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道後温泉地区インバウンド推進事業業務委託 仕 様 書 別紙1(仕様書)

道後温泉地区インバウンド推進事業業務委託 仕 様 · 道後温泉地区の内、伊予鉄道道後温泉駅~本館、飛鳥乃湯泉など道後温泉活性化計画

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Page 1: 道後温泉地区インバウンド推進事業業務委託 仕 様 · 道後温泉地区の内、伊予鉄道道後温泉駅~本館、飛鳥乃湯泉など道後温泉活性化計画

道後温泉地区インバウンド推進事業業務委託

仕 様 書

別紙1(仕様書)

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目 次

1.業 務 名 ................................................................................................................. - 1 -

2.目 的 ................................................................................................................. - 1 -

3.履行期間及び条件 ................................................................................................... - 1 -

4.提案限度価格及び条件 ............................................................................................ - 1 -

5.履行場所 ................................................................................................................. - 2 -

6.業務内容等 .............................................................................................................. - 2 -

(1)道後温泉地区インバウンド受入環境整備計画等策定業務 ....................................... - 2 -

1)現地実態把握......................................................................................................... - 2 -

2)訪日外国人モニターによる現地調査・ヒアリング ........................................................... - 2 -

3)多言語化対応検討 .................................................................................................. - 3 -

4)Wi-Fiの利用環境改善策検討................................................................................. - 3 -

(2)多言語対応サインのデザイン及び制作・設置 ........................................................... - 3 -

1)参照計画等について ................................................................................................ - 3 -

2)多言語化について .................................................................................................... - 4 -

3)景観への配慮 ......................................................................................................... - 4 -

4)その他 .................................................................................................................... - 4 -

(3)道後温泉公式サイト多言語対応業務..................................................................... - 5 -

(4)訪日外国人旅行者向け観光ガイド・マップ等制作・印刷業務 .................................... - 5 -

(5)受注者が提案する効果的な業務(独自提案) ...................................................... - 5 -

7.参考資料 ................................................................................................................. - 5 -

8.業務執行体制 .......................................................................................................... - 6 -

9.提出書類 ................................................................................................................. - 6 -

10.打合せ協議 ........................................................................................................... - 6 -

11.成果品 ................................................................................................................. - 7 -

12.成果品の利用 ....................................................................................................... - 7 -

13.著作権等の取扱い ................................................................................................ - 7 -

14.業務実施計画及び実施報告、支払方法等 .............................................................. - 7 -

15.権利義務の譲渡等の禁止 ...................................................................................... - 7 -

16.事故責任 .............................................................................................................. - 8 -

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17.再委託 ................................................................................................................. - 8 -

18.仕様変更 .............................................................................................................. - 8 -

19.損害賠償責任 ....................................................................................................... - 8 -

20.費用の負担 .......................................................................................................... - 8 -

21.契約の解除 .......................................................................................................... - 8 -

22.秘密の保持 .......................................................................................................... - 8 -

23.個人情報 .............................................................................................................. - 8 -

24.この仕様書に定めのない事項 .................................................................................. - 9 -

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1.業 務 名

道後温泉地区インバウンド推進事業業務委託(以下「本業務」という。)

2.目 的

日本最古の歴史を誇る道後温泉は、市民をはじめ、国内外から多くの観光客が訪れ、

道後温泉本館(以下、「本館」という。)と道後温泉 椿の湯(以下、「椿の湯」とい

う。)の入浴客は年間100万人を超え、道後温泉宿泊者数は約90万人にのぼる四国・松

山を代表する観光地である。

本館を今後も永く維持・活用し、後世に引き継ぐために、平成31年(2019年)1月15

日に本格的な保存修理工事に着手しており、そのような中、本館の魅力だけに頼らず、

100年先も道後に人が集うよう、賑わいを創出するため、平成29年(2017年)12月26日

に「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)(以下、「飛鳥乃湯泉」という。)」が

グランドオープンを迎え、平成31年(2019年)1月には、「道後温泉 空の散歩道」に足

湯を含めた眺望施設の整備を実施した。

また、平成31年度(2019年度)には本市が取り組むクルーズ船誘致、平成32年度

(2020年度)には、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定しており、年々増

加する訪日外国人旅行者(インバウンド)への対応が課題であり、特に、道後温泉地区

への観光客等が多いアジア(台湾)圏からの訪日外国人旅行者への対応が急がれてい

る。

そこで、道後温泉地区及び本館保存修理工事の状況や観光拠点(観光スポット)につ

いて、訪日外国人旅行者に対し、分かりやすく案内・誘導するなどの受入環境の充実に

より、道後温泉地区全体の誘客促進や来訪者増加につなげる必要がある。

訪日外国人旅行者が道後温泉地区内の目的地にスムーズにたどり着き、道後温泉地区

の魅力を堪能できるようにすることで、道後温泉地区の満足度向上による創客効果や滞

在時間の増加による消費喚起を図るため、本業務を実施するものである。

3.履行期間及び条件

【履行期間】

契約締結日 ~ 平成32年(2020年)2月29日まで

4.提案限度価格及び条件

【提案限度価格】

¥42,773,400 円(消費税及び地方消費税の額を含む)

※上記に含まれている消費税及び地方消費税は、募集要領の作成時点の税率(8%)を

付加したものであり、消費税及び地方消費税の税率の改正がされた場合はその税率

(10%)に従う。

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5.履行場所

市長が指定する場所

本業務は、主に道後温泉地区(道後温泉活性化計画の対象エリア)を対象とする。

注)道後温泉地区・・・本仕様書では、道後温泉地区の範囲は、道後温泉活性化計画

に位置付けられる、本館を中心として北側の松山神社、東側の

石手寺、南側の道後公園で囲まれる東西約 1.5km、南北約

1.5km の二等辺三角形のエリアを対象とする。

6.業務内容等

本業務は、次に記載の内容を実施するものとする。

(1)道後温泉地区インバウンド受入環境整備計画等策定業務

インバウンド推進を図る受入環境整備をすみやかに実施するため、下記の1)~4)ま

での業務を反映し、実現可能性を考慮した上で、整備計画を策定する。

計画は、訪日外国人旅行者等が伊予鉄道道後温泉駅から道後温泉活性化計画(平成 27

年(2015 年)5 月策定)の「椿の湯周辺エリア」、「本館・冠山周辺エリア」、「上人坂

周辺エリア」の回遊を促進する仕組みづくりを立案する。訪日外国人旅行者を道後温泉地

区の地域資源や観光施設に誘導し、街歩きにより満足度を向上させ、多くの道後温泉のフ

ァンを獲得することを目指すものとする。

現状課題及び実施すべき内容、概算事業費、目標設定、実施後の効果などを記載し、進

捗管理が可能な計画書とする。

1)現地実態把握

道後温泉地区の内、伊予鉄道道後温泉駅~本館、飛鳥乃湯泉など道後温泉活性化計画

の重点整備エリア(椿の湯周辺、本館・冠山周辺、上人坂周辺)までの経路に設置され

ている既存サイン(案内標識や誘導サイン、看板類)の設置状況、権利関係(土地及び

施設所有者や占用物件者など)、記載内容を調査し、その位置及び写真等を整理する。

次に、道後温泉地区内の多言語対応のマップ類を収集し、その内容を精査し、一覧表

を作成する。

2)訪日外国人モニターによる現地調査・ヒアリング

受注者で、観光客目線で評価ができる、英語、韓国語、中国語(繁体、簡体)を母国

語とする国及び地域の訪日外国人モニターを各2名以上選定する。

訪日外国人モニターは本業務の趣旨を理解の上、多数の訪日外国人旅行者が訪れる観

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光地を回遊する。観光コースは、伊予鉄道道後温泉駅を起点に発注者と協議し決定す

る。

訪日外国人モニターからは、既存サインやマップ類の多言語対応の状況、音声翻訳機

やタッチパネル端末等の多言語コミュニケーションツールの導入、自治体フリーWi-Fi の

利用状況やフリーWi-Fi に希望する機能(回線速度、接続期間など)、道後温泉公式サイ

トの多言語化の状況について、今後の課題や希望するインバウンド施策などをコメント

だけでなく、数値等で判別できるようアンケート調査やヒアリング調査を実施し、整理す

る。

3)多言語化対応検討

上記1)~2)を踏まえ、訪日外国人旅行者が目的地までに必要な情報を整理し、多

言語化対応を行うべき対象物や媒体を整理する。

なお、多言語表記の統一性・連続性の確保のため、松山市観光・国際交流課制作の

「MATSUYAMA Official Guide and Maps」に記載の文法及び名詞等を基本(原則)と

し、道後温泉公式サイトの多言語版や既存のサイン等を元に、固有名詞の対訳一覧を作

成し、表記を統一する。

4)Wi-Fiの利用環境改善策検討

道後温泉地区内の自治体フリーWi-Fiを対象として、設置箇所及び接続可能範囲、通

信速度等の調査を行い、改善策を提示する。

なお、追加設備等が必要な場合については、松山市ICT戦略課(松山フリー Wi-Fi所

管課)が委託する保守管理業者が整備等を行うため、受注者は松山市ICT戦略課と協議

を行うものとする。

(2)多言語対応サインのデザイン及び制作・設置

(1)で策定した受入環境整備計画に基づき、サイン等を制作・設置する。

新規設置サインは、床面サイン3か所、案内サイン2か所、誘導サイン8か所、解説

サイン2か所程度とする。

また、既存サインの張替については、案内・解説サイン5か所程度とする。

サインの制作設置にあたっては、下記の計画等や条件を踏まえたものとし、記載事

項やデザインについては、発注者と協議の上、決定する。

【設定条件】

1)参照計画等について

・「松山市景観計画」

(平成30年(2018年)4月、松山市都市デザイン課)

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・「景観まちづくりデザインガイドライン【道後温泉周辺地区】」

(平成29年(2017年)3月、道後温泉周辺ファサード整備事業推進連絡会)

・「まつやま道しるべマップ整備計画」

(平成14年(2002年)7月、松山市都市・交通計画課)

・「観光案内標識整備計画」

(平成18年(2006年)3月、松山市都市・交通計画課)

・「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」

(平成26年(2014年)3月、国土交通省観光庁)

2)多言語化について

・「解説サイン」については、解説の翻訳に加え、日本の文化や歴史に対する知識が十

分でない訪日外国人旅行者にとって補足すべき解説文章や補足説明を加える。

・ピクトグラムは、連続性・統一性の確保のため「標準案内用図記号」((財)交通エ

コロジー・モビリティ財団)を使用する。

・QRコードを活用するなどスマートフォンやタブレット等のデジタル端末に対応した

多言語化を実施する。

・電子案内看板やデジタルサイネージは、採用しない。

・翻訳の確認について、受注者が責任をもって実施し、翻訳証明書等を提出する。

3)景観への配慮

・サインは、周辺環境と調和、景観に配慮したデザインとすること。学識経験者、関係

機関や地元関係者(道後温泉旅館協同組合、道後商店街振興組合、道後温泉誇れるま

ちづくり推進協議会)の意見を踏まえた内容とすること。

・サイン制作、設置に際しては、松山市景観計画を遵守し、本館周辺景観形成重点地区

(松山市景観条例)において必要な届出等を受注者が行うこと。

・訪日外国人旅行者にとって分かりやすいものとなるよう、適切な限り統一感を持たせ

たデザインとすること。

4)その他

・サインのデザインについては、道後温泉地区の地域らしさや新たな魅力を伝えるもの

とする。

・地図上の表示は視認性に配慮し、地図色と地色の明度差を大きくし(5位以上を目

安)、赤と緑、彩度の低い色どうし(灰色と薄緑色)など、色覚障害者が判別しにく

い色の組み合わせを避けるものとする。

・夜間の景観にも配慮し、必要に応じ照明を設置する。

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(3)道後温泉公式サイト多言語対応業務

道後温泉公式サイト(以下「公式サイト」という。)は、平成30年(2018年)6月に多

言語対応(英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語)を実施したが、本館保存修理工事

の進捗など訪日外国人旅行者に対して、適切に情報発信を行うため、本業務で多言語対応

を実施する。多言語対応に必要なデザインや翻訳は本業務に含むものとする。

現在、多言語化されている4言語について、年2回程度更新することを想定しているが、

更新内容等により更新回数を決定する。更新内容は、受注者が訪日外国人旅行者のニーズ

を踏まえ、発注者と協議の上実施するものとする。

(4)訪日外国人旅行者向け観光ガイド・マップ等制作・印刷業務

観光ガイド・マップは、施設等の概要をまとめた、A5版で、約20ページ程度のものを制

作し、また、A4版の概要版リーフレット(両面)を作成する。

具体的な内容は、(1)道後温泉インバウンド受入環境整備計画等策定業務で実施す

る、訪日外国人モニターによる現地調査・ヒアリングを元に、受注者において訪日外国人

旅行者にとって訴求性が高く、道後温泉地区の回遊性を高める内容を提案し、発注者と協

議の上、決定する。

また、ガイド・マップと連動した、訪日外国人旅行者の街歩きを誘発するアプリの導入

等を検討し、発注者と協議の上、実施する。

(言語)

日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語

(内容)

① 施設利用案内:本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯の入浴方法や料金形態、交通アクセス

など

②伊佐爾波神社、円満寺、宝厳寺等の訪日外国人旅行者が回遊できるスポット紹介

③マップ:主要観光施設、公衆トイレ、外貨取扱機関、モデルコースの紹介など

(部数)

A5版 ガイド・マップ 5,000冊(5言語×1,000冊)

A4版 リーフレット(両面) 10,000枚(5言語×2,000枚)

(5)受注者が提案する効果的な業務(独自提案)

提案限度価格内で受注者が実行可能なもので、追加予算を必要としない範囲において、

より多くのインバウンドの創客が見込まれるなど、本業務の目的を達成するために独自の

提案に基づき実施する。

7.参考資料

①「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成 28 年(2016 年)3 月 30 日、明日の日本を

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支える観光ビジョン構想会議決定)

② 「観光活性化標識ガイドライン」(平成 17 年(2005 年)6 月、国土交通省)

③ 「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート結果」(平成

29 年(2017 年)2 月、無料公衆無線 LAN 整備促進協議会第 4 回幹事会(総務省、

観光庁))

④「松山市公衆無線 LAN 重点整備計画」(平成 27 年(2015 年)、松山市 ICT 戦略課)

8.業務執行体制

1.実施体制

(1)本業務は、スケジュール調整を行い円滑な事業展開が必要であることから、業務経

験があり、本業務全体を一貫して総合的にマネジメントできる業務責任者を置くこと。

なお、業務責任者は履行期間中、原則変更しないこととする。

(2)発注者と受注者での打合せ協議などにおいて、受注者側の窓口を一元化し指示命令

系統を統率するとともに、迅速な現場対応を図り、業務責任者が不在の場合のバックア

ップ体制を確保すること。

2.関連事業との連携

(1)別事業で松山市観光・国際交流課が実施予定の「松山市外国人観光客実態調査業務

委託」等の調査と進捗状況を共有するなど、効果的・効率的な事業成果となるよう連携

を図ること。

(2)必要に応じ、地元観光事業者等で組織される「道後温泉活性化懇談会」等において

意見を収集するなど、地域の意見を反映した事業展開を図ること。

9.提出書類

業務の着手及び完了にあたり、次の書類を提出しなければならない。

(1)着手届

(2)業務実施計画書

(3)業務工程表

(4)業務執行体制表

(5)業務実施報告書

10.打合せ協議

本業務の進行管理や業務実施・成果等について、発注者、学識経験者や関係機関等と

連携を図り、情報共有しながら適切な業務が遂行されるよう、原則月 1 回、発注者と受

注者の協議により両者承諾の上、ミーティングを行うこと。

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11.成果品

本業務の成果品は、次のとおり正1部、副1部(紙媒体2部、電子媒体2部)とする。

(1)業務実施報告書(正・副)

(2)成果品の電子媒体(正・副)

(3)制作物 1 式(正)

(注)電子媒体は、DVD-R又はHDD等とする。

12.成果品の利用

本業務における成果品の権利等は、全て発注者に帰属するものとし、受注者は発注者

の承諾を得ないで、他に公表し、貸与し、又は使用してはならない。

13.著作権等の取扱い

(1)受注者は、委託業務の成果物に対し、著作権法(昭和45年法律第48号)第21条(複

製権)、第23条(公衆送信権等)、第26条の2(譲渡権)、第26条の3(貸与権)、第

27条(翻訳権、翻案権等)及び第28条(二次的著作物の利用に関する原著作者の権

利)に規定する権利を、成果物の納入、検査合格後、直ちに発注者に無償で譲渡する

ものとする。

(2)受注者は、本著作物に関する著作者人格権を行使しないものとする。

(3)受注者は、成果物が第三者の著作権を侵害しないことを保証し、第三者から成果物

に関して著作権侵害を主張された場合の一切の責任は、受注者が負うものとする。

(4)(1)の規定に関わらず、成果品に第三者が権利を保有する素材を使用した場合にお

いて、受注者と当該権利保有者との契約内容により、成果品を業務期間終了後も期

間・態様の制限なく利用することが難しい場合は、双方協議の上、成果品の利用期間

及び態様の限定を行うものとする。

14.業務実施計画及び実施報告、支払方法等

受注者は本業務実施にあたり、業務実施計画書を契約締結から速やかに提出するこ

と。なお、業務実施計画書の作成にあたっては、発注者と協議を行い作成すること。

また、発注者は受注者からの適法な請求書の提出を受けた日から30日以内に本業務の

出来高にかかる委託料を支払うものとする。

15.権利義務の譲渡等の禁止

受注者は、生じた権利義務を第三者に譲渡し、再委託又は担保に供してはならない。

ただし、発注者の承諾を得た場合はこの限りではない。

本業務の成果に伴う権利関係(著作権等)を整理し、発注者への権利帰属を求める

が、それらが困難な場合は、二次利用を含めて、権利関係を明示すること。

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16.事故責任

受注者は、本業務に従事する者を指揮監督し、本業務実施中において生じた事故等に

ついては、受注者において全ての責任を負うものとし、適正に対処するものとする。

17.再委託

原則として、本業務の全部を第三者に再委託してはならない。

なお、本業務に伴う成果物については、物品等の製造いかんにかかわらず、受注者が

最終責任を負うこととし、これが受注者と製造者との契約等によって担保されているこ

と。

18.仕様変更

受注者は、やむを得ない事情により本仕様書の変更を必要とする場合には、費用負担

も含め予め発注者と協議の上、承認を得ること。

19.損害賠償責任

受注者は、本業務の実施に関し故意又は過失により発注者又は第三者に損害を及ぼし

たときは、直ちに損害を賠償しなければならない。ただし、損害の原因が不可抗力によ

るものと認められた場合は、双方協議の上、決定する。

20.費用の負担

本業務に要する資機材、消耗品、保険等は、全て受注者の負担とする。

21.契約の解除

発注者は、受注者が、その責めに帰するべき理由によりこの仕様書に定める事項に違

反したとき及び契約期間内に本業務を履行する見込みがないと明らかに認められるとき

は、契約を解除することができる。

22.秘密の保持

受注者及び連携事業者や業務責任者等の本業務の受注に関係する者は、本業務の実施

にあたって知り得た秘密や情報を他人に漏らしてはならない。

23.個人情報

受注者及び連携事業者や業務責任者等の本業務の受注に関係する者は、この契約によ

る事務を処理するための個人情報の取扱いについては、別記「個人情報取扱特記事項」

を遵守しなければならない。

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24.この仕様書に定めのない事項

この仕様書に定めのない事項については、松山市契約規則及び松山市財務会計規則に

よるものとし、これらの規則に定めのない事項又は疑義が生じたときは、必要に応じて

双方協議の上、定めるものとする。