東北大学病院

腎・高血圧・内分泌学分野

医局説明会 2017

2017/7/3医局説明会資料

腎、腎生理 PDグループ

高血圧グループ

内分泌グループ

甲状腺グループ

糖尿病グループ

研究

臨床

教育

伊藤 貞嘉 教授

血液浄化療法部、臨床薬学など関連部局多数

第86回日本内分泌学会学術総会2013年 4月25日～4月27日

近年の当科主幹の学会

岩倉芳倫 先生

Young Investigator Award受賞

佐藤文俊先生

工藤正孝 先生

塚本勝巳先生

第111回日本内科学会総会・講演会2014年 4月11日～4月13日

医学生・研修医の内科学サミット2014

開会式

久保くん（6年）

高田先生

齋藤先生阿部高明先生

宮崎真理子先生

第39回日本高血圧学会総会2016年 9月30日～10月2日

第60回日本腎臓学会学術総会2017年 5月26日～5月28日

野球大会

テニス大会

院生卒業お祝い会

医局行事

入局までの流れ（例）

医学部卒業

初期臨床研修 2年

大学院生として入局

後期研修医として入局

他院にて後期研修数年

入局年度は人それぞれ気軽に相談して下さい。

連絡先 boshu@int2.med.tohoku.ac.jp当科HP http://www.int2.med.tohoku.ac.jp

卒後3年目～7年目で入局される方が多いです

入局者の研修病院（例）

山形県立中央病院

由利組合病院

山形済生館病院

岩手県立中央病院宮古市立病院

亀田総合病院千葉東病院

埼玉医科大学病院

聖路加国際病院

虎の門病院

東京大学病院

慈恵会医科大学

福島県立医科大学病院

大崎市民病院

JCHO仙台病院仙台医療センター

仙台市立病院

仙台赤十字病院石巻赤十字病院県南中核病院

聖マリアンナ医科大学

佐久総合病院

飯塚病院（福岡）

川島病院（徳島）

竹田総合病院

河北総合病院

東北大学病院

卒後

大学院生としての入局後（例）大学院1年 病棟での臨床研修

～希望に応じてローテーション編成～腎6ヶ月、内分泌3ヶ月、高血圧・甲状腺・糖尿病1ヶ月、血液浄化療法部2ヶ月 など

基礎的な実験手技の獲得

2～3年 配属グループでの研究

4年 研究のまとめ、学位取得

大学・他施設で研究継続市中病院で臨床医として活躍海外留学 など

Northwestern University

相馬友和 先生

留学生活①（相馬友和 先生）

Susan Quaggin教授

Lab staff 集合写真 野球観戦

留学生活②（鈴木健弘 先生）Brigham and Women’s Hospital, Harvard Medical School, Renal Division

Bonventre 教授

Brigham and Women Hospital (BWH)

Bonventre Lab staff 記念撮影

鈴木 健弘 先生 Harvard Institutes of Medicine

診療・研究内容紹介

腎グループ

腎臓内科は総合内科？

生活習慣病から他科専門疾患まで幅広く診療！

糖尿病

高血圧

膠原病

心疾患

腎臓内科の醍醐味は？

検査から診断・治療まで一貫して担当できる！

治療

病理診断

腎生検

東北大学病院の特徴

稀少疾患との出会い

遺伝性疾患、難病に対する治療を経験できる

コンサルテーションで他科の稀少疾患の診療にも携わる

（もちろんCommon diseaseやネフローゼ症候群も経験できる）

診療実績

エコー下腎生検 年間約60例

透析導入 年間約50例

腎生検報告書 東北各地で施行された腎生検の報告書作成

臨床研究

佐藤博 教授（薬学研究科臨床薬学分野）宮崎真理子 特命教授中道崇 助教山本多恵 助教鳴海かほり 助教山田元 助教（東北メディカルメガバンク機構）大江祐治 特別研究員PD（東北メディカルメガバンク機構）牧野塁 大学院博士課程近松陽一郎 大学院博士課程神里賢勇 大学院博士課程宮内健一郎 大学院博士課程秋保真穂 大学院博士課程佐藤浩司 大学院博士課程秋山由雅子 大学院博士課程山陰周 大学院博士課程良知弘務 大学院博士課程熊倉慧 大学院博士課程鈴木野の香 大学院博士課程

藤倉恵美 医員吉田舞 医員福士太郎 医員

腎グループメンバー

血液浄化療法部

腎生理グループ

腎生理PDグループ(基礎研究)

研究の様子

著名人とツーショット

研究スタッフ

ヒト腹膜中皮細胞

腎臓の機能的画像解析

なぜ心不全や高血圧の体液貯留は腎機能障害をきたすのか？

・酸化ストレスによる腎髄質血流調節と機能的画像解析・腹部シャント心不全モデルにおける腎髄質循環の解明・腎静脈うっ血による腎障害発症機序の生理学的解明

（Ohsaki et al. Am J Physiol. 2012 他）

どのような機序で急性腎障害はおきるのか？・造影剤腎症モデルの作成

腹膜透析患者の腎・腹膜傷害をどのように防ぐか？・糖代謝産物による腎・腹膜傷害機序の抑制・新規腹膜液による腹膜保護効果の検討（Shimada et al. Adv Perit Dial 2016）

・レニン・アンジオテンシン系による新たな腹膜傷害機序の解明（Cheng et al. Hypertens Res. 2013 他）

腹膜中皮細胞を摘出・培養

GLO1過剰発現腹膜の形成

Wistarラット

GLO1 Tg ラット

移植

国際色豊かに幅広く行っています。臨床につながる研究を行いたい方・興味がある方お待ちしてます。

【共同研究先・基礎/高次修練研修先および留学先】Medical College of Wisconsin、College de France、天津医科大学、Karolinska Institute、University of Arizonaなど

高血圧グループ

• 阿部高明 （分子病態医工学分野 教授）

• 鈴木健弘 （分子病態医工学分野 特任准教授）

• 豊原敬文 （ハーバード大学留学中）

• 秋山泰利 （ハーバード大学留学中）

• 三島英換 （腎高血圧内分泌科 助教）

• 島久登 （非常勤講師 川島病院）

• 南都文香 (ポスドク）

• 何欣蓉（ポスドク）

• 松橋徹郎 （ポスドク・小児科）

• 菊地晃一 （D4）

• 及川善嗣（D2・小児科）

• 鈴木千登世（技術補佐員）

• 学部生 常時 3～4名

ハーバード大学腎臓内科学Bonventre教授

阿部高明 先生 鈴木健弘 先生

Group Member

豊原敬文先生

・近位尿細管血管側に発現する取り込み型のトランスポーターで尿毒症物質を輸送する・腎不全時には発現が低下する→十分な尿毒素排泄が行われない可能性・スタチン投与により発現が増強する

SLCO4C1

J Am Soc Nephrol 20: 2546-2555, 2009

1. 腎不全治療薬の新規開発

多岐にわたる研究テーマ

SLCO4C1発現増強作用を介したスタチンの尿毒症物質の排泄促進作用を発見

2.ミトコンドリア病の新規治療薬開発研究

細胞外フラックスアナライザーXFe24Matsuhashi T. et al EBioMedicine 2017

3．腸腎連関に基づくCKD治療薬の開発研究

学部生の活躍 学会発表多数

沼倉さん（6年生時） 鈴木さん（6年生時） 向山さん（5年生時） 荒瀬さん（５年生時）

優秀演題賞や医学部奨学賞も数多く受賞

甲状腺グループ

甲状腺機能異常をきたすバセドウ病や橋本病（慢性甲状腺炎）を中心に甲状腺眼症、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎等の診療を行っています。

重点領域１．活動期甲状腺眼症の治療２．バセドウ病に対する放射性ヨード療法３．妊婦、授乳婦の甲状腺機能管理４．薬剤性甲状腺機能異常の診断・治療

I123 Thyroid uptake (24hr）

Uptake 78.8%

臨床

１．橋本病の病態解明と新規治療法の開発

２．重金属の中枢神経毒性と甲状腺ホルモン作用の発現障害

３．臨床研究

橋本病モデルであるNODマウスはインターフェロン誘導性転写因子IRF-1を欠失した状況下でも甲状腺炎を自然発症する。このことからNODマウスの甲状腺炎発症におけるIRF-1、さらにはCD8+T細胞、IFNgの役割は小さいことが示唆される。(J. Endocrinol. Invest. 28:340, 2005)

IRF-1 +/+

IRF-1 -/-

CD4 CD8

研究

内分泌グループ

内分泌グループ

メンバー寄附講座特任教授 佐藤文俊

准教授 工藤正孝

講師 森本 玲

メガバンク助教 五十嵐康宏

小野美澄（留学）

祢津昌広

大学院生 尾股 慧(留学)手塚雄太

奥の深い内分泌・代謝疾患の診療、研究を行っています。入院症例は年間２００例以上、多くの臨床治験に参加しています。

多岐にわたる内分泌代謝疾患

・先端巨大症・プロラクチン産生下垂体腺腫・下垂体機能低下症など

・原発性副甲状腺機能亢進症

・原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫など

このような内分泌疾患の他、高血圧や糖尿病についても多角的視点から検査・治療を行っております。

１）遺伝性疾患・MEN・VHL２）悪性疾患・副腎皮質癌・悪性傍神経節腫

当グループにおける原発性アルドステロン症診療

２−３ヶ月

初診・

検査

負荷試験①

結果説明

負荷試験②

AVS入院(8日間)

泌尿器科受診

副腎手術

約２ヶ月待機

結果説明

結果説明

結果説明

2-3週間初診・検査・説明

負荷試験①・説明

負荷試験②・説明

AVS入院(8日間)

結果説明

副腎手術

泌尿器科受診

約２ヶ月待機

測定時間5ｰ7日間から10分に大幅短縮!

約２ヶ月の短縮！

合併症の評価・治療

学内・国内との連携

放射線診断科

原発性アルドステロン症に対するラジオ波焼灼術

CRIETOのHPより

病理診断学分野

高瀬 圭教授

笹野公伸教授

副腎腫瘍を中心とする酵素発現の検討

Konosu-Fukaya et al. MCE 2015など多数あり

笹野公伸教授

総合南東北病院

池田秀敏先生

虎の門病院間脳・下垂体外科

山田正三先生

香川大学 薬理学西山成 先生

基礎研究、海外施設と共同研究も

研究室も整備最新の機器を揃えています

University of Michiganへの留学・共同研究

ここが凄いよ、内分泌！

多臓器にわたる病態＝病態生理を理解する楽しさ

⇨内分泌臓器の他、標的臓器、合併症のAssessmentが必要“Common disease”や不定愁訴に潜む＝求められる正確な診断⇨内科の真髄である問診・診察能力が試される

明らかなホルモン過剰・欠損が存在する

⇨適切な原因除去・補充で患者さんは元気になる

経験できる症例は日本でも有数！

⇨満遍なく内分泌症例を経験できます積極的な学会参加・発表、そして観光！

⇨丁寧な指導の下、国内、そして海外へchallenge自・他施設での世界をリードする研究！

⇨積極的な論文投稿、基礎・臨床研究で証明しよう佐藤文俊教授

原発性アルドステロン症内分泌グループホームページも見てね！

夢を持って頑張ろう。

Strain vessel 仮説と生命の進化