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中 国 地 域 の 経 済 動 向 （令和２年８月の指標を中心に）
～ 新型コロナウイルス感染症の影響により弱い動き となっているものの、持ち直しの動きがみられる ～
中国地域の経済は、生産は持ち直しの動き、個人消費は持ち直している、雇用は有
効求人倍率が低下するなど、全体としては新型コロナウイルス感染症の影響により弱
い動きとなっているものの持ち直しの動きがみられる。
※当局ホームページ（https://www.chugoku.meti.go.jp）にも同様の資料を掲載しております。
■項目別の動向
１．生 産 動 向 ・・・ 持ち直しの動き
２．個 人 消 費 ・・・ 持ち直している
３．雇 用 ・・・ 有効求人倍率は低下、新規求人数は減少
４．景 況 感 ・・・ 現状、先行きともに上昇
５．貿 易 ・・・ 輸出、輸入ともに減少
６．建 設 動 向 ・・・ 公共工事は増加、住宅建設は減少
７．企 業 倒 産 ・・・ 件数、負債総額ともに増加
８．設 備 投 資 ・・・ 2020年度計画は前年度を下回る見込み
※各項目の詳細については、次頁以降を参照してください。
※基調における下線は、前回からの変更箇所です。
令和２年１０月１４日
担当 大倉 司郎
TEL（０８２）２２４－５６３３
FAX（０８２）２２４－５６４１
1
１． 生産動向 ～持ち直しの動き ～
（中国地域鉱工業生産動向 令和２年８月速報）
（資料：中国経済産業局）
平成２７年＝１００
（ ８８．４ ） （ ８．６ ） （ ９２．１ ） （ ▲１４．０ ）
８９．１ ０．８ ８３．２ ▲９．８
（ ８５．０ ） （ ５．２ ） （ ８７．４ ） （ ▲１７．５ ）
８６．７ ２．０ ８１．３ ▲１１．２
（ １０１．７ ） （ ４．４ ） （ １００．９ ） （ ▲０．１ ）
１００．７ ▲１．０ １０２．０ ▲３．８
（ １２５．７ ） （ ▲０．１ ） （ １２６．２ ） （ ２１．５ ）
１２２．８ ▲２．３ １３４．８ ▲９．０
( ）内の数値は前月の確報値
（１） 生産は、前月比０．８％の上昇となった。(３か月連続で前月比上昇）
（２） 出荷は、前月比２．０％の上昇となった。（３か月連続で前月比上昇）
（３） 在庫は、前月比▲１．０％の低下となった。（２か月ぶりに前月比低下）
（４） 在庫率は、前月比▲２．３％の低下となった。(４か月連続で前月比低下）
（５） 主要業種の生産動向（前月比％）
【参考：全国の動向】
－生産は持ち直している－
項 目
令和２年８月の鉱工業生産指数は８９．１、前月比０．８％の上昇となった（平成２７年＝１００、季節調整済）。出荷は上昇、在庫は低下、在庫率は低下となった。
出 荷
在 庫
在 庫 率
前 月 比(%）
輸送機械工業（自動車・同部品）
業種別では、輸送機械工業（自動車・同部品）、汎用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業などが上昇し、化学工業（除．医薬品）、鉄鋼業、石油・石炭製品工業などが低下した。
生 産
季節調整済指数 原 指 数
業種別では、輸送機械工業（自動車・同部品）、電子部品・デバイス工業、化学工業（除．医薬品）などが上昇し、汎用・生産用・業務用機械工業、食料品・たばこ工業、電気・情報通信機械工業などが低下した。
業種別では、輸送機械工業（自動車・同部品）、鉄鋼業、化学工業（除．医薬品）などが上昇し、汎用・生産用・業務用機械工業、電気・情報通信機械工業、繊維工業などが低下した。
前年同月比(%)
生産指数は８８．７、前月比１．７％の上昇。出荷は上昇、在庫は低下、在庫率は低下であった。
▲１６．４
汎用・生産用・業務用機械工業 電子部品・デバイス工業
３．６
鉄鋼業 化学工業（除．医薬品）
６．６ ３．９ １１．２
2
-40
-20
0
20
40
60
80
60
70
80
90
100
110
120
928
10 年
11 12 129
2 年
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 130
2 年
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 131
2 年
3 4 5 元
6 年
7 8 9 10 11 12 12
2 年
3 4 5 6 7 8
生産指数前年同月比（％）
鉱工業指数
中国地域鉱工業指数の推移（平成27年=100､季節調整済指数）
生産指数前年同月比
生産指数
出荷指数
在庫指数
70
80
90
100
110
120
130
140
50
60
70
80
90
100
110
120
928
10 年
11 12 129
2 年
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 130
2 年
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 131
2 年
3 4 5 元
6 年
7 8 9 10 11 12 12
2 年
3 4 5 6 7 8
３か月移動平均
月次生産指数
中国地域と全国の月次生産指数と３か月移動平均
（平成27年=100､季節調整済指数）
中国地域月次生産指数
全国月次生産指数
中国地域3か月移動平均
全国3か月移動平均
3
＜生産の動向＞ 上昇業種 10 低下業種 7
上昇した主な業種 上昇した主な品目
輸送機械工業（自動車・同部品） 11.2 ▲ 22.1 普通乗用車、シャシー・車体部品、小型乗用車
電子部品・デバイス工業 3.6 1.7 固定コンデンサ、アクティブ型液晶素子（中・小型）、太陽電池セル
化学工業（除．医薬品） 3.9 ▲ 10.0 ジフェニルメタンジイソシアネート、メチルイソブチルケトン、ポリエチレン
低下した主な業種 低下した主な品目
汎用・生産用・業務用機械工業 ▲ 16.4 ▲ 3.3 ショベル系掘削機械、半導体製造装置、金型
食料品・たばこ工業 ▲ 3.0 10.6 ビール・発泡酒、冷凍水産食品、飼料
電気・情報通信機械工業 ▲ 4.9 ▲ 22.0 一般用エンジン発電機、低圧遮断器、リチウム電池
＜出荷の動向＞ 上昇業種 10 低下業種 7
上昇した主な業種 上昇した主な品目
輸送機械工業（自動車・同部品） 13.8 ▲ 23.0 普通乗用車、シャシー・車体部品、小型乗用車
鉄鋼業 7.9 ▲ 18.8 特殊鋼熱間圧延鋼材、亜鉛めっき鋼板、特殊鋼冷間仕上鋼材
化学工業（除．医薬品） 5.2 ▲ 6.9 合成ゴム、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリエチレン
低下した主な業種 低下した主な品目
汎用・生産用・業務用機械工業 ▲ 11.5 ▲ 9.3 ショベル系掘削機械、半導体製造装置、金型
電気・情報通信機械工業 ▲ 6.9 ▲ 27.7 一般用エンジン発電機、パーソナルコンピュータ、低圧遮断器
繊維工業 ▲ 3.7 ▲ 12.1 外衣（織物製）、合成繊維短繊維、合成繊維長繊維
＜在庫の動向＞ 上昇業種 4 低下業種 10
上昇した主な業種 上昇した主な品目
輸送機械工業（自動車・同部品） 16.2 ▲ 18.4 普通乗用車、軽トラック、軽乗用車
汎用・生産用・業務用機械工業 4.7 36.7 精密測定機、マシニングセンタ、研削盤
窯業・土石製品工業 2.2 1.4 セメント、耐火煉瓦、不定形耐火物
低下した主な業種 低下した主な品目
化学工業（除．医薬品） ▲ 3.3 8.4 合成ゴム、触媒、ポリエチレン
鉄鋼業 ▲ 9.3 ▲ 23.6 鋼半製品、特殊鋼熱間圧延鋼材、普通鋼鋼帯
石油・石炭製品工業 ▲ 6.0 ▲ 17.1 ジェット燃料油、ナフサ、揮発油
前月比 前年同月比
上昇・低下に寄与した主な業種とその品目（前月比）
前月比 前年同月比
前月比 前年同月比
前年同月比
前月比 前年同月比
前月比 前年同月比
前月比
4
〈中国地域〉 （平成27年=100）
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
平成 29年 100.6 - 1.6 101.1 - 1.3 102.3 - 6.1 101.5 - ▲ 3.030年 102.0 - 1.4 102.0 - 0.9 99.7 - ▲ 2.5 107.2 - 5.6
令和 元年 101.8 - ▲ 0.2 100.7 - ▲ 1.3 100.8 - 1.1 111.8 - 4.3令和 元年Ⅱ期 104.6 1.3 ▲ 0.1 102.9 0.3 ▲ 2.5 102.7 0.9 ▲ 2.5 110.0 3.6 7.3
元年Ⅲ期 100.8 ▲ 3.6 5.7 100.0 ▲ 2.8 4.2 104.2 1.5 0.2 116.6 6.0 3.4元年Ⅳ期 99.7 ▲ 1.1 ▲ 5.5 98.2 ▲ 1.8 ▲ 5.5 102.8 ▲ 1.3 1.1 113.6 ▲ 2.6 8.402年Ⅰ期 97.9 ▲ 1.8 ▲ 4.4 94.9 ▲ 3.4 ▲ 6.6 110.8 7.8 8.8 120.9 6.4 13.402年Ⅱ期 79.5 ▲ 18.8 ▲ 23.4 79.1 ▲ 16.6 ▲ 22.7 97.4 ▲ 12.1 ▲ 5.1 167.8 38.8 52.4
令和 元年05月 104.0 ▲ 1.4 ▲ 2.0 102.5 ▲ 0.9 ▲ 3.3 103.9 1.4 0.9 111.8 6.2 12.5元年06月 104.4 0.4 ▲ 1.7 102.7 0.2 ▲ 4.1 102.7 ▲ 1.2 ▲ 2.5 112.8 0.9 9.2元年07月 101.8 ▲ 2.5 13.5 102.3 ▲ 0.4 11.0 101.8 ▲ 0.9 ▲ 2.7 103.5 ▲ 8.2 ▲ 11.3元年08月 97.4 ▲ 4.3 ▲ 2.1 96.4 ▲ 5.8 ▲ 3.5 104.7 2.8 1.6 135.0 30.4 26.1元年09月 103.1 5.9 5.9 101.4 5.2 4.8 104.2 ▲ 0.5 0.2 111.2 ▲ 17.6 ▲ 4.9元年10月 101.3 ▲ 1.7 ▲ 4.3 99.5 ▲ 1.9 ▲ 5.0 102.2 ▲ 1.9 ▲ 2.3 114.1 2.6 9.5元年11月 97.2 ▲ 4.0 ▲ 10.0 95.5 ▲ 4.0 ▲ 9.3 102.7 0.5 ▲ 0.4 113.8 ▲ 0.3 9.0元年12月 100.5 3.4 ▲ 1.9 99.5 4.2 ▲ 2.1 102.8 0.1 1.1 113.0 ▲ 0.7 6.602年01月 101.8 1.3 ▲ 1.7 97.5 ▲ 2.0 ▲ 4.6 107.0 4.1 1.0 114.8 1.6 7.302年02月 95.9 ▲ 5.8 ▲ 5.7 94.5 ▲ 3.1 ▲ 6.6 104.7 ▲ 2.1 3.9 117.3 2.2 13.002年03月 96.1 0.2 ▲ 5.6 92.7 ▲ 1.9 ▲ 8.4 110.8 5.8 8.8 130.7 11.4 21.302年04月 81.2 ▲ 15.5 ▲ 22.3 80.6 ▲ 13.1 ▲ 21.6 107.1 ▲ 3.3 4.5 191.8 46.7 82.102年05月 75.9 ▲ 6.5 ▲ 28.2 75.9 ▲ 5.8 ▲ 27.4 102.5 ▲ 4.3 ▲ 1.3 185.8 ▲ 3.1 66.202年06月 81.4 7.2 ▲ 19.9 80.8 6.5 ▲ 19.3 97.4 ▲ 5.0 ▲ 5.1 125.8 ▲ 32.3 11.5
r 02年07月 88.4 8.6 ▲ 14.0 85.0 5.2 ▲ 17.5 101.7 4.4 ▲ 0.1 125.7 ▲ 0.1 21.5p 02年08月 89.1 0.8 ▲ 9.8 86.7 2.0 ▲ 11.2 100.7 ▲ 1.0 ▲ 3.8 122.8 ▲ 2.3 ▲ 9.0
〈全国〉 （平成27年=100）
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
指数前月
(期)比
前年(同月期)
平成 29年 103.1 - 3.1 102.2 - 2.5 98.8 - 4.1 100.6 - ▲ 0.430年 104.2 - 1.1 103.0 - 0.8 100.5 - 1.7 104.6 - 4.0
令和 元年 101.1 - ▲ 3.0 100.2 - ▲ 2.7 101.7 - 1.2 109.6 - 4.8令和 元年Ⅱ期 102.8 0.0 ▲ 2.2 101.4 ▲ 0.2 ▲ 2.6 104.4 1.0 3.0 107.3 1.3 4.4
元年Ⅲ期 101.7 ▲ 1.1 ▲ 1.1 101.3 ▲ 0.1 ▲ 0.2 103.3 ▲ 1.1 0.9 109.3 1.9 3.9元年Ⅳ期 98.0 ▲ 3.6 ▲ 6.8 97.3 ▲ 3.9 ▲ 6.5 104.0 0.7 1.2 114.6 4.8 9.402年Ⅰ期 98.4 0.4 ▲ 4.5 96.7 ▲ 0.6 ▲ 5.2 106.4 2.3 2.9 116.5 1.7 10.302年Ⅱ期 81.8 ▲ 16.9 ▲ 19.8 80.5 ▲ 16.8 ▲ 19.9 100.8 ▲ 5.3 ▲ 3.4 141.7 21.6 30.9
令和 元年05月 104.2 1.5 ▲ 1.9 102.8 0.8 ▲ 1.6 103.8 0.4 1.5 107.0 1.3 4.5元年06月 101.5 ▲ 2.6 ▲ 3.9 99.5 ▲ 3.2 ▲ 4.9 104.4 0.6 3.0 109.4 2.2 6.6元年07月 102.2 0.7 0.8 102.0 2.5 2.1 104.3 ▲ 0.1 2.4 108.5 ▲ 0.8 0.8元年08月 100.5 ▲ 1.7 ▲ 5.5 100.0 ▲ 2.0 ▲ 5.0 104.2 ▲ 0.1 2.4 110.7 2.0 8.7元年09月 102.4 1.9 1.2 101.8 1.8 2.1 103.3 ▲ 0.9 0.9 108.8 ▲ 1.7 1.9元年10月 98.3 ▲ 4.0 ▲ 8.2 98.2 ▲ 3.5 ▲ 7.6 104.1 0.8 2.5 113.1 4.0 9.5元年11月 97.7 ▲ 0.6 ▲ 8.5 96.8 ▲ 1.4 ▲ 8.0 103.6 ▲ 0.5 1.5 115.0 1.7 12.3元年12月 97.9 0.2 ▲ 3.7 97.0 0.2 ▲ 3.8 104.0 0.4 1.2 115.6 0.5 6.202年01月 99.8 1.9 ▲ 2.4 97.9 0.9 ▲ 3.3 106.2 2.1 3.6 115.2 ▲ 0.3 9.302年02月 99.5 ▲ 0.3 ▲ 5.7 98.9 1.0 ▲ 5.4 104.4 ▲ 1.7 1.6 112.5 ▲ 2.3 9.402年03月 95.8 ▲ 3.7 ▲ 5.2 93.2 ▲ 5.8 ▲ 6.5 106.4 1.9 2.9 121.9 8.4 12.602年04月 86.4 ▲ 9.8 ▲ 15.0 84.3 ▲ 9.5 ▲ 16.6 106.1 ▲ 0.3 2.7 138.5 13.6 29.202年05月 78.7 ▲ 8.9 ▲ 26.3 76.8 ▲ 8.9 ▲ 26.8 103.3 ▲ 2.6 ▲ 0.5 148.6 7.3 40.702年06月 80.2 1.9 ▲ 18.2 80.5 4.8 ▲ 16.6 100.8 ▲ 2.4 ▲ 3.4 138.0 ▲ 7.1 22.5
r 02年07月 87.2 8.7 ▲ 15.5 85.8 6.6 ▲ 16.6 99.3 ▲ 1.5 ▲ 4.8 125.7 ▲ 8.9 17.6p 02年08月 88.7 1.7 ▲ 13.3 87.6 2.1 ▲ 13.8 97.9 ▲ 1.4 ▲ 6.0 122.5 ▲ 2.5 12.3
鉱 工 業 指 数 表
生産指数 出荷指数 在庫指数（末） 在庫率指数
生産指数 出荷指数 在庫指数（末） 在庫率指数
注１．四半期・月次の指数及び前月(期)比は、季節調整済指数。年次の指数及び前年(同月期)比は、原指数。注２．各比率は、伸び率(%)。注３．rは修正値、ｐは暫定値。
5
２．個人消費 ～ 持ち直している ～
８月の商業６業態の販売額は２，１９３億円で、前年同月比１．８％と２か月ぶりに前年を上回
った。
８月の乗用車新車登録・届出数は、普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車全てが前年を下回り、前
年同月比▲１３．５％と１１か月連続で前年を下回った。また、８月の消費者物価指数（総合(生鮮
を除く)）は前年同月比▲０．４％の下落となった。
(1)商業６業態（８月）（百万円） (全店舗、%)
(６業態における
構成比) 販売額 前年同月比 (
前月の前年同月比
)
６業態 219,277 1.8 2 か月ぶり プラス ( ▲ 0.3 )
百貨店・スーパー ( 37.7% ) 82,617 ▲ 3.0 6 か月連続 マイナス ( ▲ 2.1 )
百貨店 ( 7.1% ) 15,575 ▲ 17.4 11 か月連続 マイナス ( ▲ 12.9 )
スーパー ( 30.6% ) 67,042 1.0 4 か月連続 プラス ( 1.8 )
コンビニエンスストア ( 25.3% ) 55,528 ▲ 5.2 6 か月連続 マイナス ( ▲ 7.0 )
ホームセンター ( 9.8% ) 21,576 16.7 7 か月連続 プラス ( 9.4 )
家電大型専門店 ( 11.4% ) 25,046 8.7 4 か月連続 プラス ( 7.3 )
ドラッグストア ( 15.7% ) 34,510 15.1 10 か月連続 プラス ( 5.8 )
▲ 20
▲ 10
0
10
20
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
平成29年 平成30年 平成31年 令和元年 令和2年
前年同月比（％）販売額（億円） 商業販売６業態の販売額・前年同月比
百貨店 スーパー コンビニ ホーム
センター
家電大型専門店 ドラッグ
ストア
前年
同月比
6
・百貨店の販売額は１５６億円で、前年同月比▲１７．４％と１１か月連続で前年を下回った。
・スーパーの販売額は６７０億円で、前年同月比１．０％と４か月連続で前年を上回った。
・コンビニエンスストアの販売額は５５５億円で、前年同月比▲５．２％と６か月連続で前年を下回った。
・ホームセンターの販売額は２１６億円で、前年同月比１６．７％と７か月連続で前年を上回った。
・家電大型専門店の販売額は２５０億円で、前年同月比８．７％と４か月連続で前年を上回った。
・ドラッグストアの販売額は３４５億円で、前年同月比１５．１％と１０か月連続で前年を上回った。
（単位：百万円、％）
販売額 前年（同月）比 店舗数 販売額 前年（同月）比 店舗数 販売額 前年（同月）比 店舗数
H29年 278,770 ▲ 2.0 16 719,663 0.2 301 626,861 2.3 3,048
H30年 269,315 ▲ 3.4 16 724,917 0.7 308 639,922 2.1 3,105
R1年 261,347 ▲ 3.0 15 724,588 ▲ 0.0 311 652,669 2.0 3,125
R1年8月 18,849 ▲ 3.2 15 64,626 2.2 311 58,567 0.3 3,146
9月 23,281 16.9 15 62,099 6.8 311 54,470 ▲ 0.3 3,139
10月 17,977 ▲ 17.7 15 56,194 ▲ 5.8 311 55,111 2.8 3,141
11月 23,378 ▲ 6.0 15 58,585 0.3 311 53,169 2.0 3,136
12月 29,790 ▲ 5.1 15 74,128 ▲ 2.1 311 57,295 0.4 3,125
R2 年1月 22,620 ▲ 0.4 15 59,311 ▲ 0.9 311 51,923 1.1 3,130
2月 17,002 ▲ 8.5 14 55,453 5.0 311 49,935 3.3 3,125
3月 15,879 ▲ 30.6 14 61,736 1.1 324 51,566 ▲ 5.0 3,124
4月 7,465 ▲ 61.9 14 57,668 ▲ 2.4 323 48,170 ▲ 9.9 3,129
5月 8,864 ▲ 55.1 14 61,867 1.4 323 49,585 ▲ 10.0 3,131
6月 18,450 ▲ 15.2 14 63,107 4.1 323 51,249 ▲ 5.0 3,137
7月 19,859 ▲ 12.9 14 63,815 1.8 323 53,482 ▲ 7.0 3,137
8月 15,575 ▲ 17.4 14 67,042 1.0 323 55,528 ▲ 5.2 3,140
販売額 前年（同月）比 店舗数 販売額 前年（同月）比 店舗数 販売額 前年（同月）比 店舗数 販売額 前年（同月）比
H29年 219,894 0.7 408 237,072 3.9 170 312,617 6.8 777 2,394,876 1.7
H30年 217,446 ▲ 1.1 409 241,616 1.9 172 332,238 6.3 813 2,425,454 1.3
R1年 213,200 ▲ 2.0 405 249,679 3.3 174 353,077 6.3 844 2,454,561 1.2
R1年8月 18,486 0.0 405 23,050 15.7 172 29,991 5.6 839 213,569 2.7
9月 20,181 23.6 405 30,369 58.4 172 35,191 32.3 839 225,591 15.8
10月 15,694 ▲ 13.9 404 13,213 ▲ 18.6 172 26,456 ▲ 8.4 839 184,645 ▲ 7.0
11月 17,139 ▲ 5.0 406 17,366 ▲ 9.5 174 27,120 3.3 841 196,757 ▲ 1.1
12月 20,988 ▲ 4.6 405 24,298 ▲ 9.3 174 33,217 4.7 844 239,716 ▲ 2.0
R2 年1月 14,115 ▲ 3.4 404 19,918 ▲ 1.3 173 28,172 5.0 846 196,059 0.3
2月 15,009 6.9 404 17,869 7.2 174 30,869 21.7 845 186,137 5.9
3月 18,117 2.7 404 22,279 ▲ 10.8 174 32,089 4.9 841 201,666 ▲ 4.6
4月 20,751 7.0 404 16,473 ▲ 4.6 175 33,948 24.3 844 184,475 ▲ 5.9
5月 22,995 16.2 404 19,678 14.9 175 33,252 12.3 845 196,241 ▲ 3.0
6月 20,784 19.3 405 26,404 19.0 176 33,871 13.9 846 213,865 4.0
7月 19,499 9.4 405 24,662 7.3 176 33,523 5.8 846 214,841 ▲ 0.3
8月 21,576 16.7 405 25,046 8.7 176 34,510 15.1 846 219,277 1.8
注1：下線部は事業所からの修正を反映した数値。
注2：百貨店、スーパー及び商業6業態の販売額は、単位未満を四捨五入しているため、内数の計と合計が一致しない場合がある。
注3：表中の数値は全店ベースの数値。
注4：令和2年3月分から調査対象事業所の見直しを行ったため、令和2年2月分以前の月間販売額などとの間に不連続が生じている。
したがって、令和2年2月分以前の月間販売額などにリンク係数を乗じたものが令和2年3月分以降と接続する。
商業6業態 計
百貨店 スーパー コンビニエンスストア
ホームセンター 家電大型専門店 ドラッグストア
7
中国
経済
産業
局
単
位：
百万
円，
％
前年同月比 ％
前
年同
月比
％
前
年同
月比
％
販売額
構成比
全店舗
既存店
販売額
構成比
全店
舗既
存店
販売
額構
成比
全店
舗既
存店
82,617
100.0
▲3.0
▲2.2
15,575
100.0
▲17.4
▲13.2
67,042
100.0
1.0
0.9
衣計
7,339
8.9
▲21.4
▲19.5
3,861
24.8
▲21.2
▲17.4
3,478
5.2
▲21.7
▲21.8
料紳士服・洋品
1,441
1.7
▲25.1
▲23.1
579
3.7
▲21.6
▲16.0
863
1.3
▲27.2
▲27.2
品婦人・子供服・洋品
5,198
6.3
▲20.4
▲18.7
3,023
19.4
▲20.2
▲17.2
2,175
3.2
▲20.7
▲20.7
商その他の衣料品
700
0.8
▲20.9
▲17.8
260
1.7
▲30.0
▲22.5
440
0.7
▲14.3
▲14.7
身 の 回 り 品
3,270
4.0
▲10.2
▲7.9
1,968
12.6
▲7.1
▲2.9
1,302
1.9
▲14.7
▲14.5
飲 食 料 品
57,299
69.4
1.7
2.3
4,752
30.5
▲17.0
▲11.5
52,546
78.4
3.7
3.8
品家
計2,795
3.4
▲4.1
▲2.7
694
4.5
▲15.0
▲11.0
2,100
3.1
0.2
0.5
庭家
具421
0.5
▲17.0
▲15.3
238
1.5
▲25.1
▲22.4
183
0.3
▲3.7
▲3.6
用家庭用電気機械器具
663
0.8
▲8.6
▲7.9
83
0.5
▲2.9
2.9
580
0.9
▲9.3
▲9.5
名品
その他の家庭用品
1,711
2.1
1.8
3.1
373
2.4
▲9.9
▲5.1
1,338
2.0
5.5
5.7
そ の 他 の 商 品
11,332
13.7
▲4.8
▲4.0
3,804
24.4
▲12.8
▲9.5
7,529
11.2
▲0.4
▲0.8
食 堂 ・ 喫 茶
582
0.7
▲44.8
▲43.0
496
3.2
▲46.8
▲44.8
86
0.1
▲28.9
▲28.9
商 品 券
727 －
▲16.5
▲14.7
534 －
▲18.1
▲15.3
193
－
▲11.7
▲13.1
販月末従業者数（人）
35,593 －
▲1.5
▲0.6
3,447 －
▲11.3
▲5.8
32,146
－
▲0.3
▲0.0
売１店舗当りの営業日数
30.9 －
0.0 －
30.9 －
2.3
－
31.0
－
0.0
－
効商 店 数
337 －
▲0.6 －
14 －
▲6.7
－
323
－
▲0.3
－
率月末売場面積 （㎡）
1,926,047 －
▲1.6
▲0.3
378,000 －
▲5.7
▲0.1
1,548,047
－
▲0.5
▲0.4
等１㎡当りの販売額（万円）
4.3 －
0.0
▲2.3
4.0 －
▲11.1
▲11.1
4.3
－
0.0
2.4
従業員１人当りの販売額（万円）
232.1 －
▲1.5
▲1.6
451.8 －
▲6.8
▲7.9
208.6
－
1.3
1.0
注１：この統計における百貨店及び
ス－パ－とは、従業員５０人以上の小売事業所であって次に該当する
もの
(1)
百貨店：日本標準
産業分類の百貨店のうち(2)のス－パ－に該当しない事業所であって
、か
つ、
売場
面積
が政
令指
定都
市で
3,000 ㎡以上、その他の地域では1,500㎡以上の事業所。
(2)
ｽｰﾊﾟｰ ：売場面積の５０％以上についてセルフサービス方式を採用し、かつ売場面積が
1,500㎡
以上
の事
業所
。
注２：ここで使用した数値は、別途
経済産業省が公表する数値と相違があり得る。
注３：売場面積１㎡当たり販売額は、食堂・喫茶の販売額を除いた販売額で計算している。
管 内 百 貨 店 ・ ス ー パ ー 業 態 別
販 売 状 況
（ 令 和 ２ 年 ８ 月 分 速報
)
販売額（含消費税）及び構成比は，全店舗ベースの数値。
合 計 （ 百貨店 ＋ スーパー ）
百 貨
店ス
ー
パ
ー
項目
等
合計
8
（資料：中国経済産業局）
(2)乗用車新車登録・届出数
(3)消費者物価指数
★★８月のうごき（各店舗の声から）★★ 気温：対平年+1.7℃ 対前年+1.4℃
【百貨店】
新型コロナウイルス感染症の影響により学校の夏休みの短縮や夏休み集客イベントの中止、帰省の
自粛に加え、猛暑の影響により来店客数が減少し、飲食料品や衣料品、化粧品、身の回り品などの
販売が低調だった。
【スーパー】
新型コロナウイルス感染症の影響により衣料品や身の回り品などの販売は苦戦したものの、引き続
き内食需要の高まりにより生鮮食品など飲食料品のほか、台所用品などの販売も増加した。
【コンビニエンスストア】
新型コロナウイルス感染症の影響により来店客数が減少したことから、おにぎりや調理パン、ソフ
トドリンク、たばこ、チケットなどの販売が低調だった。
【ホームセンター】
新型コロナウイルス感染症の影響により DIY用品や台所用品、ウイルス対策用品などの販売が増加
した。また、猛暑の影響により散水用品やエアコン、扇風機などの販売も好調だった。
【家電大型専門店】
猛暑の影響によりエアコンの販売が好調だった。また、新型コロナウイルス感染症の影響により引
き続き空気清浄機の販売が増加したほか、洗濯機、掃除機などの販売にも良い動きがみられた。
【ドラッグストア】
猛暑の影響により飲料やアイスなどの販売が増加した。また、新型コロナウイルス感染症の影響に
よりマスクや掃除用品などの販売が増加したほか、ニキビ薬などの販売にも良い動きがみられた。
（前年同月(期)比％）
2019年 2020年 2020年
10-12月 1-3月 4-6月 ５月 ６月 ７月 ８月
消費者物価指数 中国 0.6 0.7 0.6 0.7 0.8 ▲ 0.2 ▲ 0.3 ▲ 0.1 0.0 ▲ 0.4【２７年基準・総合（生鮮除く）】 全国 0.5 0.9 0.6 0.6 0.6 ▲ 0.1 ▲ 0.2 0.0 0.0 ▲ 0.4
(資料 総務省)
2017年 2018年 2019年
（前年同月(期)比％）
2019年 2020年 2020年
10-12月 1-3月 4-6月 ５月 ６月 ７月 ８月
中国 6.6 1.5 ▲ 4.0 ▲ 19.3 ▲ 9.1 ▲ 31.9 ▲ 47.2 ▲ 19.6 ▲ 10.0 ▲ 13.5普通 ▲ 49.1 ▲ 27.8 ▲ 21.8 ▲ 20.6小型 ▲ 29.6 ▲ 15.0 ▲ 15.3 ▲ 6.9軽 ▲ 57.4 ▲ 16.2 3.2 ▲ 12.5
全国 5.8 0.1 ▲ 2.0 ▲ 16.0 ▲ 10.1 ▲ 32.9 ▲ 46.7 ▲ 22.7 ▲ 12.8 ▲ 14.8 (資料 中国運輸局)
2017年 2019年
乗用車新車登録・届出数
2018年
9
３．雇用 ～ 有効求人倍率は低下、新規求人数は減少 ～
８月の有効求人倍率は１．２８となり、前月から０．０７ポイント低下と８か月連続で低下した。
また、新規求人数（季節調整値）は前月比▲３．８％と２か月連続で減少した。
（資料：厚生労働省、総務省）
４．景況感 ～ 現状、先行きともに上昇 ～
内閣府の景気ウォッチャー調査（令和２年８月調査結果）によると、中国地域の３か月前と比較して
の景気の現状に対する判断ＤＩ（方向性）は４４．５、前月差１．８ポイントの上昇となった。２～３
か月先の景気の先行きに対する判断ＤＩは４３．１、同４．８ポイントの上昇となった。景気の現状水
準判断ＤＩは２９．３、前月と同じだった。
※１ 年計は原数値。年、四半期は平均。2019年 12月以前の数値は、2020年 1月分公表時に新季節指数により改定。 ※２ 月次は季節調整値。
（季節調整値）※１ 2017年 2018年 2019年
2019年
10-12月
2020年
1-3月
4-6月
2020年
5月
6月
7月
8月
有効求人倍率 中国 1.71 1.87 1.90 1.86 1.72 1.47 1.45 1.38 1.35 1.28
全国 1.50 1.61 1.60 1.57 1.44 1.21 1.20 1.11 1.08 1.04
新規求人倍率 中国 2.55 2.77 2.79 2.74 2.57 2.22 2.34 2.15 2.18 2.10
全国 2.24 2.39 2.42 2.42 2.17 1.81 1.88 1.72 1.72 1.82
新規求人数 上段：人
下段：前期（月）比％
中国 68,824 72,127 71,073 69,849 63,123 53,664 54,079 55,990 54,764 52,690
5.3 4.8 ▲1.5 ▲1.4 ▲9.6 ▲15.0 6.2 3.5 ▲2.2 ▲3.8
全国 962,766 976,762 958,768 958,024 842,037 690,043 686,118 742,491 705,859 723,747
5.7 1.5 ▲1.8 ▲0.0 ▲12.1 ▲18.1 7.0 8.2 ▲4.9 2.5
完全失業率※２ 中国 2.5 2.4 2.4 2.3 2.2 2.2 - - - -
全国 2.8 2.4 2.4 2.2 2.4 2.8 2.9 2.8 2.9 3.0
0.90
1.00
1.10
1.20
1.30
1.40
1.50
1.60
1.70
1.80
1.90
2.00
2.10
2.20
2.30
2.40
2.50
1 3 5 7 9
11 1 3 5 7 9
11 1 3 5 7 9
11 1 3 5 7 9
11 1 3 5 7 9
11 1 3 5 7 9
11 1 3 5 7
2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
有効求人倍率の推移（２０２０年８月現在）
中国 全国 鳥取 島根
岡山 広島 山口
（資料：厚生労働省）
2020年6月 2020年7月 2020年8月
1.50 1.44 1.43 岡山(１位)
1.37 1.44 1.35 島根(３位)
1.38 1.35 1.28 中国
1.43 1.35 1.22 広島(７位)
1.20 1.26 1.20 鳥取(９位)
1.21 1.22 1.18 山口(１１位)
1.11 1.08 1.04 全国
5.010.015.020.025.030.035.040.045.050.055.060.0
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
9月
11月
1月
3月
5月
7月
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
（資料：内閣府）
内閣府 景気ウォッチャー調査 現状判断ＤＩの推移 全国 中国
43.9（前月41.1) 44.5（前月42.7)
10
５．貿易 ～ 輸出、輸入ともに減少 ～
８月の輸出は、前年同月比▲２２．１％と１３か月連続で前年を下回った。品目別では、自動車、鉄
鋼などが前年を下回った。地域別では、アジア、西欧向けなどが前年を下回った。
８月の輸入は、前年同月比▲２４．２％と８か月連続で前年を下回った。品目別では、原油及び粗油、
石炭などが前年を下回った。
（通関ベース、円ベース、前年同月(期)比％）
2017 年 2018 年 2019 年
2019年 2020年 2020年
10-12月 1-3月 4-6月 5月 6月 7月 8月
輸出 総合 中国地域 13.3 3.4 ▲10.１ ▲17.1 ▲8.8 ▲33.6 ▲39.7 ▲23.3 ▲22.0 ▲22.1 全 国 11.8 4.1 ▲5.6 ▲28.3 ▲26.2 ▲19.2 ▲14.8
自動車（中国地域）※３ 0.3 9.5 4.0 ▲84.9 ▲48.8 ▲27.5 ▲21.7
鉄鋼（中国地域）※３ 22.3 6.0 ▲15.3 ▲29.6 ▲25.7 ▲34.1 ▲28.5
輸入 総合 中国地域 25.2 14.6 ▲12.9 ▲11.3 ▲7.6 ▲30.2 ▲39.4 ▲31.9 ▲32.3 ▲24.2 全 国 14.1 9.7 ▲5.0 ▲26.1 ▲14.4 ▲22.3 ▲20.8
原粗油（中国地域）※３ 28.9 30.1 ▲27.2 ▲69.0 ▲56.6 ▲53.3 ▲36.0
石炭（中国地域）※３ 65.0 5.9 ▲12.2 ▲32.7 ▲35.0 ▲49.5 ▲36.8
為替※４ 円／ドル 112.16 110.39 109.01 108.72 108.86 107.60 107.31 107.56 106.78 106.04 （資料 ： 財務省、日本銀行）
※３ 月次は速報値 ※４ 為替は東京インターバンク相場（スポット 月中平均 中心、日本銀行公表）
65
70
75
80
85
90
95
100
105
110
115
120
125
130
135-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
10
20
30
40
50
60
70
1 2 3 4 5 6 7 8 910
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
11
12 1 2 3 4 5 6 7 8
2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
円相場・円／㌦
輸出入額・前年同月比％
輸出入額・円相場の推移 （円ベース、前年同月比）
輸出
輸入
円相場
11
６．建設動向 ～ 公共工事は増加、住宅建設は減少～
８月の公共工事請負金額は、県、その他公共的団体で前年を下回ったものの、国、独立行政法人等、
市町村で前年を上回り、合計では前年同月比１１．９％と４か月ぶりに前年を上回った。
８月の新設住宅着工戸数は、貸家、給与住宅で前年を上回ったものの、持家、分譲住宅で前年を下回
り、合計では前年同月比▲７．６％と５か月連続で前年を下回った。 （前年同月(期)比％）
2017
年度
2018
年度
2019
年度
2019年
10-12月
2020年
1-3月
4-6月
2020年
5月
6月
7月
8月
公共工事請負金額 中国 ▲7.1 9.9 18.6 11.5 4.0 0.8 ▲21.0 ▲5.6 ▲12.4 11.9
全国 ▲4.3 1.2 6.8 4.3 7.1 3.4 ▲6.4 13.2 ▲4.1 13.2
新設住宅着工戸数 中国 4.3 ▲2.8 ▲7.0 ▲4.2 ▲18.8 ▲20.6 ▲3.4 ▲28.7 ▲15.2 ▲7.6
全国 ▲2.8 0.7 ▲7.3 ▲9.4 ▲9.9 ▲12.4 ▲12.0 ▲12.8 ▲11.3 ▲9.1 (資料：【公共工事請負金額】中国地域：西日本建設業保証㈱広島支店、
全国：北海道建設業信用保証㈱、東日本建設業保証㈱、西日本建設
業保証㈱
【新設住宅着工戸数】国土交通省 )
７．企業倒産 ～ 件数、負債総額ともに増加 ～
８月の企業倒産件数は２９件で、前年同月比２６．１％と２か月連続で前年を上回った。また、負債
総額は３１億４，３００万円で、同１６９．３％と３か月連続で前年を上回った。
業種別にみると、サービス業他が８件と最も多く、次いで小売業が６件、建設業及び運輸業がそれぞ
れ４件などとなった。
原因別にみると、販売不振が２０件と最も多く、次いで既往のシワ寄せが５件などとなった。 （前年同月(期)比％）
2017年 2018年 2019年
2019年
10-12月
2020年
1-3月
4-6月
2020年
5月
6月
7月
8月
企業倒産件数 中国 ▲4.9 0.9 4.5 23.5 47.1 6.5 ▲31.4 0.0 15.2 26.1
全国 ▲0.5 ▲2.0 1.8 6.8 12.9 ▲11.4 ▲54.8 6.3 ▲1.6 ▲1.6
負債総額 中国 11.5 ▲47.5 ▲6.5 32.6 66.7 15.0 ▲57.3 36.4 77.6 169.3
全国 57.8 ▲53.1 ▲4.2 14.7 ▲34.4 17.9 ▲24.3 48.1 7.9 ▲16.9
(資料：㈱東京商工リサーチ )
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
2018年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2019年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2020年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
負債総額（百万円）
倒産件数（件）
中国地域倒産件数・負債総額推移
負債金額 件数 (資料：㈱東京商工リサーチ)
12
８．設備投資 ～ 2020年度計画は前年度を下回る見込み ～
日本銀行広島支店の企業短期経済観測調査結果(２０２０年９月調査)によると、２０２０年度の設備
投資計画(含む土地投資額）は製造業が前年度比０．９％、非製造業が同▲３．６％となり、全産業で
は同▲１．０％となっている。
◆企業短期経済観測調査結果(２０２０年９月調査) 設備投資額（含む土地投資額） （前年度比 ％）
2018年度実績 2019年度実績 2020年度計画
中 国
全 産 業 ▲３．１ １．６ ▲１．０
製 造 業 ▲４．１ ２．８ ０．９
非製造業 ▲１．５ ▲０．１ ▲３．６
全 国
全 産 業 ６．６ ▲０．６ ▲２．７
製 造 業 ８．６ ０．９ ▲０．３
非製造業 ５．４ ▲１．５ ▲４．１
（資料：日本銀行、同広島支店）
▲ 0.4
9.1
9.7
13.4
7.6
1.6
▲ 5.2
0.5▲ 1.0
▲ 10.0
▲ 5.0
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
３月調査 ６月調査 ９月調査 １２月調査 実績見込
（翌年３月調査）
実績
（翌年６月調査）
（前年度比 ％） 日銀短観による設備投資計画（中国地域：全産業）
2015
2016
2017
2018
2019
2020 2019220192019
(資料：日本銀行広島支店「企業短期経済観測調査」)
（注）横軸に初回調査（３月調査）から実績が確定する翌年６月調査までの６調査回を取り、毎年度の設備投資計画について、調査回毎の前年比の足取り（修正パターン）をグラフで示したもの。
2020年度計画
2019年度実績
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