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ステップアップコース六十花甲子 第2回目 乙の干支
乙の性質
• 石門星の特質(協調性・和合性・リーダーシップ)を発揮する。
• 基本的に、人と群れる必要のある人
• 人と組むことに長け、群生するほど強くなる。
• 人脈形成が得意。
• 踏まれても耐えられる逞しさを持つ。
乙の干支絵同じ乙でも組み合わさる地支によって特徴は異なる
干支番号 干支名 別名
2 乙丑 雪中初生の木
12 乙亥 水上寄生の木
22 乙酉 盆栽の花
32 乙未 柔軟の草木
42 乙巳 倒挿の花
52 乙卯 五穀秀実の柔木
乙丑雪中初生の木
• 配偶者のエネルギーをもらい成功する。
• 丙が透干すると吉。太陽(丙の気)があると
人生が暖かくなる。
• 「丑の情」といい、配偶者を犠牲にして
伸びるので結婚すると運は上がるが、逆に
配偶者はこの人の犠牲になり、自分の運を
乙丑に与えることになる。身弱であれば持
たない。
• 女性なら、悪妻になることで夫に稼働力が
生まれ働き者の夫になる。
• 男性なら、悪夫となり飲む打つ買うの生き
様(昔の男尊女卑)でも妻が尽くしてくれ
るが妻の力量が弱い場合は寿命を縮める。
乙亥水上寄生の木
• 天極が出るので配偶者とは会話が合わない。
• 養子・養女の運あり、他家に依存して伸びる。生家・生地には根を張れない(家系に運なし)
• 幼少期の波乱、順当な結婚による波乱は避けられない。
• 巳の対冲は配偶者、子供縁を薄くする。乙亥で地支に巳がある人は、家庭運が壊れる。
• 水上寄生の木は移根接木となり、男女を問わず本質的に不安定な要素あり。特に、生家生地に止まる事が不安定さに拍車をかける。
乙酉盆栽の花
• 望まれて迎え入れられることが生きるコツ。自
我を出すのではなくあくまでも観賞用で受け身
であること。
• 口が悪く、余計な一言が多い。
• 鑑賞するには見事であるが、常に静穏で
いることが条件。
• 宿命に癸(蔵干すること)丁・辛が揃えば最大
の喜びと衆望(注目やうらやましがられるこ
と)を一身に集める。
• 禄存星・司禄星がありすぎても怖い。
• 牽牛星はどこにあっても美男美女。
• 縦(精神)に玉堂星が一個あると美男美女。3
個玉堂星が揃うと逆になる。
乙未柔軟の草木
• 天印星が出て、未知の可能性を所有している。
• 保護されるもの、頼るべきものが必要である。
• 宿命に癸と甲の保命があれば吉。
• 火性多過であれば志半ばで挫折する。
• 女性の場合は、子供(=火性)を持つと運が
下がり離婚しやすくなる。
• 子供を産むのであれば1人or2人までとする
こと。
• 乙未は燥土であり太陽の気より水を先に必要
とする。
乙巳倒挿の花
• 良妻賢母でパートナーによく尽くす。
• 愛人はダメ。天恍星が出るので色ごとに迷わな
いよう注意が必要。一度の過ちが一度では済ま
なくなる。もし女性特有の色毛を武器に人生を
渡っていくのであれば、実にうまい世渡り上手
の可能だが、その場合は美人薄命。
• 女性の場合、湿度があれば夏草も強い立場にな
り、控えめでありながら配偶者に全力で尽くす
存在となって周囲からも評価が高くなる。
• 男性の場合は、自発的な発展性欠け社会的に成
功しにくくなる。
乙卯五徳秀実の柔木
• くいっぱぐれがない食禄有余の人。
• 天地が木性なので、陰的な強さになる。男性が所有
するより、女性が所有した方が見事な自己能力発揮
になる。夫を中心にし夫の全ての補佐役に徹するこ
とで自分の役目を果たすと見事な評価に結び付く。
• 庚の多過(牽牛星)は、役目多くして自滅し、干合
多過(配偶者)で、人生に迷いが多くなり自滅する。
• 辛の多過(車騎星)による剋され過ぎは、天禄星の
価値が失われ自滅する。
• 強い気質を所有しているが、温厚(天禄星=保守
的)であり、穏やかさが目立つ。自己表現源をしな
いが、自己の強さを外に洩気すると真の能力・才能
の発揮となる。