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2020 年度 授業概要(4年次)

授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

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2020年度 授業概要(4年次)

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目次

医学・看護英語リーディング ………………………………………………………… 1

医学・看護英語語彙 …………………………………………………………………… 2

死生学 ………………………………………………………………………………….. 3

生涯学習論 …………………………………………………………………………….. 4

法からみる医療 ……………………………………………………………………….. 5

経済からみる医療 …………………………………………………………………….. 6

家族とジェンダー …………………………………………………………………….. 7

代替療法と癒し ……………………………………………………………………….. 8

看護政策論 …………………………………………………………………………….. 9

保健統計学 …………………………………………………………………………….. 10

関係法規 ……………………………………………………………………………….. 11

社会資源コーディネート論 ………………………………………………………….. 12

臨床実践と看護理論 ………………………………………………………………….. 13

看護教育論 …………………………………………………………………………….. 14

看護管理・経営論 …………………………………………………………………….. 15

看護キャリア開発論 ………………………………………………………………….. 16

医療安全 ……………………………………………………………………………….. 17

災害看護論 …………………………………………………………………………….. 18

災害看護技術演習 …………………………………………………………………….. 19

国際看護論 …………………………………………………………………………….. 20

看護技術強化演習 …………………………………………………………………….. 21

課題探求実習 ………………………………………………………………………….. 22

総合実習 ……………………………………………………………………………….. 22

国際看護論実習 ……………………………………………………………………….. 23

課題探求Ⅰ …………………………………………………………………………….. 24

課題探求Ⅱ …………………………………………………………………………….. 25

Page 3: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

成績評価基準

中間テスト 50%、まとめテスト 50%

Lesson 6 I need to ask you some questions.(2)4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う.。L4~L6を定期試験範囲とする

使用テキスト

Margaret Yamanaka ・Patricia Parker『English for Nurses』Asahi Press.

参考図書 適宜紹介する。( 注:シラバスは変更する場合があります。)

Lesson 5 Let’s check your height and weight.(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 5 Let’s check your height and weight.(2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 6 I need to ask you some questions.(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

(中間試験60minutes) Lesson1~Lesson3を範囲とする

DVD鑑賞 DVD感想後、小レポートを課す

Lesson 4 Let me direct you to Radiology.(2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 3 You need to go to Dermatology.(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 3 You need to go to Dermatology.(2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 4 Let me direct you to Radiology.(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 1 Is this your first visit to this hospital?(2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 2 What’s the matter?(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 2 What’s the matter?(2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

学修内容 予習・復習内容

シラバスの確認授業の進め方、成績評価、自己紹介(英語)等 シラバスは授業についての学生と教員との契約

Lesson 1 Is this your first visit to this hospital?(1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員  森川 展男 ・ 橋本 雅文

概要

グローバル社会において医療の果たす役割はきわめて大きくまた、重要である。近年、気候変動により引き起こされる自然災害に対応する国際支援活動の一つとしての医療従事者は不可欠な存在である。そのような状況下での語学の必要性は言葉では言い尽くせない。野戦病院での医療活動はことばの一つ一つが生死をきめる。そのため本講義では基本的な症状、病名、処置などに必要なi医学・看護英語表現を学修する。中途半端な記憶だけでは責任を果たせないだけでなく患者を死に追いやることにもなりかねない。集中力と真剣さが特に求められる。

学修目標1) 外国人患者に的確な対応ができる。2) カルテに書かれている英語の語彙・表現に慣れる。3) 必須表現を暗誦し英語でプレゼンができる。

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

医学・看護英語リーディング BNNBS7E10 10207 4前 1 (30)

1 医学・看護英語リーディング

Page 4: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

成績評価基準

中間テスト 50%、まとめテスト 50%

Lesson 14 Test show you have high sugar levels.1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower 4)writing practiceLesson11~Lesson14を範囲とする。

使用テキスト

Margaret Yamanaka ・Patricia Parker『English for Nurses』Asahi Press.

参考図書 適宜紹介する。( 注:シラバスは変更する場合があります。)

Lesson 12 Are you feeling more comfortable now? (2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 13 Lesson This is an emergency. (1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する。

Lesson 13 This is an emergency. (2)4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う。

Lesson 11 Your operation will be this afternoon. (1)(中間試験(45min)

1)key expression 2)speaking practice Lesson7~Lesson10を定期試験範囲とする。

Lesson 11 Your operation will be this afternoon. (2) DVD感想後、小レポートを課す

Lesson 12 Are you feeling more comfortable now? (1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する。

Lesson 9 Please make a follow-up appointment. (2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 10 Take this medicine after meals. (1) 1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 10 Take this medicine after meals. (2)4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う。

Lesson 8 Rest your arm on the armrest. (1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 8 Rest your arm on the armrest. (2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

Lesson 9 Please make a follow-up appointment. (1)1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

学修内容 予習・復習内容

Lesson 7  Can you describe the pain? (1) シラバス確認(要注意変更点)

シラバスは授業についての学生と教員との契約1)key expression 2)speaking practice 3)wordpower を学修する

Lesson 7 Can you describe the pain? (2) 4)writing practice 5)dialogue の応用練習を行う

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員  森川展男 ・ 橋本 雅文

概要

本科目は、「医学・看護英語リーディング」と同様に、学生にとってのより効率的な学習のために、インターネット上の専用教材を利用した授業を実施し、医学・看護英語の語彙について集中的に学ぶ。医学・看護英語は、普通の英語とかけ離れた難しい単語が多い点、また一つは、日本語の医学及び看護用語も、漢語を語源とする一般になじみの薄い語彙が多いことから、画像や音声(イヤフォンにより医学・看護英語の発音を聞くことができる)を多用した教育が効果的である。

学修目標

1) 医学・看護の英文を読み、「語彙力」を伸ばす。2) 語彙力を高めるために、映像等を使用し、現場の臨場感を体験する。3) 英語をコミュニケーションの道具として最大限の武器と捉えた鍛錬を行なう。4) 自己表現の道具としてのみならず、教養のみならず、高度事英語習得を可能にする。

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

医学・看護英語語彙 BNNBS8E11 10208 4後 1 (30)

2 医学・看護英語語彙

Page 5: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

◎◎ ◎

1

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選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

死生学 BNNBS7L16 10302 4前 2 (30)

担当教員  佐藤 泰子

概要

「生」と「死」についての不断の追究が求められる職業につく以上、死生学へのアプローチは不可欠となる。生死に対峙する姿勢の根本になるものが医療者自身の死生観である。死生観の基盤になっている民俗的、歴史的、宗教的、倫理学的思想を概観しながら、科学、医学発展の途上で露わになってきた死生に関わる諸問題について議論することで自身の死生観を捉えてほしい。将来、生命倫理に纏わる問題に直面するとき、自分の行動選択や意思決定を支える理論を身につける一助となる授業を展開したい。

学修目標1) 死生に関わる問題を包摂した事例を知る。2) 事例について倫理理論に基づいた考察ができる力を養う。3) 自己の考えを言語化する能力を身につける。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

死生学とは (なぜ死生学か 死生学と生命倫理) 生活のなかの「死」に関わる問題を意識しておく

安楽死・尊厳死①(安楽死に関わる世界の動向と歴史的背景を概観する)

授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

安楽死・尊厳死②(映画『海を飛ぶ夢』に学ぶ) 映画を見て感じたこと考えたことをまとめる

安楽死・尊厳死③(自己決定・尊厳という言葉に隠れたレトリック) 純粋な自己決定があるか考えてみる

脳死と臓器移植①(歴史と課題) 脳死臓器移植に関する情報収集

脳死と臓器移植② (事例からの考察) 授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

生命倫理の視座から① (直観的善悪判断の限界と倫理理論) 授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

生命倫理の視座から② (功利主義とカントの義務論) 功利主義的判断の事例を日常に探す

出生前診断と人口妊娠中絶 左記に関する自身の考えをまとめておく

生殖補助医療 授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

障がい者への差別・偏見の根源 授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

精神医療の歴史にみる精神障がいと死生  授業のレジュメを復習し自身の考えをまとめておく

ハンセン病の歴史と優生思想 ハンセン病に関する情報収集

性的マイノリティー・被災者の死生 左記に関する情報に目を向けておく

成績評価基準

授業参画度40%、レポート課題60%

スピリチュアルペイン・生きる意味への問い 授業全体での自身のなかの気づきをまとめておく

使用テキスト

特になし

参考図書 適宜紹介する

3 死生学

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〇◎

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4後 2 (30) 選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

生涯学習論 BNNBS8L19 10305

担当教員  塩田 祥子

概要

「何人も、自らの権利を行使し、自己実現を達成するために必要な知識、能力、技能、価値観を習得していく。そのためにも、平等でインクルーシブな社会を実現し、貧困を克服し、公正、寛容、持続可能な社会を目指していく」。生涯学習は、そうした社会活動を支援する。本授業では、そのような生涯学習の意義を理解することを目標としている。具体的には、社会における「学び」の現状、課題を把握し、「人間」が「社会」の中で「生活」する上での「学び」の必要性、重要性を確認していく。そして、「学ぶ」ために必要な環境、土壌づくり、「学び」の形態、さらには、一人ひとりの自己実現と「学び」の関連を探求していく。

学修目標(1)生涯学習の意義を理解し、具体的な活動を身近なところから知る。(2)「学び続ける自己」をイメージできるようにする。(3)看護師や対人援助の専門職と生涯学習の関連について意識できるようになる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

生涯学習の意義配布レジメを確認、日常生活の中の身近な学びについて考える

生活における学び、幼少期、青年期、老年期における学び等、世代ごとの学びの場、学びの形態

これまで自らが学んできた学びの形態を振り返り、授業で確認し合った内容と照らし合わせてみる

労働と人間関係についての学びの関連バイトや大学内での人間関係について振り返る。また、言語化できるようにする。

自分の価値観と働くうえでの価値観、価値葛藤 〃

社会状況と学びの変遷文献やネット等活用し、時代ごとの流行について調べる

社会状況と学びの変遷と学びの関連 配布レジメの確認

生涯学習とジェンダー教育 日常の中のジェンダーを意識して記録する

ジェンダーがもらたす「学び」への影響、格差社会の実情格差社会について新聞記事等を閲覧しまとめる

高齢層における生涯学習自分が住む町の老人福祉センターについて調べる

老人福祉センターの役割を知る 自分が住む町の公民館について知る

生涯学習と市民社会(ボランティア活動について知る) 自らのボランティア経験についてまとめる

ボランティアと生涯学習の関連 〃

社会正義を伝える教育の実践➀ DVD学習の感想をまとめる

社会正義を伝える教育の実践② 身近な『当たり前』に気づき、まとめる

成績評価基準

記述試験50%、提出物20%、積極性(授業参加、グループワークでの意見)30%

全授業のまとめ、振り返り 全授業のまとめを記す

使用テキスト

参考図書 笹井宏益・中村馨香(2013)『生涯学習のイノベーション』玉川大学出版部.

4 生涯学習論

Page 7: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

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選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

法からみる医療 BNNBS7L21 10401 4前 2 (30)

担当教員 須永 知彦

概要

看護の実施には法も深く関係する。この法について、法とは何か、法の領域では物事はどのように考えられているのか、法の観点から医療・看護を見るときにポイントになるのはどのような点かを学ぶことによって、法的な観点から看護活動を省みる素地を養う。このため、憲法、刑法、民法といった基本的な法の位置づけと概要を把握したあとで、医療・看護に関連してそれらの法が実際にどのように機能するのかを検討していく。

学修目標

1)法の世界の基本的な概念を説明し、法的に考えることができる。2)医療・看護に関する主要な判例の内容と位置づけを説明することができる。3)法に関する知識と考え方を看護実践の具体的場面にあてはめ、あるべき行動を考えることができる。4)法の特質と限界を理解し、看護の理念と法の理念の関係を考察できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

医療にとっての法の意味

法の世界の見取図・・・公法と私法、法と裁判 隣人訴訟事件の資料。

憲法と法律・・・医療・看護・健康と基本的人権 朝日訴訟判例。

刑事法の基礎・・・犯罪と刑罰 医療行為と違法性阻却に関する資料。

民事法の基礎(1)不法行為 認知症患者の起こした事故と家族の責任の判例。

民事法の基礎(2)財産と契約 契約と約束に関する判例。

民事法の基礎(3)家族関係 夫婦同氏別氏に関する判例。

民事法の基礎(4)人格と成年後見制度 「成年後見関係事件の概況」

医療と法(1)契約としての医療、診療情報の扱い 神戸診療拒否事件判例。

医療と法(2)説明と自己決定 教科書248~261頁。エホバの証人事件判例。

医療と法(3)医療過誤その1・・・過失と因果関係 教科書237~245頁。未熟児網膜症事件判例。

医療と法(4)医療過誤その2・・・責任内容と事故予防 教科書262~278頁。医療事故調査制度資料

医療と法(5)生殖医療と法 教科書123~146頁。代理母問題の文献。

医療と法(6)脳死、安楽死・尊厳死 教科書279~318頁。東海大学病院事件判例。

成績評価基準

授業時間中に実施する小テスト(7回)20点+定期試験80点小テスト:授業で扱った基礎的な概念や用語について説明できるか否かを問う。定期試験:そうした概念や用語を応用して社会問題を分析できるか、判例を理解しているかを問う。

まとめ・・・あるべき医療・看護と法の役割

使用テキスト

手嶋豊『医事法入門 第5版』(有斐閣・2018年)

参考図書野崎和義『コ・メディカルのための医事法学概論』(ミネルヴァ書房・2011年)この他、適宜紹介する。

5 法からみる医療

Page 8: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

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成績評価基準

授業参画40%、最終レポート60%

看護師と医療経済(高田) 今までの授業の復習をしておく

使用テキスト

特になし。毎回、講義の際に資料を配布する。

参考図書 適宜紹介する。

日本の医療財政|概況(原)日本の医療財政に関して、Google等の検索エンジンを用いて自分なりに調べておく

日本の医療財政|医療サービス市場の特徴(原) 他の業種との違いを考えておく

医療提供体制の地域差とその測定方法(原) 旅行先など地域による違いを考えておく

医療経済評価|便益、効果、効用分析(奥野) 12を国の政策の視点から考えておく

医療情報の活用(六車) 医療情報とはどこまでを言うか考えておく

日本の医療財政|病院経営の実態(原) 病院の経営の在り方を自分なりに考えておく

日本の医療保険制度|医療介護保険制度を巡る議論と国際比較(中部)

介護保険がどうあるべきか考えておく

日本の医療保険制度|地域包括ケア(奥野) 地域がどう医療に関わるべきか考えておく

医療経済評価|概要、測定方法(奥野) 値段以外に医療を選ぶ基準を考えておく

医療現場と医療経済|ガイドライン・社会疫学(高田) 病院外で健康になるための方法を考えておく

日本の医療保険制度|概要とその歴史(中部)医療保険とは何か、Google等の検索エンジンを用いて自分なりに調べておく

日本の医療保険制度|経済学からみる保険制度(中部) 医療保険がどうあるべきか考えておく

学修内容(担当) 予習・復習内容

オリエンテーション|医療経済学とは・各講義のガイダンス(高田) 自分の人生をどう生きたいか考えておく

医療現場と医療経済|医療の質・正しさ(高田) うさんくさい医療をどう否定するか考えておく

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学修能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員  高田 大輔、中部 貴央、原 広司、六車 耕平、奥野 琢也

概要

医療には、看護師、医師といった人的資源(ヒト)、診療所や病院といった物的資源(モノ)、医療費(カネ)などが必要であり、これらはすべて有限な資源である。医療経済学は、医療に使われるこれらの資源の最適配分を考える学問であり、とくに、我が国においては医療費の高騰、少子高齢化といった大きな変化に対応していかなければならない。本講義では、医療保険制度や財政、医療経済評価等の基礎的な知識を身につけながら、医療経済的に社会が看護師にどのような影響を与えているのかについても考える。なお、本講義は、既に看護についての学修と思索が進んだ上で更に経済学的な思考力を養うため、4年生に配当している。 (※授業計画は変更する可能性があります。)

学修目標

【目的】基礎的な医療経済学の知識を学修し、様々な問題に対する医療経済学的な見方を説明できる。【目標】1) 医療経済学に関する基礎的な知識を説明できる。2) 医療現場や政策等の様々な問題に関して医療経済学的に論じる。

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

経済からみる医療 BNNBS7L22 10402 4前 2 (30)

6 経済からみる医療

Page 9: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

○ ○◎ ○

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成績評価基準

講義時提出レポート80%、最終レポート20%

まとめ―家族は問題なのか

使用テキスト

参考図書

家族の今とこれから―婚活

家族の今とこれから―漂流社会提出レポート(第15回に提出:パートナーシップについて)

家族の今とこれから―マイノリティとパートナーシップ

近代家族の成立―明治民法

近代家族の成立―戦後の少子化政策について提出レポート(第13回に提出:少子化の是非について)

家族の今とこれから―家族周期

近代家族の成立―恋愛と結婚

近代家族の成立―母性について提出レポート(第9回に提出:旧民法と新民法の違いについて)

近代家族の成立―父という存在

家族を定義する

家父長制と日本社会 提出レポート(第7回に提出:母性について)

イエについて

学修内容 予習・復習内容

ジェンダー概念をめぐって 提出レポート(第5回に提出:イエについて)

性同一性障害から見るジェンダーとセクシュアリティ

学修目標

1) ジェンダーという概念について説明できる。2) 家族の多様性を知り、現代家族を相対化することができる。3) 近代家族の成立と現代の家族が抱えるさまざまな問題について説明できる。。4) 医療に対する家族の関わりについて述べることができる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員  平 英美

概要

 臨床現場で看護師は、患者本人だけでなく患者家族と日々接している。しかし、家族ほど人類社会に普遍的でありながら多様であり、歴史的変容の著しい社会集団も少ない。また、ジェンダー概念が導入されて以降、現代家族の中の母親さらに社会の中の女性に対する見方が大きく変化してきた。授業では、ジェンダー論の視点から、家族や女性の現状とこれからについて考えていく。

選択

必修・選択

家族とジェンダー BNNBS7L24 10404

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

4前 2 (30)

7 家族とジェンダー

Page 10: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

実務歴 有

実務歴 有

〇◎ ◎

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予習:ヒーリングタッチの歴史について調べる復習:ヒーリングタッチの効果についてまとめる

予習:マッサージの効果について調べる復習:Mテクニックの効果についてまとめる

予習:圧迫療法について調べる復習:圧迫療法の基本的な考え方を整理する

予習:徒手リンパドレナージについて調べる復習:リンパ浮腫の複合的治療の基本的な考え方について整理する

予習:1~8講のまとめ

予習:浮腫とそのメカニズムについて調べる復習:リンパ浮腫の特徴やメカニズムを整理する

圧迫療法の基本的な考え方と基本手技

圧迫療法の基本手技の実際

圧迫療法の基本手技の応用

学修内容 予習・復習内容

予習:代替療法、癒しについて調べる復習:自己の睡眠改善法を考える

予習:光とサーカディアンリズムの関係を調べる復習:自己の生活リズムを振り返る

予習:陰陽五行、気血水について調べる復習:東洋医学的な診察を用いて、調子のよい日と悪いの自分の身体を調べる

リンパ浮腫の複合的治療の基本的な考え方と基本手技

講義ガイダンス、サーカディアンリズムと睡眠の関係

ブライトケアの実施と評価

ヒーリングタッチの概論

ヒーリングタッチの実践と評価 

東洋医学的な概念と診察法

東洋医学的な治療法とその効果

Mテクニックの概論

代替療法と看護

リンパ浮腫の概論

徒手リンパドレナージの基本手技の実際

Mテクニックの実践と評価

予習:鍼と灸の種類について調べる復習:自分の症状とツボについてその関係について調べる

担当教員 田口 豊恵 看護師として病院に13年勤務

担当教員 今堀 智恵子

担当教員 中森 美季 看護師として病院に5年勤務

看護師として病院に26年勤務

 補完代替療法について学び、ホリスティックなケアが内包する癒しの力について考える。また、講義で学んだ理論および基本技術を通して臨床応用の可能性について検討できる。

担当教員

概要

吉田 行宏

学修目標

1)代替療法の理論と方法について説明できる。2)代替療法の基本技術が実践できる。3)東洋医学の概念と療法について説明できる。4)臨床における代替療法がもたらす効果について考察できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

成績評価基準

レポート100%

使用テキスト

特に定めない

参考図書 講義時に紹介

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

代替療法と癒し BNNSB8E13 20206 4後 1 (30)

8 代替療法と癒し

Page 11: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

◎〇

1

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3

4

5

6

7

8

9

10

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13

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15

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

学修目標

1)看護政策の歴史的発展課程 を説明できる。2)地域包括ケアシステムにおける看護職の役割を述べることができる。3)看護職の抱える課題と一般的解決策を述べることができる。4)学生自身が実習中に体験してきた看護問題について、問題解決のための具体的行動について討議し、解決策を述べることができる。

看護政策論 BNNSB8L20 20401 4後 1 (30) 必修

担当教員 堀井 とよみ 保健師として行政に32年勤務

概要

 近年、保健・医療・福祉を統合したヘルスケアシステムが整備され、看護職能の活動の対象や場が拡大してきている。このような社会情勢のなかで質の高い看護活動を提供するために、活動しやすい環境作りが求められ、その具体的方策としての看護政策の重要性を述べることができる。看護政策の歴史的発展過程と看護職が抱える課題を理解し、看護専門職として医療を支える法律や制度を踏まえて、課題解決について具体的に解決する方法を挙げることができる。また、多様な職場において、看護専門職としての役割とキャリアの方向性を述べることができる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

看護政策を学ぶ意義、 看護政策の理念、目的  看護政策及び専門職の定義を予習

看護政策の歴史入手可能な人は『看護六法』の看護制度の変遷の項を予習

実習期間中に体験した看護問題についてグループワーク グループワークを踏まえたレポート作成

医療計画及び地域医療構想 出身都道府県の医療計画をダウンロード

看護職員確保対策出身都道府県の看護職員確保対策をダウンロード

看護職員確保対策の課題について゜グループワーク グループワークを踏まえたレポート作成

日本の看護教育制度の歴史と課題   テキスト「看護制度とは」を予習

保健師助産師看護師法の課題 「保健師助産師看護師法」を予習

保健師助産師看護師法の課題についてグループワーク グループワークを踏まえたレポート作成

准看護師制度の歴史とその課題 テキスト「看護教育に関する政策」を予習

地域包括ケアシステムと看護職の役割   『地域包括ケア研究会報告書』を予習

准看護師制度の課題と解決策についてグループワーク グループワークを踏まえたレポート作成

看護政策を推進するための看護職の行動について テキスト「看護制度と政策決定過程」を予習

看護政策のまとめと看護政策を実現するための行動 テキスト「看護制度と政策決定過程」を予習

成績評価基準

学習態度及びグループワーク参加態度40%、レポート評価60%

看護問題解決のための行動についてグループワークグループワークを踏まえたレポート作成課題レポート提出

使用テキスト

井部俊子『看護管理学習テキスト 第3版第1巻ヘルスケアシステム論』 最新版日本看護協会出版会.

参考図書 『看護六法 2020年版』新日本法規、『地域包括ケア研究会報告書』2014年3月

9 看護政策論

Page 12: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

◎○

1

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3

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5

6

7

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9

10

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13

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15

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

保健統計学 BNNSB7L22 20403 4前 1 (30)

担当教員 森本 明子

概要

本授業では、まず、統計学の基礎知識を学習します。統計学は、集団の特徴を数値で把握し活用するための学問で、その特徴が健康に関連するものを保健統計学といいます。本授業では、統計解析の考え方や解釈の仕方を学ぶことを通じて、科学的論理的思考力を養います。また、量的な看護研究の論文読解、保健統計指標に関する国家試験問題の演習も行います。

学修目標

1.統計学の基礎知識を理解し、説明できる。2.基礎的な統計解析の考え方および方法を理解し、統計解析演習において実践できる。3.統計解析の結果を適切に解釈できる。4.疫学的研究方法及び統計学の基礎知識をいかし、量的な看護研究の論文を読むことができる。5.保健統計指標の意味と意義を理解し、説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

データの性質(質的尺度、量的尺度)データの分布(代表値、散布度、分布の型)

配布資料の予習・復習

散布図と相関統計解析デモ:SPSSの基本操作、記述統計、散布図と相関

配布資料の予習・復習

※確認問題 配布資料の予習・復習

◆「統計学者としてのナイチンゲール」に関するレポート課題 テキストを持参

推定(点推定、区間推定)検定(帰無仮説と対立仮説、有意水準、p値)

配布資料の予習・復習

カイ二乗検定、t検定、分散分析と多重比較統計解析演習:カイ二乗検定、t検定、分散分析と多重比較

配布資料の予習・復習

※確認問題 配布資料の予習・復習

◆「統計学者としてのナイチンゲール」に関するレポート課題 テキストを持参

多変量解析の概要量的な看護研究の論文読解演習

配布資料の予習・復習

量的な看護研究の論文読解演習※確認問題

配布資料の予習・復習

◆「統計学者としてのナイチンゲール」に関するレポート課題 テキストを持参

◆「保健統計学の学び」に関するレポート課題

保健統計指標に関する国試問題の演習 既習の保健統計指標の知識の復習

保健統計指標に関する国試問題の演習 既習の保健統計指標の知識の復習

成績評価基準

レポート課題(2つ)で評価する

レポート(2つ)提出

使用テキスト

多尾清子.統計学者としてのナイチンゲール.医学書院.1991.適宜、資料を配布する

参考図書 適宜、紹介する

10 保健統計学

Page 13: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

◎〇

1

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6

7

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成績評価基準

定期試験100%

最新の人口静態、動態・その他の統計 講義後に重点をまとめておく

使用テキスト

系統看護学講座 専門基礎分野 看護関係法令 健康支援と社会保障制度❹  医学書院

参考図書 必要時に提示します。

労働法と社会基盤整備 P234~P252講義後に重点をまとめておく

環境法とは P254~268講義後に重点をまとめておく

最新の人口静態、動態・その他の統計 講義後に重点をまとめておく

社会保険法(年金) P191~210講義後に重点をまとめておく

福祉法(福祉の基盤、児童分野) 児童分野の予習

福祉法(高齢分野、障害分野)高齢・障害分野の予習 P213~232重点をまとめる

薬務法(薬事一般に関する法律) P162~173講義後に重点をまとめておく

薬務法(人などの組織を用いた医療関係法、麻薬・毒薬などの法) P173~180講義前後に読む

社会保険法(費用保障)健康保険法・国民保健法・介護保険法について予習

医事法とは P52~74講義後に重点をまとておく

保健衛生法とは(共通保健法、分野別保健法) P120~143講義後に重点をまとめておく

保健衛生法とは(感染症に関する法、食品に関する法) P143~159講義後に重点をまとめておく

学修内容 予習・復習内容

法とは

看護法とは P20~50講義前後に読む

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修目標

1.看護がどのような法律に準拠して行われているのか述べることができる。2.看護を取り巻く多職種の法律について説明できる。3.国民の健康の保持・増進を目的とする法律を述べることができる。4.社会福祉の基盤となる法律を述べることができる。5.労働者の健康を守る法律を説明できる。6.環境の保全と公害の防止に関する法律を挙げることができる。

関係法規 BNNSB7L23 20404 4前 1 (30) 必修

担当教員 奥田 のり美 看護師として病院に21年

概要

看護職員にとって最も重要な法律である保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律について解説する。医療に関する法律である医事法、国民の健康の保持・増進を目的とする保健衛生法、薬務法、社会保険法、福祉法、そして労働条件と職場の安全衛生について定めた労働基準法・労働安全衛生法等の基礎知識を解説する。学修にあたっては、これらの法令を単に知識として学ぶだけではなく、なぜこのような内容になっているのか、看護との関係はどうなんかについて、他の科目で学んだこと、あるいは日常生活や実習での経験、さらにテレビ・インターネット等からの情報とも関連づけて理解する。

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

11 関係法規

Page 14: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

〇◎

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4

5

6

7

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必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

学修目標1)看護専門職として療養生活を支える法と社会制度について説明できる。2)社会資源の調整が必要な場面と看護職の役割について説明できる。3)療養生活を支える社会資源を適切に選択できる。

社会資源コーディネート論 BNNSB7L25 20406 4前 1 (30) 選択

担当教員 井上 深幸 看護師として病院/診療所に勤務

概要

疾病構造、人口構造の変化を背景に、地域包括ケアシステムの構築が推進されている現代社会の情勢について再確認する。次に、生活と医療を統合し多職種と協働・連携できる看護師に必要な継続看護マネジメントの考え方について理解を深める。また、継続看護マネジメントに必要な社会制度について主体的、具体的に理解を深め、療養生活を支える社会資源調整能力を培うことによって専門的かつ創造的で質の高い、看護実践能力を養う。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

生活と医療の統合と継続看護マネジメント 医療をとりまく環境について知識整理

退院支援システムの動向 入退院支援について知識整理

継続看護マネジメントと社会資源 テキストp14-26

慢性疾患とともに生きる高齢者への支援 テキストp30-p35

慢性疾患とともに生きる高齢者への支援 テキストp30-p35

心疾患をもつ人への支援 テキストp36-p41

心疾患をもつ人への支援 テキストp36-p41

医療的ケアを必要とする小児と家族への支援 テキストp80-p85

医療的ケアを必要とする小児と家族への支援 テキストp80-p85

慢性腎不全の人の生活を支える支援 テキストp82-p96

慢性腎不全の人の生活を支える支援 テキストp82-p96

療養生活を支える法と社会制度 制度の整理

地域包括ケアシステムにおける看護師の役割 テキストp2-4

看護実践における思考過程の再考 テキストp5-11

成績評価基準

授業参画20%  定期試験80%

まとめ

使用テキスト

長江弘子編 (2018) 継続看護マネジメント第2版  医歯薬出版株式会社

参考図書守本とも子 編 (2015)『看護職をめざす人の社会保障と社会福祉』 (株)みらい今西春彦 編(2018)『公衆衛生・関係法規・社会福祉直前α』MCメディカ

12 社会資源コーディネート論

Page 15: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

◎ ◎◎

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

学修目標

1)看護の起源と看護学の発展について説明できる。2)看護理論と看護実践との関係について論じることができる。3)実習で経験した看護実践を看護理論を用いて論じることができる。4)看護理論の看護実践への活用と可能性と限界について論じることができる。

臨床実践と看護理論 BNNSS7E02 30102 4前 1 (30) 必修

担当教員 豊田 久美子 看護師として病院/診療所に8年勤務

概要

自己の実習経験を省察し、看護理論との照合・適合・齟齬を考察するなかで、看護理論の看護実践への活用の可能性と限界について学ぶ。さらに、看護科学の起源・歴史・発展を概観し、専門領域および専門職としての看護における理論の重要性について考察する。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

看護理論の理解③ロイ、B.ニューマン、レイニンガー予習:テキスト第9~11章(P213~347)を読む。復習:3人の看護理論家の理論の特徴を記述する。

看護理論の理解④M.ニューマン、ワトソン、パースィ予習:テキスト第12~14章(P349~439)を読む。復習:3人の看護理論家の理論の特徴を記述する。

看護理論の理解②オレム、キング、ロジャーズ予習:テキスト第6~8章(P109~211)を読む。復習:3人の看護理論家の理論の特徴を記述する。

看護の起源と看護学の発展予習:シラバスを読む。復習:看護の理論と看護学の発展について記述する。

看護における理論や概念の位置づけ予習:テキスト第1章(P1~26)を読む。復習:看護における理論や概念の位置づけについて記述する

看護理論と看護実践予習:テキスト第2章(P27~40)を読む。復習:看護理論と看護実践との関係について記述する。

看護理論の理解①ナイチンゲール・ぺプロウ・ヘンダーソン

予習:テキスト第3~5章(P41~107)を読む。復習:3人の看護理論家の理論の特徴を記述する。

ケースレポート②「臨地実習における自分の実践で”看護”だ」と実感した場面

予習:臨地実習における自分の実践で”看護”だと考える場面について想起する。復習:ケースレポートを完成させる。

予習・復習内容学修内容

看護理論の理解⑤ペンダー、ベナー予習:テキスト第15~16章(P441~500)を読む。復習:2人の看護理論家の理論の特徴を記述する。

看護理論の理解:まとめ予習:看護理論の理解①~⑤を復習する。復習:看護の成立する領域について記述する。

ケースレポート①「臨地実習における自分の実践で”看護”ではなかった、”看護”にならなかった」と実感した場面

予習:臨地実習における自分の実践で”看護”ではなかった、”看護”にならなかったと考える場面について想起する。復習:ケースレポートを完成させる。

グループワーク①「その実践は、なぜ”看護”だ」と言えるのか

予習:なぜ看護と言えるのか、理論を用いて記述する。復習:グループワークを通して看護として成立するとはどういうことなのか記述する。

グループワーク①「その実践は、なぜ”看護”ではなかった、”看護”にならなかった?」と言えるのか

予習:なぜ看護と言えなかったのか、理論を用いて記述する。復習:グループワークを通して看護として成立しなかったということはどういうことなのか記述する。

13 臨床実践と看護理論

Page 16: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

14

15

成績評価基準

ケースレポート30%・レポート40%・課題30%

使用テキスト

南裕子他訳(2013)『看護理論集-より高度な看護実践のために』 日本看護協会出版会.

参考図書 適宜紹介する

グループワーク「看護理論を用いて実践を振り返ると何が変わったか」

予習:自分の実践を振り返ったことから、看護理論と看護実践の関係について記述する。復習:グループワークで気づいたことについて記述する。

理論―研究―実践の循環関係、臨床実践への看護理論の応用

予習:理論-研究-実践の関係について記述する復習:看護理論の看護実践への活用と可能性・限界について記述する。

13 臨床実践と看護理論

Page 17: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴

◎ ○

1

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3

4

5

6

7

8

9

10

看護制度の歴史的変遷-近代看護教育の導入-

【予習】・テキスト①第5章Cを読み講義資料に記述する【復習】・講義内容を踏まえ、各自、まとめる

看護制度の歴史的変遷-近代看護教育の普及と戦時体制下の看護教育-

【予習】・テキスト①第6章を読み講義資料に記述する【復習】・講義内容を踏まえ、各自、まとめる

看護制度の歴史的変遷-第二次世界大戦後の看護教育-:GW

【予習】・GWに向けてテキスト①第7章Bを読む【復習】・GW内容をグループでまとめ、発表の準備をする

看護制度の歴史的変遷-第二次世界大戦後の看護教育-:GW

看護制度の歴史的変遷-第二次世界大戦後の看護教育-:GW

看護教育カリキュラム

【予習】・講義資料を読む【復習】・講義内容を踏まえ、各自、まとめる

ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

ガイダンス

【予習】・講義資料を読む【復習】・講義内容を踏まえ、各自、まとめる

社会情勢を踏まえた看護の方向性:GW【予習】・GWに向けて各自、課題を行なう【復習】・GW内容をグループでまとめ、発表の準備をする

社会情勢を踏まえた看護の方向性:GW

社会情勢を踏まえた看護の方向性:発表看護教育とは

【予習】・発表資料を読む【復習】・発表内容を踏まえ、各自、まとめる

学修目標

1)日本における看護制度の歴史的変遷を学習し、看護師・保健師・助産師それぞれの成立と教育制度成立の過程を説明できる。2)看護教育カリキュラムの変遷を説明できる。3)准看護師制度の現状と課題を説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力

担当教員 鰺坂 由紀 有 看護師として病院に3年勤務

概要 日本における看護制度の歴史的変遷を学習し、看護師・保健師・助産師それぞれの成立と教育制度成立の過程を理解する。また、看護教育カリキュラムの変遷及び特徴を理解する。

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

看護教育論 BNNSS7L11 30201 4前 1 (30)

14 看護教育論

Page 18: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

11

12

13

14

15

成績評価基準

グループワーク(参加度、相互評価)40%、個人課題30%、レポート30%

准看護師制度の現状と課題:発表まとめ

【予習】・発表の準備をする。各Gの発表資料を読む【復習】・講義及び発表内容を踏まえ、各自、レポートをまとめる

使用テキスト

①杉田暉道(2019):系統看護学講座 別巻 看護史,医学書院.

参考図書・グレッグ美鈴(2018):看護学テキストNICE 看護教育学-看護を学ぶ自分と向き合う-,南江堂.

看護制度の歴史的変遷-第二次世界大戦後の看護教育-:発表

【予習】・発表の準備をする。各Gの発表資料を読む【復習】・発表内容を踏まえ、各自、まとめる看護制度の歴史的変遷-第二次世界大戦後の看護

教育-:発表・まとめ

看護制度の歴史的変遷-准看護師制度- 【予習】・GWに向けてテキスト①第7章Bを読む【復習】・GW内容をグループでまとめ、発表の準備をする

看護制度の歴史的変遷-准看護師制度の現状と課題-:GW

14 看護教育論

Page 19: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14 課題学習 

15

必修

担当教員 窪田 好恵

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

看護管理・経営論 BNNSS7L13 30203 4前 1 (30)

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

看護師として病院に11年勤務

概要看護の対象者に質の高いサービスを提供できるマネジメント能力は、看護管理者だけでなく、すべての看護者に要求されることである。看護の対象者に質の高いケアを提供するために、組織・体制や看護管理の役割について学び、看護専門職としての自覚を高める。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

学修目標

1) 現代の保健医療福祉サービスを取り巻く現状を理解し、看護管理を学ぶ意義を論じることができる。2) 看護の質保証と看護管理について説明できる。3) よりよいケアを行うための管理の機能としての看護サービスやケアの変革について説明できる。4) 看護ケアリングを必要とする人々、協働する人々との相互的なコミュニケーションの必要性について説明できる。5) 病院の組織と人材育成、看護と経営について説明できる。

予習・復習内容

社会背景・現代医療の背景を予習、復習

看護方式について(予習・復習)

看護における人・モノ・情報・コスト管理とは何か(復習)

倫理原則、看護者の倫理綱領(復習)

看護の質の向上1-2.看護管理と倫理

実習場面で感じた倫理的問題について振り返る(予習・復習)

職場環境(グループワーク)新人看護師として期待する職場環境について考える

看護の質の向上2.医療安全

医療安全に必要な倫理観とは何か(予習・復習)

看護管理に求められる能力1.セルフマネジメント

セルフマネジメントとは(予習・復習)

看護管理に求められる能力2.人間関係を構築する技術

集団に働きかけるスキルとしてのリーダーシップについて復習

学修内容

人びとの生活と看護保健医療福祉サービスを取り巻く環境や人々の生活看護管理の基本 1.看護管理とは

看護管理の基本2.看護管理のプロセス 3.専門職と他職種連携

看護師の仕事と管理 人・モノ・情報・コスト・看護提供システム

看護の質の向上1-1.倫理原則、看護者の倫理綱領

看護管理に求められる能力3.リーダーシップ、コーチング(ゲストスピーカー)

コミュニケーションについて既習の授業と関連させて復習

看護管理に求められる能力4.看護管理の基盤となる理論

カッツの理論、SL理論、PM理論の復習

看護職とキャリア職場環境(グループワーク)

今後のキャリアについて考える

職場環境として期待すること(グループワーク発表) 効果的な発表準備(予習)

課題は13回終了時に提示

看護と経営 看護活動をとりまく法律・制度

テキストp188-195を予習医療法、保健師助産師看護師法復習、看護師等の人材確保の促進に関する法律、看護基礎教育制度の復習

15 看護管理・経営論

Page 20: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

参考図書 適宜紹介する。

成績評価基準

目標1)5)についてレポート試験 60%目標2)3)4) 40% 授業終了後のレスポンスペーパーで評価する詳細はルーブリック参照

使用テキスト

吉田千文他編 2018(最新版)看護の統合と実践①看護管理(第4版),MCメディカ出版.参考資料は適宜配布

15 看護管理・経営論

Page 21: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

学修目標

1)キャリアとは何か説明できる。2)キャリア発達について述べることができる。3)キャリアアンカーについて述べることができる。4)看護専門職として生涯学び続けることの意義を説明できる。5)看護専門職としてのキャリアの方向性を述べることができる。

看護キャリア開発論 BNNSS8L14 30204 4後 1 (30) 必修

担当教員 窪田 好恵 看護師として病院に11年勤務

概要自分らしい人生を主体的に生きていくためにキャリアを考えることは欠かせないことである。看護師のキャリアについて考え、キャリアデザインを描くことで、専門職としてのキャリア発達を主体的、積極的に考える機会とする。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

「キャリアとは」「キャリアデザインとは」自分らしいキャリアとは

キャリアとは何か考える(予習・復習 )

社会人基礎力とはwork「自分を発見しよう」

社会人基礎力について自己を振り返る(予習・復習)

看護師にとってのキャリアwork「自分の強みを生かそう」

専門職のキャリアについて考える

看護師としての成長 専門職のキャリアについて考える

看護専門職のキャリアデザイン 自分の時間の使い方を振り返る

キャリアアンカー キャリアアンカーについて(復習)

節目ごとの生涯キャリア発達課題自己のキャリアアンカーとキャリアデザインについて考える(復習)

節目ごとの生涯キャリア発達課題自己のキャリアアンカーとキャリアデザインについて考える(復習)

キャリア発達社会が求める人材

キャリアと自己の成長を関連させて考えてくる(予習)

就職時の適応ー新人看護師の大きな節目新人看護師になるまでに行うことを考えてくる(予習)

キャリア発達支援就職しようと考える職場のキャリア発達支援を確認してくる(予習)

キャリアアンカーと看護職 キャリアアンカーについて(復習)

自己のキャリアデザインを描く様々なキャリアについて知り、自己のキャリアの考えを深めるを考える(復習)

自己のキャリアデザインを描く外部講師予定:様々なキャリアについて知り、自己のキャリアの考えを深めるを考える(復習)

成績評価基準

目標1)2)授業内のレポート 30%3)4)5)についてレポート試験 70%詳細はルーブリック参照

自己のキャリアデザインを描く(レポート) 自己のキャリアについて考える

使用テキスト

必要に応じ資料を配布する。

参考図書 適宜紹介する。

16 看護キャリア開発論

Page 22: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

◎◎

1

2

3

4

5

6

7

8

9 看護における業務特性と医療事故、診療の補助業務1 

10

11

12

13

14

15

必修

担当教員 窪田 好恵

必修・選択授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

医療安全 BNNSS7L15 30205 4前 1 (30)

看護師として病院に11年勤務

概要安全に医療を提供するための基本的な知識について学習し、安全を脅かす因子の除去・管理について理解する。さらに安全に医療を提供するための多職種連携や組織のあり方、安全文化の醸成の重要性を確認する。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

学修目標

1)医療安全を学ぶことの重要性を説明できる。2)看護職の法的規定と医療安全について述べることができる。3)看護業務における事故と安全対策を挙げることができる。4)組織的な医療安全体制の必要性と取り組みについて述べることができる。

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

診療の補助業務における事故事例を調べる(予習・復習)事故事例と安全対策についてプレゼン資料作成(予習・復習)

療養上の世話における事故と安全対策4 GW発表

ガイダンス医療安全を学ぶことの重要性・人はなぜ間違いをおかすのか ・医療安全を学ぶことの意義DVD:食事場面

予習:実習中に遭遇したアクシデント・インシデントの場面を振り返ってくる(予習)

医療安全における用語医療安全を学ぶことの意義看護職の法的規定と医療安全

保健師助産師看護師法について(予習)

看護事故の構造とリスクマネジメント インシデントの分析1 授業で用いた事例について分析する(復習)

看護における業務特性と医療事故、診療の補助業務2 GW

時間内で効果的な発表ができるように準備してくる事故事例を振り返って自己の課題をみつける(復習)

療養上の事故事例を調べる(予習・復習)

時間内で効果的な発表ができるように準備してくる事故事例を振り返って自己の課題をみつける(復習)

療養上の世話における事故と安全対策3 GW

療養上の世話における事故と安全対策5 GW発表

事故事例と安全対策についてプレゼン資料作成(予習・復習)

療養上の世話における事故と安全対策1 インシデントの分析2 実習で遭遇したヒヤリ・ハットを振り返る(予習)

療養上の世話における事故と安全対策2 GW

看護における業務特性と医療事故、診療の補助業務3 GW

看護における業務特性と医療事故、診療の補助業務4 GW発表時間内で効果的な発表ができるように準備してくる(予習)事故事例を振り返って自己の課題をみつける(復習)

成績評価基準

目標3)についてグループワーク発表40%目標1)2)4)について定期試験60% 詳細はルーブリック参照毎回授業終了後のレスポンスペーパーを課す

医療従事者の安全を脅かすリスクと対策医療安全とコミュニケーション組織的な安全管理体制への取り組み医療事故後の対応

授業全体を復習し主要な部分を確認し、わからないところを明確にする

使用テキスト

看護における業務特性と医療事故・安全対策、診療の補助業務まとめ

川村治子 2019(最新版),系統看護学講座統合分野 医療安全 看護の統合と実践,医学書院.

参考図書 適宜紹介する。

時間内で効果的な発表ができるように準備してくる(予習)事故事例を振り返って自己の課題をみつける(復習)

診療の補助業務における「してはならないこととは何か」を見直す(予習)事故事例を振り返って自己の課題をみつける(復習)

事故事例と安全対策についてプレゼン資料作成(予習・復習)

看護における業務特性と医療事故、診療の補助業務5 GW発表

17 医療安全

Page 23: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

災害看護論 BNNSS7L16 30206 4前 1 (30)

担当教員 武田未央看護師として病院に7年勤務

保健師として行政機関に5年、NGO職員として海外に2年勤務

担当教員 木下まゆみ

概要

過去の災害からの学びや、また災害の体験学習を通して、災害を身近なこととして考え、自助・共助・公助の観点からも災害時の支援活動についての理解を深める。災害と災害看護の概念、災害が人々の生活や健康に及ぼす影響を学習し、災害医療の原則、災害サイクルに応じた看護の役割を考え、災害に対する看護の役割の理解を深める。さらに地域における日常的な健康危機管理の重要性と、そこでの看護師の役割について理解する。

学修目標

1) 災害についての知識を得て、災害が人々に及ぼす影響と健康障害について説明できる。2) 災害看護の対象について理解し、被災者の特性に応じた看護について説明できる。3) 災害サイクルや活動現場に応じた看護の役割を説明できる。4) 災害医療・看護についての基礎的な知識を学び、災害看護の具体的な活動について説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

オリエンテーション・災害看護を学ぶ意義これまで自分が体験した災害について考えておくテキスト p2~16講義前後に読む

災害の理解、災害の定義、過去の災害から学ぶ近年発生した災害について考えておくテキスト p18~22 災害の分類 講義前後に読む

災害の種類と健康障害:災害と疾病構造についてグループワーク①

テキスト p22~35 講義前後に読む災害時に多い症状と看護についてイメージする

災害医療と看護の基礎知識①:災害サイクルテキスト p35~38、p46~48講義前後に読む災害医療と平時の医療の違い、災害サイクルの理解

災害医療と看護の基礎知識②:災害時の支援体制、医療体制

テキスト p48~51、p63~67講義前後に読むわが国の災害医療対応の理解

災害模擬体験(京都市市民防災センター体験学習)① 災害の種類と健康障害で実施したグループワークの復習

災害模試体験(京都市市民防災センター体験学習)②実際の災害体験を通して、社会や健康への影響を考えるテキスト p8~9、図1-5 p26表2-2 復習

災害看護の役割、災害看護の対象者テキスト p78~85 講義前後に読む要配慮・避難行動要支援者の理解

災害看護と法律、災害看護と倫理テキスト p68~75 講義前後に読む災害支援に関する法律について理解する

災害とこころのケアテキスト p171~190 講義前後に読む災害がもたらす精神的な影響とケアについての理解

災害サイクルに応じた災害看護の実践①:急性期、亜急性期

p101~143のうち 講義内で提示された予習・復習災害医療チームによる活動について理解できる

災害サイクルに応じた災害看護の実践②:慢性期・復興期p101~143のうち 講義内で提示された予習・復習災害医療チームによる活動について理解できる

災害サイクルに応じた災害看護の実践③:静穏期p101~143のうち 講義内で提示された予習・復習病院における平穏期の対応について理解できる

災害特有の健康障害、トリアージの実践 テキストp39~46 トリアージついての事前課題を提示

災害と危機管理、地域防災(自助、共助、公助) 、まとめ 講義内で提示

18 災害看護論

Page 24: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

成績評価基準

定期試験70%、講義中に示す課題やレポート提出30%

使用テキスト

竹久喜久子・小原真理子(2020)『系統看護学講座 統合分野 災害看護学・国際看護学』医学書院

参考図書①勝見勝・小原真理子『災害看護―災害サイクルから考える看護実践―』ヌーベルヒロカワ.②災害に関する各種報告書、新聞記事など他、講義中に適宜紹介する

18 災害看護論

Page 25: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

○ ◎ ◎◎ ○ ◎

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

4後 1 (30)

担当教員 武田未央

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

災害看護技術演習 BNNSS8E17 30207

ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

看護師として病院に7年勤務保健師として行政機関に5年、NGO職員として海外で2年勤務

担当教員 木下まゆみ

概要

災害看護論で学んだ基本的な知識をもとに、実際の災害を想定したシミュレーション演習等を行い、災害時に求められる対応や看護について考えていく。看護の専門知識を統合し、各災害サイクルに求められる看護や、要配慮者への対応についても理解を深める。また実際に災害現場で活動した看護師の体験などを通して、被災者や支援者の思いに触れ看護の視野を広げる。

学修目標

1)災害急性期に必要とされるトリアージや救急法、搬送などの看護技術を習得できる。2)実際の災害をイメージし、様々な情報のもと被災状況のアセスメントを行い、災害時に必要な行動や看護をシミュレーションできる。3)災害時要配慮者、避難行動要支援者について理解を深め、災害特性に応じた看護を説明できる。4)被災者・救援者のストレスとこころのケアについて説明ができる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力

学修内容 予習・復習内容

演習オリエンテーション、演習の進め方 災害看護論の学修内容をまとめ復習をしておく

災害看護の展開:被災状況のアセスメント(災害発生直後)テキストp192~201災害発生直後からの情報収集、アセスメントができる

災害看護シミュレーション①急性期テキストp101~105 講義前に読んでおく被災病院における初動体制(机上シミュレーション)

災害看護シミュレーション①急性期被災病院における発災直後の看護師の役割について理解する、CSCATTTの原則

災害看護の展開:被災状況のアセスメント(災害発生から2週間)前期避難所における健康と生活支援を復習するテキストp214~220講義前後に読む

避難所シミュレーション②:亜急性期 避難所における看護について理解する

災害急性期に必要とされる看護技術①応急処置、包帯法

テキストp362~

災害急性期に必要とされる看護技術①トリアージ 災害時の3T(トリアージについて)

災害急性期に必要とされる看護技術②搬送法

前期災害時多い健康障害の復習をしてくるテキストp352~付録

災害急性期における看護活動:DMATの活動(ゲストスピーカー予定)テキストp40~ 前期災害医療体制の復習、配布資料DMATの活動について調べてくる

災害発生現場を想定した救援活動:                   模擬傷病者に対するトリアージ

前期トリアージの講義を復習してくるテキストp39~

災害発生現場を想定した救援活動:                   模擬傷病者に対する応急処置

テキストp204~ 救護所の開設講義前に読んでおくこと

災害とこころのケア:DMORTの活動(ゲストスピーカ予定)災害時のこころのケアを復習してくるDMORTの活動について事前に調べてくる

19 災害看護技術演習

Page 26: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

14

15

災害時おける看護倫理 事前に提示の予定

成績評価基準

演習・グループワークへの参加状況、提示した課題30%、課題レポート70%

まとめ 課題の作成、まとめ

使用テキスト

浦田喜久子・小原真理子(2018)『系統的看護学講座 統合分野 災害看護学・国際看護学』医学書院

参考図書①酒井明子ほか(2014)看護テキストNice 災害看護テキスト改訂第2版 南江堂②南裕子ほか(2012)災害看護学習テキスト 実践編 日本看護協会出版社

19 災害看護技術演習

Page 27: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

実務歴 有

○◎

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15 看護師の国際移動、EPA/FTAの現状・課題、まとめ(千葉)

授業で提示する。

授業で提示する。

①p.46~73、p.226~240を講義前後に読むこと。

授業で提示する。

国際看護学各論:感染症対策(千葉)

国際看護の主要概念:貧困と開発、プライマリヘルスケア、人間の安全保障(千葉)

プレゼンテーション①:世界の健康問題を考える

プレゼンテーション②:世界の健康問題を考える

多文化共生看護学概論:文化の理解とわが国の在留外国人の健康課題(千葉)

国際看護学各論:国際災害看護学、難民への支援(武田)

グループワーク:世界の健康問題を考える

国際協力機関と協力の仕組み:非政府組織(武田)

国際看護学各論:リプロダクティブヘルス(千葉)

国際看護学各論:子どもの健康(千葉)

①p.84~85を講義前後に読むこと。講義後には国際NGOを1つ取り上げて活動内容、活動地域等をまとめる。

①p.140~164を講義前後に読むこと。

①p.122~137を講義前後に読むこと。

①p.192~223を講義前後に読むこと。

1~10回の内容を踏まえたグループワークのためこれまでの学びを復習して臨むこと。

参考図書 適宜紹介する。

成績評価基準

試験70%、グループワーク(参画状況、プレゼンテーション内容、成果物)30%

使用テキスト

① 柳沢理子編著. 看護の統合と実践・国際看護学-開発途上国への看護実践を踏まえて-. PILAR PERESS (最新版)

①p.42~44を講義前後に読むこと。講義後には身の回りのSDGsに関連する取り組みを調べる。

①p.76~84、p.88~94を講義前後に読むこと。

職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

予習・復習内容

事前に「国際看護」に対して抱くイメージを自由にまとめておく。①p.12~17を講義前後に読むこと。

①p.20~34を講義前後に読むこと。

①p.166~183を講義前後に読むこと。

①p.36~42を講義前後に読むこと。

持続可能な開発目標(千葉)

国際協力機関と協力の仕組み:国際機関・政府開発援助開発途上国の保健・医療システム(千葉)

学修内容

オリエンテーション、国際看護学の概念(千葉)

世界の健康問題(千葉)

概要

 社会のグローバル化に伴い、対象の多様な価値観や文化的背景を尊重した関わりがますます重要になってきている。このような中、国内・外の様々な健康課題とその背景をとらえ、広い視野をもって看護を行うことの必要性を理解する。また日本の医療保健分野における国際協力の仕組みと、国際機関・民間団体の国際協力活動と現状について学び、国際支援のあり方を知る。そして、国内での看護の国際化にも目を向けながら、現代社会における看護の課題と展望を考察していく。

学修目標

1) 看護を実践する上で国際的な視野をもつことの必要性を述べることができる。2) 世界規模の健康問題を挙げてわが国との共通点や違いを説明できる。3) 国際協力の仕組みと看護の役割を説明できる。3) 多様な文化的背景を持つ対象への看護者の態度について説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解

担当教員 千葉 陽子助産師として病院に6年勤務助産師・看護師(JICA技術協力専門家など)として、海外の助産所や専門機関に従事

担当教員 武田 未央看護師として病院に7年勤務保健師として保健センター等に5年、海外の専門機関に2年勤務

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

国際看護論 BNNSS7L18 30208 4前 1 (30)

20 国際看護論

Page 28: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

◎ ◎ ○○ ◎ ◎

必修

担当教員

概要

必修・選択

久留島実姫(基礎看護学)、和田惠美子(地域在宅支援論)、井上 深幸(老年看護学)千葉 陽子(母性看護学)、堀井 理司(小児看護学)田口 豊恵(急性期・周術期看護論)、岡本 杏華(生活行動回復看護論)中島 優子(慢性期・終末期看護論)、三林 聖司(精神看護学)                                                (科目統括:千葉陽子)

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

看護技術強化演習 BNNSS8E19 30209 4後 1 (45)

 卒業前に「臨地実習において看護学生が行う基本的な看護技術の水準」および「看護師に求められる看護実践能力と卒業時の到達目標」を達成するために、各領域の基本的看護技術、およびそれに伴う知識やアセスメントの要点を再確認する。

学修目標1) 既習の看護技術の要点を再認識できる。2) 患者に安全・安楽な看護技術を提供するために必要な知識・技術を再確認できる。3) 事例に応じて具体的にアセスメントを展開し、看護援助を提供することができる。

適宜紹介する。

適切な看護実践

参考図書 適宜紹介する。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション

成績評価基準

定期試験100%

学修内容 予習・復習内容

【授業計画】1) 各領域で特徴的な事例が提示される。2) 学生は事例の看護過程を展開し、看護計画を立案する。3) 事例に関連した基本的知識やアセスメントの方向性、看護計画の内容を教員とともに確認する。4) 計画に基づいて、模擬患者に看護援助を提供する。5) 教員は学生の看護援助技術を評価する。

* 授業展開方法は領域の特徴に応じて異なることがある。

授業開始までに国家試験の過去問題にあたって各領域の要点の学習を行っておくこと。

使用テキスト

21 看護技術強化演習

Page 29: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有

◎ 〇 〇◎ 〇 ◎

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有 実務歴 有

実務歴 有

◎ ◎ ◎◎ ◎ 〇

担当教員

中島 優子

ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

概要少子高齢化多死社会を迎えた日本の医療と看護における現状の課題について理解を深める。また、3回生の領域別看護学実習および課題探求Ⅰと結合させて考察し、興味・関心のある看護分野において自己の研究課題を明確化し、卒業研究へとつなげる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力

看護師として病院に11年勤務 井上 深幸

看護師として病院/診療所に16年勤務

久留島 実姫看護師として病院

に5年勤務 千葉 陽子助産師として病院に6年勤

田口 豊恵看護師として病院

に13年勤務 窪田 好恵看護師として病院に11年

勤務

三林 聖司准看護師・看護師として病院に22年勤

務和田 惠美子

看護師として病院に5年勤務、訪問看護師として9年勤

岩佐 有子看護師として病院に8年・特別支援学校

に13年勤務他

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

課題探求実習 BNNSS7P52 39912 4前 1 (45)

必修

必修・選択

総合実習 BNNSS7P53 39913 4前 1 (45)

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

概要

臨地のリアリティに触れた経験から、これまで学んできた看護専門職としての必要な「智をいつくしむ力」、「人をいつくしむ力」、「命をいつくしむ力」を統合し、医療システムを俯瞰したうえで、これからの看護専門職の役割を考究する。さらに、学生から看護専門職に役割移行をするうえでの課題を自ら設定し、自己研鑽する基本的能力を身につける。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員

窪田 好恵看護師として病院

に11年勤務 武田 未央看護師として病院に7年勤務保健師として保健センター等

に5年勤務

内貴 千里看護師として病院/訪問介護ステーショ

ン等に12年勤務林 里沙子

助産師として病院/療所に6年勤務

山本 典孝看護師として病院に16年、診療所に1年

勤務

22 課題探求実習・総合実習

Page 30: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

実務歴 有

○ ◎ ○◎ ◎ ◎

学修内容 予習・復習内容

成績評価基準

研修への取り組み(事前学習を含む)50%、最終レポート30%、プレゼンテーション20%

1) オリエンテーション履修が確定した学生には、旅程も含めた詳細なオリエンテーションを行うので、必ず出席すること。

2) 事前学習事前学習内容を発表して学生間で共有し、実習での自己の課題を明確にする機会をもつ。

3) 海外研修約1週間の予定で渡航し、訪問国の保健医療施設や看護実践の現場を視察する。視察後は、参加者間でその日の経験や学びを話し合う機会をもつ。

4) まとめ学内で海外研修の内容を振り返り、参加者間で学びを共有する。また研修内容や学びを、学内の発表会でプレゼンテーションする。

【事前学習】訪問国の概要、保健医療システム、看護教育制度、看護師の資格と職務範囲などについて、参考資料を用いてまとめる。

【留意点】実り多い実習となるよう、履修する学生は十分な事前準備や健康管理を心がけること。

特に、海外渡航を伴う実習のため、各学生は引率教員の指示や訪問国のルールを守り、責任ある社会人として行動すること。

訪問国では、人々と積極的にコミュニケーションをとり、意見発表や質問などを通して能動的に学習すること。

使用テキスト

なし。参考資料として適宜紹介する。

参考図書 適宜紹介する。一般の旅行ガイドブックによる訪問国の事前把握も推奨する。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

千葉 陽子助産師として病院に6年勤務助産師・看護師(JICA技術協力専門家など)として、海外の助産所や専門機関に従事

概要 国際看護論の学習を基礎とし、海外研修で訪問国の保健医療施設や看護実践の現場を視察することを通して、多文化共生社会における自己の看護観を発展させる。

学修目標

1) 訪問国の保健医療システムにおける看護師の位置づけ・役割を説明できる。2) 訪問国における人々の健康問題や看護に対するニーズを挙げることができる。。3) 訪問国の保健医療現場における「文化的に適切な看護」を日本との比較において述べることができる。4) 訪問国の人々とコミュニケーションをとることができる。

担当教員 武田 未央看護師として病院に7年勤務保健師として保健センター等に5年、海外の専門機関に2年勤務

担当教員

選択

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

国際看護論実習 BNNSS7P54 39914 4前 1 (45)

23 国際看護論実習

Page 31: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

実務歴 有

実務歴 有

実務歴 有

実務歴 有

◎ ◎〇

1

2

3

4

5

6

7

8

担当教員 豊田 久美子 看護師として病院/診療所に8年勤務

担当教員 田口  豊恵 看護師として病院に13年勤務

使用テキスト

坂下玲子 看護研究 医学書院 2016年

参考図書 講義中に紹介する

成績評価基準

レポート課題100% (講義時間内に各担当から提示)

学修内容 予習・復習内容

研究計画書例を用いた学修

各講義時に指示する

研究計画書の意義と構成

文献検討とクリティーク①

研究デザインと方法②

文献検討とクリティーク②

看護における研究の意義と課題、看護専門職として研究を行う責務

研究倫理と倫理的配慮

研究デザインと方法①

概要看護における研究の必要性とその進め方について理解を深めるとともに、研究課題に取り組むための基礎能力を養う。

学修目標

1) 看護研究の意義とその必要性について説明できる。2) 研究倫理の重要性と倫理的配慮について説明できる。3) クリティークの視点について説明できる。4) 看護研究の方法と進め方について説明できる。5) 研究計画書の意義と書き方について説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

担当教員 井上 深幸 看護師として病院/診療所に16年勤務

担当教員 中島 優子 看護師として病院に11年勤務

必修

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数) 必修・選択

課題探求Ⅰ BNNRS7L01 40101 4前 1 (15)

24 課題探求Ⅰ

Page 32: 授業概要 4 年次)回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 授業科目 医学・看護英語リーディング 時間割コード: 10207 教育課程ナンバー 単位数(時間数

◎ ○◎

必修・選択

課題探求Ⅱ BNNRS7E02 40102

授業科目 教育課程ナンバー 時間割コード 開講期 単位数(時間数)

4通 2 (60)

担当教員

【基礎看護学】      久留島 実姫、那須 さとみ、鰺坂 由紀、井上 貴子【開発看護論】      窪田 好恵【地域在宅支援論】    和田 惠美子、武田 未央、内貴 千里【老年看護学】      井上 深幸、前原 なおみ、堂本 司【母性看護学】      千葉 陽子、林 里沙子【小児看護学】     堀井 理司、岩佐 有子、山本 典孝【急性期周術期看護論】 田口 豊恵、田村 葉子【生活行動回復看護論】 岡本 杏華【慢性期終末期看護論】 中島 優子、中森 美季、今堀 智恵子、宇多 雅【精神看護学】       三林 聖司、髙橋 康子                                                (科目統括:千葉陽子)

概要

 研究的視点を持って看護を主体的に探求するプロセスを経験し、研究への興味を持ち、研究的態度と看護研究の意義について学ぶ。 具体的には、課題探求実習で見出した自らの研究課題についての文献検討、研究計画の立案、研究倫理審査の申請、データ収集、分析・考察、卒業論文執筆、成果発表の一連のプロセスを実際にたどり、看護研究を遂行するための基礎的能力を培う。担当教員の指導のもとに少人数の学生が集い、自主的に研究、発表、討論を行う「ゼミナール(ゼミ)形式」の授業とする。

必修

学修目標1)看護における研究の意義を述べることができる。2) 看護研究の経験を通して一連のプロセスを実践することができる。3)特に、自己の研究における倫理的配慮の必要性とその内容を具体的に説明できる。

DPとの対応

智をいつくしむ力 人をいつくしむ力 命をいつくしむ力

科学的論理的思考力 全人的人間理解 職業倫理と人権擁護

探求力と生涯学習能力 ケアリングとコミュニケーション 適切な看護実践

学修内容 予習・復習内容

成績評価基準

1)研究のプロセス(研究に取り組む態度を含む):50%2)卒業論文・プレゼンテーション内容:50%

【授業計画】研究担当教員の助言を受けて、一連の研究プロセスをたどる。

1)研究課題の明確化2)文献検討(文献検索と文献クリティーク)3)研究計画の立案4)研究倫理委員会への倫理審査申請5)データ収集・分析・考察6) 卒業論文の執筆7)成果の発表(発表会でのプレゼンテーション)

*適宜、ゼミ単位で学習会、経過報告会、予演会などを行う。

課題探求Ⅰで扱う研究方法論を十分に学習して自己の研究に取り組むこと。

研究プロセスをスムーズに進めるために長期的な計画を立てるとともに、毎回のゼミの前には十分な準備を行い、自主的に学んでいくこと。

使用テキスト

担当教員の助言に従う。

参考図書 担当教員の助言に従う。

25 課題探求Ⅱ