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ショックアブソーバ　油漏れの判定方法について

シャシサスペンション及びキャブサスペンションのショックアブソーバ外筒に付着したピストンロッド

潤滑用オイルを、 油漏れと間違えて交換される場合がありますので、 油漏れの判定方法について

お知らせ致します。 点検 ・整備にご活用ください。

■対象車両

大 ・中 ・小　トラック ・ バス　全車

■ショックアブソーバ搭載部位

・シャシサスペンション部

・ キャブサスペンション部 （キャブサス車）

ポスト新長期規制　大型トラックの例

キャブサスペンション （Ｆｒ側）

ショックアブソーバ

ショックアブソーバ

ショックアブソーバ

ショックアブソーバ

ショックアブソーバ

車両前方

車両前方

車両前方 車両前方

キャブサスペンション (Rr 側）

シャシサスペンション (Rr 側）シャシサスペンション (Fr 側）

■ショックアブソーバの動きとピストンロッドの潤滑

【ショックアブソーバの動き】

ショックアブソーバは、 オイルが入った筒の中をピストンロッドがストロークして減衰しています。

【ピストンロッドの潤滑】

筒内のオイルはオイルシールで密封され、 潤滑用の油膜はピストンロッド表面で、 リップにより

形成 ・掻き取られます。

このときオイルの一部が外筒に付着する場合がありますが、 正常です。

【油漏れ】

オイルシールが傷や磨耗で劣化し内部のオイルを密閉できなくなると油漏れが発生します。

この場合は交換してください。

■油漏れの判定方法

正常（継続使用可能）

・外筒へのオイルの付着は正常です

異常（油漏れ・交換要）

・写真のように、指で外筒部分を拭き取った時、指がオイルまみれになる・上記、指による拭き取りチェックの後、外筒の拭き取った部位にオイルが

にじみ始める

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油膜

伸び工程 縮み工程

油膜の形成 油膜の掻き取り

オイルの付着

オイルシール

ピストンロッド

オイルの付着

メインリップ

ダストリップ

オイル