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臨床研修関係の規程及び様式等 2019年4月1日 ① 病院機構図 ② 指導医名簿 ③ 臨床研修病院としての理念・基本方針 ④ 砂川市立病院研修管理委員会規程 ⑤ 砂川市立病院臨床研修規程 ⑥ 砂川市立病院臨床研修医勤務マニュアル ⑦ 臨床研修の連携体制 ⑧ 診療の責任体制(研修医の診療責任の範囲と指導医による安全確保体制) ⑨ 日当直時の診療と指導医による支援 ⑩ ポートフォリオ ⑪ 月末研修評価 ⑫ ローテーション終了時研修評価 ⑬ 研修医の研修・指導医に対する評価 ⑭ プログラム責任者による態度評価 ⑮ 指導医による態度評価 ⑯ 上級医による態度評価 ⑰ 同僚研修医による態度評価 ⑱ 研修医自身による態度評価 ⑲ 看護師による態度評価 ⑳ 看護師・医師以外による態度評価

臨床研修関係の規程及び様式等‡¨床研修...㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート ㉚ 外科症例レポート ㉛ 手術所見 ㉜ 症状レポート ㉝ 症例レポート

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臨床研修関係の規程及び様式等

2019年4月1日

① 病院機構図

② 指導医名簿

③ 臨床研修病院としての理念・基本方針

④ 砂川市立病院研修管理委員会規程

⑤ 砂川市立病院臨床研修規程

⑥ 砂川市立病院臨床研修医勤務マニュアル

⑦ 臨床研修の連携体制

⑧ 診療の責任体制(研修医の診療責任の範囲と指導医による安全確保体制)

⑨ 日当直時の診療と指導医による支援

⑩ ポートフォリオ

⑪ 月末研修評価

⑫ ローテーション終了時研修評価

⑬ 研修医の研修・指導医に対する評価

⑭ プログラム責任者による態度評価

⑮ 指導医による態度評価

⑯ 上級医による態度評価

⑰ 同僚研修医による態度評価

⑱ 研修医自身による態度評価

⑲ 看護師による態度評価

⑳ 看護師・医師以外による態度評価

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㉑ 医師臨床研修ガイドライン

㉒ 研修医の医療行為に関する基準

㉓ 砂川市立病院クリニカル・スキルラボ管理運営規程

㉔ 砂川市立病院CPC委員会規程

㉕ 砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者に関する規程

㉖ 履歴書

㉗ 志望理由や将来について

㉘ 症例レポート・症状レポート・外科症例・CPCレポート等記載方法

㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート

㉚ 外科症例レポート

㉛ 手術所見

㉜ 症状レポート

㉝ 症例レポート

㉞ 病歴要約(外科手術例の手術所見は別紙参照)

㉟ 病歴要約及び鑑別診断

㊱ 卒後臨床研修医の処遇

㊲ 学習環境および院内カンフアレンス

㊳ 砂川市立病院卒後臨床研修プログラム

㊴ 週間予定表

㊵ 砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者に関する規定

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2019年4月1日 現在

訪問看護ステーション

 砂川市立病院機構図

内 科 3 階 東 病 棟 (小児科・眼科)

精 神 科 3 階 西 病 棟 (産科)

4 階 東 病 棟 (泌尿器科・婦人科・皮膚科)

循 環 器 内 科 4 階 西 病 棟 (循環器内科・心臓血管外科)

小 児 科 5 階 東 病 棟 (脳神経外科・神経内科・耳鼻咽喉科)

脳 神 経 内 科

外 科 5 階 西 病 棟 (整形外科・耳鼻咽喉科)

整 形 外 科 6 階 東 病 棟 (内科:消化器、血液、総合)

形 成 外 科 6 階 西 病 棟 (内科:消化器、総合・外科・形成外科)

脳 神 経 外 科 7 階 東 病 棟 (内科:呼吸器、総合、結核、感染・救急科)

心 臓 血 管 外 科 7 階 西 病 棟 (地域包括ケア病棟)

呼 吸 器 外 科 3 階 南 病 棟 (精神科)

医 局 皮 膚 科 4 階 南 病 棟 (精神科)

泌 尿 器 科 集 中 治 療 室 ( ICU)

産 婦 人 科 高 度 治 療 室 (HCU)

眼 科看 護 管 理 室 内 科

耳 鼻 咽 喉 科 管理者 精 神 科

麻 酔 科 外 来 診 療 棟院 長 神 経 内 科

救 急 科血 液 透 析 室 循 環 器 内 科

リ ハ ヒ ゙ リ テ ー シ ョ ン科副院長 小 児 科

放 射 線 治 療 科 中 央 手 術 室外 科

放 射 線 診 断 科中 央 材 料 室 整 形 外 科

病 理 診 断 科形 成 外 科

歯 科 口 腔 外 科脳 神 経 外 科

中 央 手 術 室心 臓 血 管 外 科

血 液 透 析 室呼 吸 器 外 科

健 診 室皮 膚 科

泌 尿 器 科

産 婦 人 科

眼 科

耳 鼻 咽 喉 科

麻 酔 科

救 急 科

歯 科

放 射 線 治 療 科

放 射 線 診 断 科

中 央 処 置 室

医療安全推進室 看 護 外 来

健 診 室感染対策推進室

地域医療連携係地域医療連携室 地域医療連携課

がん相談支援センター がん診療相談支援係

在宅・退院支援係

研 修 管 理 室 研 修 医

栄 養 管 理 室 栄 養 係

研 修 管 理 係

医師診療支援室 医師診療支援係

救命集中治療センター

救命救急センター

周産期センター

腎透析センター

認知症疾患医療センター 地域生活支援係

薬 剤 部

医 療 技 術 部 放 射 線 科

検 査 科 庶 務 係

看 護 部医 事 係

管 理 課 職 員 係リ ハ ヒ ゙ リ テ ー シ ョ ン科

施 設 係

臨 床 工 学 科

経 理 係

用 度 係

附 属 看 護 専 門 学 校事 務 係

学 校 長 副 学 校 長 事 務 管 理 者教 務 係

診 療 情 報 係

事 務 局 医 事 課 業 務 係

情報システム係

経 営 企 画 課企 画 係

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2019年度指導医名簿2019/4/1 現在 病院名:砂川市立病院

研修分野 役職(協力型病院名) 氏  名 受講指導医等講習会 備考講習会名称 主  催 受講年月日

研修管理委員長プログラム責任者(消化器外科)

院長 田口 宏一新臨床研修指導医養成講習会プログラム責任者養成講習会

(社)全国自治体病院協議会(財)医療研修推進財団

2005年12月11日2009年10月14日

内科 病院事業管理者 平林 高之プログラム責任者養成講習会新臨床研修指導医養成講習会

(財)医療研修推進財団(社)全国自治体病院協議会

2005年11月26日2003年12月13日

副プログラム責任者

内科 名誉院長 小熊  豊

新臨床研修指導医養成講習会第5回北海道プライマリ・ケアネットワーク指導医講習会第1回日本プライマリ・ケア連合学会秋季生涯教育セミナー

(社)全国自治体病院協議会特定非営利活動法人 北海道プライマリ・ケアネットワーク日本プライマリ・ケア連合学会

2008年12月7日2009年9月27日2010年11月7日

内科 副院長 日下 大隆

プログラム責任者養成講習会新臨床研修指導医養成講習会第5回北海道プライマリ・ケアネットワーク指導医講習会第1回日本プライマリ・ケア連合学会秋季生涯教育セミナー

(財)医療研修推進財団(社)全国自治体病院協議会特定非営利活動法人 北海道プライマリ・ケアネットワーク日本プライマリ・ケア連合学会

2006年11月20日2003年10月18日2009年9月27日2010年11月7日

内科 栄養管理室長 渡部 直己プログラム責任者養成講習会新臨床研修指導医養成講習会

(財)医療研修推進財団(社)全国自治体病院協議会

2007年10月13日2003年10月18日

内科 感染対策推進室長 吉田 行範プログラム責任者養成講習会新臨床研修指導医養成講習会

(財)医療研修推進財団(社)全国自治体病院協議会

2011年11月22日2005年9月18日

内科 部長 廣海 弘光 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2008年11月9日

内科 部長 野村 昭嘉 第9回北海道大学病院指導医のための教育ワークショップ 北海道大学病院 2012年9月23日

内科 部長 新崎 人士 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2008年12月21日

内科 医師 岸田 直樹 新臨床研修指導医養成講習会 (社)日本病院会 2011年6月12日

内科 部長 清水 紀宏新臨床研修指導医養成講習会プログラム責任者養成講習会

(社)全国自治体病院協議会臨床研修協議会

2009年3月1日2017年11月23日

内科 医長 山内 理香 第1回札幌医科大学附属病院臨床研修指導医養成講習会 札幌医科大学附属病院 2008年7月9日

内科 副医長 松谷 健一 第8回札幌医科大学附属病院臨床研修指導医養成講習会 札幌医科大学附属病院 2013年7月21日

外科 部長 横田 良一 指導医のための教育ワークショップ 北海道・北海道医師会 2011年2月6日

外科 部長 細田 充主 第10回北海道大学病院指導医のための教育ワークショップ 北海道大学病院 2013年10月6日

整形外科 副院長 宮野 須一 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2005年11月20日

脳神経外科 脳神経センター長 南田 善弘 平成18年度第2回臨床研修指導医講習会 国立病院機構本部北海道東北ブロック事務所 2007年3月3日

脳神経外科 部長 古明地 孝宏 指導医のための教育ワークショップ 北海道・北海道医師会 2017年2月12日

心臓血管外科 医療安全推進室長 佐々木 昭彦 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2007年1月14日

心臓血管外科 医長 橋口 仁喜 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2015年8月30日

形成外科 医長 香山 武蔵 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2016年11月6日

救急・麻酔 救命集中治療センター長 雨森 英彦 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2004年8月29日

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救急科 救命救急センター長 下嶋 秀和指導医のための教育ワークショッププログラム責任者養成講習会

北海道・北海道医師会臨床研修協議会

2011年2月6日2012年11月20日

救急科 医員 富田 明子 第15回北海道大学病院指導医のための教育ワークショップ 北海道大学病院 2018年11月10日

小児科 新生児集中治療センター長 菊地 成佳 第25回久留米大学病院指導医講習会 久留米大学病院 2016年6月24日

小児科 医長 近藤 謙次 第11回札幌医科大学附属病院臨床研修指導医養成講習会 札幌医科大学附属病院 2016年10月2日

産婦人科 副院長 武田 直毅 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2005年11月13日

産婦人科 部長 津田 加都哉 第4回北海道大学病院指導医のための教育ワークショップ 北海道大学病院 2008年8月1日

産婦人科 部長 山下 陽一郎 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2009年2月15日

精神科 副院長 内海 久美子 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2004年8月8日

皮膚科 医長 鎌田 麻子 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2009年3月8日

泌尿器科 腎透析センター長 柳瀬 雅裕 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2005年8月28日

泌尿器科 部長 國島 康晴 第5回北海道プライマリ・ケアネットワーク指導医講習会 特定非営利活動法人 北海道プライマリ・ケアネットワーク 2009年9月27日

耳鼻咽喉科 部長 加藤 明夫 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2007年2月25日

眼科 医長 横山 千秋 指導医のための教育ワークショップ 北海道・北海道医師会 2018年3月11日

病理診断科 副院長 岩木 宏之 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2004年3月7日

放射線治療科 医長 長谷川 雅一 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2010年9月26日

放射線診断科 医長 高田 延寿 第5回旭川医科大学病院指導医のための教育ワークショップ養成講習会 旭川医科大学病院 2012年11月4日

リハビリテーション科 部長 齊藤 直人 新臨床研修指導医養成講習会 (社)全国自治体病院協議会 2019年1月20日

H31.4.1 現在 39名

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1.臨床研修および当院における理念、基本方針等

(1)臨床研修の理念および基本方針

臨床研修理念

1)医師としての人格を涵養し、医学及び医療の果たすべき社会

的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に関わる疾病等に適切に

対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を身に

つける。

2)チーム医療を実践するために、多職種の機能を理解し、患者

さんや家族に配慮した適切な行動を実践する。

3)全職員が研修医の指導者であることを自覚し、相互に高め合

うことで医療の質を向上させる。

4)地域医療への貢献と高度医療との関わりを通して、医師とし

てのキャリア形成を支援する。

臨床研修基本方針

1)臨床研修には、協力型臨床研修病院を含むすべての病院職員

が参画する。

2)医療安全と指導体制を充実させて、研修医の身分を保証し、

労働条件の改善に努め、臨床研修の効率を高める。

3)行動目標、経験目標の達成状況を把握し、臨床研修目標を完

遂させるべく指導する。

4)研修医の医療行為には、基本的に指導医が指示・監督し、そ

の責任を負う。

5)第三者による評価を受け、検証を行うことにより、臨床研修

病院としての更なる質の向上に努める。

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2

(2)臨床研修の具体的な基本方針(GIO)と研修プログラムの目標(SBOs)

1)北海道の二次医療圏のひとつ中空知の基幹病院として地域完結型の医療を提供する

病院の特徴を生かし、医学医療の社会的側面に心を配りつつ、患者を全人的に診るこ

とができる基本的診療能力を身につける。

ア)すべてのコアローテーションにおいて、頻度の高い疾患の診断・治療、初期救急

処置など基本的臨床能力の習得を重視する。

イ)患者を全人的に理解し、良好な患者-医師関係を確立するために、患者・家族の

ニーズを身体・心理、社会的側面から把握し、インフォームド・コンセントを得る

ことができ、守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。

ウ)臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、患者への適応を判断す

るEBMが実践できる。

エ)医療を実践するうえでの安全確認の考え方を理解し、院内感染対策、医療事故防

止、事故後の対応についてマニュアルに沿って行動できる。

2)診療科相互の緻密な連携がとれる適度な病院規模と活発な地域医療連携機能を生か

し、プライマリ・ケアの基本的かつ実践的な知識・技能と共に医師として必要な基本

的姿勢・態度をあわせて習得する。

ア)ER型救急医療(一次~三次を順不同で扱う)、緩和終末期医療、在宅ケア、地域医

療などの幅広い医療の場を経験する。

イ)多くの医療専門職種と協同し、患者中心のチーム医療を理解・実践できる。

ウ)患者の紹介・逆紹介および地域医療連携の現場を経験し、患者情報を交換するた

めに、地域の団体・機関の担当者とのコミュニケーションを取るとこができる。

3)研修修了後どのようなキャリアパスを歩むことになろうとも成長し続けるために、

生涯学習につながる自己学習能力を養成する。

ア)医師としての社会的責任を自覚し、常に自己を向上させようとする態度を身につ

ける。そのために、自己評価を適切に行える技能と他者からの評価を謙虚に聞く態

度を身につける。

イ)臨床症例を学術研究上からも大切に扱い、それらをまとめてカンファレンスや学

術集会で発表・検討ができる。

ウ)日々の行動・思考・思い・学習成果などをポートフォリオとして保存したうえで、

毎月の振り返り・相互評価を行い、また、経験した症例についてレポートの形でま

とめる習慣をつける。

エ)時間管理・体調管理を含む自己管理能力を身につけ、社会的責任を自覚するプロ

フェショナリズムを育成するとともに、自己の限界について表明できる。

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3

(3)当院の理念および基本方針等

病 院 理 念 良質の医療、心かよう安心と信頼の医療を提供する病院

地域に根ざし、地域に愛され、貢献する病院

基 本 方 針 1.患者さんの人権を尊重し、患者さん本位の人間性あふれる医療を展開し

ます。

2.事実に基づき、安全で効果的な質の高い医療を実践します。

3.患者さん、ご家族、医療者がともに納得できる医療を目指します。

4.地域センター病院として快適で機能的な診療体制を保持し、高度医療、

救急医療から在宅医療まて、幅広い医療を展開し、地域医療の充実を図

ります。

5.教育研修機関として人材を育成し、医学の進歩とともに発展、成長する

機能を果たします。

6.自治体病院としての倫理・公共性を発揮して、地域の医療・介護・保健・

福祉と連携し、多職種チーム医療の実践、地域包括ケアの推進に努めま

す。

7.合理的で健全な経営を推進し、職員一人ひとりが働き甲斐のある環境を

整備します。

職員のモットー 誠 実 ・ 信 頼 ・ 的 確 ・ 納 得 ・ 発 展

臨 床 倫 理 方 針 患者さんを中心とした最適な医療を提供するために、砂川市立病院の職員

は、本方針に基づいて行動します。

1.患者さんの権利を尊重し、公平、公正かつ質の高い医療を提供します。

2.医療内容や必要な事項について、丁寧に説明し、理解、納得いく医療の

提供に努めます。

3.患者さんに有益な医療を提供し、医療安全に努めます。

4.守秘義務と個人情報の保護を徹底します。

5.関係法令等を遵守するとともに、院内各種委員会での審議結果に従った

医療を提供します。

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4

患者さんの権利に関する宣言

1 良質で適切な医療を公平に受ける権利

2 尊厳が保たれる権利

3 十分な説明と情報の提供を受ける権利

4 自己決定の権利(セカンド・オピニオンを求める権利)

5 プライバシーが守られる権利

6 自由に意見を述べる権利

患者さんの義務

1 医療従事者に自身の健康の情報を出来るだけ正確に伝える義務

2 患者さんは受けている医療に関して理解し、質問する義務

3 他の患者さんの治療や病院職員の業務に支障をきたさない義務

4 病院の規則を守り、医療に参加・協力する義務

5 医療費の支払い義務(医療費の請求には、遅滞なく応じる義務)

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5

こころの医療センターに入院中の患者さんの権利に関する宣言

1 いかなるときでも、個人として、その人格が尊重される権利

暴力や虐待、無視、放置など非人間的な対応を受けない権利

2 患者さんが受ける治療について、わかりやすい説明を理解できるまで受け

る権利

患者さんが受けている治療について知る権利

3 一人ひとりの状態に応じた適切な治療及び対応を受ける権利

不適切な治療及び対応を拒む権利

4 退院して地域での生活に戻っていくことを見据えた治療計画が立てられ、

それに基づく治療や介護、福祉サービスを受ける権利

5 患者さんの治療計画を立てる過程に参加し、意見を表明して自己決定でき

るようにサポート(援助)を受ける権利

また、意見を述べやすいように周りの雰囲気、対応が保障される権利

6 公平で差別されない治療及び対応を受ける権利

必要な補助者(手話等)をつけて説明を受ける権利

7 できる限り開放的な、明るい、清潔な、落ちつける環境で治療を受けるこ

とができる権利

8 患者さんの衣類等の私物を、身の回りに安心して保管しておける権利

9 通信・面会を自由に行える権利

10 退院請求及び治療・対応に対する不服申立てをする権利

これらの権利を行使できるようサポート(援助)を受ける権利

また、これらの請求や申立てをしたことによって不利に扱われない権利

11 病院内で個人の生活スタイルができる限り尊重される権利

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砂川市立病院研修管理委員会規程

(趣旨)

第1条 砂川市立病院における臨床研修の円滑な運営を行うため、研修管理委員会(以下「委員

会」という。)を設置する。

(審議事項)

第2条 委員会は、次の事項を審議する。

(1)臨床研修プログラム作成方針の決定、各臨床研修プログラム間の相互調整等に関すること

(2)臨床研修医の募集、他施設への出向、臨床研修医の臨床研修継続の可否、臨床研修医の処

遇及び臨床研修医の健康管理に関すること

(3)臨床研修目標の達成状況の評価、臨床研修修了時及び中断時の評価に関すること

(4)臨床研修医採用における臨床研修希望者の評価に関すること

(5)臨床研修修了後及び中断後の進路について相談等の支援に関すること

(6)その他臨床研修に関すること

(構成)

第3条 委員会の構成は、次のとおりとする。

(1) 研修管理室長 1名

(2) プログラム責任者 1名

(3) 内科医師 若干名

(4) 救急科医師 若干名

(5) 外科医師 若干名

(6) 小児科医師 1名

(7) 麻酔科医師 1名

(8) 精神科医師 1名

(9) 産婦人科医師 1名

(10) 病理診断科医師 1名

(11) 研修協力病院の研修実施責任者 各1名

(12) 研修協力施設の研修実施責任者 各1名

(13) 管理課長 1名

(14) 臨床研修医師 若干名

(15) 外部委員 若干名

(16) その他医師 若干名

(17) その他医師以外の職種 若干名

(薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士など)

2 委員の構成とは別に、管理者として病院事業管理者、院長、事務局長、看護部長を充てる。

3 委員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、委員に欠員が生じた場合の補欠の委員の

任期は、前任者の残存期間とする。

(委員長)

第4条 委員会の委員長は、研修管理室長1名をもって充てる。

2 副委員長は、委員長の指名による。

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3 委員長は、委員会を招集し、その議長となる。

4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときはその職務を代行する。

(委員以外の者の出席)

第5条 管理者は、原則として委員会に出席する。

2 委員長は、必要があると認めたときは、臨床研修医及び委員以外の者の出席を求めるととも

に、説明又は意見を聴取することができる。

(委員会の開催)

第6条 委員会は、委任状と合わせて過半数の委員が出席していなければ成立しない。

2 委員会は、必要に応じて毎月開催するものとするほか、委員長は、委員の2分の1以上から

招集の請求があるときは、委員会を招集しなければならない。

3 委員会の議事は、出席委員の2分の1以上の同意により決するものとする。

4 委員会の議事については、記録を作成し、保存するものとする。

(事務局)

第7条 委員会の事務局は、研修管理室研修管理係が行う。

(雑則)

第8条 この規程の改正は、委員会の議を経て院長が行う。

2 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

附 則

この規程は、平成15年2月20日から施行する。

附 則

この規程は、平成15年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成16年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成17年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成18年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成19年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成20年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成21年10月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年10月28日から施行する。

附 則

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この規程は、平成23年8月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成24年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成24年8月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成25年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成26年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成29年4月1日から施行する。

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砂川市立病院研修管理委員会委員名簿 平成30年7月1日

氏 名 部 署 名 職 名

管 理 者 小 熊 豊 砂川市立病院医局 病院事業管理者

〃 平 林 高 之 砂川市立病院医局 院長

〃 朝 日 紀 博 砂川市立病院事務局 事務局長

〃 孰 賀 愛 子 砂川市立病院看護部 看護部長

委 員 長

(プログラム責任者) 田 口 宏 一 砂川市立病院医局 研修管理室長(副院長・消化器外科)

副委員長 岩 木 宏 之 砂川市立病院医局 副院長(病理診断科)

委 員 下 嶋 秀 和 砂川市立病院医局 救命救急センター長(救急科)

〃 内 海 久美子 砂川市立病院医局 副院長(精神科)

〃 雨 森 英 彦 砂川市立病院医局 救命集中治療センター長(麻酔科)

〃 佐々木 昭 彦 砂川市立病院医局 医療安全推進室長(心臓血管外科)

〃 日 下 大 隆 砂川市立病院医局 副院長(内科)

〃 渡 部 直 己 砂川市立病院医局 栄養管理室長(内科)

〃 吉 田 行 範 砂川市立病院医局 感染対策推進室長(内科)

〃 山 内 理 香 砂川市立病院医局 神経内科医長

〃 清 水 紀 宏 砂川市立病院医局 循環器内科部長

〃 菊 地 成 佳 砂川市立病院医局 新生児集中医療室長(小児科)

〃 武 田 直 毅 砂川市立病院医局 副院長(産婦人科)

〃 横 田 良 一 砂川市立病院医局 消化器外科部長

〃 臨 床 研 修 医 砂川市立病院医局 代 表(2名)

〃 平 野 聡 北海道大学病院 教 授

〃 山 下 敏 彦 札幌医科大学附属病院 病 院 長

〃 平 田 哲 旭川医科大学病院 教 授

〃 八木田 一 雄 松前町立松前病院 院 長

〃 小 西 裕 彦 奈井江町立国民健康保険病院 院 長

〃 内 山 久 士 市立赤平総合病院 院 長

〃 細 川 寿 和 市立芦別病院 院 長

〃 松 江 弘 一 市立美唄病院 院 長

〃 竹 内 功 余市協会病院 副 院 長

〃 佐々尾 航 北海道立羽幌病院 院 長

〃 山 田 基 砂川市立病院事務局 医事課長

〃 為 國 泰 朗 砂川市立病院事務局 管理課長

〃 上 野 英 文 砂川市立病院薬剤部 薬剤部長

〃 国 田 彰 砂川市立病院医療技術部 医療技術部長

〃 宮 本 利 経 砂川市立病院放射線科 技 師 長

〃 渋 谷 雅 之 砂川市立病院検査科 技 師 長

〃 三 浦 良 一 砂川市立病院臨床工学科 技 師 長

〃 加 藤 和 彦 砂川市立病院リハビリテーション科 主 任

〃 細 海 加代子 砂川市立病院看護部 副看護部長

〃 伊 波 久美子 砂川市立病院看護部 看護師長

〃 中 村 香 織 砂川市立病院看護部 看護師長

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外部委員 小 林 公 民 小林産婦人科医院 院 長

〃 前 谷 正 美 砂川市町内会連合会 事務局長

事 務 局 森 田 康 晴 砂川市立病院研修管理室 副審議監

〃 田 中 静 江 砂川市立病院研修管理室 研修管理係

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1

砂川市立病院臨床研修規程

第1章 総則

(目的)

第1条 この規程は、基幹型臨床研修病院である砂川市立病院(以下「当院」という。)における

卒業直後の医師免許取得者に対して行う初期臨床研修(以下「研修」という。)について、その

取り扱いを定める。

(名称)

第2条 臨床研修を受けている医師を研修医という。

(研修の目的及び臨床研修理念・臨床研修基本方針)

第3条 研修は、幅広い基本的臨床能力を身につけ、医師としての人格を涵養することを目的と

する。

2 前項の基本的臨床能力とは、知識、技術、態度、情報収集力、総合判断能力をいう。

3 臨床研修理念は次のとおりである。

(1)医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべ

き社会的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に関わる疾病等に対応できるよう、プライマリ・

ケアの基本的な診療能力を身につける。

(2)チーム医療を実践するために、多職種の機能を理解し、患者さんや家族に配慮した適切な

医療を実践する。

(3)全職員が研修医の指導者であることを自覚し、相互に高め合うことで医療の質を向上させ

る。

(2)地域住民に育てられた医師が、地域に貢献する医師となるよう、地域医療を経験し、高度

医療との関わりを学ぶ。

4 臨床研修基本方針は次のとおりである。

(1)臨床研修には、協力型臨床研修病院を含むすべての病院職員が参画する。

(2)医療安全と指導体制を充実させて、研修医の身分を保証し、労働条件の改善に努め、臨床

研修の効率を高める。

(3)行動目標、経験目標の達成状況を把握し、臨床研修目標を完遂させるべく指導する。

(4)研修医の医療行為には、基本的に指導医が指示・監督し、その責任を負う。

(5)第三者による評価を受け、検証を行うとともに、地域住民や救急隊員、地域の有識者等か

らの意見等を受け反映することにより、臨床研修病院としての更なる質の向上に努める。

(研修医の定員)

第4条 研修医の定員は8名とする。

2 ただし、前項の定員は、大学病院の協力型臨床研修を除いたものとする。

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2

(研修期間)

第5条 研修医の研修期間は、原則として2年間とする。

(研修管理委員会)

第6条 研修医の研修を円滑に行うため、研修管理委員会(以下「委員会」という。)を設置し、

研修管理委員長(以下「委員長」という。)を置く。

2 委員会の組織及び業務は、この規程によるほか、「砂川市立病院研修管理委員会規程」の定め

るところによる。

3 委員会は、毎月定期的に開催し、当院の各部署と密接に連携を図り研修を実施する。その業

務は次のとおりである。

1.研修プログラムに則った研修の実施及び管理

2.研修医の全体的な管理

3.研修医の研修状況の管理

4.指導医の指導管理

5.その他研修に関する業務

4 委員会は、病院事業管理者、研修指導に参加する研修科の長、臨床研修協力施設の研修実施

責任者、担当事務職員及び委員長が必要と認める臨床研修関係者等で構成する。

5 委員長は、委員会の業務を統括する。

第2章 募集・採用

(研修医の募集)

第7条 委員会は、募集要項、研修プログラムを公開し、全国から研修医を募集する。

(研修医の選考及びマッチング)

第8条 研修医の採用は、あらかじめ応募した者を委員会において選考し、医師臨床研修マッチ

ング協議会による組み合わせ決定に従い研修医を採用する。

(採用手続)

第9条 採用が内定した場合は、研修条件につき内定者と研修仮契約書を締結する。また、医師

国家試験合格発表後、採用決定者の採用手続きを行う。

2 研修仮契約書の締結後、医師国家試験が不合格となった場合は、内定を取り消す。

3 研修医は、採用に際して医師免許証の写し等の必要書類を提出する。

(研修制限)

第10条 研修医は、医籍登録が確認されるまでの間は診療に従事してはならない。

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3

第3章 研修体制

(研修施設)

第11条 研修医は、当院及び臨床研修協力施設において研修を行う。

(研修医の所属)

第12条 研修医は、特定の診療科・部門に属さず、直属組織の研修責任者(研修管理室長)並

びにプログラム責任者の管理のもと研修プログラムに則り研修する。

(研修医の業務)

第13条 研修医は、指導医の下に、担当医として主治医の指示する診療を行う。また、診療科

以外の部門では、指導責任者の下で研修する。

2 研修医は、オリエンテーション、症例検討会等に出席しなければならない。

3 研修医は、毎月交代で研修管理委員会、医療安全管理委員会、院内感染対策委員会等に出席

しなければならない。

4 研修医は、主治医が決定した診療計画に基づき診療を行う。

5 研修医は、各研修施設の医療安全管理体制に従い、患者に対しては責任を持って事故の発生

を未然に防ぐとともに、事故発生時には速やかに所定の手続きをとらなければならない。

6 研修期間中のアルバイト診療は、禁止する。

(オリエンテーション)

第14条 研修開始に当たってはオリエンテーションを実施し、研修医として必要な知識の習得

を図る。

(研修方法)

第15条 研修医は、研修期間中の1年次に必修科目として内科、救急科を研修し、選択必修科

目として小児科、外科、麻酔科を研修する。また、2年次に必修科目として内科と地域医療を

研修し、選択必修科目として精神神経科、産婦人科を研修するとともに研修プログラムに定め

る診療科から希望する診療科を選択し研修する。

2 各診療科の研修期間は、研修プログラムに定める。

3 各研修医のローテーション計画の作成及び調整は、委員会が行う。

(研修プログラム)

第16条 研修プログラムには、研修医が研修終了までに到達すべき研修目標を掲げる。

2 研修プログラムには、必修とするコア・ローテーションと選択的なカリキュラムからなるロ

ーテーションを用意する。

3 研修プログラムの作成・改善及び全体的な管理は、委員会において統括する。

4 研修プログラムに、プログラム責任者を置く。また、必要により副プログラム責任者を置く

こともできる。

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4

5 研修プログラムは、医学の進歩、教育の充実、医療環境の変化、社会の要請等に伴い、適宣

見直すとともに、研修の質の向上を図るため恒常的に評価を行う。

第4章 指導・管理体制

(管理者)

第17条 病院事業管理者、院長、事務局長、看護部長は、管理者として、医療法、臨床研修に

関する厚生労働省令その他の法令に則り、研修医の研修及び監督に当たる。

(研修実施責任者)

第18条 協力型臨床研修施設に研修実施責任者を置く。

2 研修実施責任者は、研修管理委員長とし、当該施設における研修の実施を管理する。

(プログラム責任者等)

第19条 この規程の第16条第4項に定めるプログラム責任者及び副プログラム責任者(以下

「プログラム責任者等」という。)は、研修プログラムの企画立案及び実施の管理を行うととも

に、研修医に対する助言、指導その他援助が円滑に行われるよう研修指導体制の充実を図る。

(プログラム責任者等の要件)

第20条 プログラム責任者等は、この規程の第22条に定める指導医の要件を満たした者で、

プログラム責任者養成講習会を受講した者とする。

(指導医)

第21条 当該診療科の臨床研修の実施及び管理を円滑に行うため各診療科に指導医を置く。

2 指導医は、研修プログラムに則り、研修医の研修目標達成状況を把握し、研修医に対して適

切な指導を行う。また、研修終了時には自ら評価を行うとともに、研修医に助言指導する。

3 指導医は、研修医による診断・治療行為とその結果について直接の責任を負う。また指導内

容を診療記録に記載し、研修医の記載内容を確認し署名しなければならない。

4 指導医は、担当する分野における研修において、研修医の研修目標が達成できるよう指導す

る。研修終了後に研修医の評価をプログラム責任者に報告する。

5 指導医は、研修医の身体的、精神的変化を観察し問題の早期発見に努め、必要な対策を講じ

る。

6 指導医が不在になる場合には、指導医の臨床経験に相当する医師を代理として指名する。

(指導医の要件)

第22条 指導医は、日常の臨床業務に従事する臨床経験7年以上の関連学会の専門医・認定医

等で、教育に対する情熱を有し、プライマリ・ケアを中心とした指導を行い得る十分な臨床経

験と高い指導技能を持ち、厚生労働大臣が認定したプライマリ・ケアの指導方法等に関する講

習会を受講した者とする。

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5

(上級医)

第23条 上級医は、研修医を指導する指導医を補佐する。

2 上級医は、2年以上の臨床経験を有する医師で、指導医の管理の下、臨床の現場で研修医の

指導にあたる。

3 上級医は、指導内容を診療記録に記載し、研修医の診断・治療・記録など全般を監査する。

(指導者)

第24条 指導者は、歯科医師、薬剤部、看護部、医療技術部など、医師以外の職種から選任す

る。

2 指導者は、研修医を評価しプログラム責任者に報告する。

第5章 研修評価

(研修医の評価)

第25条 研修医の知識・技能・態度の研修目標に対する達成度を測定するため、評価を行う。

2 評価は、診療技術面のみならず、チーム医療や患者とのコミュニケーション面も含め、多面

的に行う。

3 評価は、指導医による日常的な観察を通じての評価及び研修医の自己評価並びに症例レポー

ト等の評価、その他の評価による。

(指導評価)

第26条 指導医の指導力向上及び研修科の指導体制向上を目的として、研修医、指導者等によ

る指導医、指導評価を行う。

(評価方法)

第27条 委員会は、各研修終了時に、評価表に沿って研修医の自己評価と指導医からの評価、

看護師長等からの評価を実施する。評価表は委員会事務局で管理し、委員会に評価結果を報告

する。

2 指導医は、必要に応じて評価結果を研修医に説明するとともにその結果を基に研修医が研修

目標達成に近づくよう適切な助言・指導を行う。

第6章 臨床研修の中断及び再開

(臨床研修の中断及び再開)

第28条 病院事業管理者は、医師としての適正を欠く場合、病気その他の事由により長期間研

修を欠く場合等、研修医が研修を継続することが困難であると認める場合には、当該研修医が

それまでに受けた研修に係る当該研修医の評価を行い、委員長に対し、当該研修医の臨床研修

を中断することを勧告することができる。

2 病院事業管理者は、前項の勧告又は当該研修医の申出を受けて、当該研修医の臨床研修を中

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6

断することができる。

3 病院事業管理者は、研修医の臨床研修を中断した場合には、当該研修医の求めに応じて、速

やかに、当該研修医に対して、所定の臨床研修中断証を交付する。

4 研修を中断した者が、臨床研修中断証を添えて委員会に研修再開を申出た場合には、その期

間の研修を補足することがある。

5 臨床研修中断証には、当該研修医が研修を中断、再開した年月日、研修を中断した理由、研

修を中断した時までの研修内容及び研修医の評価等の事項を記載する。

第7章 臨床研修の修了・未修了

(総合評価)

第29条 委員会は、研修医の研修期間の終了に際し、評価表及び研修医の自己評価表に基づき、

研修到達目標の達成度を総合的に評価する。

(修了認定)

第30条 病院事業管理者は、前条の総合評価に基づき、研修医が研修を修了したと認めるとき

は、速やかに、当該研修医に対して臨床研修修了証を交付する。

2 次の修了基準が満たされた時、臨床研修修了と認定する。

(1)研修実施期間

ア 研修期間(2年間)を通じた研修休止期間が90日以内。

(当院において定める休日は含めない。選択必修科は1月につき概ね3週間を修了の目安と

する。)

イ 研修休止の理由は、妊娠、出産、育児、傷病等の正当な理由。

(研修プログラムで定められた年次休暇を含む)

(2)臨床研修の到達目標達成度

ア 厚生労働省が示す「臨床研修の到達目標」のうち総ての必須項目達成

イ 総てのレポート提出

(3)臨床医としての適正の評価

ア 安心・安全な医療の提供ができる

イ 法令・規則を遵守できる

ウ 医療人としての適正に問題がない

(未修了)

第31条 委員会で修了基準を満たしていないと判定された場合は院長に報告し、未修了と判定

した研修医に対してその理由を説明し、臨床研修未修了証を交付しなければならない。

2 未修了とした研修医は、原則として引き続き同一の研修プログラムで研修を継続することと

し、委員会は修了基準を満たすための履修計画書を厚生労働省に送付しなければならない。

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7

第8章 記録の保管

(研修記録の保管)

第32条 委員長は、文書及び電子ファイル等により、研修を受けた研修医に関する記録を記載

し、当該研修医が研修を修了し、又は中断した日から研修管理委員会事務局において5年間保

存する。ただし、委員長が重要と認めたものについては、永年保存とする。

(1)氏名、医藉番号、生年月日

(2)研修開始・修了・中断・未修了年月日

(3)研修プログラム名

(4)研修施設名

(5)臨床研修内容と研修評価

(6)中断、未修了の理由

(7)その他臨床研修に関する記録

2 EPOCによる評価記録はEPOCのサーバーに保管される。

第9章 研修医の処遇

(研修医の勤務条件)

第33条 研修医の勤務条件は、砂川市条例及び規則等で定めるものとする。

第10章 雑則

(雑則)

第34条 この規程の改正は、委員会の議を経て病院事業管理者が行う。

2 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

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8

附 則

この規程は、平成15年 4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成21年10月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年 4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年10月28日から施行する。

附 則

この規程は、平成23年 8月 1日から施行する。

附 則

この規程は、平成24年 8月 1日から施行する。

附 則

この規程は、平成26年 4月 1日から施行する。

附 則

この規程は、平成29年 4月 1日から施行する。

附 則

この規程は、平成31年 4月 1日から施行する。(指導者に歯科医師を追加)

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砂川市立病院

臨床研修医勤務マニュアル

平成16年4月1日 制定

平成22年4月1日 改訂

平成24年4月1日 改訂

平成26年4月1日 改訂

平成27年4月1日 改訂

平成27年8月1日 改訂

平成31年4月1日 改訂

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2

( 目 次 )

1.臨床研修および当院における理念、基本方針等.................... 3

(1)臨床研修の理念および基本方針、目標 ......................... 3

(2)臨床研修の具体的な基本方針(GIO)と研修プログラムの目標(SBOs). 4

(3)当院の理念および基本方針等.................................. 5~7

(4)臨床における倫理綱領 ....................................... 8~11

2.勤務等について ............................................... 12

(1)平日勤務 ................................................... 12

(2)当直及び休日研修(勤務).................................... 12~13

(3)ICU・HCU研修.......................................... 14

(4)外来勤務 ................................................... 14

(5)病棟勤務 ................................................... 15~16

(6)手 術 ...................................................... 17

(7)基本的な患者・家族への対応 ................................. 17

3.会議、委員会、研修等に関する事項 ............................. 18

(1)会議 ....................................................... 18

(2)各種委員会 ................................................. 19

(3)学会等の参加 ............................................... 19

4.診療部門における接遇指針 ..................................... 20

(1)一般社会人としてのマナー ................................... 20

(2)専門職としてのマナー ....................................... 20

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3

1.臨床研修および当院における理念、基本方針等

(1)臨床研修の理念および基本方針

臨床研修理念

1)医師としての人格を涵養し、医学及び医療の果たすべき社会

的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に関わる疾病等に適切に

対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を身に

つける。

2)チーム医療を実践するために、多職種の機能を理解し、患者

さんや家族に配慮した適切な行動を実践する。

3)全職員が研修医の指導者であることを自覚し、相互に高め合

うことで医療の質を向上させる。

4)地域医療への貢献と高度医療との関わりを通して、医師とし

てのキャリア形成を支援する。

臨床研修基本方針

1)臨床研修には、協力型臨床研修病院を含むすべての病院職員

が参画する。

2)医療安全と指導体制を充実させて、研修医の身分を保証し、

労働条件の改善に努め、臨床研修の効率を高める。

3)行動目標、経験目標の達成状況を把握し、臨床研修目標を完

遂させるべく指導する。

4)研修医の医療行為には、基本的に指導医が指示・監督し、そ

の責任を負う。

5)第三者による評価を受け、検証を行うことにより、臨床研修

病院としての更なる質の向上に努める。

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4

(2)臨床研修の具体的な基本方針(GIO)と研修プログラムの目標(SBOs)

1)北海道の二次医療圏のひとつ中空知の基幹病院として地域完結型の医療を提供する

病院の特徴を生かし、医学医療の社会的側面に心を配りつつ、患者を全人的に診るこ

とができる基本的診療能力を身につける。

ア)すべてのコアローテーションにおいて、頻度の高い疾患の診断・治療、初期救急

処置など基本的臨床能力の習得を重視する。

イ)患者を全人的に理解し、良好な患者-医師関係を確立するために、患者・家族の

ニーズを身体・心理、社会的側面から把握し、インフォームド・コンセントを得る

ことができ、守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。

ウ)臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、患者への適応を判断す

るEBMが実践できる。

エ)医療を実践するうえでの安全確認の考え方を理解し、院内感染対策、医療事故防

止、事故後の対応についてマニュアルに沿って行動できる。

2)診療科相互の緻密な連携がとれる適度な病院規模と活発な地域医療連携機能を生か

し、プライマリ・ケアの基本的かつ実践的な知識・技能と共に医師として必要な基本

的姿勢・態度をあわせて習得する。

ア)ER型救急医療(一次~三次を順不同で扱う)、緩和終末期医療、在宅ケア、地域医

療などの幅広い医療の場を経験する。

イ)多くの医療専門職種と協同し、患者中心のチーム医療を理解・実践できる。

ウ)患者の紹介・逆紹介および地域医療連携の現場を経験し、患者情報を交換するた

めに、地域の団体・機関の担当者とのコミュニケーションを取るとこができる。

3)研修修了後どのようなキャリアパスを歩むことになろうとも成長し続けるために、

生涯学習につながる自己学習能力を養成する。

ア)医師としての社会的責任を自覚し、常に自己を向上させようとする態度を身につ

ける。そのために、自己評価を適切に行える技能と他者からの評価を謙虚に聞く態

度を身につける。

イ)臨床症例を学術研究上からも大切に扱い、それらをまとめてカンファレンスや学

術集会で発表・検討ができる。

ウ)日々の行動・思考・思い・学習成果などをポートフォリオとして保存したうえで、

毎月の振り返り・相互評価を行い、また、経験した症例についてレポートの形でま

とめる習慣をつける。

エ)時間管理・体調管理を含む自己管理能力を身につけ、社会的責任を自覚するプロ

フェショナリズムを育成するとともに、自己の限界について表明できる。

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5

(3)当院の理念および基本方針等

病 院 理 念 良質の医療、心かよう安心と信頼の医療を提供する病院

地域に根ざし、地域に愛され、貢献する病院

基 本 方 針 1.患者さんの人権を尊重し、患者さん本位の人間性あふれる医療を展開し

ます。

2.事実に基づき、安全で効果的な質の高い医療を実践します。

3.患者さん、ご家族、医療者がともに納得できる医療を目指します。

4.地域センター病院として快適で機能的な診療体制を保持し、高度医療、

救急医療から在宅医療まて、幅広い医療を展開し、地域医療の充実を図

ります。

5.教育研修機関として人材を育成し、医学の進歩とともに発展、成長する

機能を果たします。

6.自治体病院としての倫理・公共性を発揮して、地域の医療・介護・保健・

福祉と連携し、多職種チーム医療の実践、地域包括ケアの推進に努めま

す。

7.合理的で健全な経営を推進し、職員一人ひとりが働き甲斐のある環境を

整備します。

職員のモットー 誠 実 ・ 信 頼 ・ 的 確 ・ 納 得 ・ 発 展

臨 床 倫 理 方 針 患者さんを中心とした最適な医療を提供するために、砂川市立病院の職員

は、本方針に基づいて行動します。

1.患者さんの権利を尊重し、公平、公正かつ質の高い医療を提供します。

2.医療内容や必要な事項について、丁寧に説明し、理解、納得いく医療の

提供に努めます。

3.患者さんに有益な医療を提供し、医療安全に努めます。

4.守秘義務と個人情報の保護を徹底します。

5.関係法令等を遵守するとともに、院内各種委員会での審議結果に従った

医療を提供します。

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6

患者さんの権利に関する宣言

1 良質で適切な医療を公平に受ける権利

2 尊厳が保たれる権利

3 十分な説明と情報の提供を受ける権利

4 自己決定の権利(セカンド・オピニオンを求める権利)

5 プライバシーが守られる権利

6 自由に意見を述べる権利

患者さんの義務

1 医療従事者に自身の健康の情報を出来るだけ正確に伝える義務

2 患者さんは受けている医療に関して理解し、質問する義務

3 他の患者さんの治療や病院職員の業務に支障をきたさない義務

4 病院の規則を守り、医療に参加・協力する義務

5 医療費の支払い義務(医療費の請求には、遅滞なく応じる義務)

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7

こころの医療センターに入院中の患者さんの権利に関する宣言

1 いかなるときでも、個人として、その人格が尊重される権利

暴力や虐待、無視、放置など非人間的な対応を受けない権利

2 患者さんが受ける治療について、わかりやすい説明を理解できるまで受け

る権利

患者さんが受けている治療について知る権利

3 一人ひとりの状態に応じた適切な治療及び対応を受ける権利

不適切な治療及び対応を拒む権利

4 退院して地域での生活に戻っていくことを見据えた治療計画が立てられ、

それに基づく治療や介護、福祉サービスを受ける権利

5 患者さんの治療計画を立てる過程に参加し、意見を表明して自己決定でき

るようにサポート(援助)を受ける権利

また、意見を述べやすいように周りの雰囲気、対応が保障される権利

6 公平で差別されない治療及び対応を受ける権利

必要な補助者(手話等)をつけて説明を受ける権利

7 できる限り開放的な、明るい、清潔な、落ちつける環境で治療を受けるこ

とができる権利

8 患者さんの衣類等の私物を、身の回りに安心して保管しておける権利

9 通信・面会を自由に行える権利

10 退院請求及び治療・対応に対する不服申立てをする権利

これらの権利を行使できるようサポート(援助)を受ける権利

また、これらの請求や申立てをしたことによって不利に扱われない権利

11 病院内で個人の生活スタイルができる限り尊重される権利

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8

(4)臨床における倫理綱領

はじめに

当院における全ての医療行為は、別に定める「臨床における倫理方針」に則って行

わなければならない。即ち当院職員が臨床現場で医療行為の選択や判断を行う際に、

組織的かつ統一的に臨床倫理上の問題に対応する必要があることから「臨床におけ

る倫理綱領」を制定する。

当院では、臨床倫理上の問題は倫理委員会で審議を行い、方針を決定するが、代表

的な臨床倫理の問題については原則として以下のとおり対応することとする。なお、

行政機関等による法令やガイドラインが定められた場合においては、その趣旨及び

内容を斟酌し対応するものとする。

1.ターミナルケア(終末期の患者のケア)

回復の見込みがなく死期が近いような患者に対しては、苦痛を伴う延命のためのみ

の治療よりも、患者の生活・生命の質(QOL)を尊重したケアを行うべきである。

しかし、患者によってはあくまで延命治療を望む人もおり、患者に十分な説明をし

た上で意思を確認し、主治医の独断を避けるため、チームで治療方針を決定しなけ

ればならない。

患者の苦痛には肉体的、精神的、社会的苦痛などがあり、当院職員は協力してケア

にあたり、患者の苦痛の緩和・除去に最大限、努めなければならない。また、患者

や家族には穏やかな態度で接し、最後まであたたかく看取るという気持ちが大切で

あることを忘れてはならない。

2.リビングウイル(尊厳死の希望)

リビングウィルとは、自分が意志表示能力のある時期に、自分の死に方に関して「人

間の尊厳を保ちながら自分の納得のいく死を迎えたい」と意思表示することである。

法制化はされていないが、死を早めることにはならないので、リビングウイルが明

確な時にはその希望を尊重して治療方針を決定しなければならない。本人の直接的

な事前の意思表示がない場合は患者の家族などから推定の根拠となる十分な情報

を得た上で家族ともよく相談し、かつ他の医師の意見も聴取し、最終的には主治医

が慎重に判断しなければならない。

3.安楽死

積極的安楽死とは、回復の見込みがなく苦痛の強い末期患者に対して、その命を縮

め苦痛から解放してあげる行為を指すものであるが、これは意図的に患者の死期を

早める恐れのある行為であり、当院ではこのような行為を行ってはならない。この

ような患者に対しては、痛みをはじめとするあらゆる苦痛を和らげることに重点を

置いた治療方法を選択すべきである。

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4.DNAR(do not attempt resuscitate:蘇生拒否)表示について

第三者がみて現在の医療水準では蘇生の可能性がないことが明白であり、患者の事

前の延命拒否などのリビングウイルが明確である場合はこれを尊重する。蘇生の可

能性のないことが明らかであっても、事前に患者の延命の希望があった時には延命

処置を中断してはならない。また意思決定不能な患者については、家族が希望し同

意する時にはDNARを認めることとする。なお、DNARの指示は必ず文書とし

て記録を残し、必要に応じて倫理委員会で審議するものとする。

5.癌告知について

癌のような慢性疾患で、かつ生命の予後に直接関わる病気の治療のためには医療者

と患者との間の良好な信頼関係が必要不可欠である。従って真実を正しく伝えるこ

とは医療者としての義務であることから、原則的には告知する。但し、死が避けら

れない場合や痴呆などによって理解力が乏しく、明らかに告知が無理な場合は、本

人ではなく家族等に告知する場合もあるが、最終的には医師が判断する。

死が避けられない癌を告知する際はショックを和らげるように配慮し、治癒できる

可能性があること、死期を遅らせることやQOLの向上が望めること、普通の生活

を続けられる可能性もあることも十分に説明し、少しでも希望を持てるように方向

づけを行うものとする。

6.輸血拒否(エホバの証人)の問題について

成人の患者が宗教上の信念に基づいて輸血を拒否することは、たとえ生命に危険が

及ぶ状態であっても、法律上で保障されていることである。従って患者の人権およ

び自己決定権を尊重し、十分な説明をした上での"輸血拒否"については極力これを

認めるが、輸血以外に救命の手段がない場合は最後まで粘り強く患者の説得に努め

なければならない。

一方、小児患者においては親権者がエホバの証人である場合の法的制度は確立して

おらず、患者本人の判断能力が十分でないと考えられる場合は、社会的に正当で最

善と考えられる治療を行うべきであり、また患者はそのような治療を受ける権利が

あると考えられる。従って親権者の輸血拒否の希望があった場合、輸血回避のため

の最大限の努力は行うが、輸血以外に救命の手段がない場合は担当医を含む複数の

医師の判断で輸血を行う場合もある。

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ACP・人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)

人生の最終段階における医療・ケアの 決定プロセスに関するガイドライン

1 人生の最終段階における医療・ケアの在り方

① 医師等の医療従事者から適切な情報の提供と説明がなされ、それに基づいて 医療・

ケアを受ける本人が多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ ケアチームと十

分な話し合いを行い、本人による意思決定を基本としたうえで、 人生の最終段階における

医療・ケアを進めることが最も重要な原則である。 また、本人の意思は変化しうるもの

であることを踏まえ、本人が自らの意思を その都度示し、伝えられるような支援が医療・

ケアチームにより行われ、本人と の話し合いが繰り返し行われることが重要である。 さ

らに、本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、 家族等の信頼

できる者も含めて、本人との話し合いが繰り返し行われることが重 要である。この話し合

いに先立ち、本人は特定の家族等を自らの意思を推定する 者として前もって定めておくこ

とも重要である。

② 人生の最終段階における医療・ケアについて、医療・ケア行為の開始・不開始、 医療・

ケア内容の変更、医療・ケア行為の中止等は、医療・ケアチームによって、医学的妥当性

と適切性を基に慎重に判断すべきである。

③ 医療・ケアチームにより、可能な限り疼痛やその他の不快な症状を十分に緩和 し、本

人・家族等の精神的・社会的な援助も含めた総合的な医療・ケアを行うことが必要である。

④ 生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死は、本ガイドラインでは対象としな い。

2 人生の最終段階における医療・ケアの方針の決定手続

人生の最終段階における医療・ケアの方針決定は次によるものとする。

(1)本人の意思の確認ができる場合

① 方針の決定は、本人の状態に応じた専門的な医学的検討を経て、医師等の医 療従事者

から適切な情報の提供と説明がなされることが必要である。 そのうえで、本人と医療・ケ

アチームとの合意形成に向けた十分な話し合い を踏まえた本人による意思決定を基本と

し、多専門職種から構成される医療・ ケアチームとして方針の決定を行う。

② 時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて本人の意思が 変化しう

るものであることから、医療・ケアチームにより、適切な情報の提供 と説明がなされ、本

人が自らの意思をその都度示し、伝えることができるよう な支援が行われることが必要で

ある。この際、本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、家族

等も含めて話し合いが繰り返し行われることも必要である。

③ このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、文書にまとめておくものとする。

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(2)本人の意思の確認ができない場合 本人の意思確認ができない場合には、次のような

手順により、医療・ケアチー ムの中で慎重な判断を行う必要がある。

① 家族等が本人の意思を推定できる場合には、その推定意思を尊重し、本人に とっての

最善の方針をとることを基本とする。

② 家族等が本人の意思を推定できない場合には、本人にとって何が最善である かについ

て、本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての 最善の方針をとるこ

とを基本とする。時間の経過、心身の状態の変化、医学的 評価の変更等に応じて、このプ

ロセスを繰り返し行う。

③ 家族等がいない場合及び家族等が判断を医

④ このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、文書にまとめておくものとする。

(3)複数の専門家からなる話し合いの場の設置 上記(1)及び(2)の場合において、

方針の決定に際し、

・医療・ケアチームの中で心身の状態等により医療

・ケアの内容の決定が困難な 場合

・本人と医療・ケアチームとの話し合いの中で、妥当で適切な医療

・ケアの内容 についての合意が得られない場合

・家族等の中で意見がまとまらない場合や、医療・ケアチームとの話し合いの中で、妥当

で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合 等については、複数の専門家

からなる話し合いの場を別途設置し、医療・ケアチーム以外の者を加えて、方針等につい

ての検討及び助言を行うことが必要である。

(参考文献)

ヘルシンキ宣言(ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則)

医師の職業倫理指針(平成16年2月、日本医師会)

終末期医療に関する調査等検討会報告書(平成16年7月、厚生労働省)

人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン(平成30年3

月改訂、厚生労働省)

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2.勤務等について

(1)平日勤務

□ 平 日 8時30分 ~ 17時00分

□ 休憩時間 12時30分 ~ 13時15分 (45分間)

※ 外出時には、必ず直属の指導医および研修管理室に外出先、予定時間を伝え、

(病院用)スマートホンを携帯して外出する

※ 退勤時には(病院用)スマートホンを携帯して退勤する

※ 出勤時には掲示板、個人レターボックスや院内Webのメール・電子掲示板など

で各種の情報を収集して一日の予定を確認すること

《有給休暇等》

年末・年始、夏期休暇等についてはその時々に応じて、適宜交代で待機のない休日

を設定することができる。休暇を取得する場合は、研修管理室長の許可を得るとと

もにローテート科指導医等の承認を得ること。有給休暇は年20日間。

《タイムカード》

出勤時及び退庁時には、医局内のタイムカードをチェックすること。

《健康診断》

定期健康診断(年2回)、ストレスチェック(年1回)及び各種健診は必ず受診すること。

(2)当直研修及び休日研修(救急外来及び救急科勤務)

①勤務時間

□ 平 日 17時00分 ~翌日8時30分

(救急科ローテート 8時30分 ~ 17時00分)

□ 休診日 8時30分 ~ 17時00分、17時00分 ~翌日8時30分

※当直勤務の翌日は、指導医等の了解を得たうえで、休養・仮眠を取ること。

②スタッフ

指導医・上級医 : 3名 看護師 : 3名

薬剤師 : 1名 放射線技師 : 1名

臨床検査技師 : 1名 臨床工学技士 : 1名

事務 : 2名 看護管理当直 : 1名

③受け入れ態勢 トリアージ(緊急度判断)し、原則として全て受入れる

④入院必要時の対応

当直指導医、上級医との相談又は呼び出した指導医、上級医の判断で対処する

⑤カルテ・当直日誌の記載

電子カルテは遅滞なく記載するとともに当直日誌に必要事項を記載する

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⑥医師の呼び出し記録・時間外勤務報告書

呼び出された医師は、氏名と回数を当直日誌に記載する。時間外勤務した場合は、

日時、時間数並びに理由を記載し、管理課職員係へ提出する。

⑦ホットライン

救急車・ドクターヘリ等からの情報は、救急医師専用のスマートホンに直接入る

ので症状把握とともに、患者氏名、生年月日等を確認のうえ看護師経由で受付に知

らせる(カルテ等準備のため)

⑧当直研修の変更

当直研修日に変更がある場合は、必ず医局秘書経由で研修管理室に連絡する(緊

急の場合は救急受付)

⑨指導医・上級医へのコンサルテーション

指導医・上級医へのコンサルテーション報告と患者帰宅時の電子カルテのカウン

ターサインを必ず受けること。

⑩患者・家族への配慮

患者・家族への配慮とコミュニケーション、プライバシーの保護に留意すること。

【病院群輪番制】

夜間や休日における入院治療を必要とする重症救急患者の医療確保のため、地域

内の複数の病院が共同連帯して輪番方式で診療を行うもので、救急医療体制の中の

二次救急医療機関として位置づけられている。当圏域(中空知)では下記の6病院

が参画している。当日の当直医は関係各位と協力して任に当たる。

医療機関名称 所在地 電話番号 一 般 小 児

砂川市立病院 砂川市 54-2131 ○ ○

滝川市立病院 滝川市 22-4311 ○ ○

あかびら市立病院 赤平市 32-3211 ○ ○

市立芦別病院 芦別市 0124-22-2701 ○ ×

滝川脳神経外科病院 滝川市 22-0250 ○ ×

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(3)ICU・HCU研修

①勤務時間

□ 平 日 8時30分 ~17時00分

②スタッフ

指導医・上級医 : 2名

看護師 : 6名

③入院必要時の連絡先

□ 平日診療時間内 看護師長

□ 夜間 ・ 休日 ICU・HCU看護師リーダー

□ 上級医と相談しても緊急の調整事項や判断がつかない場合は

雨森センター長か下嶋センター長

(4)外来勤務

①心構え

外来は、患者さんにとって病院のレベルを知る窓口である。患者さんの気持ちを

十分に理解し、患者さんが満足できるような診療を心掛けること

②診療の開始

外来診療は原則として8時30分から開始する。開始時間は厳守のこと

③予約制

新患は当日外来で診療を行うが、再来患者は原則として予約制とする

④休診時の対応

外来診療担当医師の出張等により外来診療が休止となる場合または担当医師が

変更となる場合は速やかに関係各位にその旨を伝達すること

⑤その他注意事項

・プライバシーには細心の注意を払うこと

・自信が持てないときは必ず上級医と相談し、治療方針をたてること

・入院や手術の必要があるときは、患者、家族にその必要性をわかりやすく説明

し、必要に応じて承諾書をとること

・電子カルテには、どのような所見があってどのような処置、説明をしたのか、

どのような検査を組んだのか、を第3者が見てもわかるように、丁寧に記載するこ

と(マニュアルを参照のこと)

・新たな薬剤や検査をオーダーしたときは、病名を追加すること

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(5)病棟勤務

①心構え

入院患者は主治医制とする。各主治医は常に自分の担当する患者の入院状況を把

握し、病棟での診療にあたらねばならない。尚、必要に応じて主治医の下に担当医

を置くことができる。 (研修医は主治医にはなれないが、主治医や指導医の指導

の下で担当医となることができる)

②主治医・担当医の役割

「主治医」とは患者の診療に主たる責任を有する医師であり、「担当医」とはそ

の主治医に依頼によって対診を行う医師や、主治医の指示と指導の下で診療にあた

る医師などを指す。

主治医は患者の病状に合わせて適宜回診を行い、病状の把握をして必要な処置・

検査・治療を行う。さらに検査・治療を含む全般的な診療計画を策定し、適宜他部

門へ指示を行う。患者には病状・検査結果・治療目標を説明し、治療法のメリット・

デメリット、転帰などを示して治療法の選択・了承・同意(I.C)を得る。以上

の経過を診療録記載マニュアルに従って電子カルテに記載する。(サインを確認)

また治療終了をもって患者に退院許可を与え、退院後2週間以内(研修医は1週

間以内)にサマリーを完成させなければならない。

③基本的な治療方針の決定

原則的にはカンファレンスにおいて合議する。緊急例を除く手術症例は必ずカン

ファレンスを経るものとする。

④主治医不在の場合

主治医が出張等で不在の場合は、当該科の医師がバックアップを行う。仮に緊急

を要するような場合には、院内医師が全面的に協力をする。

⑤リハビリカンファレンス

リハビリテーションの必要な患者については適宜カンファレンスにおいてリハ

ビリ担当者・看護師・MSWらと協議を行った上で、到達目標及び治療期間を定め、

適切な退院計画とその実施を行わなければならない。

⑥病棟運営

各主治医は看護課長・主任と協力して病棟運営に当り、病状に合わせた病室の利

用・在院日数の達成のために必要な情報提供を行う。なお、各病棟で病床利用につ

いての問題が発生し、解決が困難な場合には、病床運営委員会へ付議し、検討を行

うこととする。

⑦検査

リスクの高い検査はその検査の目的、必要性、合併症等について十分理解しても

らえるように説明し、同意書に記入してもらうこと。どうしても検査の同意が得ら

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れない時はそのデメリットを十分説明し、電子カルテにその旨を忘れずに記載する

こと。

⑧悪性疾患の告知

・当院の「臨床における倫理綱領」に基づき、告知を原則とする。告知する際は

上級医とよく相談し、外来初診医の意見も聞いた上で総合的に判断しなければなら

ない。

・告知の手順は、まずは「病名告知」からとし、その後時間をかけて「予後告知」

へ進むこと。告知の際は家族、看護師の同席を基本とし、説明した内容は必ずカル

テに記録すること。説明するときは患者さんのショックを和らげるように配慮し、

治癒できる可能性があること、死期を遅らせることやQOLの向上が望めること、

普通の生活を続けられる可能性もあることも十分に説明し、少しでも希望を持てる

ように方向づけを行うものとする。

・手術やそれに代わる治療方法のメリットやデメリット、客観的な事実なども正

確に伝え、安易な励ましは回避すること。

⑨終末期医療の実践

・患者さんの期待、不安、怒り、鬱状態、受容など精神的配慮を考えた回診にす

る。回診とは別に時間を取ることも重要である。

・疼痛管理は慎重且つ適切に行い、神経原性疼痛は早めに麻酔科医と相談してお

くこと。Spiritual Painに対して傾聴の気持ちを忘れずに対処し、患者の希望に添

うように患者の希望を聞きだすことに努めなければならない

・聞き出した内容はカルテに記載するとともに共有情報として取扱い、スタッフ

間での言動の不一致を極力回避する

・不必要な検査はしないこと

・家族に対しても介護の疲れ、悲しみ、怒り、不安などの感情に十分に配慮し、

死前喘鳴、蘇生術について説明、話し合いを持つこと

⑩その他注意事項

・回診は原則として9時半から開始する。それまでに電子カルテで温度板のチェ

ックと指示出しを済ませること。

・回診後の指示出しは正午前までに済ませるよう心掛ける。

・正午以降の指示出しはできる限りまとめて行い、指示はリーダーに伝達するこ

と(指示出しの詳細については別途規定あり)

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(6)手 術

①定期手術のスケジュール

定期手術は原則として、翌週のものを前の週の金曜日午前中に決定する。

これにもとづいて、同日中に手術室看護課長は週間手術予定表を作成し、関係各部

署へ閲覧可能とする。術前訪問は、手術日前日に行う。

②術前準備

術前には必ず手術書や手術記録等を再確認しておくこと。手術体位も術式別に決ま

っているので確認しておくこと

③その他の注意事項

・ 術中の私語は慎み、患者に余計な恐怖を与えるような会話をしないこと

・ 局麻は必ず看護師に確認すること

・ 薬剤アレルギーがないことを患者さんに再確認すること

・ できるだけ術中疼痛を与えないように努めること

・ 術前診断と異なる病変、あるいは合併病変が見つかる可能性もあることを説

明しておくこと

・ 夜間、休日の緊急手術の場合は手術適応についても上級医に相談してから手

術を決定すること

(7)基本的な患者・家族への対応

①病状説明

・患者および家族からの求めがあった場合には出来る限りすみやかに

・できる限りわかりやすい言葉を用い、行った検査結果は求めがあればすべて供

覧し、時には図・表などを用いて病状への理解を求めること。

・十分なインフォームド・コンセント(I.C)を得ること

・必要に応じ定められた同意書等への記載を依頼すること

・最後に、行った病状説明の要点を必ずカルテに記載すること

②カルテ開示の義務

・カルテ(電子カルテ・診療録)は患者から要求があった場合、原則として開示

する

・開示方法については別に定める院内規定に従うこと

・診療録の記載にあたっては開示を前提に、必要事項の漏れのないように、簡潔

に、明瞭に記載する

③患者の権利尊重

・診療にあたっては、患者のプライバシーと尊厳を守り、患者の医師を尊重する

・当院で制定、公表している「患者さんの権利」(前掲)を十分に尊重すること

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3.会議、委員会、研修等に関する事項

(1)会議

①管理運営会議

病院としての意思決定の場であり、他部門(診療技術部門や看護部門、事務部門)

との協議、審議を行う。病院長が議長を務め、副院長職の医師は出席が義務づけら

れ、必要に応じて都度、出席して現況等につき発言しなければならない。開催頻度

は月1回となっている。

②診療関係者会議

管理運営会議で決定された病院の運営に関わる事項等を各所属長へ伝達するた

めの場である。科長職以上の医師は全員、出席しなければならない。また、その結

果については速やかに科員に伝達しなければならない。

③医局会議

医局会議は、毎月第3週の月曜日に開催する。診療管理に関する事項を検討、伝

達すること等を主目的とする。医師は原則として全員が参加しなければならない。

④カンファレンス

カンファレンスは各科、各部署により開催日程を決め、適宜行う。但し、開催の

都度、必ずカンファレンスの記録を残し、支障のないものについては院内Webで公

開するように心掛けること。

⑤その他会議

必要に応じて都度、開催する。すべての会議において議事録を残すことが必要であ

る。

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(2)各種委員会

院内には各種の委員会があってそれぞれの分野で活動している。各医師は委嘱さ

れた委員会に所属して、指導的立場にたって活躍することが望まれる。委員会には

極力出席できるように日程を調整し、出席できない場合は委員会事務局に事前に連

絡しなければならない。 (研修医は交代制で出席)

①研修管理委員会 毎月第2火曜日

②ICT委員会 毎月第2金曜日

③院内感染対策委員会 毎月第3金曜日

④院内セーフテイマネージャー連絡会議 毎月の第4木曜日

⑤医療安全管理委員会 毎月第3火曜日

⑥その他委員会

(3)学会等の参加

①道内の学会等については、公費により参加できる

②道外の学会等については、年1回公費で参加できる

③道外の学会等で発表(筆頭発表者)する場合は、公費で参加できる

④道内でのBLS、ICLSは公費で参加できる

⑤道外でのPALS、NRP、ACLS、JATEC、PNLS、J-CIMELS等は道外の年1回の枠(②)に

より公費で参加できる(道内で開催されるものは別途1回公費で参加できる)

⑥出張後は概要、感想等を出張復命書にまとめて病院事業管理者に報告すること

⑦学会等の参加については、必ず研修管理室長の許可を得るとともにローテート科

指導医等の承認を得ること

※北海道メディカルラリー、ER アップデートの公費での参加は、研修医の負担が大きいた

め、当面の間、当院としての参加はしないこととする(2019 年度より)

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4.診療部門における接遇指針

(1)一般社会人としてのマナー

1)患者さんの立場を尊重して常識のある態度で接すること

2)挨拶をきちんと行うこと

3)自分の名前や立場を明らかにして接すること

4)丁寧な言葉使いで接すること

5)対等な条件で会話ができるように工夫すること

6)時間をきちんと守ること

(外来診療開始時間、患者さんとの面接時間など)

7)不愉快な印象を与える服装は避けること

①常にきれいな白衣を着ること

②緊急時に備え、靴を履くこと(サンダルは禁止)

8)院内での軽薄な行動は慎むこと

(廊下や勤務室での騒がしい談笑など)

(2)専門職としてのマナー

1)患者さんの病態や心理状態を十分に考慮して接すること

2)専門用語や難しい表現は避けて、分かりやすく話すこと

3)患者さんが緊張せずに和やかに対話ができるような雰囲気を作るように工夫す

ること

4)一方的に叱ったり命令口調で話さないこと

5)正しいインフォームド・コンセントを心がけること

6)各種の書類は患者さまの事情をよく考えて期日までに正確に記載すること(診

断書や入院証明書など)

7)守秘義務を忘れないこと

8)患者さんや家族の方の尊厳を損なわないように注意すること

9)他科、他院への紹介の希望は快く応じ、紹介状の記載や資料の貸し出しも拒ま

ないこと

10)患者さんが他の施設にセカンドオピニオンを求めることを希望した場合は快く

応じ、協力すること

11)患者さんがこちらの勧めた治療方針に同意しない場合でもその後の管理は全力

をつくすこと

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臨床研修の連携体制

1.院内の連携体制

①研修管理室より、院内各部署へ臨床研修医年間スケジュールを配布し、各職員が臨床研

修医の所属研修かを把握できるように努めている。

②配布(周知)の方法は、紙媒体の配布や院内 Web を通じて閲覧可能とし、各部署で掲示

板へ貼り出したり、ファイル管理している。

2.院外の連携体制

Ⅰ 協力型臨床研修病院及び臨床研修協力施設

協力型臨床研修病院

①北海道大学病院

指導責任者 臨床研修センター長 平野 聡

事務連絡窓口 臨床研修センター 里吉 詩織

住 所 〒060-8648 札幌市北区北 14条西 5丁目

電 話 011-706-7045

F A X 011-706-7051

②札幌医科大学附属病院

指導責任者 病院長 土橋 和文

事務連絡窓口 病院課臨床研修係 赤塚 友依子

住 所 〒060-8543 札幌市中央区南 1条西 16丁目

電 話 011-611-2111

F A X 011-688-9486

③旭川医科大学病院

指導責任者 卒後臨床研修センター長 平田 哲

事務連絡窓口 卒後臨床研修センター 長尾 由紀

住 所 〒078-8510 旭川市緑が丘東 2条 1丁目 1番 1号

電 話 0166-68-2198

F A X 0166-68-2199

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臨床研修協力施設

①松前町立松前病院

指導責任者 院長 八木田 一雄

事務連絡窓口 事務局主査 佐々木 弘幸

住 所 〒049-1593 松前郡松前町字大磯 174番地の 1

電 話 0139-42-2515

F A X 0139-42-25

②奈井江町立国民健康保険病院

指導責任者 院長 小西 裕彦

事務連絡窓口 総務係 係長 萬 達哉

住 所 〒079-0313 奈井江字奈井江 12番地

電 話 0125-65-2221

F A X 0125-65-2727

③あかびら市立病院

指導責任者 院長 内山 久士

事務連絡窓口 事務長 永川 郁郎

住 所 〒079-1136 赤平市本町 3丁目 2

電 話 0125-32-3211

F A X 0125-34-1141

④市立芦別病院

指導責任者 院長 細川 寿和

事務連絡窓口 事務課総務係 土田 潤

住 所 〒075-8501 芦別市本町 14番地

電 話 0124-22-2701

F A X 0124-22-2996

⑤市立美唄病院

指導責任者 院長 松江 弘一

事務連絡窓口 事務局 総務係長 大澤 匡範

住 所 〒072-8555 美唄市西 2条北 1丁目 1番 1号

電 話 0126-63-4171

F A X 0125-63-4300

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⑥社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

指導責任者 外科主任医長 竹内 功

事務連絡窓口 企画調整係長 岡崎 理

住 所 〒046-0003 余市町黒川町 19丁目 1-1

電 話 0135-23-3126

F A X 0135-22-6445

⑦北海道立羽幌病院

指導責任者 副院長 佐々尾 航

事務連絡窓口 総務課長 徳光 秀樹

住 所 〒078-4197 苫前郡羽幌町栄町 110番地

電 話 0164-62-6060

F A X 0164-62-6050

Ⅱ 連絡体制等

・当院研修管理室と各病院、施設の事務担当部署において、研修実施前年に研修受入月の

調整を行う。

・研修開始前月までに各病院、施設へ履歴書、医師免許証の写し、保険医登録票の写し、

麻薬免許証の写し等を提出する。

・研修開始前月までに、当院研修医と各病院、施設の指導医と研修内容を協議する。

・研修修了後は、指導医が評価票の記載を行い、当院研修管理室へ提出する。

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診療の責任体制(研修医の診療責任の範囲と指導医による安全確保体制)

(1)診療上の責任および指導体制

①診療上の責任は、主治医である指導医・上級医にあり、臨床研修医はあくまで担当医

という位置づけである。

②臨床研修医は、対応に苦慮する症例、処置等だけでなく、診療計画の作成、評価の実

践等についても積極的にコンサルトし、その指導・指示を仰ぐ必要がある。

③指導医不在時に臨床研修医が単独で行ってはいけないことに遭遇した場合は、他の指

導医・上級医にコンサルトし、その指導・指示に従うこと。

④宿日直時における指導医体制は、当直医師の管理・指導責任の下で行われる。

(2)安全確保体制(患者急変時の連絡体制)

①日中の患者急変時の連絡は、指導医・上級医またはその現場にいる医師に伝え、その

指示を仰ぐこととする。応急手当で手が回らない場合は、看護師に指導医等へ連絡を依頼

する。急変が治まった後、指導責任者である診療科長に必ず報告する。

②日当直時の患者急変時の連絡は、日当直医師またはICU当直医師、病院管理当直医

師に伝えてその指示を仰ぐこととする。応急手当で手が回らない場合は、看護師に日当直

医師またはICU当直医師、病院管理当直医師等へ連絡を依頼する。

③上記以外にも院内で緊急事態が発生した場合は、院内緊急コール(コードブルー)を

利用する。院内緊急コール(コードブルー)とは、診療科を問わず医師および医療スタッ

フを呼び出し、迅速な対応を行うためのシステムで、院内緊急コール(コードブルー)運

用マニュアルを確認すること。

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日当直時の診療と指導医による支援

砂川市立病院における一般日当直業務(ICU/HCU以外)

および待機医として救急外来に呼ばれたときの対応について

①当院における日当直業務には、研修医の指導が含まれています。

別紙の「お願い」をご熟読の上、研修医個々の成熟度に応じた適切なご指導をよろしくお願いいたしま

す。研修医が独断で判断した場合でない限り、彼らに最終責任を負わせることはできません。すなわち、

研修医から判断を仰がれた場合には、上級医として責任を持って判断して下さい。

②日当直体制は6つのパターンがあり、上級医・二年次研修医・一年次研修医の3人の場合、上級医・

一年次研修医の2人の場合、上級医・一年次研修医2人の3人の場合、上級医・二年次研修医1人の

2人の場合、上級医・二年次研修医2人の3人の場合、上級医・二年次研修医・一年次研修医2人の

4人の場合、があります。(二年次研修医が連日入るとオーバーワークとなります)

③当院の二年次研修医は、一年間意志的に研修を続けた結果、相当な戦力となって救急外来を回すこと

ができるようになっていますが、救急外来が広く、一年次研修医に対して目が行き届きにくくなってお

りますので、二年次研修医が入っている日でも、患者がきた場合は原則救急外来に降りてきて診療と指

導に当たってください。特に休日の日直は患者数が多いので研修医任せにはしないで下さい。

診療の開始(日直 8:30、当直 17:00)及び終了時(日直 17:00、当直 8:30)には、救急外来にお越しいただ

き、ミーティング、振り返り等を行うようお願いします。

④一年次研修医と2人の場合は、完全密着指導が必要ですので、全症例について診療を行いつつご指導

いただき、くれぐれも一年次研修医の単独診療となりませんようにご配慮をお願いいたします。

⑤二年次研修医が日当直に研修のため、自分の意思で入ることは認めておりますが、くれぐれも上級医

の側から「入る」ようにアプローチすることは避けて下さい。(研修医は断れませんので)

⑥日当直業務でときどき問題となることは、帰宅させるにはやや不安だが担当科が何科か迷う事例です。

こういった場合、研修医に判断を預けず、責任日当直医の判断で担当科へのコンサルトを行ってくださ

い。またコンサルトされた担当科の待機医は自分の科の疾患ではないと判断した場合でも、待機医の仕

事はそこで終わりと考えるのではなく、どこの科の担当になるのが適当なのかまで責任をもってフォロ

ーするようにしてください。(一度コンサルトされた後の他科コンサルトは最初に呼ばれた医師によって

行うというルールです)

⑦蛇足ですが、各科待機医をコールする全責任は日当直医(二年次研修医を含み、責任日当直医から指示

を受けた一年次研修医もあり得る)にあり、コールされた待機医は原則15分以内に救急外来に到着する

こととなっています。

研修管理委員長

平成21年3月

平成23年3月改定

平成24年8月改定

平成26年11月改定

平成27年4月改定

平成29年4月改定

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研修医とペアで日当直される指導医・上級医の皆様へのお願い

①一年次研修医が日当直を始めて2ヵ月くらいは、砂川における日当直業務のアウトラインを理解し慣

れてもらう期間として、原則的に上級医が見本を示しながら、徐々に病歴取りを代行してもらうように

してください。

②6月くらいからは、一次救急症例などを選んで、病歴取りの後、身体所見を取り、検査オーダーにつ

いて考えてもらうなど、徐々に日当直業務のファースト診療医として背後から支える形にしていってく

ださい。

③その後、病歴・身体所見・検査所見の総合判断をしてもらう、二次救急症例も扱ってもらう、などの

判断は、それぞれの研修医の力や症例の難易度を勘案しながら、現場の指導医・上級医の責任の下でひ

とつひとつ判断して診療に当たってください。

④どのような症例においても、研修医単独での診療は厳禁とします。

⑤研修医の診療録の記載に係る指導及び確認は、速やかに行うこととし、診療録には指導の内容がわか

るように指導医(臨床経験を7年以上有する医師)及び上級医自らが記載を行い署名すること。研修医

が診療に当たり、電子カルテ上でカルテを記載したりオーダーを出したりした場合、指導医及び上級医

は「ナビゲーションマップ」・「共通」・「承認」内にある「研修医カルテ承認」に入り、必ず認証作業を行っ

て下さい。認証作業はほぼリアルタイムでもできる作業です。もし研修医カルテに不備があった場合、

認証画面で「差し戻す」こともできますが、できるだけ直接口頭で指導して下さい。

また、上級医が承認する場合の最終確認等は研修管理委員長が行う。

なお、病棟業務でも研修医が書いたカルテやオーダーは必ず指導医の承認が必要ですので忘れずにお

願いします。(その診療科グループの指導医どなたでも承認が可能です)

⑥また、救急外来で入院後の指示を出すのは控えて欲しいとの要望が研修医より出ておりますのでご配

慮下さい。

⑦一年次研修医とペアでの日当直を終えられた後は、なるべく早く、できれば当直が明けたその朝に、

日当直評価表を医局秘書に提出して下さい。(机の上か赤いポストの中)

評価表は救急外来にありますので、記載のうえ看護師にお渡しください。また、日当直評価表にコメ

ント蘭が設けられていますので、何か一言研修医に向けての建設的なコメントを記載してください。

また、研修医の当直翌日の半日は、指導医等のご了解をいただき、休養・仮眠いたしますことをご理

解ご協力下さい。

⑧救急外来での産科疾患患者の取扱い

産科疾患患者は産婦人科当番医師に電話連絡したうえで、下記等の対応いたします。

1)帰宅問題なし 2)診察について助言 3)来院して一緒に診察

研修管理委員会委員長

平成21年3月

平成23年3月改定

平成24年8月改定

平成26年11月改定

平成27年4月改定

平成29年4月改定

平成30年4月改定

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砂川市立病院における

臨床研修の記録

(ポートフォリオ)

1年次・2年次

氏名

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ファイル1 日々の活動の記録 様式⑦

氏名 平成 年 月 日( ) ページ

今日の目標:

自分の行ったこと、疑問点など:

自己評価

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シート4 振り返り用紙 様式⑥

氏名 月単位 平成 年 月

1、達成できた目標

2、改善が必要なこと

3、今の感情・気持ち

4、今後学びたいこと

5、その他

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ファイル1 日々の活動の記録 平成 年 月 日( ) ページ1

GIO:

SBOs:

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シート1 平成 年 月 日( )

ゴールの明確化(研修目標:GIO の設定)

1、自らが納得できる研修目標を作るために、まず自分自身について

書く。

「どんな医師になりたいのか?」、自分の興味・得意分野など。

2、その実現のために、自分にとって必要なことは何か?

*参考 一般目標 GIO:General Instructional Objective(期待される研修成果)

何のために(研修をする理由、修得した能力の活用)、

どのような能力を修得するかを、

包括的に示す。(理解する、評価する、修得する、身に付ける、などの動詞で表現する)

研修者が主語の文章で表現され、

知識、態度・習慣、技能の3領域にわたることが望ましい。

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シート2 平成 年 月 日( )

研修で身に付けたい具体的な目標のリストアップ 期間中のどの時点でどの目標を達成するのか、についても具体的に

計画する。

*参考 行動目標 SBOs:Specific Behavioral Objectives(観察可能な具体的行動)

研修者が GIO を達成したとき、何ができるようになっているのか。

一般目標を達成するためには

どんなことができるようになるかを

具体的に示す。(その行動をとることが観察できる動詞で表現する)

研修者が主語の文章。

一つの GIO に数個~10数個の SBOs が設定される。

知識、態度・習慣、技能がそれぞれ別の SBO で設定される。

☆研修者がすべての行動目標ができるようになれば、その総和として、一般目標に

到達するという関係になる。

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シート3

研修目標のもつべき性格

1、研修目標は現実的であること。 Real

2、研修目標は理解可能であること。 Understandable

3、研修目標は測定可能であること。 Measurable

4、研修目標は行動的であること。 Behavioral

5、研修目標は達成可能であること。 Achievable

RUMBA

※ 一般目標には、1,2,5が当てはまる。

※ 行動目標には1,2,3,4,5のすべてが当てはまる。

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ファイル2 診療録Ⅰ(レポート作成用) 科 病棟 平成 年 月 日( )

科外来 No.

救急外来(救命救急センター)

ID番号

生年月日 年 月 日 歳

男・女

診療期間 自 年 月 日

至 年 月 日

指導医氏名

指導責任者氏名

病名

レポート提出必修項目

〔 〕経験すべき頻度の高い症状(自ら経験し鑑別診断)【 】

〔 〕経験が求められる疾患・病態(A:受け持ち患者の診断・検査・治療方針)

【 】

〔 〕手術を含む外科症例(受け持ち患者の診断・検査・術後管理)

【 】

その他の必修項目

〔 〕経験すべき基本的な臨床検査(受け持ち患者の検査として診療に活用)

【 】

〔 〕経験すべき基本的手技(自ら行った経験)【 】

〔 〕医療記録(自ら行った経験)【 】

〔 〕経験すべき緊急を要する症状・病態(初期治療に参加)

【 】

〔 〕経験が求められる疾患・病態(B:外来または受け持ち患者で自ら経験)

【 】

〔 〕特定の医療現場の経験〔 〕救急医療【 】

〔 〕予防医療【 】

〔 〕小児・成育医療【 】

〔 〕精神保健・医療【 】

〔 〕緩和・終末期医療【 】

当院における診療科別修得目標 科

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ファイル2 診療録Ⅰ (レポート作成用) 裏面

主訴

および

発症後の

経過

家族歴

および

既往歴

初診時

(入院時)

現症

診療経過

手術

もしくは

診療手技

年 月 日 術者・助手の別

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ファイル3 診療録Ⅱ(その他) 科 病棟 平成 年 月 日( )

科外来 No.

救急外来(救命救急センター)

ID番号

生年月日 年 月 日 歳

男・女

診療期間 自 年 月 日

至 年 月 日

指導医氏名

指導責任者氏名

病名

レポート提出以外の必修項目

〔 〕経験すべき基本的な臨床検査(受け持ち患者の検査として診療に活用)

【 】

〔 〕経験すべき基本的手技(自ら行った経験)【 】

〔 〕医療記録(自ら行った経験)【 】

〔 〕経験すべき緊急を要する症状・病態(初期治療に参加)

【 】

〔 〕経験が求められる疾患・病態(B:外来または受け持ち患者で自ら経験)

【 】

〔 〕特定の医療現場の経験〔 〕救急医療【 】

〔 〕予防医療【 】

〔 〕小児・成育医療【 】

〔 〕精神保健・医療【 】

〔 〕緩和・終末期医療【 】

行動目標【 】

【 】

必修項目以外の経験目標

〔 〕経験すべき診察法・検査・手技〔 〕医療面接【 】

〔 〕基本的な身体診察法

【 】

〔 〕基本的な臨床検査

【 】

〔 〕基本的な治療法【 】

〔 〕医療記録【 】

〔 〕診療計画【 】

〔 〕経験すべき症状・病態〔 〕頻度の高い症状【 】

〔 〕緊急を要する症状・病態

【 】

〔 〕C:経験が求められる疾患【 】

当院における診療科別修得目標 科

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ファイル3 診療録Ⅱ (その他) 裏面

主訴

および

発症後の

経過

家族歴

および

既往歴

初診時

(入院時)

現症

診療経過

手術

もしくは

診療手技

年 月 日 術者・助手の別

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ファイル4 資料集

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シート5 病理解剖用臨床経過書作例メモ

平成 年 月 日

記載例を添付してありますので、後日のCPCにプレゼンテーションが出来るようにパソコンを

使用してまとめておいてください。

Ⅰ、臨床経過・検査所見および臨床診断 〔症例〕

〔主訴〕

〔現病歴〕

〔既往歴〕

〔個人歴〕

〔家族歴〕

〔入院時現症〕

〔入院時の検査成績〕

〔画像検査〕

〔診断と治療〕

〔入院後の経過〕

Ⅱ、臨床上の問題点(病理解剖により明らかにしたい点)

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月末研修評価 平成 年 月分 様式①

砂川市立病院研修管理委員会

この 1 ヵ月間のローテーションについての評価を、翌月7日までに研修管理委員長まで提出

してください。

研修医氏名 ローテーション科

Ⅰ、研修全体について

1)全体としての満足度(当院の研修全体に対する満足度)

とても良かった 良かった 普通だった あまり良くなかった とても良くなかった

100・・・・・・・・・・・75・・・・・・・・・・・50・・・・・・・・・・・25・・・・・・・・・・・0

2)月初めに考えていた目標がどのくらい達成できましたか?

すべて まずまず ふつう いまひとつ まったくできず

100・・・・・・・・・・・75・・・・・・・・・・・50・・・・・・・・・・・25・・・・・・・・・・・0

3)このローテーションでどんな知識、技術を習得できましたか?

4)このローテーションで習得したかったが、できなかったことは何ですか?

Ⅱ、救急・急病センターでの日・当直について

1) 全体としての満足度(自分自身の評価ではなく救急・急病センター研修に対する満足度)

とても良かった 良かった 普通だった あまり良くなかった とても良くなかった

100・・・・・・・・・・・75・・・・・・・・・・・50・・・・・・・・・・・25・・・・・・・・・・・0

2) この1ヵ月間の日・当直でどんな症例を経験しましたか?

3) この1ヵ月間の日・当直でどんな知識、技術を習得できましたか?

Ⅲ、その他どんなことでも書いてください。

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ローテーション終了時研修評価表 様式②

砂川市立病院研修管理委員会 平成 年 月分

研修医氏名

ローテーション科 指導医氏名 ㊞

研修期間 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日

自己評価 指導医評価

わるい よい わるい よい

Ⅰ、1) 臨床的判断 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

2) 医学知識 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

3) 病歴採取 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

4) 身体所見 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

5) 診療計画の立案 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

6) 診療手技 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

7) 心理的技術 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

8) 救急対応 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

9)ケースプレゼンテーション 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

10) 診療録・記録 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

11) 書類作成 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

12) 家族との対応 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

13) チーム医療 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

14) 医師としての節度 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

自己評価 指導医評価

わるい よい わるい よい

Ⅱ、1) 仕事の処理 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

2) 報告・連絡 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

3) 患者への接し方 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

4) 規律 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

5) 協調性 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

6) 責任感 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

7) 誠実性 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

8) 明朗性 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

9) 積極性 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

10) 理解・判断 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

11) リーダーシップ 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

*評価に該当しない

Ⅲ、総合評価 1 2 3 4 * 1 2 3 4 *

Ⅳ、研修医コメント(研修の感想等)

Ⅴ、指導医コメント

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研修医の研修・指導医等に対する評価 様式③

砂川市立病院研修管理委員会 平成 年 月分

ローテーション科 指導医氏名

研修医氏名 ㊞

研修期間 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日

指導医の評価 わるい よい

ロールモデルとしての役割 1 2 3 4 *

臨床的判断 1 2 3 4 *

指導能力 1 2 3 4 *

職業意識 1 2 3 4 *

医学知識 1 2 3 4 *

指導方法 1 2 3 4 *

指導医としての配慮 1 2 3 4 *

研修(ローテーション)の評価 わるい よい

ローテーションについて 1 2 3 4 *

病歴聴取の技術を改善することができた。 1 2 3 4 *

身体所見把握の技術を改善することができた。 1 2 3 4 *

ローテート科に関する知識をより多く身に付けることができた。 1 2 3 4 *

レクチャーなどの時間は程よく分散されていた。 1 2 3 4 *

ベッドサイドで患者と接する時間は適度だった。 1 2 3 4 *

症例のタイプは様々だった。 1 2 3 4 *

全体評価 1 2 3 4 *

*評価に該当しない

コメディカル職員とのコミュニケーション 番号で記入ください

看護師( ) 薬剤師( ) 検査技師( ) 放射線技師( ) 臨床工学技士( )

リハビリ関係技師( ) その他[職種 ] ( )

1.とても良くとれた 2.良くとれた 3.普通 4.とれなかった 空欄.該当なし

指導医へのコメント

コメディカルへのコメント

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プログラム責任者による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医療 1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれる

3.コミュニケーション 1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができる

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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指導医・上級医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医療 1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれる

3.コミュニケーション 1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができる

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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上級医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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同僚研修医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医療 1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれる

3.コミュニケーション 1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができる

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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研修医自身による態度評価

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医療 1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれる

3.コミュニケーション 1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができる

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

【6】指導医

1.指導方法 1)研修医を適切に指導している

総括コメント

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看護師による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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看護師・医師以外の指導者による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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医師臨床研修ガイドライン 砂川市立病院研修管理委員会 平成16年3月1日制定

平成22年4月1日改訂

平成26年4月1日改訂

平成29年4月1日改訂

1)研修医の基本的業務

1、 入院時病歴(診察所見、検査所見を含む)を作成し、毎日受持ち患者を回診して、診療過程

を記録する。回診に際して、研修医は患者の問題点、それに対する考え、治療計画などを

簡潔に指導医に説明できるよう、回診前に準備をしておく。

2、 診断・治療方針・他科受診などの管理計画や退院の決定については、指導医と協議し、指示

を受ける。

3、 診療に必要な検査・治療・処置を行うに際して、経験が乏しく少しでも不安のある行為につい

ては、必ず指導医・上級医の指導・同伴のもとに実施する。

4、 入院・退院は各科責任指導医(病棟責任医)の許可を必要とする。

5、 退院時サマリーを退院後一週間以内に作成し、指導医のチェックを受ける。

6、受持ち患者の病理解剖に立ち会い、臨床経過書を一週間以内に作成して病理診断科に提出す

る。

7、病院行事である医局会議、CPC、CC、研修医共通のカンファレンス、抄読会、レクチャー、

各科・各病棟ごとのカンファレンスには、救急患者の治療中でなければ出席の義務がある。

8、 カンファレンスに提出する受持ち症例については、資料を用意して報告する。

9、 年に一回ずつ、研修医プレゼンテーションおよび症例発表会にて発表する。

2)研修の“振り返り”

1、研修期間中、研修医は研修のすべてを自分独自のポートフォリオ(研修医手帳の代用となる)

に記録し、ファイリングする。

2、 研修医は毎週金曜日の夕方に全員が集まって、その週の“振り返り”を行う。

3、 毎月第2水曜日の夕方に、研修管理委員会のメンバーとともに、過去一ヶ月間の“振り返り”と

指導医からのフィードバックを行う。

4、 研修医は各科のローテーション終了時、自分の研修評価とは別に、指導医および研修プログ

ラムの評価を行うが、研修管理委員会はできるだけ研修医の意見・要望を実現できるように配

慮する。

3)研修医の勤務規定、勤務時間、日・当直回数

1、 勤務は原則として、月曜から金曜の午前8:30から午後5:00までであるが、朝または夕方に

カンファレンス・抄読会・医局会議などが開かれる場合はその限りではない。また、患者が重

症あるいは急変などで夜間に呼び出される場合もある。

2、 当直を週1回程度、土・日曜・祝日の日直を月2回程度、1年次は指導医・上級医の指導のも

とに行い、毎回相互評価を行う。2年次では、屋根瓦方式で1年次とペアを組むこともあり得る。

3、 日直の当たっていない土・日曜・祝日の昼間および土・日曜・祝日の夜間は原則休みである。

その他、年間20日間の有給休暇、3日間の夏休み休暇が与えられる。

4、 アルバイトは認めない。

5、研修医の勤務規定は、別に定める当院の規則・手引きに準じるが、著しく言動に問題のある

場合は、研修管理委員会の検討を経て処分されることがある。

4)研修医の責任と指導体制について

1、各科・各病棟の責任医は常に指導医と連絡を密に行い、研修がスムーズに進行するよう監督

する。また、病棟回診・カンファレンスなどを通じて直接研修医にアドバイスや指導を行う。

2、研修医は受持ち医として治療に当たり、治療の最終責任は主治医である指導医が担う。病棟

では、受持ち患者全員について毎日指導医との回診が行われるとともに、少なくとも週1回病

棟責任者による回診が行われる。

3、外来教育は、内科系外来、救命救急センター(日・当直)で行われるが、いずれの場合も、指

導医・上級医の指導のもと、研修医個人の力量を見極めながら、徐々にひとり立ちできるよう

に指導医の介入の程度を引き下げていく。

4、治療に関わる医療事故の主たる責任は主治医が負うが、報告・連絡・相談を怠り、独断で診

療した結果発生した場合はその限りではない。研修医は受持ち医として、重大事故発生の

場合は直ちに指導医・上級医に連絡し、その指示を仰ぐ義務がある。病院長への報告は主

治医を通じてなされる。

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研修医の医療行為に関する基準

砂川市立病院

平成16年 8月10日制定

平成26年 4月 1日改定

平成31年 4月 1日改定

基準の運用上の留意点

1.原則として研修医が行う、あらゆる医療行為を指導医(場合によっては上級医)が

チェックする。

2.緊急時にはこの限りではない。

3.この基準を各診療科で運用上、また、患者の状態により、レベルを上げる

ことはよしとするが、下げることはしない。

研修医の医療行為に関する基準

レベル1:研修医が単独で行ってよい医療行為

・ 初回実施時は指導医(場合によっては上級医)により指導を受けて実施する。

・ 困難な状況があった場合は、指導医(場合によっては上級医)に相談する。

レベル2:指導医(場合によっては上級医)の確認を得て行う医療行為

・ 損傷の発生率が低い処置、処方

・ 指導医(場合によっては上級医)がチェックを行い、指導医(場合によって

は上級医)のサインがないものは受け付けない。

レベル3:指導医(場合によっては上級医)の立ち会いの下に行う医療行為

・ 研修期間の経過に伴う、研修医の技能の向上の判断(熟練度の評価)は

症例経験数を踏まえ、指導医(場合によっては上級医)が能力評価を行った

上で、研修医単独での施行を認める。

レベル4:指導医(場合によっては上級医)の立ち会いを必須とする医療行為

・ 2年間の研修期間において、研修医単独での施行を認めない。

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砂川市立病院における研修医の医療行為に関する基準

処 方 注 射 診察・その他

定期処方の継続

臨時処方の継続

皮内注射

抗生剤テスト等

皮下注射

筋肉注射

静脈注射

末梢点滴

血管確保

医療面接

全身の視診、打診、触診

基本的な身体診察法

泌尿・生殖器の診察、小児を除く

直腸診

耳鏡、鼻鏡、検眼鏡による診察

インスリン自己注射指導

血糖値自己測定指導

定期処方の変更

新たな処方(定期・臨時等)

高カロリー輸液処方

酸素療法の処方

経腸栄養新規処方

輸血

関節内注射

診療録の作成

紹介状の作成

診断書の作成

治療食の指示

危険性の高い薬剤の処方

・抗精神薬

・抗悪性腫瘍剤

・心血管作動薬

・抗不整脈薬

・抗凝固薬

・インスリン

危険性の高い薬剤の注射

・抗精神薬

・抗悪性腫瘍剤

・心血管作動薬

・抗不整脈薬

・抗凝固薬

内診

死亡診断書の作成

診療の補助的な検査・処置に関わ

る informed consent の取得

麻薬処方:法律により、

麻薬施用者免許を受けている

医師以外は麻薬を処方しては

いけない。

動脈注射・穿刺

麻薬剤注射:法律により、

麻薬施用者免許を受けている

医師以外は麻薬を処方しては

いけない。

重要な病状説明

診療の根幹に関わる informed

consent の取得

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検 査 処 置

正常範囲の明確な検査の指示・判断

一般尿検査、便検査、血液型判定・交差適合

試験、血液・生化学的検査、血液免疫血清学

的検査、髄液検査、細菌学的検査・薬剤感受

性検査など

他部門依頼検査指示

心電図・ホルター心電図指示、単純x線検査

指示、肺機能検査指示、脳波指示など

超音波検査の実施

動脈圧測定、中心静脈圧測定

MMSE

聴力、平衡、味覚、嗅覚、知覚検査、視野、

視力検査

内視鏡検査:咽頭鏡

アレルギー検査(貼付)、長谷川式痴呆テスト

静脈採血

皮膚消毒、包帯交換

外用薬貼付・塗布

気道内吸引、ネブライザー

気管カニューレ交換

局所浸潤麻酔

抜糸

ドレーン抜去

皮下の止血

包帯法

検査結果の判読・判断

心電図・ホルター心電図判読、単独x線検査

判読、肺機能検査判読、脳波判読、超音波検

査判読など

ICの必要な検査指示

CT検査・MRI検査・核医学検査など

筋電図、神経伝導速度

内分泌負荷試験、運動負荷検査

動脈血採血

創傷処置、軽度の外傷・熱傷の処置

導尿、浣腸

尿カテーテル挿入―新生児・未熟児は除く

胃管挿入と管理

皮下の膿瘍切開

皮膚縫合

ドレーン・チューブ類の管理

侵襲的検査

負荷心電図検査

負荷心エコー検査

直腸鏡検査、肛門鏡

消化管造影、気管支造影、脊髄造影など

経腟エコー

侵襲的処置

動脈ライン留置

小児の静脈採血

骨髄穿刺、胸腔穿刺、腹腔穿刺、腰椎穿刺な

ど髄腔内抗癌剤注入

人工呼吸器の管理、透析の管理

危険性の高い侵襲的な検査

胸腔・腹腔鏡検査

気管支鏡、膀胱鏡

消化管内視鏡検査・治療

経食道心エコー

肝生検、筋生検・神経生検

心・血管カテーテル検査

発達・知能・心理テストの解釈

危険性の高い侵襲的な処置・救急処置

マスクとバックによる用手的換気、エアウェ

イの使用(経口、経耳)ラリンジアルマスク

の挿入、気管挿管、心マッサージ、除細道

IABP、PCPSなど

中心静脈カテーテル挿入・留置

小児の動脈、針生検

脊髄麻酔、硬膜外麻酔(穿刺を伴う場合)

吸入麻酔

深部の止血

深部の膿瘍切開・排膿、深部の嚢胞穿刺

深部の縫合

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砂川市立病院クリニカル・スキルラボ 管理運営規程

(趣旨)

第1条 この規程は、砂川市立病院の臨床研修医、医師及び看護師、看護学生等の臨床技

能の習得と向上等のため設置される砂川市立病院クリニカル・スキルラボラトリー

(Clinical Skills Laboratory)(以下「スキルラボ」という。)の管理運営に関し、必

要な事項を定めるものとする。

(スキルラボ)

第2条 前条に規定するスキルラボは、次のとおりとする。

(1)本館2階医局内

(2)看護専門学校3階実習室

(3)本館3階手術室内

(管理運営)

第3条 スキルラボの管理運営は、砂川市立病院研修管理委員会(以下「委員会」という。)

が行う。

2 スキルラボ管理運営のため管理者を置き、管理者は委員会の委員長(以下「管理者」

という。)をもって充てる。

3 管理者は、スキルラボの円滑な管理運営のため管理者を補佐する副管理者を複数名指

名することができる。

(管理者の業務)

第4条 前条第2項に規定する管理者は次に掲げる業務を行う。

(1)スキルラボの利用の管理

(2)スキルラボの機器及び備品の管理

(3)スキルラボ利用者の利用及び学習の支援

(4)スキルラボ利用対象者への広報活動

(5)スキルラボ利用状況の集計

(6)その他、スキルラボ管理運営に必要な業務

(利用者協議会)

第5条 スキルラボの利用を円滑に進める方策等は、研修管理委員会で協議し、委員会の

招集は委員長が行う。

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(利用対象者)

第6条 スキルラボを利用できる者は、次に掲げる者とする。

(1)砂川市立病院で研修する臨床研修医

(3)砂川市立病院に勤務する職員

(4)砂川市立病院附属看護専門学校の学生

(5)委員会が主催又は共催等する講習会等への参加者

(6)その他、管理者が適当と認めた者

(利用内容)

第7条 スキルラボの利用内容は次に掲げるものとする。

(1)砂川市立病院で研修する臨床研修医及び勤務する職員に対する臨床技能指導

(2)砂川市立病院附属看護専門学校の学生に対する臨床技能指導

(3)前号以外の者に対する臨床技能指導

(4)スキルラボの機器及び備品等を用いた講習会等

(5)自己修練

(6)その他、管理者が適当と認める場合

(利用日時)

第8条 スキルラボは、24時間利用することができる。

(利用申込)

第9条 スキルラボを利用するときは、スキルラボ利用申込書を管理者に提出し、許可を

得なければならない。ただし、第2条(3)のスキルラボ 手術室を利用するときは、利

用申込をする前に、管理者に相談するものとする。

2 利用の許可を受けた者が、許可された利用日時等を変更するときは、事前に管理者の

許可をなければならない。

3 利用の許可を受けた者が、利用を中止しようとするときは、速やかに管理者に届け出

なければならない。

(利用許可)

第10条 利用許可は原則として予約先着順とする。ただし、第7条(1)及び(3)に

規定するものについては、優先して利用することができる。

2 予約が重複したときは、管理者が調整を行い、決定する。

(遵守事項)

第11条 スキルラボの利用者は、次の事項を遵守するとともに、管理者の指示に従わな

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ければならない。

(1)機器・備品等の設備は、丁寧に取り扱うこと。

(2)機器の設定を断りなく変更しないこと。

(3)許可された利用時間を守ること。

(4)他の利用者の学習を阻害しないよう配慮すること。

(5)整理整頓に心がけ、利用を終了したときは、元の状態に戻すこと。

(6)注射針及び手術針などの危険物や感染の危険のある廃棄物は所定の容器に廃棄する

こと。

(7)利用を終えたときは、鍵の返却、消灯及び空調機器の停止を行うこと。

(8)貴重品及び金銭等の管理は利用者各自が責任をもって管理すること。

(利用許可の取り消し)

第12条 利用の許可を受けた者が、次の各号のいずれかに該当するときは、利用許可を

取り消す。

(1)利用目的に反したとき。

(2)前条の遵守事項に反したとき。

(3)何らかの理由により管理運営上の支障が生じたとき。

(弁償等)

第13条 利用者がスキルラボ内の機器・備品等を破損又は紛失したときは、直ちに管理

者に報告し、その指示に従わなければならない。 2 前項の機器・備品等の破損または紛

失が、利用者の故意又は重大な過失によるときは、利用者又は利用責任者が原状回復に必

要な経費を弁償しなければならない。

(その他)

第14条 この要綱に定めるもののほか、スキルラボの利用に関し必要な事項は、委員長

が定めることができる。

附 則

この規程は、平成22年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年10月28日から施行する。

附 則

この規程は、平成23年8月1日から施行する。

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砂川市立病院CPC委員会規程

(趣旨)

第1条 砂川市立病院における剖検症例について、臨床病理検討会(以下「CPC」という。)を

定期的に開催し、もって臨床研修医の研修の質を向上させるため、CPC委員会(以下「委員

会」という。)を設置する。

(検討事項)

第2条 委員会は、次の事項を審議する。

(1)CPC症例の収集及び検討に関すること

(2)臨床研修医のCPCレポートの確認に関すること

(3)その他CPCに関すること

(構成)

第3条 委員会の構成は、次のとおりとする。

(1) 内科医師 2名(うち1名は、内科の代表的医師とする)

(2) 外科医師 1名

(3) 病理診断科医師 1名

(4) その他医師 若干名

(委員長)

第4条 委員会の委員長は、院長の指名による。

2 委員長は、委員会を代表し、委員会を招集し、CPCの座長をつとめる。

(委員会の開催)

第5条 委員会は、4、8、10月及び1月に開催し、定例CPCは委員会の指定する日に開催

する。なお、必要に応じて臨時の委員会又はCPCを開催することができる。

2 必要に応じて構成員(医師)以外が出席することができる。(判断は委員長が行う。)

(委員会及び記録)

第6条 CPCを開催したときは、CPC記録簿を作成するものとする。

2 CPCの記録は病理診断科が行う。

3 臨床研修医のレポート確認は、委員長が行う。

(記録の保管)

第7条 委員会の記録及びCPC記録簿は、病理診断科で保管する。

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(その他)

第8条 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

附 則

この要綱は、平成15年4月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成21年4月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成21年10月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成31年4月1日から施行する。(委員にその他医師を追加)

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砂川市立病院CPC委員会委員名簿

平成31年4月1日

氏 名 部 署 名 職 名

委 員 長 日 下 大 隆 砂川市立病院医局 副 院 長

委 員 田 口 宏 一 砂川市立病院医局 副 院 長

〃 吉 田 行 範 砂川市立病院医局 内科部長

〃 岩 木 宏 之 砂川市立病院医局 副 院 長

〃 菊 地 謙 成 砂川市立病院医局 医 員

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砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者に関する規程

1 砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者は、砂川市立病院又は臨床研修協力病院、臨床研修

協力施設等の職員であって、研修医に対する指導を行うために必要な経験及び能力を有している者であ

ること。

(1)指導者の職種は、歯科医師、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、リハ

ビリテーション部技師、管理栄養士、診療情報管理士、事務職員などからなること。

(2)指導者は、各部門における指導的な立場にある者であること。

(3)指導者は、次世代を担う研修医の育成のため、職種を越えて協力し、研修医に対する助言と指導

を行うこと。

2 指導者は、担当する分野における研修医ごとの臨床研修目標の達成状況を把握し、研修医に対する

指導を行い、担当する分野における研修医の評価を行うこと。

(1)指導者は、研修医の評価に当たり、研修医と共に業務を行ったその他の職員と十分情報を共有し、

各職員による評価を把握した上で、責任をもって評価を行わなければならない。

(2)指導者は、研修医と十分な意思疎通を図り、実際の状況に乖離が生じないよう努めなければなら

ない。

(3)指導者は、所定の様式で評価した結果を記録し、研修管理委員長に提出すること。

3 指導者は、指導医ごとに臨床研修の指導方法、態度、能力などの評価を行うこと。

(1)指導医への評価は、指導医の資質向上に資すると考えられることから定期的に評価を行うこと。

(2)指導者は、所定の様式で評価した結果を記録し、研修管理委員長に提出すること。

(3)研修管理委員長は、提出された評価結果を研修管理委員会で審議した上で、必要な場合は、各指

導医にフィードバックすること。

(4)指導者は、砂川市立病院院長から任命する。

附 則

この規程は、平成24年11月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成31年11月1日から施行する。(指導者に歯科医師を追加)

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指導医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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上級医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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同僚研修医による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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研修医自身による態度評価

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 研修医名

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医療 1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれる

3.コミュニケーション 1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができる

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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看護師による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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看護師・医師以外の指導者による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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履 歴 書

フリガナ 性別 本籍 都・道・府・県 写 真

1.申込み前 6 か月以内

に撮影したもの

2.脱帽・上半身・正面向

3.縦 4cm 横 3cm

氏 名 男

昭和 年 月 日 生

平成 ( 歳)

フリガナ 電話( )

( 方呼出)

現住所 〒

メールアドレス:

通知の際の連絡先

〒 電話( )

( 方呼出)

学 校 名 学部名 学科名 在学期間 区 分

現在(最終) 年 月

年 月

卒・卒見・退

その前 年 月

年 月

卒・卒見・退

その前 年 月

年 月

卒・卒見・退

その前 年 月

年 月

卒・卒見・退

勤 務 先 所在地・電話 在学期間 退職理由

現在(最終)

( ) ―

年 月

年 月

その前

( ) ―

年 月

年 月

その前

( ) ―

年 月

年 月

その前

( ) ―

年 月

年 月

その前

( ) ―

年 月

年 月

その前

( ) ―

年 月

年 月

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資 格 免 許 等 取得年月日 記号・番号 発 行 者

家族現住所 〒( - ) (電話 - - )

氏 名 続 柄 年 齢 勤務先・学校学年 同・別居別

( 歳)

同・別

( 歳)

同・別

( 歳)

同・別

( 歳)

同・別

( 歳)

同・別

( 歳)

同・別

特記事項(特技・趣味・部活動等)

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志望理由や将来について自由にお書きください。(文字数自由)

氏 名

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症状レポート、症例レポート、外科症例、CPCレポートの作成について

H30.4.1

症例レポート

「頻度の高い症状」

自ら受け持って、鑑別診断を行い、レポートを提出すること。

1.不眠 6.頭痛 11.動悸 16.便通異常(下痢、便秘)

2.浮腫 7.めまい 12.呼吸困難 17.腰痛

3.リンパ節腫脹 8.視力障害・視野狭窄 13.咳・痰 18.四肢のしびれ

4.発疹 9.結膜の充血 14.嘔気・嘔吐 19.血尿

5.発熱 10.胸痛 15.腹痛 20.排尿障害(尿失禁・排尿困難)

症状レポート

「経験が求められる疾患」

A 入院患者を受け持ち、診断、検査、治療方針について症例レポートを提出すること。

1 神経系疾患 脳・脊髄血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)

2 循環器系疾患

心不全

3 高血圧症(本能性、二次性高血圧症)

4 呼吸器系疾患 呼吸器感染症(急性上気道炎、気管支炎、肺炎)

5 消化器系疾患 食道・胃・十二指腸疾患(食道静脈瘤、胃癌、消化性潰瘍、胃・十二指腸炎)

6 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)疾患 腎不全(急性・慢性腎不全、透析)

7 内分泌・栄養・代謝系疾患 糖代謝異常(糖尿病、糖尿病の合併症、低血糖)

精神・神経系疾患

認知症(血管性認知症を含む)

9 気分障害(うつ病、躁うつ病を含む。)

10 統合失調症(精神分裂病)

症例レポート・症状レポートの記載の関する注意事項

1 「頻度の高い症状」の症状レポートと、「経験が求められる疾患」の症例レポートは、同一症例・症

状のレポート重複使用を1症例で2項目まで認める。

2 同一症例・症状を使用した際は、そのことをレポートに明記すること。

(提出時は、15症例・症状以上のレポートが必要となる)

3 重複使用例 レポート⑧頭痛と、レポート㉓神経系疾患に同じ症例を使用

レポート④浮腫と、レポート⑭呼吸困難に同じ症例を使用

4 重複使用の際は、レポートを別々に書き、考察は必ず課題ごとに変えること。

5 レポート記載様式は、当院指定様式及びそれに準ずる様式で記載すること。

6 1年次で半数以上のレポート作成を目標とする。

7 レポートは指導医が評価を行い、不備等がある場合は差し戻しのうえ再提出となる。

外科症例レポートの作成について

外科症例(手術を含む)を1例以上受け持ち、診断、検査、術後管理等について症例レポートを提出す

ること。

CPCレポートの作成について

病理診断科の医師から指示があった記載内容を網羅すること。

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CPC(剖検症例の臨床-病理検討会)レポート

CPC実施日 年 月 日

レポート提出日 年 月 日

研修医名: 印

研修施設名:砂川市立病院

病理解剖施行病院(主たる研修病院と異なる場合)

剖検日; 年 月 日

病理解剖番号 患者年齢 歳 性別 男・女

担当科 科

臨床指導医;病院名 砂川市立病院 氏名 印

病理指導医;病院名 砂川市立病院 氏名 印

研修責任者;病院名 砂川市立病院 氏名 印

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解剖番号

臨床診断名

【主訴】

【既往歴】

【家族歴】

【生活歴】

【現病歴】

【主な入院時現症】

【主要な検査所見】

【入院後経過】

【臨床上の問題点】

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【病理解剖診断】

主病変

副病変

直接死因

【CPCにおける討議内容のまとめ】

【臨床上の問題点に対する考察ならびに総括、参考文献】

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CPCレポート評価表

研修医名 CPC実施日 年 月 日

CPC 基本型 レポート提出日 年 月 日

症例:剖検番号 担当科 科

評価項目

臨床側 評価者

1)臨床経過および所見を適切にまとめられたか A B C

2)検査データを適切に整理して検討できたか A B C

3)画像所見を適切に解釈できたか A B C

4)臨床診断を適切に整理して記載できたか A B C

5)死亡時点での臨床上の疑問点や問題点を適切に指摘できたか A B C

病理側 評価者

1)病理解剖所見を正確に記載できたか A B C

2)病理解剖診断を因果関係を含め適切に整理して記載できたか A B C

3)死因について適切に検討できたか A B C

4)臨床上の疑問点や問題点について適切に考察できたか A B C

5)剖検により解決できなかった問題点についての今後の課題を

適切に提案できたか A B C

その他特記すべき事項

評価は臨床/病理の双方で行います。

評価方法: A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

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外科症例レポート

※外科症例を1例以上受け持ち、レポートを提出すること。

記入者名 印 病院・診療科名 砂川市立病院 科

記 載 日 年 月 日 指導医評価日 年 月 日

手術年月日(西暦) 年 月 日 担任指導医名 印

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

患者番号 年 齢 性 別 男 ・ 女

疾患名

術式名

麻酔方法 全身麻酔 ・ 腰椎麻酔 ・ 局所麻酔 ・ その他( )

手術時間 時間 分 出血量 g

ドレーン留置 無 ・ 有→ 種類と部位( )

診療概要

(診断、検査、術後管理などについて簡単に記載する。)

手術記録

(悪性疾患では、癌取扱い規約に沿った進行度を記載すること。)

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《経験が求められる疾患・病態》

手 術 所 見

患者ID 診断名

患者年齢 歳 術 式

性 別 記載日

記載者

指導医 ㊞

指導医評価日 年 月 日

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

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症状レポート

記入者名 印 病院・診療科名 砂川市立病院 科

レポート記載日 年 月 日

担任指導医名 印 指導医評価日 年 月 日

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

◆次の症状(20項目)を経験し、鑑別診断、検査、治療について、レポートを提出する。

※本レポートに含まれる症状を○で囲むこと。

1.不眠 6.頭痛 11.動悸 16.便通異常(下痢、便秘)

2.浮腫 7.めまい 12.呼吸困難 17.腰痛

3.リンパ節腫脹 8.視力障害・視野狭窄 13.咳・痰 18.四肢のしびれ

4.発疹 9.結膜の充血 14.嘔気・嘔吐 19.血尿

5.発熱 10.胸痛 15.腹痛 20.排尿障害

(尿失禁・排尿困難)

診療概略

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症例レポート

記入者名 印 病院・診療科名 砂川市立病院 科

担任指導医名 印 指導医評価日 年 月 日

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

◆経験が求められる疾患・病態(入院患者を受け持ち、診断、検査、治療方針について症例レポートを

提出する。)本レポートに含まれる疾患・病態名を○で囲むこと。

1 神経系疾患 脳・脊髄血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)

2 循環器系疾患

心不全

3 高血圧症(本能性、二次性高血圧症)

4 呼吸器系疾患 呼吸器感染症(急性上気道炎、気管支炎、肺炎)

5 消化器系疾患 食道・胃・十二指腸疾患(食道静脈瘤、胃癌、消化性潰瘍、胃・十二指腸炎)

6 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)疾患 腎不全(急性・慢性腎不全、透析)

7 内分泌・栄養・代謝系疾患 糖代謝異常(糖尿病、糖尿病の合併症、低血糖)

精神・神経系疾患

認知症(血管性認知症を含む)

9 気分障害(うつ病、躁うつ病を含む。)

10 統合失調症(精神分裂病)

記載年月日

患者番号 剖検提出No.

生年月日 ( 歳) 入 院 日

性 別 男 ・ 女 退 院 日

居 住 地 受持期間 自

職 業 至

臨床診断 (剖検有No. 無)

診 断 名 転 帰 Cord.No.

1 完治

軽快

不変

悪化

死亡

2 完治

軽快

不変

悪化

死亡

3 完治

軽快

不変

悪化

死亡

4 完治

軽快

不変

悪化

死亡

5 完治

軽快

不変

悪化

死亡

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経過および治療概要:

剖検診断 退 院 時 処 方

退院後治療方針(外来、転医、自宅):

指導医の意見

症例に対する自己評価

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《経験が求められる疾患・病態》

病 歴 要 約(外科手術例の手術所見は別紙参照)

大項目 症例経験科名

小項目 入院日 年 月 日

患者ID 退院日 年 月 日

患者年齢 歳 受持期間 自 年 月 日

性 別 至 年 月 日

診断

転帰 : □治癒 □軽快 □転科(手術 有・無) □不変 □死亡(解剖 有・無)

フォローアップ : □当院外来 □他院へ依頼 □転院( )

入院病歴

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【考察】

記載者

記載日 年 月 日

指導医 ㊞

指導医評価日 年 月 日

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

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《経験すべき症状・病態・疾患》

病 歴 要 約 及 び 鑑 別 診 断

項 目 症例経験科名

患者ID 診 断

患者年齢 歳

性 別

入院病歴(800字以内)

当症状の鑑別診断

記載者

記載日 年 月 日

指導医 ㊞

指導医評価日 年 月 日

指導医概略評価 A(特に優れている) B(優れている) C(標準)

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2019.4.1積算根拠:時間外勤務手当の支給に伴って、減給の年収を基準に算出を行った。

60 60

2年次 1年次

A 月額報酬 300,000 260,000

B 研修医手当 125,000 100,000

C 時間外勤手当*)60時間で試算

141,213 122,385

D 地域勤務手当 145,000 -

E 住居手当

扶養手当

F 宿日直手当@20,000

80,000 80,000

G 月合計額(A+B+C)

566,213 482,385

その他の手当を含む月額平均

670,000 590,000

平日普通 休日普通 平日深夜 休日深夜

100 125 135 150 160

2年次 1,883 2,354 2,542 2,824 3,013

1年次 1,632 2,040 2,203 2,448 2,611

2019.4.160 60

手当項目 現行 改正宿日直手当

20,000 21,000

診断書等記載手当

1,000 500

住居手当

2019年度より

家賃額に応じて支給 上限:27,000円 下限:0円(家賃額12,000円未満)

臨床研修医師手当内容

備考

2019年度より

備考

月平均(1人あたり)4回~5回

上限:27,000円 下限:0円(家賃額12,000円未満)

地域医療研修及び北海道大学病院での勤務月に限り支給する。時間外手当の補填分。

平日普通時間外単価(60時間/月)で試算

家賃額に応じて支給

2019年度 卒後臨床研修医の処遇

期末勤勉手当分を各月に分配

扶養家族に応じて支給

時間外単価

試算表

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*改正前と改正後の給料比較を行うため、救急外来に備え付けの緊急呼出・緊急入院・手術検査等

*時間外2号用紙については、電子カルテのトップページの掲載してあります。

*地域勤務手当は、当院外で行った勤務を一月単位で支給します。(日割りは行いません。)*時間外勤務命令簿は翌月5日までに職員係もしくは医局秘書まで提出してください。提出が*承認印欄は必ず自分の印を押印して提出してください。決裁欄は後日、院長に押印してもら

 の記入は、手当には反映されないが、従来通りの記載にご協力ください。

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学習環境および院内カンファレンス(医師用)

2019年4月1日

1)図書室

本館2階の図書室に院内の書籍・雑誌等を保管(一部各外来等保管分を除く)し、院

内LAN(MyWeb)内にデーベース化され、いつでも検索できます。

2)研修医用図書・雑誌・DVD等

医局の研修医ブースおよび実習室内に配備されています。

3)当院に無い文献の入手方法

札医大図書館と連携し、医局秘書に依頼することにより数日で入手できます(有料)

4)インターネット環境

研修医を含めすべての医師の机にインターネットラインが配線されています。

研修医ブースには、研修医専用パソコンや電子カルテ端末などが完備され、万全のセ

キュリティ対策が施されています。

5)使用可能なインターネット・リソース等

ⅰ Up To Date

ⅱ ACP Journal Club

ⅲ 医学中央雑誌

ⅳ メディカルオンライン

ⅴ PMET(医療研修推進財団)の医療研修情報提供サービス

Ⅵ Procedures CONSULT(動画解説付き臨床手技データベース)

Ⅶ レジデント Japan(E-ラーニングシステム)

Ⅷ New England Jounal of Medicine

ⅸ CLINICAL KEY

Ⅹ 今日の臨床サポート

6)使用可能な実習用シミュレーター(配置場所)

ⅰ ACLSトレーニングシステム(麻酔科~中央手術室・小児科)

ⅱ 採血・静脈注射シミュレーター(多目的ホール3)

ⅲ 縫合手技トレーニングセット(多目的ホール3)

ⅳ 腰椎穿刺・麻酔シミュレーター(麻酔科~中央手術室)

ⅴ 輪状甲状靱帯切開術シミュレーター(麻酔科~中央手術室)

ⅵ 気胸トレーニングマネキン(麻酔科~中央手術室)

ⅶ 腹腔鏡手術トレーニングセット(外科~6階西病棟)

ⅷ 超音波画像診断装置(多目的ホール3)

ⅸ 中心静脈挿管シミュレーター(多目的ホール3)

ⅹ 気管支鏡・消化器内視鏡トレーニングシミュレーター(多目的ホール3)

ⅩⅠ 心臓病診察シミュレーター(多目的ホール3)

ⅩⅡ 呼吸音シミュレーター(多目的ホール3)

ⅩⅢ 胸腔ドレナージ・胸腔穿刺トレーナー(多目的ホール3)

ⅩⅣ 二次救命救急処置訓練人形(麻酔科~中央手術室)

ⅩⅤ 会陰切開縫合トレーナー(産婦人科)

7)複数の診療科が連携する院内カンファレンス

ⅰ CPC(年6回/8症例)

ⅱ 地域連携CC(年3回空知医師会と連携して開催)

ⅲ 医局会議終了後の医局勉強会(年10回開催)

ⅳ 放射線画像診断カンフアレンス(月1回開催)

ⅴ もの忘れ外来カンファレンス(週1回開催)

Ⅵ 症例共有会(月2回開催)

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2019年度

砂川市立病院卒後臨床研修プログラム

(プログラム番号:030830201)

砂川市立病院

研修管理委員会

2019年4月1日

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1

目 次

1 病院理念と研修理念 ……………………… 2

2 臨床研修の基本方針(GIO)と研修プログラムの目標(SBOs) ……………………… 2

3 研修プログラムの目標達成のための方略 ………………………3~4

4 評価方法 ……………………… 4

5 研修プログラムの特色 ………………………4~5

6 研修ローテーション ……………………… 5

7 研修目標 ……………………… 6

Ⅰ 行動目標 ……………………… 6

Ⅱ 経験目標 ……………………… 7

(A)経験すべき診察法・検査・手技 ……………………… 7

1)医療面接 ……………………… 7

2)基本的な身体観察法 ……………………… 7

3)基本的な臨床検査 ………………………8~9

4)基本的手技 ……………………… 10

5)基本的な治療法 ……………………… 11

6)医療記録 ……………………… 11

7)診療計画 ……………………… 12

(B)経験すべき症状・病態 ……………………… 12

1)頻度の高い症状 ………………………12~13

2)緊急を要する症状・病態 ……………………… 14

3)経験から求められる疾患・病態 ………………………15~19

(C)特定の医療現場の経験 ……………………… 20

1)救急医療 ……………………… 20

2)予防医療 ……………………… 20

3)地域保健・医療 ……………………… 20

4)小児・成育医療 ……………………… 21

5)精神保健・医療 ……………………… 21

6)緩和・終末期医療 ……………………… 21

Ⅲ 当院における診療科別習得目標 ……………………… 22

(A)全科日当直(救急外来) ……………………… 22

(B)内科 ………………………23~26

(C)循環器内科 ………………………27~29

(D)外科 ………………………30~33

(E)麻酔科 ………………………34~36

(F)救急科 ………………………37~39

(G)小児科 ………………………40~44

(H)産婦人科 ………………………45~48

(I)精神科 ………………………49~50

(J)地域医療 ……………………… 51

A松前町立松前病院、B奈井江町立国民健康保険病院、C市立赤平総合病院、

D市立美唄病院、E市立芦別病院 F余市協会病院 G北海道立羽幌病院 ………………52~62

(K)選択可能な診療科 ………………………63~95

Ⅳ オリエンテーションプログラム ………………………96~97

8 指導体制 ………………………98~101

9 研修の記録および評価 ……………………… 102

10 研修医の定員および処遇 ……………………… 102

11 研修医のアルバイト禁止に関する事項等 ……………………… 103

12 CPC委員会規程 ……………………… 104

13 研修管理委員会規程 ………………………105~106

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2

1 病院理念と研修理念

[病院理念]

(1)良質の医療、心かよう信頼の医療を提供する病院

(2)地域に根ざし、地域に愛され、貢献する病院

[研修理念]

(1)医師としての人格を涵養し、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に関

わる疾病等に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を身につける。

(2)チーム医療を実践するために、多職種の機能を理解し、患者さんや家族に配慮した適切な医療を実践す

る。

(3)全職員が研修医の指導者であることを自覚し、相互に高め合うことで医療の質を向上させる。

(4)地域への貢献と高度医療との関わりを通して、医師としてのキャリア形成を支援する。

2 臨床研修の基本方針(GIO)と研修プログラムの目標(SBOs)

(1)北海道の二次医療圏のひとつ中空知の基幹病院として地域完結型の医療を提供する当院の特徴を生かし、

医学医療の社会的側面に心を配りつつ、患者を全人的に診ることができる基本的臨床能力を身につける。

ア)すべてのコアローテーションにおいて、頻度の高い疾患の診断・治療、初期救急処置など基本的臨床能

力の修得を重視する。

イ)患者を全人的に理解し、良好な患者-医師関係を確立するために、患者・家族のニーズを身体・心理、

社会的側面から把握し、インフォームド・コンセントを得ることができ、守秘義務を果たし、プライバシ

ーへの配慮ができる。

ウ)臨床上の問題点を解決するための情報を収集して評価し、患者への適応を判断するEBMが実践できる。

エ)医療を実践するうえでの安全確認の考え方を理解し、院内感染対策、医療事故防止、事故後の対応につ

いてマニュアルに沿って行動できる。

(2)診療科相互の綿密な連携がとれる適度な病院規模と活発な地域医療連携機能を生かし、プライマリケア

の基本的かつ実践的な知識・技能と共に医師として必要な基本的姿勢・態度をあわせて修得する。

ア)ER型救急医療(一次~三次を順不同で扱う)、緩和終末期医療、在宅ケア、地域医療などの幅広い医

療の場を経験する。

イ)多くの医療専門職と協同し、患者中心のチーム医療を理解、実践できる。

ウ)患者の紹介・逆紹介及び地域医療連携の現場を経験し、患者情報を交換するために、地域の団体・機関

の担当者とのコミュニケーションを取るとこができる。

(3)研修修了後どのようなキャリアパスを歩むことになろうとも成長し続けるために、生涯学習につながる

自己学習能力を養成する。

ア)医師としての社会的責任を自覚し、常に自己を向上させようとする態度を身につける。そのために、自

己評価を適切に行える技能と他者からの評価を謙虚に聞く態度を身につける。

イ)臨床症例を学術研究上からも大切に扱い、それらをまとめてカンファレンスや学術集会で発表・検討が

できる。

ウ)日々の行動・考察・思い・学習成果などをポートフォリオとして保存したうえで、毎月の振り返り・相

互評価を行い、また、経験した症例についてレポートの形でまとめる習慣をつける。

エ)時間管理・体調管理を含む自己管理能力を身につけ、社会的責任を自覚するプロフェショナリズムを育

成するとともに、自己の限界について表明できる。

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3

3 研修プログラムの目標達成のための方略

(1)一年次4月冒頭1週間の導入研修(オリエンテーション)

ア)病院管理者・指導医との顔合わせ

イ)病院の構造・システムの基本的な理解

ウ)医療の質向上に向けての様々な取り組みの理解

エ)EBM実践のための方法の理解

オ)個々の研修医の年間目標の設定

カ)ICLS・縫合等基本的手技のシミュレーターを用いての実習

(2)ローテーション研修

ア)病棟研修:能力に応じた人数の受け持ち患者を持って、指導医の指導下に主治医業務の基本を身につけ

ていく。研修医回診を行い、患者把握について指導医からのチェックを受ける。そのうえで、指導医とと

もに回診し、ベッドサイドでのインタビューとフィジカルアセスメントの経験を積む。

イ)外来研修:科によって方法は異なるが、初診患者の予診取り及び身体診察の実践と内科における処方外

来の担当。

(3)救命救急センター(救急外来)研修

ア)ER型救急の現場で、的確な初期判断、診療能力を養成する。一年次は年間50~60回、二年次は年

間40回~50回定期的に現場に入り、二年次にほぼ主力となって診療できるようになるための修練を一

年次に積み上げる。

イ)一年次では、指導医・上級医・指導者・二年次研修医の指導下に能力に応じてできるだけ全面に出て診

療を行う。

ウ)二年次では、指導医・上級医・指導者の適切な管理の下、ほぼ初療医として行動する。

(4)知識経験をまとめるためのレクチャー・フィードバックなどの機会

ア)指導医等・研修医全員の参加によるポートフォリオ・フィードバック(月1回)

イ)救急外来症例フィードバック(週1回)

ウ)研修医希望テーマによる昼のミニレクチャー(週1回)

エ)抄読会(ACPジャーナルクラブ)(週1回)

オ)17時以降開催される研修会等(年40~50回)

カ)研修医対象の院外講師による医療セミナー(年2回)

キ)研修医対象の院外講師(岸田直樹先生等)による感染症・総合内科等研修会など(年9回)

ク)プライマリ・ケア レクチヤーシリーズ(週1回)(希望時)

ケ)症例共有会(月2回)

(5)研修医が発表者となる機会

ア)CPC(年6回)

イ)研修医プレゼンテーション(年1回)

ウ)研修医症例発表会(年1回)

エ)地元医師会共催の内科・外科・病理クリニカルカンファレンス(年4回)

オ)地元医師会共催の集談会(年1回)

カ)その他の学術集会(適宣)

(6)研修管理責任者・プログラム責任者等との個人面談

ア)年度の途中で適宣個人面談のうえ目標達成度をチェックしアドバイスする。

(7)使用可能なインターネット・リソース、実習用シミュレーター

ア)Up To Date イ)ACP Journal Club

ウ)医学中央雑誌 エ)メディカルオンライン

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4

オ)PMET(医療研修推進財団)の医療研修情報提供サービス

カ)ProceduresCONSULT(動画解説付き臨床手技データベース)

キ)レジデント Japan(E-ラーニングシステム) ク)New England Jounal of Medicine(NEJM)

ケ)CLINICAL KEY コ)ACLSトレーニングシステム

サ)採血・静脈注射シミュレーター シ)縫合手技トレーニングセット

ス)腰椎穿刺・麻酔シミュレーター セ)輪状甲状靱帯切開術シミュレーター

ソ)気胸トレーニングマネキン タ)腹腔鏡手術トレーニングセット

チ)超音波画像診断装置 ツ)中心静脈挿管シミュレーター

テ)気管支鏡・消化器内視鏡トレーニングシミュレーター

ト)心臓病診察シミュレーター ナ)呼吸音シミュレーター

ニ)胸腔ドレナージ・胸腔穿刺トレーナー ヌ)二次救命救急処置訓練人形

ネ)会陰切開縫合トレーナー

4 評価方法

(1)毎月の月末評価

(2)ローテーション終了時評価

ア)相互評価とコメント

イ)研修医の研修(指導医)に対する評価

ウ)上級医(研修医になるべく近い)による評価コメント

エ)同僚研修医による評価コメント

オ)指導者(看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、リハビリテーション部技師、管

理栄養士、診療情報管理士、事務職員等)による評価コメント

(3)救急外来での評価

ア)指導医・上級医による評価

イ)救急外来看護師による評価

ウ)上級医・二年次研修医は一年次研修医による評価

(4)総括的相互評価

ア)一年分

イ)二年分

5 研修プログラムの特色

当院は、北海道石狩平野の北端、中空知の地域センター病院として、一般・精神・結核・感染症合わせて2

5診療科・498床を有し、地域特性のため、プライマリケアから高次医療まで広汎な疾患生き馬の目を抜く

扱うという特色を持っている。

また、後方支援病院・病床の絶対数不足のなか、地域完結型の急性期病院として地域救命救急センターの指

定を受け、一次・二次・三次救急合わせて年間約1万1千人の患者並びに年間約2千5百人の救急車搬入患者

を受け入れている。

当院における研修プログラムの特色としては、第一に配属された基本研修科目・選択必修科目・自由選択科

目の枠に止まらない全診療科の密接な横の繋がりを背景にした研修が可能なことであり、第二には、指導医(又

は上級医)とペアで行われる全科当直にて、緊急線に応じて専門科へのコンサルテーションの適応を判断する

など、実践的なプライマリケアの研修が行えることがあげられる。

また、一年次の経験を背景に、二年次には適切な指導医管理の下、原則初療医として全科日当直を担当する

ことにより、さらに飛躍的な判断力の向上を達成できる。

リハビリテーション科、呼吸器外科以外のほぼ全ての診療科に指導医が常勤しており、2年次の6ヶ月間、

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5

希望の選択科目で研修することが可能である。必修科目の地域医療では、地域の小・中規模病院での経験を中

心に据えた研修を選択することができる。

当院のような市中病院での卒後臨床研修では、第一線で最良の医療を提供すべく昼夜奮闘する臨床医と時間

を共有することによって、プライマリケアの基本的能力を身につけられるのみではなく、感染症、総合診療・

医療安全管理の実際やクリニカル・パス・NST(栄養サポートチーム)・PCT(緩和ケアチーム)を通して

チーム医療の実践を経験しながら、個々の診療だけではない医療の社会的・総合的な捉え方について認識を深

めることが可能となる。

当院において、生き生きと患者を診ることができる研修期間を過ごすことによって、大きな意欲・向上心を

持って以後の専門研修に臨める医師に育っていくことが期待される。

6 研修ローテーション

1年次では基本研修科目の内科を6ヶ月(総合内科・呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、脳

神経内科)、救急科を1ヶ月(救急研修3ヶ月のうち2ヶ月相当期間は、救急当直を週1回×52週行う)行い、

選択必修科目の外科・放射線診断科を3ヶ月(消化器外科・乳腺外科を2ヶ月、心臓血管外科、整形外科、形

成外科、脳神経外科、産婦人科、放射線診断科(1 年次で 1 ヶ月選択可能)から1ヶ月選択)、麻酔科、小児科を

各1ヶ月必修とする。

2年次では選択必修科目の精神科、産婦人科を各1ヶ月必修とするほか、内科2ヶ月(総合内科・呼吸器内

科、循環器内科、消化器内科、血液内科、脳神経内科)、救急科、地域医療を1ヶ月研修する。(地域医療は松

前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余市協会

病院、北海道立羽幌病院から選択)

研修2年目の6ヶ月間、当院および北海道大学病院、札幌医科大学附属病院、旭川医科大学病院(大学病院

での研修は2ヶ月まで)において必修研修科目の内科(総合内科・呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血

液内科、脳神経内科)、外科(消化器外科・乳腺外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、脳神経外科)、救

急科、麻酔科、産婦人科、小児科、精神科及び皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、病理診断科、放射線治療科、放射

線診断科、検査科(エコー等)から選択できるほか、地域医療(必修と合わせて2ヶ月まで)を協力施設で研

修できる。

研修期間は基本的に1ヶ月単位とするが、研修医の希望があり、研修管理委員会の承認が得られれば短縮も

可能である。

《ローテーション例①》

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

1年目 内科

(総合内科・呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、脳神経内科) 小児科

外科・放射線診断科

(消化器・乳腺・心臓血管・整形・形成

脳神経外科、産婦人科、放射線診断科)

救急科 麻酔科

2年目 精神科 産婦

人科

地域

医療 内科 救急科 選択科目

《ローテーション例②》

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

1年目

外科・放射線診断科

(消化器・乳腺・心臓血管・整形・形成

脳神経外科、産婦人科、放射線診断科)

小児科 麻酔科 救急科 内科

(総合内科・呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、脳神経内科)

2年目 内科 選択科目 地域

医療

産婦

人科 精神科 救急科 選択科目

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6

7 研修目標

Ⅰ 行動目標

「医療人として必要な基本姿勢・態度」の評価項目

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

1:目標に遠い 2:目標に近い 3:目標に到達した

自己評価 指導医評価

1)患者の全人的理解とプライバシーへの配慮とともに、患者の信頼を得

ることができる。信頼を得る努力をすることができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォーム

ド・コンセントが実践できる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)コメディカル(看護師、看護助手、薬剤師、放射線技師、臨床検査技

師、臨床工学士、理学療法士、栄養士、診療情報士、MSW・PSW・

SW、事務部門)と強調して仕事ができる。ルールに則り、相手に正確

に伝わる指示を書ける。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)指導医・上級医と密接な連絡をとり、「ほう・れん・そう」(報告・連

絡・相談)に心掛ける。専門医にコンサルテーションするか、否かの判

断力を身につける。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)生じた疑問・問題点を解決する手段を知っている。(指導医・他科医

師への相談、院内診療情報の入手方法、教科書や基本マニュアル書の購

入、文献検索の方法、インターネット・院内LANの活用方法など)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)医療事故防止対策マニュアル、院内感染対策マニュアルを十分理解し

たうえで行動でき、医療事故・院内感染などによる患者への有害事象を

未然に防ぐ方法を身につける。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)症例呈示と討論ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)医療保険など、公的医療制度を理解し、指示を出した全ての医療行為

に対応した診断名が必要であることを意識した保険診療ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)医の倫理、生命倫理について理解するとともに、医薬品や医療用具に

よる健康被害の発生防止を念頭においた適切な行動がとれる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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7

Ⅱ 経験目標

項目の後に経験及び習得可能な研修科目を記載するが、省略は以下の通り。

全:全科共通 内:内科 外:外科(消化器外科・乳腺外科・緩和ケア外科)

救:救急科 麻:麻酔科 小:小児科

産婦:産婦人科 精:精神科 地:地域医療

選:選択科 日当直:全科日当直

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(A)経験すべき診察法・検査・手技

(1)医療面接

1:目標に遠い 2:目標に近い 3:目標に到達した

自己評価 指導医評価

1)医療面接におけるコミュニケーションの持つ意義を理解し、コミュニ

ケーションスキルを身に付け、患者の解釈モデル、受診動機、受療行動

を把握できる。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)患者の病歴(主訴、現病歴、既往歴、家族歴、生活・職業歴、系統的

レビュー)の聴取と記録ができる。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)患者・家族への適切な指示、指導ができる。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)基本的な身体診察法

1:目標に遠い 2:目標に近い 3:目標に到達した

自己評価 指導医評価

1)全身の診察(バイタルサインと精神状態の把握、皮膚や表在リンパ節

の診察を含む)ができ、記載できる。[全・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)頭頸部の診察(眼瞼・結膜、眼底、外耳道、鼻腔口腟、咽頭の診察、

甲状腺の触診を含む)ができ、記載できる。[内・外・選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)胸部の診察ができ、記載ができる。[内・外・救・麻・選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)腹部の診察ができ、記載ができる。[全・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)骨盤内の診察ができ、記載できる。[産婦・選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)泌尿・生殖器の診察ができ、記載できる。[産婦・選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)骨・間接・筋肉系の診察ができ、記録できる。[選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)神経学的診察ができ、記録できる。[内・精・選・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)小児の診察ができ、記録できる。[小・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)精神面の診察ができ、記録できる。[全・日当直] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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8

(3)基本的な臨床検査

必 修→ A:自ら実施し、結果を解釈できる。 3:目標に到達した

B:受け持ち患者の検査として診察に活用する(経験) 2:目標に近い

C:検査の適応が判断でき、結果を解釈ができる。 1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

1)一般尿(尿沈渣顕微鏡検査を

含む)[全・日当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

2)便検査(潜血、虫卵)

[内・外・小]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

3)血算、白血球分画[全・日当

直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

4)血液型判定・交差適合試験

[全・日当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

5)心電図(12 誘導)[全・日当

直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

負荷心電図[内] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

6)動脈血ガス分析[内・外・救・

麻・日当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

7)血液生化学的検査[全・日当

直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

簡易検査(血糖、電解質、尿

窒素など)[内・外・救・麻・日

当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

8)血液免疫血清学的検査

(免疫細胞検査、アレルギー検査を含

む)[内・小]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

9)細菌学的検査、薬剤感受性検

査[全]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

検体の採取(痰、尿、血液な

ど)[全]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

簡単な細菌学的検査(グラム

染色など)[日当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

10)肺機能検査[内] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

スパイトロメトリー[全] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

11)髄液検査[内・小・選] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

12)細胞診・病理組織検査[内・

外・産婦・選]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

13)内視鏡検査[内・外・選] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

14)超音波検査[内・外・産婦・

選・日当直]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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9

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

15)単純X線検査[全・日当直] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

16)造影X線検査[内・外・選] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

17)X線CT検査[全・日当直] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

18)MRI検査[全] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

19)核医学検査[内・外・選] 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

20)神経生理学検査(脳波、筋電

図など)[小・精・選]

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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10

(4)基本的手技

必 修→ 以下の手技を自ら行った経験がある。

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)気道確保を実施できる。[内・外・救・麻・小・選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)人工呼吸を実施できる。(バッグマスクによる徒手換気を含む)

[救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)心マッサージを実施できる。[救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)圧迫止血法を実施できる。[外・救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)包帯法を実施できる。[選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)注射法(皮内、皮下、筋肉、点滴、静脈確保)を実施できる。

[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

中心静脈確保を実施できる。[内・外・救・麻]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)採血法(静脈、動脈血)を実施できる。[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)穿刺法を実施できる。(腰椎)[内・救・麻・選]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)穿刺法を実施できる。(胸腔、腹腔)[内・外・救・麻・選]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)導尿法を実施できる。[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)ドレーンチューブ類の管理ができる。[内・外・救・麻・選]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)胃管の挿入と管理ができる。[内・外・救・麻]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

13)局所麻酔法を実施できる。[外・救・麻・選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

14)創部消毒とガーゼ交換を実施できる。[外・救・麻・産婦・選]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

15)簡単な切開、排膿を実施できる。[外・選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

16)皮膚縫合法を実施できる。[外・産婦・選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

17)軽度の外傷・熱傷の処置を実施できる。[外・選・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

18)気管挿管を実施できる。[救・麻]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

19)除細動を実施できる。[内・救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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11

(5)基本的な治療法

以下の治療法を適切に実施できる。

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)療養指導(安静度、体位、食事、入浴、排泄、環境整備を含む)

ができる。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)薬物の作用、副作用、相互作用について理解し、薬物治療(抗菌薬、

副腎皮質ステロイド薬解熱、薬、麻薬を含む)ができる。[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)輸液ができる。[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)輸血(成分輸血を含む)による効果と副作用について理解し、輸血が

実施できる。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(6)医療記録

必 修→ A:自ら行った経験がある。

B:チーム医療や法規との関連で重要な医療記録を

適切に作成し、管理できる。

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B A B

1)診療録(退院時サマリーを含む)をPOS

に従って記載し、管理できる。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

診療録の作成[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)処方箋、指示箋を作成し、管理でき

る。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

処方箋、指示書の作成。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)診断書、死亡診断書、(死体検案書

を含む)、その他説明書を作成し、管

理できる。[全・日当直]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

診断書の作成。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

死亡診断書の作成。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)CPCレポートを作成し、症例呈示

できる。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)紹介状と紹介状への返信を作成で

き、それを管理できる。[全] 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

紹介状、返信の作成。[全]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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12

(7)診療計画

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)診療計画(診断、治療、患者・家族への説明を含む)を作成

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)診療ガイドラインやクリニカルパスを理解し、活用できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)入退院の適応を判断できる。(デイサージャリー症例を含む)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)QOLを考慮に入れた総合的な管理計画(リハビリテーション、社会

復帰、在宅医療、介護を含む)へ参画する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(B)経験すべき症状・病態

(1)頻度の高い症状[全・日当直]

必 修→ A:症状を経し(自ら診察し、鑑別診断を行い)、レポートを提出する。 B:経験すべき項目

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い ※桃色~レポート提出必須項目

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B A B

1)全身倦怠感

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

2)不眠

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

3)食欲不振

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

4)体重減少、体重増加

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

5)浮腫

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

6)リンパ節腫脹

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

7)発疹

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

8)黄疸

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

9)発熱

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

10)頭痛

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

11)めまい

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

12)失神

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

13)けいれん発作

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

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13

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B A B

14)視力障害、視野狭窄

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

15)結膜の充血

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

16)聴覚障害

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

17)鼻出血

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

18)嗄声

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

19)胸痛

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

20)動悸

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

21)呼吸困難

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

22)咳・痰

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

23)嘔気・嘔吐

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

24)胸やけ

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

25)嚥下困難

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

26)腹痛

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

27)便通異常(下痢・便秘)

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

28)腰痛

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

29)関節痛

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

30)歩行障害

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

31)四肢のしびれ

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

32)血尿

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

33)排尿障害(尿失禁・排尿困難)

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

34)尿量異常

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

35)不安・抑うつ

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

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14

(2)緊急を要する症状・病態

必 修→ A:病態を経験(初期治療に参加)する。

B:経験すべき項目

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B A B

1)心肺停止[救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

2)ショック[内・外・救・麻・産婦・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

3)意識障害[内・救・麻・小・精・

選・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

4)脳血管障害[内・救・麻・精・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

5)急性呼吸不全[内・救・麻・選・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

6)急性心不全[内・救・麻・選・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

7)急性冠症候群[内・救・麻・選・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

8)急性腹症[内・救・麻・選・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

9)急性消化管出血[内・外・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

10)急性腎不全[内・救・麻・選]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

11)流・早産及び満期産[産婦]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

12)急性感染症[全・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

13)外傷[外・救・麻・選・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

14)急性中毒[内・救・麻・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

15)誤飲、誤嚥[内・救・麻・小・

日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

16)熱傷[救・麻・選・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

17)精神科領域の救急[精・日当直]

1 2 3 1 2 3

1 2 3 1 2 3

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15

(3)経験が求められる疾患・病態

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

必 修→ A:入院患者を受け持ち、診断・検査・治療方針について 3:目標に到達した

症例レポートを提出する。 2:目標に近い

必 修→ B:外来診療または受け持ち入院患者(合併症含む)で 1:目標に遠い

自ら経験する。

必 修→ その他:外科症例(手術を含む)を一例以上受け持ち、

診断・検査・術後管理について症例レポートを提出する。

※全疾患(88項目)のうち70%以上(62項目以上)を経験することが望ましい。

C:経験が求められる疾患

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

1)血液

造血器

リンパ網内系疾患

[内・小]

①貧血(鉄欠乏性貧

血、二次性貧血)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②白血病 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③悪性リンパ腫 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④出血傾向・紫斑病

(播種性血管内凝固症

候群:DIC)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

2)神経系疾患

[内・精・選・日当直]

①脳・脊髄血管障害

(脳梗塞、脳内出血、

くも膜下出血)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②認知症性疾患 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③脳・脊髄外傷

(頭部外傷、急性硬膜

外・硬膜下出血)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④変性疾患

(パーキンソン病)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤脳炎・髄膜炎 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

3)皮膚系疾患

[全・日当直]

①湿疹・皮膚炎群(接

触皮膚炎、アトピー性

皮膚炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②蕁麻疹 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③薬疹 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④皮膚感染症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

4)運動器(筋骨格)

系疾患

[選・日当直]

①骨折 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②関節の脱臼、亜脱

臼、捻挫、靱帯損傷

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③骨粗鬆症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④脊柱生涯(腰椎椎間

板ヘルニア)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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16

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

5)循環器系疾患

[内・選・日当直]

①心不全 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②狭心症、心筋梗塞 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③心筋症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④不整脈(主要な頻脈

性、除脈性不整脈)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤弁膜症(僧帽弁膜

症、大動脈弁膜症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥動脈疾患(動脈硬化

症、大動脈瘤)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑦静脈・リンパ管疾患

(深部静脈血栓症、下

肢静脈瘤、リンパ浮腫)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑧高血圧症(本能性、

二次性高血圧症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

6)呼吸器系疾患

[内・選・日当直]

①呼吸不全 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②呼吸器疾患(急性上

気道炎、気管支炎、肺

炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③閉塞性・拘束性肺疾

患(気管支喘息、気管

支拡張症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④肺循環障害(肺塞

栓・肺梗塞)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤異常呼吸(過換気症

候群)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥胸膜、縦隔、横隔膜

疾患(自然気胸、胸膜

炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑦肺癌 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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17

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

7)消化器系疾患

[内・外・小・日当直]

①食道・胃・十二指腸

疾患(食道静脈瘤、胃

癌、消化性潰瘍、胃・

十二指腸炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②小腸・大腸疾患(イ

レウス、急性虫垂炎、

痔核・痔瘍)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③胆嚢・胆管疾患(胆

石、胆嚢炎、胆管炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④胆疾患(ウイルス性

肝炎、急性・慢性肝炎、

肝硬変、肝癌、アルコ

ール性肝障害、薬物性

肝障害)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤膵臓疾患(急性・慢

性膵炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥横隔膜・腹壁・腹膜

(腹膜炎、急性腹症、

ヘルニア)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

8)腎・尿路系(体液、

電解質バランスを

含む)疾患

[内・選・日当直]

①腎不全(急性・慢性

腎不全、透析)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②原発性糸球体疾患

(急性・慢性糸球体腎

炎症候群、ネフローゼ

症候群)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③全身性疾患による

腎障害(糖尿病性腎症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④泌尿器科的腎・尿路

疾患(尿路結石、尿路

感染症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

9)妊娠分娩と生殖器

疾患

[外・産婦・選]

①妊娠分娩(正常妊

娠、流産、早産、正常

分娩、産科出血、乳腺

炎、産褥)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②女性生殖器及びそ

の関連疾患(月経異

常、(無月経を含む)、

不正性器出血、更年期

障害、外陰・膣・骨盤

内感染症、骨盤内腫

瘍、乳腺腫瘍)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③男性生殖器疾患(前

立腺疾患、勃起障害、

精巣腫瘍)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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18

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

10)内分泌・栄養・代

謝系疾患

[内・選]

①視床下部・下垂体疾

患(下垂体機能障害)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②甲状腺疾患(甲状腺亢

進症、甲状腺機能低下症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③副腎不全 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④糖代謝異常(糖尿病、

糖尿病の合併症、低血糖)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤高脂血症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥蛋白及び核酸代謝

異常(高尿酸血症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

11)眼・視覚系疾患

[選]

①屈折異常(近視、遠

視、乱視)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②角結膜炎 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③白内障 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④緑内障 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤糖尿病、高血圧・動脈

硬化による眼底変化

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

12)耳鼻・咽喉・口腔

系疾患

[選・日当直]

①中耳炎 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②急性・慢性副鼻腔炎 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③アレルギー性鼻炎 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④扁桃の急性・慢性炎

症性疾患

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤外耳道・鼻腔・咽頭・喉

頭・食道の代表的な異物

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

13)精神・神経系疾患

[精・地]

①症状精神病 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②認知症(血管性認知

症を含む)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③アルコール依存症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④気分障害(うつ病、

躁うつ病を含む)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤総合失調症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥不安障害(パニック

症候群)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑦身体表現性障害・ス

トレス関連障害

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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19

自己評価 指導医評価

経験数 A 経験数 B 経験数 C A B C

14)感染症

[内・外・産婦・地・

選・日当直]

①ウイルス感染症(イ

ンフルエンザ、麻疹、

風疹、水痘、ヘルペス、

流行性耳下腺炎)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②細菌感染症(ブドウ

球菌、MRSA、A群

連鎖球菌、クラミジア)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③結核 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④真菌感染症(カンジ

ダ症)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤性感染症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑥寄生虫疾患 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

15)免疫・アレルギー

疾患

[内・選]

①全身性エリテマトーデ

スとその他合併症

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②慢性関節リウマチ 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③アレルギー疾患 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

16)物理・化学的因子

による疾患

[内・救・麻・精・選・

日当直]

①中毒(アルコール、

薬物)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②アナフィラキシー 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③環境要因による疾

患(熱中症、寒冷によ

る障害)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④熱傷 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

17)小児疾患

[小・日当直]

①小児けいれん性疾

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②小児ウイルス感染

症(麻疹、流行性耳下

腺炎、水痘、突発性発

疹、インフルエンザ)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

③小児細菌感染症 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

④小児喘息 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

⑤先天性心疾患 1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

18)加齢と老化

[内・地・選]

①高齢者の栄養摂取

障害

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

②老年症候群(誤嚥、

転倒、失禁、褥瘡)

1 2

3

1 2

3

1 2

3

1 2

3

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20

(C)特定の医療現場の経験

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)救急医療[内・外・救・麻・小・産婦・選・日当直]

必 修→ 救急医療の現場を経験すること。(下記項目のうち一つ以上)

3:目標に到達した 2:目標に近い 1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)バイタルサインの把握ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)重度及び緊急度の把握ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)ショックの診断と治療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)二次救命処置(ACLS=Advanced Cardiovascular Life Suport、呼吸・循環

管理を含む)ができ、一次救命処置(BLS=Basic Life Suport)を指導できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)頻度の高い救急疾患の初期治療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)専門医への適切なコンサルテーションができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)大災害時の救急医療体制を理解し、自己の役割を把握できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)予防医療[内・小・産婦・地・選]

必 修→ 予防医療の現場を経験すること。(下記項目のうち一つ以上) 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)食事・運動・禁煙指導とストレスマネージメントができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)性感染予防、家族計画指導に参画できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)地域・職場・学校検診に参画できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)予防接種に参画できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)地域保健・医療[地]

必 修→ へき地・離島診療所、中小病院・診療所、保健所、介護老人保健施設、社会福祉施設、

赤十字血液センター、各種検診・健診の実施施設等の地域保健・医療の現場を

経験すること。(下記項目のうち一つ以上) 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)保健所の役割(地域保健・健康増進への理解を含む)について理解し、

実践する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)社会福祉施設等の役割について理解し、実践する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)診療所の役割(病診連携への理解を含む)について理解し、実践する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)へき地・離島医療について理解し、実践する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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21

(4)小児・成育医療[小・地]

必 修→ 周産・小児・育成医療の現場を経験すること。(下記項目のうち一つ以上)

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)周産期や小児の各発達段階に応じて適切な医療が提供できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)周産期や小児の各発達段階に応じて心理社会的側面への配慮ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)虐待について説明できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)学校、家庭、職場環境に配慮し、地域との連携に参画できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)母子健康手帳を理解し、活用できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(5)精神保健・医療[精・地]

必 修→ 精神保健福祉センター、精神病院等の精神保健・医療の現場を経験すること。

(下記項目のうち一つ以上) 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)精神症状の捉え方の基本を身につける。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)精神疾患に対する初期的対応と治療の実際を学ぶ。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)デイケアなどの社会復帰や地域支援体制を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(6)緩和・終末期医療[内・外]

必 修→ 臨終の立会いを経験すること。(下記項目のうち一つ以上) 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)心理社会的側面への配慮ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)緩和ケア(WHO方式がん疼痛治療法を含む)に参加できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)告知をめぐる諸問題への配慮ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)死生観・宗教観などへの配慮ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)臨終の立会い。 必 修

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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22

Ⅲ 当院における診療科別修得目標

行動目標(Ⅰ)及び経験目標(Ⅱ)を満たしていく過程で、ローテートする各科において、それぞれ

独自に設定された修得目標の項目をクリアし、また能力や希望に応じてより高度な経験をすることが

できる。

(A)全科・日当直(救命救急センター)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

ここでの研修は、当院研修プログラムの特色の根幹をなすもので、プラリマリケアにおける必修

項目の相当部分が達成可能となる部門である。ローテーション科目としては独立させず、研修期間

を通じて適度な間隔で配置され、指導医又は上級医とのペアで初期救急から二次救急、三次救急

まで広い範囲の症例を経験する。

(1)希望した場合に経験できること

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)入院後の救急患者の初期治療または緊急手術に参加する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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23

(B)内科

研修1年目の基本研修科目のうち内科研修期間6ヶ月は、当院では内科4ヶ月(総合・呼吸内科、

消化器・血液内科、脳神経内科)、循環器内科2ヶ月に配分してローテートする。経験目標(Ⅱ)に列挙

されている基本的な項目以外に内科で修得、又は経験できる追加項目を掲げる。

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、内科全般にわたる総合的

な考え方、診療技術を身に付け、内科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問診・診察・

検査技法を修得し(入院・外来)、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、内科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背景に

ついても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(消化器センター[6階東病棟・6階西病棟]・呼吸器センター[7階東病棟・6階東病棟・

6階西病棟])

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(消化器センター[6階東病棟・6階西病棟]・呼吸器センター[7階東病棟・

6階東病棟・6階西病棟])

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

3.内科外来での診察を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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24

内科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)外来患者の病歴・身体所見をとり、検査所見と統合して初期判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)内科救急患者(腹痛、嘔吐、吐下血、呼吸不全、代謝性意識障害など)の

病態把握ができ、初期診療方針を立てられる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)血液検査所見、尿検査所見、胸部、腹部単純X線検査の解釈ができ、

重篤度の判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)出血傾向の鑑別診断ができ、その治療方針を立てられる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腹部エコー検査の必要な病態と疾患を判断できる。検査法を習得する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)腹部及び呼吸器症状を持つ患者へのCT、MRI、核医学検査の適応

を判断し、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)消化管造影検査の適応を判断し、結果を解釈できる。検査を実施できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)消化管内視鏡検査の適応を判断し、結果を解釈できる。検査を実施できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)気管支鏡検査の適応を判断し、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)骨髄穿刺の適応を判断し、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)消化器疾患、呼吸器疾患、糖尿病及び感染症患者における基本的薬剤

について習熟し、正しく使用できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)外科や心臓血管(呼吸器)外科に相談すべき疾患を知る。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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25

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)血液疾患 ①各種貧血及びその鑑別診断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)呼吸器疾患

①気管支・肺の感染症及び炎症性肺疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②閉塞性肺疾患の在宅療法を視野に入れた治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)消化器疾患

①消化性潰瘍の診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②GERDの診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

③胃癌・大腸癌のスクリーニング

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

④肝機能疾患の評価・診断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑤ウイルス性肝炎・肝硬変症・肝性昏睡の診断と

治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑥胆石症などの胆道系疾患の診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑦消化器疾患の生活指導及び食事療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)代謝系疾患

①糖尿病のコントロール状態の把握と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②糖尿病の合併症の理解と正しい判断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

③糖尿病のインスリン療法と自己注射の指導

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

④糖尿病の非薬物療法(生活療法、食事療法、運動

療法)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑤糖尿病患者・家族への療養指導

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腎臓疾患 ①慢性腎不全の鑑別診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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26

(3)指導医と共に診療できる疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)血液疾患

①骨髄穿刺の実施

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②骨髄異形成症候群の診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

③造血器悪性腫瘍の治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

④血液疾患に伴う合併症(感染症、出血、DICな

ど)の予防と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)呼吸器疾患

①気管支ファイバー検査の実施

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②胸腔穿刺の実施

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

③びまん性間質性疾患の診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

④肺癌の診断と治療、手術適応の判断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑤呼吸器疾患に対する人工呼吸管理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑥呼吸器リハビリテーション

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)消化器疾患

①肝生検法の手技と理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

②早期胃癌・大腸癌に対する内視鏡的治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

③消化器疾患の手術適応の判断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

④原発性肝癌の診断と治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑤膵癌の診断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑥重症膵炎の治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

⑦消化器癌の化学療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)代謝系疾患 ①糖尿病と他疾患の関係

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腎臓疾患 ①急性腎不全の患者管理と透析導入の適応

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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27

(C)循環器内科

研修1年目の内科研修期間6ヶ月は、当院では循環器内科2ヶ月、内科4ヶ月に配分してローテート

する。経験目標(Ⅱ)に列挙されている基本的な項目以外に循環器内科で修得、又は経験できる追加

項目を掲げる。

一般目標 GIO:

循環器領域の基本的症状、病態、検査、治療を理解するとともに知識、技術を習得し、将来の進路にかかわら

ず、臨床医として基本的な循環器疾患のアプローチ方法、マネージメント方法を習得する。

行動目標 SBOs:

1.基本的な問診

2.チーム医療

看護師、放射線技師、検査技師、リハビリテーション技師、臨床工学技師、栄養士、事務職等との連携

3.問題対応能力

4.患者、家族との良好な人間関係の構築

5.プレゼンテーション

6.医療安全

研修方略

1.循環器内科外来で週に2~3回、新患の病歴聴取、診察を行い、診察後、指導医が確認する。

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟回診(循環器センター[4階西病棟]・4階東病棟・HCU)を指導医と行い、問診、診察方法を学

ぶ。

3.心電図に習熟するために週2~3回、指導医とともに心電図解読の訓練を行う。

4.心エコー技術を身につけるため、毎日の回診でポータブルエコーを用いて検査を行う。

5.心臓カテーテル検査に助手として参加して動脈、静脈の穿刺技術を収録する。

6.病棟診療では、心不全患者、虚血性心疾患患者を中心に循環器全般の患者を幅広く受け持つ。高齢者、合

併症を持つ患者を担当し、循環器以外の内科疾患についても研修する。

7.平日の日中の循環器救急疾患の診療を上級医と行い、循環器救急の診療について学ぶ。

8.ときに夜間、時間外の循環器救急患者の診療を上級医と行い、循環器救急について学ぶ。

9.週3回のカンファレンスにおいて、プレゼンテーションを行い、上級医の意見を聞き、診療能力を向上さ

せる。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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28

循環器内科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)外来患者の病歴、身体所見を取り、検査所見と統合して初期判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)循環器救急患者の病態把握ができ、初期診療方針を立てられる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)循環器疾患で必要な身体所見の取り方に習熟し、更に必要な検査を選択

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)血液検査所見の解釈ができる。心筋逸脱酵素の読み、電解質異常、動脈

血ガス分析の判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)心電図:12誘導心電図を自分で取れる。処置を要する病態か否かを即座

に判断できる。虚血性変化を判断できる。緊急処置を要する所見と不整脈を

判断できる。運動負荷心電図陽性の判断ができる。正常域の所見を知ってい

る。経過観察すべき所見を知っている。心電図検査の限界を知っている。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)胸部X線写真の読影、検査法の限界を知っている。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)心エコー検査の必要な病態と疾患を判断できる。心エコーの限界を知って

いる。検査法を習得する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)冠動脈造影、心血管造影の適応を判断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)胸部症状患者へのRI、CT、MRIの適応を判断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)血管アクセス方法を習得する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)循環器用薬の使用法に習熟する。(降圧剤、強心剤、血管拡張剤、抗不整

脈剤、β遮断剤、抗血小板剤、ワーファリン)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)心臓血管(呼吸器)外科や他科に相談すべき疾患を知ること。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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29

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)急性心不全、慢性心不全

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)安定した狭心症、不安定狭心症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)安定期の急性心筋梗塞

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)高血圧、動脈硬化性血管疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)不整脈、心房細動、頻脈性疾患、除脈性疾患、ペースメーカーの適応

患者、電動的除細動

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)高齢者心臓病患者、複数の疾患をかかえた心疾患患者(脳血管障害、肺炎、

糖尿病を合併した患者など)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)外来初診患者の病歴聴取と診察

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)循環器救急患者の初期診察

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)指導医と共に診察できる疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)超急性期の急性心筋梗塞、PTCA冠動脈ステント実施患者

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)重症心不全患者の管理、呼吸管理を要する患者

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)冠動脈造影、心臓カテーテル検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)積極的治療をしない患者の診療、家族への説明

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)重症の循環器救急患者

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(4)希望した場合に可能なこと

経験数 自己評価 指導医評価

1)冠動脈造影の習得

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)一時的ペースメーカー挿入法の修得

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医取得、日本心血管インター

ベンション学会認定医取得に配慮した症例の経験

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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30

(D)外科(消化器外科・乳腺外科・緩和ケア外科)

研修1年目の3ヶ月を外科2ヶ月、整形外科、脳神経外科、形成外科、心臓血管(呼吸器)外科

の中から1ヶ月または半月単位で選択できるものとする。

経験すべき基本的手技・治療法および緊急を要する症状・病態は、経験目標(Ⅱ)に列挙

されている。ここでは、期間内に修得又は経験できる追加項目をあげる。

一般目標 GIO:

外科における基本的な診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精通するとともに、医療人・社会人として

必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(6階西病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(6階西病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

3.手術関連業務

指導医・上級医の監督下に予定手術における術前・術中・術後管理(周術期管理)を行う。

実際に手術に参画して基本的手術手技についての指導を受け、縫合処置などを修得する。

緊急手術においても指導医・上級医の監督下に周術期管理を行い、緊急時の対応の仕方から検査の進め方

など的確な判断力と迅速な行動力を身に付ける。

重症症例においては、全身管理として呼吸管理・循環動態管理を行う。

外科研修の期間で適切な症例の手術を経験する。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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31

外科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)頸部エコー検査ができ、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)乳腺エコー検査ができ、マンモグラフィーと共に結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)腹部救急疾患の

診察・診断法

デファンスがわかる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

ブルンベルグ徴候がわかる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血液検査所見の解釈ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腹部単純X線写真(ニボー、フリーエアーなど)の

解釈ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腹部エコー及びCT検査の適応の判断ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

入院又は手術適応の判断ができる。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)消化管造影検査ができ、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)胸水・腹水の貯留をエコーで確認でき、穿刺廃液を行うことができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)直腸・肛門指診ができ、結果を解釈できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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32

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)甲状腺及び乳腺疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)食道・胃及び十二指腸疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)大腸及び小腸疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腸閉塞症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)肝・胆・膵疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

胆石症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)へルニア

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)急性虫垂炎及び急性腹膜炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)腹部外傷

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)周術期管理

術前患者のリスク評価 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

他科へのコンサルト適応 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

術後指示・術後管理 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

術後抗生剤の使用法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

疼痛及び精神的管理 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

輸血・血液製剤の使用 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

食事療法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

人工肛門管理 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)癌患者に対する化学療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)癌患者に対する緩和治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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33

(3)修得すべき(できる)手術手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)手術時の手洗いができる。(清潔操作・術野消毒を含む)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)術野の展開ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)糸しばりができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)皮膚切開・止血ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)皮膚縫合ができる。(抜糸を含む)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)開腹・閉腹ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)腹腔鏡手術でのカメラ操作ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)鼠径ヘルニア手術での執刀または第1助手ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(4)指導医と共に診療できる疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)腸閉塞患者に対するイレウス管挿入と管理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)癌患者のCVポート増設及び管理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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34

(E)麻酔科(ICU・中央手術室)

研修1年目の1ヶ月をローテートする。当院麻酔科では、年間約3,600例の手術麻酔の他、

6床のICU、ペインクリニックを担当している。

ここでは、期間中に修得又は経験できる追加項目を手術麻酔、集中治療の分けて掲げる。

一般目標 GIO:

麻酔科ローテート中に、麻酔科及び救急医療に必要な基本的な診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精

通するとともに、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(ICU)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(ICU)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

3.麻酔科カンファレンス

麻酔症例等のプレゼンテーションを行う。

4.麻酔・手術関連業務

指導医・上級医の監督下に予定・臨時手術における術前・術中・術後管理(麻酔・周術期管理)を行う。

実際に麻酔に参画して基本的麻酔手技についての指導を受け修得する。

麻酔科研修の期間で適切な症例の麻酔を経験する。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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35

麻酔科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)「手術麻酔」の領域で修得すべき(できる)手技など

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)術前評価

患者の病態と予定された手術の内容を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

術前テータの評価、麻酔計画を立てられる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

前投薬、術前中止薬、絶飲食などの指示を理解

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)麻酔準備

麻酔器、麻酔回路、麻酔器具の点検準備ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

術中使用する薬剤の名前、効果、投与量に熟知

する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

γ計算ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

入室時に患者誤認の防止の確認をすることができ

る。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)モニター

各種モニターを装着、理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

麻酔記録を正確に記載できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)全身麻酔

静脈麻酔薬、筋弛緩薬による麻酔導入ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

気道確保し、マスクとバッグによる換気ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

気管挿管ができる。(10 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

ラリンゲルマスク挿入ができる。(10 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

麻酔器の人工呼吸の設定ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血液ガス分析のデータを評価できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

動脈の確保ができる。(10 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

中心静脈カテーテルの留置、エコー及び留置助手

(5 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

尿道カテーテルの挿入(5 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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36

経験数 自己評価 指導医評価

適切な輸液、血液ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

呼吸、循環など全身状態の変動に適切に対処

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

筋弛緩状態の評価とリバースができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

安全な抜管ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

退室時のバイタルの確認、評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)神経ブロック 脊椎麻酔ができる。(10 例)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)術後管理 手術の翌日の術後回診を行う。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)「集中治療」の領域で経験する病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)機械的人工呼吸による呼吸管理ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)循環動態のモニタリングと評価ができ、ショック患者の循環管理が

行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)体液、電解質、酸塩基平衡の評価と補正ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)各種の血液浄化法を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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37

(F)救急科(救命救急センター[HCU]・ICU・4 階東病棟)

研修1年目の1ヶ月をローテートする。救急科の専門医の指導のもと、日勤中に搬送される救急患者、

救急科外来を受診される患者、院内で発生した急変患者の診療を経験する。

それ以外の時間は、各病棟に入院している入院患者の患者管理を行う。

救急研修3ヶ月のうち2ヶ月相当期間は、救急当直を週1回×52週(1年次4月~3月)行い、この

研修を行うことで十分な症例を経験することができる。

希望により2年次に選択が可能。1年次で積み重ねた経験や実力をもとにさらに専門医療や高度な処置

を経験することを目標とする。救急外来では1年次研修医を指導することにより視点を変えて経験を積む

ことができる。

一般目標 GIO:

救急科ローテート中に、救急医療に必要な基本的な診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精通するとと

もに、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.救急関連業務

指導医・上級医のもとで一次から三次救急患者の診療を行う。実際に救急診療に参画して診断・治療にお

けるプロセスや基本的手技について指導を受け修得する。救急科研修の期間及び救急外来当直で適切な症例

(プログラム上必要な症例の大部分)を経験することができる。

2.病棟診療(救命救急センター[HCU]・ICU・4階東病棟)

上記病棟に入院している患者の入院診療を行う。HCUやICUでは重症患者に必要な治療や処置を経験

し、4階東病棟ではやや安定した患者のマネージメントを行う。担当医になっている場合は回診時にも患者

の話を聞き取り診察し、その後問題や治療方針などについてプレゼンテーションを行う。全員で診療内容や

治療方針などを確認・検討する。

3.ICUカンファレンス(ICU)

救急科以外のICU入院患者についても救急科・麻酔科・各診療科と毎朝カンファレンスを行い、治療方

針などを検討する。

4.救急科症例検討

電子カルテを用いて主に時間外の救急患者について、自身が診療した患者のみならず、可能な限り多くの

患者について上級医とともに症例を Review し、診療の内容や処置・治療を検討する。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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38

救急科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)手技及び経験できること 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)心肺蘇生法

救急薬剤、除細動器の使用法を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

二次救命処置を理解し、施行できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)末梢静脈のラインを確保できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)膀胱留置カテーテル

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)創傷処置(止血、デブリードマン、縫合)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)胃洗浄

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)胸腔ドレーン挿入

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)人工呼吸器管理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)動脈ライン挿入

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)動脈血ガス分析を施行し、判断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)適切な輸液療法が施行できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)敗血症患者に対し適切な初期診療(EGDT)が行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)発症及び搬送状況に関する情報収集が速やかに行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

13)通院でよいか入院を要するかの判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

14)各疾患の初療、各科へのコンサルタントができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

15)緊急処置、手術が必要かどうか判断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

16)既往聴取、必要最低限検査、輸血血液確保などの手術準備が速やかに

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

17)診療録記載整理ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

18)慢性疾患急性増悪の初療ができる。(迅速な既往確認、主治医への連絡)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

19)多発外傷の初療ができる。(処置順位判定、各科へのコンサルタント)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

20)急性中毒の診断と治療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

21)熱傷の初期評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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39

経験数 自己評価 指導医評価

22)血液培養を理解し、適切な手技で実施できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

23)地域連携などを通じて転院の手続きが行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

24)グラム染色が行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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40

(G)小児科

研修1年目の1ヶ月をローテートする。修得目標は以下の3点に要約される。

①新生児期から思春期にわたる患者を受け持ち、診断法と治療法を修得する。

②小児の診断、治療手技、検査手技を修得する。

③小児の救急医療において、修得した知識・技能を実践・応用する。

一般目標 GIO:

小児科ローテート中に、小児科に必要な基本的な診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精通するととも

に、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(周産期センター[3階病棟(東)・NICU・GCU])

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(周産期センター[3階病棟(東)・NICU・GCU])

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

3.健診・予防接種関連業務

指導医・上級医の監督下に小児の健診・予防接種等を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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41

小児科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)患児及び保護者から児の状態、経過、既往歴を聴き取ることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)小児、特に乳幼児も不安を与えないように接することができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)新生児、乳幼児、小児の身体所見をとることができる。

[視診、触診、聴診(呼吸音、心音、グル音)、髄膜刺激症状]

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)病歴、理学的所見に基づく鑑別診断、適切な検査の選択の判断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)採血

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)注射(皮下、筋肉、静脈)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)点滴

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)導尿

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)腰椎穿刺

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)骨髄穿刺

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)胸部X線

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)腹部X線

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

13)頭部CT

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

14)腹部CT

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

15)IVP

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

16)超音波検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

17)気管内挿管等の蘇生技術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

18)新生児の出生時の処置

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

19)薬物療法

発達薬理学の理解 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

薬剤の形態 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

投与経路、体内動態 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

用法、用量 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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42

(2)受け持ち医として、又は指導医と共に診療する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)プライマリ・ケア

発熱

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

嘔吐

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

脱水

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

痙攣

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

喘息発作

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

誤飲

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

急性腹症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

意識障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)感染症

上気道炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

クループ症候群

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

気管支炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

細気管支炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

肺炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

発疹性疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

溶連菌感染症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

髄膜炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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43

経験数 自己評価 指導医評価

3)新生児

健常新生児

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

未熟児

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

SFD(Small For Date)児

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

LFD(Large For Date)児

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

染色体異常

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

分娩障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

新生児仮死

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

呼吸窮迫症候群

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

新生児黄疸

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)免疫・アレルギー

気管支喘息

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

アトピー性皮膚炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

食物アレルギー

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

蕁麻疹

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

アレルギー性紫斑病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

免疫抑制状態の患児

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)消化器

急性胃腸炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

アセトン血性嘔吐症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

口内炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

急性肝炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

便秘症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腸重積

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

肥厚性幽門狭窄症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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44

経験数 自己評価 指導医評価

6)循環器

先天性心疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

不整脈

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

心不全

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

起立性調節障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

川崎病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)内分泌

低身長の鑑別

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

甲状腺疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

糖尿病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

思春期早発症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)血液・腫瘍

急性白血病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

貧血の鑑別

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血友病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

突発性血小板減少性紫斑病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腫瘍性疾患の鑑別

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)腎・泌尿器

急性糸球体腎炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

尿路感染症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

ネフローゼ症候群

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

先天奇形

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

陰嚢水種

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

停留睾丸

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)神経・筋

熱性痙攣

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

てんかん

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

脳性麻痺

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

精神発達遅延

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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45

(H)産婦人科

研修2年目の1ヶ月をローテートする。修得目標は以下に要約される。

①産科:指導医と共に主として入院中の異常妊婦に対するエコー、胎児心拍数モニタリングなどの

診断法を修得し、正常分娩の管理及び異常妊婦、異常分娩への対処法を経験する。

②婦人科:指導医と共に外来、入院患者の診察に従事し、婦人科疾患の診断、治療について修得し、

手術の助手を務め、婦人科手術について経験する。

一般目標 GIO:

産婦人科ローテート中に、産婦人科に必要な基本的な診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精通すると

ともに、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(周産期センター[3階病棟(西)・MFICU]・4階東病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(周産期センター[3階病棟(西)・MFICU]・4階東病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

3.プライバシーの配慮

指導医・上級医の監督下にプライバシーに配慮しつつ、適切な病歴聴取(月経歴などを含む)と診察によ

り、女性特有の疾患と他科疾患との鑑別を行い、指導医・上級医に速やかにコンサルトを行う。

4.産婦人科特有の診察法(膣鏡診、外診、双合診、内診、直腸診、妊婦のレオポルド触診法など)の適応、

手技、解釈法について説明する。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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46

産婦人科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)診察法

内診法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

膣鏡診

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)画像診断

経腹超音波

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

経膣超音波

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

子宮卵管造影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

骨盤計測

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

CT

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

MRI

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)胎児胎盤機能検査 分娩監視装置による検査(NST、CST)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)その他の産科的検査 破水診断法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)病理学的検査

頚部細胞診

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

内膜細胞診

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

頚部狙い組織診(colposcopy)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

内膜組織診

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)微生物学的検査

膣分泌物顕微鏡検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

培養検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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47

経験数 自己評価 指導医評価

7)内分泌検査

基礎体温測定

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

ホルモン測定

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)正常妊娠、分娩、産褥の管理 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)異常の妊娠、産褥の管理 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)妊婦に対する薬物

療法

切迫流産、切迫早産

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

合併症に対する治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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48

(2)受け持ち医として、又は指導医と共に経験できる疾患と治療法

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)ホルモン療法

排卵誘発法、排卵抑止法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

子宮出血止血法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

卵巣機能不全治療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

更年期障害治療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

子宮内膜症治療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)婦人科感染症に対する治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)放射線療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)化学療法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)修得すべき(できる)手術手技

経験数 自己評価 指導医評価

1)産科手術

帝王切開術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

吸引分娩

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

クリステレル圧出法

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

会陰切開、縫合術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

流産手術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)婦人科手術

術前術後管理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

基本的手術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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49

(I)精神科

研修2年目の1ヶ月をローテートする。修得目標は以下に要約される。

①患者・家族の人権に配慮しながら、病歴の聴取の仕方を学び、基本的な治療関係を築く。

②総合失調症、感情障害、認知症の3疾患については、指導医と共に入院患者の受け持ち医となって

治療にあたる。

③上記疾患以外に、アルコール依存症、神経症、不眠症、せん妄の診断と、治療の基本的知識を

修得する。

④他科依頼の患者の診療・治療、他科の医師・看護師との連携等、リエゾン精神医学の基本的知識・

経験を修得する。

⑤作業療法、集団精神療法、デイケアに参加して、精神科特有の治療法について基本的知識を学ぶ。

⑥就労支援施設・精神障害者グループホーム・認知症デイサービスなどの地域精神医療の現場を体験

する。

一般目標 GIO:

精神科ローテート中に、精神科領域特有な基本的診察・検査・治療法・医療記録記載の方法に精通するととも

に、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(こころの医療センター[3階南病棟・4階南病棟])

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(こころの医療センター[3階南病棟・4階南病棟])

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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50

精神科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)精神疾患の基本的

診察法

患者及び家族からの病歴の聴取を行うことが

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

理学的、神経学的所見の取り方。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

精神科の病状に応じた面接、対応ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)精神科疾患に関する

検査法

心理検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

脳波検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

CT、MRI、SPECT

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として、又は指導医と共に経験する疾患と治療法

経験数 自己評価 指導医評価

1)総合失調症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)躁鬱病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)認知症、せん妄

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)アルコール依存症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)神経症、不眠症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)各種治療法

薬物療法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

精神療法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

集団精神療法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

作業療法、レクリエーション療法 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)地域精神医療の現状を体験する 経験数 自己評価 指導医評価

1)就労支援施設

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)精神障害者グループホーム

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)認知症デイサービス

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)デイケア

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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51

(J)地域医療

研修2年目の1ヶ月をローテートする。当院の研修協力施設でのフログラム(A)、(B)、(C)、(D)、(E)

の中からひとつを選択し研修する。(当院の総合内科や各科研修においても研修可能なものがある)

一般目標 GIO:

生涯にわたる、患者中心で高度・良質なプライマリケアの提供ができるようになるため、病診連携の概念

を理解するとともに、実際の小規模病院・診療所、へき地、往診などを巡回し、プライマリケアに供されて

いる基本的診察・検査・手技・治療法・医療記録記載のやり方に精通し、医療人として必要な基本姿勢や態

度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.病診連携の概念とかかりつけ医の役割・機能を説明できる。(知識・想起)

2.プライマリケア医に必要なマナーを示す。(態度・習慣)

3.往診の適応と診療範囲を説明できる。(知識・解釈)

4.病状に応じた病院へのコンサルテーションを実践できる。(知識・問題解決)

5.病院と診療所の保険診療請求上の相違を説明できる。(指導管理料など)(知識・想起)

6.介護保険の仕組みを述べることができる。(主治医意見書の記載含む)(知識・想起)

7.在宅医療の問題点を列挙し、その対策を立てることができる。(知識・問題解決)

8.健康診断の結果を受診者に説明し、今後の計画を指示できる。(知識・問題解決)

9.プライマリケアに必要な、診察・検査・手技を実践できる。(技能)

10.へき地医療の実態を説明できる。(知識・想起)

研修方略

1.オリエンテーション

1年次4月1週間:SBOs1~10

2.開業医診療の見学

期間中随時:SBOs1、4、5

3.松前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余

市協会病院、北海道立羽幌病院での外来診療(指導医監督下)2年次1ヶ月:SBOs2、4、10

4.往診随行

松前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余

市協会病院、北海道立羽幌病院および各科研修時:SBOs2、3、6、7、8、10

5.健康診断業務OJT(指導医監督下)

松前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余

市協会病院、北海道立羽幌病院および各科研修時:SBOs9

6.へき地医療の見学

松前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余

市協会病院、北海道立羽幌病院および各科研修時:SBOs10

7.レポート(ポートフォリオ:全体感想文)

松前町立松前病院、奈井江町立国民健康保険病院、あかびら市立病院、市立美唄病院、市立芦別病院、余

市協会病院、北海道立羽幌病院および各科研修時:SBOs1~10

指導者

1.松前町立松前病院 八木田一雄 内 科 院 長 ※ 指導医講習会受講

2.奈井江町立国民健康保険病院 小西 裕彦 内 科 院 長 ※指導医講習会受講

3.あかびら市立病院 内山 久士 内 科 院 長 ※指導医講習会受講

4.市立美唄病院 松江 弘一 外 科 院 長

5.市立芦別病院 細川 寿和 内 科 院 長 ※指導医講習会受講

6.余市協会病院 竹内 功 外 科 主任医長 ※指導医講習会受講

7.北海道立羽幌病院 佐々尾 航 内 科 副院長 ※指導医講習会受講

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52

A)研修協力施設におけるプログラム(松前町立松前病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

このプログラムでは、北海道の最南端に位置する松前町にある松前町立松前病院における地域医療の

実践的な経験を中心に据える。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域性を理解し、自身の文化的・社会的境界を越えて個々の患者に

かかわるり、少子・高齢化時代を見据えた医療・福祉の実態を体験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域の医療圏の特性を理解するとともに、ニーズに即した医療を提

供し、患者や家族とのコミュニケーションの大切さを体験しつつ地域での

役割の重要性についても理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)病診連携のシステムと、地域医療における医療と福祉の役割、医療ネ

ットワークを利用した地域医療の展開を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療の社会的役割

地域医療の退院支援の役割の重要

性を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

訪問診療を体験し、在宅医療の役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

健診事業が地域医療の中で担う役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域医療の診療

高度医療機器のない地域病院での

外来診療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域での具体的な治療法を知る。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

在宅診療をすることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域の病院における専門医療の展

開の実際を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

チーム医療により効率的な医療提

供体制の重要性を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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53

B)研修協力施設におけるプログラム

(奈井江町立国民健康保険病院の病診連携による地域医療の実情体験)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

砂川市の南に隣接した奈井江町では、地元開業医との病診連携による「開放型協同利用病院」として

病床・高度医療機器および検査機器の共同利用を実施し、地域に密着した医療を実践している。

本システムを町立国民健康保険病院を中心として地域ケアを推進しており、「医療・保健・福祉」

の連携の中で病気の治療はもとより、疾病や介護の予防等住民が安心できる地域医療の実状を体験する

ことができる。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域医療、病診連携について理解する。

(地域の医師間の連携、共同診療、カルテの共有、共成、医療情報

の相互交換等)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)高齢化社会における、小規模病院の役割について理解する。

(高齢者の長期慢性型疾患における医療と介護療養型病床の役割と

運用)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)医療・保健・福祉の連携について理解する。

(病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム、訪問診療・看護の有機的

連携による地域ケアの継続性、包括性)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療への取り組み

地域の医療事情についての理解 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

開放型共同利用システムについて

の理解(開業医・病院のメリット等)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域医療の課題についての理解 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)小規模病院の役割

地域住民が求める医療ニーズにつ

いての理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域住民(患者)とのコミュニケ

ーション

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

介護療養型病床等病床区分による

病院経営

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)医療・保健・福祉の連携

関連施設の役割と医師のかかわり

・老人保健施設「健寿苑」

・老人総合福祉施設「やすらぎの家」

・在宅介護支援センター

・訪問診療、訪問看護

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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54

C)研修協力施設におけるプログラム(あかびら市立病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

高齢化率の高い赤平市における地域医療の実態を体験するとともに、総合的な診療や高度医療機器など

医療資源の十分ではない状況での医療を経験する。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)在宅医療、介護、予防医療を経験し、地域医療における医療と福祉

の役割、医療連携を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域医療に必要な診療手段を経験、実践する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療の役割の理解

訪問診療を経験し、在宅医療の役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

訪問看護に参加し在宅医療の中で

の必要性を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

特別養護老人ホームの回診に参加

し、介護との連携を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

健診、ワクチン接種を経験し地域

医療の中の役割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域医療の実践

高度医療機器のない地域病院での

外来診療を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域での救急医療を実践し理解す

る。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

訪問診療を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

基本的検査手技として腹部超音波

検査の基本手技を習得する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

病院連携を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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55

D)研修協力施設におけるプログラム(市立美唄病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

市の基幹的病院として位置付けられている市立美唄病院は、人工透析センターや療養病棟、夜間休日の

救急外来等地域に密着した医療を展開しており、地域医療の実状を体験することができる。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域医療、医療連携について理解する。

(地域の医師間の連携、医療情報の相互交換等)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)高齢化社会における、中規模病院の役割について理解する。

(高齢者の長期慢性型疾患における医療と医療型療養病床の役割と

運用)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)医療・福祉の連携について理解する。

(病院、老人保健施設、特別養護老人ホームの有機的連携)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療への取り組み

地域の医療事情についての理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

透析医療の実際を経験する

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域医療の課題についての理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域医療の社会的役割

地域住民が求める医療ニーズにつ

いての理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域住民(患者)とのコミュニケ

ーション

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

健診事業が地域医療の中で担う役

割の理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)医療・福祉の連携

関連施設の役割と医師のかかわり

・老人保健施設「恵風園」

・特別養護老人ホーム「恵祥園」

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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56

E)研修協力施設におけるプログラム(市立芦別病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

北海道のほぼ中央に位置し、高齢化率が40%を超える過疎のまち「芦別市」らある市立芦別病院は、

市内唯一の救急告示病院として急性期医療の一部を担う一方、29床の療養病床により慢性期・回復期医

療を行いながら、合わせて訪問診療による在宅医療を行うなど、地域に密着した医療を実践しています。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域医療について理解する。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)慢性期・回復期医療について理解する。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)在宅医療について理解する。 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療を担う医療機関の役

地域医療を担う医療機関の体制、

機能を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域医療を担う医療機関の業務内

容を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域医療の退院支援の役割を理解

する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)療養病床の役割

高齢化社会における療養病床の役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

入院医療と在宅医療の連携につい

て理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)在宅医療の役割

訪問診療を体験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

在宅医療と介護保険制度の連携に

ついて理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

家庭と医療機関の連携について理

解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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57

F)研修協力施設におけるプログラム(社会福祉法人北海道社会事業協会余市病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

このプログラムでは、北海道の北後志に位置する余市町にある余市協会病院における地域医療の

実践的な経験を中心に据える。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域性を理解し、自身の文化的・社会的境界を越えて個々の患者に

かかわるり、少子・高齢化時代を見据えた医療・福祉の実態を体験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域の医療圏の特性を理解するとともに、ニーズに即した医療を提

供し、患者や家族とのコミュニケーションの大切さを体験しつつ地域での

役割の重要性についても理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)病診連携のシステムと、地域医療における医療と福祉の役割、医療ネ

ットワークを利用した地域医療の展開を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域医療の社会的役割

地域医療の退院支援の役割の重要

性を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

訪問診療を体験し、在宅医療の役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

健診事業が地域医療の中で担う役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域医療の診療

高度医療機器のない地域病院での

外来診療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域での具体的な治療法を知る。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

在宅診療をすることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域の病院における専門医療の展

開の実際を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

チーム医療により効率的な医療提

供体制の重要性を経験する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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58

G)研修協力施設におけるプログラム(北海道立羽幌病院)

自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

北海道の日本海側北部に位置する留萌医療圏において、圏域中北部の地域センター病院として急性期病

院の役割を担いつつ、地域密着型の病院として予防医療から外来継続診療、回復期医療、在宅医療など、

幅広い分野を実践しており、病院総合診療医として、あるいは家庭医としての経験ができる。

(1)理解し実践できる基本的な事項

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

自己評価 指導医評価

1)地域密着型の病院としての役割を理解し、予防医療から、急性期、回

復期、在宅医療、緩和ケアなど幅広い対応ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域包括ケアにおける医療機関・医師としての役割を理解し、実践す

ることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)理解し実践できる具体的な事項

自己評価 指導医評価

1)地域密着型病院としての役割

急性期疾患に対する初期対応を理

解し実践できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

回復期に対するケアの必要性を理

解し実践できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

訪問診療を体験し、在宅医療の役

割を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

特定健診、予防接種や乳幼児健診

など、予防医療を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)地域包括ケアにおける役割

退院支援の重要性を理解し、実践

することができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域包括ケアに関わる職種、施設

などに関して理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

地域包括ケアの関係職種と連携を

図ることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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59

週間予定

A)松前町立松前病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前①

8 時 00 分~8 時 30 分

ミーティング

朝礼

7 時 30 分~8 時 30 分

症例カンファレンス

医局勉強会

7 時 30 分~8 時 30 分

プライマリ・ケアカンファレンス

7 時 30 分~8 時 30 分

プライマリ・ケアレクチャー

7 時 30 分~8 時 30 分

症例カンファレンス

午 前②

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

整形外科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

小児科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

昼休み

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

午 後

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

グループホーム回診

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

備 考

・往診 ・各種会議

・学校健診 ・文章作成(介護保険医師意見書等)

・その他検診 ・グループホーム回診(日程確認)

B)奈井江町立国民健康保険病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前

8 時 30 分~12 時 15 分

健康診断

検査等

8 時 30 分~12 時 15 分

消化管検査

エコー等

8 時 30 分~12 時 15 分

内科外来診療

眼科外来診療

8 時 30 分~12 時 15 分

内科外来診療

8 時 30 分~12 時 15 分

内科外来診療

昼休み 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

午 後①

13 時 00 分~15 時 30 分

老人保健施設「健寿

苑」回診

13 時 00 分~15 時 30 分

特別養護老人ホーム「や

すらぎの家」回診

13 時 00 分~17 時 00 分

内科外来診療

【第3水曜日】

13 時 30 分~14 時 30 分

訪問看護

13 時 00 分~15 時 30 分

画像診断 13 時 00 分~17 時 00 分

病棟回診または、

内科外来診療 午 後②

15 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診または、

内科外来診療

15 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診または、

内科外来診療

病棟回診または、

内科外来診療

備 考

※当直研修は、月3~4回(オンコール体制)

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60

C)あかびら市立病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前①

8 時 00 分~8 時 30 分

健康診断

8 時 00 分~8 時 30 分

健康診断

午 前②

8 時 30 分~12 時 00 分

内視鏡

病棟回診

8 時 30 分~12 時 00 分

超音波検査

病棟回診

8 時 30 分~12 時 00 分

病棟回診

救急患者担当

8 時 30 分~12 時 00 分

内視鏡

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

病棟回診

昼休み

午 後

13 時 00 分~16 時 30 分

内科外来診療

13 時 00 分~16 時 30 分

病棟回診

13 時 00 分~16 時 30 分

内科外来診療

13 時 00 分~16 時 30 分

特養老回診

病棟回診

13 時 00 分~16 時 30 分

病棟回診

ワクチン接種

備 考

・訪問診療概ね月 4回

・訪問看護月 2回同伴

・当直研修は、月 2~3回(オンコール体制)

・木曜日 17:00より内科カンファレンス

・第 1水曜日医局会議(参加可能、17:30より)

D)市立美唄病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前

8 時 30 分~9 時 00 分

・ミーティング

9 時 00 分~12 時 15 分

・外来診療

8 時 30 分~9 時 00 分

・ミーティング

9 時 00 分~12 時 15 分

・外来診療

7 時 30 分~12 時 15 分

・ミニカンファレンス

・外来診療(透析)

8 時 30 分~9 時 00 分

・ミーティング

9 時 00 分~12 時 15 分

・外来診療

8 時 30 分~9 時 00 分

・ミーティング

9 時 00 分~12 時 15 分

・外来診療

昼休み

12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

午 後

13 時 00 分~17 時 00 分

・病棟回診・カルテ記載

・救急外来診療

13 時 00 分~17 時 00 分

・特養施設等回診

・救急外来診療

13 時 00 分~16 時 00 分

・病棟回診・カルテ記載

・救急外来診療

13 時 00 分~17 時 00 分

・病棟回診・カルテ記載

・救急外来診療

13 時 00 分~17 時 00 分

・病棟回診・カルテ記載

・救急外来診療

備 考

・外来診療は、内科・小児科・整形外科・透析とする

・学校検診(午後から小中) ・各種会議等(薬事審議会他)

・その他健診(小児科ワクチン接種及び特定健診など) ・当直月2回程度(オンコール)

・文書作成(意見書等) ・療養病床入院審査会

※外来診療の割り振り及び診療方法等について、別途医局と協議することとします。

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61

E)市立芦別病院

・内科研修スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

救急車対応

検査、処置等

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

救急車対応

検査、処置等

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

救急車対応

検査、処置等

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

救急車対応

検査、処置等

8 時 30 分~12 時 00 分

内科外来診療

救急車対応

検査、処置等

昼休み 12 時 00 分~13 時 00 分 12 時 00 分~13 時 00 分 12 時 00 分~13 時 00 分 12 時 00 分~13 時 00 分

12 時 00 分~13 時 00 分

午 後

13 時 00 分~17 時分

病棟回診、カルテ記

載、検査、処置等

13 時 00 分~17 時分

病棟回診、カルテ記

載、検査、処置等

13 時 00 分~17 時分

病棟回診、カルテ記

載、検査、処置等

13 時 00 分~17 時分

病棟回診、カルテ記

載、検査、処置等

13 時 00 分~17 時分

病棟回診、カルテ記

載、検査、処置等

備 考

※訪問診療:第2、第4火曜日(得能)、第4水曜日(郡)、隔月第2火曜日(細川)

※当直研修:月2回(第2、第3水曜日)

・外科研修スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前

8 時 30 分~12 時 00 分

病棟回診

外来処置

8 時 30 分~12 時 00 分

外科外来診療

病棟回診

外来処置

8 時 30 分~12 時 00 分

病棟回診

外来処置

8 時 30 分~12 時 00 分

外科外来診療

病棟回診

外来処置

8 時 30 分~12 時 00 分

外科外来診療

病棟回診

外来処置

昼休み 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分 12 時 15 分~13 時 00 分

12 時 15 分~13 時 00 分

午 後 13 時 00 分~15 時 30 分

手術

13 時 00 分~15 時 30 分

病棟回診

大腸内視鏡検査など

術前カンファレンス

13 時 00 分~15 時 30 分

手術

13 時 00 分~15 時 30 分

病棟回診

術前カンファレンス

13 時 00 分~15 時 30 分

手術

備 考

※訪問診療:第2、第4木曜日(水島)

※当直研修:月2回(第2、第3水曜日)

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62

F)社会福祉法人北海道社会事業協会余市病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前①

8 時 00 分~8 時 30 分

ミーティング

朝礼

7 時 30 分~8 時 30 分

症例カンファレンス

医局勉強会

7 時 30 分~8 時 30 分

プライマリ・ケアカンファレンス

7 時 30 分~8 時 30 分

プライマリ・ケアレクチャー

7 時 30 分~8 時 30 分

症例カンファレンス

午 前②

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

整形外科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

小児科外来診療

8 時 30 分~12 時 30 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

昼休み

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

午 後

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

内科外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

13 時 30 分~17 時 00 分

病棟回診・カルテ記載

救急外来診療

備 考

・往診 ・各種会議

・学校健診 ・文章作成(介護保険医師意見書等)

・その他検診

G)北海道立羽幌病院

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午 前① 7 時 45 分~8 時 15 分

研修医レクチャー

7 時 45 分~8 時 15 分

研修医レクチャー

7 時 30 分~8 時 00 分

プライマリ・ケアカンファレンス

7 時 30 分~8 時 00 分

プライマリ・ケアレクチャー

7 時 45 分~8 時 15 分

研修医レクチャー

午 前②

8 時 15 分~12 時 30 分

病棟回診

総合診療外来

8 時 15 分~12 時 30 分

病棟回診

総合診療外来

8 時 15 分~12 時 30 分

病棟回診・特定健診

上部内視鏡・エコー

8 時 15 分~12 時 30 分

病棟回診

総合診療外来

8 時 15 分~12 時 30 分

病棟回診・特定健診

病棟業務・救急対応

昼休み

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

12 時 30 分~13 時 30 分

午 後

13 時 30 分~17 時 00 分

整形外科外来

訪問診療(施設)

13 時 30 分~17 時 00 分

巡回診療・訪問診療

13 時 30 分~17 時 00 分

予防接種

特養回診

13 時 30 分~17 時 00 分

乳幼児健診

訪問診療

13 時 30 分~17 時 00 分

多職種カンファ

備 考

・当直(週1回)

・救急搬入への対応

・院内研修会における症例呈示(最終週木曜日)

・病院の地域活動への参加(健康出前講座や各種カンファレンスなど)

・研修医の希望進路などにより、カリキュラムは配慮を行います(消化器内科志望の場合は内視鏡検査など)

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63

(K)選択可能な診療科

研修2年目の6ヶ月間、当院および北海道大学病院(北海道大学病院での研修は2ヶ月まで)において必修

研修科目の内科(総合内科・呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、神経内科)、外科(消化器外科・

乳腺外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、脳神経外科)、救急科、麻酔科、産婦人科、小児科、精神科及

び皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、病理診断科、放射線治療科、放射線診断科、検査科(エコー等)から選択できる

ほか、地域医療(必修と合わせて2ヶ月まで)を協力施設で研修できる。

研修期間は基本的に1ヶ月単位とするが、研修医の希望があり、研修管理委員会の承認が得られれば短縮も可

能である。

1)整形外科

2)形成外科

3)脳神経外科

4)心臓血管(呼吸器)外科

5)皮膚科

6)泌尿器科

7)眼科

8)耳鼻咽喉科

9)病理診断科

10)放射線治療科

11)放射線診断科

12)神経内科

13) 検査科(エコー等)

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64

1)整形外科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、整形外科全般にわたる総

合的な考え方、診療技術を身に付け、整形外科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問

診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、整形外科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背

景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(5階西病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(5階西病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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65

整形外科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)関節の可動域の測定、筋力の測定ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)膝・股・肩・肘・足・手関節のX線診断が的確にできる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)脊髄、膝関節のMRI診断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)基本的骨軟部腫瘍のX線所見、MRI所見、CT所見を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)脊髄腔造影ができ、所見を正しく評価できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)上肢、下肢の副子固定。ギブス固定ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)救急外傷患者に的確で、迅速な病態把握ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)整形外科的緊急危険症状を即断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)関節注射ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として経験すべき疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)大腿骨転子部・頚部骨折

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)橈骨遠位端骨折

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)骨粗鬆症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)腰椎椎間板ヘルニア

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腰部脊柱管狭窄症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)手根管症候群

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)小児先天性疾患(先天性股関節脱臼、内反足、筋性斜頸)の理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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66

(3)修得すべき手術手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)術前準備が的確にできる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)手術体位、牽引手術台の設定ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)開放骨折の初期治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)脊髄損傷の初期治療が的確にできる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)直達牽引・介達牽引ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)神経根ブロック

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(4)指導医と共に診療できる疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)大腿骨転子部・頚部骨折の手術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)関節鏡の診断・治療

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)骨移植部の採骨

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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67

2)形成外科

修得目標は以下の3点に要約される。

①裂創、挫創などの新鮮外傷による皮膚・軟部組織傷害のプライマリケアができる。

②褥瘡や熱傷等の創処置の仕方と外用療法についての知識と実技を身につける。

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、形成外科として関わる総

合的な考え方、診療技術を身に付け、形成外科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問

診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、形成外科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背

景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医師として、同僚・他職種と協力しながら職務を遂行できる。

2.形成外科で多くかかわる皮膚・皮下組織に局在する病変をある程度診察できる。

3.手術室での立ち合い、振る舞い、基本動作、基本的手技を習得する。

4.自身で問題点、疑問点を抽出し、その解決に向けて行動をとることができる。

5.症例のプレゼンテーションができる。

研修方略

1.外来見学および処置等の介助(外来・6階西病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.手術の助手(手術室)

3.夕方カンファレンス(外来・6階西病棟)

1ヶ月の研修で習得したい目標を各自で設定し、そのために必要な手段・方策を検討する。

研修医がかかわった入院患者、外来患者の問題点の把握、治療方針の検討にかかわる。

その日に経験した症例に関することを明らかにし、その答えを検討・模索する、または答えを導く手段を

研修医に提案する。

4.褥瘡回診前カンファレンス

褥瘡症例の現況プレゼンテーションを行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、夕方カンファレンス時に適時にフィードバックを

受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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68

形成外科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

患者から主訴、現病歴、既往歴、服薬等について

聴き取り、適切にカルテ記載ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

遭遇頻度の高い皮膚・皮下腫瘍のある程度の鑑別ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

新鮮外傷創(裂創、挫創)の視診所見がとれる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

褥瘡深度の診断、創の状態の視診所見がとれる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

顔面外傷の診察ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

外用療法:創の状態に応じた正しい軟膏の選択ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)修得すべき(できる)手術手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

外縫いで縫合面を段差なく合わせることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

真皮縫合がおおむねできる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

デブリードマンの適応を判断し、適宣施行した上で縫合処置ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

局所麻酔ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

電気メスやバイポーラーを用いた止血操作ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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69

3)脳神経外科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、脳神経外科全般にわたる

総合的な考え方、診療技術を身に付け、脳神経外科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本

的問診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、脳神経外科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会

背景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(脳神経センター[5階東病棟]・HCU)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(脳神経センター[5階東病棟]・HCU)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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70

脳神経外科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)基本的な神経所見が取れる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)頭部、頸部CT検査の適応を判断し、読影ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)頭部、頸部MRI検査の適応を判断し、読影ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)神経生理学的検査(脳波、SEP、ABR等)の適応を判断し、

判読できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腰椎穿刺の適応を判断し、施行できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)神経疾患の診察における神経内科及び他診療科と適切な連携ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)脳神経外科疾患の手術適応が判断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として経験すべき疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)神経救急における基本的な初療ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)脳神経外科疾患の急性期患者管理ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)脳血管障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)脳腫瘍

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)頭部外傷

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)脊髄、脊椎疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)脳神経外科手術前の患者管理ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)脳神経外科手術後の患者管理ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)脳神経外科疾患において適切なリハビリテーションを選択できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)修得すべき手術手技

経験数 自己評価 指導医評価

1)脳神経外科手術中モニターの管理、判読ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)脳神経外科手術の助手ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)穿頭術が安全に施行できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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71

4)心臓血管(呼吸器)外科

修得目標は以下の2点に要約される。

①心臓、血管系及び肺・縦隔などの発生、構造と生理機能を理解し、心血管及び肺縦隔疾患の

病因、病態、疫学に対する知識を持つ。

②心血管及び肺・縦隔疾患の診断に必要な問診、診察を行い必要な検査の選択と実施並びに

結果を解析して診断と病態の評価ができる。

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、心臓血管(呼吸器)外科

全般にわたる総合的な考え方、診療技術を身に付け、心臓血管(呼吸器)外科の基本的症状・病態・検査・治療

を理解するとともに、基本的問診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体

得する。

また、心臓血管(呼吸器)外科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を

取り巻く社会背景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(循環器・呼吸器センター[4階西病棟]・HCU)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(循環器・呼吸器センター[4階西病棟]・HCU)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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72

心臓血管(呼吸器)外科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査法・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1カテーテル検査

冠動脈造影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血管造影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

心内圧測定

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)非侵襲的検査

CT

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

MRI

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

心エコー

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

上下肢の血流検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)動脈塞栓術

腎動脈塞栓術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

気管支動脈塞栓術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)血管内異物除去術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)血管形成術(腸骨-大動静脈レベルのPTAやステント留置)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)胸部X線写真、CTによる肺・縦隔疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)呼吸機能検査の理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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73

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)虚血性心疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)先天性心疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)心弁膜症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)胸部大動脈瘤

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腹部大動脈瘤

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)下肢急性動脈閉塞症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)閉塞性動脈硬化症(ASO)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)下肢静脈瘤

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)肺癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)自然気胸

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)縦隔疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)胸部外傷

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

13)周術期管理

術後患者の状態把握(出血の有無、麻酔の覚醒の

確認など) 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

水・電解質のバランスのチェックと補正 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血液ガス分析の解析と人工呼吸器の調節、酸素

濃度の補正 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

無気肺に対する気管支ファイバーによる吸痰 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

胸水貯留や気胸に対するトラカール処置 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

早期リハビリの開始 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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74

(3)修得すべき(できる)手術手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)開胸・閉胸の助手ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)人工心肺の操作(体温と流量の関係、脳分離体外循環、腹部分枝灌流の

至適流量の把握)とカニュレーション

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)心原性シュックに対する迅速なIABPの挿入

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)ペースメーカー植え込み術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)静脈ストリッピング手術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)下肢動脈バイパス術の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)動脈血栓除去術や開心術の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)冠動脈バイパス術の際の静脈・動脈グラフトの採取の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)肺切除術の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)VATS(胸腔鏡下手術)の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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75

5)皮膚科

修得目標は以下の4点に要約される。

①皮膚病の特異性を認識し患者の心理を理解して診療にあたる。

②発疹の症状と出現部位を正確に観察、記載する。

③必要に応じて積極的に皮膚生検を行い、臨床像と病理組織像とを比較・検討する。

④当該疾患や関連疾患について教科書や雑誌を読み理解を深める。

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、皮膚科全般にわたる総合

的な考え方、診療技術を身に付け、皮膚科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問診・

診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、皮膚科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背景

についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(4階東病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(4階東病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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76

皮膚科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)受け持ち医として経験する疾患と病態

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)湿疹・皮膚炎群 接触性皮膚炎やアトピー性湿疹の様々な臨床像を

知り、必要な検査を行い治療法について学ぶ。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)蕁麻疹 蕁麻疹の臨床像と原因検索方法、治療について

学ぶ。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)薬疹

オーディスライドやカラーアトラスで多くの薬疹

の臨床像と原因薬剤との関係を学び、病態について

は教科書や雑誌を読む。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)皮膚感染症

ウイルス感染症、細菌感染症、真菌感染症それぞれ

に含まれる個々の疾患の特徴を学び、抗体価の

チェックや培養・検鏡など診断に必要な技術を

修得する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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77

6)泌尿器科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、泌尿器科全般にわたる総

合的な考え方、診療技術を身に付け、泌尿器科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問

診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、泌尿器科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背

景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(腎泌尿器センター[4階東病棟])

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(腎泌尿器センター[4階東病棟])

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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78

泌尿器科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)泌尿器疾患の基本的

診察、判断ができる。

病歴聴取

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

血尿をきたす疾患の鑑別

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

外陰部所見

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

直腸内触診所見

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)前立腺の触診ができ、正常、肥大症、癌の判断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)尿路結石の診断ができ、適当な治療計画を立てることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)保存期腎不全の治療法が理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)各種検査を行い、結

果の判断ができる。

内視鏡(尿道膀胱鏡)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

逆行性腎盂撮影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

静脈性腎盂撮影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

CT、MRI検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腎シンチグラフィー

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

尿流測定

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

腎、前立腺エコー

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)泌尿器科の基本的処

置を行うことができ

る。

各種カテーテルの知識を持ち、手技を行うことが

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

陰嚢、精巣における手技(水腫穿刺など)

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)泌尿器科領域の手術法の原理と術式を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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79

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)泌尿器の術前・術後の管理を行うことができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)尿路感染症の治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)前立腺癌の治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)前立腺癌、腎臓癌の分子標的治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)血液透析治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)腹膜透析治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)腎移植治療を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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80

7)眼科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、眼科全般にわたる総合的

な考え方、診療技術を身に付け、眼科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本的問診・診察・

検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、眼科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会背景に

ついても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(3階東病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(3階東病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

Page 190: 臨床研修関係の規程及び様式等‡¨床研修...㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート ㉚ 外科症例レポート ㉛ 手術所見 ㉜ 症状レポート ㉝ 症例レポート

81

眼科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)屈折検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)精密眼圧

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)細隙燈顕微鏡検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)眼底検査

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)前眼部炎症性疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)屈折障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)指導医と共に診療できる疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)ぶどう膜炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)白内障

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)緑内障

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)網膜疾患

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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82

8)耳鼻咽喉科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、耳鼻咽喉科全般にわたる

総合的な考え方、診療技術を身に付け、耳鼻咽喉科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本

的問診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、耳鼻咽喉科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会

背景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟回診(5階西病棟・5階東病棟)

入院中の全患者についての問題点、治療方針及び新入院症例について検討、確認する。

2.病棟カンファレンス(5階西病棟・5階東病棟)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

Page 192: 臨床研修関係の規程及び様式等‡¨床研修...㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート ㉚ 外科症例レポート ㉛ 手術所見 ㉜ 症状レポート ㉝ 症例レポート

83

耳鼻咽喉科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき(できる)診察法・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)外来患者の病歴を聞き、検査・治療の方向性を示せる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)耳鏡所見、鼻鏡所見、咽頭所見が取れる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)喉頭鏡検査、後鼻鏡検査ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)鼻・副鼻腔・喉頭ファイバースコープ検査ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)平衡機能検査ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)外来患者の病歴を聞き、検査・治療の方向性を示すことができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)頭頸部のX線所見、CT所見、MRI所見、エコー所見がとれる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)外来にて経験する疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)急性中耳炎・慢性中耳炎・滲出性中耳炎・真珠腫性中耳炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)外耳道炎・外耳道湿疹

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)内耳性難聴・突発性難聴・メニエール病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)めまい症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)慢性副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)鼻出血

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)急性咽喉頭炎・慢性咽喉頭炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)声帯ポリープ・ポリープ様声帯

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)喉頭悪性腫瘍・口腔咽喉悪性腫瘍

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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84

(3)修得すべき外来手術

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)鼓膜切開術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)鼓膜チューブ留置術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)鼻出血止血術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)外耳道・鼻腔・咽頭異物除去術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)扁桃周囲膿瘍穿刺・切開術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(4)指導医と共に執刀、又は助手ができる入院手術

経験数 自己評価 指導医評価

1)口蓋扁桃摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)アデノイド切除術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)気管切開術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)声帯ポリープ切除術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)内視鏡下鼻内副鼻腔手術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)鼓膜形成術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)鼓室形成術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)頸部リンパ節摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)甲状腺腫瘍摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

10)耳下腺腫瘍摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

11)顎下腺摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

12)頸部廓清術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

13)喉頭全摘術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

14)食道直達鏡下異物摘出術

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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85

9)病理診断科

修得目標は、以下の2点に要約される。

①医療の科学的根拠である病理診断は、以下の組織診断、細胞診診断及び病理解剖診断からなって

いる。これらの病理学的診断の基礎的な知識と実際を修得することを目的とする。

②適切な病理学的診断を行うために必要な情報を収集しうる能力を身につけ、日常に比較的よく

遭遇する症例の取り扱いとそれに対する病理学的なアプローチを修得することを目標とする。

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、病理診断科全般にわたる

総合的な考え方、診療技術を身に付け、病理診断科の基本的検査などを理解するとともに、基本的検査技法など

を修得する。

行動目標 SBOs:

1.チーム医療

2.問題対応能力

3.医療安全

4.プレゼンテーション

5.医の倫理・社会性

6.保険診療

7.医療の社会貢献

研修方略

1.検査業務

入外患者についての検査を行う。

2.病理診断カンファレンス

症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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86

病理診断科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)「組織診断」の領域で修得すべき手技な病理診断の基本的診断能力を身につける。

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)固定を含めた検体の取り扱いと肉眼所見の記録が行える。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)基本的な組織学的所見の把握ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)特殊技術の理解と解釈ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)種々の情報を総合的に判断して最終診断を推論する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)「細胞診診断」の領域で修得すべき手技など、平易な症例の細胞診診断を行うための基礎的知識を

修得する。

経験数 自己評価 指導医評価

1)細胞診診断に必要な一般的技術を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)基本的な細胞像を理解し異常所見を表現できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)「病理解剖診断」の領域で経験すべきこと。症例検討会で示説と討論が行える。

経験数 自己評価 指導医評価

1)臨床的問題点が理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)病理学的所見を抽出できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)臨床病理相関に基づいた示説ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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87

10)放射線治療科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、放射線治療科全般にわた

る総合的な考え方、診療技術を身に付け、放射線治療科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、

基本的問診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.外来カンファレンス

新症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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88

放射線治療科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察・検査・手技

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)主要な悪性腫瘍の臨床病期を診断できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)放射線治療の適応を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)適応を判断するために必要な情報を取得できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)放射線治療に伴う有害事象を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)基本的な放射線物理・生物学を理解する。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)簡単な治療計画を作成できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として経験する疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)転移性骨腫瘍

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)指導医と共に診療できる疾患と病態

経験数 自己評価 指導医評価

1)転移性骨腫瘍

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)頭頸部癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)食道癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)肺癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)乳癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)直腸癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)子宮頸癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)前立腺癌

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)悪性リンパ腫

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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89

11)放射線診断科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、放射線診断科全般にわた

る総合的な考え方、診療技術を身に付け、放射線診断科の基本的検査などを理解するとともに、基本的検査技法

などを修得する。

行動目標 SBOs:

1.チーム医療

2.問題対応能力

3.医療安全

4.プレゼンテーション

5.医の倫理・社会性

6.保険診療

7.医療の社会貢献

研修方略

1.検査業務

入外患者についての検査を行う。

2.画像診断カンファレンス

症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

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90

放射線診断科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)画像診断の基礎として理解すべきこと。 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)単純X線写真、US、CT、MRIの基本原理

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)各画像検査の適応

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)症例に合った造影剤の選択、造影法の選択

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)症例に合ったMRIシーケンスの選択

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)実際の読影で経験すべきこと。

経験数 自己評価 指導医評価

1)中枢神経の画像解剖の理解、主要疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)頭頸部の画像解剖の理解、主要疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)胸部の画像解剖の理解、主要疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)腹部の画像解剖の理解、主要疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)泌尿・生殖器の画像解剖の理解、主要疾患の読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)悪性腫瘍の臨床病期診断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)外傷の画像診断

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)FDG-PETの読影

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(3)IVR領域で経験すること。

経験数 自己評価 指導医評価

1)IVRの適応の理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)腹部血管解剖の理解

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)血管穿刺・止血

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)経カテーテル的動注/塞栓術の助手

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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91

12)脳神経内科

一般目標 GIO:

生涯にわたり患者中心の高度で良質なプライマリケアを提供できる医師となるため、脳神経内科全般にわたる

総合的な考え方、診療技術を身に付け、脳神経内科の基本的症状・病態・検査・治療を理解するとともに、基本

的問診・診察・検査技法を修得し、医療人・社会人として必要な基本姿勢や態度を体得する。

また、脳神経内科疾患に関連する他科疾患を包含した患者ケア、医療の社会貢献、医療・患者を取り巻く社会

背景についても理解する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接

2.チーム医療

3.問題対応能力

4.医療安全

5.プレゼンテーション

6.医の倫理・社会性

7.保険診療

8.医療の社会貢献

研修方略

1.病棟研修(5階東病棟・HCU)

スタッフと共に入院中の全患者の診療を行い、問題点、治療方針について検討、確認する。

またMRI検査、髄液検査、脳波検査、針筋電図検査、神経伝導検査に立ち会い、適応や手技、所見の

解釈方法を学ぶ。

2.外来研修(神経内科外来)

スタッフと共に外来患者の神経診察・鑑別診断を行い、検査・治療方針の決定に関わる。

また頭痛やめまい、しびれ等 Common disease の初期診療について学ぶ。

3.病棟カンファレンス・症例検討会(5階東病棟・HCU)

新入院症例等についてプレゼンテーション、問題点、治療方針の検討を行う。

退院、転院等についての方向性の検討を行う。

評価

1.毎月の評価

指導医及び上級医より、行動目標、経験目標について、適時にフィードバックを受ける。

2.ローテート終了時評価

各ローテート終了時に、指導医及び上級医及び指導者(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評

価、同僚研修医の評価、研修医から指導医及び上級医の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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92

脳神経内科評価 自己評価日 年 月 日 指導医評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)修得すべき診察法・検査・手技 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)問診と神経所見がきちんと取れ、病巣診断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)鑑別すべき疾患を列挙し、診断のための検査計画を立てることが

できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)CT、MRIの適応と禁忌を理解し、異常所見を指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)髄液検査の適応と禁忌を理解し、髄液検査を確実にできる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)髄液検査の異常所見を理解し、診断や治療に役立てることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)脳波検査の適応を理解し、異常所見を指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)針筋電図検査、末梢神経伝導検査、誘発電位検査(SEP、ABR、

MEP)の適応を理解し、異常所見を指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)筋生検、神経生検の適応を理解できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)関係診療科や関係部署との適切な連携を取ることができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)受け持ち医として経験すべき症候 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)意識障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)けいれん発作

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)認知症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)頭痛

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)めまい

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)しびれ

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)歩行障害

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)麻痺

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)運動失調

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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93

(3)受け持ち医としてあるいは指導医と共に診療できる疾患

3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医評価

1)髄膜炎・脳炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)てんかん・片頭痛

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)パーキンソン病・レビー小体病

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)脊髄小脳変性症・多系統萎縮症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)多発性硬化症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)筋萎縮性側索硬化症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)重症筋無力症

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

8)多発筋炎

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

9)ギラン・バレー症候群

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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94

13)検査科(エコー等)

一般目標 GIO:

1.超音波の基本的特性と超音波機器の原理について理解する。

2.臨床情報をもとに超音波検査の適応を判断できる。

3.超音波診断装置を適切に操作して検査が行える。

4.各領域でスクーリング検査が行える。

5.各領域で頻度の高い疾患、救急対応が必要な疾患についてのエコー診断ができる。

6.各領域で、自らが検査を行い、症例の検査報告書を作成できる。

7.患者の超音波検査報告書が理解でき、患者に結果を説明できる。

行動目標 SBOs:

1.心エコー検査(指導医:循環器内科等医師、指導者:検査科技師)

2.腹部エコー検査(指導医:内科等医師、指導者:検査科技師)

研修方略

各科病棟、検査科(エコー室)

スタッフと共に患者の診療を行い、問題点、治療方針について検討、確認する。

検査に立ち会い、適応や手技、所見の解釈方法を学ぶ。

スタッフと共に患者の診察・鑑別診断を行い、検査・治療方針の決定に関わり、検査を行う。

評価

1.評価

指導医、上級医及び指導者等(コメディカル)から、行動目標、経験目標について、適時にフィード

バックを受ける。

指導医、上級医及び指導者等(コメディカル)から評価を受け、研修医の自己評価、同僚研修医の評価、

研修医から指導医、上級医及び指導者等(コメディカル)の評価を行う。

評価の結果は、研修管理委員会の審議を経て研修医、指導医及び上級医等へフィードバックする。

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95

検査(エコー)評価 自己評価日 年 月 日 指導者評価 年 月 日 氏名 ㊞

(1)心エコー検査 3:目標に到達した

2:目標に近い

1:目標に遠い

経験数 自己評価 指導医・指導者評価

1)下大静脈径とその呼吸変動の評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)心臓の基本断面の抽出と、心腔サイズの評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)心膜液貯留の評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)左室駆出率(EF)の計測と評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)左室局所壁運動異常の有無、存在が評価できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)大動脈乖離や大動脈瘤の診断ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)肺高血圧症の評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

(2)腹部エコー検査

経験数 自己評価 指導医・指導者評価

1)肝臓の形態、性状、サイズが評価できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

2)肝臓内のSOLが指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

3)胆嚢の異常が指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

4)膵臓の形態や異常が指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

5)腎臓の形態や異常が指摘できる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

6)脾腫の評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

7)FASTの評価ができる。

1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3

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96

Ⅳ オリエンテーションプログラム

(A)一般

一般目標 GIO:

2年間の研修の開始にあたり、医療チームのリーダーである医師に求められる一般的・社会的知識と現範を再

確認するとともに、2年間の研修生活がスムーズかつ効率的に行われるよう、院内各部署の人的・物的資源、連

携体制、院内ルールを理解する。

行動目標 SBOs:

1.研修管理室、管理課、医事課等の役割を述べることができ、提出すべき書類を自らが作成できる。また、

相談すべき内容を判断し、適切に相談できる。

2.電子カルテシステムの仕組みを説明でき、自らログインのうえ、オーダー・修正ができる。

3.図書室の利用法とルールを述べることができる。

4.医療事故の際の報告の仕組みを述べることができ、適切に指導医等に相談し処理できる。

5.診療情報室の機能と役割を説明することができ、ICD-10の仕組みを述べることができる。

研修方略 ; レクチャーと実習

評価 ; 自己評価及び指導者・研修管理委員長による評価

(B)医師業務

一般目標 GIO:

2年間の研修の開始にあたり、医師業務の基本を再確認するとともに、2年間の研修生活がスムーズかつ効率

的に行われるよう、当院の書式・ルールを習熟する。

行動目標 SBOs:

1.医療面接の基本を述べることができ、自ら実践できる。

2.カルテ記載の基本を述べることができ、自ら実践できる。

3.基本的検査のオーダー法を述べることができ、自らオーダーすることができる。

4.サマリー記載の基本を述べることができ、自らコンピューター入力することができる。

研修方略 ; レクチャーと実習

評価 ; 自己評価及び指導者・研修管理委員長による評価

(C)基本手技

一般目標 GIO:

2年間の研修の開始にあたり、医師の実践すべき基本手技を産確認するとともに、2年間の研修生活がスムー

ズかつ効率的に行われるよう、基本手技を習熟する。

行動目標 SBOs:

1.静脈採血の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

2.末梢静脈ライン確保の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

3.グラム染色の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

4.一般尿検査・便潜血検査の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

5.血液型の判定法を説明でき、自ら実践できる。

6.標準12誘導心電図の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

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7.腹部超音波検査の基本的施行法を述べることができ、自ら実践できる。

研修方略 ; レクチャーと実習

評価 ; 自己評価および指導者・研修管理委員長による評価

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98

8 指導体制

病院事業管理者 平林 高之(循環器内科)

院長 田口 宏一(消化器外科)

研修管理委員長 田口 宏一(消化器外科)

研修管理副委員長 岩木 宏之(病理診断科)

プログラム責任者 田口 宏一(消化器外科)

協力病院研修実施責任者 平野 聡(北海道大学病院教授)

協力病院研修実施責任者 山下 敏彦(札幌医科大学附属病院長)

協力病院研修実施責任者 平田 哲(旭川医科大学病院教授)

協力施設研修実施責任者 八木田一雄(松前町立松前病院院長)

協力施設研修実施責任者 小西 裕彦(奈井江町立国民健康保険病院院長)

協力施設研修実施責任者 内山 久士(あかびら市立病院院長)

協力施設研修実施責任者 松江 弘一(市立美唄病院院長)

協力施設研修実施責任者 細川 寿和(市立芦別病院院長)

協力施設研修実施責任者 竹内 功(社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院外科主任医長)

協力施設研修実施責任者 佐々尾 航(北海道立羽幌病院副院長)

[研修管理委員]

氏 名 所 属 氏 名 所 属

管 理 者 平林 高之 事業管理者(循環器内科) 委 員 渋谷 雅之 検査科技師長

管 理 者 田口 宏一 院長(消化器外科) 委 員 宮本 利経 放射線科技師長

管 理 者 朝日 紀博 事務局長 委 員 三浦 良一 臨床工学科技師長

管 理 者 孰賀 愛子 看護部長 委 員 加藤 和彦 リハビリテーション科主任

委員長(プログラム責任者) 田口 宏一 院長(消化器外科) 委 員 細海 加代子 副看護部長

副委員長 岩木 宏之 副院長(病理診断科) 委 員 伊波 久美子 救命救急センター看護師長

委 員 日下 大隆 副院長(内科) 委 員 中村 香織 教育担当看護師長

委 員 内海久美子 副院長(精神科) 委 員 平野 聡 北海道大学病院教授

委 員 雨森 英彦 救命集中治療センター長(麻酔科) 委 員 土橋 和文 札幌医科大学附属病院長

委 員 富田 明子 救命救急センター長(救急科) 委 員 平田 哲 旭川医科大学病院教授

委 員 渡部 直己 栄養管理室長(内科) 委 員 八木田一雄 松前町立松前病院副院長

委 員 吉田 行範 感染対策推進室長(内科) 委 員 小西 裕彦 奈井江町立国民健康保険病院院長

委 員 清水 紀宏 循環器内科部長 委 員 内山 久士 あかびら市立病院院長

委 員 横田 良一 消化器外科部長 委 員 松江 弘一 市立美唄病院院長

委 員 菊地 成佳 新生児集中治療室長(小児科) 委 員 細川 寿和 市立芦別病院院長

委 員 武田 直毅 副院長(産婦人科) 委 員 竹内 功 余市協会病院外科主任医長

委 員 佐々木昭彦 医療安全推進室長(心臓血管外科) 委 員 佐々尾 航 北海道立羽幌病院副院長

委 員 山内 理香 脳神経内科医長 委員(外部) 小林 公民 小林産婦人科院長

委 員 研修医の代表 若干名 委員(外部) 前谷 正美 町内会連合会事務局長

委 員 為國 泰朗 管理課長 事 務 局 森田 康晴 研修管理室

委 員 上野 英文 薬剤部長 事 務 局 田中 静江 研修管理室

委 員 国田 彰 医療技術部長

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[指導医] 2019.4.1

診 療 科 氏 名 診 療 科 氏 名

内科 小 熊 豊 精神科 内 海 久美子

内科 日 下 大 隆 皮膚科 鎌 田 麻 子

内科 渡 部 直 己 泌尿器科 柳 瀬 雅 裕

内科 吉 田 行 範 泌尿器科 國 島 康 晴

内科 廣 海 弘 光 耳鼻咽喉科 加 藤 明 夫

内科 野 村 昭 嘉 眼科 横 山 千 秋

内科 新 崎 人 士 病理診断科 岩 木 宏 之

循環器内科 平 林 高 之 放射線治療科 長谷川 雅 一

循環器内科 清 水 紀 宏 放射線診断科 髙 田 延 寿

循環器内科 松 谷 健 一 リハビリテーション科 齊 藤 直 人

神経内科 山 内 理 香 救急科 下 嶋 秀 和

消化器外科 田 口 宏 一

消化器外科 横 田 良 一

乳腺外科 細 田 充 主

整形外科 宮 野 須 一

脳神経外科 南 田 善 弘

脳神経外科 古明地 孝 宏

心臓血管外科 佐々木 昭 彦

心臓血管外科 橋 口 仁 喜

形成外科 香 山 武 蔵

麻酔科 雨 森 英 彦

救急科 富 田 明 子

小児科 菊 地 成 佳

小児科 近 藤 謙 次

産婦人科 武 田 直 毅

産婦人科 津 田 加都哉 合計 37名

産婦人科 山 下 陽一郎 指導医講習会受講済 37名

※非常勤指導医1名 内科 岸田 直樹

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100

指導体制(臨床研修の連携体制)

1.院内の連携体制

①研修管理室より、院内各部署へ臨床研修医年間スケジュールを配布し、各職員が臨床研修医の所属研修かを把

握できるように努めている。

②配布(周知)の方法は、紙媒体の配布や院内 Webを通じて閲覧可能とし、各部署で掲示板へ貼り出したり、フ

ァイル管理している。

2.院外の連携体制

Ⅰ 協力型臨床研修病院及び臨床研修協力施設

協力型臨床研修病院

①北海道大学病院

指 導 責 任 者 臨床研修センター長 平野 聡

事務連絡窓口 臨床研修センター 里吉 詩織

住 所 〒060-8648 札幌市北区北 14条西 5 丁目

電 話 011-706-7045

F A X 011-706-7051

②札幌医科大学附属病院

指 導 責 任 者 病院長 土橋 和文

事務連絡窓口 病院課臨床研修係 赤塚 友依子

住 所 〒060-8543 札幌市中央区南 1 条西 16 丁目 291番地

電 話 011-611-2111

F A X 011-621-8059

③旭川医科大学病院

指 導 責 任 者 卒後臨床研修センター長 平田 哲

事務連絡窓口 卒後臨床研修センター 長尾 由紀

住 所 〒078-8510 旭川市緑が丘東 2 条 1丁目 1番 1号

電 話 0166-68-2198

F A X 0166-68-2199

臨床研修協力施設

①松前町立松前病院

指 導 責 任 者 院長 八木田 一雄

事務連絡窓口 事務局 佐々木 弘幸

住 所 〒049-1593 松前郡松前町字大磯 174 番地の 1

電 話 0139-42-2515

F A X 0139-42-25

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101

②奈井江町立国民健康保険病院

指 導 責 任 者 院長 小西 裕彦

事務連絡窓口 総務係 係長 萬 達哉

住 所 〒079-0313 奈井江字奈井江 12番地

電 話 0125-65-2221

F A X 0125-65-2727

③あかびら市立病院

指 導 責 任 者 院長 内山 久士

事務連絡窓口 事務長 永川 郁郎

住 所 〒079-1136 赤平市本町 3丁目 2

電 話 0125-32-3211

F A X 0125-34-1141

④市立芦別病院

指 導 責 任 者 院長 細川 寿和

事務連絡窓口 事務課総務係 土田 潤

住 所 〒075-8501 芦別市本町 14 番地

電 話 0124-22-2701

F A X 0124-22-2996

⑤市立美唄病院

指 導 責 任 者 院長 松江 弘一

事務連絡窓口 事務局 総務係長 大澤 匡範

住 所 〒072-8555 美唄市西 2 条北 1 丁目 1 番 1 号

電 話 0126-63-4171

F A X 0125-63-4300

⑥社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

指 導 責 任 者 外科主任医長 竹内 功

事務連絡窓口 企画調整係長 岡崎 理

住 所 〒046-0003 余市町黒川町 19丁目 1-1

電 話 0135-23-3126

F A X 0135-22-6445

⑥北海道立羽幌病院

指 導 責 任 者 副院長 佐々尾 航

事務連絡窓口 総務課長 徳光 秀樹

住 所 〒078-4197 苫前郡羽幌町栄町 110番地

電 話 0164-62-6060

F A X 0164-62-6050

Ⅱ 連絡体制等

・当院研修管理室と各病院、施設の事務担当部署において、研修実施前年に研修受入月の調整を行う。

・研修開始前月までに各病院、施設へ履歴書、医師免許証の写し、保険医登録票の写し、麻薬免許証の写し等を

提出する。

・研修開始前月までに、当院研修医と各病院、施設の指導医と研修内容を協議する。

・研修修了後は、指導医が評価票の記載を行い、当院研修管理室へ提出する。

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102

9 研修の記録および評価

(1)研修医は、研修医手帳(ポートフォリオ)に研修内容や病歴・手術の要約を作成し、記録する。

(2)研修医及び指導医は、研修期間中随時、目標に達した(あるいは近くまできた)項目について自己評価

(指導医評価)を記録する。

(3)研修医及び指導医は、全科日当直に際して毎回相互評価を行う。

(4)研修医は、毎月1回1ヶ月間の研修内容について総合的な評価を行う。

(5)指導責任者は、研修医の目標到達状況を適宣把握し、研修医が修了時までに到達目標を達成できるように

調整を行うとともに、研修管理委員会に研修目標の達成状況を報告する。

(6)指導責任者及び研修医は、ローテーション研修科を修了した時点で、相互に到達目標の総括的な評価を

行う。

(7)院長は、研修管理委員会が行う研修医の評価の結果を受けて、研修修了証を交付する。

(8)院長は、研修管理委員会による評価の結果、研修医が臨床研修を修了していると認めないときは、当該研

修医に対して、その理由を付して、その旨を文書で通知する。

10 研修医の定員および処遇

(1)定員

ア)当院年間新入院患者数 9,755人(平成29年度) 病床数 498床

イ)当院基幹型プログラムによる定員 8名

ウ)北海道大学病院、札幌医科大学附属病院、旭川医科大学病院それぞれの卒後臨床研修プログラムにおけ

る協力型臨床研修病院として、1年次各2名以内、2年次研修医各1名以内で最大合計9名以内。その他

に北海道大学病院については、産婦人科育成プログラム・女性と子どもヘルスサイエンスプログラム、プ

ライマリ・ケア協力病院として、当院基幹型プログラム及び3大学のマッチング状況を考慮のうえ受け入

れる。

エ)以下の基幹型臨床研修プログラムにおける協力型臨床研修病院として括弧内の診療科について受け入

れる。

・滝川市立病院(産婦人科) 3名

・留萌市立病院(精神科) 2名

オ)総定員

1年次 8名、2年次 8名、合計 16名(たすきがけ研修医を除く)

(2)処遇(病院独自の処遇とする)

ア)身分は、常勤・嘱託医師。また、2年間の研修修了後は引き続き当院の常勤医になることも選択できる。

イ)給与 1年次 月 480,000円 (手当含)

時間外手当(実績に応じて) ※平均月額給与 590,000円

2年次 月 525,000円 (手当含)

時間外手当(実績に応じて) ※平均月額給与 670,000円

手当 住居手当・宿日直手当等

ウ)勤務時間 月~金曜日 8時30分~17時00分(昼休み 12時30分~13時15分)

エ)休暇 年次有給休暇 1年次年間20日、2年次年間20日

夏期休暇、特別休暇(結婚特別休暇、服喪休暇等)

オ)日当直 月約4回のペースで指導医・上級医とペアで行う

カ)宿舎 有(単身用・世帯用) ※住宅手当有

キ)社会保険等 適用(医療保険、厚生年金、労働者災害補償保険、雇用保険)

ク)健康管理 健康診断年2回、ストレスチェック年1回、その他電離放射線健診等有

ケ)医師賠償責任保険の適用 当院で加入

コ)学会・研究会への参加 可(道外年1回、道内必要の都度旅費参加費支給)

サ)研修医手帳 有

シ)研修医室 研修医専用室および実習室有

ス)院内保育所 有(24時間対応)

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103

11 研修医のアルバイト禁止に関する事項等

(1)臨床研修の専念義務に支障があるものは禁止する

ア)他の医療機関での医療アルバイト(当直業務等)

イ)塾講師、家庭教師、家業に関わる収入等

ウ)その他、上記に準ずるもの

(2)その他病院の名誉を傷つける行為は禁止する

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104

砂川市立病院CPC委員会規程

(趣旨)

第1条 砂川市立病院における剖検症例について、臨床病理検討会(以下「CPC」という。)を定期的に開催

し、もって臨床研修医の研修の質を向上させるため、CPC委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

(検討事項)

第2条 委員会は、次の事項を審議する。

(1)CPC症例の収集及び検討に関すること

(2)臨床研修医のCPCレポートの確認に関すること

(3)その他CPCに関すること

(構成)

第3条 委員会の構成は、次のとおりとする。

(1) 内科医師 2名(うち1名は、内科の代表的医師とする)

(2) 外科医師 1名

(3) 病理診断科医師 1名

(委員長)

第4条 委員会の委員長は、院長の指名による。

2 委員長は、委員会を代表し、委員会を招集し、CPCの座長をつとめる。

(委員会の開催)

第5条 委員会は、4、8、10月及び1月に開催し、定例CPCは委員会の指定する日に開催する。なお、必

要に応じて臨時の委員会又はCPCを開催することができる。

2 必要に応じて構成員(医師)以外が出席することができる。(判断は委員長が行う。)

(委員会及び記録)

第6条 CPCを開催したときは、CPC記録簿を作成するものとする。

2 CPCの記録は病理診断科が行う。

3 臨床研修医のレポート確認は、委員長が行う。

(記録の保管)

第7条 委員会の記録及びCPC記録簿は、病理診断科で保管する。

(その他)

第8条 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

附 則

この要綱は、平成15年4月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成21年4月1日から施行する。

附 則

この要綱は、平成21年10月1日から施行する。

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105

砂川市立病院研修管理委員会規程

(趣旨)

第1条 砂川市立病院における臨床研修の円滑な運営を行うため、研修管理委員会(以下「委員会」という。)

を設置する。

(審議事項)

第2条 委員会は、次の事項を審議する。

(1)臨床研修プログラム作成方針の決定、各臨床研修プログラム間の相互調整等に関すること

(2)臨床研修医の募集、他施設への出向、臨床研修医の臨床研修継続の可否、臨床研修医の処

遇及び臨床研修医の健康管理に関すること

(3)臨床研修目標の達成状況の評価、臨床研修修了時及び中断時の評価に関すること

(4)臨床研修医採用における臨床研修希望者の評価に関すること

(5)臨床研修修了後及び中断後の進路について相談等の支援に関すること

(6)その他臨床研修に関すること

(構成)

第3条 委員会の構成は、次のとおりとする。

(1) 研修管理室長 1名

(2) プログラム責任者 1名

(3) 内科医師 若干名

(4) 救急科医師 若干名

(5) 外科医師 若干名

(6) 小児科医師 1名

(7) 麻酔科医師 1名

(8) 精神科医師 1名

(9) 産婦人科医師 1名

(10) 病理診断科医師 1名

(11) 研修協力病院の研修実施責任者 各1名

(12) 研修協力施設の研修実施責任者 各1名

(13) 管理課長 1名

(14) 臨床研修医師 若干名

(15) 外部委員 若干名

(16) その他医師 若干名

(17) その他医師以外の職種 若干名

(薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士など)

2 委員の構成とは別に、管理者として病院事業管理者、院長、事務局長、看護部長を充てる。

3 委員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、委員に欠員が生じた場合の補欠の委員の任期は、前任者

の残存期間とする。

(委員長)

第4条 委員会の委員長は、研修管理室長1名をもって充てる。

2 副委員長は、委員長の指名による。

3 委員長は、委員会を招集し、その議長となる。

4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときはその職務を代行する。

(委員以外の者の出席)

第5条 管理者は、原則として委員会に出席する。

2 委員長は、必要があると認めたときは、臨床研修医及び委員以外の者の出席を求めるとともに、説明又は意

見を聴取することができる。

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106

(委員会の開催)

第6条 委員会は、委任状と合わせて過半数の委員が出席していなければ成立しない。

2 委員会は、必要に応じて毎月開催するものとするほか、委員長は、委員の2分の1以上から招集の請求があ

るときは、委員会を招集しなければならない。

3 委員会の議事は、出席委員の2分の1以上の同意により決するものとする。

4 委員会の議事については、記録を作成し、保存するものとする。

(事務局)

第7条 委員会の事務局は、研修管理室研修管理係が行う。

(雑則)

第8条 この規程の改正は、委員会の議を経て院長が行う。

2 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

附 則

この規程は、平成15年2月20日から施行する。

附 則

この規程は、平成15年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成16年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成17年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成18年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成19年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成20年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成21年10月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成22年10月28日から施行する。

附 則

この規程は、平成23年8月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成24年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成25年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成26年4月1日から施行する。

附 則

この規程は、平成29年4月1日から施行する。

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107

砂川市立病院

研修管理委員会

〒073-0196 北海道砂川市西4条北3丁目1番1号

TEL : 0125-54-2131 FAX : 0125-54-2131

URL : http://www.med.sunagawa.hokkaido.jp

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週 間 予 定 表 〔 全 体 〕 砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後

研修管理委員会

第 2火

夕方

前月のポートフォリオ

フィードバック

(第 2水)

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (内)科 〔7階東病棟 〕 砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

症例カンファレンス

午前 病棟業務

検査・処置等

病棟業務

検査・処置等

病棟業務

検査・処置等

岸田直樹先生

外来業務

岸田先生病棟回診

(月1回)

検査・処置等

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

岸田直樹先生

ランチョンセミナー

12:30~13:30

午後

病棟回診

病棟回診

病棟回診

病棟回診

内視鏡検査

病棟回診

内視鏡検査 研修管理委員会

第 2火

夕方

前月の振り返り

(第 2水)

内科カンファレンス

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (総合内)科 〔7階東病棟 or 6階東病棟〕(2年次) 砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

症例カンファレンス

午前 病棟業務

検査・処置等

病棟業務

検査・処置等

病棟業務

検査・処置等

岸田直樹先生

外来業務

岸田先生病棟回診

(月1回)

検査・処置等

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

岸田直樹先生

ランチョンセミナー

12:30~13:30

午後

病棟回診

病棟回診

EUS・ERCP

病棟回診

病棟回診

内視鏡検査

病棟回診

内視鏡検査 研修管理委員会

第 2火

夕方

前月の振り返り

(第 2水)

内科カンファレンス

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (内)科 〔6階東病棟〕 砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前

病棟業務

検査・処置等

内視鏡検査

病棟業務

検査・処置等

病棟業務

検査・処置等

岸田直樹先生

外来業務

内視鏡検査

岸田先生病棟回診

(月1回)

検査・処置等

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

岸田直樹先生

ランチョンセミナー

12:30~13:30

午後

病棟回診

内視鏡検査

病棟回診

EUS・ERCP

病棟回診

病棟回診

内視鏡検査

病棟回診

内視鏡検査 研修管理委員会

第 2火

病棟カンファレンス

夕方

前月の振り返り

(第 2水)

内科カンファレンス

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

Page 221: 臨床研修関係の規程及び様式等‡¨床研修...㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート ㉚ 外科症例レポート ㉛ 手術所見 ㉜ 症状レポート ㉝ 症例レポート

週 間 予 定 表 (循環器内)科 〔4階西病棟(HCU・4階東病棟)〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

朝 8:00~8:30

カンファレンス

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

8:00~8:30

カンファレンス

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

8:00~8:30

カンファレンス

午前 病棟回診

外来業務

病棟回診

外来業務

病棟回診

病棟回診

岸田直樹先生

外来業務

病棟回診

外来業務

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

岸田直樹先生

ランチョンセミナー

12:30~13:30

午後

病棟業務

病棟業務

心エコー

心カテ 心カテ

心エコー

病棟業務

研修管理委員会

第 2火

夕方

前月の振り返り

(第 2水)

16:30~17:00

病棟スタッフ

カンファレンス

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

Page 222: 臨床研修関係の規程及び様式等‡¨床研修...㉙ CPC(臨床病理検討会)レポート ㉚ 外科症例レポート ㉛ 手術所見 ㉜ 症状レポート ㉝ 症例レポート

週 間 予 定 表 (外)科(消化器外科・乳腺外科・緩和ケア外科) 〔6階西病棟〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前

乳腺エコー

症例カンファレンス

病棟回診

処置・検査・記録等

乳腺エコー

病棟回診

処置・検査・記録等

乳腺エコー

週末日直 月2回

病棟回診

処置・検査・記録等

病棟回診

処置・検査・記録等

症例カンファレンス

病棟回診

処置・検査・記録等

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後

手術 手術

手術 手術

手術

病棟カンファレンス

(隔週)

研修管理委員会

第 2火

術前カンファレンス

夕方 夜回診 夜回診

前月の振り返り

(第 2水) 夜回診 夜回診

夜回診

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (救急)科 〔4階東病棟(ICU・HCU・救急外来)〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

朝 症例カンファレンス

回 診

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

症例カンファレンス

回 診

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

症例カンファレンス

回 診

午前 救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療

週末日直 月2回 昼

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後 救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療 救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療

救急診療

病棟診療 研修管理委員会

第 2火

夕方

前月のポートフォリオ

フィードバック

(第 2水)

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (麻酔)科 〔ICU・中央手術室〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

朝 症例カンファレンス

ICU回診

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

症例カンファレンス

ICU回診

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

症例カンファレンス

ICU回診

午前 手術室 手術室 手術室 手術室 手術室

週末日直 月2回

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後 手術室

手術室

手術室 手術室 手術室 研修管理委員会

第 2火

夕方 ICU回診 ICU回診

前月の振り返り

(第 2水) ICU回診 ICU回診

ICU回診

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (産婦人)科 〔3階病棟(西)(産科)・4階東病棟(婦人科)〕 砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前 病棟回診 病棟又は外来 病棟回診 病棟又は外来 病棟回診

週末日直 月2回

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後

産科・小児科合同

カンファレンス 病棟業務

手術 病棟業務 手術

手術

病棟カンファレンス

研修管理委員会

第 2火

夕方 前月の振り返り

(第 2水)

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

分 娩 へ の 立 ち 会 い

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週 間 予 定 表 (精神)科 〔南館 3階南病棟・4階南病棟〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前

病棟ミーティング

(9:30まで)

病棟ミーティング

(9:30まで) 外来(再診) 外来(再診)

病棟ミーティング

(9:30まで)

週末日直 月2回

外来(新患) 病棟回診 ディケアー

くるみ作業所(第 4金)

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後 スタッフとの合同

カンファレンス

病棟カンファレンス

病棟回診

アルコール勉強会

(第 1,3木)

もの忘れ専門外来

(第 2,4木)

病棟カンファレンス

S S T

レクリェーション 研修管理委員会

第 2火

夕方

症例カンファレンス

レクチャー

前月の振り返り

(第 2水)

共同住居ミーティング

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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週 間 予 定 表 (小児)科 〔3階病棟(東)〕

砂川市立病院研修管理委員会

月 火 水 木 金 土・日

症例共有会

8:00~8:30

第 1・3火

共通抄読会

8:00~8:30

日・当直経験症例

フィードバック

7:40~8:30

午前 病棟回診 病棟回診

外来業務 病棟回診 病棟回診 病棟回診

週末日直 月2回

ミニレクチャー

12:30~13:00

月 4回

午後

ミーティング(入院患者、新生児の机上回診)〔毎日施行〕13:30~14:00

病棟業務

外来業務 乳児健診

〈ふれあいセンター〉

(月 1回)

上記以外 外来見学

1ヵ月健診(毎週)

病棟業務

外来見学

専門外来見学 病棟業務

研修管理委員会

第 2火

夕方 病棟夕回診 病棟夕回診

前月の振り返り

(第 2水) 病棟夕回診 病棟夕回診

病棟夕回診

医局会議

第 3月

週日当直 週1回

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砂川市立病院卒後臨床研修における指導者の指導体制

研修管理須委員会

委員長 田 口 宏 一

・指導者は、看護師(看護部長、副看護部長、看護師長、主任看護師)、薬剤部長、医療技術部長、放

射線科技師長、検査科技師長、臨床工学科技師長、リハビリテーション科技師(代表)、栄養管理室(代

表)、診療情報係(代表)、研修管理室(代表)などで構成する。

・指導者は、医療従事者の先輩として医療現場の実務、チーム医療などについての助言と指導を行うと

ともに、各部門(例:病棟看護師など)と研修医のチームワークが円滑に行われるよう配慮する。指導

者は研修医の評価と指導医の評価を行う。

・指導者は、研修医に関する重大な情報(研修医の身体的・精神的変化、安心・安全な医療が提供でき

ない、法令・規則が遵守できないなど)に気づいた場合は、研修管理委員長及びプログラム責任者に報

告する。

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砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者に関する規程

1 砂川市立病院卒後臨床研修プログラムの指導者は、砂川市立病院又は臨床研修協力病院、臨床研修

協力施設等の職員であって、研修医に対する指導を行うために必要な経験及び能力を有している者であ

ること。

(1)指導者の職種は、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、リハビリテーシ

ョン技師、管理栄養士、診療情報管理士、事務職員などからなること。

(2)指導者は、各部門における指導的な立場にある者であること。

(3)指導者は、次世代を担う研修医の育成のため、職種を越えて協力し、研修医に対する助言と指導

を行うこと。

2 指導者は、担当する分野における研修医ごとの臨床研修目標の達成状況を把握し、研修医に対する

指導を行い、担当する分野における研修医の評価を行うこと。

(1)指導者は、研修医の評価に当たり、研修医と共に業務を行ったその他の職員と十分情報を共有し、

各職員による評価を把握した上で、責任をもって評価を行わなければならない。

(2)指導者は、研修医と十分な意思疎通を図り、実際の状況に乖離が生じないよう努めなければなら

ない。

(3)指導者は、所定の様式で評価した結果を記録し、研修管理委員長に提出すること。

3 指導者は、指導医ごとに臨床研修の指導方法、態度、能力などの評価を行うこと。

(1)指導医への評価は、指導医の資質向上に資すると考えられることから定期的に評価を行うこと。

(2)指導者は、所定の様式で評価した結果を記録し、研修管理委員長に提出すること。

(3)研修管理委員長は、提出された評価結果を研修管理委員会で審議した上で、必要な場合は、各指

導医にフィードバックすること。

(4)指導者は、砂川市立病院院長から任命する。

附 則

この規程は、平成24年11月1日から施行する。

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看護師による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント

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看護師・医師以外の指導者による態度評価 研修医名

◎:いつもできている、○:だいたいできている、△:要努力、空欄:評価不能

ローテーション科名 記入者 コメント

平成 年 月 日~ 月 日分 記入日 年 月 日

【1】医療者としての態度

1.社会人としての態度 1)挨拶

2)ルール

3)身だしなみ・清潔

4)時刻を守る

5)健康管理

2.安全管理 1)医療安全に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

2)感染対策に関する知識を持ち,これに基づいて適切に行動できる

3.職業倫理 1)医の倫理、生命倫理に配慮した態度をとることができる

2)患者のプライバシーに配慮した行動がとれる

4.学習態度 1)自己啓発の努力をしている

【2】患者・医師関係

1.共感 1)患者・家族に対し傾聴の態度を示すことができる

2)患者・家族に対し共感することができる

2.患者との協働医

1)患者・家族の意思を尊重して医療を展開する姿勢がとれ

3.コミュニケーショ

1)患者・家族と良好なコミュニケーションがとれる

【3】チーム医療

1.情報共有 1)多職種と良好なコミュニケーションを取ることができる

2.協働 1)医師としての立場を自覚し,チームの中での役割を果たすことができ

2)他職種の役割を尊重できる

【4】医療記録・症例呈示

1.医療記録 1)診療録を迅速かつ適確に記載できる

2.症例呈示 1)明確で論理的な症例呈示ができる

【5】医療の社会性

1.医療の社会性 1)保健医療法規・制度に則った診療ができる

2)制度や社会資源を利用した医療を提供できる

総括コメント