医事新報社

参考文献 学習資料1.藤崎郁.(2001).フィジカルアセスメント完全ガイド.東京:学研. 授業時に配布

15 内診の演習(今崎・長田・勝山・杉田) 同上 同上

評 価 方 法1.問診(レポート)  (20%) 2.スキルチェック(演習)(80%)

13 同上 同上 同上

14 子宮頸部の細胞採取の演習(今崎・長田・勝山・杉田)

予習 マタニティサイクルⅡで学習した産道の形態機能を確認しておくこと 復習 今回の演習で、出来たこと、出来なかったことの確認

同上

12 妊娠、産褥期の変化と診察(今崎・三浦)

予習 妊娠・産褥期の乳房の変化についてマタニティサイクルⅠ・Ⅲのテキストを通読しておくこと 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

Page 11: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

7

授業コード 2F11200200

科 目 名 助産薬理学 I【必修】

英 語 名 Pharmacology for Midwifery I

講義

担 当 者 今崎 裕子、山本 詩子、佐野 敬夫、八重樫 稔

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 マタニティサイクル期にある女性と胎児・新生児のための治療薬の効果及びその副作用を知る。さらに処方された薬の管理と助産ケアに必要な知識を学ぶ。

到 達 目 標

1.妊娠初期の母体や胎児にどのような薬がどのように影響するかを説明できる。 2.出産時に用いられる治療薬の薬効、副作用、留意点について説明できる。 3.母乳分泌にどのような薬がどのように影響するかを説明できる。 4.マタニティサイクル期の疾患治療に用いられる主たる薬、薬効、副作用、留意点に   ついて説明できる。

1 オリエンテーション・看護薬理学について基礎知識の確認(今崎)

課題(初回授業時に提示)看護薬理学の確認(レポート) 復習  授業で学習したことの確認(理解できたこととできなかったこと)

予習 90分 復習 90分

2妊娠期に使用可能な市販薬・サプリメント、妊娠期の疾患・合併症と薬物療法(佐野)

予習 学習ガイド(マタニティサイクル助産ケアⅠユニットⅦP22~32)を確認して臨むこと 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

3悪阻・流・早産・妊娠貧血・PIH・糖尿病・心疾患・薬剤と催奇形性・その他(佐野)

同上 同上

4出産期に用いられる薬物療法、陣痛誘発・促進、異常出血無痛(麻酔)分娩(佐野)

予習 学習ガイド(マタニティサイクル助産ケアⅡユニットⅦP54)を確認して臨むこと 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

Page 12: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

8

同上

5 産褥期に用いられる薬物療法、復古不全・合併症他(佐野)

予習 学習ガイド(マタニティサイクル助産ケアⅢ ユニット‐Ⅶ・Ⅷ P77~85)を確認して臨むこと 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

6 助産所での薬物使用の実際(山本)

予習 これまで、助産薬理学Ⅰで学んだ事を想起しておく事 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

参考文献 学習資料

1.佐藤孝道、加野弘道編集.実践 妊娠と薬 1,173例の相談事例とその情報 JIPじほう  2.薬理学 大鹿英世著者代表 系統看護学講座,専門基礎5 医学書院 2005  3.薬理学 植松俊彦編 新体系看護学全書5 メヂカルフレンド社 2007  4.助産学講座3 基礎助産学 母子の健康科学 医学書院 2010  5. 産婦人科診療ガイドライン 産科編 2017 6.母乳とくすり −あなたの疑問解決します− 南山堂 2013 授業で配布

評 価 方 法定期試験 (80%)  レポート (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、理解度確認テストを回収後、解答の解説を行う。

教  科  書 寺澤捷年(2015). 絵でみる和漢診療学. 医学書院.

7 マタニティサイクル期における漢方療法I(八重樫)

予習 2回目~5回目までの学習内容を想起しておくこと 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

8 マタニティサイクル期における漢方療法II(八重樫) 同上

Page 13: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

9

授業コード 2F11200300

科 目 名 助産薬理学 II【必修】

英 語 名 Pharmacology for Midwifery II

講義

担 当 者 菅原 正樹、八重樫 稔

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 思春期から更年期までのライフステージ各期にある女性の特徴的な身体症状と使用される薬(漢方薬を含む)の効用およびその副作用に関する基本的知識を習得する。  さらにそれらの薬の管理とウイメンズヘルスに必要な知識を学ぶ。

到 達 目 標 思春期から更年期までのライフステージ各期に特徴的な身体症状と使用される薬(漢方薬を含む)の効用について説明できる。

1 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる薬と効用I(菅原)

予習 ハイリスク助産学、ウイメンズヘルスと連動して、学習内容の確認 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

予習90分 復習90分

2 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる薬と効用II(菅原) 同上 同上

3 STIの治療における薬と効用(菅原) 同上 同上

4 ピルの薬理作用と副作用・禁忌、指導(菅原) 同上 同上

同上

5 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用I(八重樫) 同上 同上

6 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用II(八重樫) 同上 同上

参考文献 学習資料 授業で提示

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.定期試験(50%)  2.レポート(50%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート並びに理解度確認テストの回収後にコメントを返します。

教  科  書 特になし

7 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用III(八重樫) 同上 同上

8 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用IV(八重樫) 同上

Page 14: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

10

授業コード 2F11200400

科 目 名 妊産褥婦乳幼児の栄養【必修】

英 語 名 Maternal and Infant Nutrition

講義

担 当 者 山口 敦子、勝山 千勢

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 正常あるいは正常から逸脱した経過にある妊産褥婦に対して適切な食事指導を行うために 1:栄養に関する基礎的な知識,2:栄養所要量の計算,3:妊娠期・出産期・産褥期の栄養の特徴 4:食事指導の実際、について学する。  また、補完食(離乳食)に関する基礎的な知識を習得する。

到 達 目 標

1.妊産褥婦の適切な栄養所要量、バランスの良い食事についてバランスガイドを用いて説明できる。 2.正常から逸脱(つわり、妊娠糖尿病、貧血、妊娠高血圧症候群など)した経過にある妊産褥婦に適切な食事指導ができる。 3.妊産褥婦のためのバランスの良い食事のメニューを考え、実際に調理ができる。 4.離乳食(補完食)に関する基本的な知識を述べることができる。

1 栄養目標量と栄養摂取量の計算について(山口)

・シラバスを確認する。 ・食品成分表の見方、利用方法について調べてくること。

予習90分 復習90分

2 若い女性の食生活、妊産褥期の栄養と食事(山口)

・学習資料1~3を読んでくる。・バランスガイドを使って自分の食生活を記録する。

予習90分 復習90分

3 正常から逸脱した妊産褥期の栄養と食事(山口)・妊娠中の異常と食生活についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

4 妊産褥期の食事の実際(調理実習を含む)(山口・勝山)

・妊婦の適切なエネルギー量や栄養バランスを考えたメニューをグループメンバーで話し合う。 ・食材の買い物、調理方法、時間配分等の打合せをする。

予習120分 復習60分

5 妊産褥期の食事の実際(調理実習を含む)(山口・勝山)

・グループメンバーと妊婦のためのメニューと離乳食を実際に調理するための打合せを行う

予習90分 復習90分

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

Page 15: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

11

予習90分 復習90分

6 離乳食の実際(調理実習を含む)(山口・勝山)

・離乳食(補完食)の開始時期、進め方について調べノートにまとめる

予習90分 復習90分

参考文献 学習資料

1.妊産婦のための食生活指針-健やか親子21、推進検討報告書-(2006)  2.授乳・離乳の支援ガイド(2019) 3.食事バランスガイド 4.香川芳子監修.毎日の食事のカロリーガイド 改訂版 (2012) 女子栄養大学出版部 5.香川芳子監修.家庭のおかずのカロリーガイド 改訂版 (2011) 女子栄養大学出版部 6.香川芳子監修.外食のカロリーガイド; 改訂版 (2013) 女子栄養大学出版部 7.香川明夫監修.外食・コンビニ・惣菜のカロリーガイド (2017) 女子栄養大学出版部 8.森洋子・伊東 優子著、安産ごはん160(2013) エイ出版社  9.野口 真紀著、井上 裕子監修、赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん   -おなかの赤ちゃんが元気に育ついちばんやさしいレシピ120(2011)池田書店  10.森洋子(著), 伊東優子(監修). 安産ごはん160 (2013) エイ出版社 11.我部山キヨ子 武谷雄二編集(2016) 助産学講座3 基礎助産学 母子の健康科学 医学書院

評 価 方 法山口(60%)(定期試験50%、提出物10%)  勝山(40%)(定期試験20%、受講態度20%)

課題に対するフィードバックの方法

1.提出物はコメントや解説を行う。 2.調理した食事は試食し、クラスで意見交換する。 3.食生活の保健相談ロールプレイ後、クラスで良かった点、改善点等を意見交換する。

教  科  書 香川明夫監修(2020).七訂食品成分表2019、東京:女子栄養大学出版部

7 妊産褥婦への食事指導の実際(教材作成、ロールプレイ)(勝山)

・妊婦の食生活に関する情報収集の仕方をノートにまとめる。 ・体重管理をテーマにした保健指導案を作成する。・妊娠性貧血の買い残のための保健相談案を作成する。

予習90分 復習90分

8 妊産褥婦への食事指導の実際(教材作成、ロールプレイ)(勝山)

・食事指導ロールプレイの準備をする。・ロールプレイ実施後の振り返り(良かった点、改善が必要な点)を行う。

Page 16: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

12

授業コード 2F11200500

科 目 名 助産女性学【必修】

英 語 名 Women's Studies for Midwives

講義

担 当 者 今崎 裕子、幅崎 麻紀子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要助産の対象である女性とは,身体的,心理的,歴史的,社会的,政治・経済的にどのような存在であるのかを女性学の知見を中心にまとめ,そこに関わる助産師の援助のあり方について考察を深める。

到 達 目 標

1.現代社会における女性のあり方を、身体的、心理的及び社会的、経済・政治的側面から述べることができる。 2.社会における女性と母性に関わるリプロダクティブヘルス・ライツに関わる問題について述べることが出来る。 3.国際社会との比較において日本の女性と家族の問題について述べることが出来る。 4.女性中心のケアや女性の自己決定権とはどのような概念か説明することが出来る。 5.母性という概念について考察し、自己の考えを述べることができる。

1 導入ー女性の健康に関わる身体的・心理的・社会的要因(今崎)現代女性の健康問題や社会的話題について知見を広めておくこと

予習 90分 復習 90分

2 母性に関わる父性の役割ー日本と世界の家族と子育てに関わる問題(今崎)

予習 ―前回の学習から得た知識を整理しておくこと 復習―世界各国の女性の地位の違いについて整理する

同上

3 ジェンダーの歴史(幅崎)

予習 ―1回目の授業と同様 復習―今回の授業で理解できたこと,できなかったことの確認

同上

4 女性の人権と性差別から見た健康問題ー援助交際、ストカー、DV等(幅崎) 同上 同上

同上

5 ReproductiveRightsの概念と現代的諸問題ー性と身体の自己決定権(幅崎) 同上 同上6 女性の社会・経済・政治的位置(幅崎) 同上 同上

参考文献 学習資料

・柘植あづみ 2012年『生殖技術−不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』  みすず書房 ・松尾瑞穂 2013年『インドにおける代理出産の文化論− 出産の商品化のゆくえ』風響社 ・波平恵美子 いのちの文化人類学 新潮選書 1996 ・牧野カツコ・渡辺秀樹・船橋恵子・中野洋恵編著   国際比較に見る世界の家族と子育て ミネルヴァ書房 2010 ・鎌田久子・宮里和子・菅沼ひろ子・古川裕子・坂倉啓夫,  日本人の子産み・子育て,勁草書房,1990.  ・ノーラ・コーリ,DV・モラハラ・熟年離婚・自立に向けてのガイドブック  愛は傷つけない,梨の木舎,2008.  ・椎名篤子編,被虐待児からのメッセージ  凍りついた瞳が見つめるもの,集英社,1995  ・大島かおり・青木順子共訳,グロー・ダーレ著,  パパと怒り鬼−話してごらん、だれかに,ひさかたチャイルド2011 授業の中で提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート (80%)  2.授業でのディスカッション参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート評価後にコメントを返します。

教  科  書

1.小浜・松岡編 2014年『アジアの出産と家族計画−   「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治』勉誠出版 2.荻野美穂 2014年『女のからだ−フェミニズム以後』岩波新書 その他、講義に沿って紹介する

7 女性の健康と法律・社会資源,女性の妊娠・出産・育児と就労に関わる問題(幅崎) 同上 同上8 Women-CenteredCareー女性のEmpowerment(幅崎) 同上

Page 17: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

13

授業コード 2F11200600

科 目 名 助産カウンセリング【必修】

英 語 名 Counseling in Midwifery Practice

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 津田 万寿美、藤森 久美子、山田 崇弘

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2

1 カウンセリングの基礎知識(藤森)シラバスを確認する。教科書1を通読する。

予習30分 復習15分

2効果的なコミュニケーションの要素 (藤森) 面接の基本技法

カウンセリングの基礎についてノートにまとめる

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要  自己及び他者との関係形成,カウンセリングの基本的知識や技法を体験的に学習する。

到 達 目 標

1.援助としてのカウンセリングについて説明できる。 2.カウンセリング基本的な技法を演習で実践できる。 3.妊産褥婦への心理的ケアとカウンセリング゙技法の有用性を説明できる。 4.ロジャーズの人間理解についての学びを発表ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5人間理解とカウンセリング(津田) ロジャーズの中核3条件

同上 同上

6人間理解とカウンセリング(津田) ロジャーズの中核3条件

事前配布資料を読む。プレゼンテーションの準備。

同上

3人間理解とカウンセリング(津田) 自己理解のためのワーク

事前配布資料を読む 同上

4人間理解とカウンセリング(津田) 他者理解のためのワーク

同上 同上

9 コミュニケーションワーク(津田) 同上 同上

10 コミュニケーションワーク(津田) 同上 同上

7 プレゼンテーション(津田) プレゼンテーション準備 同上

8 コミュニケーションワーク(津田)ワークを通しての気づき、学びをノートにまとめる

同上

課題に対するフィードバックの方法

授業の終わりに用紙を配布し、質問や意見、要望を回収し、適宜フィードバックする。

教  科  書1.新道幸恵・和田サヨ子著 母性の心理的側面と看護ケア(2015) 医学書院 2.宗田聡著 これからはじめる周産期メンタルヘルス(2017)南山堂

参考文献 学習資料

1.森田汐生著 (2015)心が軽くなる! 気持ちのいい伝え方  主婦の友社 2.吉田敬子ほか監修 妊娠中から始めるメンタルヘルス(2017) 日本評論社 3.岡野禎治ほか編集 クロストークから読み解く周産期メンタルヘルス(2016)南山堂 4.松原まなみ・田中千絵編著 周産期・子育て期の家族支援(2015)メディカ出版 5.堀内勤監修 周産期精神保健への誘い(2015)メディカ出版 6.平岩幹男著 いまどきの思春期問題(2008) 大修館書店 7.浮世満理子ほか監修 プロカウンセラーの聴く技術 話す技術(2017)マルコ社 8.戸田久実著 アンガーマネジメント怒らない伝え方(2016)かんき出版 9.新道幸恵・北村俊則編(2005)心理的問題をもつ妊産褥婦のケア 医学書院

15 まとめ(津田)

ノートや資料から学びを総括し、ケアにどう活かせるかをノートにまとめる。

同上

評 価 方 法 津田100%(レポート50%、授業への参加度50%)

13妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田)   事例検討

同上 同上

14 特殊な事例におけるカウンセリング(山田) 同上 同上

11 妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田) 教科書を通読する 同上

12妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田)   事例検討

同上 同上

Page 18: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

14

授業コード 2F11200700

科 目 名 健康教育論 I【必修】

英 語 名 Health Education I

講義

担 当 者 今崎 裕子、高室 典子、三浦 恵津子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◯ DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産の対象への健康教育に活用できる理論を学び、個あるいは集団に対する健康教育について、プログラムの立案から評価までの一連の過程を理解する。

到 達 目 標

1.助産の対象に行われる健康教育と活用される理論について説明できる。 2.健康教育のプロセスおよびその過程で活用される教育技法、評価法を説明できる。 3.個あるいは集団を対象とした健康教育の特徴を説明できる。 4.健康教育者としての助産師に必要な能力について述べることができる。

1 助産の対象への健康教育と活用される理論(今崎)

 機会をとらえて、テレビや漫画、あるいはマタニティ雑誌等に登場する出産や授乳の映像や記事を見て、一般の女性に提供されている情報に関心を持って見ておく。また身近な女性や出産体験者との話しから、出産や授乳が女性や家族にどのように伝わり、どのようなイメージを描いているかについて情報収集をして授業に臨む。

予習 120分 復習 60分

2 同上

予習 前回の配布資料内容を確認して臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

予習90分 復習90分

3 同上 同上 同上

4健康教育のプロセス  ・対象のニーズの把握・指導方法・教材の選択運営準備・実践・評価(三浦)

予習 テキストの2章~4章までを通読して授業に臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

5 同上 同上 同上

6 健康教育における行動変容を促す支援(高室)予習・復習 1回目の授業と同様

同上

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

Page 19: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

15

同上

参考文献 学習資料

1.F.H.Nichols and S.S.Humenick (2000).   Childbirth Education-Practice,Research and Theory-.(2nd Ed). USA   Saunders Company.    その他、適時授業で提示する

評 価 方 法1.課題レポート (80%)  2.授業への参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート回収後にコメントを返します。

教  科  書1.新しい健康教育 理論と事例から学ぶ健康増進への道.(2011)   日本健康教育士養成機構 編.保健同人社.

7女性のライフサイクルにおける健康教育の実際  ・個および集団を対象とした健康教育(高室)

予習 前回の授業内容の確認をして臨む事 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

8 同上 同上

Page 20: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

16

授業コード 2F11200800

科 目 名 健康教育論 II【必修】

英 語 名 Health Education II

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 三浦 恵津子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 ◯

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2 ◎

1 周産期の健康教育とその意味

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】出産や授乳について、必要な形態・機能(出産の3要素とメカニズム等)、必要な体の準備方法、一般的な経過に関する情報と対処法など、出産期や産褥新生児期の知識とケアを復習・整理しておく。

【予習】30分 【復習】15分

2【演習】グループで、妊婦の学習ニーズを把握、クラスの内容の一部について指導案を立案、教材等を準備して、マイクロティーチングを行う

【予習】出産や授乳について、必要な形態・機能(出産の3要素とメカニズム等)、必要な体の準備方法、一般的な経過に関する情報と対処法など、出産期や産褥新生児期の知識とケアを復習・整理しておく。 【復習】母親学級見学時レポートや参考文献を参考にし、行いたいクラスを考察する。

【予習】25分 【復習】20分

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 健康教育論Ⅰでの学習を踏まえて、助産の対象に合わせた健康教育(集団教育)を企画・立案し、必要な教材を作成、教育技法を選択し、実践・評価までの一連の過程と展開する。

到 達 目 標

1.周産期の妊婦教育(母親・両親学級など)のプロセスを体験する。 2.対象の学習ニーズのアセスメントに基づいた教育プログラムを立案、教授案の作成、教材を選択する。 3.対象に適した教材を作成、教育技法を用いてクラスを運営する。 4.実施した教育プログラムを評価し、健康教育者としての自己の課題を明確にする。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6【演習】グループで、実習施設における妊産褥婦の学習ニーズを把握、 教育プログラム・指導案を立案、教授方法を選択、教材準備、教育技法の習得

【予復習】グループで目指す両親学級にむけて、参考文献を参考に指導案を作成し、教授法、教材準備を進める。

同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

13 同上 両親学級開催 同上14 同上 同上 同上

11 【実習】クラスの運営準備、クラスを運営、評価する同上 両親学級デモストレーション

同上

12 同上 同上 同上

Page 21: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

17

課題に対するフィードバックの方法

・両親学級運営のための指導案に対し、提出の都度口頭でフィードバックします。 ・デモストレーションの都度、口頭でフィードバックします。 ・両親学級開催後、口頭でフィードバックします。

教  科  書 特になし

参考文献 学習資料

パトリシア.A.クラントン. 入江直子他訳.(1999) 福田洋.ヘルスリテラシー(2016).大修館書店 吉田行雄.新しい健康教育.(2011)保健同人社 平山宗宏.母子保健テキスト.(2016).母子衛生研究会編集協力 母子保健事業団 島田啓子.母親学級パワーアップガイド.(2011)メディカ出版. 母親学級・出産教育用リーフレット、

15 同上

【予習】開催した両親学級のDVDを見直す。 【復習】自分の対象者とのコミュニケーション能力、集団の前でのプレゼンテーション能力を客観的に評価する。

同上

評 価 方 法1.クラスの準備・運営 (70%)  2.課題レポート (30%)

Page 22: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

18

授業コード 2F11200900

科 目 名 助産研究法【必修】

英 語 名 Introduction to Research for Evidence-

講義

担 当 者 今崎 裕子、近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 エビデンスに基づく助産の展開に必要なクリティークの基本的な知識として研究の原理と方法を学習する。  助産の研究について基本的知識、研究の方法を理解する。また、必要な情報の収集と利用の手段を習得する。

到 達 目 標

1.専門分野においてエビデンスを用いることの意義を説明できる。 2.研究のタイプについてその特徴を説明できる。 3.研究に求められる倫理的態度について述べる。 4.助産ケアに関連するエビデンスを活用する。

1 助産専門職におけるエビデンスと研究の意義(今崎)これまで行った看護研究を想起する。

予習 60分 復習 60分

2 研究のタイプとそれらの特徴、基本概念、倫理について(近藤)必読図書の第7章から13章までを通読して授業に臨むこと

予習 120分 復習 60分

3 研究のプロセス(帰納的推論、演繹的推論)仮説、概念枠組み(近藤)必読図書の第14章から第23章までを通読して授業に臨むこと

予習 120分 復習 60分

4 EBPM実践のための基本ステップ‐エビデンスを探す、情報収集の基本的ステップ(今崎)看護で学んだEBNの基礎知識を確認しておくこと

予習 60分 復習 60分

同上

5 エビデンスを見分ける、批判的吟味(今崎) 同上 同上

6 量的研究の特徴、データ収集と分析、クリティーク(今崎)前回学んだことを確認して授業(GW)に臨むこと

予習 60分 復習 120分

参考文献 学習資料

1.斉尾武郎監訳:EBMの道具箱.(第2版)、中山書店、2007  2.深谷計子、羽山由美子監訳:看護にいかすクリティカルシンキング、医学書院、2010  3.木下是雄:レポートの組み立て方、ちくまライブラリー36、1994  4.佐藤郁也:質的データ分析法 原理・方法・実践、新曜社、2008

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.課題学習、レポートの評価(80%)  2.グループワークなどへの参加度(20%)

課題に対するフィードバックの方法

グループワークの発表後にそれぞれの成果に対してフィードバックを行います。

教  科  書 1.近藤潤子監訳:看護研究 原理と方法(第2版) .医学書院、2014

7 質的研究の特徴、データ収集と分析、クリティーク(今崎) 同上 同上

8 事例研究の特徴、データ収集と分析、クリティーク(今崎) 同上

Page 23: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

19

授業コード 2F11300100

科 目 名 助産管理論 I【必修】

英 語 名 Organization and Administration of

講義

担 当 者 三浦 恵津子、津田 万寿美

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産業務が行われる場の特性を理解し、助産業務の管理・運営について概観する。  また、助産業務に関係する法律、周産期とリスクマネジメント、災害時の助産師活動について学び、助産師の社会的な責務について理解を深める。

到 達 目 標

1.助産管理の定義および助産業務管理の概要について述べることができる。 2.病院・診療所における助産業務の管理・運営について述べることができる。 3.助産業務に関連する法規と助産師の法的責任と義務につい述べることができるて。 4.周産期の医療事故の動向と助産業務における安全対策について述べることができる。 5.災害と助産師活動について述べることができる。

1 助産業務とは、助産管理とは(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要,目的を理解する 【復習】講義に関係する必読図書,参考文献及び配布資料を読む

【予習】30分 【復習】150分

2 助産業務管理のプロセスと方法(三浦)

【予習】必読図書の事前通読 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 病院や診療所における助産業務管理(三浦) 同上 同上4 病院や診療所における助産業務管理(三浦) 同上 同上

同上

5 周産期におけるリスクマネジメント(三浦) 同上 同上6 助産業務に関わる法律の概要(三浦) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.加藤尚美著(2010)助産業務指針弟1版.東京:日本助産師会出版  2.福井トシ子編(2019)新版助産師業務要覧第3版Ⅰ基礎編.東京:日本看護協会出版会  3.福井トシ子編(2019)新版助産師業務要覧第3版Ⅱ実践編.東京:日本看護協会出版会  4.成田伸編集(2019)周産期における医療の質と安全第4巻 (助産師基礎教育テキスト3)   日本看護協会  5.中島勧監修(2015)院内事故調査実践マニュアル 医歯薬出版 6.福井トシ子監修(2013)分娩施設における災害発生時の対応マニュアル作成ガイド   日本看護協会  7.野﨑和義ほか著(2013)看護のための法学—自律的・主体的な看護をめざして、   ミネルヴァ書房  8.井部俊子ほか監修(2013)看護における人的資源活用論(看護管理学習テキスト4)   日本看護協会 9.高橋晶(2018) 災害支援者支援.日本評論社  10.IFEコアグループ制作(2010)災害時における乳幼児の栄養   -災害救援スタッフと管理者のための活動の手引き(日本語版)

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法三浦(80%)[定期試験:筆記50%、提出物:レポート30%]  津田(20%)[提出物10%、受講態度10%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載し返却します。 ・テスト実施後は、講義時間内に解説します。

教  科  書1.我部山キヨ子・毛利多恵子編集(2016)助産学講座10 助産管理 医学書院  2.日本助産師会災害対策委員会(2017)助産師が行う災害時支援マニュアル 日本助産師会出版

7 災害と助産ケア(津田)【予復習】教科書2「助産師が行う災害時支援マニュアル」を通読

同上

8 災害と助産ケア(津田)【予復習】災害時の女性や妊産褥婦への支援の実例を調べる

Page 24: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

20

授業コード 2F11300200

科 目 名 助産管理論 II【必修】

英 語 名 Organization and Administration of

講義

担 当 者 山本 詩子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 地域におけるプライマリヘルスケアの担い手である助産師の役割、活動内容、地域における関係機関との連携について学ぶ。また助産所の運営管理・安全管理について学ぶ。  長期にわたる(6週間)助産所実習に向けて、具体的なイメージと課題を明確にする。

到 達 目 標

1.地域における助産師と助産所の役割を、実践活動例を通して理解する。 2.地域における母子保健活動の連携の実際を理解する。 3.安全性、快適性、満足度の面からケアの質について理解する。 4.助産所経営に必要な経営学と具体的な経営方法について学ぶ。 5.助産所における助産管理の実際について学ぶ。

1 開業助産師の変遷「助産業務ガイドライン2019日本助産師会」を購入し、読んでおく

予習90分 復習90分

2 地域における助産師の役割、助産所の実践活動予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 助産所の機能評価 同上 同上

4 助産所のリスクマネジメント・安全性の確保 同上 同上

同上

5 助産所における嘱託医師、嘱託医療機関との連携 同上 同上

6 助産所の経営方法とマネジメント 同上 同上

参考文献 学習資料 授業時、提示する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.受講態度(30%) 2.課題レポート(70%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとしてレポートにコメントを返します

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

7 女性は助産所に何を望んでいるか 同上 同上

8 グループワーク・まとめ 同上

Page 25: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

21

授業コード 2F11300300

科 目 名 助産師教育論【必修】

英 語 名 Midwifery Education

講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子、細川 敏幸

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 1年次の助産学概論における専門職としての助産師教育の歴史的変遷を復習し、現代の日本の助産師教育の課題は何かを理解する。 また、海外の助産師教育制度の変遷と現状およびICMの助産師教育国際基準を理解し、わが国の助産師の専門職教育のあり方を考察する。

到 達 目 標

1.日本の助産師教育の歴史、実態について説明できる。 2.海外の助産師教育の歴史、実態、国際基準について説明できる。 3.助産師教育のカリキュラム、教授学習法、評価について説明できる。 4.今日の日本の助産師教育の課題を考察する。

1 日本の助産師教育の歴史的変遷と今日の課題(本宿)

自分が受けた看護・助産師教育のカリキュラムを確認し、看護・助産教育の歴史的変遷と照合しておく。 自分が受けた教育の課題を説明する。

90分 90分

2 海外の助産師教育と国際助産師連盟(ICM)の助産師教育国際基準(近藤)1年次の助産学概論を復習しておく。 授業内容を確認する。

同上

3助産師教育のカリキュラム、教授学習法、評価について理解する 1)助産師教育の理論と実際(細川)

参考文献に目を通す。 授業内容を確認する。

同上

4 I カリキュラム(細川)授業資料に目を通す。 授業内容を確認する。

同上

同上

5 II 教授学習法(細川) 同上 同上

6 同上 同上 同上

参考文献 学習資料

1.Gagne,R.&L.J.Briggs(1991).カリキュラムと授業の構成.北大路書房  2.梶田叡一(2005).教育評価[第2版].有斐閣  3.Merriam,B.S&RS,Caffarella.(1999).成人期の学習理論と実践.鳳書房 4.Torres,G.&M,Stanton.(1988).看護教育カリキュラム:その作成過程.医学書院 5.R.M.ガニエ他.(2012).インストラクショナルデザインの原理.北大路書房

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.グループワーク参加度と貢献 (40%)  2.レポート (60%)

課題に対するフィードバックの方法

レポートにコメントを返す。

教  科  書1.ICM(国際助産師連盟)「助産師教育の世界基準」(2010) 2.ICM(国際助産師連盟)「助産師教育の世界基準」(2010)手引き    (授業開始時に配布する)

7 III 評価(細川) 同上 同上

8 同上 同上

Page 26: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

22

授業コード 2F11300400

科 目 名 助産師教育方法論【選択】

英 語 名 Teaching Methods for Midwives

講義

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 職業教育の基本を理解し、助産教育理念に基づいて助産教育計画を展開する過程と方法を理解する。 臨床における教育・指導の方法を理解する。

到 達 目 標1.教育理念、目標、教育計画の立案、教授学習法と評価を一連の過程として説明できる。 2.成人学習の理論と方法を考察する。 3.臨床現場における、学生・後輩への教育・指導の役割、技法について説明できる。

1 教育理念の記述、教育目標の立案、シラバスの作成。自分が受けた看護・助産師教育の講義・実習等を想起しておく。

予復習180分

2 教授・学習の計画の立案と評価方法の選択。予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 選択した単元の授業計画の立案。 同上 同上

4 発表(プレゼンテーション)。 同上 同上

同上

5 臨床指導における教授・指導(teaching)の役割と技法。 同上 同上

6 講義・学習指導の実際。 同上 同上

参考文献 学習資料杉森みど里・舟島なをみ,看護教育学,医学書院2004 他,授業で紹介する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.プレゼンテーション (30%)  2.レポート:教授計画 (70%)  3.教科評価の提出

課題に対するフィードバックの方法

提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書授業で紹介する *講義時,天使大学大学院助産研究科「履修要項・授業概要」を自分でプリントアウトして持参すること

7 臨床指導の実際。 同上 同上

8 まとめ 同上

Page 27: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

23

授業コード 2F11300500

科 目 名 母子保健行政・財政論【必修】

英 語 名 Organization and Financing of Maternal

講義

担 当 者 津田 万寿美

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◎ DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 日本の母子保健の現状と動向から母子保健の諸問題について学ぶ。あわせて日本の法律、保健行政のしくみと母子保健制度、施策について理解する。  地域における母子保健計画の策定から評価までのプロセスについて学び、母子保健における助産師の役割と母子保健サービス提供のために必要な関係機関や他職種との連携・調整について理解する。

到 達 目 標

1.我が国の母子保健の現状と動向について説明できる。 2.我が国の社会の変化と母子保健行政の制度、施策の変遷についてその概要を説明できる。 3.地域の母子保健ニーズと社会資源、関連機関や関係職種とその連携について概要を説明できる。 4.地域母子保健の展開と助産師の役割について自分の考えを述べることができる。

1 母子保健の概念および地域母子保健活動の意義(津田)シラバスを確認する。 教科書2 p2-16を通読する

予習90分 復習90分

2 母子保健の現状と動向(津田)

教科書1の通読する。母子保健統計資料からよみとれることをノートにまとめる

同上

3 母子保健の現状と動向(津田)日本の母子保健の歴史的変遷をノートにまとめる

同上

4 日本の母子保健行政(津田)

憲法および行政組織について調べる。国と地方自治体との役割を調べる。

同上

同上

5 日本の母子保健制度と施策(津田)健やか親子21(1次)(2次)の概要をノートにまとめる。

同上

6 地域母子保健活動の展開(津田)教科書2 p90-164を通読する

同上

参考文献 学習資料

1.内閣府編集(2020)少子化社会対策白書.日経印刷  2.内閣府編集(2020)子供・若者白書.日経印刷 3.母子衛生研究会(2020) 母子保健の主なる統計.財団法人母子衛生研究会 4.令和2年看護関係統計資料集(2020)日本看護協会出版会 ほか適宜紹介する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法レポート (50%) 科目履修終了試験(50%)

課題に対するフィードバックの方法

授業の終わりに理解を確認する、質問(クイズ、テスト)を行いその場でフィードバックする。

教  科  書1.母子衛生研究会(2020)わが国の母子保健  財団法人母子衛生研究会  2.我部山キヨ子編集(2016) 助産学講座9地域母子保健・国際母子保健 医学書院 3.我部山キヨ子・菅原ますみ編集(2016) 助産学講座4母子の心理・社会学.医学書院

7 地域母子保健活動の実際(特別講師)地域の新聞や広報誌等から母子保健に関する情報を収集する。

同上

8 地域母子保健活動の実際(特別講師)母子保健関連施設の連携と多職種との協同の具体例を調べる。

Page 28: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

24

授業コード 2F11300600

科 目 名 母子保健活動論(疫学・統計を含む)【必修】

英 語 名 Midwives Role in Community based

講義

担 当 者 鈴村 滋生

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◎ DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 地域母子保健の実践において、対象となる家族・地域の特性を理解するために必要な地区診断の技法を疫学統計を含めて学ぶ。

到 達 目 標

1.地域母子保健に関する統計資料を読むことができる。 2.地域母子保健活動に必要な地区診断技術について説明できる。 3.例題から地区診断行うことができる。 4、地区診断から地域の母子保健ニーズと助産師活動を説明できる。

1 記述・分析疫学(エビデンス手法)および統計学の知識

・シラバスを読んでくる。・基本的な統計処理方法について調べる。

予習30分 復習150分

2 地域保健に関わる衛生統計指標の理解

・地域診断に必要な統計を調べる。・衛生統計指標についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

3 地域保健に関わる地区診断・自分の出身地域を事例に地区診断を試みる

同上

4 調査手法、アセスメント技法・調査方法、アセスメント方法についてノートにまとめる

同上

同上

5 調査手法、アセスメント技法 同上 同上

6 データベース処理、統計ソフトの基本活用法、表現方法・統計データ処理とその読み方、地区診断についてノートにまとめる

同上

参考文献 学習資料 適宜紹介する。。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法課題レポート(80%)  授業への参加度(20%)

課題に対するフィードバックの方法

・適宜質問に答える。 ・例題を実施後、解説をする。

教  科  書 なし

7 データベース処理、統計ソフトの基本活用法、表現方法 同上 同上

8 演習

・地域における助産師活動に必要な統計データとは何か、ノートにまとめる

Page 29: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

25

授業コード 2F12100100

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア I【必修】

英 語 名 Antepartum Care

DP3 ◎ DP4

単   位 2単位 区   分 講義・演習

担 当 者 津田 万寿美、本宿 美砂子、中田 かおり、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美、山田 崇弘

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 プレテスト、授業オリエンテーション(本宿)

・シラバスを確認する。 ・母性看護の知識を復習し、実習内容の概要を整理する。

予習60分 復習30分

2 妊娠期ケアの特性と助産師の役割(本宿)・学習ガイドp2の学習活動を実施,ノートに書く

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 妊娠期にある女性の身体的、精神・心理的、社会的変化をとらえる。  妊娠に伴う変化が正常範囲であるかを診断する、知識・技術・方法を習得する。  女性が、自己の身体の変化への理解を深め、健康的な生活を送り、家族とともに出産、 育児に向けて準備するために必要な助産ケアを習得する。  以上のことを学習ガイドを用いて自己学習を行い、自己学習を前提に授業を展開する。

到 達 目 標

1.妊娠による身体的、精神・心理的、社会的変化を述べることができる。 2、妊娠経過が正常(生理的)か否かの診断に必要な知識と助産技術を述べることができる。 3.妊娠期の女性と家族に対し、快適なマタニティライフをおくり、出産・育児に向けた準備ができるように、基本的な保健相談案を立案できる。 4.妊娠期の女性と胎児の異常の発生予防・早期発見に必要な知識と保健相談を述べることができる。 5.妊婦健康診査に必要な基本的な助産技術を演習で実施できる。 6.Case Studyにて助産過程を作成し、保健指導(ロールプレイ)ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 妊娠期の母体の変化と健康(勝山) 同上 同上6 妊娠期の生活環境と生活習慣(勝山) 同上 同上

3 妊娠の成立と維持機構(勝山)

・学習ガイドp3をノートにまとめる。 ・プレゼンテーション準備をする。

同上

4 妊娠期の母体の変化と健康(勝山)・学習ガイドp4~7をノートにまとめる。

同上

9 妊娠期の女性の心理と母子関係(本宿)・学習ガイドp13~15をノートにまとめる。

同上

10 妊娠期における家族・社会サポート(勝山) 同上 同上

7 胎児の成長と発達(中田)・学習ガイドp9~12をノートにまとめる。

同上

8 胎児の健康状態の評価(中田) 同上 同上

13 出産の準備。育児への準備(勝山)・学習ガイドp8をノートにまとめる。

同上

14 正常からの逸脱とケア(勝山)・学習ガイドp22~32をノートにまとめる。

同上

11 就業妊婦へのケアと社会資源(勝山)・学習ガイドp16をノートにまとめる。

予習90分 復習90分

12 妊婦健康診査・母子健康手帳(勝山)・学習ガイドp17~21をノートにまとめる。

予習60分 復習30分

Page 30: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

26

17 助産過程および保健相談の実際(本宿・勝山)

・教科書6p2-40を読みノートにまとめる。 ・事例をもとに助産過程を作成する。

同上

18 助産過程および保健相談の実際(本宿・勝山)

・事例をもとに助産過程を作成する。・妊婦への保健相談(ロールプレイ)の準備をする。

同上

15 妊婦健康診査の実際(本宿・勝山)

教科書6p12~46を読み、ポイントをまとめる。教科書7を読んでポイントをまとめる。教科書8を読んでポイントをまとめる。

同上

16 妊婦健康診査の実際(本宿・勝山・杉田・長田) 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

1.知識、授業内容の理解を確認するために適宜ミニテストを行い、解答について解説する。 2.提出物はコメントを伝え返却する。 3.助産技術については、妊娠期チェックリストの活用を勧める。

教  科  書

1.荒木勤著 (2010) 最新産科学正常編 改訂第22版.文光堂 2.荒木勤著 (2012) 最新産科学異常編 改訂第22版.文光堂 3.我部山キヨ子、武谷雄二編集(2016) 助産学講座2母子の基礎科学 第5版.医学書院  4.我部山キヨ子、菅原ますみ編集(2016)   助産学講座4母子の心理・社会学 第5版.医学書院  5.我部山キヨ子、武谷雄二編集(2013)    助産学講座6助産診断・技術学Ⅱ(1)妊娠期 第5版.医学書院  6.平澤美惠子、村上 睦子監修(2016)写真でわかる助産技術アドバンス インターメディカ 7.中井章人著(2016)図説CTGテキスト MEDICAL VIEW  8.日本産科婦人科学会 (著)産婦人科診療ガイドライン産科編 2017 .日本産科婦人科学会 9.竹村秀雄著 助産師外来で役立つ超音波検査ブック メディカ出版

参考文献 学習資料

1.厚生労働科学研究. 妊娠出産ガイドライン研究班科学的根拠に基づく快適で安全な妊娠・出産 のためのガイドライン 2013年版.金原出版 2.武谷雄二他監修 (2014) 第3版 プリンシプル産科婦人科科学2 産科編 メジカルビュー社 3.我部山キヨ子・武谷雄二編集 (2016)助産学講座3 基礎助産学 母子の健康科学 医学書院 4.中井章人著 (2016) 図説CTGテキスト 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルIII認証必須   研修CTG対応テキスト メジカルビュー社 5.森恵美編集 (2018) 助産師基礎教育テキスト第4巻 妊娠期の診断とケア  日本看護協会出版会 6.福井トシ子編 (2018) 新版 助産師業務要覧 基礎編 第3版

23 CaseStudy(本宿・長田・勝山・杉田) 同上 同上

評 価 方 法津田(40%)(中間試験10%、定期試験30%) 勝山(60%)(中間試験20%、定期試験30%、受講態度10%)

21 CaseStudy(本宿・長田・勝山・杉田)

・ローリスク妊婦およびハイリスク妊婦の事例をもとに助産過程の立案と保健相談ロールプレイの準備をする。

同上

22 CaseStudy(本宿・長田・勝山・杉田) 同上 同上

19 出生前診断(山田)

・遺伝と胎児への影響について調べる。 ・出生前診断の現状について調べる。

予習90分 復習90分

20 出生前診断(山田)

・遺伝による妊娠、胎児への影響に不安を持つ女性へのサポートについてノートにまとめる。

予習60分 復習30分

Page 31: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

27

授業コード 2F12100200

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア II【必修】

英 語 名 Intrapartum Care

DP3 ◎ DP4

単   位 2単位 区   分 講義・演習

担 当 者 今崎 裕子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美、惣万 令江

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 出産の定義、ケアの特徴と助産師の役割(今崎)

授業スケジュールにそって、学習ガイドを参考に予習・復習を行う。

予習90分 復習90分

2 分娩の形態機能、分娩機転(今崎)学習ガイド P36・37

予習90分 復習90分

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 出産期にある女性の身体的、精神・心理的、社会的変化を捉える。  女性と家族が安心して、正常な出産を迎えられるために必要な助産ケアを習得する。  以上のことを学習ガイドを用いて自己学習を行い、自己学習を前提に授業を展開する。

到 達 目 標1.出産期における身体的、精神・心理的、社会的変化を理解し、女性とその家族が   安心して、出産を迎えられるために必要な知識と診断技術に基づいた援助を実施できる。 2.出産現象の変化の中で、女性・家族から期待される助産師の役割について述べることができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 出産期の女性の心理とケア、家族と社会・心理とケア(今崎)学習ガイド P41・42

予習90分 復習90分

3 同上 同上 同上

4 分娩の開始・進行状態の診断、産婦の全身状態の変化(杉田)学習ガイド P38~40

予習90分 復習90分

9 出産期のニーズの充足へのケア、分娩進行を促すケア(杉田)学習ガイド P47~50

予習90分 復習90分

10 産痛緩和のケア、リラクゼーション(杉田)学習ガイド P48

予習90分 復習90分

7胎児・新生児のWell-beingの判断とケア 母子の早期接触・早期授乳の意義(今崎・杉田)

学習ガイド P43・44

予習90分 復習90分

8 同上 同上 同上

13 同上 同上 同上

11 同上学習ガイド P47~50

予習90分 復習90分

12 同上 同上 同上

Page 32: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

28

14自然な経膣分娩の介助(第2〜3期) 出産期の出血とケア、分娩第4期のケア(今崎・杉田)

指定テキストとDVDを授業の事前事後に必読の事

予習120分 復習120分

17 同上 同上 同上

18 同上 同上 同上

15 同上 同上 同上

16 分娩介助演習(今崎・勝山・杉田・長田)同上 配布資料を参考にイメージトレーニングを実施

予習90分 復習90分

課題に対するフィードバックの方法

 演習として分娩介助(第Ⅱ期)の技術チェックを一人づつ行い、その都度結果をフィードバックする。また、実習記録を用いて、アセスメントと分娩経過の添削と記入例を示す。

教  科  書

1.我部山キヨ子編 助産学講座 助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期 医学書院 2.横尾京子編 助産学講座 助産診断・技術学Ⅱ[3]新生児期・乳幼児期 医学書院 3.荒木 勤(2008)最新産科学 正常編 文光堂 4.荒木 勤(2008)最新産科学 異常編 文光堂 5.村上明美(2015)DVDで学ぶ助産師の「わざ」 仰臥位分娩介助技術 医歯薬出版 6.村上明美(2009)DVDで学ぶ開業助産師のわざ フリースタイル分娩介助 医歯薬出版 7.中井章人(2016) 図解 CTGテキスト メディカルビュー 8.日本産婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修 産婦人科診療ガイドライン 産科編2017

参考文献 学習資料

1.助産師基礎教育テキスト2018年度版 第5巻 分娩期の診断とケア.日本看護協会出版会 2.レズリー・ページ(2002).新助産学-実践における科学と感性-.メディカ出版  3.進 純郎(2005).会陰保護技術.メディカ出版  4.Dian M.Fraser.et-al(2004). Myles Textbook for Midwives Fourteenth Edition  5.Helen Varney.et-al(2004). Varneys Midwifery Fourth Edition  6.デニス・ティラン(2003).クリニカル・アロマセラピー.フレグランスジャーナル社  7.進 純郎(2010).正常分娩の助産術.医学書院 8.戸田律子訳(1999) WHOの59ヵ条 お産のケア実践ガイド 農山漁村文化協会  その他、授業にて随時提示します。

23 同上 同上 同上

評 価 方 法1.中間テスト(30%) 2.科目履修終了試験 (60%) 3.受講態度(10%)

21 同上出産期学習ガイド全般の確認

予習90分 復習90分

22 出産期ケア、芳香療法・マッサージ・足浴・モニター判読(今崎・杉田) 同上 同上

19 同上 同上 同上

20 出産期ケア、芳香療法・マッサージ・足浴・モニター判読(惣万・今崎・杉田)学習ガイド P47

予習90分 復習90分

Page 33: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

29

授業コード 2F12100300

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア III【必修】

英 語 名 Postpartum and Neonatal Care

DP3 ◎ DP4

単   位 2単位 区   分 講義・演習

担 当 者 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤 利江子、瀬川 雅史

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 プレテスト・授業ガイダンス(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】プレテストを見直し自己学習する。

【予習】30分 【復習】150分

2 助産過程導入、事例提示、自己学習(三浦)

【予習】助産過程の関連図書を学習する 【復習】事例の助産過程を展開する

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 産褥期の女性と新生児の身体的、精神・心理的、社会的変化を捉える。  助産ケアに必要な知識を習得し、その知識を用いてケアを考え、実践できるために、知識と技術の統合を図る。  以上のことを学習ガイドを用いて自己学習を行い、自己学習を前提に授業を展開する。

到 達 目 標

1.産褥期における生理的特徴や変化、精神・心理状態、社会的変化を述べることができ、   産褥期の女性のケアについて必要な知識と診断技術、援助方法を説明できる。 2.新生児の胎外生活適応や生理的適応、発達について述べることができ、新生児期に必要な知識と   診断技術、援助方法を説明できる。 3.新しい家族構築への援助と子育て支援について述べることができ、産褥期間中に必要な援助に   ついて説明できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 産褥期女性の心の変化(三浦) 同上 同上

6 家族・社会・子育て(三浦) 同上 同上

3 形態機能:全身復古、子宮復古、内分泌、排泄の変化(三浦)

【予習】学習ガイドの関連項目について自己学習を進める 【復習】授業資料を活用し学習ガイドの関連項目について自己学習を進める

【予習】90分 【復習】90分

4 形態機能:乳房の変化、授乳(三浦) 同上 同上

7 産褥ケア一般(三浦) 同上 同上

8 褥婦の正常からの逸脱とケア(三浦)【予習】同上 グループ発表資料作成 【復習】同上

同上

Page 34: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

30

9 母乳ケア(Dr.瀬川)

【予習】学習ガイドの関連項目について自己学習を進める 【復習】授業資料を活用し学習ガイドの関連項目について自己学習を進める

同上

10 母乳ケア(Dr.瀬川) 同上 同上

13 新生児ケア一般(三浦)

【予習】学習ガイドの関連項目について自己学習を進める 【復習】授業資料を活用し学習ガイドの関連項目について自己学習を進める

【予習】90分 【復習】90分

14 新生児の正常からの逸脱とケア(三浦)【予習】同上 グループ発表資料作成 【復習】同上

同上

11 母乳ケア(三浦)

【予習】同上 【復習】授業資料を活用し授乳指導のロールプレイを行う

同上

12 演習:ポジショニング・ラッチオン(三浦)

【予習】同上 【復習】授業資料を活用し授乳指導のシュミレーションを行う

【予習】30分 【復習】60分

17演習:新生児ケア(バイタルサイン測定、全身観察)(本宿・三浦・長田・杉田)

【予習】新生児の全身観察項目の正常値を学習する 【復習】新生児の全身観察の手順を確認する

同上

18 演習:新生児ケア(原始反射の誘発、身体計測)(本宿・三浦・長田・杉田) 【予習】【復習】同上 同上

15 演習:退院指導ロールプレイ(三浦・長田・杉田)

【予習】退院指導案を作成する 【復習】授業資料を活用し退院指導の自己学習を進める

【予習】60分 【復習】30分

16 演習:新生児ケア(沐浴指導・沐浴)(三浦・長田・杉田)

【予習】沐浴指導案を作成する 【復習】授業資料を活用し沐浴指導の自己学習を進める

同上

23 2演習:家庭訪問(三浦・長田・杉田) 同上 同上

21 母乳育児の異常とケア(佐藤) 同上 同上

22 2演習:家庭訪問(三浦・長田・杉田)

【予習】退院指導案を作成する 【復習】授業資料を活用し退院指導の自己学習を進める

【予習】60分 【復習】30分

19 家族計画(三浦)

【予習】学習ガイドの関連項目について自己学習を進める 【復習】授業資料を活用し学習ガイドの関連項目について自己学習を進める

【予習】90分 【復習】90分

20 母乳育児の異常とケア(佐藤) 同上 同上

Page 35: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

31

課題に対するフィードバックの方法

・グループ発表後、口頭でフィードバックします。 ・提出物について、口頭またはコメントを記載しお返しします。 ・テストを行った際は、講義時間内に解説いたします。

教  科  書

1.荒木勤(2012).最新産科学正常編.異常編文光堂  2.我部山キヨ子(2016)助産学講座7 助産診断・技術学Ⅱ 分娩・産褥期 医学書院  3.横尾京子(2016)助産学講座8   助産診断学・技術学Ⅱ [3]新生児期・乳児期 医学書院  4.我部山キヨ子(2016)助産学講座3 母子の健康科学 医学書院  5.横尾京子(2016)助産学講座7 助産診断・技術学Ⅱ [2]分娩・産褥期 医学書院 6.日本ラクテーション・コンサルタント協会〈2015〉母乳育児スタンダード第2版.医学書院 7.横尾京子(2011)新生児ベーシックケア.医学書院

参考文献 学習資料

1.横尾京子編(2017) 助産師基礎教育テキスト第6巻.日本看護協会出版会  2.マーデン・ワグナー(2002) WHO勧告にみる望ましい周産期ケアとその根拠.   (井上裕美他訳)東京,メディカ出版.  3.堀内成子編著(2004).産褥・退院支援ハンドブック(ペリネイタルケア夏季増刊号)大阪.メディカ出版  4.我部山キヨ子編(2006).臨床助産師必携.東京,医学書院.  5.遠藤俊子他編(2017).助産師業務要覧.日本看護協会出版会  6.橋本武夫監訳 UNICEF/WHO 母乳育児支援ガイド 医学書院  7.福井トシ子、竹田省.(2016).「産褥」メディカ出版 8.大草尚.(2015)[産後ケア]から始まる幸せ.育児アートデイズ 9.仁志田博司(2018)新生児学入門.第5版医学書院 10.日本新生児成育医学会編.(2018).医学書院

評 価 方 法1.中間試験30%、後期試験60% 2.受講態度10%

Page 36: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

32

授業コード 2F12100400

科 目 名 ハイリスク助産学 I【必修】

英 語 名 Highrisk Mothers and Newborns I

講義

担 当 者 今崎 裕子、野村 靖宏、村田 淑恵

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要  妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症についての病態生理と治療、援助について学ぶ。

到 達 目 標1.妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症の病態生理と診断について説明できる。 2.妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症における管理、治療について説明できる。 3.ハイリスク状態にある妊娠・分娩・産褥期の女性の管理、治療に伴うケアについて述べることができる。

1 妊娠期の異常や合併症の病態生理と診断・治療-1(野村)

予習  助産学講座6と学習ガイド(妊娠期モジュールユニット-Ⅶ・Ⅷ)のハイリスク・異常時のケアを確認しておくこと 復習 授業後の学習内容確認(理解できたこととできなかったこと)

予習 90分 復習 90分

2 妊娠期の異常や合併症の病態生理と診断・治療-2(野村) 同上 同上

3 出産期の異常や合併症の病態生理と診断・治療(野村)

予習 助産学講座7と学習ガイド(出産期モジュール ユニット‐Ⅶ)のハイリスク・異常時のケアを確認して臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

4 出血など救急対応の実際(野村) 同上 同上

同上

5 産褥期の異常・合併症の病態生理と診断・治療(野村)

予習 助産学講座7と学習ガイド(産褥・新生児期モジュール ユニットⅧ)のハイリスク・異常時のケアを確認して臨む事 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

6 ハイリスクな状態にある妊産婦の管理・治療に伴うケア(今崎)助産学講座6・7の「ハイリスク・異常時のケア」を確認して臨む事

同上

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.科目履修終了試験 (80%) 2.課題レポート   (20%)

7 ハイリスクな状態にある妊産婦の管理・治療に伴うケア(村田) 同上 同上

8 児を亡くした妊産褥婦とその家族への援助(村田)予習 助産学講座4のP49~52を通読して臨む事

Page 37: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

33

参考文献 学習資料

1.我部山キヨ子・武谷雄二編:助産学講座6、   助産診断・技術学Ⅱ〔1〕妊娠期、医学書院、2013  2.我部山キヨ子・武谷雄二編:助産学講座7、   助産診断・技術学Ⅱ〔2〕分娩期、産褥期、医学書院、2013  3.遠藤俊子編:助産師基礎教育テキスト第7巻、   ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア、日本看護協会出版会、2017  4.MFICUマニュアル メディカ出版 2013 授業にて随時提示する。

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして理解確認度テストを回収後、解答の解説を行います。

教  科  書日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン、産科編、2017  荒木勉:最新産科学異常編(改定第20版)、文光堂.2002

Page 38: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

34

授業コード 2F12100500

科 目 名 ハイリスク助産学 II【必修】

英 語 名 Highrisk Mothers and Newborns II

講義

担 当 者 三浦 恵津子、高橋 伸浩、池田 知世子、樽見 あずさ

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 合併症や異常のある新生児の病態生理と治療について学ぶ。  ハイリスクな状態にある新生児の判断および援助、その家族への援助を学ぶ。

到 達 目 標

1.新生児の異常・疾患の病態生理と診断を説明できる。 2.新生児の異常・疾患における管理・治療を説明できる。 3.ハイリスク新生児のケアについて説明できる。 4.ハイリスク新生児の親の心理について説明できる。

1 ハイリスク新生児ケア理念、新生児医療と倫理(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する 【復習】講義に関係する、必読図書、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】30分 【復習】150分

2 NICU総論新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療I(高橋)

【予習】必読図書の事前通読 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療II(高橋) 同上 同上

4 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療Ⅲ(高橋) 同上 同上

同上

5 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療Ⅳ(高橋) 同上 同上

6 ディベロップメンタルケア(池田) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.田村正徳.(2005).新生児医療現場の生命倫理   「話し合いのガイドライン」をめぐって.大阪.メディカ出版. 2.野辺明子、加部一彦、横尾京子編.〈1999〉   「障害をもつ子を産むということ」.中央法規出版 3. 窪田昭男.〈2014〉周産期医療と生命倫理入門.メディカ出版 4.我部山キヨ子(2016)助産学講座7   助産診断・技術学Ⅱ 分娩・産褥期 医学書院 5.日本ディベロップメンタルケア研究会(2018)標準ディベロップメンタルケア改訂2版.メディカ出版 その他、講義ごとに提示します。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法高橋(40%)[定期試験:筆記40%] 樽見(40%)[定期試験:筆記40%] 三浦(20%)[提出物:レポート10%、受講態度10%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書1.荒木勤.(2009).最新産科学異常編(改訂第21版).東京.文光堂. 2.我部山キヨ子(2016)助産学講座8 新生児期・乳幼児期

7 ファミリーケア(樽見) 同上 同上

8 ハイリスク児のフォローアップ(樽見) 同上

Page 39: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

35

授業コード 2F12100600

科 目 名 ハイリスク助産演習【必修】

英 語 名 Highrisk Mothers and Newborns:Practicum

DP3 ◎ DP4 ◎

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 三浦 恵津子、今崎 裕子、津田 万寿美、長田 雅子、杉田 樹美、長 和俊

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 ハイリスク妊産褥婦演習 2日(今崎・長田)

【予習】必読図書を学習して演習に臨む。  【復習】その日演習で学んだことを実習記録用紙にまとめる。

【予習】90分 【復習】90分

2 同上 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 実践の場で、ハイリスク状態にあり入院中の妊産褥婦へのケアの特徴と助産師の役割を学ぶ。  実践の場で、ハイリスク状態にありNICUに入院中の新生児について児の特徴や個性に応じた援助を学ぶ。  また、NICUケアの特性を学ぶ。新生児の救急蘇生法を学ぶ。詳細は演習前に説明する。

到 達 目 標1.入院中のハイリスク妊産褥婦へのケアの実際を実施する。 2.NICUに入院中のハイリスク新生児へのケアの実際を実施する。 3.ガイドラインに基づいた新生児蘇生法が実践できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 NICU演習 2日(三浦・杉田)

【予習】必読図書を学習して演習に臨む。  【復習】その日演習で学んだことを実習記録用紙にまとめる。

同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

・演習記録、レポートを確認し口頭または記述でフィードバックします。 ・新生児蘇生法専門コースの演習を行うため、実践しながらフィードバックします。

教  科  書 細野茂春:日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づく新生児蘇生法テキスト第3版,東京、メディカルビュー社、2016

参考文献 学習資料1.MFICUマニュアル〈2013〉メディカ出版 2.徳田幸子.最新NICUマニュアル第6版〈2017〉診断と治療社 その他演習時に提示する。

15 同上 同上 同上

評 価 方 法今崎(50%)[提出物:記録物20%、レポート25%、技術・態度:5%] 三浦(50%)[提出物:記録物20%、レポート25%、技術・態度:5%]

13 【演習】新生児救急蘇生法 1日(長、三浦、津田、杉田)

【予習】新生児蘇生法テキストの問題集が解ける知識を身に着ける。 【復習】 蘇生の初期処置、人工呼吸を練習する。

【予習】120分 【復習】30分

14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上12 同上 同上 同上

Page 40: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

36

授業コード 2F12100700

科 目 名 独立助産実践概論【必修】

英 語 名 Introduction to Independent Midwifery

講義

担 当 者 高室 典子、岡野 眞規代

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 助産師の歴史的背景を踏まえて、日本における助産活動の現状を考えることが出来る。  助産所の置かれている地域の特性、特有な慣習や文化の存在など、出産・育児に影響する 要因を幅広く理解する。  助産所で実際に行われている活動を理解し、助産師の専門性や役割について学びを深め、 インターンシップに向けての基礎を取得する

到 達 目 標1.日本の助産の変遷及び文化的背景を踏まえて地域における助産師活動が理解できる。 2.助産所開業の実際について学び、地域助産師の責務と役割を考え、実践に生かすことが   できる。

1 出産の変遷と日本の助産活動の変遷(高室)

必読図書に目を通し、疑問点等を抜粋。その上で、何故疑問に思ったか等を自分なりに推考・構築し、授業時に意見交換出来るようにしておく。余裕があれば、参考文献も見聞しておく。

予習90分 復習90分

2 助産所開業の実際(高室) 同上 同上

3 助産所開業の実際・グループワーク(高室) 同上 同上

4 グループワーク(高室) 同上 同上

同上

5 助産所の業務・運営の実際(高室) 同上 同上

6 地域における助産師の活動の取り組みと実際(高室) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.お産革命 藤田真一著 朝日新聞社刊  2.助産婦の戦後 大林道子著 勁草書房  3.産み育てと助産の歴史 白井千晶 医学書院 4.助産師業務要覧 日本看護協会 いのちの誕生-産む力と生まれる力

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法 課題レポート

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとしてレポートにコメントを返します

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会 2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

7 自然のお産とケア1(岡野) 同上 同上

8 自然のお産とケア2(岡野) 同上

Page 41: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

37

授業コード 2F12100800

科 目 名 独立助産演習【必修】

英 語 名 Independent Midwifery : Skills Lab

DP3 ◎ DP4 ◯

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 高室 典子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 ◎

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2 ◎

1 オリエンテーション

必読図書に目を通し、疑問点等を抜粋。その上で、何故疑問に思ったか等を自分なりに推考・構築し、授業時に意見交換出来るようにしておく。余裕があれば、参考文献も見聞しておく。

予復習45分

2 助産所出産に必要な助産技術演習 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産所実習前の、助産所や家庭・地域における妊娠・出産・産褥期の助産技術演習を行う。  自律した助産ケアの理解を深める。 助産所実習で経験した中から身につけたい。または伝承したいと感じた技術、ケア、コンセプトを紹介し、全員で討議、共有する。

到 達 目 標

1.家庭または助産所という出産場所の特徴を踏まえて、活用できる助産技術を理解する。 2.自律した助産ケアと妊産婦に寄り添うケアの実践に向け、学習課題を明らかにし、   改善に取り組む。 3.家庭にある日常的に使うものを活用し、ケアに適応できる。 4.助産所実習後、助産所で経験した技術、ケア、コンセプトについてまとめ、レポート   またはプレゼンテーションできる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10 助産所出産における緊急時の対応 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

講義内で発表し、相互に意見交換することにより、理解を深める。

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会 2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

参考文献 学習資料

1.日本産婦人科学会.産婦人科診療ガイドライン—産科編.(最新版)  2.NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会.(2007).母乳育児支援スタンダード.東京:医学書院 3.産後ケアガイドライン作成及び産前産後の支援のあり方に関する研究    http://www.midwife.or.jp/pdf/h28result/kodomokosodate_290412_3.pdf 4.産後ケアのすべて.林謙治.財界研究所 5.女性の健康とツボ療法 矢野忠著 一風社 1.ビデオ うまれるよ.わかば社.  2.ビデオ 杉山富士子監修.もっと自由なお産を.三輪書店.  3.ビデオ 日本助産師会.命の誕生.

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.演習参加度評価 (80%)  2.レポート・プレゼンテーション (20%)

13 同上 同上 同上

14 伝承したい技術、ケアコンセプトの共有、発表(助産所実習後) 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 フリースタイル分娩/会陰保護/会陰切開縫合術 同上 同上

Page 42: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

38

授業コード 2F12200100

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア基礎実習 I【必修】

英 語 名 Antepartum Care : Practicum

区   分 実習

担 当 者 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

◎ DP4

単   位 2単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.妊娠期にある女性に必要な助産ケア(保健相談等)を教員・臨床助産師の下、実施できる。   1)妊婦健康診査で母児の正常と逸脱のアセスメント・診断ができる。   2)妊婦に必要な助産ケア(保健相談等)が実施できる。   3)実施した助産ケア(保健相談等)の評価ができる。 2.妊娠期にある女性とその家族と意図的コミュニケーションをとることができる。   1)妊婦に妊娠、出産、育児に対する気持ちや計画・希望等を聴くことができる。   2)妊婦の家族・同伴者とコミュニケーションをとることができる。 3.助産学生に求められる基本的態度をとることができる。   1)対象を尊重した態度をとることができる。   2)社会的規則を遵守できる。   3)助産学生としての品行(礼節、品性、清潔さ、誠実さ、謙虚さ)に配慮できる。   4)主体的に実習に臨むことができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 ・マタニティサイクル助産ケアⅠと同様

参考文献 学習資料・マタニティサイクル助産ケアⅠと同様 ・その他、実習時に紹介する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

実習内容の詳細については、実習要項を参照のことマタニティサイクル助産ケアⅠの学習・演習の再確認と自己学習・演習

予習 60分 復習 120分

評 価 方 法実習内容・目標の到達度 実習記録

課題に対するフィードバックの方法

日々の行動調整の中で助言を受ける。助言を受けて実施したケアについての報告からケア評価をフィードバックする。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 妊娠期のケースを受け持ち、ケースの身体的・心理的・社会的現象を基礎知識に基づいて解釈・判断する。さらに情報を統合することにより、対象への理解を深め、現象について総合的に判断する。次にその助産診断に基づいてケア目標を立て、保健相談(ケア)の計画立案、実施、評価を行う。これらの情報収集から評価の過程までを援助を受けて実施する。

到 達 目 標

Page 43: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

39

授業コード 2F12200200

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア基礎実習 II【必修】

英 語 名 Intrapartum Care : Practicum

区   分 実習

担 当 者 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

◎ DP4

単   位 2単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.出産期にある女性に必要な助産ケアを教員・臨床助産師の指導の下、実施できる。  1)分娩第Ⅰ期の情報収集・アセスメント・診断ができる。  2)分娩第Ⅰ期の助産ケアを立案できる 。  3)分娩第Ⅰ期の助産ケアを実施・評価できる。  4)分娩第Ⅱ〜Ⅲ期の助産ケアを実施・評価できる。  5)分娩第Ⅳ期の助産ケアを実施できる。  6)出生直後の新生児の胎外生活適応への援助を教員・臨床助産師の指導の下,実施できる。 2.出産に対する産婦の気持ちを聴き、共感的理解をすることができる。  1)産婦・家族の出産への気持ちの共感と適切な声掛けができる。  2)分娩介助した事例のバースレビュー(出産体験の想起)を実施する。 3.助産師学生に求められる基本的態度をとることができる。  1)対象を尊重した態度をとることができる。  2)社会的規則を遵守できる。  3)助産学生としての品行(礼節、品性、清潔さ、誠実さ、謙虚さ)に配慮できる。  4)主体的に実習に臨むことができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 ・マタニティサイクル助産ケアⅡと同様

参考文献 学習資料 ・マタニティサイクル助産ケアⅡと同様

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

実習内容の詳細については、実習要項を参照のこと。マタニティサイクル助産ケアⅡの学習・演習の再確認と自己学習・演習

予習 120分 復習 60分

評 価 方 法実習内容・目標の到達度 実習記録

課題に対するフィードバックの方法

日々の行動調整で助言を受ける。助言を受けて行ったケアの報告からケア評価をフィードバックする。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 出産期のケースを受け持ち、ケースの身体的・心理的・社会的現象を基礎知識に基づいて解釈・判断する。さらに情報を統合することにより、対象への理解を深め、現象について総合的に判断する。次にその助産診断に基づいてケア目標を立て、ケア計画立案、実施、評価を行う。 これらの情報収集から評価の過程までを援助を受けて実施する。

到 達 目 標

Page 44: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

40

授業コード 2F12200300

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア基礎実習 III【必修】

英 語 名 Postpartum and Neonatal Care : Practicum

区   分 実習

担 当 者 今崎 裕子、本宿 美砂子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

◎ DP4

単   位 2単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.産褥・新生児期にある女性と新生児に助産ケアを教員・臨床助産師の指導の下、実施できる。   1)褥婦に必要な情報収集・アセスメント・診断が実施できる。   2)褥婦に必要な助産ケアが実施できる。   3)新生児に必要な情報収集・アセスメント・診断ができる。   4)新生児に必要な助産ケアが実施できる。 2.産褥・新生児期にある女性と新生児及びその家族と良好な関係を築くことができる。   1)母子との良好なコミュニケーションをとることができる。   2)家族との良好なコミュニケーションをとる「ことができる。   3)褥婦とパートナーに出産に対する受け止めを聴くことができる。   4)褥婦とパートナーと家族に育児に対する気持ちを聴くことができる。 3.助産学性に求められる基本的態度をとることができる。   1)対象を尊重した態度をとることができる。   2)社会的規則を遵守できる。   3)助産学生としての品行(礼節、品性、清潔さ、誠実さ、謙虚さ)に配慮できる。   4)主体的に実習に臨むことができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 ・マタニティサイクル助産ケアⅢと同様

参考文献 学習資料 ・マタニティサイクル助産ケアⅢと同様

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

実習内容の詳細については、実習要項を参照のこと。マタニティサイクル助産ケアⅢの学習・演習の再確認と自己学習・演習

予習 120分 復習 60分

評 価 方 法実習内容・目標の到達度 実習記録

課題に対するフィードバックの方法

日々の行動調整で助言を受ける。助言を受けて行ったケアの報告からケア評価をフィードバックする。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 産褥・新生児期にある母子を受け持ち、ケースの身体的・心理的・社会的現象を基礎知識に基づいて解釈・判断する。さらに情報を統合することにより、対象への理解を深め、現象について総合的に判断する。 次にその助産診断に基づいてケア目標を立て、ケア計画立案、実施、修正、評価を行う。  これらの情報収集から評価の過程までを援助を受けて実施する。

到 達 目 標

Page 45: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

41

授業コード 2F12200400

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア統合実習 I【必修】

英 語 名 Comprehensive Midwifery Practicum

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子、今崎 裕子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

◎ DP4

単   位 6単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.根拠に基づく実践(EBPM)の知識にもとづいたケアを立案・実施できる。 2.妊娠・出産・産褥/新生児期の連続性と個別性を考慮した助産過程の展開ができる。 3.新生児を迎える家族が家族役割を果たせる支援を立案・実施できる。 4.基本的な助産技術を安全・快適に配慮し、自立して実施できる。 5.助産師としての職業倫理に基づいた行動をとることができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 「マタニティサイクル基礎実習1・Ⅱ・Ⅲ」および「助産管理Ⅰ」の必読図書に準ずる

参考文献 学習資料1.進純郎・堀内成子著 正常分娩の助産術(2010) 医学書院 2.中井章人著 図説CTGテキスト(2016)メディカルビュー

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

原則として、妊娠末期から産褥1ヶ月まで、あるいは出産期から産褥/新生時期まで継続的に事例を受持ち実習する。  ・妊婦健康診査と保健指導  ・分娩進行の診断と産婦および家族へのケア ・分娩介助、間接介助、出生直後の児のケア  ・産褥経過の診断と産婦へのケア ・新生児の胎外適応および健康の診断とケア  ・家庭訪問および産後健診と保健相談

「マタニティサイクル助産ケア基礎実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」で学習した内容を復習して実習に臨む。 「基礎実習」における自己課題を認識して実習に臨む。

適宜

評 価 方 法実習目標の到達度70% 実習記録・レポート20% 実習態度10%

課題に対するフィードバックの方法

実習指導、カンファレンスでその都度フィードバックする。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 基礎実習で学んだ知識と技術を深め、妊娠末期から産後1ヶ月までの妊産褥婦・新生児を受け持ち、対象者とその家族の健康を促進し、より満足のいく妊娠・出産・育児となるよう支援する。  また、対象を継続的・総合的に理解し、助産ケアを実践する能力を養い、周産期における助産師の役割および専門職業人としての倫理観について考察する。

到 達 目 標

Page 46: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

42

授業コード 2F12200500

科 目 名 マタニティサイクル独立助産実習【必修】

英 語 名 Independent Midwifery:Practicum

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子、三浦 恵津子、宮下 美代子、山本 詩子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

◎ DP4

単   位 6単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.妊産婦とその家族に、育児期までを視野にいれた助産ケアの提供と評価ができる。 2.助産所で提供している高度な助産技術を見学し、指導を受けて実践できる。 3.助産所の管理・運営についての学びを述べることができる。  4.助産所が地域関係機関と連携して行っている助産活動について述べることができる。 5.助産専門職としての倫理的態度を実践できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 「マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅰ」および「助産管理論Ⅱ」の必読図書に準ずる

参考文献 学習資料

1.厚生労働科学研究. 妊娠出産ガイドライン研究班科学的根拠に基づく   快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン 2013年版.金原出版  2.日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会著、   産婦人科診療ガイドライン産科編 2014、日本産科婦人科  学会 1.助産業務ガイドライン 2011年改訂版(2014) 日本助産師会出版 2.助産所開業マニュアル 第3版(2011) 日本助産師会出版

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

助産所で行われる助産業務および妊産褥婦とその家族への日常生活の支援について指導助産師のもとで経験する。 1.妊産褥婦・新生児、家族への助産ケア    ・妊婦健康診査と保健相談、集団指導・グループセッション   ・分娩介助をふくむ分娩期のケア   ・褥婦・新生児の診察とケア(入院中および家庭訪問)、家族のケア  2.日常生活上の支援    妊産褥婦・新生児ケアの一環としての食事・清潔・環境整備等 3.助産所の管理    リスクマネージメント(緊急時の医療との連携を含む)   助産所機能評価活動の実際、助産所業務管理の実際  4.地域母子保健活動    地域の医療センター・行政・教育機関などとの協働の実際、性教育活動、   助産師の職能活動、助産師の後輩育成、自主グループのサポートなど

1.1年次の各科目および各実習からの学修をまとめる。 2.特別統合課題研究の研究計画の準備

適宜時間をとる。

評 価 方 法指導助産師60%(実習目標到達度評価60%) 本宿・三浦40%(実習記録20%、課題レポート20%)

課題に対するフィードバックの方法

1.教員は、実習助産院院長と院生の実習進捗状況を共有し、適宜実習調整を行う。 2.教員は院生個々と、メールおよび電話で適宜相談や報告を受け、実習調整を行う。 3.助産院院長や指導助産師は、院生が提出する実習記録をもとに学習のフィードバックを行う。 4.教員は、実習開始3週目・6週目に全体カンファレンスを開催し学習のフィードバックを行う。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 開業助産所での実習を通して、女性の身体の自然な力を大切にした助産ケア、妊産褥期を連続したプロセスとして捉え提供されている助産ケア、個別性にこだわった助産ケアを学び、開業助産師たちの実践をモデルとして、助産師の専門性や自律性について考え、女性に寄り添った助産ケアを五感を通して体得できる。

到 達 目 標

Page 47: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

43

授業コード 2F12200600

科 目 名 マタニティサイクル助産ケア統合実習 II【必修】

英 語 名 Final Integration Practicum

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子、今崎 裕子、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

◎ DP4 ◯

単   位 2単位

DP1 ◎ DP2 ◎ DP3

1.病院および助産院での助産ケアの実習経験を統合して、複数の母子に、対象者および   家族の個別性に即した適切な助産ケアを、優先順位を配慮して実施する。 2.助産ケアを提供するチーム内において、より自律した助産師としての   メンバー役割を実施する。 3.臨床現場で働く際の助産師としての自己課題を認識する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎

教  科  書 各領域ごとに提示する

参考文献 学習資料 各領域ごとに提示する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

マタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅰおよびマタニティサイクル助産ケア独立助産実習を踏まえ、各施設で助産ケアを提供する上で、チーム内での連絡・連携を図り、より自律して実習に臨む。  1.複数(2〜3組)の母子を対象に、優先順位に配慮し、適切な助産ケアを提供する。   ・ケア対象は、原則として正常経過にある褥婦とその新生児とする。   可能であれば帝王切開事例も経験する。   ・対象母子に必要なケア(個別・集団指導まで)を自ら判断し実施する。   ・実習期間内の受け持ち日数、事例数は問わない。   2.臨床助産師に付いて、日勤帯でのチームメンバーの役割を実施する。   ・日勤帯のチームリーダーに付いて、チームにおける役割を見学する。   ・日勤帯でのチームメンバーの役割を実施する。   ・対象母子のケアに関するカンファレンスに主体的に参加する。   ・連絡(引継ぎ)・記録を通してケアの継続性に配慮し実施する。   ・各施設の指導助産師と連絡・調整の上、実習する。  3.実習前後に、同実習施設の院生とグループワークを行い、自己課題を明確化する。

 基礎実習Ⅲ(産褥新生児期)、統合実習Ⅰ、独立助産実習、助産管理論Ⅰを踏まえて、 特に産褥期の母子のアセスメントについて復習して臨む。

90分 90分

評 価 方 法1.実習内容の到達度・実習記録(50%)  2.課題レポート(50%)

課題に対するフィードバックの方法

レポートにコメントを返す。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

マタニティサイクル助産ケア統合実習I 、およびマタニティサイクル独立助産実習での学習を基に、知識・技術の研鑽を図り、より複雑な状況下において、対象に個別性に即した助産ケアを提供できる。  また、職業人となるに向けて助産師職の果たすべき役割を実践し、助産チームにおけるメンバーとしての自らの助産ケアの課題を明らかにする。(病院でのインターンシップ実習)

到 達 目 標

Page 48: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

44

授業コード 2F13100100

科 目 名 子育て支援論 I【必修】

英 語 名 Support for Child Rearing I

講義

担 当 者 今崎 裕子、本宿 美砂子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◯ DP3 ◯

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 子育ての基本的な知識・技術・態度を理論のもとに習得し、現状を踏まえた支援のあり方を検討する。この科目は、「マタニティサイクル助産ケアI」「マタニティサイクル助産ケアIII」、「マタニティサイクル助産ケア基礎実習I・III」と連動する。

到 達 目 標

1.子ども観・子育て支援の変遷について説明できる。 2.子育ての基本的内容について説明できる。 3.子育て支援の現状を踏まえた支援のあり方について説明できる。 4.子どもの人格形成に及ぼす親子関係について説明できる。 5.乳児とのコミュニケーションについて説明できる。 6.子育て支援の問題点と支援のあり方について述べる。

1 オリエンテーション・子ども観と子育て支援の変遷(今崎)

最近の子育て事情について、メディアなどの報道に関心を持つ。授業での学習内容を自己学習で深める。

予習 90分 復習 90分

2 子育て支援施策の動向(今崎) 同上 同上

3 保護者たちのおかれている現状(今崎) 同上 同上

4 子どもの成長・発達の危機的状況(1)(本宿)

予習 乳幼児の成長・発達について、確認をして臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

同上

5 子どもの成長・発達の危機的状況(2)(本宿) 同上 同上

6 親子(乳児)の相互作用(今崎)前回までの内容を確認して授業に臨むこと

同上

参考文献 学習資料・横山美江・Hakulinen Tuovi 編著 フィンランドのネウボラに学ぶ母子保健のメソッド 医歯薬出版2018 ・高橋睦子 著 ネウボラ フィンランドの出産・子育て支援 かもがわ出版 2016

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.定期試験(80%)  今崎-80%、本宿-20% 2.講義・グループワークへの参加度(20%)

課題に対するフィードバックの方法

グループワークの成果発表後に各グループへコメントを返します。

教  科  書 講義に沿って紹介する

7 子育て支援の実際保護者への支援(今崎)

これまでの授業からグループワークを行う上で必要な知識や情報を確認して臨むこと

同上

8 子育て支援の実際子どもへの支援(今崎) 同上

Page 49: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

45

授業コード 2F13100200

科 目 名 子育て支援論 II【選択】

英 語 名 Support for Child Rearing II

DP3 ◯ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 今崎 裕子、齋藤 早香枝

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◯

1 オリエンテーション(今崎)子育て支援論Ⅰの学習内容の確認

予復習45分

2 子育て支援に伴う親の心理的・精神的悩みへの対応(受容)(今崎) 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 子育て支援論 I を踏まえ、子育て支援の場の見学から乳幼児をもつ家族の子育てに伴う親の悩みに注目し、支援者としてのかかわり方を考え、子育て支援に必要な知識と具体的なケアを学び、子育て支援論演習の実践に結びつける。さらに母親が抱える子育て上の不安や困難な事への対応や予防について学習する。また行政の子育て支援やt多職種との連携などについて理解を深める。

到 達 目 標

1.子育て支援の見学から子育て中の親の心理的・精神的不安や悩みについて聞くことができる。 2.子育て中の親への対応について述べる。 3.子育て支援の見学から支援者としてのかかわり方を述べる。 4.多職種の子育て支援の実際と連携について説明できる。 5.行政の子育て支援について理解を深め、子育て支援に関するアイディアを提言できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 同上 同上 同上

3子育て支援の場の見学(幼児教育者による子育て支援、 母子衛生研究会による「新米ママの育児講座」子育て支援、 東区で行われている「子育て支援サロン」参加)(今崎)

子育て支援の実際が行われている場とその内容について確認をして臨むこと

同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

各施設での演習終了レポートに対して、コメントを返します。

教  科  書 演習に沿って、必要時紹介する

参考文献 学習資料 演習に沿って、必要時紹介する

15 全体のまとめ(今崎)これまでのレポート、資料を整理して臨む事

同上

評 価 方 法1.レポート(80%)  2.講義・演習への参加度(20%)

13 軽度発達障がい児と養育上の問題を抱える家族への支援(齋藤)乳幼児の発達・成長過程について、確認して臨むこと

同上

14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 50: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

46

授業コード 2F13100300

科 目 名 子育て支援論演習【選択】

英 語 名 Support for Child Rearing :Practicum

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 今崎 裕子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

1 オリエンテーション子育て支援論Ⅰ・Ⅱとマタニティサイクル助産ケア統合実習Ⅰの学習を確認

予復習45分

2 子育て支援演習ー事例へのインタビュー 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 子育て支援論I、子育て支援論IIで学習してきたことを統合し、事例を通して、乳幼児とその家族の健康を促進し、親が主体的に子育てができるよう支援する。また、対象者を継続的・総合的に理解し、支援する能力を養う。さらに子育て支援における助産師としての役割を理解する。

到 達 目 標

1.インタビューを通して、子育て中の親の心理的・精神的不安や抱える悩みについて説明できる。 2.インタビューを通して、子育て中の親への対応について説明できる。 3.子育て支援の課題と助産師としての役割を述べる。 4.子育て支援演習の成果と今後の課題をレポートにまとめることができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポートと演習の成果発表に対してコメントする。

教  科  書 自分で資料を検索

参考文献 学習資料 授業時に提示

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.レポート(70%)  2.演習への参加度(準備・発表を含む)(30%)

13 同上 同上 同上

14 同上 同上 同上

11 レポート発表、討議、レポート提出演習の成果をプレゼンテーションに向けて整理する。

同上

12 同上 同上 同上

Page 51: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

47

授業コード 2F13100400

科 目 名 性教育 I【必修】

英 語 名 Education for Human Sexuality I

講義

担 当 者 津田 万寿美、長田 雅子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◯ DP3 ◯

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 思春期にある中学・高校生に対する「性教育」の授業に必要な基本的な知識と方法を修得し、将来、計画・実践することができる。

到 達 目 標

1.性に対する考え方、価値観を内省することができる。 2.現代の思春期にある若者の性行動の特徴を述べることができる。 3.思春期の性教育に必要な構成要素が述べることができる。 4.いのちの授業・性教育授業の一部についてグループプレゼンテーションができる。

1 人間の性と生、性教育の意義、性教育の考え方の歴史(津田)

1.シラバスに目を通す。 2.自分がこれまでに受けた性教育を評価し、ノートにまとめる。

予習30分 復習150分

2性行動を決定する身体的、心理的、社会的要因と性教育(津田) 性の自己決定権、性の同一性、genderと性教育

1.教科書2を読んでくる。 2.若者の性に関するデータ・資料の収集をする。

予習120分 復習60分

3 思春期の性行動の現状(津田)

1.教科書1を読んでくる。 2.健やか親子21(2次)について調べる。

予習120分 復習60分

4学校教育における性教育の位置づけ (長田)中学生、高校生の発達段階と性教育

中学・高校における性教育の現状を調べる。

予習120分 復習60分

予習120分 復習60分

5 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)4~5人のグループを作りグループデスカッションを行う。

予習120分 復習60分

6 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)

グループ間で、性教育の構成テーマの調整を図る。グループメンバーはテーマにあわせた授業展開を話し合う。

予習120分 復習60分

参考文献 学習資料

1.内閣府.子ども・若者白書 平成30年版  2.健やか親子21 最終評価  その他、授業の中で紹介する 性教育関係視聴覚教材(ビデオ、DVD)

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法課題レポート (70%)  プレゼンテーション、ディスカッションへの参加度 (30%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書1.川島広江、大石時子編集(2005)助産師のための性教育実践ガイド. 医学書院 2.河野美代子著 さらば悲しみの性(1995)集英社文庫

7 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)グループごとにプレゼンテーションの準備をする。

予習120分 復習60分

8 まとめ(津田)プレゼンテーションの準備をする。課題レポート作成の準備をする。

Page 52: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

48

授業コード 2F13100500

科 目 名 性教育 II【選択】

英 語 名 Education for Human Sexuality II

DP3 ◯ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 津田 万寿美、長田 雅子、長野 喜美子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 ◯

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◯

1いのちの教育・性教育の意義 (津田)助産師活動としての性教育

シラバスを読む。 教科書1を読む。

予習30分 復習15分

2性教育と人権   (津田)自己肯定感・自己決定に影響をおよぼす要因

性被害の実態など性教育に関係する統計データを調べる。

予習30分 復習15分

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 小学生、中学生、高校生を対象にしたいのちの教育・性教育を実施を目的に、学校教育での性教育の位置付け、学校での授業方法、peer counselingの意義と方法などを学習する。   さらに、助産師の視点からのいのちの教育について学習する。

到 達 目 標

1.学校教育におけるいのちの教育・性教育の位置づけを説明かつクリティークできる。 2.小学生,中学生,高校生の成長発達といのちの教育・性教育の特徴との関係を説明できる 3.小学生,中学生,高校生で実践されているいのちの教育・性教育を調べクリティークできる。 4.peer counselingの意義を説明できる。 5.自分が実践するいのちの教育・性教育について立案できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 思春期における性行動の現状と課題(長野)思春期の性行動に関する調査資料を収集する。

予習30分 復習15分

6 思春期における性行動の現状と課題(長野)我が国の性教育の課題をノートにまとめる。

予習30分 復習15分

3 発達段階の特徴とそれに応じた性教育:中学生・高校生(長田)発達段階と性教育についてのノートにまとめる

予習30分 復習15分

4性教育の変遷、現状と課題   (津田)国内外の性教育をクリティークする

国内外の性教育の現状を調べる。

予習30分 復習15分

7 学校教育における性教育の意義と実際(長野)学校における性教育の現状を調べる。

予習30分 復習15分

8 学校教育における性教育の意義と実際(長野)思春期における性教育の意義についてノートにまとめる。

予習30分 復習15分

Page 53: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

49

9 性教育方法論::知識および伝える技術、peer counseling(長田)性教育に必要な知識・適切な情報をノートにまとめる

予習30分 復習15分

10 性教育方法論:導入、方法、評価、効果的な教材(長田) プレゼンテーションの準備。予習30分 復習15分

課題に対するフィードバックの方法

ディスカッションの中でフィードバックを行う。 提出された授業案にはコメントと助言を行う。 プレゼンテーションは評価とコメントを行う。

教  科  書

1.鈴木せい子編著.(2008) 助産師が伝えるいのちの教育−すべての子どもに「生きる力」を−    メディカ出版 2.松本俊彦・岩室伸也・古川潤哉編.(2016)中高生からのライフ&セックスサバイバルガイド   日本評論社 3.松本俊彦編(2011)中高生からのメンタルサバイバルガイド.日本評論社

参考文献 学習資料

1.健やか親子21最終評価・健やか親子21(2次)資料  2.内閣府.(2020)子ども・若者白書 令和2年版  3.日本性教育協会編 「若者の性」白書    第7回青少年性行動全国調査報告(2013) 小学館 4.北村邦夫著(2014)女の子はじめます 小学館 5.はたちさこほか編集(2016)学校・病院で役立つLGBTサポートブック 保育社 6.遠見才希子著(2011)ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?   ディスカヴァー・トゥエンティワン 7.山本文子著(2006)いのちの応援団.(2014)いのちの応援団Ⅱ.. 晩聲社  その他、随時紹介する  性教育関係視聴覚教材(ビデオ、DVD)

15まとめ    (津田)助産師が行う「いのちの教育・性教育」

レポートの作成予習30分 復習15分

評 価 方 法津田:70%(授業計画案・プレゼンテーション50%、受講態度20%)  長野:30%(レポート30%)

13 「いのちの教育・性教育」授業の計画立案(長田) プレゼンテーションの準備。予習30分 復習15分

14 「いのちの教育・性教育」授業のプレゼンテーション(長田) プレゼンテーションの準備。予習30分 復習15分

11 「いのちの教育・性教育」授業の目的、目標(長田) プレゼンテーションの準備。予習30分 復習15分

12 「いのちの教育・性教育」授業の計画立案(長田) プレゼンテーションの準備。予習30分 復習15分

Page 54: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

50

授業コード 2F13100600

科 目 名 性教育実習【選択】

英 語 名 Education for Human Sexuality:Practicum

区   分 実習

担 当 者 津田 万寿美、長田 雅子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

◎ DP4

単   位 2単位

DP1 DP2 ◎ DP3

1.中学生(または高校生)を対象とした性教育の授業案を計画立案することができる。 2.対象のニーズに合わせた性教育の授業構成・方法を検討・修正・調整することができる。 3.性教育の授業をpeer counselingの手法を用いて実践できる。 4.実施した性教育の授業を評価することができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◯

教  科  書

1.鈴木せい子編著(2008) 助産師が伝えるいのちの教育−すべての子どもに「生きる力」を−  メディカ出版 2.川島広江・大石時子編集 (2005)、助産師のための性教育実践ガイド 医学書院 3.松本俊彦・岩室伸也・古川潤哉編(2016)中高生からのライフ&セックスサバイバルガイド   日本評論社 4.松本俊彦編(2011)中高校生のためのメンタルサバイバルガイド.日本評論社

参考文献 学習資料

1.内閣府(2020)子ども・若者白書  2.北村邦夫著(2013)ティーンズ・ボディブック.中央公論新社,.  3.のじまなみ著(2018)お母さん!学校では防犯もSEXも教えてくれませよ!辰美出版 4.村瀬幸治編著(2014)セクソロジー・ノート -性・・・もっとやさしくもっとたしかに・・・   こどもの未来社 5.橋本紀子監修(2011)こんなにちがう!世界の世界の性教育.メディアファクトリー 6.山本文子著(2006)いのちの応援団、(2011)いのちの応援団Ⅱ.晩聲社  ほか随時紹介する。 性教育関係視聴覚教材(ビデオ、DVD)

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

1.性教育の授業までのスケジュールを作成する。 2.性教育の授業案を計画立案する。  3.学校の担当教員と打ち合わせ、意見交換する。  4.効果的な教材を検討、作成する。  5.メンバーで役割・担当を決め、協力して演習する。  6.性教育の授業を実践する。  7.実施した性教育の評価をする。

1.性教育Ⅰ・Ⅱ、健康教育での学習を統合する 2.対象者のニーズ把握する(事前アンケートの作成など) 3.適切な授業資料の収集と選定 4.教材の検討と作成5.授業の事前練習(模擬授業を含む) 6.実施後の評価方法を検討する(評価アンケートの作成など)

適宜

評 価 方 法1.性教育授業の準備(計画および教員との打ち合わせ等)(30%)  2.性教育授業の実践(50%)  3.性教育授業の評価(レポート)(20%)

課題に対するフィードバックの方法

適宜、助言やコメントを行う。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 性教育 Ⅰ・Ⅱでの学習を統合し、中学生(または高校生)を対象にした性教育を計画し、peercounselingの手法を用いて実践する。

到 達 目 標

Page 55: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

51

授業コード 2F13100700

科 目 名 ウィメンズヘルス I【必修】

英 語 名 Womens Health I

講義

担 当 者 三浦 恵津子、浅野 明恵、川瀬 亜矢子、藤田 博正

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◯ DP3 ◯

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 現代医療の中で、助産師が女性に対し、提供しなければならない情報と選択肢について学習する。またその選択を行うにあたって、女性の自己決定権が行使されるために、助産師として何ができるかを考察し、将来の相談業務や保健指導に生かすことができる。

到 達 目 標

1.ウイメンズヘルスの変遷・女性へのケアについて説明できる。 2.思春期のこころの健康について説明できる。 3.不妊治療のためのケアについて説明できる。 4.女性への暴力とその対応について説明できる。 5.女性生殖器の疾患について説明できる。

1 ウイメンズヘルス総論、女性のこころの問題とケア(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】30分 【復習】150分

2 思春期の健康問題(三浦)【予習】【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 同上 同上 同上

4 不妊治療と助産ケア(浅野) 同上 同上

同上

5 同上 同上 同上

6 DVなど女性への暴力と助産ケア(川瀬) 同上 同上

参考文献 学習資料

1,久慈直、京野廣一、「今すぐ知りたい!不妊治療Q&A」.医学書院.2019 2.柴原浩章、森本義晴、京野廣一,「図説よくわかる臨床不妊症学」.中外医学社.2016 3.石井美和子、福井勉編集、「ウィメンズヘルスと理学療法」.三輪書店.2016 4.平岩幹男編、早乙女智子他.「思春期の性の問題をめぐって」.診断と治療社.2011 5.増井香名子、「DV被害からの離脱・回復を支援する」.ミネルヴァ書房.2019 6.吉沢豊予子、「助産師基礎教育テキスト第2巻女性の健康とケア」.日本看護協会.2017 7.吉川史隆他、「産科婦人科疾患最新の治療、2019‐2021」.南江堂.2013

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.講義への参加度 (20%)  2.レポート (80%)[浅野20%、川瀬20%、藤田20%、三浦20%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書 特になし

7 同上 同上 同上

8 女性生殖器の疾患 —発見、予防、治療—(藤田) 同上

Page 56: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

52

授業コード 2F13100800

科 目 名 ウィメンズヘルス II【選択】

英 語 名 Womens Health II

DP3 ◯ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 三浦 恵津子、越後 恵美、小友 由美、川瀬 亜矢子、藤森 久美子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◯

1 リプロラクティブヘルス/ライツと助産ケア(三浦)

【予習】ウィメンズヘルスⅠで学習した内容を復習する。シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】講義に関係する,参考文献及び配布資料を読む。

予復習45分

2 同上【予習】【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 「ウィメンズヘルスI」を踏まえ、女性外来などで助産師が関わる女性の健康問題を中心に、女性の健康を支援する上で必要な知識と具体的なケアを学び、ウィメンズヘルス演習へ結びつける。

到 達 目 標

1.DVについて事例を通して討議し、助産師の役割について述べることができる。 2.不妊治療とケアについて討議し、助産師の役割について述べることができる。 3.避妊相談における助産師の役割について述べることができる。 4.女性が発症しやすい疾患について説明できる。 5.ライフステージにおけるこころの問題とケアの事例を通して自分の考えを述べることができる。 6.リプロラクティブヘルス/ライツ・女性のエンパワーメントについて説明できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 女性のメンタルヘルスケア(特別講師) 同上 同上6 女性の心身症と心理的ケア(藤森) 同上 同上

3 ライフステージにおけるこころの問題(三浦) 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 不妊治療の実際とケア(越後) 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書 特になし

参考文献 学習資料

1.鈴木秋悦「新不妊ケアABC」.医歯薬出版.2019 2.海原こうめ「私が不妊治療をやめたわけ」イースト・プレス.2018 3.石川智基 「男性不妊症」.幻冬舎.2011 4.うみのみちこ、ヨモギ田リョウコ「 みんなしりたいピルのおはなし」情報センター出版局.2003 5.加納尚美他「フォレッシング看護:性暴力被害者支援の基本から実践まで」.医歯薬出版.2016 6.森岡満恵「思春期からの子ども虐待予防教育」.明石書房.2018 7.乳房文化研究会「乳房の化学:女性のからだとこころの問題に向きあう」.朝倉書店.2017 8.松田正己「いのちの地域ケア:いのいちの倫理を考える、第3版」やどかり出版.2014 9.松岡悦子「妊娠と出産の人類学:リプロダクションを問い直す」.世界思想社.2014 10.エレン・F・オルシャンスキー「ウイメンズヘルスとウエルネス:ライフスパンの支店からのアプローチ」 ゆう書房.2017

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.課題レポート(80%)[越後20%、小友20%、川瀬20%、藤森20%]  2.討議などの参加度(20%)

13 同上 同上 同上14 DVと助産ケア(川瀬) 同上 同上

11 同上 同上 同上12 避妊相談における助産師のケア(小友) 同上 同上

Page 57: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

53

授業コード 2F13100900

科 目 名 ウィメンズヘルス演習【選択】

英 語 名 Womens Health:Practicum

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 三浦 恵津子

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

1 ガイダンス

【予習】ウィメンズヘルスⅠ・Ⅱで学習した内容を復習する。 シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】講義に関係する,参考文献及び配布資料を読む。

予復習45分

2 【演習】婦人科外来見学

【予習】事前学習レポートを学習し演習に臨む。 【復習】その日演習で学んだことを実習記録にまとめる。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 ウィメンズヘルスI・IIの学習を統合し、地域で行われている女性に向けての行事への参加や病院の女性外来の見学実習を通して、女性のライフサイクルにおける健康支援の実際を理解する。

到 達 目 標

1.思春期から更年期までの女性の身体的、心理・社会的特徴を理解する。さらに、各ライフサイクルにおける、特徴的な問題と必要なケアの実際を理解し、 助産師の役割を考察する。 2.生殖医療の実際、ケアの特徴、女性とそのカップルの心理、現状と問題点、助産師の役割について考察する。 3.女性のライフサイクルにおけるリプロダクティブヘルス/ライツを保障するための助産師の役割を考察する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 不妊に関する講座

【予習】ウィメンズヘルスⅠ・Ⅱで学習した内容を復習する。【復習】講座で学んだことをレポートにまとめる

同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 思春期研修会 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書 特になし

参考文献 学習資料

1.今までの授業の中で紹介された文献 2. ウイメンズヘルスⅠ・Ⅱで紹介した文献 3.石井由香里.「トランスジェンダーと現代社会:    多様化する性とあいまいな自己像をもつ人たちの生活世界」明石書店.2018 4.薬師実芳. 「LGBTってなんだろう?からだの性・こころの性・好きになる性」合同出版.2014 5.川上ちひろ.「発達障害のある女の子・女性の支援:「自分らしく生きる」ための 「からだ・こころ・関係性」の サポート」.金子書房.2019 6.日本女性医学学会.「女性医学ガイドブック、思春期・性成熟期2016年度版」.金原出版.2014

15 全体のまとめ 同上 同上

評 価 方 法1.演習記録(40%)  2.レポート(60%)[研修会レポート40%、課題レポート20%]

13 同上 同上 同上14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上12 女性の健康に関する講座 同上 同上

Page 58: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

54

授業コード 2F13101000

科 目 名 国際助産学 I【必修】

英 語 名 International Midwifery I

講義

担 当 者 津田 万寿美、近藤 潤子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 ◯ DP3 ◯

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 世界の母子保健の現状と課題を国や地域の社会状況、文化のちがいとともに理解する。特に 開発途上国における女性の健康問題や母子保健の課題と支援のあり方を考える。  国際機関・組織(WHO・ユニセフ・ICM・FIGO)の目的と活動を理解する。  国際保健プロジェクト基本を理解し、わが国の国際援助について理解する。  ICM(国際助産師連盟)の活動、および国際的な助産師の活動の展開について理解する。  開発途上国における母子を取り巻く環境、健康問題と助産師の役割と使命について、国際的な視野から学ぶ。

到 達 目 標

1.開発途上国における母子保健の現状を統計データから説明できる。 2.国際保健医療プロジェクトの基本的概念を説明できる。 3.母子保健にかかわる国際機関・組織、団体とその活動を具体的に説明できる。 4.国際的な助産師活動について述べることができる。

1国際的な母子保健の現状:  (津田)1)母子保健統計 2)社会情勢 3)文化的背景

シラバスを確認する。海外の母子保健に関するニュースを調べてくる

予習90分 復習90分

2国際保健医療プロジェクトの基本概念:  (津田)MDGs(ミレニアム開発目標)からSDGs(持続可能な開発目標)へ

世界子供白書を通読する。SDGs(持続可能な開発目標)について調べる

予習120分 復習60分

3国際的な保健医療組織・機関・団体と母子保健活動:(近藤)WHO、UNICEF、ICM、FIGOなど

国内にある国際支援民間団体とその活動を調べ(授業で紹介できるように)ノートのまとめる

予習90分 復習90分

4 日本の公的国際支援(ODA)と民間組織(NGO)による支援活動(近藤)我が国の公的な国際支援にかかわる支出を調べる

同上

同上

5 ICMとその国際活動(近藤)ICM基本文書および所信表明を通読する

同上

6助産師活動を展開する上での課題 (近藤)1)母子保健水準向上の為の助産師活動

文献や報告資料等から助産師が関与している国際的支援活動を調べる

同上

参考文献 学習資料

1.小早川隆敏.国際保健医療協力入門.国際協力出版会  2.青山温子他.開発と健康ジェンダーの視点から.有斐閣  3.ブリジット・ジョーダン.助産の文化人類学.日本看護協会出版会  4.内海成治編.国際協力論を学ぶ人のために.世界思想社  5.ICM基本文書・所信表明 6.UNISEF.世界子供白書

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法近藤60%(レポート50%、受講態度10%)  津田40%(レポート30%、受講態度10%)

課題に対するフィードバックの方法

講義の理解を確認するために、数回のミニテストを行い、次の授業でフィードバックを行う。

教  科  書 講義時提示する

7助産師活動を展開する上での課題 (近藤)2)住民生活の理解

同上 同上

8 開発途上国特有の健康問題(近藤) 同上

Page 59: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

55

13

国際助産学実習の準備:       (勝山)2)実習地域のi医療保健・母子保健の状況 ・ 医療機関、医療専門職、医療専門職の養成   ・都市と地方の医療事情   ・公的医療保健制度・母子保健施策

同上 同上

14国際助産学実習の準備: 3)実習地域の母子保健における国際支援の状況(勝山)

実習地域における国際支援の状況について調べ、ノートにまとめる

同上

11

国際助産学実習の準備:    (勝山)1)実習地域の概要   ・地理、気候   ・歴史と文化・宗教   ・政治・経済・産業   ・教育   ・ジェンダー

実習地域について調べ、ノートにまとめる

同上

12 同上 同上 同上

9 開発途上国における助産活動の展開(橋本) 提示された資料の通読 同上10 同上 同上 同上

7 開発途上国における衛生環境と感染症 (津田) 同上 同上

8 開発途上国における栄養と子どもの健康問題  (津田) 同上 同上

5 開発途上国での母子保健をめぐる諸問題(近藤) 同上 同上

6

開発途上国における女性の健康問題   (近藤)・宗教・習慣 ・政治・経済 ・教育格差

開発途上国における母子保健支援活動の実例報告・研究文献等を収集する。

同上

3 開発途上国におけるジェンダー(近藤) 同上 同上

4 同上 同上 同上

1 国際保健医療プロジェクトの基本概念と展開(近藤)シラバスを確認する。提示された資料の通読。

予習30分 復習15分

2 同上 提示された資料の通読 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 国際的活動における社会、経済、文化、価値観から生ずる問題点の成因を分析し、その対処方法を考察する。 開発途上国の日常生活に、具体的にどのように関わるか、ジェンダーの問題や課題を検討する。アフリカにおける日本の海外支援活動、助産師活動のあり方を学ぶ。また、文化、価値観をふまえた国際活動を考察する。 国際的機関(WHO,NPO/NGO)、日本のODAなどの活動に目を向け、効果的な母子保健活動のあり方および評価方法を学ぶ。また、文化、価値観をふまえた国際活動の具体例を通して検討する。

到 達 目 標

1.国や地域の歴史・文化、政治・経済・教育等が女性の健康や妊娠・出産にもたらす影響について説明できる。 2.開発途上国における女性の健康および母子保健の現状について述べることができる。 3.国際的支援組織・機関・団体とその活動について述べることができる。 4.開発途上国における母子保健のニーズと助産師の役割・活動を関連づけて説明ができる。 5.開発途上国において助産活動を行う際の健康管理・危機管理対策について述べることができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◯

授業コード 2F13101100

科 目 名 国際助産学Ⅱ【選択】

英 語 名 International Midwifery II

DP3 ◯ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 津田 万寿美、近藤 潤子、勝山 千勢、橋本 麻由美

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

Page 60: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

56

課題に対するフィードバックの方法

授業の終わりのデスカッションで理解を確認し、フィードバックを行う。

教  科  書 講義時指示する

参考文献 学習資料 講義時提示する

15

国際助産学実習の準備:        (勝山)4)実習における危機管理    ・感染症とワクチン等の対策   ・正確な情報と安全対策    ・その他

開発途上国における健康管理、危機管理について調べノートにまとめる

同上

評 価 方 法近藤40%(レポート30%、提出物10%) 津田30%(提出物20%、受講態度10%) 勝山30%(提出物20%、受講態度10%)

Page 61: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

57

授業コード 2F13101200

科 目 名 国際助産学実習【選択】

英 語 名 International Midwifery Practicum

区   分 実習

担 当 者 津田 万寿美、高室 典子、勝山 千勢

配当年次 2年 学   期 2020年度 後期

◎ DP4

単   位 2単位

DP1 DP2 ◎ DP3

1.実習計画を立案し、必要な資料や教材を作成、準備ができる。 2.異なる文化や社会環境の中で出会う人々(妊産褥婦や医療関係職等)に対し、   謙虚と節度ある行動ができる。 3.実習先の助産その他関係者と良好な交流を図ることができる。 4.実習メンバー間で協力と学び合いの関係をもつことができる。 5.実習中の健康管理、危機管理の実践ができる。 6.実習後に開発途上国における助産師としての支援についてプレゼンテーションをする。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6

教  科  書 別途提示する

参考文献 学習資料 別途指示する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

1.実習先である国や地域の歴史,文化,政治・経済・産業等の概要について調べる。 2.実習先である国や地域の医療や母子保健システムにかかわる情報を収集する。 3.実習計画を立案し、必要な資料や教材を作成、準備をする。 4.実習受け入れ病院で、医療協力の実際を見学、あるいは現地専門職者の指導を受けてケア提供を行う。

・国際助産学Ⅱでの学習を連続させ、主体的に実習準備を行う。 ・メンバー間で情報共有を図り、協力と学び合いの関係性をつくる。 ・実習先の国・地域における歴史や文化、母子保健・助産活動について事前学習する。 ・実習先の国で必要な言語について最小限の会話については学習準備をする。 ・プレゼンテーション準備をする。

適宜

評 価 方 法 高室100%(現地における活動への参加、態度 (50%)、プレゼンテーション 50%)

課題に対するフィードバックの方法

事前準備に対する相談に助言する。 実習に教員が同行し、毎日のカンファレンスで理解や学びを確認する。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 国際助産Ⅰ・Ⅱで学んだことをもとに、開発途上国における母子保健や助産の現状について理解を深める。また、臨地における医療保健にかかわる国際協力がどのように行われているを学ぶ。異文化環境の中で支援に携わる専門職から国際的な看護・助産活動について学ぶ。

到 達 目 標

Page 62: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

58

授業コード 2F14100100

科 目 名 特別統合課題研究【必修】

英 語 名 Comprehensive Case Study

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子、今崎 裕子、津田 万寿美、三浦 恵津子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 ◎ DP6

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 特別統合課題研究のレポート作成に向けてのオリエンテーション

必要に応じて、助産研究法の必読図書や参考文献を活用、研究計画書を立案して課題研究に臨む。 日本助産学会誌の投稿規程、関連するテーマの文献を十分に読み込んで、レポートの記述様式を学習する。

予復習45分

2 各指導教員によるゼミ指導・レポート指導 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科基礎分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいてケアを展開する能力  DP2 : 助産分野のケア実践に必要な資源を活用・調整する基礎能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する基礎能力  DP4 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる基礎能力  DP5 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる基礎能力  DP6 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 1年間の学びの中から、助産ケアのテーマを明確にし、テーマに沿った助産ケアをマタニティサイクル独立助産実習で展開するために、助産ケアのエビデンスを事前に探求し、学習したことを実践の中で統合し、助産ケアを展開できる。実践された助産ケアを記録し、課題研究としてまとめ発表することができる。

到 達 目 標

1.テーマを実習経験の中から抽出できる。 2.テーマについての文献レビューができる。 3.演習を通してテーマについて考えを深め統合できる(研究計画書作成)。 4.天使大学研究倫理委員会の審査を受け承認される。 5.マタニティサイクル独立助産実習の中で助産ケアを展開できる。 6.ケースレポートを必要な書式にまとめることができる。 7.レポートにまとめたことを発表し、意見交換ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上前回の指導箇所を修正する。指導教授とデジスカッションし、修正する。

同上

6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上

4 同上ケースレポートにまとめる。指導教員とディスカッションし、修正する。

同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

毎回提出レポートにコメントを返す。

教  科  書編著:早川 和生、看護研究の進め方 論文の書き方、医学書院 他、必要時提示

参考文献 学習資料 必要時提示

15 修正レポート提出 修正原稿提出 同上

評 価 方 法1.レポート(主査) (60%)  2.レポート(副査) (40%)

13 同上 同上 同上

14 特別統合課題研究発表会発表資料作成,発表練習 。講評を受け修正する。

同上

11 同上 同上 同上12 同上 同上 同上

Page 63: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤
Page 64: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7

助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力

助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力

助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力

助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力

助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力

グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力

本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

助産学概論 1 前 ◎ ◎ ◎ ◎ ○

助産哲学・倫理Ⅰ 1 後 ◎

助産哲学・倫理Ⅱ 1 後 ◎

出産の文化 1 前 ○

助産女性学 1 前 ○

助産カウンセリング 1 後 ◎ ◎

健康教育論Ⅰ 1 前 ◎ ◎

健康教育論Ⅱ 2 前 ◎ ◎

女性のフィジカルイグザミネーション 1 前 ◎

独立助産実践特論 1 前 ◎ ○

独立助産演習 1 前 ◎ ◎ ○

独立助産実習 1 後 ◎ ◎ ◎ ◎

助産薬理学 2 前 ◎

ハイリスク助産学Ⅰ 1 後 ◎ ◎ ◎

ハイリスク助産学Ⅱ 1 後 ◎ ◎ ◎

助産管理論Ⅰ 1 後 ◎ ◎ ◎ ○

助産管理論Ⅱ 1 前 ◎ ◎ ◎ ○

母子保健行政・財政論 1 後 ◎

母子保健活動論(疫学・統計を含む) 2 前 ◎

子育て支援論 1 後 ○ ◎

性教育 1 前 ◎ ◎ ○

ウィメンズヘルス 1 後 ○ ◎

国際助産学 1 前 ◎

教育概論   1 前 ◎ ◎ ◎

教育計画(カリキュラム)の原理と展開 1 通年 ◎

教育計画(カリキュラム)の原理と展開演習 1 後 〇

教授学習法の理論と展開 1 通年 ◎

教授学習法の理論と展開演習 1 後 〇 ◎

教育評価 1 後 ◎

教育評価演習 1 後 〇 ◎

教育機関の運営と評価 1 後 ◎

助産教育(Classroom Teaching)演習 2 前 ◎

助産教育(Classroom Teaching)実習 2 前 ◎ ◎ ◎

臨床助産教育(Clinical Teaching)演習 2 前 ◎

臨床助産教育(Clinical Teaching)実習 2 前 ◎ ◎ ◎ ◎

助産研究法Ⅰ 1 前 ◎ 〇

助産研究法Ⅱ 1 後 ◎ 〇

助産教育課題研究 2 前 ◎

ディプロマポリシーと授業科目の関連表(カリキュラムマップ)【助産教育分野】 「授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)」

授  業  科 目 学期学年

Page 65: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

2020年度 開講科目一覧表

【助産教育分野】

助産学概論 1 前 本宿 美砂子、近藤 潤子 59

助産哲学・倫理Ⅰ 1 後 近藤 潤子、堀井 泰明 60

助産哲学・倫理Ⅱ 1 後 近藤 潤子 61

出産の文化 1 前 津田 万寿美、幅崎 麻紀子 62

助産女性学 1 前 今崎 裕子、幅崎 麻紀子 63

助産カウンセリング 1 後 津田 万寿美、藤森 久美子、山田 崇弘 64

健康教育論Ⅰ 1 前 今崎 裕子、高室 典子、三浦 恵津子 65

健康教育論Ⅱ 2 前 三浦 恵津子 67

女性のフィジカルイグザミネーション 1 前 今崎 裕子、進藤 正信、三浦 恵津子、長田 雅子、勝山 千勢、杉田 樹美 69

独立助産実践特論 1 前 高室 典子、岡野 眞規代 71

独立助産演習 1 前 高室 典子 72

独立助産実習 1 後 本宿 美砂子、高室 典子 73

助産薬理学 2 前 菅原 正樹、八重樫 稔 74

ハイリスク助産学Ⅰ 1 後 今崎 裕子、野村 靖宏、村田 淑恵 75

ハイリスク助産学Ⅱ 1 後 三浦 恵津子、池田 知世子、高橋 伸浩、樽見 あずさ 77

助産管理論Ⅰ 1 後 三浦 恵津子、津田 万寿美 78

助産管理論Ⅱ 1 前 山本 詩子 79

母子保健行政・財政論 1 後 津田 万寿美 80

母子保健活動論(疫学・統計を含む) 2 前 鈴村 滋生 81

子育て支援論 1 後 今崎 裕子、本宿 美砂子 82

性教育 1 前 津田 万寿美、長田 雅子 83

ウィメンズヘルス 1 後 三浦 恵津子、浅野 明恵、川瀬 亜矢子、藤田 博正 84

国際助産学 1 前 津田 万寿美、近藤 潤子 85

教育概論   1 前 本宿 美砂子、近藤 潤子 86

教育計画(カリキュラム)の原理と展開 1 通年 近藤 潤子、未定 87

教育計画(カリキュラム)の原理と展開演習 1 後 本宿 美砂子 88

教授学習法の理論と展開 1 通年 近藤 潤子、未定 89

教授学習法の理論と展開演習 1 後 本宿 美砂子 90

教育評価 1 後 本宿 美砂子、近藤 潤子、未定 91

教育評価演習 1 後 本宿 美砂子 92

教育機関の運営と評価 1 後 本宿 美砂子、近藤 潤子、未定 93

助産教育(Classroom Teaching)演習 2 前 本宿 美砂子 94

助産教育(Classroom Teaching)実習 2 前 本宿 美砂子、今崎 裕子、津田 万寿美、三浦 恵津子 95

臨床助産教育(Clinical Teaching)演習 2 前 本宿 美砂子 96

臨床助産教育(Clinical Teaching)実習 2 前 本宿 美砂子 97

助産研究法Ⅰ 1 前 近藤 潤子、髙木 廣文 98

助産研究法Ⅱ 1 後 近藤 潤子 99

助産教育課題研究 2 前 本宿 美砂子、近藤 潤子 100

授  業  科 目 ページ学期 担当教員学年

Page 66: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

59

授業コード 2F21100100

科 目 名 助産学概論【必修】

英 語 名 Introduction to Midwifery

講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 助産学は助産師の実践の科学である。助産師活動の基本となる生物生理学的・心理社会的諸側面の統合的存在として、女性・子ども・家族のケアの構成概念を理解する。  日米助産師の職業の成立および変遷の過程を分析し、現在の助産師に期待される役割と現状を考察する。

到 達 目 標

1.助産学とは何か。助産に用いられる理論を考察する 2.助産学(リプロダクティブヘルス)の構成要素とそれらの関係をホールネス(全人的)の観点から考察する 3.我が国の助産師の職業としての成立過程を調べ、米国と比較検討して、我が国の特徴を考察する 4.助産師に関する内外の声明(statements)を検討し、現代の助産師に期待されている役割を考察する

1 助産学の構造・構成概念I(近藤)教科書を読んでくる。 教科書で確認する。

90分 90分

2 助産学の構造・構成概念II(近藤) 同上 同上

3 助産師制度の歴史と変遷(本宿) 同上 同上

4 助産師に関する声明(理念・定義・倫理・役割・責務の範囲)(近藤) 同上 同上

同上

5 専門職としての助産師・助産専門職団体とその活動(本宿)同上 ホームページ確認

同上

6 ICM(国際助産師連盟)の組織、目的及び活動概要(近藤) 同上 同上

参考文献 学習資料 授業で提示、授業で配布

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート (80%)  2.授業への参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

レポートにコメントを返します。

教  科  書

1.ICM(国際助産師連盟)基本文書「助産ケアの理念とモデル」   「基本的助産実践に必須なコンペテンシー2010年、改訂2019年」 2.助産師の声明/コアコンピテンシー(第4版)日本助産師会(2010) 3.ICM(国際助産師連盟)助産師教育に関する資料.全国助産師教育協議会   Philosophy and Model of Midwifery Care 2014

7 アメリカの助産師教育の歴史とアメリカの助産師形成の過程(本宿)教科書を読んでくる。 教科書で確認する。

同上

8 現代アメリカの助産師の役割と助産専門職団体(近藤) 同上

Page 67: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

60

授業コード 2F21100200

科 目 名 助産哲学・倫理 I【必修】

英 語 名 Philosophy, Ethics and Values in

講義

担 当 者 近藤 潤子、堀井 泰明

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要助産専門職には高い倫理性が求められる。 倫理の諸理論、価値観、道徳性の発達の理解を図り、倫理問題解決のプロセスを学習する。 助産師の理念、倫理綱領、責務について考察する。

到 達 目 標

1.助産師に必要な助産倫理をキリスト教の立場について説明できる。 2.ヘルスケアに応用される倫理的諸理論について説明できる。 3.助産師の専門的実践の倫理綱領について説明できる。 4.倫理的発達と道徳的推論の過程を説明できる。 5.倫理的意思決定の過程とその展開 について説明できる。

1道徳・倫理とは、倫理的発達(コールバーグ)、専門職の概念、助産師の倫理綱領(ICM,JMA)(近藤)

1.「助産ケアの理念とモデル」,「助産師の倫理綱領」(ICM,国際助産師連盟)  2.「助産師の声明/コアコンピテンシー」(日本助産師会)を読んでおくこと。

予復習180分

2 倫理学の諸タイプ(堀井)予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 歴史・文化・社会的圧力と倫理(堀井) 同上 同上

4 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅰ(近藤) 同上 同上

同上

5 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅱ(近藤)同上 ホームページ確認

同上

6 キリスト教的視点からみた助産倫理Ⅲ(近藤) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.社団法人日本助産師会(2010)助産師の声明/コアコンピテンシー 日本助産師会出版 2.カトリック司教協議会(2003)キリスト者の倫理,カトリック教会の教え カトリック中央協議会  3.教皇庁正義と平和評議会(2009)、教会の教説綱要、第Ⅱ部第5章.   家庭−社会の生きた細胞. pp181〜215、カトリック中央協議会  4.教皇庁 教理省(1996)生命のはじまりに関する教書.カトリック中央協議会 5.浜口吉隆(2005)キリスト教からみた生命と死の医療倫理.東信堂  6.日本カトリック司教団(2017)、いのちへのまなざし、カトリック中央協議会  7.ハステッド&ハステッド、藤村&樽井監訳(2009)臨床実践のための看護倫理、医学書院  8.S.T.フライ、M.J.ジョンストン、片田・山本訳(2006)看護実践の倫理、日本看護協会出版会 9.永野重史(1985)道徳性の発達と教育コールバーグ理論の展開.新曜社 10.トム・ビーチャム&ジェイムス・チルドレス(1997)生命医学倫理.成文堂 11.J・トンプソン,H・トンプソン(2004)看護倫理のための意思決定10のステップ.日本看護協会出版会 その他、講義ごとに提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.課題レポート(60%)  2.グループワークへの参加度(40%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 別途提示する。

7 意志決定プロセス、トンプソンモデルⅠ(近藤) 同上 同上

8 意志決定プロセス、トンプソンモデルⅡ(近藤) 同上

Page 68: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

61

授業コード 2F21100300

科 目 名 助産哲学・倫理 II【必修】

英 語 名 Philosophy,Ethics and Values in

講義

担 当 者 近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7 ◎DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 日々の助産実践の中で起こる事柄について倫理的意思決定のプロセスを学ぶ。 助産実践における生命倫理に関連する問題に対して、助産師に必要な生命哲学・倫理を学び、文化・宗教などを含め多角的に検討する。  助産師の理念、生命倫理に関する課題を探求し、助産師として自己哲学を形成する。

到 達 目 標

1.生命倫理に関連する問題について、助産師として自己哲学を探求し、   意思決定のプロセスを説明できる。 2.助産実践における生命倫理に関連する問題に対して、助産師としての思考、   行動について、トンプソン&トンプソンの意思決定モデルを適用できる。 3.カトリックの立場での命の理解と、生命倫理分野での問題について、   宗教や文化の差異によって生じるジレンマについて学習し検討する。

1 助産専門職および助産ケアと倫理

1.助産師の倫理綱領(ICM,国際助産師連盟) 2.助産師の声明/コアコンピテンシー(日本助産師会)の2点について読んでおく。

予復習180分

2 生命倫理的意思決定予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 事例検討 I 同上 同上

4 事例検討 II 同上 同上

同上

5 キリスト教的視点からの生命倫理 I 性と生殖 同上 同上6 キリスト教的視点からの生命倫理 II 性生活 同上 同上

参考文献 学習資料

1.日本カトリック司教団.(2001).いのちのまなざし.東京:カトリック中央協議会  2.浜口吉隆.(2001).キリスト教からみた生命と死の医療倫理.東京:東信堂 3.カリタスジャパンHIV/AIDSデスク,(2005),資料No.1「HIV/AIDSと性教育」,東京:日本カトリック中央協議会 4.J・トンプソン,H・トンプソン(2004)看護倫理のための意思決定10のステップ.日本看護協会出版会 講義ごとに提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート(40%)  2.プレゼンテーション(30%)  3.クラスへの参加度(30%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 別途提示する。

7 キリスト教的視点からの生命倫理 III 生殖医療 同上 同上

8 院生各自の助産哲学・助産倫理を述べる 同上

Page 69: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

62

授業コード 2F21100400

科 目 名 出産の文化【選択】

英 語 名 Culture of Childbirth

講義

担 当 者 津田 万寿美、幅崎 麻紀子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◯ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 実践科学において歴史を学ぶことの意義を理解する。  国内外の社会で営まれてきた出産の歴史と、その文化的背景に焦点をあてて概観する。  世界とわが国における戦前・戦後の母子保健、および社会の変化の中での助産師の位置づけについて医療史との関連から広く検討する。  また、現代日本の出産のあるべき姿と将来の助産師の役割について考察する。

到 達 目 標

1.日本の出産と誕生したいのちをめぐる歴史、文化的変遷について概要を説明できる。 2.日本における戦前および戦後の助産師の役割・活動について説明できる。 3.海外の国や地域における出産の文化について調べることができる。 4.日本の今後の「出産の文化」と「助産師の役割」について自分の考えを述べることができる。

1 世界の出産をめぐる歴史と文化(津田) シラバスを確認する予習30分 復習150分

2 日本の産育習俗にみる出産・子育ての歴史と文化(津田)教科書の指定した範囲を読み概要をまとめること

予習90分 復習90分

3 文化としての出産Ⅰ 出産の営みの多様性(幅崎)「出産の営みの多様性」についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

4 文化としての出産Ⅱ 出産を支える人々(幅崎)「出産を支える人々」についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

予習60分 復習120分

5 日本の近代・現代における母子保健・出産の変遷(津田)資料を読み、プレゼンテーションの準備をする

予習90分 復習90分

6 世界の母子保健・出産の現状(津田)資料を読み、プレゼンテーションの準備をする

予習90分 復習90分

参考文献 学習資料

1.小浜正子・松岡悦子編(2014).アジアの出産と家族計画 「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治.勉誠出版 2.安井眞奈美編(2014).出産の民俗学・文化人類学・勉誠出版. 3.ブリジット・ジョーダン.宮崎清孝他訳(2001)助産の文化人類学.日本看護協会出版会.  4.藤田真一(1988).お産革命. 朝日文庫.  5.松岡悦子(1991).出産の文化人類学[増補改訂版]. 海鳴社.  6.新村拓(1997).出産と生殖観の歴史. 法政大学出版局.  7.鎌田久子他(1990).日本人の子産み・子育て. 勁草書房 8.大林道子(2002).助産師の戦後. 勁草書房 9.大林道子(2001).出産と助産師の展望−男性助産婦問題の提言−.メディカ出版 10.マーゴッと・エドワーズ/メアリー・ウォルドルフ.河合蘭訳(1997)   出産革命のヒロインたち−アメリカのお産が変わったとき−・メディカ出版 11.レズリー・ページ編.青野敏博監訳(1996).生まれかわる助産婦たち.医学書院 12.シーラ・キッチンガー編著.高見安規子監訳(1990).助産師の挑戦.日本看護協会出版会

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法津田70%(レポート:40%、グループワーク、プレゼンテーション等参加度:30%)  幅崎30%(レポート:30%)

課題に対するフィードバックの方法

・提出物の評価やコメントは、返却時に各院生に伝える。 ・グループワークやプレゼンテーションには適宜コメント、必要時には解説を行う。

教  科  書 1.松岡悦子・小浜正子編.(2013)世界の出産 儀礼から先端医療まで. 勉誠出版

7 出産をめぐる文化と助産師の役割(津田)グループ(4〜5人)発表の準備

予習60分 復習120分

8 まとめ(津田)グループ発表準備。 課題レポートの作成。

Page 70: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

63

授業コード 2F21100500

科 目 名 助産女性学【選択】

英 語 名 Women's Studies for Midwives

講義

担 当 者 今崎 裕子、幅崎 麻紀子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◯ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要助産の対象である女性とは,身体的,心理的,歴史的,社会的,政治・経済的にどのような存在であるのかを女性学の知見を中心にまとめ,そこに関わる助産師の援助のあり方について考察を深める。

到 達 目 標

1.現代社会における女性のあり方を、身体的、心理的及び社会的、経済・政治的側面から述べることができる2.社会における女性と母性に関わるリプロダクティブヘルス・ライツに関わる問題について述べることが出来る3.国際社会との比較において日本の女性と家族の問題について述べることが出来る4.女性中心のケアや女性の自己決定権とはどのような概念か説明することが出来る5.母性という概念について考察し、自己の考えを述べることができる

1 導入ー女性の健康に関わる身体的・心理的・社会的要因(今崎)現代女性の健康問題や社会的話題について知見を広めておくこと

予習 90分 復習 90分

2 母性に関わる父性の役割ー日本と世界の家族と子育てに関わる問題(今崎)

予習 ―前回の学習から得た知識を整理しておく 復習 ―世界各国の女性の地位の違いについて整理する

同上

3 ジェンダーの歴史(幅崎)

予習 ―1回目の授業と同様 復習 ―今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

4 女性の人権と性差別から見た健康問題ー援助交際、ストカー、DV等(幅崎) 同上 同上

同上

5 ReproductiveRightsの概念と現代的諸問題ー性と身体の自己決定権(幅崎) 同上 同上6 女性の社会・経済・政治的位置(幅崎) 同上 同上

参考文献 学習資料

・柘植あづみ 2012年『生殖技術−不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』  みすず書房 ・松尾瑞穂 2013年『インドにおける代理出産の文化論− 出産の商品化のゆくえ』風響社 ・波平恵美子 いのちの文化人類学 新潮選書 1996 ・牧野カツコ・渡辺秀樹・船橋恵子・中野洋恵編著   国際比較に見る世界の家族と子育て ミネルヴァ書房 2010 ・鎌田久子・宮里和子・菅沼ひろ子・古川裕子・坂倉啓夫,  日本人の子産み・子育て,勁草書房,1990.  ・ノーラ・コーリ,DV・モラハラ・熟年離婚・自立に向けてのガイドブック  愛は傷つけない,梨の木舎,2008.  ・椎名篤子編,被虐待児からのメッセージ  凍りついた瞳が見つめるもの,集英社,1995  ・大島かおり・青木順子共訳,グロー・ダーレ著,  パパと怒り鬼−話してごらん、だれかに,ひさかたチャイルド2011 授業の中で提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.レポート (80%)  2.授業でのディスカッション参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート評価後にコメントを返します。

教  科  書

1.小浜・松岡編 2014年『アジアの出産と家族計画−   「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治』勉誠出版 2.荻野美穂 2014年『女のからだ−フェミニズム以後』岩波新書 その他、講義に沿って紹介する

7 女性の健康と法律・社会資源・女性の妊娠・出産・育児と就労に関わる問題(幅崎) 同上 同上8 Women-CenteredCareー女性のEmpowerment(幅崎) 同上

Page 71: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

64

授業コード 2F21200100

科 目 名 助産カウンセリング【必修】

英 語 名 Counseling in Midwifery Practice

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 津田 万寿美、藤森 久美子、山田 崇弘

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 ◎ DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2

1 カウンセリングの基礎知識(藤森)シラバスを確認する。教科書1を通読する。

予習30分 復習15分

2効果的なコミュニケーションの要素 (藤森) 面接の基本技法

カウンセリングの基礎についてノートにまとめる

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要  自己及び他者との関係形成,カウンセリングの基本的知識や技法を体験的に学習する。

到 達 目 標

1.援助としてのカウンセリングについて説明できる。 2.カウンセリング基本的な技法を演習で実践できる。 3.妊産褥婦への心理的ケアとカウンセリング゙技法の有用性を説明できる。 4.ロジャーズの人間理解についての学びを発表ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5人間理解とカウンセリング(津田) ロジャーズの中核3条件

同上 同上

6人間理解とカウンセリング(津田) ロジャーズの中核3条件

事前配布資料を読む。プレゼンテーションの準備。

同上

3人間理解とカウンセリング(津田) 自己理解のためのワーク

事前配布資料を読む 同上

4人間理解とカウンセリング(津田) 他者理解のためのワーク

同上 同上

9 コミュニケーションワーク(津田) 同上 同上

10 コミュニケーションワーク(津田) 同上 同上

7 プレゼンテーション(津田) プレゼンテーション準備 同上

8 コミュニケーションワーク(津田)ワークを通しての気づき、学びをノートにまとめる

同上

課題に対するフィードバックの方法

授業の終わりに用紙を配布し、質問や意見、要望を回収し、適宜フィードバックする。

教  科  書1.新道幸恵・和田サヨ子著 母性の心理的側面と看護ケア(2015) 医学書院 2.宗田聡著 これからはじめる周産期メンタルヘルス(2017)南山堂

参考文献 学習資料

1.森田汐生著 (2015)心が軽くなる! 気持ちのいい伝え方  主婦の友社 2.吉田敬子ほか監修 妊娠中から始めるメンタルヘルス(2017) 日本評論社 3.岡野禎治ほか編集 クロストークから読み解く周産期メンタルヘルス(2016)南山堂 4.松原まなみ・田中千絵編著 周産期・子育て期の家族支援(2015)メディカ出版 5.堀内勤監修 周産期精神保健への誘い(2015)メディカ出版 6.平岩幹男著 いまどきの思春期問題(2008) 大修館書店 7.浮世満理子ほか監修 プロカウンセラーの聴く技術 話す技術(2017)マルコ社 8.戸田久実著 アンガーマネジメント怒らない伝え方(2016)かんき出版 9.新道幸恵・北村俊則編(2005)心理的問題をもつ妊産褥婦のケア 医学書院

15 まとめ(津田)

ノートや資料から学びを総括し、ケアにどう活かせるかをノートにまとめる。

同上

評 価 方 法 津田100%(レポート50%、授業への参加度50%)

13妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田)   事例検討

同上 同上

14 特殊な事例におけるカウンセリング(山田) 同上 同上

11 妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田) 教科書を通読する 同上

12妊産褥婦がかかえる心理的課題とカウンセリング(津田)   事例検討

同上 同上

Page 72: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

65

授業コード 2F21200200

科 目 名 健康教育論 I【必修】

英 語 名 Health Education Ⅰ

講義

担 当 者 今崎 裕子、高室 典子、三浦 恵津子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 ◎ DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産の対象への健康教育に活用できる理論を学び、個あるいは集団に対する健康教育について、プログラムの立案から評価までの一連の過程を理解する。

到 達 目 標

1.助産の対象に行われる健康教育と活用される理論について説明できる。 2.健康教育のプロセスおよびその過程で活用される教育技法、評価法を説明できる。 3.個あるいは集団を対象とした健康教育の特徴を説明できる。 4.健康教育者としての助産師に必要な能力について述べることができる。

1 助産の対象への健康教育と活用される理論(今崎)

 機会をとらえて、テレビや漫画、あるいはマタニティ雑誌等に登場する出産や授乳の映像や記事を見て、一般の女性に提供されている情報に関心を持って見ておく。また身近な女性や出産体験者との話しから、出産や授乳が女性や家族にどのように伝わり、どのようなイメージを描いているかについて情報収集をして授業に臨む。

予習 120分 復習 60分

2 同上

予習 前回の配布資料内容を確認して臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

予習90分 復習90分

3 同上 同上 同上

4健康教育のプロセス  ・対象のニーズの把握・指導方法・教材の選択運営準備・実践・評価(三浦)

予習 テキストの2章〜4章までを通読して授業に臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

5 同上 同上 同上

6 健康教育における行動変容を促す支援(高室)予習・復習 1回目の授業と同様

同上

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

Page 73: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

66

同上

参考文献 学習資料

1.F.H.Nichols and S.S.Humenick (2000).   Childbirth Education-Practice,Research and Theory-.(2nd Ed). USA   Saunders Company.    その他、適時授業で提示する

評 価 方 法1.課題レポート (80%)  2.授業への参加度 (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート回収後にコメントを返します。

教  科  書1.新しい健康教育 理論と事例から学ぶ健康増進への道.(2011).   日本健康教育士養成機構 編.保健同人社.

7女性のライフサイクルにおける健康教育の実際  ・個および集団を対象とした健康教育(高室)

予習 前回の授業内容の確認をして臨む事 復習 今回の授業で理解できた事、できなかった事の確認

同上

8 同上 同上

Page 74: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

67

授業コード 2F21200300

科 目 名 健康教育論 II【必修】

英 語 名 Health Education Ⅱ

DP3 ◎ DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 三浦 恵津子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

1 周産期の健康教育とその意味

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】出産や授乳について、必要な形態・機能(出産の3要素とメカニズム等)、必要な体の準備方法、一般的な経過に関する情報と対処法など、出産期や産褥新生児期の知識とケアを復習・整理しておく。

【予習】30分 【復習】15分

2【演習】グループで、妊婦の学習ニーズを把握、クラスの内容の一部について指導案を立案、教材等を準備して、マイクロティーチングを行う

【予習】出産や授乳について、必要な形態・機能(出産の3要素とメカニズム等)、必要な体の準備方法、一般的な経過に関する情報と対処法など、出産期や産褥新生児期の知識とケアを復習・整理しておく。 【復習】母親学級見学時レポートや参考文献を参考にし、行いたいクラスを考察する。

【予習】25分 【復習】20分

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 健康教育論Ⅰでの学習を踏まえて、助産の対象に合わせた健康教育(集団教育)を企画・立案し、必要な教材を作成、教育技法を選択し、実践・評価までの一連の過程と展開する。

到 達 目 標

1.周産期の妊婦教育(母親・両親学級など)のプロセスを体験する。 2.対象の学習ニーズのアセスメントに基づいた教育プログラムを立案、教授案の作成、教材を選択する。 3.対象に適した教材を作成、教育技法を用いてクラスを運営する。 4.実施した教育プログラムを評価し、健康教育者としての自己の課題を明確にする。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6【演習】グループで、実習施設における妊産褥婦の学習ニーズを把握、 教育プログラム・指導案を立案、教授方法を選択、教材準備、教育技法の習得

【予復習】グループで目指す両親学級にむけて、参考文献を参考に指導案を作成し、教授法、教材準備を進める。

同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

13 同上 両親学級開催 同上14 同上 同上 同上

11 【実習】クラスの運営準備、クラスを運営、評価する同上 両親学級デモストレーション

同上

12 同上 同上 同上

Page 75: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

68

課題に対するフィードバックの方法

・両親学級運営のための指導案に対し、提出の都度口頭でフィードバックします。 ・デモストレーションの都度、口頭でフィードバックします。 ・両親学級開催後、口頭でフィードバックします。

教  科  書 特になし

参考文献 学習資料

パトリシア.A.クラントン. 入江直子他訳.(1999) 福田洋.ヘルスリテラシー(2016).大修館書店 吉田行雄.新しい健康教育.(2011)保健同人社 平山宗宏.母子保健テキスト.(2016).母子衛生研究会編集協力 母子保健事業団 島田啓子.母親学級パワーアップガイド.(2011)メディカ出版. 母親学級・出産教育用リーフレット、

15 同上

【予習】開催した両親学級のDVDを見直す。 【復習】自分の対象者とのコミュニケーション能力、集団の前でのプレゼンテーション能力を客観的に評価する。

同上

評 価 方 法1.クラスの準備・運営 (70%)  2.課題レポート (30%)

Page 76: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

69

授業コード 2F21200400

科 目 名 女性のフィジカルイグザミネーション【選択】

英 語 名 Physical Examination of Women

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 今崎 裕子、進藤 正信、三浦 恵津子、長田 雅子 、勝山 千勢、杉田 樹美

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 IntroductiontoPhysicalExamination,問診(今崎)

予習:フィジカルアセスメント完全ガイドに目を通し、看護で学習した形態機能学を想起しておく。 復習:授業で学習したことの確認(理解できたこととできなかったこと)

予習 45分 復習 45分

2 女性生殖器の解剖(進藤) 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 Physical Examinationとは身体の情報を収集する診察技術である。身体の解剖と生理学の理解を基盤にして、問診、視診、触診、聴診、打診などの技術で構成される。  Physical Examinationは非妊娠期の女性を対象に発達した技術であるが、このcourseではそれを周産期に生かし、その全身の変化が正常範囲にあるかを診断し、応用できることを目的とする。(レオポルド触診法を除く)

到 達 目 標

1.女性の身体の解剖を説明できる。 2.非妊娠時の女性の内分泌の機能と生理を説明できる。 3.女性の身体の診察に必要な基本的技術を行うことができる。 4.女性の出産期における産道(骨産道・軟産道)の変化を知り、診察(内診含む)ができる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 全身の診察(顔、口腔、甲状腺、鼻腔)(今崎)

予習 1回目の授業と同様 復習 1回目の授業と同様

同上

3 女性生殖器の機能(進藤)

予習 前回の授業内容を確認しておくこと 復習 今回の授業で、理解できたことできなかったことの確認

同上

4思春期から更年期の女性の内分泌の変化と身体的変化(生殖器の疾病を含む)(進藤)

同上 同上

9 同上 同上 同上

10 全身の診察(循環、呼吸、皮膚、体温)(今崎) 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 全身の診察(腹部、腎臓、四肢)(今崎) 同上 同上

11 非妊女性の乳房の解剖と診察(今崎・三浦) 同上 同上

Page 77: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

70

課題に対するフィードバックの方法

演習中と後に実際の方法・手技について個々にフィードバックします。

教  科  書1.我部山キヨ子・大石時子:助産師のためのフィジィカルイグザミネーション‐第2版‐.医学書院.2018  2.坂井建雄・河原克雄(2012):人体の正常構造と機能 VI 生殖器 日本医事新報社

参考文献 学習資料1.藤崎郁.(2001).フィジカルアセスメント完全ガイド.東京:学研. 授業時に配布

15 内診の演習(今崎・長田・勝山・杉田) 同上 同上

評 価 方 法1.問診(レポート)  (20%) 2.スキルチェック(演習)(80%)

13 同上 同上 同上

14 子宮頸部の細胞採取の演習(今崎・長田・勝山・杉田)

予習 マタニティサイクルⅡで学習した産道の形態機能を確認しておくこと 復習 今回の演習で、出来たこと、出来なかったことの確認

同上

12 妊娠、産褥期の変化と診察(今崎・三浦)

予習 妊娠・産褥期の乳房の変化についてマタニティサイクルⅠ・Ⅲのテキストを通読しておくこと 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

Page 78: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

71

授業コード 2F21300100

科 目 名 独立助産実践特論【必修】

英 語 名 Advanced to Independent Midwifery

講義

担 当 者 高室 典子、岡野 眞規代

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◯

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 助産師の歴史的背景を踏まえて、日本における助産活動の現状を考えることが出来る。  助産所の置かれている地域の特性、特有な慣習や文化の存在など、出産・育児に影響する 要因を幅広く理解する。  助産所で実際に行われている活動を理解し、助産師の専門性や役割について学びを深め、 インターンシップに向けての基礎を取得する

到 達 目 標1.日本の助産の変遷及び文化的背景を踏まえて地域における助産師活動が理解できる。 2.助産所開業の実際について学び、地域助産師の責務と役割を考え、実践に生かすことが   できる。

1 出産の変遷と日本の助産活動の変遷(高室)

必読図書に目を通し、疑問点等を抜粋。その上で、何故疑問に思ったか等を自分なりに推考・構築し、授業時に意見交換出来るようにしておく。余裕があれば、参考文献も見聞しておく。

予習90分 復習90分

2 助産所開業の実際(高室) 同上 同上

3 助産所開業の実際・グループワーク(高室) 同上 同上

4 グループワーク(高室) 同上 同上

同上

5 助産所の業務・運営の実際(高室) 同上 同上

6 地域における助産師の活動の取り組みと実際(高室) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.お産革命 藤田真一著 朝日新聞社刊  2.助産婦の戦後 大林道子著 勁草書房  3.産み育てと助産の歴史 白井千晶 医学書院 4.助産師業務要覧 日本看護協会 いのちの誕生-産む力と生まれる力

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法 課題レポート

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとしてレポートにコメントを返します

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会 2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

7 自然のお産とケア1(岡野) 同上 同上

8 自然のお産とケア2(岡野) 同上

Page 79: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

72

授業コード 2F21300200

科 目 名 独立助産演習【必修】

英 語 名 Independent Midwifery : Skills Lab

DP3 ◎ DP4 ◯

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 高室 典子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

1 オリエンテーション

必読図書に目を通し、疑問点等を抜粋。その上で、何故疑問に思ったか等を自分なりに推考・構築し、授業時に意見交換出来るようにしておく。余裕があれば、参考文献も見聞しておく。

予復習45分

2 助産所出産に必要な助産技術演習 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産所実習前の、助産所や家庭・地域における妊娠・出産・産褥期の助産技術演習を行う。  自律した助産ケアの理解を深める。 助産所実習で経験した中から身につけたい。または伝承したいと感じた技術、ケア、コンセプトを紹介し、全員で討議、共有する。

到 達 目 標

1.家庭または助産所という出産場所の特徴を踏まえて、活用できる助産技術を理解する。 2.自律した助産ケアと妊産婦に寄り添うケアの実践に向け、学習課題を明らかにし、   改善に取り組む。 3.家庭にある日常的に使うものを活用し、ケアに適応できる。 4.助産所実習後、助産所で経験した技術、ケア、コンセプトについてまとめ、レポート   またはプレゼンテーションできる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 助産所出産における緊急時の対応 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

講義内で発表し、相互に意見交換することにより、理解を深める。

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会 2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

参考文献 学習資料

1.日本産婦人科学会.産婦人科診療ガイドライン—産科編.(最新版)  2.NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会.(2007).母乳育児支援スタンダード.東京:医学書院 3.産後ケアガイドライン作成及び産前産後の支援のあり方に関する研究    http://www.midwife.or.jp/pdf/h28result/kodomokosodate_290412_3.pdf 4.産後ケアのすべて.林謙治.財界研究所 5.女性の健康とツボ療法 矢野忠著 一風社 1.ビデオ うまれるよ.わかば社.  2.ビデオ 杉山富士子監修.もっと自由なお産を.三輪書店.  3.ビデオ 日本助産師会.命の誕生.

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.演習参加度評価 (80%)  2.レポート・プレゼンテーション (20%)

13 同上 同上 同上14 伝承したい技術、ケアコンセプトの共有、発表(助産所実習後) 同上 同上

11 同上 同上 同上12 フリースタイル分娩/会陰保護/会陰切開縫合術 同上 同上

Page 80: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

73

授業コード 2F21300300

科 目 名 独立助産実習【必修】

英 語 名 Independent Midwifery:Practicum

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子、高室 典子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

◎ DP4

単   位 6単位

DP1 DP2 ◎ DP3

1.助産所の助産師から、女性に寄り添い、女性の身体に備わった自然な力を最大限引き出し、エンパワーメントしてきた専門性の高い助産ケアを学ぶ。 2.助産師の独立・自律性、専門職としての倫理的責任などを実践活動の中で理解を深め、助産所の管理・運営の実際を学ぶ。 3.助産ケアを妊娠から育児期まで、連続したプロセスとして捉え、提供されたケアがどのように女性の妊娠・出産・育児に影響または効果(アウトカム)を及ぼしたかを評価する。 4.助産教育における助産所実習の意味について考察する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7 ◎

教  科  書 特になし

参考文献 学習資料

1.厚生労働科学研究. 妊娠出産ガイドライン研究班科学的根拠に基づく   快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン 2013年版.金原出版 (2013/8/8)  2.日本産科婦人科学会 (著), 日本産婦人科医会 (著) .   産婦人科診療ガイドライン産科編 2011 . 日本産科婦人科学会 (2011/03)  3.平澤 美惠子;村上 睦子 (監修).写真でわかる助産技術 .インターメディカ (2012/3/13)

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

助産所で行われる日々の日常生活の支援、すべての業務について経験する。  1.妊産褥婦・新生児のケアと管理      妊婦健診・ケア・保健指導、集団指導・グループセッション、     産婦診察とケア、分娩介助、褥婦・新生児の診察とケア、家族のケア  2.日常生活上の支援      食事・清潔・環境整備等、ただし助産所業務としてではなく受け持ち     ケースへのケアの一環として目的をもって行う。  3.助産所の管理      リスクマネージメント(緊急時の医療との連携を含む)、     助産所機能評価活動の実際     助産所業務管理の実際   4.地域母子保健活動      地域の医療センター・行政・教育機関などとの協働の実際、     性教育活動、助産師の職能活動、助産師の後輩育成、     自主グループのサポートなど 5.助産所における、看護学生および助産師学生の実習状況を観察し、     助産教育における助産所実習の意味について考える。

1.自然出産に関する学習のまとめ 2.正常妊産褥期および新生児期からの逸脱時の対応に関する学習のまとめ  3.緊急母体搬送ならびに新生児搬送のシステムと現状について調べる

評 価 方 法1.実習内容の到達度 (50%)  2.実習記録 (10%)  3.課題レポート (40%)

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 開業助産所での実習を通して、身体の自然な力を大切にした助産ケア、妊産褥期を連続したプロセスとして捉え提供されている助産ケア、個別性にこだわった助産ケアを学び、開業助産師たちの実践をモデルとして、助産師の専門性や自律性について考え、女性に寄り添った助産ケアを五感を通して体得する。 助産教育における助産所実習の意味を考察する。

到 達 目 標

Page 81: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

74

授業コード 2F21300400

科 目 名 助産薬理学【選択】

英 語 名 Pharmacology for Midwifery

講義

担 当 者 菅原 正樹、八重樫 稔

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 思春期から更年期までのライフステージ各期にある女性の特徴的な身体症状と使用される薬(漢方薬を含む)の効用およびその副作用に関する基本的知識を習得する。  さらにそれらの薬の管理とウイメンズヘルスに必要な知識を学ぶ。

到 達 目 標 思春期から更年期までのライフステージ各期に特徴的な身体症状と使用される薬(漢方薬を含む)の効用について説明できる。

1 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる薬と効用I(菅原)

予習 ハイリスク助産学、ウイメンズヘルスと連動して、学習内容の確認 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

予習90分 復習90分

2 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる薬と効用II(菅原) 同上 同上

3 STIの治療における薬と効用(菅原) 同上 同上

4 ピルの薬理作用と副作用・禁忌、指導(菅原) 同上 同上

同上

5 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用I(八重樫) 同上 同上

6 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用II(八重樫) 同上 同上

参考文献 学習資料 授業で提示

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.定期試験(50%)  2.レポート(50%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして、レポート並びに理解度確認テストの回収後にコメントを返します。

教  科  書 特になし

7 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用III(八重樫) 同上 同上

8 ライフステージに特徴的な身体症状及び疾患に用いられる漢方と効用IV(八重樫) 同上

Page 82: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

75

授業コード 2F21300500

科 目 名 ハイリスク助産学 I【選択】

英 語 名 Highrisk Mothers and Newborns Ⅰ

講義

担 当 者 今崎 裕子、野村 靖宏、村田 淑恵

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要  妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症についての病態生理と治療、援助について学ぶ。

到 達 目 標1.妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症の病態生理と診断について説明できる。 2.妊娠・分娩・産褥期の異常や合併症における管理、治療について説明できる。 3.ハイリスク状態にある妊娠・分娩・産褥期の女性の管理、治療に伴うケアについて述べることができる。

1 妊娠期の異常や合併症の病態生理と診断・治療-1(野村)

予習  助産学講座6と学習ガイド(妊娠期モジュールユニット‐Ⅶ・Ⅷ)のハイリスク・異常時のケアを確認しておくこと 復習 授業後の学習内容確認(理解できたこととできなかったこと)

予習 90分 復習 90分

2 妊娠期の異常や合併症の病態生理と診断・治療-2(野村) 同上 同上

3 出産期の異常や合併症の病態生理と診断・治療(野村)

予習 助産学講座7と学習ガイド(出産期モジュールユニット‐Ⅶ)のハイリスク・異常時のケアを確認して臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

4 出血など救急対応の実際(野村) 同上 同上

5 産褥期の異常・合併症の病態生理と診断・治療(野村)

予習 助産学講座7と学習ガイド(産褥・新生児期モジュールユニットⅧ)のハイリスク・異常時のケアを確認して臨む事 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

6 ハイリスクな状態にある妊産婦の管理・治療に伴うケア(今崎)

予習 助産学講座6・7の「ハイリスク・異常時のケア」を確認して臨む事 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

同上

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

7 ハイリスクな状態にある妊産婦の管理・治療に伴うケア(村田) 同上 同上

Page 83: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

76

同上

参考文献 学習資料

1.我部山キヨ子・武谷雄二編:助産学講座6、   助産診断・技術学Ⅱ〔1〕妊娠期、医学書院、2013  2.我部山キヨ子・武谷雄二編:助産学講座7、   助産診断・技術学Ⅱ〔2〕分娩期、産褥期、医学書院、2013  3.遠藤俊子編:助産師基礎教育テキスト第7巻、   ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア、日本看護協会出版会、2017  4.MFICUマニュアル メディカ出版 2013 授業にて随時提示する。

評 価 方 法1.科目履修終了試験 (80%) 2.課題レポート   (20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとして理解確認度テストを回収後、解答の解説を行います。

教  科  書日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン、産科編、2017  荒木勉:最新産科学異常編(改定第20版)、文光堂.2002

8 児を亡くした妊産褥婦とその家族への援助(村田)

予習 助産学講座4のP49〜52を通読して臨む事 復習 今回の授業で理解できたこと、できなかったことの確認

Page 84: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

77

授業コード 2F21300600

科 目 名 ハイリスク助産学 II【選択】

英 語 名 Highrisk Mothers and Newborns Ⅱ

講義

担 当 者 三浦 恵津子、高橋 伸浩、樽見 あずさ、池田 知世子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 合併症や異常のある新生児の病態生理と治療について学ぶ。  ハイリスクな状態にある新生児の判断および援助、その家族への援助を学ぶ。

到 達 目 標

1.新生児の異常・疾患の病態生理と診断を説明できる。 2.新生児の異常・疾患における管理・治療を説明できる。 3.ハイリスク新生児のケアについて説明できる。 4.ハイリスク新生児の親の心理について説明できる。

1 ハイリスク新生児ケア理念、新生児医療と倫理(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する 【復習】講義に関係する、必読図書、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】30分 【復習】150分

2 NICU総論新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療I(高橋)

【予習】必読図書の事前通読 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療II(高橋) 同上 同上

4 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療Ⅲ(高橋) 同上 同上

同上

5 新生児の異常・疾患の病態生理と診断・治療Ⅳ(高橋) 同上 同上

6 ディベロップメンタルケア(池田) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.田村正徳.(2005).新生児医療現場の生命倫理   「話し合いのガイドライン」をめぐって.大阪.メディカ出版. 2.野辺明子、加部一彦、横尾京子編.〈1999〉   「障害をもつ子を産むということ」.中央法規出版 3. 窪田昭男.〈2014〉周産期医療と生命倫理入門.メディカ出版 4.我部山キヨ子(2016)助産学講座7   助産診断・技術学Ⅱ 分娩・産褥期 医学書院 5.日本ディベロップメンタルケア研究会(2018)標準ディベロップメンタルケア改訂2版.メディカ出版 その他、講義ごとに提示します。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法高橋(40%)[定期試験:筆記40%] 樽見(40%)[定期試験:筆記40%] 三浦(20%)[提出物:レポート10%、受講態度10%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書1.荒木勤.(2009).最新産科学異常編(改訂第21版).東京.文光堂. 2.我部山キヨ子(2016)助産学講座8 新生児期・乳幼児期

7 ファミリーケア(樽見) 同上 同上

8 ハイリスク児のフォローアップ(樽見) 同上

Page 85: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

78

授業コード 2F21400100

科 目 名 助産管理論 I【選択】

英 語 名 Organization and Administration of

講義

担 当 者 三浦 恵津子、津田 万寿美

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産業務が行われる場の特性を理解し、助産業務の管理・運営について概観する。  また、助産業務に関係する法律、周産期とリスクマネジメント、災害時の助産師活動について学び、助産師の社会的な責務について理解を深める。

到 達 目 標

1.助産管理の定義および助産業務管理の概要について述べることができる。 2.病院・診療所における助産業務の管理・運営について述べることができる。 3.助産業務に関連する法規と助産師の法的責任と義務につい述べることができるて。 4.周産期の医療事故の動向と助産業務における安全対策について述べることができる。 5.災害と助産師活動について述べることができる。

1 助産業務とは、助産管理とは(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要,目的を理解する 【復習】講義に関係する必読図書,参考文献及び配布資料を読む

【予習】30分 【復習】150分

2 助産業務管理のプロセスと方法(三浦)

【予習】必読図書の事前通読 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 病院や診療所における助産業務管理(三浦) 同上 同上4 病院や診療所における助産業務管理(三浦) 同上 同上

同上

5 周産期におけるリスクマネジメント(三浦) 同上 同上6 助産業務に関わる法律の概要(三浦) 同上 同上

参考文献 学習資料

1.加藤尚美著(2010)助産業務指針弟1版.東京:日本助産師会出版  2.福井トシ子編(2019)新版助産師業務要覧第3版Ⅰ基礎編.東京:日本看護協会出版会  3.福井トシ子編(2019)新版助産師業務要覧第3版Ⅱ実践編.東京:日本看護協会出版会  4.成田伸編集(2019)周産期における医療の質と安全第4巻 (助産師基礎教育テキスト3)   日本看護協会  5.中島勧監修(2015)院内事故調査実践マニュアル 医歯薬出版 6.福井トシ子監修(2013)分娩施設における災害発生時の対応マニュアル作成ガイド   日本看護協会  7.野﨑和義ほか著(2013)看護のための法学—自律的・主体的な看護をめざして、   ミネルヴァ書房  8.井部俊子ほか監修(2013)看護における人的資源活用論(看護管理学習テキスト4)   日本看護協会 9.高橋晶(2018) 災害支援者支援.日本評論社  10.IFEコアグループ制作(2010)災害時における乳幼児の栄養

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法三浦(80%)[定期試験:筆記50%、提出物:レポート30%]  津田(20%)[提出物10%、受講態度10%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載し返却します。 ・テスト実施後は、講義時間内に解説します。

教  科  書1.我部山キヨ子・毛利多恵子編集(2016)助産学講座10 助産管理 医学書院  2.日本助産師会災害対策委員会(2017)助産師が行う災害時支援マニュアル 日本助産師会出版

7 災害と助産ケア(津田)【予復習】 教科書2「助産師が行う災害時支援マニュアル」を通読

同上

8 災害と助産ケア(津田)【予復習】 災害時の女性や妊産褥婦への支援の実例を調べる

Page 86: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

79

授業コード 2F21400200

科 目 名 助産管理論 II【必修】

英 語 名 Organization and Administration of

講義

担 当 者 山本 詩子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 地域におけるプライマリヘルスケアの担い手である助産師の役割、活動内容、地域における関係機関との連携について学ぶ。また助産所の運営管理・安全管理について学ぶ。  長期にわたる(6週間)助産所実習に向けて、具体的なイメージと課題を明確にする。

到 達 目 標

1.地域における助産師と助産所の役割を、実践活動例を通して理解する。 2.地域における母子保健活動の連携の実際を理解する。 3.安全性、快適性、満足度の面からケアの質について理解する。 4.助産所経営に必要な経営学と具体的な経営方法について学ぶ。 5.助産所における助産管理の実際について学ぶ。

1 開業助産師の変遷「助産業務ガイドライン2019日本助産師会」を購入し、読んでおく

予習90分 復習90分

2 地域における助産師の役割、助産所の実践活動予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 助産所の機能評価 同上 同上

4 助産所のリスクマネジメント・安全性の確保 同上 同上

同上

5 助産所における嘱託医師、嘱託医療機関との連携 同上 同上

6 助産所の経営方法とマネジメント 同上 同上

参考文献 学習資料 授業時、提示する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.受講態度(30%) 2.課題レポート(70%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとしてレポートにコメントを返します

教  科  書1.助産業務ガイドライン2019 日本助産師会2.助産所開業マニュアル2013 日本助産師会

7 女性は助産所に何を望んでいるか 同上 同上

8 グループワーク・まとめ 同上

Page 87: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

80

授業コード 2F21400300

科 目 名 母子保健行政・財政論【選択】

英 語 名 Organization and Financing of Maternal

講義

担 当 者 津田 万寿美

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 日本の母子保健の現状と動向から母子保健の諸問題について学ぶ。あわせて日本の法律、保健行政のしくみと母子保健制度、施策について理解する。  地域における母子保健計画の策定から評価までのプロセスについて学び、母子保健における助産師の役割と母子保健サービス提供のために必要な関係機関や他職種との連携・調整について理解する。

到 達 目 標

1.我が国の母子保健の現状と動向について説明できる。 2.我が国の社会の変化と母子保健行政の制度、施策の変遷についてその概要を説明できる。 3.地域の母子保健ニーズと社会資源、関連機関や関係職種とその連携について概要を説明できる。 4.地域母子保健の展開と助産師の役割について自分の考えを述べることができる。

1 母子保健の概念および地域母子保健活動の意義(津田)シラバスを確認する。 教科書2 p2−16を通読する

予習90分 復習90分

2 母子保健の現状と動向(津田)

教科書1の通読する。母子保健統計資料からよみとれることをノートにまとめる。

同上

3 母子保健の現状と動向(津田)日本の母子保健の歴史的変遷をノートにまとめる

同上

4 日本の母子保健行政(津田)

憲法および行政組織について調べる。国と地方自治体との役割を調べる。

同上

同上

5 日本の母子保健制度と施策(津田)健やか親子21(1次)(2次)の概要をノートにまとめる。

同上

6 地域母子保健活動の展開(津田)教科書2 p90−164を通読する。

同上

参考文献 学習資料

1.内閣府編集(2020)少子化社会対策白書.日経印刷  2.内閣府編集(2020)子供・若者白書.日経印刷 3.母子衛生研究会(2020) 母子保健の主なる統計.財団法人母子衛生研究会 4.令和2年看護関係統計資料集(2020)日本看護協会出版会 ほか適宜紹介する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法レポート (50%) 科目履修終了試験(50%)

課題に対するフィードバックの方法

授業の終わりに理解を確認する、質問(クイズ、テスト)を行いその場でフィードバックする。

教  科  書1.母子衛生研究会(2020)わが国の母子保健  財団法人母子衛生研究会  2.我部山キヨ子編集(2016) 助産学講座9地域母子保健・国際母子保健 医学書院 3.我部山キヨ子・菅原ますみ編集(2016) 助産学講座4母子の心理・社会学.医学書院

7 地域母子保健活動の実際(特別講師)地域の新聞や広報誌等から母子保健に関する情報を収集する。

同上

8 地域母子保健活動の実際(特別講師)母子保健関連施設の連携と多職種との協同の具体例を調べる。

Page 88: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

81

授業コード 2F21400400

科 目 名 母子保健活動論(疫学・統計を含む)【選択】

英 語 名 Midwives Role in Community based

講義

担 当 者 鈴村 滋生

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 地域母子保健の実践において、対象となる家族・地域の特性を理解するために必要な地区診断の技法を疫学統計を含めて学ぶ。

到 達 目 標

1.地域母子保健に関する統計資料を読むことができる。 2.地域母子保健活動に必要な地区診断技術について説明できる。 3.例題から地区診断行うことができる。 4、地区診断から地域の母子保健ニーズと助産師活動を説明できる。

1 記述・分析疫学(エビデンス手法)および統計学の知識・シラバスを読んでくる。・基本的な統計処理方法について調べる

予習30分 復習150分

2 地域保健に関わる衛生統計指標の理解

・地域診断に必要な統計を調べる。・衛生統計指標についてノートにまとめる

予習90分 復習90分

3 地域保健に関わる地区診断・自分の出身地域を事例に地区診断を試みる。

同上

4 調査手法、アセスメント技法・調査方法、アセスメント方法についてノートにまとめる

同上

同上

5 調査手法、アセスメント技法 同上 同上

6 データベース処理、統計ソフトの基本活用法、表現方法・統計データ処理とその読み方、地区診断についてノートにまとめる

同上

参考文献 学習資料 適宜紹介する

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法課題レポート(80%)  授業への参加度(20%)

課題に対するフィードバックの方法

・適宜質問に答える。 ・例題を実施後、解説をする。

教  科  書 なし

7 データベース処理、統計ソフトの基本活用法、表現方法 同上 同上

8 演習

・地域における助産師活動に必要な統計データとは何か、ノートにまとめる

Page 89: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

82

授業コード 2F21500100

科 目 名 子育て支援論【選択】

英 語 名 Support for Child Rearing

講義

担 当 者 今崎 裕子、本宿 美砂子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◯ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 子育ての基本的な知識・技術・態度を理論のもとに習得し、現状を踏まえた支援のあり方を検討する。この科目は、「マタニティサイクル助産ケアI」「マタニティサイクル助産ケアIII」、「マタニティサイクル助産ケア基礎実習I・III」と連動する。

到 達 目 標

1.子ども観・子育て支援の変遷について説明できる。 2.子育ての基本的内容について説明できる。 3.子育て支援の現状を踏まえた支援のあり方について説明できる。 4.子どもの人格形成に及ぼす親子関係について説明できる。 5.乳児とのコミュニケーションについて説明できる。 6.子育て支援の問題点と支援のあり方について述べる。

1 オリエンテーション・子ども観と子育て支援の変遷(今崎)

最近の子育て事情について、メディアなどの報道に関心を持つ。授業での学習内容を自己学習で深める。

予習 90分 復習 90分

2 子育て支援施策の動向(今崎) 同上 同上

3 保護者たちのおかれている現状(今崎) 同上 同上

4 子どもの成長・発達の危機的状況(1)(本宿)

予習 乳幼児の成長・発達について、確認をして臨む事 復習 今回の授業で、理解できたこと、できなかったことの確認

同上

同上

5 子どもの成長・発達の危機的状況(2)(本宿) 同上 同上

6 親子(乳児)の相互作用(今崎)前回までの内容を確認して授業に臨むこと

同上

参考文献 学習資料・横山美江・Hakulinen Tuovi 編著 フィンランドのネウボラに学ぶ母子保健のメソッド 医歯薬出版2018 ・高橋睦子 著 ネウボラ フィンランドの出産・子育て支援 かもがわ出版 2016

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.定期試験(80%)  今崎−80%、本宿−20% 2.講義・グループワークへの参加度(20%)

課題に対するフィードバックの方法

グループワークの成果発表後に各グループへコメントを返します。

教  科  書 講義に沿って紹介する

7 子育て支援の実際保護者への支援(今崎)

これまでの授業からグループワークを行う上で必要な知識や情報を確認して臨むこと

同上

8 子育て支援の実際子どもへの支援(今崎) 同上

Page 90: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

83

授業コード 2F21500200

科 目 名 性教育【選択】

英 語 名 Education for Human Sexuality

講義

担 当 者 津田 万寿美、長田 雅子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7 ◯DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 思春期にある中学・高校生に対する「性教育」の授業に必要な基本的な知識と方法を修得し、将来、計画・実践することができる。

到 達 目 標

1.性に対する考え方、価値観を内省することができる。 2.現代の思春期にある若者の性行動の特徴を述べることができる。 3.思春期の性教育に必要な構成要素が述べることができる。 4.いのちの授業・性教育授業の一部についてグループプレゼンテーションができる。

1 人間の性と生、性教育の意義、性教育の考え方の歴史(津田)

1.シラバスに目を通す。 2.自分がこれまでに受けた性教育を評価し、ノートにまとめる。

予習30分 復習150分

2性行動を決定する身体的、心理的、社会的要因と性教育(津田) 性の自己決定権、性の同一性、genderと性教育

1.教科書2を読んでくる。 2.若者の性に関するデータ・資料の収集をする。

予習120分 復習60分

3 思春期の性行動の現状(津田)

1.教科書1を読んでくる。 2.健やか親子21(2次)について調べる。

予習120分 復習60分

4学校教育における性教育の位置づけ (長田)中学生、高校生の発達段階と性教育

中学・高校における性教育の現状を調べる。

予習120分 復習60分

予習120分 復習60分

5 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)4〜5人のグループを作りグループデスカッションを行う。

予習120分 復習60分

6 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)

グループ間で、性教育の構成テーマの調整を図る。グループメンバーはテーマにあわせた授業展開を話し合う。

予習120分 復習60分

参考文献 学習資料

1.内閣府.子ども・若者白書 平成30年版  2.健やか親子21 最終評価  その他、授業の中で紹介する 性教育関係視聴覚教材(ビデオ、DVD)

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法課題レポート (70%)  プレゼンテーション、ディスカッションへの参加度 (30%)

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書1.川島広江、大石時子編集(2005)助産師のための性教育実践ガイド. 医学書院 2.河野美代子著 さらば悲しみの性(1995)集英社文庫

7 性教育方法論性教育に必要な構成要素および方法(長田)グループごとにプレゼンテーションの準備をする。

予習120分 復習60分

8 まとめ(津田)プレゼンテーションの準備をする。課題レポート作成の準備をする。

Page 91: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

84

授業コード 2F21500300

科 目 名 ウィメンズヘルス【選択】

英 語 名 Women's Health

講義

担 当 者 三浦 恵津子、浅野 明恵、川瀬 亜矢子、藤田 博正

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP4

単   位 1単位 区   分

◯ DP2 DP3 ◎

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 現代医療の中で、助産師が女性に対し、提供しなければならない情報と選択肢について学習する。またその選択を行うにあたって、女性の自己決定権が行使されるために、助産師として何ができるかを考察し、将来の相談業務や保健指導に生かすことができる。

到 達 目 標

1.ウイメンズヘルスの変遷・女性へのケアについて説明できる。 2.思春期のこころの健康について説明できる。 3.不妊治療のためのケアについて説明できる。 4.女性への暴力とその対応について説明できる。 5.女性生殖器の疾患について説明できる。

1 ウイメンズヘルス総論、女性のこころの問題とケア(三浦)

【予習】シラバスの内容を読み授業概要、目的を理解する。 【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】30分 【復習】150分

2 思春期の健康問題(三浦)【予習】【復習】講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

【予習】90分 【復習】90分

3 同上 同上 同上

4 不妊治療と助産ケア(浅野) 同上 同上

同上

5 同上 同上 同上

6 DVなど女性への暴力と助産ケア(川瀬) 同上 同上

参考文献 学習資料

1,久慈直、京野廣一、「今すぐ知りたい!不妊治療Q&A」.医学書院.2019 2.柴原浩章、森本義晴、京野廣一,「図説よくわかる臨床不妊症学」.中外医学社.2016 3.石井美和子、福井勉編集、「ウィメンズヘルスと理学療法」.三輪書店.2016 4.平岩幹男編、早乙女智子他.「思春期の性の問題をめぐって」.診断と治療社.2011 5.増井香名子、「DV被害からの離脱・回復を支援する」.ミネルヴァ書房.2019 6.吉沢豊予子、「助産師基礎教育テキスト第2巻女性の健康とケア」.日本看護協会.2017 7.吉川史隆他、「産科婦人科疾患最新の治療、2019‐2021」.南江堂.2013

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法1.講義への参加度 (20%)  2.レポート (80%)[浅野20%、川瀬20%、藤田20%、三浦20%]

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

教  科  書 特になし

7 同上 同上 同上

8 女性生殖器の疾患 —発見、予防、治療—(藤田) 同上

Page 92: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

85

授業コード 2F21500400

科 目 名 国際助産学【選択】

英 語 名 International Midwifery

講義

担 当 者 津田 万寿美、近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◎ DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 世界の母子保健の現状と課題を国や地域の社会状況、文化のちがいとともに理解する。特に 開発途上国における女性の健康問題や母子保健の課題と支援のあり方を考える。  国際機関・組織(WHO・ユニセフ・ICM・FIGO)の目的と活動を理解する。  国際保健プロジェクト基本を理解し、わが国の国際援助について理解する。  ICM(国際助産師連盟)の活動、および国際的な助産師の活動の展開について理解する。  開発途上国における母子を取り巻く環境、健康問題と助産師の役割と使命について、国際的な視野から学ぶ。

到 達 目 標

1.開発途上国における母子保健の現状を統計データから説明できる。 2.国際保健医療プロジェクトの基本的概念を説明できる。 3.母子保健にかかわる国際機関・組織、団体とその活動を具体的に説明できる。 4.国際的な助産師活動について述べることができる。

1国際的な母子保健の現状: 1)母子保健統計 2)社会情勢 3)文化的背景 (津田)

シラバスを確認する。 海外の母子保健に関するニュースを調べてくる

予習90分 復習90分

2国際保健医療プロジェクトの基本概念: MDGs(ミレニアム開発目標)からSDGs(持続可能な開発目標)へ(津田)

世界子供白書を通読する。SDGs(持続可能な開発目標)について調べる。

予習120分 復習60分

3国際的な保健医療組織・機関・団体と母子保健活動: WHO、UNICEF、ICM、FIGOなど(津田)

国内にある国際支援民間団体とその活動を調べ(授業で紹介できるように)ノートのまとめる

予習90分 復習90分

4 日本の公的国際支援(ODA)と民間組織(NGO)による支援活動(近藤)我が国の公的な国際支援にかかわる支出を調べる

同上

同上

5 ICMとその国際活動(近藤)ICM基本文書および所信表明を通読する。

同上

6助産師活動を展開する上での課題 1)母子保健水準向上の為の助産師活動(近藤)

文献や報告資料等から助産師が関与している国際的支援活動を調べる。

同上

参考文献 学習資料

1.小早川隆敏.国際保健医療協力入門.国際協力出版会  2.青山温子他.開発と健康ジェンダーの視点から.有斐閣  3.ブリジット・ジョーダン.助産の文化人類学.日本看護協会出版会  4.内海成治編.国際協力論を学ぶ人のために.世界思想社  5.ICM基本文書・所信表明 6.UNISEF.世界子供白書

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法近藤60%(レポート50%、受講態度10%)  津田40%(レポート30%、受講態度10%)

課題に対するフィードバックの方法

講義の理解を確認するために、数回のミニテストを行い、次の授業でフィードバックを行う。

教  科  書 講義時提示する

7助産師活動を展開する上での課題 2)住民生活の理解(近藤)

同上 同上

8 開発途上国特有の健康問題(近藤) 同上

Page 93: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

86

授業コード 2F22100100

科 目 名 教育概論【必修】

英 語 名 Introduction to Midwifery Education

DP3 DP4 ◎

単   位 2単位 区   分 講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP5 ◎ DP6 DP7 ◎

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2

1 教育とはなにか、教育活動、教師・学習者の役割と責任(近藤)

現在までに体験した看護師・助産師教育、看護師・助産師の臨床経験、参加した学会等を日本の看護・助産師教育の変遷と照合しておく

予復習180分

2 同上予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 職業教育、職業教育活動、教員・指導者と学習者の役割と責任など職業教育の原理を概観する。日本の高等教育の変遷と推移、最近の教育改革の動向を展望する。欧米とわが国の保健師・助産師・看護師の教育制度の変遷と現状を調べ、比較考察する。

到 達 目 標

 本教科をとおして専門職業としての助産師教育の概念を習得できる。  1.職業教育とはなにか(教育・専門職業の定義)  2.現在の助産師・保健師・看護師教育の成り立ちの歴史的な理解。  3.看護職教育の最近の動向の把握。  4.海外における助産師教育の現状、およびICMの助産師教育国際基準等を理解し、    わが国の助産師、専門看護師などとの比較考察。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5アメリカの知識爆発時代の教育学分野の動向と看護教育の推移と勧告 NursePractitioner,ClinicalNurseSpecialistの発祥(近藤)

同上 同上

6 同上 同上 同上

3 欧米の看護職の起源と看護教育、ナイチンゲールと看護師・助産師教育(近藤) 同上 同上4 同上 同上 同上

9 日本の看護教育の歴史と制度の変遷(本宿) 同上 同上

10 日本における助産師制度と教育制度の歴史と変遷(本宿) 同上 同上

7 専門職Profession,専門職業教育(近藤) 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 ICM(国際助産師連盟)「助産師教育の世界基準(2010)」

参考文献 学習資料

1.天野郁夫(2006).大学改革の社会学.玉川大学出版部  2.早田幸政他(2010).高等教育論入門.ミネルヴァ書房  3.ベナー.P.他 早野 訳(2011).ナースを育てる.医学書院  4.山田礼子(1998).プロフェッショナルスクール.玉川大学出版部

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.プレゼンテーション・討議への参加 (50%) 2.レポート 等 (50%)

13 諸外国における助産師制度の現状(本宿) 同上 同上

14 ICMの助産師教育世界基準、国際的な助産師教育の方向性(近藤) 同上 同上

11 専門職大学院助産研究科の創設とその意義(近藤) 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 94: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

87

授業コード 2F22100200

科 目 名 教育計画(カリキュラム)の原理と展開【必修】

英 語 名 Foundation of Curriculum Development

DP3 DP4

単   位 2単位 区   分 講義

担 当 者 近藤 潤子、未定

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 高等教育機関における職業教育カリキュラムとその運営について(近藤)自分が受けた看護師・保健師・助産師教育のカリキュラムを確認しておく

【予習】90分 【復習】90分

2 同上 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 カリキュラム(教育計画)とはなにか、理論的背景を探索し、教育計画の立案の過程やカリキュラムの種類について学習する。

到 達 目 標

 本教科をとおして、学習者が特定の課程の学習目標を達成するための入学から修了にいたる全体計画としてのカリキュラムの立案の過程を学習する。  1.カリキュラムとはなにか。  2.カリキュラム作成にあたり考慮すべき諸要因;社会のニーズ、職業の現状、学習者、    所与の条件などを分析し、作成に反映する。  3.カリキュラム作成のための各段階と構成要素について説明できる。  4.カリキュラムデザイン、カリキュラムプロセスの概念について説明できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5

各々の特徴と関連法(近藤) 1:・専門職大学院・一般型大学院・大学専攻科学士課程選択科目 ・短期大学専攻科 2:看護師・助産師学校におけるカリキュラムの検討設置主体別   (国立、公立、私立)特性

同上 同上

6 同上 同上 同上

3アメリカにおける助産師教育カリキュラムの動向(近藤) 助産師教育機関の種別

教科書を読んでくる。 授業内容を自分で確認する。

同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 カリキュラム作成のステップ(未定) 同上 同上

8カリキュラム作成にあたり考慮すべき要因の分析(近藤) 1:社会のニーズ,2:職業の現状と将来展望,3:学習者の特性とニーズ,4:所与の教育条件

同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

レポートにコメントを返す

教  科  書1.Torres, G. & M. Stanton.近藤潤子他訳(1999) 、   看護教育カリキュラムの作成過程、医学書院 2.R.M.ガニエ他.(2012) インストラクショナルデザインの原理.北大路書房

参考文献 学習資料

1.Gagne`, R.M. & L.J. Briggs.(1991)   カリキュラムと授業の構成.北大路書房  2.安彦忠彦(1999) 、新版カリキュラム研究入門、勁草書房 3.杉森みど里他(2010) 、看護教育学、医学書院 4.ヘヴィス.E.O dワトソン.J 安酸訳、ケアリングカリキュラム、医学書院

15

カリキュラム・プロセス(未定) 1:方向付け段階:助産学の主要概念、理念、卒業時到達目標 2:形成段階:カリキュラムデサイン、レベル目標、評価目標 3:機能段階:内容諸要素の配置、教授学習法の選択 4:評価段階:形成評価、総括評価

同上 同上

評 価 方 法1.ディスカッション (30%) 2.レポート (70%)

13 看護教育カリキュラム(未定) 同上 同上14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上12 同上 同上 同上

Page 95: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

88

授業コード 2F22100300

科 目 名 教育計画(カリキュラム)の原理と展開演習【必修】

英 語 名 Foundation of Curriculum Development

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◯ DP2

1 1)演習ガイダンス現在までに経験した教育のシラバスなどを再吟味しておくこと

予復習45分

2 2)特定の助産教育課程の選択 (1)教育機関の特色、ニーズと制約予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 カリキュラムの原理について学んだことをもとに、特定の助産教育課程を選択してカリキュラムを作成する。

到 達 目 標 学習者が特定の課程における学習目標を達成するため、入学から修了に至るまでの全体計画の中から、特定の助産教育課程カリキュラムを実際に立案することが出来る。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 2:教育目的の明確化及び成文化 同上 同上

6 3:教育目標の明確化及び成文化 同上 同上

3 3)−5)カリキュラム編成 (1)方向づけ段階: 同上 同上

4 1:教育理念の明確化及び成文化 同上 同上

9 ⅰ)内容の諸要素の抽出:知識・理論・技術・態度/ミニマム・エッセンシャル 同上 同上10 ⅱ)カリキュラム軸の抽出 同上 同上

7 4:修了生の特性の明確化及び成文化 同上 同上

8 5:理論的枠組みの作成 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 講義開始前に提示します

参考文献 学習資料 講義時適時紹介

15 (4)評価段階:形成評価、総括評価 同上 同上

評 価 方 法1.平常点 (30%) 2.カリキュラムの作成・レポート (70%)

13 8:内容配置図の作成 評価目標、教科外活動 同上 同上

14 (3)機能段階 同上 同上

11 (2)形成段階:|6:カリキュラム・デザイン 同上 同上

12 7:レベル目標・学科目標の決定 同上 同上

Page 96: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

89

授業コード 2F22100400

科 目 名 教授学習法の理論と展開【必修】

英 語 名 Theories and Methods of Teaching

DP3 DP4

単   位 2単位 区   分 講義

担 当 者 近藤 潤子、未定

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期~後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 成人期の学習の諸理論と活用(近藤)

自分が受けた看護師・保健師・助産師教育、および臨床・教育現場で実施してきた健康教育の教育方法を振り返り、記録しておく

【予習】90分 【復習】90分

2 同上予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 職業教育における学習は、高度の知識・理論と卓越した技術の習得、それらを実践行動に統合することが要求される。成人期の学習者の学習に関する理論を探求し、それらにもとづく教授学習計画立案の過程を学習する。特に、知識・技術が行動に統合される臨床学習の指導を重視する。

到 達 目 標 本教科の学習をとおして成人期の学習の特徴を学習し、種々の教授学習法とそれらの問題点と対策を習得する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5

教授学習計画立案の考え方と方法(近藤) (1)教科教授計画、単元教授計画 (2)学習目標(一般教授目標、行動目標の作成)、教授学習方法の選択 (3)クラスルームインストラクション、教授学習における教師・学習者の役割(近藤)

同上 同上

6 同上 同上 同上

3教授学習の方法 (1)講義・演習・実習(2)PBL,CAI,SimulationTBL(3)教材開発(未定)

同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書1.M.ノールズ (2002):成人教育の現代的実践—ベダゴジーからアンドラゴジーへ—、鳳書房  2.D.A.ショーン(2007):省察的実践とは何か—プロフェッショナルの行為と思考—、鳳書房

参考文献 学習資料

1.S.B.Merriam & R.S.Caffarella.(1999).成人期の学習:理論と実践、鳳書房 2.J.E.Thompson et al. (2001).Educating Advanced Practice Nurses and Midwives: From Practice To Teaching. Springer Publishing Co. 3.佐藤学著(2011).教育方法学.岩波書店 4.佐伯胖(1995).「学び」の構造、東洋館出版社 5.L.K.Michaelson(2009) TBL 医療人を育てるチーム基盤型学習、シナジー 6.ジーン・レイヴ他.(2009).状況に埋め込まれた学習−正統的周辺参加−.産業図書

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.ディスカッション (30%) 2.レポート (70%)

13 同上 同上 同上14 同上 同上 同上

11臨床実習指導計画の立案と評価(近藤) (1)目標の設定、導入と展開、臨床指導者と臨床指導体制 (2)臨床実習指導の展開と評価

同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 97: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

90

授業コード 2F22100500

科 目 名 教授学習法の理論と展開演習【必修】

英 語 名 Theories and Methods of Teaching

DP3 DP4 ◎

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◯ DP2

1 カリキュラムの中から、科目または単元を選択する。

 参加した授業を、学習者の立場から、教育内容・方法を客観的に観察する。関心のある授業科目について情報収集し、理論やエビデンスについて調べて、演習に臨む。

予復習45分

2 マイクロティーチング 選択した課題について教育内容を分析、構造化する。 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 職業教育における学習で、理論に裏付けられた高度の知識・技術が、臨床での実践行動として統合されることを支援する。カリキュラムの中から、科目または学習単元を選択し、教授学習計画を立案、その特徴、長所・短所、実施の可能性を検討すると共に、実施・評価の過程を学習する。

到 達 目 標 学習者が、特定の科目または学習単元における学習目標を達成するため、教授学習計画を立案、マイクロティーチングを実施、評価する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 マイクロティーチング 教育内容に適した教育方法を選択する。 同上 同上

6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10 同上 同上 同上

7 マイクロティーチング教育計画・指導案を立案する。 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 1.佐藤みつ子ほか(2010)、看護教育における授業設計 第4版、医学書院

参考文献 学習資料 講義中に適時提示

15 マイクロティーチング授業を評価する。 同上 同上

評 価 方 法1.授業案等(20%) 2.マイクロティーチング実施(50%) 3.レポート(30%)

13 マイクロティーチング指導案に従って授業を実施する。 同上 同上

14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 98: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

91

授業コード 2F22100600

科 目 名 教育評価【必修】

英 語 名 Evaluation of Education

DP3 DP4

単   位 2単位 区   分 講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子、未定

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1

・教育評価とは 評価の定義、評価のプロセス、 (近藤)            教育における評価の役割、評価の分類 ・目標の分類学ー認知領域、情意領域、精神運動領域 ・教育測定の理論と実際ー判定基準の設定と測定

 これまでに担当した健康教育やクラスでの講義などの教育活動で、教育評価の実施の有無とその結果を振り返り、記録しておく必読書に目を通して臨む

【予習】90分 【復習】90分

2 同上 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 学習者の評価はカリキュラムプロセスの各段階で目標に従い、形成評価、総括評価が行われる。教育測定(教育評価)の理論の学習を深め、評価の目的に適切な多様な評価の手段を探索し、評価の手段(臨床行動評価を含む)の開発の過程および評価の限界を理解する。学習者の評価をとおしてカリキュラムを評価し、カリキュラムの改善に役立てるプロセスを理解する。

到 達 目 標 本教科をとおして、評価の定義、評価のプロセス、教育における評価の役割、測定の条件、判定基準の設定、評価の分類、評価の手順、試験問題の作成と実施、各種試験の問題(入学試験、国家試験ほか)を学習する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10・臨床行動評価の理論・臨床行動評価の展開・入学試験・資格認定試験、国家試験(本宿)

同上 同上

7 同上 同上 同上

8・学習者の評価・評価目的、方法・学習の測定、教育統計に基づく学習評価・教育評価の方法と限界・カリキュラムと授業評価・教員評価(未定)

同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書1.梶田叡一(2010) . 教育評価 第2版補訂2版、有斐閣  2.M.H.Oermann他、舟島なをみ監訳(2009) .   看護学教育における講義・演習・実習の評価、医学書院

参考文献 学習資料

1.舟島なをみ他(2007) .看護学教育評価、文光堂  2.田島桂子(2009) .看護学教育評価の実際 第2版、医学書院  3.田中耕治編(2006) .よくわかる教育評価、ミネルヴァ書房  4.Linn.R.L.,池田央他訳(1992).教育測定 Educational Measurement上巻、下巻  5.鈴木敏恵(2008)、ポートフォリオ評価とコーチング手法、医学書院  6.スティーブンス.ダネル,レビ.アントニア、佐藤他訳(2014)、   大学教員のためのルーブリック評価入門、玉川大学出版会

15 同上 同上 同上評 価 方 法 評価案の作成、プレゼンテーション・討議、レポート

13 同上 同上 同上14 看護学士課程におけるOSCEの取り組み(未定) 同上 同上

11 同上 同上 同上12 同上 同上 同上

Page 99: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

92

授業コード 2F22100700

科 目 名 教育評価演習【必修】

英 語 名 Evaluation of Education Seminar

DP3 DP4 ◎

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◯ DP2

1 助産教育における臨床実習評価の課題について討議講義内容の復習 参考文献には目を通して演習に臨む

予復習45分

2 ルーブリック評価の理論と実際 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 ルーブリック評価の理論と実際を学ぶことで、2年次に行う実習の評価表をルーブリック評価で作成する。

到 達 目 標 実習の評価表を作成することでルーブリック評価の理論と実際を理解できる。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 同上 同上 同上

3 同上 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

10 同上 同上 同上

7 実習の評価表(ルーブリック評価表)の作成 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 講義開始前に提示します

参考文献 学習資料

1.スティーブンス.ダネル,レビ.アントニア、佐藤他訳(2014)   大学教員のためのルーブリック評価入門.玉川大学出版会.2014年  2.高浦勝義:絶対的評価とルーブリックの理論と実際.黎明書房.2004年  3.西岡加名恵・田中耕治編著:「活用する力」を育てる授業と評価.学事出版.2009年  4.田中耕治編:よくわかる教育評価.ミネルヴァ書房.2005年  5.ダイアン・ハート著田中耕治監訳:パフォーマンス評価入門.ミネルヴァ書房.2012年

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.評価表の作成・討議 (70%) 2.プレゼンテーション (15%) 3.平常点 (15%)

13 同上 同上 同上

14 発表・討議 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 100: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

93

授業コード 2F22100800

科 目 名 教育機関の運営と評価【必修】

英 語 名 Administration of Educational Program

DP3 DP4

単   位 2単位 区   分 講義

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子、未定

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 学校教育制度の概要、学校制度とその仕組み−専門職大学院−(近藤)

 現在までに体験した看護師・助産師教育、看護師・助産師の臨床経験、参加した学会等を日本の看護・助産師教育の変遷と照合しておく

【予習】90分 【復習】90分

2 高等教育機関評価の歴史的経緯と意義、目的(近藤)予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 教育を円滑に実施するためには、教育管理および機関管理が重要である。組織、人事、財務管理等について理解する。教育機関による教育の質の保証、改善向上のための自己点検評価、第三者評価について理解する。

到 達 目 標

1.教育機関の制度と仕組みを学び、管理と運営に関わる背景について説明できる2.教育機関別の設置者と関係する法律および省令等を学び,管理と運営に必要な手続き 等を説明できる3.教育機関における組織、人事および財務等に関する管理的側面と教育展開との関係を 学び、教育機関の経営を考える4.高等教育機関における教育の質を保証するための、評価の歴史的経緯と意義、目的、 そのプロセスを説明できる

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上6 同上 同上 同上

3 高等教育機関における質の保証(近藤) 同上 同上

4高等教育機関評価(近藤) 1:プロセス 2:自己点検評価 3:第三者機関による認証評価

同上 同上

9学校の設置に必要な学則等の定めと認可等の手続き (特別講師) 1:国立・公立学校と私立学校 2:関係法省令と設置手続き

同上 同上

10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書1.学校経理研究会編(当該年度改訂版)速解:大学教職員の基礎知識:学校経理研究会  2.網野寛子他(2008).看護教員のための学校経営と管理、医学書院

参考文献 学習資料

1.清成忠男(2010).現代日本の大学改革、法政大学出版局  2.ロビンス.スティーブンP. 高木訳(2014), 組織行動のマネジメント、ダイヤモンド社  3.日本私立大学協会事務研究委員会(2010),   戦略的な人事管理マネジメントの構築に向けて, 日本私立大学協会  4.菅野和夫(2011).労働法、弘文堂  5.山崎その(2012).大学経営の評価システム   ‐手法の開発とマネジメントへの応用‐、晃洋書房  6.日本私立大学連盟編(1994).私立大学のマネジメント、第一法規  7.喜多村和之(1993).大学評価とはなにか、東信堂 8.早田幸政:大学の認証評価、エイデル研究所(船戸高樹2007)

15 助産師学校設置認可の手続き(近藤) 同上 同上

評 価 方 法1.ディスカッション (30%) 2.レポート 等 (70%)

13 同上 同上 同上14 助産学教育における実習施設(未定) 同上 同上

11教育機関運営の仕組み (未定) 1:学校管理‐教育の円滑な実施のために 2:学校管理‐組織 3:学校管理‐人事

同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 101: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

94

授業コード 2F22100900

科 目 名 助産教育(Classroom Teaching)演習【必修】

英 語 名 Classroom Teaching Seminar

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

1 教授目標の選定、学習者の理解(本宿)

 現在までに見学・体験した看護師・助産師教育を想起し、看護師・助産師の臨床経験から教材化できるエピソードを整理しておく。

予復習45分

2 同上 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 学習単元目標を達成するために、授業計画を立案、実施〜評価の一連の教授学習過程を展開する。  特定の教育課程(専門職大学院・一般型大学院・大学専攻科・学士課程選択科目・短期大学専攻科・助産師学校)を選択し、先に作成したカリキュラム枠組みの中の一教科目または学習単元を選び、教授学習計画を立案し、教材を作成するプロセスを学習する。

到 達 目 標1.学習単元の一般教授目標をあげ、認知、情意、精神運動領域に配慮して行動目標を記述する 2.教授学習法をえらび教授計画を立案する 3.教材を作成する

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 同上 同上 同上

6 教材の選択・作成(本宿) 同上 同上

3 教授学習計画の立案(本宿) 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 指導計画・指導案作成(本宿) 同上 同上

10 同上 同上 同上

7 同上 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 授業の中で提示する。

参考文献 学習資料 授業の中で紹介する。

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.教授学習計画案(70%) 2.教材(30%)

13 同上 同上 同上

14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 102: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

95

授業コード 2F22101000

科 目 名 助産教育(Classroom Teaching)実習【必修】

英 語 名 Practicum of Classroom Teaching

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子、今崎 裕子、津田 万寿美、三浦 恵津子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 1単位

DP1 DP2 ◎ DP3

1.学習単元の一般教授目標をあげ、立案した教授計画の目標にあわせて形成評価、総括評価を計画する。 2.一連の教授計画を実施する。実施した結果を評価する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 DP7 ◎

教  科  書 授業の中で提示する。

参考文献 学習資料 授業の中で紹介する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

1.−15. 指導計画・指導案に基づく評価計画の作成(個人) 16−20. 授業の実践(個人) 21−23. 授業評価

授業のリハーサルおよび授業実践を映像として記録し、自己の改善・評価に活用する。

評 価 方 法教授活動(50%) 評価(20%) レポート(30%)

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 学習単元目標を達成するために、授業計画を立て実施し評価する一連の教授学習過程を展開する  選択した教科目又は学習単元の教授学習計画及び立案した評価計画に基づき、授業を実施・評価する

到 達 目 標

Page 103: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

96

授業コード 2F22101100

科 目 名 臨床助産教育(Clinical Teaching)演習【必修】

英 語 名 Seminar of Clinical Teaching

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP5 DP6 DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 DP2 ◎

11.臨床実習指導の準備 1)臨床における教育・指導。(本宿)

 助産の臨床経験の中で出会った看護学生や助産師学生を想起し、多様な助産師学生が臨床実習で遭遇する一般的な問題とその教育・指導について、考えておく。

予復習45分

2 同上 同上 同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産学習者の臨床指導に向けて、助産教育機関の臨床実習の目的・方法等を把握する。教育対象となる学習者の学習状況・看護の臨床体験を把握、臨床実習計画の立案に必要な情報を収集し、臨床実習指導計画を立案する。

到 達 目 標1.特定の助産教育機関の臨床実習について、カリキュラムの位置づけ、臨床実習施設の   状況と臨床実習の目的について説明できる。 2.学習者を受け持ち、目的と実習レベルに合わせた臨床実習指導計画を立案する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 3)教育機関で行われる、臨床実習オリエンテーションに参加する。(本宿) 同上 同上6 同上 同上 同上

3 2)臨床指導の実際。(本宿) 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 同上 同上 同上

102.対象学生の把握、及び臨床実習の特定の目標を選択、指導計画を立案する 1)担当学生の背景、看護科での臨床実習体験等について把握する。(本宿)

同上 同上

7 4)実習施設で行われる、オリエンテーションに参加する。(本宿) 同上 同上8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 別途、提示する。

参考文献 学習資料 別途、提示する。

15 同上 同上 同上

評 価 方 法1.臨床実習指導に必要な情報収集(30%) 2.臨床実習指導計画案(70%)

132)実習要項を踏まえ、当該する臨床実習場面における学生の指導に向けて、自己の考えに基づいた指導計画を立案する。(本宿)

同上 同上

14 同上 同上 同上

11 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 104: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

97

授業コード 2F22101200

科 目 名 臨床助産教育(Clinical Teaching)実習【必修】

英 語 名 Clinical Teaching Seminar

区   分 実習

担 当 者 本宿 美砂子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

DP4 ◎

単   位 2単位

DP1 DP2 ◎ DP3

1.学習者を受け持ち、目的と実習レベルにあわせ臨床指導計画を立案・修正し実施する。 2.実施した臨床指導により、学習者に生じた変化を分析、評価する。   同時に、指導時に遭遇した問題について検討する。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 ◎ DP6 DP7 ◎

教  科  書 別途、提示する。

参考文献 学習資料 別途、提示する。

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

1.実施、評価  1) 臨床実習指導計画について、指導教員と協議・確認、対象学生に周知した    上で、指導を実施する。  2) 計画した指導案に基づいた指導の結果について、     1: 学習者に生じた変化を分析、評価する     2: 指導者自身の自己評価を行う  3) 自らの臨床実習指導の結果を発表する  4) 報告書をまとめ、提出する。

対象学生の対象理解に努め、実習指導に臨む。  臨床実習のローテーションを配慮して、指導期間の目標を設定する。

評 価 方 法臨床実習指導の実施(50%) 臨床実習指導の評価(20%) レポート(30%)

課題に対するフィードバックの方法

・提出物について、コメントを記載しお返しします。

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要

 助産教員による助産学習者の臨床指導に参加して、指導の現状を学習する。  学習者を受け持ち、臨床実習指導の目的、レベルにあわせて臨床指導を展開、その中で生じる行動の変化、指導上の問題とその取り組みについて学習する。  実施した臨床指導事例を分析、評価する。

到 達 目 標

Page 105: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

98

授業コード 2F22200100

科 目 名 助産研究法 I【必修】

英 語 名 Principles of Research for Midwives

講義

担 当 者 近藤 潤子、高木 廣文

配当年次 1年 学   期 2020年度 前期

DP4

単   位 1単位 区   分

◎ DP2 DP3

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

DP5 DP6 ◯ DP7DP1

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 エビデンスに基づく助産の展開に必要なクリティークの基本的知識として、研究の原理と方法を学習する。助産の研究について基本的知識,研究の方法を理解する。また,必要な情報の収集と利用の手段を学ぶ。

到 達 目 標

1.専門分野においてエビデンスを用いることの意義を説明できる。 2.研究のタイプについてその特徴を説明できる。 3.研究に求められる倫理的態度を説明できる。 4.助産ケアに関連するエビデンスを活用できる。

1 助産専門職におけるエビデンスと研究の意義(近藤)各自の興味ある研究課題を考えておく

予習90分 復習90分

2 研究のタイプとそれらの基本的概念,倫理について(近藤)予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 研究のプロセスと概念的枠組みについて(近藤) 同上 同上

4 量的研究の特徴,データ収集と分析,クリティーク(高木) 同上 同上

同上

5 質的研究の特徴,データ収集と分析,クリティーク(高木) 同上 同上

6 事例研究の特徴,データ収集と分析,クリティーク(高木) 同上 同上

参考文献 学習資料 講義中に提示

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

評 価 方 法課題学習およびレポート(80%) 平常点(20%)

課題に対するフィードバックの方法

フィードバックとしてレポートにコメントを返します

教  科  書近藤潤子監訳,看護研究,原理と方法,医学書院,2010 スー・プロクター,メアリー・ハスフルー編,前原澄子監訳,助産学研究入門,医学書院,2003

7 研究課題の見つけ方と研究の取り組みについて(高木) 同上 同上

8 討論:今後の助産研究課題について(近藤) 同上

Page 106: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

99

授業コード 2F22200200

科 目 名 助産研究法 II【必修】

英 語 名 Scientific Inquiry for Evidence-

DP3 DP4

単   位 1単位 区   分 演習

担 当 者 近藤 潤子

配当年次 1年 学   期 2020年度 後期

DP5 DP6 ◯ DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

DP1 ◎ DP2

1 EBPM実践のための基本ステップを学ぶ各自の興味のある研究課題を考えておく

予復習45分

2 同上予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 エビデンスに基づく助産の展開に必要なエビデンスのクリティークを通して,助産の研究について実際的な方法と手段を学び,研究法の計画と立案,さらに実際に助産分野における研究を行う。

到 達 目 標 EBPM実践のための基本ステップを学び,研究課題を明らかにし,その課題にそって研究の方法を選択し,データの収集および分析を行い,考察までのステップを学ぶ。さらに,今後の研究課題を明確にする。

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

5 研究課題にそって研究の方法を選択する 同上 同上

6 同上 同上 同上

3 研究課題を明らかにする 同上 同上

4 同上 同上 同上

9 対象者およびデータ収集のステップにそって,データの収集を行う 同上 同上10 同上 同上 同上

7 EBPMにそって研究方法を立案する。 同上 同上

8 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書・近藤潤子監訳,看護研究 原理と方法(第2版),医学書院(研究法Ⅰにて使用) ・早川和生編,看護研究の進め方論文の書き方第2版,医学書院,2012

参考文献 学習資料・中村好一,基礎から学ぶ楽しい学会発表・論文執筆,医学書院 ・浜田麻里・平尾得子・白井紀久子,大学生と留学生のための論文ワークブック,  くろしお出版,1997

15 今後の研究課題を明確にする。 同上 同上

評 価 方 法課題学習およびレポート(80%) 平常点(20%)

13 データから導かれる結果の分析と考察を行う。 同上 同上

14 同上 同上 同上

11 データの分析方法を選択し,妥当性を検討する。 同上 同上

12 同上 同上 同上

Page 107: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤

100

授業コード 2F22200300

科 目 名 助産教育課題研究【必修】

英 語 名 Comprehensive Study of Midwifery

DP1 ◎ DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 ◎ DP7

  この授業を通じて身に着ける能力(主として身に着ける能力「◎」、身に着ける能力「◯」)

単   位 2単位 区   分 演習

担 当 者 本宿 美砂子、近藤 潤子

配当年次 2年 学   期 2020年度 前期

授 業 計 画 授業準備と復習 予・復習時間

1助産教育に関する課題を取り上げ、文献及び教育的視点から検討、考察する。 *詳細は別紙参照

 現在までに体験した看護師・助産師教育、看護師・助産師の臨床経験、参加した学会等を日本の看護・助産師教育の変遷と照合しておく

予復習45分

身に着ける能力要素詳細(助産研究科教育分野 ディプロマポリシー)  DP1 : 助産分野の実践において、根拠に基づいて指導・ケア展開する能力  DP2 : 助産分野における高度実践能力を遂行するために必要な指導能力  DP3 : 助産分野のケア実践に必要な多職種と協働・調整する能力  DP4 : 助産分野の教育・指導者として、後輩を育成し、自らも成長していく能力  DP5 : 助産分野発展のためにリーダーシップを発揮できる能力  DP6 : グローバルな視野から、国内外の社会変化、助産分野の研究課題・動向を基に活動できる能力  DP7 : 本学の教育理念に基づく高度な職業倫理観を備え行動する能力

授業の概要 助産師教育に関連し、探究したい課題を選ぶ。  文献レビューの上、課題探求の計画を立案、計画に沿って探求、結果を考察し報告書を作成する。

到 達 目 標1.助産教育に関し、探究したい課題を選択し記述する。  2.当該課題について文献レビューを行って結果をまとめる。 3.課題について探求の手段を選び、検討をすすめる。 4.検討の成果を考察する。 5.報告としてまとめる。

4 同上 同上 同上5 同上 同上 同上

2 同上予復習…講義に関係する、参考文献及び配布資料を読む。

同上

3 同上 同上 同上

8 同上 同上 同上9 同上 同上 同上

6 同上 同上 同上7 同上 同上 同上

12 同上 同上 同上13 同上 同上 同上

10 同上 同上 同上11 同上 同上 同上

16 同上 同上 同上17 同上 同上 同上

14 同上 同上 同上15 同上 同上 同上

20 同上 同上 同上21 同上 同上 同上

18 同上 同上 同上19 同上 同上 同上

24 同上 同上 同上25 同上 同上 同上

22 同上 同上 同上23 同上 同上 同上

28 同上 同上 同上29 同上 同上 同上

26 同上 同上 同上27 同上 同上 同上

課題に対するフィードバックの方法

授業のディスカッションのなかで適宜、フィードバックする。

教  科  書 授業の中で紹介する。

参考文献 学習資料

1.小笠原喜康(2009).新版 大学生のためのレポート・論文術、講談社現代新書 2.木下是雄(1994).レポートの組み立て方、ちくまライブラリー36 3.櫻井雅夫(2008).レポート・論文の書き方 上級 改訂版、慶応義塾大学出版会 4.佐藤郁也(2008).質的データ分析法 原理・方法・実践、新曜社 5.選した課題に関連する文献

30 同上 同上 同上評 価 方 法 論文 等

Page 108: 20 年度 x µ ꤧ学院助産研究科授業概要.pdf · マタニティサイクル助産ケアⅢ; 1 通年; 三浦 恵津子、本宿 美砂子、長田 雅子、杉田 樹美、佐藤