101
- 0 - (平成 (平成 (平成 (平成25 25 25 25年度版) 年度版) 年度版) 年度版) 平成 平成 平成 平成25 25 25 25年 2月 1日から 日から 日から 日から 平成 平成 平成 平成26 26 26 26年 1月31 31 31 31日まで 日まで 日まで 日まで えびの市農業協同組合 えびの市農業協同組合 えびの市農業協同組合 えびの市農業協同組合 宮崎県えびの市大字大明司1061番地1 宮崎県えびの市大字大明司1061番地1 宮崎県えびの市大字大明司1061番地1 宮崎県えびの市大字大明司1061番地1 0984-33-3100 0984-33-3100 0984-33-3100 0984-33-3100 ホームページ ホームページ ホームページ ホームページ http://ebino.ja http://ebino.ja http://ebino.ja http://ebino.ja-miyazaki miyazaki miyazaki miyazaki.jp .jp .jp .jp 電子メール 電子メール 電子メール 電子メール ja ja ja [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ja.or.jp ja.or.jp ja.or.jp

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- 0 -

(平成(平成(平成(平成25252525年度版)年度版)年度版)年度版)

平成平成平成平成25252525年年年年 2222月月月月 1111日から日から日から日から

平成平成平成平成26262626年年年年 1111月月月月31313131日まで日まで日まで日まで

えびの市農業協同組合えびの市農業協同組合えびの市農業協同組合えびの市農業協同組合

宮崎県えびの市大字大明司1061番地1宮崎県えびの市大字大明司1061番地1宮崎県えびの市大字大明司1061番地1宮崎県えびの市大字大明司1061番地1

電 話電 話電 話電 話 0 9 8 4 - 3 3 - 3 1 0 00 9 8 4 - 3 3 - 3 1 0 00 9 8 4 - 3 3 - 3 1 0 00 9 8 4 - 3 3 - 3 1 0 0

ホームページホームページホームページホームページ http://ebino.jahttp://ebino.jahttp://ebino.jahttp://ebino.ja----miyazakimiyazakimiyazakimiyazaki.jp.jp.jp.jp

電 子 メ ー ル電 子 メ ー ル電 子 メ ー ル電 子 メ ー ル [email protected]@[email protected]@ebino.mz----ja.or.jpja.or.jpja.or.jpja.or.jp

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- 1 -

もももも くくくく じじじじ

【単【単【単【単 体】体】体】体】

1.ごあいさつ ………………… 3

2.沿革・歩み ………………… 4

3.トピックス ………………… 5

4.事業のご案内 ………………… 10

5.経営方針 ………………… 14

6.業務運営 ………………… 16

(1)リスク管理体制

(2)法令遵守の体制

(3)金融ADR制度への対応

7.系統セーフティネット ………………… 18

8.農業振興活動 ………………… 18

9.社会的責任と貢献活動(地域貢献情報) ………………… 19

10.事業の概況 ………………… 20

11.当JAの概要 ………………… 30

(1)組合員数

(2)組合員組織の状況

(3)役員

(4)職員

(5)特定信用事業代理業者の状況

(6)組織図

(7)地区

(8)店舗一覧・自動機器設置状況

(9)子会社等の状況

12.財務諸表 ………………… 34

(1)貸借対照表

(2)損益計算書

(3)剰余金計算書

(4)注記表

13.主要な経営指標 ………………… 56

14.事業状況指標 ………………… 57

(1)利益総括表

(2)資金運用収支の内訳

(3)受取・支払利息の増減額

(4)利益率

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- 2 -

(5)貯金に関する指標

(6)貸出金等に関する指標

(7)内国為替取扱実績

(8)有価証券に関する指標

(9)取得価格又は契約価額、時価及び評価損益

(10)共済取扱実績等

(11)その他事業の実績等

15.財産の状況 ………………… 70

(1)リスク管理債権残高

(2)金融再生法債権区分に基づく保全状況

(3)元本補てん契約のある信託に係る貸出金の

リスク管理債権の状況

(4)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

(5)貸出金償却の額

16.自己資本の充実の状況 ………………… 72

(1)自己資本の構成に関する事項

(2)自己資本の充実度に関する事項

(3)信用リスクに関する事項

(4)信用リスク削減手法に関する事項

(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項

(6)証券化資産に関する事項

(7)オペレーショナル・リスクに関する事項

(8)出資等資産に関する事項

(9)金利リスクに関する事項

【連【連【連【連 結】結】結】結】 ………………… 84

1.グループの概況

2.連結事業概況

3.連結ベースの財産の状況

4.最近5年間の連結ベースの主要な経営指標

5.連結ベースの事業別情報

6.連結ベースのリスク管理債権残高

7.連結ベースの自己資本の充実の状況

【財務諸表の正確性等にかかる確認【財務諸表の正確性等にかかる確認【財務諸表の正確性等にかかる確認【財務諸表の正確性等にかかる確認】】】】…………………………100

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1.1.1.1. ごごごごあいさつあいさつあいさつあいさつ

組合員の皆様には、日頃から協同組合活動に熱心にお取組みいただいておりまして、心より厚く

お礼申し上げます。

さて昨年は、大きな災害もなく農業生産については比較的順調におこなわれました。特に子牛に

ついては、全国的な子牛不足で価格が高騰し、12月セリ市で史上最高値を更新するなど高値取引

となり、久しぶりに生産農家に笑顔が戻りました。一方子牛不足による価格の高騰は、肥育農家の

経営に影響しておりますので、今年は繁殖母牛の維持・増頭にむけて対策を講じ取組みして参りま

す。

市民待望の道の駅交流物産館を指定管理者として4月20日オープンしました。市をはじめ関係

団体、特産品出荷者協議会等のご支援ご協力によりまして来館者、販売金額は計画を上回ることが

できました。今年は来館者累計100万人達成を目指して取り組みして参ります。

老朽化しておりました飯野支店事務所を東側に新築移転し、駐車スペースを確保するとともに高

齢者に優しい店舗づくりを行い利便性の向上に努めました。

農政の課題として、TPP 交渉については、オバマ大統領の来日が4月に予定されておりますので、

この前後の時期が正念場となります。重要5品目(米、麦、牛肉・豚肉、酪農製品、甘味資源作物)

は守ると決議した国会並びに自民党の国民との約束は遵守されなければなりません。食と命、農業・

農村を守るための緊急集会や、政府、国会議員への要請活動に取組みます。

また今年から農業政策が大きく変わります。経営所得安定対策の見直しでは米所得補償交付金が

10a当たり支払われていた15千円が半額となり、平成30年から廃止となります。一方転作作

物助成は、飼料作物、WCS用稲、二毛作助成などは現行どおりとなり、転作作物によっては産地

交付が加算されて充実されましたので、水田活用を進めてまいります。米の生産調整の見直しにつ

いては、マスコミにより「減反廃止」だけが大きく取り上げられて、生産者の皆様に混乱が生じて

おりますが、5年後(平成30年)をめどに、行政による生産数量目標の配分頼らない仕組みをつ

くるというもので、自由に主食用米をつくっていいというものでもなく、これからも需要に応じた

生産を進めて参ります。

さて、「水は宝 西諸の畑に生農地(いのち)の水を」をキャッチフレーズに進められています西

諸畑地かんがい事業は、本年度ダムが完成して一部で水の利用が始まり、27年度から本格的に灌

水が行われます。水を活用した農業の展開を進めて参ります。

終わりに、協同組合は出資者であり、組合員であります組合員の皆様とJA役職員が一緒になっ

て築いています。組合員の皆様と協同活動を推進し、皆様の経営安定を図り、地域農業の振興、社

会への貢献に取組みして参りますので、尚一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げまし

て挨拶といたします。

平成 26年 5月

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2222.... 沿革・歩み沿革・歩み沿革・歩み沿革・歩み

昭和23年 飯野町農協、加久藤町農協、真幸町農協設立

昭和53年 3つの農協が合併し、えびの市農業協同組合設立

57年 MC(農業機械修理整備)センター落成

61年 野菜取扱高10億円突破記念大会開催

61年 第1回田の神さぁの里産業文化祭開催

63年 合併10周年記念式典及び「福祉大相撲えびの場所」開催

平成 元年 白鳥育苗センター竣工

2年 第1回年金友の会会員旅行

4年 農協から「JA」への呼称変更

5年 資材窓口業務の毎土曜日営業開始

5年 (株)ジェイエイえびの市葬祭営業開始

6年 国債自己窓販業務開始

7年 年中無休営業開始(信用・共済事業を除く)

8年 野菜集荷場(大明司)落成

8年 精米工場落成

9年 総合営農センター兼本店事務所落成

10年 合併20周年記念式典開催

10年 肉用牛生産基盤強化事業(キャトルステーション)開始

11年 新総合情報システム稼動

12年 新自動車整備工場管理システム(AMS)稼動

12年 ジェイエイえびの市葬祭の斎場「プリエール会館」オープン

13年 Aコープいいの店新築オープン

14年 県内Aコープ店(レギュラー化統合)

15年 全店舗ATM更新稼動

16年 飯野給油所新築移転

16年 新鮮野菜館「えびのっ娘」オープン

16年 貯金残高 200億円達成

17年 加久藤支店新築移転

17年 新鮮野菜館「えびのっ娘食堂」オープン

18年 (株)JAアグリランド田の神さぁ設立

19年 オートパルえびのオープン

20年 精米工場増設

20年 合併30周年記念式典開催

21年 米粉加工施設新設

22年 口蹄疫の発生および終息

23年 臨時総代会(物産館の指定管理者となることを決議)

24年 第 10 回全国和牛能力共進会において宮崎県が二連覇を達成

25年 道の駅物産館オープン

25年 飯野支店新築移転

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25年 生活館「夢工房」オープン

3.3.3.3. トピックストピックストピックストピックス

平成 25年度のトピックスは次のとおりです。

年 月 日 処 理 事 項

平成 25年2月5日~6日 全国家の光大会

平成 25年2月6日 JA主催子牛品評会

平成 25年2月9日 総代研修会

平成 25年2月 14日 郡子牛品評会

平成 25年2月 15日 稲作振興会総会

平成 25年2月 19日 JA女性部総会

平成 25年2月 19日 JA宮崎経済連和牛枝肉共励会

平成 25年2月 20 日~22 日 子牛セリ市

平成 25年2月 22 日 共済代理店総会

平成 25年2月 26日 女性部新旧班長会

平成 25年2月 28日 キュウリ部会総会

平成 25年3月5日 JA主催子牛品評会

平成 25年3月5日 県女性協総会

平成 25年3月6日 ピーマン部会総会

平成 25年3月6日 全国監査機構決算監査

平成 25年3月9日 肉牛共進会

平成 25年3月9日~10 日 春の総合展示会(生活課・資材課・農機燃料課)

平成 25年3月 12 日 ゴーヤー部会総会

平成 25年3月 14日 郡子牛品評会

平成 25年3月 18日 飯野支店 新店舗営業開始

平成 25年3月 20 日~22 日 子牛セリ市

平成 25年3月 25日 青年部総会

平成 25年3月 25日 Aコープいいの店ふれ愛市場総会

平成 25年3月 29日 えびの市農業振興大会

平成 25年3月 29日 青年部・女性部 TPP参加阻止街宣活動

平成 25年4月5日 機械クラブ総会

平成 25年4月8日 甘藷部会総会

平成 25年4月8日 JA馬頭観音祭

平成 25年4月 10 日 JA主催春季枝肉共励会

平成 25年4月 11 日 栗部会総会

平成 25年4月 11 日 酪農部会総会

平成 25年4月 12 日 新鮮野菜館えびのっ娘最終営業日

平成 25年4月 12 日 酪農青年女性部総会

平成 25年4月 15日 さといも採種部会

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年 月 日 処 理 事 項

平成 25年4月 15日 和牛部会総会

平成 25年4月 16日 肥育牛部会総会

平成 25年4月 17日 郡子牛・育成牛品評会

平成 25年4月 17日 養鶏部会総会

平成 25年4月 19日~20 日 自動車展示会

平成 25年4月 20 日 道の駅えびの オープン

平成 25年4月 21 日~23 日 子牛セリ市

平成 25年4月 22 日 キンカン部会総会

平成 25年4月 23 日 Aコープかくとう店ふれ愛市場総会

平成 25年4月 24日 女性大学講座開講式

平成 25年4月 24日 水稲育苗講習会

平成 25年4月 26日 第 35回通常総代会

平成 25年5月1日 農業経営者組織協議会総会

平成 25年5月2日 農事推進部長研修会

平成 25年5月2日 農林技連畜産部会総会

平成 25年5月2日 養豚部会総会

平成 25年5月7日 玉ネギ部会総会

平成 25年5月9日 花卉部会総会

平成 25年5月 13 日 飯野支店落成式

平成 25年5月 14日 JA主催子牛品評会

平成 25年5月 16日 年金友の会総会(飯野)

平成 25年5月 17日 年金友の会総会(加久藤・真幸)

平成 25年5月 17日~18日 自動車展示会

平成 25年5月 17日 郡子牛品評会

平成 25年5月 17日 県畜産共進会一次予選

平成 25年5月 21 日~23 日 子牛セリ市

平成 25年5月 25日 道の駅えびの 10 万人突破

平成 25年5月 25日~26日 麗宝展

平成 25年5月 28日 女性部リーダー研修会

平成 25年6月3日 青年部「農家のおじちゃんと語る会」(市内4小学校)

平成 25年6月3日 女性大学閉校式

平成 25年6月5日 JA主催子牛品評会

平成 25年6月 14日 郡子牛品評会

平成 25年6月 14日 県畜産共進会二次予選

平成 25年6月 15日 TPP反対街宣運動

平成 25年6月 21 日~23 日 子牛セリ市

平成 25年6月 25日 お米学習教室 田植え(岡元小・加久藤小)

平成 25年6月 25日 全国監査機構決算監査

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年 月 日 処 理 事 項

平成 25年6月 25日 JA宮崎経済連和牛枝肉共進会

平成 25年6月 27日 石川さといも契約説明会

平成 25年7月2日 イチゴ部会総会

平成 25年7月4日 年金友の会グランドゴルフ大会

平成 25年7月4日 2013JA農業機械ビッグフェア

平成 25年7月5日 お米学習教室 田植え(飯野小・真幸小)

平成 25年7月5日 JA主催子牛品評会

平成 25年7月9日 肉牛共進会

平成 25年7月 10 日 女性部さのぼり交流会

平成 25年7月 10 日~12 日 年金友の会旅行(東京)

平成 25年7月 11 日 フレッシュミズのつどい

平成 25年7月 12 日 郡子牛品評会

平成 25年7月 12 日 県畜産共進会三次予選

平成 25年7月 12 日~21 日 盆提灯展示会

平成 25年7月 19日~20 日 自動車展示会

平成 25年7月 20 日~22 日 子牛セリ市

平成 25年7月 23 日~24日 水稲現地講習会

平成 25年8月4日 ドライブウェイサービス研究会 こばやし・えびの地区大会

平成 25年8月8日~12 日 無人ヘリ防除

平成 25年8月 16日 青年部女性部合同納涼夏祭り

平成 25年8月 16日 JA主催子牛品評会

平成 25年8月 20 日 生活館 夢工房オープン

平成 25年8月 22 日 年金友の会ゲートボール大会

平成 25年8月 23 日 フラワーアレンジメント教室(さわやかサマースクール)

平成 25年8月 23 日 県畜産共進会決戦(種牛の部)

平成 25年8月 23 日~24日 自動車展示会

平成 25年8月 24日 家の光大会・女性のつどい

平成 25年8月 25日 道の駅 子ども祭り

平成 25年8月 26日~27日 水稲現地講習会

平成 25年8月 27日 郡子牛品評会

平成 25年8月 31 日 第4回JAさわやかパーティー

平成 25年9月1日~2日 無人ヘリ防除

平成 25年9月3日 ホウレン草部会総会

平成 25年9月8日 ドライブウェイサービス研究会県大会

平成 25年9月 10 日 年金友の会グランドゴルフ大会

平成 25年9月 13 日~14日 3課合同展示会(生活課・資材課・農機燃料課)

平成 25年9月 17日 県畜産共進会決戦(肉牛枝肉の部)

平成 25年9月 18日~19日 年金友の会旅行(壱岐)

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年 月 日 処 理 事 項

平成 25年9月 19日 宮崎県農青協親睦ソフトボール大会

平成 25年9月 19日 JA主催夏季肉牛共励会

平成 25年9月 20 日 JA主催子牛品評会

平成 25年9月 20 日~30 日 総合座談会

平成 25年9月 22 日 道の駅 南九州太鼓祭り

平成 25年9月 26日 郡子牛・育成牛品評会

平成 25年 10 月1日~30 日 道の駅 かかし祭り

平成 25年 10 月2日 県女性協おもとの部員のつどい

平成 25年 10 月3日 園芸生産者女性大会

平成 25年 10 月4日~6日 子牛セリ市

平成 25年 10 月5日 道の駅えびの 30 万人突破

平成 25年 10 月 10 日 お米学習教室 稲刈り(岡元小)

平成 25年 10 月 11 日 年金友の会 ゲートボール・グランドゴルフ 県大会

平成 25年 10 月 15日 JA主催子牛品評会

平成 25年 10 月 22 日 窓口セールスロールプレイング大会予選

平成 25年 10 月 23 日 第 57回宮崎県畜産共進会(種牛・種馬の部)

平成 25年 10 月 25日 郡子牛品評会

平成 25年 10 月 26日 第 57回宮崎県畜産共励会(乳牛の部)

平成 25年 10 月 27日 道の駅交流祭・かかし祭表彰式

平成 25年 10 月 30 日 お米学習教室 稲刈り(飯野小・真幸小)

平成 25年 11 月1日 お米学習教室 稲刈り(加久藤小)

平成 25年 11 月2日 窓口セールスロールプレイング県大会

平成 25年 11 月5日~7日 子牛セリ市

平成 25年 11 月 10 日 道の駅 収穫祭

平成 25年 11 月 12 日 第 57回宮崎県畜産共進会(枝肉の部)

平成 25年 11 月 16日~17日 田の神さぁの里産業文化祭

平成 25年 11 月 16日 米食味コンクール

平成 25年 11 月 19日 肉牛共進会

平成 25年 11 月 22 日 JA主催秋季肉牛枝肉共励会(ナンチク)

平成 25年 11 月 22 日 宮崎県畜産共進会祝賀会

平成 25年 11 月 27日 JA主催子牛品評会

平成 25年 12 月4日 西諸牛振興会肉牛枝肉共励会

平成 25年 12 月5日 JA主催冬季肉牛枝肉共励会

平成 25年 12 月 12 日~14日 子牛セリ市

平成 25年 12 月 12 日~14日 家の光大会

平成 25年 12 月 14日 第5回JAさわやかパーティー

平成 25年 12 月 17日 お米学習教室 収穫祭(岡元小)

平成 25年 12 月 20 日 お米学習教室 収穫祭(加久藤小)

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年 月 日 処 理 事 項

平成 25年 12 月 21 日~23 日 道の駅 年の瀬市

平成 26年1月7日 JA主催子牛品評会

平成 26年1月 10 日~11 日 西諸県地区花卉品評会

平成 26年1月 15日 郡子牛品評会

平成 26年1月 17日~18日 農機・自動車展示会

平成 26年1月 20 日~22 日 子牛セリ市

平成 26年1月 22 日 女性部ウォークラリー

平成 26年1月 25日 総代研修会

平成 26年1月 29日 青年部意見交換会

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4.4.4.4. 事業案内事業案内事業案内事業案内

(1)信 用 事 業

信用事業は、貯金、融資、為替等いわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行なっています。

この信用事業は、JA(農協)・JA宮崎信連・農林中央金庫という三段階の組織が有機的に結び

つき、JAグループ(農協系統)金融として大きな力を発揮しています。

○ 貯金業務

組合員はもちろん地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしています。

普通貯金、当座貯金、スーパー定期、定期積金、総合口座等の各種貯金を目的・期間・

金額にあわせてご利用いただいております。

主な貯金商品一覧

商 品 名 商 品 内 容

一 般 いつでも自由に出し入れできる貯金

総合口座 定期貯金の担保及びカードローンをセットした当座貸越が可能な貯金 普 通 貯 金

営農口座 当座貸越(営農ローン)セットした貯金

当座

性貯

スーパー貯蓄貯金 いつでも出し入れでき、普通貯金より高い利率設定の貯金です(口座振替契約不可)

通 知 貯 金 金額及び預入予告期間を定め払い出す貯金

ス ー パ ー 定 期 預入期間を定め、その期間が満了するまでは原則として払い出すことができない貯

期 日 指 定 最長預入期間を定め、据置期間後任意の期日を指定する貯金

積 立 定 期 期間内に積立てられた積立金を期日経過後の日数に応じて付利する定期貯金

自 由 金 利 定 期 JAが自主的に金利を設定する定期貯金

定期

貯金

変 動 金 利 型 定 期 基準指標金利に上乗せ金利を加算した利率で利払いする定期貯金

定 額 式 一定の金額を一定期間毎月入金する定期積金

目 標 式 設定した目標額に対して積立する定期積金で、目標額に対して初回掛金で調整しま

満 期 分 散 型 期間を 3年に設定し、毎年 1部ずつ満期が到来する定期積金

定期

積金

あんしん定期積金 一口 1,000 円以上の 3 年以上の積金で契約者とその家族はJA葬祭利用時の割引特

典がある

※ 上記は主な内容のみです。詳しくは最寄り支店窓口にてお尋ね下さい。

○ 融資業務

組合員への融資をはじめ、地域住民の皆さまの暮らしや、農業者・事業者の皆さまの事

業に必要な資金をご融資しています。

また、地方公共団体、農業関連産業等へもご融資し、地域経済の質的向上・発展に貢献

しています。さらに、住宅金融支援機構、日本政策金融公庫等の融資申込みのお取り次

ぎもしています。

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主な融資商品一覧

種 類 資 金 使 途 期 間 貸 出 額

貯 金 担 保 貸 付 事業、営農又は生活に必要な資金 定期、定積の

満期日の範囲内

定期、定積の払込額の範囲

共 済 担 保 貸 付

( 短 期 ) 事業、営農又は生活に必要な資金 1 年以内

解約返戻金若しくは満期

額の低い方の 80%以内

短期

貸付

営 農 ロ ー ン 事業、営農又は生活に必要な資金 1 年以内 極度額方式で最高 300 万

一 般 資 金 事業、営農又は生活に必要な資金 10 年以内 必要とする資金の範囲内

共 済 担 保 貸 付

( 長 期 ) 事業、営農又は生活に必要な資金 5 年以内 共済約款貸付額以内

農業経営施設資金 10 年以内 必要とする資金の範囲内

果樹等の植栽に必要な資金 10 年以内 必要とする資金の範囲内 営 農 振 興 資 金

畜産資金 5 年以内 必要とする資金の範囲内

農機具購入資金 農機具購入に必要な資金 7 年以内 必要とする資金の範囲内

住宅の新築、改築、購入資金 15 年以内 必要とする資金の範囲内

自動車購入資金 5 年以内 必要とする資金の範囲内

長期

証書

貸付

生 活 文 化 資 金

生活文化資金 5 年以内 必要とする資金の範囲内

フ リ ー ロ ー ン 組合員の生活に必要な一切の資金 6 ヶ月以上

5 年以内 300 万円以内

住 宅 ロ ー ン 住宅の新築、改築、購入資金 3 年以上

30 年以内

10 万円以上 5,000 万円ま

で(きざみ幅10万円)

教 育 ロ ー ン 就学子弟の入学金、授業料、学費等 据置期間の翌日

から 5年以内

300 万円以内とし、所要額

以内とする

カ ー ド ロ ー ン 組合員の生活に必要な一切の資金 1 年(自動延長) 50 万円以内

(きざみ幅 10 万円)

ロー

マイカーローン 自動車購入又は車検、修理費用 5 年以内 10 万円以上 300 万円まで

○ 為替業務

全国のJA(農協)・JA宮崎信連・農林中央金庫の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金

庫等の各店舗と為替網で結び、当組合の窓口を通して全国のどこの金融機関へでも送金

や手形・小切手等の取り立てが安全・確実・迅速にできる内国為替をお取扱いしていま

す。

○ サービス・その他

当組合では、コンピューター・オンラインシステムを利用して、各種自動受取り、各種

自動支払いや事業主の皆さまのための給与振込サービス、自動集金サービス、口座振替

サービス等をお取扱いしています。

また、国債の保護預り、全国のJA(農協)での貯金の出し入れやゆうちょ銀行、セブン

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銀行等の銀行、信用金庫等でも現金引き出しのできるキャッシュサービス等、いろいろ

なサービスに努めています。

(2)共 済 事 業

JA共済は、組合員の営農と生活をより良くするために、組合員自らが助け合うという相互扶

助の精神から生まれたものです。

契約者ニーズに応じた生命、生活の保障充実のため、老後年金・医療介護・後遺障害に備えた

効率的な生活保障をはじめ、建物・MY家財共済・自動車共済・自賠責共済等をお取り扱いいた

しております。

〔主な共済商品一覧〕

種 類 商 品 特 徴 商 品 名

終 身 共 済 万一のときはもちろん、ニーズにあわせた特約により病気やケガ

などへの備えも自由に設計できる確かな生涯保障プランです。

家族のきずな

愛のかたち

養老生命共済 万一のときの保障と、将来の資金づくりを両立させたプランで

す。特約により病気やケガなども幅広く保障します。 養老生命

が ん 共 済 がんと闘うための安心を一生涯にわたって手厚く保障します。す

べてのがんのほか、脳腫瘍も対象としています。 がん共済

医 療 共 済

病気やケガによる入院(日帰り入院から 365 日まで)・手術を一

生涯にわたって手厚く保障します。

先進医療にも対応するなど一人一人のニーズに合わせて保障の

手厚さ、保障の長さ、掛金の支払い期間などを選べます。

医療共済

引 受 緩 和 型

定期医療共済

健康に不安のある方も加入しやすい医療保障です。

今まで健康状態などから医療共済に加入できなかった方も簡単

な告知で加入できます。

がんばるけあ

スマイル

こ ど も

共 済

お子さまの入学資金や結婚・独立資金の準備に最適なプランで

す。共済契約者(親)が万一のときは、満期まで毎年養育年金を

お受け取りになれるプランもあります。

すてっぷ

えがお

にじ

年 金 共 済 生存中、一定の年齢に達した時、一定期間又は一生涯にわたって

年金として支払を受けることができます。 ライフロード

介 護 共 済

長生きの時代を安心して暮らしていける、一生涯の介護保障で

す。介護の不安が増す高齢期にもしっかり対応。所定の要介護状

態になったとき、「介護共済金」をお受取りになれます。

介護共済

建物更生共済

火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障しま

す。また、満期共済金は、建物の新築・増改築や家財の買い替え

資金としてご活用いただけます。

建更むてき

火 災 共 済 住まいの火災損害を保障します。

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(3)購 買 事 業

購買事業は、組合員や地域住民の皆様に、農業生産のために必要な資材や、消費生活に必要な

品物を供給する業務です。

① 生産資材………肥料、飼料、農薬をはじめ農業生産に必要な資材等を取扱っています。

② 生活資材………呉服、家電・耐久資材等みなさまの生活に必要な品物の取扱を行なっていま

す。

③ 農機燃料………農業機械、自動車の販売・修理やガソリン、プロパン、ガス等の業務を行な

っています。

・購買事業の主な施設

グリーンセンター3 店、ガソリンスタンド 3 店、農機自動車修理整備センター1ヶ所、食

材宅配センター1ヶ所、プロパン供給所 1ヶ所、自動車展示場1ヶ所、生活館「夢工房」

(4)販 売 事 業

販売事業は、組合員の委託を受けて、営農活動の成果である農畜産物を共同で販売を行なう業

務であり、消費者の皆様へ『安全』、『安心』な生産物を届けております。

・販売事業の主な施設

ライスセンター2ヶ所、野菜集出荷場1ヶ所、精米工場1ヶ所、道の駅「物産館」

(5)指 導 事 業

指導事業は、農産・園芸・畜産各部門の営農指導、女性部を中心とした生活指導、その他税務

相談、教育・広報活動等を行い組合員の生産技術、生活、経営安定の向上に努めております。

・主な指導事業の内容

① 営農指導

組合員の営農を指導し、その改善と地域における総合的な農業生産力の維持・向上を図って

いく重要な事業です。

② 生活指導

組合員農家の生活全般について指導し、組合員や地域住民の生活改善と向上を図っていく事

業です。

③ 教育・広報

組合員教育、役員教育、職員教育を体系化し知識の習得、資質の向上に努めております。ま

た広報誌を発行し、JA内外へ情報発信を行っております。

自 動 車

共 済

相手方への対人・対物保障をはじめ、ご自身・ご家族などの傷害

保障(人身災害保障、傷害給付)、車両保障など、万一の自動車

事故を幅広く保障します。

クルマスター

自 賠 責

共 済

法律で全ての自動車に加入が義務づけられている、人身事故の被

害者保護のための保障

傷 害 共 済 日常のさまざまな災害による万一のときや負傷を保障

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(6)利 用 事 業

経済事業を補う事業として、組合員のための営農に関する施設や地域の方々も利用できる生活

に必要な施設を運営しております。

・利用事業の中では以下の施設を運営しております。

育苗所(野菜・水稲)

賃貸事業

野菜集出荷場

ライスセンター

農業機械銀行

労災保険事務組合

攪拌飼料

(7)加 工 事 業

管内で生産されたヒノヒカリに付加価値を高めて販売するため『精米工場』を運営し、組合員

所得の向上に努めております。

5.5.5.5. 経営方針経営方針経営方針経営方針

平成 25 年度の経済は長引く不況から脱却しようと新しい政権下での景気浮揚対策が次々に講

じられアベノミクス効果に期待感が高まる中にありましたが、農業を取り巻く経済環境は円安基

調が農業生産費の高騰を招きそのことが経営に大きな影響を与えた 1 年間となりました。

政府は減反見直しやJA改革をはじめとする農業分野の規制改革に意欲を示すなど我々を取り

巻く環境はさらに厳しさを増していくことが予想されます。組合員の高齢化や世代交代が進む中

で、えびの市農業再生協議会、担い手育成総合支援協議会などと連携しながらこの地域の農業を

維持していく事に取組んで参りました。

多くの方のご理解とご支援で 4月 20 日にオープンした「道の駅えびの交流物産館」は年度末で

46万人を超える来館者があり、当初計画を大幅に上回る実績となりました。指定管理者としての

使命と責任を感じながらの1年間でしたが地産地消の推進、地域の活性化、観光拠点としての交

流人口の拡大などえびのの発信基地としてその姿を整えつつあります。組合員・利用者をはじめ

ご協力をいただいた関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。

水稲については、高温少雨の影響でトビイロウンカの異常発生が見られたものの広域霧島の作

況指数は 99 となり、まずまずの収穫ができました。また品質については1等米比率が 44%に留

まり、近年の高温障害を受ける結果となりました。過剰米の影響で仮渡金価格が心配されました

が、当JAは精米工場を活用した販売戦略も含めて全国的にみても高い仮渡金を設定できました。

24年度から取組んでいる高温耐性「にこまる」については1等米比率が 81%を超えましたが、消

費者への認知度がまだ低く、販売面ではやや苦慮している状況となっています。生産調整率は

44%でしたが、関係機関と連携し、経営所得安定対策に取組み農家所得の向上と水田営農振興に

努めました。

園芸については、当地域の気象条件を活かし夏秋野菜の拡大を中心に生産から販売まで農産園

芸課と販売課で連携をして参りましたが、生産費の高騰などで中々組合員の手取りの増大に結び

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つかない状況がみられました。販売額では 5億 6,358万円で前年比109.7%の実績となりました。

有機野菜の経済連認証制度を活用した販売力の強化並びに土壌診断による生産履歴の遵守、適

正施肥、残留農薬検査などにも積極的に取組み、安心・安全な農産物の産出にも努めました。

畜産については、全国的な和牛頭数の減少を背景に子牛セリ市取引価格が高騰し、2013 年の全

国 110 市場の平均価格は 482千円となり、50 万を超えた市場が 7市場ありました。西諸畜連の年

度末のセリ価格は平均で 557千円(前年同期より 84 千円高)となりました。えびの市では高齢化な

どで、和牛の飼養戸数が 5年間で 163戸、母牛頭数で 793 頭減少しており、昨年 12 月末現在、飼

育戸数 412戸、母牛頭数 3,468頭となりました。増頭対策を理事会の協議事項として取組み、和

牛農家全戸にアンケートで実態調査を行いました。補助事業や母牛更新事業、繁殖雌牛導入事業、

畜舎整備事業などを積極的に活用し取組んでいく事に致しました。

一方肥育農家については、導入価格、飼料価格が高騰し経営を圧迫するという厳しい経営を強

いられました。10 月に沖縄で発生した豚のPED(豚流行性下痢)は1月に当地域でも発生し今後

の拡大が懸念される事から消毒施設の活用など防疫の徹底を呼びかけました。

畜産部門で 29 億 34百万円の販売実績となり、前年度を若干下回る販売高となりました。

信用事業では、飼料高騰や燃油高騰によって運転資金の不足や飼料など未払い金の累積が生じ

ている組合員の資金需要に応えるために経営維持に必要な「農業経営緊急支援資金」を創設し対

応いたしました。肥育農家や養鶏農家の利子負担軽減も引き続き行いました。特別金利による期

間限定の農機具購入資金も創設いたしました。住宅ローンやマイカーローンなど県下統一のキャ

ンペーンへの取り組み、また、「休日ローン相談会」も毎月、開催いたしました。その結果、融資

部門では年度末残高で前年度実績を 0.5%上回る事ができました。

「飯野支店新築移転及び道の駅物産館記念定期」を発売し貯金量の拡大に努めるとともに渉外

活動を中心に年金の取扱拡充にも努めました。その結果、年度末貯金残高は前年対比 2.4%の伸

びとなりました。

また、JAバンク基本方針遵守の徹底を図り利用者から信頼されるよう健全経営と経営基盤の

強化に努めました。

共済事業については不慮の事故や疾病、南海トラフ巨大地震などの自然災害への備えとしてL

Aを中心にひと・いえ・くるまの総合保障拡充に努めました。また、交通安全街頭キャンペーン

にも参加し安全運転の呼びかけや市内の各中学校には反射たすきを配布するなど交通安全の啓発

を図り社会的貢献に努めました。

子会社については、(株)ジェイエイえびの市葬祭では、故人との最後のお別れの儀式に専門ス

タッフが真心を込めてお手伝いさせていただきました。224件の取扱実績となりました。「あんし

んの会」会員の拡大にも努めました。(株)アグリランド田の神さぁでは農業者の高齢化や担い手

不足に対応すべく営農支援、作業受託を中心に不耕作地解消に取組みました。また、受託面積、

作付面積の拡大で繰越欠損金の解消ができました。

農業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が見られましたが、組合員皆様のご協力により取

扱高は販売事業 42億 8,409万円(前年対比 108%)、購買事業 34 億 6,526万円(前年対比 111%)、

信用事業では貯金平均残高 239 億 7,358万円(前年対比 102%)、貸出金平均残高 61億 0,892 万円

(前年対比 100%)、共済事業では長期共済保有高 1,566 億 4,706万円(前年対比 97%)の実績とな

りました。その結果、財務状況は自己資本比率 17.6%、固定比率 61%、貯貸率 25%となり、当

期剰余金は 2,061 万円を計上することができました。

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また、金融再生法開示債権比率の改善やリスク管理及びコンプライアンス態勢の強化などを図

り経営健全化に努めました。その他、JA資格認証や事業に関連した資格試験への挑戦、通信教

育の受講などにも積極的に努め、職員の資質向上にも努めました。

協同組合の原点である相互扶助を理念に1年間活動を行って参りました。次年度はさらに努力

をして組合員の皆様の負託に応えられるように全力で取組んで参ります。

6.6.6.6. 業務運営業務運営業務運営業務運営

(1)リスク管理体制

平成 15年 3 月より審査課を設置し、JA信用事業が金融システムの一員として社会的責務を果

たし、組合員や地域社会からの信頼性を向上させるようコンプライアンス・リスク管理体制の強化

を図っております。また、平成 17年 4月より個人情報保護法が施行されたことにより、事業者の

責務を果たすため個人情報保護体制の充実強化に取り組んでおります。

経営基盤の強化につきましては、今後とも自己資本の充実と財務の健全化に向けた取り組みを進

め、JA信用事業の維持、向上、自己責任体制の確立に努めてまいります。

① 審査体制

貸出金の審査体制については、JAバンク基本方針に基づき、審査課を独立させて貸出金審査

を行っております。

② 監査体制

資産の自己査定及びJAバンク基本方針に基づく経営状況点検結果について、監査課による内

部監査及び監事による監事監査を実施しております。

③ ALM管理体制について

資金運用の環境が変動する中、調達と運用のミスマッチ等、リスク増大が懸念されるため、中・

長期資金運用計画、年間運用方針、月間運用方針、運用限度額、リスク許容量等の検討を行い、

経営者から担当者まで方針の確認、意識の統一を行い、さらに効率運用での安定収益の確保を図

ります。

(2)法令遵守(コンプライアンス)体制

JAは高い公共性を有し、組合員及び地域の企業・住民のための協同組織金融機関として、1.

農業の健全な発展、2.豊かな国民生活の実現、3.地域社会繁栄への奉仕に質するため、その社

会的責任と公共的使命を自覚し地域発展のために尽力しております。

このため、JAえびの市においては、今後もこうした社会的責任と公共的使命を全うする金融機

関として、地域社会の負託に応え、これまで以上に揺るぎない信頼を確立していくため、次の 5

項目からなる基本項目を定めております。

〔基本方針〕

① 社会的責任と公共的使命の認識

社会的責任と公共的使命を認識し、健全かつ適切な事業運営の徹底を図ります。

② 組合員等のニーズに適した質の高い金融等サービスの提供

創意と工夫を活かしてニーズに適した質の高い金融及び非金融サービスの提供を通じて、系統信

用事業の役割を十分に発揮し、組合員・利用者および地域社会の発展に寄与します。

③ 法令やルールの厳格な遵守

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すべての法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範にもとることのない公正な事業運営を遂行し

ます。

④ 反社会的勢力の排除

社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度でいどみ、これを断

固として排除します。

⑤ 透明性の高い組織風土の構築と社会とのコミュニケーションの充実

経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、系統内外とのコミュニケーションの充実を図

りつつ、真に透明な経営の重要性を認識した組織風土を構築します。

〔管理方針〕

理事会 監事会 報告 常例検査

コンプライアンス 監事室 中央会監査

管理方針の明定等 監査課 連携 管理体制の検証

付議・報告 内部統制 監査 外部監査

コンプライアンス統括責任者

コンプライアンス統括管理者

コンプライアンス委員会

コンプライアンス統括部署

コンプライアンス担当者

コンプライアンス・リーダー

全部署

(3)金融ADR制度への対応

① 苦情処理措置の内容

当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホーム

ページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適

切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。

② 紛争解決措置の内容

当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。

・信用事業

鹿児島県弁護士会紛争解決センター(※)

①の窓口または宮崎県JAバンク相談所(電話:0985-31-2057)にお申出ください。

(※)鹿児島県弁護士会紛争解決センターは、宮崎県JAバンク相談所を通じてご利用い

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ただけます。

・共済事業

一般社団法人 日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)

一般財団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031)

公益財団法人 日弁連交通事故相談センター(電話:本部 03-3581-4724)

公益財団法人 交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756)

最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせください。

7.7.7.7. 系統セーフティネット系統セーフティネット系統セーフティネット系統セーフティネット (貯金者保護の取り組み)(貯金者保護の取り組み)(貯金者保護の取り組み)(貯金者保護の取り組み)

当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯

金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで守られています。

◇ 「JAバンクシステム」の仕組み

JAバンクは、全国のJA・JA宮崎信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグ

ループの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけ

るよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバ

ンクシステム」を運営しています。

「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱とし

ています。

◇ 「破綻未然防止システム」の機能

「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みで

す。JAバンク法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に

関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・

早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべ

き自己資本比率の水準、体制整備等)を設定しています。

また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善

指導を行います。

◇ 「一体的な事業推進」の実施

良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、

共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り

組みをしています。

◇ 貯金保険制度

貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金等の払い戻しができなくなった場合等に、貯金者

を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする

制度で、銀行、信金、信組、労金等が加入する「預金保険制度」と同様な制度です。

8888.... 農業振興活動農業振興活動農業振興活動農業振興活動

◇ 安全・安心な農産物づくりへの取り組み

(生産履歴記帳運動・ポジティブリスト制度への対応など)

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◇ 担い手・新規就農者への支援

◇ 産業文化祭の開催、地産地消・食育の取り組み など

9999.... 社会的責任と貢献活動(地域貢献情報)社会的責任と貢献活動(地域貢献情報)社会的責任と貢献活動(地域貢献情報)社会的責任と貢献活動(地域貢献情報)

◇ 社会貢献活動

・環境問題への取り組み状況(ISO14000 の取得)

・各種募金活動・公益団体等への寄付

・献血運動

・偽造キャッシュカード対策 等

◇ 地域貢献情報

①「当組合は、えびの市を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となっ

て、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営され

る協同組合であり、地域農業の活性化に質する地域金融機関です。

当組合の資金は、その大半が組合員の皆さま等からお預りした、大切な財産である「貯金」

を源泉としております。当組合では資金を必要とする組合員の皆さま方や、地域公共団体等に

もご利用いただいております。

また、JA総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同

組合として、農業や助け合いを通じた社会貢献に努めています。」

②「以下のような特色ある商品を取り扱っております。」

○懸賞品付定期貯金(定期積金)

○農産物付定期貯金(定期積金)

③「地域農業者に対する資金メニューとして、以下のような特色ある商品を取り扱っております。」

○地域農業者に対する資金メニュー

・農業経営改善促進資金(スーパーS資金)

・営農ローン

・営農振興資金

・アグリマイティ資金

④「地域に根ざすJAの文化的社会的活動の一環として以下のような取組みを行っております。」

○学校給食への地元農産物の提供にかかる支援

○地域行事への参加

◇ 地域密着型金融への取り組み(中小企業等の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況

を含む)

①農業者等の経営支援に関する取り組み方針

当組合では、農業者の協同組織金融機関として、「健全な事業を営む農業者をはじめとする地

域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を、「当組合の最も重要な役割の

ひとつ」として位置付け、当組合の担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務の

遂行に向け、「金融円滑化にかかる基本方針」を定め、農業者等の経営支援に取り組んでおりま

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す。

②農業者等の経営支援に関する体勢整備

営農指導員を配置し、農業者の農業技術・生産性向上に向けた相談・指導に応じています。

また、農業融資担当者も農業や農業関連融資に関する知識を深め、多様化する農業者からの

幅広い相談に応じることができるよう、日々研鑽しております。

③農山漁村等地域活性化のための融資を始めとする支援

JAバンクとして、担い手ニーズや経営状況を踏まえ注力すべき層の絞り込みや対応を図る

ため、個々のスキルアップを図っております。

④ライフサイクルに応じた担い手支援

関係機関と連携し、農業後継者をはじめ、新規就農者や定年・中途退職帰農者に対する研修

会を開催するとともに、新規就農資金等、それぞれの段階に応じた融資制度を設定し経営と生

活をサポートしております。

⑤経営の将来性を見極める融資手法を始め担い手に適した資金供給手法の取り組み

農業融資については、営農指導員等営農・経済部門と連携し、取引実績や青色申告書等を活

用した経営分析を通じて、農業者に適した資金提案を行っております。

⑥農山漁村等地域の情報集積を活用した持続可能な農山漁村等地域への貢献

食農教育を中心とする教育充実活動を通じ、子どもの農業に対する理解の深耕を図り農業フ

ァンの拡大及び地域の発展に貢献することを目的に、教材本贈呈事業や教育活動助成事業を行

っております。

10.事業の概況10.事業の概況10.事業の概況10.事業の概況

◇ 信用事業

JAバンク基本方針の徹底と破綻未然防止策の実践、コンプライアンス態勢の確立に取組

み、貯金獲得、融資の拡大に努め、1月末貯金残高 243 億 2 千万円、貸出金残高 63 億 4 千万

円の実績となりました。

1.貯金

(1)貯金については、県下統一のキャンペーン商品を中心とした取組みと「飯野支店新築

移転及び道の駅物産館記念定期」を発売し、貯金残高の増大を図りました。その結果、

年度末残高が前年対比 2.4%の伸びとなりました。(伸び率県下第2位)

(2)年金振込口座獲得については、年金友の会会員の皆様方からのご紹介をいただき、金

融渉外担当者を中心に年金受給予定者への積極的なアプローチに取組みました。その

結果、新規年金振替口座を 481 件獲得する事ができました。

2.融資

(1)多様化する農業者の金融ニーズに対応する為、担い手や認定農家などを中心にCS調査(ア

ンケート)を実施しました。また、制度資金を中心に技術員向けの研修会を行い、資金の拡充

にも努めました。

(2)生活関連の資金については、県下統一キャンペーンのローンを中心に取組みました。また、

平日にご来店できない方への対応として、休日ローン相談会を開設しました。

(3)リスク債権の徹底した管理と回収に努力し、信用事業の経営基盤強化に努めました。

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3.共通

(1)コンプライアンス遵守の徹底など不祥事の未然防止や、職員のスキルアップ(職員のレベル

に応じて信連等が開催した集合研修及び通信教育、資格検定試験等)など人材の育成と事業の

健全化に努めました。また、職員相互研修の実施による牽制機能の発揮や事務均一化等にも

努めました。

(2)利用者満足度向上を図るため、窓口応対コンクールを実施し、店舗での窓口サービスアッ

プに努めました。

◇ 共済事業

共済事業は「組合員・利用者・及び地域住民の暮らしを守るひと・いえ・くるまの総合保障の提

供」を行なうため、3Q訪問活動を展開し、多様化する保障ニーズに対応した医療共済・生命共済・

年金共済・建物更生共済を提案し、契約者サービス・品質の向上と保険法への対応を行いながら、

ライフアドバイザー(LA)11名・一般職員による長期共済の普及活動を展開しました。

また、短期共済につきましては、自動車共済・自賠責共済セット加入などJA共済の有利性を生

かした普及推進に取組むとともに、ご契約車両の事故やトラブルは 24時間・365日フリーダイヤル

での事故受付やアドバイスを行うほか、故障時の緊急車両やレッカー移動も 24時間体制で実施し夜

間、休日の交通事故に対応した現場急行サービスの強化・充実に努めました。

【主な項目】

長期共済 ①万一の入院・手術に備え、養老生命共済・終身共済・医療共済・建物更生

共済を取組み新契約 130 億 5,738 万円の実績を上げましたが、転換契約の

増加・満期の到来により保有高は1,566億4,706万円の実績となりました。

②組合員・利用者の建物の保障に対する備えの総点検を行うことを目的に建

物「備え」点検運動を展開しました。

短期共済 ①共済代理店連絡協議会との連携により三ツ星キャンペーンを展開し自賠責

共済推進活動と自賠責共済セット加入割引を活用した自動車共済推進活動

を展開しました。

地域貢献 ①健康管理活動の一環として胃がんなどの集団検診に対し助成を行いました。

②えびの市内の中学生に対し、JA共済オリジナルの夜間反射タスキを 200

本寄贈しました。また、交通安全の一環としてえびの市交通安全協会の実

施する街頭キャンペーンに参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけまし

た。

※平成 25年度共済金支払状況 (単位:万円)

種 別 件 数 金 額 種 別 件 数 金 額

満 期 共 済 金 1,531 9 億 4,835 短期事故共済金 745 1億 6,150

死 亡 共 済 金 37 3億 1,008 年 金 共 済 金 324 1億 6,242

入 院 共 済 金 651 1億 2,272 そ の 他 共 済 金 188 1億 2,185

建物更生共済金 251 8,478 合 計 3,201 19 億 1,170

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◇ 農業関連事業

Ⅰ.農産部門

1.水 稲

えびの市管内における 25年度の生育状況は、例年並の梅雨入りとなりましたが、分けつが平年

より多くなり、籾数が増加し粒数が増加することにより登熟歩合が分散され、結果等級格下げ要

因の一つであり心白粒の発生に影響したものと考えております。9月上旬からの高温少雨はトビ

イロウンカの発生増加につながり、各地で吸汁被害が発生し、防除を強く呼びかけたところであ

ります。最終的に当地区を含めた県内の平成 25年産普通作広域霧島における作況指数は 99とな

りました。

合せて昨年度からの取組みとして日本穀物検定協会認定の最高評価ランクである特A獲得にむ

け、プロジェクトを立ち上げ、食味面に重点をおくことで栽培し、食味優先とした米の栽培方法

を協議、試験圃場の設置を行いました。

2.園 芸

(1)野菜

管内の農業は畜産・米への依存度が極めて高い営農形態が続いており、高齢化率・新規就

農者の減少・耕作放棄地の増加等数々の問題を抱えております。また、営農にかかわる諸資

材・燃油の高騰が続きますが、農産物価格は久しぶりに明るい販売環境が続きました。この

様な中、安定的な農家所得を確保する取組みとして、露地野菜を中心として、専作経営への

誘導を図りました。

また、道の駅物産館のハウス建設に積極的に取組み 29棟建てました。さらにポジティブリ

ストの遵守、残留農薬分析の活用、土壌診断による適正施肥等の指導を行い、安全・安心で

信頼される農産物づくりに取組みました。

①里 芋 石川早生及び白芽さといもの値決め買取に取組みました。

②生 姜 契約栽培の品質向上を行い加工業者への有利販売を実施しました。また、定期

的な講習会の開催と水田プロジェクトによる種子代助成措置を行いました。

③葉菜類 大規模農家を系統出荷へ誘導することが出来、その事で販売高が向上しました。

④白ネギ 夏季の少雨高温で一部減収となりましたが、新規作付け者の確保を行い、昨年

度を上回る実績となりました。

⑤イチゴ ウイルスフリー苗の確保を行い反収量の引上げや、県統一パック(270g)導入に

よる経費節減対策を実施しました。また、育苗時期の炭素病検査方法の研修を

実施し、健全苗育苗に努めました。

⑥ピーマン ピーマン産地収益力協議会やピーマン支援チームと連携して特別栽培を強化し、

GAP(農業生産工程管理)での生産体制の改善を行い部会で施錠付き農薬保管

庫の統一を図りました。

⑦キュウリ 適時の栽培講習会・検討会を実施し、計画を上回る実績となりました。また、

市場と連携した販促を実施し、価格安定対策に取組みました。

⑧ゴーヤー ゴーヤー部会全員が施設、露地の経済連認証栽培に取組み、九州イオンや地元

加工業者へ斡旋し有利販売を行いました。また、えびの産ゴーヤーの品質管理

の統一や竹材棚を啓発し露地面積の拡大に取組みました。

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⑨加工野菜 契約加工野菜の品質向上に努め、講習会の実施や適期作付の重要性を啓発し、

契約栽培の拡大推進と生産履歴記帳強化に努めました。

⑩南 瓜 栽培面積の確保と買取販売拡大に努めました。

⑪玉 葱 健苗の供給により反収増が図れました。一方、販売価格は全国的に単価安とな

りましたが、苗代の助成および対策費等の措置を行いました。

(2)花 卉

① 菊 各種研修会等に参加し、技術の修得と良品質生産の意識向上を図りながら取組

みました。また、新規市場を開拓し、有利販売に努めました。

②洋 花 基本的な管理技術の重要性を再確認する年となりました。販売面については新

規市場を開拓し、有利販売を行いました。

(3)果 樹

① 栗 市・JAと苗木代助成を行い新規作付け者の確保と栽培面積拡大に努めました。

②キンカン JA・普及センターと定期的な講習会により1番花の着果率の向上を図りまし

た。

(4)道の駅物産館・ふれ愛市場

栽培技術講習会や先進地研修を実施して栽培技術の向上に努め、安全・安心な農産物の提

供が出来ました。また、残留農薬分析により生産者の意識向上に努めました。

(5)育苗所

白ねぎ育苗を中心とした露地野菜の普及拡大を図りました。

3.営農振興

(1)水田営農振興

平成 25年度の生産調整率は前年度から1%増加し 44%となりました。25年度から名称変

更となった経営所得安定対策(旧:農業者戸別所得補償制度)を関係機関一体となって取組み、

農家所得の向上と水田営農振興に努めました。また、平成 25年度の水田・畑作経営所得安定

対策の事務委託支援を実施し普及啓発を行い 112名の加入者となりました。

(2)農地対策

農地利用集積円滑化事業により地域農地の効率的利用の促進と担い手への農地集積を積極

的に進め、101ha以上の農用地の流動化と遊休農用地の解消に努めました。

(3)担い手対策

認定農業者の育成、支援を関係機関一体となって推進し、平成 26年1月末までに個人・法

人含めて 314経営体(うち法人 41 経営体)が認定農業者として認定されました。

さらに、農用地利用改善団体ならびに農業生産法人に対して、面的集積およびコスト低減

に向けた取組み等の集落営農リーダー研修会を実施致しました。

また、農業従事者の高齢化に伴う後継者対策の一環として人・農地プランの作成により地

域の中心となる経営体(個人・法人・集落営農)等への農地の集積や集落営農の組織化・法人

化のための総合的な支援を関係機関と一体となって取組みました。

(4)花嫁・後継者対策

地域農業の保全と更なる発展を図るため、後継者対策の一環として、独身農業者の花嫁(花

婿)対策を専任の担当者を配置し 24年度より取組んでおります。

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25年度は4月・8月・12 月の計3回(通算5回)男女交流会を開催し出会いの場を提供致し

ました。

Ⅱ.畜産部門

子牛価格をはじめとして畜産物価格は、景気の回復等により上昇しましたが、農家戸数や生産

量の減少はなかなか歯止めが利かず、生産基盤の弱体化が危ぶまれている状況でもあります。農

家経営は生産費の高止まり等、厳しい環境は続いていますが、生産基盤維持の為に関係機関の協

力のもと、経営支援対策及び防疫対策として消毒施設有効活用など自主防疫に努めました。また、

道の駅物産館や各種イベントでの関係機関一体となった畜産物の消費拡大運動に努めました。部

門別には下記の事項に取組み畜産振興を図りました。

1.和牛

(1)優良繁殖雌牛確保及び母牛の更新事業を積極的に活用し繁殖牛群の整備に努めました。

(2)農家毎の個別巡回指導を行いました。(適正な交配指導、生産性の向上対策)

(3)各種事業等を活用した簡易牛舎の設置を行い、母牛の増頭に努めました。

(4)高育種価牛について保留・導入を進め管内の牛群改良の促進に努めました。

(5)第 57回宮崎県畜産共進会への育成牛出品を行いました。

2.肥育牛

(1)経営分析を行い経営方針の改善指導、計画的資本投下に努めました。

(2)経営環境に適応した肥育素牛導入と経費削減に努めました。

(3)経済連との連携により販売力強化に努めました。

3.酪 農

(1)個人毎生産計画の把握、優良雌牛の導入推進により生乳計画生産の達成に努めました。

(2)飼料分析結果に基づく給与指導と、乳成分の向上に努めました。

(3)肥育素牛の管理指導、和牛受精卵移植の推進により経営基盤の強化を図りました。

(4)ヘルパー事業活用による、ゆとりある酪農経営に努めました。

(5)生乳生産管理マニュアルによる安全・安心な生乳生産に努めました。

4.養豚

(1)宮崎ブランドポーク、えびの産黒豚の安定販売を行うため、県下Aコープ店舗を中心に地

産地消の推進を行いました。

(2)補助事業の活用により計画的な種豚導入を行い生産性向上に努めました。

(3)農家に密着した指導を展開するため、県下指導体制の充実を図り、技術向上に努めました。

5.馬

(1)肉用牛繁殖部門との複合経営に取組みました。

(2)疾病対策の強化・生産性の向上に努めました。

6.鶏卵

(1)県内外へ販路拡大と各種イベント並びに店頭販売を積極的に行いました。

(2)高病原性鳥インフルエンザ防止の為、防疫体制の強化と指導に努めました。

(3)経済連との連携により宮崎県産ブランド卵「米の子」の販売強化に努めました。

(4)安全・安心な卵の出荷を図る為、衛生検査を定期的に行いました。

7.各部門共通

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(1)各種補助事業の活用による畜産施設の整備、素畜の導入など生産基盤の充実を図りました。

(2)良質堆肥の生産と自給粗飼料確保に努めました。

(3)飼養衛生管理基準の遵守と消費者へ安全・安心な畜産物の提供に努めました。

(4)自主防疫の啓発や伝染病の蔓延防止に努めました。

Ⅲ.組織・教育・農政・広報部門

1.青年部

(1)えびの市の農業経営の担い手である青年部員の育成強化を進め、農業の活性化と地域のリ

ーダーとしての自覚を持つことを目的としてライフプラン研修会を始めとした各種研修

会・イベント等を開催しました。

(2)農や食の大切さを啓発し、地域農業への関心を高めるため、市内小学校5年生を対象とし

た「農家のおじちゃんと語る会」「お米学習教室」、南九州大学の学生と作物を作るから食べ

るまでの一貫した農業体験学習「食と農をキビリ隊」活動の食農教育活動のポスターを作

成し、広報活動を行いました。

(3)青年部・女性部共催の納涼夏祭りの会場を道の駅えびのに場所を移し盛大に開催致しまし

た。

(4)地元農業・農畜産物のPR活動や販売促進を目的とした県庁楠並木朝市出店・宮崎市内の

街市出店や、地域の各種団体・企業と連携した口蹄疫復興イベント焼肉スタジアムに取組

みました。

2.女性部

(1)女性部員の正組合員加入促進による積極的なJA運営参画運動につきましては、中央会よ

り、講師を招き研修会を開催し、それぞれの部員に自覚が広がりました。また、若い女性

のフレッシュミズ部員がみずからの活動を通して部員拡大を図りました。JA女性大学講

座では、物産館施設の視察、くすだま人形作りに挑戦し、仲間づくりに努め、組織強化を

図りました。青年部とは、農業学習教室・納涼夏祭り・産業文化祭等での食農教育を実践

し地域との絆を深め、次世代への支援に取組みました。

(2)福祉活動として、老人養護施設等へのボランティア活動を行い、地域ぐるみによる助け合

い運動へ向けて活動を行いました。

(3)エコバッグ・マイ箸・食べ残し0運動を積極的に推進し、自然・環境を守る実践活動、生

活習慣病の予防・啓発活動、各種定期健診(大腸・胃・乳・子宮・肺ガン検診)の促進を図

りました。

(4)「家の光三誌」愛読運動の推進と普及率の向上を図り、ライフプラン研修会への参加と家の

光大会での記事活用による発表会等を実施し、組合員の教育生活文化の向上を図りました。

(5)フレッシュミズの活動等で米粉を使った料理の取組みを行いました。また、オープン時に

多くの来館者がありました物産館で、女性部役員の方々を中心に繁雑する部門への応援に

取組みました。

3.教育・農政・広報

(1)地域毎に総合座談会を継続開催し、組合員各位の意見集約を行い、事業運営に反映できる

ように努めました。米価格が下落している中でJAへの出荷をお願いすると共に、TPP

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(環太平洋経済連携協定)交渉の行方次第で、農業部門だけでなく地域社会へ及ぼす影響等

について、組合員への情報の伝達・共有を図りました。

(2)総代研修会では、山田俊男参議院議員を講師に『今後の日本農業と農業政策について』と

題して、生産調整の廃止問題など今後の基本農政の仕組みと制度や、TPP交渉での重要

5品目を守る必要性について講演があり、新たな農業政策の理解を深めました。

(3)JA広報誌は、JA事業や身近な情報を提供し、タイムリーな情報を提供し親しみやすい

紙面作りに努めました。

(4)ホームページの再構築を実施し、より見やすい内容へ変更しました。

(5)日本農業のおかれている情報を正確に把握するため、日本で唯一の農業専門日刊紙である

日本農業新聞の普及活動に取組みました。

(6)食農教育の一環として地元中学生・高校生のインターシップを受入れました。

(7)役職員教育の一環として、JA宮崎中央会等が主催する階層別研修会に計画的に派遣しレ

ベルアップを図るとともに、各種資格試験に挑戦し自己研鑽に努めました。また、将来の

核となる職員育成のため『JA戦略型人材育成研修会』へ継続派遣しました。

4.農家経営支援センター

(1)販売額の増大による経営安定を図るため、関係機関と連携し販売データを基にした経営分

析を行う一方で、ピーマン部会の地方紙への記事掲載及び経済連や大手スーパーと提携し

環境に配慮して生産された商品づくりに取組む等、引続き産地のブランド化を図るべくP

Rを行いました。

(2)経営改善または更なる経営安定へ向けた指導班会議及び経営コンサルを開催し、関係部署

並びに関係機関と連携を図ることにより、部門別のきめ細かい指導と分析を行いました。

また、JA青年部と一緒に経営の将来設計の為のライフプラン研修を行いました。

(3)時期毎に開催する記帳講習会や税務研修会を通じ、適正な税務処理と申告指導を行い、電

算会員につきましては領収書・請求書等の管理を事務局で行いました。また、パソコン導

入による集計とe‐taxへの取組みにより決算事務の省力化を図りつつ、青色申告特別

控除 65万円への誘導による節税対策を行いました。

5.指導事業費の内訳

(単位:千円)

項 目 金 額 項 目 金 額

農家経営支援センター 1,044 青 年 部 活 動 費 2,686

営 農 支 援 セ ン タ ー 1,697 農 事 推 進 部 活 動 費 3,094

畜 産 部 門 指 導 費 46,725 産 業 文 化 祭 費 用 6,350

農 産 部 門 指 導 費 8,642 そ の 他 組 織 活 動 費 2,452

生 活 改 善 指 導 費 830 J A 広 報 費 用 2,439

女 性 部 活 動 費 1,986 合 計 77,945

◇ 販売事業

1.農 産

25年産米の需要見通しは、24年産持越し在庫 30 万トン程度、25年産需要減少分 10~20 万ト

ン、25年産米作付過剰分 14万トン、25年産米豊作過剰分 13 万トンとなり、平年時の端境期持越

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し在庫数量を差し引くと、50~60 万トン程度の過剰が想定されております。また、25年産米の水

稲作況指数は、全国 102(やや良)・宮崎県 100・広域霧島 99の平年並みと発表されておりますが、

広域霧島地域においては収穫前のウンカ被害等により、実態とかけ離れた作柄となったようです。

このような中で、全国的には米の消費が年々減少して繰越在庫が増大し、そして生産過剰等米余

りの要因が一向に改善されない状況が続いております。この事がさらに厳しい販売環境を招いて

おります。こうした販売環境中で、25年産米の仮渡金については、経済連・卸業者に対して、全

国の米販売動向を視野に入れて価格交渉を行なった結果、全国的にも高い仮渡金を実現する事が

出来ました。また、えびの米のPR活動の一環として取引先店舗・道の駅等において新米フェア

ーを開催し、無料配布・試食販売など積極的な販促活動を通じて、多くの消費者へえびの米をP

R致しました。

(1)集荷実績は計画 73,000袋に対して、81,431袋で 112%の実績でした。

(2)販売高は計画6億 0,717万円に対して、5億 9,455万円で 98%の実績でした。

(3)経営所得安定対策の交付金対象品目のそばについては、全国的な作付面積の拡大および需

要量の減少を要因として、国産そばの相場が1㎏あたり 20円から 50円台と非常に低迷し

ております。集荷量は計画 1,160袋に対し 1,163袋(100%)の実績となり、仮渡金は1袋あ

たり 945 円(42円/㎏)で支払い致しました。

(4)精米工場の取扱については、計画 1,200tに対し、975tで 81%の実績でした。

(5)24年産米の最終精算について

追 加 払

等 級 仮 渡 金 平成 25年 12 月 31 日支払

(最終)

8,100円 1等

(9,534袋) 90円 8,190円

7,800円 2等

(61,700袋) 90円 7,890円

7,320円 3等

(1,258袋) 90円 7,410円

2.園 芸

園芸農家の販売環境は、生産資材等が高止まりしている中で、市場に青果物が潤沢に出回り価

格が低迷していた事から、厳しい環境が続いておりました。

しかし、温暖化の影響(少雨・干ばつ)等で市場から青果物が少なくなり一時高騰致しましたが、

その後の天候も回復しまた全国的な生産体制がうまくいった事等から、価格が値を戻しやや高め

で推移致しました。この事は、取引先・量販店等の要望に十分応えられる状況にありませんでし

たが、農家経営にとっては久しぶりに明るい期待の持てた販売環境が続きました。

また、消費者ニーズに応えたこだわり品目及び適地適作による新しい作物の提案並びに園芸農

家の安定した所得を確保して行く為に、契約販売(里芋・ほうれん草・甘藷・南瓜・生姜)・値決

め販売(ピーマン)・買取販売(里芋)等積極的に取組んで参りましたが、当初計画は達成できませ

んでした。結果、販売高は計画7億 5,820 万円に対して、6億 4,058万円で 84%の実績でした。

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3.畜 産

畜産物については、出荷頭数の減少や景気の回復等により販売価格は上昇したものの、高齢化

による離農など取扱量の減少、生産費の高止まりなど取巻く環境は厳しいものがありましたが、

経営支援と品質向上により生産性向上に努め、安全・安心を基本に消費拡大運動、販路拡大等に

取組みました。販売高は計画 27億 9,835万円に対して 30億 4,896万円で 109%の実績でした。

4.道の駅物産館

道の駅物産館につきましては、4月 20 日にオープンして以来、461千人の方に来館を頂き、計

画対比 141%の実績となりました。また、新鮮野菜館「えびのっ娘」は、道の駅物産館へ移転のた

めに4月 12 日に閉店致しました。長い間ご愛顧頂きありがとうございました。

道の駅物産館につきましては、市、商工会、観光協会、物産協会、えびの市特産品出荷者協議

会や各関係課と連携を図りスムーズにオープンを行う事ができました。また、イベント、フェア

を行い、えびの市の農畜産物のPRに努めました。

◇ 購買事業

1.生産資材

配合飼料の価格は原材料の値上、原油価格の高騰による船運賃の値上、為替相場の円安等によ

り平成 25 年度第1四半期(4~6月期)が 3,226 円の値上げ、第2四半期(7~9月期)が 1,449

円の値上げ、第3四半期(10~12 月期)が 1,976 円の値下げ第4四半期(1~3月期)が 497円の値

下げとなりました。また、配合飼料価格安定基金は、25年1月より連続4期(1月~3月期 4,300

円、4月~6月期 5,800円、7月~9月期 5,050円、10 月~12 月期 700円)の補てんがありまし

た。

肥料価格は 25肥料年度で平均 2.1%の値上となりました。

25年度の取扱高は、系統、関係課と利用拡大に努めた結果 99%の結果となりました。

飼料、肥料価格が高騰する中、労力の低減低コスト化への取組みと、系統と一体となり価格対

策に努めました。

(1)飼料の予約率向上による低コスト化、TMR飼料の普及による労力の低減に努めました。

(2)無人ヘリ水稲農薬散布面積の拡大により労力、コストの低減に努めました。

(3)肥料・農薬は系統と一体となり価格対策に努めました。

(4)グリーンセンター消毒槽による防疫に努めました。

2.燃料(給油所・LPガス)

石油・プロパンガスを取巻く環境は、原油価格の高騰・為替相場の円安基調・低燃費車輌の増

大・ガス需要世帯の自然減少・オール電化の攻勢等により、一段と厳しさを増す中で、接客サー

ビスの向上・安定供給に努めた結果、給油所事業で取扱高 541,246 千円(計画対比 101%)、LP

ガス事業で取扱高 70,380千円(計画対比 96%)の実績でした。

(1)ハウス園芸農家への価格高騰対策を実施し、コスト削減の一助となるよう努めました。

(2)毎月3・13・23 日に花の日感謝セール、タイヤキャンペーン、県下JA統一キャンペーン

を実施し、利用拡大に努めました。

Page 30: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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(3)展示会での高性能ガス器具の普及拡大に努めました。

3.農機自動車修理整備センター

農業機械を取巻く環境は、農業経営者の高齢化・減少等により厳しいものが想定されておりま

したが、展示会の開催・国庫事業(畜産リース)への取組み・平成 26年4月から消費税が上昇する

ことからの前倒し需要があり 218,448 千円(計画対比 125%)の実績でした。また自動車は、オー

トパルで毎月展示会を開催し普及に努めましたが、3ヶ月間営業担当が不在したことから、80,795

千円(計画対比 76%)の実績でした。

(1)畜産課と連携して国庫事業(畜産リース)に取組み、組合員ニーズに対応した農機普及に努

めました。

(2)全農部品システムを活用し、検索の迅速化を図りサービス向上に努めました。

(3)JA広報誌を活用して、中古農機の斡旋を行い、利用者のニーズに応えました。

(4)型式を限定した低価格農機の普及拡大を図りました。

(5)毎月自動車展示会を開催し、情報提供に努めました

(6)自動車修理整備センターにおいては、安全・安心な車検整備に努めました。

4.生活資材

組合員、地域の方々が安心して暮らせる地域社会を現実するための生活事業として、健康・環

境に配慮した商品の選定を行い、経済連、関連企業等との連携による巡回やギフト渉外担当2名

によるきめ細かいアフターサービスに取組みした結果、生活関連資材については、前年度対比

112%の実績でした。

(1)瓦や太陽熱温水器については、無料見積や無料点検等のアフターサービスの強化徹底に努

めました。また、太陽光発電システムの普及にも努めました。

(2)JA葬祭担当者との連携強化や一部の他業者取扱先の巡回も行い、忌明品ギフトの取扱高

の拡大に努めました。

(3)食材事業につきましては、経済連食材事業の廃止に伴い、当JAでも平成 26年 1 月末をも

ちまして取扱を廃止致しました。また、食材事業に変わる弁当事業等につきましては、平

成 26年3月よりAコープと連携して実施致します。

(4)旧新鮮野菜館えびのっ娘につきましては、共同購入品販売所等として8月にオープンし、

新しく名称も応募し、生活館夢工房となりました。また、女性部の活動拠点となるよう、

みそ加工施設、菓子加工施設等も導入致しました。

Page 31: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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11111111.... 当JAの概要当JAの概要当JAの概要当JAの概要 (平成(平成(平成(平成 25252525 年年年年 1111 月末)月末)月末)月末)

(1)(1)(1)(1)組合員数組合員数組合員数組合員数

(単位:人、団体)

区 分 24年度 25年度 増 減

正組合員 2,674 2,629 △45

個 人 2,652 2,605 △47

法 人 22 24 2

准組合員 2,298 2,313 15

個 人 2,269 2,285 16

法 人 29 28 △1

合 計 4,972 4,942 △30

(2)組合員組織の状況(2)組合員組織の状況(2)組合員組織の状況(2)組合員組織の状況

(単位:人)

組 織 名 構成員数 組 織 名 構成員数

農 事 推 進 班 2,195 い ち ご 部 会 33

青 年 部 65 胡 瓜 部 会 9

女 性 部 470 ピ ー マ ン 部 会 28

農 業 経 営 者 組 織 協 議 会 321 葉 菜 部 会 15

農 業 機 械 ク ラ ブ 835 加 工 ほ う れ ん そ う 部 会 30

和 牛 部 会 412 ゴ ー ヤ ー 部 会 49

肥 育 牛 部 会 13 甘 藷 部 会 54

酪 農 部 会 11 玉 ね ぎ 部 会 11

養 豚 部 会 16 栗 部 会 73

養 鶏 部 会 5 き ん か ん 部 会 9

農 用 馬 部 会 4 花 き 部 会 5

稲 作 振 興 会 1,117 Aコープいいの店ふれ愛市場 49

茶 業 振 興 会 3 Aコープかくとう店ふれ愛市場 44

さ と い も 採 種 部 会 13

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((((3)役3)役3)役3)役 員員員員

役 職 氏 名 役 職 氏 名

代表理事組合長 篠 原 一 利 理 事 津 留 誠

専 務 理 事 小 吹 敏 博 理 事 宮 路 セツ子

常 務 理 事 新 福 紀 夫 理 事 森 屋 要

理 事 内 山 俊 一 代 表 監 事 黒 川 俊 一

理 事 角 井 智 仁 監 事 伊集院 国 光

理 事 坂 元 幸 保 員 外 監 事 堀 川 純 一

理 事 園 田 義 保 常 勤 監 事 梅 北 悟

理 事 中 馬 和 秋

(4)職(4)職(4)職(4)職 員員員員

(単位:人)

平成 24年度 平成 25年度

男子 女子 合計 男子 女子 合計

一 般 職 員 83 35 118 81 36 117

営 農 指 導 員 15 0 15 16 0 16

生 活 指 導 員 0 1 1 0 1 1

嘱 託 0 0 0 0 0 0

常 傭 25 33 58 32 40 72

臨時・パート 3 20 23 3 26 29

合 計 126 89 215 132 103 235

(5)(5)(5)(5)特定信用事業代理業者の状況特定信用事業代理業者の状況特定信用事業代理業者の状況特定信用事業代理業者の状況

当JAが委託している特定信用事業代理業者はおりません。

Page 33: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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(6(6(6(6)組)組)組)組 織織織織 図図図図

監事室

監査課

審査課

総務課

金融課

共済課

監事

代表

監事

常勤

監事

飯野

支店

加久藤

支店

組合

総代

代表

理事

組合

専務

理事

常務

理事

真幸

支店

担い手

支援課

理事

農産

園芸課

畜産課

販売課

営農

経済

委員

総務

金融

委員

資材課

生活課

農機

燃料課

Page 34: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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(7(7(7(7)地)地)地)地 区区区区

えびの市一円の区域

(8(8(8(8)店舗一覧・自動機器設置状況)店舗一覧・自動機器設置状況)店舗一覧・自動機器設置状況)店舗一覧・自動機器設置状況

店 舗 名 住 所 電話番号 ATM

設置台数

本 店 えびの市大字大明司 1061 番地 1 0984-33-3100 1

飯 野 支 店 えびの市大字原田 3376 番地 9 0984-33-1011 1

加 久 藤 支 店 えびの市大字永山 1170 番地 2 0984-35-1211 1

真 幸 支 店 えびの市大字向江 788 番地 0984-37-1311 1

グ リ ー ン セ ン タ ー 飯 野 店 えびの市大字原田 269 番地 49 0984-33-2212 0

グリーンセンター加久藤店 えびの市大字栗下 1308 番地 0984-35-0451 0

グ リ ー ン セ ン タ ー 真 幸 店 えびの市大字向江 571 番地 1 0984-37-0023 0

農機自動車修理整備センター えびの市大字大明司 1061 番地 1 0984-33-5604 0

飯 野 給 油 所 えびの市大字原田 3376 番地 7 0984-33-3070 0

加 久 藤 給 油 所 えびの市大字栗下 1308 番地 0984-35-1492 0

真 幸 給 油 所 えびの市大字向江 144 番地 0984-37-2169 0

(9(9(9(9)子会社等の状況)子会社等の状況)子会社等の状況)子会社等の状況

(千円、%)

名 称 所在地 資本金 業務

内容

設立

年月日

当JAの

議決権比率

当JA及び

他の子会社

等合計での

議決権比率

株式会社

ジェイエイ

えびの市葬祭

えびの市

大字小田

545番地 3

10,000 葬祭に関する

業務一切 H04.07.07 100% 100%

株式会社

JAアグリランド

田の神さぁ

えびの市

大字原田

2206番地

9,800 農業経営に関

する業務一切 H18.06.20 97% 97%

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12121212.... 財務諸表財務諸表財務諸表財務諸表

(1)貸借対照表(1)貸借対照表(1)貸借対照表(1)貸借対照表 (単位:千円)

資産の部 平成 24 年度 平成 25 年度 負 債・

純資産の部 平成 24 年度 平成 25 年度

信用事業資産 22,651,274 23,264,321 信 用 事 業 負 債 24,378,788 25,078,692

共済事業資産 37,034 37,099 共 済 事 業 負 債 215,429 249,841

経済事業資産 1,437,723 1,513,050 経 済 事 業 負 債 441,086 488,619

雑 資 産 65,352 58,212 雑 負 債 163,890 163,005

固 定 資 産 1,647,994 1,719,667 諸 引 当 金 121,518 121,860

外 部 出 資 1,761,969 1,790,484 再 評 価 に 係 る

繰 延 税 金 負 債 145,055 145,055

負 債 合 計 25,465,766 26,247,072 繰延税金資産 15,645 15,754

純 資 産 2,151,225 2,151,515

資 産 合 計 27,616,991 28,398,587 負 債 ・ 純 資 産

合 計 27,616,991 28,398,587

(2)(2)(2)(2)損益計算書損益計算書損益計算書損益計算書 (単位:千円)

科 目 平成 24 年度 平成 25 年度 科 目 平成 24 年度 平成 25 年度

信用事業収益 308,556 287,716

信用事業費用 34,836 27,759 事業管理費 1,014,149 1,005,943

信用事業総利益 273,720 259,957

共済事業収益 336,377 332,367 事業利益 18,035 25,714

共済事業費用 35,612 35,780

共済事業総利益 300,765 296,587 事業外利益 26,012 26,834

経済事業収益 4,167,311 4,252,809

経済事業費用 3,679,698 3,746,992 経常利益 44,047 52,548

経済事業総利益 487,613 505,817

指導事業収益 58,687 41,372 特別利益 △2,381 △ 23,842

指導事業費用 94,414 77,946 税引前当期利益 41,666 28,706

指導事業差引 △35,727 △ 36,574 法人税・住民税 17,522 8,107

農用地・導入

家畜事業収益 10,247 10,014 法人税等調整額 △4,154 △ 13

農用地・導入

家畜事業費用 4,434 4,144 当期剰余金 28,298 20,612

農用地・導入

家畜事業総利益 5,813 5,870 前期繰越剰余金 5,644 2,985

事業総利益 1,032,184 1,031,657 当期未処分

剰余金 33,942 23,597

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(3)(3)(3)(3)剰余金処分計算書剰余金処分計算書剰余金処分計算書剰余金処分計算書 (単位:千円)

科 目 24年度 25年度

1 当期未処分剰余金 33,942 23,597

(1) 当期剰余金 28,298 20,612

(2) 前期繰越剰余金 5,644 2,985

(3) 土地再評価差額金取崩額 0 0

2 剰余金処分額 30,957 20,385

(1) 利益準備金 6,000 5,000

(2) 任意積立金 20,000 8,500

(3) 出資配当金 4,957 6,885

(4) 事業分量配当金 0 0

3 次期繰越剰余金 2,985 3,212

(注)1.出資に対する配当の割合は、次のとおりです。

平成 24年度配当基準

払込済出資金に対し年 0.50%

平成 25 年度配当基準

払込済出資金に対し年 0.70%

2.事業分量配当金はありません。

3.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。

①利益準備金

当期剰余金の 1/5 以上を利益積立金として積み立てる。

なお、経営健全化の取り組みにある付加資本比率の目標値を達成していない場合は、財務基盤の強化

を図る趣旨から定款にある 1/5 以上必要額を積み立てるものとする。

②任意積立金

付加資本比率目標の達成に向けて積極的に積立金を積み立てる。

なお、積立している目的積立金は、積立目的、積立目標額、積立基準等について、附属明細書に注記

する必要がある。

4.次期繰越剰余金には、教育、生活・文化改善の費用に充てるための繰越額が含まれています。

平成 24年度 1,500千円

平成 25 年度 1,500千円

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(4)(4)(4)(4)注記表注記表注記表注記表

注記表注記表注記表注記表 (平成(平成(平成(平成 24242424 年度)年度)年度)年度)

注注注注 記記記記 表表表表

○○○○ 重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記

1.1.1.1. 記載金額の端数処理記載金額の端数処理記載金額の端数処理記載金額の端数処理

貸借対照表、損益計算書及びこれらに関する附属明細書の記載金額は、千円単位により表示しています。

2.2.2.2. 有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法

(1)子会社株式及び

関連会社株式 : 移動平均法による原価法

(2)その他有価証券

①時価のあるもの : 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、

売却原価は移動平均法により算定)

②時価のないもの : 移動平均法による原価法

3.3.3.3. 棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法

購買品 ・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)

原材料 ・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)

4.4.4.4. 固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産

① 動産・不動産

a)平成 19年 3月 31 日以前に取得したもの:旧定額法

b)平成 19年 4月 1 日以降に取得したもの:定額法

なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。ま

た、取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年

間で均等償却を行っています。

(2)無形固定資産 : 定額法を採用しています。

当組合利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却して

います。

5.5.5.5. 引当金の計上基準引当金の計上基準引当金の計上基準引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとお

り計上しています。

破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況

にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収

Page 38: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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可能見込額を控除し、その残額を計上しています。

また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権

については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債

務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。

上記以外の債権については、貸倒実績率に基づく予想損失率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多

い金額を計上しています。

この基準に基づき、当該事業年度は予想損失率で算定した金額に基づき計上しています。

すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した査定監

査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行なっています。

(2)賞与引当金

職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。

(3)退職給付引当金

職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込に基づき、当事業年度に発生して

いると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員数 300人未満の小規模企業等に該当するため、「退

職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年 9 月

14日)により簡便法を採用しています。

(4)役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労引当金規程に基づく期末要支給額を計上しています。

(5)外部出資等損失引当金

当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評価と

同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を計上して

います。

6.6.6.6. リース取引の処理方法リース取引の処理方法リース取引の処理方法リース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、平成 20

年度以前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。

7.7.7.7. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。

ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。

○○○○ 会計方針の変更に関する注記会計方針の変更に関する注記会計方針の変更に関する注記会計方針の変更に関する注記

追加情報追加情報追加情報追加情報

会計上の変更及び誤会計上の変更及び誤会計上の変更及び誤会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用謬の訂正に関する会計基準等の適用謬の訂正に関する会計基準等の適用謬の訂正に関する会計基準等の適用

当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関

する会計基準」(企業会計基準第 24号平成 21 年 12 月 4 日)及び「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基

準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 24号平成 21 年 12 月 4 日)を適用しています。

なお、「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 14号)に基づき、当事業

年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用又は事業外費用から控除しています。

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○○○○ 貸借貸借貸借貸借対照表に関する注記対照表に関する注記対照表に関する注記対照表に関する注記

1.1.1.1. 有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額

土地収用法の適用、または国庫補助金等の受領により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額

は 746,435,152円であり、その内訳は、次のとおりです。

建物・構築物 501,327,507 円 器具・備品及び機械装置 245,107,645 円

2.2.2.2. 減損損失累計額減損損失累計額減損損失累計額減損損失累計額

減価償却累計額には、減損損失累計額 68,112,473 円が含まれています。

3.3.3.3. リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産

貸借対照表に計上した固定資産のほか、主なものとして信用事業端末機、関連機器及びガスメーター器をリ

ース契約により使用しています。

4.4.4.4. 担保に供している資産担保に供している資産担保に供している資産担保に供している資産

地方公営企業施行法により、えびの市水道課へ差入保証金 1,000,000 円を差入れています。また宮崎県信連

当座貸越枠設定のため定期担保として 1,130,000,000 円を差入れている他、中古車のオークションに参加のた

め、九州中央オートオークションへ 100,000 円差入れています。

5.5.5.5. 子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額

子会社(ジェイエイえびの市葬祭)に対する金銭債権の総額

203,284,654円

子会社(ジェイエイえびの市葬祭)に対する金銭債務の総額

68,089,359円

子会社(JAアグリランド田の神さぁ)に対する金銭債権の総額

15,760,125 円

子会社(JAアグリランド田の神さぁ)に対する金銭債務の総額

2,523,992円

6.6.6.6. 役員に対する役員に対する役員に対する役員に対する金銭債権・金銭債務の総額金銭債権・金銭債務の総額金銭債権・金銭債務の総額金銭債権・金銭債務の総額

理事および監事に対する金銭債権の総額

金銭債権 27,567,932円

理事および監事に対する金銭債務の総額

記載すべき金銭債務はありません。

7.7.7.7. 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳

貸出金のうち、破綻先債権額は 600,000 円、延滞債権額は 458,899,995 円です。3 ヶ月以上延滞債権額は 0

円、貸出条件緩和債権額は 0 円です。破綻先債権額、延滞債権額、3 ヶ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債

権額の合計額は 459,499,995 円(A)です。

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(注 1)破綻先債権

未収利息を計上しなかった貸出金のうち、「更正手続開始の申立て」、「民事再生法の規定

による再生手続開始の申立て」、「破産法の規定による破産の申立て」、「特別清算開始の申立

て」等があった債務者等破綻先に対する貸出金残高です。

(注 2)延滞債権

未収利息不計上貸出金であって、「破綻先債権」及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として

利息の支払を猶予したもの以外の貸出金残高です。

※ 金融検査マニュアルの規定に基づき、原則として資産自己査定における債務者ごとに「未収利息不計上

貸出金」を判定しています。

(注 3)3 ヶ月以上延滞債権

元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸出金残高【(注 1)、(注 2)に掲げ

るものを除く。】です。

(注 4)貸出条件緩和債権

債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債

権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金残高【(注 1)、(注 2)及び(注 3)に掲げるもの

を除く。】です。

なお、上記債権額に対しては、次のとおり保全がされています。

担保・保証により保全されている額 313,794,039円

個別貸倒引当金で引当されている額 145,705,956 円

一般貸倒引当金で引当されている額 0 円

保全されている額合計 459,499,995 円(B)

従って、保全率 (B)/(A)は 100.0%となっています。

8.8.8.8. 土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理

「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34号)及び「土地の再評価に関する法律の

一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係

る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価

差額金」として純資産の部に計上しています。

(1)再評価を行った年月日 平成 11 年 1 月 31 日

(2)再評価を行った土地の当該事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額

173,544,620 円

(3)同法律第 3条第 3項に定める再評価の方法

土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119号)第 2条第 3号に定める、当該事

業用土地について地方税法第 341条第 10号の土地課税台帳又は同条第 11号の土地補充課税台帳に登録されて

いる価格(固定資産税評価額)に合理的な調整を行って算出しました。

○○○○ 損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記

1.1.1.1. 子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額

(1)子会社との取引による収益総額 106,597,837 円

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うち事業取引高 86,801,766 円

うち事業取引以外の取引高 19,796,071 円

(2)子会社との取引による費用総額 1,437,976 円

うち事業取引高 1,352,698 円

うち事業取引以外の取引高 85,278 円

○○○○ 金融商品に関する注記金融商品に関する注記金融商品に関する注記金融商品に関する注記

1.1.1.1. 金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残

った余裕金を宮崎県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債の有価証券による運用を行っています。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金

は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。

当事業年度末における貸出金のうち、59.2%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状

況の変化により、契約条件に従って債務履行がなされない可能性があります。

また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信

用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。

事業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスクの管理

当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、

通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行っ

ています。審査にあたっては、取引先の財務状況等により償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準

など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を

図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、

資産の健全化に取組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当

基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。

② 市場リスクの管理

当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、

収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視

したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔

軟な財務構造の構築に努めています。

とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価

証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で

構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、

理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘ

ッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどう

かチェックし、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。

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(市場リスクに係る定量的情報)

当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主要

なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券

に分類している債権、貸出金、貯金及び借入金です。

当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1年程度の金利の合理的な予想変動幅を

用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。

金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が 0.54%

上昇したものと想定した場合には、経済価値が 78,233,344円減少するものと把握しています。

当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相

関を考慮していません。

また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性

があります。

③ 資金調達に係る流動性リスクの管理

当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動

性の確保に努めています。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には

合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前

提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

2.2.2.2. 金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項

(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等

当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載していま

す。

(単位:円)

貸借対照表計上額 時 価 差 額

預金 15,353,365,388 15,347,821,326 △ 5,544,062

有価証券 827,384,170

その他有価証券 827,384,170 827,384,170 0

貸出金 6,307,429,661

貸倒引当金(*1) △ 164,285,864

貸倒引当金控除後 6,143,143,797 6,522,893,966 379,750,169

経済事業未収金 613,880,124

貸倒引当金(*2) △ 41,835,623

貸倒引当金控除後 572,044,501 572,044,501 0

経済受託債権 438,525,318

貸倒引当金(*3) △ 1,520,831

貸倒引当金控除後 437,004,487 437,004,487 0

資 産 計 23,332,942,343 23,707,148,450 374,206,107

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貯金 23,751,137,237 23,727,125,609 △ 24,011,628

その他信用事業負債 436,808,131 436,808,131 0

経済事業未払金 307,778,256 307,778,256 0

負 債 計 24,495,723,624 24,471,711,996 △ 24,011,628

(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(*2)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(*3)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(2)金融商品の時価の算定方法

【資産】

① 預金

満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。

満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Lⅰbor・スワッ

プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

② 有価証券

債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっています。

③ 貸出金

貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後

大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。

一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ

リーレートである円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる

金額として算定しています。

なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー

トである円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿

価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。

また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等については、帳簿価額から貸倒引当金を控

除した額を時価に代わる金額としています。

④ 経済事業未収金、経済受託債権、導入家畜仮払金

経済事業未収金、経済受託債権、導入家畜仮払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額

にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。

また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除

した額を時価に代わる金額としています。

【負債】

① 貯金

要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、

定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートであ

る円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

② 借入金

借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後

大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっ

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ています。

固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートで

ある円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

③ 経済事業未払金

経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額

によっています。

(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の

時価情報には含まれていません。

(単位:円)

貸借対照表計上額

外部出資(*1) 1,763,073,962

外部出資等損失引当金 △1,104,847

外部出資等損失引当金控除後 1,761,969,115

合計 1,763,073,962

(*1)外部出資は全て、市場価格のある株式以外のものであり、時価を把握することが極めて困難で

あると認められるため、時価開示の対象とはしていません。

(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

(単位:円)

1年超 2年超 3年超 4年超 5年超

1 年以内

2年以内 3年以内 4年以内 5年以内

預金 14,453,365,388 0 0 900,000,000 0 0

有価証券

その他有価証

券のうち満期

があるもの

32,000,956 12,005,205 12,003,463 999,404 0 725,306,213

貸出金

(*1,2)

1,820,211,788 1,028,789,194 809,853,303 360,908,775 358,595,718 1,878,937,114

経済事業未収金

(*3)

571,865,805 0 0 0 0

経済受託債権

(*4)

436,953,072 0 0 0 0

合 計 17,314,397,009 1,040,794,399 821,856,766 1,261,908,179 358,595,718 2,604,243,327

(*1)貸出金のうち、当座貸越 536,473,241 円については「1 年以内」に含めています。また、期限のない

劣後特約付ローンについては「4年超 5 年以内」に含めています。

(*2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 50,133,769 円は償還の予定が

見込まれないため、含めていません。

(*3)経済事業未収金のうち、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先に対する債権等 42,014,319 円は償還の予

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定が見込まれないため、含めていません。

(*4)経済受託債権のうち、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先に対する債権等 1,572,246 円は償還の予定が

見込まれないため、含めていません。

(5)借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額

(単位:円)

1年超 2年超 3年超 4年超

1 年以内

2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 5年超

貯金(*1,2) 21,702,628,100 1,007,927,354 747,500,656 141,134,139 151,006,378 0

その他負債 436,808,131 0 0 0 0 0

経済事業未払金 307,778,256 0 0 0 0 0

合 計 22,447,214,487 1,007,927,354 747,500,656 141,134,139 151,006,378 0

(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。

(*2)貯金のうち、出資予約貯金 940,610 円については含めていません。

○○○○ 有価証券に関する注記有価証券に関する注記有価証券に関する注記有価証券に関する注記

1.1.1.1. 有価証券の時価及び評価差額に関する事項有価証券の時価及び評価差額に関する事項有価証券の時価及び評価差額に関する事項有価証券の時価及び評価差額に関する事項

(1)その他有価証券で時価のあるもの

その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額について

は、次のとおりです。

(単位:円)

(*)なお、上記評価差額から、繰延税金負債 12,443,531 円を差し引いた額 32,625,398 円が、「その他有価

証券評価差額金」に含まれています。

(2)当事業年度中に売却した有価証券はございません。

○○○○ 退職給付に関する注記退職給付に関する注記退職給付に関する注記退職給付に関する注記

1.1.1.1. 退職給付に係る事項退職給付に係る事項退職給付に係る事項退職給付に係る事項

(1)採用している退職給付制度

職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この制

度に加え、同規程に基づく退職給付の一部に充てるため、全国農業協同組合役職員共済会との契約による退

種 類

取得原価又は

償却原価 貸借対照表計上額 評価差額(*)

貸借対照表計上額が

取得原価又は償却原価

を超えるもの

国 債 782,315,241 827,384,170 45,068,929

合 計 782,315,241 827,384,170 45,068,929

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職金共済制度を採用しています。

なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては、「退職給付会計にかかる会計基準の設定にかか

る意見書」に基づき、簡便法により行っています。

(2)退職給付債務及びその内訳

退職給付債務 592,580,710 円

退職金共済制度積立金 △518,164,934円

退職給付引当金 74,415,776 円

注)早期退職優遇制度に備えるための引当を別途行っており、上記の退職給付引当金と当該引当額

5,699,344円の合計額 80,115,120 円が、貸借対照表上の退職給付引当金の金額と一致しております。

(3)退職給付費用の内訳

勤務費用等 2,821,045 円

早期退職優遇制度繰入 5,699,344円

合計 8,520,389円

(4)退職給付債務等の計算基礎

退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を採用しています。

2.2.2.2. 特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額

人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るため

の農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)がお

こなう特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金 11,211,181 円を含めて計上し

ています。

なお、同組合より示された平成 24年 3月現在における平成 44年 3月までの特例業務負担金の将来見込額

は、176,738千円となっています。

○○○○ 税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記

1.1.1.1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳

繰延税金資産

退職給付引当金超過額 22,257,112円

減価償却超過 31,990,227 円

貸倒引当金超過額 51,296,587 円

賞与引当金超過額 6,458,247 円

役員退職慰労引当金超過額 5,366,297 円

その他 62,398,029円

繰延税金資産小計 179,766,499円

評価性引当額 △151,002,969円

繰延税金資産合計 28,763,530 円

繰延税金負債

その他有価証券評価差益 △12,443,531 円

資産除去債務対応資産 △674,965 円

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繰延税金負債合計 △13,118,496 円

繰延税金資産の純額 15,645,034円

2.2.2.2. 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因

法定実効税率 31.01%

(調整)

交際費等永久に損金に算入されない項目 7.09%

受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △4.74%

住民税均等割等 5.56%

評価性引当額の増減 △7.54%

その他 △3.82%

税効果会計適用後の法人税等の負担率 27.56%

注記表注記表注記表注記表 (平成(平成(平成(平成 25252525 年度)年度)年度)年度)

注注注注 記記記記 表表表表

○○○○ 重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記重要な会計方針に係る事項に関する注記

1.1.1.1. 記載金額の端数処理記載金額の端数処理記載金額の端数処理記載金額の端数処理

貸借対照表、損益計算書及びこれらに関する附属明細書の記載金額は、千円単位により表示しています。

2.2.2.2. 有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価基準及び評価方法

(1)子会社株式及び

関連会社株式 : 移動平均法による原価法

(2)その他有価証券

①時価のあるもの : 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、

売却原価は移動平均法により算定)

②時価のないもの : 移動平均法による原価法

3.3.3.3. 棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法棚卸資産の評価基準及び評価方法

購買品 ・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)

原材料 ・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)

4.4.4.4. 固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産

① 動産・不動産

a)平成 19年 3月 31 日以前に取得したもの:旧定額法

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b)平成 19年 4月 1 日以降に取得したもの:定額法

なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。ま

た、取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年

間で均等償却を行っています。

5.5.5.5. 引当金の計上基準引当金の計上基準引当金の計上基準引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定要領、経理規程及び資産の償却・引当基準に則り、次のとお

り計上しています。

破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況

にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収

可能見込額を控除し、その残額を計上しています。

また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権

については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債

務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。

上記以外の債権については、貸倒実績率に基づく予想損失率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多

い金額を計上しています。

この基準に基づき、当該事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基づき計上していま

す。

すべての債権は、資産査定要領に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した査定監

査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行なっています。

(2)賞与引当金

職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。

(3)退職給付引当金

職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込に基づき、当事業年度に発生して

いると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員数 300人未満の小規模企業等に該当するため、「退

職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年 9 月

14日)により簡便法を採用しています。

(4)役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計上しています。

6.6.6.6. リース取引の処理方法リース取引の処理方法リース取引の処理方法リース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、平成 20

年度以前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。

7.7.7.7. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法消費税及び地方消費税の会計処理の方法

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。

ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。

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○○○○ 貸借対照表に関する注記貸借対照表に関する注記貸借対照表に関する注記貸借対照表に関する注記

1.1.1.1. 有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額有形固定資産に係る圧縮記帳額

土地収用法の適用、または国庫補助金等の受領により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額

は 751,937,920 円であり、その内訳は、次のとおりです。

建物・構築物 505,335,525 円 器具・備品及び機械装置 246,602,395 円

2.2.2.2. 減損損失累計額減損損失累計額減損損失累計額減損損失累計額

減価償却累計額には、減損損失累計額 68,088,479円が含まれています。

3.3.3.3. リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産リース契約により使用する重要な固定資産

貸借対照表に計上した固定資産のほか、主なものとして信用事業端末機、関連機器及びガスメーター器をリ

ース契約により使用しています。

4.4.4.4. 担保に供している資産担保に供している資産担保に供している資産担保に供している資産

地方公営企業施行法により、えびの市水道課へ差入保証金 1,000,000 円を差入れています。また宮崎県信連

当座貸越枠設定のため定期担保として 1,130,000,000 円を差入れている他、中古車のオークションに参加のた

め、九州中央オートオークションへ 100,000 円差入れています。

5.5.5.5. 子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額子会社に対する金銭債権の総額・金銭債務の総額

子会社(ジェイエイえびの市葬祭)に対する金銭債権の総額

181,516,813 円

子会社(ジェイエイえびの市葬祭)に対する金銭債務の総額

74,827,209円

子会社(JAアグリランド田の神さぁ)に対する金銭債権の総額

11,025,849円

子会社(JAアグリランド田の神さぁ)に対する金銭債務の総額

4,551,166 円

6.6.6.6. 役員に対する金銭債権・金銭債務の総額役員に対する金銭債権・金銭債務の総額役員に対する金銭債権・金銭債務の総額役員に対する金銭債権・金銭債務の総額

理事および監事に対する金銭債権の総額

金銭債権 56,563,712円

理事および監事に対する金銭債務の総額

記載すべき金銭債務はありません。

7.7.7.7. 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳

貸出金のうち、破綻先債権額は 0円、延滞債権額は 407,235,232円です。3ヶ月以上延滞債権額は 1,830,204

円、貸出条件緩和債権額は 0 円です。破綻先債権額、延滞債権額、3 ヶ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債

権額の合計額は 409,065,436 円(A)です。

(注 1)破綻先債権

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未収利息を計上しなかった貸出金のうち、「更正手続開始の申立て」、「民事再生法の規定による再生手続

開始の申立て」、「破産法の規定による破産の申立て」、「特別清算開始の申立て」等があった債務者等破綻先

に対する貸出金残高です。

(注 2)延滞債権

未収利息不計上貸出金であって、「破綻先債権」及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として

利息の支払を猶予したもの以外の貸出金残高です。

※ 金融検査マニュアルの規定に基づき、原則として資産自己査定における債務者ごとに「未収利息不計上

貸出金」を判定しています。

(注 3)3 ヶ月以上延滞債権

元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸出金残高【(注 1)、(注 2)に掲げ

るものを除く。】です。

(注 4)貸出条件緩和債権

債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債

権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金残高【(注 1)、(注 2)及び(注 3)に掲げるもの

を除く。】です。

なお、上記債権額に対しては、次のとおり保全がされています。

担保・保証により保全されている額 274,272,413 円

個別貸倒引当金で引当されている額 133,981,478 円

一般貸倒引当金で引当されている額 6,149円

保全されている額合計 408,260,040 円(B)

従って、保全率 (B)/(A)は 99.8%となっています。

8.8.8.8. 土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理土地再評価差額金の会計処理

「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34号)及び「土地の再評価に関する法律の

一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係

る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価

差額金」として純資産の部に計上しています。

(1)再評価を行った年月日 平成 11 年 1 月 31 日

(2)再評価を行った土地の当該事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額

173,544,620 円

(3)同法律第 3条第 3項に定める再評価の方法

土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119号)第 2条第 3号に定める、当該事

業用土地について地方税法第 341条第 10号の土地課税台帳又は同条第 11号の土地補充課税台帳に登録されて

いる価格(固定資産税評価額)に合理的な調整を行って算出しました。

○○○○ 損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記損益計算書に係る注記

1.1.1.1. 子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額子会社等との取引高の総額

(1)子会社との取引による収益総額 114,323,466 円

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うち事業取引高 94,099,847 円

うち事業取引以外の取引高 20,223,619円

(2)子会社との取引による費用総額 1,811,703 円

うち事業取引高 1,773,816 円

うち事業取引以外の取引高 37,887 円

○○○○ 金融商品に関する注記金融商品に関する注記金融商品に関する注記金融商品に関する注記

1.1.1.1. 金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残

った余裕金を宮崎県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債の有価証券による運用を行っています。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金

は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。

当事業年度末における貸出金のうち、58.6%は農業に対するものであり、当該農業をめぐる経済環境等の状

況の変化により、契約条件に従って債務履行がなされない可能性があります。

また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信

用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。

事業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスクの管理

当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、

通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行っ

ています。審査にあたっては、取引先の財務状況等により償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準

など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を

図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、

資産の健全化に取組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当

基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。

② 市場リスクの管理

当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、

収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視

したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔

軟な財務構造の構築に努めています。

とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価

証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で

構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、

理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘ

ッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどう

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かチェックし、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。

(市場リスクに係る定量的情報)

当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主要

なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券

に分類している債権、貸出金、貯金及び借入金です。

当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1年程度の金利の合理的な予想変動幅を

用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。

金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が 0.28%

上昇したものと想定した場合には、経済価値が 35,385,289円減少するものと把握しています。

当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相

関を考慮していません。

また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性

があります。

③ 資金調達に係る流動性リスクの管理

当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動

性の確保に努めています。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には

合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前

提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

2.2.2.2. 金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項金融商品の時価等に関する事項

(1)金融商品の貸借対照表計上額および時価等

当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載していま

す。

(単位:円)

貸借対照表計上額 時 価 差 額

預金 15,901,782,261 15,775,176,615 △ 126,605,646

有価証券 914,921,440

その他有価証券 914,921,440 914,921,440 0

貸出金 6,341,439,649

貸倒引当金(*1) △ 152,471,342

貸倒引当金控除後 6,188,968,307 5,601,969,466 △ 586,998,841

経済事業未収金 682,426,097

貸倒引当金(*2) △ 49,962,840

貸倒引当金控除後 632,463,257 632,463,257 0

経済受託債権 417,385,567

貸倒引当金(*3) △ 1,395,357

貸倒引当金控除後 415,990,210 415,990,210 0

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資 産 計 24,054,125,475 23,340,520,988 △ 713,604,487

貯金 24,320,137,049 24,300,364,398 △ 19,772,651

その他信用事業負債 510,811,680 510,811,680 0

経済事業未払金 334,226,902 334,226,902 0

負 債 計 25,165,175,631 25,145,402,980 △ 19,772,651

(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(*2)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(*3)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。

(2)金融商品の時価の算定方法

【資産】

① 預金

満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。

満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Lⅰbor・スワッ

プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

② 有価証券

債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっています。

③ 貸出金

貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後

大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。

一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ

リーレートである円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる

金額として算定しています。

なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレー

トである円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿

価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。

また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等については、帳簿価額から貸倒引当金を控

除した額を時価に代わる金額としています。

④ 経済事業未収金、経済受託債権、導入家畜仮払金

経済事業未収金、経済受託債権、導入家畜仮払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額

にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。

また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除

した額を時価に代わる金額としています。

【負債】

① 貯金

要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、

定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートであ

る円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

② 借入金

借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状態は実行後

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大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっ

ています。

固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートで

ある円Lⅰbor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。

③ 経済事業未払金

経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額

によっています。

(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品の

時価情報には含まれていません。

(単位:円)

貸借対照表計上額

外部出資(*1) 1,790,483,593

合計 1,790,483,593

(*1)外部出資は全て、市場価格のある株式以外のものであり、時価を把握することが極めて困難で

あると認められるため、時価開示の対象とはしていません。

(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

(単位:円)

1年超 2年超 3年超 4年超

1 年以内

2年以内 3年以内 4年以内 5年以内

5年超

預金 15,001,782,261 0 900,000,000 0 0 0

有価証券

その他有価証券

のうち満期があ

るもの

12,001,948 12,002,292 999,592 0 220,034,010 625,162,875

貸出金

(*1,2) 1,851,104,302 997,414,280 879,937,567 376,632,804 354,068,081 1,800,568,820

経済事業未収金

(*3) 630,835,022 0 0 0 0

経済受託債権

(*4) 415,284,780 0 0 0 0

合 計 17,911,008,313 1,009,416,572 1,780,937,159 376,632,804 574,102,091 2,425,731,695

(*1)貸出金のうち、当座貸越 508,132,528 円については「1 年以内」に含めています。また、期限のない

劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。

(*2)貸出金のうち、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 81,713,795 円は償還の予定が

見込まれないため、含めていません。

(*3)経済事業未収金のうち、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先に対する債権等 51,591,075 円は償還の予

定が見込まれないため、含めていません。

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(*4)経済受託債権のうち、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先に対する債権等 2,100,787 円は償還の予定が

見込まれないため、含めていません。

(5)借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額

(単位:円)

1年超 2年超 3年超 4年超

1 年以内

2年以内 3年以内 4年以内 5年以内

5年超

貯金(*1,2) 22,463,008,237 907,270,420 622,146,734 119,407,958 207,390,190 0

借入金 38,895,007 67,321,830 49,867,206 19,522,684 19,528,267 52,608,159

貸付留保金 477,616,515 0 0 0 0 0

合 計 22,979,519,759 974,592,250 672,013,940 138,930,642 226,918,457 52,608,159

(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。

(*2)貯金のうち、出資予約貯金 913,510 円については含めていません。

○○○○ 有価証券に関する注記有価証券に関する注記有価証券に関する注記有価証券に関する注記

1.1.1.1. 有価証券の有価証券の有価証券の有価証券の時価及び評価差額に関する事項時価及び評価差額に関する事項時価及び評価差額に関する事項時価及び評価差額に関する事項

(1)その他有価証券で時価のあるもの

その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額について

は、次のとおりです。

(単位:円)

(*)なお、上記評価差額から、繰延税金負債 12,347,392 円を差し引いた額 32,373,331 円が、「その他有価

証券評価差額金」に含まれています。

(2)当事業年度中に売却した有価証券はございません。

○○○○ 退職給付に関する注記退職給付に関する注記退職給付に関する注記退職給付に関する注記

1.1.1.1. 退職給付に係る事項退職給付に係る事項退職給付に係る事項退職給付に係る事項

(1)採用している退職給付制度

職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この制

度に加え、同規程に基づく退職給付の一部に充てるため、全国農業協同組合役職員共済会との契約による退

種 類

取得原価又は

償却原価 貸借対照表計上額 評価差額(*)

貸借対照表計上額が

取得原価又は償却原価

を超えるもの

国 債 870,200,717 914,921,440 44,720,723

合 計 870,200,717 914,921,440 44,720,723

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- 55 -

職金共済制度を採用しています。

なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては、「退職給付会計にかかる会計基準の設定にかか

る意見書」に基づき、簡便法により行っています。

(2)退職給付債務及びその内訳

退職給付債務 554,350,682円

退職金共済制度積立金 △483,190,912円

退職給付引当金 71,159,770 円

注)早期退職優遇制度に備えるための引当を別途行っており、上記の退職給付引当金と当該引当額

6,422,024円の合計額 77,581,794円が、貸借対照表上の退職給付引当金の金額と一致しております。

(3)退職給付費用の内訳

勤務費用等 5,463,265 円

早期退職優遇制度繰入 6,422,024円

合計 11,885,289円

(4)退職給付債務等の計算基礎

退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を採用しています。

2.2.2.2. 特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額特例業務負担金の金額

人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るため

の農林漁業団体共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)がお

こなう特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金 11,568,876 円を含めて計上し

ています。

なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44年 3月までの特例業務負担金の将来見込額

は、170,501千円となっています。

○○○○ 税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記税効果会計に関する注記

1.1.1.1. 繰延税金資繰延税金資繰延税金資繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳産及び繰延税金負債の内訳産及び繰延税金負債の内訳産及び繰延税金負債の内訳

繰延税金資産

貸倒引当金 50,593,618 円

退職給付引当金 21,646,952円

賞与引当金 6,168,458 円

役員退職慰労引当金 6,432,361 円

資産除去債務 17,690,998 円

減価償却超過 46,174,976 円

その他 27,027,093 円

繰延税金資産小計 175,734,456 円

評価性引当額 △147,050,180 円

繰延税金資産合計 28,684,276 円

繰延税金負債

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その他有価証券評価差益 △12,347,392円

資産除去債務対応資産 △582,479円

繰延税金負債合計 △12,929,871 円

繰延税金資産の純額 15,754,405 円

11113333.主要な経営指標.主要な経営指標.主要な経営指標.主要な経営指標

(単位:百万円)

21 年度 22 年度 23 年度 24年度 25年度

経常収益(事業収益) 5,060 4,869 4,971 4,881 4,924

信用事業収益

共済事業収益

購買事業収益

販売事業収益

その他事業収益

339

340

3,360

75

946

314

335

3,217

75

928

306

343

3,280

67

975

309

336

3,292

72

872

288

332

3,309

191

804

経常利益 45 37 89 18 26

当期剰余金 22 22 111 28 21

出 資 金

(出資口数)

1,052

2,104,877

1,048

2,096,633

1,039

2,077,879

1,008

2,016,426

1,006

2,012,175

純資産額 2,042 2,042 2,158 2,151 2,152

総資産額 26,197 26,915 26,898 27,617 28,399

貯金等残高 22,480 23,308 23,709 23,751 24,320

貸出金残高 6,409 6,417 6,168 6,307 6,341

有価証券残高 569 670 751 827 915

当期剰余金配当額 4 4 7 5 7

出資配当額

事業分量配当額

4

0

4

0

7

0

5

0

7

0

正職員数 134人 136人 131 人 134人 134人

単体自己資本比率 17.75% 17.90% 18.21% 17.83% 17.60%

(注)1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。

2.信託業務の取り扱いは行っていません。

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11114444.事業状況指標.事業状況指標.事業状況指標.事業状況指標

(1)利益総括表(1)利益総括表(1)利益総括表(1)利益総括表

(単位:百万円、%)

24年度 25年度 増 減

資金運用収支

役務取引等収支

その他信用事業収支

265

5

4

257

5

△2

△8

0

△6

信用事業粗利益

(信用事業粗利益率)

274

( 1.22% )

260

( 1.16% )

△2

( △0.05% )

事業粗利益

(事業粗利益率)

1,032

( 3.79% )

1,032

( 3.68% )

△33

( △4.45% )

(注)1.資金運用収支=資金運用収益-資金調達費用

2.役務取引等収支=役務取引等収益-役務取引等費用

3.その他信用事業収支

=(その他事業直接収益+その他経常収益)-(その他事業直接費用+その他経常費用)

4.信用事業粗利益率=信用事業総利益/信用事業資産(債務保証見返を除く)平均残高×100

5.事業粗利益率=事業総利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100

(2)資金運用収支の内訳(2)資金運用収支の内訳(2)資金運用収支の内訳(2)資金運用収支の内訳

(単位:百万円、%)

24 年 度 25 年 度

平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り

資金運用勘定 22,402 280 1.25 22,395 273 1.22

うち預金

うち有価証券

うち貸出金

15,244

765

6,393

91

10

179

0.60

1.31

2.80

15,462

824

6,109

104

11

158

0.67

1.33

2.59

資金調達勘定 23,890 13 0.05 24,196 10 0.04

うち貯金・定積

うち借入金

23,780

110

12

1

0.05

0.91

23,974

222

9

1

0.04

0.45

総資金利ざや 0.30 0.32

(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回り+経費率)

2.経費率=信用部門の事業管理費/資金調達勘定(貯金・定期積金+借入金)平均残高×100

3.資金運用勘定の利息欄の預金には、JA宮崎信連(又は農林中央金庫)からの事業分量

配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨励金等の奨励金が含まれています。

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(3)受取・支払利息の増減額(3)受取・支払利息の増減額(3)受取・支払利息の増減額(3)受取・支払利息の増減額

(単位:百万円)

24年度増減額 25年度増減額

受取利息 0 △9

うち預け金

うち有価証券

うち貸出金

△1

1

0

12

0

△21

支払利息 △4 △1

うち貯金

うち譲渡性貯金

うち借入金

△4

0

0

△1

0

0

差し引き △8 △8

(注)1.増減額は前年対比です。

2.受取利息欄の預金には、JA宮崎信連(又は農林中央金庫)からの事業分量配当金、貯蓄

増強奨励金、特別対策奨励金等の奨励金が含まれています。

(4)利益率(4)利益率(4)利益率(4)利益率

(単位:%)

24 年 度 25 年 度 増 減

総資産経常利益率 0.07 0.09 0.02

資本経常利益率 0.84 1.20 0.36

総資産当期純利益率 0.10 0.07 △0.03

資本当期純利益率 1.31 0.96 △0.35

(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100

2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100

3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100

4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100

(5)貯金に関する指標(5)貯金に関する指標(5)貯金に関する指標(5)貯金に関する指標

① 科目別貯金残高

(単位:百万円、%)

24 年 度 24 年 度 増 減

流動性貯金 12,298( 51.7) 12,778( 52.5) 480

定期性貯金 11,436( 48.1) 11,524( 47.3) 87

その他の貯金 16( 0.2) 16( 0.2) 1

計 23,750(100.0) 24,319(100.0) 568

譲渡性貯金 0( 0.0) 0( 0.0) 0

合計 23,750(100.0) 24,319(100.0) 568

(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金+別段貯金+出資予約貯金

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2.定期性貯金=定期貯金+定期積金

3.( )内は構成比です。

② 定期貯金残高

(単位:百万円、%)

24 年 度 25 年 度 増 減

定期貯金 11,053(100.0) 11,168(100.0) 115

うち固定自由金利定期

変動自由金利定期

11,049( 99.9)

4( 0.01)

11,165( 99.9)

3( 0.01)

115

0

(注)1.固定自由金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期貯金

2.変動自由金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期貯金

3.( )内は構成比です。

(6)貸出金等に関する指標(6)貸出金等に関する指標(6)貸出金等に関する指標(6)貸出金等に関する指標

① 科目別貸出金残高

(単位:百万円)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

手 形 貸 付 33 34 1

証 書 貸 付 5,638 5,698 60

当 座 貸 越 536 508 △28

割 引 手 形 0 0 0

金 融 機 関 貸 付 100 100 0

合 計 6,307 6,341 34

② 貸出金の金利条件別内訳

(単位:百万円、%)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

固定金利貸出 5,364(85.0) 5,443(85.8) 79

変動金利貸出 271( 4.3) 258( 4.0) △13

そ の 他 672(10.7) 640(10.1) △32

合 計 6,307(100.0) 6,341(100.0) 34

(注)( )内は構成比です。

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③ 貸出金の担保別内訳

(単位:百万円)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

貯金・定期積金等 27 25 △2

有価証券 0 0 0

動 産 0 0 0

不動産 0 0 0

その他担保物 0 0 0

計 27 25 △2

農業信用基金協会保証 3,918 3,944 26

その他保証 82 228 146

計 4,000 4,172 172

信 用 2,280 2,143 △137

合 計 6,307 6,341 35

④ 債務保証の担保別内訳

当JAにおきましては、債務保証の取扱いはありません。

⑤ 業種別の貸出金残高

(単位:百万円、%)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

農業 3,734( 59.2) 3,718( 58.6) △16

林業 0( 0.0) 0( 0.0) 0

水産業 0( 0.0) 0( 0.0) 0

製造業 1( 0.0) 1( 0.0) 0

鉱業 0( 0.0) 0( 0.0) 0

建設業 90( 1.4) 85( 1.3) △5

不動産業 1( 0.0) 1( 0.0) 0

電気・ガス・熱供給・

水道業 1( 0.0) 0( 0.0) △1

運輸・通信業 0( 0.0) 1( 0.0) 1

卸売・小売業・飲食店 26( 0.4) 18( 0.2) △8

サービス業 235( 3.7) 208( 3.2) △27

金融・保険業 122( 1.9) 120( 1.9) △2

地方公共団体 551( 8.7) 506( 7.9) △45

その他 1,546( 24.7) 1,683( 26.9) 137

合 計 6,307(100.0) 6,341(100.0) 34

(注)( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。

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⑥ 主要な農業関係の貸出金残高

1)営農類型別

(単位:百万円、%)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

農業 3,392 3,458 66

耕作 292 260 △32

野菜・園芸 211 178 △33

果樹・樹園農業 51 45 △6

工芸作物 14 14 0

養豚・肉牛・酪農 2,212 2,301 89

養鶏・鶏卵 173 152 △21

その他農業 439 508 69

農業関連団体等 0 0 0

その他 0 0 0

合 計 3,392 3,458 66

(注)1.農業関連の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営

に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。

2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス等、農

業所得が従となる農業者等が該当します。

3.「農業関連団体等」には、当JAの子会社等が該当します。

2)資金種類別

〔貸出金〕

(単位:百万円、%)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

プロパー資金 1,512 1,601 89

農業制度資金 1,880 1,858 △22

農業近代化資金 906 967 61

その他制度資金 974 891 △83

合 計 3,392 3,459 67

(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいい

ます。

2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が

利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものが

あり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。

3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金

などが該当します。

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〔受託貸付金〕

(単位:百万円、%)

種 類 24 年 度 25 年 度 増 減

日本政策金融公庫資金 0 0 0

その他 0 0 0

合 計 0 0 0

(注)1.日本政策金融公庫資金は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。

⑦ 貯貸率

(単位:%)

24 年 度 25 年 度 増 減

期 末 26.56 26.07 △0.49

期中平均 26.39 25.48 △0.91

(注)1.貯貸率(期 末)=(貸出金残高-転貸貸出金)/(貯金残高+譲渡性貯金)×100

2.貯貸率(期中平均)=(貸出金平残-転貸貸出金平残)/(貯金平残+譲渡性貯金平残)×100

⑧ 貸出金の使途別内訳

(単位:百万円)

24 年 度 25 年 度 増 減

設備資金 4,971(78.8) 5,015(79.0) 44

運転資金 1,336(21.2) 1,326(21.0) △10

合 計 6,307(100 ) 6,341(100 ) 34

(注)( )内は構成比です。

(7)内国為替取扱実績(7)内国為替取扱実績(7)内国為替取扱実績(7)内国為替取扱実績

(単位:千件、百万円)

24年度 25年度 種 類

仕 向 被 仕 向 仕 向 被 仕 向

件 数 11 63 12 64 送金・振込為替

金 額 5,186 9,952 5,792 10,075

件 数 0 0 0 0 代金取立為替

金 額 35 9 7 0

件 数 2 2 1 1 雑 為 替

金 額 103 192 107 211

件 数 13 65 13 65 合 計

金 額 5,324 10,153 5,906 10,286

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(8)(8)(8)(8)有価証券に関する指標有価証券に関する指標有価証券に関する指標有価証券に関する指標

① 種類別有価証券平均残高

(単位:百万円)

24 年 度 25 年 度 増 減

国債 827 915 88

地方債 0 0 0

政府保証債 0 0 0

金融債 0 0 0

短期社債 0 0 0

社債 0 0 0

株式 0 0 0

その他の証券 0 0 0

合 計 827 827 77

② 商品有価証券種類別平均残高

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

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③ 有価証券残存期間別残高

(単位:百万円)

1年以

1年超

3年以

3年超

5年以

5年超

7年以

7年超

10年

以下

10年

期間定

めのな

いもの

合 計

平成 24年度

国債 32 24 1 460 265 0 0 782

地方債 0 0 0 0 0 0 0 0

政府保証債 0 0 0 0 0 0 0 0

金融債 0 0 0 0 0 0 0 0

短期社債 0 0 0 0 0 0 0 0

社債 0 0 0 0 0 0 0 0

株式 0 0 0 0 0 0 0 0

その他の証券 0 0 0 0 0 0 0 0

平成 25年度

国債 12 13 220 345 280 0 0 870

地方債 0 0 0 0 0 0 0 0

政府保証債 0 0 0 0 0 0 0 0

金融債 0 0 0 0 0 0 0 0

短期社債 0 0 0 0 0 0 0 0

社債 0 0 0 0 0 0 0 0

株式 0 0 0 0 0 0 0 0

その他の証券 0 0 0 0 0 0 0 0

④ 貯証率

(単位:%)

24 年 度 25 年 度 増 減

期 末 3.48 3.76 0.28

期中平均 3.25 3.44 0.19

(注)1.貯証率(期 末)=(有価証券-償却等損計)/(貯金+譲渡性貯金)×100

2.貯証率(期中平均)=(有価証券平残-償却等損平残)/(貯金平残+譲渡性貯金平残)×100

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((((9999)取得価額)取得価額)取得価額)取得価額又は契約価額、時価及び評価損益又は契約価額、時価及び評価損益又は契約価額、時価及び評価損益又は契約価額、時価及び評価損益

① 有価証券

(単位:百万円)

24 年 度 25 年 度 保有区分

取得価額 時 価 評価損益 取得価額 時 価 評価損益

売 買 目 的 0 0 0 0 0 0

満 期 保 有 目 的 0 0 0 0 0 0

そ の 他 782 827 45 870 915 45

合 計 782 827 45 870 915 45

(注) 1.本表記載の有価証券の時価は期末日における市場価額等に基づく時価により計上したもので

あります。

2.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。

3.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。

② 金銭の信託

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭デリバティブ取引

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

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(10(10(10(10)共済取扱実績等)共済取扱実績等)共済取扱実績等)共済取扱実績等

① 長期共済新契約高・長期共済保有高

(単位:百万円)

24年度 25年度 種 類

新契約高 保有高 新契約高 保有高

終身共済 8,349 59,076 6,669 58,863

定期生命共済 0 0 0 0

養老生命共済 2,121 39,093 2,586 36,037

うちこども共済 603 8,067 601 8,247

医療共済 570 4,874 297 3,948

がん・

定期医療共済 41 1,740 115 1,588

年金共済(計) 41 822 35 120

年金開始前 41 822 35 120

年金開始後 0 0 0 0

建物更生共済 4,139 57,380 3,389 56,209

合 計 15,261 162,985 13,091 156,765

(注)1.金額は、保障金額(年金共済は年金年額(利率変動型年金は最低保証年金額))を表示しています。

2.こども共済は、養老生命共済の内書を表示しております。

3.JA共済は、JA,全国共済連の共同元受方式により事業を実施しており、共済契約者が満期を迎

えられた場合や、万一事故が起きた場合の共済責任につきましては、当JAと全国共済連が連帯し

て負うこととなります。(短期共済についても同様です。)

② 短期共済新契約高

(単位:保証金額・百万円、掛金・千円)

24年度 25年度 種 類

保障金額 掛 金 保障金額 掛 金

火災共済 3,131 3,295 6,617 7,154

自動車共済 144,650 293,512

傷害共済 8,529 380 13,984 735

団体定期生命共済

定額定期生命共済 - - 8 34

賠償責任共済 70 109

自賠責共済 73,422 147,842

合 計 11,660 221,817 20,609 449,386

(注)1.金額は、保障金額を表示しています。

2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。

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(11(11(11(11)その他事業の実績等)その他事業の実績等)その他事業の実績等)その他事業の実績等

① 購買事業 (単位:千円)

24年度 25年度 種 類

取扱高 手数料 取扱高 手数料

飼 料 1,217,599 67,759 1,233,052 66,738

肥 料 219,108 27,215 204,128 26,118

農 薬 190,933 20,929 204,396 23,043

生 産 資 材 183,612 22,503 197,689 23,965

包 装 資 材 37,237 4,803 38,194 4,970

生産

資材

計 1,848,489 143,209 1,877,459 144,834

生 活 資 材 218,459 24,986 229,916 24,986

夢 工 房 0 0 14,205 2,331

直 売 所 118,141 32,959 21,008 5,816

食 材 宅 配 25,944 5,139 26,143 5,188

燃料(石油類) 531,248 43,777 541,246 36,094

燃料(LPG) 78,670 46,726 76,684 43,860

生活

資材

計 972,462 153,587 909,202 119,617

農 機 具 154,158 15,396 218,448 19,985

自 動 車 94,944 5,093 80,795 3,610

農 機 具 部 品 46,852 9,871 50,544 10,819

農機

・自

動車

計 295,954 30,360 349,787 34,324

合 計 3,116,905 327,156 3,136,448 298,775

② 指導事業 (単位:千円)

24年度 25年度

賦 課 金 2,531 2,476

指 導 事 業 補 助 金 53,090 35,968

実 費 収 入 3,066 2,928

計 58,687 41,372

営 農 振 興 費 用 325 0

農業経営支援センター 1,074 1,044

営 農 支 援 セ ン タ ー 3,158 1,697

畜 産 技 術 指 導 費 61,450 46,725

農 産 技 術 指 導 費 9,614 8,642

生 活 改 善 指 導 費 1,466 830

組 織 強 化 費 14,826 16,568

教 育 情 報 費 2,501 2,439

計 94,414 77,945

差 引 △35,727 △36,573

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③ 販売事業

(単位:千円)

24年度 25年度 種 類

取扱高 手数料 取扱高 手数料

米 522,618 17,223 589,929 19,404

そ ば 7,807 74 3,145 48

大 豆 491 12 581 18

そ の 他 522 11 895 21

計 531,438 17,320 594,550 19,491

栗 13,839 277 23,161 463

き ん か ん 8,247 165 9,305 186

そ の 他 4,017 80 2,596 52

計 26,103 522 35,602 701

花 卉 41,113 822 41,936 839

里 芋 15,342 307 13,650 273

キ ャ ベ ツ 39,614 792 110,637 2,213

ご ぼ う 348 7 1,220 24

き ゅ う り 15,178 304 17,476 350

ピ ー マ ン 76,826 1,537 79,443 1,589

い ち ご 111,023 2,220 98,738 1,975

大 根 12,720 190 12,555 190

加 工 甘 藷 23,252 401 27,201 472

加工ほうれん草 12,804 256 20,101 402

加 工 に ん じ ん 3,239 65 547 11

そ の 他 203,168 3,757 259,012 5,128

計 513,514 9,836 640,580 12,381

子 牛 1,257,449 19,824 1,380,964 21,125

肉 牛 ・ 成 牛 875,229 3,561 957,521 3,607

肉 豚 50,935 504 49,584 491

生 乳 442,331 7,321 397,264 6,579

そ の 他 225,126 2,239 263,629 2,652

計 2,851,070 33,449 3,048,962 34,454

物 産 館 0 0 328,816 95,434

合 計 3,963,238 61,949 4,612,908 129,888

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④ 利用事業

(単位:千円)

24年度 25年度

収益 費用 損益 収益 費用 損益

水 稲 育 苗 46,643 26,007 20,636 48,853 29,592 19,261

野 菜 育 苗 24,595 21,794 2,801 16,592 15,850 742

野 菜 集 荷 場 29,529 20,799 8,730 26,461 20,500 5,961

ライスセンター 30,039 16,439 13,600 34,518 19,082 15,436

機 械 銀 行 7,105 6,963 142 8,505 8,335 170

労 災 保 険 5,060 4,446 614 5,280 4,655 625

リ ー ス 事 業 4,504 0 4,504 3,878 0 3,878

肉用牛基盤強化 2,136 2,302 △166 0 0 0

撹 拌 飼 料 253,328 252,148 1,180 236,119 235,428 691

合 計 402,939 350,898 52,041 380,206 333,442 46,764

⑤ 加工事業・農業倉庫事業

(単位:千円)

24年度 25年度

収益 費用 損益 収益 費用 損益

精 米 工 場 378,211 350,270 27,941 348,825 320,673 28,152

農 業 倉 庫 21,904 6,866 15,038 23,272 6,945 16,327

⑥ 導入家畜事業

(単位:千円)

24年度 25年度

収益 費用 損益 収益 費用 損益

飯 野 支 店 4,060 530 3,530 4,209 627 3,582

加 久 藤 支 店 1,231 181 1,050 1,290 171 1,119

真 幸 支 店 1,519 285 1,234 1,459 290 1,169

計 6,810 996 5,814 6,958 1,088 5,870

⑦ 農用地利用調整事業

(単位:千円)

24年度 25年度

収益 費用 損益 収益 費用 損益

3,437 3,437 0 3,056 3,056 0

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15151515.財産の状況.財産の状況.財産の状況.財産の状況

(1)リスク管理債権残高(1)リスク管理債権残高(1)リスク管理債権残高(1)リスク管理債権残高

(単位:百万円)

リスク管理債権額 24 年 度 25 年 度 増 減

破綻先債権額 1 0 △1

延滞債権額 458 407 △51

3カ月以上延滞債権額 0 2 2

貸出条件緩和債権額 0 0 0

合 計 (A) 459 409 △50

上記の債権額に対する保全状況

担保・保証で保全されている額 314 274 △40

個別貸倒引当金 145 134 △11

一般貸倒引当金 0 0 0

合 計 (B) 459 408 △51

保 全 率 (B)/(A) 100% 99.8%

(注)1.破綻先債権

未収利息を計上しなかった貸出金のうち、「更正手続開始の申立て」、「民事再生法の規定による再

生手続開始の申立て」、「破産の申立て」、「特別清算開始の申立て」等があった債務者等破綻先に対

する貸出金残高です。

2.延滞債権

未収利息不計上貸出金であって、「破綻先債権」及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的

として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金残高です。

また、金融検査マニュアルの規定に基づき、原則として資産自己査定上の債務者ごとに「未収利

息不計上貸出金」を判定しています。したがって、「延滞債権」と表示した金額は、全てが延滞して

いる債権ではなく、正常に返済されている貸出金も含まれています。

3.3カ月以上延滞債権

元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸出金残高(注1、注2に

掲げるものを除く。)です。

4.貸出条件緩和債権

債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済

猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金残高(注1、注2及び注3に掲

げるものを除く。)です。

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(2)金融再生法債権区分に基づく保全状況(2)金融再生法債権区分に基づく保全状況(2)金融再生法債権区分に基づく保全状況(2)金融再生法債権区分に基づく保全状況

(単位:百万円)

保全額 債権区分 債権額

担保・保証 引当 合計

破産更正債権および

これらに準ずる債権 59 46 0 46

危険債権 348 227 0 227

要管理債権 2 0 0 0

小 計 409 273 0 273

正常債権 5,973

合 計 6,382

(注) 1.破産更正債権及びこれらに準ずる債権

破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこ

れらに準ずる債権です。

2.危険債権

債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従っ

た債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。

3.要管理債権

3ヶ月以上延滞債権(元金又は利息の支払が、約定支払日の翌日を起算日として3ヶ月以上

延滞している貸出債権(注 1 及び注 2に該当する債権を除く。)をいう。)及び貸出条件緩和

債権(経済的困難に陥った債務者の再建又は支援を図り、当該債権の回収を促進すること等を

目的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行った貸出債権(注 1 及び注 2

に該当する債権並びに3ヶ月以上延滞債権を除く。)をいう。)です。

4.正常債権

債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、破産更正債権及びこれらに準

ずる債権・危険債権・要管理債権以外のものに区分される債権です。

(3)(3)(3)(3)元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況

当JAにおきましては、該当する取引きはありません。

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(4(4(4(4)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

(単位:百万円)

期中減少額 区 分 期首残高

期 中

増加額 目的使用 その他 期末残高

24年度

一般貸倒引当金 24 23 0 24 23

個別貸倒引当金 179 185 0 179 185

合 計 203 208 0 203 208

25年度

一般貸倒引当金 23 23 0 23 23

個別貸倒引当金 185 183 0 185 183

合 計 208 206 0 208 206

(5(5(5(5)貸出金償)貸出金償)貸出金償)貸出金償却の額却の額却の額却の額

(単位:千円)

24 年 度 25 年 度

貸出金償却額 0 0

16.自己資本の充実の状況16.自己資本の充実の状況16.自己資本の充実の状況16.自己資本の充実の状況

◇ 自己資本比率の状況

当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるた

め、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、

不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成 26年 1 月末における自己資本比率

は、17.60%となりました。なお、平成 21 年 1 月末より新たな基準に基づき自己資本比率を

算出しております。

◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実

当JAの自己資本は、組合員の普通出資のほか、回転出資によっています。

(単位:百万円)

24年度 25年度

普通出資による資本調達額 1,008 1,006

回転出資による資本調達額 19 9

合 計 1,027 1,015

当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率

を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリ

スクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、利益剰余金等の付加資本の積み増し

により自己資本の充実に努めています。

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(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項

(単位:千円、%)

項 目 24年度 25年度

基本的項目 (A) 1,900,959 1,935,342

出資金

(うち後配出資金) 1,008,213 1,006,088

回転出資金 19,210 9,083

再評価積立金 0 0

資本準備金 0 0

利益準備金 431,000 451,385

任意積立金 451,330 459,830

次期繰越剰余金

(又は次期繰越損失金) 2,985 23,597

処分未済持分 △11,780 △14,640

その他有価証券の評価差損 - -

営業権相当額 △0 △0

補完的項目 (B) 184,277 184,205

土地の再評価額と再評価の直前の

帳簿価額の差額の45%相当額 160,953 160,983

一般貸倒引当金 23,324 23,222

補完的項目不算入額 - -

自己資本総額(C)=(A)+(B) 2,097,007 2,119,547

控除項目 (D) 0 0

自己資本額 (E)=(C)-(D) 2,085,236 2,119,547

リスク・アセット等計 (F) 11,691,021 12,038,345

信用リスク・アセット 9,935,200 10,276,544

オペレーショナル・リスク相当額

を8%で除して得た額 1,755,820 1,761,801

基本的項目比率 (A)/(F) 16.25% 16.07%

自己資本比率 (E)/(F) 17.83% 17.60%

(注)

1.平成 18 年 3 月 28 日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」(以

下「自己資本比率告示」という。)に定められた算式に基づき算出したものです。

2.国内金融機関については、自己資本比率4%以上が求められており、JAバンク独自の取組みとして、自己資

本比率8%以上保持するよう基準を定めております。

3.信用リスク・アセットとは、全資産について価値が下落するリスクを考慮した金額をいいます。各資産の残高

に比率(リスク・ウェイト)を乗することで算出します。リスク・ウェイトは、資産の特性に応じて、自己資本

比率告示に基づき決定し、特定の貸出先等については、金融庁長官により適格と認められた格付機関の格付によ

り決定しております(標準的手法)。また、当JAの貯金を担保とした貸出先等リスクが低いと認められるものに

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ついては、その担保のリスク・ウェイトを採用しております。

4.オペレーショナル・リスクとは、業務において不適切な処理やシステムの誤作動等により生じるリスクをいい

ます。また、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては、「オペレーショナル・リスク相当額=直近 3

年間の粗利益×0.15÷3 年」で算出しております(基礎的手法)。

5.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。

(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項

① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳

(単位:千円)

24年度 25年度

資産の期末

残高

信用リス

ク・アセッ

ト額

a

所要自己資

本額

b=a×4%

資産の期末

残高

信用リス

ク・アセッ

ト額

a

所要自己資

本額

b=a×4%

我が国の中央政府及び中央銀行向け 784,811 0 0 872,832 0 0

我が国の地方公共団体向け 557,436 0 0 511,471 0 0

地方公共団体金融機構向け 0 0 0 0 0 0

我が国の政府関係機関向け 0 0 0 0 0 0

地方三公社向け 0 0 0 0 0 0

金融機関及び証券会社向け 15,469,270 3,174,093 126,964 16,020,597 3,284,353 131,374

法人等向け 320,749 317,634 12,705 298,703 295,605 11,824

中小企業等向け及び個人向け 860,455 590,382 23,615 812,287 555,525 22,221

抵当権付住宅ローン 2,223 778 31 1,943 680 27

不動産取得等事業向け 0 0 0 0 0 0

三月以上延滞等 184,478 190,315 7,613 335,020 273,246 10,930

信用保証協会等による保証付 3,938,112 388,780 15,551 3,965,616 390,652 15,626

共済約款貸付 35,132 0 0 37,223 0 0

出資等 1,763,074 1,763,074 70,523 1,790,484 1,790,484 71,619

複数の資産を裏付とする資産(ファン

ド)のうち、個々 の資産の把握が困難

な資産

0 0 0 0 0 0

上記以外 3,864,769 3,510,145 140,406 3,918,160 3,685,999 147,441

合 計 27,780,509 9,935,201 397,408 28,564,336 10,276,544 411,062

(注)

1.「資産」とは、「自己資本比率告示」、平成 19 年 3 月 23 日 金融庁・農林水産省告示第 4号「農業協同組合等

の自己資本の充実の状況等についての開示事項」(以下開示告示という)に定めるエクスポージャーのことをい

い、具体的には、預金、貸出金、有価証券、固定資産等、JAが所有する資産のことをいいます。

2.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係る

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資産をいいます。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリス

ク・ウェイトが 150%となった資産を含めています。

3.「上記以外」には、現金・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。

② オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額

(単位:千円)

24 年度 25 年度

オペレーショナル・リス

ク相当額を8%で除し

て得た額

所要自己資本額

b=a×4%

オペレーショナル・リス

ク相当額を8%で除し

て得た額

所要自己資本額

b=a×4%

1,755,820 70,233 1,761,801 70,472

(注)オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用していま

す。

③所要自己資本額

(単位:千円)

24 年度 25 年度

リスク・アセット等

(分母)合計

a

所要自己資本額

b=a×4%

リスク・アセット等

(分母)合計

a

所要自己資本額

b=a×4%

11,691,021 467,641 12,038,345 481,533

(3)信用リスクに関する事項(3)信用リスクに関する事項(3)信用リスクに関する事項(3)信用リスクに関する事項

① 信用リスク管理

信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失し、

金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については

理事会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、本店に審査課

を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先の

財務状況等により償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準等厳格な審査基準を設けて、

与信判定を行っています。

また、貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行

っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んで

います。資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当基準」に基づき必要

額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。

② 標準的手法に関する事項

当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出してい

ます。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定に使用する格付等は次のとお

りです。

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なお、リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等についてはJAバンクで統一しており、適格格付

機関の格付を使用する資産は金融機関向け資産と法人等(中小企業を除く)向け資産です。

(ア)金融機関向け資産について、リスク・ウェイトの判定に使用するカントリーリスク・スコアは日本貿易

保険によるものです。

(イ)法人等向け資産について、リスク・ウェイトの判定に使用する格付けは、以下の適格格付機関による依

頼格付けのみを使用し、非依頼格付は使用していません。

適 格 格 付 機 関

株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)

株式会社日本格付研究所(JCR)

ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)

スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシス (゙S&P)

フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)

Page 78: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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③ 信用リスクに関する資産(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞資産の期末残高

(単位:千円)

(注)

1.「三月以上延滞資産」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している資産をい

います。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリスク・ウェ

イトが 150%となった資産を含めています。

2.その他には、固定資産等が該当します。

24年度 25 年度

区 分

信用リスク

に関する

資産残高

うち

貸出金

うち

債券

三月

以上

延滞

資産

信用リスク

に関する

資産残高

うち

貸出金

うち

債券

三月

以上

延滞

資産

農業 621,385 621,385 0 0 642,008 642,008 0 0

林業 0 0 0 0 0 0 0 0

水産業 0 0 0 0 0 0 0 0

製造業 0 0 0 0 0 0 0 0

鉱業 0 0 0 0 0 0 0 0

建設・不動産業 0 0 0 0 0 0 0 0

電気・ガス

熱供給・水道業 0 0 0 0 0 0 0 0

運輸・通信業 0 0 0 0 0 0 0 0

金融・保険業 15,470,548 100,298 0 0 16,022,243 100,292 0 0

卸売・小売飲食

サービス業 205,834 205,834 0 0 183,786 183,786 0 0

日本国政府

地方公共団体 1,342,247 557,436 784,811 0 1,384,303 511,471 872,832 0

法人

上記以外 1,855,263 92,190 0 3,165 1,877,339 86,855 0 40,897

個人 4,876,180 4,772,291 0 181,313 4,970,345 4,858,199 0 294,123

その他 3,409,052 0 0 0 3,484,312 0 0 0

業種別残高計 27,780,509 6,349,434 784,811 184,478 28,564,336 6,382,611 872,382 335,020

1年以下 15,913,400 1,426,108 32,091 16,475,064 1,459,860 32,091

1年超3年以下 1,307,603 1,283,510 24,093 2,273,994 1,343,799 24,093

3年超5年以下 1,400,336 485,560 1,005 855,333 634,561 1,005

5年超7年以下 926,081 464,461 461,619 615,039 268,759 346,280

7年超 10 年以下 626,939 360,936 266,003 762,297 481,611 280,686

10 年超 2,197,293 2,197,293 0 2,023,600 2,023,600 0

期限の定めのないもの 5,408,857 131,566 0 5,559,009 170,421 1

残存期間別残高計 27,780,509 6,349,434 716,616 28,564,336 6,382,611 872,832

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3.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分(国内・国外)は省略して

おります。

4.「三月以上延滞資産」にかかる注記については、平成 20 年度から記載しております。

④ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

(単位:千円)

24年度 25年度

期首残高 期 中

増加額 期中減少額 期末残高 期首残高

期 中

増加額 期中減少額 期末残高 区 分

目的使用 その他 目的使用 その他

一般貸倒引当金 24,508 23,324 0 24,508 23,324 23,324 23,222 0 23,324 23,222

個別貸倒引当金 179,150 185,285 291 178,859 185,285 185,285 182,562 0 185,285 182,562

農業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

林業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

水産業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

製造業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

鉱業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

建設・不動産業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

電気・ガス・熱

供給・水道業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

運輸・通信業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金融・保険業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

卸売・小売・飲

食・サービス業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

その他 26,201 31,788 0 0 31,788 31,788 41,898 0 0 41,898

個人 152,949 153,497 0 0 153,497 153,497 140,664 0 0 140,664

(注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分(国内・国外)は省略して

おります。

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⑤ 貸出金償却の額

(単位:千円)

項 目 24年度 25年度

農業 0 0

林業 0 0

水産業 0 0

製造業 0 0

鉱業 0 0

建設・不動産業 0 0

電気・ガス・熱供給・水道業 0 0

運輸・通信業 0 0

金融・保険業 0 0

卸売・小売・飲食・サービス業 0 0

その他 0 0

個 人 1,175 0

合 計 1,175 0

⑥ 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額

(単位:千円)

24年度 25年度

格付

あり

格付

なし 計

格付

あり

格付

なし 計

リスク・ウェイト 0% 0 1,615,218 1,615,218 0 1,598,327 1,598,327

リスク・ウェイト 10% 0 0 0 0 0 0

リスク・ウェイト 20% 0 15,370,250 15,370,250 0 15,921,951 15,921,951

リスク・ウェイト 35% 0 2,223 2,223 0 1,943 1,943

リスク・ウェイト 50% 0 0 0 0 0 0

リスク・ウェイト 75% 0 809,971 809,971 0 757,473 757,473

リスク・ウェイト 100% 376,497 5,487,766 5,864,263 515,654 5,629,130 6,144,784

リスク・ウェイト 150% 0 125,927 125,927 0 116,692 116,692

その他 0 3,887,792 3,887,792 0 3,906,515 3906,515

計 0 27,299,147 27,299,147 0 27,932,031 23,252,049

自己資本控除額 376,497 27,299,147 27,675,644 515,654 27,932,031 28,447,685

(注)自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額等が該当しますが、当JAにおきましては、該当する取

引はありません。

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(4)信用リスク削減手法に関する事項(4)信用リスク削減手法に関する事項(4)信用リスク削減手法に関する事項(4)信用リスク削減手法に関する事項

① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要

「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における、信用リスク・アセット額の算

出において、貸出金等に対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、

貸出金等のリスク・ウェイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウェイトを適用する

など信用リスク・アセット額を軽減する方法です。

当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。

信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」

を適用しています。

適格金融資産担保付取引とは、貸出金等の信用リスクの全部または一部が、取引相手また

は取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいい

ます。当JAでは、適格金融資産担保付取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用い

ています。

簡便手法とは、担保、保証された部分について、担保資産のリスク・ウェイトでリスク・

アセット額を算出する方法です。主に貯金担保貸出金が該当します。

保証については、被保証債権の債務者と保証人のリスク・ウェイトを比べて、保証人のリス

ク・ウェイトが低い場合に、保証を受けた部分について保証人のリスク・ウェイトを適用して

おります。「保証」の信用リスク削減手法を適用するのは、地方公共団体、地方公共団体金融機

構、政府関係機関、金融機関等が保証している債権です。

貸出金と自組合貯金の相殺については,①貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効である

ことを示す根拠がある。②相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれかの時点において

でも特定することができる。③自組合貯金が継続されないリスクを監視及び管理している。

④貸出金と自組合貯金の相殺後の額によって監視及び管理している。これらすべての条件を

満たす場合に、貸出金と自組合貯金を相殺した後の金額を信用リスク削減手法適用後の資産

額としています。

担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し

を行っています。

Page 82: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

- 81 -

② 信用リスク削減手法が適用された資産の額

(単位:千円)

24年度 25年度

区 分 適格金融

資産担保 保 証

適格金融

資産担保 保 証

地方公共団体金融機構向け 0 0 0 0

我が国の政府関係機関向け 0 0 0 0

地方三公社向け 0 0 0 0

金融機関向け及び証券会社向け 0 0 0 0

法人等向け 0 0 0 0

中小企業等向け及び個人向け 14,530 0 12,170 0

抵当権住宅ローン 0 0 0 0

不動産取得等事業向け 0 0 0 0

三月以上延滞等 262 0 239 0

上記以外 0 0 0 0

(注)

1.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3ヶ月以上延滞している債務者にかか

る資産のことです。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリス

ク・ウェイトが 150%となった資産を含めています。

2.「上記以外」には、現金・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。

(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項

① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要

オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適

切であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。当JAでは、受動的

に発生する事務、システム、法務等について事務処理や業務運営の過程において、損失を

被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスク等について、事務手続にかか

る各種規程を理事会で定め、その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、

事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備し

て、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。

Page 83: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項

① 出資等資産に関するリスク管理の方針及び手続の概要

「出資等」とは貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上さ

れているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②系統およ

び系統外出資に区分して管理しています。なお、有価証券勘定の株式は保有しておりません。

ⅰ 子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業の

より効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期

の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。

ⅱ 系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的

な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行

っています。

なお、これらの出資等の評価については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資

等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表に

その旨記載することとしています。

② 出資等資産の貸借対照表計上額及び時価

(単位:千円)

24年度 25年度

貸借対照表計上額 時価評価額 貸借対照表計上額 時価評価額

上 場 0 0 0 0

非上場 1,761,969 1,761,969 1,790,484 1,790,484

合 計 1,761,969 1,761,969 1,790,484 1,790,484

(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。

③ 出資等資産の売却及び償却に伴う損益

(単位:千円)

24年度 25年度

売却益 売却損 償却額 売却益 売却損 償却額

上 場 0 0 0 0 0 0

非上場 0 0 0 0 0 0

合 計 0 0 0 0 0 0

④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(その他有価証券の評価損益

等)

当JAにおきましては、該当する取引はありません。

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⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)

当JAにおきましては、該当する評価損益は生じておりません。

(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項

① 金利リスク量の算定方法の概要

金利リスクとは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例

えば、貸出金、有価証券、貯金等)について、金利の変動により発生する利益の減少や損失の

ことです。

当JAでは金利リスク量の計算については「金利リスク量計算要領」に、また、リスク情報

の管理については「余裕金運用リスク管理規程」に定め、適切に管理しております。具体的な

金利リスク量の算定方法、管理方法は次のとおりです。

・ 当JAでは、市場金利が上下に2%変動した時に受ける価値の低下額を金利リスク量とし

て算定しています。

・ 普通貯金等(要求払貯金)の金利リスク量については、引き出されること無く長期間金融

機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、現残高の 50%の金額を 0~5 年の期間に均等に

振り分けて金利リスク量を算定しています。

・ 金利リスク量は運用(貸出金、有価証券、預金)のための金利リスク量と調達(貯金等)

のための金利リスク量を相殺して算定します。

算出した金利リスク量は必要に応じて経営層に報告するとともに、定期的に理事会、ALM

委員会に報告し、運用方針等を策定しています。

② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額

(単位:百万円)

24年度 25年度

金利ショックに対する損益・経

済価値の増減額 △266~173 △229~147

(注)

1.金利ショックとは、金利リスク量を算定する際の市場金利の変動をいいます。

2.当JAでは、市場金利が上下に2%変動した場合に生じる経済価値の低下額を算定しています。

Page 85: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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【連【連【連【連 結】結】結】結】

1.グループの概況1.グループの概況1.グループの概況1.グループの概況

《グループの事業系統図》

JAえびの市のグループは、当JA、株式会社ジェイエイえびの市葬祭、株式会社JAアグリ

ランド田の神さぁ、で構成されています。

このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子会社は2

社です。なお、連結自己資本比率を算出する対象となる連結グループと、連結財務諸表規則に基

づき連結の範囲に含まれる会社に相違はありません。

【JA】 えびの市農業協同組合

本店・各支店等

【子会社】

(株)ジェイエイえびの市葬祭 …葬祭関連事業

【子会社】

(株)JAアグリランド田の神さぁ …営農関連事業

2.連結事業概況2.連結事業概況2.連結事業概況2.連結事業概況

(1)事業の概況(1)事業の概況(1)事業の概況(1)事業の概況

平成 25 年度の当組合の連結決算は、子会社である、株式会社ジェイエイえびの市葬祭およ

び株式会社JAアグリランド田の神さぁを連結しております。

連結決算の内容は、連結経常収益 73百万円、連結当期剰余金 44百万円でありました。

(2)連結子会社の事業概況(2)連結子会社の事業概況(2)連結子会社の事業概況(2)連結子会社の事業概況

株式会社ジェイエイえびの市葬祭

当社は、葬祭に関する一切の業務を営み、売上高は 272,844 千円を計上し、当期純利益

21,137 千円となりました。

株式会社JAアグリランド田の神さぁ

当社は、農業経営に関する一切の業務を営み、売上高は 25,408 千円を計上し、当期純利

益 2,989千円となりました。

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3.連結ベースの3.連結ベースの3.連結ベースの3.連結ベースの財産の状況財産の状況財産の状況財産の状況

(1)連結貸借対照表(1)連結貸借対照表(1)連結貸借対照表(1)連結貸借対照表 (単位:千円)

科 目 24年度

(平成25年1月31日) 25年度

(平成26年1月31日) ( 資 産 の 部 )

1 信用事業資産 (1) 現金 (2) 預金 (3) 有価証券 (4) 貸出金 (5) その他の信用事業資産 (6) 貸倒引当金 2 共済事業資産 (1) 共済貸付金 (2) 共済未収利息 (3) 貸倒引当金 3 経済事業資産 (1) 経済事業未収金 (2) 導入家畜未収金 (3) 経済受託債権 (4) 棚卸資産 (5) 導入家畜仮払金 (6) その他の経済事業資産 (7) 貸倒引当金 4 雑資産 5 固定資産 (1) 有形固定資産 (2) 無形固定資産 (うち連結調整勘定) 6 外部出資 (1) 外部出資 (2) 外部出資等損失引当金 7 繰延税金資産 8 再評価に係る繰延税金資産 9 繰延資産

22,443,086

237,967 15,353,374

827,384 6,094,230

93,661 △163,530

37,033 36,789

372 △128

1,444,054 618,120 101,741 438,525 140,122 155,895 33,545

△43,894 75,748

1,948,135 1,948,135

0 0

1,744,046 1,744,046

0 15,059

0 0

23,074,180

176,911 15,901,782

914,921 6,154,210

78,185 △151,829

37,099 36,756

467 △124

1,519,496 687,949 128,370 417,386 163,773 147,850 28,198

△54,030 72,016

2,007,652 2,007,142

510 0

1,771,455 1,771,455

0 15,485

0 0

資産の部合計 27,707,162 28,497,383

(単位:千円)

科 目 24年度

(平成25年1月31日) 25年度

(平成26年1月31日) ( 負 債 の 部 )

1 信用事業負債 (1) 貯金 (2) 借入金 (3) その他の信用事業負債 2 共済事業負債 (1) 共済借入金 (2) 共済資金 (3) 共済未払利息 (4) 未経過共済付加収入 (5) その他の共済事業負債 3 経済事業負債 (1) 経済事業未払金 (2) 経済受託負債 (3) その他の経済事業負債 4 雑負債 5 諸引当金 (1) 賞与引当金 (2) 退職給付引当金 (3) 役員退職慰労引当金 (4) その他引当金 6 繰延税金負債 7 再評価に係る繰延税金負債 8 連結調整勘定

24,312,293 23,680,533

190,843 215,429 208,801 36,789 96,782

372 81,476

10 451,252 312,307 15,818

123,127 184,639 122,572 22,756 80,381 19,436

0 0

145,055 0

24,995,651 24,240,768

247,743 507,140 249,841 36,756

131,983 467

80,603 32

497,072 337,916 25,479

133,677 187,356 122,942 21,829 77,816 23,297

0 0

145,055 0

負債の部合計 25,431,305 26,197,917

Page 87: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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( 純 資 産 の 部 ) 1 組合員資本 (1) 出資金 (2) 回転出資金 (3) 利益剰余金 (4) 処分未済持分 2 評価・換算差額等 (1) その他有価証券評価差額金 (2) 土地再評価差額金 3 少数株主持分

2,030,283 1,007,661

19,210 1,015,191 △11,780 245,310 32,625

212,684 265

2,054,054 1,005,535

9,083 1,054,076 △14,640 245,057 32,373

212,684 355

純資産の部合計 2,275,857 2,299,466

負債及び純資産の部合計 27,707,162 28,497,383

(2)連結(2)連結(2)連結(2)連結損益計算書損益計算書損益計算書損益計算書

(単位:千円)

科 目 24年度

(自 平成24年2月 1日

至 平成25年1月31日)

25年度 (自 平成25年2月 1日

至 平成26年1月31日) 1 事業総利益 (1) 信用事業収益 資金運用収益 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 (2) 信用事業費用 資金調達費用 役務取引等費用 その他事業直接費用 その他経常費用 信用事業総利益 (3) 共済事業収益 共済付加収入 共済貸付金利息 その他の収益 (4) 共済事業費用 共済借入金利息 共済推進費 共済保全費 その他の費用 共済事業総利益 (5) 購買事業収益 購買品供給高 修理サービス料 その他の収益 (6) 購買事業費用 購買品供給原価 購買供給費 修理サービス費 その他の費用 購買事業総利益 (7) 販売事業収益 販売手数料 その他の収益 (8) 販売事業費用 販売費 その他の費用 販売事業総利益 (9) その他事業収益 (10) その他事業費用 その他事業総利益 2 事業管理費 (1) 人件費 (2) その他事業管理費

1,149,186 303,531 272,865

7,947 0

22,720 29,886 8,238 2,530

0 19,118

273,646 336,377 325,159

1,108 10,110 35,612 1,108

25,423 8,036 1,045

300,764 3,502,112 3,326,840

62,994 112,278

3,051,197 2,881,776

95,901 34,856 38,664

450,915 70,669 60,545 10,124 9,471 4,241 5,230

61,198 870,463 807,800 62,663

1,119,084 823,012 296,072

1,154,155 283,175 265,157

8,253 0

9,765 23,336 8,249 2,823

0 12,264

259,839 330,551 320,765

948 8,838

35,779 948

25,827 8,043

961 294,772

3,533,082 3,360,437

67,846 104,799

3,080,921 2,932,605

75,242 38,918 34,156

452,161 190,031 160,528 29,503 98,337 84,951 13,386 91,694

798,117 742,428 55,689

1,107,747 816,517 291,230

事 業 利 益 30,101 46,408

Page 88: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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科 目 24年度

(自 平成24年2月 1日

至 平成25年1月31日)

25年度 (自 平成25年2月 1日

至 平成26年1月31日) 3 事業外収益 (1) 受取雑利息 (2) 受取出資配当金 (3) 持分法による投資益 (4) その他の事業外収益 4 事業外費用 (1) 支払雑利息 (2) 持分法による投資損 (3) その他の事業外費用

26,188 1,175

13,551 0

889 5,969 5,005

0 964

34,333 1,087

16,295 0

16,951 6,850 4,502

0 2,348

経 常 利 益 50,320 73,891

5 特別利益 (1) 固定資産処分益 (2) その他の特別利益 6 特別損失 (1) 固定資産処分損 (2) 減損損失 (3) その他の特別損失

44,240 1,248

42,992 35,723

374 0

35,349

17,456 199

17,257 30,294 18,407

0 11,887

税引前当期純利益 法人税・住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主損益 当期剰余金

58,837 25,811

△4,602 △43

41,890

61,053 17,517 △395 △90

43,841

(3)連結(3)連結(3)連結(3)連結剰余金計算書剰余金計算書剰余金計算書剰余金計算書

(単位:千円)

科 目 24年度 25年度

(資本剰余金の部)

1 資本剰余金期首残高

2 資本剰余金増加高

3 資本剰余金減少高

4 資本剰余金期末残高

(利益剰余金の部)

1 利益剰余金期首残高

2 利益剰余金増加高

当期剰余金

3 利益剰余金減少高

配当金

4 利益剰余金期末残高

0

0

0

0

980,371

41,890

41,890

7,069

7,069

1,015,191

0

0

0

0

1,015,191

43,841

43,841

4,957

4,957

1,054,075

Page 89: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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(4)連結注記表(4)連結注記表(4)連結注記表(4)連結注記表

24年度

(1)連結に関する事項

連結される小会社 株式会社 ジェイエイえびの市葬祭

株式会社 JAアグリランド田の神さぁ

(2)持分法の適用に関する事項

持分法を適用する子会社はありません。

(3)連結される子会社の事業年度等に関する事項

①連結される子会社の決算日は、1月末日、2社です。

②連結される子会社の事業年度末は、連結決算日と一致しています。

(4)連結される子会社の資産及び負債の評価に関する事項

連結される子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用してい

ます。

(5)連結調整勘定の償却に関する事項

連結調整勘定はありません。

(6)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項

連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して

います。

25年度

(1)連結に関する事項

連結される小会社 株式会社 ジェイエイえびの市葬祭

株式会社 JAアグリランド田の神さぁ

(2)持分法の適用に関する事項

持分法を適用する子会社はありません。

(3)連結される子会社の事業年度等に関する事項

①連結される子会社の決算日は、1月末日、2社です。

②連結される子会社の事業年度末は、連結決算日と一致しています。

(4)連結される子会社の資産及び負債の評価に関する事項

連結される子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用してい

ます。

(5)連結調整勘定の償却に関する事項

連結調整勘定はありません。

(6)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項

連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して

います。

Page 90: JAえびの市ebino.ja-miyazaki.jp/upimg/20140603165521F_1.pdf± ² ³ ´ O . K . m µ =67·V¸¹ º»3² = e S \ ¼½ =e Q¾K ¼½ ¿ À . m 8 Á 9 µ =67·V¸¹ º»3² ÂHÃÄ Å

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4.最近5年間の連結ベースの主要な経営指標4.最近5年間の連結ベースの主要な経営指標4.最近5年間の連結ベースの主要な経営指標4.最近5年間の連結ベースの主要な経営指標

(単位:百万円、%)

21 年度 22 年度 23 年度 24年度 25年度

連結経常収益

(事業収益) 5,251 5,071 5,158 5,083 5,135

信用事業収益 332 309 300 304 283

共済事業収益 340 335 343 336 331

購買・販売事業収益 4,474 4,310 3,543 3,573 3,723

その他事業収益 105 117 972 870 798

連結経常利益 42 45 88 50 74

連結当期利益 62 43 117 59 61

連結純資産額 2,124 2,138 2,260 2,276 2,299

連結総資産額 26,256 26,990 26,986 27,707 28,497

連結自己資本比率 18.56% 18.65% 19.33% 19.30% 18.70%

(注)1.連結経常収益は各事業収益の合計額を表しています。

2.信託業務の取り扱いは行っていません。

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- 90 -

5.連結ベースの事業別情報5.連結ベースの事業別情報5.連結ベースの事業別情報5.連結ベースの事業別情報

(単位:千円)

24年度 25年度

経常収益 303,531 283,175

経常利益 273,646 259,840 信用事業

資産の額 22,443,086 23,074,180

経常収益 336,377 330,551

経常利益 300,765 294,772 共済事業

資産の額 37,034 37,099

経常収益 3,572,781 3,723,114

経常利益 512,113 543,855 購買販売

事 業

資産の額 1,444,054 1,519,496

経常収益 870,463 798,117

経常利益 62,663 55,688 その他

資産の額 3,782,988 3,866,608

経常収益 5,083,152 5,134,957

経常利益 1,149,287 1,154,155 計

資産の額 27,707,162 28,497,383

6.連結ベースのリスク管理債権残高6.連結ベースのリスク管理債権残高6.連結ベースのリスク管理債権残高6.連結ベースのリスク管理債権残高

当JAにおきましては、信用事業を営む子会社はないため、リスク管理債権残高を把握しなけれ

ばならない子会社はありません。JA単体のリスク管理債権残高をご覧ください。

7.連結ベースの7.連結ベースの7.連結ベースの7.連結ベースの自己資本の充実の状況自己資本の充実の状況自己資本の充実の状況自己資本の充実の状況

◇連結自己資本比率の状況

平成 26 年 1 月末における連結自己資本比率は、18.70%となりました。

◇経営の健全性の確保と自己資本の充実

連結自己資本は、組合員の普通出資のほか、回転出資によっています。

(単位:百万円)

24年度 25年度

普通出資による資本調達額 1,007 1,007

回転出資による資本調達額 19 19

合 計 1,026 1,026

当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中

心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自

己資本の維持を図るとともに、利益剰余金等の付加資本の積み増しにより自己資本の充実に

努めています。

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(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項(1)自己資本の構成に関する事項

(単位:千円、%)

項 目 24年度 25年度

基本的項目 (A) 2,109,047 2,054,409

出資金

(うち後配出資金) 1,007,661 1,005,535

回転出資金 19,210 9,083

資本剰余金 0 0

利益剰余金 1,093,691 1,054,076

処分未済持分 △11,780 △14,640

その他有価証券の評価差損 - -

新株予約権 0 0

連結子法人等の少数株主持分 265 355

営業権相当額 △0 △0

連結調整勘定相当額 △0 △0

のれん相当額 △0 △0

補完的項目 (B) 183,546 183,559

土地の再評価額と再評価の直前の帳

簿価額の差額の45%相当額 160,984 160,984

一般貸倒引当金 22,562 22,575

補完的項目不算入額 - -

自己資本総額 (C)=(A)+(B) 2,292,593 2,237,968

控除項目 (D) 0 0

控除項目不算入額 △0 △0

自己資本額 (E)=(C)-(D) 2,292,593 2,237,968

リスク・アセット等計 (F) 11,877,555 11,966,239

信用リスク・アセット 10,035,592 10,122,368

オペレーショナル・リスク相当額を8

%で除して得た額 1,841,963 1,843,871

基本的項目比率 (A)/(F) 17.76% 17.17%

連結自己資本比率 (E)/(F) 19.30% 18.70%

(注)

1.自己資本比率告示に定められた算式に基づき算出したものです。

2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出

にあたっては基礎的手法を採用しています。各手法の具体的内容はP75~77 の注記を参照してください。

3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。

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(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項(2)自己資本の充実度に関する事項

① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳

(単位:千円)

24年度 25年度

資産の期末

残高

信用リス

ク・アセッ

ト額

a

所要自己

資本額

b=a×

4%

資産の期末

残高

信用リス

ク・アセッ

ト額

a

所要自己

資本額

b=a×

4%

我が国の中央政府及び中央銀行向け 784,811 0 0 872,832 0 0

我が国の地方公共団体向け 557,436 0 0 511,471 0 0

地方公共団体金融機構向け 0 0 0 0 0 0

我が国の政府関係機関向け 0 0 0 0 0 0

地方三公社向け 0 0 0 0 0 0

金融機関及び証券会社向け 15,469,270 3,174,093 126,964 16,020,597 3,284,353 131,374

法人等向け 320,749 317,634 12,705 298,703 295,605 11,824

中小企業等向け及び個人向け 860,455 590,382 23,615 812,287 555,525 22,221

抵当権付住宅ローン 2,223 778 31 1,943 680 27

不動産取得等事業向け 0 0 0 0 0 0

三月以上延滞等 184,478 190,315 7,613 335,020 273,246 10,930

信用保証協会等及び株式会社産業再生

機構保証付 3,938,112 388,780 15,551 3,965,616 390,652 15,626

共済約款貸付 35,132 0 0 37,223 0 0

出資等 1,763,074 1,763,074 70,523 1,790,484 1,790,484 71,619

複数の資産を裏付とする資産(ファン

ド)のうち、個々 の資産の把握が困難な

資産

0 0 0 0 0 0

上記以外 3,965,160 3,610,536 144,421 3,851,208 3,531,823 141,274

合 計 27,880,900 10,035,592 401,423 28,497,384 10,122,368 404,895

(注)

1.「資産」とは、「自己資本比率告示」、「開示告示」に定めるエクスポージャーのことをいい、具体的には、預金、

貸出金、有価証券、固定資産等、JAが所有する資産のことをいいます。

2.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係る資

産をいいます。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリスク・

ウェイトが 150%となった資産を含めています。

3.「上記以外」には、現金・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。

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② オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額

(単位:千円)

24 年度 25 年度

オペレーショナル・リ

スク相当額を8%で除

して得た額

所要自己資本額

b=a×4%

オペレーショナル・リ

スク相当額を8%で除

して得た額

所要自己資本額

b=a×4%

1,841,963 73,678 1,843,871 73,754

(注)オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用しています。

③ 所要自己資本額

(単位:千円)

24 年度 25 年度

リスク・アセット等

(分母)合計

a

所要自己資本額

b=a×4%

リスク・アセット等

(分母)合計

a

所要自己資本額

b=a×4%

11,877,555 475,102 10,122,368 404,895

(3)信用(3)信用(3)信用(3)信用リスクに関する事項リスクに関する事項リスクに関する事項リスクに関する事項

① リスク管理の方法及び手続の概要

当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用リス

ク管理の方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続等の具体的

内容は、単体の開示内容(p.75~77)をご参照ください。

② 標準的手法に関する事項

当連結グループでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算

出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定に使用する格付等は

次のとおりです。

なお、リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等についてはJAバンクで統一しており、適格格付

機関の格付を使用する資産は金融機関向け資産と法人等(中小企業を除く)向け資産です。

(ア) 金融機関向け資産について、リスク・ウェイトの判定に使用するカントリーリスク・スコアは日本貿

易保険のものです。

(イ) 法人等向け資産について、リスク・ウェイトの判定に使用する格付けは、適格格付機関による依頼格

付けのみを使用し、非依頼格付は使用していません。なお、適格格付機関は、単体の開示内容(p.

75~76)をご参照ください。

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③ 信用リスクに関する資産(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞資産の期末残高

(単位:千円)

(注)

1.「三月以上延滞資産」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している資産をい

います。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリスク・ウ

ェイトが 150%となった資産を含めています。

24年度 25 年度

信用リス

クに関す

る資産残

うち

貸出金

うち

債券

三月

以上

延滞

資産

信用リス

クに関す

る資産残

うち

貸出金

うち

債券

三月

以上

延滞

資産

農業 621,385 621,385 0 0 642,008 642,008 0 0

林業 0 0 0 0 0 0 0 0

水産業 0 0 0 0 0 0 0 0

製造業 0 0 0 0 0 0 0 0

鉱業 0 0 0 0 0 0 0 0

建設・不動産業 0 0 0 0 0 0 0 0

電気・ガス

熱供給・水道業 0 0 0 0 0 0 0 0

運輸・通信業 0 0 0 0 0 0 0 0

金融・保険業 15,470,548 100,298 0 0 16,022,243 100,292 0 0

卸売・小売飲食

サービス業 205,834 205,834 0 0 183,786 183,786 0 0

日本国政府

地方公共団体 1,342,247 557,436 784,811 0 1,384,303 511,471 872,832 0

法人

上記以外 1,855,263 92,190 0 3,165 1,877,339 86,855 0 40,897

個人 4,876,180 4,772,291 0 181,313 4,970,345 4,858,199 0 294,123

その他 3,509,443 0 0 0 3,417,360 0 0 0

業種別残高計 27,880,900 6,349,434 784,811 184,478 28,497,384 6,382,611 872,382 335,020

1年以下 15,913,400 1,426,108 32,091 16,475,064 1,459,860 32,091

1年超3年以下 1,307,603 1,283,510 24,093 2,273,994 1,343,799 24,093

3年超5年以下 1,400,336 485,560 1,005 855,333 634,561 1,005

5年超7年以下 926,081 464,461 461,619 615,039 268,759 346,280

7年超 10 年以下 626,939 360,936 266,003 762,297 481,611 280,686

10 年超 2,197,293 2,197,293 0 2,023,600 2,023,600 0

期限の定めのないもの 5,509,248 131,566 0 5,492,057 170,421 1

残存期間別残高計 27,880,900 6,349,434 784,811 28,497,384 6,382,611 872,382

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2.その他には、固定資産等が該当します。

3.国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分(国内・国外)は省略しております。

④ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

(単位:千円)

24年度 25年度

期首残高 期 中

増加額 期中減少額 期末残高 期首残高

期 中

増加額 期中減少額 期末残高 区 分

目的使用 その他 目的使用 その他

一般貸倒引当金 23,674 22,490 0 23,674 22,490 22,490 21,637 0 22,490 21,637

個別貸倒引当金 179,150 185,285 291 178,859 185,285 185,285 182,562 0 185,285 182,562

農業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

林業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

水産業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

製造業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

鉱業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

建設・不動産業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

電気・ガス・熱

供給・水道業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

運輸・通信業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

金融・保険業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

卸売・小売・飲

食・サービス業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

法人

その他 26,201 31,788 0 26,201 31,788 31,788 41,898 0 31,788 41,898

個人 152,949 153,497 0 152,949 153,497 153,497 140,664 0 153,497 140,664

(注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分(国内・国外)は省略し

ております。

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⑤ 貸出金償却の額

(単位:千円)

項 目 24年度 25年度

農業 0 0

林業 0 0

水産業 0 0

製造業 0 0

鉱業 0 0

建設・不動産業 0 0

電気・ガス・熱供給・水道業 0 0

運輸・通信業 0 0

金融・保険業 0 0

卸売・小売・飲食・サービス業 0 0

その他 0 0

個 人 1,175 0

合 計 1,175 0

⑥ 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額

(単位:千円)

24年度 25年度

格付

あり

格付

なし 計

格付

あり

格付

なし 計

リスク・ウェイト 0% 0 1,615,218 1,497,148 0 1,598,327 1,598,327

リスク・ウェイト 10% 0 0 0 0 0 0

リスク・ウェイト 20% 0 15,370,250 15,041,051 0 15,921,951 15,921,951

リスク・ウェイト 35% 0 2,223 2,486 0 1,943 1,943

リスク・ウェイト 50% 0 0 35,851 0 0 0

リスク・ウェイト 75% 0 809,971 839,117 0 757,473 757,473

リスク・ウェイト 100% 376,497 5,487,766 5,776,537 515,654 5,629,130 6,144,784

リスク・ウェイト 150% 0 125,927 59,859 0 116,692 116,692

その他 0 3,887,792 0 0 3,906,515 3906,515

計 0 27,299,147 23,252,049 0 27,932,031 23,252,049

自己資本控除額 376,497 27,299,147 27,675,644 515,654 27,932,031 28,447,685

(注)自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額等が該当しますが、当JAにおきましては、該当する取

引はありません。

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(4(4(4(4)信用リスク削減手法に関する事項)信用リスク削減手法に関する事項)信用リスク削減手法に関する事項)信用リスク削減手法に関する事項

① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要

連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」において定め

ています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク管理の方針及び手続に

準じて行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(p.

81~82)をご参照ください。

② 信用リスク削減手法が適用された資産の額

(単位:千円)

24年度 25年度

区 分 適格金融

資産担保

保証 適格金融

資産担保

保証

地方公共団体金融機構向け 0 0 0 0

我が国の政府関係機関向け 0 0 0 0

地方三公社向け 0 0 0 0

金融機関向け及び証券会社向け 0 0 0 0

法人等向け 0 0 0 0

中小企業等向け及び個人向け 14,530 0 12,170 0

抵当権住宅ローン 0 0 0 0

不動産取得等事業向け 0 0 0 0

三月以上延滞等 262 0 239 0

上記以外 0 0 0 0

(注)

1.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している債務者にか

かる資産をいいます。なお、前年度は「三月以上延滞資産」に外部格付・カントリーリスク・スコアによっ

てリスク・ウェイトが 150%となった資産を含めています。

2.「上記以外」には、現金・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。

(5)(5)(5)(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項

当連結グループにおきましては、該当する取引はありません。

(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項(6)証券化資産に関する事項

当連結グループにおきましては、該当する取引はありません。

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(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項(7)オペレーショナル・リスクに関する事項

① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要

連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管

理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社については、これらに準

じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、

単体の開示内容(p.82)をご参照ください。

(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項(8)出資等資産に関する事項

① 出資等資産に関するリスク管理の方針及び手続の概要

連結グループにかかる出資等に関するリスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及

びその手続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社についても、子会社に準じた

リスク管理態勢を構築しています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体

の開示内容(p.83)をご参照ください。

② 出資等資産の貸借対照表計上額及び時価

(単位:千円)

24年度 25年度

貸借対照表計上額 時価評価額 貸借対照表計上額 時価評価額

上 場 0 0 0 0

非上場 1,761,969 1,761,969 1,771,455 1,771,455

合 計 1,761,969 1,761,969 1,771,455 1,771,455

(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。

③ 出資等資産の売却及び償却に伴う損益

(単位:千円)

24年度 25年度

売却益 売却損 償却額 売却益 売却損 償却額

上 場 0 0 0 0 0 0

非上場 0 0 0 0 0 0

合 計 0 0 0 0 0 0

④ 連結貸借対照表で認識され、連結損益計算書で認識されない評価損益の額(その他有価証券の評

価損益等)

当連結グループにおきましては、該当する取引はありません。

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⑤ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価

損益等)

当連結グループにおきましては、該当する評価損益は生じておりません。

(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項(9)金利リスクに関する事項

① 金利リスクの算定方法の概要

連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法により

行っています。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容(p.84)をご参照ください。

② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額

(単位:百万円)

24年度 25年度

金利ショックに対する損益・経

済価値の増減額 △266~173 △229~147

(注)

1.金利ショックとは、金利リスク量を算定する際の市場金利の変動をいいます。

2.当JAでは、市場金利が上下に2%変動した場合に生じる経済価値の低下額を算定しています。

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