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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き この手引きは、『Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施される講師の方に、 参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の補足)をまとめたものです。より良い セミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。 日経 BP 社 セミナー実施時の注意 以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明すると受講者が混乱す るため)。 ●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。 Windows 8 を標準セットアップした状態。 Office Professional Plus 2013 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ●ユーザー名とパスワードが設定された状態(本書では、ローカルアカウントではなく Microsoft アカウントを使用)。 ●[ファイル]タブの[アカウント]画面で、[Office の背景]を[背景なし]に設定した状態。 ●コントロールパネルの[画面の解像度の調整]で、画面の解像度を 1024×768 ピクセルに設定した状態。 ●プリンターをセットアップした状態。 ●講習時に使用する実習データの準備。日経 BP 社の Web サイトから実習用データをダウンロードした場合の注意点は、 文の注意点と参考情報p.3 重要 ファイルを開く際の表示」を参照してください。 Office 2013 では、タッチモードとマウスモードを切り替えて操作が行えます。 ●タッチモード:指でスクリーンをタッチする操作がしやすいように、リボンが拡大表示され、アイコン同士の間が広がり ます。また、ミニツールバーや文字色のパレット表示も拡大されます。 ●マウスモード:マウスでの操作を前提とした、Office 2010 までと同様の表示サイズです。 タッチモードとマウスモードを切り替えるには、クイックアクセスツールバーに[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタ ンを表示させ、それを使用します。 本書ではマウスモードでの操作を記載しています。 コンピューターによっては、初期設定でタッチモードになっている場合があります。また、リボンが非表示になっている場 合もあります。環境を事前に確認し、必要に応じて本書の設定にあわせておきましょう。 本書の流れ 本書では、一般的な業務の中での作業を想定して、表作成の段階からデータ分析を意識したドキュメントを作成します。作 業の流れを踏まえて指導してください。 今回は、5 章と 6 章で、蓄積されたデータを使ったデータ分析を行います。1 章と 2 章では、その分析の基となるデータを 集めるための帳票として請求書を使用し、正しいデータを集めるためのしくみを設定する作業を行います。 ●正しいデータを収集するために、入力をサポートするしくみの設定<1 章、2 章>

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セミナーテキスト 講習の手引き この手引きは、『Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施される講師の方に、

参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の補足)をまとめたものです。より良い

セミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。

日経 BP 社

セミナー実施時の注意 以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明すると受講者が混乱す

るため)。 ●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。 ●Windows 8 を標準セットアップした状態。 ●Office Professional Plus 2013 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ●ユーザー名とパスワードが設定された状態(本書では、ローカルアカウントではなく Microsoft アカウントを使用)。 ●[ファイル]タブの[アカウント]画面で、[Office の背景]を[背景なし]に設定した状態。 ●コントロールパネルの[画面の解像度の調整]で、画面の解像度を 1024×768 ピクセルに設定した状態。 ●プリンターをセットアップした状態。 ●講習時に使用する実習データの準備。日経 BP 社の Web サイトから実習用データをダウンロードした場合の注意点は、本

文の注意点と参考情報「p.3 重要 ファイルを開く際の表示」を参照してください。 Office 2013 では、タッチモードとマウスモードを切り替えて操作が行えます。 ●タッチモード:指でスクリーンをタッチする操作がしやすいように、リボンが拡大表示され、アイコン同士の間が広がり

ます。また、ミニツールバーや文字色のパレット表示も拡大されます。 ●マウスモード:マウスでの操作を前提とした、Office 2010 までと同様の表示サイズです。 タッチモードとマウスモードを切り替えるには、クイックアクセスツールバーに[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタ

ンを表示させ、それを使用します。 本書ではマウスモードでの操作を記載しています。 コンピューターによっては、初期設定でタッチモードになっている場合があります。また、リボンが非表示になっている場

合もあります。環境を事前に確認し、必要に応じて本書の設定にあわせておきましょう。

本書の流れ 本書では、一般的な業務の中での作業を想定して、表作成の段階からデータ分析を意識したドキュメントを作成します。作

業の流れを踏まえて指導してください。 今回は、5 章と 6 章で、蓄積されたデータを使ったデータ分析を行います。1 章と 2 章では、その分析の基となるデータを

集めるための帳票として請求書を使用し、正しいデータを集めるためのしくみを設定する作業を行います。 ●正しいデータを収集するために、入力をサポートするしくみの設定<1 章、2 章>

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●作成した表などを電子データとして、他のユーザーに配布する場合に必要な配慮<3 章> ●作成した表データをさらにわかりやすく見せるためのビジュアル化<4 章> ●データ分析の前準備としての既存データの整形と、データベース機能の活用<5 章> ●より柔軟なデータ分析を行うためのピボットテーブルとピボットグラフ<6 章> 全体の流れを考えてセミナーを進行するようにしてください。

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セミナーの所要時間

このセミナーテキストの標準セミナー時間は約 12 時間です(付録、総合問題は含みません)。 セミナー時間により、各章の目安の必要時間を基に、自由に実習項目を選択しましょう。 各章の時間は、「はじめに」に記載されている対象者で行った場合の目安です。 第 1 章 入力作業をサポートする機能 120 分

第 2 章 関数を使用した入力サポート 130 分

第 3 章 データの配布 80 分

第 4 章 データのビジュアル化 135 分

第 5 章 データ分析の準備とデータベース機能 135 分

第 6 章 ピボットテーブルとピボットグラフ 120 分 この章の確認 各章の 後に、その章で学習した内容を確認するために「この章の確認」を用意しています。章のまとめやスキルチェック

などに利用してください。 第 1 章:p.30 第 4 章:p.137 第 2 章:p.61 第 5 章:p.180 第 3 章:p.86 第 6 章:p.229 復習問題 各章の 後に、その章の理解度を確認するために「復習問題」を用意しています。復習問題の順番は本文の操作の順番と対

応していますので、復習問題を難しく感じる場合は、章のはじめから本文を参照しながら取り組むとスムーズに操作できる

でしょう。 第 1 章:p.31 第 4 章:p.137 第 2 章:p.61 第 5 章:p.180 第 3 章:p.86 第 6 章:p.230 総合問題 本文の 後に、全体の理解度を確認するために「総合問題」を用意しています。時間に余裕がある場合は、総合問題で全体

の学習内容を確認しましょう。 受講者のレベルや時間に応じて、問題を選択しましょう。 各問題には、入力例や完成例があります。適宜、活用してください。また、必要に応じて、本文を確認しながら取り組むと

スムーズに操作できるでしょう。

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本文の注意点と参考情報 本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時

に受講者スキルに合わせてご活用ください。 第 1 章 入力作業をサポートする機能 ・導入部で、受講者の Excel の経験、使用バージョンなどを把握します。また、Excel 2013 の基礎講座(以下、基礎編)を

受講していない受講者がいる場合には、適切な補足ができるようにしておきましょう。 ・第1章では、正確なデータ入力でき、入力の手間を省く設定を行います。"請求書" を例に、起票する担当者が変わったり、

不慣れな方が入力したりするときにも使いやすいことを例示したり、効率的に入力作業を行うためのしくみの必要性を感

じてもらえるように導入しましょう。 ●入力をサポートする機能 入力規則の設定 p.3 重要:入力規則を設定するタイミング この内容は、必ず紹介しましょう。入力済みのセルには制限がかからないことを設定後に操作して確認するとよいでしょ

う。 p.4 操作:入力可能なデータの種類と範囲を設定する Step3・Step4 p.5 のヒント「[入力値の種類]ボックス」のいくつかをここで確認します。選択した[入力値の種類]と[データ]の組み

合わせによってボックスの表示が変化します。どんな制限が設定できるのかイメージしてもらいましょう。 例)[入力値の種類]…日付 [データ]…次の値より小さい ⇒ 次の日付まで

[入力値の種類]…文字列(長さ指定) [データ]…次の値の間 ⇒ 小値 および 大値 p.5 操作:エラーメッセージを設定する 設定する前に入力規則に反したデータを入力した結果を確認し、既定のメッセージでいいかどうかを考えてもらうと誰が見

てもわかりやすいエラーメッセージを設定する必要性がより理解できます。 p.6 ヒント:エラーメッセージのスタイルと動作 [停止]は無効なデータの入力はできませんが、[注意]と[情報]は無効なデータも入力できることを明確にします。 p.7 ヒント:ドロップダウンリストに他のシートの値を表示する場合 ・Excel 2007 以前のバージョンでも、以下の方法で、別シートの値をドロップダウンリストに表示することができます。

・Excel 2007 の場合:[元の値]ボックスにリストの基になる範囲を「=シート名!セル範囲」(セル範囲は絶対参照) と直接入力

・Excel 2007 以前のバージョンの場合:事前に別シートの値が入力された範囲に名前を付ける [元の値]ボックスをクリックし、「=範囲の名前」を手入力する または、F3 キーを押し、[名前の貼り付け]ボックスから範囲の名前を選択

・受講者に余裕がある場合は、H列やJ列の値を使用して、必要なセルにリストを追加してもらいましょう。この "請求書" で他にリストから選択できると便利な箇所がないかを受講者に問いかけて考えてもらってもよいでしょう。

p.8 ヒント:その他の入力規則 ・"入力時メッセージ" はどのようなデータを入力するかを事前に確認することができ、値を入力し直さなくてよいという

メリットに気付いてもらいましょう。 ・"日本語入力" はどのようなときに役に立つのかを考えてもらってもよいでしょう。

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ユーザー定義の表示形式 p.10 操作:入力数値を4桁で表示する ・4 桁未満の数字を入力すると、不足する桁の数だけ先頭から "0" を補って表示するための設定です。

例)"0001" と 4 桁で入力しなければならないセルに "0001" と入力しても、"1" としか表示されません。ユーザー定義の

表示形式を使用して "1" と入力すると、足りない 3 桁分の "0" を補って、"0001" と表示されます。 ・あらかじめセルの書式設定の表示形式で"文字列" に設定して"0001" と入力すると、そのまま "0001" と表示されます。

表示形式を "文字列" に設定した場合は、4 桁すべてを入力しなければなりません。 ※両者の違いを明確にします。

・p.11 の用語「ダイアログボックス起動ツール」は、「リボン上のボタンでできない詳細な設定や一括して設定を行う場合

に使用する」という目的を基礎編の復習を兼ねて補足します。[数値]グループ以外の[フォント]、[配置]の各グル

ープや他のタブのグループを確認し、今後の操作で受講者が使おうと思えるようにします。 p.11 操作:文字列を補って表示する 敬称を入力し忘れたり、隣のセルに入れた敬称のために顧客名が切れてしまう不具合などの例示を行い、メリットを明確に

するとよいでしょう。 p.11 操作:文字列を補って表示する Step2 ・[種類]ボックスに入力する「@" 御中"」の御中の文字の前にスペースが入っています。スペースも文字として扱えるこ

とを補足しましょう。 ・@がセルに入力した文字と置き換えられます。@だけを入力した瞬間、[サンプル]に「株式会社ミナトマーケット」と表

示されることを確認すると理解しやすいでしょう。 p.12 操作:文字列を補って表示する Step3 Step4 でブックを閉じる前に数値データの入ったセルや日付データの入ったセルを利用して、ヒント「ユーザー定義の表示

形式で使われる書式記号」をいくつかを操作して確認しましょう。ユーザー定義の表示形式がどのような場面で使えるかイ

メージしてもらいましょう。 ●複数シートの操作 ・Excel で行う作業では、異なるシートを複数扱ったり同じフォーマットの表を作成、編集したりすることがよくあります。

そのために使用する機能であることが理解できるようにしましょう。 ・「■独自の連続データの利用」については複数シートを操作する場合だけでなく、単一のシートでも使用できる機能であ

ることを補足してください。 複数シートの同時編集 p.15 操作:複数シートをグループ化する Step2・Step3 ・何を確認するのか具体的に指示します。5 枚のシートが同一のレイアウトで、各シートの同一セル(または同一セル範囲)

を編集することがわかるように確認してください。 ・離れたシートを選択するときは、Ctrl キーを押しながら 2 枚目以降のシートを選択することを補足します。 p.17 ヒント:グループ化の解除 すべてのシートがグループ化されている場合は、いずれかのシート見出しをクリックするだけでグループ化を解除できるこ

とを補足してもよいでしょう。 p.19 操作:ユーザー設定リストを登録する Step4 取り込み元の範囲を選択せずに[ユーザー設定リスト]ダイアログボックスを開いた後でも、[リストの取り込み元範囲]に

範囲を指定できることを補足してもよいでしょう。

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p.20 ヒント:ユーザー設定リストの削除 これまでの操作で登録したユーザー設定リストを削除すると、この後の操作や結果に影響するため削除しないでください。 削除してしまった受講者には、再度ユーザー設定リストを登録するよう指示しましょう。 ●異なるシートのデータ活用 データのリンク貼り付け p.22 操作:コピーしたデータをリンク貼り付けする Step3・Step4 ・[貼り付け]ボタンの絵の部分を直接クリックすると SUM 関数の数式が貼り付けられ、参照エラー「#REF!」が表示さ

れます。受講者の画面に注意しましょう。 ・リンク貼り付けしたセルの内容は SUM 関数ではなく、リンク元のデータが入力されたセルの位置情報が貼り付けられて

いることを確認するよう指示します。講師画面で再現して違いを比較すると理解しやすくなります。p.25 のヒント「参照

数式について」を有効に利用しましょう。 ・別のブックにデータのリンク貼り付けをする場合も同様の手順で行います。受講者のレベルに応じてリンク元のデータを

変更した場合のデータ更新について以下の 2 つのケースを紹介します。 ・リンク元のブックとリンク貼り付けされているブック(リンク先)を両方開いている場合、リンク先のデータは自動的

に更新されます。 ・リンク元ブックが閉じた状態でリンク先のブックだけを開くと、既定では「リンクの自動更新が無効にされました」と

いうセキュリティの警告が表示されます。[コンテンツの有効化]ボタンをクリックして、リンクの自動更新を有効に

します。 ・既定ではコンテンツを有効化しても、ブックを開いたときに下図のようなメッセージが表示されます。

・別のブックへのリンクに関するセキュリティを変更する手順は、以下のようになります。

①セキュリティの警告の右側に表示される、「リンクの自動更新が無効にされました」というセキュリティの警告をク

リックする。 ②[ファイル]タブの[情報]で[コンテンツの有効化]ボタンをクリックし、[Microsoft Office セキュリティオプ

ション]ダイアログボックスの左下隅にある、[セキュリティセンターを開く]というリンクをクリックする。 ③[セキュリティセンター]ダイアログボックスの左側の画面で、[外部コンテンツ]が選択されていることを確認し、

[ブックリンクのセキュリティ設定]で設定したいオプションをクリックする。 ※[セキュリティセンター]ダイアログボックスは、[ファイル]タブの[オプション]から開くこともできます。

p.24 ヒント:貼り付けオプションのボタン コピーした内容によって表示されるボタンの種類が異なることを補足します。 p.25 ヒント:リンク元の変更 受講者のレベル・ニーズによって、どこまで説明するかや操作の必要性を考えましょう。 シート間の 3-D 集計 p.26 操作:3-D 集計を行う Step1・Step3 ・ここではあらかじめ、集計結果を求めたい範囲をすべて選択する方法を紹介しています。この場合は Step3 の手順 3 でも

う一度[合計]ボタンをクリックすることがポイントです。選択したセルすべてに集計結果が表示されるため、数式をコ

ピーする必要がありません。集計結果を求めたいセルを 1 つだけ選択して操作する場合は、Step3 の手順 3 で Enter キー

を押し、その後、数式をコピーします。 ・離れたシートの集計を行う場合は 1 か所目のワークシートのデータの先頭位置を指定し、2 か所目以降のセルの位置をカ

ンマ(,)で区切って入力します。カンマ(,)の入力には数式バーを使用します。

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・集計結果が表示された各セルの数式の引数が、集計元のデータのセルを参照していることを確認します。また、セルを参

照しているため集計元のデータに変更があった場合には再計算されることを確認しましょう。受講者のレベルによっては、

確認する前にどうなるかを問いかけてみましょう。 p.27 ヒント:1 回の操作で 3-D 集計を行う場合 Enter キーを押してしまった場合にはオートフィル機能を使って数式をコピーすればいいことを補足しましょう。 項目の構成や位置の異なる表の集計 p.28 操作:統合による集計を行う Step2 各シートの表がどの範囲にあるか、また項目の数や種類の違いなど具体的に何を確認するか指示します。 p.29 操作:統合による集計を行う Step8・ヒント:統合の基準 ・統合元データの列や行の項目名、順序が異なる場合には統合の基準を指定します。セルの位置だけが異なる場合は、統合

の基準を指定する必要はありません。p.30 のヒント「統合の種類」と併せて違いを理解してもらいましょう。 ・位置による統合を行う場合は統合先シートにあらかじめ項目名をコピーしておきます。[統合の設定]ダイアログボ

ックスの[統合元範囲]ボックスに、項目名を含めずに数値データの範囲だけを指定します。 ・統合元データに変更があった場合、集計結果に反映させるには、[統合元データとリンクする]チェックボックスをオン

にします。 ・リンクを設定すると、統合先のシートにアウトラインが設定されます。アウトラインについては、

「 データの自動集計」の p.177 のヒント「アウトライン記号について」を参照してください。 第 2 章 関数を使用した入力サポート ・第 1 章に引き続き、正しいデータを入力するためのしくみを設定します。本章では、関数を使用してそのしくみを作りま

すが、関数にはさまざまな処理を行うための関数があることにも気付いてもらいましょう。 ・本書では、あらかじめ入力された数式を確認の後、削除して新たにそれぞれの関数をはじめから入力しています。受講者

のレベルやスキルに応じて数式の確認時にその数式をコピーして関数の引数の中に貼り付けるなど、進め方を工夫してく

ださい。 ・関数を入力する方法について、あらかじめ紹介してもよいでしょう。作業を行っているときに、適切と思われる方法を受

講者自身が選べばよい、ということを理解してもらうことが大切です。受講者の理解度に合わせて紹介するタイミングを

見極めてください。 ・関数名がわかっていて分類名がわからない場合:

・数式バーまたは、[数式]タブの[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンを使います。[関数の挿入]ダイアロ

グボックスの[関数の分類]ボックスを[すべて表示]にして関数名の頭文字を入力すると、関数の一覧をその頭文

字までジャンプします。 ・セルに関数を直接入力します。等号(=)を入力し、関数名の数文字を入力すると、関数名がドロップダウンリスト

で表示されます。目的の関数名をダブルクリックし、ポップヒントを参考に引数を入力します。この機能を "数式オ

ートコンプリート" といいます。関数の扱いに慣れた受講者に向いています。 ダブルクリックの他に、方向キーによるリスト内の移動や Tab キーによる選択などを必要に応じて紹介します。

・関数の分類名がわかっている場合: ・[数式]タブの[関数ライブラリ]にある各分類名のボタンをクリックして選択します。

●端数の処理を行う関数 ROUND 系の関数の引数は同じです。小数点以下の桁数が不要なときに、桁数を "0" と指定することを基点として、小数

部の桁数指定することを押さえましょう。そのうえで、整数部の 1 の位や 10 の位で数を丸める場合の桁数指定を理解して

もらいます。 p.37 操作:端数を四捨五入する Step1 ・計算式だけでなく表示されている現在の計算結果には、小数点以下の端数が表示されていることも併せて確認しましょう。

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p.40 重要:表示形式で小数点以下の桁数を変更した場合との違い この内容は必ず説明するようにしましょう。小数点以下の桁を含む数値を入力して、[小数点以下の表示桁数を増やす]ボ

タンや[小数点以下の表示桁数を減らす]ボタンを使用した場合は、セルに表示されている数値と数式バーに表示される数

値が異なっていることを確認し、業務などでは注意して使い分ける必要があることを理解してもらいます。 p.40 ヒント:小数点以下の切り捨て INT 関数は引数に数値を指定するだけの使いやすい関数です。しかし、負の値を引数に指定する場合は注意が必要であるこ

とを理解してもらいます。ホワイトボードなどに数直線を書いて説明するとよいでしょう。 ●条件によって処理を分ける関数 "論理式" を、条件という言葉に置き換えています。「性別が女性の場合は会費が 1,980 円、男性の場合は 2,980 円」のよう

な具体例を提示し、条件、真偽の処理を説明するとわかりやすくなります。 また、比較演算子についても具体的な数値などで説明しましょう。 p.42 操作:1 つの条件で処理を 2 つに分ける 操作に入る前にどのような数式になるか、ホワイトボードなどを使用して確認しましょう。 p.43 ヒント:文字を引数で指定する場合 数式を手入力する場合には特に注意する事項です。今回の "3%" は数値として認識されます。 p.43 操作:結果を確認する Step3 一時的に条件に合ったケース数を入力してエラー値を回避するために元に戻しますが、すぐ下のヒント「エラー値が表示さ

れた場合」の説明が必要です。また、根本的な回避方法は「IF 関数と VLOOKUP 関数の組み合わせ」で学習することを伝

えます。 p.44 ヒント:複数条件の組み合わせ ・このヒントには必ず触れるようにしましょう。複数条件を使用する場合の "AND" と "OR" の考え方は関数だけではあ

りません。どういう時に "AND" なのか、どういう時に "OR" なのか、具体例を挙げて説明します。 また、「■IF 関数と AND 関数の組み合わせ」、「■IF 関数と OR 関数の組み合わせ」についても、いずれか 1 つでも数

式を入力して確認しましょう。 ・関数のネストに関しては、「IF 関数と VLOOKUP 関数の組み合わせ」で学習しますが、[関数の引数]ダイアログボッ

クスを使用した入力を紹介する際に、IF 関数に含まれる AND 関数や OR 関数から再び IF 関数に戻る操作について説明

が必要です。「■IF 関数と AND 関数の組み合わせ」を例に以下の流れを説明しましょう。特に、③と⑥が重要です。 ①セル E37 を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開く。 ②IF 関数を選択する。 ③IF 関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式]ボックスをクリックし、関数ボックスの▼をク

リックする。 ④一覧から AND 関数を選択する(一覧にない場合は、[その他の関数]を選択する)。 ⑤AND 関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式 1]ボックスに「E36>=50」、[論理式 2]ボ

ックスに「F36>=400000」と入力する。 ⑥数式バーの[IF]の部分をクリックする。 ⑦IF 関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻るので、[真の場合]ボックスに「3%」、[偽の場合]ボックス

に「なし」を入力して、[OK]をクリックする。

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●別の表からデータを取り出す関数 VLOOKUP 関数 p.46 操作:検索用の表から該当するデータを取り出す Step1 あらかじめ、検索用の表がシート "商品マスター" にあることを確認し、何列目にどういう項目があるのかを確認しておき

ます。いきなり操作に入るのではなく、これから入力する数式を引数と対比させながら確認しましょう。 p.47 操作:検索用の表から該当するデータを取り出す Step4、Step5 テーブルに変換された検索用の表を範囲に指定する場合は、絶対参照にする必要はありません。また、この検索用のテーブ

ルにデータを追加するとテーブルが拡張され、自動的に拡張された範囲を認識してくれます。検索用の表に新たなデータが

追加される可能性がある場合はテーブルに変換しておくとよいことなど、受講者のレベルやニーズに応じて触れましょう。 IF 関数と VLOOKUP 関数の組み合わせ p.49 操作:商品名のエラーの表示を回避する Step1 操作の前に、IF 関数の書式 "=IF(論理式,真の場合,偽の場合)" のどの部分に VLOOKUP 関数をネストするのかがわかるよ

うに、ホワイトボードなどに書式を書いて対応させるなど理解しやすいように工夫してください。 p.50 操作:商品名のエラーの表示を回避する Step3、Step4 ※テキストの Step4 の手順 2 の表示について以下の補足をしてください。 [関数の引数]ダイアログボックスの[論理式]ボックスに B16 を指定する際に手入力した場合は問題ありませんがマウ

スを使用して B16 をクリックして入力すると、本来[名前]ボックスに表示される関数名が表示されないことがあります。 … B16 を手入力した場合の表示 … B16 をマウスでクリックして入力した場合の表示 ※ただし、修正プログラムの適用などによって解消されていることもあります。適宜、確認してください。 p.50 操作:商品名のエラーの表示を回避する Step5 [関数の引数]ダイアログボックスが VLOOKUP 関数に切り替わり、数式バーの VLOOKUP 関数が太字で表示されている

ことを確認します。 ※[関数の引数]ダイアログボックスのレイアウトが下図のように崩れて表示されている可能性があります。

※ただし、修正プログラムの適用などによって解消されていることもあります。適宜、確認してください。 p.52 操作:金額の数式を修正する Step6 受講者のレベルや講習時間に応じて、この Step の前に、p.43 の操作「結果を確認する」の Step2 で表示された "#VALUE!" のエラー値を回避するための数式を考えて入力してもらいましょう。 ●順位を自動的に入力する関数 p.56 の重要「下位互換と RANK 関数」は、必ず説明しましょう。Excel 2007 までは、順位を求めるための関数は RANK 関

数だけでした。Excel 2010 から順位を求める関数として、RANK.EQ、RANK.AVG、RANK の 3 つの関数があります。 従来の RANK 関数に相当する関数は、RANK.EQ 関数です。しかし、従来のバージョンとの下位互換のために RANK 関数

も残されています。Excel 2007 以前のバージョンのユーザーがファイルを使用する場合は RANK 関数を使用します。 また、こういうケースのために、「Excel97-2003 との互換性」で学習する互換性のチェックが重要となります。 互換性のチェックは既定で、Excel97-2003 と Excel 2007 および Excel 2010 での互換性をチェックすることが可能です。 p.55 ヒント:RANK.EQ 関数のコピーとエラー値 時間があれば IF 関数とネストしてエラー値の表示を回避する数式を考えてもらったり、入力してもらったりしましょう。

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p.56 ヒント:その他の関数の一覧 受講者のレベルやニーズに応じて、適宜紹介してください。 ●シートの保護 ・いきなりシートの保護について触れるのではなく、第 1 章から入力規則や関数を使って入力ミスを防いだり、入力の手間

を省いたりするようなしくみを "請求書" に設定してきたことを振り返ります。 C、D、F 列などに関数が入力されていることなどを確認し、これらが誤操作により上書きされてしまう可能性があるこ

とを操作の前に認識してもらいましょう。 ・ワークシートを保護すると、既定ではすべてのセルがロックされてセルの編集ができなくなります。 「■シートの保護の手順」については、1 つ 1 つのセルにロック(鍵)が付いていること、シートを保護する前に入力を

許可するセルのロック(鍵)をはずして(解除して)おくこと、その後、全体のロックを有効にする(鍵をかける)ため

に、シートの保護を設定することを説明します。 p.58 操作:セルのロックを解除する Step3 ・ロックを解除しただけではセルの内容を保護することはできません。この後、シートの保護を行う必要があります。 p.58 ヒント:数式を非表示にするには [表示しない]チェックボックスをオンにしてシートの保護を設定すると、数式バーや編集状態にしたセルに数式が表示さ

れなくなることを補足しましょう。受講者のニーズによっては操作することも必要です。 p.58 ヒント:[シートの保護を解除するためのパスワード]ボックス ・パスワードは省略可能です。パスワードを設定しない場合は、すべてのユーザーがシートの保護を解除できます。 ・パスワードは、大文字と小文字を区別することを補足してください。 ・以下の方法で、ワークシートの特定の範囲の編集をパスワードを知っているユーザーだけに許可することもできます。受

講者のレベルやニーズに応じて紹介しましょう。 ・[校閲]タブの[変更]にある[範囲の編集を許可]ボタンをクリックし、[範囲の編集の許可]ダイアログボック

スで[新規]をクリックします。 ・[新しい範囲]ダイアログボックスで編集を許可する範囲を指定して、[OK]をクリックします。[範囲の編集の

許可]ダイアログボックスに戻ったら[シートの保護]をクリックしてシートを保護します。 p.60 ヒント:テンプレートとして活用 "請求書" を開いて内容を編集して上書きする場合と、テンプレートとして保存した "請求書" を開いて利用する場合の違い

を明確にします。テンプレートとして開いたブックは新規にブックが作成されるので、元のブックを上書きする危険性があ

りません。 第 3 章 データの配布 社内、社外を問わず、複数の関係者でファイルを共有する際に考慮すべきことがある、ということを事前に認識してもらい

ます。ファイルを配布する前に個人情報が含まれていないかを検査したり、ブックを暗号化したり、Excel 2003 などの下

位バージョンで開くことを考慮して互換性をチェックしたりできます。 ・プライバシーの保護やセキュリティ強化に役立つ重要な機能であることを理解してもらいましょう。 ・社会的にも、このような点に配慮が求められていることにも触れましょう。

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●データの配布 Excel 97-2003 との互換性 p.67 操作:互換性をチェックする Step4 ・[Microsoft Excel‐互換性チェック]ダイアログボックスの[表示するバージョンを選択]ボタンをクリックすると、互

換性をチェックして表示するバージョンを選択することができます。既定では、[Excel 97-2003]と[Excel 2007]およ

び[Excel 2010]が選択されています。p.68 のヒント「[概要]ボックスに表示されるバージョンの切り替え」と併せて

ここで確認しましょう。 ・互換性に問題がなければ、「互換性に関する問題は見つかりませんでした。」と表示されます。 p.68 ヒント:互換性チェックの結果を別のシートに表示するには [互換性レポート]のシートは、シートの末尾に追加されます。追加されたシートを確認した後、必要に応じて削除するこ

とを忘れないように補足します。 p.68 ヒント:以前のバージョンの Excel と互換性のない機能の修正 互換性チェックではチェックのみを行い、結果を表示するだけであることに必ず触れてください。 ブックの保護 p.69 ヒント:ブックの保護とシートの保護の違い "ブックの保護" は、シートの追加、移動、削除、非表示シートの再表示などブックの構成に対する変更を防ぐ機能です。 各シートのセルに入力された内容を保護する "シートの保護" との違いを明確にします。

終版として設定 p.71 ヒント: 終版として設定されたブックの編集 ・他のユーザーと共有する場合に、ブックを読み取り専用にして不用意な変更を防ぐための機能です。ブックの 終版を共

有していることを示すことができます。 ・作成者以外のユーザーが誤ってブックを変更することを防ぐ機能ですが、変更の必要がある場合には、[編集する]ボタ

ンをクリックして編集することも可能です。 ・リボン上のボタンが灰色になって利用できないことなどを確認し、ブックの内容が不用意に変更されないようにするため

の機能であることを理解してもらいましょう。 ●セキュリティとデータの保護 ドキュメント検査 ブックには、作成者、管理者、会社名、 終保存者、ブックの校閲者の名前、タイトル、件名、ファイルサイズ、その他の

追加されたプロパティをはじめ、非表示のワークシート、非表示の行や列、コメントなど、画面上に表示されていない情報

が保存されています。 ドキュメント検査は、作成者自身も気付かなかったり、忘れてしまったりしている情報の有無をチェックして削除する機能

です。思わぬ情報の流出を防げるように、ドキュメント検査の重要性が理解できるように説明します。 p.73 操作:ドキュメント検査を実行する Step6 [作成者]以外にも、情報が保存されていることを確認するとよいでしょう。[情報]の右下にある[プロパティをすべて

表示]をクリックすると、さらに多くの項目があることやそれぞれの項目に情報が保存される可能性があることを見てもらっ

てもいいでしょう。 ブック全体の保護 読み取りパスワードと、書き込みパスワードの違いを明確にしましょう。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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p.76 操作:読み取りパスワードを設定する Step3:読み取りパスワードは、ブックを開くことができるかどうかを設定するためのパスワードです。パスワードを知ら

ないユーザーは、ブックを開くこともできません。 パスワード設定時に、[読み取り専用を推奨する]チェックボックスをオンにするとブックを開く際に読み取り専

用で開くため、不用意なデータの変更や上書きを防ぐこともできます。 Step4:パスワードは、英数字と記号を混在させたものを使用します。また、ここで設定している読み取りパスワードは

"請求書" の請求番号(セル B2 の値)です。実際の業務では、パスワードのルールが決められている場合などもあ

ります。セミナーでは、ユーザーのレベルに合わせて簡単なパスワードに置き換えて設定してもよいでしょう。 p.78 操作:読み取りパスワードを設定したブックを開く Step2 p.77 の Step3 で、[読み取り専用を推奨する]チェックボックスをオンにしたブックを開こうとすると、パスワードを入力

して[OK]をクリックした後に、読み取り専用で開くかどうかの確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックする

と読み取り専用、[いいえ]をクリックすると通常どおりにブックが開きます。

p.79 ヒント:書き込みパスワードを設定したブックを開く場合 書き込みパスワードは、書き込みパスワードを知っているユーザーだけに、元のブックの内容を上書きできるように設定す

るパスワードです。書き込みパスワードがわからない場合でも、[読み取り専用]をクリックしてブックを開くことができ

ます。ただし、上書き保存はできないため、新たに名前を付けて別のブックとして保存することになります。 ここで、データを保護する機能について振り返っておきましょう。 ・さまざまな保護に関する機能、パスワードに関する機能、 終版、読み取り専用、ドキュメント検査、と出てきました。

どういう場合に使用すればよいかをまとめましょう。受講者のレベルに応じて、どのような場合に使えるか、どう使い分

ければいいか意見を聞くのもよいでしょう。 ・これらの機能は、[ファイル]タブの[情報]から設定が行えるものもあります。 ●電子データとして配布 ・ここまで、Excel のブックを他のユーザーと使用する際に必要な保護などに関する機能を学習してきました。ここからは、

他のユーザーにデータを配布する場合に、Excel ブック以外の形式で配布する機能について学習することを伝えます。 p.80 [エクスポート]と[共有]について ・PDF ファイルについて馴染みのない受講者がいる可能性があります。p.80 でメリットについて説明しておきましょう。

・PDF ドキュメント形式は、閲覧や印刷を行うためのファイル形式です。 ・バージョンに限らず、Excel がインストールされていないコンピューター上でもほぼ同じレイアウトでファイルを閲

覧したり、印刷したりすることが可能です。 ・閲覧するためには専用の PDF リーダーが必要です。Windows 8 にはこの PDF リーダーである "リーダー" が標準で

インストールされていますが、Windows 7 以前の OS には PDF リーダーは標準インストールされていないため、

Adobe Reader などの PDF リーダーを別途インストールする必要があります。 ・PDF ファイルは、そのままでは簡単に編集することはできません。編集して再利用されたくない場合にある程度の

効力があります。 ・従来は、Excel のブックを PDF にするために専用のソフトウェアが必要でした。Excel 2007 から、ブックを保存す

る際にファイルの種類を PDF に指定するだけで、Excel のブックを PDF 化できるようになりました。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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・XPS ドキュメントは PDF とほぼ同じですが、以下の点を確認してください。 ・Windows XP の場合は、Microsoft XPS Viewer などをダウンロードしてインストールする必要があります。 ・Windows Vista 以降は、Microsoft XPS Viewer が標準でインストールされています。

・PDFファイルもXPSドキュメントも同じような用途ですが、一般的に多く使用されているのはPDFファイルであること

を伝えましょう。 PDF/XPS ドキュメントの作成 p.82 操作:PDF ファイルを作成する Step3 Step2 の[PDF または XPS 形式で発行]ダイアログボックスで、[発行後にファイルを開く]チェックボックスがオンに

なっていても、PDF 閲覧用のソフトウェアがインストールされていない場合はファイルが開きません。Windows 8 以外の

環境では、Adobe Reader などの PDF リーダーがインストールされている必要があります。事前に講習環境の確認をしてお

きましょう。 電子データでの配布 p.84 重要:電子メールソフトの設定 ここでの操作は、通常使用するメールソフトとして Outlook 2013 が設定されていることが前提です。Outlook 2013 が設定

されていない環境でこの項を学習する場合は、Step1 までの確認となります。Step2 以降を実行しようとした場合、Step2の画面は開かず、以下のメッセージが表示されます。

講習環境や受講者の環境で Outlook 2013 が通常使用するメールソフトとして設定されていない場合は、p.85 のヒント「別

のメールソフトを使っている場合」を紹介してください。 p.85 ヒント:サイズの大きなファイルの添付 Outlook 2013 では、添付されたファイルのファイルサイズが[添付ファイル]ボックス(Step3 画面の③)に表示されます。

メールに添付する前にファイルサイズを確認する方法については、以下の 2 点を補足するとよいでしょう。 ・[ファイル]タブをクリックし、[情報]画面の右側にある[プロパティ]の[サイズ]の値を確認 ・保存されているブックのアイコンを右クリック、[プロパティ]をクリックして[プロパティ]ダイアログボックスを 開き、[全般]タブのサイズの値を確認

第 4 章 データのビジュアル化 ●データのビジュアル化 作成した表内のデータを視覚化する機能として、Excel 2013 でさらに強化された "グラフ機能" をはじめとする機能につい

て学習します。 p.90 での導入の際に、「"グラフ" だけがデータをビジュアル化してわかりやすくする機能であるか?」、たとえば、「棒グ

ラフの棒が、30 本も 40 本も、…100 本も並んでいる場合、ひと目でその傾向を読み取ることができるでしょうか?」など

を例に挙げて、受講者に考えてもらいましょう。 この章では "グラフ機能" に加えて、セルに入力されたデータの傾向をわかりやすくするための "条件付き書式"、セルの中

に埋め込むミニグラフ "スパークライン"、文字を効果的なグラフィックにするための "SmartArt グラフィック" などの機

能を学習します。それらの簡単な特徴について触れておきましょう。

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●発展的なグラフ ・グラフの作成方法についてあらかじめ紹介してもよいでしょう。

・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の各グラフの挿入ボタン ・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の[おすすめグラフ]ボタン ・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]のダイアログボックス起動ツールで[グラフの挿入]ダイアログボックスを表

示 ・セル範囲をドラッグしたときに表示される[クイック分析]ボタンをクリックして、分類の[グラフ]をクリック などがあります。

・[グラフの挿入]ダイアログボックスには[おすすめグラフ]タブと[すべてのグラフ]タブの 2 つのタブが表示されます。 ・Excel 2010 にはグラフの分類が 11 分類ありましたが、Excel 2013 では 10 分類になっています。これはドーナツグラフ

が円グラフに、バブルチャートが散布図に含まれ、新たに[組み合わせ]が追加されたためです。この[組み合わせ]は

複合グラフを作成する際に使用します。 ・グラフでは、さまざまなオプションの設定が可能です。データをグラフ化してどのように見せたいか、どのように見せる

と効果的か考えて目的に合ったグラフを選択して作成するだけではなく、編集する必要性に気付いてもらえるように進行

します。また、これから作成するグラグの完成イメージをここでつかんでもらいましょう。 ・右クリックすると表示されるミニツールバーに[グラフの要素]などのボタンが追加されています。右クリックする場所

によって、ミニツールバーに表示される内容は変化します。受講者の状況に応じて紹介します。 ・Excel 2007 で削除され、復活の要望が多くあったデータ系列の "塗りつぶし(パターン)" が Excel2010 から復活してい

ます。Excel 2003 以前から使用している受講者には必要に応じて紹介しましょう。[データ系列の書式設定]作業ウィン

ドウの[塗りつぶし]から設定できます。紹介するタイミングは、受講者の状況に合わせて決定しましょう。 補助円グラフ付き円グラフ 円グラフを発展的に使用するグラフです。円グラフに含まれる項目が多い場合、すべての項目をグラフ内に表示させようと

すると、かえってわかりづらくなることをイメージしてもらいましょう。また、仕方なく少ない割合のデータをひとまとめ

にして "その他" として作成した経験などを聞いて、補助円グラフ付き円グラフのメリットを認識できるように導入しま

す。 p.93 操作:グラフ化するデータ系列を基準に並び替える Step2 データの並べ替えは、[ホーム]タブの[編集]にある[並べ替えとフィルター]ボタンをクリックし、[降順]をクリッ

クしても行えます。どのタブを使用しているかなど、作業の状況に応じて使い分ければいいことを補足しましょう。 p.94 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step1 受講者の状況によっては、離れたセルの選択をする場合、Ctrl キーを使用することを補足します。また、復習を兼ねて事前

にどのキーを使用するといいか質問してもよいでしょう。 p.94 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step2 比率、割合を扱う場合、円グラフの他にどういうグラフがあるか、どう使い分けると効果的かなどを考えてもらうと、目的

に応じて使い分けなければならないことを理解しやすくなります。たとえば、以下のような例です。 ・グラフ化したい系列が 1 つでも、項目が多くなるような場合はその大小を比較するために、あえて棒グラフを使

用することもあります。 ・グラフ化したい系列が 2 つの場合は、円グラフではなくドーナツグラフが適していることもあります。 ・グラフ化したい系列が 3 つ以上になる場合は、"100%積み上げ縦棒グラフ" が適していることもあります。 ・比率、割合は、"円グラフ" という固定概念を持たないように、そして 適なグラフの種類を考える重要性を補足

します。 p.94 ヒント:グラフのイメージ Excel 2013 では、グラフの種類を選択する前にイメージを確認できるようになりました。

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p.94 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step3 復習事項として、セル A26 にきっちりと合わせたい場合は、Alt キーを使用するといいことにも触れましょう。 p.95 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step4 グラフのサイズを調整する場合にも、目的のセルにきっちりと合わせるために Alt キーを使用できることを補足します。 p.95 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step5 この Step で使用する[グラフツール]は操作対象となるグラフを選択しなければ表示されないことを強調します。このよう

に、操作対象を選択したときにだけ表示されるツールやタブを "コンテキストツール"、"コンテキストタブ" といいます。 コンテキストツール、コンテキストタブについて振り返りましょう。

・まず、編集したいものがあれば選択すること、コンテキストツール、コンテキストタブが表示されていないかを確認

し、あれば、そこからさまざまな編集や設定が可能となる機能であることを強調します。今後の操作でも意識して使

用する必要性を理解してもらいます。 ・編集したい箇所で右クリックし、ショートカットメニューから編集の操作を行う方法についても適宜紹介します。

いずれの場合も、作業の状況に応じて使い分けるとよいことを理解してもらいましょう。 また、Excel 2010 の[グラフツール]では 3 種類のタブ、[デザイン]、[レイアウト]、[書式]が表示されていましたが、

Excel 2013 では 2 種類のタブ、[デザイン]、[書式]しか表示されません。Excel 2010 で表示されていた[グラフツール]

の[レイアウト]タブで行っていた主な設定は、[デザイン]タブの[グラフの要素の追加]ボタンで行うか、グラフを選択

したときに右側に表示されるショートカットツール、 [グラフ要素]ボタンから行います。なお、このショートカットツー

ルは Excel 2013 の新機能です。 p.95 ヒント:補助円に移動するデータの数 補助円に表示するデータの数の変更方法については、p.109「 補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する」で行います。 データ系列の追加 本書ではこの後、複合グラフを作成するためにデータ系列を追加します。しかし、データ系列の追加は複合グラフを作成す

るためだけの機能ではありません。系列を追加し忘れたり、使用する系列が後から元の表に追加されたためグラフに系列を

追加したりすることも日常業務ではあり得ることです。そのための操作であることも理解してもらいましょう。 p.97 操作:縦棒グラフを作成する 基礎編の復習として、グラフ化する範囲とグラフの種類だけを指示してから受講者各自で縦棒グラフを作成してもらっても

よいでしょう。受講者の理解度に応じて進行してください。 p.98 操作:データ系列を追加する 機能を確認するための操作ではなく、「今年度の売上実績のグラフを作成した後で、前年度の実績と比較したくなった。そ

のために系列を追加する」というように、具体的なイメージを持って操作してもらいましょう。 p.98 操作:データ系列を追加する Step2 今回は、グラフ化されている系列と追加する系列が離れているため、コピーして貼り付ける方法で行っていることを理解し

てもらいましょう。 [貼り付け]ボタンにこだわらず、右クリックして[貼り付け]オプションのボタンを選択してもらうなど、他の方法で操

作してもかまいません。 p.98 ヒント:データ系列の削除 データ系列を選択できているかどうかは、系列にハンドルが付いていることで確認することを補足しましょう。 p.98 操作:データ系列を追加する Step4 ショートカットツールは操作の対象となるグラフを選択すると表示されるツールであることを強調しましょう。

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p.99 ヒント:データ系列の順序の変更 ・時間があれば、系列の順序を変更すると凡例の順序が変わることを実際に操作して確認しましょう。 ・基礎編で扱った、行と列の切り替えだけであれば、[行/列の切り替え]ボタンをクリックしてもいいことを状況に応じて

補足しましょう。 種類の異なるグラフの組み合わせ 縦棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフを作成します。 複合グラフは、2 つの異なる視点を一度に表示する場合に使用します。「年間の月別平均降水量と月別平均気温」、「売上

額と売上目標額」などの具体例を挙げてイメージしてもらいましょう。 p.100 操作:データ系列を追加する 受講者の理解度に応じて、p.98「データ系列を追加する」の復習として「達成率を作成した棒グラフに追加しましょう。」

とだけ指示して、各自で操作を行ってもらってもよいでしょう。 p.100 ヒント:追加したデータ系列のグラフが表示されない場合 パーセント単位とは、つまり 100分の 1の単位です。"達成率" が 150%だとしても実際の数値は 1.5となり、"売上実績" とは大きく異なるため、表示されていないように見えることを理解してもらいます。 p.101 操作:グラフを複合グラフに変更する Step2 ・Excel 2010 までは、1 つの系列だけを選択してグラフの種類を変更して複合グラフの作成を行っていました。

Excel 2013 では、[グラフの種類の変更]ダイアログボックスの[組み合わせ]で複合グラフを作成します。 ・p.100 のヒントを踏まえて、なぜ[集合縦棒-第 2 軸の折れ線]を選択するのか、第 2 軸とはどの軸なのかを理解してもら

いましょう。 ・第 2 軸が何かを理解してもらった上で、[グラフの種類の変更]ダイアログボックスで、[達成率]の右側にある[第 2 軸]

のチェックボックスがオンになっていることを確認しましょう。 ●グラフの詳細設定 データラベルとデータテーブル グラフ内にデータラベルを表示すると、値を表で確認する手間が省けます。しかし、あまりにも多くの値がグラフ内に表示

されると、かえってわかりづらくなります。すべての値をデータラベルにするか、特定の値だけをデータラベルにするか、

またはデータテーブルにした方がいいのかを考えて使用することを理解してもらうことが重要です。 p.105 操作:データラベルを表示する Step1 ・テキストでは[グラフツール]をクリックし、[デザイン]タブにある[グラフレイアウト]の[グラフ要素を追加]ボタ

ンから[その他のオプション]を選択して設定していますが、Excel 2013 の新機能であるショートカットツールを使用す

るとより効率的な設定が可能になります。 Excel 2010 までは表示された書式設定のためのダイアログボックスで詳細な設定を

行っていましたが、Excel 2013 では画面右側に書式設定などの詳細な設定を行うた

めの書式設定ウィンドウが表示されるようになりました。 また、すでに追加済みのグラフ要素を編集する場合は[グラフツール]の[書式]

タブをクリックし、[現在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタンを使用する

方法もあります。この方法は編集したいグラフ要素をあらかじめ選択することがポ

イントになります。 p.106 ヒント:特定の要素へのデータラベルの表示 特に目立たせたい値のデータラベルを表示する場合の操作です。データラベルだけではなく、特定のグラフ要素だけを変更

する場合があること、その際に必要な操作であることを理解してもらいましょう。必要に応じて操作してもらいます。

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p.107 操作:データテーブルを表示する グラフの基になっている表とグラフが離れていて参照しづらい場合や、すべての系列の値をデータラベルで表示するとかえ

ってわかりづらくなる場合に使用する機能であることを理解してもらいます。どういう場合に有効な機能かを受講者に問い

かけてもよいでしょう。 p.108 操作:データテーブルを表示する Step5 複合グラフにしたからこそ読み取れることがないか改めて受講者に聞いてみましょう。 "ヨニー" は、"売上額" の比較だけでは も低い額ですが、"達成率" の折れ線グラフと組み合わせることで、"達成率" がも高いことがわかります。このことを通じて複合グラフのメリットについて理解してもらいます。 p.108 ヒント:データテーブルの書式設定 ・データテーブルに書式を設定するには、まず、データテーブルを選択する必要があります。ショートカットツールの[グ

ラフ要素]ボタンをクリックし、[データテーブル]の右側にある三角をクリックします。[その他のオプション]をクリッ

クすると画面右側に[データテーブルの書式設定]作業ウィンドウが開きます。 ・フォントに関する設定は[ホーム]タブ、データテーブルに関する設定は[グラフツール]の[書式]タブや[データテ

ーブルの書式設定]作業ウィンドウで行います。 ・テーブルを選択し、右クリックしたときに表示されるミニツールバーやショートカットメニューについても受講者の状況

やニーズに合わせて紹介するとよいでしょう。 p.109 ヒント:凡例の非表示 ・Step2 で、[凡例マーカー付きでデータテーブルを表示]を選択すると、データテーブル内に凡例が表示されます。 ・このヒントで紹介している操作の他に、直接凡例を選択して Del キーを押して凡例を削除する方法でも、凡例を非表示に

することが可能です。 グラフ要素の書式設定 さらに詳細な設定を行うために、グラフの各要素の書式設定ウィンドウを使用することを再度、強調しましょう。 p.110 操作:補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する Step5

初にデータラベルをクリックすると、すべてのデータラベルが選択されてハンドルが付きます。特定のデータラベルだけ

を選択するには、そのデータラベルだけを再度クリックして選択する必要があることを補足します。 p.111 ヒント:各要素の書式設定ウィンドウの表示方法 各要素の書式設定ウィンドウの開き方をここでまとめましょう。 ヒントに記述されている方法以外にも以下の方法があります。 ・グラフを選択してショートカットツールの[グラフ要素]ボタンをクリックし、グラフの要素名の右側にある三角をクリッ

クします。そして[その他のオプション]をクリックします。 ・設定対象のグラフ要素を選択し、[グラフツール]の[書式]タブの[現在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタン

をクリックします。 ・設定対象のグラフ要素をダブルクリックします。 受講者の状況やニーズに合わせて紹介し、まとめましょう。 p.111 操作:軸のオプションを設定する 目的に応じて見せ方を変えるために、軸の 大値や 小値、目盛間隔を調整する場合があることを紹介します。 ●条件付き書式とスパークライン セルの強調表示ルールの設定 条件付き書式は、セルに入力されている数値データの傾向をわかりやすくするための機能です。 ビジュアル効果を理解しやすくするために、完成したデータを講師画面で表示できるように準備しておくとよいでしょう。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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p.115 操作:クイック分析を使ってセルの強調表示を設定する Step1 [指定の値より大きい]以外の、例えば[指定の値以上]や[指定の値以下]などは[クイック分析]ボタンから設定する

ことができません。[ホーム]タブの[スタイル]にある[条件付き書式]ボタンで表示されるメニューから行います。p.123の操作「独自の条件と書式を設定する」で紹介します。 データバーとアイコンセットの設定 p.117 操作:データバーを設定する Step2 列幅を広くするとさらに見やすくなることがあります。補足しておきましょう。 p.117 操作:アイコンセットを設定する Step1 ・アイコンセットは、データの傾向を表すアイコンを選択すべきであることを強調します。p.118 のヒント「アイコンセッ

トの選択」と共に紹介します。 ・3 種類の星のアイコンセットは、教室の明るさやプロジェクターの解像度によっては見えにくい場合があります。セミナ

ー環境に合わせて選択するアイコンセットを変更することも必要です。ただし、適切なアイコンセットに変更しましょ

う。 p.118 ヒント:カラースケール カラースケールはデータバーと異なり、バーの長さではなく、セルの塗りつぶしの色で数値の大きさを表します。 比較するセルの数が、行、列方向へ広範囲にわたる場合に有効な機能です。 条件付き書式のカスタマイズ p.119 操作:アイコンセットのルールを変更する Step4 [書式ルールの編集]ダイアログボックスの[ルールの種類を選択してください]の大まかな意味は、以下のようになりま

す。セミナー実施に先立って実際に確認しておきましょう。必要に応じて、以下を参考に操作してもらいましょう。 ・セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定:

"データバー"、"カラースケール"、"アイコンセット" のように、そのセルが指定した範囲内でどの位置にあるかによって

書式を適用。 ・指定の値を含むセルだけを書式設定:"○○以上"、"○○と●●の間" のように、セルの値によって書式を適用。 ・上位または下位に入る値だけを書式設定:上位または下位からみて "何項目"、"何%" に含まれるデータに書式を適用。 ・平均より上または下の値だけを書式設定:選択した範囲の "平均値より上"、"平均値より下" などで書式を適用。 ・一意の値または重複する値だけを書式設定:選択した範囲内で一意のセルや、重複しているセルに書式を適用。 ・数式を使用して、書式設定するセルを決定:指定した数式が TRUE になる場合に書式を適用。 p.120 ヒント:[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックス ・ルールを作成するための、[新しい書式ルール]ダイアログボックスと、既に設定しているルールをカスタマイズする ための[書式ルールの編集]ダイアログボックスがあります。

・[新しい書式ルール]ダイアログボックスを開くには、Step3 で[新規ルール]ボタンをクリックするか、 [ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンから[新しいルール]をクリックします。整理して伝えましょう。

p.122 ヒント:[アイコンのみ表示]チェックボックス セルに数値とアイコンの両方を表示すると見づらくなる場合があります。アイコンセットを表示するための列を別に作成し

て[アイコンのみ表示]チェックボックスをオンにすると、アイコンだけを表示することができます。この場合、アイコン

を中央揃えにすることも可能です。 p.123 ヒント:データバーのルールのカスタマイズ 時間に余裕があれば、実際に操作して確認するとよいでしょう。 「■[負の値と軸の設定]ダイアログボックス」については、Excel 2010 から追加された機能です。

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スパークライン セルというわずかなスペースに、隣接したデータに基づく傾向をわかりやすくコンパクトにビジュアル化できます。表とは

別の位置に作成するグラフと異なり、表内のセルにミニチャートと呼ばれるグラフを埋め込みます。スパークラインは指定

したセルに挿入できるため、基になるデータの傾向を一目で把握できるという効果を発揮するといえます。 p.125 操作:スパークラインを挿入する Step1・Step2 ・通常のグラフと同じように、目的に合ったスパークラインを選択することを補足します。 ・[スパークラインの作成]ダイアログボックスの[データの範囲]ボックスに既にセル番地が表示されている場合には、いっ

たん削除してから改めて選択するように補足しましょう。 ・スパークラインを挿入する範囲をあらかじめ選択しておくと、[スパークラインの作成]ダイアログボックスの[場所の

範囲]ボックスに、その範囲が入力された状態でダイアログボックスが開きます。補足してもよいでしょう。 p.126 操作:スパークラインを編集する Step1~Step4 ・受講者のレベルによって、自由に編集する時間を取ってもよいでしょう。 ・スパークラインを設定したセルに、文字を直接入力して編集することができます。たとえば、「上昇傾向」という文字を

スパークラインを設定したセルに入力してフォントサイズなどを調整し、効果的に使用することを紹介します。文字が小

さくなる場合はズーム機能を使うなど、作業しやすいようすることを補足しましょう。 p.127 操作:スパークラインを編集する Step5 余裕があれば、"スパークライン"、"データバー"、"アイコンセット" を設定したことにより、数値だけの表からは読み取れ

ないことが見えないか? など、考えてもらう時間を取りましょう。 セミナーを実施する前に、どんな傾向が読み取れるか実際に確認して準備しておいてください。 p.128 重要:条件付き書式やスパークラインを設定したブックの互換性 この内容は、必ず紹介するようにしましょう。 ●グラフィックの活用 Excel で作成した表やグラフの訴求力をさらに向上させるために、SmartArt グラフィックや図形を使用するとよいこと、

訴えたい内容に応じた SmartArt グラフィックや図形の選択が大切であることを理解できるような導入を工夫します。 SmartArt グラフィック p.130 操作:SmartArt グラフィックを挿入する SmartArt グラフィック内の図形に直接文字を入力することも可能です。[テキストウィンドウ]を使用すると、p.132 のヒ

ント「SmartArt グラフィックの文字入力のキー操作」を使用して、内容の追加が容易なことを併せて説明します。 p.131 のヒント「[テキストウィンドウ]が表示されない場合」も同時に触れておきましょう。 また、同レベルの内容を追加してレベルを下げたり上げたりして、どのように変化するかを確認するとよいでしょう。 p.132 ヒント:SmartArt グラフィックの図形の追加と削除 組織図を例にアシスタントの図形を増やす実習を行うとよいでしょう。通常、[テキストウィンドウ]を使用しても図形を

追加することができますが、組織図のアシスタントはこのヒントの方法が適しています。 p.134 ヒント:SmartArt グラフィックの文字や図形の書式設定 選択位置について注意するように補足します。設定となる対象には、"SmartArt グラフィック全体"、"SmartArt グラフィ

ック内の図形"、"SmartArt グラフィックの図形内の文字" があります。また、それぞれの箇所を選択して右クリックする

と、図形に関するツールが表示されるミニツールバーが追加されています。受講者の状況を見ながら併せて紹介しましょ

う。

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図形の挿入 時間があれば、別のワークシートにいくつか図形を描いてあらかじめ編集を実習してもらうのもよいでしょう。スタイルの

設定、グラデーションや図形の効果について、時間がなければデモを行うなど工夫しましょう。 p.136 操作:複合グラフに図形を挿入する Step5 スタイルの設定以外にも、[描画ツール]の[書式]タブでできることについて紹介しましょう。 p.136 ヒント:グラフへの図形の挿入・ワークシートへの図形の挿入 図形を挿入した複合グラフはグラフシート上にあるため、グラフと図形が一緒に移動しないことが体感できません。シート "売上分析" にある円グラフを使用して実際に操作します。時間によっては、講師がデモを行うとよいでしょう。 第 5 章 データ分析の準備とデータベース機能 ●データベースの整形とデータベース機能 ・データベース機能を十分に使用するためには、分析に必要なフィールドが存在していなければなりません。既存のデータ

ベースで十分にデータ分析を行えないような場合も、データベースを整形することで利用できる場合があります。 ・基礎編で学習したように、データベースの基となる表データは、そのための形式を備えている必要があります。 参考:「Microsoft Excel 2013 基礎 セミナーテキスト」 p.144「■データベース作成時のポイント」

・ブック "売上分析" を開き、シート "売上明細" にある表を確認します。既にテーブルに変換された形式ですが、基本的

にデータベース機能を使用する際にはテーブルに変換することや、そのメリットを復習します。 ・基礎編や本書の第 1 章、第 2 章で学習した内容が生かせないか、このテーブルを題材に受講者の意見を引き出しながら導

入します。 ・並べ替え、フィルター ⇒ 「Microsoft Excel 2013 基礎 セミナーテキスト」 第 6 章 ・入力規則、VLOOKUP 関数などの機能や関数 ⇒ 本書 第 1 章、第 2 章

・この節の操作を行っても、さらに必要に応じて整形する余地が残っていることも理解してもらう必要があります。 時間があれば、本章のデータを使用してさまざまな工夫をしてもらえるように伝えましょう。

●データベースの整形 フィールドの追加 フィールドを追加するにはすべてを手入力するのではなく、以下のような方法があります。 ・VLOOKUP 関数を使用する ・文字列操作関数を使用する (書式に関しては p.153 のヒント「文字列操作関数」で紹介します)

・Excel 2013 の新機能、"フラッシュフィル" で入力済みのデータを基にデータを効率よく入力する p.145 ヒント:外部データの取り込み Access などの DBMS(データベース管理システム)によるデータ管理を行っている場合でも、担当者が手軽にデータ分析を

行うために Excel を使用することがあります。受講者のレベルやニーズに応じて説明の深さを変えるとよいでしょう。 フィールドの追加 p.148 のヒント「テーブルで VLOOKUP 関数を使用する場合」、「集計列」を適切なタイミングで紹介しましょう。 p.147 操作:列を挿入してフィールドを追加する 列の挿入、VLOOKUP 関数は既に学習した内容です。受講者のレベルによっては、各自で行ってもらうのもよいでしょ

う。 p.149 操作:集計列 "金額" を作成する Step4 ・列見出し "金額" を入力すると、自動的にテーブルの範囲が拡張されます。[オートコレクトのオプション]ボタンが表

示され、"テーブルの自動拡張を元に戻す"、"自動的にテーブルを拡張しない" などを選択することができます。

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・数式を入力した場合、自動的に金額列すべてに数式がコピーされます。[オートコレクトのオプション]ボタンが表示さ

れ、"元に戻す-集計列"、"集計列の自動作成を停止" などを選択することができます。 ※一覧に表示される "オートコレクトオプションの設定" で、有効、無効を切り替えることができます。 p.149 ヒント:テーブルで自動的に有効になる機能 フィルター機能以外にも有効になる機能があることを確認しましょう。 テーブルの自動拡張については "集計列" と同じように、 終行にデータを追加した場合にも拡張されます。操作して確認

するといいでしょう。p.150 のヒント「"顧客マスター" をテーブルに変換して利用」も併せて紹介します。 フラッシュフィル ・Excel 2010 までは、セル内のデータから指定した文字や数値を取り出して別の列に表示する場合、

文字列操作関数を使用していました。ここでは Excel 2013 の新機能 "フラッシュフィル" を使用

して、新たな追加した列にデータを入力します。 ・"フラッシュフィル" は、データを分割して他の列に入力できるだけでなく、いくつか入力したデー

タの規則性をある程度認識して記号を追加したり、データを結合して入力したりすることが可能な

機能です。 ・テキストでは[データ]タブの[データツール]にある[フラッシュフィル]ボタンから手動で設

定していますが、データの先頭と 2 行目のセルに入力するだけで残りの行にデータを自

動的に入力できることもあります。 ・自動的に入力されてしまったデータを元に戻すには、[元に戻す]ボタンを使用するか、

[フラッシュフィルオプション]ボタンをクリックして[フラッシュフィルを元に戻す]

を使用して戻すことができます。 ※フラッシュフィルで追加した列のデータは、基となる列のデータが変更された場合でも自

動的に変更されません。注意が必要なことを補足しましょう。 ・操作に入る前に、"商品 CD" のそれぞれの桁が何を表すか、ホワイトボードに "商品 CD"

を書いて説明しましょう。 p.151 操作:フラッシュフィルで商品分類のフィールドを作成する Step2 なぜ、[右側と同じ書式を適用する]を選択するのか補足します。既定のままにすると左側の列の書式が適用されます。実

際に操作して違いを見てもらってもよいでしょう。 p.151 ヒント:大文字/小文字の区別 半角大文字で「BR」と入力します。「br」と入力すると半角小文字でデータが追加されてしまいます。また、全角大文字で

「BR」と入力するとすべての行に「BR」が入力されてしまうことを補足しましょう。 p.152 ヒント:"商品分類マスター" の作成 ・"商品分類マスター" を作成しなければならないということではありません。分析に必要かどうかを考えて、必要なフィ

ールドを追加することがポイントです。 ・"商品分類マスター" を作成しておくと、Step6 までで作成した "商品分類" を元に "商品分類名" フィールドを作成する

ことが可能になります。 p.153 ヒント:文字列操作関数 LEFT 関数、MID 関数、RIGHT 関数、LEN 関数はよく使用される文字列操作関数です。受講者のレベルやニーズに応じて

紹介しましょう。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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p.154 ヒント:データの検索と置換 特定の担当者を探したい場合や担当者の氏名が変わったような場合に使用する機能です。データのチェックや正しいデータ

に変更する場合に使える機能であることが理解できるように説明しましょう。また、[検索と置換]ダイアログボックスは、

Ctrl+F キーでも開くことができることを補足してもよいでしょう。 ●データベース機能の活用 基礎編で学習した、並べ替えやフィルターの機能を簡単に操作してもらいながら振り返りましょう。 独自の順序による並べ替え p.157 操作:独自の順序で並べ替える Step1:まずユーザー設定リストに、並べ替えのための項目が登録されているかどうかを確認します(ここでの操作では、

第 1 章で登録したユーザー設定リストを使用します)。受講者の状況に応じて、ユーザー設定リストをどこで確認

するか、その方法についても復習を兼ねて補足しておきましょう。 Step2:[ホーム]タブの[編集]にある[並べ替えとフィルター]ボタンから[ユーザー設定の並べ替え]を選択して、

[並べ替え]ダイアログボックスを開くこともできます。 p.159 操作:独自の順序で並べ替える Step7 並べ替えを、[並べ替え]ダイアログボックスを使用せずに、並べ替えたい列見出しの▼(オートフィルター)をクリック

して操作することもできます。ただし、複数のキーを基準に並べ替える場合は、優先度の低いキーから並べ替えを行わなけ

ればならないことを補足しましょう。"顧客 CD" の昇順で並べ替え ⇒ "エリア" の昇順で並べ替え ⇒ "商品名" で並べ替

え、という手順です。 また、▼(オートフィルター)を使用する場合は、独自の順序を使用して並べ替えることはできません。

・並べ替えにユーザー設定リストを使用する場合は、列見出しの▼(オートフィルター)をクリックして[色で並べ替え]

の[ユーザー設定の並べ替え]を選択し、[並べ替え]ダイアログボックスで設定することになります。 この並べ替えで、同じ "商品名" がある場合は "エリア" の昇順で表示され、同じ "エリア" があった場合は、"顧客 CD" の昇順で並べ替えた結果が表示されます。 p.159 ヒント:色で並べ替え 時間があれば、[保存用]フォルダーのブック "第 1 四半期売上分析(顧客別)" のシート "売上分析" を使用して、いくつ

か実際に操作すると理解が深まります。 抽出機能の応用 p.161 操作:1 つのフィールドに複数の条件を指定して抽出する Step1 ・並べ替え直後であれば、[元に戻す]ボタンで並べ替える前の状態に戻すことが可能です。 ・いくつもの条件を組み合わせて並べ替えた場合や並べ替えの直後でない場合は、"売上 ID" や "連番" を振るなど、 初

の状態に戻すためのキーとなるフィールドを作成しておくことを補足します。 ・たとえば、"売上 ID" のフィールドを利用して並べ替え前の状態に戻した場合、"売上 ID" の列見出しを見ると並べ替え

が設定された状態 になっていることに注意しましょう。この場合は、[データ]タブの[並べ替えとフ

ィルター]にある[クリア]ボタンをクリックして並べ替えの状態を解除することを補足します。 p.161 操作:1 つのフィールドに複数の条件を指定して抽出する Step3 抽出条件を設定した列見出しのボタン をポイントすると、抽出条件がポップアップで表示されることを

補足しましょう。抽出条件が確認できるようになっています。操作後、どういう条件で抽出しているかを確認できます。 p.162 操作:範囲を指定して抽出する Step1 画面はスクロールしてもかまいません。受講者が見やすい方法で行えばいいことを伝えましょう。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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p.162 操作:範囲を指定して抽出する Step2・Step3 [指定の範囲内]以外にもさまざまな抽出が可能であることを確認し、補足します。 [指定の範囲内]を選択すると、[オートフィルターオプション]ダイアログボックスは、[以上]、[以下]が自動的に

選択された状態で開きます。選択した抽出条件によって[より大きい]、[より小さい]などが選択された状態で表示され

ることを確認しましょう。 また、列に入力されているデータの種類によって[数値フィルター]、[テキストフィルター]、[日付フィルター]などに切

り替わることを補足してもよいでしょう。 p.163 ヒント:[検索]ボックスを使用した抽出 ヒントの後半で、"ワイルドカード"(*)を使用した抽出条件を使用しています。ワイルドカードについては p.173 のヒント

「部分一致と前方一致、後方一致の検索条件の指定」で扱っています。 p.164 操作:スライサーを作成して抽出する Excel 2013 から、[テーブルツール]の[デザイン]タブの[ツール]に[スライサーの挿入]ボタンが追加されました。 "スライサー" を使用すると、どんな条件でフィルターをかけているのかが一目でわかります。また、フィ

ルターを設定する場合にも、ボタンをクリックするだけで絞り込むことができる機能です。 p.167 ヒント:スライサーの書式設定 実際に操作してみましょう。 スライサーのウィンドウの移動やサイズ変更、スタイルの設定などを行うとよいでしょう。適当に行うの

ではなく、色や並べ方に配慮するなど、「見やすく、使いやすい」ということを念頭に操作するように指

示しましょう。 高度な条件を組み合わせた抽出 1 つのフィールドに 3つ以上の条件や、複数のフィールドを組み合わせるなどの複雑な条件を指定する場合は、"フィルター

オプション" を設定します。 p.168 操作:検索条件範囲を作成する Step1 なぜ 5 行挿入したのか、理由を補足します。受講者に考えてもらうのもよいでしょう。 p.169 ヒント:検索条件範囲の列見出し ・この内容は必ず紹介しましょう。ヒントの例以外に、金額が「10 万円以上、20 万円未満」という条件を指定する場合、

金額の列を 2 列作成する必要があります。p.173 のヒント「複数の抽出条件の設定」の「■1 つの列に複数の検索条件を

AND 指定で設定する」を参照してください。 ・Step2・Step3 で操作しているように、検索条件範囲は、常に列見出しを機械的にコピーして貼り付けて作成するものだ

という誤解が生じないように説明する必要があります。 p.170 操作:AND 条件と OR 条件を指定して抽出する Step6 フィルター機能を使用すると、条件に合わない行が折りたたまれた状態で表示されます。データベースの隣に重要なデータ

が入力されていると、そのデータが非表示になってしまいます。データベースの隣に非表示になると困るようなデータを入

力しないよう補足します。 ※抽出先として[指定した範囲]を選択した場合は、折りたたまれずに表示されます。 p.173 ヒント:部分一致と前方一致、後方一致の検索条件の指定 ワイルドカードについて紹介します。時間があれば実際に操作してもらいます。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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データの自動集計 ・p.149 のヒント「テーブルで自動的に有効になる機能」で紹介した機能のほか、スライサーの挿入やテーブルスタイルの

適用など Excel 2013 の多彩なデータベース機能を使用するにはセル範囲をテーブルに変換しておく必要があります。しか

し、データの自動集計はテーブルに変換されたデータベースで使用することはできません。 ・既存のデータがテーブルに変換されている場合は、基のデータを範囲に変換するのではなく、そのシートをコピーしてか

ら範囲に変換して使用することをお勧めします。 ・自動集計の前に、並べ替えが必要であることを強調してください。 p.174 操作:集計の基準となるフィールドで並べ替える 商品名ごと、エリアごとに集計を行うため、"商品名" と "エリア" で並べ替えを行います。この並べ替えは、順序を付ける

ためではなく、同一商品名、同一エリアをひとまとまりにするための並べ替えであることを理解してもらいましょう。 ※ここでは、自動集計の事前準備として並べ替えています。また、直接関係ありませんが、"顧客 CD" 順での並べ替えも行

っています。 p.174 操作:集計の基準となるフィールドで並べ替える Step3

優先されるキーの順序は、第 1 章で登録したユーザー設定リストの順序を指定します。ユーザー設定リストに並べ替えの

順序が登録されているか、並べ替えの手順を忘れている受講者がいないか注意して進めましょう。 p.175 操作:集計を実行する "商品名" ごとの集計と、"エリア" ごとの集計を 2 回に分けて集計すること、一度に集計できないことを補足します。 p.175 操作:集計を実行する Step3 [集計の設定]ダイアログボックスについて、p.176 のヒント「[集計の設定]ダイアログボックス」を参照しながら説明し

ましょう。特に、既定で[現在の小計をすべて置き換える]チェックボックスがオンになっていることを確認します。 p.176 操作:集計を実行する Step4 Ctrl+End キーなど、広い範囲でアクティブセルを移動するキー操作などについて適宜紹介しましょう。 p.178 操作:集計の基準を追加する Step3 4 番目の手順、[現在の小計をすべて置き換える]チェックボックスをオフにすることを忘れないようにすることを補足し

ます。チェックボックスをオンのままにするとどうなるか、実際に試してもらうと印象に残ります。 ・第 5 章では主に、[テーブル]によるデータベース機能を学習してきました。簡単に振り返りましょう。 ・この後、さらに柔軟にデータを分析する機能を学習することを伝えます。 ・「テーブルの中のいくつかの項目だけを使用して集計したい場合にどうしますか?」など問いかけてみましょう。具体的

に問いかけるとさらによいでしょう。たとえば、「2013/6/29 の形式で入力されているデータを、4 月度、5 月度のように、

月ごとにまとめて集計したい場合どうしますか?月別集計表を基となるデータからコピーして、別に手作業で作成します

か?」など受講者に問いかけて考えてもらいましょう。 第 6 章 ピボットテーブルとピボットグラフ ●データをさまざまな角度から分析するツール 第 5 章の 後に受講者に問いかけたことを、p.186 に載っている基になるデータや、ブック "売上分析" のシート "売上明

細" を開いて問いかけましょう。 ・「データは、2,184 件あります。吟醸ドラフトビールの 4 月~6 月までのデータを抜き出すにはどうしますか?」

など具体的に問いかけ、ピボットテーブルを知らなければ、大変な作業であることが実感できるように導入します。 ・ピボットグラフについても同じように、具体的に問いかけましょう。 ・ピボットテーブルはドラッグ操作ができれば基本的な集計表ができること、設定を加えることによって柔軟な集計・分析

ができることを印象付けます。

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●ピボットテーブルの作成 簡単にピボットテーブルの画面や、構成要素を説明しておきます。 p.189 操作:おすすめピボットテーブルを使用してピボットテーブルを作成する "おすすめピボットテーブル" は Excel 2013 で追加された新機能です。実際にどういうピボットテーブルになるかイメージ

を確認して選択できます。従来の方法でユーザーが必要なフィールドを 1 つ 1 つ追加してレイアウトを決定するためには、

[挿入]タブの[テーブル]にある[ピボットテーブル]ボタンや[おすすめピボットテーブル]ダイアログボックスの[空

のピボットテーブル]ボタンをクリックして設定します。 空のピボットテーブルを作成してフィールドを配置する方法については、p.192 のヒント「空のピボットテーブルを作成し

てフィールドを配置するには」を参考にしてください。 p.190 操作:おすすめピボットテーブルを使用してピボットテーブルを作成する Step4 実際に作成したいピボットテーブルと全く同じイメージのものがなくても、近いものを選択して後から必要な追加や変更を

行えばいいことを補足しましょう。 p.190 ヒント:[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンドウ [ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンドウはピボットテーブル内の任意のセルを選択していなければ表示されませ

ん。補足しましょう。 p.190 ヒント:"商品名" フィールドの並び順 並び替えを行いたい場合は、p.196 のヒント「特定のアイテムの絞り込み」で紹介する一覧に表示される、[昇順」、[降

順]を使用します。ここで先に紹介するか、p.196 のヒントを説明するときに補足するか、タイミングを見計らってくださ

い。 p.191 操作:ピボットテーブルにフィールドを追加する Step1 フィールドリストの[売上日]チェックボックスをオンにする代わりに、[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンドウ

下部、エリアセクションにある[フィルター]、[列]、[行]、[値]の各エリアにドラッグして配置することもできます。 ここまでの学習内容(基になっているデータベースの任意のフィールドを組み合わせて集計できること)を振り返りましょ

う。そして、次は、さらに柔軟な分析を行うための機能を学習することを伝えます。 ●ピボットテーブルを使用した分析 p.193~195 で、これから行うことを簡単に説明します。 また、「■タイムライン」は Excel 2013 の新しい機能です。ピボットテーブルで集計する対象を特定の期間だけに絞り込む

ことが容易になりました。 レイアウトの変更とデータの絞り込み p.195 操作:フィールドを移動する Step1 ・薄く表示される、グレーのガイドラインを目安にすることを補足します。 ・"商品名" フィールドを "売上日" フィールドの上に配置した場合と、下に配置した場合では表示される結果が異なること

を確認します。移動するフィールドを、元からあったフィールドの下に移動しなければならないような誤解を与えないよ

うにします。 p.197 操作:[フィルター]エリアにフィールドを追加する Step1 ・レポートフィルターを設定すると、ピボットテーブル全体を設定したフィールドの項目で絞り込むことができます。 ・設定するには、追加したいフィールドをフィールドセクションからエリアセクションにある[フィルター]エリアにドラッ

グします。 ・[フィルター]エリアにフィールドを追加すると、ピボットテーブルの左上にレポートフィルターが表示されます。

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・既定では "(すべて)" が表示され、すべてのアイテムが表示された状態になっています。▼をクリックして絞り込みた

いアイテムを選択するとピボットテーブル全体が指定したアイテムで絞り込まれます。 ・[行]、[列]、[値]の各エリアに追加する際も、同じドラッグ操作で行えることを復習して、自由にフィールドを追加して

もらう時間を設けてもいいでしょう。適当にフィールドを追加したり、移動したりするだけでも思わぬ分析結果を得られ

る場合があります。 p.197 ヒント:複数のアイテムで絞り込むには ・複数のアイテムを選択して絞り込むこともできます。ピボットテーブル上のレポートフィルターにある▼をクリックし、

[複数のアイテムを選択する]チェックボックスをオンにすると各アイテムの先頭に表示されるチェックボックスのオン

とオフで絞り込むアイテムを指定できるようになります。この設定では、レポートフィルターの部分に "(複数のアイテ

ム)" と表示されるだけなので、絞り込んでいるアイテムがわかりづらくなります。 このような時は、[スライサー]で絞り込むのが有効であることを補足しましょう。スライサーのメリットもわかりやす

くなります。スライサーについては p.202「スライサーで絞り込む」で学習しますので、補足のタイミングはスライサー

の導入部分でもよいでしょう。伏線として軽く触れておきましょう。 ・レポートフィルターを使って絞り込んだ場合、レポートフィルターを切り替えて絞り込んだ後、業務上の配慮として絞り

込んだままにしておいていいのか、他のユーザーが利用する場合を考慮して "(すべて)" に戻すべきなのか、状況によ

って考えなければならないことなども補足するとよいでしょう。 ・ここでは、レポートフィルターに 1 つのフィールドしか指定していませんが、複数のフィールドを指定することも可能で

す。 p.198 ヒント:レポートフィルターの項目ごとにワークシートを作成 ・レポートフィルターは、単一のワークシート上にある 1 つのピボットテーブルを、アイテムを切り替えて絞り込みます。

レポートフィルターで何度もアイテムを切り替えて絞り込む必要がある場合は、絞り込んだ状態のピボットテーブルを

ワークシートに分けておく方が便利な場合があります。 ・レポートフィルターページは、レポートフィルターに配置したフィールドのアイテムごとにワークシートを分けて、絞り

込んだ状態のピボットテーブルを表示する機能です。両者の違いを明確にしましょう。 ・設定する前にレポートフィルターが "(すべて)" になっていることを確認してから操作するように補足しましょう。

"(すべて)" 以外の項目が選択されていた場合、選択された項目のシートは別に作成されません。また、"(すべて)" の状態のシートも作成されません。

p.198 操作:タイムラインで絞り込む Excel 2013 の新機能です。この機能を使用するには、ピボットテーブルの基となるデータベースに日付の表示形式が設定さ

れたフィールドが必要です。 p.200 操作:タイムラインで絞り込む Step6 指定する日数が長い場合にドラッグするのは大変です。開始日をクリック

し、 終日を Shift キーを押しながらクリックして長い期間を選択するこ

とができます。適宜補足しましょう。また、タイムラインの指定した期間

を微調整したいときには、選択した期間の両端に表示されるハンドルをド

ラッグすることもできます。 p.202 操作:スライサーで絞り込む ・集計対象がボタンとして表示され、ボタンをクリックするだけで集計対象を絞り込んで切り替えることができます。 ・レポートフィルターで▼をクリックして切り替えたり、レポートフィルターページで分けた、別ワークシートに切り換え

たりする必要がありません。 ・集計対象を自由に組み合わせて絞り込むことが可能です。 ・使い分けとメリットについて明確にしましょう。

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p.204 操作:スライサーで絞り込む Step7 ・この Step の前に "商品分類" と "容量" 以外にも、"担当営業"、"業種" などを追加してリアルタイムで集計結果が絞り込

めることを確認する操作を行いましょう。スライサーのメリットがより感じられます。 ・[フィルターのクリア]ボタンは、絞り込まれていない場合は有効になりません。画面上で確認してもよいでしょう。 データのグループ化や計算方法の変更 日単位で集計されたデータを月単位にグループ化します。ユーザーが 1 行 1 行のデータを自分で集計することなく、月単位

を選択するだけの簡単な操作で結果が得られること、他にも、四半期ごとや年単位でまとめたりできることを補足します。 p.206 操作:フィールドをグループ化する Step1 [データ]タブの[アウトライン]の[グループ化]ボタン、または、グループ化するエリアの中で右クリックして[グル

ープ化]をクリックしても設定できます。受講者の状況に応じて紹介してもよいでしょう。 p.206 ヒント:グループ化の基準 グループ化するために選択したエリアに入力されているデータによって、基準となる単位の表示が異なります。この単位は

入力されているデータに合わせて自動的に表示されます。 たとえば、アンケート結果を分析するような場合に年齢のフィールドをグループ化し、10 代、20 代、30 代のように集計す

ることが可能です。

p.207 操作:計算の種類を変更する ・計算方法を変更するだけで総計に対する比率や、列集計、行集計に対する比率などを求めることができます。 元のデータに比率を計算するフィールドがなくても結果が得られる、ということを認識してもらうことが大切です。 実際に、いくつかの計算方法に変更して試してもらいましょう。

・受講者のレベルやニーズに応じて、比率と実際の集計値の両方を表示したい場合について補足します。「値」エリアに、 "金額" をもう 1 つ追加して設定できます。フィールドの追加は、「レイアウトの変更とデータの絞り込み」の p.197 の操

作「[フィルター]エリアにフィールドを追加する」と関連するので、紹介のタイミングを調整しましょう。 データの詳細な表示 この後の操作で行うことを踏まえて導入します。たとえば、「ホームカクテルアソートの金額を担当営業別に見てみたい」、

「渡辺さんの 4 月の金額、141,300 円の明細はどうなっているのだろう」といった場合に、「このピボットテーブルの基に

なっている、シート "売上明細" のデータを 1 件、1 件探しますか?」などを問いかけて、この機能を知らなければ大変な

作業になるということを動機付けしておきましょう。この動機付けは各操作に入る前でもかまいません。 p.211 操作:集計の基データを明細行で表示する Step2 必要に応じて、列幅の調整やシート名の変更を行うことを補足しましょう。ダブルクリックでいつでも表示できるので、 一時的に見るだけであれば確認した後にシートを削除しておくことも付け加えます。 ピボットテーブルの更新 ピボットテーブルを作成した後に基になるデータベースに変更があった場合は、自動的に更新されないことを強調します。 忘れずに更新することを補足してください。

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●ピボットテーブルの書式設定 ピボットテーブルにも適切な書式設定が必要です。 ・選択するセルによって、[値フィールドの設定]ダイアログボックスか[フィールドの設定]ダイアログボックスか、開

くダイアログボックスが変化します。 ・[表示形式]ボタンは、数値や日付が入力されたフィールドを選択して操作した場合に表示されます("売上月" が入力さ

れたセルでも表示されます)。 どこを選択して操作するか注意することを補足します。 p.215 操作:フィールドに表示形式を設定する Step2 ・この手順で表示形式を設定する場合は、値フィールド内のセルを 1 か所選択するだけで値フィールド全体に表示形式を設

定することができることを補足します。 ・通常の方法([ホーム]タブの[数値]グループなどを使用)で、表示形式の設定を行うことも可能です。 ・p.216 のヒント「フィールドに書式設定を行うその他の方法」で両者の選択方法の違いを明確に紹介します。 p.217 操作:ピボットテーブルスタイルを設定する Step1:第 5 章のテーブルスタイルを設定したときの手順と関連付けて、復習として操作してもらってもいいでしょう。

まず、ピボットテーブルを選択すること、コンテキストタブを使用することの 2 点を押さえましょう。 Step3:ピボットテーブルにデータバーなどの、条件付き書式が設定できることを認識してもらうための Step です。

終章ですので、全体のまとめであることを意識して進行することを考えましょう。 「データをどのように見せると効果的か」を考えて作業することが重要であり、これを実現するために Excel のさ

まざまな機能があるということを理解してもらうことが大切です。 p.218 ヒント:空白セルに 0 を表示するには この内容は、必ず紹介しましょう。 p.219 ヒント:ピボットテーブルのレイアウトの詳細設定 時間があれば、いくつか実際に切り換えて確認しましょう。 後に、ピボットテーブルについてもう一度振り返ります。

・膨大なデータの中から、必要な項目だけを組み合わせて集計表を作成できる ・レイアウトを自由に変更して自在にさまざまな角度から集計し、分析に役立てることができる ・フィルター機能やスライサーを使用することによって、また新たな集計表に形を変えることができる これらを基のデータベースとピボットテーブルを見ながら振り返りましょう。 ●ピボットグラフ ピボットグラフが通常のグラフと大きく異なる点は、以下の 4 点です。

1. グラフ化したいフィールドを選択、再配置することによって、グラフを作り直さずに瞬時に変更可能 ⇒ グラフを見ながら対話するように、自在にフィールドを組み合わせることができる

2. ピボットテーブルを基に作成 ⇒ 新たに基になるデータを作成し直す必要がない 3. ピボットテーブルと連動 ⇒ ピボットテーブルが変更されるとグラフが更新される

※ただし、ピボットテーブルの基になっているデータベースの変更と自動的連携して更新されるわけではありませ

ん。ユーザー自身で更新する必要があります。 4. グラフ上で並べ替えやフィルター、スライサーなどの機能が使用できる

p.221 操作:ピボットグラフを作成する Step1 [挿入]タブの[グラフ]にある[ピボットグラフ]ボタンから作成することも可能です。必要に応じて補足してください。 Step2 から Step5 は、通常のグラフを作成する手順と同じです。受講者自身が復習を兼ねて作成できるように進行してもよ

いでしょう。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き

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p.223 操作:指定したアイテムだけを表示する Step1 ・使用したいフィールドの▼をクリックすれば、後はこれまでに学習した機能です。 ・ピボットグラフとピボットテーブルが連動していることを確認してもらいましょう。 ・ピボットテーブルで操作をした場合にも、ピボットグラフが連動することを併せて確認しましょう。 p.224 操作:ピボットグラフにフィールドを追加する Step3 ・[複数のアイテムを選択]チェックボックスをオンにすると、各アイテムの先頭にチェックボックスが表示されます。補

足してください。 ※ただし、選択した複数のアイテムが何であるかは表示されず、複数のアイテムであることも表示されません。 ・他のユーザーなどにわかりづらいことを考えると、後の操作「表示するグラフをスライサーで絞り込む」が有効であるこ

とを補足しましょう。スライサーのメリットがわかりやすくなります。 p.225 操作:表示するグラフをタイムラインで絞り込む タイムラインの使用方法は、ピボットテーブルの場合と同じです。 p.227 操作:表示するグラフをスライサーで絞り込む スライサーの使用方法は、ピボットテーブルの場合と同じです。 p.228 操作:表示するグラフをスライサーで絞り込む Step2 指示されたフィールド以外のフィールドを追加してグラフの表示が変化すること、ピボットテーブルが連動していることを

各自で確認してもらいましょう。 ・第 6 章で、データ分析を行うためのピボットテーブル、ピボットグラフを学習しました。 この章では、テキストで指示されたフィールド以外のフィールドを追加して、実際に何か読み取れることがないか、 見えてくることはないか、などの分析結果を発表する時間を取ることが理想です。

・ 後に全章を簡潔にまとめて振り返ります。

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■ 本書は著作権法上の保護を受けています。 本書の一部あるいは全部について(ソフトウェアおよびプログラムを含む)、日経BP社から文書による許諾を得ずに、いか

なる方法においても無断で複写、複製することを禁じます。 無断複製、転載は損害賠償、著作権法の罰則の対象になることがあります。 Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 講習の手引き 2013 年 3 月 4 日発行 著 作 BAL.com 妙中 典子、中村 徹 発 行 日経 BP 社

〒108-8646 東京都港区白金 1-17-3 http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/ ©2013 Noriko Taenaka, Toru Nakamura BAL.com(Best Active Learning Community)は、質の高い研修を実施する専門家を養成し、プロフェッショナル・トレー

ナーとして、インストラクションの専門家の社会的認知を高めることを目的としたコミュニティ。インストラクション技術

および情報技術に関する教育、研究、コンテンツ製作、カスタマイズ研修などを中心に活動している。 (2010 年 7 月、MOT コミュニティから BAL.com に名称変更) 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。本書の例題や画面などに登場する企業名や製品名、人名、

キャラクター、その他のデータは架空のものです。特にお断りしない限り、現実の個人や企業、製品、イベントを指すもの

ではありません。 本文中に™、®マークは明記しておりません。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

復習問題・総合問題 解答集

復習問題 1-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-1 ワ

イン請求書" を開きます。 2. ①セル E16~E35 を範囲選択し、[データ]タブの

[データツール]の [データ

の入力規則]ボタンをクリックして、[データの入

力規則]ダイアログボックスを開きます。 ②[設定]タブが選択されていることを確認し、[入

力値の種類]ボックスの一覧の[整数]をクリック

します。 ③[データ]ボックスの一覧の[次の値以上]をク

リックします。 ④[ 小値]ボックスに「5」と入力します。 3. ①[エラーメッセージ]タブをクリックします。 ②[無効なデータが入力されたらエラーメッセージ

を表示する]チェックボックスがオンになっている

ことを確認します。 ③[スタイル]ボックスに "停止" が選択されてい

ることを確認します。 ④[タイトル]ボックスに「ケース数の確認」と入

力します。 ⑤[エラーメッセージ]ボックスに「ケース数は 5以上の値で入力してください。」と入力します。 ⑥[OK]をクリックします。 4. ①セル B16~B35 を選択し、[データ]タブの

[データの入力規則]ボタンを

クリックして、[データの入力規則]ダイアログボッ

クスを開きます。 ②[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ

クスの一覧の[リスト]をクリックします。 ③[ドロップダウンリストから選択する]チェック

ボックスがオンになっていることを確認します。 ④[元の値]ボックスをクリックし、シート "商品

マスター" のセル A4~A15 をドラッグします。 ⑤ [ 元 の 値 ] ボ ッ ク ス 内 に "= 商 品 マ ス

ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認

し、[OK]をクリックします。

5. ①セル B16 をクリックし、▼をクリックして、ド

ロップダウンリストの一覧の[WRFRA001]をク

リックします。 ②セル B16 に商品 CD "WRFRA001" が入力され

たことを確認します。 ③セル E16 に「4」と入力して Enter キーを押し、

エラーメッセージが表示されることを確認します。 ④[再試行]をクリックし、セル E16 に「8」と入

力します。 6. ①セル A16~A35 を範囲選択し、[ホーム]タブの

[数値]グループの (ダイアログボックス起

動ツール)をクリックして、[セルの書式設定]ダ

イアログボックスを開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー

定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「000」と入力します。 ④[サンプル]に "001" と表示されていることを

確認し、[OK]をクリックします。 7. ①セル A6 をクリックし、[数値]グループの (ダイアログボックス起動ツール)をクリックして、

[セルの書式設定]ダイアログボックスを開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー

定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「@" 御中"」と入力します。 ④[サンプル]に "株式会社ディスカウントジェー

ムス 御中" と表示されていることを確認し、[OK]

をクリックします。 8. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-1 ワイ

ン請求書" を同じ名前で保存して閉じます。

復習問題 1-2

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-2 顧

客別商品別売上集計" を開きます。 2. ①シート見出し "ジェームス" をクリックし、Shiftキーを押しながら、シート見出し "第 1 四半期売上

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

32

実績" をクリックします。 ②ワークシートがグループ化され、グループ化され

たシートのシート見出しに緑の線が表示され、タイ

トルバーに "[作業グループ]" と表示されている

ことを確認します。 ③セル A1 をクリックし、[ホーム]タブの[フォ

ント]の [太字]ボタンをクリックします。 ④セル E5 の "合計" を "商品別合計" に修正しま

す。 3. ①シート見出し "ジェームス" を右クリックし、

[作業グループ解除]をクリックします。 ※グループ化されているシートであればどのシー

トでもかまいません。 ※グループ化されていないシート "売上実績集計" のシート見出しをクリックしてグループ化を解除

してもかまいません。 4. ①シート "ジェームス" をアクティブにし、セル

A6~A17 を範囲選択します。 ②[ファイル]タブの[オプション]をクリックし、

[Excel のオプション]ダイアログボックスを開き

ます。 ③[詳細設定]をクリックし、[全般]の[ユーザー

設定リストの編集]をクリックして[ユーザー設定

リスト]ダイアログボックスを開きます。 ④[新しいリスト]が選択されていることを確認し、

[ リ ス ト の 取 り 込 み 元 範 囲 ] ボ ッ ク ス に "$A$6:$A$17" と表示されていることを確認して

[インポート]をクリックします。 ⑤[ユーザー設定リスト]ボックスの一覧の 終行

にインポートしたデータが追加されていることを

確認し、[リストの項目]ボックスで登録内容と順

序を確認して[OK]をクリックします。 ⑥[OK]をクリックして、[Excel のオプション]

ダイアログボックスを閉じます。 ⑦シート "第1四半期売上実績" をアクティブにし

ます。 ⑧セル A6 をクリックし "ボルドー赤" と入力され

ていることを確認します。 ⑨フィルハンドル(■)をポイントし、マウスポイ

ンターの形が になっていることを確認して、セ

ル A17 までドラッグします。 5. ①シート "ジェームス" のセル B31~E31 を範囲

選択してコピーします。 ②シート "売上実績集計" のセル C4 をアクティブ

にし、[ホーム]タブの[クリップボード]の [貼り付け]ボタンの▼をクリックして、[その他

の貼り付けオプション]の [リンク貼り付け]

をクリックします。 ③同様にして、各シートの月別合計をシート "売上

実績集計" にリンク貼り付けします。 ・シート "ロジャー" のセル B31~E31 を、シート "売上実績集計" のセル C5 ・シート "ミセスマックス" のセル B31~E31 を、

シート "売上実績集計" のセル C6 ・シート "ドンキー" のセル B31~E31 を、シート "売上実績集計" のセル C7 6. ①シート "ジェームス" のセル B16 を「320,000」に修正し、セル B31 の値が再計算され、"7,150,496" に更新されていることを確認します。 ②シート "売上実績集計" をアクティブにし、セル

C4 の値が "7,150,496" に更新されていることを

確認します。 7. ①シート "第 1 四半期売上実績" のセル B6~D30を範囲選択し、[ホーム]タブの[編集]の [合

計]ボタンをクリックします。 ②セル B6 と数式バーに "=SUM()" と表示されて

いることを確認します。 ③シート "ジェームス" のセル B6 をクリックし、

Shift キーを押しながらシート見出し "ドンキー" をクリックします。 ④数式バーに "=SUM('ジェームス:ドンキー'!B6)" と表示されていることを確認し、 [合計]ボタ

ンをクリックします。 8. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-2 顧客

別商品別売上集計" を同じ名前で保存して閉じま

す。

復習問題 1-3

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-3 コ

ンビニエンスストア売上集計" を開きます。 2. ①シート "第 1 四半期" のセル A3 をアクティブに

し、[データ]タブの[データツール]の [統合]ボタンをクリックして、[統合の設定]ダ

イアログボックスを開きます。 ②[集計の方法]ボックスに "合計" と表示され、

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

33

[統合元範囲]ボックスにカーソルが表示されてい

ることを確認します。 ③シート見出し "デイリーマート" をクリックし、

セル A3~E16 を範囲選択します。 ④[統合元範囲]ボックスに、"デイリーマー

ト!$A$3:$E$16" と表示されていることを確認し、

[追加]をクリックします。 ⑤同様にして、各シートの表を統合元範囲に追加し

ます。 ・シート "ハロー" のセル B4~F16 ・シート "ショートストップ" のセル C5~G18 ・シート "プラタナス" のセル A2~E13 ⑥[統合元]ボックスに "ショートストッ

プ!$C$5:$G$18"、"ハロー!$B$4:$F$16"、"プラタ

ナス!$A$2:$E$13" が追加されていることを確認

します。 ⑦[上端行]チェックボックスと[左端行]チェッ

クボックスをオンにして[OK]をクリックします。 ⑧範囲選択を解除して列幅を調整します。 3. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-3 コン

ビニエンスストア売上集計" を同じ名前で保存し

て閉じます。

復習問題 2-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-1 ワ

イン請求書" を開きます。 2. ①シート "請求書" のセル F37 の数式を消去しま

す。 ②セル F37 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの[関数ライブラリ]の

[数学 /三角]ボタンの一覧から

[ROUND]をクリックして[関数の引数]ダイア

ログボックスを開きます。 ※②の操作は、[数式]タブの[関数ライブラリ]

の [関数の挿入]ボタンをクリックして、[関

数の挿入]ダイアログボックスを開いて ROUND関数を選択してもかまいません。 ③[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ

とを確認し、「F36*E37」と入力します。 ④[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。

3. ①セル E39 の数式を消去します。 ②セル E39 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの [数学/三角]ボ

タンの一覧から[ROUNDDOWN]をクリックし

て[関数の引数]ダイアログボックスを開きます。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いてROUNDDOWN関数を選択して

もかまいません。 ③[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ

とを確認し、「E38*5%」と入力します。 ④[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。 4. ①セル E37 の値を消去します。

②[数式]タブの [論理]ボタンの一覧

から[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアロ

グボックスを開きます。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて IF 関数を選択してもかまいませ

ん。 ③[論理式]ボックスに「E36>=15」と入力しま

す。 ④[真の場合]ボックスに「8%」と入力します。 ⑤[偽の場合]ボックスに「なし」と入力し、[OK]

をクリックします。 ⑥セル E37 に "なし" と表示されることを確認し

ます。 5. ①セル E16 に「15」と入力し、セル E36 に "15" と表示されることを確認します。 ②セル E37(割引率)に "8%" と表示されること

を確認します。 6. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-1 ワイ

ン請求書" を同じ名前で保存します。

復習問題 2-2

1. ①ブック "復習 2-1 ワイン請求書" のシート "請求書" がアクティブになっていることを確認し、セ

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

34

ル B16~D16 のデータを消去します。 2. ①セル C16 をアクティブにし、[数式]タブの

[検索 /行列]ボタンの一覧から

[VLOOKUP]をクリックして[関数の引数]ダ

イアログボックスを開きます。

※①の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いてVLOOKUP 関数を選択してもか

まいません。 ②[検索値]ボックスをクリックし、セル B16 を

クリックします。 ③[範囲]ボックスをクリックし、シート "商品マ

スター" のセル A4~E15 をドラッグし、F4 キーを

押して絶対参照にします。 ④[列番号]ボックスに「2」と入力します。 ⑤[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]

をクリックします。 ※[検索方法]ボックスには「0」と入力してもか

まいません。 ⑥セル C16 に "#N/A" と表示されていることを確

認します。 3. ①セル B16 をクリックし、▼をクリックして、ド

ロップダウンリストの一覧の[WRFRA001]をク

リックします。 ②セル B16 に商品 CD "WRFRA001" が入力され

たことを確認します。 ③セル C16 に "ボルドー赤" と表示されたことを

確認します。 4. ①セル C16 の数式を消去します。 ②セル C16 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの [論理]ボタンの一覧

の[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアログ

ボックスを開きます。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボッ

クスを開いて IF 関数を選択してもかまいません。 ③[論理式]ボックスに「B16=""」、[真の場合]

ボックスに「""」と入力します。 ④[偽の場合]ボックスをクリックし、関数ボック

スの▼をクリックして一覧の[VLOOKUP]をク

リックします。

⑤[検索値]ボックスに「B16」と入力します。 ⑥[範囲]ボックスをクリックし、シート "商品マ

スター" のセル A4~E15 をドラッグして F4 キー

を押して絶対参照にします。 ⑦[列番号]ボックスに「2」を入力します。 ⑧[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]

をクリックします。 ※[検索方法]ボックスには「0」と入力してもか

まいません。 ⑨オートフィル機能を使って、セル C16 の数式を

セル C35 までコピーし、 [オートフィルオプ

ション]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー

(フィル)]をクリックします。 ⑩セル C17~C35 に、"#N/A" と表示されないこと

を確認します。 5. ①設問 4 と同様の操作で、セル D16 に数式

「 =IF(B16="","",VLOOKUP(B16, 商 品 マ ス

ター!$A$4:$E$15,5,FALSE))」を入力します。 ②セル D16 にケース単価 "21,840" が表示されて

いることを確認します。 ③オートフィル機能を使って、セル D16 の数式を

セル D35 までコピーし、 [オートフィルオプ

ション]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー

(フィル)]をクリックします。 ④セル D17~D35 に、"#N/A" と表示されないこと

を確認します。 6. ①セル F16 の数式を消去します。 ②セル F16 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの [論理]ボタンの一

覧の[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアロ

グボックスを開きます。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて、IF 関数を選択してもかまいま

せん。 ③[論理式]ボックスに「D16=""」、[真の場合]

ボックスに「""」と入力します。 ④[偽の場合]ボックスに「D16*E16」と入力し、

[OK]をクリックします。 ⑤オートフィル機能を使用して、数式をセル F35までコピーし、オートフィルオプションの一覧の

[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

35

⑥セル F17~F35 が空白で表示されていることを

確認します。 7. ①セル B12、セル D16~D35、セル E38~E40、セ

ル F16~F37 を、[ホーム]タブの[数値]の [通貨表示形式]ボタンを使って、通貨形式の表示

形式に設定します。 8. ①ブック "復習 2-1 ワイン請求書" を上書き保存

して閉じます。

復習問題 2-3

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-3 顧

客別売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上実績集計" のセル G4 をクリックし、

[数式]タブの [その他の関数]

ボタンをクリックし、[統計]ボタンの一覧から

[RANK.EQ]をクリックして[関数の引数]ダイ

アログボックスを開きます。

※①の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて、RANK.EQ 関数を選択してもか

まいません。 ②[数値]ボックスに「F4」と入力します。 ③[参照]ボックス内をクリックし、セル F4~F23をドラッグしてF4キーを押して絶対参照にします。 ④[参照]ボックスの表示が "$F$4:$F$23" に変

わったことを確認します。 ⑤[順序]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。 ※[順序]ボックスの「0」は省略してもかまいま

せん。 ⑥オートフィル機能を使って、セル G4 の数式をセ

ル G15 までコピーします。 3. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-3 顧客

別売上分析" を同じ名前で保存して閉じます。

復習問題 2-4

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-4 ワ

イン請求書" を開きます。

2. ①セル A16~B35 をドラッグし、Ctrl キーを押し

ながらセル E16~E35 をドラッグして範囲選択し

ます。 ②[ホーム]タブをクリックし、[フォント]グルー

プの (ダイアログボックス起動ツール)をク

リックして、[セルの書式設定]ダイアログボック

スを開きます。 ③[保護]タブをクリックし、[ロック]チェック

ボックスをオフにして、[OK]をクリックします。 3. ①任意のセルをクリックして選択を解除し、[校閲]

タブをクリックします。

②[変更]の [シートの保護]ボタンをクリッ

クして、[シートの保護]ダイアログボックスを開

きます。 ③[シートとロックされたセルの内容を保護する]

チェックボックスがオンになっていることを確認

し、[OK]をクリックします。 4. ①セル C14 に任意の値を入力します。 ②シートの保護のメッセージが表示されることを

確認し、[OK]をクリックします。 5. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-4 ワイ

ン請求書" を同じ名前で保存して閉じます。

復習問題 3-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習3 ジェー

ムス請求書" を開きます。 2. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。

② [問題のチェック]ボタンをクリックし、

[互換性チェック]をクリックして、[Microsoft Excel - 互換性チェック]ダイアログボックスを開

きます。 ③[概要]ボックスに Excel 2003 でサポートされ

ていない機能が表示されるので、スクロールして概

要を確認し、[OK]をクリックします。 3. ①シート見出し "顧客マスター" を右クリックし、

ショートカットメニューの[非表示]をクリックし

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

36

てシート "顧客マスター" を非表示にします。

②[校閲]タブをクリックし、[変更]の [ブッ

クの保護]ボタンをクリックして[シート構成と

ウィンドウの保護]ダイアログボックスを開きます。 ③[保護対象]の[シート構成]チェックボックス

がオンになっていることを確認し、[OK]をクリッ

クします。 ④シート見出し "請求書" を右クリックし、ショー

トカットメニューの[再表示]などのコマンドが灰

色になっていることを確認します。 4. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 3 ジェー

ムス請求書" を同じ名前で保存します。 5. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。

② [ブックの保護]ボタンをクリックし、[

終版にする]をクリックします。 ③ 終版に設定するというメッセージが表示され

たら、[OK]をクリックします。 ④ 終版として設定したというメッセージが表示

されたら、[OK]をクリックします。 ⑤タイトルバーに "[読み取り専用]" と表示され

ていることを確認します。 ⑥編集を推奨しないメッセージが表示されている

こととリボンが非表示になっていることを確認し

ます。 ⑦[挿入]タブをクリックし、リボンのボタンが灰

色になっていることと数式バーが表示されていな

いことを確認します。 6. ①ブックに "復習 3 ジェームス請求書(完成)" という名前を付けて、[保存用]フォルダーに保存し

て閉じます。

復習問題 3-2

1. ①[保存用]フォルダーのブック "復習 3 ジェー

ムス請求書" を開きます。 2. ①[編集する]ボタンをクリックて 終版を解除し

ます。 3. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。

②[作成者]に "降矢 通" と表示されていること

を確認します。

③ [問題のチェック]ボタンをクリックし、

[ドキュメント検査]をクリックして、[ドキュメ

ント検査]ダイアログボックスを開きます。 ④保存の確認メッセージが表示されたら、[はい]

をクリックします。 ⑤検査する項目を確認し、[検査]をクリックしま

す。 ⑥検査結果を確認し、"ドキュメントのプロパティ

と個人情報" の[すべて削除]をクリックして、個

人情報を削除します。 ⑦ドキュメントのプロパティと個人情報が削除さ

れたことを確認し、[閉じる]をクリックします。 ⑧ファイルのプロパティを確認し、[作成者]に何

も表示されていないことを確認します。 4. ①[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開き

ます。 ②[ツール]をクリックし、[全般オプション]を

クリックして[全般オプション]ダイアログボック

スを開きます。 ③[読み取りパスワード]ボックスに「JUN-W001」と入力し、[OK]をクリックして読み取りパスワー

ドを設定します。 ④[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示

されるので、[パスワードをもう一度入力してくだ

さい。]ボックスに「JUN-W001」と入力し、[OK]

をクリックします。 ⑤ブック "復習 3 ジェームス請求書" を上書き保

存して閉じます。 5. ①[保存用]フォルダーのブック "復習 3 ジェー

ムス請求書" を開きます。 ②[パスワード]ボックスに「JUN-W001」と入

力し、[OK]をクリックします。 ③ブック "復習 3 ジェームス請求書" が開くこと

を確認します。

復習問題 3-3

1. ①[ファイル]タブをクリックし、[エクスポート]

をクリックします。 ②[PDF/XPS ドキュメントの作成]をクリックし、

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

37

[PDF/XPS の作成]ボタンをクリックして

[PDF または XPS 形式で発行]ダイアログボック

スを開きます。 ③[ファイルの場所]に "保存用" と表示されてい

ることを確認し、[ファイル名]ボックスに "復習

3 ジェームス請求書" と表示されていることを確

認します。 ④[ファイルの種類]ボックスに "PDF" と表示さ

れていることを確認し、[発行後にファイルを開く]

チェックボックスがオンになっていることを確認

して[発行]をクリックします。 ⑤リーダーが起動し、請求書が PDF 形式で発行さ

れたことを確認します。 2. ①スクロールして PDF ファイルの内容を確認しま

す。 ②リーダー画面の上部をポイントし、マウスポイン

ターの形が に変わったら、画面の一番下まで

ドラッグします。 ③リーダーの画面が小さくなったらマウスのボタ

ンから指を離してリーダーを終了します。 ④スタート画面が表示されたら[デスクトップ]の

タイルをクリックして、デスクトップ画面を表示し、

Excel が起動していることを確認します。 3. ①[ファイル]タブをクリックし、[共有]をクリッ

クします。

②[共有]の[電子メール]をクリックし、

[添付ファイルとして送信]ボタンをクリックしま

す。 ③Outlook 2013 のメッセージウィンドウが表示さ

れていることを確認します。 ④[件名]ボックスに "復習 3 ジェームス請求

書.xlsx" と表示されていることを確認します。 ⑤[添付ファイル]ボックスに "復習 3 ジェーム

ス請求書.xlsx" と表示されていることを確認しま

す。 4. ①閉じるボタンをクリックしてメッセージウィン

ドウを閉じます。 ②ブック "復習 3 ジェームス請求書" を保存しな

いで閉じます。

復習問題 4-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 4 顧客

別売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上実績集計" の "売上実績" の列内の

任意のセルをアクティブにします。 ②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ

ルター]の [降順]ボタンをクリックします。 ③列 "売上実績" を基準に、データが降順で並べ変

わったことを確認します。 3. ①セル B3~B15 とセル F3~F15 を選択します。

②[挿入]タブの[グラフ]の [円またはドー

ナツグラフの挿入]ボタンをクリックし、 [補

助円グラフ付き円グラフ]をクリックして補助円グ

ラフ付き円グラフを作成します。 ③円グラフが作成されたことを確認し、セル A25~G45 の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を行

います。 ④[グラフツール]の[デザイン]タブが選択され

ていることを確認し、[グラフのレイアウト]の

[クイックレイアウト]ボタンをクリックし

て、 [レイアウト 5]をクリックします。 ⑤グラフタイトルを "売上構成比" に変更します。 ⑥グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択

を解除します。 4. ①表を表示し、グラフ化する範囲、セル B3~B15とセル F3~F15 を範囲選択します。

②[挿入]タブの[グラフ]の [縦棒グラフ

の挿入]ボタンをクリックし、[2-D 縦棒]の [集合縦棒]をクリックして、集合縦棒グラフを作

成します。 ③集合縦棒グラフが作成されたことを確認し、セル

H25~M45 の範囲にグラフを移動し、サイズ調整

を行います。 5. ①グラフエリアをクリックしてショートカット

ツールを表示します。

② [グラフ要素]ボタンをクリックし、[凡例]

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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チェックボックスをポイントし、右向き三角ボタン

をクリックします。 ③[下]をクリックして凡例をグラフの下に表示し

ます。 6. ①表を表示し、セル L3~L15 をコピーします。 ②集合縦棒グラフを表示し、プロットエリアをク

リックします。 ※グラフエリアをクリックしてもかまいません。 ③プロットエリアにハンドルが表示され、選択され

たことを確認し、 [貼り付け]ボタンをクリッ

クします。 ④グラフにデータ系列 "前年度実績" が追加され

たことを確認します。 ⑤表を表示し、セル K3~K15 をコピーします。 ⑥集合縦棒グラフを表示し、グラフのプロットエリ

アを選択して、 [貼り付け]ボタンをクリック

し、グラフに "達成率" のデータ系列を追加します。 ⑦"凡例" に "達成率" が追加されていることを確

認し、Esc キーを押して、セル K3~K15 の点滅す

る点線を解除します。 7. ①[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック

します。

②[種類]の [グラフの種類の変更]ボタン

をクリックして[グラフの種類の変更]ダイアログ

ボックスを開きます。 ③[すべてのグラフ]タブが選択されていることを

確認し、[組み合わせ]をクリックし [集合

縦棒 – 第 2 軸の折れ線]をクリックします。 ④[データ系列に使用するグラフの種類と軸を選択

してください]ボックスの[達成率]の[グラフの

種類]ボックスの▼をクリックします。

⑤[折れ線]の [マーカー付き折れ線]を

クリックして、[OK]をクリックします。 ⑥ "達成率" のデータ系列が第 2 軸に設定され、単

位 "%" が右側の数値軸に表示されたことを確認

します。 8. ①複合グラフが選択されていることを確認し、

ショートカットツールの [グラフ要素]ボタ

ンをクリックし、[グラフタイトル]チェックボッ

クスをポイントし、右向き三角ボタンをクリックし

ます。 ②[グラフの上]をクリックしてグラフタイトルを

追加します。 ③グラフタイトルに「顧客別売上実績・達成率比較」

と入力します。

④ショートカットツールの [グラフスタイル]

ボタンをクリックし、一覧の[スタイル 2]をクリッ

クして、グラフのスタイルを変更します。 ⑤グラフのスタイルが変わったことを確認し、グラ

フ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解除

します。 9. ①補助円グラフ付き円グラフのグラフエリアをク

リックして選択します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック

します。

③[グラフのレイアウト]の [グラフ要素を

追加]ボタンをクリックし、[データラベル]の[そ

の他のデータラベルオプション]をクリックして

[データラベルの書式設定]作業ウィンドウを開き

ます。 ④[ラベルオプション]が選択されていることと、

[ラベルの内容]の[分類名]チェックボックスが

オンになっていることを確認します。 ※[値]チェックボックスがオンになっている場合

はオフにします。 ⑤[パーセンテージ]チェックボックスをオンにし

ます。 ⑥[ラベルの位置]の[外部]をクリックします。 ⑦[表示形式]が表示されるまでスクロールし、[表

示形式]をクリックします。 ⑧下までスクロールし、[カテゴリ]ボックスの一

覧の[パーセンテージ]をクリックします。 ⑨[小数点以下の桁数]ボックスに「1」と入力し、

閉じるボタンをクリックします。 ⑩補助円グラフ付き円グラフのデータ系列をク

リックし、補助円グラフ付き円グラフのデータ系列

にハンドルが表示されていることを確認します。 ⑪[グラフツール]の[書式]タブをクリックし、

[現在の選択範囲]の [選択

対象の書式設定]ボタンをクリックして[データ系

列の書式設定]作業ウィンドウを開きます。 ⑫[系列のオプション]が選択されていることを確

認し、[補助プロットの値]の▼をクリックして「3」に変更します。 ⑬[補助プロットのサイズ]のスライダーを "50%"

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

39

になるまでドラッグし、閉じるボタンをクリックし

ます。 ⑭データラベルをクリックし、"ミセスマックス" のデータラベルをクリックして、"ミセスマックス" のデータラベルだけを選択します。 ⑮データラベル "ミセスマックス" の枠線をポイ

ントし、区分線に重ならないように、図を参考にド

ラッグします。 10. ①複合グラフのグラフエリアをクリックして選択

します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック

します。

③[グラフのレイアウト]の [グラフ要素を

追加]ボタンをクリックし、[データテーブル]の

[凡例マーカーなし]をクリックします。 ④[グラフツール]の[デザイン]タブが選択され

ていることを確認します。

⑤[場所]の [グラフの移動]ボタンをクリッ

クして[グラフの移動]ダイアログボックスを開き

ます。 ⑥[グラフの配置先]の[新しいシート]を選択し、

右側のボックスに「売上実績比較」と入力して[OK]

をクリックします。 ⑦複合グラフの主軸をクリックします。 ⑧[グラフツール]の[書式]タブで、[現在の選

択範囲]の [選択対象の書式

設定]ボタンをクリックして、[軸の書式設定]作

業ウィンドウを開きます。 ⑨[軸のオプション]が選択されていることを確認

します。 ⑩[ 小値]ボックスに「15000」と入力します。 ⑪[ 大値]ボックスに「32000」と入力して、閉

じるボタンをクリックします。 ⑫グラフエリアをクリックして主軸の選択を解除

します。 11. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 4 顧客別

売上分析" を同じ名前で保存します。

復習問題 4-2

1. ①シート "売上実績集計" をアクティブにし、セル

C4~E23 を範囲選択します。 ②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ③[セルの強調表示ルール]をポイントし、[指定

の値より小さい]をクリックして[指定の値より小

さい]ダイアログボックスを開きます。 ④[次の値より小さいセルを書式設定]ボックスに

「7,000」と入力します。 ⑤[書式]ボックスの▼をクリックし[赤の文字]

をクリックします。 ⑥[OK]をクリックします。 ⑦セルの値が "7,000" より小さいセルに、赤の文

字の書式が設定されていることを確認します。 2. ①セル J4~J23 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックします。 ③[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ

ラデーション)]の[水色のデータバー]をクリッ

クします。 ④任意のセルをクリックし、範囲選択を解除します。 ⑤正の値が水色のデータバーで表示されているこ

とを確認します。 ⑥負の値が赤のデータバーで表示されていること

を確認します。 3. ①セル K4~K23 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックします。 ③[アイコンセット]をポイントし、[方向]の[3種類の三角形]をクリックします。 ④セル K4~K15 に 3種類の三角形のアイコンセッ

トが設定されたことを確認します。 ⑤セル M4~M23 を範囲選択します。

⑥[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックします。 ⑦[アイコンセット]をポイントし、[インジケー

ター]の[3 つの記号(丸囲みなし)]をクリック

します。 ⑧セル M4~M15 に 3 つの記号(丸囲みなし)の

アイコンセットが設定されたことを確認します。 4. ①セル K4~K23 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックします。 ③[ルールの管理]をクリックし、[条件付き書式

ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。 ④[ルールの編集]ボタンをクリックし、[書式ルー

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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ルの編集]ダイアログボックスを開きます。 ⑤"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定" が選択されていることを確認します。 ⑥[次のルールに従って各アイコンを表示]の 1番目のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]を

クリックします。 ⑦[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク

リックします。 ⑧[値]ボックスに「1.02」と入力します。 ⑨[次のルールに従って各アイコンを表示]の 2番目のアイコンが ">=" になっていることを確認

します。 ⑩[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク

リックします。 ⑪[値]ボックスに「1」と入力し、[OK]をクリッ

クします。 ⑫[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの

管理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑬任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、変

更後の条件でアイコンが表示されていることを確

認します。 5. ①セル M4~M23 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックし、[ルールの管理]をクリッ

クして[条件付き書式ルールの管理]ダイアログ

ボックスを開きます。 ③[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボック

スの[ルールの編集]ボタンをクリックして、[書

式ルールの編集]ダイアログボックスを開きます。 ④1 番目のアイコンの▼をクリックします。 ⑤[緑の丸]をクリックし、[OK]をクリックしま

す。 ⑥[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの

管理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑦任意のセルをクリックして選択を解除し、緑の

チェックマークが緑の丸のアイコンに変わったこ

とを確認します。 6. ①セル C4~E23 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックし、[新しいルール]をクリッ

クして[新しい書式ルール]ダイアログボックスを

開きます。 ③[ルールの種類を選択してください]ボックスで

[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリック

します。 ④[次のセルのみを書式設定]の[次の値の間]ボッ

クスの▼をクリックし、[次の値より大きい]をク

リックします。 ⑤右側のボックスに「8000」と入力します。 ⑥[書式]ボタンをクリックして[セルの書式設定]

ダイアログボックスを開きます。 ⑦[フォント]タブが選択されていることを確認し

ます。 ⑧[スタイル]の[太字]をクリックします。 ⑨[塗りつぶし]タブをクリックします。 ⑩[背景色]の[水色](一番下の行の右から 4 列

目)をクリックし、[OK]をクリックします。 ⑪[OK]をクリックして[新しい書式ルール]ダ

イアログボックスを閉じます。 ⑫任意のセルをクリックして選択を解除し、セルの

値が "8,000" より大きい場合に指定した条件付き

書式が適用されていることを確認します。 7. ①[挿入]タブをクリックし、[スパークライン]

の [折れ線]ボタンをクリックして[スパーク

ラインの作成]ダイアログボックスを開きます。 ②[データ範囲]ボックスにカーソルが表示されて

いることを確認し、セル C4~E23 をドラッグしま

す。 ③[場所の範囲]ボックスをクリックし、セル H4~H23 をドラッグします。 ④[場所の範囲]ボックスに "$H$4:$H$23" と表

示されていることを確認し[OK]をクリックしま

す。 ⑤任意のセルをクリックして選択を解除し、セルに

スパークラインが挿入されていることを確認しま

す。 8. ①セル H4~H23 を範囲選択します。 ②[スパークラインツール]の[デザイン]タブを

クリックします。 ③[スタイル]の [その他]ボタンをクリック

し、[スパークラインスタイル濃色#6]をクリック

します。 ④[表示]の[頂点(谷)]チェックボックスをオ

ンにします。 ⑤[スタイル]の [スパークラ

インの色]ボタンをクリックします。 ⑥[太さ]をポイントし、[2.25pt]をクリックし

ます。 ⑦範囲選択を解除して、スパークラインのスタイル

が変わり、"頂点(谷)" が表示され、太さが変わっ

たことを確認します。

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9. ①ブック "復習 4 顧客別売上分析" を上書き保存

します。

復習問題 4-3

1. ①補助円グラフ付き円グラフを表示します。 ②[挿入]タブをクリックします。

③[図]ボタンをクリックし、一覧の [SmartArt]ボタンをクリックして、[SmartArtグラフィックの選択]ダイアログボックスを開きま

す。

④[リスト]をクリックし、 [線区切りリ

スト](1 行目の右から 1 番目)をクリックして、

[OK]をクリックします。 2. ①図を参考に SmartArt グラフィックに文字を入

力します。 ※SmartArtグラフィックの[テキストウィンドウ]

を使用して文字を入力します。 ※[テキストウィンドウ]が表示されない場合は、

[SMARTART ツール]の[デザイン]タブの[グ

ラフィックの作成]の [テキス

トウィンドウ]ボタンをクリックします。 3. ①SmartArt グラフィックをセル H25~M45 の範

囲に移動し、サイズ調整を行います。 ※移動するには SmartArt グラフィックをポイン

トし、マウスポインターの形が の状態でドラッグ

します。 ※サイズ変更するには SmartArt グラフィックの

サイズ変更ハンドルをポイントし、マウスポイン

ターの形が両方向の矢印になってからドラッグし

ます。 4. ①SmartArtグラフィックが選択されていることを

確認します。 ②[SMARTART ツール]の[デザイン]タブが選

択されていることを確認します。

③[SmartArt のスタイル]の [色の変更]

ボタンをクリックし、[グラデーション - アクセン

ト 1]をクリックします。 ④任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、

SmartArtグラフィックの色が変わったことを確認

します。 5. ①シート "売上実績比較" をアクティブにします。 ②グラフエリアをクリックします。 ③[グラフツール]の[書式]タブをクリックしま

す。

④[図形の挿入]の [その他]ボタンをクリッ

クします。 ⑤[吹き出し]の [角丸四角形吹き出し]をク

リックします。 ⑥デイリーマートの折れ線の上に、マウスポイン

ターの形が になっていることを確認し、図を

参考にドラッグして角丸四角形吹き出しを挿入し

ます。 ⑦「今後の成長に期待」と入力します。 ⑧図を参考に吹き出しの大きさなどを調整します。 ※この手順は必要に応じて行ってください。 ⑨[描画ツール]の[書式]タブが選択されている

ことを確認します。 ⑩[図形のスタイル]の [その他]ボタンをク

リックします。 ⑪[枠線のみ - 青、アクセント 5]をクリックし

ます。 ⑫グラフエリアをクリックして選択を解除し、角丸

四角形吹き出しが挿入され、スタイルが変更された

ことを確認します。 6. ①ブック "復習 4 顧客別売上分析" を上書き保存

して閉じます。

復習問題 5-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 5 ワイ

ン類売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上分析" がアクティブになっている

ことを確認し、列番号 "G" を右クリックし、[挿入]

をクリックしてテーブルに列を挿入します。 ②新しいフィールド名として、セル G3 に「業種」

と入力します。 ③セルG4がアクティブになっていることを確認し、

[数式]タブをクリックします。

④[関数ライブラリ]の [検索/行列]

ボタンをクリックして、[VLOOKUP]をクリック

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します。 ⑤[検索値]ボックスにカーソルが表示されている

ことを確認し、セル E4 をクリックします。 ⑥[検索値]ボックスに "[@顧客 CD]" と表示

されていることを確認します。 ⑦[範囲]ボックスに "顧客マスター!$A$4:$J$15" と指定し、[列番号]ボックスに「7」、[検索方法]

ボックスに「FALSE」と入力して、[OK]をクリッ

クします。 ※[検索方法]ボックスには「0」と入力してもか

まいません。 ⑧フィールド "業種" にデータが追加されたこと

を確認します。 3. ①新しいフィールド名として、セル M3 に「金額」

と入力します。 ②テーブルが自動的に拡張されたことを確認し、セ

ル M4 がアクティブになっていることを確認しま

す。 ③キーボードから「=」を入力します。 ④セル L4 をクリックし、セル M4 に "[@単価]" と表示されたことを確認します。 ⑤キーボードから「*」を入力します。 ⑥セル K4 をクリックし、"[@数量]" と表示され

たことを確認します。 ⑦数式バーとセル M4 に "=[@単価]*[@数量]" と表示されていることを確認し、Enter キーを押し

ます。 ⑧フィールド "金額" に数式がコピーされている

ことを確認します。 4. ①列番号 "E" を右クリックし、[挿入]をクリック

してテーブルに列を挿入します。

② [挿入オプション]ボタンの▼をクリック

し、[右側と同じ書式を適用]をクリックして、挿

入オプションを適用します。 ③新しいフィールド名として、セル E3 に「商品分

類」と入力します。 ④セル E4 が選択されていることを確認し、「WR」

と入力します。 ※ "WR" は半角の大文字で入力します。 ⑤セル E4 をクリックし、[データ]タブをクリッ

クします。

⑥[データツール]の [フラッシュ

フィル]ボタンをクリックします。 ⑦フィールド "商品分類" にデータが追加された

ことを確認します。 5. ①列番号 "F" を右クリックし、[挿入]をクリック

してテーブルに列を挿入します。 ②新しいフィールド名として、セルF3に「生産地」

と入力し、列幅を調整します。 ③セルF4が選択されていることを確認し、「FRA」

と入力します。 ※ "FRA" は半角の大文字で入力します。 ④セル F4 をクリックし、[データ]タブの

[フラッシュフィル]ボタンをク

リックします。 ⑤フィールド "生産地" にデータが追加されたこ

とを確認します。 6. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 5 ワイン

類売上分析" を同じ名前で保存します。

復習問題 5-2

1. ①シート "売上分析" のテーブル内の任意のセル

がアクティブになっていることを確認します。 ②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ

ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし

て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。 ③[ 優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、

[商品名]をクリックします。 ④[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。 ⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー

設定リスト]をクリックします。 ⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス

クロールし、第 1 章の問題 1-2 で追加したユーザー

設定リスト(ボルドー赤、トスカーナ赤、カルフォ

ルニア赤...)をクリックします。 ⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて

いることを確認し、[OK]をクリックします。 ⑧ 優先されるキーの[順序]ボックスに "ボル

ドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤..." と表

示されていることを確認します。 ⑨[レベルの追加]をクリックします。 ⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック

し、[エリア]をクリックします。 ⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。

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⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ

とを確認します。 ⑬並べ替えのキーを追加し、3 番目に優先される

キーとして顧客 CD、順序に昇順を設定し、[OK]

をクリックします。 ⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(ボル

ドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤...)でデー

タが並べ替えられていることを確認します。 ⑮商品名が同じデータの中で、エリアごとに並べ替

えられていることを確認します。 ⑯エリアが同じデータの中で、顧客 CD ごとに並べ

替えられていることを確認します。 2. ①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保

存します。

復習問題 5-3

1. ①フィールド "受注 ID" の▼をクリックし、[昇順]

をクリックして、並び順を元に戻します。 2. ①フィールド "商品名" の▼をクリックします。 ②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。 ③[オレゴン白]、[カタルーニャ白]、[ガリシア赤]、

[カルフォルニア赤]の各チェックボックスをオン

にします。 ④[OK]をクリックします。 ⑤商品名が "オレゴン白" または "カタルーニャ

白" または "ガリシア赤" または "カルフォルニア

赤" のレコードが表示されていることを確認しま

す。 ⑥条件が指定されているフィールドの▼が フィルターボタンになっていることを確認します。 ⑦抽出されたレコードの行番号が青で表示されて

いることを確認します。 ⑧総レコード数と、条件に一致するレコードの数が

表示されていることを確認します。 3. ①画面の表示倍率を 80%に縮小し、フィールド "金額" を表示します。 ②フィールド "金額" の▼をクリックします。 ③[数値フィルター]をポイントし、[指定の範囲

内]をクリックして、[オートフィルターオプショ

ン]ダイアログボックスを開きます。 ④左上のボックスに「250000」と入力します。 ⑤右上のボックスに "以上" と表示されているこ

とを確認します。

⑥[AND]が選択されていることを確認します。 ⑦左下のボックスに「300000」と入力します。 ⑧右下のボックスに "以下" と表示されているこ

とを確認します。 ⑨[OK]をクリックします。 ⑩さらに、売上金額が 25 万円以上 30 万円以下の

レコードに絞り込まれて表示されたことを確認し

ます。 4. ①[データ]タブが選択されていることを確認しま

す。

②[並べ替えとフィルター]の [クリア]

ボタンをクリックします。 ③フィールド "商品名" と "金額" の抽出条件が一

度に解除されたことを確認します。 5. ①シート "売上分析" のテーブル内の任意のセル

がアクティブになっていることを確認します。 ②[テーブルツール]の[デザイン]タブをクリッ

クします。

③[ツール]の [スライサーの挿入]ボタン

をクリックして、[スライサーの挿入]ダイアログ

ボックスを開きます。 ④[商品名]チェックボックスをオンにし、[OK]

をクリックして、スライサー "商品名" を挿入しま

す。 ⑤列 "商品名" の右側にスライサーを移動し、すべ

ての商品名が表示されるように、スライサーのサイ

ズを調整します。 ⑥スライサー "商品名" の[スパークリングイタリ

ア]をクリックし、絞り込んだスライサーの項目の

色が濃くなっていることとその他のスライサーの

項目の色が淡い色になっていることを確認します。 ⑦Ctrl キーを押しながら、[スパークリングフラン

ス]、[トスカーナ白]、[ブルゴーニュ白]を順番に

クリックします。 ⑧商品名が "スパークリングイタリア"、"スパーク

リングフランス"、"トスカーナ白"、"ブルゴーニュ

白" のデータが抽出されたことを確認します。 6. ①スライサーのヘッダーの [フィルターのクリ

ア]ボタンをクリックして、スライサー "商品名" の抽出を解除します。 ②スライサー "商品名" にハンドルが表示されて

いることを確認し、Del キーを押してスライサー "商品名" を削除します。

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7. ①行番号 3~7 をドラッグします。 ②選択した行番号を右クリックし、ショートカット

メニューの[挿入]をクリックします。 ③セル A8~O8 を範囲選択します。 ④選択したセル範囲を右クリックし、ショートカッ

トメニューの[コピー]をクリックします。 ⑤セル A3 を右クリックし、ショートカットメ

ニューの[貼り付けのオプション]の [貼り

付け]ボタンをクリックして列見出しを貼り付けま

す。 ⑥列見出しが貼り付けられたことを確認します。 ⑦Esc キーを押して、点滅する点線を解除します。 8. ①セル D4 に「ボルドー赤」、セル D5 に「トスカー

ナ白」と入力します。 ※値を入力する代わりにコピーしてもかまいませ

ん。 ②列 O を表示します。 ③セル O4 に「>=450000」、セル O5 に「>=400000」と入力します。 ④データを抽出するテーブル(8 行目以下)の任意

のセルをアクティブにします。 ⑤[データ]タブが選択されていることを確認し、

[並べ替えとフィルター]の [詳細

設定]ボタンをクリックして、[フィルターオプショ

ンの設定]ダイアログボックスを開きます。 ⑥[抽出先]の[選択範囲内]が選択されているこ

とを確認します。 ⑦[リスト範囲]ボックスに "$A$8:$O$2192" と表示されていることを確認します。 ⑧[検索条件範囲]ボックスをクリックし、セル

D3~O5 をドラッグします。 ⑨ [検 索条 件範 囲]ボ ック スに " 売 上分

析!$D$3:$O$5" と表示されていることを確認し、

[OK]をクリックします。 ⑩商品名が "ボルドー赤" で金額が 45 万円以上、

または商品名が "トスカーナ白" で金額が 40 万円

以上のデータだけが表示されていることを確認し

ます。 ⑪総レコード数と、条件に一致するレコードの数が

表示されていることを確認します。 9. ①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保

存します。

復習問題 5-4

1. ①シート "売上集計" をアクティブにします。

②3 行目以下の任意のセルをアクティブにし、

[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ

ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし

て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。 ③ 優先されるキーに "商品名"、並べ替えのキー

に "値"、順序にユーザー設定リスト("ボルドー赤、

トスカーナ赤、カルフォルニア赤...")を指定しま

す。 ④[レベルの追加]をクリックし、2 番目に優先さ

れるキーに "エリア"、並べ替えのキーに "値"、順

序に "昇順" を指定します。 ⑤[レベルの追加]をクリックし、3 番目に優先さ

れるキーに "担当"、並べ替えのキーに "値"、順序

に "昇順" を指定し、[OK]をクリックします。 ⑥商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序("ボルドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤...")でレコードが並べ替えられていることを確認しま

す。 ⑦商品名が同じレコード内で、エリアごとに昇順に

並べ替えられていることを確認します。 ⑧商品名とエリアが同じレコード中で、担当ごとに

昇順で並べ替えられていることを確認します。 2. ①3 行目以下の任意のセルがアクティブになって

いることを確認します。 ②[データ]タブが選択されていることを確認しま

す。

③[アウトライン]の [小計]ボタンを

クリックして[集計の設定]ダイアログボックスを

開きます。 ④[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、

一覧の[商品名]をクリックします。 ⑤[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて

いることを確認します。 ⑥[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ

クボックスをオンにします。 ⑦[集計するフィールド]ボックスの[金額]チェッ

クボックスがオンになっていることを確認し、[OK]

をクリックします。 ⑧アウトラインが自動的に作成されます。 ⑨画面を下にスクロールし、K 列と M 列の幅を調

整します。 ⑩商品ごとの集計行が挿入されたことを確認しま

す。 ⑪さらに画面を下にスクロールし、総計行が挿入さ

れたことを確認します。 ⑫数量と金額の集計が表示されていることを確認

します。

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3.

①アウトラインの レベル記号 2 をクリックし

ます。 ②表が折りたたまれて、全体の構成が見やすく表示

されたことを確認します。 ③カタルーニャ白の集計行(1496 行)の 詳細

表示記号をクリックします。 ④カタルーニャ白の詳細データが表示されたこと

を確認します。 ⑤行 1496 の詳細表示記号が、詳細非表示記号( )

に変わります。 ⑥カタルーニャ白の数量と金額の小計が表示され

ていることを確認します。 4. ①列見出しの行を表示し、3 行目以下の任意のセル

をアクティブにします。

②[データ]タブの [小計]ボタンをクリッ

クして、[集計の設定]ダイアログボックスを開き

ます。 ③[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、

一覧の[エリア]をクリックします。 ④[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて

いることを確認します。 ⑤[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ

クボックスと[金額]チェックボックスがオンに

なっていることを確認します。 ⑥[現在の小計をすべて置き換える]チェックボッ

クスをオフにし、[OK]をクリックします。 ⑦アウトラインのレベルが追加されたことを確認

します。 ⑧列 M を表示し、列幅を調整します。

⑨ レベル記号 3 をクリックして、表を折りたた

みます。 ⑩エリアごとの小計が追加されたことを確認しま

す。 ⑪商品別にエリアごとの集計結果が表示されてい

ることを確認します。 5. ①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保

存して閉じます。

復習問題 6-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 6 ワイ

ン類売上分析" を開きます。

2. ①シート "売上分析" がアクティブになっている

ことを確認し、データが入力されている 3 行目以下

の任意のセルをアクティブにします。 ②[挿入]タブをクリックします。

③[テーブル]の [おすすめピボットテー

ブル]ボタンをクリックし、[おすすめピボットテー

ブル]ダイアログボックスを開きます。 ④[商品名(集計元:データの個数/受注 ID)]を

クリックし、プレビューでイメージを確認して[OK]

をクリックします。 ⑤新しいワークシート(Sheet1)が挿入され、選

択したピボットテーブルが作成されていることを

確認します。 ⑥[ピボットテーブルツール]が表示されているこ

とを確認します。 ⑦[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されていることを確認します。 ⑧フィールドセクションの[レポートに追加する

フィールドを選択してください]ボックスに、テー

ブルの列見出しに該当するフィールドが表示され

ていることを確認します。 3. ①フィールドセクションの[受注日]チェックボッ

クスをオンにします。 ②商品名ごとに、日付別に受注 ID の個数が集計さ

れたことを確認します。 ③エリアセクション の[行]エリアに "受注日" が追加されていることを確認します。 4. ①[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウのエリアセクションで、[行]エリアの "受注日" フィールドを[列]エリアにドラッグします。 ②"受注日" フィールドが列ラベルに移動したこと

を確認します。 ③フィールドセクションの[受注 ID]チェックボッ

クスをオフにします。 ④フィールドセクションの "金額" フィールドを

[値]エリアにドラッグします。 ⑤商品名ごとに、日付別に金額が集計されたことを

確認します。 5. ①[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウのフィールドセクションで、[顧客名通称]をポ

イントし、エリアセクションの[フィルター]エリ

アにドラッグし、マウスのボタンを離します。

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②"顧客名通称" フィールドが追加されて、"(すべ

て)" と表示されていることを確認します。 ③レポートフィルターフィールドの "(すべて)" と表示されているセル(セル B1)の▼をクリック

します。 ④[ロジャー]をクリックします。 ⑤[OK]をクリックします。 ⑥レポートフィルターフィールドの "ロジャー" と表示されているセル(セル B1)のボタンに フィルターのアイコンが表示されていることを確

認します。 ⑦フィールドセクションの[顧客名通称]の右端に

フィルターのアイコンが表示されていることを確

認します。 ⑧同様に、他の顧客のデータを表示して確認します。 ⑨レポートフィルターフィールドの右端の フィルターのボタンをクリックし、一覧の[(すべ

て)]をクリックし、[OK]をクリックしてすべて

の顧客のデータを表示します。 6. ①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして

アクティブにし、[ピボットテーブルツール]の[分

析]タブをクリックします。

②[フィルター]の [タイムラ

インの挿入]ボタンをクリックして[タイムライン

の挿入]ダイアログボックスを開きます。 ③[受注日]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ④[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが非表示になり、[タイムラインツール]が表示

されていることを確認します。 ⑤タイムライン "受注日" が挿入されたことを確

認し、タイムラインのヘッダーをドラッグしてピ

ボットテーブルに重ならない位置にタイムライン

を移動します。 ⑥"すべての期間"、"月" と表示されていることを確

認し、タイムライン "受注日" の 4 月の部分をク

リックします。 ⑦絞り込んだタイムラインの期間の色が濃くなっ

ていること、"2013 年 4 月" と表示されていること

を確認し、ピボットテーブルのデータが 4 月に絞り

込まれていることを確認します。 ⑧タイムラインの[月]の▼の一覧の[日]をクリッ

クしてタイムラインの時間レベルを "日" に変更

します。 ⑨タイムラインの "4 月 1 日" から "4 月 7 日" までドラッグしてタイムラインでデータを絞り込み

ます。 ⑩ピボットテーブルが 4月 1日から 4月7日のデー

タに絞り込まれたことを確認します。 7.

①タイムライン "受注日" のヘッダーの [フィ

ルターのクリア]ボタンをクリックします。 ②タイムライン "受注日" での絞り込みが解除さ

れたことを確認します。 ③タイムライン "受注日" にハンドルが表示され

ていることを確認します。 ④Del キーを押します。 ⑤タイムライン "受注日" が削除されたことを確

認します。 ⑥[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されたことを確認します。 8. ①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして

アクティブにします。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[フィルター]の [スライサー]ボ

タンをクリックして[スライサーの挿入]ダイアロ

グボックスを開きます。 ④[商品分類]チェックボックスと[生産地]チェッ

クボックスをオンにして[OK]をクリックします。 ⑤[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが非表示になったことを確認します。 ⑥スライサー "商品分類" とスライサー "生産地" が挿入されたことを確認します。 ⑦スライサーの項目がバランスよく表示されるよ

うにスライサーのハンドルをドラッグしてサイズ

を小さくします。 ⑧スライサーのヘッダーをドラッグしてスライ

サーを表に重ならない位置に移動します。 ⑨スライサー "商品分類" の[SP]をクリックし、

Ctrl キーを押しながら[WW]をクリックします。 ⑩商品分類が "SP"(スパークリングワイン)また

は "WW"(白ワイン)のデータに絞り込まれたこ

とを確認します。 ⑪スライサー "生産地" の[FRA]をクリックし、 Ctrl キーを押しながら[ITA]をクリックします。 ⑫さらに生産地が "FRA"(フランス)または "ITA"(イタリア)のデータに絞り込まれたことを確認し

ます。

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9. ①スライサー "商品分類 " のヘッダーの [フィルターのクリア]をクリックします。 ②スライサー "商品分類" の絞り込みが解除され

たことを確認します。 ③同様にして、スライサー "生産地" の絞り込みを

解除します。 ④スライサー "商品分類" をクリックし、ハンドル

が表示されていることを確認します。 ⑤Del キーを押します。 ⑥スライサー "商品分類" が削除されたことを確

認します。 ⑦同様にして、スライサー "生産地" を削除します。 ⑧[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されたことを確認します。 10. ①セル B4 をクリックします。 ※グループ化するフィールドのセルであれば、どの

セルを選択してもかまいません。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[グループ]の [グループの選

択]ボタンをクリックして、[グループ化]ダイア

ログボックスを開きます。 ④[単位]ボックスの "月" が選択されていること

を確認し、[OK]をクリックします。 ⑤商品別の売上金額が月単位で集計されたことを

確認します。 11. ①セル A3 をクリックします。 ※計算方法を変更したい値が入っている箇所であ

れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブが選

択されていることを確認します。

③[アクティブなフィールド]の

[フィールドの設定]ボタンをクリックして、[値

フィールドの設定]ダイアログボックスを開きます。 ④[計算の種類]タブをクリックします。 ⑤[計算の種類]ボックスの▼をクリックし、一覧

の[総計に対する比率]をクリックして[OK]を

クリックします。 ⑥各商品の総計に対する売上比率が表示されてい

ることを確認します。

⑦[アクティブなフィールド]の [フィールドの設定]ボタンをクリックして、[値

フィールドの設定]ダイアログボックスを開きます。

⑧[計算の種類]タブをクリックします。 ⑨[計算の種類]ボックスの▼をクリックし、一覧

の[計算なし]をクリックして[OK]をクリック

します。 ⑩商品別と月別の売上金額の合計の表示に戻った

ことを確認します。 12. ①行ラベルに配置されている "トスカーナ白" のセル(セル A10)をアクティブにし、ダブルクリッ

クして[詳細データの表示]ダイアログボックスを

開きます。 ②[詳細データを表示するフィールドを選択してく

ださい]ボックスで下にスクロールし、[担当]を

クリックして[OK]をクリックします。 ③"商品名" の内訳に "担当" が追加され、担当ごと

にデータが表示されていることを確認します。 ④エリアセクションの[行]エリアに "担当" が追

加されていることを確認します。 13. ①シート "Sheet1" のトスカーナ白の中村実の 4月の売上のセル B14 をダブルクリックします。 ②新しいワークシート("Sheet2")が作成されたこ

とを確認します。 ③任意のセルをクリックして、範囲選択を解除しま

す。 ④列 B の列幅を自動調整します。 ⑤表のフィールド名がすべて表示されるように、画

面の表示倍率を 80%に縮小します。 ⑥シート "Sheet1" のセル B14 の詳細データが表

示されていることを確認します。 14. ①シート見出し "Sheet1" をクリックします。 ②セル B14 に "818532" と表示されていることを

確認します。 ③シート "売上分析" をアクティブにします。 ④4 月 4 日のトスカーナ白のショートストップの

データが表示されるまで、84 行目が先頭になるよ

うにスクロールします。 ⑤商品分類が左端に表示されるようにスクロール

します。 ⑥セル M84(トスカーナ白の数量)に「240」と入

力して、Enter キーを押します。 ⑦金額が再計算され、セル O84 に "308880" と表

示されます。 ⑧シート "Sheet1" をアクティブにします。 ⑨セル B14 に "818532" と表示されていることを

確認します。 ⑩[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

Page 48: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

48

⑪[データ]の [更新]ボタンの▼をクリッ

クし、[更新]をクリックします。 ⑫セル B14 のデータが "1003860" に更新された

ことを確認します。 15. ①セル A10 の 折りたたみボタンをクリックし

て、"商品名" フィールドの "トスカーナ白" の内訳

を折りたたみます。 ②セル A3 をクリックします。 ※表示形式を変更したい値が入っている箇所であ

れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。 ③[ピボットテーブルツール]の[分析]タブが選

択されていることを確認します。 ④[アクティブなフィールド]の

[フィールドの設定]ボタンをクリックして[値

フィールドの設定]ダイアログボックスを開きます。 ⑤[表示形式]をクリックして[セルの書式設定]

ダイアログボックスを開きます。 ⑥[分類]ボックスの[数値]をクリックし、[桁

区切り(,)を使用する]チェックボックスをオン

にして、[OK]をクリックします。 ⑦[OK]をクリックして[値フィールドの設定]

ダイアログボックスを閉じます。 ⑧値フィールドの金額に、桁区切りのカンマ(,)が設定されたことを確認します。 16. ①ピボットテーブル内のセルがアクティブになっ

ていることを確認します。 ②[ピボットテーブルツール]の[デザイン]タブ

をクリックします。 ③[ピボットテーブルスタイル]の右端下の [そ

の他]ボタンをクリックします。 ④[中間]の[ピボットスタイル(中間)14]を

クリックします。 ⑤ピボットテーブル全体の書式が変更されたこと

を確認します。 ⑥セル B5~D16 を範囲選択します。 ⑦[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ⑧[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ

ラデーション)]の[赤のデータバー]をクリック

します。 ⑨範囲選択を解除して、4 月から 6 月の金額にデー

タバーが設定されたことを確認します。 17. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 6 ワイン

類売上分析" を同じ名前で保存します。

復習問題 6-2

1. ①ピボットテーブル内の任意のセルをアクティブ

にします。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[ツール]の [ピボットグラフ]ボタン

をクリックして、[グラフの挿入]ダイアログボッ

クスを開きます。 ④[縦棒]が選択されていることを確認します。

⑤ [積み上げ縦棒]をクリックし、[OK]を

クリックします。 ⑥月別の顧客別商品別売上のピボットグラフが作

成されたことを確認します。 ⑦[ピボットグラフツール]が表示されたことを確

認します。 2. ①積み上げ縦棒グラフが作成されたことを確認し、

セル A19~E45 の範囲にグラフを移動し、サイズ

調整を行います。 3. ①"商品名" フィールドの▼をクリックします。 ②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。 ③[ガリシア赤]、[カタルーニャ白]、[スパークリ

ングスペイン]の各チェックボックスをオンにして、

[OK]をクリックします。 ④ピボットグラフに、[ガリシア赤]、[カタルーニャ

白]、[スパークリングスペイン]のアイテムだけが

表示されていることを確認します。 ⑤ピボットグラフの "商品名" フィールドのボタ

ンにフィルターのアイコンが表示されていること

を確認します。 ⑥セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑦ピボットテーブルにピボットグラフと同じアイ

テムだけが表示されていることを確認します。 ⑧ピボットグラフの "商品名" フィールドの▼を

クリックし、[すべて選択]チェックボックスをオ

ンにして[OK]をクリックし、ピボットグラフに

すべてのアイテムを表示します。 4. ①[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

のフィールドセクションで[生産地]をポイントし、

エリアセクションの[フィルター]エリアにドラッ

グします。

Page 49: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

49

②ピボットグラフのレポートフィルターに "生産

地" フィールドが追加されたことを確認します。 ③"生産地" フィールドの▼をクリックします。 ④[FRA](フランス)をクリックします。 ⑤[OK]をクリックします。 ⑥ピボットグラフの "生産地" フィールドのボタ

ンにフィルターのアイコンが表示されていること

を確認します。 ⑦セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑧ピボットテーブルのレポートフィルターにも生

産地が追加され、"FRA" と表示されていることを

確認します。 ⑨[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

の "生産地" フィールドにフィルターのアイコン

が表示されていることを確認します。 ⑩画面を下にスクロールしてピボットグラフを表

示し、それぞれの生産地のグラフに表示を切り替え

て確認します。 ⑪ピボットグラフの "生産地" フィールドの▼を

クリックし、[(すべて)]をクリックして[OK]を

クリックし、すべてのデータを表示します。 5. ①ピボットグラフが選択されていることを確認し、

[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ

クします。

②[フィルター]の [タイムラインの挿入]

ボタンをクリックして[タイムラインの挿入]ダイ

アログボックスを開きます。 ③[受注日]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ④[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

が非表示になり、[タイムラインツール]が表示さ

れていることを確認します。 ⑤タイムライン "受注日" が挿入されたことを確

認し、タイムラインのヘッダーをドラッグしてピ

ボットグラフの右側にタイムラインを移動します。 ⑤"すべての期間"、"月" と表示されていることを確

認し、タイムライン "受注日" の 6 月の部分をク

リックします。 ⑥絞り込んだタイムラインの期間の色が濃くなっ

ていること、"2013 年 6 月" と表示されていること

を確認し、ピボットグラフのデータが 6 月に絞り込

まれていることを確認します。 ⑦セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑧ピボットテーブルもタイムラインで 6 月のデー

タに絞り込まれていることを確認します。 ⑨同様にしてそれぞれの月のグラフに表示を切り

替えて確認します。

⑩タイムライン "受注日" のヘッダーの [フィ

ルターのクリア]ボタンをクリックします。 ⑪タイムライン "受注日" での絞り込みが解除さ

れたことを確認します。 ⑫タイムライン "受注日" にハンドルが表示され

ていることを確認します。 ⑬Del キーを押します。 ⑭タイムライン "受注日" が削除されたことを確

認します。 6. ①ピボットグラフをクリックしてアクティブにし

ます。 ②[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ

クします。

③[データ]の [スライサー]ボタンクリッ

クし[スライサーの挿入]ダイアログボックスを開

きます。 ④[業種]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ⑤[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

が非表示になったことを確認します。 ⑥スライサー "業種" が挿入されたことを確認し

ます。 ⑦スライサーのヘッダーをドラッグしてスライ

サーをピボットグラフに重ならない位置に移動し

ます。 ⑧スライサー "業種" の[コンビニ]をクリックし

ます。 ⑨絞り込んだスライサーの項目の色が濃くなって

いることを確認します。 ⑩その他のスライサーの項目の色が淡い色になっ

ていることを確認します。 ⑪セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑫ピボットテーブルもスライサーで絞り込まれて

いることを確認します。 ⑬同様にしてそれぞれの月のグラフに表示を切り

替えて確認します。 ※ 後にコンビニを選択します。 7. ①ブック "復習 6 ワイン類売上分析" を上書き保

存して閉じます。

Page 50: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

50

総合問題 1

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 1 納品

請求書" を開きます。 2. ①シート "納品請求書" がアクティブになってい

ることを確認し、セル E18~E32 を範囲選択しま

す。 ② [ デ ー タ ] タ ブ の [ デ ー タ ツ ー ル ] の

[データの入力規則]ボタンを

クリックして、[データの入力規則]ダイアログボッ

クスを開きます。 ③[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ

クスの一覧の[整数]をクリックします。 ④[データ]ボックスの一覧の[次の値以上]をク

リックします。 ⑤[ 小値]ボックスに「5」と入力します。 ⑥[エラーメッセージ]タブをクリックします。 ⑦[無効なデータが入力されたらエラーメッセージ

を表示する]チェックボックスがオンになっている

ことを確認します。 ⑧[スタイル]に "停止" が選択されていることを

確認します。 ⑨[タイトル]ボックスに「数量の確認」と入力し

ます。 ⑩[エラーメッセージ]ボックスに「数量は 5 以上

の値で入力してください。」と入力します。 ⑪[OK]をクリックします。 3. ①セル B18~B32 を範囲選択します。

②[データ]タブの [データ

の入力規則]ボタンをクリックして、[データの入

力規則]ダイアログボックスを開きます。 ③[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ

クスの一覧の[リスト]をクリックします。 ④[ドロップダウンリストから選択する]チェック

ボックスがオンになっていることを確認します。 ⑤[元の値]ボックスをクリックし、シート "商品

マスター" のセル A4~A15 をドラッグします。 ⑥ [ 元 の 値 ] ボ ッ ク ス 内 に "= 商 品 マ ス

ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認

し、[OK]をクリックします。 4. ①セル H8 をアクティブにします。

②[データ]タブの [データ

の入力規則]ボタンをクリックして、[データの入

力規則]ダイアログボックスを開きます。 ③[設定]タブが選択されていることを確認し、[入

力値の種類]ボックスの一覧の[リスト]をクリッ

クします。 ④[ドロップダウンリストから選択する]チェック

ボックスがオンになっていることを確認します。 ⑤[元の値]ボックスをクリックし、シート "店舗

マスター" のセル A4~A15 をドラッグします。 ⑥ [ 元 の 値 ] ボ ッ ク ス 内 に "= 店 舗 マ ス

ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認

し、[OK]をクリックします。 5. ①セル A18~A32 を範囲選択し、[ホーム]タブの

[数値]グループの (ダイアログボックス起

動ツール)をクリックして、[セルの書式設定]ダ

イアログボックスを開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで、[ユー

ザー定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「0000」と入力します。 ④[サンプル]に "0001" と表示されていることを

確認し[OK]をクリックします。 6. ①セル A6 をクリックし、[ホーム]タブの[数値]

グループの (ダイアログボックス起動ツール)

をクリックして、[セルの書式設定]ダイアログボッ

クスを開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで、[ユー

ザー定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「@" 様"」と入力します。 ④[サンプル]に "日経 太郎 様" と表示されて

いることを確認し、[OK]をクリックします。 7. ①セル B18 をクリックし、▼をクリックして、ド

ロップダウンリストの一覧の[MEIN002]をクリッ

クします。 ②セル B18 に商品 CD " MEIN002" が入力された

ことを確認します。 ③セル E18 に「4」と入力し、Enter キーを押し、

エラーメッセージが表示されることを確認します。 ④[再試行]をクリックし、セル E18 に「7」と入

力します。 ⑤セル E34 に「7」と入力します。 8. ①シート "納品請求書" のセル F36 の値を消去し

ます。 ②セル F36 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの[関数ライブラリ]の

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

51

[数学/三角]ボタンの▼をクリック

し、一覧の[ROUND]をクリックします。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて ROUND 関数を選択してもかま

いません。 ③[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ

とを確認し、「F35*E36」と入力します。 ④[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。 9. ①セル E38 の値を消去します。 ②セル E38 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの [数学/三角]ボ

タンの▼をクリックし、一覧の[ROUNDDOWN]

をクリックします。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いてROUNDDOWN関数を選択して

もかまいません。 ③[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ

とを確認し、「E37*5%」と入力します。 ④[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。 10. ①セル E36 の値を消去します。

②[数式]タブの [論理]ボタンの▼を

クリックし、一覧の[IF]をクリックします。

※②の操作は[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて IF 関数を選択してもかまいませ

ん。 ③[論理式]ボックスに「E33>=5」と入力します。 ④[真の場合]ボックスに「5%」と入力します。 ⑤[偽の場合]ボックスに「""」と入力し、[OK]

をクリックします。 ⑥セル E36 に "5%" と表示されることを確認しま

す。 11. ①セル F10 をアクティブにし、[数式]タブの

[検索 /行列]ボタンの一覧から

[VLOOKUP]をクリックして[関数の引数]ダ

イアログボックスを開きます。

※①の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いてVLOOKUP 関数を選択してもか

まいません。 ②[検索値]ボックスにカーソルが表示されている

ことを確認し、セル H8 をクリックします。 ③[範囲]ボックスをクリックし、シート "店舗マ

スター" のセル A4~J15 をドラッグし、F4 キーを

押して絶対参照にします。 ④[列番号]ボックスに「2」と入力します。 ⑤[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]

をクリックします。 ※[検索方法]ボックスに「0」と入力してもかま

いません。 ⑥セル F10 に "#N/A" と表示されていることを確

認します。 ⑦手順①~⑥と同様の操作で、セル F11 に数式

「=VLOOKUP(H8,店舗マスター!$A$4:$J$15,3, FALSE))」を入力します。 ⑧セル F12 に数式「=VLOOKUP(H8,店舗マス

ター!$A$4:$J$15,5,FALSE))」を入力します。 ⑨セル F13 に数式「=VLOOKUP(H8,店舗マス

ター!$A$4:$J$15,6,FALSE))」を入力します。 ⑩セル H8 をクリックし、▼をクリックして、ド

ロップダウンリストの一覧の[T0009]をクリック

します。 ⑪セル H8 に店舗 CD "T0009" が入力されたこと

を確認します。 ⑫セルF10 に "銀座店"、セルF11に "103-0027"、セ ル F12 に " 中央区 *-*-*" 、セ ル F13 に "03-****-5678" と表示されていることを確認しま

す。 12. ①シート "納品請求書" のセル B18 と C18 の値を

消去します。 ②セル C18 をアクティブにし、[数式]タブの

[論理]ボタンの一覧の[IF]をクリッ

クして[関数の引数]ダイアログボックスを開きま

す。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて、IF 関数を選択してもかまいま

せん。

Page 52: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

52

③[論理式]ボックスに「B18=""」、[真の場合]

ボックスに「""」と入力します。 ④[偽の場合]ボックスをクリックし、関数ボック

スの▼をクリックして一覧の[VLOOKUP]をク

リックします。 ⑤[検索値]ボックスに「B18」と入力します。 ⑥[範囲]ボックスをクリックし、シート "商品マ

スター" のセル A4~C15 をドラッグして F4 キー

を押します。 ⑦[列番号]ボックスに「2」を入力します。 ⑧[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]

をクリックします。 ※[検索方法]ボックスに「0」と入力してもかま

いません。 ⑨オートフィル機能を使って、セル C18 の数式を

セル C32 までコピーし、 [オートフィルオプ

ション]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー

(フィル)]をクリックします。 ⑩セル C19~C32 に、"#N/A" と表示されないこと

を確認します。 13. ①設問 12 と同様の操作で、セル D18 に数式

「 =IF(B18="","",VLOOKUP(B18, 商 品 マ ス

ター!$A$4:$C$15,3,FALSE))」を入力します。 ②オートフィル機能を使って、セル D18 の数式を

セル D32 までコピーし、 [オートフィルオプ

ション]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー

(フィル)]をクリックします。 ③セル D19~D32 に、"#N/A" と表示されないこと

を確認します。 14. ①セル B18 をクリックし、▼をクリックして、ド

ロップダウンリストの一覧の[MEIN002]をクリッ

クします。 ②セル B18 に商品 CD "MEIN002" が入力された

ことを確認します。 ③セル C18 に "ワイシャツ"、セル D18 に "7800" と表示されていることを確認します。 15. ①セル F18 の数式を消去します。 ②セル F18 がアクティブになっていることを確認

し、[数式]タブの [論理]ボタンの一覧

の[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアログ

ボックスを開きます。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて、IF 関数を選択してもかまいま

せん。 ③[論理式]ボックスに「D18=""」、[真の場合]

ボックスに「""」と入力します。 ④[偽の場合]ボックスに「D18*E18」と入力し、

[OK]をクリックします。 ⑤オートフィル機能を使用して、数式をセル F32

までコピーし、 [オートフィルオプション]

ボタンの一覧の[書式なしコピー(フィル)]をク

リックします。 ⑥セル F19~F32 が空白で表示されていることを

確認します。 16. ①セル B14、セル D18~D32、セル D34、セル E37~E39、セル F18~F36 を、[ホーム]タブの[数

値]の [通貨表示形式]ボタンを使って、

通貨形式の表示形式に設定します。 17. ①セル A18~B32 をドラッグし、Ctrl キーを押し

ながらセル E18~E32 をドラッグし、Ctrl キーを

押しながらセル E34 をクリックして、範囲選択し

ます。 ②[ホーム]タブをクリックし、[フォント]グルー

プの (ダイアログボックス起動ツール)をク

リックして、[セルの書式設定]ダイアログボック

スを開きます。 ③[保護]タブをクリックし、[ロック]チェック

ボックスをオフにして、[OK]をクリックします。 ④任意のセルをクリックして選択を解除し、[校閲]

タブをクリックします。

⑤[変更]の [シートの保護]ボタンをクリッ

クして、[シートの保護]ダイアログボックスを開

きます。 ⑥[シートとロックされたセルの内容を保護する]

チェックボックスがオンになっていることを確認

し、[OK]をクリックします。 ※シートの保護を確認する場合は、任意のセルに任

意の値を入力し、シートの保護のメッセージが表示

されることを確認し、[OK]をクリックします。 18. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 1 納品請

求書" を同じ名前で保存して閉じます。

Page 53: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

53

総合問題 2

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 2 店舗

別集計" を開きます。 2. ①シート "名古屋店" がアクティブになっている

ことを確認し、Shift キーを押しながら、シート見

出し "広域合計" をクリックします。 ②ワークシートがグループ化され、グループ化され

たシートのシート見出しに緑の線が表示され、タイ

トルバーに "[作業グループ]" と表示されている

ことを確認します。 ③セル A1~E1 を範囲選択し、[ホーム]タブの[配

置]の [セルを結合して中央揃え]ボタン

をクリックします。 ④セル A1 が選択されていることを確認し、[ホー

ム]タブの[フォント]の [フォントサイ

ズ]ボックスの▼をクリックし、一覧の[16]を

クリックします。 ⑤セル A1 が選択されていることを確認し、[ホー

ム]タブの [太字]ボタンをクリックします。

⑥セル E2 をクリックし、[ホーム]タブの [右

揃え]ボタンをクリックします。

⑦セル A28 をクリックし、[ホーム]タブの [中

央揃え]ボタンをクリックします。 ⑧シート見出し "名古屋店" を右クリックし、[作

業グループ解除]をクリックします。 ※グループ化されているシートであればどのシー

トでもかまいません。 ※グループ化されていないシート "店舗別実績" のシート見出しをクリックしてグループ化を解除

してもかまいません。 ⑨他のシートに切り替えて、編集結果を確認します。 3. ①シート "名古屋店" をアクティブにし、セル A4~A15 を範囲選択します。 ②[ファイル]タブの[オプション]をクリックし、

[Excel のオプション]ダイアログボックスを開き

ます。 ③[詳細設定]をクリックし、[全般]の[ユーザー

設定リストの編集]をクリックして[ユーザー設定

リスト]ダイアログボックスを開きます。

④[新しいリスト]が選択されていることを確認し、

[ リ ス ト の 取 り 込 み 元 範 囲 ] ボ ッ ク ス に "$A$4:$A$15" と表示されていることを確認して

[インポート]をクリックします。 ⑤[ユーザー設定リスト]ボックスの一覧の 終行

にインポートしたデータが追加されていることを

確認し、[リストの項目]ボックスで登録内容と順

序を確認して[OK]をクリックします。 ⑥[OK]をクリックして、[Excel のオプション]

ダイアログボックスを閉じます。 ⑦シート "広域合計" をアクティブにします。 ⑧セル A4 をクリックし "メンズスーツ" と入力さ

れていることを確認します。 ⑨フィルハンドル(■)をポイントし、マウスポイ

ンターの形が になっていることを確認して、セ

ル A15 までドラッグします。 4. ①シート "名古屋店" のセル B28~E28 を範囲選

択してコピーします。 ②シート "店舗別実績" のセル B4 をアクティブに

し、[ホーム]タブの[クリップボード]の [貼

り付け]ボタンの▼をクリックして、[その他の貼

り付けオプション]の [リンク貼り付け]を

クリックします。 ③同様にして、各シートの月別合計をシート "店舗

別実績" にリンク貼り付けします。 ・シート "神戸店" のセル B28~E28 を、シート "店舗別実績" のセル B5 ・シート "広島店" のセル B28~E28 を、シート "店舗別実績" のセル B6 5. ①シート "広島店" のセル D9 を「360,000」に修

正し、セル D28 の値が再計算され、"11,373,200" に更新されていることを確認します。 ②シート "店舗別実績" をアクティブにし、セル

D6 の値が "11,373,200" に更新されていることを

確認します。 6. ①シート "広域合計" のセル B4~D27 を範囲選択

し、[ホーム]タブの[編集]の [合計]ボ

タンをクリックします。 ②セル B4 と数式バーに "=SUM()" と表示されて

いることを確認します。 ③シート "名古屋店" のセル B4 をクリックし、

Shift キーを押しながらシート見出し "広島店" をクリックします。 ④数式バーに "=SUM('名古屋店:広島店'!B4)" と

Page 54: Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト

Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

54

表示されていることを確認し、 [合計]ボタン

をクリックします。 ⑤任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、各

店舗の売上の合計が表示されていることを確認し

ます。 7. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 2 店舗別

集計" を同じ名前で保存して閉じます。

総合問題 3

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 3 納品

請求書"を開きます。

2. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。

② [問題のチェック]ボタンをクリックし、

[互換性チェック]をクリックして、[Microsoft Excel - 互換性チェック]ダイアログボックスを開

きます。 ③[概要]ボックスに Excel 97 から Excel 2010 で

サポートされていない機能が表示されるので、スク

ロールして概要を確認し、[OK]をクリックします。 3. ①シート見出し "店舗マスター" を右クリックし、

ショートカットメニューの[非表示]をクリックし

てシート "店舗マスター" を非表示にします。

②[校閲]タブをクリックし、[変更]の [ブッ

クの保護]ボタンをクリックして[シート構成と

ウィンドウの保護]ダイアログボックスを開きます。 ③[保護対象]の[シート構成]チェックボックス

がオンになっていることを確認し、[OK]をクリッ

クします。 ④シート見出し "納品請求書" を右クリックし、

ショートカットメニューの[再表示]などのコマン

ドが灰色になっていることを確認します。 4. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 3 納品請

求書" を同じ名前で保存します。 5. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。 ②[作成者]に "小田切俊彦" と表示されているこ

とを確認します。

③ [問題のチェック]ボタンをクリックし、

[ドキュメント検査]をクリックして、[ドキュメ

ント検査]ダイアログボックスを開きます。 ④検査する項目を確認し、[検査]をクリックしま

す。 ⑤検査結果を確認し、"ドキュメントのプロパティ

と個人情報" の[すべて削除]をクリックして、個

人情報を削除します。 ⑥ドキュメントのプロパティと個人情報が削除さ

れたことを確認し、[閉じる]をクリックします。 ⑦ファイルのプロパティを確認し、[作成者]に何

も表示されていないことを確認します。 6. ①[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開き

ます。 ②[ツール]をクリックし、[全般オプション]を

クリックして[全般オプション]ダイアログボック

スを開きます。 ③[読み取りパスワード]ボックスに「JUN-A001」、[書き込みパスワード]ボックスに「KOURI1」と

入力し、[OK]をクリックして読み取りパスワード

と書き込みパスワードを設定します。 ④[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示

されるので、[パスワードをもう一度入力してくだ

さい。]ボックスに「JUN-A001」と入力し、[OK]

をクリックします。 ⑤[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示

されるので、[書き込みパスワードをもう一度入力

してください。]ボックスに「KOURI1」と入力し、

[OK]をクリックします。 ⑥[保存用]フォルダーにブック "総合 3 納品請

求書" を上書き保存して閉じます([名前を付けて

保存の確認]ダイアログボックスが表示されたら

[はい]をクリックします)。 7. ①[保存用]フォルダーのブック "総合 3 納品請

求書" を開きます。 ②[パスワード]ダイアログボックスの[パスワー

ド]ボックスに「JUN-A001」と入力し、[OK]を

クリックします。 ③[上書き保存するにはパスワードが必要です。ま

たは読み取り専用で開いてください。]の[パスワー

ド]ボックスに「KOURI1」と入力し、[OK]を

クリックします。 ④ブック "総合 3 納品請求書" が開くことを確認

します。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

55

8. ①[ファイル]タブをクリックし、[エクスポート]

をクリックします。 ②[PDF/XPS ドキュメントの作成]をクリックし、

[PDF/XPS の作成]ボタンをクリックして

[PDF または XPS 形式で発行]ダイアログボック

スを開きます。 ③[ファイルの場所]に "保存用" と表示されてい

ることを確認し、[ファイル名]ボックスに "総合

3 納品請求書" と表示されていることを確認しま

す。 ④[ファイルの種類]ボックスに "PDF" と表示さ

れていることを確認し、[発行後にファイルを開く]

チェックボックスがオンになっていることを確認

して[発行]をクリックします。 ⑤リーダーが起動し、請求書が PDF 形式で発行さ

れたことを確認します。 ⑥リーダー画面の上部をポイントし、マウスポイン

ターの形が に変わったら、画面の一番下まで

ドラッグします。 ⑦リーダーの画面が小さくなったらマウスのボタ

ンから指を離してリーダーを終了します。 ⑧スタート画面が表示されたら[デスクトップ]の

タイルをクリックして、デスクトップ画面を表示し、

Excel が起動していることを確認します。 9. ①ブック "総合 3 納品請求書" を保存しないで閉

じます。

総合問題 4

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 4 店舗

別売上実績" を開きます。 2. ①シート "売上実績" のセル F4 をアクティブにし

ます。 ② [ 数 式 ] タ ブ の [ 関 数 ラ イ ブ ラ リ ] の

[その他の関数]ボタンをクリッ

クし、[統計]の一覧から[RANK.EQ]をクリッ

クして[関数の引数]ダイアログボックスを開きま

す。

※②の操作は、[数式]タブの [関数の挿入]

ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログ

ボックスを開いて、RANK.EQ 関数を選択してもか

まいません。 ③[数値]ボックスに「E4」と入力します。 ④[参照]ボックス内をクリックし、セル E4~E18をドラッグして F4 キーを押します。 ⑤[参照]ボックスの表示が "$E$4:$E$18" に変

わったことを確認します。 ⑥[順序]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク

リックします。 ※[順序]ボックスの「0」は省略してもかまいま

せん。 ⑦オートフィル機能を使って、セル F4 の数式をセ

ル F15 までコピーします。 3. ①"売上実績" の列内の任意のセルをアクティブに

します。 ②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ

ルター]の [降順]ボタンをクリックします。 ③列 "売上実績" を基準に、データが降順で並べ変

わったことを確認します。 4. ①グラフ化する範囲のセル A3~A15 とセル E3~E15 を範囲選択します。

②[挿入]タブの[グラフ]の [縦棒グラフ

の挿入]ボタンをクリックし、[2-D 縦棒]の

[集合縦棒]をクリックして、集合縦棒グラフを作

成します。 ③集合縦棒グラフが作成されたことを確認し、セル

A20~J42 の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を

行います。 5. ①表を表示し、セル H3~H15 をコピーします。 ②集合縦棒グラフを表示し、プロットエリアをク

リックします。 ※グラフエリアをクリックしてもかまいません。 ③プロットエリアにハンドルが表示され、選択され

たことを確認し、 [貼り付け]ボタンをクリッ

クします。 ④グラフにデータ系列 "達成率" が追加されたこ

とを確認し、Esc キーを押して、セル H3〜H15 の

点滅する点線を解除します。 ⑤グラフエリアをクリックし、ショートカットツー

ルが表示されていることを確認します。

⑥ [グラフ要素]ボタンをクリックし、[凡例]

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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チェックボックスをポイントし、右向き三角ボタン

をクリックして[下]をクリックして凡例をグラフ

の下に表示します。

※ [グラフ要素]ボタンをクリックするとグ

ラフ要素の一覧を非表示にできます。 ⑦[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック

します。

⑧[種類]の [グラフの種類の変更]ボタン

をクリックして、[グラフの種類の変更]ダイアロ

グボックスを開きます。 ⑨[すべてのグラフ]タブが選択されていることを

確認し、[組み合わせ]をクリックし [集合

縦棒 – 第 2 軸の折れ線]をクリックします。 ⑩[データ系列に使用するグラフの種類と軸を選択

してください]ボックスの[達成率]の[グラフの

種類]ボックスの▼をクリックします。

⑪[折れ線]の [マーカー付き折れ線]を

クリックし、[OK]をクリックします。 ⑫"達成率" のデータ系列が第 2 軸に設定され、単

位 "%" が右側の数値軸に表示されたことを確認

します。 ⑬複合グラフが選択されていることを確認し、

ショートカットツールの [グラフ要素]ボタ

ンをクリックし、[グラフタイトル]チェックボッ

クスをポイントし、右向き三角のボタンをクリック

して[グラフの上]をクリックしてグラフタイトル

を追加します。 ⑭グラフタイトルに「店舗別売上・達成率比較」と

入力します。 ⑮グラフエリアをクリックし、ショートカットツー

ルの [グラフスタイル]ボタンをクリックし、

一覧の[スタイル 8]をクリックして、グラフのス

タイルを変更します。 ⑯グラフのスタイルが変わったことを確認し、グラ

フ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解除

します。 6. ①複合グラフのグラフエリアをクリックして選択

します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック

します。

③[グラフのレイアウト]の [グラフ要素を

追加]ボタンをクリックし、[データテーブル]の

[凡例マーカーあり]をクリックします。

④グラフが選択されていることを確認し、 [グ

ラフ要素]ボタンをクリックし、[凡例]チェック

ボックスをオフにします。

※ [グラフ要素]ボタンをクリックするとグ

ラフ要素の一覧を非表示にできます。 ⑤複合グラフの主軸をクリックします。 ⑥[グラフツール]の[書式]タブで、[現在の選

択範囲]の [選択対象の書式

設定]ボタンをクリックして、[軸の書式設定]作

業ウィンドウを開きます。 ⑦[軸のオプション]が選択されていることを確認

します。 ⑧[ 小値]ボックスに「31000」と入力します。 ⑨[ 大値]ボックスに「58000」と入力して、閉

じるボタンをクリックします。 ⑩グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択

を解除します。 7. ①セル B4~D18 を範囲選択します。

② [クイック分析]ボタンをクリックします。 ③[書式]をクリックし、[指定の値より大きい]

をクリックして[指定の値より大きい]ダイアログ

ボックスを開きます。 ④[次の値より大きいセルを書式設定]ボックスに

「15000」と入力します。 ⑤[書式]ボックスの▼をクリックし、[濃い緑の

文字、緑の背景]をクリックし、[OK]をクリック

します。 ⑥任意のセルをクリックして選択を解除し、セルの

値が "15,000" 以上の場合に指定した条件付き書

式が適用されていることを確認します。 8. ①セル B4~D18 を範囲選択します。 ②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ③[新しいルール]をクリックして[新しい書式ルー

ル]ダイアログボックスを開きます。 ④[ルールの種類を選択してください]ボックスで

[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリック

します。 ⑤[次のセルのみを書式設定]の[次の値の間]ボッ

クスの▼をクリックし、[次の値より小さい]をク

リックします。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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⑥右側のボックスに「13000」と入力します。 ⑦[書式]ボタンをクリックして[セルの書式設定]

ダイアログボックスを開きます。 ⑧[フォント]タブが選択されていることを確認し

ます。 ⑨[スタイル]の[太字]をクリックします。 ⑩[色]ボックスの▼をクリックし、[標準の色]

の[赤](左から 2 番目)をクリックします。 ⑪[OK]をクリックします。 ⑫[OK]をクリックして[新しい書式ルール]ダ

イアログボックスを閉じます。 ⑬任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、セ

ルの値が "13,000" より小さいセルに、赤の太字の

書式が設定されていることを確認します 9. ①セル H4~H18 を範囲選択します。

②[ホーム]タブの [条件付き書

式]ボタンをクリックします。 ③[アイコンセット]をポイントし、[インジケー

ター]の[3 つの記号(丸囲みなし)]をクリック

します。 ④セル H4~H15 に 3 つの記号(丸囲みなし)のア

イコンセットが設定されたことを確認します。 ⑤セル H4~H18 が範囲されていることを確認し、

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ⑥[ルールの管理]をクリックし、[条件付き書式

ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。 ⑦[ルールの編集]ボタンをクリックし、[書式ルー

ルの編集]ダイアログボックスを開きます。 ⑧"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定" が選択されていることを確認します。 ⑨[次のルールに従って各アイコンを表示]の 1番目のアイコンの▼をクリックし、[緑の丸]をク

リックします。 ⑩1 番目のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]をクリックします。 ⑪[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク

リックします。 ⑫[値]ボックスに「1.01」と入力します。 ⑬2 番目のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]をクリックします。 ⑭[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク

リックします。 ⑮[値]ボックスに「1」と入力します。 ⑯3 番目のアイコンの▼をクリックし、[赤の下矢

印]をクリックして、[OK]をクリックします。 ⑰[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの

管理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑱任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、変

更後の条件でアイコンが表示されていることを確

認します。 10. ①セル I4~I18 を範囲選択し、[ホーム]タブの

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ②[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ

ラデーション)]の[緑のデータバー]をクリック

します。 ③セル I4~I18 が選択されていることを確認し、

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クし、[ルールの管理]をクリックして[条件付き

書式ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。 ④[ルールの編集]をクリックして、[書式ルール

の編集]ダイアログボックスを開きます。 ⑤"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定"が選択されていることを確認します。 ⑥[バーの外観]の[枠線]ボックスの▼をクリッ

クし、[枠線なし]をクリックします。 ⑦[プレビュー]で結果を確認し、[OK]をクリッ

クします。 ⑧[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの

管理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑨任意のセルをクリックし、範囲選択を解除します。 ⑩正の値が枠線のない緑のグラデーションのデー

タバーで表示されていることを確認します。 ⑪負の値が赤のデータバーで表示されていること

を確認します。 11. ①[挿入]タブをクリックし[スパークライン]の

[折れ線]ボタンをクリックして、[スパーク

ラインの作成]ダイアログボックスを開きます。 ※①の操作の前に、セル J4~J18 を選択してもか

まいません。 ②[データ範囲]ボックスにカーソルが表示されて

いることを確認し、セル B4~D18 をドラッグしま

す。 ③[場所の範囲]ボックスをクリックし、セル J4~J18 をドラッグします。 ※①の操作の前にセルJ4~J18を選択した場合は、

③の手順は必要ありません。 ④[場所の範囲]ボックスに "$J$4:$J$18" と表示

されていることを確認し、[OK]をクリックします。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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⑤セル J4~J18 が選択されていることを確認し、

[スパークラインツール]の[デザイン]タブが選

択されていることを確認します。 ⑥[スタイル]の [その他]ボタンをクリック

し、[スパークラインスタイル アクセント 6、黒+基本色 25%]をクリックします。 ⑦[表示]の[頂点(山)]チェックボックスと[頂

点(谷)]チェックボックスをオンにします。

⑧[スタイル]の [スパーク

ラインの色]ボタンをクリックします。 ⑨[太さ]をポイントし、[1.5pt]をクリックしま

す。 ⑩任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、ス

パークラインのスタイルが変わり、"頂点(山)" と "頂点(谷)" が表示され、太さが変わったことを

確認します。 12. ①セルA43が先頭になるようにスクロールします。 ②[挿入]タブをクリックします。

③[図]の [SmartArt]ボタンをクリック

して、[SmartArt グラフィックの選択]ダイアロ

グボックスを開きます。

④[リスト]をクリックし、 [積み上げリ

スト](3 行目の一番右)をクリックして、[OK]

をクリックします。 ⑤完成例を参考に SmartArt グラフィックに文字

を入力します。 ※SmartArtグラフィックの[テキストウィンドウ]

を使用して文字を入力します。 ※[テキストウィンドウ]が表示されていない場合

は、[SMARTART ツール]の[デザイン]タブの

[グラフィックの作成]の [テ

キストウィンドウ]ボタンをクリックします。 ⑥SmartArt グラフィックをセル A44~J60 の範囲

に移動し、サイズ調整を行います。 ※移動するには SmartArt グラフィックをポイン

トし、マウスポインターの形が の状態でドラッグ

します。 ※サイズ変更するには SmartArt グラフィックの

サイズ変更ハンドルをポイントし、マウスポイン

ターの形が両方向の矢印になってからドラッグし

ます。 ⑦SmartArtグラフィックが選択されていることを

確認します。 ⑧[SMARTART ツール]の[デザイン]タブが選

択されていることを確認します。

⑨[SmartArt のスタイル]の [色の変更]

ボタンをクリックし、[カラフル –アクセント 4 か

ら 5]をクリックします。 ⑩任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、

SmartArtグラフィックの色が変わったことを確認

します。 13. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 4 店舗別

売上実績" を同じ名前で保存します。 14. ①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択

されていることを確認します。

② [ブックの保護]ボタンをクリックし、[

終版にする]をクリックします。 ③ 終版に設定するというメッセージが表示され

たら、[OK]をクリックします。 ④ 終版として設定したというメッセージが表示

されたら、[OK]をクリックします。 ⑤タイトルバーに "[読み取り専用]" と表示され

ていることを確認します。 ⑥編集を推奨しないメッセージが表示されている

こととリボンが非表示になっていることを確認し

ます。 ⑦[挿入]タブをクリックし、リボンのボタンが灰

色になっていることと数式バーが表示されていな

いことを確認します。 ⑧ブック "総合 4 店舗別売上実績" を閉じます。

総合問題 5

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 5 店舗

別売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上分析" がアクティブになっている

ことを確認し、列番号 "G" を右クリックし、[挿入]

をクリックしてテーブルに列を挿入します。 ②新しいフィールド名として、セルG3に「出店先」

と入力します。 ③セルG4がアクティブになっていることを確認し、 [数式]タブをクリックし、[関数ライブラリ]の

の一覧の[VLOOKUP]をクリック

して[関数の引数]ダイアログボックスを開きます。 ④[検索値]ボックスにカーソルが表示されている

ことを確認し、セル E4 をクリックします。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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⑤[検索値]ボックスに "[@店舗 CD]" と表示

されていることを確認します。 ⑥[範囲]ボックスに "店舗マスター!$A$4:$J$15" と指定し、[列番号]ボックスに「7」、[検索方法]

ボックスに「FALSE」と入力して、[OK]をクリッ

クします。 ※[検索方法]ボックスには「0」と入力してもか

まいません。 ⑦フィールド "出店先" にデータが追加されたこ

とを確認し、列幅を自動調整します。 3. ①新しいフィールド名として、セル M3 に「金額」

と入力します。 ②テーブルが自動的に拡張されたことを確認し、セ

ル M4 がアクティブになっていることを確認しま

す。 ③キーボードから「=」を入力します。 ④セル L4 をクリックし、セル M4 に "[@単価]" と表示されたことを確認します。 ⑤キーボードから「*」を入力します。 ⑥セル K4 をクリックし、"[@数量]" と表示され

たことを確認します。 ⑦数式バーとセル M4 に "=[@単価]*[@数量]" と表示されていることを確認し、Enter キーを押し

ます。 ⑧フィールド "金額" に数式がコピーされている

ことを確認します。 4. ①列番号 "E" を右クリックし、[挿入]をクリック

してテーブルに列を挿入します。 ②新しいフィールド名として、セル E3 に「性別」

と入力します。 ③セルE4がアクティブになっていることを確認し、

「ME」と入力します。 ※ "ME" は半角の大文字で入力します。 ④セル E4 をクリックし、[データ]タブをクリッ

クします。

⑤[データツール]の [フラッシュ

フィル]ボタンをクリックします。 ⑥フィールド "性別" にデータが追加されたこと

を確認します。 ⑦フィールド "性別" の列幅を調整します。 5. ①列番号 "F" を右クリックし、[挿入]をクリック

してテーブルに列を挿入します。 ②新しいフィールド名として、セル F3 に「商品分

類」と入力します。

③セルF4がアクティブになっていることを確認し、

「OU」と入力します。 ※ "OU" は半角の大文字で入力します。 ④セル F4 をクリックし、[データ]タブの

[フラッシュフィル]ボタンをク

リックします。 ⑤フィールド "商品分類" にデータが追加された

ことを確認します。 6. ①シート "売上分析" のテーブル内の任意のセル

がアクティブになっていることを確認します。 ②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ

ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし

て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。 ③[ 優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、

[商品名]をクリックします。 ④[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。 ⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー

設定リスト]をクリックします。 ⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス

クロールし、総合問題の問題 2 で追加したユーザー

設定リスト(メンズスーツ、メンズジャケット、メ

ンズパンツ...)をクリックします。 ⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて

いることを確認し、[OK]をクリックします。 ⑧ 優先されるキーの[順序]ボックスに "メンズ

スーツ、メンズジャケット、メンズパンツ..." と表

示されていることを確認します。 ⑨[レベルの追加]をクリックします。 ⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック

し、[出店先]をクリックします。 ⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。 ⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ

とを確認します。 ⑬[レベルの追加]をクリックして並べ替えのキー

を追加し、3 番目に優先されるキーとして "店舗名

"、順序に "昇順" を設定し、[OK]をクリックし

ます。 ⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(メン

ズスーツ、メンズジャケット、メンズパンツ...)で

データが並べ替えられていることを確認します。 ⑮商品名が同じデータの中で、出店先ごとに並べ替

えられていることを確認します。 ⑯出店先が同じデータの中で、店舗名ごとに並べ替

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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えられていることを確認します。 ⑰フィールド "受注 ID" の▼をクリックし、[昇順]

をクリックして、並び順を元に戻します。 7. ①フィールド "商品名" の▼をクリックします。 ②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。 ③[メンズジャケット]、[メンズスーツ]、[レディー

スジャケット]、[レディーススーツ]の各チェック

ボックスをオンにします。 ④[OK]をクリックします。 ⑤商品名が "メンズスーツ" または "メンズジャ

ケット" または "レディーススーツ" または "レディースジャケット" のレコードが表示されてい

ることを確認します。 ⑥条件が指定されているフィールドの▼が フィルターボタンになっていることを確認します。 ⑦抽出されたレコードの行番号が青で表示されて

いることを確認します。 ⑧総レコード数と、条件に一致するレコードの数が

表示されていることを確認します。 ⑨画面の表示倍率を 80%に縮小し、フィールド "金額" を表示します。 ※この手順は省略してもかまいません。 ⑩フィールド "金額" の▼をクリックします。 ⑪[数値フィルター]をポイントし、[指定の範囲

内]をクリックして、[オートフィルターオプショ

ン]ダイアログボックスを開きます。 ⑫左上のボックスに「1500000」と入力します。 ⑬右上のボックスに "以上" と表示されているこ

とを確認します。 ⑭[AND]が選択されていることを確認します。 ⑮左下のボックスに「1800000」と入力します。 ⑯右下のボックスに "以下" と表示されているこ

とを確認します。 ⑰[OK]をクリックします。 ⑱さらに、売上金額が 150 万円以上 180 万円以下

のレコードに絞り込まれて表示されていることを

確認します。 ⑲[データ]タブが選択されていることを確認し、

[並べ替えとフィルター]の [クリア]

ボタンをクリックします。 ⑳フィールド "商品名" と "金額" の抽出条件が一

度に解除されたことを確認します。 8. ①行番号 3~7 をドラッグします。 ②選択した行番号を右クリックし、ショートカット

メニューの[挿入]をクリックします。 ③セル A8~O8 を範囲選択します。

④選択したセル範囲を右クリックし、ショートカッ

トメニューの[コピー]をクリックします。 ⑤セル A3 を右クリックし、ショートカットメ

ニューの[貼り付けのオプション]の [貼り

付け]ボタンをクリックして列見出しを貼り付けま

す。 ⑥列見出しが貼り付けられたことを確認します。 ⑦Esc キーを押して、点滅する点線を解除します。 9. ①セル D4 に「*シャツ」、セル D5 に「*ジャケッ

ト」と入力します。 ※ワイルドカード "*" は、半角で入力します。 ②セル H4 に「銀座店」、セル H5 に「神戸店」と

入力します。 ※値を入力する代わりにコピーしてもかまいませ

ん。 ③セル M4 に「>=15」、セル M5 に「>=30」と入

力します。 ④データを抽出するテーブル(8 行目以下)の任意

のセルをアクティブにします。 ⑤[データ]タブが選択されていることを確認し、

[並べ替えとフィルター]の [詳細

設定]ボタンをクリックして、[フィルターオプショ

ンの設定]ダイアログボックスを開きます。 ⑥[抽出先]の[選択範囲内]が選択されているこ

とを確認します。 ⑦[リスト範囲]ボックスに "$A$8:$O$2192" と表示されていることを確認します。 ⑧[検索条件範囲]ボックスをクリックし、セル

D3~M5 をドラッグします。 ⑨ [検 索条 件範 囲]ボ ック スに " 売 上分

析!$D$3:$M$5" と表示されていることを確認し、

[OK]をクリックします。 ⑩商品名が "シャツ" で終わり、店舗名が"銀座店"、数量が 15 以上、または商品名が "ジャケット" で終わり、店舗名が "神戸店"、数量が 30 以上のデー

タだけが表示されていることを確認します。 ⑪総レコード数と、条件に一致するレコードの数が

表示されていることを確認します。 ⑫[データ]タブが選択されていることを確認し、

[並べ替えとフィルター]の [クリア]

ボタンをクリックします。 ⑬フィールド "商品名" と "店舗名" と "数量" の抽出条件が一度に解除されたことを確認します。 10. ①シート "集計" をアクティブにし、表内の任意の

セルをアクティブにします。 ②[データ]タブが選択されていることを確認し、

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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[並べ替えとフィルター]の [並べ替え]ボ

タンをクリックして、[並べ替え]ダイアログボッ

クスを開きます。 ③[ 優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、

[商品名]をクリックします。 ④[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。 ⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー

設定リスト]をクリックします。 ⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス

クロールし、総合問題の問題 2 で追加したユーザー

設定リスト(メンズスーツ、メンズジャケット、メ

ンズパンツ...)をクリックします。 ⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて

いることを確認し、[OK]をクリックします。 ⑧ 優先されるキーの[順序]ボックスに "メンズ

スーツ、メンズジャケット、メンズパンツ..." と表

示されていることを確認します。 ⑨[レベルの追加]をクリックします。 ⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック

し、[出店先]をクリックします。 ⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され

ていることを確認します。 ⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ

とを確認します。 ⑬[レベルの追加]をクリックして並べ替えのキー

を追加し、3 番目に優先されるキーとして"店舗名"、順序に "昇順" を設定し、[OK]をクリックします。 ⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(メン

ズスーツ、メンズジャケット、メンズパンツ...)で

データが並べ替えられていることを確認します。 ⑮商品名が同じデータの中で、出店先ごとに並べ替

えられていることを確認します。 ⑯出店先が同じデータの中で、店舗名ごとに並べ替

えられていることを確認します。 11. ①3 行目以下の任意のセルがアクティブになって

いることを確認します。 ②[データ]タブが選択されていることを確認しま

す。

③[アウトライン]の [小計]ボタンを

クリックして、[集計の設定]ダイアログボックス

を開きます。 ④[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、

一覧の[商品名]をクリックします。 ⑤[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて

いることを確認します。

⑥[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ

クボックスをオンにします。 ⑦[集計するフィールド]ボックスの[金額]チェッ

クボックスがオンになっていることを確認し、[OK]

をクリックします。 ⑧アウトラインが自動的に作成されます。 ⑨画面を下にスクロールし、H 列と J 列の幅を調

整します。 ⑩商品ごとの集計行が挿入されたことを確認しま

す。 ⑪さらに画面を下にスクロールし、総計行が挿入さ

れたことを確認します。 ⑫数量と金額の集計が表示されていることを確認

します。

⑬アウトラインの レベル記号 2 をクリックし

ます。 ⑭表が折りたたまれて、全体の構成が見やすく表示

されていることを確認します。 12. ①ネクタイの集計行(1186 行)の 詳細表示記

号をクリックします。 ②ネクタイの詳細データが表示されたことを確認

します。 ③行 1186 の詳細表示記号が、詳細非表示記号( )

に変わります。 ④ネクタイの数量と金額の小計が表示されている

ことを確認します。 ⑤ レベル記号 3 をクリックして、すべてのレ

コードを表示します。 ※⑤は省略してもかまいません。 13. ①列見出しの行を表示し、3 行目以下の任意のセル

をアクティブにします。

②[データ]タブの [小計]ボタンをク

リックして、[集計の設定]ダイアログボックスを

開きます。 ③[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、

一覧の[出店先]をクリックします。 ④[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて

いることを確認します。 ⑤[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ

クボックスと[金額]チェックボックスがオンに

なっていることを確認します。 ⑥[現在の小計をすべて置き換える]チェックボッ

クスをオフにし、[OK]をクリックします。 ⑦アウトラインのレベルが追加されたことを確認

します。 ⑧ショッピングモールの集計行が表示されるまで

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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画面を下にスクロールします。 ⑨出店先ごとの小計が追加されたことを確認しま

す。 ※⑧、⑨は省略してもかまいません。 ⑩ レベル記号 3 をクリックして、表を折りたた

みます。 ⑪商品別に出店先ごとの集計結果が表示されてい

ることを確認します。 14. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 5 店舗別

売上分析" を同じ名前で保存して閉じます。

総合問題 6

1. ①[総合問題]フォルダーのブック "総合 6 店舗

別売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上分析" がアクティブになっている

ことを確認し、データが入力されている 3 行目以下

の任意のセルをアクティブにします。 ②[挿入]タブをクリックします。

③[テーブル]の [おすすめピボットテー

ブル]ボタンをクリックし、[おすすめピボットテー

ブル]ダイアログボックスを開きます。 ④[商品名(集計元:データの個数/受注 ID)]を

クリックし、プレビューでイメージを確認して[OK]

をクリックします。 ⑤新しいワークシート("Sheet1")が挿入され、選

択したピボットテーブルが作成されていることを

確認します。 ⑥[ピボットテーブルツール]が表示されているこ

とを確認します。 ⑦[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されていることを確認します。 ⑧フィールドセクションの[レポートに追加する

フィールドを選択してください]ボックスに、テー

ブルの列見出しに該当するフィールドが表示され

ていることを確認します。 ⑨フィールドセクションの[受注日]チェックボッ

クスをオンにします。 ⑩品名ごとに、日付別に受注 ID の個数が集計され

たことを確認します。 3. ①[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウのエリアセクションで、[行]エリアの "受注日" フィールドを[列]エリアにドラッグします。

②"受注日" フィールドが列ラベルに移動したこと

を確認します。 ③フィールドセクションの[受注 ID]チェックボッ

クスをオフにします。 ④フィールドセクションで[金額]をポイントし、

エリアセクションの[値]エリアにドラッグします。 ⑤商品名ごとに、日付別に金額が集計されたことを

確認します。 4. ①[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウのフィールドセクションで、[出店先]をポイン

トし、エリアセクションの[フィルター]エリアに

ドラッグします。 ②"出店先" フィールドが追加され、"(すべて)" と表示されていることを確認します。 ③レポートフィルターフィールドの "(すべて)" と表示されているセル(セル B1)の▼をクリック

します。 ④[ショッピングモール]をクリックします。 ⑤[OK]をクリックします。 ⑥レポートフィルターエリアの "ショッピング

モール" と表示されているセル(セル B1)のボタ

ンに フィルターのアイコンが表示されている

ことを確認します。 ⑦フィールドセクションの[出店先]の右端にフィ

ルターのアイコンが表示されていることを確認し

ます。 ⑧同様に、出店先 "百貨店" のデータを表示して確

認します。 ⑨レポートフィルターエリアの右端の フィル

ターのボタンをクリックし、一覧の[(すべて)]を

クリックし、[OK]をクリックしてすべての出店先

のデータを表示します。 5. ①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして

アクティブにし、[ピボットテーブルツール]の[分

析]タブをクリックします。

②[フィルター]の [タイムラ

インの挿入]ボタンをクリックして[タイムライン

の挿入]ダイアログボックスを開きます。 ③[受注日]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ④[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが非表示になり、[タイムラインツール]が表示

されていることを確認します。 ⑤タイムライン "受注日" が挿入されたことを確

認し、タイムラインのヘッダーをドラッグしてピ

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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ボットテーブルに重ならない位置にタイムライン

を移動します。 ⑥"すべての期間"、"月" と表示されていることを確

認し、タイムライン "受注日" の 6 月の部分をク

リックします。 ⑦絞り込んだタイムラインの期間の色が濃くなっ

ていること、"2013 年 6 月" と表示されていること

を確認し、ピボットテーブルのデータが 6 月に絞り

込まれていることを確認します。 ⑧タイムラインの[月]の▼をクリックし、一覧の

[日]をクリックしてタイムラインの時間レベルを "日" に変更します。 ⑨タイムラインを右にスクロールし、タイムライン

の "6 月 10 日" から "6 月 16 日" までドラッグし

てタイムラインでデータを絞り込みます。 ⑩ピボットテーブルが 6 月 10 日から 6 月 16 日の

データに絞り込まれたことを確認します。

⑪タイムライン "受注日" のヘッダーの [フィ

ルターのクリア]ボタンをクリックします。 ⑫タイムライン "受注日" での絞り込みが解除さ

れたことを確認します。 ⑬タイムライン "受注日" にハンドルが表示され

ていることを確認します。 ⑭Del キーを押します。 ⑮タイムライン "受注日" が削除されたことを確

認します。 ⑯[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されたことを確認します。 6. ①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして

アクティブにします。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[フィルター]の [スライサー]ボ

タンをクリックして[スライサーの挿入]ダイアロ

グボックスを開きます。 ④[性別]チェックボックスと[店舗名]チェック

ボックスをオンにして[OK]をクリックします。 ⑤[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが非表示になったことを確認します。 ⑥スライサー "性別" とスライサー "店舗名" が挿

入されたことを確認します。 ⑦図を参考に、スライサーのサイズ変更ハンドルを

ドラッグして、スライサーのサイズを調整します。 ⑧スライサーのヘッダーをドラッグして表に重な

らない位置に移動します。

⑨スライサー "性別" の[LA]をクリックします。 ⑩性別が "LA"(婦人)のデータに絞り込まれたこ

とを確認します。 ⑪スライサー "店舗名" の[銀座店]をクリックし、

Ctrl キーを押しながら[新宿店]と[東京駅前店]

をクリックします。 ※スライサーに抽出したい店舗名が表示されない

場合は、スクロールして選択します。 ⑫さらに店舗名が "銀座店" または "新宿店" また

は "東京駅前店" のデータに絞り込まれたことを

確認します。 ⑬スライサー "性別" のヘッダーの [フィル

ターのクリア]ボタンをクリックします。 ⑭スライサー "性別" の絞り込みが解除されたこ

とを確認します。 ⑮同様にして、スライサー "店舗名" の絞り込みを

解除します。 ⑯スライサー "性別" をクリックし、ハンドルが表

示されていることを確認します。 ⑰Del キーを押します。 ⑱スライサー "性別" が削除されたことを確認し

ます。 ⑲同様にして、スライサー "店舗名" を削除します。 ⑳[ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンド

ウが表示されたことを確認します。 7. ①セル B4 をクリックします。 ※グループ化するフィールドのセルであれば、どの

セルを選択してもかまいません。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[グループ]の [グループの選

択]ボタンをクリックして、[グループ化]ダイア

ログボックスを開きます。 ④[単位]ボックスの "月" が選択されていること

を確認し、[OK]をクリックします。 ⑤商品別の売上金額が月単位で集計されたことを

確認します。 8. ①セル A3 の[合計/金額]をクリックします。 ※計算方法を変更したい値が入っているセルであ

れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブが選

択されていることを確認します。

③[アクティブなフィールド]の

[フィールドの設定]ボタンをクリックして、[値

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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フィールドの設定]ダイアログボックスを開きます。 ④[計算の種類]タブをクリックします。 ⑤[計算の種類]ボックスの▼をクリックし、一覧

の[列集計に対する比率]をクリックして[OK]

をクリックします。 ⑥各商品の月別の集計に対する売上比率が表示さ

れていることを確認します。

⑦[分析]タブの [フィールドの

設定]ボタンをクリックして、[値フィールドの設

定]ダイアログボックスを開きます。 ⑧[計算の種類]タブをクリックします。 ⑨[計算の種類]ボックスの▼をクリックし、一覧

の[計算なし]をクリックして[OK]をクリック

します。 ⑩商品別と月別の売上金額の合計の表示に戻った

ことを確認します。 9. ①セル A3 の[合計/金額]をクリックします。 ※計算方法を変更したい値が入っているセルであ

れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブの

[フィールドの設定]ボタンをク

リックして、[値フィールドの設定]ダイアログボッ

クスを開きます。 ③[集計方法]タブが選択されていることを確認し

ます。 ④[選択したフィールドのデータ]ボックスの一覧

の[ 大値]をクリックして[OK]をクリックし

ます。 ⑤各商品の月別の 大値が表示されていることを

確認します。

⑥[分析]タブの [フィールドの

設定]ボタンをクリックして、[値フィールドの設

定]ダイアログボックスを開きます。 ⑦[集計方法]タブが選択されていることを確認し

ます。 ⑧[選択したフィールドのデータ]ボックスの一覧

の[合計]をクリックして[OK]をクリックしま

す。 ⑨商品別と月別の売上金額の合計の表示に戻った

ことを確認します。 10. ①行ラベルに配置されている "ブラウス" のセル

(セル A14)をアクティブにし、ダブルクリックし

て[詳細データの表示]ダイアログボックスを開き

ます。 ②[詳細データを表示するフィールドを選択してく

ださい]ボックスの一覧の[店舗名]をクリックし、

[OK]をクリックします。 ③"商品名" の内訳に "店舗名" が追加され、店舗名

ごとにデータが表示されていることを確認します。 ④エリアセクションの[行]エリアに "店舗名" が追加されていることを確認します。 11. ①シート "Sheet1" の 5 月のブラウスの川崎店の

売上のセル C20 をダブルクリックします。 ②新しいワークシート("Sheet2")が作成されたこ

とを確認します。 ③任意のセルをクリックして、範囲選択を解除しま

す。 ④列 I の列幅を自動調整します。 ⑤表のフィールド名がすべて表示されるように、画

面の表示倍率を 80%に縮小します。 ⑥シート "Sheet1" のセル C20 の詳細データが表

示されていることを確認します。 12. ①シート見出し "Sheet1" をクリックします。 ②セル C20 に "31200" と表示されていることを

確認します。 ③シート "売上分析" をアクティブにします。 ④5月3日の川崎店のブラウスのデータが表示され

るまで、788 行目が先頭になるようにスクロールし

ます。 ⑤セル M788 に「20」と入力して、Enter キーを

押します。 ⑥金額が再計算され、セル O788 に "156,000" と表示されます。 ⑦シート "Sheet1" をアクティブにします。 ⑧セル C20 に "31200" と表示されていることを

再度確認します。 ⑨[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

⑩[データ]の [更新]ボタンの▼をクリッ

クし、[更新]をクリックします。 ⑪セル C20 のデータが "156000" に更新されてい

ることを確認します。 13. ①セル A14 の 折りたたみボタンをクリックし

て、"商品名" フィールドの "ブラウス" の内訳を折

りたたみます。 ②セル A3 をクリックします。 ※表示形式を変更したい値が入っているセルであ

れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。 ③[ピボットテーブルツール]の[分析]タブの

[フィールドの設定]ボタンをク

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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リックして[値フィールドの設定]ダイアログボッ

クスを開きます。 ④[表示形式]をクリックして[セルの書式設定]

ダイアログボックスを開きます。 ⑤[分類]ボックスの[数値]をクリックし、[桁

区切り(,)を使用する]チェックボックスをオン

にして、[OK]をクリックします。 ⑥[OK]をクリックして[値フィールドの設定]

ダイアログボックスを閉じます。 ⑦値フィールドの金額に、桁区切りのカンマ(,)が設定されたことを確認します。 14. ①ピボットテーブル内のセルがアクティブになっ

ていることを確認します。 ②[ピボットテーブルツール]の[デザイン]タブ

をクリックします。 ③[ピボットテーブルスタイル]の右端下の [そ

の他]ボタンをクリックします。 ④[淡色]の[ピボットスタイル(淡色)10]を

クリックします。 ⑤ピボットテーブル全体の書式が変更されたこと

を確認します。 ⑥セル B5~D16 を範囲選択します。 ⑦[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の

[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ⑧[アイコンセット]をポイントし、[インジケー

ター]の[3 つのフラグ]をクリックします。 ⑨範囲選択を解除して、4 月から 6 月の金額に 3 つ

のフラグのアイコンセットが設定されたことを確

認します。 15. ①ピボットテーブル内の任意のセルをアクティブ

にします。 ②[ピボットテーブルツール]の[分析]タブをク

リックします。

③[ツール]の [ピボットグラフ]ボタン

をクリックして、[グラフの挿入]ダイアログボッ

クスを開きます。 ④[縦棒]が選択されていることを確認します。

⑤ [3-D 積み上げ縦棒]をクリックし、[OK]

をクリックします。 ⑥月別の商品別売上のピボットグラフが作成され

たことを確認します。 ⑦[ピボットグラフツール]が表示されたことを確

認します。 ⑧3-D 積み上げ縦棒グラフが作成されたことを確

認し、セル A19~E40 の範囲にグラフを移動し、

サイズ調整を行います。 16. ①"商品名" フィールドの▼をクリックします。 ②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。 ③[メンズスーツ]、[メンズジャケット]、[レディー

ススーツ]、[レディースジャケット]の各チェック

ボックスをオンにして、[OK]をクリックします。 ④ピボットグラフに、[メンズスーツ]、[メンズジャ

ケット]、[レディーススーツ]、[レディースジャ

ケット]のアイテムだけが表示されていることを確

認します。 ⑤ピボットグラフの "商品名" フィールドのボタ

ンにフィルターのアイコンが表示されていること

を確認します。 ⑥セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑦ピボットテーブルに、ピボットグラフと同じアイ

テムだけが表示されていることを確認します。 ⑧画面を下にスクロールしてピボットグラフを表

示し、ピボットグラフの "商品名" フィールドの▼

をクリックし、[すべて選択]チェックボックスを

オンにして[OK]をクリックし、ピボットグラフ

にすべてのアイテムを表示します。 17. ①[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

のフィールドセクションで[エリア]をポイントし、

エリアセクションの[フィルター]エリアにドラッ

グします。 ②ピボットグラフのレポートフィルターに "エリ

ア" フィールドが追加されたことを確認します。 ③"エリア" フィールドの▼をクリックします。 ④[首都圏]をクリックし、[OK]をクリックしま

す。 ⑤ピボットグラフの "エリア" フィールドのボタ

ンにフィルターのアイコンが表示されていること

を確認します。 ⑥セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑦ピボットテーブルのレポートフィルターにもエ

リアが追加され、"首都圏" と表示されていること

を確認します。 ⑧[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

の "エリア" フィールドにフィルターのアイコン

が表示されていることを確認します。 ⑨画面を下にスクロールしてピボットグラフを表

示し、エリア "広域" のグラフに表示を切り替えて

確認します。

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Microsoft Excel 2013 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集

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⑩ピボットグラフの "エリア" フィールドの▼を

クリックし、[(すべて)]をクリックして[OK]を

クリックし、すべてのデータを表示します。 18. ①ピボットグラフが選択されていることを確認し、

[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ

クします。

②[フィルター]の [タイムラインの挿入]

ボタンをクリックして[タイムラインの挿入]ダイ

アログボックスを開きます。 ③[受注日]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ④[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

が非表示になり、[タイムラインツール]が表示さ

れていることを確認します。 ⑤タイムライン "受注日" が挿入されたことを確

認し、タイムラインのヘッダーをドラッグしてピ

ボットグラフに重ならない位置に移動します。 ⑥タイムライン "受注日" のサイズ変更ハンドル

をドラッグしてタイムライン "受注日" の幅を少

し狭くします。 ⑦"すべての期間"、"月" と表示されていることを確

認し、タイムライン "受注日" の 5 月の部分をク

リックします。 ⑧絞り込んだタイムラインの期間の色が濃くなっ

ていること、"2013 年 5 月" と表示されていること

を確認します。 ⑨タイムラインの[月]の▼をクリックし、一覧の

[日]をクリックしてタイムラインの時間レベルを "日" に変更します。 ⑩タイムラインの "5 月 1 日" から "5 月 5 日" までドラッグしてタイムラインでデータを絞り込み

ます。 ⑪セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑫ピボットテーブルもタイムラインで 5 月のデー

タに絞り込まれていることを確認します。 ⑬タイムラインが表示されるまで下にスクロール

します。

⑭タイムライン "受注日" のヘッダーの [フィ

ルターのクリア]ボタンをクリックします。 ⑮タイムライン "受注日" での絞り込みが解除さ

れたことを確認します。 ⑯タイムライン "受注日" にハンドルが表示され

ていることを確認します。 ⑰Del キーを押します。

⑱タイムライン "受注日" が削除されたことを確

認します。 19. ①ピボットグラフをクリックしてアクティブにし

ます。 ②[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ

クします。

③[フィルター]の [スライサー]ボタンを

クリックして[スライサーの挿入]ダイアログボッ

クスを開きます。 ④[商品分類]チェックボックスをオンにして[OK]

をクリックします。 ⑤[ピボットグラフのフィールド]作業ウィンドウ

が非表示になったことを確認します。 ⑥スライサー "商品分類" が挿入されたことを確

認します。 ⑦スライサーをピボットグラフに重ならない位置

に移動します。 ⑧スライサー "商品分類" の[AC](小物)をクリッ

クし、Ctrl キーを押しながら[IN](インナー)を

クリックします。 ⑨絞り込んだスライサーの項目の色が濃くなって

いることを確認します。 ⑩その他のスライサーの項目の色が淡い色になっ

ていることを確認します。 ⑪セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール

します。 ⑫ピボットテーブルもスライサーで絞り込まれて

いることを確認します。 20. ①[保存用]フォルダーにブック "総合 6 店舗別

売上分析" を同じ名前で保存して閉じます。