40

第一部:グループ全体戦略...2012年10月 10億円 80億円 10億円 合計 60億円 190億円 170億円 200億円 150億円 10億円 9 1.20 1.30 1.40 •事業費の継続的な削減

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第一部:グループ全体戦略

1

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2

既存事業での収益向上・拡大

政策株式リスク削減の継続

資本・資金の創出

新規事業投資による新たな成長と資本効率の向上

配当や機動的な自己株式取得による適正資本水準への調整

事業ポートフォリオのグローバル分散による資本効率の向上

収益額の拡大

国内損保事業のコンバインドレシオの改善

国内生保事業や海外保険事業の持続的成長

新規事業投資による新たな成長機会の確保

資本効率の向上 政策株式リスク削減の継続

資本効率の高い事業への投資

グローバルなリスク分散効果の向上

配当や機動的な自己株式取得による適正資本水準への調整

リスクベース経営

【ERM】

お客様に品質で選ばれ、成長し続ける「グローバル保険グループ」中長期ビジョン

「変革と実行 2014」全体像

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3

• グループ総合力の発揮

中期経営計画において目指す姿

■国内損保 ▲261 420 800-900

■国内生保 159 530 600-700

■海外保険 ▲119 680 900-1,000

■金融一般 26 20 30-50

合計 ▲195 1,650 2,300-2,600

修正ROE ▲0.7% 5.8% 7%以上

■ 修正利益の想定

*株価・為替・金利は、いずれも2012年3月末日ベース。また、自然災害の発生が平年ベースであること等を前提とした場合に見込まれる利益水準

• コンバインドレシオ95%

• 業界No.1のトップライン成長

■ ターゲット

11年度(実績)

12年度(予想)

14年度(想定レベル*)

• 3年通算EV増加額 1,800億円

• 修正利益 1,000億円

資本コストを上回る修正ROE水準を実現

国内損保事業

国内生保事業

海外保険事業

金融・一般事業

1,650億円

2,300-2,600億円

単位:億円

▲195億円

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4

事業ドメイン毎の成長性

各事業ドメインに応じた成長戦略を実行し、事業の拡大を図る

国内損保事業*

正味収入保険料(億円)

海外保険事業生損保合計収入保険料(億円)

11年度(実績)

12年度(予想)

14年度(見込)

11年度(実績)

12年度(予想)

14年度(見込)

約20,600

19,881

19,263

国内生保事業(あんしん生命)

保有契約年換算保険料(億円)

約9,000

6,720

4,997

11年度(実績)

12年度(予想)

14年度(見込)

4,4714,194

約5,000

*東京海上日動、日新火災、イーデザイン損保、東京海上ミレア少額短期の合計値

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5

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用戦略

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

第二部 事業ドメイン別戦略

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6

■ 東京海上日動

• 自動車保険等の収益改善、事業効率の向上により、コンバインドレシオ95%水準を安定的に持続できる態勢を構築する

• 商品・サービスの向上、販売基盤の拡充、IT基盤の高度活用等により顧客接点を強化し、業界No.1の成長を持続する

国内損保事業 (中期経営計画において目指す姿)

■ 日新火災

• リテールに強みを持つ損保を目指し、事業の更なる変革や効率化を進める

• 中小代理店を中心に販売基盤の開拓を推進し、コンバインドレシオ95%水準の収益確保を目指す

■ イーデザイン

• ダイレクトマーケットの成長性を取りこみ、トップライン成長を実現するとともに、単年度黒字化に向け、事業を成長軌道に乗せる

<東京海上日動のコンバインドレシオ推移>(民保ベース:除く家計地震・自賠責)

11年度 12年度(予想)

14年度(目標)

09年度 10年度

97.9%97.2%

99.1%

95.0%

103.3%

90%

95%

100%

105%

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7

国内損保事業 (東京海上日動:コンバインドレシオ目標達成への計画)

商品・料率改定を中心に収益改善を図る

自動車の等級進行・車価ダウン等による減収要素も見込む

自動車の収益状況等に応じた、追加対策も適時適切に行う

コンバインドレシオ(C/R)を大きく改善させ、14年度に民保ベースで95%を実現する

11年度C/R :103.3%

継続的に社費の削減を行う

代理店手数料率体系の見直しを継続実施

営業力強化による着実なトップラインの成長を実現する

14年度C/R :95%

商品収益性改善

事業費削減

トップライン成長▲1.0%

自然災害は平年並みの発生を見込む

自然災害増加に対応し、自然災害保険金・出再コストについては保守的な水準を見込む

自然災害関連等

▲2.0%

▲5.0%~▲6.0%

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8

12年10月 ノンフリート等級制度改定

• 無事故契約者と事故有契約者の保険料負担の公平性を確保

• 収益改善期待効果:等級係数見直しにより、年々収支が悪化する構造的要因を解消

既に実施済みの商品・料率改定

• 年齢条件細分化を中心とした改定

• 収益改善期待効果:約260億円

年度別料率改定効果(ノンフリート等級制度改定を除く)

国内損保事業 (東京海上日動:自動車保険の収益性改善)

12年10月 商品・料率改定

• リスク実態にあわせ、一部の特約・料率区分の保険料を見直し

• 収益改善期待効果:約100億円

商品・料率改定やリザルト対策を通じ、自動車保険においてコンバインドレシオ98%の達成を目指す

その他

• 提携修理工場拡大による修理費適正化、高損害率契約対策等のリザルト対策継続

• 更新率向上、事故削減支援を活用した新規フリート開拓等による収入社費増

改定時期 09年度 10年度 11年度 12年度予想 13年度予想 14年度予想

2009年7月 60億円 130億円 10億円

2010年7月 60億円 130億円 10億円

2012年1月 30億円 180億円 70億円

2012年10月 10億円 80億円 10億円

合計 60億円 190億円 170億円 200億円 150億円 10億円

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9

1.20

1.30

1.40

• 事業費の継続的な削減

– 前中計期間中は約410億円の物件費削減を実現し、社費率も▲2.2ポイント低下

– ITコストを中心とした物件費削減の継続、代手ポイント見直し等を通じ、事業費率を▲1ポイント程度改善する

国内損保事業 (東京海上日動:事業費の削減)

社費率・代理店手数料率(民保ベース)

事業費削減の継続と共に、業務革新プロジェクト効果等での更なる生産性向上を実現

• 生産性の向上

– 業務革新プロジェクト効果により以下が実現

• 内部事務の大幅削減

• 業務プロセスのスリム化

• 営業分野での要員活用

– 引き続き、生産性の向上を図る

従業員一人当たりの生産性(生産性(億円)=正味収入保険料/社員数)

11年度 12年度(予想)

14年度(見込)

09年度 10年度

代手率

社費率

11年度 12年度(予想)

14年度(目標)

09年度 10年度

16.3%16.0%

15.2%14.9%

14.6%

19.3% 19.1%18.8% 18.7% 18.6%

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10

• 明治安田生命プロジェクト :増収額 180億円*

• 代理店新設 :損保委託2,000店 / 年

• スリムでわかりやすい業務プロセス:タブレット型端末による契約手続き

国内損保事業 (東京海上日動:成長戦略)

顧客接点の強化により、業界No.1の成長を実現

優位性のある商品・サービスの提供

販売基盤の質・量両面での拡充

■ 正味収入保険料見込(全種目ベース:億円)

11年度 12年度(予想)

14年度(見込)

09年度 10年度

年平均成長率

2.1%

*営業統計ベース

• 超保険 :増収額 145億円*、新規件数 98万件、専業代理店超保険化率50%

• 超ビジネス保険 :増収額 95億円* 、13年1月改定を予定

• ちょいのり保険 :自動車未保有の若年者層へのマーケット拡大

• 前中計取組み効果の発現

– 持続的に成長力は高まりつつあり、11年度下期伸び率は6.4%(上期は3.1%)*

• 業界№1成長の実現

– 年平均2.1%の成長を実現し、正味収入保険料は約1兆9,000億円、営業統計保険料は2兆円突破を目指す(11年度実績:1兆9,081億円)

17,360 17,427

17,830

18,400

約19,000

*営業統計ベース

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11

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用戦略

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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12

14年度(見込)

国内生保事業 (あんしん生命)

中期経営計画3年間累計で修正利益(EV増加額)1,800億円*を目指す

年度末EV(億円) 年換算保険料見込(億円)

09年度 10年度 11年度 14年度(見込)

09年度 10年度 11年度 14年度(目標)

09年度 10年度 11年度

12年度(予想)

12年度(予想)

12年度(予想)

約 7,000

EV増加額

1,800*

5,163

4,398

3,906

年平均成長率約10% • 新契約

496 507

573

約 670

582

3,9673,825

約 5,000

4,194

• 保有契約

*資本取引の影響は除く

5,703

4,471

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損保代理店を中心とする多様な販売チャネルの活用

国内生保事業 (あんしん生命:成長戦略)

• チャネルウエイト(2011年度営業統計保険料ベース)

損保代理店約65%

銀行窓販約5%

LP*

約10%

ライフプロ約20%

持続的なトップライン・収益の拡大

チャネル・商品戦略

「超保険」第三分野件数付帯率2011年度月別:「超保険」第三分野新規件数÷「超保険」新規件数

魅力的な新商品

損保顧客マーケットへ生保商品のクロスセルを推進

• 損保代理店の生保販売拡大に向けた支援・教育の強化

• 「超保険」を活用した生損一体のコンサルティング販売の推進

• LPによる損保代理店提携の更なる展開

終身保障+

介護保障

2010年11月発売

長生き支援終身

医療保障2011年8月発売

メディカルKit

引受緩和型医療保障

2012年1月発売

メディカルKitラヴ

お客様のニーズに合った新商品を引き続き開発・投入

*LP(ライフパートナー)は生保直販社員

重点施策「生損一体の取組み」

11.9%

17.9%19.1%

23.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

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14

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用戦略

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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1515

海外保険事業

先進国・新興国双方でのバランス良い成長推進先進国

世界保険市場の中核を成す欧米マーケットにおいてコマーシャル・再保険分野を中心に持続的な収益拡大を図る

新興国各国市場の拡大に対応し、生損保両分野において中長期的な収益拡大を図る

内部成長・M&A戦略両輪での成長推進内部成長

引受規律を維持しつつ収益機会の追求による収益拡大

M&A戦略デルファイの円滑な経営統合と新規事業投資案件の検討

リスクベース経営(ERM)の高度化とグローバル人事戦略の強化・実践 自然災害リスク量のコントロール強化とモデル定量化が難しいリスクへの対応強化 成長を支えるグローバル人材の育成と専門性の高い人材の採用・育成

事業リスクの分散と資本効率の向上 損保・生保・再保険の事業間分散と引受リスクの地理的分散を推進 バランスの取れたポートフォリオを形成し、資本効率の向上を図る

グループの成長ドライバーとして持続的に成長と収益の拡大を図る

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16

600

820

▲ 119

248

765

16

海外保険事業

■ 事業・地域ポートフォリオ内訳(修正利益ベース)

10年度(実績*1)527億円

*1: 2010年度の特殊要素(2011年第1四半期に発生した自然災害発生保険金(279億円)の追い込み)を除いた平年ベース修正利益*2: タイ洪水など自然災害損失の計画超過分を除いた平年ベース修正利益*3: デルファイ社の表示値は暫定値。2012年度は通期ベース予想利益の50%を表示

11年度 12年度(予想)

14年度(目標)

09年度 10年度

*1

デルファイ買収による上乗せ(暫定値)*3

■ 修正利益の推移(億円)

*2527 550

680

1,000

14年度(目標)1,000億円

再保

約18%

損保元受

約76%

生保約6%

43%

2%

10%

18%

9%

12% 6%

生保約14%

損保元受

再保約17%

デルファイ19%

フィラデルフィア28%中南米

4%

アジア損保8%

キルン18%

再保険12%

アジア生保4%

その他北米6%

欧州・中東1%

約69%

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17

海外保険事業 欧米戦略① (フィラデルフィア・北米)

TMNA(Tokio Marine North America)米国事業統括会社として、北米事業戦略全体の推進を行う他、バックオフィス業務の効率化を推進

• 東京海上日動米国支店:日系コマーシャルビジネスにおける収益拡大

• First Insurance Company of Hawaii (FICOH):ハワイ州トップクラス損保としての地位を確立

フィラデルフィア

• 特定の業種・顧客にフォーカスした商品開発や、良績契約の高い更新率維持など、ビジネスモデルの強みを発揮し、成長性・収益性を維持

• 新規ビジネスラインへの新規参入や販売チャネルの拡大により正味収入保険料は年平均成長率14%の成長を目指す

• 厳格な収益性検証スキームにより、コンバインドレシオは引き続き95%以下の良好な水準を維持

その他北米

12年度(予想)

14年度(見込)単位:億円

<フィラデルフィアの業績見込>

11年度(実績)

1,910

1,581

2,320

290

210

132

正味収入保険料

修正利益

<フィラデルフィアの業績推移>■:正味収入保険料■:修正利益

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海外保険事業 欧米戦略② (デルファイ)

シナジー戦略• 当社グループの高格付けを活用し、労災保険や定額年金

での収保拡大• フィラデルフィアとの協働・クロスセル強化

(共通する顧客層の深耕)

デルファイの円滑な統合と同社の強みを活かした事業展開

デルファイの強み• 従業員福利厚生関連のニッチ市場に特化した強固なビジネスモデル• 厳格な引受規律と収益重視の徹底• 事業に精通した優秀な経営陣• 安定した好成績と健全な財務体質• 自然災害リスクが限定的で、料率サイクルの影響を受けにくい

単位:百万ドル

事業戦略• 損保事業

超過額労災保険(自家保険の上乗せ補償)において業界トップシェア(約30%)

地方自治体、学校、医療サービス業など優良な顧客層の更なる深耕

• 生保事業 競争環境が比較的穏やかな中小企業を中心に

就業不能保障保険等を拡販

1,304

1,385 1,401 1,420

1,564

193190187

82

154

07年度 08年度 09年度 10年度 11年度

保険料及び手数料収入

税引後事業利益

<デルファイの業績推移>■:保険料及び手数料収入■:税引後事業利益

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19

海外保険事業 欧米戦略③ (キルン・再保険)

再保険• 高い商品開発力と引受エキスパティーズを活用し、

料率サイクルに応じた柔軟な引受を通じた収益の拡大

• WNC社*を通じた米国内での収保拡大や、欧州大陸・アジアにおける引受の拡大*2011年6月にキルンが出資した米国所在の保険代理店

• 引受規律を維持し、コンバインドレシオは80%台を堅持

<TMRの事業ポートフォリオ内訳(正味収入保険料ベース)>

640億円418億円

12年度(予想)

14年度(見込)

■:正味収入保険料■:修正利益

14年度(見込)11年度(実績)

<Tokio Millennium Re(TMR)の業績見込み>

■:正味収入保険料■:修正利益

12年度(予想) 14年度(見込)

単位:億円

• 自然災害リスク以外での引受拡大により、事業間及び地域間のポートフォリオ分散を図り、収益安定化を実現カジュアルティ分野拡大による事業分散豪州・スイス支店の引受拡大

• ERM高度化による自然災害リスクのコントロール強化• 引受規律を維持し、コンバインドレシオは80%台を維持

11年度(実績)

11年度(実績)

キルン

767

970

1,220

▲50

190

130

418

520

640

▲43

100 110

自然災害

リスク

28%

自然災害以外のリスク

(含むカジュアルティ)

51%

豪州・スイス支店

12%

その他9%

35%

5%

51%

9%

単位:億円

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海外保険事業 新興国戦略

■ マーケット成長が続くアジア、中南米、中東において積極的に事業展開

年平均成長率(11年-14年) 基本戦略・主要施策

当社拠点 市場

アジア

• 東南アジア 成長分野であるパーソナル自動車保険の収益性を伴った拡販推進 加速する日系企業の進出トレンドに積極的に対応

• 中国 世界有数の自動車市場におけるパーソナル自動車保険の販売本格化 支店網拡大による事業地域の拡大

• インド 販売チャネルの積極開拓と自動車保険を中心とした収益重視の拡販戦略

25%

(約640億円*)

• シンガポール・マレーシア・タイ

販売チャネルの拡充等により安定成長基盤を構築。拡大する中間層の保障需要を捉える

• インド

東京海上グループのノウハウも活用し、販売手法、事務効率、商品等での優位性を確保する差別化戦略により早期に成長軌道へ

• インドネシア

成長著しいインドネシア市場に参入。東京海上グループの有する人材やノウハウを 大限活用し、長期的な成長戦略を開始

• ブラジル

引受規律の維持及び事業費抑制による収益体質の維持・向上

成長分野であるパーソナル自動車保険やプロパティ種目の拡販

カフル

• サウジアラビア IPOを完了。早期に事業を確立し、本格展開を図る

• エジプト 生保・損保両事業の収益性を伴った事業拡大

14%

(約840億円*)

*2014年度正味収入保険料見込み

約15%

約8%

約10%

約8%13%

(約860億円*)

35%

(約30億円*)中東

中南米損

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21

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用戦略

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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22

金融・一般事業

• アセットマネジメント事業(フィービジネス)を中心とした資本効率の高い事業を展開し、グループの事業ポートフォリオ改善及び利益成長に貢献する

• 商品・マーケティングのグローバル化を推進し、受託資産残高を1兆円以上伸長させる

金融事業 一般事業

• グループ各社間の連携を強化し、各事業領域における収益拡大を図る

• 各社の商品・サービスの品質とコスト効率を高め、保険事業各社の競争力向上に貢献する

• 成長マーケットにおける新たな事業展開も検討・実施する

投資顧問業、投資信託委託業

不動産投資顧問業

プライベートエクイティファンド運営事業

東京海上アセットマネジメント投信

東京海上不動産投資顧問

東京海上キャピタル

シニア

ヘルスケア

ファシリティ

マネジメント

総合人材

サービス

リスクコンサル

ティング

ライフ

プランニング

アシスタンス

保険事業の

競争力向上

東京海上日動リスクコンサルティング

東京海上日動メディカルサービス

東京海上日動サミュエル

東京海上日動ベターライフサービス

東京海上日動ファシリティーズ

東京海上日動あんしんコンサルティング

東京海上日動キャリアサービス

ミレア・モンディアル

グループ総合力の発揮

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23

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用戦略

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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24

資産運用戦略 (グループ資産運用戦略)

グループ資産運用戦略の考え方

• 保険金支払いのための安全性・流動性の確保を第一義と

した上で、以下の考え方で取り組む

• ERM態勢のもと、各社のリスク計測手法を統一化し、グローバルな

リスク管理のサポートを行う

• 買収企業や新規拠点等の態勢整備の支援や専門的助言による

資産運用の支援等

• 海外での地域投資委員会の開催等を通じた、グループ会社間の連携

• グループ各社が、自己の保険負債や資本の状況に加え、

業態や事業戦略等も勘案した資産運用を行うことで、

グループの企業価値拡大に貢献することを目指す

• 左記以外の資産については、

各社それぞれの保険負債の

特性や財務基盤、運用環境

等に即して、許容リスクの範

囲内で収益向上を目指す

HDによる支援

• 長期の保険負債見合いの資

産については、ALM運用を

原則とする

ご参考:東京海上HDの資産構成(連結)

(12/3末時点)

総資産計16.3兆円

【国内債券】

主に東京海上日動やあんしん生命におけるALM債券

【外国証券】

主に海外保険会社における当該現地国の債券

【国内株式】

主に東京海上日動における政策株式

【その他の証券】

主にフィナンシャル生命の特別勘定資産

現預金等3%その他

14%

外国証券10%

国内債券39%

貸付金3%

その他の証券13%

国内株式12%

買入金銭債権 5%

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25

資産運用戦略 (東京海上日動)

ALM資産

東京海上日動のバランスシート(12/3末)

総資産計:8.3兆円

純投融資

内:債券等運用

政策株式一般勘定・

自己資本

積立保険負債等

子会社株式等

その他

注)その他:不動産(主として自用)、非運用資産など

• 各国の金融・財政政策や欧州ソブリン問題への対応等に左右される不確実性の高い世界経済

• 自然災害の頻発する中、保険金支払に備え流動性の高い資産運用が求められる環境

• 保険会社として、資産の流動性と収益の安定性を確保すると共に、中長期的な純資産価値の拡大を目指す

• 強固で健全な財務基盤を維持する

積立保険負債が持つ金利リスクを適切にコントロール

するサープラス型ALMを継続実施

保険金支払いや収益安定化の下支えとなる内外の

高流動性債券を拡充

適切なリスクコントロールの下、投資対象を厳選し、

収益貢献を目指す

政策株式の削減を進める

39%

12%

8%

23%

9%

16%

運用環境の認識

資産運用方針

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26

• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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27

リスクベース経営(ERM)

*リスクアペタイト

保険リスク:グローバル展開による持続的成長、リスク分散(安定化)、資本効率の向上を目指す

資産運用リスク:ALMを軸とし、流動性と利益の安定的確保を目指す

健全性の確保

AA格を維持できる資本とリスクのバランス

• 自然災害リスクに対するリスク管理の高度化

• 巨大リスクに耐えうる財務基盤の確保

収益性の向上

収益の持続的拡大と資本効率の向上

• 資本効率を高める新たな事業投資

• 既存事業の収益性改善

• 政策株式の売却

リスクアペタイト*に従って

リスクと資本をコントロール

2.8兆円

2.3兆円

122%

Economic Solvency Ratio(ESR)の状況

2011.9.30

(タイ洪水支払見込反映後)

3.0兆円

2.6兆円

115%

2012.3.31

(デルファイ買収反映後)

■:実質純資産連結純資産+各種準備金(税後)+生保の保有契約価値-のれん等

■:リスク量99.95%VaR、分散効果考慮後

□:ESR実質純資産/リスク量

(ESRの株価感応度:日経平均±1,000円でESR±4%)

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28

株主還元方針

+ 株主還元は配当を基本とし、利益成長に応じて高める

配当性向は平均的な修正利益(除くEV)の40~50%を目安とする

自己株式取得は従来通り、市場環境・資本の水準・事業投資機会等を総合的に勘案し、機動的に実施

魅力的な 「配当」 機動的な 「自己株式取得」

1株あたり配当額のイメージ

36

48 4850 50 50

55(予想)

06年度 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度単位:円

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• 国内損保事業

• 国内生保事業

• 海外保険事業

• 金融・一般事業

• 資産運用

• リスクベース経営(ERM)・株主還元

• 参考資料

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30

(参考①)前中期経営計画の振り返りと対応の方向性

「品質」の向上を

基点とする

持続可能な収益成長

定量目標

グローバルベースの

経営・管理態勢の強化

品質向上は概ね計画通りに進捗

適正化対応、業務革新プロジェクトに一定の時間を要したこと

等を背景に、品質向上を計画期間中の収益成長に繋げるまで

には至らなかった

一方、 終年度のトップラインは、各社各事業の大半が

それぞれの目標を上回る実績を確保

振り返り

リスクベース経営(ERM)の事業計画PDCAへの浸透

グローバルなリスク分散効果向上、管理態勢の強化

政策株式流動化の継続

資本規制(ソルベンシーマージン規制)、会計制度(IFRS)改定への対応

お客様・マーケットとの接点強化

国内損保事業の収益性改善

海外保険事業、国内生保事業の持続成長

対応の方向性

戦略骨子

商品・サービスの分かり易さ、利便性

正確で迅速な業務手続

財務の健全性 等

当社が評価を受ける際のあらゆる面の質の向上

リスクベース経営(ERM)の定着

平均的なコア修正利益の40~50%を目途に配当

政策株式流動化

修正利益:2,200億円

修正ROE:6%以上

ERMの高度化に向けた研究・インフラ整備、グローバルなリスク

分散は概ね計画通り進捗

タイ洪水等の経験から、非モデル化リスクの集積、一元的な

保険引受管理等の重要性が浮き彫りに

配当は各年度とも配当性向の目処を上回る水準で実施

政策株式流動化は計画を上回る規模で実施

2011年度修正利益:▲195億円、修正ROE:▲0.7%

相次ぐ大規模自然災害発生、自動車保険をはじめとした収益

悪化を主因に目標を大幅に下回った

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(参考②)主要経営指標

2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度

 経常収益 29,290億円 27,757億円 28,994億円 33,999億円 42,185億円 37,100億円 35,031億円 35,708億円 32,886億円 34,159億円

 当期純利益 566億円 1,114億円 676億円 899億円 930億円 1,087億円 231億円 1,284億円 719億円 60億円

 修正利益 *1 1,050億円 1,721億円 518億円 1,387億円 1,697億円 1,432億円 ▲525億円 1,654億円 720億円 ▲195億円

 修正ROE *1 3.8% 5.9% 1.6% 3.7% 3.8% 3.5% ▲1.7% 5.8% 2.4% ▲0.7%

 株主配当金 185億円 197億円 189億円 252億円 298億円 387億円 380億円 394億円 386億円 383億円(予定)

 1株配当金 *2 20円 22円 22円 30円 36円 48円 48円 50円 50円 50円(予定)

 自己株式取得 *3 - 1,000億円 924億円 701億円 850億円 900億円 500億円 - 500億円 -

 政策株式流動化 2,600億円 1,300億円 1,700億円 1,200億円 450億円 600億円 500億円 950億円 1,870億円 2,060億円

 期末株価 *4 1,472円 3,240円 3,120円 4,660円 4,360円 3,680円 2,395円 2,633円 2,224円 2,271円

 時価総額  *4 13,630億円 28,966億円 26,832億円 39,308億円 35,949億円 29,606億円 19,268億円 21,183億円 17,893億円 18,271億円

*1 2005年度は国内生保事業のEV算出の前提条件変更等の影響を除いた数値

*2 配当金は全て、2006年9月に実施した株式分割(500分割)後のベースで表示

*3 取得年度ベース。2006年度は日新火災との株式交換分578億円を除く

*4 株価は全て、2006年9月に実施した株式分割(500分割)後のベースで表示

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32

(単位:億円)

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

1,387億円 1,697億円 1,432億円 ▲ 525億円 1,654億円 720億円 ▲ 195億円

1,041億円 1,215億円 1,281億円 47億円 1,134億円 445億円 ▲ 354億円

*1 900億円 900億円 1,000億円 800億円 850億円 700億円 800億円

953億円 1,148億円 1,287億円 880億円 394億円 886億円 383億円(予定)

株主配当金総額 252億円 298億円 387億円 380億円 394億円 386億円 383億円(予定)

1株あたり配当金 30円 36円 48円 48円 50円 50円 50円(予定)

配当性向:対平均的な修正利益(除くEV) 28% 33% 39% 48% 46% 55% 48%(予定)

自己株式取得 *2 701億円 850億円 900億円 500億円 - 500億円 -

*1 2011年度の平均的な修正利益(除くEV)は東日本大震災、タイ洪水を除く

*2 取得年度ベース。2006年度は日新火災との株式交換分578億円を除く

株主還元総額

平均的な修正利益(除くEV)

修正利益

修正利益(除くEV)

(参考③)主要経営指標

修正利益/ 修正利益(除くEV)と株主還元状況

東京海上ホールディングのBPS及びPBR

2006/3末 2007/3末 2008/3末 2009/3末 2010/3末 2011/3末 2012/3末

修正発行済株式数 840,234千株 823,337千株 802,231千株 787,562千株 787,605千株 766,820千株 766,928千株

株価 4,660円 4,360円 3,680円 2,395円 2,633円 2,224円 2,271円

騰落率 49.4% ▲ 6.4% ▲ 15.6% ▲ 34.9% 9.9% ▲ 15.5% 2.1%

(参考)TOPIX 1,728.16 1,713.61 1,212.96 773.66 978.81 869.38 854.35

     騰落率 46.2% ▲ 0.8% ▲ 29.2% ▲ 36.2% 26.5% ▲ 11.2% ▲ 1.7%

財務会計上の税引後自己資本 32,098億円 33,984億円 25,635億円 16,278億円 21,690億円 18,865億円 18,397億円

財務会計上BPS 3,820円 4,128円 3,195円 2,067円 2,754円 2,460円 2,399円

財務会計上PBR 1.22 1.06 1.15 1.16 0.96 0.90 0.95

修正資本 42,387億円 45,858億円 36,059億円 25,642億円 31,608億円 29,183億円 28,299億円

修正ベースBPS 5,040円 5,570円 4,490円 3,260円 4,010円 3,810円 3,690円

修正ベースPBR 0.92 0.78 0.82 0.73 0.66 0.58 0.62

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(参考④)2011年度連結決算概要

■ 経常収益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結(経常収益) 32,886 34,159 1,273 3.9%

東京海上HD連結(正味収入保険料) 22,721 23,244 523 2.3%

東京海上日動(正味収入保険料) 17,427 17,830 402 2.3%

日新火災(正味収入保険料) 1,340 1,366 25 1.9%

東京海上HD連結(生命保険料) 4,053 3,445 ▲ 608 ▲ 15.0%

あんしん生命(保険料等収入) 4,759 5,055 296 6.2%

フィナンシャル生命(保険料等収入) 1,134 218 ▲ 916 ▲ 80.8%

■ 経常利益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結 1,265 1,603 337 26.7%

東京海上日動 1,457 2,121 663 45.5%

日新火災 25 42 16 67.3%

あんしん生命 94 208 114 121.0%

フィナンシャル生命 ▲ 23 ▲ 149 ▲ 125 -

海外保険会社合計 602 ▲ 423 ▲ 1,026 ▲ 170.2%

2011年第1四半期自然災害ロスの追込み ▲ 334 334 669 -

金融・一般事業会社合計 19 15 ▲ 3 ▲ 19.4%

■ 当期純利益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結 719 60 ▲ 659 ▲ 91.7%

2010年度実績

2011年度実績

2010年度実績

2010年度実績

2011年度実績

2011年度実績

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34

■ 経常収益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結(経常収益) 34,159

東京海上HD連結(正味収入保険料) 23,244 24,900 1,655 7.1%

東京海上日動(正味収入保険料) 17,830 18,400 569 3.2%

日新火災(正味収入保険料) 1,366 1,382 15 1.2%

東京海上HD連結(生命保険料) 3,445 4,300 854 24.8%

あんしん生命(保険料等収入) 5,055 5,434 379 7.5%

フィナンシャル生命(保険料等収入) 218 94 ▲ 123 ▲ 56.7%

■ 経常利益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結 1,603 1,650 46 2.9%

東京海上日動 2,121 1,170 ▲ 951 ▲ 44.8%

日新火災 42 22 ▲ 20 ▲ 47.8%

あんしん生命 208 228 19 9.2%

フィナンシャル生命 ▲ 149 ▲ 175 ▲ 25 -

海外保険会社合計 ▲ 423 811 1,234 -

2011年第1四半期自然災害ロスの追込み 334 - ▲ 334 ▲ 100.0%

金融・一般事業会社合計 15 24 8 54.5%

■ 当期純利益 (単位:億円)

増減額 増減率

東京海上HD連結 60 1,050 989 1,649.5%

 2012年度予想

2011年度実績

2011年度実績

2011年度実績

 2012年度予想

 2012年度予想

(参考⑤)2012年度連結決算予想

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35

(参考⑥)海外保険事業 2012年度業績予想

2011年度(実績)

2012年度(予想) 前年

増減率

2011年度(実績)

2012年度(予想) 前年

増減率適用為替 2011年12月 2012年3月 2011年12月 2012年3月

フィラデルフィア 1,581 1,910 21% 132 210 59%

デルファイ - 670 - - 80 -

北米 423 460 9% 72 40 ▲44%

キルン 767 970 26% ▲50 130 -

欧州・中東 163 190 17% ▲6 10 -

中南米 604 740 23% 7 20 186%

アジア 565 670 19% ▲522 70 -

再保険 561 700 25% ▲33 110 -

損保計 4,667 6,310 35% ▲397 670 -

生保 329 410 25% 10 20 100%

その他経費 - - - ▲11 ▲10 -

合計 - - - ▲399 680 -

ロス追い込み等 - - - 279 - -

合計(調整後)

4,997 6,720 34% ▲119 680 -

合計(為替の影響を除く)

4,997 6,270 25% ▲119 630 -

収入保険料(億円) 修正利益(億円)

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36

(参考⑦)時価総額ランキング(2012年3月31日現在)

世界の保険会社 日本の金融機関

順位 社名 時価総額 順位 社名 時価総額1 バークシャー・ハサウェー 166,206 1 三菱UFJフィナンシャル・グループ 58,3172 中国人寿保険 60,617 2 三井住友フィナンシャルグループ 38,5053 AIG 45,689 3 みずほフィナンシャルグループ 32,4374 アリアンツ 45,110 4 東京海上ホールディングス 18,2715 中国平安保険 42,513 5 野村ホールディングス 13,9916 AIA 36,468 6 第一生命 11,4307 メットライフ 32,726 7 三井住友トラストホールディングス 10,9658 チューリッヒ 32,724 8 MS&ADホールディングス 10,7609 アクサ 32,280 9 りそなホールディングス 9,58210 ING 26,370 10 オリックス                8,71011 プルデンシャル(英) 25,169 11 NKSJホールディングス 7,68412 プルデンシャル(米) 24,724 12 T&Dホールディングス 6,53513 ミュンヘン再保険 22,426 13 ソニーフィナンシャルホールディングス 6,39514 中国太平洋保険 21,828 14 静岡銀行                 5,83715 ACE 20,394 15 大和証券グループ本社 5,72016 マニュライフ 20,132 16 横浜銀行                 5,63517 ジェネラリ 19,965 17 千葉銀行                 4,72818 スイス再保険 19,559 18 あおぞら銀行 3,94419 グレートウエスト 19,283 19 三菱UFJリース 3,26120 トラベラーズ 19,229 20 福岡フィナンシャルグループ 3,15521 東京海上ホールディングス 18,271 21 クレディセゾン 3,10622 アフラック 17,751 22 常陽銀行 3,07123 パワーフィナンシャル 17,190 23 新生銀行 2,97024 チャブ 15,484 24 アコム 2,95225 マーシュ&マクレナン 14,784 25 京都銀行 2,848

(単位:億円) (単位:億円)

Page 38: 第一部:グループ全体戦略...2012年10月 10億円 80億円 10億円 合計 60億円 190億円 170億円 200億円 150億円 10億円 9 1.20 1.30 1.40 •事業費の継続的な削減

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(参考⑧)自動車保険・ノンフリート等級制度の改定内容

-80%

-60%

-40%

-20%

0%

20%

40%

60%

80%

割増引率

現行制度 52% 26% 10% -1% -10% -17% -23% -28% -33% -37% -40% -44% -47% -50% -52% -55% -57% -59% -61% -63%

無事故 64% 28% 12% -2% -13% -19% -30% -40% -43% -45% -47% -48% -49% -50% -51% -52% -53% -54% -55% -63%

事故有 64% 28% 12% -2% -13% -19% -20% -21% -22% -23% -25% -27% -29% -31% -33% -36% -38% -40% -42% -44%

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

保険期間中に事故がなかった場合、

翌年は1等級上がる(例:前契約10等級)

保険期間中に1件の事故があった場合、

翌年は3等級下がる(例:前契約10等級)

7等級以上では、「事故有契約者」と「無事故契約者」で

適用される割引率が異なる

新等級制度における等級別割増引率

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(参考⑨)修正利益について

※1 各調整額は税引き後※2 戻入の場合はマイナス※3 ALM=資産・負債総合管理

ALMの負債時価変動見合いとして除外※4 海外の一部の生保については(3)の基準により算出※5 Embedded Value の略

純資産価値に、保有契約から将来得られるであろう利益の現在価値を加えた指標

その他特別損益・評価性引当等

価格変動準備金

繰入額※2

異常危険準備金等

繰入額※2

当期純利益

<概念図> 修正利益

1.修正利益 ※1

(1) 損害保険事業

-修正利益

保有株式・不動産等に関する

売却損益・評価損

EV※5

の当期増加額

=

ALM債券・金利スワップ取引に関する

売却・評価損益※3

=

(3) その他の事業 … 財務会計上の当期純利益

+ + - -

増資等資本取引

(2) 生命保険事業※4

-修正利益

増資等資本取引

前期末EV

EVの当期増加額

当期末EV

資本 +

(1) 損害保険事業

+異常危険準備金等

(3) その他の事業 … 財務会計上の純資産

EV※5

(2) 生命保険事業※4

=価格変動準備金

修正資本

=

修正資本

2.修正資本 ※1(平均残高ベース)

修正ROE

修正資本

修正利益

= ÷

3.修正ROE

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< ご注意 >

本資料は、現在当社が入手している情報に基づいて、当社が本資料の作成時点において行った予測等を基に記載されています。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、一定のリスクや不確実性を内包しております。従いまして、将来の実績が本資料に記載された見通しや予測と大きく異なる可能性がある点をご承知おきください。

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