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114 環境活動レポート 有限会社 ツルタ 活動期間2015年4月~2016年3月 2016年6月28日作成

環境活動レポート - turutaco.com · 2018. 1. 15. · 2/14 Ⅰ 環境方針 私たち有限会社ツルタは「顧客が満足する物つくり」を会社の方針とし、会社と社員の

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  • 1/14

    環境活動レポート 有限会社 ツルタ

    活動期間2015年4月~2016年3月

    2016年6月28日作成

  • 2/14

    Ⅰ 環境方針

    私たち有限会社ツルタは「顧客が満足する物つくり」を会社の方針とし、会社と社員の

    発展と地域社会への貢献を実現します。

    この事業活動においては、地球環境の保全及び改善を目指し、法令の順守や地域の

    ニーズに応えることはもとより、具体的な活動指針を下記に定め、豊かな環境を未来に

    つなげるよう社員が一丸となって取り組みます。

    1 全社員が環境改善に取り組む意識を持つよう環境教育を実施します。

    2 生産効率の向上を中心とした改善活動を実施し、二酸化炭素排出量の

    削減を図ります。

    3 節水に努めます。

    4 廃棄物の分別管理を徹底しリサイクル率を高めます。

    5 改善提案活動を通じて、環境にやさしい工程作りを進めます。

    6 グリーン購入を推進します。

    2006年11月8日制定

    2011年4月23日改定

    有限会社ツルタ

    代表取締役社長

  • 3/14

    Ⅱ 事業の概要

    1 組織名称及び代表者氏名

    組織名称 有限会社 ツルタ

    代表者氏名 鶴田 浩

    2 所在地

    〒 439-0018

    静岡県 菊川市 本所 2623

    TEL 0537-36-1188

    3 責任者及び連絡先

    環境管理責任者 専務取締役 高田 一郎

    事務局担当 品質保証グループ 大塚 章明

    TEL 0537-36-1188

    FAX 0537-36-2459

    E‐Mail [email protected]

    4 事業の内容

    輸送用機器部品等の製造

    主にアルミ鋳造品の加工や組立

    5 対象範囲

    当社の全組織、全活動を取り組みの対象とする

    6 事業の規模

    単年度売上 約3億円

    従業員数 36名

    7 その他

    1999年12月 ISO9001認証取得

    2007年 6月 エコアクション21認証取得

    組立ライン

    加工ライン

    mailto:[email protected]

  • 4/14

    Ⅲ 環境目標と実績

    取り組み開始3年前からの

    実績推移

    平成

    15年度

    平成

    16年度

    平成

    17年度

    平成

    18年度

    平成

    19年度

    平成20

    年度(半

    年間)

    平成

    21年度

    平成

    22年度

    平成

    23年度

    平成

    24年度

    平成

    25年度

    平成

    26年度

    平成

    27年度

    CO2 排出量

    (kg‐co2)

    262318 279691 275569 280191 320078 100173 150402 200666 167360 159313 151873 164413 183618

    水使用量

    (㎥) 2305 1993 2226 1653 1324 617 690 824 728 720 686 549 541

    単純焼却

    廃棄物

    (t)

    3.2 2.8 0.8 1.9 0.18 0.15 0.08 0.11 0 0.14 0 0.1 0

    代表取締役社長 鶴田 浩

    有限会社ツルタ 環境管理体制

    専務取締役 高田 一郎

    リーダー会

    内部監査

    エコアクション21 事務局

    製造G 出向チーム(兼) 大塚 章明

    製造G パーツ(兼) 高田 一郎

    製造G 加工リーダー 米倉 敬八

    製造G 組立リーダー 鈴木 茂

    総務グループ

    グリーン調達担当 落合 弥生子

    品質保証G リーダー 大塚 章明

    エコアクション21

    活動開始

  • 5/14

    目標

    平成18~22年度の平均値に対して、五年後の平成30年度末までに、下記目標を達成する。

    * 売上金額に対するCO2排出量の比率、及び水の使用量の比率を2%削減する。

    * 廃棄物のリサイクル率を1%高める。

    H18~

    22年度

    平均実績

    H27年度

    目標

    H27年度

    実績

    達成度

    評価

    H28年度

    目標

    H29年度

    目標

    H30年度

    目標

    H31年度

    目標

    売り上げ

    10万円当りの

    CO2排出量

    (kg-CO2)

    108.9 107.1 129.6 × 106.7 106.7 106.7 106.7

    売り上げ

    10万円当りの

    水使用量

    (ℓ)

    533.5 524.9 381.7 ○ 522.8 522.8 522.8 522.8

    リサイクル率

    (%) 98.1 98.9 100.0 ○ 99.1 99.1 99.1 99.1

    * 毎年改善提案件数の目標値を立て、環境にやさしい工程をつくる。

    * グリーン購入を推進する。

    環境への負荷の確認と目標への反映

    環境への負荷27年度実績

    購買電力 444,797kwh

    化石燃料使用量 7,402ℓ

    水道使用量 541㎥

    廃棄物総量 11.1t

    目標値の設定に関して、実際の排出量の絶対値は稼働状況により変動するため、上記のよ

    うに売上10万円あたりに換算した。

    リサイクルとは、廃棄物の処理方法において単純焼却処理ではなく、再資源化若しくは

    熱源として利用される処理を意味する。

    リサイクル率の計算方法

    (廃棄物総量t - 単純焼却処理量t) ÷ 廃棄物総量t × 100

  • 6/14

    Ⅳ 環境活動計画

    2015年度 始 2015年 4 月 1 日

    至 2016年 3 月 31 日

    環境目標 個別目標 具体的手段 目標値 担当 実績

    確認

    1 CO2の排出量を5年間で対

    売り上げ比2%削減する。

    売り上げ10万円当たりの排

    出量がH22年までの平均実

    績で

    108.9kg-CO2のところ、本

    年目標は107.1kg-CO2と

    する。

    (主として使用電力量の削

    減)

    1 機械稼動時間削減 1 マシニング加工サイクルタイム短縮 年度内

    随時目標

    把握

    米倉

    赤堀

    大塚 ○

    2 デマンド管理による消

    費電力削減

    1 警報装置管理とエアコン停止指示 継続 鈴木

    落合

    工場長 ○

    3 すだれの更新

    1 すだれを点検し、劣化した物更新する 8月まで 工場長

    各リーダ

    ー ○

    4 改善提案推進

    生産効率を上げ、電

    力の消費率を下げる

    1 月平均5件提案する 月5件/

    全社

    鈴木

    2 月平均4件実施する

    月4件/

    全社

    工場長

    2 水の使用量を5年間で対売

    り上げ比2%削減する。

    売り上げ10万円当たりの使

    用量がH22年までの平均実

    績で

    533.5リットルのところ、本

    年目標は524.9リットルと

    する。

    1 水使用量の削減 1 雨水の利用容器の増設 年内 工場長

    各リーダ

    2 水道の使い方パトロール 年 2回

    実施

    米倉

    リサイクル率を5年間で1%

    向上させる。

    H22年までの平均実績で

    98.1%のところ、本年目標

    は98.9%とする。

    1 分別の徹底による

    リサイクル率の向上

    1 分別の仕方のパトロール 年 2回

    実施

    米倉

    4 グリーン調達の推進 1 環境に配慮されたも

    のを進んで購入する

    1 環境に配慮された製品を把握し購入推

    年度内 工場長

    落合

    5 全体 1 意識のレベル合わせ 1 事務局による環境情報の配信と

    リーダーに対する教育

    1回/

    3ヶ月

    大塚

    ×

    2 各リーダーによる環境教育の実施

    1回/

    2 ヶ月

    各リーダ

    ー ○

    3 緊急事態の対応訓練 年 1回 工場長 ○

    2 実績の確認 1 環境目標に対する実績の状況をリーダ

    ー会で確認する

    1回/

    半期

    工場長

    リーダー ○

    3 ドラム缶管理 1 管理の方法検討 年内 各リーダ

    ー ○

  • 7/14

    Ⅴ 環境目標の実績、達成度

    平成15年度から平成27年度の推移を下記グラフにしめす。

    【CO2排出係数は24年度まではガイドライン2004年版の0.378(kg-CO2/kwh)

    により算出し25年度以降5年間は24年度中部電力の0.373(kg-CO2/kwh)を適用】

    CO2総排出量の推移

    262,318

    279,691

    275,569

    280,191 320,078

    100,174

    150,402

    200,666

    167,360 159,313 151,873

    164,413 183,618

    0

    50,000

    100,000

    150,000

    200,000

    250,000

    300,000

    350,000

    平成15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年

    CO2年間総排出量 kg-CO2

    総排出量は生産数の増減に伴って推移している。

    CO2排出量の削減 (売上10万円あたりに換算する)

    指針としている「売上10万円あたりのCO2排出量」は、107.1kg以下の目標に対して、実績は129.6kgと、非常に悪

    化してしまった。

    古い設備での夜勤等の長時間稼働が影響したと思われる。

    91.5 101.5 103.9 87.3

    112.4 101.6

    129.1114.2

    125.1 135.8

    103.7 112.5

    129.6 21860

    23308 22964 23349

    26673

    16696

    12534 14625 13947 13276

    12656 13701

    15302

    0

    5000

    10000

    15000

    20000

    25000

    30000

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    100.0

    120.0

    140.0

    160.0

    CO2排出量推移 売上10万円あたりのCO2排出量

    CO2月平均排出量

    27年度目標 売上10万円

    あたり107.1kg以下

    非常に悪化!

  • 8/14

    水使用量の削減 (売上10万円あたりに換算する)

    一昨年実施した雨水の利用であるが、非常に効果があったため、今年度はタンクを更に増設した。

    上水道の使用量は取組開始前と比較すると4分の1まで削減されている。

    リサイクル率の向上

    27年度の総廃棄量は11.1トン、内容は金属の切粉と廃油水ですべてリサイクルされる。

    その他の廃却物は本年度は無かった。

    分別処分が定着し、廃プラになる梱包資材やビニールは支給元に返却されている。

    27年度目標売上10万円あたり

    524.9リットル以下

    削減目標大幅にクリア!

    27年度目標98.9%以上

  • 9/14

    新型マシニングセンターの導入

    Ⅵ 環境活動計画の取組結果と評価 次年度の取組内容

    牧野フライス製の新型マシニングセンター

    a40を導入した。

    アルミ製品に特化した高速加工機で、

    軽量化され軸移動が非常に速い。

    またツールチェンジの際の動作が

    最適化されるなど、高効率、省エネ

    機能が充実している。

    改善 改善提案の推進により、効率を上げ、CO2排出削減を図る

    本年度提案件数60件の目標に対して61件の提案があり、下記例の他、順次改善実施中。

    改善例

    エアドライバーとリミットレンチの一体化

    従来ボルト類はエアドライバーで締め

    付けた後、リミットレンチに持ち替え、増し

    締めしトルク確認を行っていた。

    このエアドライバーのビットとリミットレンチ

    のビットを一体化させ、締付後、持ち替え

    なしでトルクの確認を行えるようにした。

  • 10/14

    グリーンカーテンにチャレンジ

    総務グループではゴーヤのグリーンカーテンにチャレンジ。

    やや、まばらな出来であったが次年度は経験を生かして

    改善に取り組む。

    グリーン購入検討及び導入実績

    エコ商品「とんぼシャープ芯0.5mm R5-REW-B」を購入して使用してきたが

    筆跡が薄くて読み辛い。

    もう少し使ってみてから導入を検討する。

    27年度実績評価

    取組の中心である改善提案では、提案件数は目標の60件に対し61件の提案があった。

    しかし、指針である「売上10万円あたりの二酸化炭素排出量」は目標の107.1kg-CO2以下に対して

    129.6kg-CO2、達成率83%と取組を初めて2番目に悪い数値となってしまった。

    とりわけ電力の使用量が前年比で13%アップしてしまった。(売り上げは横這いのまま)

    要因としては設備の老朽化による速度低下。それによる稼働時間の延長が大きく影響していると思われる。

    水使用量とリサイクル率は大幅に改善されている。

    グリーン購入に関して、当社は原材料が客先支給であり、副資材も指定されているため、主に文具などで検討し

    ている。このため事例が少なく、またコストが上がってしまうことが多くて苦慮している。

    総務グループを中心に引き続き良いものを探してゆく。

  • 11/14

    次年度の取り組み内容

    * 本年度新規に導入したマシニングセンターを軸に速度の速い設備の稼働率を上げる。

    * 上記をベースに会社全体の稼働時間を最適化する。

    * 改善提案を更に推進する。

    * 年一回行ってきた県道の清掃活動を、毎月実施する。

    環境方針管理・実施計画

    2016 年度計画

    2016/5/31作成

    活動期間 始 2016年 4 月 1 日

    至 2017年 3 月 31 日

    環境目標 個別目標 具体的手段 (プロセス ) 目標値

    1 エコアクション21

    目標値の達成

    1 CO2の排出量を5年間で対

    売り上げ比2%削減する。 売り上げ10万円当たりの排出量を106.7kg-CO2以下とする。 (主として使用電力量の削減)

    1 マシニング加工サイクルタイム短縮 随時

    2 稼働率向上による就業(稼働)時間の最適化 随時

    3 デマンド管理による電力消費削減 警報装置管理とエアコン停止指示

    継続

    4 すだれを点検し、劣化した物をカーテンに変更する 8月まで

    2 水の使用量を5年間で対

    売り上げ比2%削減する。 売り上げ10万円当たりの使用量を522.8リットルと

    する。

    1 雨水の新たな利用方法を検討する 年内

    2 水道の使い方パトロール

    年 2回 実施

    3 リサイクル率を5年間で1%向上させる。本年目標

    は99.1%以上とする。

    1 分別の仕方のパトロール 年 2回 実施

    4 グリーン調達の推進 1 環境に配慮された製品を把握し購入推進

    年度内

    2 地元への貢献活動

    1 奉仕作業 1 毎月県道の清掃を行う 毎月実施

    3 全員参加のエコ提案 1 改善提案活動 1 改善提案を月平均5件提案する 月5件/ 全社

    2 改善提案を月平均4件実施する

    月4件/ 全社

    2 意識のレベル合わせ 1 事務局による環境情報の配信と リーダーに対する教育

    2 各リーダーによる環境教育の実施

    1回/ 3ヶ月

    3 環境に関する情報、意見交換及び監査 (リーダー会で実施)

    毎月実施

    4 緊急事態の対応訓練

    3 実績の確認 1 環境目標に対する実績の状況をリーダー会で確認する

    1回/ 半期

  • 12/14

    Ⅶ 環境関連法規への違反、訴訟等の有無に関して

    * 以下の環境関連法規等について違反・訴訟等はなく順守されていた。

    * 関係機関から指摘されたことはない。

    * 近隣の住民等から苦情を受けたことはない。

    * 関係当局から受けた違反等の指摘は過去3年間無い。

    * JAMA統一データシートによる環境情報調査に協力。

    法令順守状況調査 平成28年6月27日確認

    名称 内容 状況コメント 順守状況

    の確認 水質汚濁

    防止法

    特定施設を持ち河川や公共下水道に排

    出する場合に適用

    適用なし

    事故時の措置 法14条の2 適用なし ○

    浄化槽法 年一回指定業者による点検 最終点検はH28年3月17日に(有)菊川生活環境セ

    ンターにより実施、点検結果普通判定 ○

    騒音規正

    設備(特定施設)設置の届け出

    法6,8,10条

    H19年3月8日に届け出書が受理されており、以後

    新規設備導入などの変更はない ○

    代表者等の変更 代表者の変更なし ○

    規制基準 昼間70dB 朝夕65dB 夜

    間60dB以下 法5条

    H23年9月21日に計器を使用して確認以降、設備

    変更はなく、異常音も感じられない

    近隣にアパートが新築されて2年経過したが苦情は

    ない。

    休日のチャイム停止を実施中。

    振動規正

    設備(特定施設)設置の届け出

    法6,8,10条

    騒音規正法に掛かる届け出と同様

    代表者等の変更 代表者の変更なし ○

    規制基準 昼間70dB 夜間65dB以下

    法5条

    騒音規正法に掛かる届け出と同様

    廃棄物処

    理法

    保管場所の明示 責任者 連絡先の明

    法12条の2

    廃油保管場所の表示を確認

    責任者は加工グループ、内線14番の表示あり ○

    処理業者との委託契約と契約書の保管

    法12条の2

    契約書及び許可証の有効期限を確認、H31年まで

    有効

    マニフェストの交付、照合及び保管

    法12条の3

    照合の上処理を確認しファイルに5年間保管。

    マニフェストの交付状況の国(県)への報

    告 法12条の2

    7月中に電子報告をする。

    消防法(市

    条例)

    防火管理者の選任 法8条 50名以下につき不要

    消化設備の点検の計画

    小松防検にて毎年実施

    最終はH28年4月18日に実施 ○

  • 13/14 少量危険物の管理

    法9条 条例33条

    灯油類の表示と一括管理

    事務所横の倉庫に保管

    事故時の応急処置及び通報 法16条 適用なし ○

    県廃棄物

    適正化条

    処理又は運搬業者の実地確認と年一回

    の継続確認 条例10条

    最終確認は23年5月9日に実施

    以降24年度より現地確認は行っていない

    天星精油、中遠環境保全ともに実績のある業者で

    あり、中期計画見直し時に実施予定。

    不適正な処理に関わる処置 条例11条 適用なし

    フロン排出

    抑制法

    工場内エアコン及びスポットクーラーの

    定期点検

    チェックリストを作成し点検を行う。

    食堂のエアコン(7.5kw)の業者による

    点検

    3年に一回業者による点検を行う。

    業者を検討中。 ○

    Ⅷ 代表者による全体評価と見直しの結果

    代表者による評価見直し取りまとめ KMI-1501

    代表者による評価資料 作成 2016.4.20

    項目 内容、状況及び課題

    内部監査の結果 12/9 環境内部監査実施

    ゴミの分別、水道の使い方、騒音や排水などの法令の順守状況を確認。 ゴミの分別は良いが、お菓子の包みなど、個人のゴミが捨てられていた。 (個人のゴミは持ち帰るルールになっている)

    その他問題は無い。

    法令や要求事項の順守状況

    騒音確認、用水路確認は12/9の内部監査で実施。 その他法令違反はなし。

    苦情等外部の情報 近隣からの苦情、行政の指導等のクレームはない。

    新規に建てられた隣接するアパートも入居から2年経ったが苦情は無い。 本年より休日のチャイムを止めるようにした。

    環境パフォーマンス 環境への負荷状況 売上は工賃ベースで141700千円と前年比4%のダウンだが、CO2の排出量は10%増加してしまった。特に電力の使

    用量が13%増加している。 但し電気代としての上昇率は2.8%金額で277千円に留まっている。デマンド管理による基本料金減の効果が出ている。

  • 14/14 環境への取り組み状況 改善提案推進による高効率化 改善提案、目標60件に対して61件で目標達成。

    その内17件が効果の高いB提案だった。

    改善項目

    * 貯水タンクを増設、雨水の利用量を拡大。 * お茶はティーパックに切り替え、片付けの節水に効果あり。 * 伝票処理の簡素化 等

    MC時間短縮 パーテック向けデリバリーパイプE106920が1台当り2分27秒、21秒14%短縮。

    E1069301台当り2分50秒、15秒9%短縮。(パーテック実績)

    グリーン購入

    エコ商品トンボ シャープ芯 0.5㎜ R5-REW B を購入して使用してきたが、製品にムラがあるのか筆跡が薄くて読みづらい。検討中。

    目標の達成度 売上10万円あたりのCO2排出量を107.1kg以下にする目標に対して、実績は129.6kg、目標達成率は約83%で昨年の95%から大幅なダウン。 過去12年で2012年に次いで 2番目に悪い。

    水の使用量は524.9リットル以下の目標に対して、381.7リットルで目標達成。

    リサイクル率は目標の98.9%以上に対して、100%で目標達成。

    是正処置と予防処置 特になし。 去年社内監査で指摘されたドラム缶転倒防止のチェーンはルール通り掛けられていた。

    前回のマネジメントレビューのフォロー

    更なる教育の推進 リーダーによる呼びかけ実施。 リーダー会による内部監査実施。 環境情報の発信。

    各リーダーによる掲示物や資料を基にした教育の実施。

    朝礼等を利用して実施。

    改善のための提案

    (環境への新たな取り組み案など)

    グリーン購入の推進

    環境会議を今年から月一回実施。 計画の進捗確認や取組内容を検討する。

    マニュアルや手順の

    見直しの必要性

    特になし。

    見直し結果

    担当

    社長より

    県道の清掃は会社周辺がきれいになるだけでなく、地域の人たちの印象も良くなるし、社員の意識付けに役立つ。 年1~2回の実施ではなく、毎月実施するよう検討する。

    ゴミの分別ルールが守られていないときは、放置せず、だれが守っていないかしっかり調査を行い、適切な指導をする。

    CO2排出削減の目標の達成率が非常に悪い。 引き続き生産効率の向上を目指し、改善提案活動に取り組む。

    各リーダー

    専務より CO2の排出量評価に関して 数値目標をそのまま言っても社員はピンとこない。 目標を掲示する際、過去の推移が分かるグラフを一緒に掲示する

    事務局

    以上