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93 94 Tokushima University 70th Anniversary 4-2. 3 大学院口腔科学教育部1983昭和 58 4 設置された大学院歯学研究科母胎して 2004平成 16 4 設置されこれ までに 35 修士課程修了者492 士課程修了者輩出してきた2019平成 31 4 月現在口腔科学専攻博士課程)、腔保健学専攻前期後期二専攻博士 歯学)、 博士 口腔保健学)、 博士 学術)、 修士口腔保健学学位取得することができ 2004平成 16 4 大学院部局化によ 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部新設研究組織栄養一元化されたが大学院および学部教育組織については従来どお 分野別設置されることになったそれに歯学研究科口腔科学教育部として改組され入学定員18 から 26 へと増員した当初 口腔科学専攻一専攻のみであったが2010 平成 22 4 専攻内臨床歯学コース設置した前述のコースでは実験主体とし 従来型研究えて臨床専門分野での実践 なトレーニングをむことで指導的専門医臨床研究者育成している2007平成 19 学部口腔保健学科設置したことに って学部教育連動した大学院教育充実2011平成 23 4 博士前期課程 口腔保健学科専攻 いで 2015平成 27 4 には博士後期課程口腔保健学科 専攻 設置したまた2015平成 27 4 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部から 大学院医歯薬学研究部名称変更現在2019平成 31 4 月現在入学定員 口腔科学専攻 18 口腔保健学専攻 7 士前期課程 5 博士後期課程 2 25 である大学院口腔科学教育部現在 26 分野学院医歯薬学研究部教員担当個々 研究分野専門性研究指導うだけ ではなく 医科学教育部薬科学教育部栄養 生命科学教育部保健科学教育部との共通カリ キュラムを大学病院先端酵素学研究所 連携大学院教育っている2013平成 25 4 には超高齢時代健康問題社会問題への対応視野れた推進するために国立長寿医療研究センター との連携大学院設置時代推移見据教育内容充実めている大学院口腔科学教育部 4 現況 大学院

70book web 再々校93 Tokushima University 70th Anniversary 94 4-2.3 大学院口腔科学教育部 は、1983 (昭和58) 年4 月に設置された大学院歯学研究科を母胎と

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93 94 Tokushima University 70th Anniversary

4-2.3

 大学院口腔科学教育部は、1983(昭和 58)年 4月に設置された大学院歯学研究科を母胎として 2004(平成 16)年 4月に設置され、これまでに 35 名の修士課程修了者と、492 名の博士課程修了者を輩出してきた。2019(平成 31)年 4月現在は、口腔科学専攻(博士課程)、口腔保健学専攻(前期・後期)の二専攻を設け、博士(歯学)、博士(口腔保健学)、博士(学術)、修士(口腔保健学)の学位を取得することができる。 2004(平成 16)年 4月の大学院部局化により大学院ヘルスバイオサイエンス研究部が新設され、研究組織は医・歯・薬・栄養が一元化されたが、大学院および学部教育組織については従来どおり分野別に設置されることになった。それに伴い歯学研究科は口腔科学教育部として改組され、

入学定員を 18 名から 26 名へと増員した。当初は口腔科学専攻の一専攻のみであったが、2010(平成 22)年 4月に専攻内へ「臨床歯学コース」を設置した。前述のコースでは、実験を主体とした従来型の研究に加えて臨床専門分野での実践的なトレーニングを積むことで、指導的専門医や臨床研究者を育成している。更に、2007(平成19)年に学部へ口腔保健学科を設置したことに伴って学部教育に連動した大学院教育の充実を図り、2011(平成 23)年 4月に博士前期課程(口腔保健学科専攻)を、次いで 2015(平成

27)年 4月には博士後期課程(口腔保健学科専攻)を設置した。また、2015(平成 27)年4月に大学院ヘルスバイオサイエンス研究部から大学院医歯薬学研究部へ名称を変更し、現在に至る。2019(平成 31)年 4月現在の入学定員は口腔科学専攻 18 名、口腔保健学専攻 7 名(博士前期課程 5 名、博士後期課程 2 名)の計 25名である。 大学院口腔科学教育部は現在 26の分野(大学院医歯薬学研究部教員が担当)を備え、個々の研究分野で専門性の高い研究指導を行うだけではなく、医科学教育部・薬科学教育部・栄養生命科学教育部・保健科学教育部との共通カリキュラムを設け、大学病院や先端酵素学研究所と連携し、質の高い大学院教育を行っている。また、2013(平成 25)年 4月には超高齢時代の健康問題や社会問題への対応を視野に入れた研究を推進するために、国立長寿医療研究センターとの連携大学院を設置し、時代の推移を見据えた教育内容の充実に努めている。

大学院口腔科学教育部

第4部 現況

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