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東京医科歯科大学 難治疾患研究所 免疫疾患 安達貴弘 感染症とアレルギー

感染症とアレルギーSAP Y マクロファージ T細胞 T細胞 B細胞 病原体の断片 (抗原ペプチド) 病原体の断片 (抗原ペプチド) 抗原受容体

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東京医科歯科大学 難治疾患研究所 免疫疾患 安達貴弘

感染症とアレルギー

感染症は主な死亡原因

世界 (5700万人)

1微生物感染症(1500万人) 2心疾患 3がん 4脳疾患

日本 (約115万人)

1がん 2心疾患 3脳疾患 4微生物感染症(肺炎 10万人)

微生物感染症 ①肺炎 ②エイズ ③下痢症 ④結核 ⑤マラリア

免疫とは

病原体 (カビウィルス 細菌)

病原体 (カビウィルス 細菌)

健康な人 免疫不全AIDS

病原体からの生体防御機構

免疫はどこにあるか

骨髄

胸腺

リンパ節

リンパ節

扁桃

脾臓

パイエル板

白血球が作られるところ

白血球が集まるところ

小腸 単球マクロファージ

血液細胞=血球

液体成分= 血漿(けっしょう) 血液

赤血球

リンパ球

好酸球

好中球

好塩基球

血小板

白血球

10ミクロン(10万分の1メートル)

病原体をやっつける方法

抗体

細菌毒素

ウイルス

B細胞

B細胞は抗体を作り毒素や病原体を

やっつける

細胞

キラー細胞

キラー細胞(T細胞やNK細胞)はウイルス

が感染した細胞をウイルスといっしょに殺す

マクロファージや好中球は細菌を

食べて殺菌

マクロファージ

好中球 自然免疫

獲得免疫

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

感染症は主な死亡原因

世界 (5700万人)

1微生物感染症(1500万人) 2心疾患 3がん 4脳疾患

日本 (約115万人)

1がん 2心疾患 3脳疾患 4微生物感染症(肺炎 10万人)

微生物感染症 ①肺炎 ②エイズ ③下痢症 ④結核 ⑤マラリア

免疫とは

病原体 (カビウィルス 細菌)

病原体 (カビウィルス 細菌)

健康な人 免疫不全AIDS

病原体からの生体防御機構

免疫はどこにあるか

骨髄

胸腺

リンパ節

リンパ節

扁桃

脾臓

パイエル板

白血球が作られるところ

白血球が集まるところ

小腸 単球マクロファージ

血液細胞=血球

液体成分= 血漿(けっしょう) 血液

赤血球

リンパ球

好酸球

好中球

好塩基球

血小板

白血球

10ミクロン(10万分の1メートル)

病原体をやっつける方法

抗体

細菌毒素

ウイルス

B細胞

B細胞は抗体を作り毒素や病原体を

やっつける

細胞

キラー細胞

キラー細胞(T細胞やNK細胞)はウイルス

が感染した細胞をウイルスといっしょに殺す

マクロファージや好中球は細菌を

食べて殺菌

マクロファージ

好中球 自然免疫

獲得免疫

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

免疫とは

病原体 (カビウィルス 細菌)

病原体 (カビウィルス 細菌)

健康な人 免疫不全AIDS

病原体からの生体防御機構

免疫はどこにあるか

骨髄

胸腺

リンパ節

リンパ節

扁桃

脾臓

パイエル板

白血球が作られるところ

白血球が集まるところ

小腸 単球マクロファージ

血液細胞=血球

液体成分= 血漿(けっしょう) 血液

赤血球

リンパ球

好酸球

好中球

好塩基球

血小板

白血球

10ミクロン(10万分の1メートル)

病原体をやっつける方法

抗体

細菌毒素

ウイルス

B細胞

B細胞は抗体を作り毒素や病原体を

やっつける

細胞

キラー細胞

キラー細胞(T細胞やNK細胞)はウイルス

が感染した細胞をウイルスといっしょに殺す

マクロファージや好中球は細菌を

食べて殺菌

マクロファージ

好中球 自然免疫

獲得免疫

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

免疫はどこにあるか

骨髄

胸腺

リンパ節

リンパ節

扁桃

脾臓

パイエル板

白血球が作られるところ

白血球が集まるところ

小腸 単球マクロファージ

血液細胞=血球

液体成分= 血漿(けっしょう) 血液

赤血球

リンパ球

好酸球

好中球

好塩基球

血小板

白血球

10ミクロン(10万分の1メートル)

病原体をやっつける方法

抗体

細菌毒素

ウイルス

B細胞

B細胞は抗体を作り毒素や病原体を

やっつける

細胞

キラー細胞

キラー細胞(T細胞やNK細胞)はウイルス

が感染した細胞をウイルスといっしょに殺す

マクロファージや好中球は細菌を

食べて殺菌

マクロファージ

好中球 自然免疫

獲得免疫

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

病原体をやっつける方法

抗体

細菌毒素

ウイルス

B細胞

B細胞は抗体を作り毒素や病原体を

やっつける

細胞

キラー細胞

キラー細胞(T細胞やNK細胞)はウイルス

が感染した細胞をウイルスといっしょに殺す

マクロファージや好中球は細菌を

食べて殺菌

マクロファージ

好中球 自然免疫

獲得免疫

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

免疫記憶とは

1回目の感染の時に記憶細胞が作られこの細胞は

2回目の感染の時に迅速で強い免疫反応をする

この免疫記憶はワクチン療法の根源

病原体

1回目の感染 回復

記憶細胞

2回目の感染

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

B細胞

= 抗原受容体

膜型免疫グロブリン 分泌型免疫グロブリン

= 抗体

抗体と抗原受容体

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

DNAの再構成

T細胞B細胞の抗原受容体の可変部遺伝子がたくさんある

利根川 進 博士 抗体生成に関する免疫 グロブリンの構造を解明 1987年ノーベル生理学医学賞

H鎖

L鎖 6 可変部のペア gt 3 x 10

V2 Vn V1 V3 1 2 3 4 5 Cκ 生殖細胞型DNA

V2 V1 Cκ B細胞 DNA

ヒト免疫グロブリン軽鎖(κ鎖)

4 5

可変領域 定常領域

Vκ Jκ

V2 Cκ 4 mRNA

どうやって様々な病原体に対応できるのか

免疫グロブリン

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

可変領域

VH D J

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cμ Cδ Cγ3 Cα1 Cα2 Cε

ヒト免疫グロブリン重鎖遺伝子

Cγ1 Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cγ2 Cγ4 Cα1 Cα2 Cε

Cα2 Cε

IgG1

IgA1

IgE

IgMIgD

VH D J

VH D J

VH D J

定常領域

IgEIgE

IgA1IgA1

IgG1IgG1

B細胞の抗原受容体の定常領域も複数ある

(重鎖のクラススイッチ遺伝子組換え)

どうやって様々な病原体に対応できるのか

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

Y

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞 樹状細胞 マクロファージ

抗原受容体 抗原受容体

樹状細胞マクロファージB細胞が抗原をT細胞に提示しT細胞

を活性化する

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

CD80CD86

CD4

MHCクラスⅡ

抗原ペプチド

CD40

CD28

CD40L

TCR

CD19

ICOS

SAP

Y T細胞 B細胞 マクロファージ T細胞

病原体の断片

(抗原ペプチド) 病原体の断片

(抗原ペプチド)

抗原受容体 抗原受容体

リンパ球の活性化

T細胞 B細胞

抗原提示細胞とT細胞の間で様々な膜分子同士の相互作用により

リンパ球を活性化する

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

Y Y

Y

抗体産生に至る免疫応答の流れ

Y

Y Y

Y

T細胞 B細胞

樹状細胞 (抗原提示細胞)

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

北里 柴三郎 (1853129-1931613)

コッホに師事

ベーリングと共に破傷風菌の純粋培養に成功

血清療法を発見し

ジフテリア毒素と破傷風毒素に対する抗血清を開発

伝染病研究所を設立

腺ペストの病原菌を共同発見

北里研究所を設立

慶應義塾大学医学部の初代学部長

日本医師会を創設 初代会長に就任

日本の細菌学の父

感染症

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

病原体

ウィルス細菌酵母カビ寄生虫

新興性再興性人獣共通感染症

(インフルエンザSARSなど)

免疫記憶を利用した感染防御を目指すワク

チンの開発が盛んに行われている

抗生物質 生理活性阻害剤 ワクチン

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

大腸菌 45Mbp 約4300遺伝子 酵母 138Mbp 染色体3 約6000遺伝子 カビ(アスペルギルス) 13Mbp 染色体2 約10000遺伝子 イネ 430Mbp 染色体24 約40000遺伝子 ショウジョウバエ 120Mbp 染色体8 約13600遺伝子 ニワトリ 1000Mbp 染色体78 約20000遺伝子 ヒト 3000Mbp 染色体46 約22000遺伝子

細菌

菌類

植物

昆虫

爬虫類

両性類

鳥類

哺乳類

軟骨魚類

DNA量と生物の複雑さ

10 6 10 7 10 8 10 9 10 10 10 11 (塩基数)

(ウィルス インフルエンザウィルス13Kbp 8遺伝子)

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

インフルエンザウィルス

不織布のマスク

花粉

大腸菌

1 ミクロン

抗原の大きさ

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ

(H1N1)

01 mm

ヘマグルチニン(H) ノイミラーゼ(N)

1本鎖RNA ウィルス

Nature Communication 2012

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

インフルエンザに関する情報

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

免疫のバランスが崩れると

過剰な場合アレルギー(花粉症喘息など)自己

免疫疾患(SLE関節リウマチなど)

不足の場合免疫不全(AIDSなど)

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

アレルギーの分類

Ⅰ型(即時型)

IgE

マスト細胞

炎症性メディエーター

例 花粉症食物アレルギー

Ⅱ型

IgMあるいはIgG抗体

補体

自己を攻撃

例自己免疫溶血性貧血

Ⅲ型

IgG抗体

抗原と抗体の複合体

例SLE

Ⅳ型(遅延型)

T細胞

マクロファージ

炎症性メディエーター

例 接触過敏症

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

石坂公成

(ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長) Ishizaka Kimishige

1925 年東京都生まれ

IgEIgE

IgEの発見

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その1)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y Y IgE抗体

Y

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

アレルギー(Ⅰ型)の発症機序(その2)

健常人 アレルギー患者

マスト細胞 マスト細胞

Y Y Y Y Y

Y Y Y Y Y

Y

Y Y

Y

Y

Y

脱顆粒

アレルギー性炎症

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

Y

Y Y Y

抗原提示細胞 T細胞 B細胞

Y

IgE抗体

Y

マスト細胞 好塩基球 炎症

Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症)

ヒスタミン

花粉

花粉の一部が抗原提示細胞の取り込まれ花粉と反応

できるT細胞を活性化するT細胞はB細胞に働きかけ

花粉に対するIgE抗体を作るIgE抗体はマスト細胞など

に結合し花粉がやってくると炎症を起こすヒスタミンな

どを放出する

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

マスト細胞

ダニ粉塵

花粉粒

脱顆粒

アレルゲン

アレルギー(Ⅰ型)の役者たち

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

httpwwwinfopmdagojppsearchhtmlmenu_tenpu_basehtml

医薬品に関する情報

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

免疫記憶

ワクチン療法の開発

花粉症などのアレルギーや自己免疫疾患の原因解明

新興性再興性感染症への対策

免疫記憶の理解が必要

免疫記憶を自由自在に操る

グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

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グリーンマウス(オワンクラゲの蛍光タンパク質遺伝子)

バイオテクノロジーの 進歩

青いカーネーション (ペチュニアの遺伝子)

クローン羊

オワンクラゲ

iPS細胞

下村 脩 博士 2008年ノーベル化学賞

CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

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CFP M13 Venus

CFP

Venus

527 nm

433 nm

476 nm 433 nm

FRET Ca2+

Ca2+

CaM

Cameleon

カルシウムに依存して蛍光波長が異なるタンパク質性の蛍光カルシウ

ム指示薬

B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

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本研究でお世話になっている先生方

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リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

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B細胞の活性化の可視化

刺激

Cameleonを発現する細胞では細胞内カルシウムを変化させる刺激に

応じてCameleonの色が変化する

特定の細胞を可視化マウス

cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

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リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

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cameleonマウス

記憶B細胞の維持活性化および 抗体産生の分子機構

病原体

細胞が蛍光蛋白質を発現しかつ活性化 状態をモニターできる

Y

T細胞 B細胞 樹状細胞 好塩基球

IgE

腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

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ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

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腸間膜リンパ節

小腸絨毛部を上から見たもの 左の拡大

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

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小腸とパイエル板

拡大

腹部の皮膚の裏側のリンパ節

(明視野)

蛍光顕微鏡による観察 (B細胞特異的Cameleon発現マウス)

パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

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パイエル板

B細胞 血管

Intestine

Peyerrsquos patch

200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

拡大

蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

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200μm

小腸 B細胞

Intestine

血管

villus

脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

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蛍光顕微鏡による観察

YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

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リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

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交感神経系

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性ホルモン

インスリン

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IL-1

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脾臓(明視野) 脾臓(Cameleon)

拡大

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YFP (B cell) CFP (B cell) FRET (B cell)

生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

今後の課題

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免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

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ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

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交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

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生体イメージング(脾臓でのB細胞活性化)

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免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

今後の課題

花粉症や食物アレルギーでの免疫記憶の解明

免疫記憶成立の分子機序の解明

記憶細胞の維持活性化の解明

免疫記憶を自由自在に操る 感染症の防御 アレルギーの治療

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

烏山先生吉川先生 (東京医歯大医免疫アレルギー) 永石先生 (東京医歯大医医消化器内科) 樗木先生 (東京医歯大医難生体防御) 西住先生(東京大学) 北村先生 (東京理科大学) 松田先生 (名古屋大学) 矢倉先生水野先生 (都立神経研) T Tedder (Duke Univ) 藤本先生 (金沢大学) 竹松先生小堤先生 (京都大学) M Wabl (UCSF) 春宮先生 (東京医歯大医歯分子情報伝達学)

宮脇先生(理研) 田中先生 (東京医歯大医難分子神経) 石野先生 (東京医歯大医難エピジェネ) 黒﨑先生(大阪大学) 古関先生饗場先生 (理研免疫アレルギー) 中村先生(慶応大学) 久保先生(東京理科大学) J Wienands (Gottingen Univ) M Reth (MPI) K Rajewsky (Harverd Univ)

本研究でお世話になっている先生方

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

ヒト組織の遺伝子発現 (pairwise spearman相関 Am J Med Gent 2006 Sullivan et al)

リンパ球 中枢神経系

約70

視床下部

下垂体 前葉

甲状腺

胸腺

膵島

性腺

副腎

リンパ組織

交感神経系

交感神経系 コルチコステロイド カテコールアミン

性ホルモン

インスリン

T細胞 胸腺ホルモン

IL-1

チロキシン

成長ホルモン

交感神経系

免疫系と神経系

リンパ組織

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm

本資料は許可をいただいて日本免疫学会の資料を改変させていただいたものを含んでおります

日本免疫学会から免疫に関する資料をダウンロードできるものもありますので下記ホームページをご参照ください httpwwwjsi-men-ekiorgindexhtm