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全国の待機児童数
・平成23年の全国の待機児童数は25556人。で前年比で719人減少。(4月集計)
・5年前の平成18年は
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神奈川県及び主要都市の待機児童数
2 神奈川県 平成23年度 保育所入所待機児童数の状況(市町村別)から作成
・18年比で23年は全国では約1.3倍に対し神奈川は約2倍。 ・藤沢市は約11倍で県内でも1 番の増加率。
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全国転入数ランキング(平成23年)
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藤沢市の人口増加原因
・大手薬品会社の研究所や大型ショッピングモールの完成で雇用の拡大。 ・都心への交通の利便性。 ・湘南という地名ブランド
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共働き世帯の推移
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市内人口増加による幼児の絶対数の増加に加え、共働き世帯の増加による子供を預ける世帯率の増加。 女性の社会進出。
⇩
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藤沢市の現在の取り組み
・法人立保育所の施設拡大による定員の拡大 平成22年8月に23人増 平成23年4月に449人増
・家庭的保育事業の実施に向けた準備
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しかし平成24年度の待機児童数の増加数は全国でも3番目に多い125人! ➔現在の取り組みは根本的な問題解決になっていない。
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①定員を増やしているのに空きが ないのはなぜ?
・本当に保育所の足りていない地域と市が保育所を作っている地域にズレ。 ・潜在待機児童が水面下に多く存在している。
・年齢別の需要が供給できていない。
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②保育時間と希望のズレ ・休日、夜間、児童の病気時など集団保育できない時間を希望している ・週2,3日だけ預けたいというニーズも
③入所時期が合わない ・保育所は4月入所が多いが、それ以外のニーズもある
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④ 年齢によるニーズのズレ ・0~3歳の待機児童が圧倒的に多い 神奈川県の待機児童の約79%が0~3歳
13 参考 神奈川県HP 保育所入所待機児童数の状況(市町村別)
解決策の提案
これらの課題を包括的に解決するのは
藤沢市保育ネットワーク基盤
の構築であると私たちは考えました。
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藤沢市保育ネットワーク基盤①
保育ネットワーク
A地区
保育所 派遣者 消費者 公共施設
B地区 C地区
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システム
登録者 ①利用者(シングルマザー等の親) ②託児所 ③施設(公民館等の公共の施設) ④個人保育士(登録制) →各登録者から登録料をとる
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藤沢市保育ネットワーク基盤②
・本サービスが統括して管理、運営。 市内を数個の地区に分け、さらに地区ごとに保育所(認可外含む)、幼稚園、派遣者(家庭保育者や潜在的保育士等)、消費者・企業、利用可能な公共施設(児童館・学校・公民館)などを登録し、情報管理を徹底する。
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ネットワーク基盤を通しての情報交換
• 保育所、派遣者、消費者、公共施設での悩み、意見、体験談を公開し参加者全体で問題解決を図る。
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HP
消費者
施設
保育所
派遣者
一般市民も閲覧可能にしておく
解決策に企業の営利目的での参入がしやすくなる
・
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• 非認可制or認可制 • 児童の空き数(年齢別) • 月の値段 • 可能保育時間 • 場所(立地・設備)
保育施設(幼稚園含)
• 資格等有無 • プロフィール・保育育児経験 • 希望収入
派遣者
• プロフィール(年齢・居住) • 希望値段 • 希望日時(妊娠の際などに事前予約可)
消費者
• 利用可能時間 • 利用可能年齢・人数 • 立地・設備
公共施設
藤沢市保育ネットワーク基盤④
藤沢市保育ネットワーク基盤④
・消費者と事業者のニーズを見極め、メールや電話での通知を行うコンシェルジュサービスを提供。
・保育士免許や市での許可を得た派遣者が登録することで、休日、夜間、児童の病気時等の個人の細かいニーズに応えることが可能。
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藤沢市保育ネットワーク基盤④
• 出産以前に消費者が登録することで、事前に保育所を予約することができる。よって、順番待ちの解消や安心した出産につながる。
• 保育所や幼稚園に空きがある際に待機児童へ直接アピールも可能となる。
• メルマガ等により保育士資格や幼稚教諭免許の取得をサポート
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• 消費者から登録費用、利用費を少し得る事で、0~3歳の待機児童を減らす為の専用保育施設や特別措置のための費用を得る。
• 公共の施設を余す事なく利用することで無駄な設備費をなくせる。
• 地域での子育て意識を育む事ができる。
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藤沢市保育ネットワーク基盤⑤
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・人員増加は望めるが0~3歳児の保育を決定的には埋める事ができない。 ・保育士や家庭保育ママの増加にいまいち繋がりにくい。
課題点
・助成金が必要、支援金のみでは厳しい為にどこから抽出するか ・藤沢市内での支援企業との提携 企業と提携することで0~3歳の待機児童を減らす為の資金とする 広告や子育て支援企業としての授与を増やす必要。
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