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004 004 CONTENTS 毎日の例文暗唱と 多技能ドリルで 大学入試レベルの 英文法をモノにする! UNIT 01 UNIT 02 UNIT 03 UNIT 04 UNIT 05 UNIT 06 UNIT 07 動詞の形① 現在形・過去形 動詞の形② 未来の表し方・進行形 動詞の形③ 完了形 受動態① 受動態の基本・助動詞が入った受動態・ 進行形/完了形の受動態 受動態② 授与動詞のある文の受動態・ 注意すべき受動態etc. 助動詞① 助動詞の基本 助動詞② 推量や可能性を表す助動詞・ 助動詞+have+過去分詞 page 019-034 page 035-050 page 051-066 page 067-082 page 083-098 page 099-114 page 115-130 まえがき page 003 英文法のこと、木村先生と石﨑先生に聞こう ! page 006-007 本書とCD の利用法 page 008-009 UNIT 00 page 011-018 APPENDIX - WORDS & PHRASES page 339-344 APPENDIX - TARGET SENTENCES page 345-365 あとがき page 366

CONTENTSTom や The Beatles などの人名や団体名、地名、商品名などを固有名詞と呼ぶ。それ以外の 名詞は、数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)に分かれる。可算名

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004004

CONTENTS

毎日の例文暗唱と多技能ドリルで大学入試レベルの英文法をモノにする!

UNIT 01

UNIT 02

UNIT 03

UNIT 04

UNIT 05

UNIT 06

UNIT 07

動詞の形① 現在形・過去形

動詞の形②未来の表し方・進行形

動詞の形③ 完了形

受動態①受動態の基本・助動詞が入った受動態・進行形/完了形の受動態

受動態②授与動詞のある文の受動態・注意すべき受動態etc.

助動詞①助動詞の基本

助動詞②推量や可能性を表す助動詞・助動詞+have+過去分詞

page 019-034

page 035-050

page 051-066

page 067-082

page 083-098

page 099-114

page 115-130

まえがきpage 003

英文法のこと、木村先生と石﨑先生に聞こう!page 006-007

本書とCDの利用法page 008-009

UNIT 00page 011-018

APPENDIX - WORDS & PHRASESpage 339-344

APPENDIX - TARGET SENTENCESpage 345-365

あとがきpage 366

005005

UNIT 08

UNIT 09

UNIT 10

UNIT 11

UNIT 12

UNIT 13

UNIT 14

仮定法① 仮定法の基本

仮定法② should / were to・ifの省略・仮定法現在

不定詞① 不定詞の基本・否定語の位置

不定詞② 意味上の主語・原形不定詞・完了不定詞・不定詞の受動態と進行形 etc.

動名詞① 動名詞の基本・意味上の主語・完了動名詞・動名詞の受動態 etc.

動名詞②動詞+to不定詞または動名詞

分詞①限定用法と叙述用法

page 134-146

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UNIT 15

UNIT 16

UNIT 17

UNIT 18

UNIT 19

UNIT 20

分詞②分詞構文・with+独立分詞構文etc.

関係詞① 関係代名詞の基本・thatが好まれる場合

関係詞②前置詞+関係代名詞・what・限定用法と非限定用法

関係詞③ 関係副詞・複合関係詞

比較① 比較の基本・比較級/最上級の強調・各級間の書き換え

比較②さまざまな比較表現

page 243-258

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page 275-290

page 291-306

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page 323-338

008008

本書とCDの使い方

UNIT 00は、UNIT 01以降の学習ページで説明される内容の補足資料です。初めから UNIT 00を読んで理解しておく必要はありません。必要に応じてこのページを参照し、理解を深めましょう。

UNIT 00 について

各UNITの学習はTARGET SENTENCESとDRILLS に分かれています。例文を暗唱し、同時にドリルで演習することによって、使える英文法を体にじっくりとしみ込ませていきましょう。

UNIT 01-18の学習手順 UNIT 00

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名詞、形容詞、動詞、副詞

英語の単語はその働きによっていくつかの品詞に分類できる。最も重要なものは名詞、形容詞、動詞、副詞の 4つ。

cold water(冷たい水) 名詞 water を、形容詞 cold が修飾している。run fast(速く走る) 動詞 run を、副詞 fast が修飾している。very busy(とても忙しい) 形容詞 busy を、副詞 very が修飾している。This bag is cheap.(あのかばんは安い)主語になっている名詞 bag の性質・状態を形容詞 cheap が説明している。

名詞

形容詞

動詞

副詞

人や物などの名を表す。

名詞の性質を表す。

状態や動作を表す。

動詞や形容詞を修飾する。文全体を修飾する副詞もある。

冠詞

名詞の前に付く a / an、the を冠詞と呼ぶ。特定のものを指す場合は the を付け、それ以外の場合は、a / an が付くか、冠詞なしかのいずれかになる。

the

a / an

冠詞なし

聞き手と共有している、特定のものであることを表す。可算名詞にも不可算名詞にも付く。単数形でも複数形でも付く。

不特定の物事を指して「~とある1つの~」「~というもの」を表す。母音の前では an を使う。単数形の可算名詞に付く。

不特定の物事を指す場合で複数のときや、抽象的に語られる場合は冠詞が付かない。不可算名詞は基本的に a / an が付かない。

I ate a hamburger.(私はハンバーガーを食べました)聞き手の知らない、1つのハンバーガーを食べたということ。

I ate the hamburger.(私はそのハンバーガーを食べました)聞き手も知っている 1つのハンバーガーを食べたということ。

I ate some hamburgers.(私は幾つかのハンバーガーを食べました)聞き手が知らない複数のハンバーガーを食べたということ。

I like hamburgers.(私はハンバーガーが好きです)どのハンバーガーということでなく、ハンバーガーが全般的に好きだということ。

I have a bottle of water.(私はボトル 1本の水を持っています)水は数えることができないので単数形かつ冠詞なしだが、ボトルは数えることができるので、このような表現になる。

可算名詞、不可算名詞

Tom や The Beatles などの人名や団体名、地名、商品名などを固有名詞と呼ぶ。それ以外の名詞は、数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)に分かれる。可算名詞と不可算名詞の特徴は以下の通り。それぞれの名詞がどちらに属すかは名詞ごとに異なり、中には可算名詞と不可算名詞の両方の機能・意味を持つ名詞もある。

an egg(1つの卵) 卵は 1つ、2つと数えられる(可算名詞)。1つの場合は単数形。two[many]eggs(2つ[たくさん]の卵) 数を表す語を伴い、egg が複数形になっている。a bottle of water(ボトル 1本の水)水は 1つ、2つと数えられないが(不可算名詞)、ボトルは数えることができるので(可算名詞)、このような表現ができる。

much water(たくさんの水)不可算名詞が「多い・少ない」ことを示す場合、many / few でなく much / little などを用いる。

可算名詞

不可算名詞

単数形と複数形がある。単数形の場合は a / an が付けられる。複数形の場合は、数詞や、不特定の数を表す言葉を付けることができる。

常に単数形。a / an や数詞を付けることができない。量の多少を表す言葉を付けることができる。

複数形の作り方

名詞の複数形には、-s を付けるだけの規則変化と、それ以外の不規則変化がある。

単数形の語尾に -s を付ける

語尾の発音が[s][z][sh][g][ch][dz]の名詞 -es を付ける

-o で終わる語-s / -es を付ける

子音字+ -yで終わる語y を i に変えて -es を付ける

-f / -fe で終わる語-f / -fe を -ves にする

letter - letters(手紙)test - tests(テスト)

bus - buses(バス) dish - dishes(皿)speech - speeches(スピーチ)

piano - pianos(ピアノ)tomato - tomatoes(トマト)

city - cities(都市)baby - babies(赤ちゃん)

leaf - leaves(葉)wolf - wolves(オオカミ)

※ -e / -es の発音は原形の語尾によって決まる。[s] [ƒ] [tƒ] [z] [Ω] [dΩ]で終わる動詞の場合は [iz]、[z] [Ω] [dΩ]以外の有声音(声帯が震える音)で終わる動詞の場合は [z]、[s] [ƒ] [tƒ]以外の無声音で終わる動詞の場合は [s]となる。

※ -s で終わらない複数形もある。child – children(子供)、man - men(人、男性)、woman - women [wimin]

(女性)、foot - feet(足、フィート)、tooth - teeth(歯)、Japanese - Japanese(日本人)など。

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STEP 3 Drills 2

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TARGET SENTENCES Training 3 本を見ながらオーバーラッピング

例文のページを開き、●○ 01の音声とピッタリ合わせて音読しよう。[3回]

Drill 1 誤文訂正

下線部を訂正した上で、和訳しなさい。

1. My little brother never wake up on time in the mornings.

2. It is believed that light traveled faster than sound.

3. We'll call off the festival if it will rain tomorrow.

4. When you will buy our sewing machine, we will give you free orientation training.

5. Sana will probably sleep after she will drink milk.

■■ travel:進む、伝わる  ■■call off ~:~を中止する  ■■ festival:祭  ■■ sewing machine:ミシン  ■■orientation training:使い方指導  

Drill 2 並べ替え

日本語の意味に合うよう、[  ]内の語句を並べ替えなさい。下線部の動詞を必要があれば正しい形に変えること。なお、文頭にくる語も小文字にしてある。

1. 信号が青になるまで待ちなさい。 [turn / green / till / the traffi c light / wait].

2. ATM(現金自動預け払い機)はパン屋さんと薬局の間にあります。 [be / and / the ATM / between / the bakery / the drugstore].

3. 僕らは先週遠足でバーベキューを楽しみました。 [enjoy / a barbecue / our school trip / on / we]last week.

4. 日本では大晦日に除夜の鐘を鳴らしにお寺に出掛ける人もいます。 On December 31,[visit / the watch-night bell / to ring / temples / some

people]in Japan.

5. そのとき、三人寄れば文もん

殊じゅ

の知恵だと実感した。 At that time, I realized that[be / better / heads / one / than / two].

6. 家に着いたらすぐにその本を送りますね。 [get / soon / I / as / as / home], I'll send the book to you.

7. ジェイムズは日本に来る前は香港にいた。 [come / he / Japan / before / to], James lived in Hong Kong.

UNIT 01 動詞の形

● 1 現在形・過去形

Answers Drill 1

現在形を使う際の注意点を確認しよう。

1. My little brother never wakes up on time in the mornings.(弟は朝、時間通りに起きない)

s 頻度の副詞 never が間に挟まっているが、「起きない」のは「弟」だから my little brother に合わせて wakes とする。

2. It is believed that light travels faster than sound.(光は音より速く進むと信じられている)

s 不変の事実は「昔も、今も、そしてこれからも」通用するという含みを持つ現在形で表す。

3. We'll call off the festival if it rains tomorrow.(雨が降ったら祭は中止します) s 条件の副詞節では未来の出来事を述べるのに現在形を使う。

4. When you buy our sewing machine, we will give you free orientation training.(うちのミシンを買ってくださると、無料で使い方指導を受けられます)

s 時の副詞節では未来の出来事を述べる場合でも現在形を使う。

5. Sana always hiccups after she drinks milk.(おそらくサナはミルクを飲んだらしゃっくりするよ)

s after she drinks milk は「ミルクを飲んだ後」という意味で、時の副詞節。現在形を使う。

Answers Drill 2

まず「誰がどうする」「何がどうだ」の部分を作るのがポイント。スラッシュ( / )の入っている場所は意味の区切りを示す。参考にしよう。

1. Wait / till the traffi c light turns green. s 「待ちなさい」「信号が青になるまで」と組み立てる。時の副詞節なので現在形を使う。

2. The ATM is / between the bakery and the drugstore. s 「ATMはあります」「パン屋さんと薬局の間に」と組み立てる。between A and B で「AとBの

間に」。

3. We enjoyed / a barbecue / on our school trip / last week. s 「僕らは楽しみました」「バーベキューを」「遠足で」と組み立てる。

4. On December 31, some people visit / temples / to ring / the watch-night bell / in Japan.

s 「一部の人は訪れます」「寺を」「鳴らすために」「除夜の鐘を」と組み立てる。

5. At that time, I realized / that two heads are better / than one. s 不変の事実であるという内容がくみ取れるため現在形で表す。

6. As soon as I get home, I'll send the book to you. s as soon as S V (~するとすぐに)は時の副詞節である。未来のことでも現在形を使う。

7. Before he came to Japan, James lived in Hong Kong. s 日本語につられないように。日本に来たのは過去のことである。

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STEP 2 Drills 1

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TARGET SENTENCES Training 2 本を見ながらシャドーイング

例文のページを開き、●○ 01の音声を追いかけるように音読しよう。[3回]

Drill 1 語形変化

(  )内の語を現在形または過去形に変えた上で、和訳しなさい。

1. My aunt in Hokkaido(send)us potatoes every December.

2. The students(become)quiet when they entered the museum.

3. Our school bus(leave)10 minutes ago.

4. My elder brother(study)the history of art at university.

5. Your pulse(get)faster when you start running.

6. Many kids in my neighborhood(take)swimming lessons when they were in elementary school.

7. My children will be absent when my grandmother(come)to see me tomorrow.

8. If it(be)sunny tomorrow, let's go somewhere to see the cherry blossoms.

9. The Tyrannosaurus(live)on the North American Continent about 70 million years ago.

10. Although she was tired, Mei(give)up her seat to an old woman.

■■pulse:脈  ■■neighborhood:近所  ■■cherry blossoms:桜(の花)  ■■Tyrannosaurus:ティラノサウルス  ■■continent:大陸

Drill 2 適語選択・空所補充

各文を下線部に注意して和訳しなさい。

1. My father is usually very busy on weekdays.

2. We went to the seashore and split a watermelon last week.

3. My uncle's plane arrives at Narita International Airport at 6:30 this evening.

4. My mother always drives me to the station on rainy days.

5. Fortunately, I found a very rare CD at a fl ea market the other day.

■■on weekdays:平日(に)は  ■■watermelon:スイカ  ■■fl ea market:フリーマーケット  ■■ the other day:先日

UNIT 01 動詞の形

● 1 現在形・過去形

Answers Drill 1

基本的に、過去形は過去を明示する語(句)とセットで使う。

1. sends(北海道のおばは毎年12月にカニを送ってくれます) s カニを送ってくれるのは「北海道」ではなくて「おば」だから、My aunt に合わせて sends とす

る。

2. became(美術館の中に入ると、生徒たちは静かになりました) s when they were in elementary school と過去を明示する表現があるので過去形にする。

3. left(スクールバスは10分前に行ってしまいました) s 10 minutes ago と過去を明示する表現があるので過去形にする。

4. studies(兄は大学で美術史を研究している) s 三単現のsの付け方に注意。不安な場合はUNIT 00-5を参照。

5. gets(走り始めると脈が速くなる) s 不変の事実は「昔も、今も、そしてこれからも」通用するという含みを持つ現在形で表す。

6. took(近所の子供たちの多くは小学生のとき水泳教室に通っていた) s when they were in elementary school と過去を明示する表現があるので過去形にする。

7. comes(祖母が明日うちに来るときには子供たちはいない) s 時の副詞節では未来の出来事を述べる場合でも現在形を使う。My children will be absent とい

う主節の内容から未来の話とわかるので現在形でOK。

8. is(明日晴れたらどこかへ花見に行こうよ) s 条件の副詞節でも未来の出来事を述べる場合でも現在形を使う。let's go ... blossoms という主

節の内容から未来の話とわかるので現在形でOK。

9. lived(ティラノサウルスは、約7000万年前に北米大陸に生息していた) s 70 million years ago と過去を明示する表現があるので過去形にする。ちなみに、大陸名には the

を付けることにも注意。

10. gave(メイは疲れていたけれどもおばあさんに席を譲った) s Although she was tired と過去を明示する表現があるので過去形にする。

Answers Drill 2

基本的に、過去形を使うときは過去を明示する語句で、それがいつ行われたかを表す。

1. 父はたいてい平日はとても多忙だ。 s usually が習慣を表している。usually など頻度の副詞は否定文にしたときに not の出る位置に置

く。この場合、否定文にすると My father is not very busy .... となるので My father is usually very busy .... とする。

2. 先週、私たちは砂浜に行ってスイカ割りをした。 s last week と過去を明示する表現があるので過去形になっている。

3. おじの乗った飛行機は今晩6時半に成田国際空港に到着する。 s 確定事項は現在形で表す。空港名や駅名には the など冠詞は付けないことにも注意。

4. 雨の日には母がいつも車で駅まで送ってくれる。 s 頻度の副詞 always が習慣であることを表している。「送ってくれる」のは「お母さん」だから my

mother に合わせて drives となる。

5. 幸運にも先日フリーマーケットでとても珍しいCDを見つけた。 s the other day と過去を明示する表現があるので過去形が用いられている。

TARGET SENTENCES

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2001

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STEP 1 Comprehension

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●○ 01

@1 Kentaro is president of the biology club. He knows a lot about plants and animals.

ケンタロウは生物部の部長です。動植物について多くの知識があります。

@2 Every year, more than 300 students enter this school.

毎年300人を超える生徒が本校に入学します。

@3 What does your father do? —— He designs cars.

お父さんのお仕事は?̶̶父は自動車を設計しています。

@4 I usually ride a bicycle to school, and I take a bus on rainy days.

私は普段は自転車で登校しますが、雨の日はバスに乗ります。

@5 Th e sun rises in the east and sets in the west.

太陽は東から昇り西に沈む。

@6 My friend’s plane arrives at Oshima at about 2 o’clock in the afternoon.

友人の乗った飛行機は午後2時ごろ大島に到着します。

@7 When Hikaru comes onto the stage, let’s wave our hands.

ヒカルが舞台に出てきたら手を振りましょう。

@8 If you take a rest in the nurse’s room, you will feel better.

保健室で少し休めば、気分が良くなるよ。

@9 I lived in Kobe for seven years when I was a child.

子供のころ、私は神戸に7年間住んでいました。

@0 Yesterday, I named the dog George after George Clooney, my favorite actor.

昨日、私は大好きな俳優のジョージ・クルーニーにちなんでその犬にジョージという名前を付けました。

@A When I studied for tests late at night, my mother always cooked me something to eat.

遅くまで試験勉強をしていると、いつも母は私に何か食べ物を作ってくれました。

UNIT 01 動詞の形

● 1 現在形・過去形

現在形

現在形を使うのは、話し手が現在の事実と考えている事柄を述べるとき。ただし、現時点だけに限らず、「昔も、今も、そしてこれからも」通用するという含みがある。

現在の事実「~である」「~を知っている」などの状態を表す動詞(状態動詞)や、「~する」などの動作を表す動詞(動作動詞)を現在形にして現在の事実を述べる。

[例文 @1] 現在部長であるという事実を述べている。なお、president(部長)など普通は1人しかいない役職名が補語になるとき、その役職名に a や the などは付けない。know は「知っている」という意味の状態動詞。

[例文 @2] これまでも300人が入学し、今後もそうであろうという前提がある。

現在の職業・習慣職業・習慣は「昔も、今も、そしてこれからも」通用する(と思われる)事柄なので現在形で述べる。

[例文 @3] 職業を述べたり尋ねたりする場合。[例文 @4] 習慣を述べるときは、usually(普段は)など頻度の副詞を伴うことが多い。

真理や不変の事実

[例文 @5] 変わることのないと考えられる事実を述べる場合も現在形で述べる。

確定事項

[例文 @6] 時刻表や行事予定表などで決定済みの事柄は、この先ほぼ確実に事実となることだから、現在形で述べる。その際、未来を明示する語(句)を一緒に使うことが多い。

未来の出来事時または条件の副詞節では未来の出来事を述べるのに現在形を使う。これは、主節の内容から判断して文全体が未来の話だとわかるので、わざわざ未来の表現を使う必要がないからだ。

[例文 @7] 時の副詞節の場合。「手を振ってみよう」という主節の内容から未来の話と分かる。なお、時の副詞節を作る接続詞には when の他に before(~する前に)、after(~した後に)、until(~するまでに)、as soon as(~するとすぐに)などがある。

[例文 @8] 条件の副詞節の場合。「気分が良くなるよ」という主節の内容から未来の話と分かる。

過去形

過去形を使うのは、話し手が過去の事実として考えている事柄を述べるときだ。過去を明示する語句を伴うことが多い。また、過去の習慣を述べるときは頻度の副詞と一緒に使うことが多い。

[例文 @9] 「住んでいた」という過去の事実を述べている。when 以降の内容が過去を明示している。

[例文 @0] 「名付けた」という過去の事実を述べている。Yesterday(昨日)が過去を明示している。

[例文 @A] 「いつも作ってくれた」という過去の習慣を述べている。when 以降の内容が過去を明示している。

TARGET SENTENCES Training 1 発音確認 & 音読

訳と解説で全ての例文が理解できたら、●○ 01を参考に音読しよう。[5回]

CDの音声を聞き、タイミングも発音も完ぺきに一致させるつもりで音読する。発音の仕上げと TARGET SENTENCESの定着を目指す。

CDの音声を聞き、それを追いかけるように音読する。スピードへの慣れ、リスニング力と発音の向上を目指す。

英文の意味をかみしめながら、CDと全く同じように発音することを目指して音読する。確実な理解と発音の確認を目指す。

各UNITの学習内容が凝縮された例文です。UNITを終えるころには全て暗唱してしまいましょう。

各UNITの文法事項に慣れるための問題を解く。問題形式はUNITによって異なる。

各UNITの文法事項に慣れるための問題を解く。問題形式はUNITによって異なる。

解説と訳を参考に、左ページのTARGET SENTENCES の文法ポイントを整理する。

例文の暗唱を丸暗記で終わらせないために、多技能にわたる演習を並行して行います。

TARGET SENTENCES

DRILLS

本を見ながらオーバーラッピング

本を見ながらシャドーイング

発音確認&音読TARGET

SENTENCES(暗唱例文)

練習問題練習問題暗唱例文の理解DRILLS(演習)

STEP 3STEP 2STEP 1

009009

本書の学習ペースは、勉強に使える時間やUNITごとの得意・不得意に合わせて自由に組み立てていきましょう。意気込んで速くこなせばよいということはなく、むしろ数日かけて丁寧に取り組んだ方がよく記憶に残ります。理解があいまいなまま先に進んでいる感覚があるときは特にペースを落とし、時には前のSTEPに戻って確実に理解していきましょう。

学習モデル

本を見ずにCDを聞き、数語遅れて同じように英語を口に出す。できるだけ意味をかみしめながら行う。リスニング力の向上と TAR-GET SENTENCES の定着を目指す。

CDは使わない。TAR-GET SENTENCES を読んで覚え、顔を上げて英語を口に出す。1文ずつ行うか、難しければ数語に区切る。なかなか言えない場合は訳を参考にする。例文の定着を目指す。

CDは使わない。付属のカクスシートを使って TARGET SEN-TENCES を隠し、日本語訳を見ながら英文を再現する。1文ずつ行う。順番をランダムにするなど工夫して、全て言えるまで繰り返す。文法を意識した例文の定着を目指す。

本を見ずにCDを聞き、CDとぴったり合うように英語を口に出す。暗唱の完成を目指す。

各UNITの文法事項を使って、文の一部を英訳する練習を行う。使いこなすための第一歩となる。

各UNITの文法事項が含まれる音声を聞き、ディクテーション(書き取り)をする。語注と文法の知識を生かして、聞き取りをし、訳も考える。

各UNITで学んだ文法事項を使って英作文をする。TARGET SENTENCES と語注を頼りに英文を組み立てていく。

各UNITで学んだ文法事項の理解を確認するための問題を解く。間違えた問題があれば、なぜ間違えたのかを必ず分析する。

本を見ないでシャドーイング

リード&ルックアップ

バック・トランスレーション

CDを使って暗唱チェック

部分英作文 リスニング 英作文 ファイナル・テスト

STEP 4 STEP 5 STEP 6 STEP 7

1 UNITを7日間で完成

1 UNITを5日間で完成

1 UNITを3日間で完成

毎日1 STEP ずつ

1日目 STEP 1-32日目 STEP 43日目 STEP 54日目 STEP 65日目 STEP 7

1日目 STEP 1-42日目 STEP 5-63日目 STEP 7

さっと終わらせるより、ゆっくりでも確実にこなすことが大事。本当の意味で学習しよう!

TARGET SENTENCES

020

●○ 01

@1 Kentaro is president of the biology club. He knows a lot about plants and animals.

ケンタロウは生物部の部長です。動植物について多くの知識があります。

@2 Every year, more than 300 students enter this school.

毎年300人を超える生徒が本校に入学します。

@3 What does your father do? —— He designs cars.

お父さんのお仕事は?̶̶父は自動車を設計しています。

@4 I usually ride a bicycle to school, and I take a bus on rainy days.

私は、普段は自転車で登校しますが、雨の日はバスに乗ります。

@5 Th e sun rises in the east and sets in the west.

太陽は東から昇り西に沈む。

@6 My friend’s plane arrives at Oshima at about 2 o’clock in the afternoon.

友人の乗った飛行機は午後2時ごろ大島に到着します。

@7 When Hikaru comes onto the stage, let’s wave our hands.

ヒカルが舞台に出てきたら手を振りましょう。

@8 If you take a rest in the nurse’s room, you will feel better.

保健室で少し休めば、気分が良くなるよ。

@9 I lived in Kobe for seven years when I was a child.

子供のころ、私は神戸に7年間住んでいました。

@0 Yesterday, I named the dog George after George Clooney, my favorite actor.

昨日、私は大好きな俳優のジョージ・クルーニーにちなんでその犬にジョージという名前を付けました。

@A When I studied for tests late at night, my mother always cooked me something to eat.

夜遅くに試験勉強をしていると、いつも母は私に何か食べ物を作ってくれました。

UNIT 01 動詞の形● 1 現在形・過去形

0203

0405

0607

0809

1011

1213

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2001

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01STEP 1 Comprehension

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現在形

現在形を使うのは、話し手が現在の事実と考えている事柄を述べるとき。ただし、現時点だけに限らず、「昔も、今も、そしてこれからも」通用するという含みがある。

現在の事実「~である」「~を知っている」などの状態を表す動詞(状態動詞)や、「~する」などの動作を表す動詞(動作動詞)を現在形にして現在の事実を述べる。

[例文 @1] 現在部長であるという事実を述べている。なお、president(部長)など普通は1人しかいない役職名が補語(UNIT 00-10)になるとき、その役職名に a や the などは付けない。know は「知っている」という意味の状態動詞。

[例文 @2] これまでも300人以上が入学し、今後もそうであろうという前提がある。

現在の職業・習慣職業・習慣は「昔も、今も、そしてこれからも」通用する(と思われる)事柄なので現在形で述べる。

[例文 @3] 職業を述べたり尋ねたりする場合。[例文 @4] 習慣を述べるときは、usually(普段は)など頻度の副詞を伴うことが多い。

真理や不変の事実

[例文 @5] 変わることのないと考えられる事実を述べる場合も現在形で述べる。

確定事項

[例文 @6] 時刻表や行事予定表などで決定済みの事柄は、この先ほぼ確実に事実となることだから、現在形で述べる。その際、未来を明示する語(句)を一緒に使うことが多い。

未来の出来事時または条件の副詞節では未来の出来事を述べるのに現在形を使う。これは、主節の内容から判断して文全体が未来の話だとわかるので、わざわざ未来の表現を使う必要がないからだ。

[例文 @7] 時の副詞節の場合。「手を振ってみよう」という主節の内容から未来の話と分かる。なお、時の副詞節を作る接続詞には when の他に before(~する前に)、after(~した後に)、until [till](~するまでに)、as soon as(~するとすぐに)などがある。

[例文 @8] 条件の副詞節の場合。「気分が良くなるよ」という主節(UNIT 00-10)の内容から未来の話と分かる。

過去形

過去形を使うのは、話し手が過去の事実として考えている事柄を述べるときだ。過去を明示する語句を伴うことが多い。また、過去の習慣を述べるときは頻度の副詞と一緒に使うことが多い。

[例文 @9] 「住んでいた」という過去の事実を述べている。when 以降の内容が過去を明示している。

[例文 @0] 「名付けた」という過去の事実を述べている。Yesterday(昨日)が過去を明示している。

[例文 @A] 「いつも作ってくれた」という過去の習慣を述べている。when 以降の内容が過去を明示している。

TARGET SENTENCES Training 1 発音確認 & 音読

訳と解説で全ての例文が理解できたら、●○ 01を参考に音読しよう。[5回]