醗酵イチジクエキス Katakura

表示名称 ： シゾサッカロミセス／イチジク果実発酵液

INCI : SCHIZOSACCHAROMYCES/FIG FRUIT FERMENT FILTRATE

・優れた保湿機能

・ヒアルロン酸産生機能

・感触改善機能

◎ 特 長

若返り・不老長寿の果実 『イチジク』の果実をハチミツ由来の酵母で醗酵させて得られた

新規化粧品原料 品種：柳井ドーフィン

原産地：兵庫県

イチジク(無花果)

Katakura 表示名称 ： シゾサッカロミセス／イチジク果実発酵液

INCI : SCHIZOSACCHAROMYCES/FIG FRUIT FERMENT FILTRATE

醗酵イチジクエキス

葡萄と並び人類が食べる世界最古の果実のひとつ。

ポリフェーノール、ビタミンB1、B2、Cを含み、美容に効果的

不老長寿の果実と称され、イチジクに含まれる

ベンズアルデヒドは癌に効果的。

また、若返りホルモン『エストロゲン』を含む。

醗酵イチジクエキスの

ヒアルロン酸産生促進効果・保湿効果

醗酵イチジクエキスの

ヒアルロン酸産生促進効果

Katakura 表示名称 ： シゾサッカロミセス／イチジク果実発酵液

INCI : SCHIZOSACCHAROMYCES/FIG FRUIT FERMENT FILTRATE

醗酵イチジクエキス

醗酵イチジクエキスに優れたヒアルロン酸産生促進効果と

高い保水能力が認められた。

100

110

120

2.5% 5%

AH酸産生量

/細胞数

[%

コントロール

]

醗酵イチジクエキス濃度

醗酵イチジクエキスの保湿効果

0

1

2

3

4

5

6

7

8

0 50 100 150 200

水分吸収量

(m

g)

time(min)

トレハロース

醗酵イチジク

トレハロース

醗酵イチジクエキス

時間(分)

Annual Meeting of Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry 2014

Effects of fermented fig solution

on skin properties of women

2012年6月27日

Kobe College

Sahoko Fukushima,

Manami Yoshimura, Motoko Takaoka

醗酵工房の選定

Colony

Microscopy Figure

Schizosaccharomyces octosporus HNY-8

26S rDNA-D1/D2の塩基配列解析の結果、

(BLAST Search, Top 30 base sequence)

Schizosaccharomyces octosporusy と断定

ハチミツから８回目の単離で得られた菌株：ハニー８

Control S. cerevisiae

Re

lative

ce

ll g

row

th (%

)

HNY-8 60

80

100

120

繊維芽細胞に対する HNY-8

の影響

ハチミツ中に存在する菌を単離

分裂酵母

醗酵イチジクが出来るまで

Fig paste

Sterilization

Inoculation 酵母: Schizosaccharomyces octosporus HNY-8

Culture

Sterilization

Separation

醗酵イチジク溶液

ペースト状にしたイチジク

品種 Masui Dauphin

(Brand name: “ONOKOMACHI” ) 121℃, 30min

Filter-Press

Fermented fig solution

Filtration 0.45mm 濾過滅菌

1%溶液

< Fig paste > 醗酵イチジクの製法

醗酵(HNY-8)

醗酵イチジクの単回塗布試験

マーキング 両腕内側で手首から15cmのところ3か所にマーキング

肌水分測定

処理

肌水分測定

Corneometer 825: Integral

1.5cm角のろ紙をマーキング上に置き、サンプルを各30μ塗布(1 min)

30秒おきに300秒間、水分量を測定

A) 脱塩水

B) イチジクエキス（醗酵前）

C) 醗酵イチジクエキス 5%溶液

検体: 14名の神戸大学の学生および女性職員(Age: 25.2±4.9)

Room: Temperature 22℃, Humidity 50%

単回塗布測定結果

Before 0 30 60 90 120 150 180 200 240 270 300

Time (Sec)

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

⊿M

ois

ture

(arb

itra

ry)

脱塩水

イチジクエキス（醗酵前）(5%)

醗酵イチジクエキス(5%)

肌水分量 (n=14)

イチジクは発酵させることで保湿効果が向上する

醗酵イチジクの連続塗布試験

0 2 4 5

朝晩2回毎日4週間塗布 塗布を

中止

測定 測定 測定 測定

(W)

Conditions:蒸留水と醗酵イチジクエキスを、ブラインド状態で左腕内側の手首から

15cmのところにそれぞれ50μL塗布。

Sample: A) 脱塩水 B) 醗酵イチジクエキス（5%）

測定条件

肌水分量 Corneometer 825: Integral

経皮水分蒸散量 Tewameter TM300: Integral

キメの測定 i-scope: Moritex (image J)

Skin image Image selection Area measurement

150mm × 150mmの皮膚細胞の皮溝をイメージ化して面積で算出

→ 細かな三角形になる面積が多いほど、キメが細かい

Room: Temperature 22℃, Humidity 50%

検体14名の神戸大学の学生および女性職員(Age: 25.2±4.9)

連続塗布試験結果

0

5

10

15

20

⊿M

ois

ture

(arb

itra

ry)

0

Test period (W)

2 4 5

-7

p<0.05

塗布期間

塗布中止期間 肌水分量

脱塩水

醗酵イチジクエキス(5%)

*

*

イチジク発酵液は連続塗布においても

優位に保湿性を示す。

塗布を止めた１週間も保湿性を持続

連続塗布測定結果

0

2

4

-2

0 2 4 5

⊿T

ransep

iderm

al w

ate

r lo

ss (

g/m

2h

) 経皮水分蒸散量 (TEWL)

塗布期間

Test period (W)

脱塩水

醗酵イチジク（5%）

**

p<0.01 **

塗布中止

塗布期間中は、水と比較して

蒸散量を抑えることが出来た。

塗布を中止すると水と同等となった。

連続塗布測定結果

キメの細かさ

Application period

⊿Textu

re a

rea (

arb

itra

ry)

0.0

0.1

0.2

-0.1

0 2 4 5

脱塩水

醗酵イチジク（5%）

Test period (W) p<0.01 **

** ** **

Stop application

肌のキメ面積が蒸留水を塗布した場合と比べて有意に向上し、細胞のひとつ

ひとつがきれいな三角形を示し、皮丘部分が整った被験者が増えた。

連続塗布測定結果

キメの細かさ 塗布前 塗布2週間後

塗布4週間後 塗布中止1週間後

Conclusion

Pectin Fructose Glucose Sucrose (%) (g/L) (g/L) (g/L)

イチジクエキス

醗酵イチジクエキス

0.19

0.19

18.0 20.1 1.0

6.1 6.5 0.7

醗酵前後の構成成分（糖質の変化）

単回塗布試験

肌水分量 Improvement

連続塗布試験

肌水分量 Improvement

TEWL

キメの細かさ

Suppression

Improvement

醗酵イチジクエキス