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一般社団法人 日本薬学生連盟(APS-Japan2013年度 年次活動報告書 2014年3月31日 2013年度会長 慶應義塾大学大学薬学部6年 小林大翼

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一般社団法人 日本薬学生連盟(APS-Japan)

2013年度

年次活動報告書

2014年3月31日

2013年度会長

慶應義塾大学大学薬学部6年

小林大翼

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団体概要

団体名称

一般社団法人日本薬学生連盟

会長

小林大翼(慶應義塾大学薬学部薬学科6年)

沿革

1998年 「薬学生の集い」設立

2004年 第4回アジア太平洋薬学生シンポジウム in 東京開催

2011年 日本薬学生連盟に改名

2013年 一般社団法人化

2013年 第 12 回アジア太平洋薬学生シンポジウム開催

目的

薬学の専門性および発展性に寄与する活動を推進し、薬学生の医療に対する意識や能力の向上をはかることによ

り、日本および国際社会に貢献すること

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組織図

執行役員

・会長(代表理事) 小林大翼(慶應義塾大学 6 年)

・副会長(理事) 柴原由季(東京理科大学 5 年)

・会計統括理事 瀧本佳奈(武庫川女子大学 5 年)

・財務統括理事 仁宮勇人(城西大学 3 年)

・外務統括理事 阿部誠也(京都薬科大学 4 年)

・内務統括理事 石破佳永子(東京理科大学 5 年)

・広報統括理事 植山陽子(武庫川女子大学 4 年)

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委員会

・交換留学委員会

委員長:寶川千鶴(明治薬科大学 5 年)

・国際交流委員会

委員長:高橋克典(慶應義塾大学 5 年)

・公衆衛生委員会

委員長:南絢子(慶應義塾大学 3 年)

・薬学教育委員会

委員長:飯塚千亜希(慶應義塾大学 2 年)

・学術委員会

委員長:松崎哲郎(東京大学 5 年)

・地域連携委員会

委員長:橋本由李(大阪薬科大学 4 年)

・APPS2013 年実行委員会

委員長:山田真里香(武蔵野大学 6 年)

会員数

764名

会員所属大学数 52 校( /74校)

加盟団体数

22団体

【北海道・東北】

・Pharm*H(北海道薬科大学)

【関東】

・BeI's(城西大学)

・CMC(昭和薬科大学)

・SNU(日本大学)

・Second Opinion(帝京平成大学)

・HARVEST(東京薬科大学)

・ADME(東京理科大学)

・yaqoo(東邦大学)

・yakoo!(武蔵野大学)

・µstream(明治薬科大学)

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・Early Bird Seminar(慶應義塾大学)

【東海】

薬学研究会(鈴鹿医療科学大学)

【関西】

・薬学研究会(大阪大谷大学)

・PARC(大阪薬科大学)

・Papavera(京都薬科大学)

・薬学研究会;やくけん R(立命館大学)

・P-CUBE(神戸学院大学)

・武庫川女子薬学 ESS:RxESS(武庫川女子大学)

【中国・四国】

・'couture'(広島国際大学)

・コ・メディカル支援団体 Charm's(松山大学)

【九州】

・NILS(長崎国際大学)

・+α(熊本大学)

国際的繋がり

日本薬学生連盟は、IPSF 国際薬学生連盟に日本で唯一加盟している団体です。

※IPSF(国際薬学生連盟)は WHO,UNESCO,FIP(国際薬学・薬剤師連合)と正式にパートナーシップを結

び、世界84ヶ国の薬学生 350,000人の所属する国際組織です。

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・ 2013年度年始総会

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木)

日時:2013年5月25日(土)13 :00~18 :00

出席者:

理事:小林(代表)、柴原(副会長)、石破(外務)、瀧本(会計)、阿部(外務)、仁宮(財務)

委員長:橋崎(渉外)、高橋(国際交流)、寳川(交換留学)南(公衆衛生)、橋本(地域連携)飯塚(薬学教育)、

中島(学術)、芝崎(関東支部)

加盟校:SUN(日本大学)、ADME(東京理科大学)、+α(熊本大学)、薬学研究会(鈴鹿医療科学大学)、HARVEST

(東京薬科大学)、CMC(昭和薬科大学)、yaqoo(東邦大学)、Early Bird Seminar(慶應大学)、APO(大阪薬科

大学)、μstream(明治薬科大学)、Yakoo!(武蔵野大学)、BeI’s(城西大学)、Second Opinion(帝京平成大学)

決定事項

・学術委員会を臨時委員会から常設委員会への格上げ

・AMASA-Japan との提携締結

・加盟団体の新規加入

・薬学研究会(鈴鹿医療科学大学)

・+α(熊本大学)

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・2013年度年次総会

日時:2013年11月23日(土)

国立オリンピック記念青少年総合センター

日時2013年11月24日(日)

場所:薬学ゼミナール池袋教室

・渉外委員会の統廃合の決定

・APPS2013実行委員会の解散

・各加盟団体代表者と執行部によるワークショップ開催

⇒・今後は、さらに各加盟団体と執行部の密な連携強化を図る。

全国新歓

開始時刻 内容 開始時刻 内容

9:00 オフィス集合(有志) 9:009:15 9:159:30 9:30 本部・スタッフ集合、薬ゼミ池袋教室に集合(9時30分に集合)9:45 9:45 9時45分より加盟団体代表者受付開始10:00 本部・スタッフ集合(オリセン 401) 10:00 開会挨拶(15分)

10:15 10:15

10:30 10:3010:45 10:4511:00 11:0011:15 11:1511:30 11:3011:45 11:4512:00 12:0012:15 12:1512:30 本部集合 12:3012:45 12時45分より加盟団体代表者受付開始 12:45

13:00 開会挨拶・本部挨拶(15分) 13:00

13:15 13:1513:30 13:3013:45 13:45

14:00 14:00

14:15 14:1514:30 休憩(15分) 14:3014:45 14:4515:00 15:0015:15 15:1515:30 15:3015:45 15:45

16:00 16:00

16:15 休憩(15分) 16:1516:30 16:3016:45 16:4517:00 17:0017:15 17:1517:30 17:3017:45 17:4518:00~19:00 懇親会(1時間) 18:00

教室締切

選挙 4時間(1役職20分=

3分演説+5分Discussion+5分Discussion+投票・開票発表+α )

お昼(1時間)12:30~ 選挙受付開始(一般参加者 入場)

運営局・委員会・支部・加盟団体報告(有志)(1時間45分)

移動

打ち合わせ、会場設営懇親会買い出し

昼食

アイスブレイク(45分)

今回の総会説明および加盟団体の歴史(30分)

WS(90分)グループ編成 5minディスカッション 25min発表・質問 15minグループ編成 5minディスカッション 25min発表・質問 15min

LIT(90分)

撤収完了

片づけ

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企 画 名 2013年度関東新歓

開 催 日 時 平成25年5月4日【土】

開 催 場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター

参 加 人 数 86人

責 任 者 弓削春菜(関東支部支部長)

開 催 目 的 親睦と薬連に興味を持ってもらう

企 画 内 容 交流会

当日スケジュ

ー ル

12:30 受付開始

13:00 開会式

13:15 薬連説明

13:25 他己紹介

13:35 加盟校・関東支部クイズ

休憩

14:00 WS『学生のうちにできること』

休憩

14:55 委員会説明

17:00 閉会式、アンケート、次回企画紹介、記念撮影

片づけ

18:00 親睦会 open

18:30 親睦会 開始

20:30 親睦会 終了

感 想 今年の関東新歓は関東支部が主体となって行いました。また関東支部としても支部発足後、

最初のイベントとなり関東支部としてはとても記憶に残るイベントとなりました。

今年の新歓は新一年生に日本薬学生連盟を知ってもらうこと、また他大学の生徒と仲良くなっ

てもらうことを目的に開催しました。そのためグループはこちらの方で決めたので開会式のときは

みなさん緊張した様子でしたが、他己紹介でまずは隣の人と一対一で話して、その後グループの

中で話すことで少しずつ打ち解けることができ、加盟校・関東支部クイズのときはみんなで一緒に

考えることでどこのグループもとても良い雰囲気になりました。また、クイズを通して加盟校ことを

知ってもらうことができました。

関東支部 支部長 武蔵野大学 5年 弓削春菜

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企 画 名 2013年度 関西新歓

開 催 日 時 2013年 5月 19日

開 催 場 所 薬学ゼミナール 大阪教室

参 加 人 数 50人

責 任 者 植山陽子

開 催 目 的 新入生に日本薬学生連盟を知ってもらい、一緒に活動できる仲間を増やす。

薬学というフィールドの中で何が出来るのかということを題に、新入生と熱く語り合えるような会にし

たい。

企 画 内 容 ・薬学生連盟国際交流コンタクトパーソン/OG 浅川さんによる講演

・薬学というフィールドの中で何が出来るかを考えるワークショップの開催

・各委員会活動の紹介

・他多数

当日スケジュ

ー ル

受付 12:40~

新歓 13:00~17:00

懇親会 18:00~

感 想 新入生歓迎会は、一年のスタートイベントであり、今まで日本薬学生連盟を知らなかった学生

に、その存在を知ってもらう、つまり、2013 年度の活動がどのようなものになるかを決定する、一大

イベントです。

新入生はもちろん、多くの学生が参加してくれました。

今回は例年になかった、この一年日本薬学生連盟を支えてくださった先輩方の講演や、学年の

垣根をこえて、みんなで一緒に考えるワークショップを開催し、これまで以上に充実した新歓にな

ったのではないかと思います。

企 画 名 2013年度九州新歓~AAA~

開 催 日 時 2013年 4月 28日(日)

開 催 場 所 九州大学

参 加 人 数 67名

《内訳》

薬学部 34名(うち新入生 4名)

医学科 24名(うち新入生 7名)

看護 5名(うち新入生 1名)

歯学部 1名

MSW2名

責 任 者 士野貴雅

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開 催 目 的 他団体・学部・職種・学年の相互理解

企 画 内 容 ●AMSAワークショップ「Share the Story」

グループ内でそれぞれ夢・目標を語り合い、将来・世界と大きなスケールの話しへと繋げていっ

た。

●APS-Japanワークショップ「PBL」

症例 1:感染性胃腸炎

練習用。チームの Ice Breaking も兼ねた。

症例 2:COPD

医療面接のデモを交えながら、検査のオーダー、疾患の鑑別、治療法の検討、患者へのケア

を考えてもらった。

●合同ワークショップ「貿易ゲーム」

最初の状況がそれぞれ異なるチームが、仲間と協力し、限られた時間のなかでどれだけ儲ける

かを競った。

当日スケジュ

ー ル

12:30 開会

12:35〜12:45 Ice Breaking

12:45〜13:35 AMSA ワークショップ「Share the Story」

13:35〜16:50 APS-Japan ワークショップ「PBL」

17:00〜18:00 合同ワークショップ「貿易ゲーム」

18:00〜19:00 団体紹介

20:00〜 懇親会

感 想 現在、様々な職種の連携によるチーム医療が推進されています。その流れをうけ、今回の新歓

のテーマは“相互理解”としました。

AMSAのワークショプとして行った Share the Storyでは、自分の目標や将来の夢を共有し、ま

た自分たちの世界と他の世界との格差について考え、自分が国際社会に対して何が出来るか

を、学部・学年を越えた仲間同士で語り合いました。

日本薬学生連盟のワークショップとしては、PBL(Problem Based Learning)を用意し、今回は医

歯薬に加えて、ソーシャルワーカーも加えて症例討論会を行いました。2 つの症例について、学

部・学年を混ぜた 6人組のグループを作成し討論を行ってもらいました。2つ目となるCOPDの症

例に関しては、医療面接を行いながら、鑑別疾患を切っていき、診断をつけて、その患者さんの

治療、看護、そしてADLの向上、及び、QOLについての考えを深める事を目標として行っていき

ました。

最後の合同ワークショップでは貿易ゲームを行いました。チームで協力して作戦を立て、交渉

し、儲けを出していくことで、学部・学年を越えた絆が生まれたのではないかと思います。

今回うまれた団体同士での付き合い、及び個人単位での学部学年を越えたつながりが今後も続

いていくことを願います。

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国際交流員会

[日本語名称]

国際交流委員会

[英語名称・略称]

International Relations Committee / IRC

[活動理念]

1.世界の薬学生との情報の窓口となる

2.国際活動を通じて自身の可能性を広げる

[活動方針]

日本の薬学生が国際的な視野と価値観を学び、

また海外の薬学生が日本の薬学または薬業を理解し、

もって日本薬学生連盟国際活動に寄与する。

国内にいながら海外の情報を受信、日本の情報を送信

[2013 年度国際交流委員長]

高橋克徳(慶應義塾大学 5 年)

企 画 名 The 59th IPSF World Congress

開 催 日 時 2013年 7月 30日~8月 9日

開 催 場 所 Utrecht, The Netherlands

参 加 人 数 400名(内日本人参加者 17名)

責 任 者 高橋克徳(国際交流委員会 慶應義塾大学5年)

開 催 目 的 海外の薬学生との国際交流を通し、世界の薬学事情を学ぶ。また、日本の薬学事情や薬学生の活

動について世界に情報発信する。

企 画 内 容 ワークショップ、シンポジウム、パーティー…etc

当日スケジュー

<1日のスケジュール>

9:00~13:00 Workshop

14:00~18:00 Workshop

22:00~2:00 Party

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感 想 7 月 30 日から 10 日間、オランダのユトレヒトで開催された IPSF(国際薬学生連盟)の世界会議に

参加してきました。IPSF は世界 84 カ国累計 35 万人以上の薬学生が加盟する薬学生団体で、公衆

衛生の改善、薬学教育、薬剤師の職能向上等を目的として活動しています。その活動の一環として

年に一度行われる世界会議では、世界の薬学生の活動や、薬学に関連する問題をテーマとしたワー

クショップやシンポジウムが 10日間かけて行われます。また毎日夜に開催されるパーティーや共同生

活を通して海外の薬学生と交流し、かけがえのない友達をつくることも世界会議の醍醐味です。

今回の世界会議は”Global Healthcare for the Individual Patient” というテーマのもとに様々なワー

クショップが開かれました。糖尿病などの疾患やチーム医療といった身近なテーマから、偽造医薬品

など日本では聞くことが少ない世界の薬に関する問題まで幅広く議論し合いました。また、Pharmacy

visitでは実際に病院の薬剤部や地域の薬局を見学させてもらったり、Public Health Campaignでは町

の住人や病院の入院患者さんに直接「薬剤師についてどんなことを知っているか、どんなことを期待

するか」アンケートをとった上で、薬剤師の職能について正しく啓発するという活動も行いました。

更に、CSE(Clinical Skill Event)という薬学に関する知識を問うイベントでは、世界の薬学生の知識

の豊富さに驚かされました。日本ではまだあまり行われていない CSE ですが、このような世界のアイデ

アを取り入れていくことで、日本の薬学生にも世界の刺激を与え、新たな薬学生の活動の可能性を見

出すことができるのではないかと思いました。

また、毎日夜に行われるパーティーではワークショップのことは一切忘れ、世界中の薬学生と交流

し、とても楽しい時間を過ごしました。パーティーは色々なテーマで行われました。International night

では各国がブースを設け、それぞれの国のお酒や食べ物をもてなしたり、各国の歌やダンスといった

パフォーマンスを披露したり、Arabian& Ramadan night ではアラビア風の服装でラマダンの終わりを

みんなで一緒にお祝いしたりと、薬学のみならず世界の文化に触れることもできました。

参加者一人ひとりにとっても「世界中の薬学生から刺激を受けて、一生の宝物になるような経験が

できた」、「国や宗教が異なっても、薬学生として同じ考えを持つ仲間に出会えて嬉しかった」など、と

ても貴重な経験となったようです。一方、「細かいところまで英語が聞き取れず、質問をためらってしま

ったり、もどかしい思いをした」、「世界の薬学生の知識や意識のレベルの高さを感じ、日本に帰ってか

ら自分も更に勉学や薬学生の活動に励みたいと思った」など、それぞれの課題も見つけた人もいまし

た。

IPSF 世界会議のような国際交流の場は、始めは興味本位で参加したというような人でも薬学に関し

て新たな気づきを得たり、自分のやりたいことを見つけたりと無限の可能性に満ちています。私自身、

昨年の世界会議に一般参加者として参加して言葉にできないような刺激を受け、「この経験を自分だ

けのものにとどめておいてはいけない」という思いから、今年度は多くの日本の薬学生にこのような貴重

な経験をしてほしいと考え、委員長として世界会議に向けて準備してきました。今回は参加人数に制

限があり、日本人参加者は 17 人のみとなりましたが、それぞれが違った形で大きな刺激を受け、得た

ものがあると思います。みんなが世界で吸収してきた経験、情報を今回参加できなかったメンバーに

も共有し、日本の薬学生の活動にも還元していってもらえればと思います。

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国際交流委員会 委員長 慶應義塾大学 5年 高橋克徳

写 真

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交換留学委員会

[日本語名称]

交換留学委員会

[英語名称・略称]

Student Exchange Committee・SEC

[活動理念]

全ての薬学生の世界への架け橋になる

[活動方針]

全国を地域別に分け、SEC 運営を行う。委員長と副委員長は全ての地域の運営の管理を行い、各地域長は地域

毎での運営の指揮を取る

[2013 年度交換留学委員長]

寶川千鶴(明治薬科大学 5 年)

企 画 名 SEP(Student Exchange Program) 夏期 incoming

開 催 日 時 2013年 8月 5日〜20日

開 催 場 所 関東(東京・埼玉・千葉・神奈川)

関西(大阪・京都・兵庫・滋賀)

九州(福岡・長崎・熊本)

(3地域 同時開催)

協力大学:明治薬科大学・東邦大学・武蔵野大学・東京薬科大学・昭和大学・大阪大谷

大学・立命館大学・神戸学院大学・立命館大学・福岡大学・熊本大学・長崎国際大学

参 加 人 数 留学生 16名

【内訳】全 10カ国

インドネシア 2名(女)

台湾 3名(男1女2)

マレーシア 2名(女)

オランダ 1名(男)

ポルトガル 1名(女)

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14

スロベニア 1名(男)

ハンガリー 1名(男)

チェコ 2名(女)

エジプト 1名(女)

フランス 2名(男1女1)

【名簿】

関東 6 名:RozanaOktaviary (インドネシア)

Daniel Kerek (ハンガリー)

Shih Yi Yan (台湾 )

Nai Tzu Yao (台湾)

Yu Ning Orange Teng (台湾)

Elinda Elvarina (マレーシア)

関西7名: Zdenka Jakoubková (チェコ)

Utami Wulandari Rachmadi (インドネシア)

Lucie Pougnault (フランス)

Ana Sofia Ribeiro Correia (ポルトガル)

Cedric Lau (オランダ)

Matej Janežič (スロベニア)

Kelvin Fong Lip Nyen (マレーシア)

九州3名: Daniela Urbanova (チェコ)

Antoine Vigouroux (フランス)

Olivia Nagy Wahba (エジプト)

責 任 者 寶川千鶴(交換留学委員会)

開 催 目 的 交換留学を通して海外の薬学生に日本の薬学・医療・文化等を知ってもらう。また海外

の状況を教えてもらうために実施する。

企 画 内 容 病院・薬局・ドラッグストア・研究室・Welcome Party, Farewell Party

公衆衛生委員会・薬学教育委員会

当日スケジュ

ー ル

関東 地域長:上島実佳子

1日目 入国

2日目 Welcome Party

3日目 ココカラファイン見学

4日目 昭和大学病院見学

5日目 横浜療育医療センター 見学

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15

6日目 ハンハイアキャンヘーン

7日目 大学こと自由行動

8日目 大学こと自由行動

9日目 世界の医療勉強会

10日目 薬局見学

11日目 薬局見学

12日目 大学こと自由行動

13日目 大学こと自由行動

14日目 大学こと自由行動

15日目 Farewell party

16日目 帰国

関西 地域長:奥野真子

1日目 入国

2日目 京都観光

3日目 プレゼン大会

4日目 京都観光

5日目 Welcome Party

6日目 神戸観光

7日目 大阪観光

8日目 大学研究室見学/病院見学

9日目 大学研究室見学/薬局見学

10日目 大学研究室見学

11日目 大学研究室見学/スタッフ交流会

12日目 大学研究室見学

13日目 ドラッグストア見学

14日目 Free day

15日目 薬局見学

16日目 Farewell party

九州 地域長:大石悠加・神志那楓華

1日目 入国 福岡到着

2日目 太宰府観光、Welcome Party

3日目 研究室、大学、病院(医療センター)見学

4日目 タカラ薬局見学、ヒッポ集まり参加

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16

5日目 市内観光、薬局見学(ココカラ、総合 Med)

6日目 おくすり博物館見学 福岡→長崎

7日目 長崎国際大学研究室見学

8日目 三原台病院見学 長崎市観光

9日目 回生薬局見学 焼き物体験

10日目 佐世保市 ハウステンボス観光

11日目 長崎→熊本

12日目 薬局・病院見学

13日目 熊本大学研究室見学

14日目 観光

15日目

行政の方とのディスカッション

Farewell Party

16日目 帰国

感 想 国籍、人数ともに史上最多の受け入れとなった今回、数々の苦労もありましたが、各

地域の委員会メンバーの協力のおかげで無事実施することができました。関東、関西、

九州(残念ながら準備が整わず、東海は見送り)と多くの地域で留学生を受け入れたこ

とで、日本の様々な部分を紹介できた事を嬉しく思います。

しかし委員長としては、各地域のフォローを始め、地域での不和の対応、見学先の依頼、

企業との関わり方、プログラムの安全、留学生への緊急時の対応など多くの点で課題が

残る結果となりました。

受け入れ地域ごとにどんなことで苦労しているのかがバラバラなのでそれをもっと把握

した上で準備を進めていければよかったと思います。

さらに今回 SEP 中に体調不良になったり、母国の治安が悪化し予定日に帰国できるかど

うかわからない留学生がおり、不安なこともありました。

これらのように新たに直面した問題についても対策をしていく必要があります。

2014年 5月現在、IPSFのデータベー上のアンケートでは、留学生からの評価は100%

(良い結果)をもらえており、安心していますが、

「さらに充実したプログラムの提供」・「スタッフの過剰な負担軽減」は引き続き SEC の

課題です。

自分がこの受け入れで学んだことをしっかりと引き継ぎ次回の SEP に活かしてもらえた

らと思います。

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写 真

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公衆衛生委員会

[日本語名称]

公衆衛生委員会

[英語名称・略称]

Public Health Committee(PHC)

[活動理念]

薬学生と地域住民双方の健康意識を高め、より健康な生活を送ることができるようにするために、公衆

衛生活動を推進し、日本および国際社会へ貢献する。

[活動方針]

公衆衛生委員会では、薬学生と地域住民を対象としてプロジェクトを行う。現在進めているプロジェクトには、

献血推進運動、ヘルシーリビング&糖尿病キャンペーン、HIV/AIDS キャンペーン、薬物乱用防止キャンペーン、

タバコキャンペーン、PPAC(医薬品の適正使用及び薬剤師の職能認知向上キャンペーン)イベント等がある。

[2013 年度公衆衛生委員長]

南絢子(慶應義塾大学 3 年)

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企 画 名 世界禁煙デーイベント

〜今薬学生が出来る禁煙啓発のための勉強会〜

開 催 日

2013年 6月 2日(日)14時〜17時

開 催 場

武蔵野大学 6号館

参 加 人

8人

開 催 目

・薬学生だからこそできるユニークな禁煙活動を考える

責 任 者 榊原 達也(公衆衛生委員会 武蔵野大学 5年)

企 画 内

薬学生ができる禁煙活動を考えるためのきかっけにする。

・タバコに関して正しい知識を身に着ける。

(タバコって本当に害なの?副流煙のほうが体に悪いってホント?タバコ吸い続けたらいったいいくらくらいかかるの?

などを題材にしたクイズゲーム、)

・タバコ1本で肺がどれだけ汚れるかを実証してみる。

・タバコを吸いにくくするデザインをみんなで考える

当 日 ス

ケジュー

① オープニング&アイスブレイク(15分)

② タバコについての背景知識の共有&クイズゲーム(20 分)

③ タバコ1本で肺はどれくらい汚れるか、実証(10分)

④ 学生ができる禁煙活動とは?(20分)

⑤ COPD とは(小林大翼さん)(15分)

⑥ クロージング(10分)

感 想 今回の勉強会ではWHOによって定められた国際デーの一つである、世界禁煙デーにおいて、薬学部生ができる禁

煙啓発活動についてのワークショップを行いました。

まずはイントロダクションとして、たばこにまつわるクイズゲームを行い、たばこにまつわる背景や現状を共有しました。

喫煙によるデメリットとは、たばこにかかる税、日本人の喫煙者数と欧米との比較、日本の生命保険における喫煙

者・非喫煙者の月額の違い、推定 COPD患者さんの未受診率等々、様々な視点からたばこについて、知識を身につ

けました。

次に、たばことペットボトルを使った実験を行い、たばこ 1本によるタールの汚れを実際に検証致しました。とても簡

易的で視覚的にもわかりやすく、参加者の皆さんも「1本でこんなに汚れるのか」と驚かれている様子でした。

たばこに関する知識の共有、デモンストレーションを踏まえ、今回のメインである「薬学生ができる禁煙啓発活動と

は?」というテーマに沿って、グループに別れディスカッションを行いました。

主に、街頭でのイベントや啓発セミナーの開催に関する意見が集中しました。啓発のアプローチとしては主に 2点あ

げられていました。1つ目が、現在の喫煙者に向けたもの。2つ目が今後の喫煙者を増やさないという予防面でのアプ

ローチです。しかしながら前者は「喫煙者が足を運んでくれるのか」というのがかなりのハードルになるという点で、今後

に課題が残りました。

また、ディスカッションの意見の中には、論文レベルでたばこの現状について、より正しい知識をもつ事が大事なので

はという意見もありました。

実際に厚生労働省と国立がんセンターが進めている「喫煙と肺がん」の統計上の相関関係では、「喫煙率が下がる

と、肺がんが増える」といったデータもあり、喫煙と肺がんの相関性について、より正しく知るといったことが今後重要に

なってくるのではないかと思います。

そして、最後に小林大翼さんに、自身の研究分野でもある COPD(慢性閉塞性肺疾患)と IPF(特発性肺線維症)に

関する講義を行って頂きました。

全体を通して、今回が世界禁煙デーに関する初のイベントであり、学生としてできることに様々な課題が見つかりまし

た。一方で、予防的なアプローチは非常に有効であり、かつ、今後薬学生として啓発を行っていくには十分意義のある

フィールドだと感じました。今後は、この勉強会で出た意見をいかに具現化してかということが課題になってくると思いま

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す。

企 画 名 日本薬学生連盟×栄養学性団体【N】コラボイベント「初夏の薬膳企画」

〜夏バテ防止のための薬膳料理を作ろう!〜

開 催 日

2013年 6月 23日(日)13 時 30分〜17時 30分

開 催 場

新宿区角筈地域センター クッキングルーム

参 加 人

42人

責 任 者 南絢子(公衆衛生委員長 慶應義塾大学 3年)

開 催 目

・「薬膳」という薬学部と栄養学部の学際分野について、共に学ぶ。

・将来、高齢化が進むに伴い、生活習慣病の患者がさらに増加するため、今後、今まで以上に薬剤師と栄養士の連

携が必要となる。学生の間から共に両学部のことについて知る。

企 画 内

夏バテ防止のための薬膳料理を作ろう!

・OP 団体説明

・薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

・夏バテ防止に効く食材とは?

・本日のメニュー紹介

・アイスブレイク、自己紹介

・調理

当 日 ス

ケジュー

11:00 スタッフ集合 当日mtg

13:15 受付開始

13:30 OP 団体説明

薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

夏バテ防止に効く食材とは?

本日のメニュー紹介

アイスブレイク、自己紹介

14:30 調理

16:00 試食

17:00 片付け開始

17:30 終了!撤収!

感 想 公衆衛生委員会と栄養学生団体【N】のコラボイベントとして「夏バテ防止のための初夏の薬膳料理イベント」を東京で

開催しました。

この企画は、公衆衛生委員会のヘルシーリビング&糖尿病キャンペーンの一環であり、ヘルシーリビングに対する学

生の意識を向上することに加え、今後生活習慣病の患者数が増加するにつれて、今まで以上に薬剤師と栄養士の

連携が必要となってくるため、「薬膳」という薬学部と栄養学部の学際分野について共に学ぶことにより、学生のうちか

ら相互理解をはかるということを目的としました。

まず、各班アイスブレイクとして自己紹介を行った後、薬膳について説明し、その後各班で薬膳に関するクイズに回

答してもらい、メニュー紹介のあと、実際に初夏の薬膳のポイントをふまえた、「枝豆ご飯」「なすとピーマンの辛味噌炒

め」「夏野菜とタコのサラダ」「冬瓜と緑豆春雨のスープ」「黒糖くるみ」の五品を調理しました。

今回のイベントより、最初の目的であった薬学部と栄養学部でどのような勉強をしているかについて話すことができ、

今まで互いの学部に対して想像していたことと大きく異なることが多々ありました。例えば、「薬膳」については薬学部と

栄養学部のどちらも関係していそうな分野であるのにどちらでも学んでいなかった一方、栄養学部で薬理学を学んで

いること、薬学部で栄養学を学んでいることは互いに知らず、非常に驚きました。そして同じイベントを開催することで、

互いの学部がどういう分野の知識に強いのかも少しずつ分かってきました。近年、病院だけでなく、調剤薬局でも薬剤

師と栄養士が一緒に働いているところも増えてきているので、今後もぜひこのような機会をもっと増やしていきたいと思

いました。

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企画名 献血推進運動 Vampire Campaign&国際麻薬乱用防止デー

開催日

2013年 6月 29日(土)9時 30分~17時

開催場

金山献血ルーム(名古屋)

参加人

10人

開催目

・若年層の献血離れが叫ばれる中、同年代かつ医療系学生である薬学生が Vampire Campaignを行うことによ

り、多くの人に献血に興味をもって貰えるようにする。

・薬学生に向けて、献血に関わる知識を学んでもらう機会を提供し、献血および献血推進運動に興味を持って

もらう。

・国際麻薬乱用防止デー(6月26日)にちなみ、Vampire Campaignに加えて麻薬乱用防止を地域の方々へ啓

発する。

責任者 竹内美緒(公衆衛生委員会 名城大学 5年)

企画内

始めに献血や薬物に関して学び、その後、どのようにして町の方々へ啓発するか議論し、その案をもとに献血ル

ーム前でマリオのコスプレ等を行い、街頭にて呼びかけを行った。

当 日 ス

ケジュー

09:30~ 集合・説明

10:00~ 第一部

12:00~ 昼食休憩

13:00~ 第二部

15:00~ 第三部

感 想 愛知県名古屋市の主要駅の 1つである金山駅に、東海や関西の薬学生が集まり、献血 Vampire Campaign

と薬物乱用防止運動を行いました。

今回、皆さんもご存じの任天堂のゲームのキャラクターであるマリオのコスプレをして、学校帰りの学生やショッ

ピング帰りの女性グループなど金山駅を通りかかった人に献血の推進と薬物乱用の防止を訴えかけました。

マリオのコスプレをしていることで、通りがかりの人の写真のモデルとなり、また時には一緒に撮ってほしいと頼

まれたり、何をしているのかと声をかけられたりと注目の的となることができ、一歩足を止めて私たちの声を聴い

て頂くきっかけに繋がりました。コスプレをして呼びかけた結果、呼びかけ始めから 1~2 時間で献血ルームは献

血を希望する人であふれ、献血の順番を待つ人で飽和状態となりました。お店で言う大盛況というものです。ま

た、参加した薬学生からは、楽しく献血や薬物乱用防止について学び、皆で考え、実際に人々に呼びかけること

でとても貴重な体験ができたなどと喜びの声を頂きました。

この活動により、1 人でも多くの人が献血や薬物乱用について興味をもち、それらについて考えるきっかけとな

ったなら今回の活動は大成功に終わったと言い切ることができます。

今回快く場所を提供して下さり、また指導をしてくださった金山献血ルームの皆様、忙しい中献血にご協力し

て下さった方々、足を止めて私たちの声を聴いてくださった方々に感謝するとともに、今回のイベントを生かして、

今後も献血推進と薬物乱用防止について訴えていきたいです。

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企画名 【公衆衛生委員会×交換留学委員会】

国際薬学生交流会 Vampire Campaign 開催日

2013年 8月 10日(日)

<Vampire Campaign>

10:00~16:00

<国際薬学生交流会>

18:50~20:10

開催場

<Vampire Campaign>

JR上野駅

<国際薬学生交流会>

第 25回東京湾大華火祭

参加人

22人

責任者 細川希織(公衆衛生委員会 日本大学 3年)

開催目

<Vampire Campaign>

・若年層の献血離れが叫ばれる中、同年代かつ医療系学生である薬学生が Vampire Campaignを行うことによ

り、多くの人に献血に興味をもって貰えるようにする。

・薬学生に向けて、献血および献血推進運動に興味を持ってもらう。

・留学生に日本の公衆衛生活動を体験してもらう。

・海外の献血事情と日本の献血事情について知ってもらう。

<国際薬学生交流会>

・海外の薬学生と共に交流を深める。

企画内

<Vampire Campaign>

海外からの留学生と共に、浴衣や Vampireのコスプレをして、献血推進運動 Vampire Campaignを行う。

<国際薬学生交流会>

留学生とともに、第 25回東京湾大華火祭へ参加する。

当 日 ス

ケジュー

<Vampire Campaign>

10:00~16:00

<国際薬学生交流会>

18:50~20:10

感 想 今回の Vampire campaignは関東 SEP との合同企画として留学生 5人と共に Vampireや浴衣、甚平の格好

をして献血の呼びかけを行いました。午前中は日本人のみで、午後は 2,3時間ほど留学生を交えて日本語で呼

びかけを行いました。Vampire campaign 経験者が少なく献血に関する情報共有も少ないまま始めてしまいまし

たが、みんな一生懸命考えながら声を出してくださいました。また留学生も難しいであろう日本語を練習しながら

楽しそうに呼びかけに参加してくださいました!

夜は東京湾大華火祭に行き花火を楽しみました。夏に何回も花火を観ることができるのは日本の特徴なの

で、とても喜んでくださいました。

今回は猛暑の中、体調を崩す人も出ずに無事終えられたことは素晴らしいことだと思います。また若者が私服

とは違う格好で呼びかけていることもあり、興味を示してくださる方もいらっしゃいました。呼びかけを続けることで

少しでも多くの方が献血に関心を持ち、協力してくださる方が増えたら嬉しいと思います!

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企画名 AIDS文化フォーラム京都『若者にできることは何か』

開催日

2013年 10月 6日(日)

開催場

同志社大学 今出川キャンパス 良心館 319号室

参加人

24人

責任者 渡辺鮎美(公衆衛生委員会 名古屋市立大学 4年)

開催目

HIV/AIDS に関して、何も知らない人でも理解し、自分の言葉で説明する事が出来る。また、パートナーに伝える

勇気を持つ事ができる。

企画内

○×クイズとして、HIV/AIDSの基礎知識について体を動かして学ぶ。

グループワークで「自分、もしくは大切な人が陽性だと判明したとき、どう思うか、どうしたいか」を話し合う。

3つおりをすると財布に入るサイズの白紙のカードに、持ち帰りたい知識を記入して、ふとしたときに見せられるカ

ードを作ってもらう。

当 日 ス

ケジュー

10:00 グランドルール説明

10:05 ○×クイズ

10:15 団体紹介

10:25 HIV/AIDS とは何か?

10:40 WS「もし自分・大切な人が HIVに感染したら」

11:10 大切な人に伝えるために。自分を守るためのカード作り

11:30 クロージング

11:35 終了

感 想 今回のイベントでは、主に大学生の方から社会人の方が参加してくださいました。大学生の方は医療系の学

生が多く、また、社会人の方は何かしらの形でHIV/AIDSに関わる活動をしている方が多かったです。最初にアイ

スブレイキングもかねて行った○×クイズでは、HIV/AIDS について基本的な知識ではあるけれども、その知識が

ないために誤解・偏見が生まれるようなものを中心に出題しました。参加者層がどちらかというと、HIV/AIDS につ

いて知識のある方が多かったので、クイズにほぼ正解されていました。それから HIV/AIDS に関する知識をおさら

いした後、『もし自分あるいは、大切な人が HIV に感染したら、どう思うか、どうしたいか』について 2 つに分けてグ

ループワークを行いました。自分が感染した場合を考えたグループは、これからの生活や医療費への不安、恐

怖といった感情についての意見が多く出ました。大切な人が感染した場合を考えたグループは、その大切な人

の心のサポートをしたい、自分に感染したという事実を伝えてくれて嬉しい、といった意見もでました。実際に、自

分が、あるいは、自分の大切な人が感染してしまったら、どんなに知識や理解があってもきっと現状を受け入れ

られない、頭でわかってはいてもきっと心では分からないことはあるだろうという意見もありました。が、こうして少し

ずつ HIV/AIDS に対して知識や理解を深めていくことから、まずは初めていかなければならないと思います。そう

することで、HIVへの感染率を低下させることにも、HIV+の方に対する誤解・偏見を減らすことにもつながっていき

ます。現在、日本では HIVの感染は増加しており、2012年には HIV+だと判明した方は 1002人、AIDSを発症し

た方は 447人います。日本における「性」への認識から、特に学校における性教育がなかなか進まず、それも原

因の1つとなり、先進国の中でも他の先進国とは異なり HIV の感染者が増加している日本において、いかに

HIV/AIDSに関する知識を人々にもってもらうかが課題であると感じました。

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企画名 「秋の薬膳」〜収穫の秋、食欲の秋の薬膳料理を作ろう!〜

開催日

2013年 10月 6日(日)13時 30分〜17時 30分

開催場

新宿区角筈地域センター クッキングルーム

参加人

26人

責任者 南絢子(公衆衛生委員会 慶應義塾大学 3年)

開催目

・「薬膳」という薬学部と栄養学部の学際分野で、普段薬学部にいては学ばない分野について、学ぶ。

・学んだ知識をいかし、実際に料理を調理する。

企画内

・OP 団体説明

・薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

・秋の薬膳のポイントとは?

・本日のメニュー紹介

・アイスブレイク、自己紹介

・調理

当 日 ス

ケジュー

<当日のタイムテーブル>

11:00 スタッフ集合 当日mtg

13:10 受付開始

13:30 OP 団体説明

薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

秋の薬膳のポイント

本日のメニュー紹介

14:00 調理

16:00 試食

17:00 片付け開始

17:30 終了!撤収!

感 想 前回6月に開催して大好評だった「初夏の薬膳料理イベント」の続編として、今回は公衆衛生委員会単独で

「秋の薬膳料理イベント」を東京にて開催しました。

まずは、前回から引き続き参加してくださった方にとっては復習として、今回初参加の方にとっては初めての内

容である、「薬膳学」に関する説明を行い、その後秋の薬膳のポイントと秋によく使われる食材の説明を行い、調

理へと移りました。

今回は、10月ということで、ハロウィンを意識しつつ、秋の薬膳のポイントを取り入れた「パプリカのグラタン ジ

ャックオランタン風」「ポークソテーたっぷりきのこ添え」「カボチャサラダ付きトマトとほうれん草のサラダ」「杏仁チ

ャイ」「梨のコンポート」の5品を作りました。

今回は、日本薬学生連盟単独開催ではありましたが、参加者の 3分の 1は薬学部以外で、様々な学部の方

に参加していただき、色々な学部の話を調理や試食を通して聞くことができました。参加者の方々から、「薬膳

学について今まで知らなかったので勉強になった」「今まであまり食材を選ぶときに注意を払ってこなかったが、

これからは選択するときには旬の物や季節毎に取り入れた方がよい食材を取り入れるようにしたい」「今後秋の

薬膳のポイントを取りいれた料理を心がけたい」「また、冬の薬膳のポイントも聞きたいから次回も開催してほし

い」といった意見を多数いただくことができました。

今回、メニュー決定、試作、レシピ決定から当日の食材の分配、調理の指示まで薬学生のみで行い、前回こ

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れらを手早くされていた栄養学生の皆さんはすごいなあと改めて思いました。次回、冬に栄養学生さんたちとま

た薬膳料理イベントを開催予定ですので、ぜひみなさんご参加ください!

企画名 PPAC “Pharmacy Profession Awareness Campaign”

薬剤師職業認知向上&医薬品適正使用推進運動

@港区民まつり・大阪メチャハピー祭り

開催日

2013年 10月 13日(日)・10月 14日(月・祝)

開催場

10月 13日:港区民まつり 八幡屋公園

10月 14日:大阪メチャハピー祭り OBP ツイン 21 1Fアトリウム

参加人

●会員スタッフ:2名(公衆衛生委員会 小路晃平、関西支部長 三田愛)

●非会員スタッフ:3 名(京都薬科大学 3 年 宇野智哉、京都薬科大学 3 年 石河りさ、京都薬科大学 3 年

土井理愛)

●社会人:1名(薬剤師 安井浩)

参加した子供:98名(1日目 56名・2日目 42名 3歳〜小 6

責任者 小路晃平(公衆衛生委員会 大阪薬科大学 5年)

開催目

・薬剤師の認知向上及び、医薬品適正使用の推進

ただ薬剤師体験、講義をするのではなく、遊びながら薬剤師について知り、医薬品適正使用について知る事の

できるゲームを通して推進することで、子供達が将来、薬剤師を頼り、医薬品の適正使用をし、また保護者も薬

剤師について知り、地域の医薬品適正使用の意識を向上するために行った。

企画内

港区民まつり、大阪メチャハピー祭りにて『ママになったことで出来ること』を形成する場を提供し、応援する株式

会社 Motherplus(http://www.motherplus.net/)が行う、マルシェドママン(ママの手作り市)の一画にて、

PPACブースを出展させていただきました。

港区民まつりは、屋外。大阪メチャハピー祭りは屋内にて開催。

マルシェドママンにて出店されている方のお子様だけでなく、地域の子供達が、参加してくれました。

■ファーマシューティングゲームの内容

1.事前アンケート

2.紙芝居

3.模擬調剤ゲーム ①ルール説明②模擬カルテを用いて、同じ絵柄の薬(ビー玉)をカプセルに集めて、病気

の模型と同じ重さにする。

4.天秤による薬効測定

天秤の片方に、カプセルもう片方に病気の模型をおいて、薬効を測定する。病気が重く赤のゾーンに入れば、

薬の効果はない。病気と薬がつりあって、緑のゾーンであれば効果あり。薬が重く赤のゾーンに入れば、薬の副

作用があらわれる。

5.病気をやっつけろ

点数の書いた紙コップの的に、薬の成分(小さいカプセル)をぶつけておとして点数を稼ぐゲーム。病気が重い

時、なげるボールの数が5→4になり、つりあっているとき、ボールの数が5つ。薬が重い時、ボールの数は5つだ

が、マイナスの的が出現する。

6.事後アンケート

1回 100円のゲームとして、必ず景品が貰える形をとった。

当 日 ス

ケジュー

■港区民まつり

8:20 集合・準備・打ち合わせ/これまでの PPACについて→10:00 開始→16:00 終了→17:00 反省会

■大阪メチャハピー祭

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9:00 集合・準備・打ち合わせ/これまでの PPACについて→11:00 開始→16:00 終了→17:00 反省会

感 想 世界では、薬剤師の職業を広く知ってもらうために散剤・水剤・錠剤などの模擬調剤を地域の方に体験しても

らう活動が行われています。日本での PPAC は、2012 年に大阪薬科大学の学祭にて始まりました。日本では、

ただ薬剤師の職業を知ってもらうだけではなく、医薬品の適正使用についても学んでもらう活動として PPACを行

っています。そして今回、港区民まつりと大阪メチャハピー祭という地域のお祭りにてブースを出展しました。

ゲームの名前は『ファーマシューティングゲーム』。子供たちは、三田愛さんが作成した紙芝居をみて薬や薬

剤師について学び、処方箋を見ながら、薬(ビー玉)をカプセルにとります。ただとるだけではなく、患者さんがか

かっている病気の模型の重さと同じになるように薬をとります。 次に、天秤を使って薬効測定を行います。患者

さんが飲んだ薬は、血液に入り濃度が上がります。病気の模型が重く、赤のゾーンに入ると薬の効果はなく病気

が悪さをします。薬の重さと病気の模型の重さが同じで緑のゾーンに入ると、薬の効果がでています。薬の重さ

が重すぎて赤のゾーンに入ると、薬の血中濃度が高く副作用(薬が悪さをする)がでることになります。 薬効測

定の結果をもとに、的当てのゲームを行います。5つの玉を点数の病気の的に当てて、得点を稼ぎます。

最後に、『薬は一度飲むだけでは、治る事はできない。毎日薬を飲まないといけない。毎日朝と夜に薬に塗り

絵をしてね』と伝え、家でぬりえをしてもらうことで、家族にも見てもらうことができました。

参加した宇野智哉さんは、学祭で『大学の学祭でも薬について学べるイベントを開催したい』と言ってくれまし

た。また、石河りささんと土井理愛さんは2日目に参加され、子供達の目線になって薬や薬剤師について説明を

してくださいました。

この活動は、薬剤師の仕事や医薬品の適正使用について、遊んで学べるブースになっています。今回は、1

回100円で景品が必ず貰えるという形でゲームを行いました。学祭や地域でのお祭りで開催できるプロジェクトで

す。薬学生だけでなく、薬剤師の方、それ以外の一般の方にも開催できる内容になっています。

企画名 日本薬学生連盟×栄養学性団体【N】コラボイベント「冬の薬膳企画」

~風邪や乾燥に気をつけて楽しい冬をすごそう!~

開催日

2013年 12月 1日(日)13時~17時

開催場

中央区立月島社会教育会館4階調理室

参加人

29人

責任者 南絢子(公衆衛生委員会 慶應義塾大学 3年)

開催目

・「薬膳」という薬学部と栄養学部の学際分野について、共に学ぶ。

・将来、高齢化が進むに伴い、生活習慣病の患者がさらに増加するため、今後、今まで以上に薬剤師と栄養士

の連携が必要となる。学生の間から共に両学部のことについて知る。

企画内

風邪や乾燥に気をつけて楽しい冬をすごそう!

・OP 団体説明

・薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

・夏バテ防止に効く食材とは?

・本日のメニュー紹介

・アイスブレイク、自己紹介

・調理

当 日 ス

ケジュー

<当日のタイムテーブル>

9:00 スタッフ集合 当日mtg

12:30 受付開始

13:00 OP 団体説明

薬膳とは?薬膳の考え方について知る。

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本日のメニュー紹介

アイスブレイク、自己紹介

13:30 調理

15:30 試食

16:30 片付け開始

17:00 終了!撤収!

感 想 今年度、6月、10月に開催して大好評だった「薬膳料理イベント」の続編として、今回は6月同様、栄養学生

団体【N】のメンバーと「冬の薬膳料理イベント」を東京にて開催しました。

まずは、両団体の団体紹介を行った後、前回から引き続き参加してくださった方にとっては復習として、今回

初参加の方にとっては初めての内容である、「薬膳学」に関する説明を行い、その後冬の薬膳のポイントと冬によ

く使われる食材の説明を行い、調理を行いました。

今回は、「風邪や乾燥に気をつけて楽しい冬をすごそう!」ということで、冬の薬膳のポイントを取り入れた「か

ぼちゃのおかゆ」「塩麹漬け豚肉と蒸し野菜」「ほうれん草の胡麻和え」「杏仁豆腐」「はと麦茶」の5品を作りまし

た。

今回のイベントでは、参加者も薬学生と栄養学生がほぼ同数で、互いの学部の得意分野をお互い補いなが

ら、料理をしたり、普段学んでいる内容についてお話ししたりすることができ、有意義な時間となりました。参加者

の方々から、「薬膳学についてもっと知りたくなった」「また、春の薬膳のポイントも聞きたいから次回も開催してほ

しい」といった意見を多数いただくことができました。また、このイベントで会った野菜ソムリエさんと次回野菜ソムリ

エ×薬学生というコラボイベントを開催することになりました!来年度以降も薬膳料理イベントを開催予定ですの

で、ぜひみなさんご参加ください!

企画名 小学校における薬物乱用防止教室

開催日

2013年 12月 5日(木)14時~14時 45分

開催場

埼玉県坂戸市立城山小学校

参加人

大学生スタッフ:10人、対象:小学校 6年生 47人と保護者

責任者 南絢子(公衆衛生委員会 慶應義塾大学 3年)

開催目

・薬学生として薬物乱用防止について小学生そして、小学生の保護者に伝えることで、薬物乱用防止活動を推

進する。

企画内

<薬物って何?>

①医薬品 ②法律で禁止されている薬

<乱用って何?>

①医薬品

決められた量よりたくさん飲む・人にあげる

②法律で禁止されている薬

1回使っただけでもダメ・持っているだけでもダメ

<薬物を使うとどんな症状に?どんな社会的影響を及ぼす?>

<どうやって薬物は忍び寄ってくるの?>

3パターンの劇

(友達・先輩に誘われたとき、インターネットで見つけたとき)

<断り方を考えよう(グループワーク)>

<まとめ>

当 日 ス 1コマ 45分授業をいただいて開催

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ケジュー

15分 Opening+講義+劇(誘われて断れなかった事例を大学生がやる)

15分 GW(どうやったら断れるか考える、実際やってみる)

5分 発表(よかったグループにやってもらう)

5分 Closing

5分 学校の先生のclosing

感 想 今年度初の薬物乱用防止キャンペーンの活動として、12月5日に小学校にて小学校6年生と保護者を対象

に薬物乱用防止教室を行いました。多くの場合、薬物乱用防止教室は学校の教諭や学校薬剤師が行います

が、今回は薬学生が行うということで、より年齢が近いということを活かした授業を行いました。

授業は大きく4つのパートにわけて行いました。

まず、薬物とは?「乱用」とは?薬物乱用するとどうなるのか?なぜ薬物乱用してはいけないのか?(症状と周

囲への影響)について授業を行いました。その後、実際にどういうシチュエーションで薬物がしのびよってくるのか

というのを知ってもらうために、「友達から誘われたとき」「先輩から誘われたとき」「インターネットでみつけたとき」

の3パターンについて劇をしました。次に、自分が劇でみた状況に遭遇したときにどうやって断るか小学生自身に

考えてもらい、グループ内で実際に考えた結果を実演してもらいました。最後に断り方について授業し、さっきの

シチュエーションでどうやって断ったらよかったのか、断り方について実演をしました。

久々に小学生とお話したので、少し難しい言葉が混じっていたかもしれませんが、みんな真剣に聞いてくれ、普

通の授業では行わない、色々な方法での断り方について考えてもらうことができ、実際に練習してもらうことがで

き、この授業を通して考えるきっかけになればと思いました。今後は、小学校はもちろん、中高大に対しても各対

象にあわせた授業を行い、薬物に染まってしまう人が少しでも少なくなることに貢献できればと思います。

企画名 世界 AIDSデーWS@東京

開催日

12月7日(土)15時〜17時

開催場

中央区立月島社会教育館

参加人

4人

責任者 細川希織(公衆衛生委員会 日本大学 3年)

開催目

・HIV/AIDSの関心を高め、重要な知識を学ぶ。

・HIV/AIDS啓発運動を今後どのように行うか検討する。

企画内

和室でジュースやお菓子を食べながら、ラフな感じでイベントをする。

★HIV/AIDSについてどのようなイメージをもっているかを考えてもらう★(1~3分ほどで紙回収)

●中高生の初体験や性交渉に関する統計(グラフ)見せる

→正しい知識あるの?大丈夫なの?

→しっかり学ぶ必要があるよね

○×を 1~2問ほど出してから、その内容に関する説明に入る。

ex.

○× キスしたら感染しちゃう?

→感染経路について説明(解説?)

…同じように感染症について等も説明…

最後に

★今回の勉強会で HIV/AIDSについてどう感じたか?感想。★

時間があったら…

●もし自分が HIV/AIDSに感染したら…

について考えてもらう

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★最後に、レッドリボンの写真撮影をする

当 日 ス

ケジュー

上記と同様

感 想 今回は HIV/AIDS について病気の症状や感染経路だけでなく、薬害エイズやエイズパニックといった過去に起

きた出来事や日本の現状についても学びました。ただ説明するだけではなく、たまにクイズを挟んで楽しんでもら

おうと工夫してみました。統計を用いて説明した際には「この年に罹患率が急増したのは何故?」「この年からこ

の社会問題が原因で増えたのでは…」と自然に参加者が意見を出し合って議論する場面もありました。少しの

変化に注目をするあたり、参加者の意欲の高さを感じました。最後に勉強会のまとめとして、当日学んだことや

印象に残った事等を小さな赤い紙に自由に書いてもらい、その紙でレッドリボンを作りました。

今回は参加者がたまたま女子だけだったこともあり、気軽に意見を出し合って考えながら学ぶことが出来たと思

います。ただ情報を受け入れるだけでなくデータに疑問や考えをもつことで、より知識が定着しやすく関心も更に

深まるので良いサイクルが出来たのではないかと実感しております。

HIV/AIDS については世界中で問題となっており、流行がとどまることを知らない日本では勿論問題となってい

ます。しかし実際はニュースで騒ぐ割に病名しか分からない方、差別する方、STDに関心を持たない或いは疑お

うとしない医療関係者、性行為について軽視する方等が多くいらっしゃるのが事実です。そんなときに自分を守

れるのはいったい誰?と考えた時、やはり自分しかいないと思うのです。正しい知識や情報を知っていれば予防

も治療も冷静に行うことが出来ると思います。また、発言に関しては差別であろうがネタであろうが聞いて傷つく

方は少なからずいます。活動を通じて少しでも多くの方が関心を持ち、正しい情報が広まって罹患率が低下した

ら、差別等による患者のメンタル面での不安が減ったらと願っております。

企画名 女性らしく生きる~好きな人に愛される秘訣

開催日

2014年 2月 6日

開催場

名城大学名駅サテライト

参加人

23人

責任者 渡辺鮎美(公衆衛生委員会 名古屋市立大学 4年)

開催目

①HIV/AIDS 啓発活動では、性問題を性感染症の側面からみて活動を行ったが、このイベントでは男と女という

性別に焦点を当て、特に今回は男性を理解するということをテーマにすることで、性への理解を深めるため。

②さらに、誕生数秘術を用いて自分と相手の性格の特徴を知ることで、相手とのコミュニケーションを円滑に進

められるようにするため。

企画内

・誕生数秘学

・気になる人へのアプローチ方法(誕生数秘術をもとに)

・「男性に愛されるには?」 ディスカッションタイム

5~6人グループにわかれディスカッション

・恋愛の法則-愛される秘訣 話し方•立ち振る舞いなど-

・よくある質問

当 日 ス

ケジュー

18:00 受付開始

18:30 はじめの言葉

18:35 日本薬学生連盟の紹介

18:40 イベント開始

19:45 終わりの言葉

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19:55 写真撮影

20:00 イベント終了

感 想 今回は、エイズデーのプレスイベントとして、相手のコミュニケーションの取り方を学ぶイベントとして開催しまし

た。実際のイベントの内容としては、どちらかというとコミュニケーションの話が中心となっていました。誕生数秘術

を用いて、各々のもつ数字からまず自分を知り、それから相手を知るというワークをしました。自分の性格を再確

認できた方も、自分の新たな性格を確認できた方もいて、その上で相手を知り、相手に対して自分がどういう態

度で接すればいいのか、逆に相手の態度をどう理解するかを学びました。参加者の様子から、非常に有意義な

時間を過ごしていただけたことがわかりました。今回は、普段公衆衛生委員会で開くイベントとは少しテーマの異

なるものを行ったことにより、日本薬学生連盟非会員の方に多くの方に知ってもらうことができ、幅広い薬学生に

私たちの存在をアピールすることにつながったと思われます。今後は、このイベントの内容を少し発展させて、も

っと性に関わるトピックに寄ったものを開催して、性への意識を高めていこうと思います。

薬学教育委員会

[日本語名称]

薬学教育委員会

[英語名称・略称]

Pharmacy Education Committee

[活動理念]

薬学教育を基盤とし、薬学生自ら薬学・医療や社会を幅広く学び、薬学や医療における様々な問題発見能力や問

題解決能力を養うことで、薬学教育の発展に寄与するとともに、薬学生ひとり一人の成長を通して日本及び国際

社会に貢献することを目的とした委員会である。

[活動方針]

・学生が興味を持った問題に関して、同様の興味を持つメンバーとともに突き詰めていく ・学生ひとり一人の

問題発見能力育成のため、薬学や医療におけるホットな話題を取り上げたイベントや学校生活をテーマとしたイ

ベントを行なう

・薬学教育という共通の話題を通して、多くの薬学生との交流をはかる

[2013 年度薬学教育委員長]

飯塚千亜希(慶應義塾大学 2 年)

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企画名 薬学教育委員会 KICKOFF

開催日

4月 21日 14:00~17:30

開催場

新宿貸し会議室

参加人

19人

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

・ 日本薬学生連盟及び薬学教育委員会の理念・活動を説明し、興味をもってもらうこと。

・ 日本薬学生連盟に所属しているが、委員会活動にはあまり参加できていない人たちが活動に参加するきっ

かけを作ること。

・ 委員会メンバーの増員

企画内

団体紹介

委員会紹介

企画体験

当 日 ス

ケジュー

13:30 開場

14:00~ オープニング

14:05~ Ice Breaking

14:20~ 団体紹介

14:25~ 委員会説明

14:35~ 講演(演者:日本薬学生連盟前代表 齋藤様、

日本薬学生連盟薬学教育委員長 飯塚)

(内容:学生生活+薬連での活動)

15:00~ 休憩

15:15~ WS(PPAC体験)

16:20~ クロージング

16:30~ 終了

感 想 薬学教育委員会 KICKOFF!ということで、委員会の紹介をメインにイベントを行ないました。薬学教育委員会

は、本年度よりプロジェクトを再編し、より多くの会員のみなさまが活動しやすくなるようになりました。そのことを少

しでも多くの学生に伝え、少しでも多くの仲間といろいろな挑戦ができるようにと、この企画を考えました。

日本薬学生連盟のイベントに参加するのが初めてという学生も多くいて、はじめはみなさん緊張されていました

が、プロジェクトの紹介を一方的な説明ではなく、ブースごとに座って会話を楽しみながら説明するという方法をと

ったため、少しずつ緊張が溶けていったのではないかと感じました。この方法をとって良かったと思いました。

また参加者は低学年が多かったため、6年生の先輩の実体験が聞けたことは大変良かったのはないかと思い

ます。実際に、「これからの学生生活のことが知れて良かった!」という声も多く頂きました。これからの学生生活

への期待がどんどん膨らみ、それを共有し合うことができて、私達運営側も大変楽しく有意義な時間を過ごすこ

とができました。

最後に、イベントを企画する、ということを体験してみようということで、WSを行ないました。 WSをやるのは初

めてという方がたくさんいらっしゃいましたが、みなさん楽しんでいた様子で大変良かったと思います。

これが 2013年度薬学教育委員会のスタートです。今日出会った新しい仲間達を委員会に迎え、今年 1年た

くさん活動していきたいと思います。

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企画名 さんぽうさん進路相談会での高校生向け PPAC

開催日

2013年 6月 23日

開催場

大宮ソニックシティ

参加人

18人(直接お話しした人数)

責任者 金子尭史(薬学教育委員会 東邦大学 6年)

開催目

「高校生に薬剤師に対する正しい知識を学んでもらい、将来のビジョンを持って薬学部に入学してもらう!」こと。

薬学生は医学生や看護学生と比較して、将来のビジョンをしっかり持って入学してくる学生が少ない。そのた

め学生生活でも漠然と勉強し気が付いたら高学年になっている学生や、また薬学部に入学したことを後悔する

学生が多い。

そこで、高校生のうちに薬学生はどんなことを学ぶか、さらにその先にどんなキャリアパスが有るかを学び、自

分の将来のビジョンを考える場を提供する。

高校生のうちから意識を高めておくことで、大学生活をより充実した価値のあるものにしてもらいたい。

企画内

さんぽう様の進路相談会のイベントにブースで参加させていただく!

※ブースの席は 2席、プロジェクターなし、マンツーマンでお話

話す内容

・薬学部ライフの楽しいこと、勉強する内容、実験・実習

・受験の体験談

・薬学出身者の進路、可能性

・大学ごとの違い

・四年制と六年制

・奨学金等の制度について(親向け)

Etc…..

説明するためのコンテンツ

・プレゼン

・薬学生&薬剤師クイズ

Etc….

当 日 ス

ケジュー

12:00 開始

~ 適宜、来たら対応

16:00終了

感 想 今回の PPAC は、さんぽう様の進路相談会で一つのブースを貸していただくという形で行いました。進路相談

会に来場した高校生の中で、ブースに来てくださった高校生、そしてその保護者の方と1対1でお話をしました。

高校生や保護者の方々にどんなことについて聞きたいのか、どんなことに興味を持っているのか聞きながら説明

を進めて行きました。事前に用意していたパワーポイントを使って説明しました。来場してくれた高校生のモチベ

ーションや、薬学部という学部への興味には個人差がとてもありました。学部で何を学べるのかということよりも、

受験について知りたがる高校生が多く、受験を不安に思う高校生や保護者の方も多くいらっしゃいました。その

他は、学費、奨学金についての相談もありました。受験に必要な現実的な内容を聞いてくる方が多かったです

が、職能についてはあまり触れられなかった気がします。大学生活に対する質問をしてくる方もそんなに多くはな

かったです。自分たちの高校生の頃を振り返ってみても、やはり受験が終わって大学生になってからのことを想

像する余裕はなかったなと思います。

ですが、一人一人の方のニーズに応じて納得いくまで説明することが出来たのはとてもよかったと思います。さ

んぽう様が、1対1で話すことのできる場所を提供してくださったからこそできたことだと思います。また、進路相談

会ということで、参加者には高校 2年生も多く、受験についてまだ本格的に考えていない時期ということもあり、そ

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の点では薬学部の選び方の説明をしたり、薬学部の閉鎖的なイメージの払拭をすることができたと思います。

また、今回のイベントはさんぽう様主催の医療系の進路相談会ということで薬学部以外の、看護学部や福祉系

学部志望の高校生も多くいました。次回またこのような機会をいただくことができたら、日本薬学生連盟だけでな

く、医学部や看護などの他の医療系学生の団体と連携して行なってみるのもとてもおもしろいのではないかと思

いました。

高校生を対象とした PPAC は初めてだったので改善点も多かったが、主催者側も参加者側も満足のいくイベ

ントにできたのではないかと思います。

ご尽力いただきましたさんぽう様、ありがとうございました。

企画名 ドナルド・マクドナルド・ハウス~医療を支える人たち~

開催日

2013年 6月 30日

開催場

ドナルド・マクドナルド・ハウス 東大ハウス

日本薬学生連盟オフィス

参加人

16名

責任者 西岡明子(薬学教育委員会 明治薬科大学 3年)

開催目

難病に苦しむ子どもたちは全国に 20 万人に及んでおり、その家族は子どもの将来への不安や経済的負担は計

り知れない。このような家族を少しでも支援するためにドナルド・マクドナルド・ハウスは設立された。子どもの入院

する病院の近くに、家族が安心してくつろげる滞在施設を安価で提供しており、ボランティアが主体となり運営さ

れている。医療現場は目に見えるものだけではなく、それを支える人々がいるからこそ多くの人が救われている。

様々な分野の医療現場を知ることで、医療全体を見据えられる人材を育む。

企画内

東大ハウス見学、ディスカッション

当 日 ス

ケジュー

・ 東大ハウス見学@東大ハウス

—ドナルド・マクドナルド・ハウスについての説明

—ハウス内見学

・ ディスカッション@日本薬学生連盟オフィス

—様々なボランティアの実例紹介プレゼンテーション

—ディスカッション

テーマ「ボランティアはなぜ必要なのか?

日本にはなぜボランティア文化が根強くないのか?」

感 想 私たちは将来医療人の一員として医療現場に関わって行くことになります。医療現場は医療従事者がいること

によってのみ成り立っているのではなく、影ながら医療の現場を支えてくださっているボランティアの存在が必要

不可欠です。

しかし、私たち薬学生にとってボランティアの存在を身近に感じられる機会はなかなかありません。今回のイベ

ントは、学生のうちからボランティアという存在を知ってもらうこと、更に自分にも何が出来るのか考えてもらうきっ

かけづくりの為に開催が決まりました。

イベントを通して、参加者一人一人にボランティアについて深く考えてもらえたと思います。ボランティアという定

義は難しく、実際にボランティアは行おうとして行うものでは無いのかもしれません。

しかし、ボランティアを行っている人がいる、必要としている人がいるということを一人でも多くの人に知ってもらう

ことが、今後の医療現場を更によりよくすることにつながるのでは無いかと感じました。

実際に自分が薬剤師として病院で働く時が来たら、遠方から子供に会いにこないといけない親御さんに出会う

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かもしれません。そんな時に、マクドナルドハウスという存在を知っているだけで、相手の助けになるかもしれませ

ん。

海外と比べると、日本でのドナルド・マクドナルド・ハウスに対する認知度はかなり低いものです。ハウスマネージ

ャーさんのお話では、社会に発信しやすい学生の皆さんにドナルド・マクドナルド・ハウスとはどういうものなのか、

広めていくことが、現在の認知度の低さを改善する第一歩になるのでは無いかとも伺いました。

学生として現在の自分にどんなことが出来るのか、みなさんも考えてみませんか?

企画名 世界の医療事情勉強会

開催日

2013年 8月 13日

開催場

昭和大学

参加人

35人

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

世界の医療事情に対する興味、理解を深めるとともに、自国の医療に対する知識・理解を深める。

企画内

交換留学生に、自国の医療事情に関するプレゼンをしてもらう。

日本のプレゼンテーマは、「高齢者医療制度と少子高齢化社会」

「チーム医療の現状と薬剤師の活躍」

「皆保険と福祉制度」 etc

当 日 ス

ケジュー

各国の医療事情プレゼン 日本、台湾、インドネシア、オランダ

感 想 交換留学委員会と薬学教育委員会の初めてのコラボイベントでした。日本・台湾・インドネシア・オランダの薬

学部の体制や医療体制、薬剤師の働き方などについて、それぞれの国がプレゼンテーションをしました。各国ご

とに、共通しているところや異なるところがありとても勉強になりました。日本では当たり前のことも、海外では当た

り前ではないことも多く、日本の医療水準の高さを感じました。もちろんそれの反対もありました。

しかしそれとともに一番驚いたことは、海外の薬学生のプレゼンテーションの上手さです。英語が母国語ではな

いという点で同じではあるはずですが、堂々とした英語でのプレゼンテーションをしていて、日本人参加者のみな

さんは口をそろえて、「海外の薬学生のプレゼン能力はすごい!」「自分たちもこんなに英語が話せるようになり

たい!」と言っていました。

海外との違いを知ることで、改めて知る日本というのは、多くの点であることだと思います。日本をより深く知り、

そして世界を知る、そんなことができた勉強会だったのではないかと思います。そして、委員会の壁、国の壁を超

えたこの企画は、日本薬学生連盟ならでは、日本薬学生連盟らしい企画だったのではないかと思います。ぜひ

来年以降も続けていきたいと思います。

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企画名 地域医療勉強会

開催日

8/17

開催場

金城学院大学 サテライトオフィス

参加人

7人

責任者 榊原崇(薬学教育委員会 名城大学 5年)、谷崎明華(薬学教育委員会 金城学院大学 5年)

開催目

現在の日本では高齢化が進んでいます。高齢化と共に都心部では就業者の過疎化も進んでいます。その波が

医療現場にも現れていることを知りました。しかし、その中での医療は他職種とのチーム意識が高いものなので

はないか、と考えました。他職種との連携、地域に根差した医療を学び、北と南の医療現状を知ることで、地域

による症例の変化、現場の中での問題を理解し、薬剤師の役割を学ぶことができないか、と思い、開催を企画

致しました。

企画内

講演:北海道の薬局薬剤師、鹿児島の薬局薬剤師

ワークショップ:「地域医療での薬剤師の役割」

当日ス

ケジュー

17:00 オープニング

17:10 講演:田村英俊先生

17:55 講演:田中孝明先生

18:40 休憩

18:50 ワークショップ

20:30 終了

感想 北海道と鹿児島の種子島の薬剤師の先生の講演を聴くことができ、異なる地域での医療体制、地域医療に

ついて学ぶことができ、地域により問題とされる内容も違い、医療従事者との連携方法も違うことを知ることがで

きました。田村先生からは北海道の寿都での地域医療について学び、3町村で薬局が 1つしかない状況では診

療所と連携したチーム医療を学びました。また仕事だけでなくお祭りや地域活動に積極的に活動することで患者

さんとの信頼関係を構築すること、医療チームとの交流をはかること、地域イベントで患者さんの家に訪問するこ

とで生活を知り、治療に繋げることは都市部ではあまり出来ていない問題点でもあるのではないか、と感じまし

た。田中先生からは病院の看護師さんへ簡易懸濁法のセミナーに病院に訪問をしたり、患者さん宅へ訪問する

ことで残薬を確認し、薬の飲み方を確認するなど、自ら行動していくことの大切さを学びました。また、種子島で

は卸業種や機械修理業者がいないため、薬の供給が安定して行えず処方提案を医師にすることや分包機も自

ら整備するという薬剤師の業務以外のことも率先して行うという現状を知ることが出来ました。

ワークショップを通してそれぞれの参加者の地域での薬局がどのような活動をしているのか知ることができ、薬

剤師が他職種とどのように連携を取っていくか考え、今後の地域医療には何が必要になってくるか討論を行うこ

とが出来ました。参加者により地域がさまざまであったため、多くの意見を聞くことができ、問題になっている点が

違うことも知りました。

今回企画をするにあたり、企画時点が遅かったため、会場予約、告知、企画者間の情報伝達が遅く、集客が

少なくなってしまったことが反省点に挙げられます。企画を運営することの難しさ、告知をどのように行うか、企画

内容をうまく伝える告知文の記載方法、実際に勉強会を会えた後で考えることが多く見られました。

しかし、勉強会を行うことで参加者それぞれの違った考え方を知ることで薬学の楽しさを改めて知ることが出

来ました。反省することは多いですが、遠方から地域医療の最前線で活躍している薬剤師の先生たちと話がで

きたことはとても刺激を受けました。今後、先生たちから学んだこと活かせるように努力していきたいと思います。

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企画名 OTC医薬品 勉強会 @東海

開催日

2013年 8月 17日、18日

開催場

金城学院大学 サテライト(8/17)、スギ薬局研修センター(8/18)

参加人

15名(8/17)、10名(8/18)

責任者 山本理香子(薬学教育委員会 金城学院大学 5年)

開催目

OTC医薬品のネットでの販売開始が騒がれている中、OTC医薬品は使い方を間違えてしまうと死に至る危険性

を秘めている慎重に扱うべき薬だと感じます。

薬剤師の職能としてOTC医薬品の管理、販売はとても重要なことであり、私たち薬学生が大学ではあまり学ぶこ

とができない分、自主的に学ぶべきであると考えました。

名古屋でも店舗数が多く、OTC 医薬品だけでなくヘルスケア商品や化粧品などとても品揃えも豊富でよく利用し

て馴染みのあるスギ薬局様で勉強させていただきたいと思い開催しました。

地域社会に貢献できるドラッグストアとして、病気予防のための健康相談や在宅医療にも取り組んでいらっしゃる

ということで、OTC医薬品に加えその点のお話も伺いたいと思いました。

企画内

二日間に分けて行い、一日目は全学年を対象とした OTC 医薬品の説明やドラッグストアでの薬剤師の役割等

の講義(スギ薬局様)。

二日目は高学年を対象とした OTC医薬品の研修セミナー(スギ薬局様)。

当 日 ス

ケジュー

8月 17日

第一部(所要時間:50分)

・「日本での OTC医薬品販売の歴史と現状」

・「ドラッグストアでの薬剤師の役割」

第二部(所要時間:60分)

・「OTC医薬品の管理・販売に関するスギ薬局様の体制」

・「『あなたの町のかかりつけ薬局』であるための、スギ薬局様の取り組み」

8月 18日

・スギ薬局様における医薬品販売の流れについて

・販売の流れをロールプレイ

・添付文章を用いて併用薬、相互作用、持病を確認

感 想 まず始めに、OTC医薬品について学びたいという気持ちから、株式会社スギ薬局様のご協力を得てこのよう

な素晴らしいイベントを開催できたことを深く感謝いたします。

今回は、二日間にわたり様々な角度から OTC医薬品を学ぶことができました。

一日目は、OTC医薬品の販売の歴史から始まり、現在騒がれている OTC医薬品のインターネットでの販売に

ついて、各グループに分かれ話し合い、意見を出し合いました。様々なサイトから OTC医薬品を購入することが

できるようになり、忙しい人や店頭まで購入しに行く手立てがない患者さんにとってはとても便利であるということ

で賛成の意見もあり、その反面、現状として患者さんの症状や副作用歴等の確認はとても適切であるとは言え

ず、また、一回の会計に対して OTC医薬品の購入制限がなく、第一類医薬品であるロキソニンですら一回で 30

箱も購入することができてしまうというお話を伺い、薬学生としては患者さんの症状把握、適切な OTC医薬品使

用、受診勧奨の有無ができないという点から危険性を感じ反対であるという意見もありました。しかし、リアップの

販売数が激減しているという現状もあり、一概にOTC医薬品のネットでの販売を反対というわけではなく、対面販

売では購入しにくいOTC医薬品等のネットでの販売や、購入数制限を設けるなど様々な対策が必要なのではな

いかと思いました。

二日目は、スギ薬局様での新人研修として行われている OTC医薬品の研修セミナーを行って頂きました。ど

の職場においても薬剤師として重要である患者さんとの信頼関係を構築するための接遇法や、病院に行けない

から、行きたくないからドラッグストアに来ているのかもしれないという患者さんの背景を理解して接するという話を

伺いました。このように患者さんの背景を理解することによって、受診勧奨をするにしても様々な言い方があると

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いうことを理解することができました。また、患者さんの併用薬等の相互作用を考える際も、医薬品と医薬品の

相互作用を考えることはもちろんのこと、医薬品と持病や医薬品と生活習慣など様々な相互関係を考慮して、

より患者さんの要望に沿った医薬品の提供、プランの提供を行うことがOTC医薬品を販売する薬剤師には必要

であるということがわかりました。

このイベントを通して、薬剤師が OTC医薬品を販売することの重要性、難しさ等感じるものはたくさんありまし

た。また、その思いから学ぶことも多々あり、薬学生としてこれからやらなければいけないこと、やっていきたいこと

等活力にもつながりました。重ねてお礼申し上げます。

企画名 患者とともに考える、薬剤師の役割とは? 開催日

2013年 9月 29日

開催場

薬学ゼミナール池袋校

参加人

16人

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

本当に求められている薬剤師の役割とは何なのだろうか? チーム医療での活躍、診療報酬改定、国民医療

費の増大、医薬品のネット販売、超高齢化社会等、薬剤師を取り巻く現状は厳しい。そして、それは薬剤師の存

在意義の見直し、つまり薬剤師への期待でもあると考えられる。そんな中で、私達薬学生は薬剤師の役割を考

え、近い将来訪れると言われる医療崩壊を食い止める存在へと一人一人がなっていかなければならない。そこ

で、今回は患者の生の声を聞くことで、現場で求められている薬剤師の役割を考えて行きたい。患者にとって、

薬剤師とはどういう職業なのか?どうあってほしいのか?その本音を聞きつつ、薬剤師を目指すものとして、薬剤

師がやるべきと思うこと、やれることについて意見を交わして行きたい。

企画内

・患者スピーカーによる講演 テーマ「患者にとって薬剤師とは?」

・WSテーマ「患者に求められている薬剤師の役割とは何か?

そうなるために今できることは?」

当 日 ス

ケジュー

14:00 スタート

14:15~15:15 講演

15:30~16:30 WS

16:30~ 発表

17:00 終了

感 想 今回は初めて「患者」という立場にフォーカスをしたイベントを行ないました。私達は医療者となれば、毎日の

ように患者さんとふれあうことになります。そんな自分を想像できるだろうか、果たして自分はどのような薬剤師に

なればいいのか、今からやっておくことがあるのではないだろうか、などの多くの声が集まってこのイベントとなりま

した。

今回は、NPO法人患者スピーカーバンク様のご協力を得て、患者の方の生の声を聞くことができました。私達

があまり想像していなかったところでも、患者と薬剤師には関わりがたくさんあって、「薬剤師って、素敵な仕事だ

と改めて思った!」、「日々の勉強をもっと頑張りたいと思うようになった!」「患者さんの気持ちを理解しようとす

る薬剤師になりたい!」などの声が多く上がりました。

また講演の中で、薬剤師にはすごく生活に密着した質問をすることが多いというお話もありました。患者さんに

も、病気と戦うことだけではなくて、私生活があり、やりたいことがもちろんあります。それらを理解して、患者さんの

生活を守れるような薬剤師が必要なのではないか、それこそが薬剤師の役割の一つなのではないか、そのよう

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な意見がWSで出ていました。

参加者のみなさまはこのイベントで多くのものを持ち帰ることができたようで、運営側一同も大変嬉しく、またもち

ろん運営側もたくさんのものを持ち帰ることができました。参加者みなさんの中で、薬剤師のイメージがより具体

的になったのではないかなと思います。

ご協力いただきました、NPO法人患者スピーカーバンク様、会場提供をしていただきました薬学ゼミナール様、

ありがとうございました。

企画名 ワークショップ「薬学生が考える薬学教育」

開催日

2013年 10月 13日 14:00~16:30

開催場

昭和薬科大学第2講義室 202教室(日本社会薬学会第32年会にて)

参加人

学生 18名 社会人約 15名

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

日々受けている教育というものを、学生自ら見直す機会はあまりない。薬学教育は、日々変化する医療のニー

ズに応えることのできる人材を養成するために、現在改訂が繰り返されている。そんな中で、薬学教育の内容、

改訂の現状を知り、薬学生自ら薬学教育を見直し考えることに大きな意義を見いだし、本WSを開催した。

企画内

① 基調講演「薬学教育モデルコア・カリキュラムの改訂について」

演者:文部科学省高等教育局 医学教育課 日下部 吉男 様

座長:小林大翼(日本社会薬学生連盟会長、慶應義塾大学 6年)

30分

②WS「薬学教育に大切な 5つのポイント」(司会:飯塚)

6人×10グループ 75分

③各グループファシリによる公開ディスカッション(進行:飯塚)40分

(グループ内で話しあったことを共有しつつ討論して、まとめとする)

当 日 ス

ケジュー

同上

感 想 文部科学省高等教育局医学教育課日下部吉男様による基調講演と、薬学生によるワークショップ、ワークショ

ップ各班のファシリテーターによる公開ディスカッションという3部構成で行ないました。まず、日下部先生の貴重

講演は、「薬学教育モデル・コアカリキュラムの改訂について」というテーマでお話をいただきました。現在私達が

受けている薬学教育は過渡期にあり、6 年制導入もあり特に臨床教育の見直しが行なわれているということがよ

くわかりました。現在の教育が未完成のものであるからこそ、今の薬学生たちは問題意識を持ち、自分たちに必

要な力は何か考えながら日々の学生生活を過ごしてほしいという、日下部先生の私達への期待と激励のお気

持ちが節々から感じられる、大変心に響くご講演をいただくことができました。次に、学生によるワークショップは、

「薬学教育に大切な 5つのポイント」というテーマで、学生のみでじっくりと 75分間のスモールグループディスカッ

ションを行ないました。様々な学年・学校の学生が集まり、日々の生活を振り返ったり、薬剤師の現状・今後の自

分たちの展望を考えながら、薬学生が考える「薬学教育に大切な5つのポイント」を各班ごとにまとめあげました。

またこのワークショップは学生だけで行なったのですが、この話合いにじっと耳を傾けてくださる社会人の方々が

たくさんいらっしゃったり、即席の社会人グループを作り同テーマでディスカッションを行なってくださった方々もい

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らっしゃり、本ワークショップに関心を寄せてくださる多くの社会人の方々の存在に、大変胸が熱くなりました。最

後に、各班のファシリテーターによる公開ディスカッションにより各班の考えを共有しました。様々な意見があり班

ごとに特色もありましたが、全ての班に共通する意見がありました。それは、「人としての教養を身につける」という

点でした。自分たちが医療人として成長していくためには、薬学的な知識や経験ももちろん大切だけれど、その

前に個人としての人格・教養・医療人としての心構えが大切なのではないか、しかしそれらを成長させる機会が

今はないのではないか、それがこのワークショップに参加した全ての学生に共通した認識・思いでした。この点を

含め今回私達が抱いた疑問や思いを発信していくことで、将来の薬学教育に少しでも生かされるのではないか、

今の薬学生にとっても少しでも有益なものになるのではないか、そう思いました。ですから、自分たちの将来のた

め、将来の薬学生のために、私達はこれからも「薬学教育」について学生の視点から意見を発信していきたいと

思います。このような機会を与えてくださいました日本社会薬学会のみなさま、ご講演をいただきました日下部

先生に心より感謝を申し上げます。

企画名 発見!薬学部生活の有意義な過ごし方!

開催日

11月 10日

開催場

Co-med Cafe

参加人

19名

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

薬学部 5、6 年生に今までどういったことを学んできたのか、どんな学生生活を送ってきたのか、実際に話しても

らうことで、6 年という長い学生生活に対して不安を抱いている学生に、勉学に対するやる気や、何かを始めた

り、目標を持つきっかけを与えたいため。

企画内

・ 実習に関するプレゼンテーション

・ 研究室に関するプレゼンテーション

・ 海外での実習経験に関するプレゼンテーション

当 日 ス

ケジュー

14:00 スタート

14:15~ 薬学部5・6年生の講演

ー講師①

橋崎友厚様:東邦大学薬学部5年、現日本薬学生連盟渉外委員長

ー講師②

松崎哲郎様:東京大学薬学部6年、現日本薬学生連盟学術委員長

ー講師③

永岡幸織:明治薬科大学5年

16:15~ WS「これからの大学生活を思い浮かべよう!」

感 想 今回は、薬学部低学年にフォーカスをしてイベントを開催致しました。これからの大学生活どんなことが待って

いるのかを知りたい、今のうちにやっておくべきことを知りたい、そんな多くの声が集まってこのイベント開催へと至

りました。

先輩方のお話は新しく知ることもたくさんあり、わくわくした気持ちと、現実を知って身が引き締まる気持ちの両

方を感じました。参加者は1・2年生が多く、ディスカッションの際もこれからあと4年5年と続く薬学生生活に期待

をふくらませていました。

また、

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「モチベーションを上げることができた!」

「なんでも全力で頑張ることの大切さを知った!」

などの声を多くいただくことができ、大変嬉しかったです。

海外での貴重な実習経験の話も頂いて、国によってこんなにも違っているのか、と驚きの連続でした。もっと

海外の学生のことも知りたいという思いが強くなったとともに、日本国内でもこんなに学校によって違いがあるのか

と多くの学生が驚いていて、他大学のことももっと知りたいとみなさん口をそろえて言っていました。

参加者の学年が近かったせいもあってか、非常に和やかな雰囲気でWSも進み、参加者全員が仲良くなること

のできた大変貴重なイベントだったと思います。また今回のイベントは、企画運営も薬学教育委員会1・2年生メ

ンバーで行ない、低学年層の横のつながりが広がっていると確かに感じることができて大変嬉しかったです。

このつながりがきっとずっと続いていくのだろうと感じることができ、今後の活動がますます楽しみになりました。

ご講演いただいた先輩方、素敵な講演をありがとうございました。

また、会場提供にご協力くださいました Co-med Cafe様 ありがとうございました。

企画名 SSP 1st The Seven Star Pharmacist

開催日

11月 15日 18:00~20:00

開催場

薬学ゼミナール本社

参加人

4人

責任者 飯塚千亜希(薬学教育委員会 慶應義塾大学 2年)

開催目

薬剤師の役割は?という問いは、薬学生が考え続けなければならないものである。今回の題材は、WHO と FIP

が協同でつくった The seven-star pharmacist にしてみる。その理由は、薬学生なら知っていてほしいし、すごく

簡潔でわかりやすいので、低学年や全然詳しくない人も議論に参加しやすいから。

企画内

プレゼンテーション

テーマ:

①「The seven-star pharmacist 」とは?

②「薬剤師の役割を考えるということ」

WS

テーマ:

「The seven-star pharmacist の中身を知ろう!」

「日本における、薬剤師の役割とは何だろう?」

当 日 ス

ケジュー

18:00~18:45 プレゼンテーション

18:45~19:45 ディスカッッション

感 想 Study Session Project、SSP!がいよいよ第 1回の開催を迎えました。あえて学生たちで知恵と意見を出し合

うという空間を作ることで、自分たちの新たな興味の発見であったり、新たな仲間との出会いが生まれることを目

指しているプロジェクトです!

そして第1回である今回のテーマは、「The Seven Star Pharmacist!」ということで、7つ星の内容をひもときな

がら、薬剤師の役割について参加者全員で話しあいました。

ディスカッションテーマを、

「私達の言葉で考える、7つ星薬剤師」としまして、

私達なりに薬剤師の役割を7つにまとめてみました。

「ケア提供者」

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「医薬品の安全管理者」

「コミュニケーター」

「教育者」

「生涯学習者」

「研究者」

「率先性」

大変深い議論を交わし悩んだ末、今回はこの7つにまとまりました。「率先性」というのが、一つだけ系統が違う

感じがしますが、

「これははずせないよね!」

「もっとかっこいい言葉が思いついたら変えたいけど、これがやっぱり伝わるよね!」

そのような声がたくさんあり、今回はこれで落ち着きました。

難しいテーマながらも、全員の頭をフル稼働して、楽しく活発な話合いをすることができました。

参加者のみなさまからも、

「とても楽しかった」

「このような話合いができる場はなかなかないから良い!」

という声をいただくことができ、運営側も大変嬉しかったです。これこそがこのStudy Session Projectの醍醐味で

はないかと思います。

これからもこのプロジェクトは続いていきます!

企 画 名 あじさいネット見学ツアー

開 催 日 時 3月 6日,7日

開 催 場 所 長崎県

参 加 人 数 19人

責 任 者 飯塚千亜希(薬学教育委員会)

開 催 目 的 長崎県の地域で使用されている地域医療連携ネットワークである「あじさ

いネット」は、地域医療の質の向上に非常に貢献している。他地域でも同

様の取り組みが行なわれてはいるものの、これほどまで地域ぐるみでしっ

かりと活用できている地域は他にはない。薬剤師も、このネットワークに

よって患者情報を知ることで、患者に対してよりよいケアができているの

である。高齢者社会を迎える日本での最先端の取り組みとも言えるこのシステムの使わ

れている地域を、実際に目で見て体験することに大変意義があると考え、今回のツアー

を企画した。

企 画 内 容 ・ システムの概要説明

・ システムを利用している薬局・診療所の見学

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・ 薬剤師研修会・懇親会への参加

当日スケジュ

ー ル

【1日目】

13:00~14:55 あじさいネット概要説明

長崎大学病院医療情報部 准教授 松本 武浩 先生

15:30~16:30 グループごとに見学

① ハシモト耳鼻咽喉科医院

② 宮崎薬局バス通り店

③ たしろ薬局

④ サンタ薬局

⑤ ライン薬局

19:30~ うつ病支援体制強化薬剤師研修会

21:00~ 懇親会

【2日目】

9:30~

①宮崎薬局バス通り店

14:00~

① たしろ薬局

② 宮崎薬局バス通り店

感 想 薬学教育委員会と九州支部が初めてコラボで企画したイベントでした。あじさいネット事務局の

先生方、多くの九州の先生方のお力添えをいただきながら、準備段階から多くの学生がかかわ

り、作り上げたツアーとなりました。

実際にシステムを使用している様子を見学させていただいたことによって、初めて分かったこと

がたくさんありました。実際の利用方法や、あじさいネットの情報があることによって可能になる薬

剤師としての専門性の発揮の仕方を学ぶことができ、大変勉強になりました。見学させていただ

いた薬局の薬剤師の先生方は、専門性を発揮され、患者さんと触れ合う時間をとても大切にさ

れていて、参加者一同その姿に大変感動し、自分たちも先生方のような薬剤師になりたいと心か

ら思いました。

今回の参加者は九州以外に在住のメンバーも多く、自分たちの住む地域ではこのシステムを

そのまま取り入れても上手く行かないのではないかと感じました。だからこそ、今回学んだ「あじさ

いネットがあることによって可能になる様々な良い点」を、どのようにすれば自分たちの地域でも可

能にすることができるのか、という点を考えていかなければならないと思いました。

このツアー開催に当たって、あじさいネットについて、準備段階から様々な下調べを行い、シス

テムがあることによる利点や問題点を学生同士で話合いをしたりしていました。このツアーは参加

した 19人の2日間だけでなく、大変多くの学生の多くの時間を費やしたものです。そのため、一際

得たものも喜びも大きかったのだろうと思います。

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参加者ひとり一人がただ享受するだけなく、利点や問題点、今後自分たちは何をしていくべき

なのか、というところまで考えることができ、大変良いツアーをなったと思います。ご協力いただき

ましたあじさいネット事務局のみなさま、長崎の先生方に心より御礼を申し上げます。

薬学教育委員会 委員長 慶應義塾大学 3年 飯塚千亜希

地域連携委員会

[日本語名称]

地域連携委員会

[英語名称・略称]

Regional relations committee

[委員会キャッチフレーズ]

つながる。つなげよう、日本。

[活動理念]

・日本中の薬学生や医療系学生、団体とのネットワークをひろげ、つなぎ、発展と向上を目指す。

[活動方針]

・「いま、どこで、何が求められているのか」を常に把握し、新たなプロジェクトを創造する。 ・常に開かれた

組織でありつづける。

[2013 年度地域連携委員長]

橋本由李(大阪薬科大学 4 年)

企 画 名 日本薬学生連盟 交流会 @名古屋

開催日時 2013年 5月 12日(日)13:30~18:00

開催場所 薬学ゼミナール 名古屋教室

参加人数 20人

責 任 者 大平悠介(地域連携院会 日本大学 4年)

開催目的 日本薬学生連盟の理念、活動の内容似ついて知ってもらい、

賛同する学生と一緒に今後の活動を行うため。

企画内容 ・団体紹介

・委員会ブース

・ワークショップ

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当日スケ

ジュール

11:00~12:00 直前 MTG

12:00~13:45 教室準備+受付

13:45~14:00 挨拶、団体紹介

14:00~14:10 休憩、ブース準備

14:10~14:40 委員会ブース①(IRC、PEC、学術、地域)

14:40~14:50 休憩、ブース準備

14:50~15:20 委員会ブース②(SEC、公衆衛生、渉外、運営局)

15:20~15:45 休憩、会員登録

15:45~全体ワークショップ

(内訳)

15:45~15:50 説明

15:50~16:10 Work1:ブース①での情報共有

16:10~16:15 移動

16:15~16:30 Work2:ブース②での情報共有

16:30~16:35 移動

16:35~17:10 Work3:企画・提案

17:10~17:25 発表

17:25~17:35 他の班の内容を見学

17:35~18:00 クロージング、撤収作業

感 想 ワークショップではブースで行った委員会紹介の情報共有を行い、最終的に今後自分たちがやってみたい活動を企画・提案し

てもらいました。

委員会ブース毎の説明時は番号を書いた紙を渡し、説明を聞いた参加者が同じ委員会にならないように配慮しました(ブース

は 2回あったので参加者は 2枚番号が書かれたポストイットを持つという工夫をしました)。

Work1では一つ目の委員会ブース(IRC、PEC、学術、地域連携)、Work2では二つ目の委員会ブース(SEC、渉外、公衆衛生、運

営)について情報共有を行いました。

Work3 では、Work1,2 とはまた異なるメンバーでグループを作り、今まで情報共有してきた中で感じたことや興味があることなど

から、今後自分たちがやりたいことを企画・提案しあいました。グループごとの発表の後は、時間に余裕があったため、他の班がワー

クショップ中にまとめた模造紙を歩き見る時間を設け、より深く理解し合える場を作りました。

今回の最も良かった点としては、東海の参加者の多くが参加してよかったという感想を言ってくれたことです。今後の東海地区で

の活動を行う基盤のイベントになったのではと感じています。

今回のイベントスタッフは、東海地区の学生のほか、執行部などが務めました。準備が行き届かない面もあり、ご迷惑をおかけす

ることもありましたが、今後の参考とさせていただき、よりよいイベントの運営を行っていきたいと考えています。

企画名 新学期スタートイベント『秋の広島におじゃまします。』

開催日

2013年 10月 6日(日)

開催場

広島国際大学 広島キャンパス

参加人

8名

責任者 橋本由李(地域連携委員会 大阪薬科大学 4年)

開催目

・日本薬学生連盟と、薬学生の活動の内容の楽しさを知ってもらう。

・日本薬学生連盟で活躍している薬学生が自身の経験などをプレゼンし、誰でも日本全国を舞台に活動できる

ことを知ってもらう。

・スタッフ・参加者の交流。

企画内

【プレゼン:『日本の先端を駆ける薬学生たち』】

プレゼンター

①2013年度 薬学教育委員長 飯塚千亜希(慶應義塾大学 2年)

②2012年度 広報委員長 吉村元宏(広島国際大学 6年)

③2013年 会長 小林大翼(慶應義塾大学 6年)

【アイスブレイク】

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・名刺交換ゲーム

→グループ内で自己紹介をする。次に、グループの一人一人が名刺に見立てたカードを持ち、違うグループの

人と自己紹介をする。違うグループの名刺カードを集める。

・即興瞬間写真

→制限時間内に、出されたお題にそってグループでポーズをとる。

会話はしてはいけない。

【メインゲーム】

・貿易ゲーム

→ http://www.jca.apc.org/unicefclub/unitopia/1999/boueki.htm

シナリオは資料を参照の上、オリジナルの物を作る。

当 日 ス

ケジュー

13:30~ 受付開始

14:00~ 挨拶

14:05~ 団体紹介

14:20~ IB

14:50~ プレゼン

15:35~ 質疑応答

15:50~ 休憩

16:10~ ゲーム

17:10~ 委員会活動紹介、告知

17:30~ 終わりのあいさつ

17:35~ 移動

18:05~ 交流会

20:05 終了

感 想 広島には加盟団体「‘couture’(広島国際大学)」があり、前年度より地域連携委員会などの委員会と一緒に

活動をおこなってきました。

今回は、新学期がスタートするこの季節に新歓のような楽しくわいわい出来るイベントを行おう!と考え、このイ

ベントを立案しました。

このイベントに参加する学生は、プレゼンターを含め関東、関西、中国地方と様々であるため、当日までは主に

Skypeで話し合いを進めました。

当日は小林、吉村、飯塚がプレゼンターを務めました。3人とも日本薬学生連盟に出会ってからの自分や周囲

の変化を楽しく感じているようで、その中でも「今の仲間に出会えたことが一番の経験である」と口を揃えていまし

た。

会社の新人研修でも行われているという「貿易ゲーム」は、少人数チーム対抗ゲームです。配られた資源を使

ってチーム内で物を作ったり、取引をすることでお金を稼ぎ、終了時間の時点でお金を一番多く持っているチー

ムが優勝となります。この日初めて会った参加者同士もこのゲームで打ち解けたように感じました。チームごとに

お金の稼ぎ方に個性が見られ、開催者側としても楽しかったです。

今回の参加者はアクティブな薬学生でしたので、この出会いを大切に、次回は日本薬学生連盟の持つコンテン

ツを活かしたイベントを中国地方で開きたいと考えています。

おじゃましました!

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企画名 日本薬学生連盟 交流会 @名古屋

開催日

2013年 10月 14日(月・祝)

メインイベント:14:00~17:40

交流会:18:00~20:00

開催場

名城大学 名駅 サテライト「MSAT」

〒450-0002

名古屋市中村区名駅 3-26-8

KDX名古屋駅前ビル 13階 TEL:052-551-1666

URL:http://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/msat.html

参加人

23人

責任者 山本理香子(地域連携委員会 金城学院大学 5年)

開催目

まだまだ日本薬学生連盟の活動や知名度が低い東海地区において、学び等の委員会のイベントは数回開催さ

れているなか、参加してくださる人数が少数だったので、新歓以来に交流会という形で比較的参加しやすいイベ

ントを開催して、日本薬学生連盟のことをもっと知っていただく機会を得たかったということで開催しました。それ

に加え、参加してくださった方々により多くの出会いや新しい価値観を提供する場を持ちたかったという目的もあ

ります。

また、今回は薬学生だけに限らず、いろんな学部の学生さんにも参加していただき、それぞれの得意分野や話

したいことを話す機会を提供しました。

Open Space Technology(OST)の手法にも慣れていただきたく、今回は敢えて OSTを利用してイベントを開催し

ました。

企画内

・日本薬学生連盟活動紹介

・今までにイベントに参加して感じたことなどの報告

(東海でのイベント、全国でのイベント)

・それぞれの委員会での活動の報告

・今後の東海で企画しているイベントの宣伝、報告

・イベントでの写真等の展示

・夕飯を食べながらの交流会

当 日 ス

ケジュー

13:30 受付開始

14:00 イベント開始

14:50 活動紹介

16:40 報告会(OST)

17:15 発表

17:40 イベント終了

18:00 交流会開始

20:00 交流会終了

感 想 当日は、比較的に高学年(4~5年生)が多く、他学部の方にも参加していただくことができました。

今回は、OSTという手法を用いて報告会ということで、交流を主な目的としてそれぞれに話したいテーマを出し

てもらい、そのうちのどのテーマについてみんなで話していくかということを決めて何個かグループに分かれてテ

ーマを出してくれた人を中心に話し合ってもらいました。お互いが日々どんなことを考えているのか、何に興味が

あるのかなど様々な分野において話し合いをすることができ、他者に対する理解や新しい価値観など、それぞれ

感じるものがあったのではないかと思いました。テーマを出した人がファシリテーターを務めてもらうことで、普段

人前に出てファシリテーターをする機会があまりない学生や低学年の学生もファシリテーションを経験してもらうこ

ともできました。どのグループも学年関係なく、いい雰囲気で話し合いを進められていたと思います。

参加者の中には、「『日本薬学生連盟』って名前がすごく真面目な感じだから話を聞くだけの参加にしようか

な」と言っていた学生もいましたが、今回は好きなタイミングでお菓子を食べたり休憩をとるなどしてラフな環境で

あったため、話し合いにしっかり参加して意見を言っている場面も見ることができたので、とてもよかったなと感じ

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ました。

交流会でも、以前からイベントに参加している学生や初めてイベントに参加してくれた学生が結結構均等に混

ざって話すことができたようで、とても楽しんでくれていたのでよかったです。東海地区で活動をしていると、日本

薬学生連盟に関してまだまだ質問等は多く聞かれますが、少しずつ活動に興味をもってくれてくれる方が増えて

いるのではないかなという印象を受けました。

企画名 2013年度 SNU&yaqoo コラボイベント

開催日

2013年 11月 30日(土)13:00~18:00

開催場

日本大学薬学部キャンパス

参加人

当日スタッフ・・・SNU(日本大学):4名、yaqoo(東邦大学):4名

参加者・・・16名

責任者 大平悠介(地域連携委員会 日本大学 4年)

開催目

日本薬学生連盟に加盟していない人への広報、および大学間での交流を深め、また互いを刺激し合うことでこ

れからの活動をよりよいものにする。

企画内

○アイスブレイク

自分の歴史を書いてもらい、それを元に自己紹介を行いました。

○団体説明

日本薬学生連盟の紹介を行いました。

○サークル紹介

SNUおよび yaqooの代表がサークルの紹介を行いました。

○各サークルによるワークショップ

各サークルがワークショップを行いました。

① SNUによるワークショップ

PPAC(薬剤師専門性意識向上キャンペーン)という言葉について理解してもらい、薬剤師としての仕事の再

認識、一般人への薬剤師の仕事を理解してもらう方法とその意義を考えました。

② yaqooによるワークショップ

クリスマスキャロルの主人公スクルージのQOLを考えるというテーマで行いました。ここでのQOLは、「生活の

質」として捉えました。童話の場面ごとにスクルージの QOL を考え、場面ごとにスクルージの QOL がどのよう

に変化していくか意見を出し合いました。

○クロージング

参加者にアンケートをとりました。

当 日 ス

ケジュー

12:30 集合

13:00 開始

14:45 ワークショップ

18:50 終了

感 想 日本大学 SNU サークルと東邦大学 yaqooサークルの合同イベントを地域連携委員会が主催となり 11月 30

日に行いました。どちらのサークルも普段は学内で活動することが多く、他のサークルとの間の交流はあまりあり

ません。これは珍しいことではなく、日本薬学生連盟の活動では個人間での交流は多々ありますが、サークル同

士の交流は乏しいように感じます。今回のイベントは、素敵な活動を行っているサークル同士の交流を深め、刺

激し合うことを目的に行いました。

初めに初対面の人がほとんどのため、アイスブレイクとして自分の歴史を踏まえての自己紹介を行いました。

自己紹介を通してより話し合いを進めやすい空気になりました。

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次にワークショップでは、サークル毎に時間を設け、ワークショップを行ってもらいました。

SNU サークルでは、PPAC(薬剤師専門性意識向上キャンペーン)について理解し、一般の方に薬剤師が資

格を持つことでどのような仕事を行うことが出来るかを知ってもらうためにどのような活動を行えるか、などを話し

合いました。活発な話し合いが様々なグループで行われ、調剤だけでなく公衆衛生や在宅医療などについても

話し合うことができました。

yaqooサークルでは、クリスマスキャロルの話のあらすじからその後を話し合い、主人公スクルージの生活の質

(QOL)を考えました。どの場面に焦点を当てるか、どのような行動を起こすことがスクルージの QOL を高めるの

かについて話し合いました。

今回、関東のサークルでコラボイベントを行うにあたり、お互いのサークルがどのような活動を行っているのか、

他大学の学生と知り合いになることで地域連携委員会が目的としている「輪」を広げることが出来たという点で今

回のイベントは成功でした。

地域連携委員会では今後も大学のサークル間の合同イベントを開催し、サークル間の「輪」を全国に広げて

いきたいと思います。

学術委員会

[日本語名称]

学術委員会

[英語名称・略称]

Academic Committee AC

[活動理念]

薬学生の学術への積極的取り組みを推進し、また薬学生に学術的発表の場の提供を行う。

[活動方針]

①日本薬学生連盟として学会発表を行う

②日本全国のアカデミックを学ぶ ③薬学生が学年に関係なくアカデミックに興味を持てる場を提供する

[2013 年度学術委員長]

松崎哲郎(東京大学 5 年)

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企画名 Presentation Workshop in BKC with APS-Japan

開催日

2013年 9月 1日(日)

開催場

立命館大学びわこくさつキャンパス

参加人

11名

責任者 梅崎優志(学術委員会 立命館大学 3年)

開催目

プレゼンテーションのワークショップを定期的に開催されている方を講師に招いて、セミナーを開催してもらい、プ

レゼンテーションの基礎を学ぶ。

企画内

①ワークショップとは何かについてのセミナー

②良い聞き手と話し手、悪い聞き手と話し手とは何かを考える(ワークショップ)

③プレゼンテーションの作り方についてのセミナー

当 日 ス

ケジュー

17:00 集合完了

17:00~17:30 ①のセミナー

17:30~18:00 ②のワークショップ

18:00~19:00 ③のセミナー

19:00~21:00 懇親会

感 想 今回学術委員会で開催する以前に 1 度、研究発表の入門として、立命館大学薬学研究会(やくけん R)で開

催し、その後の会員のプレゼンの質の向上が見られたため、今回学術委員会での開催を企画いたしました。今

回の講演者である笹本さんが普段開催しておられるワークショップは 4 時間で行われるのですが、今回は都合

上、エッセンスのみの 2 時間で行いました。はじめに笹本さんによる、プレゼンテーションの基本的な考え方、行

い方の講演がありました。そこでは、プレゼンの論の展開の仕方、アイデアの作り方、そもそもプレゼントは何かに

ついて教授していただきました。その後、11 人を 2 グループに分けて、それぞれの班で、プレゼンの際にどんな

聞き手が良い聞き手か、もしくは悪い聞き手かを考え、同時に話し手についても考えました。その後、今度は前

半の講演に即した形でパワーポイントの実践的な使い方を学びました。今回のワークショップで印象深かったもの

は、「発表は起承転結ではなく、結論を先に持ってくる」、「聞き手の記憶媒体は 1 バイトしかないから、シンプル

に伝える」 ことでした。つまり、相手にまず伝えたいことを伝え、その補足をすることで印象を与える、そして伝え

る方法はできるだけシンプルに行う。その為には 3 時間かけて作ったスライドを削っていく勇気が必要というもの

がありました。普段私は伝えたいことは全て伝えたいという気持ちがあり、スライドもおのずと増えていき、全部伝

えるために 1つ 1つが雑になり、結局全て伝えきれないということがよくありました。3時間作ったものを消す事は

非常に抵抗がありますが、よりシンプルなプレゼンをするためには、時として消す事が必要であり、今後私が一番

心がけていかなければならないことであると痛感しました。

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企画名 かながわ薬剤師学術大会見学

開催日

平成 26年 1月 13日(月・祝)

開催場

パシフィコ横浜・会議センター

参加人

5人

責任者 池田裕(学術委員会 帝京平成大学 2年)

開催目

学会という場の雰囲気を知る。この学会見学を通して、今後の薬剤師の役割・使命を考え、今後の大学生活に

生かす。

企画内

学会会場で自分の興味ある所を見学し、学会とはどういう場所なのかを実際に体験する。

当 日 ス

ケジュー

10時までにパシフィコ横浜、入り口に集合

→スケジュール用紙配布後、各自興味のあるシンポジウム・ポスター会場へ

~11:00 ポスター会場見学

11:00~12:00 特別講演;患者・薬害被害者の視点に立った薬剤師への期待

12:15~13:15 昼食;ランチョンセミナー(生活習慣からみた認知症予防、新規オピオイド製材の臨床薬理)

16:30に入り口集合

~17:30 近くの喫茶店にて感想、意見交換

→現地解散

感 想 “学会は楽しめる!まずは学会の雰囲気を知ろう!”これをコンセプトに企画しましたが、本当にその通りでし

た。私個人としては 3回目の学会参加でしたが、それぞれ全て違う面白さがあり、私たち学生でも楽しめる内容

が沢山ありました。

様々な学会が毎週のように行われている中、自分の興味のある学会に自分のレベルに合わせて気軽に参加

できる。少し軽い気がしますが、学生はむしろその感覚で参加することで絶対に興味がわいてくる気がします。

また、ランチョンセミナーにはじめて参加しましたが、食事しながら講演を聞くという形式は本当に新鮮でした。

本学会は患者本人、現場の医師、そして現場で活躍する薬剤師の話を聞ける素晴らしいものでした。

見学終了後も参加メンバーで感想と意見交換をしましたが、このような場で知識を深め共有もでき、コミュニ

ケーション能力の向上にも繋がる学会という場の素晴らしさを感じることが出来た一日でした。参加者の皆さんか

らも、「初めてだけど思ったより内容が分かった。また参加したい。」という感想をいただき、学会の雰囲気を知る

というこのイベントの目的は達成されたと思います。そして、学会は堅苦しいものではなく、積極的に参加していく

場であるという事を強く感じました。

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渉外委員会

企画名 【Women Project〜女性の働き方、生き方について考える〜】

開催日

2013年 6月 16日 14時〜17時 30分

開催場

magari 中野店

参加人

25名

責任者 小原悠那(渉外委員会 東京薬科大学 4年)

開催目

将来のキャリアアップと恋愛について、先輩の話を聞くことで将来像について考える。また、同じ女子薬学生との

情報交換の場とし、悩みや夢を共有することで将来について考える。

企画内

1. 自己紹介

2. 講師の方によるお話

3. 質問に対してトークセッション

4. ワールドカフェ

〈テーマ〉

・将来像について(何になりたいか、どんな人になりたいか)

・将来のためにやっていること、やりたいこと

・今好きなこと

・恋愛について(恋愛と仕事どちらを優先させるか)

→話し合った内容を最後に発表

5.写真撮影&フリートーク

6.18時〜懇親会

当 日 ス

ケジュー

12:00~講師の方と打ち合わせ@新中野駅

14:00~受付開始

14:30~16:00 講師の方によるお話&質疑応答

16:00~17:30 ワールドカフェ

18:00~懇親会

感 想 今回のWomen Projectでは、APSの先輩であり、現在 CRO、公務員、病院で働いている方のお話を聞き、女

性としてのキャリアアップ、恋愛について将来像を考えることが出来ました。参加者の多くは APS で活動している

ということもあり、OGの方の学生時代の勉強、生活について聞き、今後の自分のあり方を考えるきっかけを得るこ

とができと思います。特に今回は参加者の方の多くが国際的に医療を考え、将来海外で働きたい、海外に興味

がある、といったように見受けられました。

一条さん、後町さん、高橋さんの今に共通することは、APS でリーダーになり積極的に活動していたこと、学生

の間に経験したあるできごとが転機となり今の仕事に就いていることです。将来、薬剤師になるために薬学部に

入学したものの、やりたいことを見失って日々膨大な勉強に追われている人も少なくないと思います。そのような

中で 3 人の方のお話はとても刺激的でした。私の心に特に響いた言葉は「何が幸せか。何が大切か。」です。私

たちは生きていく以上、色々な人に助けられています。悩んだ時、岐路に立った時にも、「何が幸せか。何が大

切か。」を考えることで自分に合った選択肢が生まれ、そこで得られてきたものが、今の自分を造り、今後の自分

にもなります。学生時代に憧れとなるロールモデルと仲間を見つけること、失敗、成功等色々な経験することは

今後の人生の糧になるので、学生時代に関わらず、今後色々な引き出しを作っていこうと思いました。

また、今回は女性なら誰でも気になる恋愛、結婚について話し合いました。

薬学生は卒業が遅いため、結婚できるのかといった薬学生ならではといった不安を抱えている人が多々いま

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した。3 人の講師の方に共通することとして、恋愛が上手くいっているときに仕事も上手くいき、障壁になるような

人とは長く続かないのではないかという点が挙りました。参加者の方も恋愛が最優先ではなく、将来働きたいとい

う意見が挙っており、薬学生の芯の強さ、男らしさを感じることが出来ました。

今回のWomen Project で参加者の方が考えたことは様々だと思いますが、共通して、今後の自分のあり方に

ついて一歩前進出来たのではないかと思います。今回講演してくださった一条さん、後町さん、高橋さんに深く

お礼申し上げます。今回参加してくださった講師の方、薬学生の方との出会いも一生大切に出来たらと思ってい

ます。ありがとうございました。

企画名 2020年の製薬業界〜これからのあるべき MR像とは〜

開催日

2014年 2月 26日(水)13:00〜16:00

開催場

武田薬品工業株式会社 東京本社

参加人

100名(応募人数:163名、抽選後の参加者数:130名)

責任者 仁宮勇人(財務統括理事 城西大学 3年)

開催目

製薬業界最大手の武田薬品工業様と、日本最大級の医療情報サイト「m3.com」や「MR 君」を運営されている

エムスリー様に、未来の医療について互いのビジョンを語っていただく中で、将来を担う次世代の薬学生達は今

何を学び、どう行動すべきかを共に考えることを目的とした。

また、医薬品情報の在り方に関して、オンラインとオフライン両方の大切さを学び、今後医療に貢献していく MR

像とはどのようなものか考え、同時に自身のキャリアについても考察することで薬学出身者におけるキャリアの選

択肢を広げてもらうことも合わせて目的とした。

企画内

①製薬業界の紹介

②会社、団体紹介

③パネルディスカッション「薬学生としてできる医療貢献とは」、「医療業界を取り巻く環境について」、「これから

求められるMRとは」

④ワークショップ 「これからのあるべきMR像とは」

⑤発表・総括

当 日 ス

ケジュー

構成 時間 所要

時間

担当

受付開始 12:3

0

0:30 日本薬学生連盟

オープニング 13:0

0

0:05 日本薬学生連盟

業界・会社紹介(タケダ) 13:0

5

0:15 武田薬品

演者紹介 13:2

0

0:01 日本薬学生連盟

会社紹介(エムスリー) 13:2

1

0:10 エムスリー

演者紹介 13:3

1

0:01 日本薬学生連盟

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団体紹介(日本薬学生連盟) 13:3

2

0:10 日本薬学生連盟

バッファー 13:4

2

0:05

休憩 13:4

7

0:10

キャリア教育「薬学生としてできる医療貢献とは」 13:5

7

0:03 日本薬学生連盟

14:0

0

0:12 武田薬品

パネルディスカッション「医療業界を取り巻く環境につ

いて」

14:1

2

0:15 武田薬品、エムスリー、日本薬学生

連盟

パネルディスカッション「これから求められる MR とは」 14:2

7

0:15 武田薬品、エムスリー、日本薬学生

連盟

まとめ 14:4

2

0:03 日本薬学生連盟

バッファー 14:4

5

0:10

休憩 14:5

5

0:05

ワークショップ 15:0

0

0:50 日本薬学生連盟

発表、総括 15:5

0

0:10 日本薬学生連盟

終了、アリナミン配布、お見送り 16:0

0

日本薬学生連盟

感 想 製薬業界国内最大手の武田薬品工業様と日本最大級の医療情報サイト「m3.com」や「MR君」を運営されて

いるエムスリー様とのコラボレーション企画を2014年2月26日に実施しました。

開催目的にもある通り「将来医薬品情報をどのように扱っていくべきなのか?」という大きなテーマに対し「医療

現場で実際に医師と直接情報提供を行うMR」と「IT技術を活用してオンライン上で医師に情報提供を行う『MR

君』というサービス」の両方の功罪を理解してもらうことを、まずは第一目標とした。このイベントの中での最終的

な結論としては、どちらもメリット・デメリットがあり、どちらか一方が良いというわけではなく、MRとITが融合し、両方

を組み合わせていくような新しい情報提供のスタイルが生まれて来るのではないか、という結論でした。

また、パネルディスカッションの中では、過去・現在の製薬業界に関する様々なデータを比べながら情報を整

理し、今後の製薬業界の流れを予測する中で、薬学という専門性を持つ私たち薬学生の可能性に関してもお

話ししていただきました。

ワークショップでは、パネルディスカッションの内容を踏まえてサブテーマである『これからのあるべきMR像』につ

いて考察し、テーブル毎にMRとして必要な3つのスキルを導きだしました。ディスカッションの中では、今回のパ

ネルディスカッションを見てからでないと出てこないようなITを意識したスキルを出す参加者もいて、イベントを通

じて参加者の理解度は深まっていたように感じました。

全体を通して、準備(主に集客)も問題なく、参加者の満足度も高かったので、イベントとしては成功と言える結

果だったと思います。

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APPS2013 実行委員会

企画名 APPS(Asia Pacific Pharmaceutical Symposium)参加者対象

Leader In Training(略称:LIT) 開催日

2013年 8月 19日~ 22日

開催場

トレーニング施設:株式会社マイナビ 本社竹橋オフィス 2F

宿泊施設 :サクラホテル〒111-0032 東京都台東区浅草 2丁目 24-2

参加人

外国人学生 13名 日本人スタッフ 5名

責任者 植山陽子(APPS2013実行委員会 武庫川女子大学 4年)

開催目

様々な価値観、考え方を共有し、知識を深めかつ海外の仲間をつくり、コミュニケーション力を高めること。最後

に、LIT の次のプログラム APPS において、自ら計画を立てそれを実行し、そのスキルを身につけて、次の世代に

伝えられる人を育成すること。

企画内

プロジェクトテーマ

1)次世代の薬学のリーダーを担う人材の育成

2)リーダー同士が協力しあい国を超えた協力体制を構築する

3)この企画で学んだことを自国に還元してもらい更なる人材開発をする

4) 薬学、医療、福祉に関する各国の事情の共有や理解および最新研究の共有

5)実践を行い、リーダーをとれるか実践値をあげる

上記の5項目を取得するためにワークショップを行います。ワークショップの方法は、大きく2つにわかれ、事前

に主催者側が用意したものと、当日に参加者と主催者で話し合われその場で行う実践を重視したものがありま

す。最後にパワーポイントで発表します。

また、LITで学んだことをもとに、マネジメントの一部として、APPSのオークションナイトで実践しました。それだけ

でなく、APPS終了後も、薬学生は各国に、学んだことを持ち帰りまたその国で新たなリーダーとなる人材の育成

ができるようになっています。

なお、この LITの企画に参加できるメンバーは IPSFにより選抜された人たちのみで。資料等の審査を受け、最大

でも 20 人となっています。また、その薬学生は自国の代表として参加しているため、次世代のリーダーとして国

を超えたネットワークの構築が望めます。

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当 日 ス

ケジュー

感想 この度、2013年 8月 19日から 22日の 4日間をかけて、Leader In Training を開催致しました。開催にあ

たりましては企業様や、先生方多くの方に、ご協力をいただき、大変感謝をしております。

本年度は、海外参加者 13名と日本人スタッフ 4名 の薬学生が参加し、3日間にわたる、トレーニングやデ

ィスカッションなどを行うことにより、リーダーになるには、人を動かすにはどのようにしたらよいのかを事前に学

び、APPS 期間中では、実際にラッフルを売りオークションを行うプロジェクトを実践しました。それを通して、反省

点および改善点を出し合い、短い間でしたが、沢山の意見を交わし、白熱した議論ができたと考えております。

また、トレーニング以外にも、3 日間寝食することにより、異文化にふれあい、理解し合える大変良い機会になっ

たと考えております。

この LIT を通して、学生皆、習得したことを夏にとどめるのではなく、今後にも生かし、また LIT で出会った仲間

と、今後も世界の薬学に焦点をあてながらより良い薬学生活をおくっていけたらと、願っています。

第 12 回アジア太平洋薬学生シンポジウム概要

実施期間

自 平成 25 年 08 月 22 日

至 平成 25 年 08 月 28 日

事業の趣旨及び目的

APPS は「アジア地域の薬学界への未来貢献」を長期的な目標として掲げており、その目標に向かう具体

的な趣旨として以下の三点が挙げられます。

一点目は、成長機会の提供です。薬学生は、APPS への参加を通じて国際的な視野を育成することや、薬

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学の知識・技術の増進をはかることができます。また、各国の薬学生と切磋琢磨することにより、参加者の

意識の向上が期待されます。

二点目は、国際ネットワークの確立です。APPS は、参加するアジア支部の国同士の連携の強化と、国境

を越えた薬学生同士のつながりの構築を目指します。このような国際ネットワークを生かし、将来的にアジ

ア地域の薬学界に貢献していきたいと考えております。

三点目は、新たな知見の共有と発信です。日本の薬学生は各国の薬学生との情報交換を通して各国の薬学

事情や、医療・福祉等の背景を共有することができます。また、APPS は日本の最新医療や文化を発信する

場ともなったでしょう。そして、多様性をもった学生たちの交流の中から新たなアイディアを創造していく

場としていきたいと考えております。

会場

主会場:東邦大学 習志野キャンパス

宿泊先:アパホテル東京ベイ幕張

※見学先、キャンペーン実施会場、懇親会会場は後述第 3 章 P26 以降参照

総合テーマ

【Self medication ~be your healthcare partner~】

昨今、薬剤師による、セルフメディケーション事業が国や社会から求められています。日本が超高齢社会を迎

えるにあたり、いかに医療費を抑えることができるのかという議論が頻発しております。その中で薬剤師に出来

ることは何か、その答えの一つにセルフメディケーションの推進が挙げられます。

将来、薬剤師を始めとする薬学に関係する職種に就く私たち薬学生にとって、セルフメディケーションを学ぶ

ことは非常に重要です。

また、セルフメディケーションの推進は、日本国内のみならず、WHOを始めとして、世界中で進められていま

す。

例えば、アジアでは、偽薬の問題により、セルフメディケーションの推進のためには、安全確保のために薬剤

師の役割が重要となります。また、国によっての OTC医薬品の成分の違い、薬剤師の出来る範囲の法律上の違い、

社会的背景など、様々な相違点が見られます。様々な国の薬学生と、セルフメディケーションというテーマにつ

いて、様々な角度から視ることで改めて、セルフメディケーションについて深く考えることが出来ます。

薬学を学ぶ私たちにとって、重要なキーワードである、セルフメディケーション。今回の APPSを通して、改

めて、より考えて欲しいという思いから、メインテーマを「Self medication ~ be your healthcare partner

~」と致しました。

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スケジュール

時間9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

19:00

20:00

21:00

International

Night

16:00

17:00

18:00

Welcome

Party

Counterfeit

Medicine

(偽造医薬

品)

Cosmetics

(化粧品)

Day0 (8/22 Thu) Day1 (8/23 Fri)

Opening

Ceremony

Symposium I

昼食

Community

Pharmacy

(地域薬局)Pre PCE

Poster

Session IRM

Coffee Break

SEOPre CSE CPPoster

Session II

※RM:APRO 総会

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時間

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

Japanese

Night

19:00

昼食

Campaign RM

Coffee Break

Self-Medication

(セルフメディケーション)

Complementary

Medicines

(サプリメント)

Home

Medical Care

(高齢化・在宅医療)

CSE RM

Day2 (8/24 Sat)

Health

Economics

(医療経済)

Drug poisoning

(薬害)

Diabates

(糖尿病)

Invitation to

Drug

Discovery

RM

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時間

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

22:00

昼食

16:00

自由行動17:00

19:00

18:00

Coffee Break

RM

Optimal use

of Food

(薬膳)

Chinese

medicine(漢

方・ハーブ)

Med usage

in Disasters

(災害医療)

Green Tea

(文化体験

(茶道))

Day3 (8/25 Sun)

Team

Approach to

Healthcare

(チーム医療)

Global

Health

(国際保健)

Generic

Medicine

(ジェネリック

医薬品)

OTC

Medications

(OTC医薬

品)

Green Tea

(文化体験

(茶道))RM

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Time

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

19:00

16:00

17:00

18:00

Day6 (8/28 Wed)

出国日

Day4 (8/26 Mon) Day5 (8/27 Tue)

PCE Final

Coffee Break

SymposiumIII

昼食

Closing

Ceremony

Field

Trip

Auction

Night

Gala

Night

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参加者

海外薬学生 394 名

日本人薬学生 125 名(スタッフ含む)

合計 519 名

参加国

マレーシア(59 名)、タイ(113 名)、台湾(77 名)、インドネシア(80 名)、オーストラリア(7 名)、

シンガポール(5 名)、韓国(9 名)、アルジェリア(14 名)、デンマーク(4 名)、カナダ(2 名)、

日本(24 名)