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Avid ® Symphony v3.5 ReadMe リビジョンヒストリ 重要なお知らせ Avid ® ソフトウェアをインストールする前に必ずお読みください。 重要:このマニュアルが発行された後で有効になっている可能性がある最新情報が記 載されている最新の ReadMe ファイルを Avid Knowledge Base で検索してください。 このマニュアルでは、前のリリースとの互換性の問題点、ハードウェアおよびソフト ウェア要件、ソフトウェアのインストール手順、およびシステムとメモリ要件の概要 について説明します。ハードウェアおよびソフトウェアの制限事項などの重要な情報 も記載されています。 Date Revised Changes Made 2009/02/27 更新 : 21 ページ「制限事項と既知の問題」 更新 : 15 ページ「Avid Symphony v3.5 の新機能」 更新 : 4 ページ「互換性図」

Avid Symphony v3resources.avid.com/SupportFiles/attach/README_Symphoy_v3...Avid ® Symphony v3.5 ReadMe リビジョンヒストリ 重要なお知らせ Avid ® ソフトウェアをインストールする前に必ずお読みください。

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Avid® Symphony v3.5ReadMe

リビジョンヒストリ

重要なお知らせ

Avid® ソフトウェアをインストールする前に必ずお読みください。

重要:このマニュアルが発行された後で有効になっている可能性がある最新情報が記載されている最新の ReadMe ファイルを Avid Knowledge Base で検索してください。

このマニュアルでは、前のリリースとの互換性の問題点、ハードウェアおよびソフトウェア要件、ソフトウェアのインストール手順、およびシステムとメモリ要件の概要について説明します。ハードウェアおよびソフトウェアの制限事項などの重要な情報も記載されています。

Date Revised Changes Made

2009/02/27 更新 : 21ページ「制限事項と既知の問題」

更新 : 15ページ「Avid Symphony v3.5の新機能」

更新 : 4ページ「互換性図」

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2

目次

シンボルおよび表記法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2

困ったときには . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

互換性図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

NVIDIA カードのセット アップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7

共有ストレージのサポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

編集アプリケーションをインストールする前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

ソフトウェアをインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14

Avid Symphony v3.5の新機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

Avid Symphony v3.5での改善点. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20

制限事項と既知の問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21

使用可能なアドレス スペースを拡張し、RAM を追加してパフォーマンスを向上させる(Windows). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53

シンボルおよび表記法

この ReadMe は、次のシンボルおよび表記法を使用しています。

シンボルまたは表記法 意味または操作

n 重要な関連情報、注意事項、および推奨事項を示します。

c コンピュータ障害またはデータ損失を防ぐための注意事項が記されています。

w 身体的危害を防ぐための警告が記されています。電気機器を扱う際は、このマニュアルまたは機器本体に記されている指示に従ってください。

> このシンボルは、メニュー コマンド(およびサブコマンド)の選択順序を示します。たとえば、[ファイル (File)]>[インポート (Import)]の場合は、[ファイル (File)]メニューを開いてから[インポート (Import)]コマンドを選択することを意味します。

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困ったときには

3

困ったときには

Avid 製品を使用中に何らかの問題が生じた場合は、次のように対処してください。1. 実行した操作について、このマニュアルに記載されている指示を注意深く読み、同じ操作を再試行してください。特に重要なのは、ワークフローの各ステップを確認することです。

2. このマニュアルが発行された後で有効になっている可能性がある最新情報については、この ReadMe を調べてください。新しい情報が利用できるようになるとオンライン バージョンが更新されるため、最新の ReadMe もオンラインでチェックしてください。オンラインで ReadMe を確認するには、[ヘルプ (Help)]メニューの[ReadMe]を選択するか、 http://www.avid.com/readme で Knowledge Base にアクセスしてください。

3. 保守またはハードウェア関連の障害が生じていないか、ご使用の Avid アプリケーションまたはハードウェアのマニュアルを調べてください。編集アプリケーションに付属するマニュアルは、アプリケーションのインストール時に PDF フォーマットでも提供されます。ヘルプから印刷されるトピックは、ページ レイアウトとフォーマット設定機能に制約があります。より高品質にヘルプ情報を印刷する場合は、ご使用の編集アプリケーションのオンライン ライブライリにある適切な Avid マニュアルの PDF バージョンの全部または一部を印刷することをお勧めします。オンライン ライブラリにアクセスするには、Avid 編集アプリケーションの[ヘルプ (Help)]>[オンライン ライブラリ (Online Library)]を選択します。

4. www.avid.com/onlineSupport/ にある Avid Online Support にアクセスしてください。オンライン サポートは、1 日 24 時間 365 日ご利用いただけます。この Knowledge Base では、答えの検索、エラー メッセージの参照、トラブルシューティングのヒントへのアクセス、更新データのダウンロード、オンライン メッセージボード ディスカッションなどのサービスを提供しています。

t このシンボルは、単独の手順を示します。リストに複数の矢印がある場合は、リストされている作業の 1 つを実行します。

斜体フォント 斜体フォントは、特定の用語を強調したり、変数を示す場合に使用されます。

Courier Bold フォント Courier Bold フォントは、入力するテキストを示します。

Ctrl + キーまたはマウスの操作k + キーまたはマウスの操作

Ctrl キーまたは Command キーを押したまま他のキーを押す、またはマウス操作を実行します。たとえば、k + Option + C または Ctrl + ドラッグ

シンボルまたは表記法 意味または操作

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4

互換性図

次の表は、Avid 編集アプリケーションで認定されたオペレーティング システム、NVIDIA® ドライバ、QuickTime®、Windows Media™、Avid Interplay®、共有ストレージ、Sony® XDCAM™、Panasonic® P2、および Pro Tools LE® の各バージョンを示しています。また、編集アプリケーションに付属する Boris Continuum Complete、Avid DVD by Sonic™、Sorenson Squeeze®、SmartSound® などのサードパーティ アプリケーションも示します。

アイテム バージョン コメント

Microsoft® Windows® OS サポート

Windows XP Professional SP2 または SP3Windows Vista® Business 64 SP1

Windows Vista Business 32 SP1

Windows Vista Ultimate 64 SP1

• Windows Vista Business 32 は Avid Media Composer® ソフトウェアのみ、または Avid Media Composer Adrenaline、 Mojo SDI、Nitris DX 、Mojo DXでサポートされます。

• Windows Vista Business 32 は HP® xw4600 システムで は Avid Media Composer® Mojo DX でサポートされます。(DNxHDキャプチャはサポートしません。)

• Windows Vista Business 32 は HP 8510w、HP 8710w および Dell® 6300 ラップトップで Avid Media Composer ソフトウェアに対してのみサポートされます。

Macintosh® OS サポート

Leopard® v10.5.5または v10.5.6 Leopard OSはMojo、Mojo SDI、Adrenaline、Mojo DX、Nitris DX でサポートされます。

QuickTime サポート

v7.5.5または v7.6 QuickTime v7.6は Leopard v10.5.6でサポートされていますが、v10.5.5ではサポートされていません。

Windows Media バージョンのサポート

Windows Media Player 11 Windows Media Player 11 がない場合は、www.microsoft.com にアクセスしてダウンロードしてください。

Windows Media エクスポートの互換性を得るには Microsoft Windows Media の更新が必要です。

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互換性図

5

Avid Interplay サポート

Avid Interplay の ReadMe を参照してください。

Macintosh の編集アプリケーションは Avid Interplay 環境ではサポートされません。重要:編集アプリケーションにインストールされている Avid InterPlayコンポーネントは編集アプリケーションでリリースされている Avid InterPlayのバージョンにアップグレードします。これにはMedia Indexer、Interplay Access、Interplay Framework、 Interplay Transfer Client、 ProEncode Clientなどが含まれます。Avid InterPlay Serverコンポーネントはサポートでリストされれいる以前のバージョンのままにしておくことも出来ます。詳細は Avid Interplay Readmeの「Avid Editing Application Compatibility with Interplay Releases」を参照してください。

NVIDIA ドライバ サポート

169.47

(他のバージョンにアップグレードしないで下さい。)

詳細については 7 ページ「NVIDIA カードのセット アップ」を参照してください。

共有ストレージのサポート

Avid Unity™ MediaNetwork および Avid Unity ISIS®

詳細については、9 ページ「共有ストレージのサポート」を参照してください。

Pro Tools Pro Tools LE v7.3.1 および v7.4.x

Pro Tools LE v8.0csl以上

ï Interpkay環境での ProToolsについては Avid Interplay ReadMeをご覧ください。

ï Pro Tools LE v7.3.1 および v7.4.xは相互運用性が認められていますが、編

集アプリケーションと同一のシステ

ムでは共存できません。

アイテム バージョン コメント

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Sony XDCAM ドライバ

PDZ v2.23 および FAM v2.04(Windows XP および Vista 32)v2.8.1(Macintoshの XDCAM Transfer )

Avidでは XDCAM用のドライバとして、Windows WPと Vista32をサポートし、Vista 64デバイスはドライバは使用できません

Avidは次の Sony PDWデバイスを使用するときにはWindows XP SP3上にv2.04ドライバをインストールすることをお薦めします。PDW 1500、PDW HD1500、PDW 700、PDW 350、PDW F75、PDW F70、PDWD1ドライバは Sony webページhttp://esupport.sony.comよりダウンロードできます。

PDW U1デバイスを使用するときには、VFAMドライバ v2.1.0をインストールすることをお薦めします。ドライバは Sony webページhttp://esupport.sony.comよりダウンロードできます。

Panasonic P2 ドライバ

(Windows XP および Vista)P2 デバイスのドライバ バージョン: v2.02 ~ v2.4

(Macintosh PowerPC および MacIntel)P2 デバイスのドライバ バージョン: v1.2

現在、Macintosh クライアント用に P2 ライトバックはサポートされません。

Boris Continuum Complete

v5.0.4 付属:Avid Media ComposerAvid NewsCutter® Avid Symphony™ Nitris®

Avid Symphony Nitris DX

Avid DVD by Sonic v6.1 付属:Avid Media ComposerAvid NewsCutterAvid Symphony NitrisAvid Symphony Nitris DX

アイテム バージョン コメント

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NVIDIA カードのセット アップ

7

NVIDIA カードのセット アップNVIDIA カードをセット アップするには、適切なディスプレイ ドライバ バージョンを準備し、必要に応じてディスプレイ ドライバをインストールし、適切な表示設定を行っておく必要があります。

NVIDIA カードをセット アップする前に、適切なディスプレイ ドライバ バージョンが存在することを確認してください。169.47 NVIDIA ドライバがない場合は、Avid アプリケーションと共にインストールされた Utilities フォルダからインストールできます。

NVIDIA ディスプレイ ドライバ バージョンを確認するには1. デスクトップを右クリックして、[プロパティ]を選択します。[画面のプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。

2.[設定]タブをクリックします。3.[詳細設定]ボタンをクリックします。4. 該当する Quadro タブをクリックします。Quadro タブをクリックしたときに、タブの左側のツリーに表示される最初の要素をクリックする必要がある場合があります。

ForceWare バージョンの行のグラフィックス カード情報セクションに、バージョン番号が表示されます。

Sorenson Squeeze v5.0 付属:Avid Media ComposerAvid NewsCutterAvid Symphony NitrisAvid Symphony Nitirs DXSorenson Squeezeは Vista64との互換がありません。

SmartSound v4.5 付属:Avid Media ComposerAvid NewsCutter Avid Symphony NitrisAvid Symphony Nitris DXSmartSoundは Vista64との互換がありません。

アイテム バージョン コメント

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NVIDIA ディスプレイ ドライバをインストールするには1. Program Files\Avid \ Utilities \nVidia に移動し、

169.47_forceware_winxp2k_english_whql.exe をダブルクリックします。2. 画面の指示に従って、NVIDIA ファイルを C:\NVIDIA\Win2KXP\169.47 に解凍します。

NVIDIA セットアップ プログラムが開きます。3. 画面の指示に従って、システムを再起動します。

2 つのモニタを使用している場合にデュアルビュー モードを設定するには1. デスクトップを右クリックして、[Nvidia コントロール パネル (Nvidia Control

Panel)]を選択します。 2. ウィンドウの左にある設定ウィンドウで、[複数ディスプレイのセットアップ (Set

up multiple display)]をクリックします。3.[使用する表示ディスプレイ モードの選択 (Choose View display mode to use)]領域で[相互に独立して構成する (Dualview) (Configure independently from each other (Dualview))]を選択します。

4.[適用 (Apply)]をクリックし、[OK]をクリックします。

NVIDIA Driver Helper Serviceを無効にする (Windows XP)

NVIDIA Driver Helper Serviceは、NVIDIAドライバと共に動作するバックグラウンド プログラムです。このサービスは、新しいドライバが利用可能な場合に通知する働きがあります。このサービスが有効になっているとシステムの起動や終了時に時間がかかるばかりでなく、Adobe® Photoshop®のガンマのロードやカラーコレクションを妨げます。このような場合は、NVIDIA Driver Helper Serviceを無効にしてください。

NVIDIA Driver Helper Serviceを無効にするには1. [マイ コンピュータ ]を右クリックします。.2. [管理 ]をクリックします。3. [サービスとアプリケーション ]をダブルクリックします。4. [サービス ]をダブルクリックします。5. [NVidia Display Driver]または、[NVidia Driver Helper Service] を右クリックします。6. [プロパティ ]を選択します。7. [スタートアップの種類 ]メニューで、[無効 ]を選択します。8. [OK] をクリックします。ドライバをアップデートや再読み込みをする度に、この設定は有効に設定されます。

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共有ストレージのサポート

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共有ストレージのサポート

共有ストレージ環境でテストされている編集アプリケーションは次の通りです。

編集アプリケーションをインストールする前に

次の情報をもとに、システムにインストール可能な編集アプリケーションを確認してください。

既存のエディタのアップグレード

次の既存の編集アプリケーションは、次のとおりアップグレードできます。 • Media Composer v2.7.x 以降を Media Composer v3.0 にアップグレード可能(WinXP

OS) • Symphony Nitris v1.7.x 以降を Symphony Nitris v3.0 にアップグレード可能(WinXP

OS)• NewsCutter XP および NewsCutter Adrenaline v6.7.x 以降を NewsCutter v7.0 にアップグレード可能(WinXP OS)

編集アプリケーションOS

サポート済みISISクライアントバージョン

サポート済みISIS サーバーバージョン

サポート済みMediaNetwork クライアントバージョン

サポート済みMediaNetwork サーバーバージョン

Windows XP v1.4, v1.5, v1.6, v2.0.1

v1.4, v1.5, v1.6, v2.0.1

v4.1.6, v4.2.4, v5.0.1, v5.1, v5.1.1

v4.1.6, v4.2.4, v5.0.1, v5.1

Windows Vista Business 32とWindows Vista Business 64 a

a. Windows Vista Business 32 はいくつかの Avid編集アプリケーションでサポートされています。 4ページ「互換性図」をご覧ください。

v1.5, v1.6, v2.0.1 v1.4, v1.5, v1.6, v2.0.1

v5.1, v5.1.1 v4.1.6, v4.2.4, v5.0.1, v5.1

Macintosh Leopard 10.5.5 と10.5.6. 詳細は4ページ「互換性図」をご覧下さい。

v1.5, v1.6, v2.0.1 v1.4, v1.5, v1.6, v2.0.1

v5.1, 5.1.2 v4.1.6, v4.2.4, v5.0.1, v5.1

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新規にご使用になる(システムに Avid エディタがまったくインストールされていない)場合は、次のアプリケーションを認定済み WinXP システムまたは Vista システムにインストールできます。

• Media Composer v3.0 以降• Symphony Nitris v3.0 以降• NewsCutter v7.0以降

編集アプリケーションの Vista バージョンでの次のアップグレード プロセスはサポートされません。

たとえば、編集アプリケーション Media Composer v2.7.x をアンインストールし、OS を WinXP から Vista にアップグレードした後、Media Composer 3.x をインストールすることはできません。Vista への編集アプリケーションのインストールは、Vista のクリーン システムでのみ可能です。

Media Composer v3.xリリースの Macintosh バージョンは、OS X Leopard を使用する Macintosh のクリーン システムにのみインストール可能です。

Vista OS に関する注意

Vista OS で編集アプリケーションを稼動している場合は、次のトピックをよくお読みください。

デスクトップ構成を無効化する

Vista OS で編集アプリケーションを稼動している場合、Avid エディタを起動すると、デスクトップ構成の無効化を求めるダイアログ ボックスが表示されることがあります。Avid 編集アプリケーションに悪影響を与えることなく、この無効化を行うことができます。

この無効化を選択して、編集セッションを続行できます。このオプションを無効化しないと、編集アプリケーションの再起動時に再度ダイアログ ボックスが表示されます。

デスクトップ構成を無効化するには

1.[コントロール パネル]を開きます。2.[システム]をダブルクリックします。3.[設定の変更 (Change Settings)]をクリックします。4.[詳細設定]タブをクリックします。5.[パフォーマンス]領域の[設定]をクリックします。6.[デスクトップ構成を有効にする (Enable desktop composition)]のチェックをオフにします。

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編集アプリケーションをインストールする前に

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これで、次回の編集アプリケーション起動時に、デスクトップ構成の無効化を求めるダイアログ ボックスは表示されません。

ユーザー アクセス コントロールの設定

Windows Vista にはユーザー アクセス コントロール(UAC)が含まれています。これは、コンピュータに行われる変更を通知し、ユーザーがその変更を許可するかどうかを決定できるようにします。UAC を ON のままにすることを推奨します。この機能は、Windows Vista オペレーティング システムのデフォルトでオンに設定されます。

標準ユーザー

最初に編集アプリケーションを管理者としてインストールする必要があります。共有ストレージ環境の場合は、自分のワークスペースを管理者としてマウントします。次に、ログオフし、必要に応じて標準ユーザーとしてもう一度ログインします。

Vista Windows サイドバー

Vista Windows サイドバーが有効になっている場合、再生を停止するとタイムライン モニタがちらつくことがあります。Windows サイドバーを無効化してください。

Vista を無効にするには1. サイドバーまたはサイドバー アイコンを右クリックして、[プロパティ]を選択します。

2.[Windows 起動時にサイドバーを開始します]を選択解除します。 3. アイコンを右クリックして[終了 (Exit)]を選択し、サイドバーを閉じます。

新しいフォルダ構造

一部の編集アプリケーション フォルダが新しい場所に移動して共有されるようになり、インストール時にユーザーに表示されます。これらのフォルダはインストール時に作成され、すべてのユーザーに対して特別なアクセス許可が与えられます。

次のフォルダは Windows XP システムの次の場所に作成されます。

C:/Documents and Settings/AllUsers/Shared Documents/<AvidProductName>• Avid Attic

• Avid ユーザー• Avid Media_Files• Avid Templates

• 設定

• Avid FatalErrorReports

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• sharedjvm/server/apps/MediaIndexer/stat/log• MarqueeTitles

• AVX プラグイン データ

次のフォルダは Vista システムの次の場所に作成されます。

C:/Users/Public/Public Documents/<AvidProductName>• Avid Attic

• Avid ユーザー• Avid Media_Files• Avid Templates

• 設定

• Avid FatalErrorReports• sharedjvm/server/apps/MediaIndexer/stat/log• MarqueeTitles

• AVX プラグイン データ

インストール前に古いフォルダをクリーンアップする

アップグレードを実行する場合は、次の手順を実行して古いフォルダをクリーンアップしてから新しいファイルをインストールします。

フォルダをクリーンアップするには

1. 既存の Avid 編集アプリケーションをアンインストールします。アンインストール対象には、FilmScribe™ や EDL Manager などのヘルパー アプリケーションも含まれます。

2. アンインストール プロセス後も次のレジストリ キーが存在している場合は、システムからレジストリ キーを削除します。HKLM/Software/Avid Technology/<productname>HKLM/Software/Avid Technology/AVX Plug-ins

3. 次のフォルダのうち、保持するカスタム データが含まれないフォルダを削除します。カスタム データが存在する場合は、手順 4 の後、そのデータを新しい場所にコピーします。

C:/Documents and Settings/AllUsers/ApplicationData/Avid/<productname>C:/Program Files/Avid/<ProductName>

(Vista)C:/ProgramData/Avid/<Productname>4. 新しい Avid 編集アプリケーションをインストールします。

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ソフトウェアライセンスの注意点

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ソフトウェアライセンスの注意点

OSをアップグレードしたとき

Avidアプリケーションのインストール後、OSをアップグレードする場合、最初にソフトウェアを [無効 (DeActivate)]します。OSのアップグレード後、必要な場合にはアプリケーションを再インストールし、ソフトウェアを [有効 (Activate)]しなおします。ソフトウェアにアクティベーションの詳細は「Installation Guide for Avid Editing Applications.」をご参照ください。

ラップトップのネットワーク設定

ソフトウェアライセンスに情報はシステムネットワークの構成を使用しています。ワイヤレスネットワーク接続でインターネットに接続しているとき、ラップトップシステムではネットワークインターフェースカード (NIC)を無効にします。ラップトップで Avid編集システムアプリケーションを起動している場合、ソフトウェアを [有効(Activate)]にしたときと、NICとワイヤレスの構成が常に同じであることを確認して下さい。ネットワーク設定が変更したときのために、ユーザーアシスタンスをご覧ください。

GetLicenseInfo Utilityの使用

Avidには GetLicenseInfo.exeという、ライセンスに関する情報を提示するユーティリティ プログラムがあります。 オリジナルライセンス情報がなくなってしまった場合や、Avidカスタマーサポートに連絡する場合にこのツールは便利です。ライセンス情報はシステム毎にこのユーティリティによって、次の項目が集められます。

• プロダクト名

• ライセンスの種類

• 状況

• システム ID• シリアルナンバー (セキュリティのため、シリアルナンバーの一部は表示されません。)

• Avid MachineID

ライセンス情報を集めるには

1. いずれかの場所に行きます。t (Windows) Program Files\Avid\Utilities\GetLicenseInfo

t (Macintosh) Applications/Utilities/Avid Utilities/GetLicenseInfo

2. GetLicenseInfo.exeをダブルクリックします。

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ターミナルウィンドウが開き、ライセンス情報を表示します。

3. 適切なライセンス情報をコピーし、ターミナルウィンドウを閉じます。

ソフトウェアをインストールする

以前のバージョンからアップデートする場合、既存の編集アプリケーションをアンインストールします。コントロールパネルの追加と削除を使用して、Digi Driverも削除します。システムを再起動し、新しい編集アプリケーションをインストールします。Digi Driverを削除しない場合、 Audiosuiteプラグインはロードされず、“This software requires installation of device driver TPkd and a reboot before running” または “DAE Interface NOT Available”のエラーメッセージが表示されることがあります。クリーンインストールされた新しいシステムでこのエラーが出た場合、問題を解決するために、 Windows Update から KB926255 の Hot fixをインストールします。

(Macintoshのみ )Macintosh編集アプリケーションの前のバージョンからアップデートする場合、次の場所にある Stereo Mixer.dpmと Surround Mixer.dpmプラグインを削除します。Macintosh HD/Library/Application Support/Digidesign/Plug-Ins。ファイルを削除しないと、AudioSuite Toolに問題が出ることがありましす。

すべての Avid 編集アプリケーションで、最初に(単に管理者権限を持つユーザーとしてではなく)管理者としてログインし、アプリケーションをインストールした後、管理者として初めてアプリケーションを起動します。共有ストレージ環境で作業している場合は、自分のワークスペースをマウントします。その後で通常のユーザーとして Avid 編集アプリケーションを実行できます。

(Windows)Avid 編集アプリケーション ソフトウェアをインストールするには1. アクティブなアプリケーションをすべて終了します。2. 編集アプリケーションの DVD を挿入します。3. [Avid Editor Suite をインストールする (Install the Avid Editor Suite)]または[個々の製品 (Individual Product)]をクリックし、画面の指示に従います。

n[FilesInUSe]ダイアログ ボックスが表示されたら、[無視 (Ignore)]を選択して続行します。

n システムでの Windows のアクティビティによっては一部の Microsoft Windows ドライバ警告がインストール時にタスク バー上に最小化されることがあります。インストールに 5 ~ 10 分以上かかる場合は、SOFTWARE という文字が表示されたアイコンをタスク バーでチェックしてください。このアイコンをクリックし、表示される[続行する (Continue Anyway)]を選択してインストールを続行できます。

4. プロンプトが表示されたら、[コンピュータを再起動する (Yes, restart my computer)]を選択します。

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Avid Symphony v3.5の新機能

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(Macintosh)Avid 編集アプリケーション ソフトウェアをインストールするには1. アプリケーションをすべて終了します。2. 編集アプリケーションの DVD を挿入します。3.[Avid Editor Suite をインストールする (Install the Avid Editor Suite)]または[個々の製品 (Individual Product)]をクリックし、画面の指示に従います。

4. プロンプトが表示されたら、[コンピュータを再起動する (Yes, restart my computer)]を選択します。

Avid Symphony v3.5の新機能

新機能

次の表は Avid® Media Composer® v3.5、NewsCutter® v 7.5、Symphony™ Nitris® v3.5の新機能の概要です。それぞれの機能はすべてのプロダクトモデルに含まれていません。詳細情報へのリンクについては、詳細情報の列を参照してください。

特徴 説明 詳細情報

ソフトウェアアクティベーション

Avidではソフトウェアのアクティベーションにソフトウェアライセンスを取り入れました。

新規ユーザーの場合には、ドキュメントボックスにあるInstallation Guideをご覧下さい。 前のバージョンからアップグレードし、アップグレードキッドを注文した場合にはにも、Installation Guideを参照してご覧下さい。 Avidダウンロードページからソフトウェアをダウンロードする場合には、ダウンロードページにある Install_SWLicense.pdf をご覧下さい。また 13ページ「ソフトウェアライセンスの注意点」もご覧ください。

カラーコレクションでのキーフレーム

アドバンスドカラーコレクションを使用してカラーコレクションの調整をアニメーションすることができます。

ヘルプの “Keyframing Color Corrections”を参照してください。

Long-GOPビデオミックスダウン

Long-GOP HDフォーマットを使用してのビデオミックスダウンをサポートしました。

19ページ「Long-GOPメディアの作成」を参照してください。

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再リンク機能の向上 使用できる SDまたは HDメディアにクリップを再リンクさせることができます。また、再リンクダイアログボックス内でフォーマットと解像度を選択することができます。

ヘルプの “Relinking Media Files”を参照してください。

Native Thin Raster のサポート

システムの構成で、再生と編集のラスターサイズを直接選択することができます。

ヘルプの “Raster Sizes”を参照してください。

BWFオーディオファイルサポート

マルチチャンネルファイルやモノラルのBWFファイルを Avid編集システムにシングルマスタークリップとして、インポートすることができます。

ヘルプの “Working with BWF Files”を参照してください。

インポートする前にオーディオゲインを調節する

オーディオファイルをインポートするとき、オーディオミックスツールを開かずに、クリップのゲインを設定することができます。

ヘルプの “Adjusting Gain Before Importing Audio Files” を参照してください。

Avid Media Access (AMA) プラグインアーキテクチャ

サードパーティのボリュームから、システム上に直接メディアを保存しないで、ビンの中にクリップ (XDCAMや XDCAM EX、P2)をリンクすることができます。

ヘルプの “File Based Media”を参照してください。

XDCAM EX You can now import an XDCAM EXクリップを Avid編集システムにインポートすることができます。また AMAを使用し、 XDCAM EXクリップにリンクすることができます。

ヘルプの “Sony XDCAM EX Media”を参照してください。

XDCAM Windowsと Macintoshプラットフォームの両方で、XDCAMのインポートスピードが向上しました。

ヘルプの "Sony XDCAM Media"を参照してください。

FluidStabilizer カメラの動きを追従するための新しいトラッキングエンジンが設計されました。

ヘルプの “Stabilizing an Image” を参照してください。

エフェクトを含むシーケンスの修正

このリリースには新しいまたは修正されたメニューコマンドがあります。

ヘルプの “Promoting and Demoting Existing Effects in Sequences”を参照してください。

特徴 説明 詳細情報

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Avid Symphony v3.5の新機能

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アドバンスドキーフレームの変更

アドバンスドキーフレーム機能には次の変更点があります。

• エフェクトエディタ設定にある [始点 /終点キーフレーム自動設定(Automatic Start and End Keyframes)]はなくなりました。

• エフェクトエディタ内でのネストされたアドバンスドキーフレームエフェクトの作用方法が変わりました。

セグメント上のすべてのネストされたエフェクトはエフェクトエディタですべて使用できます。いつでもネストされたエフェクトのパラメータやキーフレームグラフを開き、操作することができます。

エフェクトエディタでネストされたエフェクトの順番を変更するための、古いメカニズム(ネストの優先順位のアイコンをドラッグする)はもう使用できません。

• シークエンスにネストされた標準キーフレームエフェクトがある場合、エフェクトエディタでは一度に一つのエフェクトしか表示しません。ネストの中に標準とアドバンスドの両方が混在する場合、標準キーフレームの下のエフェクトはネストにステップインするまで、エフェクトエディタには表示されません。

ヘルプの “Working with Advanced Keyframes” を参照してください。

Generatorエフェクトの新しいパラメータ

SubCap と Timecode Burn-In エフェクトに新しいオプションが追加されました。

ヘルプの “Generator Effects”を参照してください。

特徴 説明 詳細情報

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ステレオスコピック ステレオスコピック (3D) 素材を表示し、編集するための機能です。

ヘルプの “Working with Stereoscopic Material” を参照してください。 ステレオスコピック編集のためにモニタのコントロールをする設定は、プロジェクト設定ではなくユーザー設定になります。そのため、例えば3Dプロジェクトとそうでないプロジェクト間を切り替えるときには不便です。ステレオスコピックプロジェクトをロードするときには常に切り替えできるように ユーザープロファイルを作成します。

16チャンネルオーディオ 16チャンネルがサポートされている HDデバイスから HD-SDI経由で、16オーディオチャンネルまでキャプチャできます。

19 ページ「HD-SDI 16-チャンネルオーディオ」を参照してください。

AudioSuiteプラグイン このリリースではより多くの AudioSuite Plug-Inがサポートされました。

ヘルプの “Understanding Digidesign AudioSuite Plug-Ins” を参照してください。

CPU/GPUアクセラレーション

v3.5と v7.5リリースで、追加されたエフェクトは CPU/GPU アクセラレーションを利用しています。

19 ページ「CPU/GPU アクセラレーション」を参照してください。

3GB Utilityの変更 DX や Nitris DX前の搭載のシステムでは、 アドレススペースを前のリリースの 2500から 2700に拡張します。Mojo DX またはNitris DX が搭載されている場合、エディタを起動すると、メッセージが表示されます。

53ページ「使用可能なアドレス スペースを拡張し、RAM を追加してパフォーマンスを向上させる(Windows)」を参照してください。

エクスポートの向上 XDCAMにエクスポートするとき、エンベデッドタイムコードをサポートします。

QuickTimeムービーをエクスポートするとき、エンベデッドタイムコードをサポートします。

MPEG IMXや XDCAM HD 50 Mbitsに8トラックのオーディオをエクスポートすることをサポートします。

特徴 説明 詳細情報

特徴 説明 詳細情報

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Long-GOPメディアの作成

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Long-GOPメディアの作成Avid編集アプリケーションは すべての Long-GOPフォーマットとモデル (XDCAM HD と XDCAM EX)のメディアの作成と再生をサポートします。Long-GOP HDフォーマットを使ってのビデオミックスダウンもできます。

詳細はプロジェクトで「Long-GOP HDフォーマットの使用」にあります、また Avid Interplay Best Practices v1.6にある「Long GOP Workflows」をご覧下さい。

HD-SDI 16-チャンネルオーディオ16チャンネルまでのオーディオをサポート済みの HDデバイスから Captureツールで録音することができます。HD-SDI で出力するときに限って、16チャンネルまでのオーディオをデジタルカットすることができます。

n すべてのデッキが 16チャンネルをサポートしていません。詳細はデッキについているドキュメントをご覧ください。

次の Avid編集システムで、 HD-SDI 16チャンネルの出力がサポートされています。• Avid Nitris DX• Avid Mojo DX

CPU/GPU アクセラレーション v3.0 と v7.0のリリースで、ビジュアルエフェクトの CPU/GPUアクセラレーションが紹介されました。エフェクトのパフォーマンス向上のためにシステムは自動的に使用可能なホストワークステーションの CPUまたは GPUのリソースを使用します。v3.5 と v7.5のリリースでは、 CPU/GPUアクセラレーションが使用できるエフェクトが追加されています。3D-Warpの Perspectiveや SpinZ、Luma Key、Peelは新しい GPUエフェクトです。

レンダー設定オプションにある「エフェクトのレンダリング品質 (Effects Quality Render Using)」オプションは 「Image Interpolation」に変更されました。Symphony Nitris以外では、 Standard modeだけが前のバージョンでサポートされていた品質です。

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Avid Symphony v3.5での改善点以下の点が改善されています。

⇒ Avid Unity ISISを使用し、720p 59.97プロジェクトでバッチキャプチャを実行しても、"DIG_TOO_SHORT"エラーはでません。

⇒ Panasonic AJ-HD1400 デッキに DVC PRO HDメディアをデジタルカットできます。

⇒ プロジェクトウィンドウにあるフォルダ名を変更し、このフォルダの中にあるビンを保存しても、エラーがでません。

⇒ (Macintosh) マルチグループクリップで JKLキーを使用しても、"Segmentation Fault"エラーはでません。

⇒ DNxHD 220 メディアで SpectraMatteエフェクトを使用し、再生のためにビデオ品質オプションをフルクオリティにしても、アプリケーションが遅くなりません。

⇒ Avid Unity MediaNetworkから Avid Unity ISISに移動しても、 9面マルチカメラの再生が遅くなることはありません。

⇒ シークエンスの始めに黒味があり、Timecode burn-In エフェクトで表示を変更しても、編集アプリケーションはハングしません。

⇒ フィラークリップ上に直接 AVX1 エフェクトを置いても、プロモート中にエフェクトとフィラーの両方が消えてしまうことはありません。

⇒ QuickTimeリファレンスのエクスポートの完了が前のバージョンよりも早くなりました。

⇒ Avid Interplay v1.2.3環境に接続された Avid Symphony Nitrisシステムで非圧縮ビデオを再生しても、フレーム落ちしません。

⇒ MetaSync で正しくマットキーがインポートできます。

Image Interpolation

.

サイズや位置が変更されたフェクト全体に設定します。次のオプションが使用できます。

Advanced (Polyphase): 高品質でエフェクトをレンダリングするときに使用します。

Standard (Bilinear): 標準品質でエフェクトをレンダリングするときに使用します。

Draft (Nearest Neighbor): 最終的な品質で仕上げる必要がないとき、パフォーマンスを優先したいときに使用します。

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制限事項と既知の問題

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⇒ VFXと DPXのタイムコードは レコードモニターのタイムコード表示にも、タイムコード ウィンドウにも表示されます。

⇒ (Symphony Nitris DX) メモリが 17%を超えても、"Get Free Heap" エラーはでません。

⇒ アプリケーションはデジタルカットの開始前にメディアオフラインを確認しないことがありましたが、この問題は解決されました。しかし、シークエンスにメタトラックがあると、オフラインメディアのメッセージが出ることがあります。

制限事項と既知の問題

AMA (Avid Media Access)

⇒ AMAでクリップをリンクしていて、新しいビンのビューをブリーフからテキストに切り替えると、メタデータ情報がなくなってしまうことがあります。

対処法: ビンがテキストやスクリプト、フレームになっているときに、AMAでクリップがリンクします。

⇒ P2 AMAインポート: 1080i59のような同じプロジェクト上で、二枚またがった P2カードからコンソリデートまたはトランスコードができないことがあります。システムは ”ConsolidateFMobs() Too Many Files”エラーメッセージを表示します。

対処法:この問題が起こったら、二枚の P2カードにまたがったメディアのインポートに AMAを使用しないでください。

⇒ AMAで作業をしていると、ビンコラム選択ダイアログボックスには常にすべてのビン項目を表示しません。

対処法: AMAクリップが保存されているビンを閉じて、再度開きます。ビン項目はビンコラム選択ダイアログボックスにすべて表示されます。

⇒ AMAを使用してクリップをコンソリデートまたはトランスコードすると、ネイティブオーディオのサンプルレートと同じオーディオサンプルレートのままにします。オーディオのサンプルレート変換を選択すると、システムは必要なスペースを計算せず、コンソリデートは失敗します。しかし、オーディオサンプルのビット深度の変換を選択したり、オーディオフォーマットを変換することで、コンソリデートを成功させることができます。

⇒ アプリケーションが AMA(Avid Media Access)使用中に複数のワークスペースをマウントしていると、 Avid編集システムの反応が遅くなります。

対処法: Avid編集アプリケーションを開く前に複数のワークスペースをマウントし、AMAで作業します。

⇒ (Macintosh のみ )書き込み禁止になっている XDCAM EX (SxS) カードを取り出した後でさえ、オフラインクリップが選択された状態(黄色にハイライト)で表示されます。

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対処法: カードを書き込み禁止にせず、アプリケーションが起動している間はカードを取り出さないでください。

⇒ ディスクから XDCAM DV 25メディアを再生すると、オーディオフレームがドロップまたはスキップすることがあります。この原因はスピンバックアップのためにディスクが必要な時間が原因かもしれません。

⇒ 次のフォルダ名、“OMFI MediaFiles” や “Avid MediaFiles”、 “Contents”、 “Clip” 、 “BPAV” は適切なメディアファイルが入ったアプリケーションまたはカメラで作成されたファイル名です。ボリュームをマウントするときに、エラーがでないようにするために、システム上にそれらのファイル名がついたフォルダを作成しないでください。

⇒ AMAでクリップをリンクしているとき、ビンビューがテキストまたはスクリプト、フレームになっているか確認してください。メタデータのビン項目はブリーフには保存できません。

オーディオ

⇒ システムが HP xw8400 の場合、編集アプリケーションで、接続されたマイクロフォンなどのオーディオ デバイスのレベルが適切に制御されるように、サウンド設定をカスタマイズする必要があります。

対処法: サウンド カード設定をカスタマイズするには1.[プロジェクト (Project)]ウィンドウで[設定 (Settings)]タブをクリックします。2.[サウンド カードの設定 (Sound Card Configuration)]をダブルクリックします。3. レコード /入力の説明が再生 /出力の設定と一致することを確認します。たとえば、マイクロフォンが背面にあるピンク色のコネクタに差し込まれている場合は、再生 /出力オプションは[背面のピンク色入力 (Rear Pink In)]に設定します。ライン入力のオーディオ デバイスが前面にある黒いコネクタに接続されている場合は、再生 /出力オプションは[前面の黒色入力 (Front Black In)]に設定します。

⇒ クリップ パン:2 つのクリップ間のオーディオ ディゾルブに単一オーディオ トラックのクリップ パンを追加すると、オーディオ ディゾルブではディゾルブの間、アウトゴーイング ソースのクリップ パン設定が使用されます。

⇒ デジタルオーディオスクラブをしていると、時々 "ReadStreamAsyn"エラーが起こることがあります。スクラブを続けると、オーディオは戻ります。

⇒ パン オートメーション(適用されるとクリップ パンを上書きする ):2 つのクリップ間のオーディオ ディゾルブに単一オーディオ トラックのオートメーション パンを追加すると、オーディオ ディゾルブでは、ディゾルブ開始時のパン キーフレーム値とディゾルブ終了時のパン キーフレーム値との間で、パン値が補間されます。ディゾルブの最中に生じるパン キーフレームはすべて無視されます。

対処法: クリップ パンを使用して 2 つのクリップを別々のトラックに配置し、一方を無音へとフェードし、もう一方を無音からフェードアップします。

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制限事項と既知の問題

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⇒ 720p50 HD プロジェクトを開くと、[キャプチャ ツール (Capture Tool)]ウィンドウが開きます。HD-SDI ビデオおよびオーディオ入力を選択します。HD-SDI 埋め込み機能を使用して HD クリップをサテライト ソースからキャプチャし、ビンに保存します。上記の通り保存した HD クリップを使用して、HD シークエンスを作成します。Panasonic HD 150 を構成し、埋め込まれた HD-SDI オーディオを使用するようにデッキを設定します。ビデオ出力ダイアログ[HD-SDI Audio Embedded ON をオンにする (Turn on HD-SDI Audio Embedded ON)]が開きます。埋め込み HD-SDI オーディオ機能を使用して HD シークエンス(プレビュー)を HD デッキに出力しようとすると、失敗します。デッキには、オーディオ出力信号が表示されません。

⇒ Panasonic HD150 デッキでは、Adrenaline または Avid Nitris からの埋め込み HD オーディオ ストリームはデコードされません。

対処法: Avid DNA ハードウェアからの AES オーディオデッキに接続し、埋め込まれたオーディオを無効にします。

オーディオ パンチイン ツール

⇒ 前のバージョンでは、プリロール時に入力をモニタすることができました。ソフトウェアのみのシステムでは、現在もプリロール時に入力をモニタできます。Avid Mojo がある場合は、入力モニタリングはプリロール時ではなく、イン点で開始します。

Avid Unity

⇒ (Macintosh) Avid編集アプリケーションはミラーリングされた Avid Unity MediaNetworkのワークスペースに 8-bit 1:1 HDメディアをキャプチャできません。10-bit HDメディアは問題ありません。

対処法: 8-bit 1:1 HD メディアを Avid Unity MediaNetworkのワークスペースにキャプチャするために、ワークスペースのミラーリングを外し、8-bit HDメディアをキャプチャしなければなりません。8-bit HDメディアをキャプチャ後、ワークスペースをミラーリングします。ミラーリング後、Administrationツールでワークスペースを同期(Synchronize)させます。

⇒ Avid Unity MediaNetwork とパワー ユーザー ログインWindows システムにパワー ユーザーとしてログインし、接続マネージャで同じログインを使用して Avid Unity MediaNetwork にログオンすると、メディアを再生できません。

対処法: Interplay で Avid 編集アプリケーションを使用するには、パワー ユーザーとしてログインする必要があります。ただし、接続マネージャを使用して Avid Unity MediaNetwork にログオンする場合は、同じログインを使用しないでください。接続マネージャでは別のログインを使用してください。Avid Unity ISIS では、この問題は発生しません。

⇒ アジアの文字を使用したワークスペース名は、ドライブ選択リストでは、終わりが切り捨てられて表示されることがあります。

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対処法: ワークスペース名は 5 文字以内にしてください。

⇒ MediaNetwork ファイバ接続クライアントでユーザーを変更するファイバ接続クライアントでユーザーを変更する際に、Windows の[ログオフ]のユーザーの切り替え機能を使用しないでください。元のユーザーとしてログインし直した場合、メディアを再生するときに次のエラーが表示されることがあります。例外:FILE_OTHER, filename:... Exception:SYS_ERROR, status:1317, msg: 指定されたユーザーは存在しません。

対処法: この問題が発生した場合、修正するには、システムを再起動してください。この問題を回避するには、ユーザーを切り替える前に完全にログオフしてから、システムを再起動してください。

キャプチャ

⇒ SonyZ7U または Canon XH-G1 カメラを使用して、FireWireでキャプチャをすると、"Lack of progress" エラーがでます。

⇒ 検出されない小さなタイムコード ブレークが原因で、1394 を介してキャプチャされた素材のバッチ キャプチャの正確性に問題が生じる場合は、[キャプチャ設定 (Capture Settings)]の[DV& HDV]タブにあるオプション[小さなタイムコード ブレークの検出を有効化する (Enable detection of small timecode break)]を選択します。

⇒ 1:1 10 bit でキャプチャをすると、”DIG_VDM_OVERRUN”または “ video overrun” エラーがでます。ストレージパフォーマンスが最適化されていると、この問題は起こりません。

⇒ (Macintosh)28 文字以上の名前の対象ドライブまたはワークスペースにアクセスしようとすると「Mac Error - 37」というエラーが表示されます。

対処法: 対象ドライブ名またはワークスペース名が 28 文字未満になるようにしてください。

⇒ 2 日以上、Avid 編集システムを使用してクリップをキャプチャし、同じプロジェクトと同じテープ名を使用する(たとえば、別の日に「Live」という名前のケーブル フィードからキャプチャする)と、クリップの再リンクで古いクリップが新しいクリップに再リンクされる場合があります。この場合、クリップは別の日にキャプチャされたものであっても、同じ 24 時間タイムコードと同じテープ名を使用しているため、Avid システムではキャプチャされた素材を同じソースからのものとして扱います。そのため、クリップを再リンクしても、正しく再リンクされません。

対処法: 一般的なテープ名や内容の説明ではないテープ名を使用すること(たとえば、ライブ フィードに「Live」というテープ名を使用するなど)は避けてください。各キャプチャに対して区別しやすいテープ名を使用してください。また、ご使用の編集システムでキャプチャを実行する場合は、別のプロジェクトを使用してください。

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制限事項と既知の問題

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プロジェクトを変更すると、キャプチャに同じテープ名を使用した場合でも、Avid システムでは新しいソース ID が生成されます。これにより、再リンクの問題が回避されます。

⇒ Sony HVR-M10U で DV テープを使用すると、「プリロール ポイントが見つかりません」というメッセージが表示されることがあります。

対処法: マシン テンプレートを「Generic_DVDevice-NTSC」または「Generic_DVDevice-PAL」テンプレートに変更します。これにより、強制的にソフトウェアでプリロール タイムコードの頭出しに別の方法が使用されます。

⇒ 編集アプリケーションでは、Frame Chase 編集クリップをメディア サービス トランスコードに送信しようとしても警告は表示されません。インジェスト中のクリップをメディア サービス トランスコードに送信しないでください。クリップのインジェストが完了するまで待機してください。

⇒ エディタで Frame Chase キャプチャによりキャプチャされたクリップをロードする際に、次のエラー メッセージが表示されることがあります。「再リンク プロセスで発生するエラー: 新しいトラックの長さが元のトラックの長さと等しくありません (Error encountered during relink process: New track length does not equal original track length)」

対処法: 編集アプリケーションで、クリップおよびシークエンスを右クリックし、Interplay の[更新 (Update)]を選択します。Assist で、クリップを選択して F5 キーを押すことにより、Interplay データベースのクリップを更新します。

⇒ キャプチャを行い、パススルー モニタを使用すると、ユーザーによる読み取りを防ぐため、デスクトップ パススルーによりパススルー モニタと同じスペースに存在するエラー メッセージが表示される場合があります。

対処法: 影響を受けるウィンドウまたはメッセージ ボックスをレコード モニタから移動し、Avid アプリケーションの前面に別のアプリケーションを配置した後、Avid に戻って強制的に UI を更新します。

⇒ 1394 を介して HDV デバイスを HDV インターレース プロジェクトにキャプチャすると、ビデオが複数の正方形に分断される場合があります。ただし、キャプチャされたメディアは手付かずの完全な状態のままです。

⇒ 無効なフレームを含むメディアをキャプチャすると、キャプチャが中止され、無効なフレームが破棄されたというエラー メッセージが表示され、クリップを保持するかどうかをたずねられます。このメッセージは誤りであり、無効なフレームは破棄されていません。

対処法: [いいえ (No)]をクリックして、クリップを破棄し、テープの不良箇所を除外する新規のマークを使用して再キャプチャします。クリップは保持しないでください。

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⇒ [ビデオ表示設定 (Video Display Settings)]ダイアログ ボックスの[コンフィデンス ビュー有効 (Enable Confidence View)]をオフにし、キャプチャ ツールを開くと、クライアント モニタにはパススルーが表示されません。

対処法: 次のいずれかを実行します。t [コンフィデンス ビュー有効 (Enable Confidence View)]を選択します。t キャプチャ ツールの[キャプチャ (Capture)]ボタンをクリックします。

⇒ HDV プロジェクトでは、48k サンプル レートでのみオーディオをキャプチャできます。インカミング オーディオは FireWire® を経由するデジタル オーディオであり、ソフトウェアはキャプチャ時に 32k および 44.1k のオーディオを高い信頼性でアップサンプルできません。別のサンプル レートでオーディオをキャプチャしようとすると、テープのオーディオが[オーディオ プロジェクト設定 (Audio Project Settings)]ダイアログの設定と一致しないことを示すエラー メッセージ警告が表示されません。現在、HDV プロジェクト フォーマットでは、48k サンプル レートのみがサポートされます。

⇒ 1394 ポートへの接続が失われるか、「OHCI ポートは使用中 (OHCI Port Busy)」というエラーが表示された場合は、FireWire ケーブルの長さをチェックしてください。「FireWire ケーブル要件」( 39ページ)を参照してください。

⇒ プリロール設定が 3 以下に設定されている場合、HDV をキャプチャしたときに、プリロールが検出されない場合があります。デフォルトでは 6 に設定されます。このオプションは 3 以下に設定しないでください。

⇒ (HDV)[オーディオ遅延 (Delay Audio)]が 7 フレーム以上に設定されている場合は、パススルーが機能しません。([オーディオ遅延 (Delay Audio)]オプションはキャプチャ ツールに表示されます。)

対処法: [オーディオ遅延 (Delay Audio)]を 6 以下に設定してください。

⇒ キャプチャの際にドロップ フレーム /ノンドロップ フレームのミスマッチ エラーが発生します。デッキ初期設定の設定が追加されました。[デッキ初期設定の設定 (Deck Preferences Settings)]ダイアログ ボックスにアクセスます。新しい[デッキにテープがない場合のログ (When the deck contains no tape Log as)]オプションが表示されます。デッキにテープがない場合、クリップのロギング用のタイムコード フォーマット (ドロップ フレームまたはノンドロップ フレーム ) を選択します。デッキにテープがある場合、テープの既存のタイムコード フォーマットが自動的に使用されます。

⇒ (HDV)HDV デバイスに接続中に、あるプロジェクト フォーマットから別のプロジェクト フォーマットに切り替える場合は、HDV デバイスをオフにしてから、もう一度オンにしてください。

⇒ (Windows)初めて DV デッキを初期設定した後、またはシステム回復後にデッキが表示されない場合は、次の手順を実行して手動で DV バッファを登録します。

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制限事項と既知の問題

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対処法:

次の処理を実行します。

1. Program Files\Common Files\Avid に移動します。2. Dvbuffers.ax をクリックします。3.[開く (Open)]をクリックします。4. リストからプログラムを選択し、[OK]をクリックします。5. windows/system32 を検索します。6. regsvr32.exe を選択します。

⇒ 「例外: ADM_DIO_ERROR_OCCURRED, DIOerr: DV50 NTSC ではなく DV25NTSC を取得しました (Exception: ADM_DIO_ERROR_OCCURRED, DIOerr:Expected DV50 NTSC but received DV25NTSC)」というエラー メッセージは、DV 25 を DV 50 ソースから、または DV 50 を DV 25 ソースからキャプチャしようとしたことを示します。

⇒ 多数のメタデータを含む長いクリップをバッチ キャプチャすると、次のエラー メッセージが表示され、メディアはキャプチャされません。「例外: MXFDomain::SaveMetaDataToFile - メタデータをファイルに保存できませんでした (Exception: MXFDomain::SaveMetaDataToFile - Failed to save meta data to file.)」OMF のバッチ キャプチャでは、この問題は発生しません。

⇒ Panasonic AJ-SD93P または Panasonic AJ-SD93E からのキャプチャでは、次の点に注意してください。Panasonic のデフォルトでは、DIF SPEED は S400 に設定されます。Adrenaline および Avid Mojo では S100 の DIF SPEED が必要です。キャプチャは失敗し、画像にスクランブルがかかるか、むらのある画像になります。

対処法: Panasonic DVCPRO デッキのメニューからメニュー DIF SPEED を S100 に設定します。

⇒ DVCPRO HD を Panasonic HD 1200A デッキからキャプチャする場合は、メニュー DIF SPEED を S400 に設定したままにします。

⇒ Dell M65またはM90ラップトップ上の RICOH FireWireコントローラーカードの問題のため、1394モードで再生をしていると、「DVデバイスへ出力 (Output to DV Device)」オプション経由の DVデバイス同様、ビデオとオーディオのシンクがずれることがあります。

対処法: 「DVデバイスへ出力 (Output to DV Device)」オプションを 外すか、またはモニタリング用の DVデバイスを使用してしなければならない場合には、PCの代わりにDVデバイス /カメラにスピーカーまたはヘッドフォンを接続します。

⇒ Ctrl+X や Ctrl+Cのような編集のキーボードショートカットはMetaSync Managerでは機能しません。メニューコマンドを使用します。

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デジタル カット

⇒ デジタルカットを実行すると、 “If you have a genlock signal connected to your BOB, please switch it to match the output rate. Use an appropriate black burst sync source. Then wait for the REF light on the BOB to turn green and press Continue.” というエラーメッセージが表示されます。ライトが緑に変わったら、「継続 (Continue)」を押し、デジタルカットを実行します。緑にならなかったら、正しいシンクソースに接続していることを確認し、REFライトが緑色になるのを待ちます。

⇒ (Avid Nitris DX/Avid Mojo DX)現在、タイムラインの青いバーは、デジタル カットの終わりであるシークエンスの終わりまで到達しない場合があります。すべてのフレームはテープに対して実際にカットされます。

⇒ すべてのメディアがオンラインであるにもかかわらず、“Media Offline in Composition” エラーが出ることがあります。デジタルカットを実行するために、「継続 (Continue)」を選択します。

⇒ (Macintosh)720p/59.94 デジタル カットを実行する場合は、シークエンスの最初のフレームが存在しない場合があります。

対処法: シークエンスの前に 1/2 秒の黒味を追加します。

⇒ [デジタルカット ツール (Digital Cut Tool)]で[クラッシュ レコード (Crash Record)]および[タイムを無視 (Ignore Time)]を選択した後でデジタル カットを実行すると、シークエンスの最初の 35 フレームが見つからない場合があります。

対処法: シークエンスの開始点にフィラーを追加します。

⇒ HDV デジタル カットを実行すると、最後の数秒がテープに対してカットされません。

対処法: 黒いクリップを生成して、シークエンスの最後に追加します。

⇒ HD プロジェクトをデジタル カットすると、オーディオの最後の数フレームがドロップされる場合があります。

対処法: シークエンスの最後にオーディオの 10 フレームを追加します。

⇒ Pioneer PRV-LX1 DVD レコーダを使用してデジタル カットを実行する場合は、[デジタル カット ツール (Digital Cut Tool)]ウィンドウの[タイムを無視 (Ignore Time)]を選択します。

⇒ [デジタルカット再生 (Play Digital Cut)]ボタンをクリックした時にデジタル カット ツールがフォーカスされない場合は、デジタル カットの開始時にビデオのアンダーランが発生します。[スタート (Start)]ボタンまたは[プレビュー (Preview)]ボタンをクリックするには、[デジタル カット (Digital Cut)]ウィンドウがアクティブになっている必要があります。デジタル カットの開始点でアンダーランが発生した場合は、問題なくデジタル カットを実行できます。

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制限事項と既知の問題

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⇒ 720p/59.94 素材の HD-SDI を使用して Panasonic DVCPRO HD デッキにデジタル カットを実行すると、出力されたシークエンスの開始前に黒い数フレームがテープに書き込まれることがあります。これにより、テープ上でシークエンスの最後が切り捨てられる可能性があります。

対処法: シークエンスの最後に黒いバーまたはカラー バーを数秒配置します。

⇒ デジタル カット ツールでは、シークエンスのテイルに黒いデュレーションを追加することはできません。特定の値(20 分、30 分、60 分など)を適用すると、クロックがゼロにリセットされます。入力した値が適用されてゼロにリセットされた場合、満足できる長さになるまで(クロックがリセットされず、希望するデュレーションが正常に適用されるポイント)値を上下に調整します。

ダイナミックリリンク

⇒ バージョン x.8.1または x.8.3の編集アプリケーションで作成された MPEG2 352_30Iの MXFメディアはバージョン x.8.4 またはMedia Composer 3.0 、Symphony 3.0 、 NewsCutter 7.0 の編集アプリケーションで、「完全に一致 (Exact match)」ではリンクしません。x.8.1または x.8.3で作成された MPEG2 352_30Iの MXFメディアは 2MBではなく、15MBで圧縮されてたためです。

対処法: ダイナミックリリンク設定を「最も圧縮されたアイテム (Most compressed)」オプションに変更するか、または「一致するものがない時 (If no match is found)のオプションを「最も近いメディアを使用 (Relink to Closest)」に変更します。

⇒ HDV プロジェクトを使用する場合、HDV 解像度はダイナミックリリンクに使用できません。

対処法: HDV プロジェクトを使用し、再リンク方法として[特定の解像度 (Specific Resolution)]を選択している場合は、[オフラインに再リンク (Relink to Offline)]ではなく、[最も近いメディアを使用する (Use Closest Media)]を選択します。[最も近いメディアを使用する (Use Closest Media)]を選択しない場合は、[動的な再リンク (Dynamic Relink)]を有効化するとキャプチャされたクリップがオフラインで表示されます。

⇒ 作業しているフォーマットと異なるターゲットのフォーマットでタイトル メディアを再作成する場合は、プロジェクト フォーマットをターゲットに指定したフォーマットに変更する必要があります。それ以外の場合は、作業しているフォーマットのみが使用可能となります。

エフェクト

⇒ パン アンド スキャンを含むシークエンスの最初の再生で、フレームがドロップすることがあります。

対処法: レンダー設定にある「Image Interpolation 」オプションを「Standard (Bilinear)」に設定します。

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⇒ スクラッチ除去エフェクトを含む 24p NTSCプロジェクトのシークエンスをエクスポートすると、バスエラーが起こることがあります。最初にシークエンスをレンダリングしてください。

⇒ AudioSuite の Dynamic 3 プラグインエフェクトのある複数チャンネルのオーディオクリップをプレビューすることができません。プラグインはタイムラインで動作します。

⇒ Avid Media Composer または Avid Symphony で作成された AFEを Avid DSでコンフォームするとき、カラーコレクションのアニメーションエフェクトはコンフォームされません。エフェクトはワイプエフェクトに置き換わります。カラーコレクションを Demoteしなけれななりません。カラーコレクションエフェクトが含まれているシークエンスを右クリックし、「 Demote Effects」を選択します。

⇒ サムホイールに設定されたエフェクトエディタで、SubCap または TimeCode Burn-Inエフェクトをクリップにかけたとき、 テキストフィールドの最初の2、3文字がクロップされてしまいます。イメージ上には正しく表示されます。

⇒ 他のエフェクト上に Boris Continuum Complete deinterlaceをかけると、イメージが壊れることがあります。

⇒ ReelTape AudioSuiteプラグインのついたマスタークリップをレンダリングすると、 “AudioSuite DAE” エラーがでることがあります。 タイムラインでレンダリングすると、このエラーは起こりません。

⇒ ネストされたエフェクトから一番上のエフェクトに切り替えた後、トラッカーウィンドウは非選択になります。使用するにはトラッカーウィンドウを閉じ、再び開かなければなりません。

⇒ Superimpose または Dissolve エフェクトは 3D Warpにプロモートしません。

対処法: 最初にアドバンスドキーフレームにプロモートし、その後 3D Warpにします。

⇒ カラーコレクションウィンドウが開いていると、エフェクトエディタが開いていても、クリップだけではなくシークエンスをループ再生します。

⇒ 「422 セーフ (422 Safe)」オプションが選択されている Safe Color limiterエフェクトが含まれた HDシークエンスを再生すると、フレーム落ちすることがあります。

⇒ 3Dアドバンスドキーフレームで作業をしていると、時々、パスにキーフレームポイントが表示されなくなります。

対処法: エフェクトプレビューモニタの下にある拡大または縮小ボタンをクリックします。

⇒ 1080i59プロジェクトで、 SDのタイムラインを再生中、イメージのサイズ変更またはイメージを反転したエフェクトはフィールドが反転することがあります。

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制限事項と既知の問題

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対処法: メディアを SDにトランスコードします。

⇒ レンダリングされていない Timewarp エフェクト を持つクリップは、ProTools にインポートされないことがあります。エクスポートする前に、エフェクトをレンダリングしてください。

⇒ AudioSuite を実行しようとすると、「ProTools に必要な Windows XP の更新がコンピュータに存在しません。ProTools をインストールする前に重要な更新をすべてインストールしてください (Your computer is missing a Windows XP update required by ProTools. Please install all available critical updates before installing ProTools)」というメッセージが表示される場合は、正しい dll がインストールされるように、Windows の更新、カスタム インストールを実行する必要があります。

⇒ エフェクト モードでは、青い点のエフェクト全体をスクラブし、モニタを更新することができない場合があります。エフェクト エディタを移動して、コンポーザー モニタの一部とオーバーラップするようにします。これで、青い点のエフェクト全体をスクラブすると、モニタが正しく更新されるはずです。

⇒ 現在、AAF はパン アンド スキャンに正しく適合できません。AFE を出力します。

⇒ HD プロジェクトからの SD ダウンコンバート出力でセーフ カラー リミットを超える場合があります。HD プロジェクトで、セーフ カラー リミット エフェクトを使用してシークエンス内のセーフ カラーを確保し、SD ダウンコンバートを使用してそのシークエンスを出力すると、一部の一時的なピクセル値がセーフ カラー範囲を超える場合があります。これは、SD ダウンコンバート時に Avid Nitris または Adrenaline ハードウェアでサイズ変更プロセスが実行されたことが原因です。

対処法: シークエンスを出力またはレンダリングする前に、プロジェクト タイプを SD タイプに変更してください。

⇒ 30i または 1080i60 プロジェクトでは、2:3 プルダウン入力フォーマットのフィルムを使用する Timewarp エフェクトは正しくレンダリングされない場合があります。一部のフレームはレンダリングされないままか、完全にレンダリングされない可能性があります。この問題は、次に説明する特定の状況で発生することが分かっていますが、それ以外の状況でも発生する可能性があります。

部分レンダリング: 2:3 プルダウン入力フォーマットのフィルムを使用する Timewarp エフェクトを部分レンダリングした後、セグメントの残りの部分をレンダリングすると、この問題が発生することがあります。一部のフレームはレンダリングされないままか、セグメントの後の部分がレンダリングされない可能性があります。

レンダリング済みセグメントの分割: 2:3 プルダウン入力フォーマットのフィルムを使用する Timewarp エフェクト全体を部分レンダリングした後、セグメントを分割する(たとえば、セグメントの中間で新しい素材で上書き編集を実行する)と、この問題が発生することがあります。分割されたセグメントの後の部分にある一部のフレームがレンダリングされない可能性があります。

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レンダリング済みセグメントの先頭フレームのトリミング: 2:3 プルダウン入力フォーマットのフィルムを使用する Timewarp エフェクト全体を部分レンダリングした後、セグメントの先頭フレームをトリムすると、この問題が発生することがあります。セグメントの一部のフレームがレンダリングされない可能性があります。

⇒ 利用可能なメモリが十分でない場合は、HD プロジェクトで FluidBlur、FluidColorMap または FluidMorph エフェクトのレンダリングを行えないことがあります。

対処法: 次のいずれかを実行します。[プロジェクト (Project)]ウィンドウの[ビン (Bins)]タブで[消去 (Clear)]ボタンをクリックし、Fluid エフェクトをレンダリングします(ヘルプの「ビンおよびメモリを管理する (Managing Bins and Memory)」を参照してください。未使用のビンをすべて閉じて再起動し、Fluid エフェクトをレンダリングします。[プロジェクト (Project)]ウィンドウの[フォーマット (Format)]タブで、プロジェクト フォーマットを SD フォーマットに切り替え、Fluid エフェクトをレンダリングし、再度 HD に切り替えます。

⇒ 500% を超えるレートの超高速モーション エフェクトはリアルタイムで再生されなくなりました。これは、青い点のエフェクトとしてタイムラインに表示され、レンダリングする必要があります。100% を超えるレートのモーション エフェクトは効率的に再生されず、レートが高くなるほど再生効率が低下します。こうしたモーション エフェクトはレンダリングすることにより、リアルタイム再生の効率性が向上します。

⇒ (HDV)クリップに Timewarp エフェクトが含まれる場合は、このエフェクトをレンダリングします。

⇒ 重なったエフェクトではエフェクトのレンダリングの問題が発生することがあります。

対処法: 下のトラックから順に個々のトラックをレンダリングします。

⇒ AVX エフェクトを使用している場合、複数のサード パーティ AVX エフェクトを含むシークエンスでエキスパート レンダーまたはイン点からアウト点までのレンダーを実行すると、過度にメモリ使用量が増大し、アプリケーションが停止したり、エラーが表示されたりすることがあります。

対処法: エフェクトは比較的小さいグループ単位でレンダリングしてください。

⇒ AVX 1.0 エフェクトでは、カラー レベルが無効の場合があります。

⇒ 16 ビット モードのスーパーブラックで問題が発生することがあります。

⇒ アドバンスド キーフレームに切り替えた状態で編集点追加を実行すると、ピクチャ -イン -ピクチャ エフェクトにより「DataPointOneError」が発生することがあります。

対処法: 最初に 3D に切り替えてからアドバンスド キーフレームに切り替えるのではなく、逆の順序で切り替えてください。

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制限事項と既知の問題

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⇒ フル解像度以外の FluidMotion ベクトル編集モード(タイムラインのグリーン モード)で作業すると、「FluidMotion ベクトル編集にはフル解像度が必要です (FluidMotion Vector Edit Requires Full Resolution)」というエラーが表示されることがあります。エフェクトを別のエフェクト、特に別の時間ベースのエフェクトと組み合わせる前に、FluidMotion エフェクトをレンダリングしてください。

⇒ (プログレッシブ プロジェクトのみ)クリップに次のエフェクトが含まれる場合は、スクラッチ除去を適用する前に、エフェクトをレンダリングする必要があります。

• Timewarp エフェクト • アドバンスド キーフレーム モデルに切り替えられたすべてのエフェクト

⇒ 一部の Timewarp エフェクトを削除または取り消すと、オーディオとビデオのシンクが失われる場合があります。

⇒ トランジション コーナー表示モードで、タイムラインから開始されたトリム操作時に 6 フレームのうち 2 フレームが正しく表示されません。

対処法: トリム ボタンを使用したトリム

⇒ Fluid モーション タイプをレンダリングする場合は、Fluid Film 2:3 Timewarp エフェクトは正しくレンダリングされないことがあります。このエフェクトによって、左端および右端のクロップがフラッシュする場合があります。

対処法: FluidMotion 編集の左マスクおよび右マスクをゼロに設定します。

⇒ (HD のみ)35 秒以上のアニメートされたアルファ マットは失敗する可能性があります。

⇒ Avid エフェクトが SD 24P プログレッシブ プロジェクトに適用されると、結果のクリップで不要なエイリアシングが作成されることがあります。

エフェクト(Pan & Zoom)

Pan & Zoom エフェクトを使用する場合は、次の制約が課せられる場合があります。

⇒ Pan & Zoomを使用しているとき、メモリ不足になった場合、PhotoShop.のようなアプリケーションを使用して、低解像度にイメージサイズを変更します。

⇒ (Macintosh)Pan & Zoom エフェクトへのリンクが解除された後で再設定する場合は、[開く (Open)]ダイアログ ボックスにソース画像名を求めるプロンプトは表示されません。

対処法: 静止画像をビンにインポートして、編集で使用します。タイムラインに画像がインポートされた状態で、Pan & Zoom エフェクトを適用し、[開く (Open)]ダイアログ ボックスから各ファイルをロードします。これにより、[クリップ テキスト (Clip Text)]を使用して、正しい画像がロードされたことを確認します。

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⇒ (Macintosh)Pan & Zoom エフェクトへのリンクが壊れた後で再設定する場合は、[開く (Open)]ダイアログ ボックスにソース画像名を求めるプロンプトは表示されません。

⇒ 新規画像にリンクする際にすべてのキーフレームを選択していれば、Pan & Zoom キーフレーム設定はデフォルトに戻すことができます。

⇒ 高画質および超高画質フィルタリングでズームインすると、システム エラーが発生したり(Windows)、プレビュー時にグリーン ラインが表示されたり(Macintosh)します。

⇒ メモリの問題を改善するには、Pan & Zoom [キャッシュ (Cache)]ファスト メニューのオプションを無視してビデオ画質を使用しますが、エフェクトのレンダリング時に常に最高画質が使用されます。部分的に Pan & Zoom エフェクトをレンダリングした後、レンダリング済み部分と未レンダリング部分の間を移動すると、ピクセルが若干変化する場合があります。

エクスポート

⇒ Qualcomm PureVoiceオーディオコンプレッサーを使用していると、QuickTimeムービーのエクスポートが失敗します。

⇒ (Mac Intel)After Effects 7で DNxHDにエクスポートするとき、 "image buffer"エラーがでることがあります。 このエラーは After Effects CS3 または CS4では起こりません。

⇒ (Macintosh) Exporting HDVファイルをデスクトップにエクスポートすると、デスクトップ上に 0kサイズのファイルができます。ファイルは実際にはMacintosh Userフォルダにできます。フォルダをエクスポートすると、ファイルは実際には1つ上のレベルのフォルダに作られることに注意してください。

⇒ (Macintosh) QuickTimeリファレンスを Sorenson Squeezeに送ると、Auto Load と Reveal Filesは機能しません。Squeezeは起動しますが、シークエンスがロードされないか、ファイルがファインダウィンドウに現れません。

対処法: Sorensen Squeezeに手動でインポートします。

⇒ (Macintosh)読み取り専用ドライブにエクスポートしようとすると、例外が発生する場合があります。必ず書き込み可能なドライブにエクスポートしてください。

⇒ ネイティブ HDV メディア(テープからキャプチャされた HDV メディア)がシークエンスに含まれる場合は、PC 上での HDV デバイスへのエクスポートは失敗します。これは、Mac システムには該当しません。

対処法: エクスポートを実行する前に、別の解像度にトランスコードしてください。

⇒ シークエンスの最初のフレームがビデオ ミックスダウン クリップである場合、HDV へのエクスポート時にエラーが発生することがあります。

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制限事項と既知の問題

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対処法: シークエンスの先頭にはビデオ ミックスダウン メディアではないフィラーまたはフレームを配置してください。

⇒ 現在、エクスポート設定で Avid DV のエクスポート時に 720x486 サイズを設定できますが、これによりフィールド配置の問題が発生します。エクスポート設定で、DV エクスポートに対して 720 x 480 を正しく設定してください。現在、QuickTime は 486 ラインから 480 ラインにサイズ変更する必要があります。これにより奇数の補間値を受け取ります。(720x486 を指定しても、Quicktime ファイルは 720x480 で表示されます。)

⇒ NTSC では、DV 素材を含む QuickTime ソース設定使用クリップおよび QuickTime 参照クリップは、Avid DVD から DVD に書き込まれると変形して表示される場合があります。これは DV 部分が DV ラスタ サイズ 720x480 から標準の NTSC ラスタ サイズ 720x486 にサイズ変更されることが原因です。

対処法: QuickTime ソース設定使用クリップまたは Quicktime 参照クリップをエクスポートする場合は、[Avid DV Codec 使用 (Use Avid DV)]を選択します。

⇒ (Macintosh)Avid Unity ISIS の読み取り専用ワークスペースへのエクスポートを実行すると、編集アプリケーションがクラッシュする場合があります。必ず、読み取り /書き込み用ワークスペースにエクスポートしてください。クライアント マネージャ アプリケーションを使用してワークスペースが読み取り /書き込み可能かどうかを判別できます。[クライアント マネージャ (Client Manager)]の[ワークスペース (Workspaces)]タブに移動します。読み取り /書き込みワークスペースは、ワークスペース名の下に R/W と共にリストされます。

⇒ ビデオ画質が混在する DV 25 シークエンスを、Apple DV Codec を使用して DVD の QuickTime としてエクスポートしようとすると、.mov ファイルにはアーティファクトが含まれます。

対処法: この種のシークエンスには Avid DV Codec を使用する必要があります。

⇒ Windows Media として HDV 1080i/59.94 または 1080i 50 をエクスポートすると、例外エラーが表示される場合があります。

⇒ HDV デバイスへのエクスポートを実行すると、シークエンスの開始点でメディアの少なくとも 4 ~ 5 秒がなくなる場合があります。

対処法: シークエンスの開始点および終点に 10 秒のカラー バーまたはブラック フィラーを追加します。

⇒ QuickTime 参照ムービーをエクスポートする場合は、DV メディアと DV 以外のメディアを混合しないでください。DV メディアと DV 以外のメディアを混合すると、エクスポートされた結果のムービーでラインが変化する場合があります。

⇒ オーディオ クリップのパン オートメーションを AAF としてエクスポートすると、Pro Tools に変換されません。Pro Tools では、インポート時にさまざまな値のパン制御は承諾されません。

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⇒ [エクスポート設定 (Export Settings)]ダイアログ ボックスでのデフォルト サイズは、開いているプロジェクトの画像サイズではありません。

⇒ Windows Media Player でエクスポートされたクリップを再生すると、デスクトップ モニタでシークエンスが停止します。オーディオが再生し、タイムラインの青いバーが進行し、クライアント モニタへのビデオおよびオーディオ出力は問題ありません。Windows Media Player にロードされたクリップを削除すると、再生操作によりデスクトップ モニタとクライアント モニタの両方で正常に再生が行われます。

⇒ ロケータをエクスポートすると、フレーム カウント情報を持つ .txt ファイルだけがエクスポートされ、タイムコードやフィートとフレームはエクスポートされません。インポートでもフレーム カウントのみがインポートされます。

⇒ アプリケーションでエンコードの実行時に使用可能なメモリ容量(RAM)が不足すると、「使用可能なメモリが不足しているため、この操作または WM_BeginWriting_FAILED を完了できません (Not enough memory is available to complete this operation or WM_BeginWriting_FAILED)」というエラーが表示されます。Windows Media Video codec のエンコードには大容量のメモリが必要です。必要なメモリ容量は、オーディオおよびビデオ プロファイルのストリーム数、幅、高さ、ビット レート、パス数、VBR/CBR、エンコードされたビデオのクオリティ、およびソース メディアの解像度に直接関連します。HD メディアをエンコードする場合は、ビット レートを低くする、2 パス エンコーディングをオンにする、VBR をオンにする、クオリティを低くする、またはフレームのサイズを縮小する必要がある場合があります。

⇒ Windows Media エクスポートで、現在の Windows Media エクスポート設定のストリーム プロファイルに含まれるビデオまたはオーディオ ストリームに適切な入力フォーマットが見つからない場合は、「WM_FindInputFormat_FAILED」というエラーが表示されることがあります。たとえば、標準以外のフレーム サイズを使用すると、この問題が発生する場合があります。詳細については、Microsoft Windows Media の Web サイトを参照してください。

ICS(インターナショナル キャラクタ サポート)

⇒ ASCII 文字でない文字がワークスペース名に含まれる場合、ビンでの作業時にパフォーマンスが低下することがあります。

対処法: ワークスペース名には ASCII 文字のみを使用してください。

⇒ CaptureManager を使用してフランス語名のワークスペースからクリップをキャプチャすると、Avid 編集アプリケーションで、そのフランス語名のワークスペースがリストされるはずのビン見出しドライブは空になる場合があります。

⇒ 入力のフォントまたはフォント サイズを変更した場合に文字が 90 度回転して表示されるときは、適切なフォントを選択してください。記号「@」で始まるフォントは使用しないでください。

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制限事項と既知の問題

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⇒ ユーロ通貨記号(ALT 0128)を使用してプロジェクトを作成しないでください。プロジェクトは作成されず、「プロジェクトを開けません (Can't Open Project)」というエラー メッセージが表示されます。

⇒ 特定のアジアの文字は、Avid 編集アプリケーションの一部のテキスト ボックスで正しい順序で表示されないことがあります。

インポート

⇒ 場合によっては、クリップのインポートを取り消すと、「DISK_SHARING_VIOLATION」というエラーが表示されることがあります。

⇒ 非圧縮 QuickTime ファイル、PICT 画像または TIFF 画像をインポートした場合、ファイルをソース モニタ、レコード モニタまたはクライアント モニタに表示するとピクセルの最初の 4 ~ 5 垂直カラムが切り捨てられる場合があります。

⇒ 30i プロジェクトで作成された後、720p プロジェクトに変更されたグラフィック アニメーションを持つシークエンスをバッチ インポートしてもインポートされないことがあります。

対処法: グラフィックをインポートして、それをシークエンスに手動で挿入します。

⇒ Avid 編集システムでは、Avid DS Nitris システムで作成された AVI ファイルはインポートできません。ファイル フォーマットがインポートでサポートされないことを示すエラー メッセージが表示され、インポートは失敗します。

インストール

⇒ (Macintosh) 編集アプリケーションを起動し、オーディオが初期化されると、 “CoreMIDIServer.framwork”がドックでバウンドすることがあります。 編集アプリケーションを閉じるまでドックに残ったままになるかもしれません。

対処法: Library/Audio/Driversフォルダから DigiDioMidDriver.pluginを削除します。

⇒ Vista OSで編集アプリケーションのインストール後、システムの再起動を選択するとき、シャットダウンのサイクルがいつもよりも長くなります。

⇒ Windowsプラットフォームで、時々、PACEインストーラーが iLokドライバを正しくアップデートできません。 PACE iLok ドライバは Digidesignプラグインのコピー防止で使用されています。この問題が起こると、MediaComposerの AudioSuite機能は使用できません。この状況を直すには、 Windowsのコントロールパネルの追加と削除からInterlok Driversのすべてのオブジェクトをアンインストールし、CDまたは Avid > Utilitiesから Digidesign Driversを再インストールします。

⇒ 編集アプリケーションをインストールし、初期化の際に編集アプリケーションが起動しようとすると、「エディタ スライドのインデックスを作成できません (Unable to create index for editor slides)」というエラー メッセージが表示されることがあります。

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対処法: product.exe を右クリックして、[管理者として実行 (Run as administrator)]を選択します。これにより mdb ファイルおよび pmr ファイルが Avid_MediaFiles フォルダ内で更新されます。実行可能ファイルは(デフォルトで)C:\Program Files\Avid\Avid Product Name にあります。

⇒ (Vista)編集アプリケーションが起動され、ファームウェアの更新が必要な場合は、「管理者として実行」を選択して再起動するように指示するプロンプトが表示されることがあります。管理者として実行するには、product.exe を右クリックして[管理者として実行 (Run as administrator)]を選択します。実行可能ファイルは(デフォルトで)C:\Program Files\Avid\Avid Product Name にあります。[管理者として実行 (Run as administrator)]は、Avid 編集アプリケーションのショートカット アイコンを右クリックした場合は使用できません。

Interplayワークグループ

⇒ ビデオまたはオーディオミックスダウンを作成し、ロケータを追加すると、Avid Interplayにクリップをチェックインしようとするときに、“Exception: CM_NO_TC” エラーがでることがあります。Assistでロケータを追加し、編集アプリケーションに戻り、クリップ上で「Interplayから更新 (Update from Interplay)」を実行すると、クリップはチェックインできます。.

⇒ (Vista)P2ドライブをマウントし、 Interplay Service Configuration ツールを開こうとすると、“Exception”エラーが出ることがあります。 エラーメッセージでクリックするとツールが開くことがあります。P2ドライブをアンマウントすると、ツールが開きます。

⇒ Avid Interplay 環境から複雑または長いシークエンスをチェック アウトすると、次のメッセージが表示されることがあります。「資産マネージャからデータを要求すると、完了に時間がかかります。(A request for data from the asset manager is taking a long time to complete.)処理が完了するまで待ちますか、それとも取り消しますか ? (Would you like to continue waiting for the operation to complete or would you like to cancel?)」待つことを選択すると、シークエンスが読み込まれるか、チェック アウトが実際に行われるまでこのメッセージが繰り返し表示されることがあります。

⇒ Interplayウィンドウから複数のクリップをビンにドラッグすると、アクセス違反エラーが表示されることがあります。これは、個々のクリップを選択してビンにドラッグする操作をすばやく繰り返した場合に発生します。

対処法: 複数のクリップを選択して、ビンにドラッグしてください。

⇒ ビンでファスト メニューの[開いているすべてのビンのチェック イン (Check In All Open Bins)]を選択すると、開いているビンがチェック インされないことがあります。

対処法: 開いているすべてのビンをチェック インするには、[ファイル (File)]メニューから[開いているすべてのビンのチェック イン (Check In All Open Bins)]を選択してください。

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制限事項と既知の問題

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⇒ Interplayウィンドウでメディア検索を実行した場合、リサーチ パネルに表示された検索結果は F5 キーを押しても更新できません。結果を更新する場合は、検索を繰り返してください。

⇒ アルファ チャンネルを含むファイルのバッチ インポート SD および HD フォーマットのファイルをバッチ インポートした後、動的な再リンクを使用して異なるフォーマット間の切り替えを行うと、この問題が発生します。この問題はアルファ チャンネルを含む QuickTime ムービー、グラフィックおよびシークエンスに発生します。ファイルをバッチ インポートして異なるフォーマットに再リンクできますが、Avid 編集アプリケーションを終了した後、再起動すると、HD フォーマットには再リンクできなくなります。「例外: 圧縮データ形式が見つかりません (Exception: NO Compressed Data Format found)」というエラー メッセージが表示されます。

対処法: アルファ チャンネルを含む HD クリップおよび SD クリップには動的再リンクを使用できません。アルファ チャンネルを含む HD ファイルは個別のクリップとしてインポートします。HD フォーマットに変換する場合は、シークエンスに HD バージョンを挿入します。

⇒ ローカル ドライブから Avid 編集アプリケーションのプロジェクトにグラフィックをインポートし、クリップの元の名前を任意の名前に変更し、そのクリップを[Interplay]ウィンドウのフォルダにチェック インすると、[Interplay]ウィンドウを更新しても新しい名前は表示されません。表示されるのは元の名前だけです。

⇒ ローカル ストレージにあるクリップをローカルのビンにインポートしてクリップのメディアを削除しても、「メディア オフライン (Media Offline)」というメッセージは表示されず、Avid 編集アプリケーションのソース モニタにクリップは引き続き表示されます。クリップを再生しようとうすると、エラー メッセージ ボックスが開きます。

対処法: ソース モニタの別のクリップを開き、削除したメディアでそのクリップをもう一度開くと、「メディア オフライン (Media Offline)」というメッセージが正常に表示されます。

⇒ Interplay Assist に追加されたロケータを含むクリップおよびサブクリップを Instinct のストーリーに組み込むと、ロケータはストーリーに表示されません。Avid 編集アプリケーションで同じストーリー(シークエンス)を開いた場合も、ロケータは表示されません。

⇒ Avid 編集アプリケーションでは、次の操作を行うと、[レコード トラック モニタ (Record Track Monitor)]ボタンが選択解除されることがあります。

1. システム 1 で、シークエンスを作成し、[Interplay]ウィンドウのフォルダにチェック インする。

2. システム 2 でシークエンスをチェック アウトし、タイムラインにロードする。3. システム 1 でシークエンスを編集し、[Interplay]ウィンドウのフォルダにもう一度チェック インする。

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4. システム 2 で[Interplay]ウィンドウを更新し、同じシークエンスをもう一度チェック アウトする。

対処法: [レコード トラック (Record Track )]ボタンをもう一度選択します。

⇒ Avid 編集アプリケーションで、[Interplay]ウィンドウにチェック インしていないシークエンスがあり、[トランスファ (Transfer)]>[ワークグループへ送信 (Send to Workgroup)]コマンドを使用しようとすると、エラーが発生する場合があります。

対処法: 転送する前に、シークエンスを[Interplay]ウィンドウにチェック インしてください。

⇒ Avid Interplay より前のワークグループ環境では、DMS への送信時に NewsCutter から自動的にコンソリデートできました。Avid Interplay リリースでは、自動コンソリデートは使用できません。DMS に送信する前にコンソリデートを選択してください。

⇒ MultiRez を使用している場合、高品質オーディオは、前のバージョンのエディタでアップサンプルして作成されたプロキシ オーディオと区別されません。たとえば、Interplay バージョン 1.0 でインポート時に 8 kHz から 48 kHz にアップサンプルされたプロキシ オーディオは、48 kHz の高品質オーディオとみなされます。その場合、MultiRez が 48 kHz オーディオを使用するように設定されていると、2 つのうちの新しいファイルをピック アップします。

Interplay 環境での切断クライアント モードの強制

システム管理者は、一時的に編集システムのネットワークへのアクセスを削除する必要がある場合があります。新しいソフトウェアをインストールする必要がある場合や、コンポーネントを更新する必要がある場合などです。強制的に切断するには、システム管理者は、物理的にシステムを削除せずに強制的にネットワークから切断するスクリプトを実行します。また、管理者は、別のスクリプトを使用して適時にシステムを再接続することができます。

共有ドライブからのインポートおよび共有ドライブへのエクスポートは、強制切断クライアント モードで実行できます。ただし、管理者が編集システムを強制切断した場合は、共有ドライブへのインポートまたは共有ドライブからのエクスポートを実行しないでください。Avid では、システムが強制切断クライアント モードの場合、共有ドライブへのインポートまたは共有ドライブからのエクスポートを含むワークフローはサポートされません。

一般的に、強制切断クライアント モードで共有ドライブを使用してインポートまたはエクスポートを行うと、インポートまたはエクスポート後にそれらのドライブはインポート、キャプチャ、再生、メディアの削除など、他の目的で使用可能に見えますが、実際には使用できません。同様に、共有記憶域に関するオプションがさまざまな設定ダイアログ ボックスに表示され、共有ドライブやメディアがさまざまなメニュー、ツールおよびアプリケーションに表示されますが、Avid ではこれらの設定、ドライブおよびメディアはサポートされません。

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制限事項と既知の問題

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ドライブ リストから共有ドライブを削除するには、ヘルプの「Interplay 環境からの自発的な切断」に説明されているようにネットワーク ケーブルを切断するか、編集アプリケーションを終了し、再起動します。

次の制約事項は、強制切断クライアント モードで固有のドライブのインスタンスおよび表示されるオプションを示しています。

⇒ [プロジェクト選択 (Select Project)]ダイアログ ボックスで使用可能な共有ワークスペースおよびプロジェクトは、使用できません。

⇒ メディア ツールおよび MetaSync™ アプリケーションで使用可能な共有ドライブおよびメディアは、使用できません。

⇒ [Interplay サーバー設定 (Interplay Server Settings)]ダイアログ ボックスで変更可能な Interplay サーバー名は、変更できません。

⇒ キャプチャ ツールでキャプチャ先として選択可能な Interplay フォルダ オプションは、選択できません。

⇒ [キャプチャ設定 (Capture Settings)]ダイアログ ボックスの[MXF メディア ファイル (MXF Media Files)]タブで選択可能な[キャプチャ中、Interplay 上でクリップを更新 (During capture, clip is updated in Interplay)]オプションは、選択できません。

⇒ [一般設定 (General Settings)]ダイアログ ボックスの[一時ファイル保存先 (Temporary File Directory)]で入力可能な共有ドライブの名前および場所は、入力できません。

⇒ ハードウェア ツールに表示される共有ドライブおよびメディアは、表示されません。

⇒ [インポート (Import)]ダイアログ ボックスに表示される共有ドライブは、表示されません。

⇒ [メディア サービス設定 (Media Services Settings)]ダイアログ ボックスで使用可能なオプションは、使用できません。

⇒ [トランスファ設定 (Transfer Settings)]ダイアログ ボックスで使用可能なオプションは、使用できません。

⇒ [LANshare]、[PortServer 設定 (PortServer Settings)]、[ProEncode]は選択可能に見えますが、選択できません。これらのオプションを選択しないでください。

⇒ 有効化できるダイナミックリリンクは、有効化できません。これを有効化しないでください。

⇒ [ファイル (File)]メニューのいくつかのオプションで、保存先として選択可能な共有ワークスペースは、選択できません。このコンテキストで、共有ワークスペースを選択しないでください。

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⇒ [Interplay ユーザー設定 (Interplay User Settings)]ダイアログ ボックスの[プロジェクト選択時に自動ログイン (Automatic Login at Project Selection)]を選択し、切断クライアント モードに切り替え、切断クライアント モードおよび編集アプリケーションを終了して、再接続した後で編集アプリケーションを再起動する場合に必要な、Interplay への再ログインは、必要ありません。

⇒ 強制切断モードでユーザー設定を変更すると、その変更は他のすべてのユーザーにも表示されることがあります。

JVC

⇒ JVC では JVCカメラで録画した HDVメディアのキャプチャやバッチキャプチャをするには、BR-HD50使用することをお薦めしています。

⇒ 720p/59.94で撮影をしているとき、 JVC GY-HD250U カメラはシンクが外れることがあります。この問題を回避するには、 720p 23.976でカメラに電源を入れ、720p 59.94 にフォーマットを切り替え、ソフトリブートします。

⇒ FireStone DR-HD100経由の JVC GY-HD250Uカメラで撮影されたインポートされたM2Tファイルのデュレーションはビンに間違って表示されます。この問題は 720p 50 と 720p 60 プロジェクトで起こります。

⇒ 720p 29 and 720p 25 projects.キャプチャまたはインポートされあM2Tファイルは 1フィールドずれるかもしれません。この問題は 720p 29と 720p 25プロジェクトで起こります。

ロケータ

⇒ ロケータをショットリストに追加した後、編集アプリケーションでシークエンスを開くと、ロケータが表示されますが、ロケータでマッチ フレームを実行すると、ロケータはマスタ クリップに表示されないことがあります。

対処法: 編集アプリケーションで、Interplay から該当するマスタ クリップをチェック アウトし、ビンまたはクリップを更新します。ロケータが表示されます。

⇒ [ロケータ (Locators)]ウィンドウのファスト メニューに新規アイテムが追加されました。「ロケータ ポップアップを無効にする (Disable Locator Popup)」を指定すると、ロケータ ポップ アップ ウィンドウが無効になります。これは、作業セッションに対してのみ無効になります。Avid アプリケーションを再起動すると、ロケータ ポップ アップ ウィンドウが有効になります。

⇒ (Macintosh)ロケータ ツールからロケータをエクスポートすると、ファイルは正しい拡張子 .txt で保存されず、インポートできない場合があります。

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制限事項と既知の問題

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対処法: [エクスポートするロケータの場所を選択する (Choose Location for Exported Locators)]ダイアログ ボックスで、[保存 (Save)]をクリックする前に、または保存したファイルをインポートする前に、ファイル名の拡張子 .txt をファイル名の末尾に追加します。

Panasonic P2

⇒ P2カードまたは仮想ボリュームからリンクされているマスタークリップでは、「メディアファイルの表示 (Reveal File )」は機能しません。

⇒ Panasonic P2 ライトバックは、Macintosh プラットフォームではサポートされません。

⇒ P2 への制約事項:• [マークを使用 (Use Marks)]および[アクティブ トラックを使用 (Use Enabled

Tracks)]はエクスポート時に無視されます。• すべてのオーディオは PCM 16b/48K である必要があります。• すべてのオーディオ トラックはエクスポートされますが、P2 デバイスでサポートされるのは、オーディオ トラック数 2 または 4 のいずれかです。したがって、シークエンスは、指定された P2 の再生デバイスへの配信用に構築されます。オーディオ トラック数が 6 のシークエンスは 6 のオーディオ トラックを持ち、P2 デバイスでは最初の 2 トラックまたは 4 トラックのみが再生されます。

⇒ P2 インポートの制限事項(Macintosh):• ビンにある P2 クリップのインポートは、1 枚の P2 カードをマウントした場合にサポートされます。複数枚の P2 カードがマウントされている場合は、[メディア ツール (Media Tool)]で[P2 ドライブ (2 Drives)]を選択し、[すべてのプロジェクト (All Projects)]をクリックして[OK]をクリックします。P2 カードのすべてのマスタ クリップが、[メディア ツール (Media Tool)]に表示されます。クリップをビンにドラッグします。

• Panasonic P2 Store デバイスからインポートする場合は、Macintosh でも[メディア ツール (Media Tool)]を使用します。

⇒ SD/HD 混合のシークエンスはサポートされません。

⇒ 1:1 MXF メディアは SD および HD プロジェクトでエクスポートできません。エクスポートの前に 1:1 MXF をトランスコードしてください。

⇒ (Macintosh)エディタを起動した状態で Hotswapping P2 カードは現在サポートされません。

⇒ 場合によっては、[ファイル (File)]>[P2 のインポート (Import P2)]>[メディア (Media)]コマンドを使用して、メディアをドライブにコンソリデートできません。

対処法: ビンを閉じてから再度開き、もう一度コマンドを実行してください。

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⇒ タイムライン内で複数の P2 カードにわたる P2 クリップを表示すると、現在のシステムへの P2 カードのマウント履歴と現在マウントしている P2 カードによって表示されるものと表示されないものが予想と異なる場合があります。メディアがオフラインである場合、またはタイムライン内の P2 メディアを表示できない場合でも、メディアは失われていません。そのメディアを含むカードをマウントすると、メディアが表示されます。

⇒ P2 カードに存在する P2 クリップをメディア ツールに表示すると、メディア ツールからオーディオおよびビデオの .mxf ファイルを削除できる場合があります。

⇒ P2 リーダーのスロットからカードを取り出し、別のカードをリーダーに挿入しない場合、別のスロットに同じカードを挿入するには、先に P2 フォルダを削除する必要があります。

⇒ DVD ドライブはメディア ドライブとして使用できません。DVD のルート レベルに CONTENTS フォルダがある場合は、ビンへの P2 クリップのインポートを実行すると「クリップが見つかりません (No clips were found)」というメッセージが表示されることがあります。

対処法: DVD に CONTENTS フォルダを格納するフォルダを作成します。これにより、エディタが仮想ドライブをマウントするように指示されます。

⇒ P2 CONTENTS フォルダが、Avid 編集アプリケーションがメディア ファイルを検索するドライブのルート レベルに存在する場合は、P2 クリップをインポートするとエラーが発生することがあります。たとえば、ラップトップで作業する場合、Avid 編集アプリケーションとローカル ストレージ フォルダは同じドライブ上に存在し、通常ルート レベルにあります。仮想 P2 ボリュームをデスクトップ上に作成した場合、メディアに P2 クリップをインポートしようとすると、「クリップが見つかりません (No clips were found)」というメッセージが表示されることがあります。

対処法: 仮想 P2 ボリュームを、デスクトップのサブフォルダなど、別の場所に作成した場合は、仮想 P2 ボリュームを使用できます。

⇒ スキャン時間が異常に長い場合は、カメラのローカル時刻とグリニッジ標準時(GMT)が適切に設定されているかどうかチェックしてください。GMT が正しくない場合は、カメラのファームウェアを更新する必要がある場合があります。

⇒ AJ-SPX800P カメラで P2 メディア カードから直接メディアにアクセスすると、マルチストリーム シークエンスの再生性能に問題が生じます。

⇒ ビンが P2 メディアにアクセスしたまま P2 カード リーダーをオフにした場合、P2 クリップをロードしようとすると、ソース モニタ ウィンドウに DISK_FILE_NOT_FOUND メッセージが表示されます。このメッセージは「メディア オフライン (Media Offline)」と表示されます。

⇒ [デュープ表示 (Dupe Detection)]は、P2 ソース素材では使用できません。

⇒ 現在、AVC-Intra 解像度を使用する場合は次の制約事項が適用されます。

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制限事項と既知の問題

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• Avid Symphony Nitris でのリアルタイム再生のサポートは保証されません。• QuickTime エクスポートはサポートされません。

⇒ AVC-Intra素材で「ソース設定使用 (Same as Source)」オプションを使用して、QuickTime ムービーをエクスポートすることはできません。ProEncodeは AVC-Intra 素材では機能しません。ProEncodeがプロセスの一部として QuickTime レファレンスを作成するので、これは QuickTimeの問題と関連します。

再生

⇒ XDCAMメディアを再生中にフレームがドロップすることがあるかもしれません。メディアを再生すると、CPUパワーや GPUパワー、複雑なシークエンスなど、さまざまなものが再生のパフォーマンスに影響を及ぼします。

⇒ (MacBook Pro) Mojoを接続している編集アプリケーションの最初の起動後、HDシークエンスを再生すると、“Assertion failed” エラーが出ることがあります。

対処法: NTSCまたは PALのプロジェクトに切り替えます。

⇒ プログレッシブプロジェクトで、[DVデバイスに出力 (Output to DV Device)]を有効にしていると、再生の開始で若干のディレイが生じることがあります。

⇒ マルチカメラモードで再生をしていると、二つ以上のカメラ、またはラインカットで2,3秒つっかえるようにシークエンスが再生されます。この問題はマルチカメラのコンポジットまたはラインカットが古く、遅いシステムでクライアントモニターに表示されているときに頻繁に起こります。パフォーマンスを良くするには、数フレームを予めレンダリングするコマンドをコンソールで実行します。これにより、再生のスタートが遅くなりますが、全体の再生のパフォーマンスは良くなります。予めレンダリングするフレームの数を増やすには、

次の方法を実行します。

1. ツール > コンソールを選択して、コンソールウィンドウを開きます。2. コンソールコマンドラインで、次のコマンドと前以ってレンダリングしたいフレーム数字を入力します。

multicampreload 20

3. Enter (Windows) または Return (Macintosh)キーを押します。値が保存されます。編集アプリケーションを再起動しても、再度コマンドを入力する必要はありません。初期値に戻すためには、数字は入力しません。

⇒ [高速スクラブ (Fast Scrub)]でクリップをスクラブすると、スクラブをとめたとき、ビデオがレコードモニタで再生し続けることがありかもしれません。HDのプロジェクトや共有ストレージを使用しているときには、より目立ちます。青いポジションバーをドラッグしていると、[高速スクラブ (Fast Scrub)]では実際に何フレームかを飛ばしているため、スクラブを止めると、処理中のフレームが再生したままになります。

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⇒ (Mojo DX)現在、24p PAL、25p PAL または 720p 50 プロジェクトを開いてクリップをタイムラインにロードした後、クリップを再生すると、フレームが落ちることがあります。

対処法: プロジェクトを HD プロジェクト タイプに設定し、24p または 25p プロジェクトに戻ります。この設定はセッションごとに一度だけ行う必要があります。

⇒ メディアを再生し、停止をクリックすると、ソース モニタが停止しますが、外部のクライアント モニタはおよそ 2 フレーム戻ります。

⇒ (Macintosh)QuickTime 参照ムービーは、ローカル システムまたは Avid Unity 環境で使用できる Avid メディア ファイルを処理する場合に便利です。ただし、エクスポートした QuickTime ファイルをメディアにアクセスできないシステムに移動させる場合には、標準の QuickTime エクスポートを使用してメディア ファイルと QuickTime ラッパーを 1 つのファイルとして移動できるようにする必要があります。

⇒ 1 つのモニタで[フル スクリーン再生 (Full Screen Playback)]を有効にすると、再生中にビデオがちらついたり、画像の上部にティアリングが生じる場合があります。ティアリングは、可変速プレイを使用した場合にも発生することがあります。

⇒ Avid 編集アプリケーションでストリーミング プレイが停止されると、クライアント モニタがデスクトップ表示と同期を保てるように、追加のフレームが DNA デバイスに送信されます。DNA デバイスでは、デスクトップで再生が停止した後の追加のフレーム数が再生される必要があります。実際の最終フレームが表示されるようにするため、編集アプリケーションでは、クライアント モニタをデスクトップ上のフレームにスナップします。HD メディアを再生する場合は、これがより明白になります。

⇒ デバイスにビデオ出力が表示されない場合は、[スペシャル (Special)]>[デバイス (Device)]メニューで適切なデバイスを選択しているかどうか確認してください。[デバイス (Device)]メニューで FireWire を選択している場合は、[ビデオ表示設定 (Video Display Settings)]で[デバイスへの出力 (Output to Device)]を選択しているかどうか確認してください。

⇒ Windows XP の日本語版を使用して再生しようとするとモニタが点滅し、モニタがカバーされていないと考えられる場合は、言語バーを最大化および最小化することにより、言語バーの状態を調整します。これにより、再生性能が改善します。

⇒ (Adrenaline)LTC 出力はデフォルトでオフになっています。これをオンにするには、[一般設定 (General Settings)]を開き、[再生時に LTC を生成する (Generate LTC On

Playback)]を有効にします。

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制限事項と既知の問題

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プロジェクト

⇒ 次のプロジェクト タイプでは XDCAM または HDV ラスタ タイプはサポートされません。

• 1080p 23.976

• 1080p 25

これらのフォーマットでは、標準のラスタ タイプのみサポートされます。

⇒ (Windows のみ)Avid Attic フォルダは管理者のみが作成できます。最初に管理者がアプリケーションを起動し、プロジェクトを開き、プロジェクトを閉じてアプリケーションを終了する必要があります。その後、非管理者ユーザーがアプリケーションを使用できるようになり、作業が Avid Attic に保存されます。

⇒ メディアをトランスコードする場合は、次の点に注意してください。1080i 50 などのあるフォーマットのプロジェクトがあり、サポートされるプログレッシブ フォーマットを 1080p 25 などのクリップに追加し、メディアをトランスコードした場合にクリップを削除しようとすると、そのクリップにはプログレッシブ メディアとインターレース メディアが含まれています。[削除 (Delete)]ダイアログ ボックスには、削除しようとしているクリップにプログレッシブ メディアとインターレース メディアの両方が含まれることは表示されません。

⇒ NewsCutter プロジェクトでは、[トラック情報 (Tracking Information)]メニューの基本のタイムコード(TC1)表示形式のみを選択できます。[タイムライン (Timeline)]ウィンドウにあるその他のタイムコード フォーマットは表示できますが、トラック情報には、基本タイムコードを除いて上記のソース /レコード モニタは表示されません。

設定

⇒ Adrenaline、Mojo またはソフトウェアのみのシステムから、NitrisDXのシステムにユーザー設定を持って行き、使用すると、高速スクラブは無効になります。Nitris DXで起動している新規ユーざー設定では高速スクラブは有効です。

⇒ 現在、ツールセットを保存する場合、ビンの位置は保存されません。

⇒ ユーザー設定を前のバージョンからこのバージョンに継承しないでください。新たにユーザー設定を作成してください。前の設定を使用する場合は、ツールおよびウィンドウのサイズ、特にこのバージョンで更新されたツールとウィンドウのサイズが予想と異なる場合があります。

タイトル

⇒ (Macintosh)タイトルツールでクロールタイトルのページを水平にスクロールすると、縦にグレーのラインが出ることがあります。

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⇒ (Macintosh)タイムラインにある既存のタイトルを編集すると、背景が表示されないことがあります。

対処法: Marqueeにタイトルをプロモートするか、ビンで既存のタイトルを修正します。

⇒ (Adrenaline)再生モードをドラフトまたはベストパフォーマンスにすると、タイトルツールに壊れたイメージが表示されることがあります。

対処法: タイトルツールにイメージを表示するときには、フルクオリティまたはフルクオリティ 10-bitモードにします。

⇒ シークエンスでロール タイトルまたはクローリング タイトルを再作成する場合、最初と最後のキーフレームの[スクロール位置 (Scroll Position)]パラメータ値は保持されません。これらはデフォルト値に設定されます(開始および終了)。

対処法: 再作成する前に、タイトルをアドバンスド キーフレーム モデルに切り替えてください。

⇒ (Macintosh のみ)従来のタイトル ツール、スポイトを選択して Avid アプリケーションを終了すると、アプリケーションが停止します。

対処法: タイトル ツール、スポイトを選択解除してから、Avid アプリケーションを終了してください。

⇒ 再作成したロール タイトルまたはクローリング タイトルのネスト トラックは編集しないでください。これらのタイプのネスト トラックを選択または編集しようとすると、エラーが発生します。アルファ チャンネル サブトラック上で静止タイトルを再作成した場合も同様です。

⇒ 使用できないドライブ(書き込みアクセス権を持たないドライブ)に対して設定されているレンダー設定で、使用可能なドライブのタイトルを変更すると、sys_error が発生します。タイトルの .bak ファイルもビンに表示されます。

対処法: タイトル ツールを閉じて、レンダー設定を、書き込みアクセス権を持つドライブに変更してください。

⇒ 大きいフォント サイズを使用すると、タイトル ツールのタイトルの文字間隔が不正確になります。一部の文字の間隔が狭すぎたり、文字が重なったりします。HD プロジェクトでは、ビンにあるレンダリング済みタイトル クリップでのみこの問題を確認できます。SD プロジェクトでは、タイトル ツールで即座にこの問題を確認できます。また、大きいフォント サイズを使用してこの問題が発生すると、他のテキスト オブジェクトをどのフォント サイズで作成しても、同じ問題が発生します。

対処法: 一般的な最善の対処法は、タイトルを Marquee® に変換することです。Marquee のタイトルでは、大きいフォントサイズを使用してもこの問題は発生しません。また、最終的にテキストに大きいフォント サイズを使用する必要がない場合は、

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制限事項と既知の問題

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ワークフロー中は大きいフォント サイズに変換しないでください。または、フォント サイズを大きくするとこの問題が発生する場合は、より小さいサイズで新たにテキスト オブジェクトを再入力してください。

⇒ Marquee タイトル フォーマットは通常のワークフローでは変更する必要がありません。ほとんどの通常のワークフローでは、Marquee のタイトル フォーマットは Avid 編集アプリケーションのプロジェクト フォーマットに自動的にマッチするため、変更の必要がありません。Avid 編集アプリケーションのプロジェクト フォーマットにマッチしないように、Marquee のタイトル フォーマットを変更した場合は、一部のタイトル オブジェクトの周囲にアーティファクトが発生することがあります。Marquee のタイトル フォーマットを変更する必要が生じる可能性があるのは、既存の .mqp ファイルを開いてタイトルを作成した場合だけです。.mqp ファイルのフォーマットが Avid 編集アプリケーションのプロジェクト フォーマットにマッチしない場合は、編集アプリケーションでそのタイトルのフォーマットをプロジェクト フォーマットにマッチするように変更します。タイトル フォーマットの変更の詳細については、Marquee ヘルプの「タイトルのフォーマットを変更する」を参照してください。

⇒ HD プロジェクトで[メディア クリエート (Media Creation)]ダイアログ ボックスの[ソース設定使用 (Same as Source)]を選択して、NTSC SD のロール タイトルまたはクローリング タイトルをレンダリングした場合、タイトルに問題が発生することがあります。

対処法: 最高品質のタイトルにするには、作業しているプロジェクトのフォーマットでタイトル メディアを再作成します。この場合は、HD フォーマットで SD タイトル メディアを再作成します。

⇒ 1080i HDV シークエンスの未レンダーのバックツーバック タイトルは、リアルタイムで再生されないことがあります。2 つ目のタイトルが再生されません。

対処法: タイトルをレンダリングします。

⇒ 24p および 25p プロジェクトのロール タイトルおよびクローリング タイトルは、フル クオリティ モードでは「レイアウト ミスマッチ」エラーが発生することがあります。

対処法: 別のクオリティ モードを使用してください。また、HD プロジェクト環境に切り替えてタイトルをロードすると、エラーが解消されます。

⇒ タイムラインで Marquee タイトルを再編集すると、ビデオ バックグランドにアーティファクトが生じることがあります。これは見かけ上の問題で、結果のタイトルには表示されません。

対処法: タイムラインではなくビン内でタイトルを再編集する場合は、アーティファクトは生じません。

⇒ フォーマットが HD に変更されたプロジェクトでは、シークエンスに Marquee クロールが存在する場合は、これを変更して、Avid DSK タイトルのまま保持する必要があります。エフェクト エディタを使用してこれらのタイトルを再編集し、Marquee を表示

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します。Marquee でビンに保存する場合にタイトルがアニメートされた、またはタイムラインに直接保存できないというメッセージが表示された場合は、次の対処法を実行します。

対処法: [クロール (Crawl)]テキスト ボックスを選択します。Marquee 内で[C]ツールバー ボタンをクリックすると、クローリング テキスト ボックスが拡張され、タイトルの幅が大きくなります。これで、今までどおりビンまたはタイムラインに保存できるようになり、タイトルはアニメートされなくなります。

⇒ HD タイトルが SD メディア上に存在するか、SD タイトルが HD メディア上に存在する場合、ロール タイトルおよびクローリング タイトル上に改ページが表示されます。

対処法: 下位のビデオと同じ解像度でタイトルを再作成します。

⇒ エフェクト モードでない場合は、HD タイトルがエイリアスされて表示されます。HD プロジェクトで作成した一部のタイトルは、ソース /レコード モードでフル クオリティで表示するとエイリアスされて(むらのある状態で)表示されることがあります。視覚的な品質を改善するには、タイトルをレンダリングするか、エフェクト モードで表示します。

⇒ タイムラインで Marquee タイトルを編集すると、アプリケーションがフリーズしたようになることがあります。タイムラインですでにシークエンスの一部である Marquee タイトルを編集した後、Marquee を終了すると、操作をまったく実行できなくなる場合があります。

対処法: Esc キーを押します。この問題を避けるため、異なるユーザー設定を使用します。

⇒ SD で作成され、HD でレンダリングされたロール タイトルでは、レンダリング時にマット上部に 1 ラインが表示されます。

対処法: レンダリングの前にタイトルとマットを再作成してください。

⇒ If you change the size of text, it might yield different kerning results. If you highlight text and change the text properties, the kerning result might be different than if you had changed the text properties in the Parent text box. For consistent results, change the text properties in the Parent text box.

⇒ When you edit large or unrendered SD crawling or rolling titles in an HD project, switch to SD, promote the title to Marquee, save the title in SD, then open the title in HD.

This workaround is not possible for a 720p project, but you can open the 720p bin in a 30i project and modify the title there, as long as there is an SD version of the sequence.

⇒ Titles created in 4x3 SD and then re-created in 16x9 (SD or HD) appear to shift to the left. You must manually reedit the title in 16x9 for correct positioning.

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制限事項と既知の問題

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対処法: In 16x9 mode, load the original 4x3 title in the Title tool. Click the Selection tool, select Edit > Select All, and then click Object-Group. Click Alignment > Center in Frame Horiz. Save the title to the bin.

⇒ You might recei

⇒ テキストのサイズを変更すると、異なるカーニング結果が生じることがあります。テキストをハイライトしてテキスト プロパティを変更すると、[親 (Parent)]テキスト ボックスでテキスト プロパティを変更した場合とは異なるカーニング結果になることがあります。同じ結果を得るために、[親 (Parent)]テキスト ボックスでテキスト プロパティを変更してください。

⇒ HD プロジェクトで大きいまたは未レンダーの SD クローリング タイトルまたはロール タイトルを編集する場合は、SD に切り替えてタイトルを Marquee に変換し、タイトルを SD で保存してから HD でタイトルを開きます。

この対処法は、720p プロジェクトでは使用できませんが、シークエンスの SD バージョンがあれば、720p ビンを 30i プロジェクトで開き、表示されるタイトルを変更できます。

⇒ 4x3 SD で作成され、16x9(SD または HD)で再作成されたタイトルは、左詰めで表示されます。16x9 のタイトルを手動で正しい位置に再編集する必要があります。

対処法: 16x9 モードで、元の 4x3 タイトルをタイトル ツールにロードします。[選択 (Selection)]ツールをクリックし、[編集 (Edit)]>[すべてを選択 (Select All)]を選択し、[オブジェクト (Object)]、[グループ (Group)]の順にクリックします。[配置 (Alignment)]>[水平方向中央揃え (Center In Frame Horiz.)]をクリックします。タイトルをビンに保存します。

⇒ 720p プロジェクトのタイムラインでロール タイトルおよびクローリング タイトルを編集して再作成すると、「範囲外」エラーが発生することがあります。

対処法: 手動でタイトルをシークエンスに挿入してください。

ve an “Out of Range” error when you try to modify and then re-create rolling and crawling titles in the timeline in a 720p project.

対処法: Manually reedit the titles into the sequence.

XDCAM

⇒ PDW Uデバイスで作業をし、XDCAM Import設定で "Automatically Import Proxies when disk is inserted" を選択していると、ディスクを挿入したときに、プロキシクリップをインポートするために自動的にプロンプトが出ません。このデバイスでは、手動でプロキシクリップをインポートしなければなりません。高解像度でのバッチインポートは変更がありません。

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⇒ (XDCAM 書き戻し )奇数フレームの 720p50 または 720p59シークエンスをエクスポートすると、エクスポートを成功させるために、シークエンスには偶数フレームが必要だという旨のメッセージが表示されます。1フレームを追加または削除し、エクスポートしなおしてください。

⇒ XDCAMメディアを再生中にフレームがドロップすることがあるかもしれません。メディアを再生すると、CPUパワーや GPUパワー、複雑なシークエンスなど、さまざまなものが再生のパフォーマンスに影響を及ぼします。シークエンスの複雑さにより、フルクオリティでリアルタイムでプレビューまたは最終シークエンスを出力したい場合には、いくつかのエフェクトをレンダリングする必要があるかもしれません。

⇒ バーチャルボリュームから XDCAMクリップをバッチするには、システムはビンにプロキシメディアを再インポートしてしまいます。XDCAMディスクから直接 XDCAMクリップをバッチインポートする場合、目的通りにそれは動作します。XDCAMディスクにアクセスしない場合、バーチャルボリュームからインポートするときには高解像度の XDCAMメディアインポートし、その後シークエンスを編集することをお薦めします。

⇒ XDCAM ファイルをインポートする場合、次の Sony XDCAM カメラ モードで作業しているときは Avid ではバッチ インポート ワークフローがサポートされません。ピクチャ キャッシュ レコード モード、インターバル レコード モード、または VFR(可変フレーム レート)モード(UCC/OCC - Undercrank/Overcrank)ビデオがサポートされないことを示すエラー メッセージが表示されます。ただし、これらのクリップの高解像度バージョンはインポートできます。ただしタイムコード値は不正確になります。Avid エディタでは、上記のどのモードで収録されたクリップにもエディタ固有の一般的なタイムコードが追加されます。

⇒ XDCAM プロキシ メディアは QuickTime 参照ムービーに正常にエクスポートされないことがあります。

通常の QuickTime ムービー、MPEG 4 または Windows Media 9 としてエクスポートすると、正常にエクスポートされます。または、プロキシ シークエンスを DV 25 または MPEG-IMX にトランスコードしてから QuickTime 参照としてエクスポートします。

対処法: XDCAM HD クリップ全体をインポートしてから、トランスコードします。

⇒ Avid 編集アプリケーションは XDCAM HD 25 M ビットメディア ファイルを HDV 1080i 50/60 として参照します。これらの動的再リンク設定は、プロジェクト タイプ 1080i/59.94 HDV と 1080i/50 HDV でのみ使用可能です。

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使用可能なアドレス スペースを拡張し、RAM を追加してパフォーマンスを向上させる(Windows)

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使用可能なアドレス スペースを拡張し、RAM を追加してパフォーマンスを向上させる(Windows)

Microsoft Windows XP および Vista の 32 ビット オペレーティング システムでは、各プログラムが 2 ギガバイト(GB)のアドレス スペースに制限されます。アドレス スペースの残りの 2 ギガバイトは固有の用途のために保持されます。オペレーティング システムには、アプリケーションが実際に使用可能なアドレス スペースよりも大きい仮想アドレス スペースにアクセスできるようにするための起動時のメカニズムが備わっています。Avid では、プロセス アドレス スペースを拡張するための起動時メカニズム設定のユーティリティを備えています。

Microsoft Windows XP および Vista の 64 ビット オペレーティング システムでは、32 ビット オペレーティング システムで割り当てられる 2 ギガバイトの制限をはるかに超えるアドレス スペースがアプリケーションに割り当てられます。64 ビット オペレーティング システムでは、アプリケーションに対して追加メモリを割り当てるためのユーティリティは必要ありません。

Avid 編集システムをより大きな仮想アドレス スペースにアクセスするように設定すると、メモリ不足が発生することなく HD プロジェクトでの作業を向上できる場合があります。メモリ スペースが増大した場合でも、ビンや複雑な HD エフェクトを使用すると、急激にメモリ使用量が増大する可能性があります。最善のパフォーマンスを得るために、アドレス スペースを 2 ギガバイトを超える容量に拡張する場合は、追加の 1 GB または 2 GB の RAM をインストールしてください。

Install3GB.exe を使用して使用可能なアドレス スペースを拡張する

Vista 64 システムでは、この実行可能ファイルを実行する必要はありません。この手順は、Vista 32 システムまたは Windows XP システムで実行します。

アプリケーションのアドレス スペースを拡張するには1. Avid アプリケーションがインストールされている Utilities\3G フォルダにある

Install3GB.exe ファイルをダブルクリックします。ウィンドウが開きます。このユーティリティを実行するには管理者権限が必要です。

n 実行しているハードウェアおよびソフトウェア、Nitris DX、Nitris、Adrenaline などにより、アプリケーションのアドレス スペースに割り当てるメモリ容量が決まります。

2. プロンプトで、アプリケーションのスペースに割り当てるメモリ容量を入力します。推奨する設定は次のとおりです。

- Mojo および Adrenaline: 2700- Mojo DX および Nitris DX: 2700

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- Symphony Nitris: 2500- ソフトウェアのみのシステム: 2700Install3GB によって現在実行している構成が更新されます。別の構成は作成されません。 いずれかのキーを押すと、ウィンドウが閉じ、コンピュータを再起動する必要があります。

本来の構成の復元

システムを本来の構成に復元できます。

構成を復元するには

1. 53ページ「Install3GB.exe を使用して使用可能なアドレス スペースを拡張する」で説明されるように、Install3GB.exe を実行します。

2. メモリ設定に 0(ゼロ)を入力します。これにより、ブート構成の「userva」設定が削除されます。

3. システムを再起動します。

マニュアルの変更内容

印刷版マニュアル発行後に、次の変更が加えられました。

XDCAMへのエクスポート

ヘルプで、トピック : [XDCAMへのエクスポート (Exporting to XDCAM)] のステップ8で、[2つ以上のオーディオトラックがあるシークエンスをエクスポートすると、たとえ Sony XDCAMデバイスが4から 8チャンネルのトラックがあったとしても、2トラックのみがエクスポートされます。2トラック以上あえうシークエンスはエクスポート中にミックスダウンされます。(If your exported sequence has more than two audio tracks, only two tracks are exported, even though the Sony XDCAM device is capable of handling 4 to 8 tracks. If your sequence has more than two tracks, they are mixed down during export.)]

これは:[Sony PDW HD1500または Sony PDW 1500 XDCAMデバイスを使用している場合、MPEG IMXと XDCAM HD 50 Mbitsフォーマットではオーディオのエクスポートは8トラックまでサポートしています。その他のフォーマットまたはデバイスは 8トラックをサポートしていません。システムはエクスポート中にオーディオトラックを1と2にミックスダウンします。(If you are using the Sony PDW HD1500 or the Sony PDW 1500 XDCAM devices, export of up to 8 tracks of audio is supported for the MPEG IMX and XDCAM HD 50 Mbits formats. For other formats or devices that do not support 8 tracks, the system mixes down to audio tracks 1 and 2 during export.)]

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