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(授業計画) -よりよい授業理解のために- 平成16年度 詫間電波工業高等専門学校 Takuma National College of Tec

(授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

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シ ラ バ ス( 授 業 計 画 )

-よりよい授業理解のために-

平成16年度

詫間電波工業高等専門学校Takuma National College of Technology

Page 2: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

は じ め に

初めての土地を旅行するときには 詳しい地図が必需品である あらかじめ道順を頭、 。

に入れておくと 道に迷うこともなく目的地に到達することができる 地図に名所旧跡、 。

が詳しく記されていると旅行は一段と楽しくなる。

授業は見知らぬ国への旅に似ている 新入生の諸君は新しい教科書を手にして 1年。 、

後にこの1冊の内容がすべて理解できるようになるのかしらと 不安と期待が入り混じ、

った気持ちではないだろうか そのような不安を取り除き 毎日の授業を楽しく受ける。 、

ための道しるべになるものがシラバス である。英語で呼ばれていることから( )syllabusわかるように アメリカから導入された制度であって 教官がコースの初めに学生に配、 、

布する授業計画のことである そこには 各回の授業のテーマと内容 予習しておくべ。 、 、

きことがら 評価の方法と基準などが盛り込まれている したがって 学生諸君は現在、 。 、

自分達がコースのどの辺りに居て どの方向に向かっているのかということを知ること、

ができる また 高学年のシラバスと比較することによって いつどのようなことを学。 、 、

ぶのかということを、かなり具体的に想い描くことができる。シラバスの最大の目的は、

このように学生諸君が積極的に授業に参加し 単に 授業を受ける のではなく 能動的、 「 」 、

に学習するためのガイドラインを提供することである。

学生諸君はまた、学問の体系というものをシラバスから学び取ることができるだろう。

学校の授業は バランスのとれた体系的な知識や技術がしっかりと身につくように講義、

や演習 実験などが配置されている。一方、教科書や参考書が溢れている今日であるが、・

独学で体系的な学習を行うことは至難の技である 学校の授業の意義はまさにこの点に。

ある。

シラバスはまた 教官同士の情報交換にも大変便利である 例えば 物理の教官は数、 。 、

学の授業の進展をシラバスで調べて 三角関数や自然対数を授業に導入する時期を決め、

ることができる 同じ科目を複数の教官が別の切り口から教授する場合にも 授業内容。 、

の調整や、方法の工夫 改善に役立つであろう。・

シラバスは定められた期間に行う授業の内容について 教官と学生が交わす契約書の、

ようなものである 教官には約束した内容を教授する義務があり 学生はその授業のア。 、

ウトラインをあらかじめ知っていることが前提となる シラバスの紙面は各科目1ペー。

ジであるため十分な記載はできないが 学生諸君は記載に希望することがあれば教官に、

告げて 改善と充実に協力して頂きたい このシラバスが学生のみならず 教官によっ、 。 、

ても有効に利用されることを願っている。

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目 次 ( 抜 粋 )

C1電 子 制 御 工 学 科

教 育 目 標 C3

授 業 内 容 C3

教 育 課 程 C4

第 1 学 年 C11

第 2 学 年 C17

第 3 学 年 C23

第 4 学 年 C33

第 5 学 年 C59

C 8 7留 学 生

電 子 制 御 工 学 科

第 3 学 年 C89

第 5 学 年 C97

- i -

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電子制御工学科

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- C3 -

電子制御工学科

1.教育目標

エレクトロニクスを用いて様々な機器やシステムを制御する技術は,社会のあらゆる所に用いられ

ており,我々の生活のためになくてはならないものになっている。さらに,近年の集積回路やコンピ

ュータの急速な小型化により,コンピュータを用いて各種電子機器を高度に制御することが求められ

るようになってきた。このような状況の下で,制御するシステム全体を総合的に理解し,設計・運用

できる技術者が求められている。

電子制御工学科では,このような技術的・社会的状況を適確に把握でき,設計・開発や製造部門の

中枢を担える技術者の育成を目的としている。

電子制御工学科の教育目標は以下の通りである。

(1) 5年間の一貫した教育により,一般教育と専門教育を有機的に関連させて,効果的な技術教育を

行う。また,制御技術の基礎として電子工学及び情報工学の素養を身につけさせるとともに,制

御,計測等に関連する教育を行う。

(2) 基礎的な科目を重視し,工学実験や卒業研究等を通して,それらの知識を応用し,自ら学習する

姿勢を涵養する。

(3) 電子制御技術の急速な進展に対処するため,理解力,創造力,判断力を育成し,新しい技術に対

応できる柔軟性を有する技術者を養成する。

2.授業内容

(1) 専門科目の授業

●低学年の工学基礎では,基礎電気工学,情報処理をはじめ電気回路,応用物理,制御工学,電

気磁気学,電子回路,デジタル回路等を通して,広い範囲の専門科目を修得できるように配慮

されている。

●高学年では,工学基礎の延長線上にある上級科目及び即戦力として必要な情報処理技術,ロボ

ット工学を含むメカトロニクスや制御技術などの専門科目を修得できるように配慮されている。

すなわち,応用数学,半導体工学,機械力学及び計測工学などの必修科目に加えて,数値解析,

確率統計論,制御機器,オペレーションズリサーチ,システム工学,通信理論,固体物理,シ

-ケンス制御,知識工学,ロボット工学,流体力学,熱力学,計算機工学,画像処理及び通信

システムなどの選択科目が準備されている。

●平成16年度から,自ら学習する姿勢を身につけるため,高学年の選択科目を細分化し,前期

および後期それぞれの学期において単位を認定することとした。

(2) 工学実験及び卒業研究

第3学年では毎週4時間,第5学年では毎週2時間の工学実験が配当されている。1クラス4グル

ープ制を採用し,第3学年では8テーマの実験を行う。第5学年では3テーマの実験を行う。実験内

容としては,ハードウェア関係のテーマとソフトウェア関係のテーマがバランスよく配備されている。

第4学年では毎週4時間の工学実験が配当されている。第4学年の前期は制御工学実験及びプログ

ラミング演習を,後期は各教官に配属し,それぞれのテーマについて実験を行う。実験内容には,技

術者として必要な基礎的なものと応用的なものを含む。さらに,最新の高度専門技術を体験し,社会

的責任を自覚し自立した技術者を育成するために,企業の工場見学及び校外実習などを積極的に取り

入れている。

卒業研究では,各教官に配属し一つのテーマについて研究を行わせる。研究計画の立案,実験に関

する検討及び実験結果の考察などを通して,創造性を活かした独力解決型の探求力の習熟を図るとと

もに,報告書の作成や口頭発表など発表能力・コミュニケーション能力の強化について指導する。

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- C4 -

電子制御工学科 (平成16年度以降入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n1 2 3 4 5

2 3n n

応 用 数 学 Ⅰ 2 2 01

応 用 数 学 Ⅱ 2 2 02

応 用 物 理 Ⅰ 2 2 03

応 用 物 理 Ⅱ 2 2 04

必 基 礎 電 気 工 学 2 2 05

制 御 工 学 Ⅰ 2 2 06

制 御 工 学 Ⅱ 2 2 07

電 気 回 路 Ⅰ 2 2 08

電 気 回 路 Ⅱ 2 2 09

修 電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2 10

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2 11

電 子 回 路 Ⅰ 2 2 12

電 子 回 路 Ⅱ 2 2 13

半 導 体 工 学 2 2 14

科 計 測 工 学 2 2 15

ディジタル回路Ⅰ 2 2 16

情 報 処 理 Ⅰ 2 2 17

情 報 処 理 Ⅱ 4 4 18

機 械 力 学 2 2 19

目 基 礎 工 学 演 習 2 2 20

工 学 演 習 2 2 21

制御工学セミナー 3 2 1 22

工 学 実 験 10 4 4 2 23

卒 業 研 究 12 12 24

計 69 6 8 16 20 19

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- C5 -

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考1n1 2 3 4 52 3n n

数 値 解 析 Ⅰ 1 1 51

数 値 解 析 Ⅱ 1 1 52

確 率 統 計 論 Ⅰ 1 1 53

確 率 統 計 論 Ⅱ 1 1 54

固 体 物 理 Ⅰ 1 1 55

固 体 物 理 Ⅱ 1 1 56

選 ディジタル回路Ⅱ 1 1 57

ディジタル回路Ⅲ 1 1 58

制 御 機 器 Ⅰ 1 1 59

制 御 機 器 Ⅱ 1 1 60

シーケンス制御Ⅰ 1 1 61

シーケンス制御Ⅱ 1 1 62

制 御 工 学 Ⅲ 1 1 63

制 御 工 学 Ⅳ 1 1 64

択 オペレ-ションズリサ-チⅠ 1 1 65

オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66

知 識 工 学 Ⅰ 1 1 67

知 識 工 学 Ⅱ 1 1 68

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ 1 1 69

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ 1 1 70

流 体 力 学 Ⅰ 1 1 71

流 体 力 学 Ⅱ 1 1 72

科 熱 力 学 Ⅰ 1 1 73

熱 力 学 Ⅱ 1 1 74

シ ス テ ム 工 学 Ⅰ 1 1 75

シ ス テ ム 工 学 Ⅱ 1 1 76

計 算 機 工 学 Ⅰ 1 1 77

計 算 機 工 学 Ⅱ 1 1 78

通 信 理 論 Ⅰ 1 1 79

通 信 理 論 Ⅱ 1 1 80

目 画 像 処 理 Ⅰ 1 1 81

画 像 処 理 Ⅱ 1 1 82

通 信 シ ス テ ム Ⅰ 1 1 83

通 信 シ ス テ ム Ⅱ 1 1 84

校 外 実 習 1 1 85

特 別 講 義 1 1 86

選 択 履 修 単 位 計 13以上 *13以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 82以上 6 8 16 52以上

一 般 科 目 と の 合 計 167以上 34 34 34 65以上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

1 2 3科目コード:CH161n n n

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- C6 -

電子制御工学科 (平成13年度~平成15年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n1 2 3 4 5

2 3n n

応 用 数 学 Ⅰ 2 2 01

応 用 数 学 Ⅱ 2 2 02

応 用 物 理 Ⅰ 2 2 03

応 用 物 理 Ⅱ 2 2 04

必 基 礎 電 気 工 学 2 2 05

制 御 工 学 Ⅰ 2 2 06

制 御 工 学 Ⅱ 2 2 07

電 気 回 路 Ⅰ 2 2 08

電 気 回 路 Ⅱ 2 2 09

修 電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2 10

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2 11

電 子 回 路 Ⅰ 2 2 12

電 子 回 路 Ⅱ 2 2 13

半 導 体 工 学 2 2 14

科 計 測 工 学 2 2 15

ディジタル回路Ⅰ 2 2 16

情 報 処 理 Ⅰ 2 2 17

情 報 処 理 Ⅱ 4 4 18

機 械 力 学 2 2 19

目 基 礎 工 学 演 習 2 2 20

工 学 演 習 2 2 21

制御工学セミナー 3 2 1 22

工 学 実 験 10 4 4 2 23

卒 業 研 究 12 12 24

計 69 6 8 16 20 19

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- C7 -

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考1n1 2 3 4 52 3n n

数 値 解 析 Ⅰ 1 1 51

数 値 解 析 Ⅱ 1 1 52

確 率 統 計 論 Ⅰ 1 1 53

確 率 統 計 論 Ⅱ 1 1 54

固 体 物 理 Ⅰ 1 1 55

固 体 物 理 Ⅱ 1 1 56

選 ディジタル回路Ⅱ 1 1 57

ディジタル回路Ⅲ 1 1 58

制 御 機 器 Ⅰ 1 1 59

制 御 機 器 Ⅱ 1 1 60

シーケンス制御Ⅰ 1 1 61

シーケンス制御Ⅱ 1 1 62

制 御 工 学 Ⅲ 1 1 63

制 御 工 学 Ⅳ 1 1 64

択 オペレ-ションズリサ-チⅠ 1 1 65

オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66

知 識 工 学 Ⅰ 1 1 67

知 識 工 学 Ⅱ 1 1 68

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ 1 1 69

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ 1 1 70

流 体 力 学 Ⅰ 1 1 71

流 体 力 学 Ⅱ 1 1 72

科 熱 力 学 Ⅰ 1 1 73

熱 力 学 Ⅱ 1 1 74

シ ス テ ム 工 学 Ⅰ 1 1 75

シ ス テ ム 工 学 Ⅱ 1 1 76

計 算 機 工 学 Ⅰ 1 1 77

計 算 機 工 学 Ⅱ 1 1 78

通 信 理 論 Ⅰ 1 1 79

通 信 理 論 Ⅱ 1 1 80

目 画 像 処 理 Ⅰ 1 1 81

画 像 処 理 Ⅱ 1 1 82

通 信 シ ス テ ム Ⅰ 1 1 83

通 信 シ ス テ ム Ⅱ 1 1 84

校 外 実 習 1 1 85

特 別 講 義 1 1 86

選 択 履 修 単 位 計 13以上 *13以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 82以上 6 8 16 52以上

一 般 科 目 と の 合 計 167以上 34 34 34 65以上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

1 2 3科目コード:CH162n n n

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- C8 -

電子制御工学科 (平成12年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n1 2 3 4 5

2 3n n

応 用 数 学 Ⅰ 2 2 01

応 用 数 学 Ⅱ 2 2 02

応 用 物 理 Ⅰ 2 2 03

応 用 物 理 Ⅱ 2 2 04

必 基 礎 電 気 工 学 2 2 05

制 御 工 学 Ⅰ 2 2 06

制 御 工 学 Ⅱ 2 2 07

電 気 回 路 Ⅰ 2 2 08

電 気 回 路 Ⅱ 2 2 09

修 電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2 10

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2 11

電 子 回 路 Ⅰ 2 2 12

電 子 回 路 Ⅱ 2 2 13

半 導 体 工 学 2 2 14

科 計 測 工 学 2 2 15

ディジタル回路Ⅰ 2 2 16

情 報 処 理 Ⅰ 2 2 17

情 報 処 理 Ⅱ 4 4 18

機 械 力 学 2 2 19

目 基 礎 工 学 演 習 2 2 20

工 学 演 習 2 2 21

制御工学セミナー 3 2 1 22

工 学 実 験 10 4 4 2 23

卒 業 研 究 12 12 24

計 69 6 8 16 20 19

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- C9 -

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n1 2 3 4 5

2 3n n

数 値 解 析 2 2 51

確 率 統 計 論 2 2 52

固 体 物 理 Ⅰ 1 1 53

固 体 物 理 Ⅱ 1 1 54

ディジタル回路Ⅱ 2 2 55選

制 御 機 器 2 2 56

シーケンス制御Ⅰ 1 1 57

シーケンス制御Ⅱ 1 1 58

制 御 工 学 Ⅲ 1 1 59

制 御 工 学 Ⅳ 1 1 60

オ ヘ ゚ レ - シ ョ ン ス ゙ リ サ - チ 2 2 61択

知 識 工 学 Ⅰ 1 1 62

知 識 工 学 Ⅱ 1 1 63

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ 1 1 64

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ 1 1 65

流 体 力 学 Ⅰ 1 1 66

流 体 力 学 Ⅱ 1 1 67

熱 力 学 Ⅰ 1 1 68科

熱 力 学 Ⅱ 1 1 69

シ ス テ ム 工 学 2 2 70

計 算 機 工 学 Ⅰ 1 1 71

計 算 機 工 学 Ⅱ 1 1 72

通 信 理 論 2 2 73

画 像 処 理 Ⅰ 1 1 74目

画 像 処 理 Ⅱ 1 1 75

通 信 シ ス テ ム Ⅰ 1 1 76

通 信 シ ス テ ム Ⅱ 1 1 77

校 外 実 習 1 1 78

特 別 講 義 1 1 79

選 択 履 修 単 位 計 13以上 *13以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 82以上 6 8 16 52以上

一 般 科 目 と の 合 計 167以上 34 34 34 65以上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

1 2 3科目コード:CH163n n n

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第 1 学 年

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- C13 -

基礎電気工学 山本 幸一郎1 科目名 2 担当教官

電子制御 年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数1CH1611057 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電気・電子工学を学ぶための導入として,電気工学の基本的考え方および数学の基本的事項を

理解する。電気・電子工学においては,電気回路におけるオームの法則,キルヒホッフの法則を

基に電気回路の解析法に対する思考方法を習得する。さらに,電気磁気学の初歩としてクーロン10 学習目標

の法則をもとに電界,電位等の基本的な物理的概念を理解する。数学においては三角関数と複素

数およびその関連を理解させ,電気・電子工学と密接な関係があることを理解する。

全体は,電気工学の導入,三角関数と複素数,回路網方程式の導出の三つに分けることができ11 進め方

る。いずれも学生自身に考えさせることを重視した講義とする。特に,回路網方程式の導出ではグ

ラフ,木,補木等の概念や性質を,ヒントを与えつつ学生自らが導くような講義を行う。

( ) ( )学習項目(時間数) 学習到達目標 b , d電気磁気学と数学の歴史(1) 電気の理論の歴史を現在の状況との関連で理解1.

する。

法則,定義・公理(2) 物理における法則,数学における定義・公理の2.重要性を理解する。

電荷と電子( ) 電気を荷う実体について理解する。3. 1数値の指数表示と接頭語 (2)12 学習内容 4.電流と電圧(4) 電流,電圧の概念について理解する。5.オームの法則(2) 電気回路の基本であるオームの法則について理6.

解する。

キルヒホッフの法則( ) 電気回路の基本であるキルヒホッフの法則につ7. 4いて理解する。

抵抗の直列接続(2) オームの法則とキルヒホッフの法則の簡単な応8.抵抗の並列接続(2) 用として抵抗の直並列接続について理解する。9.ジュール熱とエネルギー(2) 熱エネルギーと電気エネルギーの関係について10.電力と電力量(2) 理解するとともに,エネルギーの概念を理解す11.

る。

静電界とクーロンの法則(2) 電磁気学の導入として,静電界のクーロンの法12.電界と電気力線(2) 則,電界の概念,指力線について理解する。13.電位(2) ポテンシャルエネルギーとしての電位を理解す14.

る。

コンデンサ(2) 電界,電位,電荷の関係をコンデンサを用いて15.理解する。

角度と三角関数(2) 角度,三角関数の定義について理解する。16.加法定理(2) 正弦,余弦の加法定理を理解する。17.正弦波信号( ) 正弦波信号を関数として理解する。18. 4数の概念と複素数( ) 数を複素数まで拡張する必要性と複素数の演算19. 4

について理解する。

複素数と三角関数( ) 複素数と三角関数の関係を直角,極座標表現を20. 4通じて理解する。

回路網方程式( ) 回路網方程式の一つである網目方程式の導き方21. 12)グラフ を理解する。1)閉路2)網目方程式3定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

基礎工学演習14 関連科目

教科書 :片岡 昭雄他監修 「電気基礎1」 文部省検定教科書 実教出版15 教材

プリント:

16 備考

Page 14: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C14 -

福間一巳1 科目名 2 担当教官情報処理Ⅰ

通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年1CH1611177 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

を とするパーソナルコンピュータの基本的な使用法を理解する。MS-Windows OSタイプピングに習熟する。

ワードプロセッサ(ワープロ)の基本操作を理解し,文書の作成ができるようになる。10 学習目標

表計算ソフトエクセルの基本操作を理解し,表やグラフの作成ができるようになる。

ソフトウェアの作成の基本事項を理解して,初歩的なプログラミング能力を養う。

基礎的な事項のいくつかは講述されるが,ほとんどは各自のペースで演習を行なう。教材をも11 進め方

とに教官のアドバイスを助けにして演習問題をこなして行く。各演習の最後には実技試験を行な

う。また,ワープロとエクセルについてはレポートを, については筆記試験も課す。BASIC( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c

パーソナルコンピュータの概要 を とするパーソナルコンピュー1. (2) MS-Windows OSの基本的な使用法 タの基本的な操作ができる。2. MS-Windows (2)

タイピング演習 欧文のタイピングに習熟する。3. 1 (2)4. 2 (2)タイピング演習

5. 3 (2)タイピング演習

6. (2)12 学習内容 タイピング演習4

7. 5 (2)タイピング演習

8. 6 (2)タイピング演習 と実技試験

ワープロによる文書の作成:文書入力 ワードプロセッサを用いて 文書が作成できる。9. (2) ,10. (2)ワープロによる文書の作成:文書の体裁

11. (2)ワープロによる文書の作成:表

12. (2)ワープロによる文書の作成:数式

13 1(2)ワープロによる文書の作成:演習

14. 2(2)ワープロによる文書の作成:演習

15. (2)ワープロによる文書作成の実技試験

。16. (2)エクセルによる表計算 エクセルを用いて表計算・グラフ作成ができる

17. (2)エクセルによるグラフの作成

18. (2)エクセル演習1

エクセル演習2と実技試験 言語の言語仕様について理解する。19. (2) BASIC20. BASIC (2)言語の基礎:入門

21. BASIC (2)言語の基礎:入出力

22. BASIC (2)言語の基礎:繰り返し

23. BASIC (2)言語の基礎:分岐

言語の基礎:グラフィックス 基本的なプログラムが作成できる。24. BASIC (2)25. BASIC (2)言語の演習1

26. BASIC (2)言語の演習2

27. BASIC (2)言語の演習3

28. BASIC (2)言語の演習4

29. BASIC 5 (2)言語の演習 と実技試験

30. (2)学年末試験

実技試験と の筆記試験を60%,レポート,平常点(出席,授業態度)を40%の比率13 評価方法 BASICで総合評価する。

情報処理Ⅱ,工学実験14 関連科目

教材:プリント15 教材

参考書:河西朝雄 「最新はじめてのBASIC」 技術評論社

特になし16 備考

Page 15: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C15 -

基礎工学演習 奥山真吾1 科目名 2 担当教官

1 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 通年 必修

CH1611207 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

制御工学を学ぶために必要な数学の基礎知識と計算技術を身につける。特に,基礎数学Ⅰ,基

礎数学Ⅱで学ぶ複数の事柄の間の関係を意識することにより,高い計算技術を身につけるだけで

なく,深く理解することを目標とする。具体的には,整式・分数式の取り扱い,関数の性質や方10 学習目標

程式・不等式の解を関数のグラフから読み取る技術,指数関数・対数関数・三角関数の性質,代

数方程式の取り扱いについて学ぶ。

各項目について補足的な講義を行った後,配布プリントによる課題演習を行う。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c整式の計算( ) 整式の計算ができる。1. 2分数式の計算( ) 分数式の計算ができる。2. 2実数( ) 平方根の計算ができる。3. 2複素数( ) 複素数の計算ができる。4. 2鋭角の三角比( ) 鋭角の三角比が計算できる。5. 2鈍角の三角比( ) 鈍角の三角比が計算できる。12 学習内容 6. 2一般角( ) 一般角を理解する。7. 2弧度法( ) 分法と弧度法で角を表すことができる。8. 2 602次方程式( ) 解と係数の関係について説明できる。9. 4関数のグラフ( ) 関数とグラフの関係を理解する。10. 2グラフの平行移動と拡大・縮小( ) 関数を変形したときにグラフがどのように変形11. 2

されるかを説明できる。

2次関数のグラフ( ) 放物線の頂点と軸を求められる。12. 2三角関数のグラフ( ) 三角関数のグラフが描ける。13. 4加法定理( ) 加法定理を適用して他の公式を導ける。14. 42次関数の最大・最小( ) 最大値・最小値を求められる。15. 22次不等式( ) 2次不等式が解ける。16. 2直線の方程式( ) 直線の方程式について説明できる。17. 2円の方程式( ) 円の方程式について説明できる。18. 22次曲線( ) 楕円・双曲線について知る。19. 4逆関数( ) 逆関数の意味を理解する。20. 4指数関数( ) 指数関数の計算ができる。21. 2対数関数( ) 対数関数の計算ができる。22. 4数列( ) 簡単な数列の一般項が求められる。23. 2級数( ) 簡単な級数が計算できる。24. 2

小テストを50%,課題演習・レポートを40%,平常点(出席率,授業態度など)を10%13 評価方法

の比率で総合評価する。

基礎数学Ⅰ,基礎数学Ⅱ14 関連科目

配布プリント15 教材

特になし16 備考

Page 16: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

第 2 学 年

Page 17: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C19 -

電気回路Ⅰ 一色弘三1 科目名 2 担当教官

電子制御2年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1622087 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

直流回路を通じて基礎項目,諸定理,解析手法を修得し,これらに関する問題を解く能力を養

う。また,交流回路の定常的性質を理解する。10 学習目標

各学習項目ごとに,学習内容を講義し例題解法の解説を行う。各授業の終わりの短い時間を使

って小演習を行う。小演習は採点し,次回の授業時に返却する。年間4回程度のレポート提出を11 進め方

課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c)

ガイダンス,電流と電圧( ) オームの法則,キルヒホッフの法則といった基1. 2オームの法則,理想電源( ) 本法則を正しく理解し,回路解析に応用する。2. 2回路方程式,電力( )3. 2キルヒホッフの法則( )4. 2電圧および電流の分配則( )5. 2電源の内部抵抗,等価電源( )6. 2電源の有能電力( )7. 2前期中間まとめ( )8. 2前期中間試験( )9. 1重ね合わせの原理( ) 重ね合わせの原理,テブナンの定理などの重要10. 2行列式( ) 定理を用いた回路解析を習得する。11. 2閉路解析法( )12. 2節点解析法( )13. 2テブナンの定理( ) 電圧源,電流源の等価変換について理解する。12 学習内容 14. 2ノートンの定理( )15. 2諸定理を用いた回路解析例( )16. 2前期期末まとめ( )17. 2前期期末試験( )18. 1正弦波交流,位相差( ) 振幅,周波数,位相による正弦波交流の表現法19. 2受動素子の作用( )( ) を修得し,交流に対する受動素子の作用を理解20. R, L 2受動素子の作用( )( ) する。21. C 2積分( )22. 2交流電力と実効値( )23. 2回路と 回路( )24. RL RC 2

後期中間まとめ( )25. 2後期中間試験( )26. 1複素数の基本的性質( ) フェーザを用いた正弦波定常状態の解析を習得27. 2フェーザ法( ) する。28. 2インピーダンスとアドミタンス( )29. 2複素電力( )30. 2総まとめ( )31. 2学年末試験( )32. 1

定期試験を ,平常点(レポート,演習,出席率)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

基礎電気工学,電気回路Ⅱ,微分積分学14 関連科目

教科書:鎌倉友男 他著 「電子工学初歩シリーズ3・4 電気回路」 培風館15 教材

参考書:西巻正郎 他著 「電気回路の基礎」 森北出版

その他,必要に応じてプリントを配布する。

特になし16 備考

Page 18: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C20 -

ディジタル回路Ⅰ 白石 啓一1 科目名 2 担当教官

電子制御2年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1622167 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

ディジタル回路を取り扱う上で必要となる論理数学の基礎と論理回路の基本的構成方法を習得

する。論理演算について学習し,論理関数と真理値表の関係を理解する。また,組合せ回路,順

序回路の構成法とその動作を理解する。10 学習目標

。 ,11 進め方 教科書を基に各学習項目ごとの内容と例題の解説を行う 練習問題については課題とするので

各自自習しておくこと。適宜,練習問題・類題のレポートを課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

数体系( ) n進数(特にn=2)の加算,減算ができる。1. 2基数変換( )2. 22進数,16進数の加減算( )3. 2補数表現( )4. 2補数加算( )5. 2符号体系( )12 学習内容 6. 2集合論とベン図( ) 論理演算を理解する。7. 2前期中間試験( )8. 2命題論理と真理値表( ) 論理関数と真理値表の相互変換ができる。9. 2ブール代数の基本法則( )10. 2基本論理演算と論理記号( )11. 2論理関数の標準形( )12. 2標準形と真理値表( )13. 2排他的論理和とその標準形( )14. 2前期期末試験( )15. 2カルノー図による簡単化( ) 論理関数を簡単化できる。16. 2クワイン・マクラスキー法による簡単化( )17. 2冗長項を用いた簡単化( )18. 2組合せ回路( ) 論理関数,真理値表から組合せ回路を構成でき19. 2論理回路図( ) る。20. 2加算器( )21. 2比較器・エンコーダ/デコーダ( )22. 2後期中間試験( )23. 2順序回路( ) 状態遷移図,状態遷移表から順序回路を構成で24. 2状態遷移表と状態遷移図( ) きる。25. 2SR-FF/D-FF( )26. 2T-FF/JK-FF( )27. 2レジスタの設計( )28. 2カウンタの設計( )29. 2学年末試験( )30. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合13 評価方法

評価する。

情報処理Ⅱ,ディジタル回路Ⅱ,計算機工学,工学実験(3年ディジタル回路,5年PLDを用14 関連科目

いた論理回路の設計)

教科書:浜辺隆二著「論理回路入門」森北出版15 教材

学習相談時間は放課後(16時以降 。メール等で予約することが望ましい。メールでの質問も16 備考 )

内容によって受付可。

Page 19: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C21 -

情報処理Ⅱ 近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御2年 通年 必修 43 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1622187 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

コンピュータを利用する技術者にとって必要不可欠なプログラミングの基礎を学ぶ科目であ

る。プログラミング言語として 言語を用い,プログラムの原理や文法,プログラム作法,基C本アルゴリズムなどのプログラミングで必要な基礎知識を習得する。データ型,変数,型変換,10 学習目標

, , , , , 。 ,演算子 繰り返しと分岐 関数 入出力 ポインタ 構造体等についての基本概念を学ぶ また

実際にプログラム作成を行う。これらにより,提示されたアルゴリズムをプログラムでき,小規

模のプログラムなら資料なしに作成できるようになる。

, , 。 ,各学習項目毎に 学習内容の解説と関連するプログラムの例題 演習課題を講義する その後

演習により課題のプログラム作成する。演習課題は事前に与えられるので各自のペースで先に進

む。行った演習はチェックリストに記入し,自分の進捗状況を把握する。また,演習内容に沿っ11 進め方

た課題も与えられレポートとして提出する。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

授業ガイダンス,情報処理入門( ) 計算機におけるプログラムの役割を理解する。1. 2計算機構造と実習環境( )2. 2言語の特徴とプログラム開発手順( ) 言語の基本仕様について理解する。3. C 2 Cフローチャートの書き方( ) フローチャートを書ける。4. 4言語の基本形( ) 代表的な標準ライブラリ関数を理解する。5. C 4基本データ型,変数,算術演算子( ) 簡単な計算ができるようになる。12 学習内容 6. 6型変換と演算子の優先順位1( )7. 4条件分岐( 文)( ) 基本的な構文について理解する。8. if 4中間まとめ( )9. 2関係演算子,論理演算子( )10. 4演算子の優先順位2( )11. 2

文( ) 基本的な構文について理解する。12. switch 4繰り返し( 文)( )13. for 10繰り返し( 文)( )15. while 4最大公約数の求め方( )16. 4前期まとめ( )17. 2素数の求め方( )18. 4配列( ) 配列について理解し,使用できる。19. 12ソートアルゴリズム( )20. 4ポインタ( )21. 4文字列処理( ) 標準ライブラリについて理解し,代表的なもを22. 4中間まとめ( ) 使用できる。23. 2自作関数( ) 新たな関数を自作できる。24. 8関数の戻値( )25. 4簡単な数値計算( )26. 4構造体( ) 複雑なデータ構造を理解する。27. 4再帰( )28. 4リスト・木( )29. 4総まとめ( )30. 2

試験 %,レポート %,平常点(出席率,演習状況,授業態度)を %の比率で総合評13 評価方法 60 20 20価する。

14 関連科目

教科書:林 晴比古著 「改訂新C言語入門シニア編」 ソフトバンク15 教材

情報処理教育研究会編 「初心者のためのプログラミング課題集」 森北出版

特になし16 備考

Page 20: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

第 3 学 年

Page 21: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C25 -

応用物理 髙吉清文1 科目名 2 担当教官I電子制御3年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1623037 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

物理学的な方法で自然の事物・現象に関する問題を取り扱い,基本的な概念や原理・法則を理

解させるとともに,探求の過程を通して科学の方法を習得させ,科学的な自然観を育成する。10 学習目標

概ね教科書の内容にしたがって講義する。動的現象のシミュレーションや煩雑な数式の展開な

どにコンピュータを用いた実習も取り入れる。毎時間ノートの提出を義務付ける。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c)

直線運動の位置・速度・加速度( ) 微分・積分を使った質点運動の表現法を理解す1. 2直交座標の速度・加速度( ) る.2. 2極座標と自然座標( ) 種々の座標の取り方とその上での速度・加速度の3. 2運動の法則( ) 表現法を理解する.4. 2放物運動・単振動( ) 運動方程式の作り方と解き方を具体的な例で学5. 2空気抵抗・束縛運動( ) ぶ.6. 2演習( )7. 2

前期中間試験( )8. 1運動量と力積( ) 運動方程式の積分から運動量と力積の関係やエ9. 2仕事と運動エネルギー( ) ネルギー保存則が導かれることを理解する.10. 2保存力とポテンシャル( )11. 2保存力の条件( )12. 2万有引力( )13. 2加速度座標系( ) 慣性系と加速度座標系の違いについて学ぶ。14. 2演習( )15. 2前期期末試験( )12 学習内容 16. 1体系の運動( ) 大きさを持った物体の取り扱いを理解する.17.2 2質点系の運動( )18. 2力のモーメント・角運動量( )19. 2剛体の運動( ) 変形しない物体の運動を理解する.20. 2慣性モーメント( )21. 2剛体の平面運動( )22. 2演習23.

後期中間試験( )24. 1.25. 2弾性体( ) 変形する物体の応力とひずみの関係を理解する

弾性定数( )26. 2弾性エネルギー( )27. 2静止流体( ) 自由に変形できる物体の取り扱いを理解する.28. 2完全流体( )29. 2粘性抵抗と慣性抵抗( )30. 2演習( )31. 2学年末試験( )32. 1中間試験・期末試験を60%,平常点(ノート,出席率,授業態度など)を40%の比率で総13 評価方法

合評価する。

14 関連科目

教科書:小暮 陽三 編集 「高専の応用物理」 森北出版15 教材

特になし16 備考

Page 22: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C26 -

制御工学Ⅰ 田嶋 眞一1 科目名 2 担当教官

電子制御3年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1623067 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

あらゆる工業分野において,フィードバック制御による工程の自動化・省力化が広く浸透し,

いまや産業界を支える技術の大きな柱となっている。このフィードバック制御系の基礎的事項に

ついて理解するとともに,周波数応答を用いた古典的な制御理論と,その代表的設計手法である10 学習目標

直列補償法を理解する。さらに,制御対象の伝達関数が与えられたとき,これらの設計法の指針

に従い試行錯誤によってコントローラの設計法を習得する。

教科書に沿った講義を行う。授業中適宜演習を行う。復習を忘れないこと。11 進め方

期間中3,4回程度のレポート提出を課す。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c,d,eフィードバック制御の発達 ( ) フィードバック制御の発達および制御系の基1. 2自動制御系の分類 ( ) 本的構成について理解する。2. 2複素数,複素関数 ( ) 線形連続時間系の取り扱いに必要な複素関数3. 2フーリェ変換 ( ) およびラプラス変換について理解する。4. 2ラプラス変換 ( )5. 2ラプラス変換の性質 ( )12 学習内容 6. 2部分分数展開 ( )7. 2前期中間試験の返却と解説 ( )8. 2基本的要素と伝達関数 ( ) 制御系の表現法について理解する。9. 2周波数領域における表現 ( )10. 2時間領域における表現 ( )11. 2ブロック線図 ( )12. 2時間領域における応答 ( ) 制御系の過渡応答および周波数応答について13. 2周波数領域における応答1 ( ) 理解する。14. 2周波数領域における応答2 ( )15. 2前期期末試験の返却と解説 ( )16. 2過渡応答と周波数応答の関係 ( )17. 2不安定現象と特性方程式 ( ) 制御系の安定判別法について理解する。18. 2ラウス・フルビッツの安定判別法 ( )19. 2等角写像 ( )20. 2ナイキストの安定判別法 ( )21. 2後期中間試験の返却と解説 ( )22. 2

。23. 2定常偏差 ( ) 制御系の性能と評価の方法について理解する

過渡特性の評価 ( )24. 2ゲイン余裕と位相余裕 ( )25. 2設計の仕様 ( ) 種々の制御系の設計法について理解する。26. 2サーボ系の設計-直列補償- ( )27. 2サーボ系の設計-フィードバック補償-( )28. 2プロセス系の設計 ( )29. 2まとめ ( )30. 2定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御工学Ⅱ,制御工学Ⅲ,制御工学Ⅳ14 関連科目

教科書:近藤 文治編 「基礎制御工学」 森北出版15 教材

わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は, [ ]で16 備考 E-mail [email protected]予約することが望ましい。

Page 23: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C27 -

電気回路Ⅱ 一色弘三1 科目名 2 担当教官

電子制御3年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1623097 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電気回路Ⅰで得た基礎知識,すなわちフェーザによる交流定常解析法の習熟を図る。そして,

交流回路における共振回路,磁気結合回路,2ポート回路,過渡現象について学び,課題演習を10 学習目標

通じて現象の理解を深める。

各学習項目ごとに,学習内容を講義し例題解法の解説を行う。各授業の終わりの短い時間を使

って小演習を行う。小演習は採点し,次回の授業時に返却する。年間4回程度のレポート提出を11 進め方

課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c)

ガイダンス,複素数( ) フェーザを用いた正弦波定常状態の解析を修得1. 2正弦波交流のフェーザ表示( ) する。2. 2フェーザ表示の基本的性質( )3. 2フェーザ表示による回路解析( )4. 2インピーダンスブリッジ( ) 代表的なブリッジ回路の解析法を知る。5. 2重ねの理( ) 重ねの理,テブナンの定理など重要な定理を用6. 2テブナンの定理,ノートンの定理( ) いた回路解析を修得する。7. 2前期中間まとめ( )8. 2前期中間試験( )9. 1インピーダンスの周波数依存性( ) インピーダンスの周波数依存性をベクトル軌跡10. 2周波数応答( ) を用いて表現できる。11. 2ベクトル軌跡( )12. 2直列共振( )13. 2回路の良さ( ) 共振回路における現象および性質について理解12 学習内容 14. 2並列共振( ) する。15. 2前期期末まとめ ( )16. 2前期期末試験( )17. 1電磁誘導現象,コイル( ) 磁気結合回路に対して回路方程式を立てること18. 2相互誘導( ) ができる。19. 2磁気結合回路( )20. 2磁気結合回路の等価回路( )21. 2理想変成器( )22. 2Z行列,Y行列( ) 2ポート回路の各種パラメータの物理的意味を23. 2h行列,F行列( ) 理解し,その応用について知る。24. 2後期中間まとめ( )25. 2後期中間試験( )26. 12ポート回路の直列接続,F行列の応用( )27. 2定常現象と過渡現象( ) 過渡現象を理解し,ラブラス変換による解析が28. 2回路の過渡現象( ) 行える。29.RL 2回路の過渡現象( )30.RC 2

総まとめ( )31. 2学年末試験( )32. 1定期試験を ,平常点(レポート,演習,出席率)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

電気回路Ⅰ,電子回路Ⅰ,制御工学Ⅰ,電気磁気学Ⅰ14 関連科目

教科書:鎌倉友男 他著 「電子工学初歩シリーズ3・4 電気回路」 培風館15 教材

演習書:相田貞蔵 他著 「電気回路要論」 培風館

その他,必要に応じてプリントを配布する。

特になし16 備考

Page 24: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C28 -

電気磁気学Ⅰ 一色弘三1 科目名 2 担当教官

電子制御3年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1623107 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電界および磁界に関連した現象の自然科学的な理解と工学的応用に関する知見を得る。

10 学習目標

各学習項目ごとに,学習内容を講義し例題解法の解説を行う。各授業の終わりの短い時間を使

って小演習を行う。小演習は採点し,次回の授業時に返却する。年間4回程度のレポート提出を11 進め方

課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c)

ガイダンス,電気磁気現象と力( ) 静電界の性質を把握し記述方法を修得する。1. 2静電気現象と電荷2.静電気力3.電界4.電気力線5.ガウスの定理 ガウスの法則の理解と応用力を修得する。6.前期中間のまとめ7.前期中間試験( )8. 1電位9.導体と電荷 導体の基本的性質を把握する。10.キャパシタンス11.キャパシタンスの組合せ12.誘電体の分極 誘電体中の静電界の記述方法を修得する。13.電束密度12 学習内容 14.前期期末のまとめ15.前期期末試験( )16. 1電界のエネルギーと静電気力17.導体中の電流 静磁界の性質を把握し記述方法を理解する。18.磁気現象と電流19.電流と磁界20.ビオ・サバールの法則 定常電流と静磁界に関する法則を理解する。21.アンペールの周回積分則22.後期中間のまとめ23.後期中間試験( )24. 1電磁力25.電磁誘導 電磁誘導の法則を理解する。26.ファラデーの電磁誘導の法則27.インダクタンス28.磁性体29.磁気回路30.総まとめ31.学年末試験( )32. 1定期試験を ,平常点(レポート,演習,出席率)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

基礎数学Ⅰ・Ⅱ,微分積分学,電気回路Ⅰ,Ⅱ14 関連科目

教科書:西巻正郎 著 「電気磁気」 森北出版15 教材

その他,必要に応じてプリントを配布する。

特になし16 備考

Page 25: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C29 -

電子回路Ⅰ 湯淺 圖南雄1 科目名 2 担当教官

3 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 通年 必修

CH1623127 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電子回路の基本であるダイオード,トランジスタの動作,特性を学び,等価回路による電子回

路の解析手法を修得する。また,低周波増幅回路の基本的な構成及び動作原理を理解し,増幅度10 学習目標

の計算などの解析手法を修得する。

接合ダイオード,トランジスタの構造,動作原理,及び特性を理解する。電子デバイスの11 進め方 pn動作を基本的な回路定数の組み合わせで表わす等価回路の考え方を修得する。増幅回路の特性を

等価回路を用いて計算し,等価回路の考え方を理解する。課題演習を適宜行う。

( )( )( )( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c d g h電気回路と電子回路( ) 電子回路の構成と機能を理解する1. 1アナログ電子回路とディジタル電子回路( )2. 1線形回路と非線形回路( )3. 1抵抗器とコンデンサ( )4. 1ダイオード( ) 接合ダイオードの動作原理,特性の説明がで5. 2 pnトランジスタ( ) きる。6. 2トランジスタの特性( ) トランジスタの構造と増幅作用を説明できる。7. 2トランジスタの増幅作用( )8. 3前期中間試験( )9. 2

。10. 1トランジスタの接地方式( ) トランジスタの各種接地方式の特徴を理解する

動作点( )11. 1増幅度の計算( )12. 1パラメータによる等価回路と増幅度の計算 パラメータの意味を理解し, パラメータによ13.h h h

( ) る等価回路を書くことができる。12 学習内容 2形等価回路と増幅度の計算( ) 形等価回路の意味を理解する。14.T 2 T

。15.h T 1 h Tパラメータと 形等価回路定数の関係( ) パラメータと 形等価回路の関係を理解する

。16. 1 h増幅回路の特性を表す諸量( ) パラメータによる入出力抵抗の計算ができる

パラメータによる入出力抵抗の計算( )17.h 2形等価回路定数による入出力抵抗の計算18.T

( )1各種接地回路の入出力抵抗の比較( )19. 1前期期末試験( ) トランジスタの各種バイアス回路を理解する。20. 2バイアス回路のいろいろ( ) 安定指数の意味を理解する。21. 3安定指数( ) の構造と動作原理を理解する。22. 2 FET各種バイアス回路の安定指数( )23. 3

の特徴( )24.FET 2の動作原理と特性( )25.JFET 3

後期中間試験( ) の特徴を理解する。26. 2 JFETのバイアス方法( )27.JFET 1の等価回路( ) パラメータ等価回路により, 結合低周波増28.JFET 2 h RC結合 段増幅回路( ) 幅回路の増幅度の計算ができる。29.RC 1 6結合 段増幅回路( )30.RC 2 4

学年末試験( )31. 2

定期試験,課題演習レポート,出席状況を総合し評価する。13 評価方法

電気回路Ⅰ,Ⅱ14 関連科目

教科書:須田 健二,土田 英一 著 「電子回路」コロナ社15 教材

参考書:赤羽 進 他著 「電子回路( )」 コロナ社1

特になし16 備考

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- C30 -

工学演習 奥山真吾1 科目名 2 担当教官

3 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 通年 必修

CH1623217 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

。 , , , ,線形代数の基礎的な事柄を習得することを目標とする 特に 線形変換 行列の階数 行列式

逆行列,連立一次方程式,固有値・固有ベクトル,対角化,ジョルダン標準形について,概念を10 学習目標

理解するとともに,それらの計算が出来るようになることを目標とする。

各学習項目について講義した後,課題演習を行う。課題演習は配布プリントを用いる。適時小

テストを行い,到達度を確認する。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 cベクトルの計算(2) ベクトルの計算ができる。

課題演習(2)

行列の計算(2) 行列の加算・乗算ができる。

課題演習(2)

線形変換1(2) 線形変換と行列の関係を説明できる。

課題演習(2)12 学習内容

行列の基本変形(2)

課題演習(2)

階数(2) 行列の階数が計算できる。

課題演習(2)

連立一次方程式(2) 連立一次方程式が解ける。

課題演習(2)

逆行列(2) 逆行列を求めることができる。

課題演習(2)

数ベクトル空間(2) 標準基底について説明できる。

課題演習(2)

線形独立性(2) 線形独立性の判定ができる。連立方程式の解の

課題演習(2) 存在について論じることができる。

固有値・固有ベクトル(2) 固有値・固有ベクトルが求められる。

課題演習(2)

線形変換2(2) 固有値・固有ベクトルを線形変換の観点から説

課題演習(2) 明できる。

シュミットの直交化法(2) シュミットの直交化法が適用できる。

課題演習(2)

直交行列(2) 直交行列について説明できる。

課題演習(2)

対称行列の対角化(2) 対称行列を対角化する直交行列が求められる。

課題演習(2)

ジョルダン標準形(2) ジョルダン標準形が求められる。

課題演習(2)

小テストを50%,課題演習・レポートを40%,平常点(出席率,授業態度など)を10%13 評価方法

の比率で総合評価する。

基礎数学Ⅱ,応用解析学14 関連科目

配布プリント15 教材

特になし16 備考

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- C31 -

湯浅圖南雄,田嶋眞一,徳永修一,一色弘1 科目名 2 担当教官工学実験

三,近藤祐史,奥山真吾,白石啓一

電子制御3年 通年 必修 43 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1623237 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 実験

回路基礎や半導体素子の基本特性を実際の回路製作や測定を通じて理解する。パーソナルコン

ピュータ上での制御プログラムの作成やシミュレーション実験も経験する。これらの実験,実習10 学習目標

から,電気回路,ディジタル回路,情報処理,制御工学の授業で学習した基礎事項の理解を深め

る。また,計画的に実験を進め,得られた実験データを適切に処理できるようになる。実験結果

のまとめ方や報告書の書き方を身につける。

班のローテンション方式で実験を行う。実験テーマごとに担当教官が定められており,テー4マについて担当教官から説明を受けた後,実験指導書に沿って実験を進めていく。実験後,担当11 進め方

教官の指示に従って,報告書を提出する。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (d)(g)(h)

前期:

測定器の取り扱い( ) オシロスコープなどの測定器について,その動1. 15作原理を理解し,基本操作を習得する。

電気回路( ) オームの法則, , などの基礎事項を確2. 15 KCL KVL認し,測定技術を習得をする。

ディジタル回路( ) コンピュータを用いた設計演習を通して,ディ3. 15ジタル回路の動作を知る。

ハードウェア作成技術( ) ハードウェア作成に必要な配線技術(半田付け4. 15など)を習得する。

後期:12 学習内容

制御系設計( ) 周波数領域における制御系解析のシミュレーシ1. 15ョンを通して 「制御工学Ⅰ」の理解を深める。,

,2. 半導体素子の静特性と増幅回路( ) トランジスタの静特性および増幅作用を測定し15動作原理と増幅作用を理解する。

メカトロニクス制御実験( ) マイクロマウスを例題として,メカトロニクス3. 15制御に必要な知識を習得する。

マイクロコンピュータ( ) アセンブリ言語を用いて,マイクロコンピュー4. 15タの基本動作を習得する。

平常点(出席率,実験態度など)を ,レポートを の比率で総合評価する。なお,レポ13 評価方法 50% 50%ートが1つでも未提出の場合は,他の実験テーマの成績が良好であっても不可とする。

電気回路Ⅰ,ディジタル回路Ⅰ,制御工学Ⅰ,電子回路Ⅰ,情報処理Ⅱ14 関連科目

プリント15 教材

実験を円滑に進めるため,実験前に予習を十分行うことが望ましい。レポートをまとめるため16 備考

には,与えられた教材に関連する文献を図書館などで調べることが必要である。

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第 4 学 年

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- C35 -

応用数学 南貴之1 科目名 2 担当教官I4 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数制御 年 通年 必修

CH1624017 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

階線形微分方程式の理論を理解し,解を具体的に計算する方法を考える。2曲線・曲面をベクトル形式で表し,その微分積分学(すなわちベクトル解析)の計算ができる

ことを目標とする。また,フーリエ級数およびフーリエ変換の取扱にも慣れ,簡単な偏微分方程10 学習目標

式の解を求めることができるようにする。

各項目ごとに具体例を交えて理論を説明し,演習を通じて内容の定着を図る。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c階線形微分方程式(1)( ) 階線形微分方程式の解法を理解し,解を求1.2 2 2階線形微分方程式(2)( ) めることができる。2.2 2階線形微分方程式(3)( )3.2 2ベクトル関数の微分 ( )4. 2曲線( ) 三次元ベクトルの取扱に慣れ,外積などの計5. 2接線ベクトル( ) 算ができる。12 学習内容 6. 2曲面( ) 曲線の取扱に慣れ,単位接線ベクトルなどが7. 2前期中間試験( ) 計算できる。8. 2

, 。9. 2接平面( ) 曲面の取扱に慣れ 接平面などが計算できる

スカラー場とベクトル場( )10. 2勾配( )11. 2ベクトル場の発散( )12. 2ベクトル場の回転( ) 線積分,面積分,体積分などが計算でき,グ13. 2線積分( ) リーンの定理,ガウスの定理,ストークスの定14. 2面積分( ) 理の適用ができる。15. 2前期末試験( )16. 2グリーンの定理( )17. 2面積分( )18. 2ガウスの発散定理( )19. 2ストークスの定理( )20. 2周期 πのフーリエ級数( )21. 2 2

, 。22. 2一般の周期関数のフーリエ級数( ) フーリエ級数 計算およびその応用ができる

フーリエ級数の収束( )23. 2後期中間試験( )24. 2級数和への応用( )25. 2複素形フーリエ級数( )26. 2フーリエ級数の偏微分方程式への応用( )27. 2

。28. 2フーリエ変換( ) フーリエ変換の計算およびその応用ができる

反転公式( )29. 2フーリエ変換の性質( )30. 2偏微分方程式への応用( )31. 2学年末試験( )32. 2定期試験,授業中の演習,宿題等を総合的に評価する。13 評価方法

基礎数学 ,微分積分学,応用解析学14 関連科目 II

教科書:田河生長他 著「応用数学」 大日本図書および自作プリント15 教材

特になし16 備考

Page 30: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C36 -

応用物理Ⅱ 辻 憲秀1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624047 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

他の専門科目を学習する際に,必要な物理学の各分野を紹介する。各分野の対象,捉え方,考

え方,適応範囲などを理解し,専門科目を学ぶ場合に必要に応じて何を勉強すればよいかが判断

できる学力を養成し,応用する能力を培う。高度で数学的な厳密さは避け,結果だけを重視する10 学習目標

のではなく途中の過程も理解し知識が専門科目で活用できるようにする。

各学習毎に講義した後,重要なあるいは間違え易い内容に関して演習問題を出す。すぐに解け11 進め方

る学生には余分な課題を,答の得られない学生にはより詳しい説明とヒントを与え,全学生が問

題を解くように配慮する。問題が解けたならば,記録しておき出席点として定期試験の点数に上

乗せする。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c自由度,ダランベールの原理(2)1.仮想仕事の原理(2)2.ラグランジュの方程式(2) 解析力学の初歩を理解する3.ラグランジュ関数(2)4.ハミルトン関数(2)5.静止流体(2) 流体の扱い方を学ぶ12 学習内容 6.完全流体,ベルヌーイの定理(2)7.前期中間試験(1)8.粘性流体(2)9.熱力学第1法則(2) 熱力学の概要の理解10.カルノー・サイクル(2)11.エントロピー・熱力学第2法則(2)12.分子運動,平均自由行程(2)13.マックスウエルの速度分布関数(2) 統計力学の考え方を学ぶ14.まとめ(2)15.前期期末試験(1)16.直線偏光,楕円偏光(2) 偏光を理解し,さまざまな位相差の偏光をつく17.任意の位相差の偏光(2) る18.位相,振幅変化の測定(2)19.光学素子の原理,演習(2)20.ローレンツ変換(2)21.ローレンツ変換の応用(2)22.質量,エネルギー(2) 特殊相対性理論の概要の理解23.後期中間試験(1)24.光の波動性,粒子性(2)25.線の波動性,粒子性(2)26.X物質の波動性(2)27.不確定性原理(2)28.波動方程式(2) 量子力学の初歩を学ぶ29.エネルギー固有値,固有関数(2)30.まとめ(2)31.学年末試験32.

定期試験 %,平常点(出席率,授業態度および演習問題)を %の比率で総合評価する。13 評価方法 70 30

応用物理Ⅰ,固体物理,流体力学,熱力学14 関連科目

教科書:小暮 陽三編集「高専の応用物理」 森北出版15 教材

必要に応じて自作のプリント

特になし16 備考

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- C37 -

制御工学Ⅱ 山本 幸一郎1 科目名 2 担当教官

電子制御 4年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624077 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

状態方程式による制御系表現を基にした現代制御理論は,微分方程式でシステムを記述する工

学の多くの分野に対し応用することができる。現代制御理論の基本的な概念,解析手法,設計手

法を習得することを目標とする。10 学習目標

現代制御理論で用いられる数学手段は線形代数である。必要に応じて線形代数について説明を11 進め方

しつつ講義を進める。さらに,古典的な制御理論との関連と相違に言及しつつ講義を進める。ま

た,理解を深めるため適宜レポートを課す。

( ) ( ) ( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c , d , e行列の演算(4) 行列の基本的な演算を理解する。1.

制御系の状態方程式表現(4) 状態方程式による制御系の表現方法および状態2.状態方程式と伝達関数(4) 方程式と伝達関数の関係を理解する。3.

行列の関数(4) 行列関数特に指数関数について理解する。12 学習内容 4.

状態方程式の解(4) 状態方程式の解が行列の指数関数によって与え5.相似変換(4) られることおよび畳み込み積分で表されること6.

を理解する。

固有値とランク(4) 行列の固有値,ランクについて理解する。7.可制御性(4) 現代制御理論の基本概念である可制御,可観測8.可観測性(4) の概念を理解する。9.可制御性と可観測性の双対性(4)10.

安定性(4) 状態方程式による安定条件を理解するとともに11.伝達関数による安定条件との関係について理解

する。

極配置法( ) 極配置法による制御系の設計手法を理解する。12. 2二次形式(2) 行列の二次形式について理解する。13.

最適レギュレータ(4) 最適レギュレータによる制御系の設計手法を理14.解する。

サーボ系の構成(4) 拡大系を用いたサーボ系の構成法について理解15.する。

オブザーバ(4) オブザーバによる状態の推定法について理解す16.る。

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御工学Ⅰ,工学演習14 関連科目

教科書:兼田 雅弘,山本 幸一郎 著「ディジタル制御工学」 共立出版15 教材

16 備考

Page 32: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C38 -

福間一巳1 科目名 2 担当教官電気磁気学Ⅱ

通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年4CH1624117 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電気磁気現象における原理,法則を理解するとともに,諸現象に対する物理数学的記述法,解析

法を修得する。

10 学習目標

講述を中心に進めていく。理解を深めるため,適時,演習問題をレポートとして課す。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

ガイダンス,電荷1.クーロンの法則 クーロンの法則を理解する。2.電界 電界,電気力線,電位の概念を理解する。3.電気力線 ガウスの法則を理解し,応用をする。4.ガウスの法則 電界,電位の計算法を修得する。5.電界のなす仕事12 学習内容 6.電位と勾配7.電気双極子,前期中間まとめ8.前期中間試験の答案の返却と解説9.導体の電気的性質 導体の性質を理解する。10.静電容量 コンデンサーの容量,エネルギー等の計算法を11.静電エネルギー 修得する。12.分極 分極現象,電束密度の概念を理解し,誘電体の現13.電束密度 象に応用できるようになる。14.誘電体中のガウスの定理15.誘電体の境界条件,前期期末まとめ16.前期期末試験の答案の返却と解説17.オームの法則,キルヒホッフの法則 オームの法則,キルヒホッフの法則と電磁気の法18.電流による磁気作用 則の関係を理解する。19.ビオ・サバールの法則 アンペールの法則,ビオサバールの法則を用いて20.アンペールの法則 磁界を計算する。21.電磁力 電磁力の計算ができるようになる。22.磁化23.後期中間まとめ24.後期中間試験の返却と解説25.電磁誘導法則 電磁誘導を理解する。26.誘導起電力 起電力の計算ができるようになる。27.変位電流28.マックスウェルの方程式 マックスウェルの方程式の物理的意味を把握す29.総まとめ る。30.定期試験を ,平常点(レポート,演習,出席率)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

電気磁気学Ⅰ,応用数学Ⅰ14 関連科目

教科書:太田昭男 著 「はじめて学ぶ電磁気学」 丸善15 教材

参考書:太田浩一 著 「電気磁気Ⅰ,Ⅱ」 丸善

特になし16 備考

Page 33: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C39 -

電子回路Ⅱ 湯淺 圖南雄1 科目名 2 担当教官

4 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 通年 必修

CH1624137 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電子回路Ⅰの内容を基礎として,負帰還増幅器等の増幅回路,発振回路,変調・復調回路の基

本動作を修得する。演算増幅器(オペアンプ)の特性と利用,さらに電源回路の基本的な仕組み10 学習目標

について学ぶ。

種々の増幅器の構成,動作を学ぶことにより等価回路による電子回路の解析法を修得する。電11 進め方

子回路の応用として発振回路,変調・復調回路を動作の理解を中心に学ぶ。電源回路については

実用的側面を主にして学ぶ。全体を通じて,電子回路の概要を総合的,感覚的に把握する能力を

養う。課題演習を適宜行う。

( )( )( )( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c d g hトランス結合増幅回路( ) トランス結合増幅回路を理解する。1. 4負帰還増幅回路( ) 負帰還増幅回路の働きを説明できる。2. 4級・ 級・ 級動作の基本形( ) 級, 級, 級電力増幅回路の特徴, 級プ3.A B C 1 A B C B級電力増幅回路( ) ッシュプル電力増幅回路の動作を理解する。4. 2A級プッシュプル電力増幅回路( )5.B 2前期中間試験( )6. 2直接結合増幅回路( ) 直流増幅のポイントを理解する。7. 2差動増幅回路( ) 差動増幅回路の動作を理解する。8. 4レベルシフト回路( )9. 2オペアンプ( ) オペアンプの動作と応用回路を理解する。10. 4ビデオ増幅回路( )11. 1前期期末試験( )12. 2発振回路の発振条件( ) 発振条件を説明できる。13. 2ドレイン同調発振回路( ) 発振回路などの基本的な発振回路の発振周波14. 2 LC点接続発振回路( ) 数を等価回路により計算できる。15.3 3コルピッツ発振回路( )16. 2ハートレー発振回路( )12 学習内容 17. 2水晶発振回路( ) 水晶発振回路の特徴を理解する。18. 2後期中間試験( )19. 2振幅変調の被変調波( ) , , の各変調方式と復調方式を理解20. 1 AM FM PCM振幅変調回路( ) する。ヘテロダイン検波の原理を理解する。21. 1搬送波抑圧変調回路( )22. 1平均値検波と包絡線検波( )23. 1ヘテロダイン検波( )24. 1周波数変調の理論と方式( )25. 1周波数変調回路( )26. 1周波数変調波の復調( )27. 1パルス符号変調の原理と特徴( )28. 1整流動作,整流回路( ) 整流回路,平滑回路から成る簡単な電源回路図29. 1平滑回路( ) を作成できる。30. 1倍電圧整流回路( )31. 1定電圧回路( )32. 1学年末試験( )33. 2

定期試験,課題演習レポート,出席状況を総合し評価する。13 評価方法

半導体工学,電子回路Ⅰ,電気回路Ⅰ,Ⅱ14 関連科目

教科書:赤羽 進 他著 「電子回路( )」 コロナ社15 教材 1

特になし16 備考

Page 34: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C40 -

半導体工学 湯淺 圖南雄1 科目名 2 担当教官

4 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 通年 必修

CH1624147 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

固体電子論に基づいた各種半導体デバイスの基本的な動作原理を修得する。集積回路の構造,

基本素子,製造プロセスの要点を学び,オプトエレクトロニクスデバイスの基礎について理解す10 学習目標

る。

, 。 ,11 進め方 半導体の電気的性質を エネルギー帯理論に基づいて理解する エネルギー準位をもとにした

接合ダイオード,トランジスタの動作原理を修得する。抵抗などの受動素子,トランジスタpnなどの能動素子の集積化構造, などの基本集積素子,製造プロセス技術の骨子を学ぶ。C-MOS発光などオプトエレクトロニクスデバイスの動作原理,基本的な特性を理解する。

( )( )( )( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c d g h粒子としての電子( ) 電子の波動性を理解し,固体のエネルギー準位1. 2電子の波動性( ) 図を理解する。2. 2原子のエネルギー準位( )3. 6固体中の価電子の振舞い( )4. 3前期中間試験( )5. 2電気伝導のメカニズム( ) 半導体の電気伝導の機構を理解する。12 学習内容 6. 2絶縁体( )7. 1半導体( )8. 2移動度( )9. 2フェルミ準位( ) フェルミ準位,フェルミ分布関数を理解する。10. 2不純物を含まない半導体の場合( ) 真性半導体,不純物半導体の物理的性質を理解11. 2不純物を含む半導体の場合( ) する。12. 2前期期末試験( )13. 2ホール効果( )14. 2接合の物理, 接合を流れる電流( ) 接合の物理的な性質を理解し,電気的特性を15.pn pn 2 pn

逆方向飽和電流の大きさ( ) 理解する。16. 2バイポーラトランジスタの基本的な構造と トランジスタの動作をエネルギー帯理論により17.動作原理,及び電気的特性( ) 説明できる。2電界効果トランジスタの基本的な構造( )18. 2トランジスタの動作メカニズム( )19. 2電界効果トランジスタの電気的特性( )20. 1後期中間試験( )21. 2集積回路の意義( ) 集積回路の意義,作製方法の概略を理解する。22. 1回路素子の実現方法( )23. 2集積回路の具体例( )24. 2半導体の光学的性質( ) 半導体光デバイスの基本的な動作原理を理解す25. 1化合物半導体( ) る。26. 2光ー電気変換素子( )27. 1電気ー光変換素子( )28. 1プレーナプロセスの特徴( )29. 1前工程・後工程・周辺技術( )30. 2学年末試験( )31. 2

定期試験,レポート,出席状況を総合し評価する。13 評価方法

電子回路Ⅰ,Ⅱ14 関連科目

教科書:渡辺 秀夫 著 「半導体工学」 コロナ社15 教材

特になし16 備考

Page 35: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C41 -

機械力学 徳永修一1 科目名 2 担当教官

23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御4年 通年 必修

CH1624197 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

機械力学は,機械工学の基礎から工学上の実際問題への応用まで広い範囲における工学の基礎

となる重要な科目である。本授業は,剛体の力学の基本的な関係式や事項を説明する。力のつり10 学習目標

合いを基本とした静力学,質点の動力学,剛体の動力学,仕事・エネルギーなどの基本関係式や

事項を広く学習し,習得することを目標とする。

教科書を基に力のつり合いの条件,運動方程式等の一般的な基本関係式について講義した後,

基礎的な解法について具体的な練習問題を用いて説明する。主に,教科書の練習問題をレポート11 進め方

課題とするが,単に結果を求めるだけでなく式の立て方や計算過程についても詳しく記述するこ

と。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

力の3要素( ) 力の定義と単位を理解する。1. 2力の合成と分解( ) 力の合成および分解と力のモーメントを理解す2. 2力のモーメント 偶力と偶力のモーメント( ) る。3. 2,

いろいろな場合の力の合成( )4. 2力のつり合い( ) 力のつり合いの条件を理解する。5. 2力のつり合い条件式( )12 学習内容 6. 2トラスとその解法( ) トラスとその解法を理解する。7. 2前期中間試験の解説( )8. 2重心の定義と代表図形の重心( ) 重心の定義と代表図形の重心の計算法を理解す9. 2重心の計算法( ) る。10. 2直線運動における等加速度運動の基本( )11. 2直線運動における運動の方程式( ) ベクトルおよび座標(直交座標,極座標)を使12. 2平面運動の基礎式( ) って質点の運動を記述できる。13. 2円運動と法線加速度( )14. 2前期期末試験の解説( )15. 2運動の法則とダランベールの原理( ) 外力が働いている物体の運動方程式を用いた解16. 2運動方程式の導き方( ) 法を理解する。17. 22物体の重心の運動( )18. 2円運動と力( )19. 2

。20. 2剛体の運動における慣性モーメント( ) 剛体の慣性モーメントとその計算法を理解する

慣性モーメントの計算法( )21. 2角運動方程式( ) 角運動方程式を理解する。22. 2後期中間試験の解説( )23. 2力積および運動量( ) 力積と運動量を理解する。24. 2物体の衝突( )25. 2仕事と力のモーメントによる仕事( ) 仕事,エネルギーの意味を理解する。26. 2エネルギーとエネルギー保存の法則( )27. 2摩擦と摩擦力( ) 摩擦がある場合の運動方程式を理解する。28. 2滑車とその運動( ) 滑車の運動を理解する。29. 2まとめ( )30. 2

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を10%の比率で総合13 評価方法

評価する。

物理,応用物理,微分積分学14 関連科目

教科書:伊藤勝悦著 「工業力学入門 第2版 ,森北出版15 教材 , 」

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

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- C42 -

制御工学セミナー 湯淺圖南雄,奥山真吾,白石啓一1 科目名 2 担当教官

23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御4年 通年 必修

CH1624227 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

半導体工学,数学,情報工学に関する英語または日本語の文献をもとにセミナー形式の授業を

行うことにより,専門書,技術英語の読解力および発表,質疑,討論の能力の習得を図る。担当

者は担当箇所について調査,口頭発表を行う。これらを通して,英語または日本語の文献に関す10 学習目標

る読解力および発表,質疑,討論の能力の習得を図る。

名程度で構成する3つのグループに分かれ,指導教官のテーマに応じて,基本的に各グルー11 進め方 10プ毎に 年間( 時間)を通じて一つのテーマに取り組む。各教官の下で英語または日本語の文1 60献をもとにセミナー形式の授業を行う。各自,担当箇所について調査,口頭発表を行い,その内

容について質疑,討論を行う。必要があればレポート提出や小テストを行う。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c, f, g, hつのグループに分かれ,以下のいずれかを 英語または日本語の文献が理解できる。3 1.

学習する。 テキストの内容について整理できる。2.テキストの内容について調査できる。3.

半導体工学及び先端技術の基礎知識( ) 整理・調査した結果を発表できる。1. 60 4.・文献の読み方についての一般的注意 分かりやすい発表ができる。5.・半導体工学の基礎に関する文献の輪読 質疑や討論ができる。12 学習内容 6.・先端技術に関する文献の輪読

工学に必要な数学( )2. 60・文献の読み方の一般的な注意

・線形代数に関する文献の輪読

・多変数解析に関する文献の輪読

情報工学及び先端技術の基礎知識( )3. 60・文献の読み方についての一般的注意

・情報工学の基礎に関する文献の輪読

・先端技術に関する文献の輪読

小テスト,レポート,平常点(出席率,授業態度など)等で総合的に評価する。13 評価方法

14 関連科目

配布プリント15 教材

特になし16 備考

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- C43 -

工学実験 田嶋眞一,村上純一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 通年 必修 43 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

専門 実験 CH1624237 分野 8 授業形式 9 科目番号

制御系設計およびC言語によるプログラミングに必要な知識を,演習を通じて習得する。

後期は,指導教官の下で,学生それぞれが特定のテーマについての知識,技術の習得および研

究を行い,研究成果を報告書としてまとめる。これらを通して,制御工学の先端的知識および技10 学習目標

術を習得するとともに,実務や新しい問題に創造的に立ち向かう方法や能力を養うことを目的と

している。

前期は,2班に分け11 進め方

1.古典的制御理論に基づく制御系設計演習

2.C言語によるプログラミング演習

を行う。後期は,各教官に配属し,それぞれの課題について継続して実験を行い,独力で諸問題

を解決する姿勢を身につける。

( ) ( ) ( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c , d , f前期:

古典的制御理論に基づく制御系設計演習 例題を通して制御系の設計手法を学ぶ。1.C言語によるプログラミング演習 環境での 言語のプログラミングを習得2. Linux C

後期:課題研究【過年度のテーマの例】 する。

発光半導体微結晶に関する研究 それぞれの課題について実験や考察を行い,問1.倒立振子の制御に関する研究 題解決能力を養うと伴に報告書としてまとめる12 学習内容 2.自律歩行ロボットに関する研究 技術を身につける。3.バランス実験装置の制御の関する研究4.カオスを示す力学系に関する研究5.画像処理に関する基礎的研究6.生体計測に関する研究7.ゲーム理論に関する研究8.数式処理の応用に関する研究9.

レポートを50%,平常点(出席率,実験態度など)を50%の比率で総合評価する。13 評価方法

, , 。なお レポートが1つでも未提出の場合は 他の実験テーマの成績が良好であっても不可とする

情報処理Ⅱ,制御工学Ⅰ14 関連科目

教科書: カーニハン他著,石田晴久訳 「プログラミング言語C第2版」 共立出版15 教材 B.W.教 材:プリント

実験報告書をまとめるためには,与えられた教材に関連する文献を図書館などで調べることが必16 備考

要である。

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- C44 -

数値解析Ⅰ 近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624517 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

科学や工学における問題の解法として,コンピュータによる数値解析の手法が非常に有効であ

る。この授業では,アルゴリズムの理解から実際の問題への適用にいたるまでの道筋を講述し,

さらに,演習を行うことによって習得させる。本授業では,数値計算の代表的な解法を説明し,10 学習目標

C言語によるプログラミングを通じてアルゴリズムのいっそうの理解を深める。

教科書を基に数値解法のさまざまアルゴリズムについて講義した後,演習を行う。主に,教科

書の例題をレポート課題とするが,単に計算結果を出力するのではなく計算過程やアルゴリズム11 進め方

, 。 , 。による計算速度 計算精度の違いについても考察すること また 必要があれば小テストを行う

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

授業ガイダンス,数値解析入門( ) 計算機における数値の表現方法を学び,計算機1. 2数値の表現形式( ) による誤差の発生原因を理解する。2. 2誤差の定義( )3. 2

非線形方程式を解くとは何かを再確認し,数値非線形方程式の解法

2分法( ) 解法を理解する。12 学習内容 4. 2ニュートン法( )5. 2ベイリー法( )6. 2ベアストウ法( )7. 2

中間まとめ( )8. 2

連立線形方程式を解くとは何かを再確認し,数連立線形方程式の解法

ガウスの消去法( ) 値解法を理解する。9. 2ピボット選択法( )10. 2ガウス・ジョルダン法( )11. 2分解法( )12. LU 2

ガウス・ザイデル法( )13. 2

連立非線形方程式の解法( ) 非線形方程式を解くとは何かを再確認し,数値14. 2解法を理解する。

総まとめ( )15. 2

試験 %,レポート %,平常点(出席率,演習状況,授業態度,小テストなど)を %13 評価方法 60 20 20の比率で総合評価する。

数学Ⅰ,微分積分学,情報処理Ⅱ14 関連科目

教科書:三井田惇郎,須田宇宙 著 「数値計算法」 森北出版15 教材

特になし16 備考

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- C45 -

数値解析Ⅱ 近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624527 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

科学や工学における問題の解法として,コンピュータによる数値解析の手法が非常に有効であ

る。この授業では,アルゴリズムの理解から実際の問題への適用にいたるまでの道筋を講述し,

さらに,演習を行うことによって習得させる。本授業では,数値計算の代表的な解法を説明し,10 学習目標

C言語によるプログラミングを通じてアルゴリズムのいっそうの理解を深める。

教科書を基に数値解法のさまざまアルゴリズムについて講義した後,演習を行う。主に,教科

書の例題をレポート課題とするが,単に計算結果を出力するのではなく計算過程やアルゴリズム11 進め方

, 。 , 。による計算速度 計算精度の違いについても考察すること また 必要があれば小テストを行う

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

授業ガイダンス,数値解析入門( ) 計算機による誤差の発生原因を再確認する。1. 2

補間法( ) 補間法の必要性を学んだ上で,補間法を理解す2. 2る。

最小2乗法( ) 最小2乗法を理解する。12 学習内容 3. 2

逆行列( ) 逆行列の数値解法を理解する。4. 2

固有値と固有ベクトル( ) 固有値問題の数値解法を理解する。5. 2

数値積分の解法を理解する数値積分

台形公式( )6. 2シンプソンの公式( )7. 2

中間まとめ( )8. 2

常微分方程式の解法を理解する。常微分方程式の数値解法

オイラー法( )9. 2改良オイラー法( )10. 2ルンゲ・クッタ法( )11. 2高階常微分方程式( )12. 2

偏微分方程式の解法( ) 偏微分方程式の数値解法を理解する。13. 2

数値計算と数学ソフトウェア( ) 数値計算の技術動向を理解する。14. 2

総まとめ( )15. 2

試験 %,レポート %,平常点(出席率,演習状況,授業態度,小テストなど)を %13 評価方法 60 20 20の比率で総合評価する。

数学Ⅰ,微分積分学,情報処理Ⅱ,数値解析Ⅱ14 関連科目

教科書:三井田惇郎,須田宇宙 著 「数値計算法」 森北出版15 教材

特になし16 備考

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- C46 -

確率統計論Ⅰ 奥山真吾1 科目名 2 担当教官

23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御4年 前期 選択

CH1624537 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

確率統計論の基本的な事柄(確率分布とそれに付随する概念)を理解し,具体的な問題に応用

できるようになることを目標とする。特に,( )確率分布が与えられたとき,確率の値,平均,10 学習目標 1分散(および標準偏差)が計算できるようになること,( )いくつかの重要な確率分布(二項分2布・ポアソン分布・正規分布)についてその性質を理解すること,( )確率の諸概念について説3明できるようになること,を目標とする。

教科書を基に確率統計論について講義する。新しい概念については,数学的な記述の背景にあ

る意味について可能な限り解説する。定理や公式の証明についても同様のことを行った後,例題11 進め方

とその解法を示す。また適時,課題演習を行うことにより内容の理解を深める。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c確率の定義と基本性質( ) 確率の概念と基本的な性質について理解する。1. 1確率の値( ) 簡単な確率が計算できる。2. 2課題演習( )3. 1条件付き確率( ) 乗法定理が適用できる。4. 2ベイズの定理( ) 具体的な問題を数学的に記述しベイズの定理を5. 2課題演習( ) 適用できる。12 学習内容 6. 1確率変数( ) 確率変数であるかどうか見分けられる。7. 2二項分布( ) 二項分布・ポアソン分布の性質を説明できる。8. 1ポアソン分布( ) 二項分布・ポアソン分布に従う確率が計算でき9. 2課題演習( ) る。10. 1前期中間試験( )11. 2平均( ) 確率分布が具体的に与えられたとき,その平均12. 1分散( ) ・分散が計算できるようになる。13. 1課題演習( )14. 1連続分布( ) 関数が確率密度関数かどうか判定できる。15. 2正規分布( ) 正規分布に従う確率が計算できる。16. 2課題演習( )17. 12次元の確率変数( ) 次元の確率の平均・分散が計算できる。18. 2 2中心極限定理( ) 中心極限定理が適用できる。19. 2課題演習( )20. 1前期期末試験( )21. 2

中間試験・期末試験を 0%,レポートを 0%,平常点(出席率,授業態度など)を10%13 評価方法 8 1の比率で総合評価する。

基礎数学Ⅰ,微分積分学,確率統計論Ⅱ14 関連科目

教科書:田河生長 他著 「確率統計論」大日本図書15 教材

特になし16 備考

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- C47 -

確率統計論Ⅱ 奥山真吾1 科目名 2 担当教官

4 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 後期 選択

CH1624547 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

確率統計論の基本的な事柄(統計的手法)を理解し,具体的な問題に応用できるようになるこ

とを目標とする。特に,( )与えられたデータの代表値・散布度が計算できること,( )複数のデ1 2ータの相関を調べ相関係数を計算できること,( )標本抽出と推定の意味を理解すること,( )標10 学習目標 3 4本平均,母平均,母分散,母比率の区間推定ができること,を目標にする。

教科書を基に確率統計論について講義する。新しい概念については,数学的な記述の背景にあ11 進め方

る意味について可能な限り解説する。定理や公式の証明についても同様のことを行った後,例題

とその解法を示す。また適時,課題演習を行うことにより内容の理解を深める。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c度数分布( ) 度数分布表,ヒストグラム,度数折れ線が作成1. 1

できる。

代表値・散布度( ) 代表値・散布度が計算できる。2. 1課題演習( )3. 1回帰直線( ) 回帰直線の方程式が求められる。4. 2

。 。12 学習内容 5. 2相関係数( ) 相関係数が求められる 相関関係が説明できる

課題演習( )6. 1標本分布( ) 標本平均の平均と分散が計算できる。7. 2正規母集団・二項母集団( ) 正規母集団・二項母集団の下で付随する量が計8. 2

算できる。

母数の点推定( ) 推定量の意味が説明できる。9. 2課題演習( )10. 1後期中間試験( )11. 2信頼度・信頼区間( ) 標本平均の区間推定ができる。12. 2カイ2乗分布( ) カイ 乗分布に従う確率の値が計算できる。13. 2 2t分布( ) t分布に従う確率の値が計算できる。14. 2課題演習( )15. 1母平均の区間推定( ) 母平均の区間推定ができる。16. 1母分散の区間推定( ) 母分散の区間推定ができる。17. 1母比率の区間推定( ) 母比率の区間推定ができる。18. 1課題演習( )19. 1学年末試験( )20. 2

中間試験・期末試験を 0%,レポートを 0%,平常点(出席率,授業態度など)を10%13 評価方法 8 1の比率で総合評価する。

基礎数学Ⅰ,微分積分学,確率統計論Ⅰ14 関連科目

教科書:田河生長 他著 「確率統計論」大日本図書15 教材

16 備考

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- C48 -

ディジタル回路Ⅱ 村上純一1 科目名 2 担当教官

3 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御4年 前期 選択

専門 講義 CH1624577 分野 8 授業形式 9 科目番号

ディジタル回路Ⅰで学習した論理数学,組合せ論理回路,順序回路を発展させたディジタル

・システムの設計を扱う。ディジタル回路Ⅱでは,特に,実際のディジタルIC に基づく組合せ

論理回路や順序回路を扱い,与えられた仕様から回路を設計できる能力を養う。10 学習目標

板書による講義中心であるが,教科書を参考として幅広い話題を取り上げる。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c1. 標本化と量子化( ) 信号のディジタル化について理解する。22.スレッショルドレベルとノイズマージン( )23. ダイオードとトランジスタ( ) ディジタル回路を構成する基本的な素子である24. TTL回路( ) ダイオードとトランジスタについて理解する。25. CMOS回路( ) ディジタルICの基本回路について理解する。26. ディジタルICの基本特性( )12 学習内容 27. ディジタル回路の表記法( ) ディジタル回路の表記法について理解する。28. 前期中間試験(1)

9. MIL表記法( )210. 特殊用途のディジタル回路1( ) メカトロニクスやコンピュータとのインターフ211. 特殊用途のディジタル回路2( ) ェイスのためのディジタル回路について理解す212. インターフェイス用のディジタル回路( ) る。213. フリップフロップ回路( ) 基本的順序回路であるフリップフロップ回路と214. カウンタ回路( ) カウンタ回路について理解する。215. 前期期末試験(1)

定期試験 ,レポート・平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

ディジタル回路Ⅰ14 関連科目

教科書:猪飼國夫,本多中二著 「定本ディジタル・システムの設計」 CQ出版社15 教材

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

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- C49 -

ディジタル回路Ⅲ 村上純一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

専門 講義 CH1624587 分野 8 授業形式 9 科目番号

ディジタル回路Ⅱで学習した組合せ論理回路,順序回路を発展させたディジタル・システム

の設計を扱う。有限状態機械としてのディジタル・システムを設計できる能力を養う。

10 学習目標

板書による講義中心であるが,教科書を参考として幅広い話題を取り上げる。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c1. タイムチャート( ) タイムチャートの書き方について理解する。22. 2進カウンタ( ) 基本的順序回路であるフリップフロップ回路と23. n進カウンタ( ) カウンタ回路について理解する。24. シフトレジスタ( )25. 順序回路の例題1( ) 順序回路の例題により設計問題を理解する。26. 順序回路の例題2( )12 学習内容 27. 順序回路の例題3( )28. 後期中間試験(1)

9. 順序回路の構造( ) 有限状態機械としての順序回路の構造を理解す210. 順序回路の設計手順( ) る。211. 完全定義順序回路の最小化( ) 順序回路の状態遷移表の最小化手順について理212. 不完全定義順序回路の最小化1( ) 解する。213. 不完全定義順序回路の最小化2( )214. 非同期順序回路の設計( ) ある種の非同期順序回路の設計法について理解2. 学年末試験( ) する。15 1

定期試験 ,レポート・平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

ディジタル回路Ⅰ,Ⅱ14 関連科目

教科書:猪飼國夫,本多中二著 「定本ディジタル・システムの設計」 CQ出版社15 教材

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 44: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C50 -

制御機器Ⅰ 大西 宏明1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624597 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

リレーシーケンス回路,それを構成する機器の基本動作・原理を習得することにより,制御シ

ステムに必要なシーケンス制御の基礎を理解することを目標とする。10 学習目標

リレーシーケンス制御の基礎と応用について講義する。11 進め方

教科書及びプリントに沿った講義と各節毎に十分な演習を行う。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 b,d1.リレーシーケンス制御について(2) ランプの点滅など「制御」とはどういうこと

2.制御とスイッチ(2) なのかを理解する。

3.検出器(2) 検出スイッチと操作機器を用いて簡単な回路

4.操作機器(2) のシーケンス図が書ける。

12 学習内容

5.中間まとめ(2) これまでの学習を復習することにより理解を

深める。

6.中間試験の解答・解説(2)

7.論理回路(2) AND,ORの回路及びタイムチャートが書

ける。

8.リレーの基本回路(2) AND,ORのシーケンス図が書ける。

9.主回路と操作回路(2) 主回路と操作回路を理解し,シーケンス図上

で判別できる。

10.優先回路(2) 優先回路を理解し,様々な優先回路のシーケ

ンス図が書ける。

11.タイマ(2) タイマ,カウンタを理解し,シーケンス図に

12.カウンタ(2) 展開できる。

13.総合演習(工場見学) シーケンス制御を必要とする工場見学を行う

ことにより,本授業の必要性を理解する。

14.応用回路(2) リレーシーケンス制御の応用回路について学

習する。

15.総まとめ(2) これまでの授業についてまとめる。

定期試験60%,演習20%,平常点(出席率,授業態度)20%の比率で総合評価する。13 評価方法

制御機器Ⅱ,応用数学(論理代数),ディジタル回路Ⅱ14 関連科目

教科書:松下電器 製造・技術研修所編著 「制御基礎講座1 リレーシーケンス制御」15 教材

廣済堂出版

相談は非常勤講師であるため,主として授業中となるが,適宜相談に応じる。(休み時間,電16 備考

子mailなど)

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- C51 -

制御機器Ⅱ 小野 尊史1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624607 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

論理回路において,信頼性の向上,応答速度の速さ,また複雑な回路への対応などの利点から

無接点論理回路が多く使われている。

本授業では,無接点論理回路の基本的は動作を説明し,組み合わせ論理回路,順序制御,優先10 学習目標

制御,時間制御などを理解するとともに,応用問題を通じて,論理回路設計の基礎を育成するこ

とを目標とする。

教科書を基に,論理回路などの動作について講義した後,演習を行う。11 進め方

また,授業効率を上げるため,制御機器を製作する工場の見学を行う。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (b,d)

制御とその構成( ) ディジタル制御の概要を学び,制御回路の構1. 2成を理解する。

無接点論理回路( ) 無接点論理回路の基礎を学び,論理回路の動2. 2作をタイムチャートで表すことを理解する。

12 学習内容

回路(Ⅰ)( ) 判断機能の基本である, 理論・ 理論3.AND,OR 4 AND ORを理解する。

回路(Ⅱ)( ) 回路, 回路の論理素子記号を学び,4.AND,OR 4 AND ORその機能を真理値表で表すことを理解する。

条件制御( ) インバータ機能を使用した 回路・ 回5. 4 AND OR路を学び,入力と出力の関係を理解する。

後期中間試験( )6. 1

7.NAND 4 NAND NAND AND変換( ) 回路の動作を学び, 回路で

回路・ 回路・インバータ回路が,作成できORることを理解する。

順序制御( ) 記憶機能を含む順序制御を学び, 回路・8. 2 AND回路・インバータ回路で記憶機能を持つ回OR

路を作成できることを理解する。

フリップフロップ( ) (フリップフロップ)の動作を学び,簡単9. 4 FFな順序制御回路の動作を理解する。

優先制御( ) リセット優先 , 間の優先機能,並列優10. 2 FF FF先回路,順序制御の動作を理解する。

時間制御( ) (単安定マルチバイブレータ)の動作を11. 2 MM学び,時間制御が行われる回路の動作を理解す

る。

応用回路( ) この講義で学んだ動作機能を参考に,簡単な12. 2実用回路の動作を理解する。

後期期末試験( )13. 1定期試験を ,平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%応用数学(論理代数 ,デジタル回路Ⅱ14 関連科目 )

教科書:松下電器 製造・技術研修所編著15 教材

「制御基礎講座2 無接点シーケンス制御」廣済堂出版

特になし16 備考

Page 46: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C52 -

オペレーションズ・リサーチⅠ 村上純一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

専門 講義 CH1624657 分野 8 授業形式 9 科目番号

オペレーションズ・リサーチは,現実に遭遇する様々な意志決定問題を数学的モデルを用いて

解く解法研究である。問題解決法はそれぞれの問題固有の性質を利用するため個性があるが,い

くつかの原理が存在する。個々の問題に応じた解法の導出過程,適用範囲,限界等を習得しなが10 学習目標

ら問題解決能力を養う。

数学的モデルと最適化の技法を用いて,システムの運営についての意志決定を行う問題解決法

を修得する。基本となる線形計画法を習得した後,ゲーム理論や輸送問題への応用を習得してい

く過程で問題解法の導出原理を学習する。

板書による講義中心であるが,教科書を参考として幅広い話題を取り上げる。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c1. オペレーションズ・リサーチの手法( ) オペレーションズ・リサーチは数学モデルを用22. 線形計画法1 図的解法( ) いて問題を解く方法であることを理解する。--- 23. 線形計画法2 シンプレックス法 ( ) 経営工学では幅広い応用範囲を持つ線形計画法--- 24. 線形計画法3 人工変数 ( ) について理解する。. --- 25. 線形計画法4 双対問題 ( )--- 26. 輸送問題1 初期値の決定法( ) 線形計画法の応用としての輸送問題の効率的解12 学習内容 --- 27. 輸送問題2 解法1 ( ) 法を理解する。--- 28. 前期中間試験(1)

9. 輸送問題3 解法2 ( )--- 210. ゲーム理論1 純粋戦略( ) ゲームの理論も線形計画法の応用であることを--- 211. ゲームの理論2 混合戦略 ( ) 理解する。--- 2.意思決定法1 意思決定の基準( ) 現実の生活で遭遇する様々な問題の効率的な意12 --- 2

13. 意思決定法2 対比較 ( ) 志決定法について考察する。---1 214. 動的計画法1 ナップサック問題 ( ) 複雑な問題を小規模な問題に分割する動的計画--- 2.前期期末試験(1) 法について理解する。15

定期試験 ,レポート・平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

情報処理Ⅱ14 関連科目

教科書:榛沢芳雄著 「オペレーションズ・リサーチ その技法と実例」 コロナ社15 教材

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 47: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C53 -

オペレーションズ・リサーチⅡ 村上純一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

専門 講義 CH1624667 分野 8 授業形式 9 科目番号

オペレーションズ・リサーチは,現実に遭遇する様々な意志決定問題を数学的モデルを用いて

解く解法研究である。問題解決法はそれぞれの問題固有の性質を利用するため個性があるが,い

くつかの原理が存在する。個々の問題に応じた解法の導出過程,適用範囲,限界等を習得しなが10 学習目標

ら問題解決能力を養う。

数学的モデルと最適化の技法を用いて,システムの運営についての意志決定を行う問題解決法

を修得する。基本となる線形計画法を習得した後,ゲーム理論や輸送問題への応用を習得してい

く過程で問題解法の導出原理を学習する。

板書による講義中心であるが,教科書を参考として幅広い話題を取り上げる。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c1.動的計画法2( ) 複雑な問題を小規模な問題に分割する動的計画22. スケジューリング1 ( ) 法について理解する。---PERT 2

。3. スケジューリング2 ( ) スケジューリング問題の解法について理解する---CPM 24. エントロピーモデル1 エントロピー( ) エントロピーモデルについて理解する。--- 25. エントロピーモデル2( )26. 貪欲アルゴリズム1( ) 貪欲アルゴリズムについて理解する。12 学習内容 27. 貪欲アルゴリズム2( )28. 後期中間試験(1)

9. 経路決定問題(2)

10. 成長曲線( ) 成長曲線について理解する。2.ランチェスターの法則1( )11 2

12. ランチェスターの法則2( )2コンピュータ・シミュレーション技法1( )13 2.

14.コンピュータ・シミュレーション技法2( )2. 学年末試験( )15 1

定期試験 ,レポート・平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

情報処理Ⅱ14 関連科目

教科書:榛沢芳雄著 「オペレーションズ・リサーチ その技法と実例」 コロナ社15 教材

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 48: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C54 -

システム工学Ⅰ 杉尾 昇1 科目名 2 担当教官

電子制御 年 前期 選択 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数4CH1624757 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

, , ,システムの概念 システム工学のアプローチ方法 線形計画法や動的計画法などの最適化手法

, ,システムの信頼性保全性の評価方法 社会システムや生態システムにおける動的モデル解析手法

ファジィや学習システム・進化システムなどの新しいシステム概念について その考え方と方法10 学習目標 ,論の基礎を習得させるとともに,産業分野における具体的な生産システム等へのシステム工学の

応用力も演習などを通じて育成する。

教科書を基にシステム工学で使われる各種アルゴリズムについて講義するとともに,演習問題

を解く事で応用力を修得させる。11 進め方

また講師の企業経験を生かし,現実の産業分野におけるシステム工学的発想の適用事例も紹介

する。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 cシステム工学の基本概念( ) システムの概念とシステム工学のアプローチ1. 2

方法を理解しシステム的発想力を修得する。

システム工学の応用と展開( )2. 2

システムの最適化( ) システムの最適化手法として線形計画法,動3. 2的計画法を理解し,演習問題を通じて生産計画12 学習内容

線形計画法( ) や投資配分計画等への応用力を修得する。4. 2

シンプレックス法( )5. 2

シンプレックス表Ⅰ( )6. 2

シンプレックス表Ⅱ( )7. 2

動的計画法( )8. 2

最適経路問題( )9. 2

配分問題Ⅰ( )10. 2

配分問題Ⅱ( )11. 2

システムの待ち行列( ) 待ち行列理論を用いて窓口業務やシステム管12. 2。理業務における混雑状態予測の計算を修得する

窓口1個の待ち行列Ⅰ( )13. 2

窓口1個の待ち行列Ⅱ( )14. 2

窓口複数個の待ち行列Ⅰ( )15. 2

窓口複数個の待ち行列Ⅱ( )16. 2中間試験・期末試験を80%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で13 評価方法

総合評価する。

オペレーションズ・リサーチ14 関連科目

教科書:添田 喬,中溝高好著 「システム工学の講義と演習」日新出版15 教材

特になし16 備考

Page 49: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C55 -

システム工学Ⅱ 杉尾 昇1 科目名 2 担当教官

電子制御 年 後期 選択 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数4CH1624767 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

, , ,システムの概念 システム工学のアプローチ方法 線形計画法や動的計画法などの最適化手法

, ,システムの信頼性保全性の評価方法 社会システムや生態システムにおける動的モデル解析手法

ファジィや学習システム・進化システムなどの新しいシステム概念について その考え方と方法10 学習目標 ,論の基礎を習得させるとともに,産業分野における具体的な生産システム等へのシステム工学の

応用力も演習などを通じて育成する。

教科書を基にシステム工学で使われる各種アルゴリズムについて講義するとともに,演習問題

を解く事で応用力を修得させる。11 進め方

また講師の企業経験を生かし,現実の産業分野におけるシステム工学的発想の適用事例も紹介

する。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 cシステムの信頼性( ) 直列システムや並列システムの信頼性や保全1. 2

性を数値的に評価する能力を修得するとともに

信頼性の計算( ) システムの安全性の留意点を理解する。2. 2

システムの保全性( )3. 212 学習内容

システムの安全性( )4. 2

動的モデル解析( ) 社会システムや生態システム等の動的な挙動5. 2を数学的なモデルで表現し解析する手法を理解

伝染病の伝搬モデル( ) する。6. 2

生態系モデル( )7. 2

ランチェスタモデル( )8. 2

新しいシステム概念( ) 今後,柔軟で知的なシステムを開発する上で9. 2重要となる新しいシステム概念を理解する。

ファジィシステムⅠ( )10. 2

ファジィシステムⅡ( )11. 2

ニューラルネットワーク( )12. 2

強化学習( )13. 2

遺伝的アルゴリズム( )14. 2

中間試験・期末試験を80%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で13 評価方法

総合評価する。

オペレーションズ・リサーチⅠ,オペレーションズ・リサーチⅡ14 関連科目

教科書:添田 喬,中溝高好著 「システム工学の講義と演習」日新出版15 教材

特になし16 備考

Page 50: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C56 -

通信理論Ⅰ 白石 啓一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624797 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

通信を高能率・高信頼度で行い,そのセキュリティを保証するための基礎理論を習得する。確

率論の基礎を理解し,情報源の持つ情報量が定量化できることを知る。情報源符号化定理を背景

に,通信を高能率で行うことができる符号の作成方法を習得する。10 学習目標

。 ,11 進め方 教科書を基に各学習項目ごとの内容と例題の解説を行う 練習問題については課題とするので

各自自習しておくこと。適宜,練習問題・類題のレポートを課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

通信のモデル( )1. 2集合・確率( ) 確率論の基礎を理解し,与えられたモデルにお2. 2平均・分散( ) いて,様々な確率を計算できる。3. 2条件付き確率( )4. 2マルコフ過程・ベイズの定理( )5. 2情報源のモデル( ) 情報源のモデルを理解し,情報源が持つ情報量12 学習内容 6. 2エントロピー・情報量( ) を計算できる。7. 2前期中間試験( )8. 2平均符号長( )9. 2情報源符号化定理( ) 情報源符号を作成できる。具体的な情報源記号10. 2ハフマン符号( ) 列を符号化できる。また,逆に符号列を復号で11. 2ランレングス符号( ) きる。12. 2算術符号( )13. 2ZL符号( )14. 2前期期末試験( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合13 評価方法

評価する。

基礎数学Ⅰ・Ⅱ,基礎工学演習,応用解析学,確率統計Ⅰ,通信理論Ⅱ,計算機工学Ⅰ,応用数14 関連科目

学Ⅱ

教科書:三木成彦他著「情報理論」コロナ社15 教材

学習相談時間は放課後(16時以降 。メール等で予約することが望ましい。メールでの質問も16 備考 )

内容によって受付可。

Page 51: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C57 -

通信理論Ⅱ 白石 啓一1 科目名 2 担当教官

電子制御4年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1624807 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

通信を高能率・高信頼度で行い,そのセキュリティを保証するための基礎理論を習得する。通

信路符号化定理を背景に,通信を高信頼度で行うことができる符号の作成方法を習得する。

10 学習目標

。 ,11 進め方 教科書を基に各学習項目ごとの内容と例題の解説を行う 練習問題については課題とするので

各自自習しておくこと。適宜,練習問題・類題のレポートを課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

結合エントロピー( ) 各種情報量を計算できる。1. 2条件付きエントロピー( )2. 2相互情報量( )3. 2マルコフ情報源の信路のモデル( )4. 2通信路容量( )5. 2平均誤り率( )12 学習内容 6. 2通信路符号化定理( ) 通信路符号を作成できる。具体的な通信路記号7. 2後期中間試験( ) を符号化できる。また,逆に受信した符号の復8. 2パリティ検査符号( ) 号・誤り検出・誤り訂正ができる。9. 2線形符号( )10. 2巡回符号( )11. 2多項式とベクトル( )12. 2畳込み符号( )13. 2最尤復号法( )14. 2学年末試験( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合13 評価方法

評価する。

基礎数学Ⅰ・Ⅱ,基礎工学演習,応用解析学,確率統計Ⅰ,通信理論Ⅰ,計算機工学,応用数学14 関連科目

教科書:三木成彦他著「情報理論」コロナ社15 教材

学習相談時間は放課後(16時以降 。メール等で予約することが望ましい。メールでの質問も16 備考 )

内容によって受付可。

Page 52: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

第 5 学 年

Page 53: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C61 -

応用数学Ⅱ 谷口 浩朗1 科目名 2 担当教官

制御5年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635027 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

データ通信に必要な誤り訂正符号について,数学的な基礎から学習する。有限体の取り扱い

方に習熟し,その応用としての誤り訂正符号について,基礎的な概念の理解から具体的な復号方

法までを学習する。10 学習目標

各学習項目ごとに,学習内容の解説と関連する演習課題を講義した後,演習を行う。授業の十11 進め方

分な復習を行っておくこと。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

整数環と有限体( ) 抽象的な概念の操作に慣れる。1. 2素体上の連立方程式,高次方程式( )2. 2有限体の拡大体( )3. 2有限体上の行列,行列式( ) 有限体上のベクトル空間および多項式環の概念4. 2有限体上のベクトル空間( ) を理解する。5. 2有限体上のベクトル空間と線形写像( )6. 2有限体上の多項式環( ) 有限体の役割・機能を理解し,活用することが7. 2前期中間試験( ) 出来る。特に計算などの取り扱いに,十分習熟8. 1有限体の構造( ) する。9. 2有限体の構成( )10. 2フロベニウスサイクル( )11. 2有限体上の代数方程式( )12. 2有限体上の演算( )13 . 2部分体と体の自己同型( )14. 2前期期末試験( )15. 1符号化とシャノンの符号化定理( ) 誤り訂正符号の基本概念を理解する。12 学習内容 16. 2最小距離と符号語数( )17. 2線形符号( )18. 2線形符号の符号化( ) 線形符号の性質について理解する。19. 2線形符号の復号化( )20. 2ハミング符号( )21. 2巡回符号( ) ハミング符号・巡回符号について理解する22. 2後期中間試験( )23. 1巡回符号の符号化( )24. 2巡回符号の復号化( )25. 2巡回ハミング符号( ) ハミング符号や, 符号の復号化についてい26. 2 BCH

符号( ) いろいろな具体例で計算に習熟する。27. BCH 2符号の復号化1( ) また,その他の様々な符号について理解する。28. BCH 2符号の復号化2( )29. BCH 2

学年末試験( )30. 1定期試験,レポート,平常点(授業態度)で総合評価する。13 評価方法

II I14 関連科目 基礎数学 ,応用数学

教材プリントを使用15 教材

参考書:藤原 良 他 著「符号と暗号の数理」 情報数学講座 共立出版社11参考書:平松豊一 著「応用代数学」 情報の数理 裳華房

特になし16 備考

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- C62 -

計測工学 村上純一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 通年 必修 23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635157 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

制御工学者に必要な計測工学の基礎知識を,半導体を用いたセンサの原理,応用例,センサ回

路,変換回路などの項目について習得させる。工業計測の中でもロボットなどの制御に密接に関10 学習目標

連する話題を取り上げ,各種センサの原理やセンサ回路,信号処理などの知識を習得する。

板書による講義中心であるが,教科書を参考として幅広い話題を取り上げる。11 進め方

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c1. 計測工学の位置付け(2) 計測工学は,学際的性格を有することを理解す

2. 誤差の定義と誤差要因(2) る。誤差の定義と解析について理解する。

3. SI単位系(2) 基本的な単位も時代の要請により変化してきた

4. 誤差の伝播(2) ことを理解する。

。5. 最小自乗法(2) 誤差を伴う測定値の取り扱いについて理解する

12 学習内容 6. 回帰分析(2)

7. センサと物理法則 (2) 物性形センサと物理法則の関係について理解す

8. 前期中間試験(1) る。

9. 光に関する効果とセンサ(2) 工業計測で扱われる代表的なセンサの原理から

10. 圧力に関する効果とセンサ (2) 応用までの知識を得る。

11. 温度に関する効果とセンサ(2)

12. 磁気に関する効果とセンサ(2)

13. 変位の計測とセンサ(2)

14. 超音波の計測とセンサ(2)

15. 放射線の計測とセンサ(2)

16. 前期期末試験(1)

17. センサ回路(2) 各種センサを抵抗変化形センサ,起電力発生形

18. センサ信号の伝送方式(2) センサ等に分類して,その分類ごとの電子回路

19. OPアンプ回路(2) 的な扱いについて理解する。

20. 応用OPアンプ回路(2)

21. 非線形回路(2)

22. 電圧-周波数変換回路(2) センサ信号をコンピュータに取り込むための回

23. AD/DA変換器(2) 路について理解する。

24. 後期中間試験(1)

25. コンピュータ・インターフェイス(2)

26. 信号解析-アナログとディジタル(2) 電子回路によるセンサ信号処理をコンピュータ

27. ディジタル信号処理の基礎(2) によるディジタル信号処理で行うための基礎知

28. ディジタルシステムの周波数領域表現(2) 識について理解する。

29. サンプリング定理(2)

30. 学年末試験(1)

定期試験 ,レポート・平常点(出席率,授業態度など)を の比率で総合評価する。13 評価方法 70% 30%

制御工学Ⅰ,Ⅱ,電子回路Ⅰ,Ⅱ,半導体工学14 関連科目

教科書:田所嘉昭著 「電子計測と制御」 森北出版15 教材

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 55: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C63 -

制御工学セミナー 田嶋眞一,一色弘三,近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 通年 必修 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635227 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

制御工学,電気・電子工学,情報工学に関する専門書や英語の技術文献やテキストをもとにセ

ミナー形式の授業を行う。担当者は担当箇所を調査し,グループの学生の前で口頭発表する。こ

れらを通して,専門書,技術英語に関する読解力および発表,質疑,討論の能力の習得を図る。10 学習目標

十数名で構成する3つのグループに分かれ,指導教官のテーマに応じて,基本的に各グループ

毎に1年間(30時間)を通じて1つのテーマに取り組む。各教官の下で専門書や英語の技術文

献やテキストをもとにセミナー形式の授業を行う。各自,担当箇所について調査し,グループの11 進め方

学生の前で口頭発表し,その内容について質疑,討論を行う。必要があればレポート提出や小テ

ストを実施する。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c,f,g,h)

3つのグループに分かれ,以下のいずれかを 専門書や英語技術文献を読み,理解できる。1.学習する。 テキストの内容について整理できる。2.

テキストの内容について調査できる。3.制御工学及び先端技術の基礎知識( ) 整理・調査した結果を発表できる。1. 30 4.・英語文献の読み方についての一般的注意 分かりやすい発表ができる。5.・制御工学の基礎に関する英文の輪読 質疑や討論ができる。12 学習内容 6.・先端技術に関する英語文献の輪読

電気・電子工学の基礎知識( )2. 30・英語文献の読み方についての一般的注意

・電気工学の基礎に関する英語文献の輪読

・電子工学の基礎に関する英語文献の輪読

情報工学及び先端技術の基礎知識( )3. 30・英語文献の読み方についての一般的注意

・情報工学の基礎に関する英文の輪読

・先端技術に関する英語文献の輪読

小テスト,レポート,平常点(出席率,授業態度など)等で総合的に評価する。13 評価方法

14 関連科目

プリント15 教材

特になし16 備考

Page 56: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C64 -

工学実験 村上純一,福間一巳,徳永修一1 科目名 2 担当教官

23 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御5年 通年 必修

CH1635237 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 実験

ハードウェア記述言語による論理回路の設計手法, による数式処理, による力学Maple BASIC

系シミュレーション, 言語によるディジタル画像処理をパーソナルコンピュータ上でのプログ10 学習目標 C

ラム作成やシミュレーション結果の確認を通して理解する。また,計画的に実験を進め,得られ

た実験データの適切な処理方法,実験結果のまとめ方,報告書の書き方を身につける。

3班のローテンション方式で実験を行う。実験テーマごとに担当教官が定められており,テー

マについて担当教官から説明を受けた後,実験指導書に沿って実験を進めていく。実験後,担当11 進め方

教官の指示に従って,報告書を提出する。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (d)(g)(h)

PLDを用いた論理回路の設計演習( ) 論 理 回 路 の 実現に多用 されているPLD1. 15・論理回路の設計手順 ( )を用いたハードウェProgrammable Logic Device・ハードウェア記述言語 ア記述言語による設計演習を通して,論理回路

(主として順序回路)の設計手法の理解を深め

る。

数式処理と力学系のシミュレーション( ) 計算機における数式処理と数値計算方法,微分2. 30二重振子のシミュレーションを題材とする。 方程式の数値的解法を理解する。

・数式処理 グラフィック表示による力学系シミュレーショ

, 。・解析力学 ン結果を通して これらの方法の理解を深める

・微分方程式の数値的解法

・グラフィックス

12 学習内容

ディジタル画像の処理方法とその実習( ) ディジタル画像のデータ構造を理解する。3. 15・データ構造 コンピュータを用いた 言語プログラミング演C

・濃度変換 習を通して,ディジタル画像の濃度変換,ヒス

・ヒストグラム平坦化 トグラム平坦化,ノイズ除去,輪郭抽出方法の

・ノイズ除去 理解を深める。

・輪郭抽出

平常点(出席率,実験態度など)を ,レポートを の比率で総合評価する。なお,レポ13 評価方法 50% 50%ートが1つでも未提出の場合は,他の実験テーマの成績が良好であっても不可とする。

ディジタル回路Ⅰ,ディジタル回路Ⅱ,情報処理Ⅱ,画像処理Ⅰ14 関連科目

プリント15 教材

実験を円滑に進めるため,実験前に予習を十分行うことが望ましい。レポートをまとめるため16 備考

には,与えられた教材に関連する文献を図書館などで調べることが必要である。

Page 57: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C65 -

卒業研究 電子制御工学科教官1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 通年 必修 123 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635247 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 実験・実習

指導教官と十分対話し,電子制御工学関連のある特定の領域に関する研究テーマを選定し,各

自が問題解決に取り組む。また,1年間の研究成果を報告書としてまとめ,それを電子制御工学

科の全教官とクラスの学生の前で口頭発表する。10 学習目標

これらのプロセスを通して,電子制御工学の先端的知識および技術を修得するとともに,実務

や新しい問題に独力で創造的に立ち向かう方法や能力を養う。また,発表能力の強化を図る。

, ,11 進め方 前期のはじめに各教官が研究テーマについて説明し 学生の希望により研究室の配属を決定し

指導教官の下で,学生それぞれが特定のテーマについての知識,技術の修得および研究を行う。

各自個別の問題を扱うので,主体的な態度で臨むこと。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c,f【平成 年度研究テーマの例】 適切な研究課題の設定ができる。15筋電位計測システムの開発1.

研究の背景や問題点などが整理できる。

自律歩行ロボット脚部機構の開発2.問題点の分析ができる。

環境下における回転型振子実験装12 学習内容 3. Windows。置の制御に関する研究 自ら問題解決のアイディアを考え吟味できる

ナノ結晶シリコンの光学的性質に関する研 アイディアに基づき問題を解決することがで4.究 きる。

二足歩行ロボットの脚機構に関する研究 研究の成果をドキュメントとして文書にまと5.めることができる。

数値地図を用いたフライトシミュレータの6.開発 研究の成果をプレゼンテーションできる。

画像処理を用いたマイクロマウス実験シス7.テムの開発

数式処理に関する基礎的研究8.

多項式環への環の作用を計算する プロ9. GAPグラムの開発

によるマイコン制御装置の開発10. Java

各指導教官が学生それぞれの研究の取り組み,研究成果,報告書,口頭発表等を総合的に評価13 評価方法

する。

指導教官や研究テーマごとに異なる。14 関連科目

指導教官が個別に用意する。15 教材

16 備考

Page 58: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C66 -

固体物理Ⅰ 福間一巳1 科目名 2 担当教官

1 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年 前期5CH1635537 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

固体の諸性質が基礎理論からいかに説明されているかを知る。

量子力学と統計力学の基礎を理解し,簡単な系に適用できるようになる。(1)固体の凝縮機構を基礎理論から理解する。10 学習目標 (2)固体の熱的な性質を基礎理論から理解する。(3)

講述を中心に進めていく。理解を深めるため,適時,演習問題をレポートとして課す。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

量子力学:理論の概要 量子力学の基礎を学び,簡単な系での結果を確認1. (2)量子力学:井戸型ポテンシャル する。2. (2)

3. (2)量子力学:水素原子

固体の凝縮機構:結合力 固体の凝縮機構を理解する。4. (2)固体の凝縮機構:イオン結晶,5.

(2)12 学習内容 共有結合結晶

6. (2)固体の凝縮機構:金属結晶,分子性結晶

7. (2)中間試験

8. (2)前期中間試験の返却と解説

統計力学:ミクロカノニカル集団 統計力学の基礎を学び,簡単な系での結果を確認9. (2)統計力学:カノニカル集団 する。10. (2)

11. (2)統計力学:2準位系

格子振動と結晶の熱的性質:アインシュタイ 量子力学,統計力学をもとに固体の熱的な性質を12.ンの比熱の式 理解する。(2)格子振動と結晶の熱的性質:デバイの比熱13.

(2)の式

14. (2)格子振動と結晶の熱的性質:熱伝導

15. (2)期末試験

定期試験を60%,レポートと平常点を40%の比率で総合評価する。13 評価方法

電磁気学,熱力学,固体物理Ⅱ,応用物理14 関連科目

教科書: 黒沢 達美著 「物性論」 裳華房15 教材

教 材: プリント

特になし16 備考

Page 59: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C67 -

福間一巳1 科目名 2 担当教官固体物理Ⅱ

後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年5CH1635547 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

固体の諸性質が基礎理論からいかに説明されているかを知る。

金属の諸性質を基礎理論から理解する。(1)誘電体の諸性質を基礎理論から理解する。10 学習目標 (2)

講述を中心に進めていく。理解を深めるため,適時,演習問題をレポートとして課す。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

金属の自由電子論:フェルミエネルギー 量子力学,統計力学,電磁気学をもとに金属の諸1. (2)金属の自由電子論:電子比熱 性質を理解する。2. (2)

3. (2)金属の自由電子論:電子放出

4. (2)金属の自由電子論:電気伝導

5. (2)金属の自由電子論:熱伝導

6. (2)12 学習内容 金属の自由電子論:プラズマ振動

7. (2)中間試験

8. (2)前期中間試験の返却と解説

誘電体:物質の分極 量子力学,統計力学,電磁気学をもとに誘電体の9. (2)誘電体:局所電場 諸性質を理解する。10. (2)

11. (2)誘電体:誘電分散1

12. (2)誘電体:誘電分散2

13. (2)誘電体:金属の光学的性質

14. (2)誘電体:まとめと演習

15. (2)期末試験

定期試験を60%,レポートと平常点を40%の比率で総合評価する。13 評価方法

電磁気学,熱力学,固体物理Ⅰ14 関連科目

教科書: 黒沢 達美著 「物性論」 裳華房15 教材

特になし16 備考

Page 60: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C68 -

シーケンス制御Ⅰ 田嶋 眞一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635577 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

あらゆる工業分野において,生産の面ではシーケンス制御による工程の自動化・省力化が広く

浸透し,いまや産業界を支える技術の大きな柱となっている。このシーケンス制御の基礎的事項

の考え方について理解する。10 学習目標

さらに,対象となる機器の動作仕様から,シーケンス制御の制御回路を設計する方法を習得す

る。

教科書に沿った講義を行う。授業中適宜演習を行う。復習を忘れないこと。11 進め方

期間中3回程度のレポート提出を課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c,d,e)

シーケンス制御の概要 ( ) シーケンス制御の意味を理解する。1. 2

フィードバック制御との違い ( ) 対象となる機器の動作仕様を理解し,制御の2. 2段階を明確にできる。

シーケンス制御の基礎 ( ) 制御の段階を自己保持回路を用いた内部状態12 学習内容 3. 2として表現できる。

操作用および検出用スイッチ ( )4. 2制御機器および操作機器 ( )5. 2展開接続図 ( )6. 2タイムチャート ( ) 動作の仕様をタイムチャートとして表現でき7. 2

る。

前期中間試験の返却と解説 ( )8. 2

シーケンス制御の基本回路 ( ) 必要な自己保持回路のセット条件,リセット9. 2動作回路・NOT・AND・OR回路 ( ) 条件を明確にできる。10. 2自己保持回路 ( )11. 2インターロック回路・タイマ回路 ( )12. 2

シーケンス制御の応用回路1 ( ) 制御回路を展開接続図として表現できる。13. 2シーケンス制御の応用回路2 ( )14. 2

前期総まとめ ( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御機器,ディジタル回路Ⅰ,ディジタル回路Ⅱ14 関連科目

教科書:萩原國雄,山城健太郎著 「シーケンス制御入門」 理工学社15 教材

わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は, [ ]で16 備考 E-mail [email protected]予約することが望ましい。

Page 61: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C69 -

シーケンス制御Ⅱ 田嶋 眞一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635587 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

あらゆる工業分野において,生産の面ではシーケンス制御による工程の自動化・省力化が広く

浸透し,いまや産業界を支える技術の大きな柱となっている。このシーケンス制御の制御回路を

設計する方法を習得する。10 学習目標

さらに,制御の現場でよく使われているプログラマブルコントローラ(シーケンサ)を用いて

演習を行う。

教科書に沿った講義を行う。授業中適宜演習を行う。復習を忘れないこと。11 進め方

期間中3回程度のレポート提出を課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c,d,e)

プログラマブルコントローラ ( ) プログラマブルコントローラがどのようなも1. 2のかを理解する。

シーケンス制御の演習(信号装置) ( ) 対象となる信号装置の動作仕様を理解し,シ2. 2〃 ( ) ーケンス制御回路を設計するとともに,プログ3. 2

ラマブルコントローラを用いて確認する。12 学習内容

( ) ,4. 2シーケンス制御の演習 先着判定装置 ( ) 対象となる先着判定装置の動作仕様を理解し

〃 ( ) シーケンス制御回路を設計するとともに,プロ5. 2グラマブルコントローラを用いて確認する。

( ) ,6. 2シーケンス制御の演習 部品供給装置 ( ) 対象となる部品供給装置の動作仕様を理解し

〃 ( ) シーケンス制御回路を設計するとともに,プロ7. 2グラマブルコントローラを用いて確認する。

後期中間試験の返却と解説 ( )8. 2

( ) ,9. 2シーケンス制御の演習 品種判別装置 ( ) 対象となる品種判別装置の動作仕様を理解し

〃 ( ) シーケンス制御回路を設計するとともに,プロ10. 2〃 ( ) グラマブルコントローラを用いて確認する。11. 2

シーケンス制御の演習 対象となる少量多品種加工装置の動作仕様を12.(少量多品種加工装置) ( ) 理解し,シーケンス制御回路を設計するととも2〃 ( ) に,プログラマブルコントローラを用いて確認13. 2〃 ( ) する。14. 2

後期総まとめ ( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御機器,ディジタル回路Ⅰ,ディジタル回路Ⅱ14 関連科目

教科書:萩原國雄,山城健太郎著 「シーケンス制御入門」 理工学社15 教材

わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は, [ ]で16 備考 E-mail [email protected]予約することが望ましい。

Page 62: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C70 -

制御工学Ⅲ 山本 幸一郎1 科目名 2 担当教官

電子制御 年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数5CH1635597 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

コンピュータの発達によりディジタル制御が一般的になりつつある。ディジタル制御固有の事

項について述べるとともに,離散時間システムとしてのディジタル制御系の解析法と代表的な設

計手法を習得することを目標とする。10 学習目標

ディジタル制御理論と連続時間系の制御理論との相違点と類似点を常に意識させる講義とす11 進め方

る。そのため,連続時間系の制御理論の復習をしながら講義を進める。

( ) ( )学習項目(時間数) 学習到達目標 d , hディジタル制御とアナログ制御( ) ディジタル制御とアナログ制御の相違と類似を1. 2

理解する

サンプルホールドと量子化( ) ディジタル制御に固有のサンプルホールドと量2. 2子化について理解する

12 学習内容

標本化定理( ) サンプリングの物理的意味を理解する3. 2

Z-変換( ) 離散時間信号の数学的扱いとしてのZ-変換を4. 2理解する

離散時間系の状態方程式( ) 離散時間系の状態方程式が差分方程式となるこ5. 4と,連続時間系の状態方程式との関係について

理解する。

伝達関数とパルス伝達関数( ) 連続時間系における入出力間の特性表現である6. 2可制御性と可観測性( ) 伝達関数と可制御,可観測,安定性の概念が離7. 4

。8. 2安定性( ) 散時間系でも同様に導入できることを理解する

過渡応答と定常応答( )9. 4

制御系の設計手法( ) ディジタル制御系の設計手法を,連続時間系の10. 8)極配置法 現代制御理論の制御系設計手法と関連して理解1)最適レギュレータ する。2)サーボ形の構成法3)オブザーバの設計法4

定期試験 %,演習レポート %,平常点(出席率 授業態度) %で総合評価する。13 評価方法 60 20 , 20

制御工学Ⅰ 制御工学Ⅱ14 関連科目 ,

教科書:兼田 雅弘,山本 幸一郎 著「ディジタル制御工学」 共立出版15 教材

16 備考

Page 63: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C71 -

制御工学Ⅳ 山本 幸一郎1 科目名 2 担当教官

電子制御 年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数5CH1635607 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義・演習

制御対象のブロック線図が与えられたとき,現代制御理論の代表的な制御系の設計手法を用い

て制御則を試行錯誤的に求めるとともにディジタル・コントローラの設計,実現ができる能力を

習得することを目標とする。10 学習目標

実システム(倒立振子)のブロック線図を与え,これをもとに状態方程式を導きパーソナルコ11 進め方

ンピュータをと制御用ソフトウェアを利用して制御系の解析,設計を進める。各自が求めた制御

則による実機の制御を行い制御結果についての検討を行う。

( ) ( )学習項目(時間数) 学習到達目標 d , hブロック線図からの状態方程式導出( ) 与えられた制御対象から解析,設計に必要な状1. 4

態方程式の導出方法を理解する

制御系の解析( ) 制御対象の解析の必要性を理解するとともに,2. 6)安定性 解析手法を理解する。1)可制御性12 学習内容 2)可観測性3

,3. 4制御則の決定( ) 予め与えられた評価関数により制御則を決定し

。1)最適レギュレータによる制御則決定 制御系設計がどのようになされるかを理解する

)オブザーバの設計 同時に,シミュレーションによる制御性能の評2)拡大系によるサーボ系の構成 価を行う。3)制御則の離散化4

.実機の制御と制御結果の検討( ) 設計した制御則を実機に適用し,制御結果とシ4 6.制御則の再設計( ) ミュレーションと比較検討する。この検討を基5 4.制御結果の比較検討( ) に改めて各自評価関数を変えて制御側を求め,6 4

意図した制御結果が得られたかどうか検討する

ことにより,制御系設計とは何かを理解する。

.まとめ( ) 年間を振返って何を習得したかをリポートに7 2 5まとめることを通して各自総括する。

口頭試問 %,演習レポート %,平常点(出席率 授業態度) %で総合評価する。13 評価方法 20 40 , 20

制御工学Ⅰ 制御工学Ⅱ,制御工学Ⅲ14 関連科目 ,

プリント:15 教材

参考図書:兼田 雅弘,山本 幸一郎 著「ディジタル制御工学」 共立出版

16 備考

Page 64: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C72 -

知識工学Ⅰ 白石 啓一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635627 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

探索,意味ネットワーク等知識工学の基礎を習得し,例題を通して,応用問題

へ柔軟に対応できる力を養う。

10 学習目標

。 ,11 進め方 教科書を基に各学習項目ごとの内容と例題の解説を行う 練習問題については課題とするので

各自自習しておくこと。適宜,練習問題・類題のレポートを課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

人工知能( )1. 2状態空間( ) 探索アルゴリズムを理解し,実際に状態空間中2. 2探索( ) を探索できる3. 2縦型探索アルゴリズム( )4. 2横型探索アルゴリズム( ) 評価を用いた探索アルゴリズムを理解する。5. 2評価を用いた探索( )12 学習内容 6. 2AND-OR木( )7. 2前期中間試験( )8. 2述語による状態記述( ) 簡単な意味ネットワークを作成できる。また,9. 2意味ネットワーク( ) 意味ネットワークを用いた簡単な知識処理を行10. 2フレーム( ) うことができる。11. 2デフォルト推論( )12. 2ルール知識表現( )13. 2エキスパートシステム( )14. 2前期期末試験( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合13 評価方法

評価する。

情報処理Ⅰ,ディジタル回路Ⅰ,情報処理Ⅱ,オペレーションズ・リサーチⅠ,知識工学Ⅱ14 関連科目

小倉久和他著「人工知能システムの構成-基礎からエージェントまで-」近代科学社15 教材

学習相談時間は放課後(16時以降 。メール等で予約することが望ましい。メールでの質問も16 備考 )

内容によって受付可。

Page 65: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C73 -

知識工学Ⅱ 白石 啓一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635637 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

述語論理,構文解析等知識工学の基礎を習得し,例題を通して,応用問題へ柔軟に対応できる

力を養う。また,ファジィ論理,ニューラルネットワーク,遺伝的アルゴリズムといった,近年

の成果について概要を知る。10 学習目標

。 ,11 進め方 教科書を基に各学習項目ごとの内容と例題の解説を行う 練習問題については課題とするので

各自自習しておくこと。適宜,練習問題・類題のレポートを課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

論理式による知識表現( ) 述語論理を用いて,簡単な証明ができる。1. 2導出と単一化( )2. 2導出による推論( )3. 2述語論理による知識処理( )4. 2言語処理( ) 構文解析の基礎を理解する。5. 2構文規則( )12 学習内容 6. 2機械翻訳( )7. 2後期中間試験( )8. 2ファジィ論理( ) ファジィ論理,ニューラルネットワーク,遺伝9. 2

。10. 2ファジィ論理による推論( ) 的アルゴリズムなどの最近の話題の概要を知る

ニューラルネットワーク( )11. 2ニューラルネットワークによる学習( )12. 2遺伝的アルゴリズム( )13. 2遺伝的アルゴリズムによる学習( )14. 2卒業試験( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合13 評価方法

評価する。

情報処理Ⅰ,ディジタル回路Ⅰ,情報処理Ⅱ,オペレーションズ・リサーチⅠ,知識工学Ⅱ14 関連科目

小倉久和他著「人工知能システムの構成-基礎からエージェントまで-」近代科学社15 教材

学習相談時間は放課後(16時以降 。メール等で予約することが望ましい。メールでの質問も16 備考 )

内容によって受付可。

Page 66: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C74 -

ロボット工学Ⅰ 田嶋 眞一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635647 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

あらゆる工業分野において,生産の面では産業ロボットによる工程の自動化・省力化が広く浸

透し,いまや産業界を支える技術の大きな柱となっている。このロボットマニピュレータの機構

解析と制御に関する基礎的事項について理解する。10 学習目標

ロボットを制御対象として捉え,制御系設計のもととなるロボットの動特性,すなわち状態方

程式(出力方程式)を求める方法を習得する。

教科書に沿った講義を行う。授業中適宜演習を行う。復習を忘れないこと。11 進め方

期間中3回程度のレポート提出を課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c,d,e)

ロボットシステムについて ( ) ロボットの機構を理解し,その図式表現がで1. 2ロボットの機構と図式表現 ( ) きる。2. 2

物体の位置と姿勢の表現 ( ) 物体の位置と姿勢の表現を理解し,その取り3. 2同次変換(3次元アフィン変換) ( ) 扱いに慣れる。4. 2

12 学習内容

リンク座標系の設定 ( ) ロボットに対してリンク座標系を設定し,リ5. 2リンク座標系の設定(演習) ( ) ンクパラメータを求めることができる。6. 2リンクパラメータ ( )7. 2

前期中間試験の返却と解説 ( )8. 2

順運動学問題(出力方程式) ( ) 出力方程式を求める順運動学問題を解くこと9. 2幾何学的考察による逆運動学問題 ( ) ができる。10. 2運動学方程式の変形による方法 ( )11. 2ヤコビ行列 ( )12. 2

与えられた手先速度と関節速度 ( )13. 2手先にかかる力と等価な関節駆動力 ( )14. 2

前期総まとめ ( )15. 2

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御工学Ⅱ,機械力学,応用物理Ⅰ,応用物理Ⅱ14 関連科目

教科書:吉川恒夫著 「ロボット制御基礎論」 コロナ社15 教材

わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は, [ ]で16 備考 E-mail [email protected]予約することが望ましい。

Page 67: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C75 -

ロボット工学Ⅱ 田嶋 眞一1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635657 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

あらゆる工業分野において,生産の面では産業ロボットによる工程の自動化・省力化が広く浸

透し,いまや産業界を支える技術の大きな柱となっている。このロボットマニピュレータの機構

解析と制御に関する基礎的事項について理解する。10 学習目標

ロボットを制御対象として捉え,制御系設計のもととなるロボットの動特性,すなわち状態方

程式を求める方法を習得するとともに,ロボットが所要の動作をするために必要な制御系に与え

る目標時間軌道を求める方法を理解する。

教科書に沿った講義を行う。授業中適宜演習を行う。復習を忘れないこと。11 進め方

期間中3回程度のレポート提出を課す。

学習項目(時間数) 学習到達目標 (c,d,e)

前期期末試験の返却と解説1.

慣性テンソルと座標変換2.

ラグランジュの運動方程式 状態方程式のもととなる運動方程式を,ラグ3.ラグランジュ法による運動方程式の導出 ランジュ法により求めることができる。12 学習内容 4.

ニュートンおよびオイラーの運動方程式 状態方程式のもととなる運動方程式を,ニュ5.。6. ニュートン・オイラー法による導出 ートン・オイラー法により求めることができる

( )7. ニュートン・オイラー法による導出 演習

後期中間試験の返却と解説8.

ロボットの制御とサーボ系9.

目標時間軌道の定め方 ロボットが所要の動作をするために必要な制御10.目標時間軌道の定め方(演習) 系に与える目標時間軌道を求める方法を理解す11.姿勢目標軌道の定め方 る。12.姿勢目標軌道の定め方(演習)13.

対象物に加える力の制御14.

後期総まとめ15.

定期試験を60%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総13 評価方法

合評価する。

制御工学Ⅱ,機械力学,応用物理Ⅰ,応用物理Ⅱ14 関連科目

教科書:吉川恒夫著 「ロボット制御基礎論」 コロナ社15 教材

わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は, [ ]で16 備考 E-mail [email protected]予約することが望ましい。

Page 68: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C76 -

福間一巳1 科目名 2 担当教官流体力学Ⅰ

前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年5CH1635667 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

流体の運動を把握するための諸概念と数学的定式化を理解し,簡単な系での流体の性質を調べら

れるようになる。

10 学習目標

講述を中心に進めていく。理解を深めるため,適時,演習問題をレポートとして課す。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

流体の性質:物性値 流体の性質や運動を表す諸概念の理解と数学的1. (2)流体の性質:流れの分類 記述法を修得する。2. (2)

3. (2)流体の性質:単位と次元

4. (2)流れの基礎:流れを表す量

5. (2)流れの基礎:流体の変形と回転

6. (2)12 学習内容 流れの基礎:さまざまな流れ

7. (2)前期中間試験

8. (2)前期中間試験の返却と解説

静止流体の力学:圧力 静止流体に働く力を理解し,圧力による力の計算9. (2)静止流体の力学:加速度運動時の圧力 法を修得する。10. (2)一次元流れの解析:連続の式 一次元流れの解析に関する諸法則を理解し,応用11. (2)一次元流れの解析:ベルヌーイの定理 できるようになる。12. (2)一次元流れの解析:エネルギー損失を伴う流13.

(2)れ

運動量の法則,角運動量の法則 運動量の法則,角運動量の法則を理解し,応用14. (2)期末試験 できるようになる。15. (2)

定期試験を60%,レポートと平常点を40%の比率で総合評価する。13 評価方法

物理 応用物理 流体力学Ⅱ14 関連科目 , ,

教科書:石綿良三著 「流体力学入門」 森北出版15 教材

特になし16 備考

Page 69: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C77 -

福間一巳1 科目名 2 担当教官流体力学Ⅱ

後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御 年5CH1635677 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

流体の運動を把握するための諸概念と数学的定式化を理解し,粘性流体,非粘性流体運動の特徴

を理解する。簡単な系での流れを解析できるようになる。

10 学習目標

講述を中心に進めていく。理解を深めるため,適時,演習問題をレポートとして課す。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

流体運動の記述:速度・加速度 流体の性質や運動を表す諸概念の理解と数学的1. (2)流体運動の記述:流体に働く力 記述法の修得する。2. (2)

。3. (2)流体運動の記述:運動方程式 ナビエ・ストークスの方程式の特徴を理解する

理想流体の流れ:基礎方程式 理想流体の運動の特徴を理解し,簡単な系での解4. (2)理想流体の流れ:ポテンシャル流れ 析ができるようになる。5. (2)

6. (2)12 学習内容 理想流体の流れ:ポテンシャル流れの例

7. (2)中間試験

8. (2)中間試験の返却と解説

管内の流れ:管摩擦損失 管内の流れの特徴を理解し,圧力損失の計算がき9. (2)管内の流れ:直円管内の流れ るようになる。10. (2)

11. (2)管内の流れ:直円管以外の管内流れ

物体のまわりの流れ:境界層 物体のまわりの流れの特徴を理解する。12. (2)13. (2)物体のまわりの流れ:物体に働く力

14. (2)物体のまわりの流れ:カルマンうず列

15. (2)期末試験

定期試験を60%,レポートと平常点を40%の比率で総合評価する。13 評価方法

物理,応用物理,流体力学Ⅰ14 関連科目

教科書:石綿良三著 「流体力学入門」 森北出版15 教材

特になし16 備考

Page 70: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C78 -

熱力学Ⅰ 徳永修一1 科目名 2 担当教官

13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御5年 前期 選択

CH1635687 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

自動車などのエンジンや発電所の発電機では熱エネルギーを運動エネルギーに変換して利用し

ており,熱力学は,熱と運動エネルギーの相互関係を取り扱う科目として重要である。本授業で10 学習目標

は,熱力学の基礎的な概念と熱力学第1法則を説明し,熱と仕事の関係と理想気体の状態変化に

ついて理解することを目標とする。

教科書を基に基本的な概念や事柄について講義した後,練習問題を用いて熱力学で用いられる11 進め方

基礎的な法則や基本的な関係式の使い方を説明する。教科書の演習問題や講義内容についてレポ

ート課題を出すが,単に結果を求めるだけでなく基本法則の使い方や問題を解く過程についても

詳しく記述すること。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

熱力学の基礎知識( )1. 2

。2. 2温度,気体法則( ) 気体の法則および気体温度計の原理を理解する

状態方程式( ) 理想気体の状態方程式(理論式および実験式)3. 2について理解する。12 学習内容

準静的過程( ) 準静的過程の概念を理解する。4. 2

熱と比熱( ) 熱と比熱の概念を理解する。5. 2

分子運動論( ) 微視的な観点から力学的な法則を気体の分子運6. 2動に用いて,気体の分子運動と圧力,温度の関

気体の圧力および分子運動と温度( ) 係を理解する。7. 2

中間試験の解説( )8. 2

気体の比熱とエネルギー等分配の法則( )9. 2気体の分子運動論中の確率の概念について理解

液体・固体における熱運動( ) する。10. 2

分子運動論と統計的法則( ) 熱と仕事の関係から熱をエネルギーの一形態考11. 2え,熱現象も含めてエネルギー保存の法則(熱

熱と仕事の関係( ) 力学第1法則)が成り立つことを理解する。12. 2

エネルギー保存の法則( )13. 2

熱力学第1法則の数式化( ) 熱力学第1法則の数式化を行い,内部エネルギ14. 2ーと熱と仕事の関係を理解する。

まとめ( )15. 2

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を10%の比率で総13 評価方法

合評価する。

物理,微分積分学14 関連科目

教科書:押田勇雄,藤城敏幸著 「熱力学(改訂版) ,裳華房15 教材 , 」

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 71: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C79 -

熱力学Ⅱ 徳永修一1 科目名 2 担当教官

13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御5年 後期 選択

CH1635697 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

自動車などのエンジンや発電所の発電機では熱エネルギーを運動エネルギーに変換して利用し

ており,熱力学は,熱と運動エネルギーの相互関係を取り扱う科目として重要である。本授業で10 学習目標

, ,は 熱力学の熱力学第1法則の理想気体への応用と不可逆変化における熱力学第2法則を説明し

それらの相互関係の理解を目標とする。

教科書を基に基本的な概念や事柄について講義した後,練習問題を用いて熱力学で用いられる11 進め方

基礎的な法則や基本的な関係式の使い方を説明する。教科書の演習問題や講義内容についてレポ

ート課題を出すが,単に結果を求めるだけでなく基本法則の使い方や問題を解く過程についても

詳しく記述すること。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

内部エネルギーとエンタルピー( ) エンタルピーの物理的意味を理解する。1. 2

熱力学第1法則の理想気体への応用( ) 熱力学第1法則を理想気体に応用した比熱,等2. 2温および断熱変化について理解する。

熱の移動と不可逆変化( )3. 2熱の移動と不可逆変化の概念と熱力学第2法則12 学習内容

熱力学第2法則( ) の概念を理解する。4. 2

不可逆性の尺度( ) 不可逆性の尺度としてエントロピーの概念を理5. 2解する。

熱機関の効率( ) カルノーサイクルを例にとりその熱機関の効率6. 2の求め方を理解する。

。7. 2不可逆機関とその効率( ) 可逆機関と不可逆機関の効率について理解する

中間試験の解説( )8. 2

熱力学的温度( ) 熱力学的温度と理想気体による絶対温度の関係9. 2を理解する。

熱力学第2法則の数式化( ) クラウジウスの式とエントロピー増大の原理を10. 4を理解する。

エントロピーと分子運動論( ) ボルツマンの関係式を理解する。11. 2

自由エネルギー( ) 熱力学的関数の1つである自由エネルギーの概12. 2念を理解する。

マックスウェルの関係式( ) 熱力学におけるマックスウェルの関係式を理解13. 2する。

まとめ( )14. 2

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を10%の比率で総13 評価方法

合評価する。

物理,微分積分学14 関連科目

教科書:押田勇雄,藤城敏幸著 「熱力学(改訂版) ,裳華房15 教材 , 」

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 72: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C80 -

計算機工学Ⅰ 今井 慈郎1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635717 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電子制御工学において重要度を増す計算機工学(主に計算機システムのハードウェアを中心)に

関する基本的な知識および理解力を習得させる。すなわち,計算機システム(演算装置,制御装

置,記憶装置および入出力装置)の基礎に関する事項について学習し,計算機工学に関連する様10 学習目標

々な要素を個別具体的に理解することを目標とする。

口述筆記が中心。可能な限り具体的な事例紹介を試みる。確認の意味での小テストや課題を適11 進め方

宜実施する。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 c計算機入門( ):プログラム内蔵方式 計算機の基礎:基本的構成とその動作を理解1. 2

計算機は電卓とどこが違うか,プログラム内蔵 する

..方式とは何か,計算機を人間に例えれば

計算機の基礎その1( ):命令群+データ群2. 2=プログラム12 学習内容

計算機の基礎その2( ):計算機の五大要素3. 2(演算装置,制御装置,記憶装置,入出力装置)

演算装置その1( ):情報の表現(2進法と 情報の表現と計算機内部での処理の実際を理4. 2四則演算,2の補数の導入) 解する

演算装置その2( ):演算(論理演算と算術5. 2・シフト演算,固定小数と浮動小数,浮動小数

演算)

演算装置その3( ):プログラム状態とフラ6. 2グ,各種レジスタ(カウンタ,シフタ,シフト

レジスタなど)

記憶装置その1( ):メモリの構成(アドレ メモリに対するプログラム(命令コードとデー7. 2スとコンテンツ,データの読み書み,プログラ タ)の読出しと書込み,ハミングコード

ムの格納と読出し)

記憶装置その2( ):パリティと誤り訂正8. 2(ハミングコードの設計)

制御装置その1( ):命令の読出しと解釈, 制御装置の機能と処理内容を理解する9. 2命令の実行(プログラムカウンタと命令レジス

タ)

制御装置その2( ):命令語のフォーマット10. 2(命令コードの紹介,四則演算の実行例,AL

Uとレジスタの連携動作)

制御装置その3( ):アドレス修飾方式と分11. 2岐命令(実行アドレスとインデックス修飾,プ

ログラムの実行順序制御,分岐命令の種類)

入出力装置( ):入出力装置の紹介(キーボ 入出力装置の種類と機能を理解する12. 2ード,ディスプレイ,ハードディスクなどを具

体例として解説)

サブルーチンのメカニズム( ):スタックと サブルーチンと割込みについて機能と処理,13. 2サブルーチン呼出し&復帰,アセンブリプログ 相互の類似点と相違点を理解する

ラミングの紹介

割込みのメカニズム( ):割込みの原理,割14. 2込みの種類,割込み処理(サブルーチンとの類

似点と相違点)

期末試験( ):15. 1定期試験で60%,小テストとレポートで20%および平常点(出席率や授業態度など)で213 評価方法

0%の比率で総合評価する

情報処理関連科目およびディジタル回路など14 関連科目

教科書:柴山 潔著 「ライブラリ新情報工学の基礎 ハードウェア入門」 サイエンス社15 教材 1特になし16 備考

Page 73: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C81 -

計算機工学Ⅱ 今井 慈郎1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635727 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

計算機工学Ⅰの履修に続き,電子制御工学において重要と思われる計算機工学の内,主に計算

機システムのソフトウェア(特にオペレーティングシステム)に関する基本的な知識および理解

力を習得させる。すなわち,割込み処理と入出力,マルチタスキング,ファイルシステムおよび10 学習目標

記憶管理などについてその概要について学習し,計算機ソフトウェアに関連する様々な要素を個

別具体的に理解することを目標とする。

口述筆記が中心。可能な限り具体的な事例紹介を試みる。確認の意味での小テストや課題を適11 進め方

宜実施する。

( )学習項目(時間数) 学習到達目標 cOSの登場( ):オペレーティングシステム OSの基本機能(抽象化と多重化)を理解する1. 2

(OS)とは,必要理由,資源の仮想化(抽象

化+多重化)

割込み処理と入出力処理その1( ):入出力 割込み処理と入出力処理との関係を理解する2. 2動作とは,ビジーウェイティングループによる

効率低下の問題12 学習内容

割込み処理と入出力処理その2( ):割込み3. 2によるCPUと入出力処理装置の並列化(マル

チプログラミング)

プロセスその1( ):プロセスとは,プロセ プロセスに関する基本概念を理解し,CPU4. 2ス状態と状態遷移 スケジューリングの具体例を学習する

プロセスその2( ):割込みによるコンテキ5. 2スト切換え,プロセス制御と並行化(マルチタ

スキング)

プロセスその3( ):CPUスケジューリン6. 2グの評価(アルゴリズムの紹介と定量評価)

プロセスその4( ):並行処理について,資7. 2源競合の問題,デッドロックとはなにか

ファイルシステムその1( ):ファイルと ファイルシステムの基礎を理解する8. 2は,ディレクトリ構造

ファイルシステムその2( ):名前関数,フ9. 2ァイルとディスク装置の関係付け(セクタ,ト

ラック,シリンダ)

プログラム開発手順その1( ):コンパイラ プログラム開発手順(コンパイラ,リンカ,10. 2とは,コンパイラ方式とインタープリタ方式 ローダなどの機能)を理解する

プログラム開発手順その2( ):分割コンパ11. 2イルとリンク,ライブラリとリンカ,ローダ

プログラム開発手順その3( ):メモリ管理12. 2(静的割当と動的割当 ,動的ライブラリ方式)

仮想記憶その1( ):オーバーレイ方式と仮 仮想記憶の基礎を理解する13. 2想記憶の必要性

仮想記憶その2( ):ページング方式とセグ14. 2メンテーション方式の紹介

期末試験( ):15. 1定期試験で60%,小テストとレポートで20%および平常点(出席率や授業態度など)で213 評価方法

0%の比率で総合評価する

情報処理関連科目および計算機工学Ⅰなど14 関連科目

教科書:谷口 秀夫著 「 オペレーティングシステム概説15 教材 Information Science & Engineering-S5-その概念と構造-」 サイエンス社

特になし16 備考

Page 74: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C82 -

画像処理Ⅰ 徳永修一1 科目名 2 担当教官

13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御5年 前期 選択

CH1635747 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電気・情報工学に関連する分野では,画像を取り扱う応用技術の利用範囲が拡大しており,画

像処理は,それらの基礎となる重要な科目である。本授業では,画像処理全般についての基礎的10 学習目標

な知識を説明し,プログラムング演習を通して代表的な画像処理手法の原理や性質の理解を深め

ることを目標とする。

教科書を基に画像処理のさまざまな処理方法について講義した後,C言語を用いたプログラミ

ング演習を行う。主に,教科書の例題をレポート課題とするが,単に画像処理した結果を出力す11 進め方

るのではなく処理方法の違いによる出力画像に与える効果や得られる特徴の違いについても考察

すること。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

画像のデータ構造( ) ディジタル画像のデータ構造を理解する。1. 2

画像の作成保存( ) ディジタル画像データを扱うためのC言語の知2. 2識を習得する。

標本化,量子化 解像度( )3. , 212 学習内容

処理の形態と配列表現( ) ディジタル画像の表現形式の意味を理解し,こ4. 2れを用いることができる。

課題演習( )5. 2

ヒストグラム( ) 画像のヒストグラムから解る画像の性質を理解6. 2する。

課題演習( )7. 2

中間試験の解説( )8. 2

濃度変換( ) ディジタル画像の濃度変換法の種類と性質を理9. 2解できる。

課題演習( )10. 2

ヒストグラムの平坦化( ) ヒストグラム平坦化の意味を理解する。11. 2

課題演習( )12. 2

平均値フィルタ,メディアンフィルタ( ) フィルタ処理の考え方と平滑化フィルタを理解13. 2する。

課題演習( )14. 2

まとめ( )15. 2

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を10%の比率で総合13 評価方法

評価する。

微分積分学,情報処理Ⅱ14 関連科目

教科書:酒井幸市著 「デジタル画像処理入門 , CQ出版社15 教材 , 」

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 75: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C83 -

画像処理Ⅱ 徳永修一1 科目名 2 担当教官

13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数電子制御5年 後期 選択

CH1635757 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

電気・情報工学に関連する分野では,画像を取り扱う応用技術の利用範囲が拡大しており,画

像処理は,それらの基礎となる重要な科目である。本授業では,画像処理全般についての基礎的10 学習目標

な知識を説明し,プログラムング演習を通して代表的な画像処理手法の原理や性質の理解を深め

ることを目標とする。

教科書を基に画像処理のさまざまな処理方法について講義した後,C言語を用いたプログラミ

ング演習を行う。主に,教科書の例題をレポート課題とするが,単に画像処理した結果を出力す11 進め方

るのではなく処理方法の違いによる出力画像に与える効果や得られる特徴の違いについても考察

すること。

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

特徴抽出フィルタ( ) 特徴抽出フィルタ( フィルタ, フィ1. 2 Prewitt Sobelルタ, 線検出フィルタ,エッジ検出フィルタ)

課題演習( ) を理解する。2. 2

ラプラシアン,鮮鋭化フィルタ( ) ラプラシアンフィルタにより高周波数成分の抽3. 2出と画像の先鋭化が行えることを理解する。12 学習内容

課題演習( )4. 2

。5. 22値化処理( ) 固定および可変しきい値処理について理解する

膨張と収縮,細線化処理( ) 画像の膨張,収縮処理と細線化処理の効果につ6. 2て理解する。

課題演習( )7. 2

中間試験の解説( )8. 2

ハフ変換,最小2乗法( ) 線図形化処理を行うためのハフ変換や最小2乗9. 2法について理解する。

課題演習( )10. 2

カラー画像処理( ) カラーディジタル画像の表現形式の意味を理解11. 2し,これを用いることができる。

課題演習( )12. 2

パターン認識( ) パターン認識を行うためのマッチングの原理を13. 2 .理解する。

課題演習( )14. 2

まとめ( )15 2

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席率,授業態度など)を10%の比率で総合13 評価方法

評価する。

微分積分学,情報処理Ⅱ14 関連科目

教科書:酒井幸市著 「デジタル画像処理入門 , CQ出版社15 教材 , 」

教 材:教官作成プリント

特になし16 備考

Page 76: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C84 -

通信システムⅠ 近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 前期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635767 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

インターネットの普及とともに,情報通信ネットワークの構築や運用管理,活用に関する知識

・技術等が重要になっている。これらの理解のためには,特に, の基礎知識が必要不可TCP/IP欠である。本講義では,情報ネットワーク,インターネット, などについて学ぶ。また,10 学習目標 TCP/IP様々なネットワークアーキテクチャにおいて, や 参照モデルと各レイヤがどのようTCP/IP OSIな役割をし,どのようにネットワークが実現されているかを学ぶ。

教科書に沿って講義する。また,関連事項を調査し,レポートとして提出させる。必要があれ

ば小テストを行う。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

授業ガイダンス,ネットワークの基礎( ) コンピュータネットワークの歴史について理解1. 2コンピュータとネットワークの発展( ) する。2. 2

プロトコルの階層化と 参照モデル( ) プロトコルについて理解するとともに, 参3. OSI 2 OSI照モデルを理解する。

12 学習内容

4. 2 LANネットワークの構成要素( ) ネットワークの構成要素を理解し,簡単な

を構成できるようにする。

の基礎( ) の概要を理解する。5. TCP/IP 2 TCP/IPインターネットの基礎( )6. 2

階層モデル( )7. TCP/IP 2

中間まとめ( )8. 2

データリンク( ) データリンクとその種類について理解する。特9. 2イーサネット( ) にイーサネットについて理解を深める。10. 2データリンク技術の変化( )11. 2

の基礎( ) の概要を理解する。12. IP 2 IPアドレスとルーティング( )13. IP 2マルチキャスト( )14. IP 2

まとめ( )15. 2

試験 %,レポート %,平常点(出席率,授業態度,小テストなど)を %の比率で総13 評価方法 60 20 20合評価する。

通信理論Ⅰ14 関連科目

教科書:竹下,村山,荒井,苅田著「マスタリング 入門」 オーム社15 教材 TCP/IP

特になし16 備考

Page 77: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

- C85 -

通信システムⅡ 近藤祐史1 科目名 2 担当教官

電子制御5年 後期 選択 13 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

CH1635777 分野 8 授業形式 9 科目番号専門 講義

インターネットの普及とともに,情報通信ネットワークの構築や運用管理,活用に関する知識

・技術等が重要になっている。これらの理解のためには,特に, の基礎知識が必要不可TCP/IP欠である。本講義では,情報ネットワーク,インターネット, などについて学ぶ。また,10 学習目標 TCP/IP様々なネットワークアーキテクチャにおいて, や 参照モデルと各レイヤがどのようTCP/IP OSIな役割をし,どのようにネットワークが実現されているかを学ぶ。

教科書に沿って講義する。また,関連事項を調査し,レポートとして提出させる。必要があれ

ば小テスト行う。11 進め方

学習項目(時間数) 学習到達目標(c)

授業ガイダンス, についての復習( )1. IP 2

の仕組み, の仕組み( ) 関連の重要なプロトコルについて理解する。2. DHCP NAT 2 IP

セキュリティ技術( ) セキュリティについて理解する。3. 212 学習内容

と ( ) トランスポート層のプロトコルについて理解す4. TCP UDP 2ポート番号, ( ) る。5. UDP 2

の目的と特徴( )6. TCP 2

ルーティングプロトコル( ) 経路制御プロトコルについて理解する。7. 2

中間まとめ( )8. 2

アプリケーションプロトコル( ) 各アプリケーションで使われるプロトコルにつ9. 2ホームページの仕組み( ) いて理解する。10. 2電子メールの仕組み( )11. 2ネットワーク管理( )12. 2

インターネットへの接続形態( ) 最新のインターネットへの接続形態状況につい13. 2て理解する。

と未来のネットワーク( ) 次世代のプロトコルである について理解す14. IPv6 2 IPv6る。

総まとめ( )15. 2

試験 %,レポート %,平常点(出席率,授業態度,小テストなど)を %の比率で総13 評価方法 60 20 20合評価する。

通信理論Ⅰ,通信理論Ⅱ,通信システムⅠ14 関連科目

教科書:竹下,村山,荒井,苅田著「マスタリング 入門」 オーム社15 教材 TCP/IP

特になし16 備考

Page 78: (授業計画)...オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66 知識工学Ⅰ 1 1 67 知識工学Ⅱ 1 1 68 ロボット工学Ⅰ 1 1 69 ロボット工学Ⅱ 1 1 70 流体力学Ⅰ

留 学 生

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電子制御工学科

第 3 学 年

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- C91 -

一般科目 (平成16年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード備 考

1n3 4 5

2 3n n

日 本 語 3 3 01

必 数 微 分 積 分 学 6 4 2 02

学 応 用 解 析 学 03修保 健 ・ 体 育 4 2 1 1 04

科英 語 Ⅰ 3 3 05

目 英 語 Ⅱ 2 2 06

計 18 14 3 1

文 学 特 論 1 1 51

社 会 特 論 52

自 然 特 論 1 1 53選

英 語 特 論 1 1 54

数 学 概 論 Ⅰ 1 1 55

数 学 概 論 Ⅱ 1 1 56択

数 学 概 論 Ⅲ 1 1 57

英 語 Ⅳ 2 2 58

英 語 Ⅴ 1 1 59科

英 語 Ⅵ 1 1 60

独 語 Ⅰ 2 2 61

独 語 Ⅱ 2 2 62目

中 国 語 Ⅰ 2 2 63

中 国 語 Ⅱ 2 2 64

法 学 65

選 択 履 修 単 位 計 3以上 3以上

一 般 科 目 履 修 単 位 計 21以上 14 7以上

1 2 3科目コード:GH16Cn n n

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- C92 -

電子制御工学科 (平成16年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n3 4 5

2 3n n

応 用 数 学 Ⅰ 2 2 01

応 用 数 学 Ⅱ 2 2 02

応 用 物 理 Ⅰ 03

応 用 物 理 Ⅱ 04必

制 御 工 学 Ⅰ 2 2 05

制 御 工 学 Ⅱ 2 2 06

電 気 回 路 Ⅱ 2 2 07

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2 08修

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2 09

電 子 回 路 Ⅰ 2 2 10

電 子 回 路 Ⅱ 2 2 11

半 導 体 工 学 2 2 12科

計 測 工 学 2 2 13

ディジタル回路Ⅰ 14

情 報 処 理 Ⅰ 2 2 15

情 報 処 理 Ⅱ 4 4 16目

機 械 力 学 2 2 17

工 学 演 習 2 2 18

制御工学セミナー 3 2 1 19

工 学 実 験 10 4 4 2 20

卒 業 研 究 12 12 21

計 57 20 18 19

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- C93 -

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード 備 考1n3 4 5

2 3n n数 値 解 析 Ⅰ 1 1 51

数 値 解 析 Ⅱ 1 1 52

確 率 統 計 論 Ⅰ 1 1 53

確 率 統 計 論 Ⅱ 1 1 54

固 体 物 理 Ⅰ 1 1 55

固 体 物 理 Ⅱ 1 1 56

ディジタル回路Ⅱ 1 1 57

選 ディジタル回路Ⅲ 1 1 58

制 御 機 器 Ⅰ 1 1 59

制 御 機 器 Ⅱ 1 1 60

シーケンス制御Ⅰ 1 1 61

シーケンス制御Ⅱ 1 1 62

制 御 工 学 Ⅲ 1 1 63

制 御 工 学 Ⅳ 1 1 64

オペレ-ションズリサ-チⅠ 1 1 65択

オペレ-ションズリサ-チⅡ 1 1 66

知 識 工 学 Ⅰ 1 1 67

知 識 工 学 Ⅱ 1 1 68

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ 1 1 69

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ 1 1 70

流 体 力 学 Ⅰ 1 1 71

流 体 力 学 Ⅱ 1 1 72科

熱 力 学 Ⅰ 1 1 73

熱 力 学 Ⅱ 1 1 74

シ ス テ ム 工 学 Ⅰ 1 1 75

シ ス テ ム 工 学 Ⅱ 1 1 76

計 算 機 工 学 Ⅰ 1 1 77

計 算 機 工 学 Ⅱ 1 1 78

通 信 理 論 Ⅰ 1 1 79目

通 信 理 論 Ⅱ 1 1 80

画 像 処 理 Ⅰ 1 1 81

画 像 処 理 Ⅱ 1 1 82

通 信 シ ス テ ム Ⅰ 1 1 83

通 信 シ ス テ ム Ⅱ 1 1 84

校 外 実 習 1 1 85

特 別 講 義 1 1 86

選 択 履 修 単 位 計 11以上 11以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 68以上 20 48以上

一 般 科 目 と の 合 計 99以上 34 65以上

1 2 3科目コード:CH16Cn n n

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- C94 -

【留学生科目コード対応表】

電子制御工学科 (平成16年度入学者)

科 目 名 留学生科目コード 対応科目コード

一 日 本 語 GH16C301

般 微 分 積 分 学 GH16C302 GH162210

科 保 健 ・ 体 育 GH16C304 GH163314

目 英 語 Ⅰ GH16C305 GH163318

英 語 Ⅱ GH16C306 GH163319

制 御 工 学 Ⅰ CH16C305 CH162306

専 電 気 回 路 Ⅱ CH16C307 CH162309

電 気 磁 気 学 Ⅰ CH16C308 CH162310門

電 子 回 路 Ⅰ CH16C310 CH162312

情 報 処 理 Ⅰ CH16C315 CH161117科

情 報 処 理 Ⅱ CH16C316 CH162218

目 工 学 演 習 CH16C318 CH162321

工 学 実 験 CH16C320 CH162323

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- C95 -

日本語 森 孝宏1 科目名 2 担当教官

3年 通年 必修 33 学年 4 学期 5 履修条件 6 単位数

GH16C3017 分野 8 授業形式 9 科目番号一般 講義

, 「 」 ,ある程度の日本語学習の終わっている外国人留学生に対し 最も理解し難い 助詞 の用法を

ドリルによって習熟させる。

日本の文化・習慣・歴史・伝説をも教材化し,日本への理解に資する。10 学習目標

字程度の長文を読み,大意の把握,朗読習熟につとめさせる。11 進め方 1000「助詞」の用い方を,例文等によるドリルで演習し,正しい日本語の表現へ導く。

学習項目(時間数) 学習到達目標(f)

論述「私の家族」( )1. 2「日本の姿」( ) 日本での生活で生じた取り違え経験等を発表さ2. 4「日本人は貯蓄しすぎているのか」( ) せ,場面場面での誤解の原因を理解させる。3 4「冠婚葬祭」( )4. 4「接待天国ニッポン」( )5. 4論述「日本の生活での失敗談」( ) 字程度の作文を課し,不自然な点を自覚さ12 学習内容 6. 2 600「コミュニケ-ション・スタイル」( ) せる7. 4「日本語の発達」( )8. 4「日本たたき」( )9. 4「貿易摩擦って何」( )10. 4論述「日本人の変な習慣」( )11. 2「規制で何が起きているのか」( )12. 4「社内文書」( )13 4「日本式ビジネス交渉術」( )14. 2「変化する日本の会社組織」( )15. 4前期期末試験( )16. 1論述「私のお国自慢」( )17. 2「扇の的」( )18. 3「平泉」( )19. 3「稲村ヶ崎」( )20. 3「桜井の別れ」( )21. 3「川中島」( )22. 3「本能寺の変」( )23. 3「大阪落城」( )24. 3「江戸無血開城」( )25. 3論述「近頃思うこと」( )26. 2「天地創造」( )27. 3「岩戸隠れ」( )28. 3論述「日本の生活で困ったこと」( )29. 2後期期末試験( )30. 1定期試験による。13 評価方法

特になし。14 関連科目

ドリル教材。読解用長文教材。15 教材

特になし。16 備考

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電子制御工学科

第 5 学 年

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- C99 -

一般科目 (平成14年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n3 4 5

2 3n n

日 本 語 2 2 01

必 数 微 分 積 分 学 6 4 2 02

学 応 用 解 析 学 03修保 健 ・ 体 育 4 2 1 1 04

科 英 語 Ⅰ 4 2 2 05

英 語 Ⅱ 2 2 06目

独 語 Ⅰ 2 2 07

計 20 14 5 1

文 学 特 論 1 1 51

社 会 特 論 52

選 自 然 特 論 1 1 53

英 語 特 論 1 1 54

択 数 学 概 論 Ⅰ 1 1 55

数 学 概 論 Ⅱ 1 1 56

科 数 学 概 論 Ⅲ 1 1 57

英 語 Ⅳ 2 2 58

目 英 語 Ⅴ 1 1 59

独 語 Ⅱ 2 1 1 60

法 学 61

履 修 単 位 数 21以上 14 5以上 1以上

1 2 3科目コード:GH14Cn n n

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- C100 -

電子制御工学科 (平成14年度入学者)

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n3 4 5

2 3n n

応 用 数 学 Ⅰ 2 2 01

応 用 数 学 Ⅱ 2 2 02

応 用 物 理 Ⅰ 03

応 用 物 理 Ⅱ 04必

制 御 工 学 Ⅰ 2 2 05

制 御 工 学 Ⅱ 2 2 06

電 気 回 路 Ⅱ 2 2 07

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2 08修

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2 09

電 子 回 路 Ⅰ 2 2 10

電 子 回 路 Ⅱ 2 2 11

半 導 体 工 学 2 2 12科

計 測 工 学 2 2 13

ディジタル回路Ⅰ 14

情 報 処 理 Ⅰ 2 2 15

情 報 処 理 Ⅱ 4 4 16目

機 械 力 学 2 2 17

工 学 演 習 2 2 18

制御工学セミナー 3 2 1 19

工 学 実 験 10 4 4 2 20

卒 業 研 究 12 12 21

計 57 20 18 19

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- C101 -

学 年 別 単 位 数 科 目

授 業 科 目 単位数 3 年 4 年 5 年 コード 備 考

1n3 4 5

2 3n n

数 値 解 析 2 2 51

確 率 統 計 論 2 2 52

固 体 物 理 Ⅰ 1 1 53

固 体 物 理 Ⅱ 1 1 54

ディジタル回路Ⅱ 2 2 55

選 制 御 機 器 2 2 56

シーケンス制御Ⅰ 1 1 57

シーケンス制御Ⅱ 1 1 58

制 御 工 学 Ⅲ 1 1 59

制 御 工 学 Ⅳ 1 1 60

オ ヘ ゚ レ - シ ョ ン ス ゙ リ サ - チ 2 2 61

択 知 識 工 学 Ⅰ 1 1 62

知 識 工 学 Ⅱ 1 1 63

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ 1 1 64

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ 1 1 65

流 体 力 学 Ⅰ 1 1 66

流 体 力 学 Ⅱ 1 1 67

科 熱 力 学 Ⅰ 1 1 68

熱 力 学 Ⅱ 1 1 69

シ ス テ ム 工 学 2 2 70

計 算 機 工 学 Ⅰ 1 1 71

計 算 機 工 学 Ⅱ 1 1 72

通 信 理 論 2 2 73

目 画 像 処 理 Ⅰ 1 1 74

画 像 処 理 Ⅱ 1 1 75

通 信 シ ス テ ム Ⅰ 1 1 76

通 信 シ ス テ ム Ⅱ 1 1 77

校 外 実 習 1 1 78

特 別 講 義 1 1 79

選 択 履 修 単 位 計 11以上 11以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 68以上 20 48以上

一 般 科 目 と の 合 計 99以上 34 65以上

1 2 3科目コード:CH14Cn n n

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- C102 -

【留学生科目コード対応表】

電子制御工学科 (平成14年度入学者)

科 目 名 留学生科目コード 対応科目コード

保 健 ・ 体 育 GH14C504 GH164512

一 自 然 特 論 GH14C553 GH164553

般 数 学 概 論 Ⅲ GH14C557 GH164557

科 英 語 Ⅳ GH14C558 GH164558

目 英 語 Ⅴ GH14C559 GH164559

独 語 Ⅱ GH14C560 GH164560

応 用 数 学 Ⅱ CH14C502 CH163502

計 測 工 学 CH14C513 CH163515

制御工学セミナー CH14C519 CH163522

工 学 実 験 CH14C520 CH163523

卒 業 研 究 CH14C521 CH163524専

固 体 物 理 Ⅰ CH14C553 CH163553

固 体 物 理 Ⅱ CH14C554 CH163554

シーケンス制御Ⅰ CH14C557 CH163557

シーケンス制御Ⅱ CH14C558 CH163558

制 御 工 学 Ⅲ CH14C559 CH163559門

制 御 工 学 Ⅳ CH14C560 CH163560

知 識 工 学 Ⅰ CH14C562 CH163562

知 識 工 学 Ⅱ CH14C563 CH163563

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅰ CH14C564 CH163564

ロ ボ ッ ト 工 学 Ⅱ CH14C565 CH163565科

流 体 力 学 Ⅰ CH14C566 CH163566

流 体 力 学 Ⅱ CH14C567 CH163567

熱 力 学 Ⅰ CH14C568 CH163568

熱 力 学 Ⅱ CH14C569 CH163569

画 像 処 理 Ⅰ CH14C571 CH163571目

画 像 処 理 Ⅱ CH14C572 CH163572

画 像 処 理 Ⅰ CH14C574 CH163574

画 像 処 理 Ⅱ CH14C575 CH163575

通 信 シ ス テ ム Ⅰ CH14C576 CH163576

通 信 シ ス テ ム Ⅱ CH14C577 CH163577