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パーソナルスタイル理論とは 行動派 コントローラー 感覚派 プロモーター 分析派 アナライザー 協調派 サポーター ■4つのタイプ分け理論です(呼び名は流派で異なる) ☆みなさんのタイプはどれでしょう?

パーソナルスタイル

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Page 1: パーソナルスタイル

パーソナルスタイル理論とは

行動派コントローラー

感覚派プロモーター

分析派アナライザー

協調派サポーター

■4つのタイプ分け理論です(呼び名は流派で異なる)

☆みなさんのタイプはどれでしょう?

Page 2: パーソナルスタイル

4つのタイプの見分け方

[例:宴会の役割と4つのタイプ]

(1)進んで幹事役になり、会場手配や出欠確認を   テキパキこなすAさん [行動派タイプ]

(2)宴席で話題の中心になり、みんなを楽しませ、   盛り上げてくれるBさん [感覚派タイプ]

(3)誰にいわれるわけでもなく会計係を務め、   勘定を計算するCさん [分析派タイプ]

(4)まわりを観察しながら飲み物を注文し、   食べ物を取りわけるDさん [協調派タイプ]

■行動傾向によって4つのタイプに分かれます (テキスト参照)

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これからの進め方

1.  タイプチェックシートで自己判定2.  タイプ解説(簡単にレクチャー)3.  タイプ別に席替えをする4. 同じタイプ同士で話し合い5. 苦手な人についての話し合い6. 苦手なタイプとの付き合い方7. 依頼の仕方、ほめ方

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(1)日頃の自分の行動をふりかえり、下欄の二つの枠のなかで、左右のどちらの文章が自分により当てはまるか、

   該当する方の □ にチェックしてください。※両方にあてはまる場合でも、より近いと感じる方にチェックしてください。

(2)チェックが終わったら、列ごとにチェックした数を集計し、A・B、Ⅰ・Ⅱの枠内にそれぞれの合計数をご記入ください。

話すのが好き  □  □ 聞くのが好き

目立っている方である  □   □ 控え目な方である

早口で話す  □  □ ゆっくり話す

はっきりと言う  □   □ 曖昧に表現する

アイデアを出す  □  □ 意見をまとめる

人と違う発想をする  □  □ 常識的に考える

自由に振る舞う  □  □ ルールを守る

自分が仕切る  □  □ 周りの意見に従う

自分のことをよく話す □  □ 自分から話さない

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パーソナル・スタイル(4つのタイプ分け) チェックシート

一人で過ごすのが好き  □  □ 皆と過ごすのが好き

事実/データを分析する  □  □ 直感を働かせる

約束した時間を守る  □  □ 待合せによく遅れる

論理的に考える  □  □ 感情面を優先する

細かい点も把握したい  □  □ おおざっぱでよい

考えてから行動する  □  □ 行動してから考える

‘現実的’と人に言われる  □  □ ‘理想的’と言われる

表情が少ない方  □  □ 表情が豊かな方

コツコツと続ける  □  □ 飽きっぽい

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A-Ⅰ型 行動派   A-Ⅱ型 感覚派  <行動派タイプの特徴>

① 活動的、リーダーシップ、せっかち

② 目標達成、決断、挑戦、効率、賞賛

③人の上に立ってまとめる、影響力を与える

④ 自分で決める、他人の意見に左右されない

⑤ 時間を有効に使う、スケジュールが一杯

<感覚派タイプの特徴>

① 熱しやすい、陽気、フレンドリー

② 楽しさ、明るい未来、夢、イメージ

③ アイデアを出す、初対面の人と仲良くなる

④ ひらめきや思いつきで決める、直感に従う

⑤ スピード感がある、ムラがある

B-Ⅰ型 分析派   B-Ⅱ型 協調派  

<分析派タイプの特徴>

① もの静か、几帳面、完璧主義

② 責任、信頼、堅実、慎重、正確性

③ 計画を立てる、論理的・客観的に考える

④ 必要な情報を集める、正しい選択をする

⑤ 時間に正確、約束を守る、規則正しい

<協調派タイプの特徴>

① 落ち着いている、やさしい、親しみやすい

② 人間関係、協調性、調和、共感、平和

③ 周囲に気配りする、相手の幸せを願う

④ 決めるのに時間がかかる、多数決に従う

⑤ マイペースで動く、のんびり屋さん

話  す

聞  く

考える

感じる

①周りの人から映ってみえる姿  ②重視すること  

③得意にしていること  ④物事を決断するときの傾向  ⑤時間感覚

4つのタイプ

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<行動派タイプの特徴>

① 活動的、リーダーシップ、せっかち

② 目標達成、決断、挑戦、効率、賞賛

③人の上に立ってまとめる、影響力を与える

④ 自分で決める、他人の意見に左右されない

⑤ 時間を有効に使う、スケジュールが一杯

<感覚派タイプの特徴>

① 熱しやすい、陽気、フレンドリー

② 楽しさ、明るい未来、夢、イメージ

③ アイデアを出す、初対面の人と仲良くなる

④ ひらめきや思いつきで決める、直感に従う

⑤ スピード感がある、ムラがある

<分析派タイプの特徴>

① もの静か、几帳面、完璧主義

② 責任、信頼、堅実、慎重、正確性

③ 計画を立てる、論理的・客観的に考える

④ 必要な情報を集める、正しい選択をする

⑤ 時間に正確、約束を守る、規則正しい

<協調派タイプの特徴>

① 落ち着いている、やさしい、親しみやすい

② 人間関係、協調性、調和、共感、平和

③ 周囲に気配りする、相手の幸せを願う

④ 決めるのに時間がかかる、多数決に従う

⑤ マイペースで動く、のんびり屋さん

自己主張

他者受容

感性

4つのタイプ解説

理性

みな4つのタイプそれぞれ持っており、どれか一つが優位になっている

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<テーマ>

自分自身の強み・弱みを分析する

タイプ別の自己分析

<進め方>

1)個人作業 チェックシートで判定されたタイプの解説を読み、 気になった箇所(自分に当てはまると思った文章、 逆に当てはまらない所)にアンダーラインを引く

2)グループ内で分析結果を発表しあう

個人作業(5分間)→グループ内発表(25分間)で進めます

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同じタイプは居心地がよい

■同じタイプ同士では言葉にしなくても分かりあえます  →安心感、リラックスできる、あ・うんの呼吸で通じる

◆同じタイプ同士で過ごしていると、成長しません  ⇒摩擦が少なく、問題意識がおきづらい    ・・夫婦は不思議とちがうタイプ同士がくっつきます

◇窮地に陥ったとき、同じタイプ同士は解決できない  ⇒似たような発想をする為、ブレークスルーできない

★同じタイプ同士でいるとラクだけど成長しません

 ⇒仕事でもスポーツでも(野球・サッカー・バスケット)

   多様なタイプを揃えているチームは逆境に強い

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<テーマ>

自分が苦手としている人の傾向

苦手にしている人についての話し合い

<進め方>

1)個人作業「自分が苦手とする人の性格、行動傾向」について資料のMemoなどに記入する

2)グループ内で書いたメモを紹介し合う

個人作業(3分間)→グループ内発表(10分間)で進めます

Page 10: パーソナルスタイル

苦手なタイプ

行動派 感覚派

分析派 協調派

■対角線上の関係にある人は相性がよくありません

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対角線上のタイプ① 感覚派 vs 分析派

 -思いついたらすぐに動きたい感覚派  段取りを立てて計画的に進めたい分析派

 -最悪の事態を想定してから始める分析派  成功することしか想像しない感覚派

 ⇒行動スタイルが真逆なので、互いにイライラする

 -感覚・イメージでとらえるのが得意な感覚派  事実・データを元にロジックを立てて考える分析派

 ⇒発想方向が異なるので、会話が成り立たない

★二人は「アクセル」と「ブレーキ」の関係です

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対角線上のタイプ② 行動派 vs 協調派

 -目標達成のため手段を選ばない行動派(達成動機)  人間関係の調和を重要視する協調派(親和欲求)

 -周りを無理強いしてでもコントロールしたい行動派  波風を立てるのが苦手で、意外に頑固な協調派

 ⇒大切にしているものが異なり、互いに折り合わない

 -いつも急いで、せっかちに進める行動派 -マイペースで、のんびりやりたい協調派

 ⇒時間感覚が異なり、一緒にいるとペースが合わない

★二人は求めるもの(動機/欲求)が反対方向です

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人間関係を円滑にする極意

ü 己の欲せざる所、人に施すことなかれ (孔子)  ü 自分がしてもらいたいように他人にしなさい (キリスト)

・・でも、もしかしたら、

 自分と相手が望んでいることは違うかもしれない

■宗教には「 黄金律‘Golden Rules’  」があります

<人間関係の付き合い方をよくするコツ>

 自分と他人は違うことを前提につき合う

  □互いのちがいを尊重すること=ダイバーシティ

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タイプ別上司・部下への接し方

l 行動派の上司:報告・連絡をまめに行うl 行動派の部下:任せてしまう、コントロールしようとしない

l 感覚派の上司:イメージで訴える、くどくど説明しないl 感覚派の部下:夢やビジョンを語って惹きつける

l 分析派の上司:計画や段取りを明確にして進めるl 分析派の部下:納期や要求レベルを前もって伝える

l 協調派の上司:ややこしい話しをあまり持ち込まないl 協調派の部下:日頃の何気ない気配りに感謝を伝える

  ↑↑

みなさんの上司(課長)、部下はどのタイプですか?

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それぞれのタイプへのほめ方

見え透いたおせじは「自分をコントロールしようとしているのか?」と勘ぐる。「成功したのは○○さんのおかげです」といった、セルフイメージを高めるほめ方をする。

「すごい!」「さすが!」「なるほど!」とにかくほめちぎる。ほめられるのが大好き。単純かつオーバーなほめ方で丁度よい。

ほめられるのは苦手だが、客観的な言い方で評価を伝えると素直に受け取る。 「○○の部分がとても良かったですね」等、事実ベースで具体的に指摘するほめ方。

「いつもありがとう、助かっています」「あなたがいてくれたおかげで..」何気なくしてくれている配慮に気づいて声をかけてあげる

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それぞれのタイプへのお願いの仕方

まめな報連相。相手に決めてもらう形でもっていく。複数の選択肢と判断材料を用意。決断が早いので、説明している途中でも構わずに結論を下す。

ポイントは分かりやすさ。理屈で説いてもピンと来ない。絵や写真、グラフなどのビジュアルを駆使し、五感に訴えてアピールする。イメージで捉え、頭のなかで楽しい想像が広がれば、GOサイン

手続きをきちんと踏み、数字を盛り込んだ資料を用意。目的や期待される効果、計画と手順、証拠材料等の詳細を説明すれば納得。あら探しをしますが、「細かい点が気になる人なのだ」と割り切る。

「自分のため」では動かないが「みんなのため」だと思えたら協力したい気分になる。人がよいので頼まれたら断らないが、本意ではない頼まれごとの場合は動かない。何事も決めるのに時間がかかるが、「他の人もこうしています」の声に弱い。