24
科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 3 年・ 1 類・A 必修 授業担当者 教科書名 副教材等 坂川・近藤・仁尾・千田 新編 数学 B(数研出版) 基本と演習テーマ 数学Ⅱ+ B(数研出版) 科目の到達目標 ベクトル,数列について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,事象を数学的に考察し表現す る能力を伸ばすとともに,それらを活用する態度を育てる。 評価の観点と方法について 評価は「知識、理解」「関心、意欲、態度」「数学的な見方や考え方」「表現、処理」の 4 つの観点に基づい て定期考査、小テスト、課題、平素の学習態度、出席状況、ノート点検によって行なう。 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント 1 平面上のベクトル 1 ベクトルとその 演算 <中間考査> 2 ベクトルと平面 図形 2 空間のベクトル <期末考査> ベクトルの基本的な概 念について理解し,そ の有用性を認識すると ともに,事象の考察に 活用できるようにす る。 ベクトルの意味 ベクトルの加法・減法・実数倍 ベクトルの成分 ベクトルの内積 位置ベクトル ベクトルの図形への応用 空間座標 空間におけるベクトル ベクトルの演算がで き、図形に活用でき る。 ベクトルの平行条件 を理解している。 内積の意味が理解で き、活用できる。 ベクトルの垂直条件 を理解している。 ベクトルを利用して 平面図形の性質を調 べることができる。 空間の概念を理解で き、ベクトルを空間図 形に利用できる。

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

  • Upload
    others

  • View
    3

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 3年・1類・A型 必修 授業担当者 教科書名 副教材等

坂川・近藤・仁尾・千田 新編 数学B(数研出版) 基本と演習テーマ 数学Ⅱ+ B(数研出版)

科目の到達目標 ベクトル,数列について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,事象を数学的に考察し表現す る能力を伸ばすとともに,それらを活用する態度を育てる。

評価の観点と方法について 評価は「知識、理解」「関心、意欲、態度」「数学的な見方や考え方」「表現、処理」の4つの観点に基づい て定期考査、小テスト、課題、平素の学習態度、出席状況、ノート点検によって行なう。 月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

第1章 平面上のベクトル 第 1 節 ベクトルとその

演算 <中間考査> 第 2 節 ベクトルと平面

図形 第2章 空間のベクトル <期末考査>

ベクトルの基本的な概

念について理解し,そ

の有用性を認識すると

ともに,事象の考察に

活用できるようにす

る。

ベクトルの意味 ベクトルの加法・減法・実数倍 ベクトルの成分 ベクトルの内積 位置ベクトル ベクトルの図形への応用 空間座標 空間におけるベクトル

ベクトルの演算がで

き、図形に活用でき

る。 ベクトルの平行条件

を理解している。 内積の意味が理解で

き、活用できる。 ベクトルの垂直条件

を理解している。 ベクトルを利用して

平面図形の性質を調

べることができる。 空間の概念を理解で

き、ベクトルを空間図

形に利用できる。

Page 2: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

第3章 数列 第 1 節 等差数列と等比

数列 第2節 いろいろな数列 <中間考査> 第3節 数学的帰納法 <期末考査>

等差数列や等比数列に

ついての基本的な知識

及び計算技能を習得さ

せると共に規則性を発

見できる能力を養う。 階差数列など色々な数

列の一般項、または和

を求める際の基本的発

想を習得させると共に

Σの計算についても慣

れるようにする。 漸化式のいくつかのパ

ターンを取り扱い、一

般項が求められるよう

にする。

指数計算の復習 数列 等差数列 等差数列の和 等比数列 等比数列の和 和の記号∑ いろいろな数列 階差数列 数列の和 分数で表わされた数列の和 群数列

漸化式 数学的帰納法

等差数列と等比数列

の一般項とその和が

求められる。 Σ記号が自由に使え、

数列の和が求められ

る。 いろいろな数列につ

いて、工夫して和を求

めることができる。 漸化式を用いて一般

項を求められる。 数学的帰納法を用い

て証明問題を解くこ

とができる。

1 2

高校数学のまとめ <学年末考査>

高校数学の内容をふり

かえる。

数学ⅠA ⅡB の中からいくつかの分

野について復習する。

定理・公式を理解し、

それを用いて問題が

解ける。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 数学Bで学習するベクトル・数列では、新しい考え方を取り扱います。戸惑うこともあるかもしれませんが、授業を真剣

に受講していれば必ず理解できます。数学の力を上げるためには、自分で問題を解くことが必要です。授業が終わるたびに

問題を解きましょう。また出された課題は必ず解き提出すること。日々の継続した学習によって、苦手が得意に変わります。

Page 3: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択

数学Ⅲ 4 3年・1類・B型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

三井 克文 新編 数学Ⅲ(数研出版) 基本と演習テーマ 数学Ⅲ(数研出版)

科目の到達目標 ・指数・対数・三角関数等いろいろな関数についての微分法,および積分法についての理解を深め,知識の習得と技能の習熟を図る。

・単に解法テクニックの暗記だけではなく,根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する姿勢を育み,多面的・発展的に考え, 論理的に思考し表現する能力を養う。

評価の観点と方法について 「関心・意欲・態度」「数学的な見方や考え方」「表現・処理」「意識・理解」の4つの観点に基づいて,平素の学習意欲や学習態度を重要視して,

基本的な知識の理解度,技能の習熟度,思考力,表現力を,定期考査,課題プリント,レポート,小テスト,課題テスト等で評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

2章 式と曲線 1節 2次曲線 2節 媒介変数表示と極座標 ( 中間考査 ) 2 節 いろいろな関数の

導関数 6章 微分法の応用 1節 導関数の応用 2節 いろいろな応用 ( 期末考査 )

●2次曲線の基本的な性質および

曲線がいろいろな式で表現で

きることを理解し,具体的な事

象の考察に活用できるように

する。 ●いろいろな関数の微分法につ

いて理解する。 ●微分法を用いて関数値の増減

やグラフの凹凸などを考察し,

微分法の有用性を認識する。

1.放物線 2.楕円 3.双曲線 4.2次曲線の平行移動 5.2次曲線と直線 6.曲線の媒介変数表示 8.コンピュータの利用 3.いろいろな関数の導関数 4.第n次導関数 5.曲線の方程式と導関数 1.接線の方程式 2.平均値の定理 3.関数の値の変化 4.関数のグラフ 5.方程式,不等式への応用

・2 次曲線の概形をかき、焦点

の座標などを求められるか。 ・焦点,準線,頂点,漸近線な

どを求めることができるか。 ・2 次曲線や円を、媒介変数を

用いて表すことができるか。 ・接線・法線の方程式が求めら れるか。

・関数の増減、極値、グラフの

凹凸および変曲点などを調べ

てグラフがかけるか。また,

方程式・不等式に活用できる

か。

Page 4: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

数学Ⅲ 第2章 複素数平面 第2章 式と曲線 2 節 媒介変数表示と極

座標 数学Ⅲ入試対策 ( 中間考査 ) 数学Ⅲ入試対策 センター試験対策 ( 期末考査 )

●数学Ⅱで学習した複素数が、複

素数平面上にとれることを理

解し、偏角と大きさを用いて表

現できることを学ぶ。 ●典型問題が解けるように問題

演習を重ねる。演習を通して、

大学入試問題の難易度を知る。

難易度の高い問題を解く力を

養う

1. 複素数平面 2. 複素数の極形式 3. ド・モアブルの定理 4. 複素数と図形 7.極座標と極方程式 数学Ⅲの 4 単位と数学演習③の 3 単

位の合計7単位を利用して、数学Ⅲの

演習とセンター試験対策を行う。 原則的には、数学Ⅲの授業では数Ⅲの

問題演習を、数学演習③ではセンター

試験の対策を行うものとするが、生徒

の状況に応じて臨機応変に対応する。

・複素数を偏角と大きさを用い

て表現できるか。 ・複素数の積の図形的な性質を

理解しているか。 ・ド・モアブルの定理を使って、

1のn乗根を求められるか。 ・複素数の積を応用し、複素数

平面上の異なる3点で作られ

る角の大きさを求められる

か。 ・直交座標と極座標の関係を理

解し,極方程式に活用できる

か。 ・既習内容を理解し、入試問題 を解くうえで活用できるか どうか。

センター試験対策 個別試験対策 ( 学年末考査 )

記述テストに対応できる答案 作成力を身につける。

センター試験プレテスト演習 個別試験問題演習

・問題構造を分析し,解法のス

トーリーをすばやくイメージ

することができるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 数学演習③の授業と合わせて数Ⅲの教科書を進めていき、教科書の微分、積分は1学期の末で一通り終わらせる予定である。夏休みにしっかり と演習を積んでもらいたい。数Ⅲは、入試問題として出題される問題は典型的な問題が多く、しっかりと練習さえできていれば得点しやすいと

いえる。授業を聞いているだけでは計算力、実力は絶対につかない。目標を定め,それに向かって必死に努力してほしい。やらされる勉強では

なく,自ら自発的・積極的に数多くの問題を解くことによって,入試に対応できる力がついてくる。良問を1題でも多くやる事に尽きる。

Page 5: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習① 4 3年・1類・B型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

近藤・諸井 なし ベーシックスタイル数学演習 I・A・II・B (数研出版) センター試験対策数学 I・A・II・B

科目の到達目標 ・数学ⅠA の基本事項の再確認と十分な基礎学力の定着を第1目標とし,その上に立って代表的典型的な入試問題の

取り組み方と,思考パターンおよび解法の技術を身に付ける。 ・単に解法テクニックの暗記だけではなく,根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・さらに日々の演習により応用力と実践力を高め、大学入試センター試験・国公立2次試験および私立大入試に対応

できる実力を養成する。 評価の観点と方法について (関心・意欲・態度) 数学のよさを認識し,それらを事象の考察に活用して数学的な考え方に基づいて判断しようとする。 (数学的な見方や考え方) 事象を数学的に考察し表現したり,思考の過程を振り返り多面的・発展的に考えたりする (数学的な技能) 基本的な概念,原理・法則などを体系的に理解し,基礎的な知識を身に付けている。

(知識・理解) 事象を数学的に表現・処理する仕方や推論の方法などの技能を身に付けている。

以上4つの観点について,定期考査を中心に,小テスト・レポート・授業中の態度等総合的に評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4

5

6

7

3章 図形と計量

4章 データ分析

5章 場合の数と確率

(中間考査)

6章 図形の性質

7章 整数の性質

(期末考査)

・図形の計量の基本的な性

質について理解し、三角比

の考えの有用性を認識す

る。

・データを整理・分析し傾

向を把握できるようにす

る。

・不確定な事象を数量的に

とらえることの有用性

を認識するとともに,事

象を数学的に考察し処

理できるようにする。

・図形の見方を豊かにする

とともに,図形の性質を

論理的に考察し処理す

ることができるように

する。

・整数の性質についての理

解を深め,それを事象の

考察に活用できるよう

にする。

・三角比の相互関係

・正弦定理・余弦定理

・三角形の面積

・円に内接する四角形

・データ全体の平均値,分散

・2つの変量の相関関係

・同じものを含む順列

・組分けの方法の数

・反復試行

・条件付き確率

・チェバ・メネラウスの定理

・円の性質

・空間図形と多面体

・1次不定方程式

・n進法

・平面図形・空間図形の

いろいろな値を,正弦

定理・余弦定理などを

用いて求めることがで

きるか。

・データの代表値が正し

く求められるか。

・いろいろな条件がつく

順列や組合せを,見方

を変えたり対応方法を

考えたりして処理する

ことができるか ・円の接線の性質や方べ

きの定理を用いて,線

分の長さや角の大きさ

を求めることができる

か。 ・整数に関するいろいろ

な性質を見いだし,そ

れが成り立つ理由を説

明できるか。

Page 6: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

センタ試験対策

(中間考査)

センタ試験対策

(期末考査)

・標準的な問題について解法パ

ターンを理解しその定着を

図る。 ・問題演習を通して、典型的な

入試問題に慣れる。 ・問題を解くスピードを身に付

ける ・プレテストを数多く経験する

ことにより、センター形式の

問題に慣れる。

・問題構造を分析し,解法のスト

ーリーをすばやくイメージす

る練習を繰り返し行う。

・センター試験プレテスト演習 マークシート方式の問題に対

処する方法を実践により体得

する。

・題意を正確かつ迅速に

把握する力はあるか。 ・計算過程を合理的に処

理し,簡潔に進める能

力はあるか。 ・図形に対する直観力,

洞察力はあるか。 ・定理を理解し,問題を

多面的に捉えることが

できるか。

センター試験対策 個別試験対策 (学年末考査 )

・受験テクニックのチェック ・記述テストに対応できる答案

作成力をつける。

・センター試験プレテスト演習 ・個別試験問題演習

・問題の難度を見極める

力と時間内に解き終え

る体力はあるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など )

授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死で努力する。やらされる勉強ではなく,

自ら自発的積極的に数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。

良問を1題でも多くやる事に尽きる。クイズを解くつもりで楽しみながらやればいい。

「必ず夢を実現させるぞ」という強い信念を持って意欲的に頑張ってほしい。

Page 7: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習② 3 3年・1類・B型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

諸井 なし ベーシックスタイル数学演習Ⅰ・A・Ⅱ・B (数研出版) [センター試験]対策数学 数学 I・A・II・B基礎徹底演習(進研学参)

科目の到達目標 ・数学ⅡBの基本事項の再確認と十分な基礎学力の定着を第1目標とし,その上に立って代表的典型的な入試問題の取り組み方と,

思考パターンおよび解法の技術を身に付ける。 ・単に解法テクニックの暗記だけではなく,根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・さらに日々の演習により応用力と実践力を高め、大学入試センター試験・国公立2次試験および私立大入試に対応できる実力を 養成する。

評価の観点と方法について ・日常の学習における意欲・関心・態度を重視し、数学的な見方や考え方・問題解決の処理・知識の理解度を小テスト、課題

テスト、定期考査等で確認していく。 ・特に、小テストの内容を重要視していく。 ・以上を総合的に評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6

8章 式と証明 9章 複素数と方程式 10章 図形と方程式 (中間考査) 11章 三角関数

・式の乗法・除法及び分数式

の四則計算について理解で

きるようにするとともに,

等式や不等式が成り立つこ

とを証明できるようにす

る。 ・方程式についての理解を深

め,数の範囲を複素数まで

拡張して二次方程式を解く

こと及び因数分解を利用し

て高次方程式を解くことが

できるようにする。 ・座標や式を用いて,直線や

円などの基本的な平面図形

の性質や関係を数学的に表

現し,その 有用性を認識するととも

に,事象の考察に活用でき

るようにする。 ・三角関数及び三角関数の加

法定理について理解し,それ

らを事象の考察に活用できる

・二項定理 ・恒等式 ・不等式の証明 ・解と係数の関係 ・剰余の定理・因数定理 ・高次方程式 ・直線の方程式 ・円の方程式 ・円と直線 ・2つの円 ・軌跡 ・領域と最大・最小 ・加法定理 ・三角関数の合成

・恒等式などの用語の意

味を理解しているか。 ・高次方程式を解ける

か。 ・解法の仕方を理解して

いるか。 問題文から図形の関係

をイメージできるか。

・三角・指数・対数関数

の性質を理解している

か。

Page 8: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

12章 指数関数・対数関数 13章 微分・積分 (期末考査)

ようにする。 ・指数関数及び対数関数につ

いて理解し,それらを事象の

考察に活用できるようにす

る。 ・微分・積分の考えについて

理解し,それらの有用性を

認識するとともに,事象の

考察に活用できるようにす

る。

・指数・対数の方程式・不等式 ・指数・対数関数の最大・最小 ・常用対数の利用 ・曲線の接線 ・極大・極小 ・最大・最小 ・方程式の実数解の個数 ・不等式への応用

・関数の増減を調べ、グ

ラフがかけるか。 ・曲線や直線で囲まれた

図形の面積を求められ

るか。 ・定理公式を十分理解し

使いこなせるか。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

13章 微分・積分 14章 ベクトル 15章 数列 (中間考査) センター試験対策 (期末考査)

・ベクトルの基本的な概念に

ついて理解し,その有用性

を認識するとともに,事象

の考察に活用できるように

する。 ・簡単な数列とその和及び漸

化式と数学的帰納法につい

て理解し,それらを事象の

考察に活用できるようにす

る。 マーク形式の問題の学習を通

して、1 つの問題が基本問題

の組合せで作成されているこ

とを理解させる。 ・問題を解くスピードを身に

つける。

・定積分の計算 ・面積 ・内積 ・ベクトルと平面図形 ・空間ベクトルの垂直 ・座標空間における図形 ・空間ベクトルと図形 ・等差・等比数列 ・数列の和 ・漸化式 ・数学的帰納法 [センター試験]対策数学 数学I・A・II・B基礎徹底演習(進研学参)を利用して、

マーク形式の問題になれる。時間に応じ

て、センター試験の過去問題も演習する。 ・センター試験プレテストを行い、実践

力を養う。50分で解けるよう、実践を重

ねる。

・ベクトルの演算規則を

理解しているか。 ・数列の一般項や和を求

められるか。 ・定理公式を十分理解し

使いこなせるか。 ・題意を正確かつ迅速に

読み取る力はあるか。 ・融合している1つ1つ

の基本問題に気づき、

正確な解法の道筋をた

どることができるか。 ・作問者の意図を見抜き,

先を見通す洞察力はある

か。

センター試験直前演習 (学年末考査)

・受験テクニックのチェック

・センター入試対策の仕上げ ・個別試験対策

・時間内に解き終える見

極めと計算力はある

か。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死に努力する。やらされる勉強ではなく, 自ら自発的積極的に数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。良問を1題でも多くやる 事に尽きる。

Page 9: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択

数学演習③ 3 3年・Ⅰ類・B型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

三井 克文 新編 数学Ⅲ(数研出版) 基本と演習テーマ数学Ⅲ、ベーシックスタイル(数研出版)

科目の到達目標 ・関数,式と曲線,複素数平面,積分法における基本的な概念,原理・法則,用語・記号などを理解し,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,

事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに,それらを積極的に活用する態度を育てる。 ・単に解法テクニックの暗記だけではなく,根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する姿勢を育み,多面的・発展的に考え,

論理的に思考し表現する能力を養う。

評価の観点と方法について 「関心・意欲・態度」「数学的な見方や考え方」「表現・処理」「意識・理解」の4つの観点に基づいて,平素の学習意欲や学習態度を重要視

して,基本的な知識の理解度,技能の習熟度,思考力,表現力を,定期考査,課題プリント,レポート,小テスト,課題テスト 等で 評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

第3章 関数

第5章 微分法 1節 導関数

( 中間考査 ) 第7章 積分法と その応用 1節 不定積分 2節 定積分 3節 積分法の応用 ( 期末考査 )

分数関数,無理関数,逆関

数の性質を学び,方程式,

不等式に応用する。 定積分の計算を利用 して、いろいろな問題 を解くことができる。 定積分の性質を利用し て、いろいろな値を評価 する。

1.分数関数 2.無理関数 3.逆関数と合成関数 1.微分係数と導関数 2.導関数の計算 1.不定積分とその基本性質 2.置換積分法と部分積憤法 3.いろいろな関数の不定積分 4.定積分とその基本性質 5.置換積分法と部分積分法 6.定積分のいろいろな問題 7.面積 8.体積 (9.道のり、10.曲線の長さ) 微分・積分の演習を中心にする

・分数関数,無理関数の定義を 理解し,そのグラフを用いて 分数不等式,無理不等式を解 くことができるか。 ・定積分の計算を利用して、い ろいろな問題を解くことが できるか。 ・標準的な問題を解くことができ

るかどうか。

Page 10: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

数学Ⅰ 第4章 データの分析 数学A 第3章 整数の性質 1節 約数と倍数 2節 ユークリッドの互除

法 3節 整数の性質の活用 センター試験対策 ( 中間考査 ) センター試験対策 ( 期末考査 )

統計的な手法を習得し、そ

の分析ができるようにす

る。

整数の取り扱いに慣れ、基

本的な問題を処理する技能

を養う。 センター試験に必要な基礎

力を付ける、問題の形式に

慣れる。 目標点をとれるようにす

る。

1.データの整理 2.データの代表値 3.データの散らばりと四分位数 4.分散と標準偏差 5.データの相関 1.約数と倍数 2.最大公約数・最小公倍数 3.整数の割り算と商・余り 4.ユークリッドの互除法 5.1次不定方程式 6.分数と小数 7.n進法 数学Ⅲの4単位と数学演習③の3単位

の合計7単位を利用して、数学Ⅲの演

習とセンター試験対策を行う。 原則的には、数学Ⅲの授業では数Ⅲの

問題演習を、数学演習③ではセンター

試験の対策を行うものとするが、生徒

の状況に応じて臨機応変に対応する。

・平均値や中央値といった概念を

正確に理解しているか。 ・相関関係を理解し、相関係数を

求めることができるか。 ・約数や倍数といった条件を適切

に数式で処理できるか。 ・ユークリッドの互除法を理解し

ているか。 ・既習内容を理解し、入試問題 を解くうえで活用できるか どうか。

1 2 3

センター試験対策 個別試験対策 ( 学年末考査 )

記述テストに対応で きる答案作成力を身 につける。

センター試験プレテスト演習 個別試験問題演習

・問題構造を分析し,解法のスト

ーリーをすばやくイメージする

ことができるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 数学Ⅲを選択した生徒は必ず数学演習③を選択すること。数学Ⅲの授業とあわせて、数学Ⅲの内容を学習していく。今年度は2学期の最初に 数Ⅰの「データ分析」と数Aの「整数」を数学演習③で学習する。大学進学や、センター試験を受験するためには必ず必要になる範囲であり、

学習が必要であると判断した。それらが終わり次第、センター試験対策に入っていく。授業での演習不足を木・金の講習で補うので,時間の あるものは必ず受講すること。

Page 11: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択

数学演習① 2 3年・1類・C型 必修

授業担当者 教科書名 副教材等

三井 克文 なし ベーシックスタイルⅠ+A受験編 (数研出版)

科目の到達目標 ・問題演習を通して、数学ⅠAの基本事項の再確認と十分な基礎学力の定着を目標として取り組む。 ・数学的なものの見方・考え方を常に意識し、初めて見るような問題にも積極的に挑戦する姿勢づくりを行う。

評価の観点と方法について ・日常の学習における意欲・関心・態度を重視し、数学的な見方や考え方・問題解決の処理・知識の理解度を小テストや課題レポート、

定期考査等で確認していく。 ・特に、課題レポートの提出および内容を重要視していくので、必ず提出すること。 ・以上を総合的に評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

Check 第1章 数と式 (数学Ⅰ) 第2章 2次関数 (数学Ⅰ) 第3章 図形と計量 (数学Ⅰ) 第4章 データの分析 (数学Ⅰ) 第5章 場合の数と確率 (数学A) 第6章 図形の性質 (数学A) 第7章 整数の性質 (数学A) (中間考査) Same Style 第1章 数と式 (数学Ⅰ) 第2章 2次関数 (数学Ⅰ) 第3章 図形と計量 (数学Ⅰ) 第4章 データの分析 (数学Ⅰ) (期末考査)

基本問題を通して、基礎知識

が身についているかの確認を

する。 Check でつけた基礎力を生

かして、標準問題が解けるよ

うになる。 Style 問題を見ながらでも構

わないので、自分で手を動か

すことができるようになる。

Check 1~7 Check 20~26 Check 43~49 Check 62~65 Check 68~76 Check 93~96 Check 105~111 Same Style 1~6 Same Style 7~14 Same Style 15~20 Same Style 21

Check 問題を、速く正確

に解くことができる。

StyleとSame Style問題

を、速く正確に解くこと

ができる。

Page 12: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

Same Style 第5章 場合の数と確率 (数学A) 第6章 図形の性質 (数学A) 第7章 整数の性質 (数学A) (中間考査) Complete 第1章 数と式 (数学Ⅰ) 第2章 2次関数 (数学Ⅰ) 第3章 図形と計量 (数学Ⅰ) 第4章 データの分析 (数学Ⅰ) 第5章 場合の数と確率 (数学A) 第6章 図形の性質 (数学A) 第7章 整数の性質 (数学A) (期末考査)

Check でつけた基礎力を生

かして、標準問題が解けるよ

うになる。 Style 問題を見ながらでも構

わないので、自分で手を動か

すことができるようになる。 Style、Same Styleでつけた

力を生かして、応用問題が解

けるようになる。

Same Style 22~29 Same Style 30~33 Same Style 34~37 Complete から問題を抜粋して、

授業で解説する。

StyleとSame Style問題

を、速く正確に解くこと

ができる。

標準的な力が身について

いるか。またそれを応用

問題に生かせているか。

数学ⅠAのまとめ(プリント演習) (学年末考査)

数学ⅠA全体の確認 プリント等を用いて数学ⅠA の

全体的な確認をする。 基礎力~応用力のどこま

での力がついているか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死に努力する。やらされる勉強ではなく,自ら自発的積極的に 数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。良問を1題でも多くやる事に尽きる。

Page 13: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習① 2 3年・2類・文型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

吉田 朋史 なし ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B(東京書籍) [センター試験]対策数学 数学 I・A・II・B基礎徹底演習(進研学参)

科目の到達目標 ・数学Ⅰ、数学Aの基本事項を再確認し、基本的な知識の習得と技能の習熟を図る。 ・問題の根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・日々の演習により理解と思考を深め、大学入試センター試験および文系の入試に対応できる実力を養成 する。

評価の観点と方法について 平素の学習意欲や態度を重要視し、基本的な内容の理解、数学的問題解決能力を小テスト、課題テスト、 課題レポート等で確認する。定期考査、小テスト、課題テストの各成績、課題レポートの提出および 内容、授業態度から総合的に評価する。 月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

数学 IAの総復習

(期末考査) (夏期講習)

学習してきた内容の定

着の確認。 生徒が苦手とする単元

を演習し、苦手意識を払

拭する。 夏期課題を通して、セン

ター試験と同程度の実

力の定着をはかる。

2年次までにニューグローバルβの 【Review】、【Exercise】の学習を一通

り終えているので、中間考査までに数学

ⅠAの範囲を3回に分けて【Exercise】の確認テストを実施する。 授業では文系入試の標準レベルである

【Try】の問題を扱う。 この課程から入ってきた 『データ分析』、『整数の性質』

については 1 学期の中間までと期末ま

でに分けて課題を提出し、定着を図る。 センター試験形式の問題演習を行う。

課題の提出状況。 確認テストの結果。 定石がみについている

かどうか。 問題を解くときに典型

的な問題に即座に反応

し,機械的に処理できる

かどうか。

Page 14: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

数学 IAの総復習 プレテスト開始 (期末考査) (冬期講習)

センター試験の数学の

本試験の過去問題の解

説を通して、マーク式の

問題の読み方と解き方

を身につける。 学習してきた内容の定

着の確認。 本番同様の時間で問題

を解き、時間配分を学習

する。

センター試験の過去問から経験をして

もらいたい問題を選択して、解説する。 問題はセンター試験の過去問を中心に

学習することにするが、この課程から入

ってきた数学①の 『条件付き確率』、『データ分析』 『整数の性質』 に関してはセンター対策用の問題集等

を利用して演習する。

1学期に学習した内容を

用いて問題を解くこと

ができるか。 学習してきたマーク式

特有の読み方・解き方が

身についているか。

50 分の考査時間でセン

ター試験数学①と同程

度の難易・分量の問題を

解くことができるか。

1

(学年末考査)

実践を繰り返すことに

より得点力アップをは

かる。

センター試験プレテスト演習

誘導の狙いを即座に理

解し、機械的に問題を解

くことができるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死で努力する。やらされる勉強で はなく,自ら自発的積極的に数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。良問を1 題でも多くやる事に尽きる。クイズを解くつもりで楽しみながらやればいい。

Page 15: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習② 3 3年・2類・文型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

吉田 朋史 なし ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B(東京書籍) [センター試験]対策数学 数学 I・A・II・B基礎徹底演習(進研学参)

科目の到達目標 ・数学Ⅱ、数学Bの基本事項を再確認し、基本的な知識の習得と技能の習熟を図る。 ・問題の根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・日々の演習により理解と思考を深め、大学入試センター試験および文系の入試に対応できる実力を養成 する。

評価の観点と方法について 平素の学習意欲や態度を重要視し、基本的な内容の理解、数学的問題解決能力を小テスト、課題テスト、 課題レポート等で確認する。定期考査、小テスト、課題テストの各成績、課題レポートの提出および 内容、授業態度から総合的に評価する。 月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

数学 IIBの総復習 (中間考査)

(期末考査) (夏期講習)

学習してきた内容の定

着の確認。 生徒が苦手とする単元

を演習し、苦手意識を払

拭する。 夏期課題を通して、セン

ター試験と同程度の実

力の定着をはかる。

2年次までにニューグローバルβの 数学Ⅱの【Review】、【Exercise】の学

習を一通り終えているので、中間以降期

末考査までに数学Ⅱの範囲を 3 回に分

けて【Exercise】の確認テストを実施す

る。 授業では数学Bの【Exercise】を学習す

る。中間考査までに『数列』を期末考査

までに『ベクトル』を学習する。 センター試験形式の問題演習を行う。

課題の提出状況。 確認テストの結果。 定石がみについている

かどうか。 問題を解くときに典型

的な問題に即座に反応

し,機械的に処理できる

かどうか。 50 分の考査時間でセン

ター試験数学②と同程

度の難易・分量の問題を

解くことができるか。

Page 16: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

数学 IIBの総復習 プレテスト開始 (中間考査) (期末考査) (冬期講習)

1 学期に学習した内容の

定着。 センター試験の数学②

の本試験の過去問題の

解説を通して、マーク式

の問題の読み方と解き

方を身につける。 学習してきた内容の定

着の確認。 本番同様の時間で問題

を解き、時間配分を学習

する。

センター試験の過去問から経験をして

もらいたい問題を選択して、解説する。 週に 1 回、60 分の試験時間を確保して

プレテストを実施する。 苦手意識の強い、『数列』、『ベクトル』

については適宜、課題を準備して、十分

な量が演習できるようにする。

問題を解くときに典型

的な問題に即座に反応

し,機械的に処理できる

かどうか。 学習してきたマーク式

特有の読み方・解き方が

身についているか。

50 分の考査時間でセン

ター試験数学②と同程

度の難易・分量の問題を

解くことができるか。

1

(学年末考査)

実践を繰り返すことに

より得点力アップをは

かる。

センター試験プレテスト演習

誘導の狙いを即座に理

解し、機械的に問題を解

くことができるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死で努力する。やらされる勉強で はなく,自ら自発的積極的に数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。良問を1 題でも多くやる事に尽きる。クイズを解くつもりで楽しみながらやればいい。

Page 17: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択

数学Ⅲ 5 3年・2類・理型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

吉田 朋史 高等学校 数学Ⅲ (数研出版) Focus Gold 数学Ⅲ(啓林館) 入試必修問題集練磨数学Ⅲ(啓林館)

科目の到達目標 微分・積分の考えについて理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟をはかる。その中で、問題を解決する 力だけでなく、数学によって養われる論理的な思考力、本質を把握しての判断力、明快な表現力を身につけて もらいたい。教科書、参考書、問題集、プリント等で、基本演習および実践演習を繰り返しながら、応用力、 実践力をつけ、大学入試に対応できる学力を養成する。 評価の観点と方法について 平素の学習意欲や学習態度を重要視し、基本的な内容の理解、数学的問題解決能力を小テスト、課題テスト、

課題ノート等で確認する。定期考査・課題テスト・小テストの各成績、課題ノートの提出および内容、授業態度 から総合的に評価する。 月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

第7章 積分法とその応用 第1節 不定積分 第2節 定積分 第3節 積分法の応用 中間考査 入試問題演習 期末考査 (夏季講習)

いろいろな関数の不定積分

を求められるようになる。

定積分も不定積分とほぼ平

行して理解し計算に習熟す

る。 定積分の計算を利用して,

面積や体積,道のりや曲線

の長さが求められるように

する。 基本的な考え方を利用し

て,定積分で表された関数,

定積分と不等式の内容を理

解する。 基本的な実力を養う。計

算力をつける。 標準問題までを確実に解く

力量を養う。

不定積分 1 不定積分とその基本性質 2 置換積分法と部分積分法 3 いろいろな関数の不定積分 定積分 4 定積分とその基本性質 5 置換積分法と部分積分法 積分法の応用 7 面積 8 体積 9 道のり 10 曲線の長さ

定積分 6 定積分のいろいろな問題 数学Ⅲ終了

入試問題演習(基礎~標準編) 『入試必修問題集練磨数学Ⅲ』 第7章 積分法

(1,3,4,5,6章まではスーパー演習で 学習済み) 【夏期講習の目標】 標準的な数学Ⅲの問題を演習する。

置換および部分積分が使

える。 定積分においても,置換積

分と部分積分が利用でき,

その利用法を習熟する。 定積分の計算を面積・体

積・曲線長さを求めること

に適用できる。 基本的な考え方を利用し

て,定積分で表わされた関

数・定積分と不等式の問題

が解ける。 小テスト,課題テスト,課

題等で確認する。

Page 18: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

入試問題演習 中間テスト

期末考査 (冬季講習)

標準問題までを確実に解く

力量を養う。 応用力をつける。 難度の高い問題を解く力量

を養う。 今までの演習の総まとめ。 演習を重ねるごとに難易度

を上げ,実力を養成する。 センター試験に備えて実践

を積む。

入試問題演習(標準編) 標準的な数学Ⅲの問題を演習する。 定期的に実力テストを行い,実践力を養う。 入試問題演習(実践編) 近年出題された入試問題を中心に,入試問題を実

際に解く。定期的に実力テストを行い,実践力を

養う。 数学演習①の授業と協力して,数学演習②で実施

したプレテストの解説の授業と数学Ⅲの演習の

授業に生徒を分けて,生徒のニーズに対応する。 数学Ⅲを希望する生徒には,旧帝国大学レベルの

問題の演習を実施する。

1 学期に学習した基本事

項,定石を理解しているか

確認する。 小テスト,課題テスト,課

題等で確認する。

センター直前演習

(学年末考査)

センター対策の総仕上げ センター試験までは,センター試験対策を行い、

総仕上げをする。 センター試験後、2次試験対策を行う。 2 月の家庭学習期間中に,2 次試験対策を行う。

内容・方法についてはセンター試験の結果等を参

考に決定する。

1,2学期で学習した知識が

使えるかどうか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など )

2年次で、「第1章 複素数平面,第2章 式と曲線,第3章 関数 第4章 極限 第5章 微分, 第6章 微分法の応用」は、終了している。

数学Ⅲは高校数学の総まとめです。今までしてきたことはすべて、数学Ⅲを学習するために学習してきたといっても過

言ではありません。1学期中に教科書を終えます。その後は数学Ⅲの入試問題演習をします。解説をきいているだけでは

実力はつきません。数学Ⅲが上達するには、それぞれが自主的に演習に取り組み、できるだけ多くの問題を自分の頭で

考えることが大切です。そして、演習を通して、問題を正確にとらえ、解決していく力を養うことで、入試に対応でき

る能力を身につけてください。

Page 19: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択

数学演習① 5 3年・2類・理型 選択

授業担当者 教科書名 副教材等

尾崎 朱美 なし 入試必修問題集 練磨 数学ⅠAⅡB(啓林館) ニューグローバルβ数学ⅠAⅡB(東京書籍) 等

科目の到達目標 ・数学ⅠAⅡBの基本事項の確認と基礎学力の定着を図り、代表的典型的な入試問題に対応できる力を養成する。 ・解法のテクニックの暗記ではなく、根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・実践的な演習により応用力と実践力を高め、大学入試センター試験等の入試に対応できる実力を養成する。 評価の観点と方法について 平素の学習意欲や学習態度を重要視し、基本的な内容の理解、数学的問題解決能力を課題ノート、課題テスト、

振り返りシート等で確認する。 定期考査・課題テストの各成績、課題ノート・振り返りシートの提出および内容、授業から総合的に評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

数学Ⅱ・B 三角関数 指数・対数関数 数列

数学ⅠAⅡテスト (2週に1回) (中間考査) 図形と方程式 微分・積分 ベクトル

(期末考査) 夏期講習

定理、公式の再確認をし、 基本的な解法の定着を 図る。 問題演習を通して、典型的

な入試問題に対応できる

力を養成する。

授業では、「練磨」を用いて、数学ⅡBの

演習をします。適宜確認テストを実施しま

す。 2週に1回のペースで「ニューグローバ

ル」を用いて数学ⅠAⅡの確認テストを実

施します。テスト範囲の自己評価シートを

記入することにより、定着を図ってくださ

い。

定理・公式を正確に 使うことができるか どうか。 解法を理解し、問題 を解くときに使える かどうか。 課題の提出状況 テストの結果

Page 20: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

センター試験 実践演習

(中間考査) (期末考査) 冬期講習

実践形式の演習を通して、 入試問題に対応できる力 を養う。 センター形式の試験の解 説を通して、マーク式の問 題の読み方と解き方を身 につける。

センター試験プレテスト(ⅠAとⅡB)を

実施します。 その解説や関連問題の演習を行います。 プレテストで60分の試験時間を確保し、 時間配分等も考えて問題を解く練習を 行います。

今まで身に着けた解

法を、入試問題を解く

ときに、利用できるか

どうか。 融合問題を解くとき

に、融合している1つ

1つに気づき、正確な

解法の道筋をたどる

ことができるかどう

か。

センター試験 直前演習 (学年末考査)

センター入試対策の 総仕上げ

センター試験プレテスト演習

問題の流れを読み取

り、すばやく正確に解

けるかどうか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは力がつきません。自分の頭で考え、自力で解かない限り、数学の力はついてきません。 受け身ではなく、攻めの態度で取り組んでくれることを望みます。

Page 21: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習② 2 3年・2類・理型 必修

授業担当者 教科書名 副教材等 吉田 朋史 なし 入試必修問題集錬磨数学 I・II・A・B(啓林館)

科目の到達目標 ・数学 I、数学A、数学 II、数学Bの基本事項を再確認し、基本的な知識の習得と技能の習熟を図る。 ・問題の根底にある数学的なものの見方・考え方を常に意識する態度を養う。 ・日々の演習により理解と思考を深め、大学入試センター試験および2次の入試に対応できる実力を養成 する。

評価の観点と方法について 平素の学習意欲や態度を重要視し、基本的な内容の理解、数学的問題解決能力を小テスト、課題テスト、 課題レポート等で確認する。定期考査、小テスト、課題テストの各成績、課題レポートの提出および 内容、授業態度から総合的に評価する。 月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

数学ⅡBの総復習

(中間考査)

(期末考査)

解法の定石を身につ

ける。 テキストを使い定

理、公式の再確認を

する。 標準的な問題につい

て解法パターンを理

解しその定着を図

る。 問題演習を通して、

典型的な入試問題に

慣れる。

問題集の【演習】の部分から問題を選択し

て学習する。1 学期は数学ⅡBの重要問題

を扱う。

授業と並行して、問題集の数学IAの部分

の【基本】と【要点】の部分を課題に出す。

第5章 図形と方程式

第6章 三角関数

第7章 指数関数・対数関数

第9章 数列

第10章 ベクトル

課題

第1章 数と式

第2章 関数と方程式

第3章 場合の数と確率

第6章 三角比

課題の提出状況。 定石がみについている

かどうか。 問題を解くときに典型

的な問題に即座に反応

し,機械的に処理できる

かどうか。

Page 22: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

(中間考査) (期末考査)

センター試験の数学

の本試験の過去問題

の解説を通して、マ

ーク式の問題の読み

方と解き方を身につ

ける。

センター試験の過去問から経験をしてもら

いたい問題を選択して、解説する。 問題は数学②を中心に学習することにする

が、この課程から入ってきた数学①の 『条件付き確率』、『データ分析』 『整数の性質』 に関しては適宜、課題を出して補うものと

する。

学習してきたマーク式

特有の読み方・解き方が

身についているか。

誘導の狙いを即座に理

解し、機械的に問題を解

くことができるか。

1

センター直前演習

(学年末考査)

センター対策の総仕

上げ センター試験までは、センター試験対策を

行い、総仕上げをする。 センター試験後、2次試験対策を行う。

誘導の狙いを即座に理

解し、機械的に問題を解

くことができるか。

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など ) 授業を聞いているだけでは実力はつかない。目標を定め,それに向かって必死で努力する。やらされる勉強で はなく,自ら自発的積極的に数多くの問題を解くことによって、入試に対応できる力がついてくる。良問を1 題でも多くやる事に尽きる。楽しみながらやればいい。

Page 23: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学演習① 2 3年・3類 必修

授業担当者 教科書名 副教材等 三井・近藤・諸井 なし 完成ワーク数学(増進堂) 補助プリント

科目の到達目標 就職・短大専門学校入試対策として、数学に関する一般的な知識を身につけることを目標に、1・2年で履修した数学Ⅰおよび

数学Aの復習をするとともに、さらに発展的な入試問題の解法に習熟する。

評価の観点と方法について

(関心・意欲・態度) 数学のよさを認識し,それらを事象の考察に活用して数学的な考え方に基づいて判断しようとする。 (数学的な見方や考え方) 事象を数学的に考察し表現したり,思考の過程を振り返り多面的・発展的に考えたりする (数学的な技能) 基本的な概念,原理・法則などを体系的に理解し,基礎的な知識を身に付けている。

(知識・理解) 事象を数学的に表現・処理する仕方や推論の方法などの技能を身に付けている。 以上4つの観点について,定期考査を中心に,授業中の態度,レポート等総合的に評価する。

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

4 5 6 7

<数学Ⅰ>

1 数と式

(中間考査)

2 方程式・不等式

(期末考査)

・式の見方を豊かにする

とともに,式の計算が正

確かつ迅速にできるよ

うにする。

・数を実数まで拡張する

ことの意義を理解し,

式の見方を豊かにする

とともに,1次2次の

方程式および不等式に

ついての理解を深め,

それらを活用できるよ

うにする

・数の計算 ・式の計算 ・因数分解 ・約数と倍数 ・無理数の計算 ・式の値 ・比例式 ・1次方程式 ・連立方程式 ・2次方程式 ・1次不等式 ・2次不等式

・式の形の特徴に着目して

変形し,展開・因数分解

ができるか

・平方根および無理数につ

いて正しく理解してい

るか。また分母の有理化

など正確に計算できる

か。

・2次方程式はいろいろな

解き方ができることを

理解し,様々な方法で解

を求めることができる

か。

・不等式についての解の意

味を理解しているか。

・身近な問題を不等式を用

いて解決できるか

Page 24: 科目名 単位数 指導学年・類・型 必修・選択 数学B 2 年・1類・ …€¦ · 第3章 数列 第1 節 等差数列と等比 数列 第2節 いろいろな数列

月 学習単元・項目 学習のねらい 具体的な学習内容と方法 評価のポイント

10

11

12

3 文章問題 4 関数とグラフ (中間考査)

5 図形と計量 6 数列 7 場合の数 (期末考査)

・問題文を数式に表し直

して,適切な解法を発

見できるようにする。 ・関数とグラフの関係を

理解し,それを具体的

な事象の考察に活用で

きるようにする。 ・図形の計量についての

基本的な性質を理解

し,論理的に推論でき

るようにする。 ・数の並びを多方面から

考察し,事象を数学的

に処理できるようにす

る。 ・具体的な事象の考察な

どを通じて順列組合せ

について理解する。

・距離・速度・時間の問題 ・割合の問題 ・1次関数とグラフ ・2次関数とグラフ ・三角比 ・図形 ・面積・体積 ・規則性の問題 ・順列 ・組み合わせ

・題意を正確に把握でき

るか。 ・2つの変量の関係を式

やグラフで表現でき

るか。 ・平行移動・対称移動の

原理を理解している

か。 ・直角三角形の辺の長さ

を三角比で表す式を

理解し,測量などの応

用問題に利用できる

か。 ・規則性を発見し,それ

を一般化できるか ・いろいろな条件がつく

順列や組合せを,見方

を変えたり対応方法

を考えたりして処理

することができるか

8 確率 (学年末考査)

・不確定な事象を数量的

にとらえることの有用

性を認識する。

・・確率 ・確率の定義を理解し,

同様に確からしいと

いう概念をもとに確

率を求めることがで

きるか

その他 ( 履修上の留意点・大学等進学のための学習など )

数学を学ぶことによって,筋道を立てて物事を考え表現する力を伸ばして欲しい。自ら考え,実際に推論・計算をして正

解を導く過程を多く経験することが,数学的な考え方を身に付ける最良の方法である。仮に,正しい結論に行きつかなくて

も,ああでもない,こうでもないと考える道中に,論理的思考力や判断力が養われる。

正弦定理や方べきの定理は忘れ去っても,『自分の力で問題を正確に把握し,論理的に考察し,あるべき方向を導き出そう とする態度』は,今後の人生において必要不可欠なものだ。数学することを楽しみながら真剣に取り組んでほしい。