平成２５年１２月１２日（１）第９２号全国脊髄損傷者連合会神奈川県支部 一九七七年十二月三、鋪一一一種郵便部認可

二○一二年十一一月十一一日発行（毎月十八回一・一一・三・五・』ハ・七の日発行）

ｓＳＫＰⅢ巻第五五八三号

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yawaragi@maxhi-hone､jｐ

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メールアドレス

天候に恵まれ、楽しいバスツアーでした。念願のスカイツリーも登頂|こ成功。

第35回神奈川県支部…………Ｚ

総会報告支部長山崎昇

交遡パリアフリー化は

どれだけ進んだか

神奈川県立保仙禍祉大学

非術勤撫師

恒例のスポーツ吹矢大会

５

第１Z回鰐会富山県大会閥脳偲告 畷丼直人

･･･………Ⅱ

路111十九夫

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３

"東京スカイツリー…………４

車いすで登頂､、県央協会路川みどり 会員動向

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全国脊個損盛者連合会

神奈ⅡＩＮＩ支部

〒z4GOOO6横iyiﾊﾟi瀬谷区上翻行町2か211

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阻築人

山ＱＯ昇

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伊勢原市のフォーラム２４６で午前旧時半より、役員会が

行われ、午後より３階会議室で、第あ回定例支部総会が開催

されました。

支部長の挨拶、資格審査報告、議長選出で始まり、今回は、

川崎協会の田辺昌美さんが議長に指名され、第１号議案から

第６号議案まで報告審議され承認されました。

また、平成亜年度本部全国総会開催が関東甲信ブロックで

の開催担当となっておりましたが、ブロックで開催する支部

が無く、神奈川県支部での開催をお願いされましたが、神奈

川県支部だけでの開伽は無理があり、本部、千葉県支部と神

奈川県支部での共同開催ということで、支部総会で承認され

ました。皆様の力で、全国総会を成功させましょう。ご協力

宜しくお願いいたします。

日時

平成率年６月宰曰（土）

会場

フォーラム２４６

資格審査報告（平成率年４月１日現在）

会員総数

１０１名

総会出席者但名委任状提出者⑭名

会則第旧条２項による総会成立の定足数

第妬回神奈川県支部総会報告

全国脊髄損傷者連合会

支部長山崎昇

計５１５４名名

平成軍年噴の甥鴬として、神袋川映内４カ所で脊随旧傷者

相談会の開催、県内における路線バスのバリァフリー調査研

究事業が行われます。

会員の皆様の力で神奈川県内を趣車、バスがバリァフリー

で運行され、自宅近くのバス停から、公共交通機関を利用し

て病院、旅行、会社などに利用出来る交通機関をめざし頑張

りましょう。

今年度の活動計画も承浬され、新たな活動がスタートした。

（３）企画w仙禍鰯衞油介会樽奈川蝋興,wiim11…ＭＭ,騎二繍興腱…,,卿１，,劇 IlWI）201311Ｅｌ２）1】2ⅡWJSSI(I､迫巻H58Z\2，３．５．６．７，

第厄回総会富山鼎大会が富山県砺波市の砺波ロイヤルホテ

ルで開怖され、全国“支部の巾刈文部出席、委任川支部で行

われた。神奈川県支部からは、山崎、路川、妻屋、赤城が出

席しましたが、全員本部役員になっており、総会議長は開催

ブロックより推薦され、また、剛議長は次回開催予定文部の

神奈川肌が担当することとなっていますが、今回の大会に出

席した全員が本部役員であり、役員は副議長が出来ませんの

で、関東甲信ブロックの茨城県支部長に変わってもらい、行

いました。

総会の前日６Ⅱ午後より連絡会鍍が、各文部代表折が集ま

り開催されました。

本総会は７日午前中に式典は終わりましたが、今回神奈川

県支部より推薦しました杉山光子、路川みどりさんの二人に

支部推鱗功労者として感謝状が贈呈されました。

今回の総会も公益法人移行申洲のため定紋改定及び澱規定

案についての第６号議案について議論が砿ねられ、２度、３

度の採決の後、承認されました。

最後に、次年度全国総会開怖肌が神奈川県での開怖で承認

され、決議文の朗読と大会スローガンの採決がされ、川会宣

言で終了いたしました。

（社）全国脊髄損傷者連合会

第肥回総会富山県大会開催報告

開催日

会場

６月７日～９日

砺波ロイヤルホテル

次年度神奈川県での総会開催も決定された総会富山県大会風景

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平成西年Ⅶ月川日、県央協会主催の

東京スカイッリーバスッアーが開催さ

れ”名が参加しました。

丹沢観光リフト付きバスに神奈リハ

駐車場から乗車し、次の集合場所、旭

町五丁目から残りのⅡ名を乗せ、念願

のバスッアーが始まりました。お天気

は日頃の皆さんの「おこない」が良い

せいか、朝から快晴、箸くもなく寒く

もなく絶好の行楽日和に恵まれました。

パスは東名、首都高を抜け、三連休

の最終日とは思えない程、順調に進み、

昼食会場でありますお台場グランパシ

フィックホテルに到満しました。ホテ

ル内イタリア料理レストラン「インコ

ントＥでランチをいただきお腹いっ

ぱい、ピザやパスタで満足した後、お

台場の町を自由散策しました。

フジテレビに見学に行かれる人やシ

ョッピングに出かける人、最も多かっ

たのは大観覧車に乗る人達でした。こ

のパレットタウン大観覧車はバリアフ

リー対応で扉が大きく開き車いすでも

快適に乗車できる様になっています。

皆さん抜群の眺望を楽しめたようです。

十分お台場散策を楽しんだ後、今回

の目的地、東京スカイッリーの夕、夜

景を見るためバスは向いました。間も

なくタワーの高さ６３４メートル、足

元の一辺の長さ砥メートルの巨大タワ

ーに到着しました。

タワーの大きさに圧倒され、余りの

人の多さに不安を感

じましたが、多くの

行列の中、団体予約

をしていた私たち一

行は、数時間待ちを

している人々を横目

に優先的にエレベー

ターに乗ることがで

きました。

展望台は混雑して

いましたが、素晴ら

しい眺めを楽しむこ

とができ、夜景には

少し早い時間でした

が、階下に見える車

のライトや橋のネオ

路Ⅲ門

…冠

ンがキラキラ光って見え、念願のスカ

イッリーに登頂できた実感がわいてき

ました。帰りがけの車中からはライ

ティングされた稚のタワーに酔いしれ

た一日でした。

今回参加されました会貝ご家族の皆

様、一日大変お疲れ様でした。

またまたバスへの座席移動に汗を流

しながらトランスファーのお手つだい

をして頂きましたタビックスジャパン

の村田さん、丹沢交通の運転手さん、

本当にありがとうございました。心よ

りお礼申し上げます。

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交通（Iノア７１１－化け

どれだけ進んだか

－その１

ｲ''１糸川ﾘTl:立保健福祉大学

非常勤講師藤井直人氏

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移動性、バリアフリ！というのは、

ある程度高齢化してきたとき、高齢者

自身の身体機能は瀞ち、公共交通がだ

んだん使いづらくなってきます。その

時に、では移動制約者とはどういう人

をいうのかと、明治大学の中村実男先

生が本の中で定義されています。

２番目は、見る、聞く、話す、これ

らは視覚隙害や聴覚隙宵や知的障審を

含めて「知覚的移動能力」ということ。

１番目は、個人の移動する能力、い

わゆる移動制約をしているということ。

移動にかかる個人的な能力というもの

があるのだということ。その内容は歩

く、乗る、降りるの「身体的移動能

力」ということ。

今回の研修会には、藤井先生を

讃師にお呼びし、世界的な視野か

ら、交通バリアフリーの現状につ

いてご鋼演をお願いしました。神

奈川県内においても、大都市と地

方都市との格差もあります。今年

度は、県内全域で「バス」のバリ

アフリー化を調査しますが、その

ためのよき情報提供になると思

い、鋼演の概要を褐戦します。

「アクセシビリティ」とは、“交通シ

ステムの一般的な利用のしやすさ”の

ことをいい、駅舎に段差がない、低床

式バスがないというような意味におい

ての「物理的なアクセシビリティ」。

３番目は、交通サービスを購入でき

ない「経済的移動能力」ということ。

お金を持っている人はタクシーを使う。

所得の低い人たちは、地下鉄を使って

移励するという、一つの差が出てくる

かもしれません。そういった３つがあ

るだろうといっています。

移動制約者の概念1.移動能力(abilitytomove)移動にかかわる個人的能力①歩く､乗る､降りる等｢身体的移動能力」②見る､聴く.賭すなどの｢知覚的移動能力」③交通サービスをin入出来るなどの｢経済的移助能力」

2.アクセシピリティ:交通システムの－股的な利用しやすさ

①駅舎に段運がないなどの｢物理的アクセシピリティ」

②交通サービスあるいは交通施設に関する情報が支障なく入手できるなどの｢情報的アクセシビリティ」

ＣＤ運両が安いなどの｢経済的アクセシピリティ」3.移動制約者は｢移動能力｣と｢アクセシビリティ｣の両方に障害がある場合に､個人の移動の容易性､すなわち｢モビリティ」が制約されることになる。

4.高齢者･障害者のモビリティ問皿を笛ずる埆合には､通常「経済的移動制約者｣と｢経蘇的アクセシビリティ｣は含まれない。

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いわゆる移動しやすさということは、

【個人的な移動能力】と【物理的なア

クセシビリティ］両方に障害がある場

合に個人の移動の容易さ、移勤が制約

されるという、「モビリティ」が制約

されることになります。つまり個人的

な身体障害と物理的な障害です。例え

ば、車いすに乗って駅に行ったときに、

エレベーターがあれば自由にアクセス

できますが、エレベーターがないため

にそれができないと、そういった方を

「移動制約者」と定義しています。経

済的な部分でのアクセシビリティは含

まれないともいわれています。

そして“交通サービス”、情報です。

耳の不自由な方には目で伝える視覚情

報、目の見えない方には音声悩報とい

うように、その情報がないために利用

できないという人も出てきます。運賃

などが安いという“経済的アクセシビ

リティ”もあるといわれています。

交通手段として、公共交通、私的交

通と大別され、公共交通には大肚輸送

機関、中間モード交通、個別交通とあ

ります。

問題になってくるのが、タクシーと

ＳＴＳのことです。

予約ドア・ツー・ドア型という、送

迎サービスがあります。ＳＴＳという

のは福祉有臓と同じで、スペシャルト

ランスポートサービスといい、特別輸

送サービスです。公共交通を使えない

人が使うための輸送サービスです。こ

れが、福祉有償運送といわれています。

問題となってくるのが、ＳＴＳとタ

クシーというのではなくて、同列で同

じサービスをやっていることです。と

いうことは、タクシー業者のほうが自

分たちの仕聯を取られるといって警戒

心をあらわにします。

ＳＴＳはボランティア側ですから、

タクシーも、公共交通も利用できない

人たちのために、私たちが一生懸命移

励を手伝っているのです、という微域

から入って来ています。

般近「有償運送」といって、ある程

度料金を取ってもいいと、そうなって

くるとタクシーとこれとがぶつかりま

す。都会はまだいいですが、田舎にな

ってくると、タクシー１台とか２台と

かという所に、福祉輸送と称して自分

たちよりも安い料金で運んでもらうと、

タクシーともろにぶつかってきます。

そういう移動のしやすさの中には、経

済的な面も十分考えなければいけない

という状況です。

脊損の人は自分で運転する個別交通

ですが、胸椎レベルの損傷の方で神経

を痛めて右手がぜんぜん便えなくなっ

た方がいます。トランスファーのとき

肩を使い、そして重たい車いすを乗せ

るときに肩を使って乗せる。胸椎レベ

ルなのに完全に右手を使えない。

今、私は福祉用具専門相談員をやっ

ていますが、その中で、トランスファ

ーができなくなり、リフターを使って

自分で移動していきたいという相談が

ありました。肩を使いすぎて肩に痛み

が出てくるというのが、文献的には出

てきています。かなり闘い比率で両の

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術みがあるようで、予防的に道具を使

うことを考えてもいいかと思います。

トランスファーができない場合は迎

転免許が取れないですが、これはコン

ピューターを使い、ジョイスティック

で前に倒すとブレーキ、後ろに引くと

アクセル、その信号をコンピューター

で解析してアクセルペダルを動かした

り、ハンドルをコンピューターで動か

したりするようにします。機械的には

全部コンピューターでコントロールさ

れています。だから、そういった技術

がこういった車に反映されれば、重度

の四肢まひの方でも車の運転ができま

すよということです。ただ、これは万

が一の故障の場合、大変な事故になる

というので、アメリカの大手の噸メー

カーはやっていないです。早くこうい

った障害者がコントロールできるもの

ができればいいと思います。

１９９７年から２０００年に東京理

科大の川村先生、秋山先生と一緒に、

噸勤の“かっぽ”という自動車を作り

ました。秋田県鷹巣町に行って高齢者

に乗ってもらったことがありました。

ただ、スピードがおキロとか卯キロく

らいに制限して使ったということです。

下図にあるように電動にしますと、こ

ういう丸い直方体の床を作って、その

空いた中空の中に電池を突っ込めば、

下が低床化してやってもまったく問題

はありません。

このホイルインモーターといってタ

イヤの中にモーターを入れます。だか

ら従来の車とまったく違った櫛造でで

きます。慶応大学の澗水先生もエリカ

７

録：／’

1{ｌｌｉｉ 段

轍i８３h国鱗:！

という時速４００キロ出る電動車を作

りました。彼に聞いたところ、障害者

も将来的には十分にできますよという

話でこのかっぽを作りました。

高齢者も障害者も運紘できる、とい

うことはこれから運動するときに、電

気自動車というのは、「血いすが簡単

に乗れるような櫛造にしてください」

と声をあげないといけないということ

です。

最近、自励車メーカー各社がこうい

う小型の電動車を出してきています。

「高齢者の支援、外出機会の増加、送

迎行動が容易」となっています。だけ

ど、よく見ますと、今の車の榊造とど

こがどう違うのか分からない構造にな

っています。今、電気自動車の変わり

目です。これが本格的に始動する前に

意見をいっておかなければなりません。

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２０００年Ⅲ月です㈹２００６年に改

正されました。高齢者・身体障害者の

移動円滑化、公共交通を使って自由に

行けるようにという趣旨で作られまし

た。ここでいうのはバスです。「バス

は低床化する」、それから改装もしく

は新しくするときには駅舎については

エレベーター、身体障害者トイレ、視

覚・聴覚も怖報を示すようにする。も

ちろん電水にも乗れるように車いすス

ペースを設けること、ということが交

通バリアフリー法によって規制されて

います。

バスは大体吃年くらいで新車に変え

ています。そうしますと２０００年Ⅲ

月に施行ですから、論理的にいえば２

０１５年のⅢ月までには１００％低床

式バスになっているはずです。

交通バリアフリー法は強制力のある

法律といわれていて、バス会社がこの

ような低床式バスに変えなかった場合

には罰金がつきます。低床式バスは標

湘バスに比べたら２５０万円くらい高

いです。刑金が１００万円でした。そ

れで、バス会社が馴企１００万円払っ

ても１５０万円安かったら、そのほう

がいいのではないかということです。

そうしたら国土交通省の人が、１台１

００万円で済ませるということはさせ

｣国土交通省2.ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰ化の推進状況O整備目標(基本方針）

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駅についてもバリアフリー化が進み、

神奈川県内では１００％と思われま

す。バスについてもかなり進んできて

います。それは強制力のある法律だか

らです。

２００６年に名前が変わり「禰齢者

・障害者等」と書いてありますけれど

も、はじめは「身体障害者等」と入っ

ていました。そして「移動等の円滑化

の促進に関する法律」となっていまし

た。それが「身体」を取り、糀神・知

的の方、障害を持っている方を広くと

らえましょうと進化したということで

す。電車・バス・飛行機の事業者に対

して、すぺて低床バスにしなさいよと

いう法規定がありましたが、福祉タク

シーにも広げ、道路、路外駐繭、都市

公園、建物まで範囲を広げました。

下の表は国土交通省のホームペ１ジ

から持ってきましたが、交通バリアフ

リー法は平成型年を、旧年計画として

目標が設定されました。これは平成加

年度の現状ということですけれども、

例えば、施設に関してバリアフリー化

はこの時点で７１．６％ということに

なっています。鉄道の駅については７

１．３％、鉄道車両については４１．

３％です。本当は、年までに卯％とい

ないといっていました。

バスターミナルについては四％、乗

合バスについては低床バスが４１．７

％、ノンステップバスが幻％になって

います。低床バスとノンステップバス

の違いはというと、ノンステップバス

は、バスにまったく階段がないもの、

低床バスはワンステップバスといって

１段の段差があり、床の高さが苑セン

チになっているバスです。ワンステソ

プバスとノンステップバス両方を「低

床バス」といっています。

この低床バスが加年の時点で４１。

７％、、年で１００％、ノンステッ

プバスについては現状刀％で、ｍ年度

は約犯％に達するというのが目標にな

っています。

う目標にまだ追いついていない数字で

す。福祉タクシーについては１万７４２

台ですが、目標は１万８０００台にな

ります。道路に関しては１００％、建

物についても卯％でバリアフリー化に

していこうということです。新たな都

市公園についても駐車場とか便所とか、

そういったもの数値目標が婚％、お％、

加％…なんて、わりと低く設定してあ

ります。それが今現状でほぼ達せられ

ているのではないかと思います。

あとは、バリアフリー法、一番重要

なのは駅を中心として大体半径が５０

０メートルくらい、１キロくらいの範

囲にある官公庁、公的機関について般

低１経路、駅から達する１本の道路に

片側約２メートルの歩道を設置したア

クセシブルな道路を作る計画をしなさ

い、ということです。

交通バリアフリー法には地方自治体

に作りなさいというものも含まれてい

ます。それで２００６年の改正のとき

に、路外駐車場や公園、一般市民が多

く利用する、デパートやホテル、そう

いった所も全部含めて市町村に必ず最

低１経路アクセシブルな道路にすると

いう計画を作りなさいと規定されまし

た。現在までに、義務ではないですから、

バリアフリー法の基本櫛想で作ったと

いう市町村が、一日５０００人以上あ

る旅客施設については万％という基本

榊想が出されています。残りのお％に

ついては構想すら出ていません。

路外駐車場については刀％のバリア

フリー化率で目標が㈹％台と国土交通

省では出しています。ですから鉄道車

両で４１．３％、目標はもともと卯％

だから、地方に行けばバリアだらけと

いうのが現状だと思います。

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義務を強制するだけなのかというと、

駅のバリアフリー化については費用負

担で鉄道事業者が３分の１、地方自治

体が３分の１，国が３分の１として、

公的機関から樹極的に縦備を進めるよ

うに予算の支援をしています。

ノンステップバスについては、事業

者２分の１、地方公共団体は４分の１，

国が４分の１として、鞭業者だけでな

くて、地方公共団体、国、そういった

ものがそれぞれ補助しますよという趣

旨になっています。

今、神奈川県の中でも差が出てきて

いるというのは、この地方公共団体の

４分の１というところを出さない自治

体があります。例えば、伊勢原市はぜ

んぜん出していないです。だから神奈

中バスはノンステップバスではなくて

ワンステップバスを出しています。

この伊勢原の営業所を持つ仲奈中さ

んのほうから、神奈川リハに相談があ

りました。ワンステップバスというの

は弱センチの床の高さがあります。ノ

ンステップバスは加センチで、センチ

の差があります。それで、スロープは

長くて急になります。

その相談は、運転手さんが車いすを

押さないとワンステップバスに乗れな

い。そのときに腰痛を起こすのですが、

すごい腰痛率だといいます．だから腰

痛を起こさない介助方法を教えてくれ

ということでした。

どうして腰揃が起きるかといいます

と、電動車いすが乗るとスロープがた

わみます。たわみますと、前のキャス

ターと後ろの後方転倒防止のキャスタ

ーがスロープについてしまい、車輪が

いくら押しても動かない。スロープを

ｔれない。それで、迎娠干さんが押す

羽目になってしまう。国土交通術でそ

の話を出したら、神奈中さんだけでは

なく、他のバス部業者さんも腰猟が結

柵発生しているということでした。

ワンステップバスを認めたために長

いスロープを使い、Ⅲい脳動脈いすを

上げるのに運継手の腰揃が発生してい

るといいます。なぜか、地力公共団体

がこの４分の１を出さないから、結局

噸業者はワンステップバスしか入れら

れないという状況です。それだけノン

ステップバスとワンステップバスが違

っているということです。

バリアフリー法の法律で、床面に関

しては測定した床面の地上部は満さが

砥叩以下でなくてはいけないとなって

います。節叩と急に法律で決めたので

す。

スロープの耐荷重を２００陀にする

のか３００肱にするのかという談論か

ありましたが、そのときに２００蛇で

いいと、ガイドラインではそうなりま

した。最近の魎鋤車いすは愈たいのに

なりますと２００雌ぐらいあり、本人

が乗ると２５０腿ぐらいになります。

そうするとこれ自体歪みが起きます。

ＡＤＡの場合は「ひずみが何センチ以

下」と決まっていますが、日本の場合

にはそれがありませんでした。鍵 ；

（次号続く）

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路川十九夫

平成お年６月幻日、神奈川県支部総

会終了後、同会場でスポーツ吹矢大会

が行われました。脊損．付添さんチー

ムと頚損．付添さんチームをバランス

良く２チームに分け、点数を競いあい

ました。一年に一回の大会ですが、年

々上達している方もいらっしゃるよう

です。

吹矢は肺活量増進や呼吸器に良いス

ポーツです。吹く時のタイミングによ

ってはかなり高得点も出ます。

今回は次の様な結果になりました。

入賞者には賞品と参加者全員に参加賞

が渡されました。

恒例のスポーツ吹矢大会

Ａチーム

１位澤藤さんの付添・藩合さん

２位山崎壽さん

３位路川十九夫さん

４位町田安男さん

Ｂチーム

１位賛助会員の山□さん

２位赤城喜久代さん

３位澤藤充教さん

４位妻屋明さん

一いま郭（｝＆慣介に勘■（向」

（新入会員）

笠原恵三（横浜協会）

横浜市戸塚区平戸町４９４

神田茂美（西湖協会）

秦野市南矢名８４１１１

パークホームズ５０５号

魔石晃季（県央協会）

相模原市南区相南４－２４

４３－１２０４

字山和久（西湖協今麦）

平塚市龍城ケ丘８－５

冨松反栄（県央協会）

厚木市関ロ９５９１５

ル・ビアン・セジュール１０２

石原満里子（川崎協会）

川崎市高津区二子２－５１１０

（住所変更）

山崎泰雄（県央協会）

厚木市毛利台１１２６－１４

（亡くなられた方）

小山謙二様

平成型年１月幻日

相沢良雄様

平成別年８月加日

山下勝様

平成西年９月、日

柳下保雄様

平成お年９月９日

今年も弧、お℃が当たり前の酷暑で

夏がずいぶん長かった気がします。

出勤時には既にｍ℃に上がり、道路

の照り返しがとても熱く感じました。

太陽の日射しは帽子で防げても、地面

からの熱は車いすの高さでは防ぎよう

がなく、外出時には注懲が必要でした。

また、以前には耳にした事がなかっ

た「熱中症」や「高温枇意報」という

言葉も多発し、体温調節ができない私

達にとって、夏はこれまで以上に過酷

な季節となっています。

一年を通してみても、寒暖の差が厳

しくなり、三寒四温が薄らいでいるよ

うに思います。この先、日本の季節文

化の四季が感じられなくなるとしたら、

寂しいことですね。

（ｓ・Ｋ）

編集鱈

記

一九七Ｌ年化一月一超一日飾一二弧郵便部認可

二○一三年十一一月十．一Ⅱ樋行（毎月十八回一

ＳｓＫＰ通巻第五五八二号

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銭・一一・→二・五・六・七の日発行）綱梨人横浜市瀬谷区止瀬行二六’一一八発行人

「和」編集部山崎昇

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