7
性別 ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている 2009年5月9日~10月18日 スタジアム観戦者、11歳以上男女個人16,981名 有効回収数 16,052票(J1:8,470票 J2:7,582票) 筑波大学人間総合科学研究科准教授 仲澤 眞 早稲田大学スポーツ科学学術院教授 原田 宗彦 大阪体育大学体育学部准教授 藤本 淳也 筑波大学人間総合科学研究科准教授 高橋 義雄 仙台大学スポーツ科学研究科准教授 永田 秀隆 静岡産業大学経営学部講師 元 晶煜 岐阜経済大学経営学部講師 大野 貴司 びわこ成蹊スポーツ大学スポーツビジネスコース講師 吉田 政幸 徳島大学総合科学部准教授 長積 仁 日本文理大学経営経済学部講師 竹田 隆行 鹿屋体育大学スポーツライフスタイル・マネジメント系助教 隅野 美砂輝 有限会社レクリエーションサポート 荒深 裕規 筑波大学人間総合科学研究科研究員 岩村 聡 スタジアム内における集合配布法を用いた質問紙調査法 山形 26 9月 19日 清水 NDスタ 12,270 403 368 98.5 鹿島 25 9月 12日 川崎F カシマ 22,323 413 359 99.0 浦和 27 9月 27日 横浜FM 埼玉 45,023 415 406 98.8 大宮 24 8月 29日 鹿島 NACK 13,555 427 309 85.4 千葉 11 5月 9日 広島 フクアリ 14,182 406 357 97.4 14 6月 20日 F 東京 10,266 403 342 97.3 F東京 17 7月 12日 名古屋 味スタ 24,736 411 354 99.8 川崎F 28 10月 4日 横浜FM 等々力 19,951 424 383 98.1 横浜FM 29 10月 17日 名古屋 日産ス 22,046 406 340 99.0 新潟 20 8月 1日 大宮 東北電ス 30,862 924 869 92.4 清水 25 9月 12日 大宮 アウスタ 13,169 540 511 98.2 磐田 20 8月 1日 千葉 ヤマハ 11,297 514 477 93.5 名古屋 24 8月 29日 新潟 瑞穂陸 12,043 463 389 95.3 京都 19 7月 26日 川崎F 西京極 9,002 475 420 97.1 G大阪 17 7月 11日 清水 万博 18,549 481 384 96.2 神戸 19 7月 25日 大宮 ホムスタ 8,651 486 400 97.8 広島 25 9月 12日 横浜FM 広島ビ 12,126 426 390 85.2 大分 18 7月 18日 浦和 九石ド 24,833 453 371 90.6 J 1合計 8,470 7,429 平均95.1 対象クラブ 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数 有効回収数 ホームクラブ応援者 (%) 有効回収率 札幌 25 7月 4日 水戸 札幌ド 22,707 457 392 91.4 仙台 31 8月 1日 熊本 ユアスタ 13,785 405 378 98.1 水戸 18 5月 30日 仙台 笠松 3,606 335 229 98.2 栃木 30 7月 25日 草津 栃木グ 4,296 398 359 79.6 草津 36 8月 30日 札幌 正田スタ 3,680 324 291 98.2 東京V 45 10月 18日 水戸 味スタ 9,076 402 235 98.5 横浜FC 25 7月 5日 湘南 ニッパ球 4,410 382 326 99.7 湘南 30 7月 26日 徳島 平塚 6,503 467 418 93.4 甲府 31 8月 2日 横浜FC 小瀬 12,107 375 356 98.4 富山 37 9月 2日 C大阪 富山 4,145 458 389 98.5 岐阜 38 9月 6日 湘南 長良川 3,782 472 385 94.4 C大阪 25 7月 25日 仙台 長居 13,807 397 307 90.8 岡山 15 5月 17日 愛媛 岡山 3,233 455 389 91.0 徳島 22 6月 20日 横浜FC 鳴門大塚 4,896 459 355 91.8 愛媛 39 9月 13日 徳島 ニンスタ 12,851 498 317 99.6 福岡 33 8月 9日 C大阪 レベスタ 14,031 436 314 87.2 鳥栖 28 7月 19日 仙台 ベアスタ 6,256 495 406 99.0 熊本 30 7月 26日 福岡 熊本 5,865 367 336 87.4 J 2 合計 7,582 6,182 平均93.9 対象クラブ 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数 有効回収数 ホームクラブ応援者 (%) 有効回収率 2調査時期 調査対象 調査方法 回収状況 協力 実査協力 対象試合 J1、J2合計 16,052 13,611 平均94.5 Jリーグは2009シーズンに実施したスタジアム観戦者調査の集計結果(スタジアム来場者に対して行うアンケート調査、並びにオンライン調査)を発表した。 今回は、「Jリーグとコミュニティ」などの項目を追加し、Jクラブの地域貢献度についての意識も調査。また、本格的な調査を始めた2001年以来初めて、観戦者 の平均年齢が下がるなどの結果も出ている。調査の全結果は、Jリーグ公式ホームページ(http://www.j-league.or.jp)で閲覧できる。 Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 「ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている」というコメントに対して、観戦者全体の77.0%(41.1%+ 35.9%)が肯定的であった。クラブ別にみると、甲府が4.7ポイントと最も高く、次いで山形、鹿島、浦和、川崎F、清 水(4.6)の観戦者に強く肯定する傾向がみられた。 観戦者の性別は、約6割(60.6%)が男性、約4割(39.4%)が女 性であり、2008シーズンとほぼ同様の傾向であった。 J 1とJ 2を比較すると、J 1の方が女性構成比が高くなっていた (J1:男性=57.7, 女性=42.3 J2:同=64.0, 同=36.0)。J1では、 大宮(68.1%)、名古屋(67.8%)と男性比率が高く、J2では湘南 (73.2%)、水戸(71.6%)、岡山(71.0%)、熊本(70.5%)が男性 比率が高かった。女性比率の高いクラブは磐田(50.5%)、横浜 FM(48.5%)、G大阪(47.9%)であった。 ※平均値は、五段階評定尺度 (大いにあてはまる:5~ まったくあてはまらない:1) で求めたスコアである J1 山形 Jリーグ 平均 鹿島 浦和 大宮 千葉 F東京 川崎F 横浜FM 新潟 清水 磐田 名古屋 京都 G大阪 神戸 広島 大分 札幌 仙台 水戸 栃木 草津 東京V 横浜FC 湘南 甲府 富山 岐阜 C大阪 岡山 徳島 愛媛 福岡 鳥栖 熊本 J2 4.6 65.8 29.0 70.4 21.6 64.5 28.1 40.5 47.1 30.3 44.6 64.9 28.1 28.8 47.1 63.1 30.0 26.8 39.7 63.2 27.7 36.7 46.3 37.2 47.6 4.3 0.9 0.0 1.4 単位:% 単位:% 集計対象:全回答者(n=15,259) 集計対象:ホームクラブ応援者( n =12,866) 集計対象:ホームクラブ応援者(n=13,458) 大いにあてはまる どちらともいえない まったくあてはまらない あてはまらない あてはまる 41.1 35.9 19.2 2.4 7.2 0.3 0.6 6.6 0.0 0.8 11.1 1.0 0.3 13.8 0.6 0.9 15.2 1.2 0.6 6.5 0.3 0.3 7.6 1.2 0.4 6.10.8 0.0 27.8 23.1 45.4 26.5 22.6 44.8 27.3 46.1 40.8 11.8 35.8 44.3 17.3 50.2 30.2 14.5 32.1 33.5 24.7 20.4 37.2 28.8 25.2 42.3 28.9 56.2 31.7 11.0 40.4 39.6 17.8 57.4 32.6 9.0 3.0 2.8 3.6 1.4 3.9 1.5 0.8 0.5 1.8 1.0 0.3 0.8 1.8 3.3 1.30.8 1.10.0 7.4 2.3 19.3 36.8 31.8 8.7 3.4 1.5 1.5 1.0 2.6 6.1 5.1 0.3 0.3 0.0 1.0 60.0 29.6 9.1 33.0 42.4 21.0 21.5 34.4 32.8 44.7 44.7 9.5 53.0 35.4 11.0 37.8 42.6 16.5 0.8 0.5 36.5 43.3 15.3 3.6 1.3 44.9 33.9 15.9 3.8 1.6 33.1 45.0 19.9 2.0 0.0 72.4 22.7 5.0 0.0 0.0 51.2 36.9 9.7 1.2 1.0 11.5 2.2 37.5 38.6 21.4 2.5 0.0 2.5 1.1 20.3 3.4 0.3 20.7 3.2 1.3 4.6 4.6 4.3 4.3 4.2 4.0 4.0 4.1 4.1 3.8 3.9 3.9 3.9 3.6 3.6 3.6 3.8 4.2 4.2 4.2 4.1 4.1 4.1 4.1 4.0 4.4 4.4 4.7 4.4 4.3 4.2 4.6 4.6 4.5 4.5 4.5 札幌 仙台 水戸 栃木 草津 東京V 横浜FC 湘南 甲府 富山 岐阜 C大阪 岡山 徳島 愛媛 福岡 鳥栖 熊本 山形 鹿島 浦和 大宮 千葉 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 F東京 川崎F 横浜FM 新潟 清水 磐田 名古屋 京都 G大阪 神戸 広島 大分 J2 J1 クラブ別 Jリーグ平均 男性 女性 男性 女性 61.5 38.5 58.2 41.8 55.1 44.9 59.4 40.6 71.6 28.4 68.6 31.4 60.1 39.9 60.4 39.6 68.7 31.3 73.2 26.8 60.1 39.9 62.0 38.0 63.6 36.4 62.9 37.1 71.0 29.0 65.4 34.6 56.5 43.5 57.0 43.0 65.0 35.0 70.5 29.5 56.5 43.5 56.9 43.1 68.1 31.9 58.3 41.7 61.9 38.1 55.6 44.4 61.4 38.6 51.5 48.5 57.2 42.8 57.8 42.2 49.5 50.5 67.8 32.2 59.6 40.4 52.1 47.9 60.3 39.8 57.2 42.8 52.3 47.7 37.7 40.9 42.3 41.8 41.1 40.5 38.8 39.4 62.3 59.1 57.7 58.2 58.9 59.5 61.2 60.6 集計対象:全回答者(2009 : n=16,033 / 2008 : n=14,452 / 2007 : n=12,973 / 2006 : n=12,937 / 2005 : n=13,003 / 2004 : n=12,131 / 2003:n=11,633 / 2002:n=19,270 / 2001:n=7,390) 単位:% 単位:%

Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

性別

同伴者(クラブ別)

平均観戦頻度(2007/2008比較*1)平均年齢(2008/2009比較)

ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている2009年5月9日~10月18日スタジアム観戦者、11歳以上男女個人16,981名

有効回収数 16,052票(J1:8,470票 J2:7,582票)

筑波大学人間総合科学研究科准教授 仲澤 眞早稲田大学スポーツ科学学術院教授 原田 宗彦大阪体育大学体育学部准教授 藤本 淳也筑波大学人間総合科学研究科准教授 高橋 義雄

仙台大学スポーツ科学研究科准教授 永田 秀隆静岡産業大学経営学部講師 元 晶煜岐阜経済大学経営学部講師 大野 貴司びわこ成蹊スポーツ大学スポーツビジネスコース講師 吉田 政幸徳島大学総合科学部准教授 長積 仁日本文理大学経営経済学部講師 竹田 隆行鹿屋体育大学スポーツライフスタイル・マネジメント系助教 隅野 美砂輝有限会社レクリエーションサポート 荒深 裕規筑波大学人間総合科学研究科研究員 岩村 聡

スタジアム内における集合配布法を用いた質問紙調査法

山形 26 9月 19日 清水 NDスタ 12,270 403 368 98.5鹿島 25 9月 12日 川崎F カシマ 22,323 413 359 99.0浦和 27 9月 27日 横浜FM 埼玉 45,023 415 406 98.8大宮 24 8月 29日 鹿島 NACK 13,555 427 309 85.4千葉 11 5月 9日 広島 フクアリ 14,182 406 357 97.4柏 14 6月 20日 F東京 柏 10,266 403 342 97.3F東京 17 7月 12日 名古屋 味スタ 24,736 411 354 99.8川崎F 28 10月 4日 横浜FM 等々力 19,951 424 383 98.1横浜FM 29 10月 17日 名古屋 日産ス 22,046 406 340 99.0新潟 20 8月 1日 大宮 東北電ス 30,862 924 869 92.4清水 25 9月 12日 大宮 アウスタ 13,169 540 511 98.2磐田 20 8月 1日 千葉 ヤマハ 11,297 514 477 93.5名古屋 24 8月 29日 新潟 瑞穂陸 12,043 463 389 95.3京都 19 7月 26日 川崎F 西京極 9,002 475 420 97.1G大阪 17 7月 11日 清水 万博 18,549 481 384 96.2神戸 19 7月 25日 大宮 ホムスタ 8,651 486 400 97.8広島 25 9月 12日 横浜FM 広島ビ 12,126 426 390 85.2大分 18 7月 18日 浦和 九石ド 24,833 453 371 90.6 J1合計 8,470 7,429 平均95.1

対象クラブ 節 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数有効回収数

ホームクラブ応援者 (%)有効回収率

J1リーグ戦

札幌 25 7月 4日 水戸 札幌ド 22,707 457 392 91.4仙台 31 8月 1日 熊本 ユアスタ 13,785 405 378 98.1水戸 18 5月 30日 仙台 笠松 3,606 335 229 98.2栃木 30 7月 25日 草津 栃木グ 4,296 398 359 79.6草津 36 8月 30日 札幌 正田スタ 3,680 324 291 98.2東京V 45 10月 18日 水戸 味スタ 9,076 402 235 98.5横浜FC 25 7月 5日 湘南 ニッパ球 4,410 382 326 99.7湘南 30 7月 26日 徳島 平塚 6,503 467 418 93.4甲府 31 8月 2日 横浜FC 小瀬 12,107 375 356 98.4富山 37 9月 2日 C大阪 富山 4,145 458 389 98.5岐阜 38 9月 6日 湘南 長良川 3,782 472 385 94.4C大阪 25 7月 25日 仙台 長居 13,807 397 307 90.8岡山 15 5月 17日 愛媛 岡山 3,233 455 389 91.0徳島 22 6月 20日 横浜FC 鳴門大塚 4,896 459 355 91.8愛媛 39 9月 13日 徳島 ニンスタ 12,851 498 317 99.6福岡 33 8月 9日 C大阪 レベスタ 14,031 436 314 87.2鳥栖 28 7月 19日 仙台 ベアスタ 6,256 495 406 99.0熊本 30 7月 26日 福岡 熊本 5,865 367 336 87.4 J 2合計 7,582 6,182 平均93.9

対象クラブ 節 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数有効回収数

ホームクラブ応援者 (%)有効回収率

J2リーグ戦

調査時期調査対象調査方法回収状況

協力

実査協力

対象試合

J1、J2合計 16,052 13,611 平均94.5

 Jリーグは2009シーズンに実施したスタジアム観戦者調査の集計結果(スタジアム来場者に対して行うアンケート調査、並びにオンライン調査)を発表した。今回は、「Jリーグとコミュニティ」などの項目を追加し、Jクラブの地域貢献度についての意識も調査。また、本格的な調査を始めた2001年以来初めて、観戦者の平均年齢が下がるなどの結果も出ている。調査の全結果は、Jリーグ公式ホームページ(http://www.j-league.or.jp)で閲覧できる。

Jリーグスタジアム観戦者調査 2009

「ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている」というコメントに対して、観戦者全体の77.0%(41.1%+35.9%)が肯定的であった。クラブ別にみると、甲府が4.7ポイントと最も高く、次いで山形、鹿島、浦和、川崎F、清水(4.6)の観戦者に強く肯定する傾向がみられた。

観戦者の性別は、約6割(60.6%)が男性、約4割(39.4%)が女性であり、2008シーズンとほぼ同様の傾向であった。J1とJ2を比較すると、J1の方が女性構成比が高くなっていた(J1:男性=57.7, 女性=42.3 J2:同=64.0, 同=36.0)。J1では、大宮(68.1%)、名古屋(67.8%)と男性比率が高く、J2では湘南(73.2%)、水戸(71.6%)、岡山(71.0%)、熊本(70.5%)が男性比率が高かった。女性比率の高いクラブは磐田(50.5%)、横浜FM(48.5%)、G大阪(47.9%)であった。

年間の平均観戦頻度については、J1リーグの観戦者が12.0回、J2リーグの観戦者が13.0回となっていた。J1では、浦和(17.9回)、F東京(15.7回)の平均観戦頻度が、J2では、横浜FC(20.0回)、甲府(17.5回)、鳥栖(16.8回)、仙台(16.6回)の平均観戦頻度が高い傾向がみられた。開催試合数を考慮すると、J1の観戦者の方が、相対的に観戦頻度が高い傾向がみられた。

2008シーズンとの比較では、J1に昇格した山形(-2.4歳)と広島(-3.1歳)が、それぞれ平均年齢が下がっていた。

※平均値は、五段階評定尺度(大いにあてはまる:5~まったくあてはまらない:1)で求めたスコアである

J1山形

Jリーグ平均

鹿島浦和大宮千葉柏

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

J2

■■■

■■

4.6 65.8 29.070.4 21.664.5 28.1

40.5 47.1

30.3 44.6

64.9 28.128.8 47.1

63.1 30.026.8 39.7

63.2 27.7

36.7 46.3

37.2 47.6

4.3 0.9 0.0

1.4単位:%

単位:%

集計対象:全回答者(n=15,259)

集計対象:ホームクラブ応援者(n=12,866)

集計対象:ホームクラブ応援者(n=13,458)

大いにあてはまる

どちらともいえない まったくあてはまらないあてはまらないあてはまる

41.1 35.9 19.2 2.4

7.2 0.3 0.66.6 0.0 0.8

11.1 1.0 0.313.8 0.6 0.9

15.2 1.2 0.66.5 0.3 0.3

7.6 1.2 0.46.10.8 0.0

27.823.1 45.4 26.522.6 44.8 27.3

46.1 40.8 11.835.8 44.3 17.3

50.2 30.2 14.5

32.1 33.5 24.7

20.4 37.2 28.8

25.2 42.3 28.9

56.2 31.7 11.040.4 39.6 17.8

57.4 32.6 9.0

3.0 2.83.6 1.43.9 1.50.80.51.81.00.30.8

1.8 3.3

1.30.81.10.0

7.4 2.3

19.3 36.8 31.8 8.7 3.4

1.51.51.02.6

6.15.10.30.30.01.0

60.0 29.6 9.1

33.0 42.4 21.021.5 34.4 32.8

44.7 44.7 9.553.0 35.4 11.0

37.8 42.6 16.50.8 0.5

36.5 43.3 15.3 3.6 1.344.9 33.9 15.9 3.8 1.6

33.1 45.0 19.9 2.0 0.072.4 22.7 5.0 0.00.0

51.2 36.9 9.7 1.2 1.0

11.5 2.237.5 38.6 21.4 2.50.0

2.5 1.1

20.3 3.4 0.3

20.7 3.2 1.3

4.64.64.3

4.3

4.24.0

4.0

4.1

4.1

3.83.9

3.93.9

3.63.6

3.6

3.8

4.2

4.2

4.2

4.1

4.1

4.1

4.14.0

4.4

4.44.7

4.44.3

4.2

4.6

4.64.5

4.5

4.5

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

山形鹿島浦和大宮千葉柏

200120022003200420052006200720082009

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

■ ■

集計対象:ホームクラブ応援者(n=13,377)ひとり 友人 家族 その他

複数回答, 単位% 複数回答, 単位%

J2J1クラブ別

Jリーグ平均

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

山形鹿島浦和大宮千葉柏

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

J2J1

男性女性 ■ ■ 男性 女性

61.5 38.5

58.2 41.8 55.1 44.959.4 40.671.6 28.468.6 31.4

60.1 39.960.4 39.668.7 31.373.2 26.8

60.1 39.962.0 38.063.6 36.462.9 37.171.0 29.065.4 34.6

56.5 43.557.0 43.065.0 35.070.5 29.5

56.5 43.556.9 43.168.1 31.9

58.3 41.761.9 38.155.6 44.461.4 38.6

51.5 48.557.2 42.857.8 42.2

49.5 50.567.8 32.2

59.6 40.452.1 47.960.3 39.857.2 42.852.3 47.7

37.740.942.341.841.140.538.839.4

62.359.157.758.258.959.561.260.6

集計対象:全回答者(2009:n=16,033 / 2008:n=14,452 / 2007:n=12,973 / 2006:n=12,937 / 2005:n=13,003 / 2004:n=12,131 / 2003:n=11,633 / 2002:n=19,270 / 2001:n=7,390)

クラブ別でみると、水戸(32.8%)、横浜FC(27.2%)、湘南(25.1%)に一人で観戦する割合が高い傾向がみられた。家族と観戦する割合が高い傾向のクラブは、札幌(75.1%)、徳島(64.9%)、甲府(6 4 . 4 %)、新潟(63.1%)であった。浦和は、友人と観戦する割合が59.1%と他のクラブと比較して際立って高い傾向であった。

集計対象:J1ホームクラブ応援者(2008 :n=6,703/2007:n=6,885)*1 2009シーズンの調査対象による2008シーズンの観戦実績と、2008シーズンの調査対象による2007シーズンの観戦実績を比較した*2 札幌、東京V、京都はJ2に所属(2007)

集計対象:J2ホームクラブ応援者(2008:n=4,853/2007 :n=3,969)*1 2009シーズンの調査対象による2008シーズンの観戦実績と、2008シーズンの調査対象による2007シーズンの観戦実績を比較した*3 横浜FC、甲府、広島はJ1に所属(2007)*4 岐阜、熊本は2008シーズンよりJリーグに入会(J2に所属)

12.0 37.7 2.753.3 9.3 21.1 3.675.1

13.1 34.3 3.553.6

32.8 19.7 0.9

20.2 1.747.5

14.2 40.5

36.0

2.151.6

23.1 29.5 5.649.1

27.2 25.1 3.745.5

25.1 28.7 2.951.1

11.7 27.1 4.364.4

17.8 35.8 6.543.4

19.3 29.9 2.754.3

16.1 32.2 3.353.0

21.3 35.5 3.343.2

12.0 24.9 3.364.9

7.0 33.2 6.061.7

13.5 38.9 3.253.7

21.4 26.6 2.253.0

18.5 29.5 2.454.5

48.9

7.9 36.8 5.156.5

6.2 59.1 7.237.2

17.5 30.4 3.257.0

16.8 37.5 3.947.3

16.2 35.3 4.149.1

12.4 34.7 7.353.4

11.7 36.8 5.258.7

12.1 43.1 0.952.5

10.6 33.3 1.563.1

8.8 38.0 5.161.0

10.5 38.5 4.252.2

16.5 33.9 1.051.9

17.3 34.9 5.148.9

10.8 43.8 2.449.6

13.7 38.2 1.850.1

12.4 38.1 0.059.5

11.4 43.5 3.554.3

■ ■ ■ ■

単位:回 単位:回

単位:回単位:回

集計対象:J1全回答者(2008 : n=7,782/2007 : n=7,878)

集計対象:J2全回答者(2008 : n=5,790/2007: n=4,969)

集計対象:全回答者(2009 : n=15,887/2008: n=14,281)

集計対象:ホームクラブ応援者(2009 : n=13,331/2008 : n=11,888)*栃木、富山、岡山は2009シーズンよりJリーグに入会(J2に所属))

札幌

鹿島

浦和

大宮

千葉

F東京

東京V

川崎F

横浜FM

新潟

清水

磐田

名古屋

京都

G大阪

神戸

大分

20082007

J1平均

20082007

J2平均

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

仙台

山形

水戸

草津

横浜FC

湘南

甲府

岐阜

C大阪

広島

徳島

愛媛

福岡

鳥栖

熊本

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

J2J1単位:歳

単位:歳

単位:% 単位:%

山形

鹿島

20092008

リーグ平均

20092008

浦和

20092008

大宮

20092008

千葉

20092008

20092008

F東京

20092008

川崎F

20092008

横浜FM

20092008

新潟

20092008

清水

20092008

磐田

20092008

名古屋

20092008

京都

20092008

G大阪

20092008

神戸

20092008

広島

20092008

大分

20092008

20092008

J1単位:歳

札幌20092008

仙台20092008

水戸20092008

栃木20092008

草津20092008

東京V 20092008

横浜FC20092008

湘南20092008

甲府20092008

富山20092008

岐阜20092008

C大阪20092008

岡山20092008

徳島20092008

愛媛20092008

福岡20092008

鳥栖20092008

熊本20092008

12.011.8

13.011.8

16.615.9

8.115.1

9.910.6

17.916.9

9.210.8

14.014.2

14.714.3

15.715.4

11.811.0

14.714.4

13.111.6

11.912.9

14.011.5

12.711.3

7.87.6

12.28.6 *2

*2

*2

*3

*3

*4

*4

*3

12.49.7

11.411.9

14.511.2

9.912.0

14.314.0

12.616.7

20.015.0

16.115.2

17.514.5

13.610.8

13.27.7

11.710.2

9.611.9

14.614.3

16.816.7

12.7

8.7

J2

34.737.1

37.337.4

41.344.0

41.237.9

37.538.3

37.1

38.236.8

38.936.3

39.737.1

39.638.0

38.937.7

38.3

37.238.3

38.037.4

37.4

38.841.1

40.140.0

35.636.2

38.038.5

36.541.4

36.436.5

36.535.5

42.038.8

36.135.2

35.334.8

38.137.5

37.735.8

38.536.5

42.042.3

39.842.4

38.240.1

36.335.4

37.036.8

34.536.5

35.536.0

34.837.9

36.936.7

Page 2: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

性別

同伴者(クラブ別)

平均観戦頻度(2007/2008比較*1)平均年齢(2008/2009比較)

ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている2009年5月9日~10月18日スタジアム観戦者、11歳以上男女個人16,981名

有効回収数 16,052票(J1:8,470票 J2:7,582票)

筑波大学人間総合科学研究科准教授 仲澤 眞早稲田大学スポーツ科学学術院教授 原田 宗彦大阪体育大学体育学部准教授 藤本 淳也筑波大学人間総合科学研究科准教授 高橋 義雄

仙台大学スポーツ科学研究科准教授 永田 秀隆静岡産業大学経営学部講師 元 晶煜岐阜経済大学経営学部講師 大野 貴司びわこ成蹊スポーツ大学スポーツビジネスコース講師 吉田 政幸徳島大学総合科学部准教授 長積 仁日本文理大学経営経済学部講師 竹田 隆行鹿屋体育大学スポーツライフスタイル・マネジメント系助教 隅野 美砂輝有限会社レクリエーションサポート 荒深 裕規筑波大学人間総合科学研究科研究員 岩村 聡

スタジアム内における集合配布法を用いた質問紙調査法

山形 26 9月 19日 清水 NDスタ 12,270 403 368 98.5鹿島 25 9月 12日 川崎F カシマ 22,323 413 359 99.0浦和 27 9月 27日 横浜FM 埼玉 45,023 415 406 98.8大宮 24 8月 29日 鹿島 NACK 13,555 427 309 85.4千葉 11 5月 9日 広島 フクアリ 14,182 406 357 97.4柏 14 6月 20日 F東京 柏 10,266 403 342 97.3F東京 17 7月 12日 名古屋 味スタ 24,736 411 354 99.8川崎F 28 10月 4日 横浜FM 等々力 19,951 424 383 98.1横浜FM 29 10月 17日 名古屋 日産ス 22,046 406 340 99.0新潟 20 8月 1日 大宮 東北電ス 30,862 924 869 92.4清水 25 9月 12日 大宮 アウスタ 13,169 540 511 98.2磐田 20 8月 1日 千葉 ヤマハ 11,297 514 477 93.5名古屋 24 8月 29日 新潟 瑞穂陸 12,043 463 389 95.3京都 19 7月 26日 川崎F 西京極 9,002 475 420 97.1G大阪 17 7月 11日 清水 万博 18,549 481 384 96.2神戸 19 7月 25日 大宮 ホムスタ 8,651 486 400 97.8広島 25 9月 12日 横浜FM 広島ビ 12,126 426 390 85.2大分 18 7月 18日 浦和 九石ド 24,833 453 371 90.6 J1合計 8,470 7,429 平均95.1

対象クラブ 節 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数有効回収数

ホームクラブ応援者 (%)有効回収率

J1リーグ戦

札幌 25 7月 4日 水戸 札幌ド 22,707 457 392 91.4仙台 31 8月 1日 熊本 ユアスタ 13,785 405 378 98.1水戸 18 5月 30日 仙台 笠松 3,606 335 229 98.2栃木 30 7月 25日 草津 栃木グ 4,296 398 359 79.6草津 36 8月 30日 札幌 正田スタ 3,680 324 291 98.2東京V 45 10月 18日 水戸 味スタ 9,076 402 235 98.5横浜FC 25 7月 5日 湘南 ニッパ球 4,410 382 326 99.7湘南 30 7月 26日 徳島 平塚 6,503 467 418 93.4甲府 31 8月 2日 横浜FC 小瀬 12,107 375 356 98.4富山 37 9月 2日 C大阪 富山 4,145 458 389 98.5岐阜 38 9月 6日 湘南 長良川 3,782 472 385 94.4C大阪 25 7月 25日 仙台 長居 13,807 397 307 90.8岡山 15 5月 17日 愛媛 岡山 3,233 455 389 91.0徳島 22 6月 20日 横浜FC 鳴門大塚 4,896 459 355 91.8愛媛 39 9月 13日 徳島 ニンスタ 12,851 498 317 99.6福岡 33 8月 9日 C大阪 レベスタ 14,031 436 314 87.2鳥栖 28 7月 19日 仙台 ベアスタ 6,256 495 406 99.0熊本 30 7月 26日 福岡 熊本 5,865 367 336 87.4 J 2合計 7,582 6,182 平均93.9

対象クラブ 節 開催日 対戦クラブ スタジアム 入場者数 有効回収数有効回収数

ホームクラブ応援者 (%)有効回収率

J2リーグ戦

調査時期調査対象調査方法回収状況

協力

実査協力

対象試合

J1、J2合計 16,052 13,611 平均94.5

 Jリーグは2009シーズンに実施したスタジアム観戦者調査の集計結果(スタジアム来場者に対して行うアンケート調査、並びにオンライン調査)を発表した。今回は、「Jリーグとコミュニティ」などの項目を追加し、Jクラブの地域貢献度についての意識も調査。また、本格的な調査を始めた2001年以来初めて、観戦者の平均年齢が下がるなどの結果も出ている。調査の全結果は、Jリーグ公式ホームページ(http://www.j-league.or.jp)で閲覧できる。

Jリーグスタジアム観戦者調査 2009

「ホームクラブは、ホームタウンで大きな貢献をしている」というコメントに対して、観戦者全体の77.0%(41.1%+35.9%)が肯定的であった。クラブ別にみると、甲府が4.7ポイントと最も高く、次いで山形、鹿島、浦和、川崎F、清水(4.6)の観戦者に強く肯定する傾向がみられた。

観戦者の性別は、約6割(60.6%)が男性、約4割(39.4%)が女性であり、2008シーズンとほぼ同様の傾向であった。J1とJ2を比較すると、J1の方が女性構成比が高くなっていた(J1:男性=57.7, 女性=42.3 J2:同=64.0, 同=36.0)。J1では、大宮(68.1%)、名古屋(67.8%)と男性比率が高く、J2では湘南(73.2%)、水戸(71.6%)、岡山(71.0%)、熊本(70.5%)が男性比率が高かった。女性比率の高いクラブは磐田(50.5%)、横浜FM(48.5%)、G大阪(47.9%)であった。

年間の平均観戦頻度については、J1リーグの観戦者が12.0回、J2リーグの観戦者が13.0回となっていた。J1では、浦和(17.9回)、F東京(15.7回)の平均観戦頻度が、J2では、横浜FC(20.0回)、甲府(17.5回)、鳥栖(16.8回)、仙台(16.6回)の平均観戦頻度が高い傾向がみられた。開催試合数を考慮すると、J1の観戦者の方が、相対的に観戦頻度が高い傾向がみられた。

2008シーズンとの比較では、J1に昇格した山形(-2.4歳)と広島(-3.1歳)が、それぞれ平均年齢が下がっていた。

※平均値は、五段階評定尺度(大いにあてはまる:5~まったくあてはまらない:1)で求めたスコアである

J1山形

Jリーグ平均

鹿島浦和大宮千葉柏

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

J2

■■■

■■

4.6 65.8 29.070.4 21.664.5 28.1

40.5 47.1

30.3 44.6

64.9 28.128.8 47.1

63.1 30.026.8 39.7

63.2 27.7

36.7 46.3

37.2 47.6

4.3 0.9 0.0

1.4単位:%

単位:%

集計対象:全回答者(n=15,259)

集計対象:ホームクラブ応援者(n=12,866)

集計対象:ホームクラブ応援者(n=13,458)

大いにあてはまる

どちらともいえない まったくあてはまらないあてはまらないあてはまる

41.1 35.9 19.2 2.4

7.2 0.3 0.66.6 0.0 0.8

11.1 1.0 0.313.8 0.6 0.9

15.2 1.2 0.66.5 0.3 0.3

7.6 1.2 0.46.10.8 0.0

27.823.1 45.4 26.522.6 44.8 27.3

46.1 40.8 11.835.8 44.3 17.3

50.2 30.2 14.5

32.1 33.5 24.7

20.4 37.2 28.8

25.2 42.3 28.9

56.2 31.7 11.040.4 39.6 17.8

57.4 32.6 9.0

3.0 2.83.6 1.43.9 1.50.80.51.81.00.30.8

1.8 3.3

1.30.81.10.0

7.4 2.3

19.3 36.8 31.8 8.7 3.4

1.51.51.02.6

6.15.10.30.30.01.0

60.0 29.6 9.1

33.0 42.4 21.021.5 34.4 32.8

44.7 44.7 9.553.0 35.4 11.0

37.8 42.6 16.50.8 0.5

36.5 43.3 15.3 3.6 1.344.9 33.9 15.9 3.8 1.6

33.1 45.0 19.9 2.0 0.072.4 22.7 5.0 0.00.0

51.2 36.9 9.7 1.2 1.0

11.5 2.237.5 38.6 21.4 2.50.0

2.5 1.1

20.3 3.4 0.3

20.7 3.2 1.3

4.64.64.3

4.3

4.24.0

4.0

4.1

4.1

3.83.9

3.93.9

3.63.6

3.6

3.8

4.2

4.2

4.2

4.1

4.1

4.1

4.14.0

4.4

4.44.7

4.44.3

4.2

4.6

4.64.5

4.5

4.5

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

山形鹿島浦和大宮千葉柏

200120022003200420052006200720082009

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

■ ■

集計対象:ホームクラブ応援者(n=13,377)ひとり 友人 家族 その他

複数回答, 単位% 複数回答, 単位%

J2J1クラブ別

Jリーグ平均

札幌仙台水戸栃木草津東京V横浜FC湘南甲府富山岐阜C大阪岡山徳島愛媛福岡鳥栖熊本

山形鹿島浦和大宮千葉柏

F東京川崎F横浜FM新潟清水磐田

名古屋京都G大阪神戸広島大分

J2J1

男性女性 ■ ■ 男性 女性

61.5 38.5

58.2 41.8 55.1 44.959.4 40.671.6 28.468.6 31.4

60.1 39.960.4 39.668.7 31.373.2 26.8

60.1 39.962.0 38.063.6 36.462.9 37.171.0 29.065.4 34.6

56.5 43.557.0 43.065.0 35.070.5 29.5

56.5 43.556.9 43.168.1 31.9

58.3 41.761.9 38.155.6 44.461.4 38.6

51.5 48.557.2 42.857.8 42.2

49.5 50.567.8 32.2

59.6 40.452.1 47.960.3 39.857.2 42.852.3 47.7

37.740.942.341.841.140.538.839.4

62.359.157.758.258.959.561.260.6

集計対象:全回答者(2009:n=16,033 / 2008:n=14,452 / 2007:n=12,973 / 2006:n=12,937 / 2005:n=13,003 / 2004:n=12,131 / 2003:n=11,633 / 2002:n=19,270 / 2001:n=7,390)

クラブ別でみると、水戸(32.8%)、横浜FC(27.2%)、湘南(25.1%)に一人で観戦する割合が高い傾向がみられた。家族と観戦する割合が高い傾向のクラブは、札幌(75.1%)、徳島(64.9%)、甲府(6 4 . 4 %)、新潟(63.1%)であった。浦和は、友人と観戦する割合が59.1%と他のクラブと比較して際立って高い傾向であった。

集計対象:J1ホームクラブ応援者(2008 :n=6,703/2007:n=6,885)*1 2009シーズンの調査対象による2008シーズンの観戦実績と、2008シーズンの調査対象による2007シーズンの観戦実績を比較した*2 札幌、東京V、京都はJ2に所属(2007)

集計対象:J2ホームクラブ応援者(2008:n=4,853/2007 :n=3,969)*1 2009シーズンの調査対象による2008シーズンの観戦実績と、2008シーズンの調査対象による2007シーズンの観戦実績を比較した*3 横浜FC、甲府、広島はJ1に所属(2007)*4 岐阜、熊本は2008シーズンよりJリーグに入会(J2に所属)

12.0 37.7 2.753.3 9.3 21.1 3.675.1

13.1 34.3 3.553.6

32.8 19.7 0.9

20.2 1.747.5

14.2 40.5

36.0

2.151.6

23.1 29.5 5.649.1

27.2 25.1 3.745.5

25.1 28.7 2.951.1

11.7 27.1 4.364.4

17.8 35.8 6.543.4

19.3 29.9 2.754.3

16.1 32.2 3.353.0

21.3 35.5 3.343.2

12.0 24.9 3.364.9

7.0 33.2 6.061.7

13.5 38.9 3.253.7

21.4 26.6 2.253.0

18.5 29.5 2.454.5

48.9

7.9 36.8 5.156.5

6.2 59.1 7.237.2

17.5 30.4 3.257.0

16.8 37.5 3.947.3

16.2 35.3 4.149.1

12.4 34.7 7.353.4

11.7 36.8 5.258.7

12.1 43.1 0.952.5

10.6 33.3 1.563.1

8.8 38.0 5.161.0

10.5 38.5 4.252.2

16.5 33.9 1.051.9

17.3 34.9 5.148.9

10.8 43.8 2.449.6

13.7 38.2 1.850.1

12.4 38.1 0.059.5

11.4 43.5 3.554.3

■ ■ ■ ■

単位:回 単位:回

単位:回単位:回

集計対象:J1全回答者(2008 : n=7,782/2007 : n=7,878)

集計対象:J2全回答者(2008 : n=5,790/2007: n=4,969)

集計対象:全回答者(2009 : n=15,887/2008: n=14,281)

集計対象:ホームクラブ応援者(2009 : n=13,331/2008 : n=11,888)*栃木、富山、岡山は2009シーズンよりJリーグに入会(J2に所属))

札幌

鹿島

浦和

大宮

千葉

F東京

東京V

川崎F

横浜FM

新潟

清水

磐田

名古屋

京都

G大阪

神戸

大分

20082007

J1平均

20082007

J2平均

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

仙台

山形

水戸

草津

横浜FC

湘南

甲府

岐阜

C大阪

広島

徳島

愛媛

福岡

鳥栖

熊本

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

20082007

J2J1単位:歳

単位:歳

単位:% 単位:%

山形

鹿島

20092008

リーグ平均

20092008

浦和

20092008

大宮

20092008

千葉

20092008

20092008

F東京

20092008

川崎F

20092008

横浜FM

20092008

新潟

20092008

清水

20092008

磐田

20092008

名古屋

20092008

京都

20092008

G大阪

20092008

神戸

20092008

広島

20092008

大分

20092008

20092008

J1単位:歳

札幌20092008

仙台20092008

水戸20092008

栃木20092008

草津20092008

東京V 20092008

横浜FC20092008

湘南20092008

甲府20092008

富山20092008

岐阜20092008

C大阪20092008

岡山20092008

徳島20092008

愛媛20092008

福岡20092008

鳥栖20092008

熊本20092008

12.011.8

13.011.8

16.615.9

8.115.1

9.910.6

17.916.9

9.210.8

14.014.2

14.714.3

15.715.4

11.811.0

14.714.4

13.111.6

11.912.9

14.011.5

12.711.3

7.87.6

12.28.6 *2

*2

*2

*3

*3

*4

*4

*3

12.49.7

11.411.9

14.511.2

9.912.0

14.314.0

12.616.7

20.015.0

16.115.2

17.514.5

13.610.8

13.27.7

11.710.2

9.611.9

14.614.3

16.816.7

12.7

8.7

J2

34.737.1

37.337.4

41.344.0

41.237.9

37.538.3

37.1

38.236.8

38.936.3

39.737.1

39.638.0

38.937.7

38.3

37.238.3

38.037.4

37.4

38.841.1

40.140.0

35.636.2

38.038.5

36.541.4

36.436.5

36.535.5

42.038.8

36.135.2

35.334.8

38.137.5

37.735.8

38.536.5

42.042.3

39.842.4

38.240.1

36.335.4

37.036.8

34.536.5

35.536.0

34.837.9

36.936.7

Page 3: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

 18年目のシーズンとなるJリーグは今年、新たにギラヴァンツ北九州を仲間に迎え、37クラブでスタートします。 私は、2007年のJリーグキックオフカンファレンスで、2010年までに(年間の公式試合の)総入場者数を1,100万人にする「イレブンミリオン」プロジェクトを宣言しました。Jリーグにかかわる多くの方々とともに、ぜひこの目標を達成したいと思っています。そのための施策はいろいろと用意していますが、何より大切なのは、ピッチの上で戦う選手が最高のパフォーマンスを見せてくれることです。臆することなくトライ、チャレンジしてもらいたい。 一昨年から進めております「人づくり、夢づくり」。夢づくりの一つはスタジアムにあります。商業施設を併設し、365日にわたり人々でにぎわう素晴らしいスタジアム、街のシンボルになるスタジアム、「一度行ってみたい」「また行ってみたい」、そう感じられるスタジアムづくりを、精一杯の努力を重ねて取り組んでいきます。 さらに、地域の方々との絆を強くできるよう、Jリーグ百年構想を推進したいと考えています。社会貢献活動についても、より積極

的に取り組んでいきます。Jリーグを支えていただいているスポンサー、パートナー、報道関係の皆さま、そしてJリーグにかかわるすべての皆さまに、変わらぬご指導をいただきますようお願い申し上げます。(要約)

鬼武チェアマン オープニングスピーチ

「2010 Jリーグキックオフカンファレンス」開催37クラブの選手代表、監督が勢ぞろい。開幕ムードを盛り上げる

トピックス(1月2日~3月2日)

CSC インターンシップで有意義な職場体験。セカンドキャリアへ関心

 JリーグとJリーグ選手協会は2月1~3日、静岡県掛川市で「2010 Jリーグ新人研修 集合研修会」を開催した。新たにJクラブへ加入する新卒選手を対象に、Jリーグ開幕前に行われている恒例の研修会で、今回は該当選手のいないクラブを除く36クラブから97名の選手が参加。専門の講師陣から、Jリーグに関するさまざまなテーマを学んだ。 Jリーグの鬼武健二チェアマンによる開講のあいさつで幕を開けた研修会は、初日の1日、「Jリーグについて」「ドーピングについて」「PRコミュニケーションセミナー パート1」などの講義が行われ、夕食後には「フェアプレー(講習会)とルールテスト」を実施。翌2日は、「危機管理」「選手契約制度について」「PRコミュニケーションセミナー パート2」の講義を受け、夕食後には元Jリーグ選手の城彰二氏から、実体験に基づくプロサッカー選手の心構えなどを聴いた。

 PRコミュニケーションセミナーは、スポーツに精通したプロのキャスターなどが講師。元NHKアナウンサーで法政大学スポーツ健康学部教授の山本浩氏は、インタビューやスピーチの心構え、メディア対応などを講義した。また、昨年も講師を務めた青島健太氏は「大切なのは『礼節』『感謝』『謙虚』。その上で『個性』を出してほしい。いかにオリジナリティーを出すかが大事」と選手たちに語りかけた。 最終日の3日は、「税金について」「Jリーグ選手協会について」「キャリアサポートセンターについて」「toto(スポーツ振興くじ)について」を学び、研修会を終了。毎日の夕食前には自主トレの時間が設けられるなど、選手たちには充実した3日間となった。 昨年は参加できなかったガンバ大阪の宇佐美貴史は「あらためてプロとして身が引き締まる思い」と、研修会の感想を述べた。また、浦和レッズの宇賀神友弥も「選手がピッチに立

恒例のJリーグ新人研修会を実施。「プロとして身の引き締まる思い」新人選手

 Jリーグキャリアサポートセンター(CSC)の支援する「2009シーズン インターンシップ」がオフシーズン期間の2009年12月から2010年1月に実施された。インターンシップ(職場体験実習)は、Jリーグの選手がさまざまな職場に身を置き、実際の業務を体験するという活動。Jリーグ選手のキャリアを支援するCSCが、セカンドキャリアへの啓蒙を図るために行っている。2003年1月に始まり、8回目の実施となった。 今回は13名の選手が参加した。高校サッカー部の指導や広告代理店業務、革製品製造などのほか、ヴィンテージ古着店の店舗スタ

ッフ業務、お好み焼き店スタッフ業務を体験した選手も。川崎フロンターレの谷口博之は、元日本代表監督の二宮寛氏が経営するカフェ「葉山 パッパニーニョ」でカフェスタッフ業務を行い、カフェ経営に対する姿勢やサッカーにもつながるプロフェッショナル精神を学んだほか、サッカー人生に関するアドバイスも受けたという。 現在は第一線で活躍する選手たちも、いずれは引退後の生活を真剣に考える時期がやってくる。インターンシップの貴重な体験は、セカンドキャリアへの関心を高める有意義な機会となったことだろう。

プロ選手としての経験を若い選手たちに語る城氏

メディア対応のトレーニング。青島氏(左)はオリジナリティーを出すことを強調した開講初日、配布された資料に目を通す選手たち。プロ選手としての第一歩を踏み出した

二宮氏(右)についてカフェスタッフ業務を経験した谷口青島健太氏のインタビューに笑顔で答える北九州の与那城監督

多くの来場者で熱気があふれた第2部の会場。37クラブの選手、監督は、開幕カードごとに並んだブースで取材対応

今シーズンはダービーマッチが熱い。関西ダービーを戦う4チーム(写真左。神戸、C大阪、G大阪、京都)、九州ダービーを戦う5チーム(写真右。大分、熊本、鳥栖、北九州、福岡)の選手が闘志を燃やした

つにはいろいろな人が携わり、自分たちが輝けるのも皆さんのおかげだと分かった」と話した。プロサッカー選手として新たな人生の一歩を踏み出す若い選手たちが、競技力の向上はもちろん、この研修会をきっかけにしてプロとして、また社会人としての責任も自覚し、成長することが期待される。

 待望のリーグ戦開幕が近づき、新たな戦いへの熱気が日増しに高まる2月26日、都内のホテルで「2010 Jリーグキックオフカンファレンス」が開催された。Jリーグオフィシャルスポンサーをはじめとするパートナー、メディア、サッカー関係者などが多数集い、新シーズンの第一歩を踏み出す恒例の式典。会場は熱気にあふれ、開幕への期待感を一気に盛り上げた。 シアター形式の第1部は、鬼武健二Jリーグチェアマンのオープニングスピーチで幕を開け、クラブスローガンの紹介と共にJ2リーグ、J1リーグの順で各チームの監督が登場。今シーズ

ンからJリーグに入会したギラヴァンツ北九州の与那城ジョージ監督は「九州の皆さんが一つになって、この(入会という)結果を残すことができてうれしく思う」と、壇上でのインタビューに答えた。 パートナーの紹介映像を挟み、それぞれのユニフォームを身にまとった選手たちが決意に満ちた表情で姿を現すと、壇上は一気に臨戦モード。開幕カードごとに登場したJ1の選手たちは、固い握手を交わした。 会場を移した第2部は、全37クラブをはじめ、Jリーグ関連や特設ブースが設置され、ユニフ

ォーム姿の選手や監督がメディアの取材に熱心に対応。各クラブはイヤーブックや各種資料を配布し、アピールを行った。また、特設記者会見場では、翌日開催のFUJ I XEROX SUPER CUP 2010に出場する鹿島アントラーズ、ガンバ大阪の監督、選手の会見が行われ、AFCチャンピオンズリーグ2010出場チームの選手の取材対応、全国運動記者クラブが選ぶ2009年度最優秀選手となった小笠原満男(鹿島)の表彰、関西ダービーを戦う4チーム、九州ダービーを戦う5チームの写真撮影も実施された。

Page 4: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

 18年目のシーズンとなるJリーグは今年、新たにギラヴァンツ北九州を仲間に迎え、37クラブでスタートします。 私は、2007年のJリーグキックオフカンファレンスで、2010年までに(年間の公式試合の)総入場者数を1,100万人にする「イレブンミリオン」プロジェクトを宣言しました。Jリーグにかかわる多くの方々とともに、ぜひこの目標を達成したいと思っています。そのための施策はいろいろと用意していますが、何より大切なのは、ピッチの上で戦う選手が最高のパフォーマンスを見せてくれることです。臆することなくトライ、チャレンジしてもらいたい。 一昨年から進めております「人づくり、夢づくり」。夢づくりの一つはスタジアムにあります。商業施設を併設し、365日にわたり人々でにぎわう素晴らしいスタジアム、街のシンボルになるスタジアム、「一度行ってみたい」「また行ってみたい」、そう感じられるスタジアムづくりを、精一杯の努力を重ねて取り組んでいきます。 さらに、地域の方々との絆を強くできるよう、Jリーグ百年構想を推進したいと考えています。社会貢献活動についても、より積極

的に取り組んでいきます。Jリーグを支えていただいているスポンサー、パートナー、報道関係の皆さま、そしてJリーグにかかわるすべての皆さまに、変わらぬご指導をいただきますようお願い申し上げます。(要約)

鬼武チェアマン オープニングスピーチ

「2010 Jリーグキックオフカンファレンス」開催37クラブの選手代表、監督が勢ぞろい。開幕ムードを盛り上げる

トピックス(1月2日~3月2日)

CSC インターンシップで有意義な職場体験。セカンドキャリアへ関心

 JリーグとJリーグ選手協会は2月1~3日、静岡県掛川市で「2010 Jリーグ新人研修 集合研修会」を開催した。新たにJクラブへ加入する新卒選手を対象に、Jリーグ開幕前に行われている恒例の研修会で、今回は該当選手のいないクラブを除く36クラブから97名の選手が参加。専門の講師陣から、Jリーグに関するさまざまなテーマを学んだ。 Jリーグの鬼武健二チェアマンによる開講のあいさつで幕を開けた研修会は、初日の1日、「Jリーグについて」「ドーピングについて」「PRコミュニケーションセミナー パート1」などの講義が行われ、夕食後には「フェアプレー(講習会)とルールテスト」を実施。翌2日は、「危機管理」「選手契約制度について」「PRコミュニケーションセミナー パート2」の講義を受け、夕食後には元Jリーグ選手の城彰二氏から、実体験に基づくプロサッカー選手の心構えなどを聴いた。

 PRコミュニケーションセミナーは、スポーツに精通したプロのキャスターなどが講師。元NHKアナウンサーで法政大学スポーツ健康学部教授の山本浩氏は、インタビューやスピーチの心構え、メディア対応などを講義した。また、昨年も講師を務めた青島健太氏は「大切なのは『礼節』『感謝』『謙虚』。その上で『個性』を出してほしい。いかにオリジナリティーを出すかが大事」と選手たちに語りかけた。 最終日の3日は、「税金について」「Jリーグ選手協会について」「キャリアサポートセンターについて」「toto(スポーツ振興くじ)について」を学び、研修会を終了。毎日の夕食前には自主トレの時間が設けられるなど、選手たちには充実した3日間となった。 昨年は参加できなかったガンバ大阪の宇佐美貴史は「あらためてプロとして身が引き締まる思い」と、研修会の感想を述べた。また、浦和レッズの宇賀神友弥も「選手がピッチに立

恒例のJリーグ新人研修会を実施。「プロとして身の引き締まる思い」新人選手

 Jリーグキャリアサポートセンター(CSC)の支援する「2009シーズン インターンシップ」がオフシーズン期間の2009年12月から2010年1月に実施された。インターンシップ(職場体験実習)は、Jリーグの選手がさまざまな職場に身を置き、実際の業務を体験するという活動。Jリーグ選手のキャリアを支援するCSCが、セカンドキャリアへの啓蒙を図るために行っている。2003年1月に始まり、8回目の実施となった。 今回は13名の選手が参加した。高校サッカー部の指導や広告代理店業務、革製品製造などのほか、ヴィンテージ古着店の店舗スタ

ッフ業務、お好み焼き店スタッフ業務を体験した選手も。川崎フロンターレの谷口博之は、元日本代表監督の二宮寛氏が経営するカフェ「葉山 パッパニーニョ」でカフェスタッフ業務を行い、カフェ経営に対する姿勢やサッカーにもつながるプロフェッショナル精神を学んだほか、サッカー人生に関するアドバイスも受けたという。 現在は第一線で活躍する選手たちも、いずれは引退後の生活を真剣に考える時期がやってくる。インターンシップの貴重な体験は、セカンドキャリアへの関心を高める有意義な機会となったことだろう。

プロ選手としての経験を若い選手たちに語る城氏

メディア対応のトレーニング。青島氏(左)はオリジナリティーを出すことを強調した開講初日、配布された資料に目を通す選手たち。プロ選手としての第一歩を踏み出した

二宮氏(右)についてカフェスタッフ業務を経験した谷口青島健太氏のインタビューに笑顔で答える北九州の与那城監督

多くの来場者で熱気があふれた第2部の会場。37クラブの選手、監督は、開幕カードごとに並んだブースで取材対応

今シーズンはダービーマッチが熱い。関西ダービーを戦う4チーム(写真左。神戸、C大阪、G大阪、京都)、九州ダービーを戦う5チーム(写真右。大分、熊本、鳥栖、北九州、福岡)の選手が闘志を燃やした

つにはいろいろな人が携わり、自分たちが輝けるのも皆さんのおかげだと分かった」と話した。プロサッカー選手として新たな人生の一歩を踏み出す若い選手たちが、競技力の向上はもちろん、この研修会をきっかけにしてプロとして、また社会人としての責任も自覚し、成長することが期待される。

 待望のリーグ戦開幕が近づき、新たな戦いへの熱気が日増しに高まる2月26日、都内のホテルで「2010 Jリーグキックオフカンファレンス」が開催された。Jリーグオフィシャルスポンサーをはじめとするパートナー、メディア、サッカー関係者などが多数集い、新シーズンの第一歩を踏み出す恒例の式典。会場は熱気にあふれ、開幕への期待感を一気に盛り上げた。 シアター形式の第1部は、鬼武健二Jリーグチェアマンのオープニングスピーチで幕を開け、クラブスローガンの紹介と共にJ2リーグ、J1リーグの順で各チームの監督が登場。今シーズ

ンからJリーグに入会したギラヴァンツ北九州の与那城ジョージ監督は「九州の皆さんが一つになって、この(入会という)結果を残すことができてうれしく思う」と、壇上でのインタビューに答えた。 パートナーの紹介映像を挟み、それぞれのユニフォームを身にまとった選手たちが決意に満ちた表情で姿を現すと、壇上は一気に臨戦モード。開幕カードごとに登場したJ1の選手たちは、固い握手を交わした。 会場を移した第2部は、全37クラブをはじめ、Jリーグ関連や特設ブースが設置され、ユニフ

ォーム姿の選手や監督がメディアの取材に熱心に対応。各クラブはイヤーブックや各種資料を配布し、アピールを行った。また、特設記者会見場では、翌日開催のFUJ I XEROX SUPER CUP 2010に出場する鹿島アントラーズ、ガンバ大阪の監督、選手の会見が行われ、AFCチャンピオンズリーグ2010出場チームの選手の取材対応、全国運動記者クラブが選ぶ2009年度最優秀選手となった小笠原満男(鹿島)の表彰、関西ダービーを戦う4チーム、九州ダービーを戦う5チームの写真撮影も実施された。

Page 5: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

トピックス(1月2日~3月2日)

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会、総会で、2010年度(平成22年度)のJリーグ収支予算を承認した。

2010年度(平成22年度)収支予算について

2010年度(平成22年度)収支予算(総括表)

Ⅰ 事業活動収支の部 1. 事業活動収入 基本財産運用収入 入会金収入 会費収入 事業収入 協賛金収入 Jリーグ主管試合入場料収入 放送権料収入 商品化権料収入 その他事業活動収入計 2. 事業活動支出 事業費支出 リーグ運営経費支出 クラブへの配分金 その他 管理費支出事業活動支出計事業活動収支差額II 投資活動収支の部 1.投資活動収入 2.投資活動支出投資活動収支差額III 財務活動収支の部 1.財務活動収入計 2.財務活動支出計財務活動収支差額IV 予備費支出当期収支差額前期繰越収支差額次期繰越収支差額

①②③④

00

1,10511,5604,7151704,8896331,15312,664

11,8752,8847,2561,735667

12,542122

15021129 000

100151600751

020

1,08511,6214,7251785,255635828

12,726

12,2193,0707,2211,928686

12,905▲ 179

30655

▲ 625 0000

▲ 8031,403600

0▲ 2020

▲ 61▲ 10▲ 8

▲ 366▲ 2325▲ 62

▲ 344▲ 18635

▲ 193▲ 19▲ 363301

120▲ 634754 000

100954

▲ 803151

2010予算(A) 2009見込(B) 差額(A-B)科目単位:百万円

※四捨五入により、一部に合計の合わない個所があります。

 Jリーグは2月16日に開催した理事会で、松本山雅FC、S.C.相模原のJリーグ準加盟申請について審議した結果、両クラブのJリーグ準加盟を承認した。両クラブの概要については下記のとおり。

【参考】 他のJリーグ準加盟クラブ FC町田ゼルビア(2009年2月~) ガイナーレ鳥取 (2007年2月~) V・ファーレン長崎(2009年2月~)

Jリーグ準加盟審査結果について

 Jリーグは、法務省の人権擁護機関および地方公共団体が推進する人権啓発活動ネットワーク協議会と連携・協力した人権啓発活動に、スタジアムを中心としたさまざまな場所で協力することになった。Jリーグは2007年より法務局と連携・協力した人権啓発活動を実施している。Jリーグ百年構想の理念に賛同いただいた同活動は、「Jリーグ百年構想・子どもの人権プログラム」として全国で展開される予定。

S.C.相模原

法人名

所属リーグホームタウンホームスタジアム

所在地

株式会社 スポーツクラブ相模原代表取締役:望月 重良

神奈川県社会人サッカーリーグ1部

神奈川県相模原市(予定)

相模原麻溝公園競技場(予定)

松本山雅(まつもとやまが)FC

法人名

所属リーグホームタウンホームスタジアム

所在地

特定非営利活動法人アルウィンスポーツプロジェクト理事長:大月 弘士

長野県松本市浅間温泉2-12-12

神奈川県相模原市中央3-7-4 高橋第2ビル1F

日本フットボールリーグ(JFL)

長野県松本市(予定)

松本平広域公園総合球技場(予定)

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会、総会で、横浜マリノス株式会社 齋藤正治 前代表取締役社長のJリーグ理事退任を承認した。

理事退任について

 Jリーグは2月22日、「Jリーグ スタジアム検査要項」改定について公表した。【改定の狙い】①プロスポーツの「スタジアム」を追求する 従来の要項は、Jリーグ創設時の基準をベースに若干の修正を繰り返したもので、競技、運営などに項目が偏っており、「観客」の項目が非常に少ないため、必要な項目を追加した。また、あいまいな部分をより明確に、最低限の基準ではなく、あるべき姿とした。②AFCチャンピオンズリーグ(ACL)基準を充足 2009シーズンよりACLに4クラブが出場するようになり、ACLを戦うクラブは同大会のスタジアム基準を満たす必要があるため、これを加えた。③クラブライセンス制度とのリンク 2012年より審査導入予定のクラブライセンス制度にリンクした新基準を盛り込んだ。④将来像を踏まえた改定 欧米の先進事例や技術革新などを考慮し、Jクラブのホームスタジアムとしてふさわしい10年後の目指すべきスタジアム像を念頭に置いた改定とした。

【改定の概要】2009年版 68項目 → 2010年版 182項目※2010年版の検査項目については次号で掲載予定。

Jリーグ スタジアム検査要項を改定

理事退任氏名

所属理事在任期間

年齢(退任時)齋藤 正治(さいとう まさはる)59歳(1950年2月19日生)

横浜マリノス株式会社 前代表取締役社長

「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」 を後援

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会で、独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)と、株式会社ジェイリーグエンタープライズ(JLE)が、スポーツ振興パートナーシップ契約を締結することを承認した。totoの広告宣伝および販売促進活動を目的とした、Jリーグの管理するプロパティ(ロゴ、写真、映像など)を使用する権利、NAASHが行う広報活動へJリーグの協力を受ける権利などを付与する。

スポーツ振興パートナーシップ契約について

平成22年度(2010シーズン)スポーツ振興パートナーシップ契約

契約社 独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)株式会社ジェイリーグエンタープライズ(JLE)

契約期間 2010年2月1日~2011年1月31日

法務省人権啓発活動への協力について「Jリーグ百年構想・子どもの人権プログラム」

 2010年度早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)の特別選抜入学試験に、Jリーグから2名の選手が合格した。早稲田大学では、07年より人間科学部eスクールにスポーツ分野の特別選抜枠を設けており、10年度はJリーグの選手2名が応募し、合格が決定した。合格選手は今後、Jリーグ選手としてプレーを続けながら、通信課程で単位を取得する。

早稲田大学人間科学部eスクールにJリーグ所属選手2名が合格

早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)特別選抜枠 合格者

大﨑 淳矢 (おおさき じゅんや) サンフレッチェ広島森岡 亮太 (もりおか りょうた) ヴィッセル神戸

健康福祉科学科

 Jリーグは1月19日に開催した理事会で、以下の実行委員の変更承認、選任、および参与への推薦を承認した。

 Jリーグは2月16日に開催した理事会で、以下の実行委員の変更承認、および参与への推薦を承認した。

実行委員選任・参与推薦について

参与

実行委員(2010シーズン新入会クラブ) クラブ名

ギラヴァンツ北九州 横手 敏夫(よこて としお) 株式会社ニューウェーブ北九州 代表取締役社長

溝畑 宏 :(株)大分フットボールクラブ 前代表取締役社長実行委員在任期間:平成11年2 月~平成21年12月(10年10カ月)

実行委員クラブ名

大分トリニータ溝畑 宏

(株)大分フットボールクラブ前代表取締役社長

青野 浩志(あおの ひろし)(株)大分フットボールクラブ

代表取締役社長

ヴィッセル神戸安達 貞至

株式会社クリムゾンフットボールクラブ前代表取締役社長(現取締役副会長)

叶屋 宏一(かなや こういち)株式会社クリムゾンフットボールクラブ

代表取締役社長

変更前 変更後

参与都筑 興:アビスパ福岡株式会社 前代表取締役社長

実行委員在任期間:平成18年5 月~平成22年1月(3年8カ月)

実行委員クラブ名

アビスパ福岡都筑 興

アビスパ福岡株式会社前代表取締役社長

酒井 龍彦(さかい たつひこ)アビスパ福岡株式会社代表取締役専務

変更前 変更後

 Jリーグは、昨年に引き続き「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」ならびに、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」を後援した。 「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」は、2月13、14日に実施。ファジアーノ岡山、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖、九州学生選抜(九州大学リーグ)が参加した。

 また、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」は、2月20日に開催。一般市民を対象に毎年行っている平塚商工会議所青年部の継続事業で、湘南ベルマーレの2009シーズンの激闘ぶりや、U-23日本代表監督として北京オリンピック2008に出場し、現在は湘南ベルマーレを率いる反町康治監督のリーダー論などをトークショー形式で公開した。

 アジア地域のクラブチャンピオンを決める「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2010」が、2月23、24日に開幕した。日本からは鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島の4クラブが出場。4チームずつ8グループに分かれたグループステージは、ホーム&アウェイによる2回戦総当たりリーグ戦によって行われ、上位2位以内に入るとノックアウトステージに進出。決勝は11月13日(土)、昨年に続き国立競技場が舞台となる。この大会の優勝チームはAFC(アジアサッカー連盟)の代表として、12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される予定のFIFAクラブワールドカップに出場する。

 今大会に出場している4つのJクラブのうち、初戦を白星で飾ったのが鹿島。長春亜泰(中国)をホームに迎え、42分にMF中田浩二が挙げた先制点を守りきり、手堅く勝点3を手にした。昨年の大会初戦で鹿島を破った水原三星ブルーウィングス(韓国)と、アウェイで0-0と引き分けたのがG大阪。スコアレスドローながらも、西野朗監督は「しっかりとゲームをコントロールして戦った」と手応えを感じた様子だった。 韓国の強豪、城南一和とアウェイで対戦した川崎Fは0-2で敗戦。試合中にMF中村憲剛が下顎骨骨折の大けがを負うなど、厳しい船出となった。また、ACLに初出場となった広島は、ホームで山東魯能(中国)と対戦。終盤の77

AFCチャンピオンズリーグ2010開幕

4つのJクラブがアジア王座を目指す大会

ACLにおける日本のチームの成績

分に失点し、0-1で敗れた。 日本勢は07年に浦和レッズ、08年にG大阪がアジア制覇。昨年は名古屋グランパスの準決勝進出が最高で、今年は王座奪還が期待される。

約1年6カ月(2008年7月15日~2010年1月31日)

2002/2003 鹿島アントラーズ、清水エスパルスはグループステージ敗退 2004 横浜 F・マリノス、ジュビロ磐田はグループステージ敗退 2005 横浜 F・マリノス、ジュビロ磐田はグループステージ敗退 2006 ガンバ大阪、東京ヴェルディ1969(現 東京ヴェルディ)はグループステージ敗退 2007 浦和レッズは優勝、川崎フロンターレは準々決勝進出 2008 ガンバ大阪は優勝、浦和レッズは準決勝進出、鹿島アントラーズは準々決勝進出 2009 名古屋グランパスは準決勝進出、川崎フロンターレは準々決勝進出、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪はラウンド16進出鹿島はホームで1-0の白星スタート(9番は大迫)

ACL初出場の広島は惜敗(35番は中島)

Page 6: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

トピックス(1月2日~3月2日)

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会、総会で、2010年度(平成22年度)のJリーグ収支予算を承認した。

2010年度(平成22年度)収支予算について

2010年度(平成22年度)収支予算(総括表)

Ⅰ 事業活動収支の部 1. 事業活動収入 基本財産運用収入 入会金収入 会費収入 事業収入 協賛金収入 Jリーグ主管試合入場料収入 放送権料収入 商品化権料収入 その他事業活動収入計 2. 事業活動支出 事業費支出 リーグ運営経費支出 クラブへの配分金 その他 管理費支出事業活動支出計事業活動収支差額II 投資活動収支の部 1.投資活動収入 2.投資活動支出投資活動収支差額III 財務活動収支の部 1.財務活動収入計 2.財務活動支出計財務活動収支差額IV 予備費支出当期収支差額前期繰越収支差額次期繰越収支差額

①②③④

00

1,10511,5604,7151704,8896331,15312,664

11,8752,8847,2561,735667

12,542122

15021129 000

100151600751

020

1,08511,6214,7251785,255635828

12,726

12,2193,0707,2211,928686

12,905▲ 179

30655

▲ 625 0000

▲ 8031,403600

0▲ 2020

▲ 61▲ 10▲ 8

▲ 366▲ 2325▲ 62

▲ 344▲ 18635

▲ 193▲ 19▲ 363301

120▲ 634754 000

100954

▲ 803151

2010予算(A) 2009見込(B) 差額(A-B)科目単位:百万円

※四捨五入により、一部に合計の合わない個所があります。

 Jリーグは2月16日に開催した理事会で、松本山雅FC、S.C.相模原のJリーグ準加盟申請について審議した結果、両クラブのJリーグ準加盟を承認した。両クラブの概要については下記のとおり。

【参考】 他のJリーグ準加盟クラブ FC町田ゼルビア(2009年2月~) ガイナーレ鳥取 (2007年2月~) V・ファーレン長崎(2009年2月~)

Jリーグ準加盟審査結果について

 Jリーグは、法務省の人権擁護機関および地方公共団体が推進する人権啓発活動ネットワーク協議会と連携・協力した人権啓発活動に、スタジアムを中心としたさまざまな場所で協力することになった。Jリーグは2007年より法務局と連携・協力した人権啓発活動を実施している。Jリーグ百年構想の理念に賛同いただいた同活動は、「Jリーグ百年構想・子どもの人権プログラム」として全国で展開される予定。

S.C.相模原

法人名

所属リーグホームタウンホームスタジアム

所在地

株式会社 スポーツクラブ相模原代表取締役:望月 重良

神奈川県社会人サッカーリーグ1部

神奈川県相模原市(予定)

相模原麻溝公園競技場(予定)

松本山雅(まつもとやまが)FC

法人名

所属リーグホームタウンホームスタジアム

所在地

特定非営利活動法人アルウィンスポーツプロジェクト理事長:大月 弘士

長野県松本市浅間温泉2-12-12

神奈川県相模原市中央3-7-4 高橋第2ビル1F

日本フットボールリーグ(JFL)

長野県松本市(予定)

松本平広域公園総合球技場(予定)

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会、総会で、横浜マリノス株式会社 齋藤正治 前代表取締役社長のJリーグ理事退任を承認した。

理事退任について

 Jリーグは2月22日、「Jリーグ スタジアム検査要項」改定について公表した。【改定の狙い】①プロスポーツの「スタジアム」を追求する 従来の要項は、Jリーグ創設時の基準をベースに若干の修正を繰り返したもので、競技、運営などに項目が偏っており、「観客」の項目が非常に少ないため、必要な項目を追加した。また、あいまいな部分をより明確に、最低限の基準ではなく、あるべき姿とした。②AFCチャンピオンズリーグ(ACL)基準を充足 2009シーズンよりACLに4クラブが出場するようになり、ACLを戦うクラブは同大会のスタジアム基準を満たす必要があるため、これを加えた。③クラブライセンス制度とのリンク 2012年より審査導入予定のクラブライセンス制度にリンクした新基準を盛り込んだ。④将来像を踏まえた改定 欧米の先進事例や技術革新などを考慮し、Jクラブのホームスタジアムとしてふさわしい10年後の目指すべきスタジアム像を念頭に置いた改定とした。

【改定の概要】2009年版 68項目 → 2010年版 182項目※2010年版の検査項目については次号で掲載予定。

Jリーグ スタジアム検査要項を改定

理事退任氏名

所属理事在任期間

年齢(退任時)齋藤 正治(さいとう まさはる)59歳(1950年2月19日生)

横浜マリノス株式会社 前代表取締役社長

「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」 を後援

 Jリーグは、2月16日に開催した理事会で、独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)と、株式会社ジェイリーグエンタープライズ(JLE)が、スポーツ振興パートナーシップ契約を締結することを承認した。totoの広告宣伝および販売促進活動を目的とした、Jリーグの管理するプロパティ(ロゴ、写真、映像など)を使用する権利、NAASHが行う広報活動へJリーグの協力を受ける権利などを付与する。

スポーツ振興パートナーシップ契約について

平成22年度(2010シーズン)スポーツ振興パートナーシップ契約

契約社 独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)株式会社ジェイリーグエンタープライズ(JLE)

契約期間 2010年2月1日~2011年1月31日

法務省人権啓発活動への協力について「Jリーグ百年構想・子どもの人権プログラム」

 2010年度早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)の特別選抜入学試験に、Jリーグから2名の選手が合格した。早稲田大学では、07年より人間科学部eスクールにスポーツ分野の特別選抜枠を設けており、10年度はJリーグの選手2名が応募し、合格が決定した。合格選手は今後、Jリーグ選手としてプレーを続けながら、通信課程で単位を取得する。

早稲田大学人間科学部eスクールにJリーグ所属選手2名が合格

早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)特別選抜枠 合格者

大﨑 淳矢 (おおさき じゅんや) サンフレッチェ広島森岡 亮太 (もりおか りょうた) ヴィッセル神戸

健康福祉科学科

 Jリーグは1月19日に開催した理事会で、以下の実行委員の変更承認、選任、および参与への推薦を承認した。

 Jリーグは2月16日に開催した理事会で、以下の実行委員の変更承認、および参与への推薦を承認した。

実行委員選任・参与推薦について

参与

実行委員(2010シーズン新入会クラブ) クラブ名

ギラヴァンツ北九州 横手 敏夫(よこて としお) 株式会社ニューウェーブ北九州 代表取締役社長

溝畑 宏 :(株)大分フットボールクラブ 前代表取締役社長実行委員在任期間:平成11年2 月~平成21年12月(10年10カ月)

実行委員クラブ名

大分トリニータ溝畑 宏

(株)大分フットボールクラブ前代表取締役社長

青野 浩志(あおの ひろし)(株)大分フットボールクラブ

代表取締役社長

ヴィッセル神戸安達 貞至

株式会社クリムゾンフットボールクラブ前代表取締役社長(現取締役副会長)

叶屋 宏一(かなや こういち)株式会社クリムゾンフットボールクラブ

代表取締役社長

変更前 変更後

参与都筑 興:アビスパ福岡株式会社 前代表取締役社長

実行委員在任期間:平成18年5 月~平成22年1月(3年8カ月)

実行委員クラブ名

アビスパ福岡都筑 興

アビスパ福岡株式会社前代表取締役社長

酒井 龍彦(さかい たつひこ)アビスパ福岡株式会社代表取締役専務

変更前 変更後

 Jリーグは、昨年に引き続き「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」ならびに、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」を後援した。 「第14回北九州市長杯争奪 北九州招待サッカー大会」は、2月13、14日に実施。ファジアーノ岡山、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖、九州学生選抜(九州大学リーグ)が参加した。

 また、公開セミナー「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」は、2月20日に開催。一般市民を対象に毎年行っている平塚商工会議所青年部の継続事業で、湘南ベルマーレの2009シーズンの激闘ぶりや、U-23日本代表監督として北京オリンピック2008に出場し、現在は湘南ベルマーレを率いる反町康治監督のリーダー論などをトークショー形式で公開した。

 アジア地域のクラブチャンピオンを決める「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2010」が、2月23、24日に開幕した。日本からは鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島の4クラブが出場。4チームずつ8グループに分かれたグループステージは、ホーム&アウェイによる2回戦総当たりリーグ戦によって行われ、上位2位以内に入るとノックアウトステージに進出。決勝は11月13日(土)、昨年に続き国立競技場が舞台となる。この大会の優勝チームはAFC(アジアサッカー連盟)の代表として、12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される予定のFIFAクラブワールドカップに出場する。

 今大会に出場している4つのJクラブのうち、初戦を白星で飾ったのが鹿島。長春亜泰(中国)をホームに迎え、42分にMF中田浩二が挙げた先制点を守りきり、手堅く勝点3を手にした。昨年の大会初戦で鹿島を破った水原三星ブルーウィングス(韓国)と、アウェイで0-0と引き分けたのがG大阪。スコアレスドローながらも、西野朗監督は「しっかりとゲームをコントロールして戦った」と手応えを感じた様子だった。 韓国の強豪、城南一和とアウェイで対戦した川崎Fは0-2で敗戦。試合中にMF中村憲剛が下顎骨骨折の大けがを負うなど、厳しい船出となった。また、ACLに初出場となった広島は、ホームで山東魯能(中国)と対戦。終盤の77

AFCチャンピオンズリーグ2010開幕

4つのJクラブがアジア王座を目指す大会

ACLにおける日本のチームの成績

分に失点し、0-1で敗れた。 日本勢は07年に浦和レッズ、08年にG大阪がアジア制覇。昨年は名古屋グランパスの準決勝進出が最高で、今年は王座奪還が期待される。

約1年6カ月(2008年7月15日~2010年1月31日)

2002/2003 鹿島アントラーズ、清水エスパルスはグループステージ敗退 2004 横浜 F・マリノス、ジュビロ磐田はグループステージ敗退 2005 横浜 F・マリノス、ジュビロ磐田はグループステージ敗退 2006 ガンバ大阪、東京ヴェルディ1969(現 東京ヴェルディ)はグループステージ敗退 2007 浦和レッズは優勝、川崎フロンターレは準々決勝進出 2008 ガンバ大阪は優勝、浦和レッズは準決勝進出、鹿島アントラーズは準々決勝進出 2009 名古屋グランパスは準決勝進出、川崎フロンターレは準々決勝進出、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪はラウンド16進出鹿島はホームで1-0の白星スタート(9番は大迫)

ACL初出場の広島は惜敗(35番は中島)

Page 7: Jリーグスタジアム観戦者調査 2009 · 2015. 1. 30. · 性別 同伴者 (クラブ別) 平均年齢(2008/2009比較) 平均観戦頻度(2007/2008比較*1)

「Jリーグニュース」は100% 再生紙を使用しています。

 Jリーグは、スタジアムで提供する「極上のライブエンターテインメント」である試合での選手のぶつかり合いを、鍛え抜かれた男たちの肉体で表現した、新しいテレビコマーシャル(CM)「男を競え。」篇の放映を2010年2月3日より開始した。  今回のCMは、喜びの源泉であるゲームが「極上のライブエンターテインメント」であることを、選び抜かれた男たちが鍛え抜かれた艶やかな肉体を武器に、世界を目指して戦い抜いている映像を中心に構成。ナレーターにはドラマ「不毛地帯」、「特上カバチ!!」などで活躍中の俳優 遠藤憲一氏を起用し、その渋く低い声色で、ピッチ上でぶつかる「情熱と情熱」、「意地と意地」、「野心と野心」そして「美学と美学」を表現した。

2010Jリーグ「極上のライブエンターテインメント」を表現した新テレビコマーシャル『男を競え。』篇の放映開始

 Jリーグは、テレビや雑誌でおなじみの女性タレント、木下優樹菜さんを「2010Jリーグ特命PR部長」に任命した。若い女性をはじめ幅広い層に人気のある木下さんを特命PR部長に任命したのは、Jリーグの魅力をPRしてもらうことで、一人でも多くの方にスタジアムへご来場いただき、年間の公式試合総入場者数を1,100万人にするという「イレブンミリオン」プロジェクトの目標を達成するため。 3月2日にはJFAハウスで就任記者発表会を開催(写真下)。鬼武健二Jリーグチェアマンは「若い方々にスタジアムへお越しいただけるよう、(PR活動を)よろしくお願いします」と期待を述べ、木下さんも「もっと多くの女性に(Jリーグの試合を)見てもらい、楽しんでもらいたい。やりがいのある仕事で、頑張ります」と話した。

2010Jリーグ特命PR部長に木下 優樹菜さんが就任!

 より魅力ある試合展開のために、選手だけでなくファン・サポーターにもフェアプレーの理解を深めるため、Jリーグは今年もフェアプレー告知活動を展開する。スタジアム内でのアナウンスや映像をはじめ、2007シーズンより実施している、出場選手全員がフェアプレーフラッグにサインする「フェアプレーの誓い」も、引き続きJリーグの公式試合で実施する。

 Jリーグは、2月26日より2010シーズンの試合速報・試合日程・順位などを、個人のブログ上で簡単にチェックできる「Jリーグ公式 ブログパーツ」の無料配信を開始した。 これは、個人ブログのサイドバーなどに「Jリーグ公式 ブログパーツ」を表示させることで、Jリーグの試合速報をはじめ、最新の試合日程、結果、順位などの情報が自動的に配信される、利便性の高いツールとなっている。 合わせて、2009シーズンに公開した 「Jリーグ公式 ウィジェット/ガジェット」の2010シーズン版も、試合中の得点経過を表示する新機能を加えて、同時に配信している。

「Jリーグ公式 ブログパーツ」が誕生!

Jリーグはいつもフェアプレーと共に

【Jリーグ公式 ブログパーツ】■デザイン:Jリーグ全37クラブバージョンおよび、リーグ戦日程表、リーグ戦順位表の全39種類■主な機能:試合速報(クラブバージョンには試合中の得点経過も掲載)、試合日程、順位、チケット情報、TV中継情報など■対象試合:Jリーグ J1・J2リーグ戦、Jリーグヤマザキナビスコカップ、FUJI XEROX SUPER CUP※Jリーグ公式ブログパーツの設置方法や機能などの詳細は、Jリーグ公式ホームページ(http://www.j-league.or.jp/)を参照のこと。

Jリーグの歴史を1冊に凝縮したイヤーブックを今年も発行。2009シーズンまでの全記録を網羅。全37クラブデータ/ゲームテーブル2009 /過去の大会/通算記録ほか定価:2,000 円(本体 1,905 円)

●発行:社団法人 日本プロサッカーリーグ●発売:株式会社コナミデジタルエンタテインメント●お問い合わせ:株式会社コナミデジタルエンタテインメント・ブックセンター     TEL 03-5771-0383(受付時間/10:00~16:00 土・日・祝日除く)

ファン・サポーター必携のJ1・J2 全37クラブのオールカラー公式ガイド。チェアマンインタビュー/特別コラム/全クラブ選手名鑑/スタジアムガイドなど定価:1,500円(本体1,429円)

J.LEAGUEYEARBOOK 2010

J.LEAGUE OFFICIALFANS, GUIDE 2010

※Jリーグ公式 ブログパーツ イメージ

トピックス(1月2日~3月2日)