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改定日: 平成29年4月1日
表紙
KOSMOSゴンドラ工法 研究会
仮橋・仮桟橋工事
KOSMOSゴンドラ工法
KOSMOSゴンドラの使用上の留意点
1.桁受け材の種類に伴う、ゴンドラ吊り方法。①.KOSMOSゴンドラの専用吊り具。
②.トッププレートに取り付ける吊り具。
2.偶数列のブレス材設置(上部位置)方法。①.水平材高さ≦3.0mの場合。
②.水平材高さ≧3.0mの場合。
3.解体・撤去の施工要領。
4.ゴンドラの一時停留の施工要領。
5.添接板の加工のお願い。
6.トッププレートの加工にお願い。
7.吊ワイヤーの外す方法。
目次
使用上の留意点
目次
1.桁受け材架設方法
ゴンドラ吊り下げ方法の違い
a)水平桁受け材方式:吊元金具を使用して昇降を行う。
桁受け方法 ※水平桁受け材式の場合は、専用吊元冶具を使用する。
b)トッププレート式 :トッププレートに別途、吊元(工場取付)を設置して昇降する。
桁受け方法
※トッププレート式
P-1
専用吊元冶具
施工上の留意点の比較 KOSMOSゴンドラ工法研究会
吊元(トッププレートに取り付けたもの)
2.水平つなぎ材設置高さ(作業方法の違い)
支持杭の偶数列の斜め材の上方位置の、架設作業時に架設用ゴンドラの上昇が不可
の為、別途チェアタイプのゴンドラの使用を推奨する。
a)設置ピッチ@3.000m以下の場合。
※水平つなぎ材の高さ@ピッチ≦3.0mの場合は、チェアタイプゴンドラは不要。
P-2
ゴンドラの吊ワイヤー取付位置
b)設置ピッチ@3.000m以上の場合。
支持杭の偶数列の斜め材の上方位置の、架設作業時に架設用ゴンドラの上昇が不可
の為、別途チェアタイプのゴンドラの使用を推奨する。
※ 作業床への梯子・脚立の設置はゴンドラ安全規則”第14条”で禁止されている為
チェアタイプゴンドラを使用を推奨します。
P-3
偶数列の垂直ブレスの取付時に、上の部分の緊結。
チェアタイプゴンドラ
このゴンドラ位置は、実線部分斜め材取り付け後の位置
破線部分の斜め材の取り付け作業時に、偶数列のゴンドラが上昇不可。
1 2 3 4 5
↓ ↓ ↓↓ ↓ ↓↓ ↓ ↓
桁受け材
偶数列の各段上部の施工ついての説明図(模式図) 平成25年4月1日
チェアー型ゴンドラ この位置のボルト緊結はチェアー型を使用 チェアー型ゴンドラ
水平材
架設用ゴンドラ架設用ゴンドラ 架設用ゴンドラ
斜め材 斜め材 斜め材 斜め材
架設用ゴンドラ 架設用ゴンドラ 架設用ゴンドラ 架設用ゴンドラ 架設用ゴンドラ
チェアーの説明
P-3-2
H鋼支持杭
H鋼支持杭
H鋼支持杭
H鋼支持杭
H鋼支持杭
説明文・桁受け材(又は水平材)の取り付け後、奇数列の凹黒色ゴンドラ位置と偶数列の凹青色ゴンドラ位置で、各列共に1本目の斜め材を取り付ける、取り付け完了後に、凹黒色ゴンドラは凹赤色ゴンドラ位置まで下降して、2本目の斜め材を取り付ける、その際に凹青色ゴンドラは斜め材上部の、ボルト緊結位置に上昇することができない。そのために従来は、水平材より梯子をぶら下げた状態で、作業員が昇って行き緊結作業を行っていた。しかしより安全な作業を行うためには、チェアー型ゴンドラの使用を推奨します。(各段ともに同様の施工サイクルとなる)
偶数列の各段上部の施工ついての説明図(模式図):梯子使用作業
3.架設後、ゴンドラ撤去・解体時
a)陸上の場合
:GL部分が傾斜地ではあるが最終段架設後、作業員が下降して取り外し作業を行う。
P-4
陸上での解体要領
P-5
使用するブルマン(案)
ガイドローラー
支持杭ワインダー
○ 昇降ワインダー
一時停留用のストッパーとしてブルマンを取付。
ガイドローラーユニット
○
※その他一時停留が必要な場合
ブルマン 4個 自重:8.8kg ラチェット:41
P-6
4.支持杭へ挿入後の、ゴンドラ一時停留措置の説明。
吊ワイヤーロープは無負荷状態※桁受トッププレート式の場合の一時停留
ゴンドラ本体※支持杭継杭作業の場合の一時停留
使用荷重:68.6KN
ブルマンG型 (社)仮設工業会認定品
ワインダー
1・杭つなぎプレート(ゴンドラのガイドローラー通過の為) 必須事項です。 H鋼のフランジ側の添接板の左右両端(内外共)を15ミリ狭くする。
内・添接板
外・添接板
※強度計算(安全チェック)は、鋼材納入業者にてお願いいたします。 添接板加工
P-7
※ KOSMOSゴンドラ工法に関する鋼材加工について
ゴンドラガイドローラー溝の深さ12ミリ
※桁受け方法が、水平つなぎ材の場合は不要です。
※強度計算(安全チェック)は、鋼材納入業者にてお願いいたします。(総荷重=825kg(ゴンドラ自重 525kg+積載荷重 300kg)) P-8
※桁受け方法が、トッププレート方式の場合はゴンドラ吊元をトッププレートに加工・取付の必要があります。但し、H鋼への取付けはゴンドラ挿入後に現場取付となる。(事前にH鋼には取り付けないでください。但しトッププレートと吊元は事前に取り付ける。)
6.トッププレートの加工
P-9
6.トッププレートの加工
①.専用吊り金具使用の吊り下げ方法。
②.トッププレート加工の吊り治具の吊り下げ方法。
③.吊りワイヤーの取り外し方法
二つの吊り下げ方法共に、架設作業完了後ゴンドラをGL部に降ろし
無負荷の状態で、既設側より”主桁設置”又は”足場材”を桁受け材に、
渡して作業員が吊り位置のシャックルを外す。
更に、外した吊ワイヤーは介錯ロープを付けて、手動でGL部分まで
下ろす。
P-10
吊りワイヤーの取り外し方法の説明
事 務 局〒553-0006大阪市福島区吉野1丁目20-30基礎建販株式会社 内℡:06-6444-7881 FAX:06-6444-6080Eメール:[email protected]ホームページ:http://www.kosmos-gd.jp事務局担当:那俄性 文人
KOSMOSゴンドラ工法 研究会:正会員
〒553-0006大阪市福島区吉野1丁目20-30℡:06-6444-7881 FAX:06-6444-6080Eメール:[email protected]ホームページ:http://www.kenpan.com
特別会員 芝浦工業大学 土木工学科 准教授 稲積真哉
静岡・東京 株式会社 オトワコーエイ名古屋 有限会社 薩摩重機工業大阪 基礎建販株式会社大阪 株式会社 プランニングワーク
大阪・福岡 トーヨーカネツビルテック株式会社 大阪支店大阪 ながせ基礎技研事務所
ウラ表紙
施工風景
KOSMOSゴンドラ工法 研究会
基礎建販株式会社
研究会・会員名