12
1Ⅰ.臨地実習目的、目標 1臨地実習目的 知識・技術・態度を統合し、あらゆる健康段階にある対象に応じて、根拠の ある看護実践力を養う。 2臨地実習目標 1)人間を生理的・精神的・社会的側面から統合体としての人間を理解すること ができる。 2)対象に関心を寄せながら、他者理解、自己理解を深め援助的人間関係を築く ことができる。 3)理論を活用して、科学的根拠に基づいた知識を持ち、対象に即した看護展開 ができる。 4)原理・原則に基づき看護技術を対象に応じて安全に実践することができる。 5)保健医療チームの一員としての自覚を持ち、その役割を意識し、責任のある 行動がとれる。 6)専門職業人としての看護を探求し、自己の看護観を養う。 7)自己の課題を明確にし、主体的に学習できる。

Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

-1-

Ⅰ.臨地実習目的、目標

1. 臨地実習目的

知識・技術・態度を統合し、あらゆる健康段階にある対象に応じて、根拠の

ある看護実践力を養う。

2. 臨地実習目標

1)人間を生理的・精神的・社会的側面から統合体としての人間を理解すること

ができる。

2)対象に関心を寄せながら、他者理解、自己理解を深め援助的人間関係を築く

ことができる。

3)理論を活用して、科学的根拠に基づいた知識を持ち、対象に即した看護展開

ができる。

4)原理・原則に基づき看護技術を対象に応じて安全に実践することができる。

5)保健医療チームの一員としての自覚を持ち、その役割を意識し、責任のある

行動がとれる。

6)専門職業人としての看護を探求し、自己の看護観を養う。

7)自己の課題を明確にし、主体的に学習できる。

Page 2: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅱ看護学実習の進度

基礎看護学実習Ⅰ

対象の理解、人と向き合う

基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1)

対象を捉え、看護を考える

成人看護学実習Ⅰ(看護過程2)

科学的根拠に基づいた看護の展開

老年看護学実習Ⅰ

高齢者との関わりを通して、人

との関わり、人の日常生活につ

いて考える 精神看護学実習

援助的人間関係について考える

母性看護学実習

小児看護学実習

老年看護学実習Ⅱ 成人看護学実習Ⅱ

成人看護学実習Ⅲ

在宅看護論実習

統合実習

看護実践能力(基礎看護技術・思考過程)

人間関係能力

1年次

2年次

3年次

Page 3: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

-3-

Ⅲ.科目目的

実習科目 単位 時間数 科目目的

基礎看護学実習 Ⅰ-1 基礎看護学実習 Ⅰ-2

1 単位 45 時間

病院に入院している対象の療養環境を知り、対象の思

いにふれる。 入院している対象の日常生活援助の場に参加し、看護

者と共に、看護技術の基本原則を踏まえた日常生活援

助を実施し、看護者としての姿勢の基盤をつくる。

基礎看護学実習Ⅱ 2 単位 90 時間 入院している対象の健康上の課題を解決するために、 看護課程のステップを踏みながら看護を実践する能力

を養う。

成人看護学実習Ⅰ (慢性期)

2 単位 90 時間

セルフケアを必要とする対象を理解し、健康上の課題

を抱えている対象者及び家族を含めて、疾病との共存

を促し、対象者自身が自己管理に向けて自己効力感を

高めるための看護が実践できる。

成人看護学実習Ⅱ (急性期・回復期)

2 単位 90 時間 健康危機状況にある対象を理解し、機能回復及び社会

復帰に向けての看護が実践できる能力を養う。

成人看護学実習Ⅲ (終末期)

2 単位 90 時間 あらゆる健康段階にある対象・家族を理解し、人間の

生命に対する思いを深めるとともに、全人的苦痛の緩

和と安らかな死への援助のための看護が実践できる。

老年看護学実習Ⅰ 2 単位 90 時間 地域や施設における高齢者との関わりを通して、老年

期の特徴を理解し、高齢者の持てる力に着眼した看護

を実践する能力を養う。

老年看護学実習Ⅱ 2 単位 90 時間 健康障害のある高齢者の特徴を理解し、対象とその家

族へ看護実践を行う。

小児看護学実習 2 単位 90 時間 小児の成長発達を理解し、健全な育成をめざしてあら

ゆる健康段階にある小児と家族に対して適切な看護が

実践できる基礎能力を養う。

母性看護学実習 2 単位 90 時間 母性の対象及び新生児とその家族を理解し、対象に応

じた看護ができる基礎的能力を養う。

精神看護学実習 2 単位 90 時間 精神に障害をもつ人とその家族を理解し、看護の必要

性を学び、人間を尊重する態度を養う。

在宅看護論実習 2 単位 90 時間

地域で生活している人々の健康の保持・増進の活動や、

地域で療養している人々とその家族の特徴を理解し、

住みなれた地域でその人らしい生活が送れるように援

助するための基礎的な能力を養う。

統合実習 2 単位 90 時間 病棟管理の実際を知るとともに、チームの一員として

看護を実施し、看護専門職としての役割を理解し、自

覚と責任感を養う。

Page 4: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

-4-

Ⅳ.臨地実習評価

1.評価

臨地実習は、細則「試験及び単位履修認定に関する規定」第 8 条~14 条に準ずる。

1)実習評価は、実習科目の実習ごとに、実習終了時に行う。

2)実習時間の 3 分の 2 以上の出席をもって評価を受ける資格を有する。

3)評価表は、実習科目ごとに記入する。

(1)学生は自己の振り返りをするために評価基準に基づき自己評価する。

(2)評価の記載はボールペン書きをし、自己評価の合格点まで記載する。

(3)実習記録の最終提出時に一緒に提出する。

(4)評価は、出席状況、各評価表、記録及びレポートの内容に基づいて評価する。

2.評価基準について

4 ひとりでできる 安全に配慮し正確に実施できる。指導を活用し対象にあった

創意・工夫ができる。

3 ほとんどひとりでできる 時々助言を受け、安全で正確に実施できる。対象に焦点をあ

てて援助している。

2 教員・指導者の支援を

受ければ一人でできる

助言に加え、口頭による指示や指導の手を要して実施でき

る。対象よりも自分に注意が向く傾向にある。

1 かなり教員・指導者の

支援を要する

指導を受けても安全に実施できない。常に指導を要する。

技術や自分自身に注意が向いている。

*学生の「ひとりでできる」は、常に教員・指導者・看護師の管理下のもとで行うことが原則である。

3.追実習・再実習

1)臨地実習において規定時間の 3 分の 1 を越えて欠席し、その理由が「試験及び単位履修

認定に関する規定」第 3 条第 2 項の該当する場合は、追実習を受けることができる。

2)臨地実習の結果、合格点に満たない者は、再実習をうけることができる。

4.評価対象となる実習記録について

1)提出すべき実習記録とその扱い

(1)実習記録の基本記録は 1~5 号である。

(2)各看護学実習で用いる実習記録は、専門領域指定のものを用いる。

(3)実習記録は評価の対象となる。実習目的、目標達成のための学習成果として必要と

される記録類である。

Page 5: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

-5-

(4)実習記録提出期限は実習科目により異なる場合があり、オリエンテーション時に

確認する。提出期日の遅れや提出内容の不足がある場合、細則に従って取り扱う。

(5)実習記録は、不備のないようにそろえて提出する。

2)提出先

提出は、各自が必ず責任を持って実習担当教員に提出する。

Ⅴ.実習時間と出欠席の取り扱いについて

1.実習時間の取り決めと記入方法

1)実習時間は、1 時間を 60 分とし 1 日を 7.5 時間として考える。昼食時間 45 分は

含まない。

2)実習時間は基本的に 8:30 から 16:45 である。しかし各看護学によって異なる

時間があるため実習スケジュールを確認する。

3)実習出席表は、ボールペンで必ず記載する。

4)出席欄に○をつけ、その日の実習終了時に教員又は実習指導者から認印をもらう。

5)欠席時間を累計し、科目実習終了後、欠席合計時間として記載する。

(1)20 分以上の遅刻・早退は、1 時間の欠席とする。

(2)欠席時間は、1 時間単位で欠席時間とする。

例:1 時間 15 分の欠席は、2 時間の欠席となる。

6)忌引きによる欠席の場合は、学生便覧の忌引きの項に準ずる。

7)止むを得ず欠席する場合は、実習担当教員および実習指導者へ報告する。

8)突発的な事情により欠席時間が生じたばあいは、速やかに学校に連絡する。

9)実習中の学内日は、講義と同様の時間とする。

2.実習出席表の管理方法

1)実習出席表は、事前に実習科目毎に各自で記入作成する。

2)実習出席表は、学生の自己管理とし、紛失をしない様にする。

3)実習出席表は、該当科目終了後、提出する。

4)実習科目の実習時間数の 3 分の 2 以上の出席をすることで評価を受ける資格を

有する。

Page 6: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅵ.臨地実習にける看護技術の到達度

 厚生労働省の卒業時の到達度を示す 厚生労働省の卒業時の到達度を示す 厚生労働省の卒業時の到達度を示す 厚生労働省の卒業時の到達度を示す

 Ⅰ.単独で実施できる  Ⅱ.指導のもとで実施できる  Ⅲ.学内演習で実施できる Ⅳ.知識としてわかる

 厚生労働省の水準厚生労働省の水準厚生労働省の水準厚生労働省の水準:臨地実習で看護学生が行う基本的な看護技術の水準

 1.単独で実施できる  2.監視のもとで実施できる  3.見学する

 学生の体験度 学生の体験度 学生の体験度 学生の体験度

           学内      1.講義  2.演習

           臨地実習:   1.見学  2.指導*1(指導のもと一人でできる) 3.*1人:一人でできる

講義 演習 見学 指導*1 *1人

Ⅰ 1 1 療養環境生活整備 ○ ○・統

Ⅰ 1 2 ベッドメーキング ○ ○・統

Ⅱ 1 3 臥床患者のリネン交換 ○ ○ 成・統

4 周手術期の環境調整 成 成

Ⅱ 1 5 病態にあわせたリネン交換 成 成・統

6 小児サークルベッドの取り扱い 小 小

7 保育器の取り扱い 小

8 患児の隔離 小 小

9 母子同室 小 小

Ⅰ 1 10食事摂取の援助

(嚥下障害がある患者を除く)

○ ○ 成・統

Ⅳ 1 11 栄養状態のアセスメント ○成 成・統

Ⅳ 1 12 食生活支援 ○成 成・統

Ⅲ 3 13 胃チューブの挿入(モデル人形) ○

Ⅲ 2 14 経鼻・胃カテーテルからの流動食の注入 ○ ○・成 統

Ⅳ 1 15 体液、電解質の査定 成 成・統

16 嚥下障害のある人の食事介助 成・老 老 成・統

17 誤嚥の予防 成・老 老 成・統

18 乳幼児の栄養(授乳、離乳食、間食) 小 小

19 治療食への援助 成・統

20 食事の制限 成 成・統

21 妊産婦の栄養と食事 母

22 哺乳量の測定 小 小 母

23 母乳栄養の確立 母

24 新生児への哺乳 母 母

25 摂食障害のある人への援助 精 精

26 食事動作の工夫(自助具の活用) 成・老 老・在 在 成 統

27 経管栄養の管理 ○・在 在 成・統

28 在宅中心静脈栄養(HPNの管理) ○・在 在 成・統

7

 

 

【看護技術マトリックス】【看護技術マトリックス】【看護技術マトリックス】【看護技術マトリックス】

この表は、基礎看護学~成人、老年、小児、母性、精神、在宅、における学内での講義・演習での体験度を表

している。特に基礎看護学では、共通の看護技術として看護コミュニケーションやヘルスアセスメントがありその

技術をベースに日常生活援助技術、診療の補助技術の基礎を学び、学内でモデル人形、シュミレーターを用

いて演習し、身に付けていく。よって臨地実習では、この基礎看護技術を土台として実施する。実習では、1.見

学,2、指導のもと一人でできる。3,一人でできるとして、3つの段階を示し体験度を表している。成人看護学、

老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論、各看護学で体験し、積み重ねていき、統

合実習が卒業時の到達となる。表記の仕方は、基礎を○とし、成、老、小、母、精、在、統と書き入れている。

「看護基本技術」の学習項目

基礎看護学

○印は基礎を示す

臨地実習

「看護基本技術」の学習内容

学 内

調

Page 7: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅰ 1 29 自然排尿の援助 ○ 小 ○・統

Ⅰ 1 30 自然排便の援助 ○ 小 ○・統

Ⅰ 1 31 患者に合わせた便器、尿器の選択 小 小 ○・統

Ⅱ 1 32 おむつ交換 老

○・老

小・母

○・老

小・統

Ⅲ 3 33 グリセリン浣腸(モデル人形に実施できる) ○ ○・統

Ⅳ 3 34 摘便(適切な実施方法がわかる) ○ ○・統

Ⅲ 3 35導尿、膀胱留置カテーテル挿入

(モデル人形)

○ ○

Ⅱ 1 36 膀胱留置カテーテルの管理 ○・成・在 ○・在 成・老・統

Ⅳ 37 人工肛門の管理 在 成 在 成・統

Ⅱ 1 38 陰部洗浄 ○小 小

○・成・

老・統

Ⅳ 39 人工膀胱の管理 成 成・統

40 膀胱ろうの管理 成 成・統

Ⅳ 3 41 ストーマ造設者のケア 成

Ⅳ 3 42 用手排尿法 成 成

43 下着の工夫 老 老・統

Ⅱ 1 44 失禁のケア 老 老・統

Ⅳ 45 失禁時の皮膚、粘膜の保護 老 老

Ⅱ 2 46 ポータブルトイレへの移動 成 老・統

47発達に合わせた排泄の援助

(トイレットトレーニング、おまる)

小 小

48 浣腸(こより、薬液) 小 小

49 尿量測定(おむつ重量法) 小 小

50 分娩進行を妨げない排泄援助 母 母

51 新生児のおむつ交換 母 母

52 褥婦の自然排泄の促進 母 母

53 排泄異常時の対応(摘便、浣腸) 精 精

54 自己導尿法 在 在

Ⅱ 1 55 体位変換(臥床患者) ○

○・成・

老・統

Ⅱ 1 56 ベッドから車椅子への移動 ○ ○・成・統

57 良肢位の保持 ○ ○・成・統

Ⅰ 58 歩行、移動介護 成 成・統

Ⅰ 1 59 車椅子での移動、移送 ○ ○老 ○・成・統

Ⅱ 2 60 ストレッチャーへの移動、移送 小 小

○・老・

成・統

Ⅱ 2 61 廃用症候群の予防 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 62 関節可動域訓練 ○ ○

○・成・

老・統

Ⅱ 1 63 入眠、睡眠への援助 ○

○・成・

老・統

Ⅱ 1 64 安静 ○ 小

○・成・

老・統

Ⅲ 2 65 運動、訓練促進の援助 成 成・統

Ⅲ 2 66 運動障害者への援助(四肢切断、拘縮) 成 成・統

Ⅲ 2 67 補装具装着技術(松葉杖、歩行器) 成 成・統

Ⅲ 2 68 シーネ、ギプス装着、牽引中の患者の看護 成 成・統

Ⅰ 1 69 生活リズム改善の援助 老 成・老・統

70 不眠への援助 老 成・老・統

71 ベビーカーでの移送 小 小

72 遊び、学習の援助 小 小

73 小児の寝具 小 小

74 午睡の援助 小 小

75 妊産婦体操 母 母

76 産褥体操 母

77 新生児の抱き方(モデル人形) 母 母

78 妊産褥婦の休息

79 新生児の寝かせ方 母

80 レクリエーション療法 精 精

81 作業療法 精 精

82 睡眠障害のある人への援助 精 精

83 補助具、自助具の活用 在 在

84 在宅におけるリハビリテーション 在 在

85 介護者の休息 在 在

8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Page 8: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅱ 1 86 全身清拭 ○

○・成

老・統

Ⅰ 1 87 足浴 ○

○・成

老・統

Ⅰ 1 88 手浴 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 89 洗髪(ケリーパッド、洗髪車、洗面台) ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 90 入浴介助 ○

○・成

老・統

91 整容(爪きり、髭剃り、結髪、耳垢、臍垢) ○

○・成

老・統

Ⅰ 1 92 口腔ケア 老 老

○・成

老・統

Ⅰ 1 93 寝衣交換(臥床患者)○・成

老・統

94 衣類の選択 ○・精 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 95 沐浴 母

96 義歯の手入れ 老 老

○・成

老・統

Ⅱ 2 97 酸素吸入療法 ○ ○

○・成

老・統

Ⅲ 3 98 酸素ボンベの操作 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 99 気管加湿療法 ○

○・成

老・統

Ⅲ 2 100 吸引(口腔内、鼻腔内)モデル ○ ○

Ⅲ 3 101 気管内吸引モデル ○ ○

Ⅳ 3 102 気管内吸引時の観察 ○ ○ 成・老・統

Ⅰ 1 103 温罨法、冷罨法 ○ 小

○・成・

老・統

Ⅰ 1 104 体温調整の援助 ○ 小

○・成・

老・統

Ⅰ 1 105 末梢循環促進の援助(部分浴、温罨法、マッサージ) ○

○・成・

老・統

Ⅳ 1 106 循環機能のアセスメント ○

○・成・

老・統

Ⅲ 2 107 喀痰、喀出法(体位ドレージ、タッピング) ○

○・成

老・統

108 スクイージング 成 成・統

Ⅳ 3 109 人工呼吸器装着中の観察 成 ○ 成・統

Ⅳ 2 110 低圧胸腔内持続吸引中の患者のケア ○ ○ 成・統

Ⅳ 3 111 低圧胸腔内持続吸引器の操作 ○ ○・成・統

112 分娩時の呼吸法 母 母

113 新生児への呼吸確立の援助 母 母

114 新生児の体温調節の援助 母 母

115 在宅酸素療法 在 在

116 在宅人工呼吸管理 在 在

117 気管切開している療養者の管理 在 在

Ⅲ 2 118 包帯法 ○ ○ 成・統

Ⅲ 2 119 創傷処置(無菌操作) ○ 成・統

Ⅳ 120 消毒薬の特徴の理解 ○・統

121 創傷の安静(副木、肢帯、胸帯) ○ 成・統

122 創傷処置(ドレーン管理) ○ ○ 成・統

123 褥瘡発生リスクのアセスメント 老成 成・統

124 褥瘡予防のケア 老成 老・成・統

125 外陰部消毒 母 母

126 在宅における褥瘡処置(管理) 在 在

Ⅳ 127 経口薬の種類と服用方法の理解 ○

○・成

老・小・統

Ⅱ 2 128 経口与薬の服薬後の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 129 経皮・外用薬の投与方法がわかる ○成 ○

○・成

老・小・統

Ⅱ 2 130 経皮・外用薬の投与後の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅱ 2 131 直腸内与薬の投与後の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅲ 3 132 直腸内与薬の投与(モデル人形) ○ ○成

Ⅱ 2 133 点滴静脈内注射実施時の観察 ○

○・成

老・小・統

9

Page 9: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅲ 3 134 点滴静脈内注射の実施(モデル人形) ○

○・成

老・小・統

Ⅲ 2 135 点滴静脈内注射の輸液管理 ○

○・成

老・小・統

Ⅱ 136 皮内注射実施時の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅲ 3 137 皮下注射の実施(モデル人形) ○

10 Ⅳ 138 皮下注射の実施時の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅲ 3 139 筋肉内注射の実施(モデル人形) ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 140 筋肉内注射の実施後の観察 ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 141 中心静脈栄養管理(刺入部の固定、消毒) ○ ○

Ⅳ 142 中心静脈栄養管理実施中の観察 ○ ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 143 静脈注射の実施方法の理解、危険性の理解 ○ ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 144 輸血実施時の観察 ○ ○

○・成

老・小・統

Ⅳ 145 薬剤の管理(毒薬、劇薬、」麻薬、血液製剤)方法 ○・統 ○・統

Ⅳ 3 146 インスリン製剤の種類に応じた投与法の理解 成 成・統

3 147 インスリン製剤投与時の観察 成 統 成

148 インスリン自己注射 成 成・統

149 硬膜外注入 成 成・統

3 150 内服管理(麻薬、抗がん剤) 成 成・統

Ⅳ 151 麻薬投与中の観察 成 成・統

Ⅲ 3 152 輸液ポンプの操作 成・統

153 シリンジポンプの操作、管理 成・統

2 154 中心静脈栄養患者の管理 成 成・統

155 服薬行動、服薬管理 老 老・成・統

156 吸入療法 小 小

157 輸液時の固定法(小児) 小

158 新生児の点眼 母 母

159 新生児のビタミンK2与薬 母 母

160 褥婦の産後の内服 母 母

Ⅳ 2 161 抗生物質使用患者の観察 ○ ○・統

Ⅳ 2 162 経皮、外用薬の与薬 成 ○・統

Ⅰ 2 163 緊急時の対応 ○ ○・統

Ⅱ 2 164 意識状態の観察 ○ ○・統

Ⅲ 3 165 気道確保(モデル人形) ○ ○・統

Ⅲ 3 166 人工呼吸 ○ ○・統

Ⅲ 3 167 閉鎖式ルーマッサージ(モデル人形) ○ ○・統

Ⅲ 3 168 AED(モデル人形) ○ ○・統

Ⅲ 3 169 止血法の理解 ○ ○ 成・統

170 トリアージ 成 成

3 171 電気的除細動 成 成

Ⅰ 1 172 バイタイルサイン測定 ○・成 小

○・成

老・統

Ⅰ 1 173 身体各部の計測 ○ 小

○・成

老・統

Ⅰ 1 174 一般状態の変化の観察 ○ 成 小

○・成

老・統

Ⅰ 1 175 対光反射 成

○・成

老・統

Ⅰ 1 176 ROM判定 成

○・成

老・統

Ⅰ 1 177 浮腫の観察 成 小

○・成

老・統

Ⅱ 2 178 系統的な症状の観察 成 小

○・成

老・統

Ⅱ 2 179 患者の状態のアセスメント 成 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 180 採尿、尿検体の取り扱い ○ ○ 成・老・統

Ⅱ 2 181 検査実施時の患者の準備 ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 182 検査の介助 ○ ○ 成・老・統

Ⅱ 1 183 検査後の安静保持の援助 ○

○・成

老・統

10

11

12

Page 10: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅱ 1 184 検査前・中・後の観察 ○ ○ 成・老・統

Ⅲ 3 185 静脈血採血(モデル人形) ○ ○

Ⅱ 186 検査実施時の援助 ○

○・成

老・統

13 Ⅱ 187 血液検体への取り扱い ○

○・成

老・統

Ⅱ 2 188 簡易血糖測定 成 成・老・統

189 ペインスケール 成 成・老・統

190 中心静脈圧測定 成 成・老・統

191 ROM測定 成 成・老・統

192 ペースメーカーの管理 成 成・老・統

193 心停止を含む危篤時の看護 成・老・統

194 ドレナージ管理 成 成・老・統

195 術後創処置 成 成・老・統

196 放射線治療過程の看護 成 成・老・統

197 化学療法過程の看護 成 成・老・統

198 透析シャント管理、指導 成 成・老・統

199 腹膜還流管理、指導 成 成・老・統

200 緩和ケア 成 成

201 死后の処置 ○・成 成・老・統

202 ADL、IADL評価 老 成・老・統

14 203 長谷川式スケール 老 老 成・老・統

204 転倒スケール 老 成・老・統

205 経皮酸素モニター ○・小 ○ 小 成・老・統

206 乳幼児の脈拍測定 小

207 乳幼児の心拍測定 小

208 乳幼児の血圧測定 小

209 乳幼児の体温測定 小

210 直腸検査 小 小

211 耳内検査 小 小

212 乳幼児の身体各部の計測 小 小

213 大泉門の観察、測定 小 小

214 発達アセスメントパーセンタイル値 小

215 ローレル指数 小

216 カウプ指数 小

217 BMI ○ ○・小

218 フィジカルアセスメント 小 小

219 基礎体温 母 母

220 NSTモニター 母 母

221 褥婦の乳房緊満時の援助 母 母

222 胎盤計測 母 母

223 腹囲、骨盤、子宮底計測 母

224 新生児の体温測定 母

225 新生児測定(モデル人形を用いて) 母

226 アプガースコア 母 母

227 胎児心音の測定(ドップラー、トラウベ) 母 母

228 新生児の心拍測定 母 母

229 新生児の呼吸測定、呼吸音測定 母 母

11

Page 11: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

Ⅰ 1 230 スタンダードプリコーション(標準予防策) ○

○・成・老

小・母・統

15 Ⅰ 231 防護用具(手袋、ゴーグルガウン等)の装着 ○

○・成・老

小・母・統

Ⅱ 232 使用器具の感染防止の取り扱い ○

○・成・老

小・母・統

Ⅱ 1 233 感染性廃棄物の取り扱い ○

○・成・老

小・母・統

Ⅱ 2 234 無菌操作 ○ ○

成・老

小・母・統

Ⅱ 235 針刺し事故防止対策の実施 ○

○・成・老

小・母・統

236 感染経路予防策・隔離 ○・小・母

○・成・老

小・母・統

237 事故防止 ○・母・精

○・精

小・母

成・老・統

238 手術室入室に関する安全対策 ○ ○

239 手術直後の看護 ○ ○

240 クリーンルームの管理 ○ ○

241 乳幼児の感染予防 小・母 小・母

242 隔離(清潔、感染)○・成・老

小・母・統

○・成・老

小・母・統

Ⅰ 243 インシデント、アクシデント発生時の報告 ○

○・成・老

小・母・統

Ⅰ 244 災害発生時に指示に従って行動できる ○

○・成・老

小・母・統

Ⅰ 245 患者確認(患者誤認防止対策の実施) ○

○・成・老

小・母・統

16

Ⅱ 246 療養環境を安全に整える ○

○・成・老

小・母・統

Ⅱ 1 247 転倒、転落、外傷予防 ○

○・成・老

小・母・統

Ⅲ 1 248 誤嚥防止の手順に沿った与薬の実施 ○・老 ○・老・統

Ⅱ 249 放射線暴露防止行動 成 成・統

Ⅳ 250 人体へのリスクの高い薬剤の理解と予防策 成

Ⅱ 251 機能や行動特性に応じた安全確保 成 成・統

252 転倒を予防するための環境調整 老 老・統

253 小児の年齢、理解度に応じた抑制

   ・おくるみ法 小

   ・ジャケット法 小

   ・シーネの使用 小 小

   ・転倒転落防止 小

254 閉鎖病棟 精 精

255 私物管理 精 精

256 施設、鍵の管理 精 精

257 事故防止対策 精 精

258 保護室の使用と適応 精 精

259 拘束の適応と方法 精

17 260 誤薬、危険物の管理 精 精

261 脆弱な自我を支えるアプローチ 精 精

262 自殺予防 精 精

263 住宅改造 在 在

18 Ⅱ 1 264 状態に合わせた安楽な体位の保持 ○・統

Ⅱ 1 265 安楽を促進するためのケア(温・冷罨法) ○ ○・統

Ⅱ 1 266 精神的な安寧を保つための計画立案 ○ ○・統

1 267 リラクゼーション ○・精 ○・精

12

Page 12: Ⅰ.臨地実習目的、目標 - IMS · 基礎看護学実習Ⅱ(看護過程1) 対象を捉え、看護を考える 成人看護学実習Ⅰ(看護過程2) 科学的根拠に基づいた看護の展開

268 健康歴の記録 ○ ○・統

269 経過記録(POS、体温) ○ ○・統

270 サマリー ○ ○・統

19 271 必要な治療に関わる報告 ○ ○・統

272 必要な看護に関わる報告 ○ ○・統

273 重症患者用経過観察記録表 成 成

274 クリティカルパス 成 成

275 MDS、PAPS、施設ケアアセスメントマニュアル 成 成

276 母子健康手帳 小・母 小・母

277 パルトグラム(分娩経過記録) 母 母

278 プロセスレコード 精 精

279 訪問看護記録 在 在

280 その他の帳薬類 在 在

281 訪問看護指示書 在 在

282 居宅サービス計画書 在 在

283 訪問看護計画書・報告書 在

284 患者との対人関係 ○ 在

○・成・老

小・母・統

285 家族、外来者との対人関係 ○ 在

○・成・老

小・母・統

20

286 必要に応じた関係者間での協調 ○ 在

○・成・老

小・母・統

287 コミュニケーションが困難な人々への対応 ○

○・成・老

小・母・統

288 高次機能障害のある対象とのコミュニケーション ○

○・成・老

小・母・統

289 感覚機能障害のある対象とのコミュニケーション 成 成

290 高齢者とのコミュニケーション 老 老・統

291 小児とのコミュニケーションアタッチメント 小 小

292 言葉の発達 小 小

293 母親、保護者とのコミュニケーション 小・母 小・母

294 治療的コミュニケーション 精

   ・カウンセリングの基礎

   ・ロールプレイング

295 接遇 精 精

296 訪問時のマナー 在 在 在 在

297 療養者、家族とのコミュニケーション 在 在 在

298 チームでのコミュニケーション 統 統

299 指導の基本 ○ 在 ○・統

300 入院時オリエンテーション ○ ○

301 生活習慣病とセルフケア 成 成・統

302 周手術期にある対象への指導 成 成・統

303 性に関する健康障害の予防と指導 成 成・統

304 障害受容への援助 成 成・統

21 305 退院後の支援 成 成・統

306 健康障害に応じた指導・支援 成・老・小

成・老

小・統

307 小児の理解力に応じた指導 小

308 保護者への指導 小 小

309 家族への指導 小 小

310 新生児家庭訪問指導 母 母

311 母親学級 母 母

312 妊娠中の生活指導 母 母

313 生活指導 精 精

314 対象に応じた教育技法 精 精

315 社会資源の活用方法 精・老 精・老

316 社会生活技能訓練(SST) 精 精

317 介護療養指導 在 在

13