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第4章 住宅の省エネルギー措置の届出作成ガイド

第4章 住宅の省エネルギー措置の届出作成ガイド - …199 4.1 届出に必要な書類と添付図書 新築時に必要な届出書類は、省令様式の届出書とその根拠を示す図書である(正副2通を

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第4章 住宅の省エネルギー措置の届出作成ガイド

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4.1 届出に必要な書類と添付図書

新築時に必要な届出書類は、省令様式の届出書とその根拠を示す図書である(正副2通を

提出)。つまり、届出書の「第三面(住宅の用途に供する建築物)」に関連して、省エネ

ルギー基準の適用に当たって使用した計算表及び必要図面などを、申請内容に応じて添付

することになる。申請内容や選択した評価方法に応じて、必要な資料は異なるので、所管

行政庁と調整の上、整える必要がある。

省令では、届出に必要な図書を以下のように示している。

外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置の内容を表示した各階平面図及

び断面図

空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のための措置の内容を表示した機器

表(昇降機にあっては仕様書)、系統図及び各階平面図

省令で求められている図書のうち、各階平面図には、縮尺及び方位、間取り及び各室の

用途、断熱材を使用している位置並びに断熱材の種別及び寸法、開口部の位置及び開口部

に設ける建具(ガラスを含む)の種類が記載され、断面図には、縮尺、各階の床及び天井

(天井のない場合は屋根)の高さ、軒、ひさし、廊下及びバルコニーの出及び各部分の高

さ、外壁、天井及び床の構造、断熱材を使用している位置並びに断熱材の種別及び寸法、

開口部の位置及び開口部に設ける建具の種類等が明示されること。

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以下に、省令で定められている届出に必要な図書を踏まえた上で、実際に必要と思われ

る図書の事例を示す。(●は必須、○は申請の内容により必須の図書を示す。)

表4.1-1 届出必要書類

資料・図書名 記載する内容及び注意点

●届出書(省令 第一号様式) 記載方法については、届出書の最後にある(注意)

を良く読むこと。

○評価の根拠となる省エネルギー

基準判定書、計算表

年間暖冷房負荷、熱損失係数及び夏期日射取得係

数その他の計算方法を採用した場合は、当該計算

の計算表が必要となる。

配置図 省令では示されていないため、必ずしも必要では

ないが、届出住宅の概要を示すのに有効である。

また、外構の照明は共用部分の照明設備となるた

め、外構の照明計画図と兼ねて用意することもで

きる。

●各階平面図 ・縮尺

・方位

・間取りと各室の用途

・断熱材を使用している位置

・断熱材の種別及び寸法

・開口部の位置

・建具の種類(サッシ、ガラスの種類)

立面図 省令では示されていないため、必ずしも必要では

ないが、届出住宅の概要を示すのに有効である。

●断面図 ・縮尺

・各室の用途

・各階の床及び天井の高さ

・断熱材を使用している位置

・断熱材の種別及び寸法

・開口部の位置

・建具の種類(サッシ、ガラスの種類)

・軒、ひさし、廊下及びバルコニーの出及び各部

高さ寸法

○(該当する場合)空気調和設備機器リスト または 仕様書

○(該当する場合)機械換気設備機器表、CEC/V計算表 または ポイント集計表

○照明区画図(各階平面図及び外構図)及び CEC/L計算表

○(該当する場合)給湯設備機器リスト または 仕様書

○(該当する場合)昇降機の仕様書、CEC/EV計算表 または ポイント集計表

断熱材の位置や種類については、平面図や断面図に、カラーペンで手書きで記入する程

度で問題はない。建具の種類についても同様であるが、建具の種類が多く記入が面倒な場

合は、建具配置図、建具リストを添付することで対応することもできる。

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4.2 届出書への記載方法

4.2.1 断熱材の種類

「設計及び施工の指針」において、躯体の断熱性能の基準値は、実質熱貫流率(U値)と

断熱材の熱抵抗値(R値)で示されている。しかし、これらを算出するための計算を行わず、

より簡便に基準を満たしたいという要望に応えるために、財団法人建築環境・省エネルギ

ー機構が発行している「住宅の省エネルギー基準の解説」では、単純に断熱材の種類と厚

さでの基準を示している。

基準を満たすための断熱材の必要厚さは、地域区分、住宅の構造種別、断熱材の施工方

法、部位、そして断熱材の種類によって異なる。断熱材の種類によって異なるのは、熱伝

導率が異なるためである。(これらのリストについては、「住宅の省エネルギー基準の解

説」を参照のこと。)

届出においては、どのような方法で届出を行うとしても、実際に施工する断熱材の種類

と厚さを、添付図書(平面図、断面図)等に記載する必要がある。その際に気を付けたい

のは、断熱材の種類の記載方法である。

断熱材は種類によって熱伝導率が異なるため、断熱材の種類を正しく記載する必要があ

る。「住宅の省エネルギー基準の解説」では、断熱材を熱伝導率でAからFまでに分類し

ている(表4.2.1-1)。ここで示されている断熱材の名称は、日本工業規格(JIS)等での

名称である。

断熱材を届出書等に記載する際には、商品名や一般名ではなく、ここで示されている名

称を使用し、ランクも併記することが望ましい。そうすることによって、届出時に窓口で

の確認が必要なくなり、届出がスムーズになる。

常に使用している断熱材については、ぜひ、カタログを確認するか、メーカーに問い合

わせ、正式名称を明らかにしておくことをお勧めする。

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表4.2.1-1 断熱材の区分と熱伝導率

断熱材区分 断熱材の種類 熱伝導率[W/(m・K)]

A-1 吹込み用グラスウール(施工密度 13K、18K) 0.052

λ=0.052~0.051 タタミボード(15 ㎜) 0.052

A 級インシュレーションボード(9 ㎜) 0.051

シージングボード(9㎜) 0.051

A-2 住宅用グラスウール断熱材 10K 相当 0.050

λ=0.050~0.046 吹込み用ロックウール断熱材 25K 0.047

B 住宅用グラスウール断熱材 16K 相当 0.045

λ=0.045~0.041 住宅用グラスウール断熱材 20K 相当 0.042

A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 4号 0.043

A種ポリエチリンフォーム保温板 1 種 1 号 0.042

A種ポリエチリンフォーム保温板 1 種 2 号 0.042

C 住宅用グラスウール断熱材 24K 相当 0.038

λ=0.040~0.035 住宅用グラスウール断熱材 32K 相当 0.036

高性能グラスウール断熱材 16K 相当 0.038

高性能グラスウール断熱材 24K 相当 0.036

高性能グラスウール断熱材 32K 相当 0.035

吹込用グラスウール断熱材 30K、35K 相当 0.040

住宅用ロックウール断熱材(マット) 0.038

ロックウール断熱材(フェルト) 0.038

ロックウール断熱材(ボード) 0.036

A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 1号 0.036

A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 2号 0.037

A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 3号 0.040

A種押出法ポリスチレンフォーム保温板 1種 0.040

建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種 3 0.040

A種ポリエチリンフォーム保温板 2 種 0.038

A種フェノールフォーム保温板 2 種 1 号 0.036

A種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 0.035

A種フェノールフォーム保温板 3 種 2 号 0.035

吹込用セルローズファイバー25K 0.040

吹込用セルローズファイバー45K、55K 0.040

吹込用ロックウール断熱材 65K 相当 0.039

D 高性能グラスウール断熱材 40K 相当 0.034

λ=0.034~0.029 高性能グラスウール断熱材 48K 相当 0.033

A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号 0.034

A種押出法ポリスチレンフォーム保温板 2種 0.034

A種硬質ウレタンフォーム保温板 1 種 0.029

建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種 1 0.032

建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種 2 0.032

A種ポリエチリンフォーム保温板 3 種 0.034

A種フェノールフォーム保温板 2 種 2 号 0.034

E A種押出法ポリスチレンフォーム保温板 3種 0.028

λ=0.028~0.023 A種硬質ウレタンフォーム保温板 2 種 1 号 0.023

A種硬質ウレタンフォーム保温板 2 種 2 号 0.024

A種硬質ウレタンフォーム保温板 2 種 3 号 0.027

A種硬質ウレタンフォーム保温板 2 種 4 号 0.028

A種フェノールフォーム保温板 2 種 3 号 0.028

F A種フェノールフォーム保温板 1 種 1 号 0.022

λ=0.022 以下 A種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号 0.022

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4.2.2 断熱工法について

届出書(省令第一号様式)の第三面では、仕様基準で届出をする場合、断熱工法をチェ

ックボックスで選択することになっている。そこで示されている断熱工法については、「設

計及び施工の指針」において定義が示されており、以下のように、住宅の構造種別毎に断

熱工法が分かれている。

表4.2.2-1 住宅の構造別断熱工法

住宅の構造 断熱工法 定義

鉄筋コンクリー

ト造等

内断熱工法 鉄筋コンクリート造等の構造体の内側に断熱施工

する方法

外断熱工法 鉄筋コンクリート造等の構造体の外側に断熱施工

する方法

木造軸組構法

枠組壁工法

充填断熱工法 屋根にあっては屋根組材の間、天井にあっては天井

面、壁にあっては柱、間柱、たて枠の間及び外壁と

内壁との間、床にあっては床組材の間に断熱施工す

る方法

外張断熱工法 屋根及び天井にあっては屋根たる木、小屋梁及び軒

桁の外側、壁にあっては柱、間柱及びたて枠の外側、

外気に接する床にあっては床組材の外側に断熱施

工する方法

内張断熱工法 壁において柱及び間柱の内側に断熱施工する方法

鉄骨造 外張断熱工法 屋根及び天井にあっては屋根たる木、小屋梁及び軒

桁の外側、壁にあっては柱、間柱及びたて枠の外側、

外気に接する床にあっては床組材の外側に断熱施

工する方法

内張断熱工法 壁において柱及び間柱の内側に断熱施工する方法

一つの住宅において複数の住宅の種類又は断熱材の施工法を採用している場合には

(例えば、枠組壁工法の住宅における一の部位において充填断熱工法と外張断熱工法を併

用している場合)、主たる断熱材の施工法のみにチェックを付けることで良い。(届出書

第一号様式に添付の(注意)に記載されている 5.④を参照のこと)

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4.2.3 開口部の断熱性能及び日射遮蔽性能

「設計及び施工の指針」においては、躯体の断熱性能の他に、開口部の省エネルギー性

能について基準が示されている。開口部の省エネルギー性能は、断熱性能と夏期の日射遮

蔽の程度によって異なる。したがって、建具の仕様で基準を満たす場合にも、その両方に

ついて、仕様を明確にする必要がある。

まず、断熱性能についてだが、これは建具の仕様(サッシの仕様)とガラスの仕様で決

まる。

日射遮蔽の程度については、ガラスの種類、レースカーテンやブラインドといった付属

物、影を落すバルコニーやひさしの有無や寸法によって決まる。基準を満たそうとする場

合は、解説書に沿って、これらの仕様を確認する必要がある。(詳しくは、「住宅の省エ

ネルギー基準の解説」を参照のこと。)

届出に際しては、上に述べた基準を満たすことは求められていないが、仕様を示す場合

には、基準で定められている仕様の名称を用いた方が、手続きがスムーズに進む。

例えば、建具の仕様については、木製、樹脂製、アルミ製、複合等の材質と、一重か二

重かを明確にする必要がある。ガラスの種類については、「住宅の省エネルギー基準の解

説」において、以下のような分類がなされているので、これらの名称を記載することが望

ましい。

表4.2.3-1 ガラスの仕様の分類

ガラスの仕様 空気層厚[㎜]

複層ガラス

普通三層複層ガラス 12

普通複層ガラス 12 6

低放射複層ガラス 低放射複層ガラス

12 6

遮熱低放射複層ガラス 12 6

遮熱複層ガラス 熱線反射ガラス

熱反使用の構成 2種 12 6

熱反使用の構成 3種 12 6

熱線吸収複層ガラス 12 6

単板ガラス

普通単板ガラス -

熱線反射ガラス 熱反 2種 - 熱反 3種 -

熱線吸収ガラス -

付属物については、レースカーテン、ブラインド(内付けor外付け)、紙障子等が一般

的なものとして挙げられる。ひさしやバルコニーについては、その寸法や位置、方位が重

要になるが、それらについては、断面図等の添付図書に記載することで示すことができる。

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4.3 作成例

4.3.1 作成例目次

届出書類作成例該当ページ

(壁、窓等の省エネ措置の評価方法別)

【①】 断熱材の種類と 厚さ

【②】

断熱材の熱抵抗

【③】

熱貫流率

【④】 熱損失係数、夏期日射取得係数

建物の概要 P.206

省エネルギー措置の概要 P.206

第一号様式 第一面 P.207

第二面 P.208

第三面 P.209 P.210 P.211 P.212

仕様書 躯体の断熱仕様、開口部の仕様 P.213

図面

(意匠)

面積表 P.214

配置図 P.215

平面図 P.216、217

立面図 P.218、219

断面図 P.220

矩計図(断熱材位置図示) P.221

平面詳細図(断熱材位置図示) P.222 ~ 224

建具配置図 P.225、226

建具表 P.227、228

計算書等 開口部熱貫流率表 P.229

開口部日射遮蔽性能表 P.230

断熱材の熱抵抗値計算書 不要 P.231 不要 不要

躯体熱貫流率一覧 不要 不要 P.232

熱貫流率計算明細 不要 不要 P.233、234

各住戸熱損失係数、夏期日射取得係

数一覧 不要 不要 不要 P.235

Q値、μ値計算書・Aタイプ 3F 不要 不要 不要 P.236、237

設備図 照明区画図 P.238 ~ 240

照明器具姿図 P.241

計算書等 照明エネルギー消費係数計算書 P.242、243

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4.3.2 モデル住宅の概要

4.3.2.1 建物の概要

工事種別 新築

用途 共同住宅

構造 鉄骨造

床面積 455.76㎡

設備 照明設備

4.3.2.2 省エネルギー措置の概要

届出の別 第一種特定建築物 第二種特定建築物 床面積455.76㎡

(300㎡以上2,000

㎡未満)

工事種別 新築 増築 改築 新築の届出

修繕又は模様替

空気調和設備等

の設置

空気調和設備等

の改修

共用部設備 空気調和設備

省エネ措置の

概要

今回のモデルで

は該当項目なし

届け出る必要があ

る場合には、3.2の

共用部設備機器の

省エネルギー措置

を参照のこと。 機械換気設備

性能基準

仕様基準

今回のモデルで

は該当項目なし

照明設備

性能基準 共用部の照明設

備あり

給湯設備 省エネ措置の

概要

今回のモデルで

は該当項目なし

昇降機

性能基準

仕様基準

今回のモデルで

は該当項目なし

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4.3.3 届出書

第一号様式(第一条関係)(A4)

届出書

(第一面)

エネルギーの使用の合理化に関する法律(以下「法」という。)第75条第1項前段

の規定による届出をします。この届出書に記載の事項は、事実に相違ありません。 所管行政庁 様 平成○○年○○月○○日 (株)省エネ不動産 届出者氏名 代表取締役 省エネ 太郎

※受付欄 ※特記欄 ※整理番号欄

平成 年 月 日

第 号

係員印

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(第二面) 第一種特定建築主等又は第二種特定建築主の概要 【1.第一種特定建築主等又は第二種特定建築主】 【イ.氏名のフリガナ】 ショウエネフドウサン ショウエネタロウ 【ロ.氏名】 (株)省エネ不動産 代表取締役 省エネ 太郎 【ハ.郵便番号】〒100-○○○○ 【ニ.住所】 千代田区霞ヶ関○-○-○ 【ホ.電話番号】03-○○○○-○○○○ 【2.代理者】 【イ.氏名】 地球 環太 【ロ.勤務先】 (有)○×建築設計事務所 【ハ.郵便番号】 〒102-○○○○ 【ニ.所在地】 千代田区麹町○-○-○ 【ホ.電話番号】 03-○○○○-○○○○ 【3.設計者】 【イ.氏名】 【ロ.勤務先】 「2.代理者」と同じ 【ハ.郵便番号】 【ニ.所在地】 【ホ.電話番号】 【4.建築物及びその敷地の概要】

【イ.所在地】 某所 【ロ.名称】 (仮称)鉄骨ALC集合住宅 【ハ.用途】 共同住宅 【ニ.構造】□鉄筋コンクリート造 □鉄骨鉄筋コンクリート造 ☑鉄骨造

□その他( ) 【ホ.階数】地上 3 階 地下 階

( 届出部分 )(届出以外の部分)( 合計 ) 【ヘ.床面積の合計】( 437.26 ㎡)( 18.50 ㎡)( 455.76 ㎡)

【5.工事着手予定年月日】平成○○年○○月○○日 【6.工事完了予定年月日】平成○○年○○月○○日 【7.備考】

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(第三面(住宅の用途に供する建築物)) 省エネルギー措置の概要 【1.工事種別】☑新築 □増築 □改築

□直接外気に接する屋根、壁又は床の修繕又は模様替 □空気調和設備等の設置 □空気調和設備等の改修

【2.外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置】

該当する地域区分( Ⅳ 地域) □性能基準

□年間暖冷房負荷(年間暖冷房負荷 MJ/(㎡・年)) □熱損失係数及び夏期日射取得係数(熱損失係数 W/(㎡・K))

(夏期日射取得係数 ) ☑仕様基準 【屋根又は天井】

【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法 □充填断熱工法 ☑外張断熱工法 □内張断熱工法

【断熱性能】☑断熱材の種別及び厚さ (種別 A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種 )(厚さ 60 mm) □熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W)

【壁】 【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 ☑内張断熱工法 【断熱性能】☑断熱材の種別及び厚さ

(種別 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1)(厚さ 40 mm) □熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W)

【床等】 【床等の種別】□床 ☑土間床等の外周部 【床等の部位】□外気に接する部分 □ その他の部分 【断熱材の施工法】☑内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法 【断熱性能】☑断熱材の種別及び厚さ

(種別 A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種)(厚さ 25 mm) □熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W)

【開口部】 【断熱性能】☑建具等の種類(建具の材質 金属製1重)(ガラスの種別 普通複層as12)

□熱貫流率 ( W/(㎡・K)) 【日射遮蔽性能】

☑ガラスの日射遮蔽性能(日射侵入率 0.79 ) ☑付属部材 (付属部材 レースカーテン ) ☑ひさし、軒等

【3.空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のための措置】

□【空気調和設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【空気調和設備以外の機械換気設備(共用部に設けるもの)】

□性能基準(換気エネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

☑【照明設備(共用部に設けるもの)】

☑性能基準(照明エネルギー消費係数 0.71 )

□【給湯設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【昇降機(共用部に設けるもの)】

□性能基準(エレベーターエネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

【4.備考】

【①】断熱材の種類と厚さによる場合

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(第三面(住宅の用途に供する建築物)) 省エネルギー措置の概要 【1.工事種別】☑新築 □増築 □改築

□直接外気に接する屋根、壁又は床の修繕又は模様替 □空気調和設備等の設置 □空気調和設備等の改修

【2.外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置】

該当する地域区分( Ⅳ 地域) □性能基準

□年間暖冷房負荷(年間暖冷房負荷 MJ/(㎡・年)) □熱損失係数及び夏期日射取得係数(熱損失係数 W/(㎡・K))

(夏期日射取得係数 ) ☑仕様基準 【屋根又は天井】

【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法 □充填断熱工法 ☑外張断熱工法 □内張断熱工法

【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm) □熱貫流率( W/(㎡・K)) ☑熱抵抗値( 2.14 (㎡・K)/W)

【壁】 【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 ☑内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

□熱貫流率( W/(㎡・K)) ☑熱抵抗値( 1.17 (㎡・K)/W) 【床等】

【床等の種別】□床 ☑土間床等の外周部 【床等の部位】□外気に接する部分 □ その他の部分 【断熱材の施工法】☑内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

□熱貫流率( W/(㎡・K)) ☑熱抵抗値( 0.89 (㎡・K)/W) 【開口部】

【断熱性能】☑建具等の種類(建具の材質 金属製1重)(ガラスの種別 普通複層as12)

□熱貫流率 ( W/(㎡・K)) 【日射遮蔽性能】

☑ガラスの日射遮蔽性能(日射侵入率 0.79 ) ☑付属部材 (付属部材 レースカーテン ) ☑ひさし、軒等

【3.空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のための措置】

□【空気調和設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【空気調和設備以外の機械換気設備(共用部に設けるもの)】

□性能基準(換気エネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

☑【照明設備(共用部に設けるもの)】

☑性能基準(照明エネルギー消費係数 0.71 )

□【給湯設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【昇降機(共用部に設けるもの)】

□性能基準(エレベーターエネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

【4.備考】

【②】断熱材の熱抵

抗値による場合

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(第三面(住宅の用途に供する建築物)) 省エネルギー措置の概要 【1.工事種別】☑新築 □増築 □改築

□直接外気に接する屋根、壁又は床の修繕又は模様替 □空気調和設備等の設置 □空気調和設備等の改修

【2.外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置】

該当する地域区分( Ⅳ 地域) □性能基準

□年間暖冷房負荷(年間暖冷房負荷 MJ/(㎡・年)) □熱損失係数及び夏期日射取得係数(熱損失係数 W/(㎡・K))

(夏期日射取得係数 ) ☑仕様基準 【屋根又は天井】

【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法 □充填断熱工法 ☑外張断熱工法 □内張断熱工法

【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm) ☑熱貫流率( 0.401 W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W)

【壁】 【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 ☑内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

☑熱貫流率( 0.501 W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W) 【床等】

【床等の種別】□床 ☑土間床等の外周部 【床等の部位】□外気に接する部分 □ その他の部分 【断熱材の施工法】☑内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

☑熱貫流率( 0.974 W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W) 【開口部】

【断熱性能】☑建具等の種類(建具の材質 金属製1重)(ガラスの種別 普通複層as12)

☑熱貫流率 ( 4.07 W/(㎡・K)) 【日射遮蔽性能】

☑ガラスの日射遮蔽性能(日射侵入率 0.79 ) ☑付属部材 (付属部材 レースカーテン ) ☑ひさし、軒等

【3.空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のための措置】

□【空気調和設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【空気調和設備以外の機械換気設備(共用部に設けるもの)】

□性能基準(換気エネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

☑【照明設備(共用部に設けるもの)】

☑性能基準(照明エネルギー消費係数 0.71 )

□【給湯設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【昇降機(共用部に設けるもの)】

□性能基準(エレベーターエネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

【4.備考】

【③】熱貫流率によ

る場合

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212

(第三面(住宅の用途に供する建築物)) 省エネルギー措置の概要 【1.工事種別】☑新築 □増築 □改築

□直接外気に接する屋根、壁又は床の修繕又は模様替 □空気調和設備等の設置 □空気調和設備等の改修

【2.外壁、窓等を通しての熱の損失の防止のための措置】

該当する地域区分( Ⅳ 地域) ☑性能基準

□年間暖冷房負荷(年間暖冷房負荷 MJ/(㎡・年)) ☑熱損失係数及び夏期日射取得係数(熱損失係数 1.98~2.51 W/(㎡・K))

(夏期日射取得係数 0.021~0.035 ) □仕様基準 【屋根又は天井】

【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法 □充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法

【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm) □熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W)

【壁】 【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

□熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W) 【床等】

【床等の種別】□床 □土間床等の外周部 【床等の部位】□外気に接する部分 □ その他の部分 【断熱材の施工法】□内断熱工法 □外断熱工法

□充填断熱工法 □外張断熱工法 □内張断熱工法 【断熱性能】□断熱材の種別及び厚さ(種別 )(厚さ mm)

□熱貫流率( W/(㎡・K)) □熱抵抗値( (㎡・K)/W) 【開口部】

【断熱性能】□建具等の種類(建具の材質 )(ガラスの種別 ) □熱貫流率 ( W/(㎡・K))

【日射遮蔽性能】 □ガラスの日射遮蔽性能(日射侵入率 ) □付属部材 (付属部材 ) □ひさし、軒等

【3.空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のための措置】

□【空気調和設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【空気調和設備以外の機械換気設備(共用部に設けるもの)】

□性能基準(換気エネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

☑【照明設備(共用部に設けるもの)】

☑性能基準(照明エネルギー消費係数 0.71 )

□【給湯設備(共用部に設けるもの)】 省エネルギー措置の概要 ( )

□【昇降機(共用部に設けるもの)】

□性能基準(エレベーターエネルギー消費係数 ) □仕様基準(評価点の合計 )

【4.備考】

【④】熱損失係数、夏期日射取得係数による場合

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213

4.3.4 添付資料

仕様書

躯体の断熱仕様

断熱材の種類

□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法☑ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法☑ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法☑ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法

その他(  鉄骨部   ) □ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法

☑ 内張熱工法

土間床等の外周外気に接する部分

その他の部分

A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種

25 mm

ロックウール断熱材

屋根または天井

外気に接する部分

その他の部分

断熱材の厚さ部位 工法

45 mm

A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種

60 mm

建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1

40 mm

開口部の仕様

ガラス仕様

窓 普通複層ガラス(空気層12mm)

玄関ドア

その他(     )

その他(     )

日射遮蔽仕様

η=0.79レースカーテン

部位 建具仕様

開口部

金属製

金属製断熱材入フラッシュ戸

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229

開口部熱貫流率表

建具の種類 建具 ガラス熱貫流率(W/㎡・k)

基準値W/㎡・K

AW-1 金属製 普通複層ガラス(空気層12mm) 4.07 4.65

AW-2 金属製 普通複層ガラス(空気層12mm) 4.07 4.65

AW-3 金属製 普通複層ガラス(空気層12mm) 4.07 4.65

AW-4 金属製 普通複層ガラス(空気層12mm) 4.07 4.65

ドア SD-1 金属製断熱材入フラッシュ戸 4.07 4.65

参考: 品格法性能表示温熱等級の断熱性にかかる「建具等の基準」

等級4の基準(Ⅳ地域)

建具の種類又はその組合

窓、引戸又は框ドア

ドア

1重構造のガラス入建具で、ガラス中央部の熱貫流率が4.00以下であるもの

ガラス単板2枚使用(中間空気層12mm以上のもの)又は複層ガラス(空気層12mmのもの)入り建具であるもの

代表的なガラスの組合せ例

次のイ、ロ又はハに該当するもの

イ 扉がフラッシュ構造(金属製表裏面材の中間の密閉空気層を紙もしくは水酸化アルミニウム製の仕切り材で細分化した構造又は当該密閉空気層に断熱材を充填した構造をいう)であるもの。ただし、ガラス部を有するものにあってはガラス中央部の熱貫流率が4.00以下であるもの

ロ 扉が木製であるもの。ただし、ガラス部を有するものにあってはガラス中央部の熱貫流率が4.00以下であるもの

ハ 扉が金属製熱遮断構造パネルであるもの。ガラス部を有するものにあってはガラス中央部の熱貫流率が4.00以下であるもの

ガラス単板2枚使用(中間空気層12mm以上のもの)又は複層ガラス(空気層12mmのもの)入り建具であるもの

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230

開口部日射遮蔽性能表

方位 設置階 設置住戸建具種類※1

ガラス日射

侵入率η

付属部品※2

Y:窓下から日よけまでの寸法(mm)

D:日除出寸法(mm)

有効な日除D≧Y×0.4

真北±30 1~3F A AW-3 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 0 非有効

真北±30以外 1~3F D AW-3 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 0 非有効

真北±30以外 2~3F A,B,C,D AW-1 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 2575 1200 有効

真北±30以外 1F A,B,C,D AW-2 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 2420 1200 有効

真北±30以外 1~3F A AW-4 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 0 非有効

真北±30以外 1~3F D AW-4 複層ガラスAS12 0.79 レースカーテン 0 非有効

※1:建具表1,2参照

※2 レースカーテン用カーテンレール設置

参考:設計施工指針の「建具等の基準」(日射遮蔽にかかるもの)

H11年基準(Ⅳ地域)

方位

真北±30

真北±30以外

H14年基準(Ⅳ地域)

建築主の判断の基準別表第1のⅢ、Ⅳ、Ⅴ及びⅥ地域においては、方位が東北東から南を経て西北西までの範囲に面する窓では、日射侵入率が0.66以下のガラスを使用し、または付属部材(レースカーテン、内付ブラインド(窓の直近外側に設置されるベネシャンブラインド又はこれと同等以上の遮蔽性能を有するものをいう。)紙障子、

外付ブラインド(窓の直近外側に設置され、金属スラット等の可変により日射調整機能を有するブラインド又はこれと同等以上の遮蔽性を有するオーニング()テント生地で構成される日除けで開閉機構をを有するものをいう。)もしくはサンシェード(窓全体を覆う網状面材の日除けをいう)をいう。)その他日射の侵入を防止するため開口部に取り付けるものをいう。)庇、軒等を設けること

次のイからニまでのいずれかに該当するもの

ガラスの日射侵入率が0.49以下であるもの

二重構造のガラス入り建具を使用した窓又は一重構造の複層ガラス入り建具を使用した窓もしくは框ドアで、ガラスの日射侵入率が0.66未満のものに、付属部品又はひさし、軒等を設けたもの

二重構造のガラス入り建具を使用した窓又は一重構造の複層ガラス入り建具を使用した窓もしくは框ドアで、ガラスの日射侵入率が0.66以上のものに、内付けブラインド又はこれと同等以上の遮蔽性能を有する付属部材を設けるもの

二重構造のガラス入り建具を使用した窓又は一重構造の複層ガラス入り建具を使用した窓もしくは框ドアで、ガラスの日射侵入率が0.66以上のものに、付属部品又はひさし、軒等を設けたもの

建具の種類もしくはその組合せ又は付属部品、ひさし、軒等の設置

次のイ又はロに該当するもの

ガラスの日射侵入率が0.60以下であるもの

付属部材を設けるもの

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231

断熱材の熱抵抗値計算表

熱抵抗値(㎡・k/W)

参考基準値 ※2㎡・K/W

□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法☑ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法☑ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法☑ 内張熱工法

外気に接する部分 ☑ 内断熱工法□ 外断熱工法

その他の部分 □ 内断熱工法□ 外断熱工法

※1 共用廊下、ホールとの境界も含む※2 品確法等級4基準

1.18 1.1

0.89 0.8

2.14 2.0

1.17 1.1

断熱材の施工法

屋根または天井

外気に接する部分

その他の部分

壁 ※1

土間床等の外周

鉄骨部その他

部位

【②】断熱材の熱抵

抗値による場合

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232

躯体熱貫流率一覧表

熱貫流率(W/㎡・k)

参考基準値 ※2W/㎡・K

□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法☑ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法☑ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法□ 内張熱工法□ 内断熱工法□ 外断熱工法□ 充填断熱工法□ 外張熱工法☑ 内張熱工法

外気に接する部分 ☑ 内断熱工法□ 外断熱工法

その他の部分 □ 内断熱工法□ 外断熱工法

※1 共用廊下、ホールとの境界も含む※2 品確法等級4基準

土間床等の外周

屋根または天井

壁 ※1

外気に接する部分

その他の部分

部位 断熱材の施工法

その他 鉄骨部

0.401 0.43

0.501 0.75

0.501 0.75

0.974 0.58

【③】熱貫流率によ

る場合 ※【④】熱損失係数、夏

期日射取得係数による

場合もQ値計算の明細

として添付する

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233

熱貫流率計算明細

屋根の熱貫流率

材料 厚さ 熱伝導率 熱抵抗値 熱貫流率 面積 平均 熱橋 実質

位置

種]m[類 [W/mK] [m2K/W] [W/m

2K]

比率 熱貫流率

[m2K/W]

係数熱貫流率

[m2K/W]

Ri 0.0900

石膏ボード 0.009 0.22 0.0409

中空層 0.09 - 0.0900

コンクリート 0.150 1.6 0.0938

断熱材※1 0.060 0.028 2.1429

防水層 - - -

Ro 0.0400

合計 2.4975 0.4004 1.0000 1.00 0.401

※1A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種を指す ※2 品確法等級4基準 参考基準値※2 0.43

地域

部位

Ⅳ上部

屋根

外壁(一般部)の熱貫流率

材料 厚さ 熱伝導率 熱抵抗値 熱貫流率 面積 平均 熱橋 実質

位置

種]m[類 [W/mK] [m2K/W] [W/m

2K]

比率 熱貫流率

[m2K/W]

係数熱貫流率

[m2K/W]

Ri 0.1100

石膏ボード 0.0095 0.22 0.0432

中空層 0.105 - 0.0900

断熱材※1 0.040 0.034 1.1765

ALC板 0.100 0.17 0.5294

Ro 0.0400

合計 1.9891 0.5027 1.0000 1.00 0.503

※1建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1を指す ※2 品確法等級4基準 0.75

Ⅳ 外壁一般部

参考基準値※2

地域

部位

外壁(熱橋部)の熱貫流率

材料 厚さ 熱伝導率 熱抵抗値 熱貫流率 面積 平均 熱橋 実質

位置

種]m[類 [W/mK] [m2K/W] [W/m

2K]

比率 熱貫流率

[m2K/W]

係数熱貫流率

[m2K/W]

Ri 0.1100

ALC板 0.100 0.17 0.5294

Ro 0.0400

合計 0.6794 1.4719 1.0000 1.00 1.472

※ 品確法等級4基準 参考基準値※ 非該当

地域

部位

Ⅳ 外壁一般部

【③】熱貫流率によ

る場合 ※【④】熱損失係数、夏

期日射取得係数による

場合もQ値計算の明細

として添付する

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234

外壁(柱・梁部)の熱貫流率

材料 厚さ 熱伝導率 熱抵抗値 熱貫流率 面積 平均 熱橋 実質

位置

種]m[類 [W/mK] [m2K/W] [W/m

2K]

比率 熱貫流率

[m2K/W]

係数熱貫流率

[m2K/W]

Ri 0.1100

石膏ボード 0.0095 0.22 0.0432

中空層 0.105 - 0.0900

ロックウール断熱材 0.045 0.038 1.1842

ALC板 0.100 0.17 0.5294

Ro 0.0400

合計 1.9968 0.5008 1.0000 1.00 0.501

※ 品確法等級4基準 0.75

Ⅳ 外壁

柱・梁部

参考基準値※

地域

部位

土間床の熱貫流率

土の熱伝導率λsoil[W/mK] 1.0

土間床等の種類 土間床等

基礎の深さl[cm] 10地域 上段:基礎の断熱、下段:床下の断熱 熱貫流率

断熱材名 熱伝導率 厚さ T1/T2 W 外周部 中央部[W/mK] [m] cm cm [W/mK] [W/m2K]

断熱材※ 0.028 0.025 2.9 - 0.974 0.076断熱材※ 0.028 0.025 2.9 90

※A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種を指す 

※適用式(岩前式_内断熱)外周部=1.77+0.5λsoil-0.77T1^0.15-0.003W-0.042T2中央部=0.21+0.054λsoil

λsoil 土の熱伝導率 W/mk 0.58~1.74D 基礎の深さ cm 10~40T1 基礎外周の断熱材の厚cm 2.5~15W 土間外周部の断熱長さ cm 0~90T2 土間外周の断熱材の厚cm 0~6ただし、T1およびT2は、断熱材の熱伝導率を0.0326W/mkとした場合である。

Ⅳ 土間断熱

部位仕様

【③】熱貫流率によ

る場合 ※【④】熱損失係数、夏

期日射取得係数による

場合もQ値計算の明細

として添付する

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235

各住戸熱損失係数、夏期日射取得係数一覧

階 住戸タイプ Q値計算値 Q参考基準値 ※ μ値計算値 μ参考基準値 ※

A 2.13 2.70 0.029 0.070

B 2.00 2.70 0.023 0.070

C 2.00 2.70 0.021 0.070

D 2.13 2.70 0.035 0.070

A 2.11 2.70 0.029 0.070

B 1.98 2.70 0.023 0.070

C 1.98 2.70 0.021 0.070

D 2.11 2.70 0.035 0.070

A 2.51 2.70 0.029 0.070

B 2.38 2.70 0.023 0.070

C 2.38 2.70 0.021 0.070

D 2.51 2.70 0.035 0.070

※ 品確法等級4基準

1F

2F

3F

【④】熱損失係数、

夏期日射取得係数に

よる場合

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236

【④】熱損失係数、

夏期日射取得係数に

よる場合

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237

【④】熱損失係数、

夏期日射取得係数に

よる場合

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