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食品配布の準備中 令和2年 7 月 新版 Vol.38 秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」 あきた中央市民活動サポートセンター情報誌 発行:NPO法人あきたパートナーシップ Kadare 新型コロナウィルス感染症拡大の影響による生 活の変化は広範囲に及び、以前から生活が苦しい 人たちは状況がより逼迫しています。 一般社団法人フードバンクあきたでは、現在、生 活困窮者等を対象に食品の配布等の支援を行って います。代表の林多実さんによると、ひとり親世帯 や、就業し自活している障がい者が特に収入低下と なりやすく、支援の要請が多くなったということで、 学生を含め、今後も引き続き支援してゆく予定で す。 同法人ではSNSの利活用にも力を入れており、 Facebookで最新の活動状況を掲載しています。 特集 「秋田の課題に向き合って」 その① 秋田で身も心も元気に暮らす ●NPOなう サポセン(サポートセンター)を使い倒そう ●活動ウォッチング  追分フェスタ  NPO 法人秋田県就労・生活自立サポートセンター あきたスギッチファンド情報  ファンドレイジング ( 資金調達 ) を考える Information これから応募できる助成金情報 新 NPO 紹介 あきた乾癬友の会  秋田県 SDGs協会

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  • 食品配布の準備中

    令和2年 7月 新版 Vol.38

    秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」あきた中央市民活動サポートセンター情報誌発行:NPO法人あきたパートナーシップ

    Kadare

     新型コロナウィルス感染症拡大の影響による生活の変化は広範囲に及び、以前から生活が苦しい人たちは状況がより逼迫しています。 一般社団法人フードバンクあきたでは、現在、生活困窮者等を対象に食品の配布等の支援を行っています。代表の林多実さんによると、ひとり親世帯や、就業し自活している障がい者が特に収入低下となりやすく、支援の要請が多くなったということで、学生を含め、今後も引き続き支援してゆく予定です。 同法人ではSNSの利活用にも力を入れており、Facebookで最新の活動状況を掲載しています。

    ● 特集 「秋田の課題に向き合って」         ~ その① 秋田で身も心も元気に暮らす ~

    ●NPOなう サポセン(サポートセンター)を使い倒そう●活動ウォッチング ●追分フェスタ ●NPO法人秋田県就労・生活自立サポートセンター● あきたスギッチファンド情報 ●ファンドレイジング ( 資金調達 ) を考える● Information これから応募できる助成金情報● 新NPO紹介 ●あきた乾癬友の会 ●秋田県 SDGs協会

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    特集

     県では、健康寿命日本一に向けた県民運動を推進するため、平成29年7月にその推進母体となる「秋田県健康づくり県民運

    動推進協議会」を設立し、官民協働で健康寿命の延伸に取り組んでいます。また、それぞれの民間団体も様々なアプローチから、

    高齢者を含めた多くの県民に対して心身共に健康を維持するための様々な取組を展開しています。

    秋田の課題に向き合って~ その① 秋田で身も心も元気に暮らす ~

    中島台レクリェーションの森トレッキング

    音楽に合わせて心地よい汗をかきます

    ウォーキングを通して健康と交流を 秋田県内にはウォーキングに適した地域がたくさんありま

    す。このコースを自分たち仲間で楽しむだけでなく、県内外の

    人々に呼び掛けて一緒に歩き、自然の楽しさを満喫するとと

    もに病に負けない免疫力づくりに役立てていただきたい、ま

    たそのことによって観光交流人口の拡大も目指し、地域社会

    活性化に寄与するというのがこのNPO法人の設立趣旨で

    す。

     法人設立は昨年10月ですが、それまでも広く市民に呼び

    かけ、県内のウォーキングコースを歩くとともに、全国の

    ウォーキングコースや大会に出かけ、健康づくりと交流に努

    めてきました。

     月例ウォークに参加した人へのスタンプ制度や全回参加し

    た人への表彰制度などを設け、楽しく継続できるような工夫

    をしています。

    免疫力アップで健康なからだ作り 今年度は市内の川沿いのウォーキングから始め、県内の

    コースのみでなく県外のコース(宮城、埼玉等)でのウォーキン

    グなどを企画しています。コースも7~8キロコースから35

    キロ程度を歩くコースなどバラエティに富んだものを、月2回

    程度楽しみます。ウォーキングには必ずリーダー、スィー

    パー、アンカーと呼ばれるスタッフを3か所に配置、安全に配

    慮をします。また、フィールドに出かけるだけでなく、屋内の

    ナイスアリーナ・ランニングコースを利用しての健康ウォーク

    も行います。

     新型コロナウィルス感染拡大防止のため、県外へ出かけた

    スタッフは2週間自宅待機をしたのち活動に参加したり、参

    加者の感染防止等を考えるなどの配慮しながら、今後も、少

    しずつ活動の場を広げていく予定です。  

     また、法人格を取得したので、今後も継続的な活動を行う

    とともに、事務局の仕事の確認や整理、NPO法人会計の勉

    強、助成金獲得についての情報収集等、やらなくてはならな

    いことは山積みですが、楽しみながらの健康増進にこれから

    も寄与していきたいと考えています。

    ●連絡先 090-3124-2589

    NPO法人秋田・由利本荘にかほウォーキング協会理事長 工藤次郎さん

    運動が苦手、という人にこそ 森本さんは、秋田県のCB (コミュニティビジネス) 立ち上

    げ支援のための補助金を受け、一人ひとりの体調に配慮した

    健康回復や体力づくりのパーソナルトレーニングをしていま

    すが、その活動とは別に、中高年向けの体力づくりのグルー

    プレッスンを行っています。これは「運動をしたほうがいいと

    いうことはわかっているけれどフィットネスクラブは敷居が

    高い」と感じている人、「運動に苦手意識を持っている人」な

    どに呼び掛けて、生涯自分の足で歩いて、自立した生活を送

    ることができるようにと体操を行っているものです。正味60

    分程度の活動のはじめ20分間は筋トレをしますが、それも一

    人ひとり無理のない範囲で、できないことは無理をしてまで

    しないでと決めています。体調の悪いときや都合がつかない

    ときは無理をしないことが基本です。筋トレやストレッチの

    やり方、その効果、どんな人にこの体操は効くのか、この体操

    をする必要性は何か、きちんと話をしながらの運動を毎回8

    体力づくり教室代表 森本さおりさん

  • 3

    五城目町では軽体操や脳トレをしました

    指を使い声を出し合いながら和気あいあいと

    人から15人で行っています。

    歳を重ねても自立した生活を 代表の森本さんは、生涯にわたって生き生きと暮らすため

    には、「体を動かす」「人と会う」「人と話す」ということがとて

    も大事なので、その場所の提供をしたいとこの週1回の活動

    を4年ほど前から続けています。

     今年は、新型コロナウィルス感染症対策のための施設の利

    用制限があり、活動がいつも通りには行えなかったのです

    が、久しぶりに再開したこの日、アップテンポの森本さんの掛

    け声に呼応して1時間ほど汗を流した参加者の一人は、「運動

    の必要性や自分への影響がよく分かったので、これからも続

    けていきたい」と話していました。運動だけでなく、日常の他

    愛もないおしゃべりができる場としても、皆さん、楽しんで参

    加しています。

    ●連絡先 080-4512-0742

     自主活動のひとつには厚生労働省で推奨している「いきい

    き百歳体操」の普及があります。今年度は新型コロナウィル

    ス感染症対策のため5月まで休止していましたが、その後は

    能代市、秋田市、由利本荘市などでDVDを見ながら、あるい

    は口の体操などと組み合わせながら、コミュニティセンター

    等で行っています。また、昨年度はこれまでの活動の記録等

    をまとめる「埋もれているものを輝く宝にしよう」事業を行

    いました。これは秋田県の昭和20年代からの保健師の活動

    や、それにまつわる活動記録や資料、制服や訪問カバンな

    ど、保健師活動の歴史がわかるものとなりました。

    専門知識があればこその活動 また、高齢者対象の活動では、市町村の健康診断を受けて

    いない人などを訪問して、健康に関するアドバイスをするこ

    とも大事な仕事になっていますが、会長の佐藤さんは「専門

    職として高齢者お一人お一人の実態にあった支援ができると

    いうことは、本当にありがたいことです」と言います。現職の

    保健師の忙しさを助けることができますし、ゆずり葉の会の

    メンバーと地域で暮らす中高年の方々は、お互い高齢になっ

    た者同志なので、ゆとりをもって接することができます。新型

    コロナウィルスに関する相談センターにも医師会からの依頼

    により、会から11名の会員が協力をしています。昨年度はモ

    デル事業としてかかわった「高齢者の保健事業と介護予防の

    一体的実施」事業に関して、今年度も市町村への協力を積極

    的に行い、訪問や小グループでの活動を進める予定です。 

    ●連絡先:ゆずり葉の会事務局 

    [email protected]

    35年になりました この会は昭和57年、県民の健康のため自分たちの専門知

    識や技術を役立てたい、また、お互いの親睦も深めたいと全

    県の定年退職をした保健師らが集まって立ち上げました。今

    では秋田県全域の、平均年齢70歳の会員85名が7つの支部

    に分かれて活動を続けています。

     活動には会費を出し合いながら行う自主事業と行政や医

    師会等からの委託や協力要請による活動があります。

    秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会会長 佐藤潤子さん

    今年度は秋田県の喫緊の課題に、市民活動として取り組んでいる団体に焦点を当ててご紹介いたします。第1回目は「高齢

    化社会」にありながら、どうすればその人らしく生き生きと生活ができるのか、心身両面で支えている3つの団体について

    掲載いたしました。ウォーキングや体操を通じて、あるいは保健師という専門職として、中高年の方々に寄り添う方法は

    様々ですが、日々工夫をしながら、やりがいをもって活動している様子をうかがうことができます。

  • 4

    NPO なう

     あきた中央市民活動サポートセンター(略してサポセン)は

    遊学舎の中にあり、市民活動を進めるうえで皆さんのお役に

    立ちたいと様々な機能を準備しています。是非、ご活用くだ

    さい。

     TEL 018-829-5801 FAX 018-829-5803

     E-mail [email protected]

    遊学舎に行ってサポセンを使い倒そう

     秋田県内の団体についての情報があります。「こん

    なNPOはあるの?」「〇〇がしたいのだけど、どんな

    NPOがあるの?」など。また、NPO法人設立の方法、

    助成金情報、ファンド情報、NPO法の変更などお問い

    合わせください。

     活動をしていく中で分からないことがたくさん出て

    くると思います。「NPO法人化すると税金はかかる

    の?」「どこからか補助金はもらえるの?」「NPOの決

    算書はどのように作るの?」「NPO法人は儲けてもい

    いの?」「NPO法人の手続きって大変?」などなど。日

    ごろの疑問をどんどんお寄せください。

     「最近こんな活動を考えているのだけれど、どうし

    たらいい?」「一緒にコラボして活動できる人や団体は

    ない?」「活動のための場所を探しているのだが」「活

    動に行き詰ってしまったのだけれど」等々、一緒に考

    えることで先に進めるかもしれません。NPO法人、市

    民活動団体、企業や行政の皆様も、市民活動に関心を

    お寄せくださる方はどなたでもどうぞ。

     右の写真の他にも食工房や木工房などあります。

    予約が必要なものもありますので、一度お電話でお問

    い合わせください。

    疑問にお応えします

    活動の場を提供します

    一緒に考えます

    情報の提供をします

    そうだ!

    (写真参照)

    こちらはフリースペース。打ち合わせや調べものに使えます

    県民ギャラリーは、活動発表や作品展示に

    印刷機、コピー機、帳合機などがあります

    有料の会議室、研修室、和室等あります

    団体ブースは団体の事務所として使えます

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    地域のニーズに耳を傾け、子どもも大人も楽しめる活動を追分フェスタ(代表 佐藤存さん・潟上市)

     この活動が行われているのは秋田市と潟上市にま

    たがる主に追分地域です。代表の佐藤さんがここに転

    居してきた頃は新興住宅地が広がり、お互いの顔が見

    えないことに寂しさを感じたと言います。この土地に

    移り住んできた方々と元々住まわれている地域の方々

    を巻き込んで、年数回のイベントを企画実行してきま

    した。2010年から続いている活動は、「地域交流パー

    ティー」「かがく遊び教室」「地引網」「避難所体験」「体

    育会」「スキャベンジャーハント(ゴミを拾いながら、L

    INEと地図を使いチェックポイントをめぐるフォトロ

    ゲ—ション)」などと実に様々。毎回30~150人の参

    加者がいます。当初は子ども中心のイベントでしたが、

    最近は大人や外国人も参加できる「大人の社会科見学

    バスツアー」や勉強会なども行っており、地域にある

    資源を学び楽しむだけでなく、イベントをきっかけに

    地域の人々が交流できるような活動をしています。

     今年も地元、潟上市を回り、農業指導者の石川理紀

    之助について学んだり、醸造会社や佃煮工場を見学す

    るバスツアーを企画していましたが、新型コロナウィ

    ルス感染症拡大防止のため中止せざるを得ませんでし

    た。今後は既存の団体や女性の力を借りたり、協働し

    たりしながら、学校や町内、行政区を越えたネットワー

    クを作るなど、活動の幅を広げていきたいと考えてい

    ます。

    (連絡先 [email protected]

    困っている人の相談に乗り自立に向けて支援しますNPO法人秋田県就労・生活自立サポートセンター(理事長 鎌田亮さん・秋田市)

     この法人の何よりの強みは専門家が集まっていると

    いうことです。法人の設立は2013年10月ですが、ハ

    ローワークなどで職業相談や職業紹介の経験がある

    人たちが、退職後、何か社会貢献をしたいと集まりま

    した。心理相談員、産業保健相談員、キャリアコンサル

    タント、不登校対応専門カウンセラー、幼稚園教諭、保

    育士等様々な方々による就職支援セミナーや就職前

    講座を行ってきました。

     現在は、秋田市から「秋田市地域自殺対策強化事

    業」の補助金を得て事業を行っています。一つは「心

    といのちのホットライン(TEL090-7076-0556)」

    で、秋田市在住の小学生から40歳未満の方、およ

    び児童生徒の保護者からの電話を受けるものです。

    家族のこと、心と身体、虐待、暮らしの悩み、仕事の

    こと等々多岐にわたります。これらの内容を電話で

    なくメールで受けるものが「心といのちのサポートラ

    イン([email protected])です。電

    話もメールも対応は7月22、29日、8月19、26日、9

    月2、16、23、30日(以降来年3月まで)の10:00~

    16:00と決められていますが、メールにも必ずお返

    事をしています。他にも「いのちの相談会」があり、こ

    れは対面で心の悩み、職場の人間関係などの相談を

    受けるものです。代表の鎌田さんは「専門家が集まっ

    ていますので、持てる知識を総動員して全力でサポー

    トしています」と語っています。

    (相談会の問い合せ 090-6681-6677)

    地引網を楽しみました

    相談はメール・電話・対面で

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    ファンドレイジング(資金調達)を考える

    寄付金集めの工夫

    認定NPO法人あきたスギッチファンド

    “ファンドレイジング”という言葉を耳にしたことがありますか?日本語では資金調達と訳されていますが、非営利団体等が事業に必要な資金を集めることを指し、寄付や会費、助成金や補助金、事業収入などが含まれます。どの非営利団体にとっても活動資金の確保は難しいですが、活動の継続発展のために避けて通れない課題です。NPO法人あきたスギッチファンドが日ごろ行っているファンドレイジングの方法と、他の団体が行っている方法のいくつかについてお伝えします。

     あきたスギッチファンドは県民、企業、行政など社会から

    広く寄付金を集め、それを原資にNPOの社会貢献活動に助

    成をしています。従って、ファンドレイジングはあきたスギッ

    チファンドの事業の成否を左右する重要な活動になります。

     当法人の寄付金の28%超を占めているのが清涼飲料水

    の社会貢献型自動販売機からの寄付です。あきたスギッチ

    ファンド支援と記されている自販機の売上の何パーセントか

    が寄付されます。同じようにせんべいや木炭、本などスギッ

    チファンド支援グッズというものもあります。またコンサー

    トやゴルフコンペなどの参加費の一部が寄付されることも

    あります。寄付集めで最も大切なことは、自らの事業内容の

    魅力を伝えることですが、スギッチファンドの場合、助成した

    団体の事業が成功したか、どれだけ多くの人の共感が得ら

    れたか、助成金がどう活かされたかが問われることになりま

    す。最近は寄付文化への理解が広がっていますが、寄付者か

    ら“選ばれる”よう、あきたスギッチファンドの活動、意義の

    広報に努めていく必要があります。

    クラウドファンディング クラウドファンディングとは群衆(crowd)と資金調達

    (funding)を組み合わせた造語で、自分の活動や夢を発信

    することで、共感した人や応援したいと考える人から資金を

    募るしくみです。最近県内では、クラウドファンディングで資

    金を調達し事業を達成したというニュースを多く耳にしま

    す。

    秋田発のクラウドファンディング 「FAN AKITA」に挑戦 つるかめ農園 つるかめ農園は、秋田市で耕作放棄地や休耕田を活用し

    て畑作物を栽培販売するコミュニティビジネスを立ち上げ、

    高齢者の働く場作りに取り組んでいます。今回は、北秋田市

    阿仁で耕作放棄地を利用して「原木なめこ等」の栽培を始

    め、高齢者を積極的に雇用し地域の活性化を図る、という趣

    旨で2019年「FAN AKITA」のクラウドファンディングに

    挑戦、目標120万円のところ122万3千円を集めました。

    FAN AKITAでは成功した

    場合寄付者にリターン(お

    返し)を差し上げますが、こ

    のプロジェクトでは寄付額

    に応じてなめこやフキ、ぜ

    んまい等を準備しました。

    同じように秋田からの資金調達を応援するクラウドファン

    ディングに「FAAVO秋田」があり、地域を盛り上げるプロ

    ジェクトに特化して募集しています。

    全国的なクラウドファンディング 全国的なものとしては「Readyfor(レディフォー)」、

    「Makuake(マクアケ)」などがあり、多くのプロジェクトが

    大きな資金を調達しています。五城目町の竹内治子さんは

    空き家を改装して地域で母を支える「んなのいえ」を開設し

    たいとReadyforに挑戦、126万円を調達し2017年オー

    プンさせました。

     クラウドファンディングでは、共感できるプロジェクトか、

    どう広報するか、魅力あるリターンか、などが成否を決定す

    るようです。活動内容をわかりやすく伝え、ファンを増やして

    ファンドレイジングに挑み、活動のステップアップのチャンス

    を作っていただきたいものです。

  • 7

    …締め切り …制度内容…対象 …問合せ先

    秋田県内で国際交流や国際協力・国際理解などの多文化共生を

    推進する活動に事業経費の一部を助成

    国際交流 福祉

    医療・福祉 まちづくり

    環境保全 環境保全

    その他新着情報、詳細については「秋田県市民活動情報ネット」の「助成金情報」をご覧ください。

    貧困や、貧困と関連のある問題の解消に向けて取り組むNPO

    の組織基盤の強化に助成

    7月31日(金)必着団体設立から3年以上であり、かつ有給常勤スタッフが1名

    以上であること

    「組織診断からはじめるコース」1団体への上限100万円(1

    年目)。「組織基盤強化コース」1団体への上限200万円(毎

    年)【新興国・途上国で貧困の解消、または貧困と関連のあ

    る問題の解消に向けて取り組むNGOへの助成もある】

    国内助成 協働事務局 NPO法人市民社会創造ファンド

    TEL:03-5623-5055 

    7月31日(金)主たる活動の場が秋田県内にあり、かつ団体の運営に必

    要な会則等がある民間団体

    8万円を限度。事業の実施に要する会場使用料、講師に係

    る交通費、宿泊費、謝金。事務経費など

    (公財)秋田県国際交流協会(AIA)

    TEL:018-893-5499

    Panasonic NPOサポートファンドfor SDGsAIA国際活動助成金 2期募集

    障がい・病気に悩む子どもたちとその家族が抱えている様々な

    医療・福祉上の支援活動および調査研究に助成

    7月31日(金)必着①支援活動:公益法人、一般法人、NPO法人、その他ボラ

    ンティア団体、町内会など非営利かつ国益に資する活動

    を行う団体。②調査研究:日本国内の大学・研究書等に所

    属し研究職に従事している個人および、①の支援活動で

    対象の団体。

    ①支援活動:1件200~500万円程度(3~4件程度)②

    調査研究:1件100万円程度(2~3件程度)

    (公財)小林製薬青い鳥財団 事務局

    TEL:03-3505-5371

    小林製薬青い鳥財団 助成

    人と暮らしが輝く、みんなの「まちなみ」募集します

    8月24日(月)必着30戸以上の戸建て住宅を中心に構成され、概ね10年以

    上にわたって住民主体で維持管理活動を行っている団体

    国土交通大臣賞・1点/賞状、住まいのまちなみ賞・4点/賞

    状。受賞5団体に1団体1年あたり50万円を三年間支援

    (一財)住宅生産振興財団内 

    住まいのまちなみコンクール事務局 担当:松岡

    TEL:03-5733-6733

    住まいのまちなみコンクール

    「生物多様性」および「気候変動」をテーマとした環境保全活動に助成

    9月3日(木)必着民間非営利団体 NPO・NGO、公益法人および法人格を

    持たない任意団体やグループを含みます。

    国内プロジェクト:1件あたり300万円が上限。

    国内小規模プロジェクト:1件あたり100万円が上限。今ま

    で当助成プログラムで助成を受けたことがない団体。【海外

    プロジェクトもあり】

    トヨタ環境活動助成プログラム事務局

    TEL:03-3817-9238

    (受付対応:月~金10:00~17:00)

    トヨタ環境活動助成プログラム

    自然環境を守り持続可能な社会の構築を目指し、環境活動に積

    極的に取り組んでいる団体へ助成

    8月20日(木) HPからエントリー後、申請書を送付

    非営利活動団体 「植樹」「里地・里山・里海の保全・河川の

    浄化」「自然環境教育」「野生生物・絶滅危惧種の保護」

    総額1億円 助成金額は選考委員会で決定する

    (公財)イオン環境財団

    TEL:043-212-6022 

    E-mail:ef@email .aeon.biz

    イオン環境活動助成

  • 新NPO紹介●編集・発行 

    NPO法人あきたパートナーシップ 

    〒010-

    1403 

    秋田県秋田市上北手荒巻字堺切24の2(遊学舎内) 

    TEL 

    018・829・5801 

    FAX 

    018・829・5803

    県北、県南の市民活動に関するご相談はこちらへ

    ■秋田県北部市民活動サポートセンター秋田県大館市馬喰町 48-1 TEL:0186-49-8553

    ■秋田県南部市民活動サポートセンター秋田県横手市神明町1-9 TEL:0182-33-7002

    あきた中央市民活動サポートセンター秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎

    ■開館時間 (月~土)9:30 ~ 21:30

       (日・祝)9:30 ~ 18:00

    年末年始(12月29日~1月3日)を除いて毎日開館しています。

    ●〒010-1403 秋田市上北手荒巻字堺切 24-2

    ●TEL:018-829-5801 

    ●FAX:018-829-5803

    ●http://www2.akita-kenmim.jp/~yugakusha/

    ●E-mail : [email protected]

    新型コロナウィルス感染症は、日本国内はもちろん

    世界を見渡すとまだまだ終息が見えません。秋田で

    もまだ気を許せません。人と会い、話し、一緒に活動

    することがこんなにも貴重なことだったのだと改め

    て気づかされました。早く「こっちに来て、かだ

    れ!」と言いたいです。(たか)

     サポセンスタッフトーク

    あきた乾癬友の会(秋田いなほの会) (代表:佐藤佳路子さん 主な活動地域:秋田市)

    秋田県SDGs協会 (会長:杉本薫さん 活動地域:秋田県内)

    1 活動を始めたきっかけ、目的

    『乾癬(かんせん)』という病気は、見た目からも避けられ、うつる病気と誤

    解される病気です。同じ病気の人たちで、【語り合う場・分かちあえる場】が

    あればとの思いで設立しました。いろいろな情報がある中で、正しい情報

    に繋がるにはどうすればよいのか。社会における乾癬の認知度を高め、病

    気の理解を深める事や患者のQOL(生活の質)の向上を目指しています。

    2 具体的な活動内容

    3人の相談医と共に学習懇談会や患者交流会を行い、乾癬の理解と自分

    に合った治療法を知る機会を設けています。現在は集まる事が困難なの

    で、HPやLINEのオープンチャットなどで、全国の患者さんと交流を深め

    ています。会報もこまめに発行しています。

    3 メッセージ、PRなど

    患者同士で気持ちや情報を共有し、前向きに治療していく仲間を募集しています。『ひとりじゃないよ』を合言葉

    に、患者会への参加をお待ちしています。

    1 活動を始めたきっかけ、目的

    海外に住んでいた時、市民や企業を含めた社会全体のSDGsに関する意識の高

    さを感じました。SDGsは地球規模だけでなく地方創生を進める上でも大事だ

    と考えていましたが、秋田県にはSDGsに関する団体がなく、我々が立ち上げる

    意義があると思ったのが団体設立のきっかけです。県民にSDGsを知ってもらう

    ための活動を行なっていきます。SDGsには「貧困をなくそう」「ジェンダー平等

    を実現しよう」「住み続けられるまちづくりを」など、持続可能でよりよい世界を

    目指す17の目標があり、当協会では持続的で健全な秋田と地域社会の実現を目

    指しています。

    2 具体的な活動内容

    ・SDGsに関する講演会、セミナー、勉強会、会員同士の交流会等の開催

    ・SDGsに関するSNSでの情報発信

    ・国内外SDGsの最新事例の調査研究

    3 メッセージ、PRなど

    新規会員募集中です!官民団体個人問わず様々な方々からのパートナーシップ、提携も大募集です。お問い合わせ

    [email protected]

    ※SDGs(Sustainable Development Goals)とは[持続可能な開発目標]のこと

    令和2年5月以降、秋田県が新たに認証したNPO法人【名称 ①代表者 ②主たる事務所所在地 ③目的】リコリス ①佐々木卓  ②秋田市 ③新たなビジネスの創出と地域経済の活性化を図る。

    ●編集・発行 

    NPO法人あきたパートナーシップ 

    〒010-

    1403 

    秋田県秋田市上北手荒巻字堺切24の2(遊学舎内) 

    TEL 

    018・829・5801 

    FAX 

    018・829・5803