21
県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領 (目的) 第1 長野県ファシリティマネジメント基本計画(平成29年3月策定)に基づき、県有施設の長寿 命化及び歳出の削減に資するため、修繕・改修計画の緊急性等の観点から工事の優先度を評価す ることを目的とする。 (対象とする修繕・改修計画) 第2 この要領の対象とする修繕・改修計画は、次年度の当初予算等(11節(需用費)、13節(委託料) 及び15節(工事請負費)を充てて執行を予定する建築物(建築設備及び外構施設を含む。)に係る工 事のうち、工事金額が税込み500万円以上のものとする。 ただし、次のいずれかに該当する工事についてはこの限りでない。 (1) 新築、増築、改築、移転、解体除却及び敷地造成工事 (2) 仮設建築物の工事 (3) 第二期県有施設耐震化整備プログラムに沿う耐震改修工事(合わせて発注する工事を含む。) (4) 部局長会議、検討委員会等において意思決定されている工事 (5) 市町村との協定に基づく事業等で実施段階に知事が事業内容を了承している工事 (6) (4)及び(5)に類似する位置付けのある工事 (7) 執行の義務がある工事(公共下水道接続工事、計量法の規定に基づく量水器の取替工事等) (8) 県営住宅の効用向上事業等の施策として実施する工事 (9) 修繕等を目的とした寄付金や職員宿舎・県営住宅の貸付料等を充てるもので、これらの額を 除いた額が税込500万円未満であるもの (10) 次年度の執行が当年度を含めて債務負担行為となる工事 (修繕・改修計画の優先度の評価の方法) 第3 修繕・改修計画の優先度は、別表1に掲げる評価項目に対する該当区分を、次の表ア又は表 イの上欄に掲げる該当状況に従い、同表の下欄の数値とし、該当区分に応じて別表2に掲げる優 先度のランクに当てはめて評価する。また、同一ランクの修繕・改修計画相互の優先度は第3に より算出する順位点の降順により評価する。 ア 評価項目が物的緊急性である場合 評価項目への 該当状況 完全に該当する場合 左欄及び右欄のいず れにも該当しない場 現状のまま存置して も当面は差し支えな い場合 該当区分 イ 評価項目が最適化性及び付加的要因である場合 評価項目への 該当状況 完全に該当する場合 ある程度該当する場合 該当区分 2 前項の表ア及び表イの上欄に掲げる評価項目への該当状況は、別に定める「優先度評価項目へ の該当状況の判定基準」による。 3 順位点は、別表2に掲げる優先度のランクが特A、A又はBのときは別表3に掲げる基本順位 の数値及び別表4に掲げる加算順位の数値の合計とし、別表2に掲げる優先度のランクがCのと

県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領...県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領 (目的) 第1 長野県ファシリティマネジメント基本計画(平成29年3月策定)に基づき、県有施設の長寿

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県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領

(目的)

第1 長野県ファシリティマネジメント基本計画(平成29年3月策定)に基づき、県有施設の長寿

命化及び歳出の削減に資するため、修繕・改修計画の緊急性等の観点から工事の優先度を評価す

ることを目的とする。

(対象とする修繕・改修計画)

第2 この要領の対象とする修繕・改修計画は、次年度の当初予算等(11節(需用費)、13節(委託料)

及び15節(工事請負費)を充てて執行を予定する建築物(建築設備及び外構施設を含む。)に係る工

事のうち、工事金額が税込み500万円以上のものとする。

ただし、次のいずれかに該当する工事についてはこの限りでない。

(1) 新築、増築、改築、移転、解体除却及び敷地造成工事

(2) 仮設建築物の工事

(3) 第二期県有施設耐震化整備プログラムに沿う耐震改修工事(合わせて発注する工事を含む。)

(4) 部局長会議、検討委員会等において意思決定されている工事

(5) 市町村との協定に基づく事業等で実施段階に知事が事業内容を了承している工事

(6) (4)及び(5)に類似する位置付けのある工事

(7) 執行の義務がある工事(公共下水道接続工事、計量法の規定に基づく量水器の取替工事等)

(8) 県営住宅の効用向上事業等の施策として実施する工事

(9) 修繕等を目的とした寄付金や職員宿舎・県営住宅の貸付料等を充てるもので、これらの額を

除いた額が税込500万円未満であるもの

(10) 次年度の執行が当年度を含めて債務負担行為となる工事

(修繕・改修計画の優先度の評価の方法)

第3 修繕・改修計画の優先度は、別表1に掲げる評価項目に対する該当区分を、次の表ア又は表

イの上欄に掲げる該当状況に従い、同表の下欄の数値とし、該当区分に応じて別表2に掲げる優

先度のランクに当てはめて評価する。また、同一ランクの修繕・改修計画相互の優先度は第3に

より算出する順位点の降順により評価する。

ア 評価項目が物的緊急性である場合

評価項目への

該当状況 完全に該当する場合

左欄及び右欄のいず

れにも該当しない場

現状のまま存置して

も当面は差し支えな

い場合

該当区分 3 2 1

イ 評価項目が最適化性及び付加的要因である場合

評価項目への

該当状況 完全に該当する場合 ある程度該当する場合

該当区分 2 1

2 前項の表ア及び表イの上欄に掲げる評価項目への該当状況は、別に定める「優先度評価項目へ

の該当状況の判定基準」による。

3 順位点は、別表2に掲げる優先度のランクが特A、A又はBのときは別表3に掲げる基本順位

の数値及び別表4に掲げる加算順位の数値の合計とし、別表2に掲げる優先度のランクがCのと

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きは別表3に掲げる基本順位の数値とする。

4 2以上の評価項目がある場合の前項の基本順位の数値の算定は、上位2つの該当区分により、

各表の左欄に掲げる主たる評価項目及び上位の該当区分に従い、同表右欄に掲げる複数の評価項

目及び該当区分より求める。

5 施設アセスメントによる分類(「維持」「機能改善」「有効活用」及び「縮小」(施設アセスメン

トの対象外の施設にあっては、「維持」の分類と見なす。))が定められた施設の順位点については、

前2項の基本順位の数値に、別表1に掲げるアセス計数を乗じた数値とする。

6 別表3又は別表4の表中、同一の表において3箇所以上の順位の欄に該当がある場合は、いず

れか優位な順位の数値に、それ以外の該当箇所ごとに次の表の左欄に掲げる区分に従い、右欄に

掲げる数値を加算したものを基本順位又は加算順位とする。

該当区分 加算する数値

3 3

2 2

1 1

7 工事内容により当てはまる評価項目がない場合は、類似する評価項目を準用する。

8 優先度のランク及び順位点が同一の修繕・改修計画相互の優先順の評価は、必要な場合に限り

行うものとし、別に定める「同一順位の計画相互の優先順評価方法」による。

(調書等の提出)

第4 予算担当課は、修繕・改修計画ファシリティマネジメント調書(以下「調書」という。)(様

式1)及び修繕・改修計画一覧表(様式2)を財産活用課長に提出するものとする。

2 財産活用課長は、調書の内容が前年度から変更がない等の場合については、予算担当課の事務

負担を軽減するよう配慮するものとする。

(評価及び調整の実施)

第5 財産活用課長は調書によりヒヤリングを行い、第3により優先度を評価するものとする。

2 財産活用課長は評価を行ったときは、予算担当課あてすみやかに評価結果を通知するものとす

る。

3 次に掲げる事由又はその他の事由により該当区分の判定が困難等の場合においては、優先度の

評価を保留するものとし、財産活用課長はその旨を予算担当課あてすみやかに通知し、技術的な

観点等から調整を図るものとする。

(1) 施設課が行う営繕工事計画に係るヒヤリングにおいて、技術的観点から計画の内容が保留さ

れたもの

(2) 修繕等の内容が不明確又は不確定のもの

(3) 修繕等の仕様又は規模が過大又は不適切であると判断されるもの

(4) 複数の工事種別が含まれるため分割しなければ該当区分を判定できないもの

(5) 修繕等を行う箇所が非使用又は使用頻度が著しく低く、必要性に欠けると判断されるもの

(6) 技術的な観点から当面は不必要な工事と判断されるもの

4 前項の通知があったときは、予算担当課は調書を修正し、再提出することができるものとし、

この場合前3項の規定を準用する。

5 財産活用課長は評価結果をとりまとめ、調書を添えて財政課長あて提出する。この場合、施策

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との関連性や施設固有の要件など、特別の事情がある施設はその旨を財政課に説明するものとす

る。

6 前5項の規定による通知等の様式は、別に定める運用様式とする。

(予算担当課の意見の申出)

第6 予算担当課は第5第2項に規定する通知があったときは、評価の結果に対する意見を財産活

用課長に申し出ることができるものとする。

2 前項の意見の申し出があったときは、財産活用課長は再度評価を行う等評価結果を見直すもの

とする。

(現地調査の実施)

第7 財産活用課は第5第1項の規定によるヒヤリングにおいて該当区分を判定できない場合は、

必要に応じて現地調査を実施するものとする。

(調書の閲覧)

第8 財産活用課長は調書を閲覧に供するものとする。

2 前項の閲覧は、財産活用課に備える閲覧簿に記入して行うものとする。

附 則

1 この要領は、平成26年8月29日から適用する。

2 県有施設の修繕・改修計画の優先度評価調整(試行)に関する要領(平成25年8月15日制定)

は、廃止する。

附 則

1 この要領は、平成29年4月24日から適用する。

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別表1

Ⅰ 人的被害・波及事故の恐れ

□施設の劣化・形状に起因する被害事故の恐れ (剥離落下・崩壊・転落・転倒・氷雪被害・浸水・        火災類焼・落雷・暴風・地震に起因)□具体的被害例に起因する防球ネット嵩上げ□高圧機器・静止形電源の更新年数到来□感染症・被ばく等の恐れ□その他

1 1 1

Ⅱ設備の機能不全・稼動不具合又はその恐れ

1 1 1/2

Ⅲ著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

□雨漏り  □漏水  □傾き  □機能性能劣化□喪失した機能の復旧  □結露による二次被害□破損箇所・劣化箇所の修繕(大きな緊急修繕)□防球ネット、グランド不陸□その他

1 1 1/2

Ⅳ 法令順守への対応□建築基準関係(構造・防火・建材・他規制等)□環境基準関係、消防基準関係、労安基準関係□その他

1 1 1/2

Ⅴ外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

1 1 1/2

Ⅵ 不用過大な設備の廃止・改修

□インフラ環境の変化に応じた設備の合理化 (受水槽廃止⇒配水管直結) (放流ポンプ槽廃止⇒排水管直結)□その他

1 1 1/2

Ⅰ 余剰資産の利活用・用途変更 1 1 1/2

Ⅱ維持管理経費の最適化(光熱水費・保守点検費)

□放漫出費の解消  (ベンチマーキングのフィードバック等)□省エネ設備の効果的採用□設備システム全体比較による選択更新・燃料変更□PPS(特定規模電気事業者)採用への対応□エスコ事業等の外部手法の導入の準備□デマンド監視装置等の設置□水銀灯保守用昇降装置取付(足場経費削減)□その他

1 1/2 1/10

Ⅲ施設設備の機能水準の最適化(機能性能の向上・補正)

□基本機能(耐久性・耐候性・メンテナンス容易性・  可変対応性・耐震性・断熱性・自然災害回避性・  防音防振防臭等近隣迷惑回避性)の向上□防災対策□必要以上の機能の補正(照明システムの見直し、  間欠運転制御の採用など)□設備性能バランスの補正・設備相互ミスマッチ解消□施設利用と設備稼動範囲のミスマッチ解消□その他

1 1/2 1/10

Ⅳ執務環境・行政サービス環境の維持向上(アメニティー向上)

□県民満足度の低下防止・向上の対策□快適性の確保  (温熱環境・照明・音響・レイアウト・動線・景観等)□衛生的環境の確保  (日照・通風換気・結露・鼠昆虫カビ・赤水防止等)□和式水洗便所の洋式化□安全安心の確保(防犯・バリアフリー対応)□緑化対策□オフィススタンダード・学習環境・居住環境□防球ネット嵩上げ□その他

1 1/2 1/10

Ⅰ 特殊性のある財源の充当 □寄付金・貸付料等の充当

Ⅱ 他の事業・工事等との直接的な関連□施工時期の制約□その他

Ⅲ 陳情・要請・苦情あり

Ⅳ 適時性・継続性・計画性

□補助等制度の時限措置あり□全体計画中の継続事業□更新対象設備全体の一部更新□文化施設、運営委託施設等の常時健全性確保□その他

又は

又は

付加的要因

最適化性

又は

又は

修繕・改修計画の評価項目及びアセス係数等

物的緊急性

評 価 項 目 有効活用

縮小

該当区分

アセス係数

維持・機能改善

該 当 事 例

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別表2

別表3

1 優先度のランクが「特A」の場合 【 】内は該当区分を示す。

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ

Ⅰ 66 81 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67

Ⅱ 51 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52

Ⅲ 37 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38

Ⅳ 24 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25

Ⅴ 12 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13

Ⅵ 1 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2

2 優先度のランクが「A」の場合 【 】内は該当区分を示す。

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ

Ⅰ 67 88 87 86 85 84 76 75 74 73 76 75 74 73 72 71 70 69 68

Ⅱ 57 83 82 81 80 66 65 64 63 66 65 64 63 62 61 60 59 58

Ⅲ 47 79 78 77 56 55 54 53 56 55 54 53 52 51 50 49 48

Ⅳ 37 76 75 46 45 44 43 46 45 44 43 42 41 40 39 38

Ⅴ 27 74 36 35 34 33 36 35 34 33 32 31 30 29 28

Ⅵ 17 26 25 24 23 26 25 24 23 22 21 20 19 18

Ⅰ 31 76 66 56 46 36 26 46 45 44 40 39 38 37 36 35 34 33 32

Ⅱ 21 75 65 55 45 35 25 43 42 30 29 28 27 26 25 24 23 22

Ⅲ 11 74 64 54 44 34 24 41 20 19 18 17 16 15 14 13 12

Ⅳ 1 73 63 53 43 33 23 10 9 8 7 6 5 4 3 2

3 優先度のランクが「B」の場合 【 】内は該当区分を示す。

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ

Ⅰ 26 45 44 43 42 41 30 29 28 27

Ⅱ 21 40 39 38 37 25 24 23 22

Ⅲ 16 36 35 34 20 19 18 17

Ⅳ 11 33 32 15 14 13 12

Ⅴ 6 31 10 9 8 7

Ⅵ 1 5 4 3 2

Ⅰ 7 30 25 20 15 10 5 10 9 8

Ⅱ 4 29 24 19 14 9 4 6 5

Ⅲ 2 28 23 18 13 8 3 3

Ⅳ 1 27 22 17 12 7 2

4 優先度のランクが「C」の場合 別表4

【 】内は該当区分を示す。 加算順位 【 】内は該当区分を示す。

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ

Ⅰ 23 32 31 30 26 25 24 Ⅰ 23 32 31 30 26 25 24

Ⅱ 19 29 28 22 21 20 Ⅱ 19 29 28 22 21 20

Ⅲ 15 27 18 17 16 Ⅲ 15 27 18 17 16

Ⅳ 11 14 13 12 Ⅳ 11 14 13 12

Ⅰ 7 10 9 8 Ⅰ 7 10 9 8

Ⅱ 4 6 5 Ⅱ 4 6 5

Ⅲ 2 3 Ⅲ 2 3

Ⅳ 1 Ⅳ 1

該当区分を当てはめる優先度のランク

基本順位

評価項目優先度のランク

特A

付加的要因【2】

付加的要因【1】

主たる評価項目

物的緊急性 【3】 物的緊急性 【2】

物的緊急性 【1】 最適化性 【1】

複数の評価項目に該当

物的緊急性 【1】

評価項目単一該当

物的緊急性 【2】 最適化性 【2】

最適化性

【2】

B C

物的緊急性

最適化性

付加的要因

物的緊急性

【2】

優先度のランクに当てはめ

た主たる

評価項目

複数の評価項目に該当

基本順位

評価項目単一該当

複数の評価項目に該当

優先度のランクに当てはめ

た主たる

評価項目

物的緊急性

【3】

基本順位

物的緊急性 【1】

評価項目単一該当

最適化性 【1】

2及び1

付加的要因【2】

付加的要因【1】

優先度のランクに

当てはめた主たる

評価項目

付加的要因 【2】

評価項目単一該当

付加的要因 【1】

複数の評価項目に該当

加算順位

物的緊急性

【1】

基本順位

付加的要因 【1】

基本順位

複数の評価項目に該当

付加的要因 【2】

評価項目単一該当

最適化性

【1】

優先度のランクに当てはめ

た主たる

評価項目

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優先度評価項目への該当状況の判定基準《平成 29年度版》

1 物 的 緊 急 性

評価項目

該当状況の判定区分

3 2 1

完全に該当する 3と1の間 現状のまま存置しても当面は差し支えない

Ⅰ 人的被害・波及事故の恐れ

不具合が発生しており又はその前兆があり、安全措置がとれないため、被害発生の前にすみやかに実施すべき (例:天井材の吸湿膨れ

(天井材落下の恐れ)等)

安全措置又は回避措置がとれるが措置自体が不安定で余り長続きしない

安全措置をとりながらしばらく様子を見てもよい 不具合はないが自然災害等への備えとして必要となる

設備の機能不全・著しい稼動不具合又はその恐れ

度々故障したり制御が不能・困難になる、又はその前兆が顕著 来冬前に復旧必要

頻繁に部品交換したり誤作動も多い、又は保守点検業者から更新等への意見や指摘あり

故障した経過があるが制御等に大きな問題がなく、又は代替措置等で当面何とかなる その他予防保全措置

【「恐れ」の評価は、電気設備にあっては劣化症状によらず、機械設備にあっては劣化症状がある場合に限り、下記評価方法による】

著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

養生方法がない、代替措置がない又は代替施設がない (例:通常の降雨にかか

わらず多箇所から雨漏

りし床面使用の制約が

その都度発生)

左欄の例に類似し、養生方法はあるが一時的な対処方法の繰り返し 年数回程度の利用障害にとどまる 屋根外壁にあっては塗装や仕上げ材の著しい劣化が広範囲に認められ防水等機能面で支障がある

緊急修繕により、仮設材の簡易な造作等による養生方法で当面しのぐことが可能 屋根外壁にあっては左欄ほどではなく当面は防水等機能面で大きな支障がない その他予防保全措置

【「恐れ」の評価は、劣化状況がある場合に限り、下記評価方法による】

Ⅳ 法令順守への対応

違反是正

既存不適格 (適法 )だが、現行法令基準への適合について当法令又は指導通達等による努力義務の根拠あり 違反予備軍の是正 天井材落下対策は対象

左欄に該当する、又は指導誘導基準等があるが、努力義務はなく、当面は特に問題化していない

Ⅴ 外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

施設利用者(職員及び一般利用者)にとって通年又は時期的に利用に耐えない状況が発生しており、対処方法がない

左欄の例に該当するが対処方法がある。ただし、効果が少なく又は安定した対処方法ではない

職員は我慢でき又はさほど気にならず、一般利用者にとっても受忍できる程度である

Ⅵ 不用過大な設備の廃止・改修

合理的であり技術的に無理がない 動力設備の廃止

左欄ほどではないが改修なしには管理上負担や障害となる

合理的な面があるが稼働の頻度が少ない

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※ 文化施設、運営委託施設にあっては、舞台装置など特種な部位については、表中の類似する

部位の項目に当てはめて評価する。特に設備トラブル等が開演中に発生するなどの重大な事態

を回避するための措置については、1ランク上位の該当区分とする。

※ 道路管理用建築物や除雪機械格納庫など土木インフラの維持管理用施設については、その不

具合が緊急時の円滑な対応の遅れの要因となる場合は、1ランク上位の該当区分とする。

※ ランクの異なる工事(分離できる場合に限り、同時施工が合理的である場合を除く。)を含む

場合は、工事金額が過半を占める場合をもって上位ランクの該当区分とする。

※ 最適化性に属する工事との合わせ施工となる場合で、同時施工が合理的である場合は、工事

の過半を占めることをもって物的緊急性に属する工事とする。

◎「恐れ」の評価方法

劣化により通常の修繕のみでは対応が困難となり改修や更新が必要となる時期(経過年数)との

比較により評価する。

比較の基準とする時期は、国土交通大臣官房官庁営繕部監修「建築物のライフサイクルコスト

(平成17年版)」に掲載の計画更新年数とする。ただし、高圧設備機器については、関東電気保安

協会の推奨する更新推奨時期を優先する。(当協会では、各種文献のデータを踏まえ、協会での事

故統計を加味して算出した年数としており、波及事故防止の観点から採用が好ましいため。)

工事種別 対象部位 該当状況の判定区分

3 2 1

建築工事 屋根(銅版葺きを除く)

「恐れ」の 評価対象 としない

1.3倍 1.2倍

外壁、内装その他の部位 「恐れ」の評価対象としない

電気設備 工事

発電、電力、通信・情報・防災、 中央監視、避雷設備

1.3倍 1.2倍 1.1倍

下欄以外の高圧設備機器 キュービクル

1.1倍 1.0倍 0.9倍

静止形電源、 高圧気中負荷開閉器、 高圧CVケーブル、 高圧真空遮断機、 高圧交流負荷開閉器、 【「波及事故の恐れ」を1ランク下位の区分で加算する】

1.0倍 0.9倍 0.8倍

その他の部位 「恐れ」の評価対象としない

機械設備 工事

空調・換気設備 ボイラー、冷凍機、 冷却塔、弁類、配管類

屋内給水設備、消火機器、 自動制御設備、昇降機、 類する重要な設備

1.3倍 1.2倍 1.1倍

空調・換気設備 ユニット、パッケージ、 冷暖房ユニット設備、 送風機、排煙設備、ポンプ、 ダクト類、ダンパー タンク類、熱交換器、 ヘッダー、還水膨張タンク

給排水衛生設備 ポンプ類、融雪装置

合併浄化槽 その他の部位

「恐れ」の評価対象としない

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※ 工事計画の年度内に経過する年数による。

※ 「1.2倍」:「計画更新年数の 1.2倍以上の年数が経過」

※ オーバーホール後間もない設備、又は先行工事箇所の取壊し等手戻りが生じること等から施

工すべきでないと判断するものは、「恐れ」の評価対象としない。

※ キュービクル全体ではなく部品交換で可能かを判断するため、保守状況の把握が必要。ただ

し、消防法認定キュービクルの場合は可変汎用性がないため全体更新でやむを得ない。なお、

保守点検業者から更新を勧められている場合は、上表によらずその程度により評価してよい。

※ 設備の評価に当たり、保守点検記録や点検業者の意見を尊重し、劣化度と経過年数の双方を

斟酌して判断する。

※ 更新の際は、地絡継電装置付き高圧交流負荷開閉器(架空線受電の場合G付PAS(ガスを使

用した小型のPGSも可)、地中線受電の場合GR付UGS)の設置を進める。また、避雷器の

ない場合は避雷器内蔵型とする。

※ 比較の指標とする代表的な経過年数の例

部 位 計画更新年数

屋根

鋼板葺き、折板葺き、瓦葺き、スレート葺き、

アスファルト防水+押えコンクリート 30年

アスファルト露出防水、シート防水、塗膜防水、

アスファルトシングル葺き 20年

キュービクル 屋内 30年

屋外 25年

ボイラー

鋳鉄製ボイラー(蒸気・温水) 30年

炉筒煙管ボイラー 20年

鋼製立形ボイラー(暖房用)、貫流ボイラー 15年

冷凍機

吸収冷凍機、遠心冷凍機、スクリュー冷凍機(空冷)、

直焚き吸収冷温水機、小型吸収冷温水機ユニット 20年

チリングユニット(水冷)、空気熱源ヒートポンプユニット 15年

給水管 15年

昇降機 30年

※ 蓄電池(静止形電源)はメーカー推奨年数又は点検業者指摘により判断する。

※ キャブタイヤケーブルなど、常時可動状態で使用するものの耐用年数の参考例がないため、

使用状況により最大でも 10年とし、「電気設備工事」欄の「電力」の部位に当てはめる。

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2 最 適 化 性

評価項目

該当状況の判定区分

2 1

完全に該当する ある程度該当する

Ⅰ 余剰資産の利活用・用

途変更

改修内容が必要最小限又は利活

用期間等が具体的で改修グレー

ドがはっきりしており、技術的

に無理がない

左欄の内容に沿ったものだが、

時期未定のため時期調整必要

(傷み発生⇒再修繕の恐れ)

維持管理経費の最適化

(光熱水費・保守点検

費)

【設備更新の場合を除く。ただ

し省エネ設備への更新含む。】

維持管理コストの削減を目的と

している、又は一定の削減効果

が確実かつコンスタントに期待

できる

(光熱水費と保守点検費の一方の

み削減の場合は1)

(オーバーホールは該当)

【設備更新の場合を含む】

設備更新により維持管理コスト

が大幅に削減できる、又は設備

更新以外で一定の削減効果があ

る程度期待できる

(光熱水費と保守点検費の一方の

み削減の場合は0)

(太陽光パネルの設置は該当)

施設設備の機能水準の

最適化(機能性能の向

上・補正)

施設設備の基本機能であり、求

める機能水準が技術的に無理が

なく、過大投資・過剰設備とな

らない

左欄の内容に沿ったものだが、

他工事のついでに行う副次的な

もの、主目的工事の結果当然最

適化が図れるもの、又は一部の

みで完結となり全体の効果が薄

いもの、若しくは道連れ工事の

ウエイトが大きいもの

その他、現状の施設設備が一応

の機能を保持しており、現状の

まま使用継続しても利用上の負

担を蓄積する状況にはなく特に

問題のないもの

執務環境・行政サービ

ス環境の維持向上(ア

メニティー向上)

施設使用上の課題となっており

解決策として最適かつ技術的に

無理がない

(執務環境には学習環境、居住環

境等を含む)

※ 省エネ設備:LED照明設備の他、中小企業信用保険法施行規則別表第二の一に掲げるもの

※ 体育館の照明は、HID灯への昇降装置付加又はLED化の選択を基本とする。(LED灯は

20年に1回の球切れ交換を想定)

※ 設備の廃止のみの場合は「物的緊急性Ⅵ」で評価する。

※ 寄宿舎や共同住宅において、自然損耗による内装や木製建具の改装は、国土交通大臣官房官

庁営繕部監修「建築物のライフサイクルコスト(平成 17年版)」に掲載の計画更新年数を超えた

時期となるときは「2」の判定とする。

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3 付 加 的 要 因

評価項目

該当状況の判定区分

2 1

完全に該当する ある程度該当する

Ⅰ 特殊性のある財源の充

修繕等を目的とした寄付金や職

員宿舎・県営住宅の貸付料等を

充てる割合が 50%以上

左欄の財源の割合が工事費の

20%以上 50%未満

他の事業・工事等との直

接的な関連(施工時期の

制約)

他の事業や工事等と直接的に一

連の関連があり、又は時期を逃

すと先行箇所の除去復旧など大

きな手戻りが発生し、又は重複

して足場掛けが発生するなど、

施工時期の変更が極めて困難又

は不合理

一連の関連があるが、調整によ

り施工時期の変更が可能、又は

別立てでの施工は手戻り等がな

く可能だが、施工箇所が同一現

場となり合わせて施工すること

が効率的・効果的・利用者負担

軽減となる

Ⅲ 陳情・要請・苦情あり

指摘の内容がもっともであり、

特定の部位や設備又は機能面で

の具体的な苦情等が多数者の総

意又は同等の意見として寄せら

れている

苦情等はあり内容ももっともだ

が接受件数は少なく、又は多数

者の総意等とは言えないが、ほ

っておいても良いというもので

はない

適時性・

継続性・

計画性

補助等制度の

時限措置あり

時限措置のある補助金交付要綱

等の根拠がある

時限措置到来まで余裕があり採

択の機会もある、又は要綱等の

扱いが不透明なことによる制度

打ち切りの恐れ

左欄に該当するが補助が微々た

るもの(総工費の 10%未満)

全体計画中の

継続事業

一団の施設の中で順番に施工し

ており、特別の理由がない限り

中断は好ましくなく、入居者や

使用者の期待に答える必要あり

多少遅らせても、又は工区分け

しても入居者や使用者の期待を

裏切ることにはならない

更新対象設備

全体の一部更

設備全体の順次更新スケジュー

ルの一部として行う不可欠なも

ので、時期を遅らせることに不

都合が生ずる

多少遅らせても設備全体の稼動

上不都合がないが、早めに一体

のシステムとして整備維持した

方が良い

文化施設、運

営委託施設等

の常時健全性

確保

施設利用状況の平準化がコンス

タントに求められ、常に施設を

健全な状態に保つため、早い段

階で対処する必要がある

多少遅らせても支障がない

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同一順位の計画相互の優先順評価方法《平成 29年度版》

順位が同一の計画相互の優先順の評価は、次のいずれかの方法により行う。

(1)供用状況を示す指標(利用者数、生徒数、契約電力量等)及び経年数を示す指標(建設年、

設置年、製造年等)を利用する。

(2)鋼板葺き屋根の雨漏り対策の順位は、次表による。

鋼板葺き屋根の雨漏り対策の順位

(躯体S造 鉄骨小屋組 鋼板葺き屋根の雨漏り対策の場合)

仕 様 耐震改修未済 耐震改修済

新耐震以降

吊り天井の

居室あり

天井高6m以上かつ

床面積 200㎡以上

の居室あり

吸湿性天井材 1 2

非吸湿性天井材 2 3

その他の居室あり 吸湿性天井材 3 4

非吸湿性天井材 4 5

居室なし又は吊り天井なし(野地板現し) 5 6

(3)基本順位が同一となる場合は、施設アセスメントの分類の順による。

(4)最終順位が同一となる場合は、次に該当するものを優先する。

・ 加算順位のないもの

・ 加算順位の少ないもの

・ 施策関連性や施設固有要件の意見が付されたもの

(5)「特A」ランクにあっては、別表3のうち優先度「A」ランクの場合の「最適化性」のみの評

価項目による基本順位の順による。

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ヒヤ

当初

調整

調整

最終

※アセス対象外施設は「維持」とする。

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 人的被害・波及事故の恐れ

Ⅱ 設備の機能不全・稼動不具合又はその恐れ

Ⅳ 法令順守への対応

Ⅴ 外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

Ⅵ 不用過大な設備の廃止・改修

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 余剰資産の利活用・用途変更

Ⅱ 維持管理経費の最適化(光熱水費・保守点検費)

Ⅲ 施設設備の機能水準の最適化(機能性能の向上・補正)

Ⅳ 執務環境・行政サービス環境の維持向上(アメニティー向上)

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 特殊性のある財源の充当

Ⅱ 他の事業・工事等との直接的な関連

Ⅲ 陳情・要請・苦情あり

Ⅳ 適時性・継続性・計画性

担当者連絡先

【3】 【2】 【1】 嵩上 【2】 【1】 嵩上

0 0 0 0

該当区分

該当区分

(評価前メモ欄)

(評価前メモ欄)

基本順位

複数欄該当単欄該当

単欄該当

算定経過

加算順位

付加的要因

最適化性

千円縮小機能改善

該当区分

様式1

工事名

概算金額

平成30年度当初予算用

評価項目別判定結果

維持 有効活用

整理番号修繕・改修計画 ファシリティマネジメント調書 

施設アセスメント評価区分

施設名

処理日

建物名

物的緊急性 (評価前メモ欄)

優先度ランク

口座ID 主管課(又は財産活用課)記入

施設所管課

建物番号

著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

連絡先施設管理者

所属・役職・氏名

保留有無

0

加算順位

複数欄該当

《添付資料》・建物の配置図 (なければ添付不要)・劣化や機能不全の箇所や状況が分かる写真又は図面等 (なければ添付不要)・見積書写 (なければ工事内容の分かる積算根拠を添付してください。)

順位点

備 考

(財産活用課記載欄)

基本順位

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《裏面》

工事の内容について特に補足する事項があれば下欄に記載してください。

施策との関連性や施設固有の要件など、工事計画の説明として省略できない事由があれば下欄に記載してください。

特記事項

物的緊急性

著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

設備の機能不全・稼動不具合又はその恐れ

補足事項

左欄に具体的な内容を記載してください。・構造・階数・面積・竣工年・機器製造年・補修経過履歴の有無・利用障害の程度頻度・不具合等の具体的内容・順守法令名・その他の状況

既存の資料や保守点検記録がある場合は添付してください。

左欄に概要を簡潔に記載し、既存の資料があれば添付してください。

最適化性

適時性・継続性・計画性

特殊性のある財源の住棟

維持管理経費の最適化(光熱水費・保守点検費)

余剰資産の利活用・用途変更

施設設備の機能水準の最適化(機能性能の向上・補正)

付加的要因

左欄に具体的な内容を記載してください。

他の事業・工事等との充当

外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

法令順守への対応

人的被害・波及事故の恐れ

執務環境・行政サービス環境の維持向上(アメニティー向上)

左欄に概要を簡潔に記載するか、又は既存の資料があれば添付してください。

不用過大な設備の廃止・改修

選択した項目について、具体的事由や特記事項を下欄の該当箇所に記載してください。(別紙でも可)

陳情・要請・苦情あり

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ヒヤ

当初

調整

調整

最終

※アセス対象外施設は「維持」とする。

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 人的被害・波及事故の恐れ

Ⅱ 設備の機能不全・稼動不具合又はその恐れ

Ⅳ 法令順守への対応

Ⅴ 外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

Ⅵ 不用過大な設備の廃止・改修

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 余剰資産の利活用・用途変更

Ⅱ 維持管理経費の最適化(光熱水費・保守点検費)

Ⅲ 施設設備の機能水準の最適化(機能性能の向上・補正)

Ⅳ 執務環境・行政サービス環境の維持向上(アメニティー向上)

(ヒヤ) 当初 調整 調整 最終

Ⅰ 特殊性のある財源の充当

Ⅱ 他の事業・工事等との直接的な関連

Ⅲ 陳情・要請・苦情あり

Ⅳ 適時性・継続性・計画性

担当者連絡先

【3】 【2】 【1】 嵩上 【2】 【1】 嵩上

0 0 0 0

施設名 県庁舎有効活用

付加的要因

最適化性

(評価前メモ欄)

保留有無

0

加算順位

複数欄該当

加算順位

順位点

様式1

工事名

概算金額

平成30年度当初予算用

評価項目別判定結果

維持

施設所管課

30財活-1整理番号修繕・改修計画 ファシリティマネジメント調書 

建物名

0140 01010-00202

財産活用課

建物番号

処理日

施設アセスメント評価区分

口座ID 主管課(又は財産活用課)記入

《添付資料》・建物の配置図 (なければ添付不要)・劣化や機能不全の箇所や状況が分かる写真又は図面等 (なければ添付不要)・見積書写 (なければ工事内容の分かる積算根拠を添付してください。)

20,000 千円

議会増築棟

○○設備改修工事縮小機能改善

内線○○○○

単欄該当

備 考

(財産活用課記載欄)

物的緊急性

優先度ランク

連絡先

単欄該当

著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

該当区分

施設管理者所属・役職・氏名 財産活用課総務係 技師 ○○ ○○

算定経過

該当区分

該当区分

(評価前メモ欄)

(評価前メモ欄)

基本順位

基本順位

複数欄該当

記入例

黄土色の欄に記入してください。(以下共通)

該当する評価項目にチェックを入れてください。

・担当課・主管課での整理番号

を記入してください。・様式2の「担当課整理番号」と同じ番号を記入してください。

アセス区分が分かっている

場合はチェックを入れてく

ださい。

印刷するときは表裏コピー願います。

工事のきっかけや要因となったことに該当する場合を選んでください。 該当する事例については要領別表1をご参照くださ

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《裏面》

工事の内容について特に補足する事項があれば下欄に記載してください。

施策との関連性や施設固有の要件など、工事計画の説明として省略できない事由があれば下欄に記載してください。

特記事項

○○の改修について平成○○年度に作成した年次計画により順次改修を進めており、その一部である。

施設の休館時に○○修繕と○○修繕を一緒に実施することによって工事が一度ですみ、施設利用者のサービス低下防止につながる。

物的緊急性

著しい機能の劣化・喪失による利用障害又はその恐れ(設備を除く)

設備の機能不全・稼動不具合又はその恐れ

補足事項

左欄に具体的な内容を記載してください。・構造・階数・面積・竣工年・機器製造年・補修経過履歴の有無・利用障害の程度頻度・不具合等の具体的内容・順守法令名・その他の状況

既存の資料や保守点検記録がある場合は添付してください。

左欄に概要を簡潔に記載するか、又は既存の資料があれば添付してください。

空調システムが東西エリアに分割して独立しており、東側のシステムの改修が終了したため、続いて西側を改修していく。システム相互の負荷が片寄らないよう継続して実施したい。

不用過大な設備の廃止・改修

陳情・要請・苦情あり

適時性・継続性・計画性

特殊性のある財源の充当

維持管理経費の最適化(光熱水費・保守点検費)

余剰資産の利活用・用途変更

付加的要因

左欄に具体的な内容を記載してください。

平成31年度に一部改築を計画しており、それ以前に当該工事を完成させないと続く工事と現場が競合して施工困難となる。

選択した項目について、具体的事由や特記事項を下欄の該当箇所に記載してください。(別紙でも可)

他の事業・工事等との関連

外部からの粉じん騒音臭気害虫等の防止

法令順守への対応

空調設備のうち、監視・制御盤と感知部は過去3年間で更新してきているが、更新した設備の性能が設置当時より格段に向上しているため、未更新の連動操作部が一体のシステムとして機能できていない。その場合は手動操作を併用しているが、性能のミスマッチ解消のため、連動操作部についても更新したい。

左欄に概要を簡潔に記載し、既存の資料があれば添付してください。

執務環境・行政サービス環境の維持向上(アメニティー向上)

建物は昭和40年建設のRC2階建ての事務所である。建物しゅん工と同時期の昭和40年に設置された屋内設置のキュービクルで、不具合は特に発生していないが、点検業者である保安協会からは更新を勧められている。高圧気中負荷開閉器は5年前に更新しているが、高圧ケーブル及び高圧交流負荷開閉器が劣化しているとの点検結果があるため更新したい。

施設設備の機能水準の最適化(機能性能の向上・補正)

人的被害・波及事故の恐れ

最適化性

具体的な内容を記入してください。

施策との関連性や施設固有の要件、工事内容等に応じた特殊事情ど、優先度度の評価項目に含まれていない事項についての特記欄となります。当欄記載事項は財政課あて情報提供します。

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県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領 担当課名

様式2  修繕・改修計画一覧表 担当者名

連絡先

補助(交付)金見込額(千円)

補助金(交付金)名称又は制度名称

順位優先度ランク

評価結果(順位点)

主評価項目同順件数

備 考(経過、最終調整指標等)

0

※ 同順件数 : 同一順位となった案件の数

合  計

施設名工事名

(施設名と棟名が異なる場合は棟名を冠す)

担当課整理番号

概算金額(千円)担当課

財産活用課記入欄《参考》 補助(交付)金充当見込

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県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領 担当課名

様式2  修繕・改修計画一覧表 担当者名

連絡先

補助(交付)金見込額(千円)

補助金(交付金)名称又は制度名称

順位優先度ランク

評価結果(順位点)

主評価項目同順件数

備 考(経過、最終調整指標等)

財産活用課 30財活-1 県庁舎 議会増築棟○○設備改修工事 20,000 1,200 ○○○補助金

20,000

※ 同順件数 : 同一順位となった案件の数

合  計

財産活用課

○○ ○○

内線○○○○

担当課担当課

整理番号施設名

工事名(施設名と棟名が異なる場合は棟名を冠す)

概算金額(千円)

《参考》 補助(交付)金充当見込 財産活用課記入欄

担当課整理番号の記入例

・新規の場合:予算年度 ○○-1(例 30財活-1)

・変更の場合:変更する予算年度 変 ○○-変更する整理番号

(例 平成29年度当初予算における整理番号が「29財活-3」⇒ 「29変財活-3」)

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(運用様式1)(要領第5第2項関係)

財活号外

平成 年( 年) 月 日

各部局(課)経理担当係長 様

総務部財産活用課長

県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に係る評価結果について

このことについて、県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領(以下「要領」という。)

第5第2項の規定により評価した結果を通知しますので確認願います。

当該結果に対する意見がある場合は、要領第6第1項の規定により申し出てください。

1 評価結果について

別添「修繕・改修計画ファシリティマネジメント調書(様式1)」及び「修繕・改修計画一覧表

(様式2)」記載のとおり

担 当 財産活用課財産活用係

(課長) (担当)

電 話 026-235-7047(直通)

ファクシミリ 026-235-7474

防災電話 8-231-2236

電子メール [email protected]

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(運用様式2)(要領第5第5項関係)

財活第 号

平成 年( 年) 月 日

財政課長 様

財産活用課長

県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に係る評価結果の提出について

このことについて、県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領第5第5項の規定によ

り下記のとおり提出します。

なお、優先度評価に当たり、施策との関連性や施設固有の要件など、特別の事情がある工事計画

がありましたので、様式2にその旨記載したことを申し添えます。

1 評価結果(優先度の順位)について

別添「修繕・改修計画一覧表(様式2)」記載のとおり

2 優先度の評価をした工事計画の件数について(平成 年 月 日現在)

部局別 工事計画の件数

知事部局

教育委員会

警察本部

合 計

担 当 財産活用課財産活用係

(課長) (担当)

内 線 2236

電子メール [email protected]

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(運用様式3)(要領第6第1項関係)

事務連絡

平成 年( 年) 月 日

財産活用課長 様

○○○○課長

県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に係る評価結果に対する意見について

このことについて、下記評価結果に対する意見について申し出ます。

1 評価結果

2 意見等

担 当

(課長) (担当)

内 線

電子メール @pref.nagano.lg.jp

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県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に係るフロー

所 属 財産活用課

財政課 担当者 財産活用係

要領:県有施設の修繕・改修計画の優先度評価に関する要領(平成 29年4月 24日 29財活第 23号)

調書の提出 (要領第4)

他の所属の

評価との整

合等の確認

評価結果の通知 (要領第5第2項)

意見あり

順位付け

確 認

意見なし

収 受 (意見がある場合

は※1に戻る)

収 受

ヒアリング (要領第5第1項)

順位を含め結果通知

評価結果の通知 (要領第5第5項)

他の所属の

評価との整

合等の確認

評価結果の通知 (要領第5第2項)

評 価 (要領第5第1項)

確 認

ヒアリング (要領第5第1項)

意見の申し出 (要領第6第1項)

(※1)

評価の見直し (要領第6第2項)

確 認

意見あり

評価結果が妥当と判断