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2014年8月12日撮影/ルワンダ(カヨンザ地区)/撮影 田口 峰子
ルワンダでは高校への進学率は低い。そんな中、この全寮制の高校には優秀な生徒が集い学んでいる。授業は母国語ではない英語で進む。生徒達は
みんな顔を上げて教師の説明を聞いている。机に突っ伏している者などいない。
2014年8月12日撮影/ルワンダ/撮影 田口 峰子
生物授業の板書。授業内容は日本のものより細かい。チョークは白の一色のみ。消しあとが残る黒板には、英語の説明と図がびっしり書かれている。
黒板消しがない教室では、トイレットペーパーを丸めて黒板を消していた。
2014年8月12日撮影/ルワンダ/撮影 田口 峰子
教室後方の席に座っていた女子生徒のノート。使用する筆記用具はボールペンで、シャープペンシルなど持っていない。板書の説明と図を 2 色のボ
ールペンでわかりやすくまとめていた。彼女の性格が感じられる。
2014年8月12日撮影/ルワンダ/撮影 田口 峰子
化学の授業中。日本でも学習する組成式の書き方や物質量の計算問題に取り組んでいた。ルワンダでは教科書は個人の持ち物ではなく、学校が所有
し生徒に貸し出している。彼が持つ一冊は新聞紙のカバーがかかっていた。
2014年8月12日撮影/ルワンダ/撮影 田口 峰子
教科書が個人所有でないためか、校舎の壁にまで教材となる図が描かれている。この校舎の図は消化器系と骨格系。人体の構造に関する理科教材が
多いようで、隣の校舎にはヒトの眼の構造を説明する図があった。
2014年8月12日撮影/ルワンダ/撮影 田口 峰子
日本からのメッセージを渡すと、真剣な表情で眺めていた。「日本? どこそれ?」何人かが自動車メーカーの名前を知っている程度だった。彼ら
のうち何人が将来この国のリーダーになるのか楽しみになった。