18
ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者 池村 優哉 平成25年度 情報教育コース 卒業研究 構想発表

ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ARを用いた教材の開発

所属 山下研究室

指導教員 山下茂

発表者 池村 優哉

平成25年度 情報教育コース 卒業研究 構想発表

Page 2: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

目次 §1.研究動機

§2.ARとは

§3.実行予想画面

§4.研究計画

§5.開発環境

Page 3: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

観光マップ

Google glass

研究動機

近年、ARの技術を用いたサービスが注目を浴びている

洋服の試着

ARの技術を学校教育に 生かせないだろうか

Page 4: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

現実環境にコンピュータを用いて情報を付加掲示する技術

AR (Augmented Reality)とは

2013/6/1/15:04 大分県大分市

曇りのち晴 23℃

2013/6/1/15:04 大分県大分市

曇りのち晴 23℃

実際の映像

Page 5: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ARの実現方法 ロケーションベースAR ビジョンベースAR

マーカー型AR マーカーレス型AR

マーカーを デバイスで認識

マーカー

上に情報を表示

形から 物体を認識

物体 そのものに 情報を表示

GPSなどを利用し特

定の位置に情報を表示

Page 6: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ARを用いた教育分野での活用事例 ニューホライズン(英語教育)

3D宇宙大図鑑(理科教育)

ビジョンベース型ARは多いが、 ロケーションベース型ARの活用事

例は少ない!!

ロケーションベース型ARの技術を学校

教育に生かした教材を作りたい!

私の卒業研究の軸

Page 7: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ロケーションベースARの例 TISが提供している「SkyWare」

街歩きをコンセプトに、企業や自治体が所有する観光情報などのコンテンツを、文字情報や画像、動画、音声を利用してユーザーに提示できる。 例)長野県佐久市 「佐久中山道宿場めぐり」

Page 8: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

研究内容の決定 軸:ロケーションベース型ARの技術を学校教育に

生かした教材を作る

ロケーションベースARを用いた

生物多様性マップ

特定の場所でしか教材を使うことができない。

教材としての

実用性が少ない。

教師や生徒が気軽にARタグを手作りすることができる教材を作れないか

Page 9: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

学校の近辺にある生物の多様性マップが作れる!!

社会科見学のときに役に立つ!!

地域の歴史について知ることができるマップが作れる!!

各地域や教科、分野に合わせたオリジナルの教材を作ることができる

理科の先生

社会の先生

①生徒がICTを身近に感じる

②学習内容への関心が高まり、定着が促進

2つの効果が期待される

Page 10: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ソフト実行画面

教育福祉科学部では、「福祉の心と実践性」をキーワードとし、こどもを支援できる質の高い教員、時代に対応し地域の文化創造に貢献できる人材、生き甲斐をもち健やかに共に生きる社会を目指す人材の養成に取り組んでいます

(出典:大分大学HP http://www.ed.oita-

u.ac.jp/) 削除 非表示

Page 11: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

地図画面

教育福祉科学部では、「福祉の心と実践性」をキーワードとし、こどもを支援できる質の高い教員、時代に対応し地域の文化創造に貢献できる人材、生き甲斐をもち健やかに共に生きる社会を目指す人材の養成に取り組んでいます

(出典:大分大学HP http://www.ed.oita-

u.ac.jp/)

削除 非表示

現在位置

Page 12: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ARタグの作成方法

Page 13: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

完成予定図①

位置情報

画像の参照

説明文

決定

AR

MAP

現在地

位置情報が入力される

タイトル

Page 14: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

ARタグの作成方法

金閣寺

Page 15: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

開発する事項

・方位センサー、GPSの利用 ・現在地の表示 ・地図上でのマーカーの作成 ・ARタグの作成 ・地図上でのマーカーとARタグの連動

Page 16: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

今後の取り組み

7月

方位センサー、GPS機能の理解、使用

言語の学習

8~9月

プログラムの作成

◇現在位置の取得

◇現在位置の表示

10月

中間発表

Page 17: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

開発環境

OS Windows 7

言語 Java

開発環境 Eclipse Android Development Tools(ADT) Android (SDK)

Page 18: ARを用いた教材の開発 - Oita Universitykitchom.ed.oita-u.ac.jp/jyo/proh25/kousou/ikemura/...ARを用いた教材の開発 所属 山下研究室 指導教員 山下茂 発表者

参考文献

@ITいまさら聞けないAR(拡張現実)の基礎知識

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1109/26/news136.html

東京書籍ARで手に取るようにわかる3D宇宙大図鑑

http://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/3D-Space/

東京書籍ニューホライゾン

http://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/miraikei/

Google glass

http://news.livedoor.com

名古屋タカシマヤで「バーチャル試着」-AR技術で人の動きとも連動

http://meieki.keizai.biz/headline/photo/1699/

AR(拡張現実)の成長の勢いは止まらない

http://wizbiz.jp/MagazineArticle.do?magazineid=4&articleno=38