24
ソーシャルメディアと新聞 発行:朝日新聞大阪本社広告局 〒530-8211 大阪市北区中之島3-2-4 電話 06-6201-8326 FAX 06-6231-6045 201209-O1-1500-T1-S1 朝日新聞社広告局

ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

ソーシャルメディアと新聞

発行:朝日新聞大阪本社広告局 〒530-8211 大阪市北区中之島3-2-4 電話 06-6201-8326 FAX 06-6231-6045

201209-O1-1500-T1-S1

朝日新聞社広告局

Page 2: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

INDEX

はじめに

1.ソーシャルメディアの“今”  インターネットユーザーの約8割が利用するソーシャルメディア。  「4ソーシャルメディア」ユーザーの平均年齢は39.8歳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4  高い頻度で利用されているSNS、ツイッター、ブログ。利用時間は休日の方が長い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6  「4ソーシャルメディア」は夜型で、利用場面は様 ・々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8  SNSは実生活とのつながり。ツイッター、ブログは著名人ともつながる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10  日ごろから情報発信するのは、SNS、ツイッターともに利用者の半数程度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12  SNS、ツイッター上では、好意的な内容の情報が広まっていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14  クチコミサイトでも、好意的な情報が共有されていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16  「4ソーシャルメディア」上において展開される話題は、少しずつ異なっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

2.ソーシャルメディアユーザーにとってのマスメディア  テレビ、新聞が書き込み時の情報源のトップ2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22  「4ソーシャルメディア」ユーザーの7割以上はふだんから新聞を読み、新聞との関係が強い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 

3.マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する  SNSやツイッター、ブログユーザーの半数以上が企業や商品(サービス)に関与・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28  SNSやツイッター、ブログにおける企業との接触は購入につながっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30  購入前の最終段階はクチコミサイト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31  マスメディアからの情報をソーシャルメディアで確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32  情報の流れに新聞、テレビが加わると、企業との関係づくりは促進される・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34  情報の流れに新聞、テレビが加わると、商品情報の伝播力は格段に上がる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35  新聞はソーシャルメディアを活用した企業との密な関係づくりを促進し、  読者は優良なコミュニケーションターゲット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36

4.ソーシャルメディアユーザーと朝日新聞  「4ソーシャルメディア」ユーザーに最もよく読まれ、高く評価されている朝日新聞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40  ソーシャルメディア上で企業と良好な関係を築く「朝日新聞読者」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42

現在、私たちの生活にインターネットは深く浸透しています。平成24年に実施された総務省の調査※によると、日本におけるインターネットの人口普及率は79.1%であり、その数値は上昇傾向にあります。 それに伴い、ソーシャルメディアを利用する人が増えています。YouTubeやニコニコ動画、Picasaなどの動画・画像共有サイトや、@cosme、食べログなどの商品クチコミ・コメント・評価サイト、さらにはブログやm i x i、Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利用が急速に広がっており、今後もその傾向は一層強まるものと思われます。

そうした流れを受け、各企業においてもコミュニケーションの手段としてソーシャルメディアを利用するところが増えています。mixiやFacebookなどのページやツイッターのアカウントを設置したり、ブログの運営を行ったりすることで消費者との接点としてソーシャルメディアを有効に活用しています。また、今回の調査を実施する前にグループインタビューを行った結果、ソーシャルメディアの中でも商品クチコミ・コメント・評価サイトが、特に商品の購買と深い関わりを持つことが分かりました。 そこで、今回はソーシャルメディアの中でも、主にmixiやFacebook、ツイッター、ブログ、商品クチコミ・コメント・評価サイトの利用実態と、新聞をはじめとするマスメディアとの関わり、さらには企業との関わりについて調査を行いましたので、ご紹介いたします。⦆

※総務省 「平成23年通信利用動向調査」

Page 3: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

③②

ソーシャルメディアの定義について

ソーシャルメディアの“今”ソーシャルメディアはどれくらいの人が、どのような使い方をしているのでしょうか。その実態に迫ります。

ソーシャルメディアと一口に言っても、その定義は様々ですが、今回はインターネット上で相互に情報をやり取りすることができるサービスやサイト全般をソーシャルメディアと定義しました。

ソーシャルメディアの一種であるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、広義にはmixiやFacebook、GREEやmobage、ツイッターなどを指しますが、GREEやmobageなどについては主目的がゲーム利用であるため、ソーシャルゲームという別のカテゴリーとしました。さらにツイッターは、そのソーシャルグラフや情報の広がり方、利用のされ方がmixiやFacebookとは異なっているため、別個のものとして調査しました。

また今回、主に調査の対象としたmixiやFacebookなどのSNS、ツイッター、ブログ、商品クチコミ・コメント・評価サイトの4つをこの冊子では「4ソーシャルメディア」と呼ぶことにします。

Page 4: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

④ ⑤

●ソーシャルメディア利用率 インターネットユーザー全体(n=26,670)

●利用しているソーシャルメディア内訳 インターネットユーザー全体(n=26,670)

●「4ソーシャルメディア」ユーザーが利用している ソーシャルメディア (n=5,000)

▼商品クチコミ・コメント・ 評価サイト内訳 (n=5,000)

▼SNS内訳 (n=5,000)

●「4ソーシャルメディア」ユーザーの性・年代

ネット上で情報発信・投稿・やりとりするサイトは利用していないそれ以外のみ利用

「4ソーシャルメディア(SNS、ツイッター、ブログ、クチコミサイト)」いずれかを利用している

0 20 40 60 80

その他のソーシャルメディアサービス・サイト

ソーシャルゲーム(mobage、GREEなど)

掲示板(2ちゃんねる、はてな匿名ダイアリーなど)

ツイッター

SNS(mixi、Facebook、Google+など)

ブログ

情報共有サイト(Wikipedia、COOKPADなど)

Q&A(Yahoo!知恵袋、教えて!gooなど)

商品クチコミ・コメント・評価サイト(価格.com、@cosme、食べログ、Amazonなど)

動画・画像共有サイト(YouTube、ニコニコ動画、Picasaなど)

その他のソーシャルメディアサービス・サイト

ソーシャルゲーム(mobage、GREEなど)

掲示板(2ちゃんねる、はてな匿名ダイアリーなど)

ツイッター

SNS(mixi、Facebook、Google+など)

ブログ

情報共有サイト(Wikipedia、COOKPADなど)

Q&A(Yahoo!知恵袋、教えて!gooなど)

商品クチコミ・コメント・評価サイト(価格.com、@cosme、食べログ、Amazonなど)

動画・画像共有サイト(YouTube、ニコニコ動画、Picasaなど)

女性60代

女性50代

女性40代

女性30代

女性20代

女性15~19歳男性

60代男性50代

男性40代

男性30代

男性20代

男性15~19歳

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

うちFacebook(n=1,326)

うちmixi(n=1,594)

SNS(n=2,348)

全体(n=5,000)

平均年齢

登録利用

(%)

0 20 40 60 80(%)

0 20 40 60 80

登録あり計

その他

@cosme

食べログ

Amazon

価格.com

(%)

登録あり計

その他

Google+

Facebook

mixi

0 20 40 60 80(%)

(%)

(%)

いずれかのソーシャルメディアを利用している77.8%

68.39.5

22.2

70.5

61.019.5

53.439.1

31.59.7

19.59.9

10.04.8

51.5

31.933.4

26.527.3

5.66.3

6.17.7

46.0

77.5

52.7

54.5

44.1

47.0

34.2

33.3

15.0

1.5

52.3

46.9

35.2

34.0

33.3

33.0

25.3

23.5

12.1

0.5

39.8歳

36.7歳

34.4歳

38.5歳

35.6歳

37.8歳

40.6歳

4.1

4.7

5.0

3.5

6.6

4.2

2.9

9.9

13.2

15.4

13.9

12.9

10.1

8.8

11.7

12.0

12.7

12.4

12.1

12.3

12.2

10.2

9.7

8.3

12.8

9.9

9.8

10.8

8.2

7.1

5.4

9.0

6.3

6.2

8.7

6.9

5.1

2.8

6.9

5.1

5.2

6.7

4.7

6.3

6.6

5.3

9.1

6.9

3.8

10.3

14.7

17.8

12.0

14.0

12.2

10.1

11.6

11.3

12.7

8.8

8.7

13.0

12.3

9.7

7.5

6.8

7.0

7.7

9.6

10.2

7.7

5.8

4.6

5.6

5.2

6.2

8.4

4.9

2.7

1.8

2.7

2.4

4.2

5.0

※以上の「インターネットユーザー全体」の値は、スクリーニング調査結果

SNS

インターネットユーザーの約8割が利用するソーシャルメディア。「4ソーシャルメディア」ユーザーの平均年齢は39.8歳調査の結果、インターネットユーザー※1の77.8%が何らかのソーシャルメディアを利用していることが分かりました。

SNS、ツイッター、ブログ、商品クチコミ・コメント・評価サイト(以降、本文ではクチコミサイトと表記)を「4ソーシャルメディア」とすると、その利用率はインターネットユーザーの68.3%でした。SNSの中ではmixiが、クチコミサイトの中では価格.comが最も利用者が多い結果となりました。

「4ソーシャルメディア」ユーザー※2のプロフィールを見ると、平均年齢は39.8歳で、クチコミサイトが最も高く、ツイッターが最も低い結果でした。

1 ソーシャルメディアの“今”

※1 全国15~69歳の男女※2 SNS、ツイッター、ブログ、クチコミサイトのいずれかを利用

Twitter Blog Kuchicomi SNS

Page 5: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑦⑥

※利用には閲覧を含む

※平均は「ほぼ毎日」=30回 として算出

●利用頻度

●平日1日の利用時間(利用する日の平均)

●休日1日の利用時間(利用する日の平均)

平均(回/1カ月)

平日平均(分/1日)

休日平均(分/1日)

月に1回以下

月に2~3回

週に1回週に2~3回

週に4~5回ほぼ毎日

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

Facebook(n=1,326)

mixi(n=1,594)

平日は利用しない2時間以上1時間30分~2時間未満

1時間~1時間30分未満30分~1時間未満15分~30分未満15分未満

(%)

(%)

(%)

44.4

37.6

45.4

33.9

4.9

10.0

12.1

10.8

15.5

8.0

12.3

18.2

15.8

20.1

23.8

12.4

16.3

10.6

12.9

23.5

7.2

6.5

8.2

8.1

22.1

13.9

9.3

9.3

9.5

17.7

17.1回

16.2回

17.8回

15.7回

6.9回

47.4

50.6

49.2

33.3

36.2

24.1

25.6

21.4

30.5

33.7

12.2

13.4

12.4

19.6

19.3

7.2

3.9

6.4

7.4

5.2

2.9

1.9

2.9

3.8

1.8

4.0

2.6

5.3

3.8

1.1

2.2

1.9

2.3

1.7

2.6

31.8分

27.0分

37.2分

36.6分

27.6分

38.4分

31.2分

43.8分

40.8分

31.8分

45.5

47.5

46.5

34.2

36.0

21.1

23.8

19.9

25.6

28.7

12.7

13.4

12.9

17.9

18.8

7.5

5.4

6.7

9.6

7.6

2.8

2.3

3.5

4.1

2.8

6.5

3.8

7.4

5.6

2.6

3.8

3.8

3.1

2.9

3.6

休日は利用しない2時間以上1時間30分~2時間未満

1時間~1時間30分未満30分~1時間未満15分~30分未満15分未満

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

Facebook(n=1,326)

mixi(n=1,594)

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

Facebook(n=1,326)

mixi(n=1,594)

SNS

SNS

SNS

高い頻度で利用されているSNS、ツイッター、ブログ。利用時間は休日の方が長いmixi、Facebook、ツイッター、ブログにおいては、「ほぼ毎日」利用する人が約3~4割、1カ月の利用回数も平均15回を超えており、高い頻度で利用されていることが分かります。一方、クチコミサイトは、利用頻度では最も低くなりました。

「4ソーシャルメディア」を利用する日の平均利用時間を見ると、いずれにおいても休日の方が平日よりも長くなっており、休日では30分以上利用されていることが分かりました。

1 ソーシャルメディアの“今”

Twitter

BlogKuchicomi

mixiSNS

Facebook

SNS

Page 6: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑨⑧

※コレスポンデンス分析とは、複数の項目への回答の関係を視覚的に把握するのに適した分析手法。 回答の類似したもの同士が、近い場所に布置される。

▼平日 ▼休日

●利用場面(コレスポンデンス分析) ●ソーシャルメディア利用時の 使用機器

(%)

(%)

(%)

0

5

10

15

20

0

5

10

15

20

テレビ新聞商品クチコミ・コメント・評価サイトブログツイッターSNS

午前4時台

午前3時台

午前2時台

午前1時台

午前0時台

午後11時台

午後10時台

午後9時台

午後8時台

午後7時台

午後6時台

午後5時台

午後4時台

午後3時台

午後2時台

午後1時台

午後12時台

午前11時台

午前10時台

午前9時台

午前8時台

午前7時台

午前6時台

午前5時台

午前4時台

午前3時台

午前2時台

午前1時台

午前0時台

午後11時台

午後10時台

午後9時台

午後8時台

午後7時台

午後6時台

午後5時台

午後4時台

午後3時台

午後2時台

午後1時台

午後12時台

午前11時台

午前10時台

午前9時台

午前8時台

午前7時台

午前6時台

午前5時台

0 20 40 60

その他の機器タブレット端末(iPad、GALAXY Tabなど)スマートフォン(iPhoneなど)以外の携帯電話スマートフォン(iPhone、GALAXY Sなど)デスクトップPCノートPC・ネットブック

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

SNS(n=2,348)

55.745.2

20.719.2

5.42.0

51.243.5

25.219.5

5.32.8

56.847.6

11.711.6

3.21.5

58.549.1

7.65.52.60.8

-0.6 -0.5 -0.4 -0.3 -0.2 -0.1 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6-0.7

-0.6

-0.5

-0.4

-0.3

-0.2

-0.1

0.0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

平日の朝、起きたとき

新聞を読む

商品クチコミ・コメント・評価サイトブログ

SNS ツイッター

テレビを見る

平日の朝

休日の朝

リビングで

職場や学校で

電車などに乗っているときや駅での待ち時間に

平日の朝食のとき

平日の朝、出かける前

夕食のとき

夕方・夜の帰宅後すぐ

家事や仕事、勉強をしながら平日の昼食時や昼食後

家事や仕事、勉強を始める前外出先、旅行先で

時間があいたとき、暇なとき

夜寝る前に

平日の夜休日の夜

家事や仕事、勉強のあいま

友人、知人と一緒にいるとき

家事や仕事、勉強が終わったとき 休みの前の夜平日の昼間

休日の昼間

寝室や自分の部屋で

「4ソーシャルメディア」は夜型で、利用場面は様々「4ソーシャルメディア」の利用時間帯を見ると、いずれにおいても平日、休日ともに利用時間帯のピークが午後9時以降となっており、夜型の傾向が見られました。さらに、利用場面を見ると「家事や仕事、勉強のあいま」「夜寝る前に」など多岐にわたっていることが分かります。テレビも夜型の傾向が見てとれる一方で、新聞は朝型のメディアであると言えます。

1 ソーシャルメディアの“今”

●利用時間帯(平日、休日別の延べ利用時間帯ベースの割合:シェアで傾向を見た)

Twitter Blog Kuchicomi SNS

Page 7: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑪⑩

(%)

(%)

(%)

わからない100以上50~9930~4910~291~9なし

わからない50人以上30~49人10~29人5~9人1~4人なし

実生活での友達人数

ブログへのアクセス数

ツイッターのフォロー数

ツイッターのフォロワー数

SNS友達登録人数

ツイッターのフォロワー(n=1,460)

SNS友達(n=3,070)*

インターネット上で知り合った人達が

その方が少ないその方が多い

4.7

5.6

5.4

6.8

4.5

29.8

29.5

26.6

28.8

40.7

28.3

25.5

25.1

17.6

34.7

10.5

10.0

10.7

7.8

16.6

11.2

10.2

10.9

9.3

1.4

12.5

13.8

15.9

12.6

0.8

2.9

5.3

5.5

17.1

1.4

12.6

28.9

9.8

20.3

5.4

9.1

7.0

6.4

13.9

8.0

19.4

10.7

31.8

16.6

のみほとんど 方が

多い半分くらい

方が少ない

ほとんどいない 全くいない

SNS登録利用者(n=2,288) ツイッター登録利用者(n=1,547)ブログ所有者(n=1,356)   実生活:全体(n=5,000)

*SNS登録利用者延べ回答ベース

●つながっている人や企業などの数、 ブログへのアクセス数

●SNS友達・フォロワーとの知り合い方

●ソーシャルメディア上においてつながっている人や企業など

●利用目的構成(延べ回答を100とした割合) ●利用目的(内訳)

(%) (%) (%)0 20 40 60 0 20 40 60 0 20 40 60

SNS友達あり(n=2,180)

【企業・団体】

【遠い人】

【よく知らない人】

【関心事つながり】

【エリアつながり】

【仕事・学校つながり】

マスメディア(新聞社、テレビ局・番組など)

企業や商品(サービス)

専門家

インターネット上の著名人・有名人

著名人・有名人

芸能人・スポーツ選手

趣味つながりの人

ボランティア活動など社会活動つながりの人

子どもを通じて知り合った人

地域・近所の人

出身地つながりの人

出身校つながりの人

仕事関係の同業種や異業種の人

学校や勤め先の先生や上司

学校や勤め先の友人・同僚

親戚

恋人

家族

親友

【ごく身近な人】

フォローあり(n=1,464)/下段フォロワーあり(n=1,460)/上段 閲覧ブログあり(n=2,190)

SNS ツイッター ブログ

17.516.1

7.37.04.54.42.12.7

29.126.4

4.95.99.79.4

16.516.0

9.38.64.85.02.52.3

*32.0

*30.5

*18.9

*11.4

36.638.8

*17.1

3.93.8

43.241.1

46.629.3

33.6

17.6

7.2

8.8

50.9

12.1

18.9

45.4

20.6

8.3

8.2

5.9

41.7

25.0

10.0

4.1

1.3

1.8

11.8

2.1

7.1

7.4

4.4

4.0

3.3

2.8

43.1

35.5

36.0

23.0

18.8

12.5

13.1

8.3

(%)

特にない・暇つぶし楽しい時間を過ごす

記録コミュニケーション

新たな出会い情報発信

情報収集

ブログ

ツイッター

SNS 5.4

6.3

4.2

6.4

7.6

9.1

5.7

5.7

11.7

43.7

29.1

18.5

12.4

13.6

11.4

5.1

6.0

8.4

21.4

31.8

36.7

(%)0 50 100 150 200 250 300 350

特にない・   暇つぶし

楽しい時間を過ごす

自分の考えや思いを記録する(日記)

ネット上で知り合った人ともともとの友人・知人と

親しい友達同士の連絡

友人・知人の近況を知る

新たな人と

趣味や興味が共通する人と

自分の考えや作品を知ってもらう

新しい・話題になっている情報

知りたいことの情報

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

SNS(n=2,348)

情報収集 情報発信

新たな出会い コミュニケーション その他

39.6

46.3

54.3

26.4

37.4

35.1

15.6

15.7

20.5

24.7

22.2

18.9

13.4

13.7

8.9

54.8

27.8

19.2

23.9

11.4

4.4

33.5

16.2

7.0

22.5

21.3

14.4

17.5

15.0

28.6

19.7

19.9

22.2

16.5

16.5

10.2

*は項目なし

SNSは実生活とのつながり。ツイッター、ブログは著名人ともつながるSNS、ツイッター、ブログにおいてつながっている人を見ると、SNS上の友達は「学校や勤め先の友人・同僚」や「出身校つながりの人」など実生活で付き合いのある人が多くなっていました。一方、ツイッターやブログの場合「趣味つながりの人」「よく知らない人」「芸能人・スポーツ選手」など多岐にわたっていました。

利用目的を比較すると、SNSは主に友人、知人とのコミュニケーションに、ツイッター、ブログは主に情報収集のために使われていました。自分から情報発信をするという目的での利用は少ないようです。

1 ソーシャルメディアの“今”

Twitter BlogSNS

Page 8: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑫ ⑬

▼更新頻度

●自分のブログについて

●ソーシャルメディアでのアクション状況

▼投稿する ▼コメントする

▼「イイネ!」「いいね!」などの ボタンを押す

▼閲覧する

▼ツイートする ▼リツイートする ▼閲覧する

▼自分のブログを持っている ▼人のブログを閲覧する

▼書き込みをする ▼閲覧する

(%)計時々あるよくある (%) (%)

(%)それ以下月に1回

月に2~3回週に1回

週に2~3回

週に4~5回ほぼ毎日

ブログ所有者(n=1,356)

発 信 拡 散 閲 覧

13.7 15.6 9.414.97.5 23.515.4 8.14回

1カ月平均

61.6

4.0

13.117.1

▼ソーシャルボタンの有無 ブログ所有者(n=1,356)

(%)0 10 20 30

その他のソーシャルメディア

Google+

mixi

Facebook

ツイッター

設置している計 25.1

17.1

11.4

8.8

2.9

4.6

12.5 29.5 42.023.6 31.7 55.3

27.3 39.4 66.6

16.1 36.0 52.2 17.7 41.0 58.7 57.3 34.2 91.5

53.1 33.6 86.7

39.4 46.4 85.8

35.4 53.4 88.8

計時々あるよくある 計時々あるよくある

※平均は「ほぼ毎日」=30回として算出

SNS

(n=2,348)

ツイッター

(n=1,711)

ブログ

(n=2,203)

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

Twitter

Blog

Kuchicomi

SNS

日ごろから情報発信するのは、SNS、ツイッターともに利用者の半数程度SNS、ツイッターの利用に関して、投稿したりツイートするなどの情報発信を日ごろから行っているのは半数程度にとどまっていました。

SNSにおいては、自ら投稿するよりも、他人の投稿に対してコメントしたり、ソーシャルボタンを押す人が多いです。一方、ツイッターにおいては、ツイートのほうがリツイートよりも多いのが特徴的です。

閲覧に関しては、「4ソーシャルメディア」のいずれにおいても約9割が「よくある」または「時々ある」と答えていました。特にSNSにおいては「よくある」が57.3%と、高い頻度で閲覧されていることが分かります。

ブログは週に1回以上更新する人が半数を超えており、4分の1以上の人がソーシャルボタンを設置していました。

1 ソーシャルメディアの“今”

Page 9: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑮⑭

問 気になる投稿があった場合、投稿の内容が「好意的な場合」と「批判的な場合」に各々どのようにコメントされますか。

問 気になる投稿があった場合、投稿の内容が「好意的な場合」と「批判的な場合」に各々どのように「イイネ!」「いいね!」などのボタンを押されますか。

問 気になるツイートがあった場合、ツイートの内容が「好意的な場合」と「批判的な場合」に各々どのようにリツイートされますか。

●SNSにおける投稿の内容別コメント・ソーシャルボタンの実施状況 SNSコメント実施者(n=1,378) SNSソーシャルボタン実施者(n=1,564)

(%)0 20 40 60

(%)0 20 40 60

投稿者が誰でも(友人・知人を含む)コメント(ボタン)はしない

投稿者が友人・知人など親しい人ならする

投稿者が友達登録している人ならする

投稿者が誰でもする

投稿者が誰でも(友人・知人を含む)コメント(ボタン)はしない

投稿者が友人・知人など親しい人ならする

投稿者が友達登録している人ならする

投稿者が誰でもする

●ツイッターにおけるツイートの内容別リツイートの実施状況 リツイート実施者(n=718)

誰のツイートでも(友人・知人を含む)リツイートはしない

友人・知人など親しい人のツイートならする

フォローしている人のツイートならする

誰のツイートでもする

誰のツイートでも(友人・知人を含む)リツイートはしない

友人・知人など親しい人のツイートならする

フォローしている人のツイートならする

誰のツイートでもする

好意的内容の投稿に対して

批判的内容の投稿に対して

好意的内容のツイートに対して

批判的内容のツイートに対して

28.834.0

36.136.8

33.124.7

2.04.4

14.6

42.9

32.7

18.0

6.4

22.1

19.2

14.9

43.7

13.3

16.815.4

26.619.9

41.951.4

下段:「イイネ!」「いいね!」   などのボタン

上段:コメント

下段:「イイネ!」「いいね!」   などのボタン

上段:コメント

SNS、ツイッター上では、好意的な内容の情報が広まっていくSNS上の投稿や、ツイッター上のツイートの内容によって、コメントやリツイートなどのされ方は変わってくるのでしょうか。

調査の結果、SNS、ツイッター共に、情報の発信者が誰であっても、好意的な内容の方がコメントやリツイートなどがされやすいことが分かりました。

批判的な内容の情報よりも、好意的な内容の方がSNS、ツイッター上で拡散しやすいことを表しています。

1 ソーシャルメディアの“今”

TwitterSNS

Page 10: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑰⑯

●商品クチコミ・コメント・評価サイトでの[クチコミ]状況

▼クチコミサイトへの書き込み内容と程度 書き込み者(n=1,857)

▼クチコミサイトへの書き込み時の意識 書き込み者(n=1,857)

▼評価や書き込みを参考にする程度 商品クチコミ・コメント・評価サイト利用者(n=3,874)

▼参考にする評価や書き込み 商品クチコミ・コメント・評価サイト利用者(n=3,874)

(%)

(%)

(%)

(%)

時々するよくする 計

企業や商品に批判的な書き込み

企業や商品に好意的な書き込み

企業や商品に関しての質問

0 20 40 60

ややあてはまるあてはまる

企業や商品が嫌いだから

購入・利用時に特典があるから

サンプルやポイントなどが貰えるから

よくない評価は知らせるべきだから

企業や商品が好きだから

よい企業や商品は広めたいから

評価は他の人の役に立つと思うから

0 20 40 60 80 100

プラス意見を主に

マイナス意見を主に

自分と同じ条件の人の評価

クチコミ件数

ランクや星マークなど順位づけ

プラス意見もマイナス意見も

参考にしない 0.5あまり参考にしない 2.8

どちらともいえない 9.2

やや参考にする61.3

参考にする26.1

書き込む人は積極的で良心的な意識で書き込み利用者の約9割が書き込みを参考にする

18.815.63.2

34.629.74.8

16.714.72.0

56.344.711.6

50.440.010.4

48.437.610.7

45.037.07.9

40.030.99.2

37.3

79.3

43.2

33.3

18.9

10.4

6.2

29.67.8

9.47.91.6

「参考にする」+

「やや参考にする」

計 87.4%

クチコミサイトでも、好意的な情報が共有されていくクチコミサイトにおいても、企業や商品に好意的な内容の方が批判的な内容よりも多く書き込まれています。

また、その書き込みは「評価は他の人の役に立つと思うから」「よい企業や商品は広めたいから」など良心的かつ積極的な意識のもとに行われていました。

さらに、そういったクチコミサイト上の評価や書き込みは、利用者の約9割が参考にしており、プラス意見もマイナス意見もバランスよく見られています。

1 ソーシャルメディアの“今”

Kuchicomi

Page 11: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑲⑱

問 あなたが利用されているサイトやサービスのそれぞれについて、ご自分から話題にしたり、書き込むのはどのようなことが多いですか。あてはまるものを全てお知らせください。

※ 上段図の「ごく身近な人・コト」~「気になる商品・サービス」は31項目の選択肢を任意に分類したもの。分類内訳は、下段表の通り。

問 あなたが利用されているサイトやサービスのそれぞれについて、見かけることが多いのはどのようなことですか。あてはまるものを全てお知らせください。

▼見かける話題・書き込む話題/話題数構成(延べ回答を100とした割合)

●ソーシャルメディア上の話題

▼見かける話題・書き込む話題/内訳(%)

書き込む見かける 書き込む見かける 書き込む見かける 書き込む見かける

        選択項目

家族や友人・知人について異性や恋愛について 料理(メニュー、お弁当づくり等)について食材(食の安全性)について 教育・子育てについて就活について起業・業種交流について 映画・舞台・音楽について書籍や雑誌について ペットについて 園芸・ガーデニングについて 地域についてボランティア・NPOなどについて芸能・スポーツについて 事件など社会ニュースについて政治関連について経済・市場関連について 環境・エコについて 防災について飲食店について 旅行や観光について(ホテルなど宿泊施設を含む)美容・化粧品についてファッションについて家具・インテリア・収納について 健康・医療関連について 介護・介護保険について 不動産について 欲しい・買いたい商品について購入した商品について新商品や新サービスについて 好きな企業や商品(サービス)についてその他平均回答個数(個)自分から話題にしたり、書き込んだりすることはない

利用者 (n=2,348)

45.4 12.2 10.4 4.2 8.0 4.1 5.1 14.3 9.0 7.8 3.4 6.9 5.2 17.5 16.8 7.8 7.9 4.9 3.8 11.1 10.6 6.3 8.1 3.6 5.7 1.8 2.5 13.6 10.1 11.2 11.8 23.6 3.15

利用者 (n=1,711)

21.1 7.7 6.6 4.3 3.7 4.1 2.9 18.6 12.7 5.7 2.6 6.7 4.9 24.4 22.9 13.5 9.5 5.6 7.2 9.6 6.8 5.0 6.7 2.7 4.0 1.5 1.2 15.7 12.0 15.9 15.0 23.4 3.04

利用者 (n=2,203)

16.6 7.7 21.9 7.1 8.6 2.8 4.0 19.3 15.4 11.5 8.3 6.7 4.6 23.9 16.6 10.3 9.7 6.7 4.3 14.8 16.7 12.1 14.1 7.8 9.8 3.0 2.9 24.5 19.3 16.8 12.1 19.6 3.79

利用者 (n=3,874)

1.9 1.6 17.4 6.6 3.9 2.3 1.7 12.0 21.0 4.8 6.5 3.7 1.6 6.9 7.8 3.4 5.1 3.3 2.6 31.7 22.7 23.7 14.6 12.5 10.2 2.5 3.7 71.7 44.8 37.8 18.1 5.3 4.13

利用者 (n=2,348)

26.4 5.5 8.6 3.2 5.6 1.6 1.7 10.2 6.7 5.4 2.8 4.2 2.5 8.0 8.0 4.2 3.4 2.7 2.1 8.3 9.2 4.0 5.3 2.7 3.3 0.9 1.0 11.5 12.7 6.9 6.3 9.3 1.73 43.8

利用者 (n=1,711)

15.5 5.1 6.5 2.3 2.9 1.9 1.3 12.7 9.2 4.4 2.6 3.5 2.2 10.3 10.2 5.1 4.6 2.7 2.4 8.7 7.1 4.2 5.2 2.6 2.5 1.0 1.2 15.3 16.0 10.1 10.0 11.5 2.01 37.0

利用者 (n=2,203)

11.0 3.9 9.4 2.4 5.0 1.1 1.4 11.3 9.7 7.0 4.6 2.8 1.6 7.3 7.1 4.2 3.7 2.9 1.7 7.9 10.2 6.6 7.3 3.4 3.9 1.5 0.9 12.3 17.0 8.4 6.5 10.9 1.95 41.0

利用者 (n=3,874)

0.9 0.5 3.4 1.7 0.9 0.6 0.7 2.6 3.6 1.3 1.1 0.7 0.5 1.2 1.7 1.0 1.2 0.8 0.6 6.0 4.8 5.8 3.3 1.6 1.5 0.6 0.7 11.5 20.7 7.7 5.1 1.4 0.96 61.2

SNS

見かける話題 書き込む話題

ツイッター ブログ商品クチコミ・コメント・評価サイト

SNS ツイッター ブログ商品クチコミ・コメント・評価サイト

分類

ごく身近な人・コト

自分コト

趣味

世間コト

社会コト

商品・サービス・生活情報

気になる商品・サービス

(%) (%) (%) (%)

気になる商品・サービス

商品・サービス・生活情報

社会コト

世間コト

趣味

自分コト

ごく身近な人・コト

16.0

17.1

20.1

4.211.9

10.9

19.8

20.2

18.8

15.3

3.6

13.5

11.2

17.3

20.8

13.4

29.6

4.1

14.1

7.7

10.3

27.1

17.2

18.6

3.0

15.2

7.9

10.9

20.2

22.5

19.9

3.1

15.2

12.4

6.7

24.0

22.7

14.6

2.4

17.8

10.5

8.1

42.3

29.8

7.11.3

10.8

7.80.9

47.7

25.8

6.91.2

9.0

7.81.6

※   各メディアのベスト5

SNS上で ツイッター上で ブログ上で 商品クチコミ・コメント・評価サイト上で

「4ソーシャルメディア」上において展開される話題は、少しずつ異なっているSNSでは家族や友人・知人などごく身近な人や物事について、ツイッターでは芸能・スポーツや事件など、社会に関する話題が多いようです。ブログにおいては、SNS、ツイッターよりも商品・サービス関連の話題が多くなります。クチコミサイトではその特性上、ほとんどが商品・サービス関連の話題になっています。

1 ソーシャルメディアの“今”

Twitter

Blog

Kuchicomi

SNS

Page 12: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

⑳ ㉑

ソーシャルメディアユーザーにとってのマスメディアソーシャルメディアユーザーは書き込みを行う際、マスメディアからの情報をどれだけ参考にしているのでしょうか。また、どの程度必要だと思っているのでしょうか。彼らのこころの中におけるメディアのイメージとあわせて見ていきましょう。

Page 13: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

㉓㉒

●書き込み時の情報源(参考度) 全体(n=5,000)

●マスメディア ●直接人から聞く話 ●インターネット上の発言 ●企業サイト

0 20 40 60

やや参考にする 計参考にする

●有名人などのツイッターなどの発言

●企業のツイッターアカウント・SNS企業ページ

●ラジオ(番組・CM・サイトなど)

●家族や親戚のネット上の話

●ネット上の友人・知人の発言・情報

●専門家のブログやツイッター上の発言

●友人・知人のネット上の発言・情報

●雑誌(記事・広告・サイトなど)

●友人・知人から直接聞く情報

●企業のホームページ

●家族や親戚から直接聞く話

●新聞(記事・広告・サイトなど)

●テレビ(番組・CM・サイトなど)

41.1

47.3

49.3

51.0

52.0

54.7

33.1

30.9

26.5

25.6

25.3

25.0

20.7

43.3

39.0

38.1

40.1

36.0

33.8

27.4

26.1

22.8

21.2

20.7

21.4

17.6

11.4

12.9

12.9

9.2

11.3

7.2

5.7

4.8

3.7

4.4

4.6

3.6

3.1

問 「SNS」「ツイッター」「ブログ」「商品クチコミ・コメント・評価サイト」上で書き込む時に、何からの情報をどの程度参考にされますか。  書き込んだことがない方は、もし書き込むとしたらという想定でお知らせください。

(%)

テレビ、新聞が書き込み時の情報源のトップ2ソーシャルメディア上に書き込みを行う際の情報源を見ると、テレビを「参考にする」「やや参考にする」と答えたのは54.7%で、最も高いスコアになりました。それに次ぐのは新聞ですが、「参考にする」と答えた人は12.9%とテレビを上回っています。

ソーシャルメディア上における情報発信には、マスメディアが少なからず影響していることが分かります。

2 ソーシャルメディアユーザーにとってのマスメディア

Newspaper Tele

vision

Page 14: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

㉕㉔

●新聞への接触状況

▼新聞世帯購読率 全体(n=5,000)

▼ふだん新聞を読む率 全体(n=5,000)

▼利用ソーシャルメディア別ふだん新聞を読む率

(%) (%)

非購読26.6

非閲読24.2

ふだん新聞を読む75.8

(%)0 20 40 60 80 100

商品クチコミ・コメント・評価サイト利用者(n=3,874)

ブログ利用者(n=2,203)

ツイッター利用者(n=1,711)

SNS利用者(n=2,348) 72.6

71.2

72.9

77.3世帯購読率73.4

▼メディアのイメージ 全体(n=5,000)

●メディアのイメージ

●メディアの必要度意識

▼絆の要素別得点▼絆の総合得点 (各メディア接触者・利用者ベースで見たウエイト平均値)

商品クチコミ・コメント・評価サイトブログツイッターSNSテレビ新聞

自分のペースにあわせて利用できる興味ある物事について深く知ることができる

物事を判断する時の基準になる

思いがけない発見がある

話題を先取りしている

今、流行っているモノ・コトがわかる

自分に必要である

身近に感じる

記憶に残りやすい

人との話題に使いやすい

家族で話題に出来る効率的なメディアだ

読む(視聴する)ことが習慣になっている 視野を広げるのに役立つ意識的に読んだりみたりするよう心がけている

考えさせられることが多い

話題に深みが出る

自分を高めてくれる

世の中を冷静に見直すきっかけになる

一覧性がある

情報が整理されている

公正(フェア)である

情報の質が高い

信頼性がある

世論を形成している公的なイメージがある

社会性がある

0 5 10 15 20

ツイッター(n=1,711)

ブログ(n=2,203)

SNS(n=2,348)

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

テレビ(n=4,611)

新聞(n=4,028) 14.53

14.53

13.57

13.17

13.16

12.80

愛着

親しみ 自己表現

興味

信頼

2.5

2.0

3.0

3.5

(%)

取りたてて必要だとは思わない

なくても困らないがないと物足りない

欠かせないものだ

商品クチコミ・コメント・評価サイト(n=3,874)

ブログ(n=2,203)

ツイッター(n=1,711)

SNS(n=2,348)

テレビ(n=5,000)

新聞(n=5,000) 32.3

57.3

24.1

21.9

26.2

33.9

29.8

7.8

24.7

29.5

14.3

8.5

37.9

34.8

51.2

48.7

59.5

57.6 ※「新聞」「テレビ」は全体、他は各利用者ベース

20

0

40

60(%)

「4ソーシャルメディア」ユーザーの7割以上はふだんから新聞を読み、新聞との関係が強い「4ソーシャルメディア」ユーザーの75.8%がふだんから新聞を読んでおり、それぞれのユーザーの間であまり差はありませんでした。

新聞、テレビに「4ソーシャルメディア」を加え、それぞれの必要度を見ると、「欠かせないものだ」と答えた人はテレビが57.3%と最も高く、その次がクチコミサイトの33.9%で、新聞はそれに次ぐ32.3%でした。

メディアのイメージを見ると、新聞、テレビの方がほとんどの項目において、「4ソーシャルメディア」よりも評価が高くなっています。新聞は特にその社会性や信頼性が評価されています。

さらに、メディアとその利用者の関係性を絆という指標で測定しました。絆を構成する5つの要素(信頼・愛着・親しみ・自己表現・興味)の得点を足し上げた総合得点を見ると、最も高かったのは新聞、テレビで、「4ソーシャルメディア」ユーザーとの関係が強いことが分かります。絆の要素別に見ると、新聞は「信頼」「自己表現」の得点が他のメディアより高くなっています。

2 ソーシャルメディアユーザーにとってのマスメディア

問 ふだんの生活の中で接している各メディアは、あなたにとってどのようなものですか。(27項目を5段階尺度で、6メディアについて各々質問)

※ ウエイト平均値は、回答肢「そう思う」に5点~「そう思わない」に1点の値を与えて算出。※ 総合得点は、5要素のウエイト平均値を合計したもの。※ 「信頼」~「愛着」の5つの絆指標は、畑井沙織氏の研究事例(2004)を応用し、27項目の設問により測定したもの。  また、指標の信頼性は、「クロンバックのα」により確認した。(流通科学大学商学部 専任講師 高橋広行)

○「絆」注記

Newspaper

Page 15: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

㉗㉖

マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する企業はSNS上のページや、ツイッター上のアカウントを設置するなどして、消費者との関係を構築しています。どれだけの人がソーシャルメディア上で企業と関わりを持った経験があり、それは商品の購入にどのような影響を与えているのでしょうか。加えて、新聞をはじめとするマスメディアは、企業の消費者との関係づくりにどのように関わっているのかを見ていきましょう。

Page 16: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

㉘ ㉙

(%) (%) (%)

(%) (%) (%)

きっかけで購入・ファンになった経験

話題の発信・拡散経験

コミュニティ利用経験

企業や商品(サービス)ページ・企業アカウント・企業ブログ利用経験

SNS上で利用者(n=2,348)

ツイッター上で利用者(n=1,711)

ブログ上で利用者(n=2,203)

SNS上で利用者(n=2,348)

ツイッター上で利用者(n=1,711)

ブログ上で利用者(n=2,203)

アクション経験あり計 59.7

アクション経験あり計 65.2

アクション経験あり計 56.4

(%)0 20 40 60

SNSがきっかけで印象が良くなったりファンになった

SNSがきっかけで購入したり利用した商品(サービス)がある

■きっかけで購入・ファンになった経験 計

企業や商品情報のリンクを広めたことがある

企業や商品に関する投稿・コメントにボタンを押したことがある

企業や商品について批判的な投稿・コメントをしたことがある

企業や商品について好意的な投稿・コメントをしたことがある

■話題の発信・拡散経験 計

企業や商品のコミュニティなどを立ち上げたことがある

企業や商品のコミュニティに登録はしていないが見ることはある

企業や商品のコミュニティに登録している

■コミュニティ利用経験 計

企業や商品のページを登録はしていないが見ることはある

企業や商品のページにコメントをしたことがある

企業や商品のページで「イイネ!」 などのボタンを押したことがある

企業や商品のページでのキャンペーンなどに参加したことがある

企業や商品のページを登録している

■企業や商品(サービス)ページ利用経験 計

(%)0 20 40 60

ツイッターがきっかけで印象が良くなったりファンになった

ツイッターがきっかけで購入したり利用した商品(サービス)がある

■きっかけで購入・ファンになった経験 計

企業や商品に批判的なツイートやリツイートをしたことがある

企業や商品に好意的なツイートやリツイートをしたことがある

■話題の発信・拡散経験 計

企業アカウントはフォローしていないが見ることはある

企業アカウントのツイートに返信をしたことがある

企業アカウントのツイートをリツイートしたことがある

企業や商品のツイッターのキャンペーンなどに参加したことがある

企業アカウントをフォローしている

■企業アカウント利用経験 計

(%)0 20 40 60

ブログがきっかけで印象が良くなったりファンになった

ブログがきっかけで購入したり利用した商品(サービス)がある

■きっかけで購入・ファンになった経験 計

企業や商品について批判的な書き込みをしたことがある

企業や商品について好意的な書き込みをしたことがある

■話題の発信・拡散経験 計

企業が運営するブログにコメントをしたことがある

企業が運営するブログのキャンペーンなどに参加したことがある

企業が運営するブログを見たり読んだりする

■企業ブログ利用経験 計 37.9

32.7

14.7

6.7

9.3

8.5

3.7

32.9

25.6

18.0

60.0

44.2

25.9

19.9

9.6

13.0

13.7

13.0

6.0

19.2

12.1

13.9

50.0

23.0

22.8

36.3

13.3

13.2

19.2

13.2

7.3

1.7

23.3

12.1

5.0

16.6

6.3

15.7

10.9

9.8

50.0

19.2

23.3

15.7

*項目なし

60.0

13.7

19.2

*項目なし

37.9

9.3

32.9

*は項目なし

SNSやツイッター、ブログユーザーの半数以上が企業や商品(サービス)に関与

企業が運営しているSNSのページの登録や、ツイッター上における企業アカウントのフォローなど、どれくらいの人がソーシャルメディア上において企業や商品に関してアクションをした経験があるのでしょうか。

SNSを見ると、ユーザーの50.0%が企業や商品ページを利用した経験がありました。企業や商品に関するコミュニティへの参加や話題を発信・拡散、SNSがきっかけで購入・ファンになったりするなど、何らかのアクションをした経験がある人は59.7%となりました。ツイッター、ブログにおいても、利用者の半数以上が企業や商品に関して何らかのアクションをしていました。

3 マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する

●ソーシャルメディア上で企業や商品(サービス)に関して何らかのアクションをした経験

●ソーシャルメディア上で企業や商品(サービス)に関して何らかのアクションをした経験/内訳

Twitter

Blog

SNS

Page 17: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

㉚ ㉛

(%)(%)(%)0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100

話題の発信・拡散経験者

コミュニティ利用経験者

企業や商品(サービス)ページ利用経験者

企業アカウント利用経験者

企業ブログ利用経験者

当該メディア利用者全体

(n=548)

(n=451)

(n=1,175)

(n=2,348)

*項目なし

(n=1,026)

(n=1,711)

購入・利用したファンになった

*項目なし

(n=836)

(n=2,203)

SNS上で ツイッター上で ブログ上で

9.8

15.7

25.1

28.1

10.9

15.7

24.2

27.4

13.9

17.6

40.6

12.1

15.5

38.9

18.0

27.3

42.9

25.6

31.3

47.8(n=234) (n=205)

購入・利用したファンになった

購入・利用したファンになった

●商品(サービス)購入の「後押し」「決め手」となった インターネット情報/この1年間の経験 購入経験者(n=4,867)

●商品クチコミ・コメント・評価サイトの利用目的 利用者(n=3,874)

記憶に残るのは自分がどこかで気にしているとき。気になっているということは欲しいということ。「こんなにいっぱいの人がいいと言っているんだわ!」と後押しをしてもらうために調べる。クチコミは最後の後押し。

(30代女性)2012年1月実施グループインタビューより

(%)0 10 20 30 40 50

商品クチコミ・コメント・評価サイト

ブログ

ツイッター

SNS 3.7

3.3

8.2

45.8

(%)0 20 40 60 80 100

特に目的はない・暇つぶし

その他

自分の意見を知ってもらうため

楽しい時間を過ごすため

どのような商品(サービス)があるかを知るため

新しい・話題になっている商品(サービス)の情報を得るため

目当ての商品(サービス)の価格や特長を知るため

購入・利用を検討している商品(サービス)の情報を得るため 86.0

66.4

43.1

41.0

5.2

4.0

1.2

1.4

SNSやツイッター、ブログにおける企業との接触は購入につながっている

購入前の最終段階はクチコミサイト

では、SNS、ツイッター、ブログにおいて企業や商品に関して何らかのアクションをした経験はどのような影響を与えているのでしょうか。SNSを見ると、企業が運営するページを利用した経験がある人の方が、利用者全体と比べて商品やサービスを購入・利用したり、ファンになった割合が高くなりました。さらに、企業や商品のコミュニティに参加したり、自ら関連する情報を発信・拡散したことがある人においては、その割合はより高くなりました。

ツイッター、ブログにおいても同じ傾向が見られ、企業や商品に関してアクションをした経験は、商品やサービスの購入・利用につながっていることが分かります。

クチコミサイトは、商品やサービスの購入・利用にどのように関わっているのでしょうか。この1年間に「後押し」「決め手」となったものは何か確認したところ、「4ソーシャルメディア」の中でクチコミサイトが最も高いスコアになりました。利用目的を見ても、検討段階に入っている商品の情報を得る、という項目のスコアが高くなっており、クチコミサイトは購入前の最終段階で利用されていることが分かります。

3 マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する

●ソーシャルメディア上で企業や商品(サービス)に関して何らかのアクションをした経験の内容別 当該メディアがきっかけで購入・ファンになった経験

問 この1年の間に購入されたものについて、その商品やサービスを購入する際の「後押し」「決め手」になったものをお知らせください。※ グラフの数値は、質問した15商品(35ページ参照)について、いずれかの商品について経験があった率

問 あなたが「商品クチコミ・コメント・評価サイト」を利用される目的をお知らせください。

Twitter Blog

Kuchicomi

SNS

Page 18: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

32 33

問 企業や商品(サービス)に関する話題などの情報について、あなたはふだん、このような順でみたりすることは、どの程度ありますか。

※ 上図の合計の値は、いずれも各々の「○→○が『よくある』という率」の単純足し上げ値。従って各メディアの発信・受信のパワーを示す参考値として参照されたい。

(%)

●企業や商品(サービス)についての情報の流れ 全体(n=5,000)

新聞

テレビ

発信:計受信:計発信:計受信:計

18.07.823.89.5

14.7 27.1

8.0 9.3

9.0

7.3

新聞へ3.6

テレビへ4.4

新聞から11.4

テレビから15.7

新聞へ4.2

テレビへ5.1

新聞から6.6

テレビから8.1

新聞テレビ

マスメディア

発信:計41.8受信:計17.3

SNSツイッターブログ

商品クチコミ・コメント・評価サイト

発信:計17.0受信:計22.0

発信:計16.6受信:計36.1

マスメディアからの情報をソーシャルメディアで確認次に、マスメディア(新聞、テレビ)と「4ソーシャルメディア」の間における、企業や商品についての情報の流れを見てみましょう。すると、新聞やテレビで見た情報をソーシャルメディア上で確認することが多く、マスメディアが情報の発信元になっているケースが多いことが分かります。

商品購入前の最終段階で利用されているクチコミサイトでは、マスメディアのみならず、SNS、ツイッター、ブログで見た情報も多く確認されています。このことから、SNS、ツイッター、ブログで企業や商品に関するアクションをした経験は、クチコミサイトの利用に影響を与えていることが考えられます。

3 マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する

Newspaper

Kuchicomi

Twitter BlogSNS

Television

Page 19: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

3534

問 あなたは、この1年の間に次のような経験はありますか。商品ごとにあてはまるものをいくつでもお知らせください。

  ・インターネット上で話題にしたことがある  ・インターネット上で「イイネ!」「いいね!」ボタンを押したり、リツイートしたことがある

(%)

(%)

0 10 20 30 40 50

新聞・テレビ高活用層(n=557)

テレビ高活用層(n=1,005)

新聞高活用層(n=792)

全体(n=5,000)

0

5

10

15

20

25

新聞・テレビ高活用層(n=557)テレビ高活用層(n=1,005)新聞高活用層(n=792)

金融商品

パック旅行

(国内・海外)

映画・コンサート

などのチケット

音楽・CD

書籍・雑誌

住宅や不動産

自動車

テレビ・冷蔵庫などの

大型家電

カメラ・PCなどの

デジタル機器

薬品

スポーツ用品・

ウエア・シューズ

トイレタリーや

日用雑貨品

衣料・くつ・

かばん

化粧品

食品・飲料

全体(n=5,000)

消費財 耐久消費財 サービス・その他

21.6

37.6

35.3

37.9 ※15商品についてこの1年間に「インターネット上で話題にした経験」 または「ソーシャルボタンやリツイート経験」をした率。

SNS上で ツイッター上で ブログ上で

(%)0 20 40 60 80 100

(%)0 20 40 60 80 100

(%)0 20 40 60 80 100

新聞・テレビ高活用層(n=331)テレビ高活用層(n=575)新聞高活用層(n=460)SNS利用者全体(n=2,348)

きっかけで購入・ファンになった経験

話題の発信・拡散経験

コミュニティ利用経験

企業や商品(サービス)ページ利用経験

企業アカウント利用経験

企業ブログ利用経験

経験あり 計

新聞・テレビ高活用層(n=257)テレビ高活用層(n=440)新聞高活用層(n=344)ツイッター利用者全体(n=1,711)

新聞・テレビ高活用層(n=278)テレビ高活用層(n=485)新聞高活用層(n=383)ブログ利用者全体(n=2,203)

*項目なし*項目なし

59.777.073.280.1

50.064.863.169.2

19.231.730.433.8

23.337.434.438.1

15.728.523.528.4

65.274.773.274.7

60.067.466.468.1

13.725.021.126.1

19.231.428.933.1

56.472.869.773.0

37.953.053.055.4

9.319.817.521.6

32.944.142.345.0

情報の流れに新聞、テレビが加わると、企業との関係づくりは促進されるSNSやツイッター、ブログにおいて企業や商品に関してアクションをした経験に、情報の起点である新聞、テレビはどのような影響を与えているのでしょうか。 企業や商品についての情報の流れの中で、新聞をよく活用している人を「新聞高活用層」、テレビをよく活用している人を「テレビ高活用層」とし、新聞、テレビの両方をよく活用している人を「新聞・テレビ高活用層」と定義※しました。 「新聞高活用層」に注目すると、SNS、ツイッター、ブログにおけるどの段階でも利用者全体よりも高い割合で、企業や商品に関して何らかのアクションをした経験がありました。「テレビ高活用層」でも同様の傾向が見られますが、「新聞高活用層」の方がその傾向は顕著に見られます。 このことから、新聞、テレビは企業と消費者との関係構築を促進させていることが分かります。

情報の流れに新聞、テレビが加わると、商品情報の伝播力は格段に上がる消費財、耐久消費財、サービス・その他の3つのカテゴリーの15商品について、この1年間におけるインターネット上での発信・拡散経験をそれぞれ尋ねました。その結果、「新聞高活用層」「テレビ高活用層」のスコアは全体よりも高く、「新聞高活用層」の方がその差は大きくなりました。「新聞・テレビ高活用層」においてはさらに高いスコアでした。

このことは、情報の流れに新聞、テレビが加わることで、ソーシャルメディア上での商品情報伝播力が格段に上がることを示しています。

3 マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する

※33ページの情報の流れ(新聞、テレビ、「4ソーシャルメディア」の相互間における情報の発信、受信状況)の中で新聞が関わっている場合において、発信または受信に「よくある」が1つ以上 ある人を「新聞高活用層」、同様にテレビについては「テレビ高活用層」とし、新聞およびテレビが関わっている場合の両方に「よくある」が1つ以上ある人を「新聞・テレビ高活用層」とした。

●新聞、テレビ高活用層のソーシャルメディア上での商品情報の伝播

▼商品情報の発信・拡散経験/この1年間(15商品計)

●新聞、テレビ高活用層のソーシャルメディア上で企業や商品に関して何らかのアクションをした経験▼商品情報の発信・拡散経験/この1年間(15商品別)

Twitter Blog

Newspaper

SNS

Television

Page 20: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

36 37

(%)0 10 20 30 40 50 60 70

(%)0 10 20 30 40 50 60 70

(%)0 10 20 30 40 50 60 70

きっかけで購入・ファンになった経験

話題の発信・拡散経験

コミュニティ利用経験

企業や商品(サービス)ページ利用経験

企業アカウント利用経験

企業ブログ利用経験

経験あり 計 62.453.8

52.943.8

20.217.0

25.219.2

17.012.9

68.159.2

62.355.0

14.611.7

21.115.1

58.152.7

39.334.9

10.95.7

33.930.7

問 ソーシャルメディア上で交流をする上で、何が大切だと思いますか。3つまでお知らせください。

問 ふだんの生活やお買い物に関わる次の考え方は、あなたのお気持ちに、どの程度あてはまりますか。(「あてはまる」~「あてはまらない」の5段階尺度)

(%) (%) (%)

(%) (%) (%)

(%) (%) (%)

(%) (%) (%)

(%) (%) (%)

▼生活意識(「あてはまる」+「ややあてはまる」計)

▼ソーシャルメディアで交流をする上で「大切なこと」■事実に基づいた発信をする ■裏づけ・確認をとってから

 発信をする■情報は自分で理解したものを 発信する

新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

■ふだんから色々なメディアに 目を通している

■講演会やシンポジウムに 行くことは刺激になる

■海外旅行が好きだ

■雑誌や書籍にお金を使うのは 惜しくない

■子どもの教育には積極的に お金をかけたいと思う

■習いごとなどに積極的に お金をかけたい

■一通りのテーブルマナーを 知っている

■歴史や文化に興味が 強いほうだ

■礼儀やしきたりを守るほうだ

■ゴミはきちんと分別しないと 気がすまない

■モノを選ぶ時は環境へ 配慮したメーカーの方を選ぶ

■公共利益の為であれば自分に 不利益でも従おうと思う

▼本人の年収 (%) ▼学歴 (%)

確かな情報を伝達させる

情報収集に積極的

自分を高める刺激への消費意欲が旺盛

良識をもち、公共心にも富む

消費を支える高収入

66.7

59.8

34.4

28.5

26.7

22.3

(%) (%) (%)

▼利用メディア上への話題を自分から話題にする・書き込む(各メディア利用者ベース)

■SNS上で ■ツイッター上で ■ブログ上で

新聞非閲読者(n=736)

新聞閲読者(n=1,612)

(n=687)

情報発信力がある

46.7

30.4

32.7

22.9

42.3

35.2

39.6

33.0

38.2

31.8

25.5

21.4

38.5

29.3

46.2

37.6

58.4

49.8

54.7

47.9

371万円

266万円

その他大学・大学院専門・短大・高専高校小・中学校

2.2

4.5

25.3

30.0

22.9

21.2

49.4

44.10.2

0.2新聞非閲読者(n=1,432)

新聞閲読者(n=3,568)

わからない年収なし

1,000万円以上700~999万円500~699万円

300~499万円100~299万円

99万円以下

20.2

25.8

19.5

21.8

18.4

18.0

9.5

5.4

7.4

3.6

3.7

0.6

14.3

18.3

6.9

6.4

32.7

26.2

29.0

23.3

58.7

50.5

64.0

61.0

60.8

55.0

(n=1,516)

(n=556)

(n=1,155)

新聞非閲読者(n=736)新聞閲読者(n=1,612)

新聞非閲読者(n=556)新聞閲読者(n=1,155)

新聞非閲読者(n=687)新聞閲読者(n=1,516)

SNS上で ツイッター上で ブログ上で

*項目なし*項目なし平均年収年収なし・わからない除く

新聞はソーシャルメディアを活用した企業との密な関係づくりを促進し、読者は優良なコミュニケーションターゲットでは、ふだんから新聞(スポーツ新聞などを除く)を読んでいる人とそうでない人との違いはあるのでしょうか。新聞閲読者は、非閲読者に比べてSNSやツイッター、ブログで企業や商品に関して何らかのアクションをした経験の割合が高くなっています。このことは、日常的に新聞を閲読することで、商品やサービスに関する情報の流れの中に新聞が加わっているためだと考えられます。

それに加え、ソーシャルメディア上での交流の意識や、生活意識、さらには年収という側面からも、コミュニケーションターゲットとして新聞閲読者は優良な層であると言えます。

3 マスメディアは企業と消費者の密な関係づくりに貢献する

●新聞閲読者のソーシャルメディア上で企業や商品(サービス)に関して何らかのアクションをした経験

●新聞閲読者のプロフィール

Newspaper

Twitter BlogSNS

Page 21: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

3938

ソーシャルメディアユーザーの約7割がふだんから新聞を読んでいます。その新聞ごとの違いに焦点を当てていきましょう。 

ソーシャルメディアユーザーと朝日新聞

Page 22: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

4140

(%)

(%)

●新聞各紙のイメージ 全体(n=5,000)▼社会的な影響力がある ▼記事が充実している ▼日本を代表する

▼記事が話題になることが多い ▼社会的な問題に積極的に 取り組んでいる

▼新しい問題を多く投げかけている

▼世帯購読紙 ▼ふだん読む新聞

0 5 10 15 20 25(%)

0 5 10 15 20 25

その他

スポーツ新聞

県紙(ブロック紙以外の地方紙)

ブロック紙(北海道新聞・東京新聞・中日新聞・西日本新聞)

産経新聞

毎日新聞

日本経済新聞

読売新聞

朝日新聞

0 5 10 15 20 25(%)

0 5 10 15 20 25(%)

0 5 10 15 20 25(%)

(%)

0 5 10 15 20 25

県紙(ブロック紙以外の地方紙)

ブロック紙(北海道新聞・東京新聞・中日新聞・西日本新聞)

産経新聞

毎日新聞

日本経済新聞

読売新聞

朝日新聞

0 10 20 30 40(%)

0 10 20 30 40(%)

0 10 20 30 40

(%)0 10 20 30 40

(%)0 10 20 30 40

(%)0 10 20 30 40

日本経済新聞読売新聞朝日新聞

日本経済新聞読売新聞朝日新聞

SNS利用者(n=2,348)

ツイッター利用者(n=1,711)

ブログ利用者(n=2,203)

商品クチコミ・コメント・評価サイト利用者(n=3,874)

18.5

17.7

8.0

4.7

3.5

7.3

15.8

2.5

6.6

20.5

18.8

12.3

5.9

4.5

8.5

17.8

5.2

5.7

20.4

18.4

13.4

5.3

4.8

7.7

17.2

20.9

17.7

12.3

5.3

4.9

7.7

17.2

20.2

18.2

11.9

5.9

5.0

7.9

18.4

21.8

18.9

12.7

6.1

4.5

9.0

18.2

36.3

29.8

29.3

32.9

26.2

23.1

30.7

25.7

18.5

25.9

19.1

16.9

22.2

14.3

12.5

20.5

12.4

11.5

「4ソーシャルメディア」ユーザーに最もよく読まれ、高く評価されている朝日新聞「4ソーシャルメディア」ユーザーの世帯購読紙の中で最も多いのは、朝日新聞でした。ふだん読む新聞においても、朝日新聞が最も多い結果となりました。新聞各紙のイメージでは、「社会的な影響力がある」「日本を代表する」「記事が充実している」などの項目で、朝日新聞は高く評価されています。

4 ソーシャルメディアユーザーと朝日新聞

●世帯購読紙、ふだん読む新聞 全体(n=5,000)

▼各ソーシャルメディアユーザーのふだん読む新聞

Newspaper

Page 23: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

4342

イラスト/おおよどながら

(%)0 10 20 30 40

きっかけで購入・ファンになった経験者

(n=369)

話題の発信・拡散経験者(n=548)

コミュニティ利用経験者(n=451)

企業や商品(サービス)ページ利用経験者

(n=1,175)

23.720.9

15.76.35.58.9

17.4

24.619.320.0

5.37.39.3

18.0

23.922.3

19.06.97.18.8

19.3

25.523.321.4

7.66.25.4

21.4

(%)0 10 20 30 40

きっかけで購入・ファンになった経験者

(n=328)

話題の発信・拡散経験者(n=234)

*項目なし

企業アカウント利用経験者(n=1,026)

24.318.0

13.85.75.88.3

17.2

30.324.8

20.59.0

6.05.1

15.4

29.021.6

17.47.37.07.3

17.7

(%)0 10 20 30 40

きっかけで購入・ファンになった経験者

(n=725)

話題の発信・拡散経験者(n=205)

*項目なし

企業ブログ利用経験者(n=836)

24.020.8

15.46.95.98.0

18.4

29.327.8

21.511.210.28.3

21.5

20.720.7

14.96.27.77.3

18.3

(%)0 10 20 30 40

県紙ブロック紙産経毎日日経読売朝日県紙ブロック紙産経毎日日経読売朝日

*項目なし

企業や商品に好意的な書き込みをする〈よく+時々〉

(n=642)

企業や商品に関しての質問をする〈よく+時々〉

(n=350)

*項目なし

30.326.0

22.08.07.17.4

19.1

23.221.0

14.67.88.39.3

18.4

SNS上で

ツイッター上で

ブログ上で

商品クチコミ・コメント・評価サイト上で

ソーシャルメディア上で企業と良好な関係を築く「朝日新聞読者」

SNS、ツイッター、ブログ、クチコミサイト上で、企業や商品に関してアクションをした経験がある人のふだん読んでいる新聞を見ると、いずれにおいても朝日新聞の割合が最も高い結果になりました。朝日新聞読者は他紙読者に比べ、ソーシャルメディア上において企業との関わりを多く持っていることが分かります。

4 ソーシャルメディアユーザーと朝日新聞

●ソーシャルメディア上で企業や商品(サービス)に関してアクションをした経験の内容別、ふだん読む新聞

Twitter Blog Kuchicomi

Newspaper

SNS

Page 24: ソーシャルメディアと新聞...Facebook、ツイッターなどの名前を、一度は耳にしたことがあるのではないで しょうか。特に最近ではスマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアの利

本冊子ではまず、ソーシャルメディアのユーザープロフィールや利用実態、そしてマスメディアとどういった関わりがあるかを取り上げました。その中でも、「4ソーシャルメディア」ユーザーの7割以上がふだんから新聞を読んでいることは、我々にとって驚きでした。さらに、ソーシャルメディア上に書き込みを行う際にも新聞は参考にされており、両者が密接に関連していることを確認できました。

後半では、企業の消費者との関係づくりをマスメディアが促進しており、さらにその関係は商品やサービスの購入・利用につながっていることが分かりました。特に新聞閲読者は、ソーシャルメディア上において企業や商品に関してアクションをした経験の割合が高い結果となりましたが、それは新聞を読んでいることに加え、ふだんから色々なメディアに目を通すなど、情報収集に積極的であることも要因であると考えられます。また、朝日新聞読者は他紙読者に比べてソーシャルメディア上で企業との関わりを多く持っていることが分かりました。このことから、朝日新聞読者は特に優れたコミュニケーションターゲットであると言えるのではないでしょうか。

ソーシャルメディアはその定義が様々であることから、その全貌を把握することは困難ですが、今回の調査ではその一部を明らかにすることができました。もちろん、これらの結果は調査を実施した2012年2月時点のもので、日々ソーシャルメディアは進化を続けており、今回の調査で得られた知見は永続的に活用できるものではありませんが、本冊子がその実態の理解への一助となれば幸いです。

調査地域:全国調査対象:15~69歳の「4ソーシャルメディア」のいずれかを利用している男女個人     ※「4ソーシャルメディア」は、「SNS」「ツイッター」「ブログ」「商品クチコミ・コメント・評価サイト」標本抽出:調査会社のモニターより対象「4ソーシャルメディア」利用者の人口実勢構成割付      ※インターネット利用者構成に割り付けたスクリーニング調査を実施し、「4ソーシャルメディア」利用者を抽出。      本調査標本構成は、スクリーニング調査結果に準じた     ※インターネット利用者構成は平成23年1月調査の総務省「通信利用動向調査」結果を用いて推計した調査方法:インターネット調査回 収 数:8,313(5,000で集計)調査期間:2012年2月24日(金)~3月7日(水)     (対象者の回答負担軽減のため、この間に2回に分けて本調査を実施した) 調査企画:朝日新聞大阪本社広告局分析協力:高橋広行(流通科学大学商学部 専任講師・イプソス研究員)調査機関・レターヘッド:Ipsos日本統計調査(株)(現イプソス株式会社)

おわりに

ソーシャルメディア利用実態調査