66
電 気 情 報 工 学 科 平成28年度 2016年 大阪市立大学工学部

電 気 情 報 工 学 科 - Osaka City University...て解析し、設計する能力 INF (G) 問題点の発見とその解決手法の開発: 社会のニーズを理解して問題点を発見する能力、およびその本

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • 工学部シラバス 

    電気情報工学科

    平成28年度(2016年度)

    大阪市立大学工学部

     

     

    工 学 部 シ ラ バ ス

    電 気 情 報 工 学 科

    平 成 2 8 年 度

    2 0 1 6 年

    大阪市立大学工学部

  •   科   目   名 ページ   科   目   名 ページ

    1回生 ○ ネットワーク論 35

    ○ 情報数学 4 ○ 電気回路学Ⅱ 36

    ○ プログラミング言語 5 ○ ソフトウェア設計論 37

    ○ 数理計画 6 ○ センシング工学 21

    ○ データ構造とアルゴリズム 7 ○ 通信理論 38

    電気情報工学基礎演習A 8 ○ データベース論 39

    電気情報工学基礎演習B 9 ○ オペレーティング・システム 40

    工業科教育法Ⅰ 10 ○ グラフィック処理概論 41

    ○ 線形フィードバック制御理論 42

    2回生 ○ 数理計画 6

    工業数学Ⅰ 11 ○ 光デバイス 43

    工業数学Ⅲ 12 ○ システム制御工学 44

    ○ コンピュータシステム 13 ○ 知識工学 45

    ○ 情報理論 14 ○ 光情報工学 46

    ○ 電気回路学Ⅰ 15 ○ 電子画像工学 47

    ○ 符号理論 16 ○ 電気電子応用Ⅰ 48

    ○ 電子回路学 17 ○ 電気電子応用Ⅱ 49

    ○ 計算理論 18 ○ 応用情報Ⅱ 50

    ○ 情報伝送論 19 ○ 応用情報Ⅲ 51

    論理設計 20 プログラミング演習Ⅴ 52

    ○ センシング工学 21 プログラミング演習Ⅵ 53

    ○ オブジェクト指向プログラミング 22 電気情報工学実験Ⅲ 54

    ○ ディジタル信号処理 23 電気情報工学実験Ⅳ 55

    電磁気学Ⅰ (電子・物理提供) 24 技術者倫理 56

    ○ 応用情報Ⅰ 25 技術経営論 57

    プログラミング演習A 26

    プログラミング演習B 27 4回生

    電気情報工学実験A 28 卒業研究 58

    電気情報工学実験B 29 職業指導 59

    3回生 その他(電子・物理工学科の配当年次に準じる)

    工業数学Ⅰ 11 固体物理学Ⅰ (電子・物理提供) 61

    工業数学Ⅱ 30 量子力学Ⅰ (電子・物理提供) 62

    ○ パターン認識工学 31 統計力学Ⅰ (電子・物理提供) 63

    ○ 電子回路学Ⅱ 32 物理光学 (電子・物理提供) 64

    ○ 言語処理工学 33 半導体工学Ⅰ (電子・物理提供) 65

    ○ 光エレクトロニクス 34

    ○印は他学科・他学部の学生が履修可能な科目です。なお、履修の際には担当教員に確認してから履修届けを提出すること。

    他学科提供科目の科目区分については各自、履修要覧等で確認すること。

    電気情報工学科シラバス科目一覧表

    - 1 -− 1−

  • 電気情報工学科 教育の理念 電気情報工学は「情報の生成、伝達、変換、認識、利用などの観点から、その性質、構造、論理を探求する学

    問、およびその具体化を行う計算機を中心とする情報機器および情報システムのハードウェア、ソフトウェアの

    理論と実際に関する学問分野」であり、現代社会の産業基盤、生活基盤として欠くことのできない技術となって

    います。電気情報工学は、電気・電子工学、通信工学、計算機科学などを基礎とし、これら幅広い科学技術を複

    合化し、新たな先端技術領域を産み出しています。電気情報工学科では、電気工学と情報工学の教育・研究を通

    じ、情報通信技術が社会に及ぼす影響を配慮し、時代の要請に応え得る、電気・情報・通信関係の広範囲な問題

    に対する適応能力を習得し、さらに、未知の問題を自らの手で解決していく自主性と独創性を持った人材の育成

    を目指しています。 学習・教育目標 (A) 総合的技術評価能力: 地球的かつ歴史的な視点から技術を評価できる見識 (B) 技術的コミュニケーション能力: 語学力と論理的表現力の基づくプレゼンテーションとコミュニケー

    ションの技術 (C) コンピュータリテラシ: 情報処理ツールとしてのコンピュータを使いこなし、文書作成や情報収集を

    行う基礎的な技術 (D) 基礎理論の理解とその応用:情報処理工学・情報通信工学の基礎となる諸理論を理解し、抽象化を通し

    て多面的に応用する能力 (E) 情報処理システム構築: コンピュータに代表される情報処理システムをモデル化して解析し、設計す

    る能力 (F) 通信ネットワークシステム構築:インターネットに代表される通信ネットワークシステムをモデル化し

    て解析し、設計する能力 (G) 問題点の発見とその解決手法の開発: 社会のニーズを理解して問題点を発見する能力、およびその本

    質を抽象化して解決手法を考案する能力 カリキュラムの概要 電気情報工学科のカリキュラムは、4年間で電気情報関連分野の技術者として自立できるように配慮され、さ

    らに高度な大学院教育を受ける基礎教育としても十分な内容を持っています。カリキュラムの具体的な構成は以

    下の通りです。 (1)総合教育科目(人文・社会科目)および健康スポーツ科目を提供し、高い教養と幅広い視野を身につける。

    また、技術者倫理により高い倫理性を養う。 (2)数学(線形代数、解析)および基礎物理学などの基礎教育科目を提供し、工学の技術者として必須の自然

    科学分野における基礎学力を養成する。 (3)外国語科目および卒業研究を通じ、国際的な視野、グローバルな語学力およびコミュニケーション能力、

    表現能力を身につける。 (4)電気情報工学の専門的な知識を取得するため、電気工学、情報処理工学および情報通信工学に関連する専

    門教育科目(講義、実験・演習)を提供する。実験および演習は 1年次から 3年次まで継続して多くの時間を割り当て、講義で習得した知識の具体化・深化させ、思考力・洞察力を養う。 (5)卒業研究を行い、自ら設定した未解決な研究課題のもと、問題解決に必要とされる専門知識の集積と論理

    的展開能力を駆使し、課題を解決して成果をまとめることができる総合的能力を養う。 なお、いずれの科目においても、授業外学習(予習、復習)を行うことを前提として単位を与えるものである。

    - 2 -− 2−

  • 電気情報工学科 教育の理念 電気情報工学は「情報の生成、伝達、変換、認識、利用などの観点から、その性質、構造、論理を探求する学

    問、およびその具体化を行う計算機を中心とする情報機器および情報システムのハードウェア、ソフトウェアの

    理論と実際に関する学問分野」であり、現代社会の産業基盤、生活基盤として欠くことのできない技術となって

    います。電気情報工学は、電気・電子工学、通信工学、計算機科学などを基礎とし、これら幅広い科学技術を複

    合化し、新たな先端技術領域を産み出しています。電気情報工学科では、電気工学と情報工学の教育・研究を通

    じ、情報通信技術が社会に及ぼす影響を配慮し、時代の要請に応え得る、電気・情報・通信関係の広範囲な問題

    に対する適応能力を習得し、さらに、未知の問題を自らの手で解決していく自主性と独創性を持った人材の育成

    を目指しています。 学習・教育目標 (A) 総合的技術評価能力: 地球的かつ歴史的な視点から技術を評価できる見識 (B) 技術的コミュニケーション能力: 語学力と論理的表現力の基づくプレゼンテーションとコミュニケー

    ションの技術 (C) コンピュータリテラシ: 情報処理ツールとしてのコンピュータを使いこなし、文書作成や情報収集を

    行う基礎的な技術 (D) 基礎理論の理解とその応用:情報処理工学・情報通信工学の基礎となる諸理論を理解し、抽象化を通し

    て多面的に応用する能力 (E) 情報処理システム構築: コンピュータに代表される情報処理システムをモデル化して解析し、設計す

    る能力 (F) 通信ネットワークシステム構築:インターネットに代表される通信ネットワークシステムをモデル化し

    て解析し、設計する能力 (G) 問題点の発見とその解決手法の開発: 社会のニーズを理解して問題点を発見する能力、およびその本

    質を抽象化して解決手法を考案する能力 カリキュラムの概要 電気情報工学科のカリキュラムは、4年間で電気情報関連分野の技術者として自立できるように配慮され、さ

    らに高度な大学院教育を受ける基礎教育としても十分な内容を持っています。カリキュラムの具体的な構成は以

    下の通りです。 (1)総合教育科目(人文・社会科目)および健康スポーツ科目を提供し、高い教養と幅広い視野を身につける。

    また、技術者倫理により高い倫理性を養う。 (2)数学(線形代数、解析)および基礎物理学などの基礎教育科目を提供し、工学の技術者として必須の自然

    科学分野における基礎学力を養成する。 (3)外国語科目および卒業研究を通じ、国際的な視野、グローバルな語学力およびコミュニケーション能力、

    表現能力を身につける。 (4)電気情報工学の専門的な知識を取得するため、電気工学、情報処理工学および情報通信工学に関連する専

    門教育科目(講義、実験・演習)を提供する。実験および演習は 1年次から 3年次まで継続して多くの時間を割り当て、講義で習得した知識の具体化・深化させ、思考力・洞察力を養う。 (5)卒業研究を行い、自ら設定した未解決な研究課題のもと、問題解決に必要とされる専門知識の集積と論理

    的展開能力を駆使し、課題を解決して成果をまとめることができる総合的能力を養う。 なお、いずれの科目においても、授業外学習(予習、復習)を行うことを前提として単位を与えるものである。

    - 2 -

    科目ナンバーの意味

    電気情報工学科専門科目1桁目 提供学部 T 工学部2桁目 提供学科 N 電気情報工学科

    A10 A1群A20 A2群A30 A3群A40 卒業研究E10 E1群E20 E2群P10 P1群P20 P2群C10 C1群C20 C2群A00 旧A群B00 旧B群C00 旧C群D00 旧D群F00 旧F群2 基礎的な内容の科目3 発展的な内容の科目4 卒業研究1 1年次2 2年次3 3年次4 4年次

    8~9桁目

    工学部共通科目提供学部・学科 TZ 工学部共通科目教職・工学部 KT 工学部提供教職科目

    MAT 工業数学INF 情報工学系TEP 教職科目MOT 技術経営論ETH 技術者倫理

    1 工業科教育法2 工業数学・情報工学系3 技術経営論・技術者倫理4 職業指導

    7桁目 0 学部共通科目8~9桁目

    3~5桁目科目の分野

    (電気情報工学科)

    3~5桁目 科目の分野

    6桁目

    科目ナンバーの一意性を保つための連番

    6桁目授業のレベル

    (電気情報工学科)

    7桁目 対象学年

    科目ナンバーの一意性を保つための連番

    1~2桁目

    - 3 -− 3−

  • 科目名(和/英) 情報数学 / Mathematics for Information Sciences

    科目ナンバー TNA102101

    担当者 上野 敦志

    授業形態/開講期 講義/1年次前期

    単位数/区分 2単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 エレクトロニクス,情報処理および情報通信の各分野で必要となる数学につ

    いて解説することにより,これらの分野における理論展開に必要な基礎的数

    学力を修得することを目標とする。

    授業概要 イントロダクションの後,集合論,代数系,確率論,統計学,情報理論の基

    礎の順に講義を行う。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 イントロダクション 情報数学とは

    2 集合論 集合の基礎,写像と関数

    3 集合論 同値関係と順序関係

    4 試験(1)・まとめ 集合論についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    5 代数系 群

    6 代数系 環

    7 代数系 体とイデアル

    8 試験(2)・まとめ 代数系についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    9 確率論 確率事象

    10 確率論 確率分布と確率密度

    11 試験(3)・まとめ 確率論についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    12 統計学 度数,代表値,相関

    13 統計学 母集団の推定と検定

    14 情報理論の基礎 情報量とエントロピー

    15 試験(4)・まとめ 統計学,情報理論の基礎についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    教科書 大矢雅則『情報数理入門』(サイエンス社)

    参考書・資料

    評価方法・評価基準 講義期間中に4回の試験を行う。平均点60点以上を合格とする。

    関連科目 情報工学科のすべての専門科目

    受講者へのコメント 初回から教科書を持参すること。

    オフィス・アワー 随時

    室番号・内線番号 F-505・3081

    メールアドレス

    - 4 -− 4−

  • 科目名(和/英) 情報数学 / Mathematics for Information Sciences

    科目ナンバー TNA102101

    担当者 上野 敦志

    授業形態/開講期 講義/1年次前期

    単位数/区分 2単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 エレクトロニクス,情報処理および情報通信の各分野で必要となる数学につ

    いて解説することにより,これらの分野における理論展開に必要な基礎的数

    学力を修得することを目標とする。

    授業概要 イントロダクションの後,集合論,代数系,確率論,統計学,情報理論の基

    礎の順に講義を行う。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 イントロダクション 情報数学とは

    2 集合論 集合の基礎,写像と関数

    3 集合論 同値関係と順序関係

    4 試験(1)・まとめ 集合論についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    5 代数系 群

    6 代数系 環

    7 代数系 体とイデアル

    8 試験(2)・まとめ 代数系についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    9 確率論 確率事象

    10 確率論 確率分布と確率密度

    11 試験(3)・まとめ 確率論についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    12 統計学 度数,代表値,相関

    13 統計学 母集団の推定と検定

    14 情報理論の基礎 情報量とエントロピー

    15 試験(4)・まとめ 統計学,情報理論の基礎についての試験を行い,まとめの講義を行う。

    教科書 大矢雅則『情報数理入門』(サイエンス社)

    参考書・資料

    評価方法・評価基準 講義期間中に4回の試験を行う。平均点60点以上を合格とする。

    関連科目 情報工学科のすべての専門科目

    受講者へのコメント 初回から教科書を持参すること。

    オフィス・アワー 随時

    室番号・内線番号 F-505・3081

    メールアドレス

    - 4 -

    科目名(和/英) プログラミング言語 / Programming Language

    科 目 ナ ン バ ー TNA102102

    担 当 者 杉山 久佳

    授業形態/開講期 講義/1年次前期(必修)

    単 位 数 / 区 分 2単位/専門科目

    学習目標・到達目標 UNIX環境におけるC言語プログラムのはたらきを理解し,その文法と機能,およびOSとのかかわりなどについて学習する。さらにC言語プログラ

    ムの開発を補助するエディターやコンパイラなどのUNIXの機能につい

    て学ぶ。UNIX環境におけるC言語プログラムの開発手法の修得を目標と

    する。

    授 業 概 要 まず序論について解説し,次にC言語の演算処理と制御構造,および関数の構成法などについて順に解説する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 C言語序論 C言語の歴史とUNIX環境について 2 C言語の基礎 文字,定数,変数,入出力 3 演算処理 算術演算,論理演算,その他の演算 4 制御構造 分岐処理,繰り返し処理など 5 関数 関数と定義と引用,関数に関わる諸変数 6 構造体と共用体 構造体および共用体の使用法 7 ポインタ ポインタ変数,関数と構造体との関わり 8 配列 配列の基本,ポインタ・関数との関わり 9 文字配列 文字列の処 10 ファイル入出力(1) C言語におけるファイル入出力 11 ファイル入出力(2) Cシェルを利用したファイル入出力 12 ライブラリ関数 ライブラリ関数のしくみと標準ライブラリ関数 13 システムコール(1) UNIX環境の利用 14 システムコール(2) グラフィクスの利用 15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行

    教 科 書 特に指定せず 参 考 書 ・ 資 料 以下の Web ページを使用

    http://www.comm.info.eng.osaka-cu.ac.jp/~sugi/C_lang2/ 評価方法・評価基準 期末試験 70 点,演習 30 点の合算とする予定(合格 60 点以上)。 関 連 科 目 プログラミング演習Ⅰ 受講者へのコメント プログラミングを楽しみながら学習してほしい。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 金曜日 13 時~18 時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F603・2796 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 5 -− 5−

  • 科目名(和/英) 数理計画 / Mathematical Modeling

    科目ナンバー TNA203102

    担当者 阿多 信吾

    授業形態/開講時期 講義/1年次後期・3年次後期

    単位数/区分 2単位/専門科目

    学習目標/到達目標 数理的アプローチによる問題の定式化

    最適化問題の解法に対する理解

    授業概要 さまざまな問題に対し意志決定を最適化するためには,問題を数理的アプ

    ローチにより定式化し,最適化を求める手法が非常に有用である。本講義

    では数理最適化に関するさまざまな問題とその解法について取り上げ、問

    題の定式化と最適化への理解を深める。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 数理計画と問題の定式化(1) 数理的アプローチによる問題の定式化

    2 問題の定式化(2) 実問題の定式化

    3 線形計画法(1) 線形計画法の概要

    4 線形計画法(2) シンプレックス法

    5 線形計画法(3) 双対理論

    6 線形計画法(4) 再最適化

    7 ネットワーク計画法(1) グラフ理論、最短経路問題

    8 ネットワーク計画法(2) 最大流問題

    9 ネットワーク計画法(3) 最小費用流問題

    10 非線形計画法 制約のない非線形問題の最適化

    11 組み合わせ最適化(1) さまざまな組み合わせ最適化問題

    12 組み合わせ最適化(2) 整数計画法

    13 組み合わせ最適化(3) 動的計画法

    14 その他の最適化 メタヒューリスティクス

    15 試験・まとめ 試験を行った後,まとめ・復習を行う

    教科書 M.Meerschaert 著,「数理モデリング入門ファイブ・ステップ法」(共立出

    版)

    参考書・資料 久野,繁野,後藤 共著「数理最適化」(オーム社)

    大西 著「問題解決の数理」(NHK出版)

    加藤 著「数理計画法」(コロナ社)

    評価方法・評価基準 期末筆記試験(科目の目標が達成されたかどうか,その理解と習熟度を問

    う),および適宜実施する中間試験。期末試験 70 点,中間試験 30 点 の

    合算により点数を計算し,60点以上を合格とする

    関連科目 データ構造とアルゴリズムを履修すること

    受講者へのコメント 毎回出席することが重要である

    オフィス・アワー 水曜日 1,2時限目

    室番号・内線番号 F604,内線2191

    メールアドレス [email protected].(ac.jp)

    - 6 -− 6−

  • 科目名(和/英) 数理計画 / Mathematical Modeling

    科目ナンバー TNA203102

    担当者 阿多 信吾

    授業形態/開講時期 講義/1年次後期・3年次後期

    単位数/区分 2単位/専門科目

    学習目標/到達目標 数理的アプローチによる問題の定式化

    最適化問題の解法に対する理解

    授業概要 さまざまな問題に対し意志決定を最適化するためには,問題を数理的アプ

    ローチにより定式化し,最適化を求める手法が非常に有用である。本講義

    では数理最適化に関するさまざまな問題とその解法について取り上げ、問

    題の定式化と最適化への理解を深める。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 数理計画と問題の定式化(1) 数理的アプローチによる問題の定式化

    2 問題の定式化(2) 実問題の定式化

    3 線形計画法(1) 線形計画法の概要

    4 線形計画法(2) シンプレックス法

    5 線形計画法(3) 双対理論

    6 線形計画法(4) 再最適化

    7 ネットワーク計画法(1) グラフ理論、最短経路問題

    8 ネットワーク計画法(2) 最大流問題

    9 ネットワーク計画法(3) 最小費用流問題

    10 非線形計画法 制約のない非線形問題の最適化

    11 組み合わせ最適化(1) さまざまな組み合わせ最適化問題

    12 組み合わせ最適化(2) 整数計画法

    13 組み合わせ最適化(3) 動的計画法

    14 その他の最適化 メタヒューリスティクス

    15 試験・まとめ 試験を行った後,まとめ・復習を行う

    教科書 M.Meerschaert 著,「数理モデリング入門ファイブ・ステップ法」(共立出

    版)

    参考書・資料 久野,繁野,後藤 共著「数理最適化」(オーム社)

    大西 著「問題解決の数理」(NHK出版)

    加藤 著「数理計画法」(コロナ社)

    評価方法・評価基準 期末筆記試験(科目の目標が達成されたかどうか,その理解と習熟度を問

    う),および適宜実施する中間試験。期末試験 70 点,中間試験 30 点 の

    合算により点数を計算し,60点以上を合格とする

    関連科目 データ構造とアルゴリズムを履修すること

    受講者へのコメント 毎回出席することが重要である

    オフィス・アワー 水曜日 1,2時限目

    室番号・内線番号 F604,内線2191

    メールアドレス [email protected].(ac.jp)

    - 6 -

    科目名(和/英) データ構造とアルゴリズム / Data Structure and Algorithm

    科 目 ナ ン バ ー TNA203101

    担 当 者 中島 重義

    授業形態/開講期 講義/1年次後期

    単 位 数 / 区 分 2単位/専門科目

    学習目標・到達目標 プログラムを作成するために必要な言語にとらわれないアルゴリズムの中で,基本的なものについて理解しまたそれらのアルゴリズムを実行するため

    の基本的なデータ構造を学び,プログラミングに役立つ知識を得ることを目

    標とする。

    授 業 概 要 教科書にもとづいて講義をする。配列や木構造などの基本的なデータ構造をそれを用いたスタックなどの基本的なアルゴリズムからソートやハッシュ

    テーブルなどの高度なアルゴリズムを説明する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 アルゴリズム全般 アルゴリズムとデータ構造 2 データ構造 1 配列 3 データ構造 2 リスト 4 データ構造 3 スタック・キュー 5 データ構造 4 木構造 6 データ構造 5 平衡木,ヒープ 7 ソート 1 バブルソート・シェーカーソート 8 ソート 2 単純挿入法・シェルソート 9 ソート 3 クイックソート・マージソート 10 探索 1 ナップサック問題 11 探索 2 最小スパニング木,深さ優先探索 12 探索 3 分割統治法 13 技術計算・最適化 最大公約数・素数・数値積分・ニュートン法 14 最適化・最短経路 モンテカルロ・割り当て問題・最短経路 15 試験・まとめ

    教 科 書 「C言語によるアルゴリズムとデータ構造入門」東野勝次・他著、森北出

    版 参 考 書 ・ 資 料 順次プリントなどで補う 評価方法・評価基準 試験(60 点),授業態度(20 点)、レポート点(20 点)の総合評価で,60 点以

    上で合格とする。追試あり。 関 連 科 目 プログラミング言語,プログラミング演習Ⅰ 受講者へのコメント C 言語の基礎を学習していることを前提とする。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F503, 2683 メ ー ル ア ド レ ス [email protected]. (ac.jp)

    - 7 -− 7−

  • 科目名(和/英) 電気情報工学基礎演習A /

    Basic Exercises on Electric and Information Engineering A

    科目ナンバー TNA102108

    担当者 田窪 朋仁・上野 敦志・吉本 佳世

    授業形態/開講期 演習/1年次前期

    単位数/区分 1単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 電気情報工学に関連するさまざまな演習課題に取り組み,電気・電子・情報

    における「ものづくり」の楽しさを体験し,電気情報工学の基礎的な理解と

    素養の向上を目指す。

    授業概要 5回程度で完結型の演習を複数回実施する。ロボット,電子機器,分解,ア

    プリケーションなどの作成,操作を通じ,これから学修する電気情報工学の

    技術がどのように活用されているかを理解する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 ガイダンス 演習内容の説明,レポートの提出方法,情報リテラシについて

    2 ロボットを動かす (1) ロボットを動かすソフトウェアの役割について学ぶ

    3 ロボットを動かす (2) ロボットのセンサの役割とモータによる行動制御について学ぶ

    4 ロボットを動かす (3) ロボットのハードウェア構成とロボットの機能について学ぶ

    5 ロボットを動かす (4) ライントレースロボットの制御について学ぶ(1)

    6 ロボットを動かす (5) ライントレースロボットの制御について学ぶ(2)

    7 装置の中身を知る (1) 電子機器を構成する部品を調べる

    8 装置の中身を知る (2) 電子機器が動く仕組みについて学ぶ

    9 電子回路製作の基本 半田付けのテクニックを実践的に習得する

    10 アプリを作る (1) アプリ作成のための環境構築&図形を描く

    11 アプリを作る (2) 図形を描く&切り替える

    12 アプリを作る (3) 図形を切り替える

    13 アプリを作る (4) ゲームを作る

    14 アプリを作る (5) ゲームを改良する

    15 試験・まとめ 演習内容を総括する

    教科書 特に指定しない。

    参考書・資料 課題ごとに提示する。

    評価方法・評価基準 課題ごとに提出されたレポートにより総合的に評価し,60点以上を合格

    とする。すべてのレポートが提出されていない場合は不合格とする。

    関連科目 なし

    受講者へのコメント 自分の手を動かして,実際に演習をして経験を重ねることが重要。毎回き

    ちんと出席すること。

    オフィス・アワー 金曜日 13時~18時(田窪),授業中に周知する(上野,吉本)

    室番号・内線番号 F506・2778(田窪),F505・3081(上野),B417・2761(吉本)

    メールアドレス takubo@info (田窪),[email protected]

    (上野),yoshimoto@ (吉本)

    - 8 -− 8−

  • 科目名(和/英) 電気情報工学基礎演習A /

    Basic Exercises on Electric and Information Engineering A

    科目ナンバー TNA102108

    担当者 田窪 朋仁・上野 敦志・吉本 佳世

    授業形態/開講期 演習/1年次前期

    単位数/区分 1単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 電気情報工学に関連するさまざまな演習課題に取り組み,電気・電子・情報

    における「ものづくり」の楽しさを体験し,電気情報工学の基礎的な理解と

    素養の向上を目指す。

    授業概要 5回程度で完結型の演習を複数回実施する。ロボット,電子機器,分解,ア

    プリケーションなどの作成,操作を通じ,これから学修する電気情報工学の

    技術がどのように活用されているかを理解する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 ガイダンス 演習内容の説明,レポートの提出方法,情報リテラシについて

    2 ロボットを動かす (1) ロボットを動かすソフトウェアの役割について学ぶ

    3 ロボットを動かす (2) ロボットのセンサの役割とモータによる行動制御について学ぶ

    4 ロボットを動かす (3) ロボットのハードウェア構成とロボットの機能について学ぶ

    5 ロボットを動かす (4) ライントレースロボットの制御について学ぶ(1)

    6 ロボットを動かす (5) ライントレースロボットの制御について学ぶ(2)

    7 装置の中身を知る (1) 電子機器を構成する部品を調べる

    8 装置の中身を知る (2) 電子機器が動く仕組みについて学ぶ

    9 電子回路製作の基本 半田付けのテクニックを実践的に習得する

    10 アプリを作る (1) アプリ作成のための環境構築&図形を描く

    11 アプリを作る (2) 図形を描く&切り替える

    12 アプリを作る (3) 図形を切り替える

    13 アプリを作る (4) ゲームを作る

    14 アプリを作る (5) ゲームを改良する

    15 試験・まとめ 演習内容を総括する

    教科書 特に指定しない。

    参考書・資料 課題ごとに提示する。

    評価方法・評価基準 課題ごとに提出されたレポートにより総合的に評価し,60点以上を合格

    とする。すべてのレポートが提出されていない場合は不合格とする。

    関連科目 なし

    受講者へのコメント 自分の手を動かして,実際に演習をして経験を重ねることが重要。毎回き

    ちんと出席すること。

    オフィス・アワー 金曜日 13時~18時(田窪),授業中に周知する(上野,吉本)

    室番号・内線番号 F506・2778(田窪),F505・3081(上野),B417・2761(吉本)

    メールアドレス takubo@info (田窪),[email protected]

    (上野),yoshimoto@ (吉本)

    - 8 -

    科目名(和/英) 電気情報工学基礎演習B / Basic Exercises on Electric and Information Engineering B

    科目ナンバー TNA102109

    担当者 阿多 信吾・辻岡 哲夫・仕幸 英治

    授業形態/開講期 演習/1年次後期

    単位数/区分 1単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 電気情報工学に関連するさまざまな演習課題に取り組み、電気・電子・情報

    における「ものづくり」の楽しさを体験し、電気情報工学の基礎的な理解と

    素養の向上を目指す。

    授業概要 5回程度で完結型の演習を複数回実施する。電子回路シミュレーション、組

    み込み CPUボードや科学計算ソフトの操作を通じ、これから学修する電気情

    報工学の技術がどのように活用されているかを理解する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 レポートの書き方 レポートの書き方について

    2 電子回路シミュレーション (1) 個人端末への回路シミュレーションの導入

    3 電子回路シミュレーション (2) 回路シミュレーションの使い方

    4 電子回路シミュレーション (3) アナログ電子回路の設計(1)

    5 電子回路シミュレーション (4) アナログ電子回路の設計(2)

    6 電子回路シミュレーション (5) シミュレーションで回路を評価

    7 リモコンで機器を操作 (1) 組み込み CPUボードの基本

    8 リモコンで機器を操作 (2) 組み込み CPUボードを使ったセンシング

    9 リモコンで機器を操作 (3) 組み込み CPUボードを使った通信

    10 リモコンで機器を操作 (4) リモコンアプリの作成

    11 リモコンで機器を操作 (5) リモコンアプリで操作

    12 リモコンで機器を操作 (6) プログラムを使った操作の自動化

    13 科学計算ソフトの使い方 (1) Mathematicaの基本操作

    14 科学計算ソフトの使い方 (2) Mathematicaを用いた数式処理

    15 試験・まとめ 演習内容を総括する

    教科書 特に指定しない。

    参考書・資料 課題ごとに提示する。

    評価方法・評価基準 課題ごとに提出されたレポートにより総合的に評価し、60点以上を合格

    とする。すべてのレポートが提出されていない場合は不合格とする。

    関連科目 なし

    受講者へのコメント 自分の手を動かして、実際に演習をして経験を重ねることが重要。毎回き

    ちんと出席すること。

    オフィス・アワー 木曜日 9時〜10時(阿多)、随時(辻岡)、授業中に周知する(仕幸)

    室番号・内線番号 F604・2191(阿多)、F608・2772(辻岡)、B323・2690(仕幸)

    メールアドレス [email protected] (阿多)、[email protected]

    (辻岡)、shikoh@elec (仕幸)

    - 9 -− 9−

  • 科目名(和/英) 工業科教育法Ⅰ/Teaching Method for “Manufacturing” Ⅰ 科目ナンバー KTTEP1001

    担当者 中前 耕一

    授業形態/開講時期 講義/1年次後期

    単位数/区分 2単位/教職科目

    科目の主題と目標 工業の高等学校教諭普通免許状の授与を受ける場合に必要な「教育課

    程及び指導法に関する科目(教育課程の意義及び編成の方法、各教科

    の指導法、教育の方法及び技術)」(教員免許法施行規則第六条)であ

    る。前半の本講義では、学習指導要領総則編に基づいた学習指導の一

    般的考え方から始めて、工業科の目標、さらに、学科を問わず履修さ

    せる科目である「工業技術基礎」・「課題研究」の狙いおよび指導法に

    ついて理解することを目標とする。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 ガイダンス 工業科教育法を履修するにあたって

    2 学校教育関係法規1 学校教育法および同施行規則

    3 学校教育関係法規2 学校教育法および同施行規則

    4 学習指導要領とは 高等学校学習指導要領の趣旨 5 教育課程編成1 教育課程編成のあり方(基本的考え方) 6 教育課程編成2 教育課程の評価と改善方法 7 教科の目標と組織 教科工業の目標、科目の構成 8 各学科において共通に履修

    させる科目1 「工業技術基礎」の目標、内容の構成

    9 〃 「工業技術基礎」内容とその取扱い1 10 〃 「工業技術基礎」内容とその取扱い2 11 〃 「工業技術基礎」学習指導計画 12 各学科において共通に履修

    させる科目2 「課題研究」の目標、内容の構成

    13 〃 「課題研究」内容とその取扱い 14 〃 「課題研究」指導法の考え方 15 〃 「課題研究」学習指導計画

    教科書 高等学校学習指導要領解説 工業編(実教出版)

    参考書・資料 適宜配布する

    評価方法・評価基準 平常点(小テスト、レポートなど)により成績評価を行い、60 点以

    上で合格とする

    関連科目 工業科教育法Ⅱ

    受講者へのコメント 教育原理や学習心理などについても自主的に意欲をもって学習する

    ことが望ましい

    評価観点 1、教科内容や教科書・学習指導要領の内容を理解している。

    2、教育方法に関する基礎理論・知識を習得している。

    3、新たな分野の学習に対して積極的に取り組む姿勢がある。

    - 10 -− 10 −

  • 科目名(和/英) 工業科教育法Ⅰ/Teaching Method for “Manufacturing” Ⅰ 科目ナンバー KTTEP1001

    担当者 中前 耕一

    授業形態/開講時期 講義/1年次後期

    単位数/区分 2単位/教職科目

    科目の主題と目標 工業の高等学校教諭普通免許状の授与を受ける場合に必要な「教育課

    程及び指導法に関する科目(教育課程の意義及び編成の方法、各教科

    の指導法、教育の方法及び技術)」(教員免許法施行規則第六条)であ

    る。前半の本講義では、学習指導要領総則編に基づいた学習指導の一

    般的考え方から始めて、工業科の目標、さらに、学科を問わず履修さ

    せる科目である「工業技術基礎」・「課題研究」の狙いおよび指導法に

    ついて理解することを目標とする。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 ガイダンス 工業科教育法を履修するにあたって

    2 学校教育関係法規1 学校教育法および同施行規則

    3 学校教育関係法規2 学校教育法および同施行規則

    4 学習指導要領とは 高等学校学習指導要領の趣旨 5 教育課程編成1 教育課程編成のあり方(基本的考え方) 6 教育課程編成2 教育課程の評価と改善方法 7 教科の目標と組織 教科工業の目標、科目の構成 8 各学科において共通に履修

    させる科目1 「工業技術基礎」の目標、内容の構成

    9 〃 「工業技術基礎」内容とその取扱い1 10 〃 「工業技術基礎」内容とその取扱い2 11 〃 「工業技術基礎」学習指導計画 12 各学科において共通に履修

    させる科目2 「課題研究」の目標、内容の構成

    13 〃 「課題研究」内容とその取扱い 14 〃 「課題研究」指導法の考え方 15 〃 「課題研究」学習指導計画

    教科書 高等学校学習指導要領解説 工業編(実教出版)

    参考書・資料 適宜配布する

    評価方法・評価基準 平常点(小テスト、レポートなど)により成績評価を行い、60 点以

    上で合格とする

    関連科目 工業科教育法Ⅱ

    受講者へのコメント 教育原理や学習心理などについても自主的に意欲をもって学習する

    ことが望ましい

    評価観点 1、教科内容や教科書・学習指導要領の内容を理解している。

    2、教育方法に関する基礎理論・知識を習得している。

    3、新たな分野の学習に対して積極的に取り組む姿勢がある。

    - 10 -

    科目名(和/英) 工業数学Ⅰ/ Industrial Mathematics, Ⅰ 科目ナンバー TZMAT2001 担当者 松岡 千博 授業形態/開講時期 講義/2年次前期,3年次前期 単位数/区分 2単位/専門科目(必修) 科目の主題と目標 工学に現れる種々の問題を解析するうえで重要な複素関数論の入

    門とその応用として複素関数の立場で見た微分方程式について講

    述する。この授業では複素関数論の入門として,コーシーの積分定

    理とそれから導かれる正則関数の基本的性質を紹介し,その応用と

    して線形の微分方程式について説明することを目標とする。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画 回数 題目 内容

    1 複素関数 複素数と複素平面 2 〃 初等関数 3 〃 複素関数の微分,正則関数,調和関数 4 複素積分 複素平面での線積分 5 〃 コーシーの定理とコーシーの積分公式 6 〃 テーラー展開,留数定理 7 〃 ローラン展開,特異点 8 定数係数線形微分方程式 定数係数微分方程式解の表示(1) 9 〃 行列の指数関数 10 〃 定数係数微分方程式解の表示(2) 11 〃 ラプラス変換 12 複素平面での微分方程式 級数解(1) 13 〃 級数解(2) 14 〃 特異点 15 試験・まとめ

    教科書 参考書・資料 今吉洋一著 複素関数概説 (サイエンス社) 評価方法・評価基準 期末試験 (80%) レポート (20%) で 全体で 60点以上合格 関連科目 受講者へのコメント オフィス・アワー 金曜日 15 時~18 時(予定) 室番号・内線番号 C219 室(予定)・内線 2669 メールアドレス [email protected]. (ac.jp)

    - 11 -− 11 −

  • 科目名(和/英) 工業数学Ⅲ/Industrial Mathematics, Ⅲ 科目ナンバー TZMAT2003 担当者 松岡 千博 授業形態/開講時期 講義/2年次後期 単位数/区分 2単位/専門科目(選択) 科目の主題と目標 工学に現れる種々の問題を解析するための基礎となる偏微分方程

    式の中で特に重要な,弦の振動を表す波動方程式,熱伝導方程式,

    ラプラスの方程式について,ごく基本的な事柄を微積分の応用を視

    野にいれて講述する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画 回数 題目 内容

    1 連続の方程式 連続の方程式の導出 2 〃 特性曲線 3 波動方程式 解の重ね合わせ,解の公式,初期値問題 4 〃 非斉次方程式の解 5 〃 半無限及び有限の長さの弦の場合 6 〃 差分による近似解法 7 熱伝導方程式 熱核の性質,初期値問題の解の公式 8 〃 最大値原理 9 〃 半無限及び有限の長さの熱伝導体の場合 10 〃 差分による近似解法 11 ラプラスの方程式 グリーンの積分公式,ポテンシャル 12 〃 ポアソン積分 13 〃 平均値の定理,最大値原理 14 〃 変分法による方程式の導出 15 試験・まとめ

    教科書 参考書・資料 必要に応じ授業で紹介する 評価方法・評価基準 期末試験 (80%) レポート (20%) で 全体で 60点以上合格 関連科目 受講者へのコメント 全学共通科目の解析 III の履修が望ましい オフィス・アワー 金曜日 15 時~18 時(予定) 室番号・内線番号 C219 室(予定)・内線 2669 メールアドレス [email protected]. (ac.jp)

    - 12 -− 12 −

  • 科目名(和/英) 工業数学Ⅲ/Industrial Mathematics, Ⅲ 科目ナンバー TZMAT2003 担当者 松岡 千博 授業形態/開講時期 講義/2年次後期 単位数/区分 2単位/専門科目(選択) 科目の主題と目標 工学に現れる種々の問題を解析するための基礎となる偏微分方程

    式の中で特に重要な,弦の振動を表す波動方程式,熱伝導方程式,

    ラプラスの方程式について,ごく基本的な事柄を微積分の応用を視

    野にいれて講述する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画 回数 題目 内容

    1 連続の方程式 連続の方程式の導出 2 〃 特性曲線 3 波動方程式 解の重ね合わせ,解の公式,初期値問題 4 〃 非斉次方程式の解 5 〃 半無限及び有限の長さの弦の場合 6 〃 差分による近似解法 7 熱伝導方程式 熱核の性質,初期値問題の解の公式 8 〃 最大値原理 9 〃 半無限及び有限の長さの熱伝導体の場合 10 〃 差分による近似解法 11 ラプラスの方程式 グリーンの積分公式,ポテンシャル 12 〃 ポアソン積分 13 〃 平均値の定理,最大値原理 14 〃 変分法による方程式の導出 15 試験・まとめ

    教科書 参考書・資料 必要に応じ授業で紹介する 評価方法・評価基準 期末試験 (80%) レポート (20%) で 全体で 60点以上合格 関連科目 受講者へのコメント 全学共通科目の解析 III の履修が望ましい オフィス・アワー 金曜日 15 時~18 時(予定) 室番号・内線番号 C219 室(予定)・内線 2669 メールアドレス [email protected]. (ac.jp)

    - 12 -

    科目名(和/英) コンピュータシステム / Computer System

    科目ナンバー TNA203203

    担当者 田窪 朋仁

    授業形態/開講時期 講義/2年次前期

    単位数/区分 2単位/専門科目

    学習目標/到達目標 コンピュータは,様々なハードウェアとソフトウェアを組み合わせて動作

    する。ハードウェアとそれを扱う人を結ぶシステムソフトウェアの中核で

    あるオペレーティングシステムの基本概念と構造の理解を学ぶことで,コ

    ンピュータシステムに必要とされるハードウェアとソフトウェアの構成

    要素と機能の理解を目的とする。

    授業概要 本講義では,コンピュータシステムの概要を解説後に,ハードウェアと人

    をつなぐオペレーティングシステム(OS)の役割について紹介する.そして,OS 上でソフトウェアが動作するためのプロセスの概念,メモリの管理,ファイルシステム,機器の入出力などの基本機能を学ぶ。応用例と

    して,Unix/Linux,および,携帯端末の OS を取り上げ,最新の活用事例を紹介する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 OS の概要(1) OS の必要性,歴史と基本概念

    2 OS の概要(2) 資源管理,OS の構成と階層構造,割り込み

    3 プロセス(1) プロセスの構造,スケジューリング

    4 プロセス(2) 相互排除と条件同期,プロセスとスレッド

    5 メモリ管理(1) メモリ管理の基礎,仮想記憶

    6 メモリ管理(2) ページ置き換えアルゴリズム

    7 ファイルシステム(1) ファイル,ディレクトリ

    8 ファイルシステム(2) ファイルシステムの機能

    9 入出力 I/O,ディスク,ユーザインタフェース

    10 デッドロック デッドロックの検出と回避

    11 セキュリティ オペレーティングシステムのセキュリティ

    12 マルチメディアシステム マルチメディアデータとオペレーティングシステム

    13 Unix / Linux Unix/Linux のシステム構成

    14 携帯端末システム 携帯端末のシステム構成

    15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行う

    教科書 「オペレーティングシステム」菱田隆彰(共立出版)

    参考書・資料 適宜プリントなどを配布

    評価方法・評価基準 試験80点,小テスト20点の総合評価で,60点以上を合格

    関連科目

    受講者へのコメント

    オフィス・アワー 金曜日 13:00-15:00

    室番号・内線番号 F-506・2778

    メールアドレス [email protected].(ac.jp)

    - 13 -− 13 −

  • 科目名(和/英) 情報理論 / Information Theory

    科目ナンバー TNA102203

    担当者 原 晋介

    授業形態/開講時期 講義/2 年次前期

    単位数/区分 2 単位/専門科目(必修)

    学習目標/到達目標 情報理論を習得することにより,(1) 情報とは何か,(2) どうしたら情報を 0 と 1 からなる列で表現できるのか,(3) どうしたら誤ることなく情報を伝送できるのか,を理解することを目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。情報伝送システムの構成と情報の概念を解説した後に,情報源における符号化法と,与えられた通信路に対する情報

    伝送法について解説する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 情報の概念 情報の定義と意味。情報伝送システムのモデル 2 メッセージと情報量 情報源の数学モデル 3 メッセージと情報量 情報量の計算と意味 4 情報源とエントロピー エントロピーの計算と意味 5 情報源とエントロピー マルコフ情報源とエントロピー 6 情報源符号化定理 平均符号長とエントロピーの関係 7 試験(1)・まとめ 情報源符号化についての試験を行い,まとめの講義を行う。 8 情報伝送システム システムの数学モデル化と二元対象通信路 9 相互情報量 相互情報量の意味 10 相互情報量 相互情報量の計算 11 通信路と通信路容量 相互情報量と通信路容量の関係 12 通信路と通信路容量 通信路容量の計算 13 通信路符号化定理 離散通信路モデル 14 通信路符号化定理 連続通信路モデル 15 試験(2)・まとめ 授業の理解度を試験により判定し,まとめの講義を行う。

    教 科 書 なし。すべて講義中の板書による。 参 考 書 ・ 資 料 講義中,資料は適宜配布する。 評価方法・評価基準 試験(80 点),レポート(20 点)の総合評価で,60 点以上で合格とする。 関 連 科 目 情報工学科のすべての専門科目 受講者へのコメント エレクトロニクス,情報処理および情報通信に共通する学問的基礎であ

    る。情報伝送論を履修することが望ましい。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 水曜日 15 時~18 時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F606・2795 メ ー ル ア ド レ ス [email protected]. (ac.jp)

    - 14 -− 14 −

  • 科目名(和/英) 情報理論 / Information Theory

    科目ナンバー TNA102203

    担当者 原 晋介

    授業形態/開講時期 講義/2 年次前期

    単位数/区分 2 単位/専門科目(必修)

    学習目標/到達目標 情報理論を習得することにより,(1) 情報とは何か,(2) どうしたら情報を 0 と 1 からなる列で表現できるのか,(3) どうしたら誤ることなく情報を伝送できるのか,を理解することを目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。情報伝送システムの構成と情報の概念を解説した後に,情報源における符号化法と,与えられた通信路に対する情報

    伝送法について解説する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 情報の概念 情報の定義と意味。情報伝送システムのモデル 2 メッセージと情報量 情報源の数学モデル 3 メッセージと情報量 情報量の計算と意味 4 情報源とエントロピー エントロピーの計算と意味 5 情報源とエントロピー マルコフ情報源とエントロピー 6 情報源符号化定理 平均符号長とエントロピーの関係 7 試験(1)・まとめ 情報源符号化についての試験を行い,まとめの講義を行う。 8 情報伝送システム システムの数学モデル化と二元対象通信路 9 相互情報量 相互情報量の意味 10 相互情報量 相互情報量の計算 11 通信路と通信路容量 相互情報量と通信路容量の関係 12 通信路と通信路容量 通信路容量の計算 13 通信路符号化定理 離散通信路モデル 14 通信路符号化定理 連続通信路モデル 15 試験(2)・まとめ 授業の理解度を試験により判定し,まとめの講義を行う。

    教 科 書 なし。すべて講義中の板書による。 参 考 書 ・ 資 料 講義中,資料は適宜配布する。 評価方法・評価基準 試験(80 点),レポート(20 点)の総合評価で,60 点以上で合格とする。 関 連 科 目 情報工学科のすべての専門科目 受講者へのコメント エレクトロニクス,情報処理および情報通信に共通する学問的基礎であ

    る。情報伝送論を履修することが望ましい。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 水曜日 15 時~18 時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F606・2795 メ ー ル ア ド レ ス [email protected]. (ac.jp)

    - 14 -

    科目名(和/英) 電気回路学Ⅰ / Electric Circuits Ⅰ

    科目ナンバー TNA102205

    担当者 仕幸 英治

    授業形態/開講期 講義/2年次前期

    単位数/区分 2単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 (1)交流回路のフェーザ表示を理解し,交流回路計算に習熟する。 (2)閉路電流法,節点電位法等による回路解析法を習得する。 (3)重ね合わせの理などの回路の諸定理の理解と応用力を養う。 (4)二端子対網を理解し,縦続行列等による記述を習得する。

    授業概要 電気回路とは幾つかの回路素子をつなぎあわせたものであり,電気的な機能

    を実現するための基本構成となる。電気回路学は電気回路の振る舞いを理解

    する上で最も基本となる科目である。本講義では基本的回路素子の性質と電

    気回路の数理的計算法について学習し,電気回路の計算技術と直流的・交流

    的な性質を理解する能力を養う。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 ガイダンス・直流回路 オームの法則,直流電源,回路素子,電力

    2 交流回路 交流,正弦波と複素数,フェーザ表示

    3 交流回路 記号的計算,インピーダンス,アドミッタンス,交流電力

    4 交流回路 直並列接続,等価回路,共振回路

    5 交流回路 相互インダクタンスと変成器

    6 回路の方程式 回路のグラフとキルヒホフの法則,行列表現

    7 回路の方程式 枝電流法,閉路電流法

    8 回路の方程式 節点電位法

    9 回路に関する諸定理 重ね合わせ,双対性,相反定理

    10 回路に関する諸定理 補償定理,等価電源

    11 回路に関する諸定理 供給電力最大の法則

    12 二端子対網 アドミッタンス行列,インピーダンス行列

    13 二端子対網 縦続行列

    14 二端子対網 諸行列間の関係,二端子対網の伝送的性質

    15 試験・まとめ 授業の理解度と試験等により判定し,まとめの講義を行う。

    教科書 大野克郎,西哲生 著『大学課程 電気回路(1) 第 3 版』(オーム社)

    参考書・資料 大木眞二郎 著『電気回路演習』(上)(共立出版)

    評価方法・評価基準 試験およびレポートの総合評価で,60 点以上を合格とする。

    関連科目 電気回路学Ⅱ

    受講者へのコメント 電気・電子・情報系の学生にとって必須の科目である。

    オフィス・アワー 随時

    室番号・内線番号 B323・2690

    メールアドレス [email protected](.ac.jp)

    - 15 -− 15 −

  • 科目名(和/英) 符号理論 / Coding Theory

    科目ナンバー TNC203201

    担当者 辻岡 哲夫

    授業形態/開講期 講義 /2年次前期

    単位数/区分 2単位 /専門科目

    学習目標・到達目標 情報通信分野で広く用いられている誤り訂正符号の仕組みを,コンピュータ

    プログラムを活用しながら実践的に習得する。誤り訂正符号の原理の理解

    と,ビット誤り率特性を導出するための計算機シミュレーションプログラム

    を作成する能力の習得を目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。多項式環について理解を深めた後,巡回符号,

    BCH符号,RS符号,畳み込み符号について詳説する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 群・環・体(1) 情報数学の基礎,群,単位元,逆元

    2 群・環・体(2) 環,剰余環,整数環,体,ガロア体,素体

    3 多項式(1) 多項式環

    4 多項式(2) 既約多項式

    5 多項式(3) 因数分解

    6 多項式(4) べき表現とベクトル表現,拡大体

    7 多項式(5) 多項式の周期,原始多項式

    8 多項式(6) M系列,自己相関,相互相関

    9 ブロック符号(1) 巡回符号,巡回ハミング符号,シンドローム

    10 ブロック符号(2) 巡回符号のビット誤り率特性

    11 ブロック符号(3) 最小多項式

    12 ブロック符号(4) BCH符号

    13 ブロック符号(5) リードソロモン符号(RS符号)

    14 畳み込み符号 畳み込み符号,状態遷移図,トレリス図 ,ビタビ復号法

    15 試験・まとめ 期末試験,授業の総括

    教科書 毎回プリントを配布する。

    参考書・資料 教科書,参考書は必要に応じて提示する。

    評価方法・評価基準 試験(50点),課題レポート(50点)の配点で総合評価する。

    関連科目 情報理論,情報数学

    受講者へのコメント 関連科目を受講していること(受講中を含む)が望ましい。課題レポート

    を 10回程度出題する。

    オフィス・アワー 随時

    室番号・内線番号 F-608・2772

    メールアドレス (ac.jp)

    - 16 -− 16 −

  • 科目名(和/英) 符号理論 / Coding Theory

    科目ナンバー TNC203201

    担当者 辻岡 哲夫

    授業形態/開講期 講義 /2年次前期

    単位数/区分 2単位 /専門科目

    学習目標・到達目標 情報通信分野で広く用いられている誤り訂正符号の仕組みを,コンピュータ

    プログラムを活用しながら実践的に習得する。誤り訂正符号の原理の理解

    と,ビット誤り率特性を導出するための計算機シミュレーションプログラム

    を作成する能力の習得を目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。多項式環について理解を深めた後,巡回符号,

    BCH符号,RS符号,畳み込み符号について詳説する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容

    1 群・環・体(1) 情報数学の基礎,群,単位元,逆元

    2 群・環・体(2) 環,剰余環,整数環,体,ガロア体,素体

    3 多項式(1) 多項式環

    4 多項式(2) 既約多項式

    5 多項式(3) 因数分解

    6 多項式(4) べき表現とベクトル表現,拡大体

    7 多項式(5) 多項式の周期,原始多項式

    8 多項式(6) M系列,自己相関,相互相関

    9 ブロック符号(1) 巡回符号,巡回ハミング符号,シンドローム

    10 ブロック符号(2) 巡回符号のビット誤り率特性

    11 ブロック符号(3) 最小多項式

    12 ブロック符号(4) BCH符号

    13 ブロック符号(5) リードソロモン符号(RS符号)

    14 畳み込み符号 畳み込み符号,状態遷移図,トレリス図 ,ビタビ復号法

    15 試験・まとめ 期末試験,授業の総括

    教科書 毎回プリントを配布する。

    参考書・資料 教科書,参考書は必要に応じて提示する。

    評価方法・評価基準 試験(50点),課題レポート(50点)の配点で総合評価する。

    関連科目 情報理論,情報数学

    受講者へのコメント 関連科目を受講していること(受講中を含む)が望ましい。課題レポート

    を 10回程度出題する。

    オフィス・アワー 随時

    室番号・内線番号 F-608・2772

    メールアドレス (ac.jp)

    - 16 -

    科目名(和/英) 電子回路学 / Electronic Circuits

    科 目 ナ ン バ ー TNA102204

    担 当 者 髙橋 秀也

    授業形態/開講期 講義/2年次前期

    単 位 数 / 区 分 2単位/専門科目(必修)

    学習目標・到達目標 電子回路はアナログ回路とディジタル回路に分類されるが,「電子回路学」ではアナログ回路を取り扱う。本科目では初めて学ぶ学生を対象に,半導体

    電子素子に関する基礎的知識とトランジスタおよびダイオードの基本動作,

    基礎的なアナログ電子回路の一般的特質と解析方法を修得し,各種アナログ

    電子回路の動作を理解することを目標とする。

    授 業 概 要 以下の授業計画で講義を行う。半導体電子素子に関する基礎的知識を与えることから出発し,トランジスタとダイオードの基本動作の説明の後,各種増

    幅回路,帰還,演算増幅器,発振回路などの基礎的なアナログ電子回路の一

    般的特質と解析方法について講義する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 半導体,ダイオード シリコンと不純物半導体,PN接合の動作 2 バイポーラトランジスタ トランジスタの構造とトランジスタ作用 3 電界効果トランジスタ JFETとMOSFETの動作原理 4 エミッタ接地回路 エミッタ接地回路の特性解析 5 ベース接地回路,コレク

    タ接地回路 ベース接地回路とコレクタ接地回路の特性解析

    6 FET基本増幅回路 FET増幅回路の特性解析 7 エミッタ結合対回路 エミッタ結合対回路とその特性解析 8 増幅回路の基本特性 増幅回路の基本特性 9 RC 結合増幅回路の構成 RC 結合増幅回路の構成 10 RC 結合増幅回路の特性 RC 結合増幅回路の特性解析 11 負帰還増幅回路の特性 負帰還増幅回路とその特性 12 負帰還増幅回路の構成 負帰還増幅回路の構成手法 13 演算増幅回路 演算増幅回路の特性と構成手法 14 発振回路 発振回路とその特性 15 試験・まとめ 授業の理解度を試験により判定し,まとめの講義を行う

    教 科 書 プリントを配布する。 参 考 書 ・ 資 料 『基礎電子回路』(昭晃堂) 評価方法・評価基準 試験(80 点),レポート(20 点)の総合評価で,60 点以上を合格とする。 関 連 科 目 電気回路学Ⅰ・Ⅱ,論理設計 受講者へのコメント 適宜演習問題解答をレポートとして提出させる。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 B-316・2679 メ ー ル ア ド レ ス [email protected]. (ac.jp)

    - 17 -− 17 −

  • 科目名(和/英) 計算理論 / Theory of Computation

    科 目 ナ ン バ ー TNP102202

    担 当 者 鳥生 隆

    授業形態/開講期 講義/2年次後期

    単 位 数 / 区 分 2単位/専門科目

    学習目標・到達目標 計算とは何かを理解する。また,計算できるものと計算できないものがあり,計算機には根源的な限界があることを理解する。さらに,量子計算の原理,

    特長,限界について理解する。

    授 業 概 要 計算とは何かを理解するために計算の数学的モデルについて述べる。そのモデルを基に,計算機では計算できない問題があることを証明する。また,量

    子計算の原理についても述べ,量子計算によってもこの限界は破ることがで

    きないことを示す。しかし,ある種の問題は量子計算によって初めて効率的

    に計算できることを示す。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 序論 計算理論の講義で何を学ぶのか 2 有限状態機械 有限状態機械の定義と状態遷移図 3 決定性オートマトン オートマトンの定義と正則言語 4 非決定性オートマトン 非決定性オートマトンの性質と計算能力 5 正則表現 正則表現,正則言語,非正則言語 6 チューリングマシン チューリングマシンの定義と簡単なチューリングマシン 7 万能チューリングマシン 万能チューリングマシンとその万能性 8 決定不能性 万能チューリングマシンの限界と決定不能性 9 不完全性定理 ゲーデルの不完全性定理と決定不能性 10 計算量 計算の複雑性,N=NP?問題 11 公開鍵暗号 公開鍵暗号の仕組みと素因数分解 12 量子計算の概要 量子計算とはなにか 13 量子ビットと量子回路 量子計算における計算の仕組み 14 量子アルゴリズム 量子計算による効率的な素因数分解アルゴリズム 15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行う

    教 科 書 プリントを配布する 参 考 書 ・ 資 料 エフィーム・キンバーら「計算論への入門」(ピアソンエデュケーション)

    西野哲郎「P=NP?問題へのアプローチ」(日本評論社) 評価方法・評価基準 レポートと試験 関 連 科 目 受講者へのコメント 量子力学の知識は前提としない オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F504,2684 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 18 -− 18 −

  • 科目名(和/英) 計算理論 / Theory of Computation

    科 目 ナ ン バ ー TNP102202

    担 当 者 鳥生 隆

    授業形態/開講期 講義/2年次後期

    単 位 数 / 区 分 2単位/専門科目

    学習目標・到達目標 計算とは何かを理解する。また,計算できるものと計算できないものがあり,計算機には根源的な限界があることを理解する。さらに,量子計算の原理,

    特長,限界について理解する。

    授 業 概 要 計算とは何かを理解するために計算の数学的モデルについて述べる。そのモデルを基に,計算機では計算できない問題があることを証明する。また,量

    子計算の原理についても述べ,量子計算によってもこの限界は破ることがで

    きないことを示す。しかし,ある種の問題は量子計算によって初めて効率的

    に計算できることを示す。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 序論 計算理論の講義で何を学ぶのか 2 有限状態機械 有限状態機械の定義と状態遷移図 3 決定性オートマトン オートマトンの定義と正則言語 4 非決定性オートマトン 非決定性オートマトンの性質と計算能力 5 正則表現 正則表現,正則言語,非正則言語 6 チューリングマシン チューリングマシンの定義と簡単なチューリングマシン 7 万能チューリングマシン 万能チューリングマシンとその万能性 8 決定不能性 万能チューリングマシンの限界と決定不能性 9 不完全性定理 ゲーデルの不完全性定理と決定不能性 10 計算量 計算の複雑性,N=NP?問題 11 公開鍵暗号 公開鍵暗号の仕組みと素因数分解 12 量子計算の概要 量子計算とはなにか 13 量子ビットと量子回路 量子計算における計算の仕組み 14 量子アルゴリズム 量子計算による効率的な素因数分解アルゴリズム 15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行う

    教 科 書 プリントを配布する 参 考 書 ・ 資 料 エフィーム・キンバーら「計算論への入門」(ピアソンエデュケーション)

    西野哲郎「P=NP?問題へのアプローチ」(日本評論社) 評価方法・評価基準 レポートと試験 関 連 科 目 受講者へのコメント 量子力学の知識は前提としない オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F504,2684 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 18 -

    科目名(和/英) 情報伝送論 / Information Transmission Theory

    科目ナンバー TNC102201

    担当者 原 晋介

    授業形態/開講時期 講義/2年次後期

    単位数/区分 2単位/専門科目

    学習目標/到達目標 現代のディジタル情報伝送の基礎知識について解説し,ディジタル情報伝送システム全体の理解,およびその数学モデル化によるシステムの設計法

    と評価法の習得を目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。情報源,送信機,通信路,受信機および通信宛先で構成される情報伝送システムについて,各構成要素の機能と目的

    を詳解する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 情報伝送システム 情報源,送信機,通信路,受信機および通信宛先 2 情報の定義 情報量とエントロピー 3 ディジタル情報の符号化 情報源符号化定理とコンパクトな符号 4 ディジタル情報の符号化 Fano による符号化法 5 時間と周波数 正規直交基底とフーリエ級数展開 6 時間と周波数 時間領域表示と周波数領域表示の関係 7 アナログ-ディジタル変換 標本化とナイキスト定理 8 アナログ-ディジタル変換 量子化と量子化ビット数の設計 9 パルス伝送 単極と複極。RZ と NRZ 10 伝送路 情報伝送システムの数学モデル化 11 受信データの判定 最尤推定と事後確率最大推定 12 受信データの判定 最適判定規則 13 誤り検出と誤り訂正 2 による剰余系と簡単な誤り検出符号 14 誤り検出と誤り訂正 ハミング符号 15 試験・まとめ 授業の理解度を試験により判定し,まとめの講義を行う。

    教 科 書 なし。すべて講義中の板書による。 参 考 書 ・ 資 料 講義中,資料は適宜配布する。 評価方法・評価基準 試験(80 点),レポート(20 点)の総合評価で,60 点以上で合格とする。 関 連 科 目 情報工学科のすべての専門科目 受講者へのコメント エレクトロニクス,情報処理および情報通信に共通する理論的基礎であ

    る。情報理論を履修しておくことが望ましい。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 水曜日 15 時~18 時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F606・2795 メ ー ル ア ド レ ス [email protected]. (ac.jp)

    - 19 -− 19 −

  • 科目名(和/英) 論理設計 / Logic Circuit Design

    科 目 ナ ン バ ー TNA203204

    担 当 者 岡 育生

    授業形態/開講期 講義 / 2年次後期

    単 位 数 / 区 分 2単位 / 専門科目

    学習目標・到達目標 ディジタル論理回路の理解と,これらを組み合わせて電子計算機を構成するための基本的な論理設計法を修得する。

    授 業 概 要 ダイオード,トランジスタから始めて TTL の動作を解説し,ブール関数を用いた論理設計と装置化について述べ,論理回路の設計能力を修得させる。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 論理回路の基礎(1) キルヒホッフの法則と重ね合わせの理 2 論理回路の基礎(2) ダイオードの特性とダイオード回路 3 論理回路の基礎(3) トランジスタの特性 4 論理回路の基礎(4) トランジスタ回路 5 論理回路の応用(1) トランジスタ増幅器の設計 6 論理回路の応用(2) ダイオード論理,トランジスタ論理 7 論理回路の応用(3) TTL(AND,NAND,OR,NOR) 8 論理設計の基礎(1) NAND回路の原理 9 論理設計の基礎(2) 74TTLファミリーの特徴 10 論理設計の基礎(3) ノイズマージン,ファンアウト,伝搬遅延,消費電流 11 論理設計の基礎(4) 発振回路とフリップフロップ 12 論理設計の応用(1) ブール関数の簡単化,NANDによる設計法 13 論理設計の応用(2) 加算器,カウンタ,符号器,復号器の設計 14 成績評価・まとめ 授業の理解度をプレゼンテーションにより判定し,まとめの講義

    を行う。 15 試験・まとめ

    教 科 書 適宜,プリントを配布する。 参 考 書 ・ 資 料 本多,猪飼『ディジタルシステムの設計』(CQ出版)

    猪飼,猪飼『ディジタルシステムの設計』(CQ出版) 評価方法・評価基準 演習の得点35点と,プレゼンテーションの得点65点以上の合計点で評

    価し,60点以上を合格とする。 関 連 科 目 情報工学実験Ⅱ 受講者へのコメント 情報工学実験Ⅱと同時履修すること。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F605・2779 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 20 -− 20 −

  • 科目名(和/英) 論理設計 / Logic Circuit Design

    科 目 ナ ン バ ー TNA203204

    担 当 者 岡 育生

    授業形態/開講期 講義 / 2年次後期

    単 位 数 / 区 分 2単位 / 専門科目

    学習目標・到達目標 ディジタル論理回路の理解と,これらを組み合わせて電子計算機を構成するための基本的な論理設計法を修得する。

    授 業 概 要 ダイオード,トランジスタから始めて TTL の動作を解説し,ブール関数を用いた論理設計と装置化について述べ,論理回路の設計能力を修得させる。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 論理回路の基礎(1) キルヒホッフの法則と重ね合わせの理 2 論理回路の基礎(2) ダイオードの特性とダイオード回路 3 論理回路の基礎(3) トランジスタの特性 4 論理回路の基礎(4) トランジスタ回路 5 論理回路の応用(1) トランジスタ増幅器の設計 6 論理回路の応用(2) ダイオード論理,トランジスタ論理 7 論理回路の応用(3) TTL(AND,NAND,OR,NOR) 8 論理設計の基礎(1) NAND回路の原理 9 論理設計の基礎(2) 74TTLファミリーの特徴 10 論理設計の基礎(3) ノイズマージン,ファンアウト,伝搬遅延,消費電流 11 論理設計の基礎(4) 発振回路とフリップフロップ 12 論理設計の応用(1) ブール関数の簡単化,NANDによる設計法 13 論理設計の応用(2) 加算器,カウンタ,符号器,復号器の設計 14 成績評価・まとめ 授業の理解度をプレゼンテーションにより判定し,まとめの講義

    を行う。 15 試験・まとめ

    教 科 書 適宜,プリントを配布する。 参 考 書 ・ 資 料 本多,猪飼『ディジタルシステムの設計』(CQ出版)

    猪飼,猪飼『ディジタルシステムの設計』(CQ出版) 評価方法・評価基準 演習の得点35点と,プレゼンテーションの得点65点以上の合計点で評

    価し,60点以上を合格とする。 関 連 科 目 情報工学実験Ⅱ 受講者へのコメント 情報工学実験Ⅱと同時履修すること。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 F605・2779 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 20 -

    科目名(和/英) センシング工学 / Sensing Engineering

    科目ナンバー TNE102201

    担当者 辻本浩章

    授業形態/開講時期 講義/2年次後期・3年次前期

    単位数/区分 2単位/専門科目

    学習目標/到達目標 センシング工学は,電気系,電子系,情報系の技術者を目指す学生は身につけておかなければならない重要な授業科目である。 本講義では測定し

    ようとするものが正確に測定でき,また測定法に習熟できるように,計測

    の基礎,計測量の変換,測定器の基本的な動作原理とそれらの使用法,応

    用計測について学習し,センシング工学の理解を深め,より専門的な知識

    を把握することを目標とする。

    授業概要 以下の授業計画で講義を行う。1)被計測量を電気量に変換する検出器として使用されるセンサ,および検出システムの理解を深める。2)センサ

    素子により計測する計測法を習得する。3)センシングシステムの全体像

    を理解し,センシング工学に関する基本的知識を把握する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題目 内容 1 センシング工学とは センシング工学概論 2 国際単位系とトレーサビリティ SI 単位系,トレーサビリティ 3 センサデータとその誤差 測定誤差 4 センサ素子と基本処理 偏位法,差動法,零位法 5 センサ素子の信号処理回路 信号の増幅 6 雑音とその処理 雑音 7 生体が有する感覚 感覚の種類 8 位置,距離のセンサ素子とシステム 力のセンサ,圧力のセンサ 9 温度,化学量のセンサ素子とシステム サーミスタ,半導体ガスセンサ 10 超音波のセンサ素子とシステム 超音波センサ 11 光センサ 光センサ素子,測光量,分光 12 センサシステムの構造とその応答 モデル化,ロボット 13 多次元化 多次元計測,触感センサ 14 画像計測と処理,センシング工学の展開 距離画像,空間フィルタ,IC タグ 15 試験・まとめ

    教 科 書 特になし 参 考 書 ・ 資 料 講義の際,指示する。 評価方法・評価基準 期末試験 80%,レポート 20%として評価し,総合評価 60 点以上で合格。

    ただし,受験資格は 2/3 以上の出席が必要。 関 連 科 目 電気回路,電子回路 受講者へのコメント 情報系および電気系工学分野の基本科目である。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 B-317・2685 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 21 -− 21 −

  • 科目名(和/英) オブジェクト指向プログラミング / Object Oriented Programming and Java

    科目ナンバー TNP102201 担当者 吉本 佳世 授業形態/開講時期 講義/2年次後期 単位数/区分 2単位/専門科目 学習目標/到達目標 オブジェクト指向プログラミングは,データと処理をまとめるオブジ

    ェクトの概念に基づいたプログラミング技術である。本科目ではオブ

    ジェクト指向の考え方(概念,クラス,継承と委譲),Java でのプログラミングについて説明し,オブジェクト指向プログラミングの意義と

    目的を理解することを目標とする。 授業概要 オブジェクト指向の概念と同プログラミングの基本的な考え方を説明

    し,その後,Java のプログラミング演習を行う。さらに,ソフトウェア設計について講義する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題 目 内 容 1 オブジェクト指向の基本概念 オブジェクト指向の特徴と有効性 2 Java の基本 Java の基本構文,型 3 クラス (1) クラスとオブジェクト 4 クラス (2) パッケージ 5 継承 (1) クラスの継承 6 継承 (2) オーバーライド,コンストラクタ 7 カプセル化 可視性 8 ポリモーフィズム (1) 抽象クラス 9 ポリモーフィズム (2) インターフェース 10 オブジェクト間の関係 継承と委譲 11 ソフトウェア設計 (1) モデル化,UML 12 ソフトウェア設計 (2) ソフトウェア設計の基本原則 13 ソフトウェア設計 (3) デザインパターン 14 ソフトウェア設計 (4) リファクタリング 15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行う

    教 科 書 プリントを配る 参 考 書 ・ 資 料 適時指示する 評価方法・評価基準 演習課題と期末試験により,総合的に評価する 関 連 科 目 プログラミング言語,データ構造とアルゴリズムを受講していること

    が強く望まれる。 受講者へのコメント PC を持参すること。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 B417・2761 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 22 -− 22 −

  • 科目名(和/英) オブジェクト指向プログラミング / Object Oriented Programming and Java

    科目ナンバー TNP102201 担当者 吉本 佳世 授業形態/開講時期 講義/2年次後期 単位数/区分 2単位/専門科目 学習目標/到達目標 オブジェクト指向プログラミングは,データと処理をまとめるオブジ

    ェクトの概念に基づいたプログラミング技術である。本科目ではオブ

    ジェクト指向の考え方(概念,クラス,継承と委譲),Java でのプログラミングについて説明し,オブジェクト指向プログラミングの意義と

    目的を理解することを目標とする。 授業概要 オブジェクト指向の概念と同プログラミングの基本的な考え方を説明

    し,その後,Java のプログラミング演習を行う。さらに,ソフトウェア設計について講義する。

    授 業 内 容 ・ 授 業 計 画

    回数 題 目 内 容 1 オブジェクト指向の基本概念 オブジェクト指向の特徴と有効性 2 Java の基本 Java の基本構文,型 3 クラス (1) クラスとオブジェクト 4 クラス (2) パッケージ 5 継承 (1) クラスの継承 6 継承 (2) オーバーライド,コンストラクタ 7 カプセル化 可視性 8 ポリモーフィズム (1) 抽象クラス 9 ポリモーフィズム (2) インターフェース 10 オブジェクト間の関係 継承と委譲 11 ソフトウェア設計 (1) モデル化,UML 12 ソフトウェア設計 (2) ソフトウェア設計の基本原則 13 ソフトウェア設計 (3) デザインパターン 14 ソフトウェア設計 (4) リファクタリング 15 試験・まとめ 試験を行った後でまとめ・復習を行う

    教 科 書 プリントを配る 参 考 書 ・ 資 料 適時指示する 評価方法・評価基準 演習課題と期末試験により,総合的に評価する 関 連 科 目 プログラミング言語,データ構造とアルゴリズムを受講していること

    が強く望まれる。 受講者へのコメント PC を持参すること。 オ フ ィ ス ・ ア ワ ー 随時 室 番 号 ・ 内 線 番 号 B417・2761 メ ー ル ア ド レ ス [email protected].(ac.jp)

    - 22 -

    科目名(和/英) ディジタル信号処理 / Dig