区民と創る 港区の男女平等参画のための情報誌

43VOL.

特集

リーブラ・これまでの歩み

港区からのお知らせ新たに区内中小企業５社を港区ワーク・ライフ・バランス推進企業に認定！

みなとパーク芝浦（外観）

港区立男女平等参画センター受付

リーブラのマスコットキャラクターの愛称が決定！「りぶら」です。よろしくお願いします。リーブラのマスコットキャラクターの愛称が決定！「りぶら」です。よろしくお願いします。

「OASIS オアシス」は、老若男女すべての人々がやすらげる場所という意味をこめて、区民参加の編集会議で決めた名称です。

P.2

P.5

P.7

Book Review（ブックレビュー）少年たちの贖罪　罪を背負って生きる／リオとタケル

心のサポートルームTwitterとホームページのご案内

リーブラニュース

発行：港区 総務部 人権・男女平等参画担当　平成27年（2015年）1月

重本　桂さんしげもと　かつら

リーブラな人たち　第2回

P.7

P.6

P.8

平成27年度・助成事業（パートナーシップ事業）企画募集のご案内 P.8

P.8

2OASIS Vol.43

す。また、同じ年には港区婦人ニュース「窓をあけよ

う」も創刊されています。「窓をあけよう」には、「慣

習の壁に閉じ込められている女性の生き方、考え方に、

まず自ら窓をあけて、明るい光と風を入れ、そして社

会に眼をひらこう」という思いが込められています。

　

昭和56年（1981年）2月21日（土）、22日（日）

には、第1回婦人会館文化祭が開催されました。施設

をふれあいの場として利用されていた方や、婦人問題

に取り組まれていた方々が、日頃の活動成果を発表す

る場となりました。

　

昭和58年（1983年）の第3回婦人会館文化祭で

は港区立婦人会館のマスコットマークも決定しました。

●設立に至るまで

　

昭和52年（1977年）、この年は国際連合が定め

た国際婦人年にあたります。港区ではこの年の9月に

婦人会館の開設を決定し、翌10月には区民部区民課を

婦人に関係する問題を取り扱う総合窓口とすることを

決定しました。翌、昭和53年の春には、婦人問題の担

当主査が設置されたほか、婦人会館の基本設計図も完

成し、9月には工事着工となりました。　

昭和54年

（1979年）

12月には「港

区立婦人会館

条例」が制定

され、建物な

どのハード面

だけでなく、

区として初め

ての「婦人総

合計画」の策

定や、女性問

題の担当部門

の設置など、ソフト面での整備も進んでいきます。

●婦人会館誕生

　

昭和55年（1980年）4月8日に港区立男女平

等参画センターの前身である、港区立婦人会館が開館

しました。開館前に発行された利用の手引きでは、当

時の川原区長が「桜と共に花開く婦人会館〜婦人にか

ける大きな期待〜」のタイトルで「港区の婦人が、趣

味に、教養に、生きがいに、その人生設計に様々な彩

りを添えるよう、大いに活用してほしい」と書いてい

ます。

　

開館と同じ年に、港区立婦人会館は、事業の内容や、

活動の報告を取り上げた「婦人のひろば」を刊行しま

リーブラ・これまでの歩み

平成26年（2014年）12月22日（月）に港区立男女平等参画センターは、新施設であるみなとパーク芝浦内に移転いたしました。

今号では、その歴史を振り返りながら、新施設の模様もご案内いたします。

1980年代のリーブラ周辺（田町駅芝浦口）

港区婦人ニュース「窓をあけよう」創刊号

港区立婦人会館のマスコットマーク

マスコットマークの決定を伝える「窓をあけよう」の記事

とし、シンボル

マークも公募で

決定しました。

この愛称は、男

女平等の願いを

込めた、平等を

象徴するてんび

ん座をモチーフ

にした愛称およ

びマークで、施

設名が男女平等

参画センターと

なった今でも、ひきつづき使われています。

●男女平等参画センター「リーブラ」として

　

平成14年（2002年）4月に条例が改正された

こととあわせて、施設名が「女性センター」から「男

女平等参画センター」に変更となりました。

　

平成16年（2004年）4月には、港区男女平等

参画条例が施行されました。この条例により、男女平

等参画センターは、区民や団体が地域で男女平等参画

を推進する活動の拠点施設として位置づけられました。

　

また、港区婦人（女性）ニュース「窓をあけよう」も、

大幅にリニューアルされて、区民と創る港区の男女平

等参画のための情報誌「O

ASIS

（オアシス）」となり

ました。オアシスには、老若男女すべての人がやすら

げる場所という意味がこめられており、区民参加の編

集会議で決められました。

　

平成21年（2009年）1月には、区立図書館と

の連携によりリーブラの図書資料室で区立図書館の貸

●10周年

　

平成2年

（1990

年）、港区立

婦人会館は10

周年を迎えま

した。この時

から、これま

での情報誌

「婦人のひろ

ば」は「じょ

せいのひろ

ば」と名称を

新たにすると

ともに、10周

年記念号とし

てこれまでの

10年の歩みが

掲載されまし

た。10年間で、

85万9千3百9人が利用されたことや、施設利用の合

計件数が4万5千78にのぼったことが記されています。

●女性センター「リーブラ」へ

　

平成7年（1995年）4月に、港区立婦人会館

は港区立女性センターとしてリニューアルオープン

しました。また、女性センターの愛称を「リーブラ」

2014年のリーブラ周辺（田町駅芝浦口）

女性センター・リーブラとしてリニューアルオープンした際の情報誌

港区男女平等参画条例のリーフレット

「じょせいのひろば」15周年記念号

港区芝公園1－5－25

港区総務部

人権・男女平等参画担当

「OASISオアシス」

編集部 行

料金受取人払

差出有効期間

平成28年1月

31日まで

切手を貼らずに

ご投函ください

芝局承認

7824

1058790

141

郵便はがき

ご住所

お名前

年齢　　　　歳

ご職業

男・女

電話番号

（　　　）

キ リ ト リ セ ン

キ

リ

ト

リ

セ

ン

出・返却などができるようになりました。現在、駅か

ら近いこともあって多くの方に利用いただいています。

●新施設への移転、そして未来へ

　

平成26年（2014年）、これまで34年間にわたっ

て区民の皆さんにご利用いただいた施設をあとに、12

月22日（月）に新施設・みなとパーク芝浦に移転しま

した。

　

男女平等参画社会の実現のため、区民や団体による

活動の支援や、男女平等参画施策に関する事業を推進

する拠点施設として、より多くの区民の皆さまにご利

用いただけるよう、リーブラは関心の高いテーマや身

近な話題を切り口とした講座やイベントなどを開催し

ていきます。そして、「すべての人が性別にとらわれず、

自分らしく豊かに生きる」ことができる社会づくりの

ために、男女平等参画を未来に向かって推進していき

ます。

区民と創る港区の男女平等参画のための情報誌「OASIS」創刊号

リーブラでは、この「みなとパーク芝浦」への移転にあわせ、マスコットキャラクターを創りました。平成26年10月よりおこなった愛称の募集では、225件の応募と182もの候補が集まりました。投票や運営協議会での検討を経て、愛称は「りぶら」に決定しました。

りぶらこれからさまざまな場面で登場します。よろしくお願いします♪

リーブラのマスコットキャラクターの愛称が決定！

★☆りぶら・プロフィール☆★てんびん座から舞い降りた妖精。誕生日は12月22日（新施設の移転日）。好きな食べ物は芝浦の夏みかんです。趣味は運河でクルージングです。使命は背中のマントで港区のいろいろな場所へ飛んで行き、男女平等参画について啓発することです。

OASIS｢オ

アシス｣は読者のみなさんの声をお待ちしております。

（該当する箇所に○をしてください）

● 特集記事「リーブラ・これまでの歩み」について

良かった　　　普通　　　良くなかった

● 「新たに区内中小企業5社を港区ワーク・ライフ・バランス

　　推進企業に認定！」について

良かった　　　普通　　　良くなかった

● 「リーブラな人たち　第2回」について

良かった　　　普通　　　良くなかった

● OASIS｢オアシス｣をどこでご覧になりましたか

リーブラ　リーブラ以外の区の施設　その他（　　　　　　）

● 「関心のあるテーマ」又は「取り上げてほしいテーマ」

などがありましたら、下記の欄にご記入ください。

ご協力ありがとうございました。（Vol.43）

◆ 「関心のあるテーマ」又は「取り上げてほしいテーマ」

キ リ ト リ セ ン

キ

リ

ト

リ

セ

ン

5 OASIS Vol.43

認定証交付式

平成26年度　港区ワーク・ライフ・バランス推進企業　取組内容一覧

新たに区内中小企業５社を港区ワーク・ライフ・バランス推進企業に認定！

新たに区内中小企業５社を港区ワーク・ライフ・バランス推進企業に認定！

クロスコ株式会社

株式会社プレシャスライズ

株式会社ホスピタリティワン

株式会社リベロ・パーフェクション

ジャトー株式会社東京支社

株式会社ルナサンド（平成 25年度認定企業）

企業名

認定分野※

取組内容（抜粋）子育て

職場環境

○ ○

○ ○

○

○

○

○ ○追加

育児短時間勤務制度を導入。子育て両立支援制度を社内イントラネットに掲示し全社周知。相談窓口を設置して意見聴取、復帰者が自身の事例を踏まえて制度の改善や見直しに取り組んでいる。

自社業務（家事代行）の社員割引利用制度を導入。スタッフの要望をヒアリングや自己申告制度で把握し、勤務時間・担当業務等を配慮。担当者を任命して具体的な戦略を構築する体制を整えている。

情報端末機器等の導入で業務の IT 化を図り、日頃から業務負担の大きい訪問記録等を効率化。業務特性からメンタルヘルスにも力を入れており、社員交流会など、普段から話しやすい環境づくりを実践。

出産・育児社員第 1 号の誕生を機に仕事と子育ての両立に必要な制度を社内会議で整備し、対象者に合わせて制度を作成。育児休業取得促進と復帰後のフォロー、育児中の短時間勤務を適用。

安全衛生委員会の取組で社員に長時間労働削減に対する意識付けを実施。労務・業務管理研修等で、効率化と残業減に向け、業務上必要なこと（need to have）とサービス（nice to have）の仕分けを明確化した。

業務を複数人で分担する等の方法により、短時間勤務の採用や、子どもの看護休暇を取りやすい体制を整えている。また、業務体制の問題は、その都度現場ヒアリングで改善を図り、負担が偏らない体制を整えている。

※「子育て」…子育て支援分野、「職場環境」…働きやすい職場環境づくり分野。地域活動支援分野、介護支援分野の認定はありま　せんでした。

　

区では、仕事と子育ての両立や、男女がともに

働きやすい職場を実現するためにワーク・ライ

フ・バランスに取り組んでいる中小企業を「港区

ワーク・ライフ・バランス推進企業」として認定

し、その活動を積極的に後押ししています。

　

認定の対象は、仕事と子育ての両立支援に取

り組んでいる「子育て支援分野」、仕事と地域活

動の両立支援に取り組んでいる「地域活動支援

分野」、仕事と介護の両立支援に取り組んでいる

「介護支援分野」、長時間労働の削減等、働きや

すい職場づくりに取り組んでいる「働きやすい職

場環境づくり分野」の４分野です。

　

このたび、平成26年度の新規認定企業５社と、

既認定企業1社による認定分野追加を決定し、10

月23日（木）に区長から「ワーク・ライフ・バラン

ス推進企業認定証」を交付しました。各企業の取

組内容は表のとおりです。

　

企業における、取組のより一層の広がりを願っ

ています。

平成27年度の認定企業申請受付は、4月

下旬から開始を予定しています。

詳細は4月発行の広報みなとや区ホーム

ページ等でお知らせします。

港 区 か ら の お 知 ら せ

5 OASIS Vol.43

●現在募集中の講座

●2月11日（水）より募集開始の講座

6OASIS Vol.43

リーブラニュース ◆開催講座のご案内◆

　性自認、性指向、民族、体型、障がい・・・　私たちは「違い」への恐れや偏見から、自分や相手の本当の姿を見失っているのかもしれません。セクシュアリティとは、マイノリティとは・・・著者のお話を聞きながら考えてみませんか。●講師　中村　安希　さん　（ノンフィクション作家）●時間　午後2時～4時●対象　港区在住・在勤・在学の方、またはこのテーマに関心のある方●会場　学習室Ｃ

　子どもの預け先からの呼び出しや急な残業でお迎えに困ったとき、誰かに頼むと迷惑がかかるかもと思いがちです。株式会社AsMama代表の甲田恵子さんが、気兼ねをなくして安心して頼りあう社会を目指す起業家の思いと事業内容をお話しします。●講師　甲田　恵子　さん　（株式会社AsMama代表取締役CEO）●時間　午後2時～4時●対象　港区在住・在勤・在学の方、またはこのテーマに関心のある方●会場　学習室Ｃ

　人前で「もっと上手に発言できたら・・・」、「自信がなくて言えない」などと自分の意見を知らず知らずにセーブしてしまっていた経験はありませんか？自分の考えを論理的に組み立て、周囲が思わず耳を傾けたくなる発言力を身に付けましょう。●講師　小林　京子　さん　（有限会社ヒューリス代表取締役）●時間　午前10時～正午●対象　テーマに関心のある女性●会場　学習室Ｃ

　ものの見方、文章の書き方、取材の仕方や情報リテラシーを学びます。ライターの仕事をしたい方、参加してみませんか？文章を書く力は、自分を発信する力、様々な活動の基礎になります。希望者はリーブラの情報誌「OASIS（オアシス）」のライターとして参加していただけます。●講師　大橋　由香子　さん　（編集者・ライター）●時間　午前10時～正午 ●対象　港区在住・在勤・在学の方、またはこのテーマに関心のある方●会場　学習室Ｃ

　3回連続の講座を通じて、料理ができて、家庭や地域コミュニティに関わる基本を学びます。第1回は料理の基礎、第2回は家族もアッと驚く昼食づくり、第3回は周囲にも自分にも笑顔の絶えないコミュニティの作り方を考えます。●講師　【第1回・第2回】　河原　恵子　さん、【第3回】　吉永　鴻一　さん●時間　午後2時～4時 ●対象　テーマに関心のある60歳以上の男性●会場　【第1回・第2回】　料理室、　【第3回】　学習室B

こちらのページでお知らせした各講座の詳しい情報や、チラシのデータなどはリーブラのホームページ（http://www.minatolibra.jp）でご確認いただけます。

2/11

2/28

2/212/28

2/192/263/12

3/103/173/24

(水・祝)

(土)

(土)

(全回・木）

(全回・火）

著者が語る話題の本講座「リオとタケル　セクシュアリティをこえて」

子育てシェアという起業　～仕事も自分の時間もあきらめない！子育てを頼りあうシステム～

発言するチカラ！女性のためのロジカルシンキング講座　（全2回）

書いてみよう！わたしの情報誌　リーブラ・ライター養成講座　（全3回）

60歳からの男塾　─　料理入門編と自分再発見編　（全3回）

中村　安希さん（撮影：亀井重郎）

大橋　由香子さん

小林　京子さん

甲田　恵子さん

7 OASIS Vol.43

■資格をたくさんとった理由　社会保険労務士の資格をとったのは、会社で再就職者を派遣社員として採用する業務を担当していたとき、関心をもったからでした。働きながら勉強し、3回目の試験で合格しました。その直後、関心が広がり、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格も続けて取得しました。40歳ぐらいまでは有給休暇もめったにとらない仕事人間でしたが、40代以降は関心をもった資格や勉強に次々と挑戦。自分の時間を大事にする生活にシフトしました。■団体cocoro　caféとは　当初は、資格をとった後の勉強会として立ち上げ、産業カウンセラーとして働いている人の集まりでしたが、心理的なことだけでなくメンタル面も、キャリアカウンセリングのことも学んで資格をとろうということで、試験対策の勉強会もやって来ました。知識が実際のカウンセリングに役に立つように学び続けています。メンバーは、男女比が半 、々25人ぐらいです。リーブラの男女平等推進団体として登録し、リーブラの事業にも協力しています。

■小学校や中学校、高校で出前講座を行って　もともと、人に教えたり話したりすることは好きだった重本さん。この2年ぐらい社労士会を通して、大田区・品川区の小中学校・高校への出前講座に関わるようになりました。30人ぐらいが講師として活動しています。「働くということは、大切なこと」「働くことに必要なことは、いま学校で勉強していることとつながっている」ということを、賃金や労働基準法の話も交えながら、生徒たちに伝えているそうです。子どもたちの反応が感じられ、これからも楽しみな活動だそうです。

　重本さんに以前、名刺をいただいた際に、びっしりと資格や肩書きが書かれていたのを見て驚いたことがあります。上記の資格の他に、産業カウンセラー、ファイナンシャル・プランニング技能士、漢方コンサルタント、‥‥11もの資格が書いてあり、10余りの活動・団体名が書かれていました。現在も大学院で経営学を学んでいらっしゃる重本さん。今後も、リーブラに刺激を与えてください。（区民編集委員・「女子学生のための就活パワーアップ・ナビ＋インターンシップ」講座参加者：生越(おおせ)ちえりさん）

重しげもと

本　桂かつら

さん特定社会保険労務士、株式会社ツムラ勤務「女子学生のための就活パワーアップ・ナビ＋インターンシップ」講座第２回（平成26年8月27日）の講師、リーブラ・オープニングイベント企画「お仕事相談カフェ」（平成27年1月24日）の講師

リーブラの講座で講師を務めてくださった方、区内で男女平等参画に関わる活動をしている方をインタビューし、ご紹介するコーナーです。リーブラな人たち 第2回

リーブラの図書資料室に所蔵する約10,000点の資料の中から、お勧めの本を紹介します。リーブラの所蔵図書は、港区の図書館カードで借りることができます。ぜひご利用ください。

Book Review

少年たちの贖罪　罪を背負って生きる　日本評論社　2014年　青島多津子／著　少年犯罪が激減している中、平成 2 年、9 年、そして 26 年と少年法の法改正 ‐ 厳罰化 ‐が行われています。背景にあるのは「少年にも犯した罪に見合った罰を与えるべき」「刑罰を重くすれば犯罪抑止につながる」という国民感情です。そうした世の中の動きを知るたび、私たち国民が求めている「贖罪」や「反省」の中身とは何なのかということが気になっていました。本書には、医療少年院や児童自立支援施設に勤める医師の目を通した「不幸にして、加害者・加害少年と呼ばれる行動を起こしてしまった人々」の姿が描かれています。彼らの決して恵まれたとは言えない育成歴、それぞれ自分の起こした「罪」と向き合う姿を知ることができ、本当に必要なのは厳罰化なのか、あるいは治療やサポートなのか、改めて考えさせられる 1 冊です。

リオとタケル　集英社インターナショナル　2014 年　中村安あ き

希／著　著者である中村安希さんのカリフォルニア大学時代の恩師、リオとタケルの生き方を描いたノンフィクションです。　文化・芸術の分野で多くのゲイが活躍しはじめた 1970 年代のアメリカで出会い、舞台芸術の世界で 30 年以上をともに過ごしてきた二人。セクシュアリティという点でマイノリティである二人の生き方を通して、人との「違い」に縛られ、恐れている自分に気づき、人の本質と向き合うことの大切さが語られています。　読むほどに、私たちも著者とともに「未来の自分自身の姿を見つけ出す」旅をしている錯覚に陥ります。

ブックレビュー

２月11日（水・祝）に著者、中村安あ き

希さんによる講座を開催します。

8OASIS Vol.43

みなとパーク芝浦

みなとパーク芝浦

JR田町駅

田町駅東口

東京工業大学附属科学技術高等学校

三田駅

至浜松町→

JR山手線／京浜東北線

至大門→

都営地下鉄三田線

都営地下鉄浅草線

←至泉岳寺

←至品川

三田駅

東京モノレール

ちぃばす芝浦港南ルート「芝浦一丁目」

●区民編集委員：小田切 惠子（おだぎり けいこ） 木津 華子（きづ はなこ） 吉村 伸子（よしむら のぶこ）　　　　　　　 米子 尚枝（よなご ひさえ） 生越 ちえり（おおせ ちえり）●発行番号：26092-6421　●港区男女平等参画情報誌「OASISオアシス」第43号／平成27年（2015年）1月発行（年4回発行）●発　　行：港区 総務部 人権・男女平等参画担当　　　　　 〒105-8511 港区芝公園1-5-25　TEL03-3578-2111 内線2025〜7

リーブラの開催する講座やイベント、施設の運営や情報誌など、さまざまな情報を発信しています。ぜひ一度ご覧ください。

Twitterとホームページのご案内

●ホームページhttp://www.minatolibra.jp

●Twitter（ツイッター）https://www.twitter.com/minato_libra

港区立男女平等参画センター「リーブラ」〒105-0023 港区芝浦1-16-1 みなとパーク芝浦TEL：03-3456-4149 FAX：03-3456-1254 Eメール：Iibra@career-rise.co.jpホームページ：http://www.minatolibra.jpTwitter：@minato_libra

「OASIS オアシス」は読者のみなさんの声をお待ちしております。次のEメールアドレス宛に、ご意見、ご感想をお送りください。 　Eメール：Iibra@career-rise.co.jp

◆平成27年度・助成事業（パートナーシップ事業）企画募集のご案内　リーブラでは、区民の皆さまが取り組む男女平等参画を推進する事業を支援しています。この事業は、男女平等参画の推進に関わる活動を行っている、もしくはこれから行おうとする個人、団体を対象に、リーブラが助成金を交付する事業です。現在、平成27年度実施分の助成事業の企画を募集しています。　詳しくは、募集のご案内や募集要項をお読みください。

　●男女平等参画を進めたい　　　　　　　　 ●団体の活動を広げたい　●今までよりも大きな事業を実施したい　　　●男女平等参画の調査・研究を行いたい

●次のような方におすすめ

●事業規模から選べる３タイプ

家族、仕事、生き方、働き方、夫婦・親子・友人などの人間関係、離婚、ＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）、デートＤＶ、ハラスメントなど…　どのような相談も受け付けています。

心のサポートルーム リーブラ相談室　相談・予約専用電話 ▶ TEL ０3-3456-5771

＊ 弁護士による法律相談（面接）もあります。（月１回第１木曜日）＊ 相談の秘密は固く守りますので、安心してご相談ください。＊ カウンセラーがあなたといっしょに考えていきます。

リーブラのホームページでは、開催する講座やイベント、施設の運営の他、登録団体のご紹介など、関係するさまざまな情報を掲載しています。パソコンの他、スマートフォンにも最適化された仕様になっています。ぜひブックマークを！

ホームページの更新情報の他、講座の申込状況、施設利用に関する情報をつぶやいています。これから先、リーブラのマスコットキャラクターも登場してもらい、身近な情報を発信していきます。ご期待ください。

◆相談は無料です。まずはお電話ください。◆面接相談と法律相談は事前予約制になります。◆日曜・年末年始・臨時休館日を除き、祝日も開室。

月曜日から土曜日まで開室！ 祝日も開室！火曜日・金曜日は、夜も開室しています。あなたに寄り添う相談窓口

月 火 水 木 金 土

午前10時～午後４時 ● ● ● ● ● ●

午後6時～午後９時 ● ●

団体を設立したばかりや、助成金を使った業務を始めたいと考えている団体を対象としています。（個人は募集対象外となります。ご注意ください。）

ホップ（旧：団体育成事業）

100,000円

実施後

団体

比較的活動実績があり、より自立した運営を目指している個人・団体が対象です。団体規模の拡大、活動の活性化、知名度の向上などを目指す方に適した事業です。

ステップ（旧：活動助成事業）

50,000円

実施後

個人または団体

より大規模な催事やイベントの開催を考えている個人や団体、男女平等参画に関する調査・研究などを行う研究機関や大学などに適した事業です。

ジャンプ（旧：男女平等アシストプラン）

300,000円

実施前

個人または団体

支払方法

助成金額（税込・最大）

内容

助成対象

この事業に関する情報や、募集要項、申請書は、リーブラのホームページで閲覧、ダウンロードができます。