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横断面図の作図(補足資料) AutoCAD テンプレートの入手 学科サーバ(http://www.cande.iwate-u.ac.jp/sokuryo/index.html)から「odan_template.dwt」をダウンロー ドして、パソコン(大学のパソコンの場合は M ドライブや自分の USB メモリなど)に保存する。 横断面図の作図開始 AutoCAD を起動して 「ファイルを開く」をクリック 「ファイルの種類」を「図面テンプレート(*.dwt)」にする。 ダウンロードしたテンプレートファイル「odan_template.dwt」を選択して開く テンプレートファイルは文字設定、寸法設定、画層設定がされている。 用意されている図面枠内に横断面図を作成する。 道路部分は同じ断面(のり面幅は異なるが)となる場合が多いので、複写を有効に利用すると効率が良い。

横断面図の作図(補足資料) - Iwate University画層の選択 書きたい線や文字に対応した画層 を選択して、横断面図を作成する。 中心線、地盤・測点、盛土、切土

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横断面図の作図(補足資料)

AutoCADテンプレートの入手

学科サーバ(http://www.cande.iwate-u.ac.jp/sokuryo/index.html)から「odan_template.dwt」をダウンロー

ドして、パソコン(大学のパソコンの場合はMドライブや自分の USBメモリなど)に保存する。

横断面図の作図開始

AutoCADを起動して

① 「ファイルを開く」をクリック

② 「ファイルの種類」を「図面テンプレート(*.dwt)」にする。

③ ダウンロードしたテンプレートファイル「odan_template.dwt」を選択して開く

テンプレートファイルは文字設定、寸法設定、画層設定がされている。

用意されている図面枠内に横断面図を作成する。

道路部分は同じ断面(のり面幅は異なるが)となる場合が多いので、複写を有効に利用すると効率が良い。

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画層の選択

書きたい線や文字に対応した画層

を選択して、横断面図を作成する。

中心線、地盤・測点、盛土、切土

の使い分けは下図を参照。

寸法は標準横断面図の寸法を作図

する際に使用する。

文字の種類と寸法種類の選択

切土

盛土 地盤・測点

中心線

側溝寸法用

側溝以外の寸法 図面タイトル

測点番号、切土・盛土高、

面積

画層を盛土や切土にして作図すると

線や文字は自動的に青や赤になる。

画層を中心線にして作図すると、線

は一点鎖線となる。

画層に色や線の種類が設定されている。

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複写(移動)について

下の図の切土断面を

上の図にコピーする コピーしたい部分を

クリックして選択

コピーコマンドの

ボタンをクリック

コピーしたい図形の

基点をクリックする

基点をつかんでコピーする図形を動

かせるので、コピー先まで移動して

コピー図形を置きたい点でクリック

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線の延長(短縮)

この線を右に延長し

たい場合

延長したい線をクリ

ックして選択する

延長したい端点の■

にマウスカーソルを

合わせてクリック

延長したい方向に沿

ってマウスカーソル

を動かす。

延長するときはマウ

スカーソルの近くに

「延長」と表記されて

いるか確認する

水平や垂直な線を引

くときは、緑点線のガ

イドが出ていること

を確認して線を引く

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面積測定

各横断面図を作図したら、断面の面積を測定する。

面積測定の手順は、面積測定用の領域作成 → 面積測定の順で行う。

画層を、面積測定用の領域を作成するため「面積計算」にする。

中心線があると、領域作成の際に中心線で領域が分断されてしまうため、中心線を非表示にする。

「中心線」画層の左側の電球のようなマークをクリックして、中心線を非表示にする。

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「境界作成」を選択して、表示されるダイアログの「OK」をクリックする。

領域を作成したい(面積を計算したい)断面の内側にマウスカーソルを移動させて、クリックする。

道路の線(下の図では赤線)と地盤線(白線)に囲まれた領域が作成されて緑線で表示される。

領域が作成できない場合は、どこかで線が途切れている場合があるので、拡大して確認する。

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上部のリボンから「ユーティリティ」→「計測」→「面積」を選択する。

先ほど作成した領域オブジェクトの面積測定するので、「o」(小文字のオー)を入力してエンターキーを押す。

作成した領域の線部分をクリックすると「領域=78.330」と、画面の下方に面積が表示される。

同時に周長も表示されるため、値のメモの間違いに注意する。

測定した面積を切土は CA.=・・・、盛土は B.A.=・・・ として各断面の下側に表記する。

全ての面積測定が終了したら、「中心線」画層は表示、「面積計算」画層は非表示にする。

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標準横断面図の作成

①標準横断面図は他の断面図と縮尺が異な

るため、図面枠の外に作図する。この時は縮

尺の違いを気にせずに、他の横断面図と同じ

ように作図する。(見た目は同じ縮尺)

②作図が完了したら、左下の「レイアウト1」

タブをクリックする。

③画面が切り替わったら、上部のリボンの

「ホーム」タブをクリックして、画層を「0」

にする。

④上部リボンの「レイアウト」タブをクリッ

クして、「矩形」をクリックする。

⑤標準横断面図を配置したい場所に左上→

右下の順にクリックして四角い窓を作る。

⑥画面下方のバーが「モデル」になっていれ

ば作成した窓の中の表示位置や縮尺を変更

できる。下方バーの縮尺を「1:100」にして、

標準横断面図を窓中央に表示させる。